JPH07156699A - 2重シリンダ式テンションバランサ - Google Patents
2重シリンダ式テンションバランサInfo
- Publication number
- JPH07156699A JPH07156699A JP34002293A JP34002293A JPH07156699A JP H07156699 A JPH07156699 A JP H07156699A JP 34002293 A JP34002293 A JP 34002293A JP 34002293 A JP34002293 A JP 34002293A JP H07156699 A JPH07156699 A JP H07156699A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- inner cylinder
- piston
- balancer
- chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
[目的] 油圧シリンダを用いたテンションバランサが
公知であるが、電車線は外界にさらされ、一方バランサ
は随道内にある場合など、その温度差で正常な機能を失
う。取付位置に係わりなく作用するものを提供する。 [構成] 左右のふた1,2の間へ同心の内円筒3、外
円筒4をはさんで一体化する。内円筒3はピストン5に
より油室と大気室に区分する。両円筒間にはリング状フ
リーピストンを挿入し、その一方は油室、他方は高圧ガ
ス室とする。上記両油室は内円筒に穿った孔3aで連通
させる。ふた1を貫通するロッド6には電車線を接続
し、ふた2は引手2bにより柱に係止する。
公知であるが、電車線は外界にさらされ、一方バランサ
は随道内にある場合など、その温度差で正常な機能を失
う。取付位置に係わりなく作用するものを提供する。 [構成] 左右のふた1,2の間へ同心の内円筒3、外
円筒4をはさんで一体化する。内円筒3はピストン5に
より油室と大気室に区分する。両円筒間にはリング状フ
リーピストンを挿入し、その一方は油室、他方は高圧ガ
ス室とする。上記両油室は内円筒に穿った孔3aで連通
させる。ふた1を貫通するロッド6には電車線を接続
し、ふた2は引手2bにより柱に係止する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電車線を一定張力に保っ
て構築物に引止める蓄圧式テンションバランサに関する
ものである。
て構築物に引止める蓄圧式テンションバランサに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】電車線は温度変化によって伸縮するが、
その張力を一定に保つ装置としては重錘式が広く用いら
れている。だが重錘式は装置取付に大きなスペースが必
要である。重量の大きい重錘を扱うので工事も容易でな
い。積雪地では重錘の自由降下が障げられる等の問題が
あった。このため油圧シリンダを用い油圧で張力に対応
させる構造が生まれた。図3に示すように円筒Cを柱に
引止め、ピストンロッドRに電車線Tを接続して、シリ
ンダ内油圧でその張力変化に対応させるものである。い
ま大気温度が上昇したとすると、電車線は伸長してたる
みを生じるが、シリンダ内油も膨張し、このたるみを吸
収する方向にピストンを移動させる。従来の油圧式バラ
ンサはこの場合の電車線の伸びをピストン移動で相殺で
きるよう、電車線の長さに対応してピストンまたはシリ
ンダの寸法を適当なものにしてきた。電車線も両端のシ
リンダも同一温度にさらされる場合はこれでよいが、実
際には天候の具合、或いは片方が随道内にある等地勢の
関係で、長い電車線の両端にはかなりの温度差を生じる
ことが多い。この場合は意図した相殺関係はくずれ、電
車線はたるみを生じたり、或いは最大張力による断線事
故を生じたりする。張力変化すなわち圧力変化による油
の体積変化が微小であるため、相殺関係をくずすような
温度変化に柔軟に対応できないためである。
その張力を一定に保つ装置としては重錘式が広く用いら
れている。だが重錘式は装置取付に大きなスペースが必
要である。重量の大きい重錘を扱うので工事も容易でな
い。積雪地では重錘の自由降下が障げられる等の問題が
あった。このため油圧シリンダを用い油圧で張力に対応
させる構造が生まれた。図3に示すように円筒Cを柱に
引止め、ピストンロッドRに電車線Tを接続して、シリ
ンダ内油圧でその張力変化に対応させるものである。い
ま大気温度が上昇したとすると、電車線は伸長してたる
みを生じるが、シリンダ内油も膨張し、このたるみを吸
収する方向にピストンを移動させる。従来の油圧式バラ
ンサはこの場合の電車線の伸びをピストン移動で相殺で
きるよう、電車線の長さに対応してピストンまたはシリ
ンダの寸法を適当なものにしてきた。電車線も両端のシ
リンダも同一温度にさらされる場合はこれでよいが、実
際には天候の具合、或いは片方が随道内にある等地勢の
関係で、長い電車線の両端にはかなりの温度差を生じる
ことが多い。この場合は意図した相殺関係はくずれ、電
車線はたるみを生じたり、或いは最大張力による断線事
故を生じたりする。張力変化すなわち圧力変化による油
の体積変化が微小であるため、相殺関係をくずすような
温度変化に柔軟に対応できないためである。
【0003】
【課題解決の手段】油は加圧しても容積を変えないが、
気体は異なる。加圧による気体の容積変化はほぼ加圧力
に反比例する。この性質に基づき本発明では気体で張力
の自動調節作用をさせ、油を気体への張力伝達媒体とし
て用いることにする。このためテンションバランサ本体
は内外筒を同心に備えた2重のシリンダとし、内外筒間
にリング状フリーピストンを摺動自在に挿入する。内筒
内は従来同様の油圧シリンダとする。内外筒間はフリー
ピストンを境に片側を油圧シリンダと連通する油室に
し、他側を密閉気体室とする。この本体は構築物に係止
し、油圧シリンダのピストンロッドは電車線に接続させ
る。
気体は異なる。加圧による気体の容積変化はほぼ加圧力
に反比例する。この性質に基づき本発明では気体で張力
の自動調節作用をさせ、油を気体への張力伝達媒体とし
て用いることにする。このためテンションバランサ本体
は内外筒を同心に備えた2重のシリンダとし、内外筒間
にリング状フリーピストンを摺動自在に挿入する。内筒
内は従来同様の油圧シリンダとする。内外筒間はフリー
ピストンを境に片側を油圧シリンダと連通する油室に
し、他側を密閉気体室とする。この本体は構築物に係止
し、油圧シリンダのピストンロッドは電車線に接続させ
る。
【0004】
【実施例】図1について述べる。本体は両端のふた1,
2の間へ内外円筒3,4をはめ合わせ一体化したもので
ある。内円筒3にはピストン5が挿入され、その一側は
油室に、また他側は通路2aにより大気に解放されてい
る。ピストンロッド6は油室とふた1を貫通して、外端
に引手6aを備え、これで電車線Tを支持する。内外円
筒間へはリング状のフリーピストン7が摺動自在に挿入
され、その一側は内円筒3に穿った孔3aにより内円筒
内油室と連通する。また他側には高圧気体が密閉充填さ
れている。これと対応して外円筒4には給排油弁4aと
給排気弁4bが附設してある。ふた2には引手2bがあ
り、これによって柱Pへ係止される。
2の間へ内外円筒3,4をはめ合わせ一体化したもので
ある。内円筒3にはピストン5が挿入され、その一側は
油室に、また他側は通路2aにより大気に解放されてい
る。ピストンロッド6は油室とふた1を貫通して、外端
に引手6aを備え、これで電車線Tを支持する。内外円
筒間へはリング状のフリーピストン7が摺動自在に挿入
され、その一側は内円筒3に穿った孔3aにより内円筒
内油室と連通する。また他側には高圧気体が密閉充填さ
れている。これと対応して外円筒4には給排油弁4aと
給排気弁4bが附設してある。ふた2には引手2bがあ
り、これによって柱Pへ係止される。
【0005】
【作用】図2は電車線Tの両端が夫々本装置を介して柱
Pに引止められた状態を示す。気温上昇で電車線Tが伸
長し、たるみを生じようとするときには、高圧気体も膨
張を附勢されるので、図1に於いてピストン5を右方へ
押圧し、たるみを吸収して定張力に維持する。この作用
が円滑に行われるよう気温上昇でピストン5が押圧変位
する長さと、電車線の伸び長さとが近似的にバランスす
るよう各部を設計しておく。
Pに引止められた状態を示す。気温上昇で電車線Tが伸
長し、たるみを生じようとするときには、高圧気体も膨
張を附勢されるので、図1に於いてピストン5を右方へ
押圧し、たるみを吸収して定張力に維持する。この作用
が円滑に行われるよう気温上昇でピストン5が押圧変位
する長さと、電車線の伸び長さとが近似的にバランスす
るよう各部を設計しておく。
【0006】
【効果】テンションバランサの取付位置に係わりなく、
常に無理のない張力自動調整が行える。
常に無理のない張力自動調整が行える。
【図1】バランサの正面図である。
【図2】電車線引止状態説明図である。
【図3】従来のバランサの正面図である。
1,2 ふた 3 内円筒 4 外円筒 5 ピストン 6 ピストンロッド 7 フリーピストン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 砂子田 勝 昭 東京都品川区南品川6丁目5番19号 三和 テッキ株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 両端ふたの間へ同心2重の管を設けて内
シリンダと外シリンダを形成し構築物に係止される本体
と、内シリンダへ摺動自在に挿入され片側油室を加圧可
能にロッド外端へ電車線を接続した油圧ピストンと、内
外シリンダ間へ摺動自在に挿入され片側を上記内シリン
ダ内油室と連通する他の油室とし他側を密閉気体室とし
たリング状フリーピストンと、から成る2重シリンダ式
テンションバランサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34002293A JPH07156699A (ja) | 1993-12-07 | 1993-12-07 | 2重シリンダ式テンションバランサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34002293A JPH07156699A (ja) | 1993-12-07 | 1993-12-07 | 2重シリンダ式テンションバランサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07156699A true JPH07156699A (ja) | 1995-06-20 |
Family
ID=18333000
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34002293A Pending JPH07156699A (ja) | 1993-12-07 | 1993-12-07 | 2重シリンダ式テンションバランサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07156699A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1067011A1 (en) * | 1999-07-08 | 2001-01-10 | Nhk Spring Co., Ltd. | Gas spring apparatus |
| JP2008223797A (ja) * | 2007-03-08 | 2008-09-25 | Nhk Spring Co Ltd | ガススプリング |
| JP2011000909A (ja) * | 2009-06-16 | 2011-01-06 | Sanwa Tekki Corp | 架空線のガス圧式テンションバランサ |
| WO2021199999A1 (ja) * | 2020-03-31 | 2021-10-07 | 日本発條株式会社 | バランサおよびバランサシステム |
-
1993
- 1993-12-07 JP JP34002293A patent/JPH07156699A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1067011A1 (en) * | 1999-07-08 | 2001-01-10 | Nhk Spring Co., Ltd. | Gas spring apparatus |
| US6378848B1 (en) | 1999-07-08 | 2002-04-30 | Nkh Spring Co., Ltd. | Gas spring apparatus |
| JP2008223797A (ja) * | 2007-03-08 | 2008-09-25 | Nhk Spring Co Ltd | ガススプリング |
| JP2011000909A (ja) * | 2009-06-16 | 2011-01-06 | Sanwa Tekki Corp | 架空線のガス圧式テンションバランサ |
| WO2021199999A1 (ja) * | 2020-03-31 | 2021-10-07 | 日本発條株式会社 | バランサおよびバランサシステム |
| JP2021160501A (ja) * | 2020-03-31 | 2021-10-11 | 日本発條株式会社 | バランサおよびバランサシステム |
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