JPH07158823A - 濃淡燃焼装置 - Google Patents

濃淡燃焼装置

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Publication number
JPH07158823A
JPH07158823A JP30364893A JP30364893A JPH07158823A JP H07158823 A JPH07158823 A JP H07158823A JP 30364893 A JP30364893 A JP 30364893A JP 30364893 A JP30364893 A JP 30364893A JP H07158823 A JPH07158823 A JP H07158823A
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JP
Japan
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rich
air
mixture
combustion
light
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Application number
JP30364893A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuji Otsuka
哲二 大塚
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Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 NOxの発生量は極力低く維持しながら、騒
音を小さくすることにある。 【構成】 一端面に濃混合気用炎口1が形成され且つ他
端面に濃混合気用受入口5aが形成された偏平筒状の濃
燃焼部Aと、一端面に淡混合気用炎口2が形成され且つ
他端面に淡混合気用受入口5bが形成された偏平筒状の
淡燃焼部Bとが交互に配置され、濃混合気用受入口5a
が、その開口面積を淡混合気用受入口5bよりも小さく
する状態で形成され、濃混合気用受入口5a及び淡混合
気用受入口5bに燃焼用空気を送風する送風手段が設け
られた濃淡燃焼装置において、濃燃焼部Aの濃混合気用
炎口形成端面における濃混合気噴出先方近傍に圧力低下
域Lを形成するように、濃混合気用炎口5aにおける淡
燃焼部B側の端部から噴出した濃混合気を変向案内する
案内部Gが、濃混合気用炎口形成端面における淡燃焼部
Bに隣接する端縁に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一端面に濃混合気用炎
口が形成され且つ他端面に濃混合気用受入口が形成され
た偏平筒状の濃燃焼部と、一端面に淡混合気用炎口が形
成され且つ他端面に淡混合気用受入口が形成された偏平
筒状の淡燃焼部とが交互に配置され、前記濃混合気用受
入口が、その開口面積を前記淡混合気用受入口よりも小
さくする状態で形成され、前記濃混合気用受入口に一次
空気比率の小さい濃混合気を生成する燃料ガスを供給
し、且つ、前記淡混合気用受入口に一次空気比率の大き
い淡混合気を生成する燃料ガスを供給する燃料ガス供給
部と、前記濃混合気用受入口及び前記淡混合気用受入口
に燃焼用空気を送風する送風手段が設けられた濃淡燃焼
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる濃淡燃焼装置は、送風手段により
淡混合気用受入口に濃混合気用受入口よりも多量の燃焼
用空気が供給されるようにすることにより、濃混合気用
炎口から噴出する濃混合気よりも多量の淡混合気を淡混
合気用炎口から噴出し、濃混合気用炎口にて形成される
濃火炎の保炎作用により、淡混合気用炎口から噴出する
多量の淡混合気を安定燃焼させ、もって、燃焼温度を低
くしてNOx(窒素酸化物)の発生量を極力低減しよう
とするものである
【0003】淡混合気用炎口からは濃混合気用炎口から
噴出する濃混合気よりも多量の淡混合気が噴出するた
め、淡混合気用炎口から噴出する淡混合気の流速は、濃
混合気用炎口から噴出する濃混合気の流速よりも速いの
で、図10において細い破線にて示されるように、淡混
合気用炎口2における濃燃焼部A側の端部から噴出した
淡混合気は、濃燃焼部A側に向かってから噴出方向とは
逆方に向かうように流動する。つまり、濃燃焼部Aの濃
混合気用炎口1の形成端面における淡燃焼部B側の端部
の濃混合気噴出先方近傍には、濃混合気用炎口1にて形
成される濃火炎を炎口側に巻き込むように作用する淡混
合気による渦流が形成される。従って、渦流の巻き込み
作用により、濃火炎はリフトが抑制された状態で安定形
成されるのである。尚、図10において、濃燃焼部Aの
濃混合気用炎口1から噴出する濃混合気は、太い破線に
て示される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かかる濃淡
燃焼装置では、送風手段により多量の燃焼用空気を送風
するために送風手段を高回転数にて作動させるので、送
風手段の騒音が大きくなり問題となっていた。そこで、
NOxの発生量は極力低く維持しながら、送風手段の回
転数を下げて燃焼用空気の送風量を少なくすることによ
り、騒音を小さくするように対策している。尚、燃焼用
空気の送風量が少なくなるほど、つまり、濃混合気用炎
口から噴出する濃混合気の量、及び、淡混合気用炎口か
ら噴出する淡混合気の量が少なくなるほど、濃混合気用
炎口からの濃混合気の噴出流速と淡混合気用炎口からの
淡混合気の噴出流速との差が小さくなる。
【0005】しかしながら、上記従来技術では、濃混合
気用炎口からの濃混合気の噴出流速と淡混合気用炎口か
らの淡混合気の噴出流速との差が小さくなるほど、淡混
合気による渦流の発生が抑制されるので、濃火炎はリフ
トし易くなって安定形成させることができなくなり、
又、リフトが発生すると、リフト状態の濃火炎の振動に
より濃燃焼部及び淡燃焼部等を収納しているケーシング
が共鳴して、その共鳴音により却って騒音が大きくなる
という問題があった。従って、上記従来技術では、騒音
を小さくするにしても限界があった。
【0006】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、NOxの発生量は極力低く維持
しながら、騒音を小さくすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による濃淡燃焼装
置の第1の特徴構成は、前記濃燃焼部の濃混合気用炎口
形成端面における濃混合気噴出先方近傍に圧力低下域を
形成するように、前記濃混合気用炎口における前記淡燃
焼部側の端部から噴出した濃混合気を変向案内する案内
部が、前記濃混合気用炎口形成端面における前記淡燃焼
部に隣接する端縁に設けられている点にある。
【0008】第2の特徴構成は、上記第1の特徴構成を
実施する際の好ましい具体構成を示すものであって、前
記案内部が、前記濃混合気用炎口形成端面における前記
端縁から濃混合気噴出方向に延設された直行部と、その
直行部の濃混合気噴出方向端部に連設され且つ内方側に
傾斜した傾斜部とから構成されている点にある。
【0009】第3の特徴構成は、前記送風手段が、前記
両種の燃焼部よりも燃焼ガス流動方向下手側に配置され
た吸引式に構成されている点にある。
【0010】
【作用】第1の特徴構成によれば、燃焼用空気の送風量
が少なくなって、濃混合気用炎口から噴出する濃混合気
の量、及び、淡混合気用炎口から噴出する淡混合気の量
が少なくなっても、濃混合気用炎口における淡燃焼部側
の端部から噴出した濃混合気は案内部により変向案内さ
れるので、濃燃焼部の濃混合気用炎口形成端面における
濃混合気噴出先方近傍に圧力低下域が形成される。そし
て、濃混合気用炎口にて形成される濃火炎は圧力低下域
により炎口側に吸引されるので、濃火炎はリフトが抑制
された状態で安定形成される。
【0011】第2の特徴構成によれば、濃混合気用炎口
における淡燃焼部側の端部から噴出した濃混合気は、直
行部と傾斜部に変向案内されて濃燃焼部の内方側に向か
ってから噴出方向とは逆方向に向かうように流動して渦
流を形成する。そして、その濃混合気による渦流によ
り、濃燃焼部の濃混合気用炎口形成端面における濃混合
気噴出先方近傍に圧力低下域が形成される。
【0012】第3の特徴構成による作用は、以下の通り
である。送風手段を両種の燃焼部よりも燃焼ガス流動方
向下手側に配置した吸引式の燃焼用空気供給方式では、
燃焼用空気が濃混合気用受入口及び淡混合気用受入口か
ら吸引される状態で濃燃焼部及び淡燃焼部に供給され
る。従って、燃焼用空気の送風量が少なくなるほど、濃
混合気用炎口からの濃混合気の噴出流速と淡混合気用炎
口からの淡混合気の噴出流速との差が小さくなり易いの
で、淡混合気による渦流の発生が抑制され易く、濃火炎
は一層リフトし易くなる。このような吸引式の燃焼用空
気供給方式において、案内部を形成すると、燃焼用空気
の送風量が少なくなっても、濃混合気用炎口における淡
燃焼部側の端部から噴出した濃混合気が案内部により変
向案内されることにより、濃燃焼部の濃混合気用炎口形
成端面における濃混合気噴出先方近傍に圧力低下域が形
成されるので、濃火炎はリフトが抑制された状態で安定
形成される。
【0013】
【発明の効果】従って、本発明によれば、燃焼用空気の
送風量が少なくなっても、濃火炎はリフトが抑制された
状態で安定形成されるので、NOxの発生量は極力低く
維持しながら、送風手段の回転数を可及的に下げて、騒
音を小さくすることができるようになった。特に、吸引
式の燃焼用空気供給方式において、効果的に実施するこ
とができる。
【0014】ちなみに、濃混合気用受入口及び淡混合気
用受入口に向けて燃焼用空気を送風するように送風手段
を配置した押し込み式の燃焼用空気供給方式では、燃焼
用空気が加圧状態で濃混合気用受入口及びそれよりも開
口面積の大きい淡混合気用受入口に吹き付けられる状態
で濃燃焼部及び淡燃焼部に供給されるので、燃焼用空気
の送風量が少なくなっても、比較的濃混合気用炎口から
の濃混合気の噴出流速と淡混合気用炎口からの淡混合気
の噴出流速との差が生じやすい。このようは押し込み式
の燃焼用空気供給方式においても、本発明を採用するこ
とにより、NOxの発生量は極力低く維持しながら、更
に送風手段の回転数を下げて、一層騒音を小さくするこ
とができる。
【0015】
【実施例】以下、図面に基づいて、本発明を給湯装置に
おける濃淡燃焼装置に適用した場合の実施例について説
明する。
【0016】図7に示すように、給湯装置は、角筒状の
筒胴Rの内部において、下方に濃淡燃焼装置N、上部開
口に送風手段としてのファン9、濃淡燃焼装置Nとファ
ン9との間に水加熱用の熱交換器Eが夫々配置されて構
成されている。そして、ファン9により、燃焼用空気が
筒胴Rの下部開口から吸引されて濃淡燃焼装置Nに供給
されるとともに、濃淡燃焼装置Nからの燃焼ガスが熱交
換器Eを通過した後、筒胴Rの上部開口から排出される
ように構成されている。尚、図中のCは、筒胴Rを内装
したケーシングである。
【0017】次に、濃淡燃焼装置について説明する。先
ず、図1ないし図4に基づいて、濃淡燃焼装置の全体構
成について説明する。有底角筒状のケーシングKの内部
に、複数個の偏平な角筒状体aが間隔を隔てて並ぶ状態
に収納されている。
【0018】角筒状体aにて、一次空気比率の小さい濃
混合気を燃焼する濃燃焼部Aが形成され、且つ、隣合う
角筒状体a及びケーシングKの側壁6,7にて囲まれた
空間にて、一次空気比率の大きい淡混合気を燃焼する淡
燃焼部Bが形成される。濃燃焼部Aの上面には、濃混合
気用炎口1が形成され、且つ、淡燃焼部Bの上面には、
淡混合気用炎口2が形成されている。
【0019】ケーシングKの底板5に、濃燃焼部A及び
淡燃焼部Bの夫々に対応する濃混合気用受入口5aと淡
混合気用受入口5bとが、濃混合気用受入口5aの開口
面積を淡混合気用受入口5bの開口面積をよりも小さく
する状態で形成されている。
【0020】底板5の下方には、濃混合気用受入口5a
に向けて燃料ガスを噴出する噴出ノズル3aを備えた濃
混合用の燃料ガス供給管3と、淡混合気用受入口5bに
向けて燃料ガスを噴出する噴出ノズル4aを備えた2本
の淡混合用の燃料ガス供給管4とが設けられている。
【0021】又、筒胴Rの上部開口にファン9が配置さ
れることにより、ファン9が濃燃焼部A及び淡燃焼部B
よりも燃焼ガス流動方向下流側に配置された吸引式に構
成されている。
【0022】従って、濃燃焼部A及び淡燃焼部Bの夫々
に対して、濃混合気用受入口5a及び淡混合気用受入口
5bを通して燃料ガスが吹き込まれ、且つ、それに伴っ
て燃焼用一次空気が吸引されて濃燃焼部A及び淡燃焼部
Bに供給されるように構成されている。又、ファン9に
より、濃混合気用受入口5a及び淡混合気用受入口5b
から燃焼用一次空気が吸引されて濃燃焼部A及び淡燃焼
部Bに供給されるように構成されている。そして、濃燃
焼部Aにおいては、一次空気比率の小さい濃混合気が生
成され、淡燃焼部Bにおいては、一次空気比率の大きい
淡混合気が生成されるように構成されている。従って、
燃料ガス供給管3及び2本の燃料ガス供給管4とによ
り、燃料ガス供給部Sが構成されている。
【0023】つまり、濃火炎は、濃燃焼部Aに備えられ
ている炎口1の上方に形成され、淡火炎は、淡燃焼部B
に備えられている炎口2の上方に形成され、濃火炎によ
って着火性や保炎効果を維持しつつも、淡火炎によって
燃焼温度を低くした状態で所望の燃焼量の燃焼を行うこ
とにより、排気ガスにおけるNOX (窒素酸化物)の発
生が極力低減された燃焼を行うことができるように構成
されている。
【0024】本実施例における濃淡燃焼装置は、いわゆ
るブンゼン・バーナで構成されている。
【0025】濃燃焼部A及び淡燃焼部Bを収納するケー
シングK、並びに、燃料ガス供給管3及び燃料ガス供給
管4は、濃淡燃焼装置の燃焼室を形成する角筒状の筒胴
Rの内部の下方に備えられている。ケーシングKの外周
囲箇所には、筒胴RとケーシングKとによって、濃燃焼
部A及び淡燃焼部Bの側周部における燃焼用二次空気の
通過域としての隙間8が形成されている。
【0026】そして、ファン9により、隙間8を通じて
燃焼用の二次空気が上方に向けて通風するように構成さ
れ、燃焼用二次空気を炎口1及び炎口2に対して供給す
ると同時に、燃焼用二次空気の通流によってケーシング
Kを冷却し、且つ、筒胴Rに対するケーシングKからの
熱を遮断する効果を奏するように構成されている。
【0027】次に、図1ないし図5に基づいて、濃燃焼
部A及び淡燃焼部Bについて説明を加える。尚、図5に
は、間隔を隔てて設けられた2枚の濃燃焼部Aと、それ
ら2枚の濃燃焼部Aの間に形成される淡燃焼部Bとが示
されている。
【0028】濃燃焼部Aは、偏平な角筒状体aで構成さ
れている。角筒状体aの下部には、燃料ガス及び燃焼用
一次空気が給気される、縦長な角筒状のインレット部1
1が形成されている。インレット部11は、角筒状体a
がケーシングKに収納された状態において、ケーシング
Kの底板5に形成された濃混合気用受入口5aの上方に
位置する。インレット部11の上部には、偏平な角筒状
のミキシング部12が形成されている。ミキシング部1
2において、燃料ガス及び燃焼用一次空気の混合が行わ
れるように構成されている。ミキシング部12の中央部
には、ミキシング部12内における混合気の分布をより
均一にするための絞り部13が設けられている。
【0029】角筒状体aの上面には、濃混合気用炎口1
が形成されている。本実施例において、濃混合気用炎口
1は、長円形の炎孔1aが3本一組で構成され、一個の
角筒状体aについて11個の濃混合気用炎口1が、適当
なピッチで設けられている。従って、濃混合気用受入口
5aを通りインレット部11に給気された燃料ガス及び
燃焼用一次空気は、インレット部11内を上昇し、ミキ
シング部12内で混合及び拡散され、炎口1から噴出さ
れて濃火炎を形成する。
【0030】角筒状体aの上部の両側面には、後述する
淡燃焼部Bのための整流板14が備えられている。
【0031】又、角筒状体aの上面における淡燃焼部B
に隣接する両端縁夫々には、角筒状体aにおける濃混合
気噴出先方近傍に圧力低下域Lを形成するように、濃混
合気用炎口1における淡燃焼部B側の端部から噴出した
濃混合気を変向案内する案内部Gが設けられている。案
内部Gは、具体的には、角筒状体aの上面における淡燃
焼部Bに隣接する端縁から濃混合気噴出方向に延設され
た直行部15aと、その直行部15aの濃混合気噴出方
向端部に連設され且つ内方側に傾斜した傾斜部15bと
から構成されている。
【0032】従って、図6において太い破線にて示され
るように、濃混合気用炎口1における淡燃焼部B側の端
部から噴出した濃混合気は、直行部15aと傾斜部15
bに変向案内されて濃燃焼部Aの内方側に向かってから
噴出方向とは逆方に向かうように流動して渦流を形成す
る。そして、その濃混合気による渦流により、角筒状体
aの上面における濃混合気用炎口1の形成端面における
濃混合気噴出先方近傍に圧力低下域Lが形成される。
尚、図6において、淡燃焼部Bの淡混合気用炎口2から
噴出する淡混合気は、細い破線にて示される。
【0033】角筒状体aの側端部夫々には、後述するケ
ーシングKの内面に設けられた抜け止め支持片6cを差
し込むための切欠部16が形成されている。
【0034】淡燃焼部Bは、複数の角筒状体aが間隔を
隔てた状態でケーシングKに収納されることにより、濃
燃焼部Aと濃燃焼部Aとの間に形成される。ケーシング
Kの底板5に形成される淡混合気用受入口5bは、隣合
う角筒状体aと角筒状体aとの間に位置するように設け
られている。従って、淡混合気用受入口5bから給気さ
れた燃料ガス及び燃焼用一次空気は、淡燃焼部B内で混
合及び拡散されながら淡燃焼部B内を上昇し、淡燃焼部
Bの上部に設けられている整流板14によって整流され
た後、2枚の角筒状体aの上面部の間に形成されている
淡混合気用炎口2から噴出され、淡火炎を形成する。
【0035】整流板14は、両側に位置する角筒状体a
の両方ともに取り付けられているので、一つの淡燃焼部
Bについて2枚の整流板14が備えられる。淡燃焼部B
において整流板14は、燃料ガス及び燃焼用一次空気の
混合の促進、低インプット時などにおける逆火の防止、
及び、淡火炎の保炎効果などを奏するように構成されて
いる。整流板14の上端は、角筒状体aの上面、又は、
淡燃焼部Bの炎口2と同じ高さに形成されている。整流
板14の上下方向の幅は、混合気の通流抵抗が不必要に
増加しない状態で、燃料ガス及び燃焼用一次空気の混合
が促進され、且つ、淡火炎の燃焼時の騒音が低くなるよ
うに調節されて形成されている。
【0036】又、整流板14には複数の凸部14aが形
成されており、それら複数の凸部14aにより、角筒状
体aと整流板14との間の間隔、及び、整流板14同士
の間の間隔を保持するように構成されている。
【0037】次に、ケーシングKについて説明を加え
る。側壁6の上部には、角筒状体aの側端部を嵌合させ
るための複数の切り込み部6bを形成するための、折曲
部6aが形成されている。又、折曲部6aは、淡燃焼部
Bの炎口2の端部分を塞ぐように構成され、淡燃焼部B
の端部分に淡火炎が形成されないようにすることによっ
て、炎孔2と隙間8との間に間隔が形成されるように構
成されている。
【0038】図4に示されるように、側壁6のケーシン
グKの内方側に位置する面には、角筒状体aの側端部に
形成された切欠部16に差し込むための抜け止め支持片
6cが設けられている。
【0039】底板5の濃混合気用受入口5aに沿う部分
には、角筒状体aの底部を係止保持する固定金具17が
溶接されて設けられている。固定金具17は、バーナ固
定板6の折曲部6aと共に、ケーシングK内における角
筒状体aの位置決めを行うように構成されている。固定
金具17には、折曲部6aに設けられた切り込み部6b
と同様に、角筒状体aの下端部が嵌合する複数の切り込
み部17aが設けられている。
【0040】なお、底板5は、筒胴Rに固定される。
【0041】〔別実施例〕次に別実施例を説明する。 案内部Gの具体構成は、上記実施例に示した構成に
限定されるものではなく、種々の構成が可能である。例
えば、図8に示すように、案内部Gを、濃燃焼部Aの濃
混合気用炎口1の形成端面における淡燃焼部Bに隣接す
る端縁から濃混合気噴出方向に延設された直行部18a
と、その直行部18aの濃混合気噴出方向端部に連設さ
れ且つ濃混合気噴出方向に対して直交方向内方側に屈曲
した屈曲部18bとから構成しても良い。又、図9に示
すように、案内部Gを、縦断面形状が円弧状の曲面19
にて構成しても良い。
【0042】 濃燃焼部Aの具体構成は、上記実施例
に示した構成に限定されるものではなく、種々の構成が
可能である。又、上記実施例では、複数の偏平筒状の濃
燃焼部Aが間隔を隔てて並ぶ状態でケーシングKの内部
に収納することにより、ケーシングKの内部において、
濃燃焼部A及びケーシングKの側壁6,7にて囲まれた
偏平筒状の空間を淡燃焼部Bとする場合について例示し
たが、これに代えて、濃燃焼部A及び淡燃焼部Bを各別
に製作し、これら各別に製作した濃燃焼部A及び淡燃焼
部Bを交互に配置しても良い。
【0043】 筒胴Rの内部において、下部開口にフ
ァン9、ファン9よりも上方に濃淡燃焼装置Nを夫々配
置し、ファン9により、濃混合気用受入口5a及び淡混
合気用受入口5bに向けて燃焼用空気を送風するように
しても良い。
【0044】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】濃淡燃焼装置の一部切り欠き斜視図
【図2】濃淡燃焼装置の縦断正面図
【図3】濃淡燃焼装置の平面図
【図4】濃淡燃焼装置の縦断側面図
【図5】濃燃焼部と淡燃焼部を示す斜視図
【図6】濃混合気及び淡混合気の流動状態を説明する図
【図7】給湯装置の概略構成を示す図
【図8】別実施例における案内部を示す図
【図9】別実施例における案内部を示す図
【図10】従来の濃淡燃焼装置における濃混合気及び淡
混合気の流動状態を説明する図
【符号の説明】
1 濃混合気用炎口 2 淡混合気用炎口 5a 濃混合用受入口 5b 淡混合用受入口 9 送風手段 15a 直行部 15b 傾斜部 A 濃燃焼部 B 淡燃焼部 G 案内部 L 圧力低下域 S 燃料ガス供給部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端面に濃混合気用炎口(1)が形成さ
    れ且つ他端面に濃混合気用受入口(5a)が形成された
    偏平筒状の濃燃焼部(A)と、一端面に淡混合気用炎口
    (2)が形成され且つ他端面に淡混合気用受入口(5
    b)が形成された偏平筒状の淡燃焼部(B)とが交互に
    配置され、 前記濃混合気用受入口(5a)が、その開口面積を前記
    淡混合気用受入口(5b)よりも小さくする状態で形成
    され、 前記濃混合気用受入口(5a)に一次空気比率の小さい
    濃混合気を生成する燃料ガスを供給し、且つ、前記淡混
    合気用受入口(5b)に一次空気比率の大きい淡混合気
    を生成する燃料ガスを供給する燃料ガス供給部(S)
    と、前記濃混合気用受入口(5a)及び前記淡混合気用
    受入口(5b)に燃焼用空気を送風する送風手段(9)
    が設けられた濃淡燃焼装置であって、 前記濃燃焼部(A)の濃混合気用炎口形成端面における
    濃混合気噴出先方近傍に圧力低下域(L)を形成するよ
    うに、前記濃混合気用炎口(5a)における前記淡燃焼
    部(B)側の端部から噴出した濃混合気を変向案内する
    案内部(G)が、前記濃混合気用炎口形成端面における
    前記淡燃焼部(B)に隣接する端縁に設けられている濃
    淡燃焼装置。
  2. 【請求項2】 前記案内部(G)が、前記濃混合気用炎
    口形成端面における前記端縁から濃混合気噴出方向に延
    設された直行部(15a)と、その直行部(15a)の
    濃混合気噴出方向端部に連設され且つ内方側に傾斜した
    傾斜部(15b)とから構成されている請求項1記載の
    濃淡燃焼装置。
  3. 【請求項3】 前記送風手段(9)が、前記両種の燃焼
    部(A),(B)よりも燃焼ガス流動方向下手側に配置
    された吸引式に構成されている請求項1又は2記載の濃
    淡燃焼装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019107356A1 (ja) * 2017-11-30 2019-06-06 川崎重工業株式会社 バーナ装置

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