JPH07157194A - 高速巻取り方法 - Google Patents

高速巻取り方法

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Publication number
JPH07157194A
JPH07157194A JP30920393A JP30920393A JPH07157194A JP H07157194 A JPH07157194 A JP H07157194A JP 30920393 A JP30920393 A JP 30920393A JP 30920393 A JP30920393 A JP 30920393A JP H07157194 A JPH07157194 A JP H07157194A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal
winding
bobbin
yarn
metal roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30920393A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeya Nagai
建哉 永井
Kiyoshi Akazawa
潔 赤澤
Michio Ono
通夫 大野
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
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Publication of JPH07157194A publication Critical patent/JPH07157194A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Winding Filamentary Materials (AREA)
  • Filamentary Materials, Packages, And Safety Devices Therefor (AREA)
  • Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 3,000m/分以上の高速巻き取りを、金
属ボビンに巻取り可能にすること。 【構成】 溶融紡出糸条を金属ボビン2上の糸層表面に
金属ローラ3を接圧しながら3,000m/分以上で高
速巻取りするときの巻取り開始時において、前記金属ロ
ーラ3を前記金属ボビン2から離間させた状態で巻取り
を開始すると共に、その離間状態にした金属ローラ3を
積極駆動により予め助走回転させ、次いで前記金属ボビ
ン2上に薄い糸層4aが形成されたとき該糸層4aに前
記金属ローラ3を接圧し、正規の巻取りに移行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、溶融紡出糸条を金属ボ
ビンに3,000m/分以上の高速で巻き取る方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、溶融紡出糸条の巻取り用のボビン
には紙管が多用されている。この紙管に糸条が巻取られ
たパッケージは、ユーザーに出荷されて糸条が消費され
ると、使用済みになった紙管は回収・再使用されること
なく廃棄されてしまう場合が多い。しかし、このように
紙管を大量に廃棄することは、単に紙管費用のコスト上
の問題だけでなく、最近では地球環境保護や産業廃棄物
の観点から問題になってきている。そのため、この対策
として、紙管に代えてリサイクル使用が可能な金属ボビ
ンの使用の可能性について技術的検討がされはじめてい
る。
【0003】しかし、溶融紡出糸条を3,000m/分
以上もの高速で巻き取る場合に金属ボビンを使用する
と、その巻取り開始時に次のような技術上の問題が発生
するため、現状では使用できない状況にある。すなわ
ち、溶融紡出糸の高速巻取り装置では、巻取り中の糸層
に糸落ちや巻き崩れを発生しないようにするため、糸層
表面に金属ローラを接圧するような構成になっている。
そのため、金属ボビンを使用すると、巻取り開始時に超
高速で回転する硬質の金属ボビンに上記接圧用の金属ロ
ーラが接触するとき、極めて大きな衝撃音と振動を発生
して巻取装置を破損してしまうのである。
【0004】上記対策として、例えば実開昭60−11
4165号公報に記載されるように、金属ボビンの端部
に、ゴム,プラスチック等のリング状弾性体を装着し、
巻取り開始時に金属ローラが接圧する衝撃を緩和するこ
とが考えられる。しかし、3,000m/分以上もの超
高速で回転する巻取りでは、リング状弾性体金属ローラ
との接触により摩耗又は破損し、再使用はほとんど不可
能になってしまう。したがって、このような問題を解決
しないかぎり、紙管に代えて金属ボビンを使用すること
は事実上不可能になっているのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、3,
000m/分以上の高速巻き取りをする場合における上
記問題を解消し、金属ボビンによる巻取りを可能にする
高速巻取り方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明は、溶融紡出糸条を金属ボビン上の糸層表面に金属ロ
ーラを接圧しながら3,000m/分以上で高速巻取り
するときの巻取り開始時において、前記金属ローラを前
記金属ボビンから離間させた状態で巻取りを開始すると
共に、その離間状態にした金属ローラを積極駆動により
予め助走回転させ、次いで前記金属ボビン上に薄い糸層
が形成されたとき該糸層に前記金属ローラを接圧し、正
規の巻取りに移行することを特徴とするものである。
【0007】このように巻取り開始時に、接圧用の金属
ローラを接圧しない状態にして金属ボビンに巻取りを開
始し、その一方で金属ローラの方は積極駆動させること
により助走回転させておき、金属ボビンに薄い糸層が形
成された時点で、上記助走回転させた金属ローラを接圧
するため、薄い糸層が金属ローラ接圧時の衝撃を緩和
し、円滑な巻取り開始を可能にする。
【0008】また、金属ボビン上の糸層には、予め助走
回転させた金属ローラを接圧するので、その接圧時の糸
層に対する摩擦抵抗を小さくし、糸の損傷や糸切れをな
くして品質異常の発生を防止することができる。なお、
本発明において「金属ボビン」とは、アルミニウム或い
はその合金などの金属だけから構成されたものは勿論で
あるが、円筒体主体が金属で構成されていればこれに限
定されるものではなく、例えば端部の糸把持環などをプ
ラスチック等の他材料からなる補助部品を組合せるよう
にしたものであってもよい。
【0009】以下、本発明を図を参照して具体的に説明
する。図1は、本発明の巻取り方法を実施する装置の概
略図である。1はスピンドルで、不図示の駆動源により
回転駆動されるようになっており、このスピンドル1に
金属ボビン2が装着されている。溶融紡出糸条Yは、ス
ピンドル1と共に回転する金属ボビン2にボビン軸方向
に往復トラバースされながら3,000m/分以上の高
速で巻き取られることにより糸層4を形成する。この巻
取り中において糸層4の表面には金属ローラ3が常時接
圧しており、糸層4から糸落ちや巻き崩れを発生しない
ようにしている。
【0010】上記構成において、本発明に使用する巻取
り装置では、金属ローラ3が駆動源(図示せず)によっ
て積極駆動されるようになっており、3,000m/分
以上の高速度で金属ボビン2に巻取りを行う場合に、そ
の巻取り開始時に図2に概要を示すような操作を行う。
図2に概要図を示すように、3,000m/分以上の超
高速巻取りを開始する時、まずスピンドル1上の空の金
属ボビン2に対して金属ローラ3は実線で示すように離
間させた状態にし、その金属ボビン2上に溶融紡出糸条
Yをボビン軸方向に往復トラバースさせながら巻き取り
を開始する。一方、離間状態にした金属ローラ3は、予
め不図示の駆動源によって駆動することにより、金属ボ
ビン2とほぼ同一の表面速度にまで助走回転させる。
【0011】次いで、金属ボビン2上に糸条Yが薄い厚
みt1 の糸層4aが形成されると、上記のように予め助
走回転させておいた金属ローラ3を薄い糸層4aに鎖線
で示すように接圧させ、そのまま以後の正規巻取りに移
行する。このように薄い糸層4aが形成されてから、そ
の糸層4aの上に金属ローラ3を接圧するため、この金
属ローラ3が接圧するときの衝撃は薄い糸層4aによっ
て吸収緩和される。すなわち、一般的に行っている巻取
り開始時のように、金属ボビン2と金属ローラ3との金
属同士が超高速で接触するときの衝撃が緩和され、円滑
な巻取り開始を可能にするのである。
【0012】さらに、金属ローラ3は予め積極駆動によ
って糸層4aの表面速度と略等しくなるように助走回転
させてあるため、金属ローラ3が糸層4aに接圧すると
きの摩擦抵抗を小さくし、糸条の損傷や糸切れなどの品
質異常を発生しないようにすることができる。本発明に
おいて、金属ローラ3を金属ボビン2側に接圧させる時
期は、薄い糸層4aの厚みt1 が上述した緩衝効果を発
揮する大きさになった時を選べばよいが、金属ローラ3
を非接圧状態のまま糸層4aの厚みt1 が大きく成長す
ると、糸層から糸落ちが発生し、巻き姿を悪化するよう
になる。そのため、糸層4aの厚みt1 としては、0.
5〜3mmの範囲、さらに好ましくは1〜2mmの範囲
にするとよい。
【0013】なお、図2では理解を容易にするため、糸
層4aの厚みt1 は誇張して大きくして図示してある。
本発明の巻取り方法は、上述したように3,000m/
分以上で糸条を巻き取る場合に適用し、その巻取り速度
の上限は特に限定されないが、実用上は7,000m/
分までの巻取りに適用可能である。
【0014】
【発明の効果】上述したように、本発明の巻取り方法
は、3,000m/分異常の高速巻取り開始時におい
て、予め接圧用の金属ローラを離間した状態で金属ボビ
ンに巻取りを開始し、その巻取り糸条が薄い糸層を形成
した時点で上記金属ローラを接圧するようにしたため、
その糸層によって接圧時の衝撃を緩和し、円滑な巻取り
開始を可能にする。
【0015】また、金属ローラは予め助走回転させてお
き、その助走回転させた金属ローラを金属ボビン上の糸
層に接圧するので、その接圧時の糸層に対する摩擦抵抗
を小さくし、糸の損傷や糸切れなどの品質異常の発生を
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する巻取り装置の概略図である。
【図2】本発明の巻取り方法の概略を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 スピンドル 2 金属ボビン 3 金属ローラ 4 糸層 4a 薄い糸層 Y 糸条

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶融紡出糸条を金属ボビン上の糸層表面
    に金属ローラを接圧しながら3,000m/分以上で高
    速巻取りするときの巻取り開始時において、前記金属ロ
    ーラを前記金属ボビンから離間させた状態で巻取りを開
    始すると共に、その離間状態にした金属ローラを積極駆
    動により予め助走回転させ、次いで前記金属ボビン上に
    薄い糸層が形成されたとき該糸層に前記金属ローラを接
    圧し、正規の巻取りに移行する高速巻取り方法。
  2. 【請求項2】 前記薄い糸層の厚みが0.5〜3mmの
    範囲になったとき前記金属ローラを接圧するようにする
    請求項1に記載の高速巻取り方法。
JP30920393A 1993-12-09 1993-12-09 高速巻取り方法 Pending JPH07157194A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30920393A JPH07157194A (ja) 1993-12-09 1993-12-09 高速巻取り方法

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JP30920393A JPH07157194A (ja) 1993-12-09 1993-12-09 高速巻取り方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07157194A true JPH07157194A (ja) 1995-06-20

Family

ID=17990176

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30920393A Pending JPH07157194A (ja) 1993-12-09 1993-12-09 高速巻取り方法

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JP (1) JPH07157194A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1031524A3 (en) * 1999-02-26 2002-07-03 Murata Kikai Kabushiki Kaisha Yarn winding apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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