JPH0715900A - 同期機及び同期機の制御方法 - Google Patents
同期機及び同期機の制御方法Info
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- JPH0715900A JPH0715900A JP4238687A JP23868792A JPH0715900A JP H0715900 A JPH0715900 A JP H0715900A JP 4238687 A JP4238687 A JP 4238687A JP 23868792 A JP23868792 A JP 23868792A JP H0715900 A JPH0715900 A JP H0715900A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は回転子が高速で回転、移動を行った
場合に、変形又は破損等の障害を生じない電機子、回転
子構造をもつ同期機を提供することにある。 【構成】 同期機の界磁磁束を発生させる界磁巻線を電
気角120度ずつずらした3組の3相巻線として電機子
側に設け、電機子巻線も電気角120度ずつずらした3
組の3相巻線として前記電機子側に設け、その巻線間の
電気角を好ましくは90度とした電機子構造である。
場合に、変形又は破損等の障害を生じない電機子、回転
子構造をもつ同期機を提供することにある。 【構成】 同期機の界磁磁束を発生させる界磁巻線を電
気角120度ずつずらした3組の3相巻線として電機子
側に設け、電機子巻線も電気角120度ずつずらした3
組の3相巻線として前記電機子側に設け、その巻線間の
電気角を好ましくは90度とした電機子構造である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、同期機に関するもの
であり、更に詳しくは回転形及びリニア形同期モータ並
びに同期発電機に関するものである。
であり、更に詳しくは回転形及びリニア形同期モータ並
びに同期発電機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、工作機械等に使用される同期モー
タは、回転子と電機子(または固定子)を有し、その回
転子は永久磁石で構成したり、またはコイルを巻いて直
流で励磁したものが利用されている。又、電機子はコイ
ルを単層に巻き、かつ極数は2極,4極,6極等のもの
が利用されている。回転磁界を発生させるための電流は
2相又は3相(通常は3相)の交流電流が使用されてい
る。
タは、回転子と電機子(または固定子)を有し、その回
転子は永久磁石で構成したり、またはコイルを巻いて直
流で励磁したものが利用されている。又、電機子はコイ
ルを単層に巻き、かつ極数は2極,4極,6極等のもの
が利用されている。回転磁界を発生させるための電流は
2相又は3相(通常は3相)の交流電流が使用されてい
る。
【0003】また従来の発電機は、電機子(または固定
子)にコイルを巻き、回転子に永久磁石を設けたり、或
いはコイルを巻いて電磁石としたものが利用されてい
る。
子)にコイルを巻き、回転子に永久磁石を設けたり、或
いはコイルを巻いて電磁石としたものが利用されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、回転子に永久
磁石を設けたり、コイルを巻いたりするとそれだけ構造
が複雑となり、かつ弱くなり、高速回転した場合に変形
又は破損により種々の障害が生じるという問題がある。
また単層巻で電流を制御する方式は複数の諸特性を要求
される場合には制御方式が複雑になるという問題があ
る。
磁石を設けたり、コイルを巻いたりするとそれだけ構造
が複雑となり、かつ弱くなり、高速回転した場合に変形
又は破損により種々の障害が生じるという問題がある。
また単層巻で電流を制御する方式は複数の諸特性を要求
される場合には制御方式が複雑になるという問題があ
る。
【0005】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものである。
れたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による同期機は、
同期機の界磁磁束を発生させる界磁巻線を電気角120
度ずつずらした3組の3相巻線として電機子側に設け、
電機子巻線も電気角120度ずつずらした3組の3相巻
線として前記電機子側に設け、その巻線間の電気角を好
ましくは90度とした電機子構造である。
同期機の界磁磁束を発生させる界磁巻線を電気角120
度ずつずらした3組の3相巻線として電機子側に設け、
電機子巻線も電気角120度ずつずらした3組の3相巻
線として前記電機子側に設け、その巻線間の電気角を好
ましくは90度とした電機子構造である。
【0007】
【作用】電機子に巻かれた界磁巻線の界磁電流によって
回転子が所定の方向に磁化され、電機子巻線に流れる電
機子電流はこの回転子の磁化方向と位相角が所定角度ず
れるように制御されているので、フレミングの法則によ
る回転トルク又は誘起電圧が生ずる。
回転子が所定の方向に磁化され、電機子巻線に流れる電
機子電流はこの回転子の磁化方向と位相角が所定角度ず
れるように制御されているので、フレミングの法則によ
る回転トルク又は誘起電圧が生ずる。
【0008】
【実施例】本願発明は回転形同期モータ、リニア形同期
モータのみならず同期発電機にも適用できるものであ
る。以下順次説明する。
モータのみならず同期発電機にも適用できるものであ
る。以下順次説明する。
【0009】最初、本願発明を回転形同期モータに適用
した実施例について、図を参照しながら説明する。図1
は三相同期モータの電機子11の例を示す。図におい
て、電機子コア13には24個のスロット15が設けら
れてあり、各スロットには界磁磁束を発生させるための
界磁巻線17と電機子巻線19が二層に巻かれている。
した実施例について、図を参照しながら説明する。図1
は三相同期モータの電機子11の例を示す。図におい
て、電機子コア13には24個のスロット15が設けら
れてあり、各スロットには界磁磁束を発生させるための
界磁巻線17と電機子巻線19が二層に巻かれている。
【0010】また、コアの半径方向内側には回転子21
が回転自在に設けてあり、この回転子21は断面の所定
の方向に容易に磁化されるように構成されてある。
が回転自在に設けてあり、この回転子21は断面の所定
の方向に容易に磁化されるように構成されてある。
【0011】図中、w,v,u,w´,v´,u´は界
磁巻線を示し、W,V,U,W´,V´,U´は電機子
巻線を示す。界磁巻線w,v,u及びw´,v´,u´
は位相角120度ずつずらして巻いてあり、同様に電機
子巻線W,V,U及びW´,V´,U´も位相角120
度ずつずらして巻いてある。また、界磁巻線と対応する
電機子巻線は位相角が90度ずれている。
磁巻線を示し、W,V,U,W´,V´,U´は電機子
巻線を示す。界磁巻線w,v,u及びw´,v´,u´
は位相角120度ずつずらして巻いてあり、同様に電機
子巻線W,V,U及びW´,V´,U´も位相角120
度ずつずらして巻いてある。また、界磁巻線と対応する
電機子巻線は位相角が90度ずれている。
【0012】この界磁巻線17に、図2に示す3相界磁
巻線電流Iw,Iv,Iuを流すと界磁巻線による合成
磁界N・Sが生じ、その磁束分布は正弦波状となる。最
大磁束をΦm、磁極中心をθ=0とすると磁束は(1)
式のように表わされる。
巻線電流Iw,Iv,Iuを流すと界磁巻線による合成
磁界N・Sが生じ、その磁束分布は正弦波状となる。最
大磁束をΦm、磁極中心をθ=0とすると磁束は(1)
式のように表わされる。
【0013】 Φ=Φm・cos θ (1) また、この界磁巻線電流による磁界の磁極の中心が、回
転子の最も磁化容易な磁化容易軸に合致するように界磁
巻線電流を制御すると回転子は所定の方向に磁化され、
その磁束密度は近似的に(2)式のようになる。
転子の最も磁化容易な磁化容易軸に合致するように界磁
巻線電流を制御すると回転子は所定の方向に磁化され、
その磁束密度は近似的に(2)式のようになる。
【0014】 B=Bm・cos θ (2) 一方、電機子巻線に図2に示すように界磁電流Iw,I
v,Iuよりも所定の角度α、好ましくは90度だけ電
気位相角の遅れた3相電流Iw,Iv,Iuを流す。
v,Iuよりも所定の角度α、好ましくは90度だけ電
気位相角の遅れた3相電流Iw,Iv,Iuを流す。
【0015】すると、フレミングの法則により、トルク
Tが発生し、回転子は回転する。このトルクTは以下の
ようになる。
Tが発生し、回転子は回転する。このトルクTは以下の
ようになる。
【0016】巻線w,v,uの位置における磁束密度B
w,Bv,Buは(3)式のようになり、電機子巻線電
流はIw,Iv,Iuは(4)式のように表わせる。
w,Bv,Buは(3)式のようになり、電機子巻線電
流はIw,Iv,Iuは(4)式のように表わせる。
【0017】 Bw=Bm・cos β Bv=Bm・cos (β−120°) Bu=Bm・cos (β−240°) (3) Iw=Im・cos β Iv=Im・cos (β−120°) Iu=Im・cos (β−240°) (4) 従ってトルクTは(5)式のようになる。
【0018】 T=K(BwIw+BvIv+BuIu) =K1 BmIm;K1 =3/2・K (5) これらの数式中、Bwは最大磁束密度、Iwは電機子電
流の最大値で、βは前記磁性の中心とコイルwのなす電
気位相角である。なお、電機子電流によっても磁束Φ´
を生ずるが、その磁束方向の回転子の磁気抵抗は大きく
してあり、磁化されにくいため、その影響は小さい。
流の最大値で、βは前記磁性の中心とコイルwのなす電
気位相角である。なお、電機子電流によっても磁束Φ´
を生ずるが、その磁束方向の回転子の磁気抵抗は大きく
してあり、磁化されにくいため、その影響は小さい。
【0019】図3は前述した関係の概略を示すものであ
る。
る。
【0020】図4から図7に回転子の具体的な構成例を
示す。これらは2極の場合の例であるが、4極以上の場
合も同様に構成可能である。
示す。これらは2極の場合の例であるが、4極以上の場
合も同様に構成可能である。
【0021】図4は断面が円形の回転子31で、磁気異
方性の磁性体32で構成した例である。磁気異方性磁性
体の金属としては例えば、方向性けい素銅板、方向性ニ
ッケル、鉄、鋼板等がある。図4において磁気異方性磁
性体はX軸方向には容易に磁化されるが、Y軸方向には
磁化されにくい材質から構成されている。
方性の磁性体32で構成した例である。磁気異方性磁性
体の金属としては例えば、方向性けい素銅板、方向性ニ
ッケル、鉄、鋼板等がある。図4において磁気異方性磁
性体はX軸方向には容易に磁化されるが、Y軸方向には
磁化されにくい材質から構成されている。
【0022】図5は等方性磁性体を用いて、回転子33
を凸極形にした場合で、X軸方向には容易に磁化される
が、Y軸方向には空隙を設けてあるので磁化されにく
い。
を凸極形にした場合で、X軸方向には容易に磁化される
が、Y軸方向には空隙を設けてあるので磁化されにく
い。
【0023】図6は回転子35をセグタント形にした場
合で、断面内側を非磁性体37で構成し、外側を磁性体
39で構成し、外側の磁性体部分39にはX軸方向にス
リット状の空隙41又は非磁性体を設けてある。従って
X軸方向には磁気抵抗が小さいので容易に磁化される
が、Y軸方向には磁化されにくい。
合で、断面内側を非磁性体37で構成し、外側を磁性体
39で構成し、外側の磁性体部分39にはX軸方向にス
リット状の空隙41又は非磁性体を設けてある。従って
X軸方向には磁気抵抗が小さいので容易に磁化される
が、Y軸方向には磁化されにくい。
【0024】図7は回転子43をハイブリッド形にした
場合で、磁性体45中に空隙又は非磁性体47をX軸方
向へ設けてある。従ってX軸方向には磁化容易である
が、Y軸方向には磁化しにくい。
場合で、磁性体45中に空隙又は非磁性体47をX軸方
向へ設けてある。従ってX軸方向には磁化容易である
が、Y軸方向には磁化しにくい。
【0025】図8は回転子49を4極にした場合の例で
ある。X,Y方向には磁化容易であるが、Y,Y´軸方
向には磁化されにくい。なお、4極形の場合は磁化容易
な方向は2方向である。
ある。X,Y方向には磁化容易であるが、Y,Y´軸方
向には磁化されにくい。なお、4極形の場合は磁化容易
な方向は2方向である。
【0026】以上のように、回転子を軸方向と直角な断
面の所定方向に磁気抵抗を少なくし、電気子に2組の3
相巻線を巻いて、その電流位相角を好ましくは90度ず
らせば、界磁巻線電流で界磁磁束を作り、電気子巻線電
流との間にフレミングの法則によるトルクを発生させる
ことができる。これにより、磁束Φと電流Iによる最
適、最大値トルクを発生させることができる完全ベクト
ル制御が可能となる。
面の所定方向に磁気抵抗を少なくし、電気子に2組の3
相巻線を巻いて、その電流位相角を好ましくは90度ず
らせば、界磁巻線電流で界磁磁束を作り、電気子巻線電
流との間にフレミングの法則によるトルクを発生させる
ことができる。これにより、磁束Φと電流Iによる最
適、最大値トルクを発生させることができる完全ベクト
ル制御が可能となる。
【0027】界磁電流による界磁磁束が比例関係にあれ
ばトルクTは(6)式のようになる。
ばトルクTは(6)式のようになる。
【0028】 T=K2 ・界磁電流・電機子電流 (6) 上記において、電機子電流によっても磁束Φと直交する
電機子反作用磁束Φ´が生じ、界磁電流との間でトルク
を発生する。回転子が断面円形で磁気等方性の材料から
なり、エアギャップが均一であれば、発生するトルクの
総和はバランスし、回転子は回転しない。
電機子反作用磁束Φ´が生じ、界磁電流との間でトルク
を発生する。回転子が断面円形で磁気等方性の材料から
なり、エアギャップが均一であれば、発生するトルクの
総和はバランスし、回転子は回転しない。
【0029】回転子の材質を磁束Φの方向に磁化容易軸
をもった磁気異方性回転子とすれば、断面が円形でエヤ
ギャップが均一であっても、(5)式によるトルクは発
生する。
をもった磁気異方性回転子とすれば、断面が円形でエヤ
ギャップが均一であっても、(5)式によるトルクは発
生する。
【0030】従って、回転子の磁化特性をΦ方向には磁
化しやすく、Φ´方向には磁化しにくい材質又は構造に
することにより、本理論にもとづく同期モータが可能と
なる。従って、本発明による回転子は、従来の同期電動
機のように回転子に界磁コイルを巻いたり、永久磁石を
取りつけたりする必要がない。また、誘導電動機のよう
に、回転子にけい素鋼板を用いその中にスロットを設
け、アルミ、銅などによるかごで形巻線をほどこしたり
する必要もないので、誘導電流による発熱がない。
化しやすく、Φ´方向には磁化しにくい材質又は構造に
することにより、本理論にもとづく同期モータが可能と
なる。従って、本発明による回転子は、従来の同期電動
機のように回転子に界磁コイルを巻いたり、永久磁石を
取りつけたりする必要がない。また、誘導電動機のよう
に、回転子にけい素鋼板を用いその中にスロットを設
け、アルミ、銅などによるかごで形巻線をほどこしたり
する必要もないので、誘導電流による発熱がない。
【0031】本発明による同期モータは以下のように利
用することができる。
用することができる。
【0032】(5)式から、モータの出力P[w]は
(7)式のように表わせる。
(7)式のように表わせる。
【0033】 p=2πnT=√3 EI (7) (7)式において、nはモータの毎秒回転数[rp
s]、Tはトルク[Nm]、Eは3相線間の逆起電力
[v]で、Iは相電流[A]である。また逆起電力E
[v]は(8)式で表わされる。但しkは比例定数であ
る。
s]、Tはトルク[Nm]、Eは3相線間の逆起電力
[v]で、Iは相電流[A]である。また逆起電力E
[v]は(8)式で表わされる。但しkは比例定数であ
る。
【0034】 E=k・Φ・n [v] (8) (7)および(8)式から以下の利用が可能となる。即
ち、Φを一定にして、0〜n回転の間で定トルクの特性
をもつ同期モータ、Φを可変にして、約0〜n回転の間
で定出力の特性をもつ同期モータ、積Φ・Iを最適制御
して、0〜n回転の間で、任意の負荷に対してモータ損
失を最小にする高効率の同期モータ等の利用が可能であ
る。従って、本発明によるモータは産業のあらゆる分野
に利用できる。以下に具体的な適用例について述べる。
ち、Φを一定にして、0〜n回転の間で定トルクの特性
をもつ同期モータ、Φを可変にして、約0〜n回転の間
で定出力の特性をもつ同期モータ、積Φ・Iを最適制御
して、0〜n回転の間で、任意の負荷に対してモータ損
失を最小にする高効率の同期モータ等の利用が可能であ
る。従って、本発明によるモータは産業のあらゆる分野
に利用できる。以下に具体的な適用例について述べる。
【0035】図9は本発明の同期モータ101を利用し
て速度制御したACサーボモータのブロック図を示す。
て速度制御したACサーボモータのブロック図を示す。
【0036】モータ101には電機子電流Ia と界磁電
流If が図1に示した電機子巻線19及び界磁巻線17
の各々に流され、前記モータ101の磁極の位置及び回
転速度が第1検出器103により検出される。
流If が図1に示した電機子巻線19及び界磁巻線17
の各々に流され、前記モータ101の磁極の位置及び回
転速度が第1検出器103により検出される。
【0037】この第1検出器103は回転速度検出と磁
極位置検出が可能な検出器であって、例えば、ロータリ
エンコーダ、ロータレゾルバが利用される。
極位置検出が可能な検出器であって、例えば、ロータリ
エンコーダ、ロータレゾルバが利用される。
【0038】前記電機子電流Ia 及び界磁電流If は各
々インバータI 105、インバータII 107によっ
て以下に説明するように制御される。即ち、同期モータ
101の回転速度は以下のようにして制御される。
々インバータI 105、インバータII 107によっ
て以下に説明するように制御される。即ち、同期モータ
101の回転速度は以下のようにして制御される。
【0039】まず、回転速度指令S1 により、希望する
所定の回転数が回転速度アンプ111に与えられる。ま
たこの回転速度アンプ111には前記第1検出器103
によって検出された同期モータ101の回転数S2 がフ
ィードバックされ、電機子電流制御指令値S3 を出力す
る。
所定の回転数が回転速度アンプ111に与えられる。ま
たこの回転速度アンプ111には前記第1検出器103
によって検出された同期モータ101の回転数S2 がフ
ィードバックされ、電機子電流制御指令値S3 を出力す
る。
【0040】前記電機子電流指令値S3 は、電機子電流
指令S5 及びインバータI 105の出力側に設けた電
機子電流検出器115によって検出された電機子電流S
7 と共に電機子電流アンプ113にフィードバックさ
れ、この電機子電流アンプ113からインバータ制御信
号S9 が出力される。
指令S5 及びインバータI 105の出力側に設けた電
機子電流検出器115によって検出された電機子電流S
7 と共に電機子電流アンプ113にフィードバックさ
れ、この電機子電流アンプ113からインバータ制御信
号S9 が出力される。
【0041】一方、界磁電流指令S11が、界磁電流アン
プ121に入力されるとともにインバータIIの出力側に
設けた界磁電流検出器117によって検出された界磁電
流S13が界磁電流アンプ121にフィードバックされ
る。この界磁電流アンプ121からインバータII 10
7を制御するインバータ制御信号S15が出力される。
プ121に入力されるとともにインバータIIの出力側に
設けた界磁電流検出器117によって検出された界磁電
流S13が界磁電流アンプ121にフィードバックされ
る。この界磁電流アンプ121からインバータII 10
7を制御するインバータ制御信号S15が出力される。
【0042】さらに、前記回転速度S2 、電機子電流S
7 及び界磁電流S13が電機子電流、回磁電流位相制御ア
ンプ123に入力され、各電流の位相、周波数を制御す
るため制御信号S17,S19がインバータI 105及び
インバータII 109の入力側に入力される。
7 及び界磁電流S13が電機子電流、回磁電流位相制御ア
ンプ123に入力され、各電流の位相、周波数を制御す
るため制御信号S17,S19がインバータI 105及び
インバータII 109の入力側に入力される。
【0043】図10は本発明による別の実施例であっ
て、同期モータ101を利用してモータの回転角または
負荷の移動量を制御したACサーボモータの制御回路の
ブロック図を示す。図10で図9と同じ回路については
同じ番号を附して説明を省略し、本適用の新たな回路に
ついてのみ以下に説明する。
て、同期モータ101を利用してモータの回転角または
負荷の移動量を制御したACサーボモータの制御回路の
ブロック図を示す。図10で図9と同じ回路については
同じ番号を附して説明を省略し、本適用の新たな回路に
ついてのみ以下に説明する。
【0044】位置指令S21により希望する所定のモータ
の回転角または負荷移動量が位置偏差アンプ201に入
力される、一方、負荷回転角負荷移動量検出センサー2
03によって検出された負荷の回転角または移動量S23
及び前記第1検出器103によって検出された回転角ま
たは回転位置の信号S25が同時に前記位置偏差アンプ2
01に入力され、この位置偏差アンプ201から回転速
度指令S27が前述の回転速度アンプ111の入力側に入
力される。
の回転角または負荷移動量が位置偏差アンプ201に入
力される、一方、負荷回転角負荷移動量検出センサー2
03によって検出された負荷の回転角または移動量S23
及び前記第1検出器103によって検出された回転角ま
たは回転位置の信号S25が同時に前記位置偏差アンプ2
01に入力され、この位置偏差アンプ201から回転速
度指令S27が前述の回転速度アンプ111の入力側に入
力される。
【0045】図11は本発明による別の実施例であっ
て、同期モータを利用して、モータの損失を最少にする
高効率運転制御システムのブロック図を示す。図中の番
号、符号は図9の場合と同様である。
て、同期モータを利用して、モータの損失を最少にする
高効率運転制御システムのブロック図を示す。図中の番
号、符号は図9の場合と同様である。
【0046】前述したように、本発明のモータ出力は
(7)式で示されているように、p=2πnTであり、
トルクは(6)式で示されているようにT=k2 ×電機
子電流×界磁電流である。従って、任意の回転数、トル
クに対して、電機子巻線抵抗Ra 、界磁巻線抵抗Rf 、
界磁電流If に対する界磁磁束特性、電機子、界磁電
流の周波数に対する鉄損等のモータ特性に応じて、電機
子電流Ia と界磁電流If をモータ損失の最も少なくな
るような比率に定めて制御すれば高効率運転が実現でき
る。
(7)式で示されているように、p=2πnTであり、
トルクは(6)式で示されているようにT=k2 ×電機
子電流×界磁電流である。従って、任意の回転数、トル
クに対して、電機子巻線抵抗Ra 、界磁巻線抵抗Rf 、
界磁電流If に対する界磁磁束特性、電機子、界磁電
流の周波数に対する鉄損等のモータ特性に応じて、電機
子電流Ia と界磁電流If をモータ損失の最も少なくな
るような比率に定めて制御すれば高効率運転が実現でき
る。
【0047】高効率運転の一例としてモータの銅損失を
最少に制御する例について図11を用いて説明する。
最少に制御する例について図11を用いて説明する。
【0048】電機子電流Ia [A]、界磁電流I
f [A]、電機子抵抗Ra [Ω]、界磁抵抗Rf [Ω]
とすればモータの銅損失Pc [w]は(9)式で示され
る。またトルクT[Nm]は(10)式で示される。
f [A]、電機子抵抗Ra [Ω]、界磁抵抗Rf [Ω]
とすればモータの銅損失Pc [w]は(9)式で示され
る。またトルクT[Nm]は(10)式で示される。
【0049】 PC =Ia 2 ・Ra +If 2 ・Rf [w] (9) T=K・Ta ・If [Nm] (10) 電機子電流検出器115及び界磁電流検出器117によ
り検出された電流Ia,If より負荷トルクが分かるか
ら、その負荷トルク以下にならないように電流Ia ,I
f を可変にし、Pc が最少となるようなIa * ,If *
を決定し、これにより制御を行う。即ち、図11におい
て、電機子電流検出器115によって検出された電流値
Ia と界磁電流検出器117によって検出された電流値
If をモータ損失最少制御回路211に入力する。ま
た、モータ損失最少制御回路211の電機子巻線抵抗R
a と界磁巻線抵抗Rf を設定する。この制御回路211
によって決定されたIa 制御指令Ia *,If 制御指令
If *は図9で説明した電機子電流S7 、界磁電流S13
の代りに、電機子電流アンプ113及び界磁電流アンプ
121に入力される。
り検出された電流Ia,If より負荷トルクが分かるか
ら、その負荷トルク以下にならないように電流Ia ,I
f を可変にし、Pc が最少となるようなIa * ,If *
を決定し、これにより制御を行う。即ち、図11におい
て、電機子電流検出器115によって検出された電流値
Ia と界磁電流検出器117によって検出された電流値
If をモータ損失最少制御回路211に入力する。ま
た、モータ損失最少制御回路211の電機子巻線抵抗R
a と界磁巻線抵抗Rf を設定する。この制御回路211
によって決定されたIa 制御指令Ia *,If 制御指令
If *は図9で説明した電機子電流S7 、界磁電流S13
の代りに、電機子電流アンプ113及び界磁電流アンプ
121に入力される。
【0050】図12は本願発明を同期モータに適用した
別の実施例を示す。図12に示すように、電機子電流巻
線17は3相交流電源に直接接続されており、界磁電流
巻線19はコンデンサー221及び電磁開閉器223を
介して前記の3相交流電源に接続されている。電磁開閉
器223は同期化回路225によってオンオフが制御さ
れている。
別の実施例を示す。図12に示すように、電機子電流巻
線17は3相交流電源に直接接続されており、界磁電流
巻線19はコンデンサー221及び電磁開閉器223を
介して前記の3相交流電源に接続されている。電磁開閉
器223は同期化回路225によってオンオフが制御さ
れている。
【0051】まず、最初に電磁開閉器223をオフにし
た状態で電機子巻線17に3相交流電流を流すと、回転
子227に誘導電流が流れ、電機子巻線の作る回転磁界
と誘導電流との間にフレミングの法則によるトルクが発
生し、誘導電動機としてモータは回転する。この誘導ト
ルクによってモータの回転速度が同期速度に接近した
ら、同期化回路225を作動して電磁開閉器223をオ
ンにする。界磁巻線19にはコンデンサ221により9
0度位相のずれた電流が流れ、回転子に界磁極が発生す
る。この界磁極と電機子電流の作る回転磁界との間で吸
引力が働き、回転子が同期化され、同期電動機として回
転する。なお、前記コンデンサーの代りにコイル又は両
者を用いることもできる。
た状態で電機子巻線17に3相交流電流を流すと、回転
子227に誘導電流が流れ、電機子巻線の作る回転磁界
と誘導電流との間にフレミングの法則によるトルクが発
生し、誘導電動機としてモータは回転する。この誘導ト
ルクによってモータの回転速度が同期速度に接近した
ら、同期化回路225を作動して電磁開閉器223をオ
ンにする。界磁巻線19にはコンデンサ221により9
0度位相のずれた電流が流れ、回転子に界磁極が発生す
る。この界磁極と電機子電流の作る回転磁界との間で吸
引力が働き、回転子が同期化され、同期電動機として回
転する。なお、前記コンデンサーの代りにコイル又は両
者を用いることもできる。
【0052】図13は本発明の別の実施例であって、回
転子241にさらに永久磁石243a,243bを設け
た場合である。永久磁石243a,243bによる磁束
をΦ1 とし、界磁巻線17(u,v,w)による磁束を
Φとする。
転子241にさらに永久磁石243a,243bを設け
た場合である。永久磁石243a,243bによる磁束
をΦ1 とし、界磁巻線17(u,v,w)による磁束を
Φとする。
【0053】回転子241に図示省略の磁極位置検出器
を設けてΦ1 とΦの方向を常に一致させるように界磁巻
線17に流れる電流を制御する。この場合の合成界磁磁
束ΣΦはΣΦ=Φ1 +Φとなり、界磁磁束が増大する。
を設けてΦ1 とΦの方向を常に一致させるように界磁巻
線17に流れる電流を制御する。この場合の合成界磁磁
束ΣΦはΣΦ=Φ1 +Φとなり、界磁磁束が増大する。
【0054】図14は本発明の同期モータの電機子を2
分割し、モータの組立を容易にした実施例である。分割
は2分割に限らず適当な数の複数個に分割してもよい。
図14において、分割された電機子261a,261b
には巻線263a,263bは別々に巻いてある。
分割し、モータの組立を容易にした実施例である。分割
は2分割に限らず適当な数の複数個に分割してもよい。
図14において、分割された電機子261a,261b
には巻線263a,263bは別々に巻いてある。
【0055】従って、モータを機械に組付けるために生
ずる組立上の制約が少なくなる。即ち、分割された電機
子261a,261bを図の矢印の方向に突合せて電機
子を一体とすることができ、モータの組立に関係なくベ
アリング265を回転軸267に取付けることができ
る。
ずる組立上の制約が少なくなる。即ち、分割された電機
子261a,261bを図の矢印の方向に突合せて電機
子を一体とすることができ、モータの組立に関係なくベ
アリング265を回転軸267に取付けることができ
る。
【0056】図15は工作機械の主軸とモータの回転子
軸とを一体として形成した実施例である。即ち、工作機
械の主軸281が磁性体で構成されている場合は、その
端部283を適宜加工して、本発明による回転子を構成
し、その外側に電機子巻線及び界磁巻線を巻いた電機子
285を設けることにより、工作機械とモータを一体的
に製作することができる。なお、図中刃物287は工具
289に取付けられており、前記工具289は主軸28
1に取付けられていて、この主軸281はベアリング2
91に回転自在に支持されている。
軸とを一体として形成した実施例である。即ち、工作機
械の主軸281が磁性体で構成されている場合は、その
端部283を適宜加工して、本発明による回転子を構成
し、その外側に電機子巻線及び界磁巻線を巻いた電機子
285を設けることにより、工作機械とモータを一体的
に製作することができる。なお、図中刃物287は工具
289に取付けられており、前記工具289は主軸28
1に取付けられていて、この主軸281はベアリング2
91に回転自在に支持されている。
【0057】図16及び図17は界磁巻線301と電機
子巻線303を別々の電機子コア305,307に巻
き、位相角が好ましくは90度異なるように基準軸30
9と311を合わせて、軸方向に組立可能にした実施例
を示す。図16において、回転シャフト313に非磁性
体315と磁性体部317により回転子319を構成す
る。各々の巻線を巻いた電機子コア305,307を回
転子319の外側に設け、さらに電機子コア305,3
07の外側に磁気回路を構成するため接続用磁性体32
1を設ける。これによって一点鎖線322で示す閉じた
磁気回路が形成され、前述した複巻同期機と同様の性能
を発揮することができる。本実施例を使用すると、電機
子が2つに分割されているため、電機子の直径方向の寸
法を小さくでき、細長いモータが必要な機械には有効で
ある。
子巻線303を別々の電機子コア305,307に巻
き、位相角が好ましくは90度異なるように基準軸30
9と311を合わせて、軸方向に組立可能にした実施例
を示す。図16において、回転シャフト313に非磁性
体315と磁性体部317により回転子319を構成す
る。各々の巻線を巻いた電機子コア305,307を回
転子319の外側に設け、さらに電機子コア305,3
07の外側に磁気回路を構成するため接続用磁性体32
1を設ける。これによって一点鎖線322で示す閉じた
磁気回路が形成され、前述した複巻同期機と同様の性能
を発揮することができる。本実施例を使用すると、電機
子が2つに分割されているため、電機子の直径方向の寸
法を小さくでき、細長いモータが必要な機械には有効で
ある。
【0058】図18は、本発明をリニアモータに適用し
た実施例である。図18に示すリニアモータ401は図
1に示す2極,24スロットの3相電機子をそのままリ
ニア電機子403の構造としたものであり、可動子40
5は図6示す磁極がセグメント構造のものを示す。
た実施例である。図18に示すリニアモータ401は図
1に示す2極,24スロットの3相電機子をそのままリ
ニア電機子403の構造としたものであり、可動子40
5は図6示す磁極がセグメント構造のものを示す。
【0059】図18において、電機子403は、くし形
の電機子コア407に巻線u,v,wからなる界磁巻線
409と巻線U,V,Wからなる電機子巻線411を2
層に巻いて構成されている。また、可動子405は、鉄
等の磁性体からなる磁極413を所定の間隔毎に隙間4
15を置いてアルミニウム等の非磁性体からなる取付板
417に設けた構成である。これらの巻線409,41
1に図2に示した3相交流を流すと、回転モータの場合
と同一の原理によって、水平方向の力が電機子と可動子
の間に発生する。従って、電機子を固定すれば可動子が
動き、可動子を固定すれば電機子が動き、リニアモータ
が構成される。
の電機子コア407に巻線u,v,wからなる界磁巻線
409と巻線U,V,Wからなる電機子巻線411を2
層に巻いて構成されている。また、可動子405は、鉄
等の磁性体からなる磁極413を所定の間隔毎に隙間4
15を置いてアルミニウム等の非磁性体からなる取付板
417に設けた構成である。これらの巻線409,41
1に図2に示した3相交流を流すと、回転モータの場合
と同一の原理によって、水平方向の力が電機子と可動子
の間に発生する。従って、電機子を固定すれば可動子が
動き、可動子を固定すれば電機子が動き、リニアモータ
が構成される。
【0060】本実施例においては2極24スロットとし
たが、これに限るものではなく、また、電機子と可動子
の組合せもこれに限るものではなく、前述した構成が全
て適用できるものである。
たが、これに限るものではなく、また、電機子と可動子
の組合せもこれに限るものではなく、前述した構成が全
て適用できるものである。
【0061】図19は本発明の同期発電機への適用例の
原理を説明するための図である。同図において、電機子
コア501に界磁巻線503と電機子巻線505が二層
に巻かれている。また回転子507は凸極形に構成され
ており、図の上下方向には磁化され易いが、左右方向に
は磁化され難い構成になっている。また、前記巻線50
3,505はいずれも2極3相用巻線であって、好まし
くは90度位相がずれるように配置されている。今、巻
線u,v,wから構成される界磁巻線503に3相電流
を流し、それによって発生される磁界磁束509の磁極
中心軸511方向と回転子の磁化容易軸513とを常に
一致させるように界磁巻線電流を制御する。回転子は常
に一定方向に磁化されているので、これを回転するとフ
レミングの法則により、巻線u,v,wからなる電機子
巻線505に三相電圧が誘起され、発電機となる。
原理を説明するための図である。同図において、電機子
コア501に界磁巻線503と電機子巻線505が二層
に巻かれている。また回転子507は凸極形に構成され
ており、図の上下方向には磁化され易いが、左右方向に
は磁化され難い構成になっている。また、前記巻線50
3,505はいずれも2極3相用巻線であって、好まし
くは90度位相がずれるように配置されている。今、巻
線u,v,wから構成される界磁巻線503に3相電流
を流し、それによって発生される磁界磁束509の磁極
中心軸511方向と回転子の磁化容易軸513とを常に
一致させるように界磁巻線電流を制御する。回転子は常
に一定方向に磁化されているので、これを回転するとフ
レミングの法則により、巻線u,v,wからなる電機子
巻線505に三相電圧が誘起され、発電機となる。
【0062】発電機の出力電圧V、出力周波数fは各々
(11)式,(12)式のように与えられる。
(11)式,(12)式のように与えられる。
【0063】 V=K1 ・Φ・n [v] (11) f=K2 ・n・p [HZ] (12) 上式中、K1 ,K2 は比例定数、Φは界磁磁束[MAX
WELL]、nは毎秒回転数[rps]である。また、
界磁電流If が界磁磁束Φに比例するとすれば(13)
式が成立する。
WELL]、nは毎秒回転数[rps]である。また、
界磁電流If が界磁磁束Φに比例するとすれば(13)
式が成立する。
【0064】 Φ=K3 ・If [MAXWELL] (13) 以上の如く本発明による同期発電機は、従来の同期発電
機と異なり、回転子にコイルを接続したり、永久磁石を
取り付けたりする必要がない。従って、回転子が極めて
簡単、かつ堅牢な同期発電機が構成できる。
機と異なり、回転子にコイルを接続したり、永久磁石を
取り付けたりする必要がない。従って、回転子が極めて
簡単、かつ堅牢な同期発電機が構成できる。
【0065】図20は本発明による同期発電機を使用し
て、負荷変動に対して出力電圧を一定に保つための制御
回路のブロック図を示すものである。
て、負荷変動に対して出力電圧を一定に保つための制御
回路のブロック図を示すものである。
【0066】図20において、同期発電機521の回転
子523にはタービン、エンジン、水車等からなる原動
機525が連結されており、定速回転されている。ま
た、電機子巻線505には負荷527が接続されてい
る。また、回転子523にはロータリエンコーダ等から
なる磁極位置検出器531が設けられており、磁極の位
置信号S51が出力されている。電機子巻線505には計
器用変圧器535が設けてあり、出力電圧S52が検出さ
れている。
子523にはタービン、エンジン、水車等からなる原動
機525が連結されており、定速回転されている。ま
た、電機子巻線505には負荷527が接続されてい
る。また、回転子523にはロータリエンコーダ等から
なる磁極位置検出器531が設けられており、磁極の位
置信号S51が出力されている。電機子巻線505には計
器用変圧器535が設けてあり、出力電圧S52が検出さ
れている。
【0067】希望する所定の電圧が電圧指令S53として
電機子電圧アンプ537に入力され、同時に計器用変圧
器535によって検出された出力電圧S52が電機子電圧
アンプ537に入力される。前記電機子電圧アンプ53
7は界磁電流指令S55を界磁電流アンプ539に入力す
る。界磁電流アンプ539にはまた界磁電流検出器54
1によって検出された界磁電流S57がフィードバックさ
れている。
電機子電圧アンプ537に入力され、同時に計器用変圧
器535によって検出された出力電圧S52が電機子電圧
アンプ537に入力される。前記電機子電圧アンプ53
7は界磁電流指令S55を界磁電流アンプ539に入力す
る。界磁電流アンプ539にはまた界磁電流検出器54
1によって検出された界磁電流S57がフィードバックさ
れている。
【0068】界磁電流アンプ539から出力される界磁
電流値指令S59は界磁電流位相制御アンプ541に入力
される。またこの界磁電流位相制御アンプ541には前
記磁極位置検出器から検出された磁極位置信号S51が入
力されている。界磁電流位相制御アンプ541は界磁電
流を制御するインバータ543にインバータ制御信号S
61を出力する。
電流値指令S59は界磁電流位相制御アンプ541に入力
される。またこの界磁電流位相制御アンプ541には前
記磁極位置検出器から検出された磁極位置信号S51が入
力されている。界磁電流位相制御アンプ541は界磁電
流を制御するインバータ543にインバータ制御信号S
61を出力する。
【0069】本実施例は以上のように構成されているの
で、発電機に負荷が接続されていない無負荷運転であれ
ば、誘起電圧がそのまま出力電圧となり、発電機に負荷
が接続されていれば、電機子巻線u,v,wに電流が流
れ、電機子巻線のインピーダンスにより電圧降下が生
じ、出力電圧は小さくなる。従って、この電圧降下分を
補償して出力電圧を一定とするために計器用変圧器53
5によって出圧電圧S52が電機子電圧アンプ537にフ
ィードバックされている。この電機子電圧アンプ537
は電圧指令S53と発電機出力電圧S52の偏差を増幅し
て、界磁電流アンプ539界磁電流指令S55を出力す
る。界磁電流アンプ539はこの界磁電流指令S55と界
磁電流検出器541からの界磁電流S57との偏差を増幅
し、界磁電流指令S59を界磁電流位相制御アンプ541
に出力する。界磁電流位相制御アンプ541は磁性位置
信号S51と界磁電流指令S59に基づいて、回転子523
がどの位置にあっても、界磁電流が正しく界磁巻線に流
れるようにインバータ制御信号S61を作る。この信号に
より、インバータ543は界磁電流を作り、その値を制
御し、負荷変動があっても出力電圧が一定となる。
で、発電機に負荷が接続されていない無負荷運転であれ
ば、誘起電圧がそのまま出力電圧となり、発電機に負荷
が接続されていれば、電機子巻線u,v,wに電流が流
れ、電機子巻線のインピーダンスにより電圧降下が生
じ、出力電圧は小さくなる。従って、この電圧降下分を
補償して出力電圧を一定とするために計器用変圧器53
5によって出圧電圧S52が電機子電圧アンプ537にフ
ィードバックされている。この電機子電圧アンプ537
は電圧指令S53と発電機出力電圧S52の偏差を増幅し
て、界磁電流アンプ539界磁電流指令S55を出力す
る。界磁電流アンプ539はこの界磁電流指令S55と界
磁電流検出器541からの界磁電流S57との偏差を増幅
し、界磁電流指令S59を界磁電流位相制御アンプ541
に出力する。界磁電流位相制御アンプ541は磁性位置
信号S51と界磁電流指令S59に基づいて、回転子523
がどの位置にあっても、界磁電流が正しく界磁巻線に流
れるようにインバータ制御信号S61を作る。この信号に
より、インバータ543は界磁電流を作り、その値を制
御し、負荷変動があっても出力電圧が一定となる。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電機子側には2組のコイルを巻いてあるが回転子側には
永久磁石を取付けたり、またはコイルを巻いたりする必
要がないので、回転子の構造が簡単で、かつ堅牢にする
ことができるので高速運転においても容易に破損するこ
とがない。
電機子側には2組のコイルを巻いてあるが回転子側には
永久磁石を取付けたり、またはコイルを巻いたりする必
要がないので、回転子の構造が簡単で、かつ堅牢にする
ことができるので高速運転においても容易に破損するこ
とがない。
【図1】本発明による第1実施例に係る電機子の構造を
示す図である。
示す図である。
【図2】界磁巻線と電機子巻線に流れる電流の位相関係
を示す図である。
を示す図である。
【図3】第1実施例における界磁電流による磁気密度の
状態を示す図である。
状態を示す図である。
【図4】磁気異方性の磁性体で構成した回転子の例を示
す図である。
す図である。
【図5】凸極形にした回転子の例を示す図である。
【図6】セグメント形にした回転子の例を示す図であ
る。
る。
【図7】ハイブリッド形に構成した回転子の例を示す図
である。
である。
【図8】4極の場合の凸極形に構成した回転子の例を示
す図である。
す図である。
【図9】本発明を利用した同期モータを速度制御する制
御装置のブロック図を示す。
御装置のブロック図を示す。
【図10】本発明を利用した同期モータを位置制御する
制御装置のブロック図を示す。
制御装置のブロック図を示す。
【図11】本発明を利用した同期モータをモータ損失最
小に制御する制御装置のブロック図を示す。
小に制御する制御装置のブロック図を示す。
【図12】本発明を利用した同期モータの位相遅れをリ
アクトルで構成した1例を示す図である。
アクトルで構成した1例を示す図である。
【図13】回転子にさらに永久磁石を設けた実施例を示
す図である。
す図である。
【図14】電機子を2分割に分割・組立を可能にした実
施例を示す図である。
施例を示す図である。
【図15】回転子の主軸と工作機械のモータの主軸を一
体に形成した例を示す図である。
体に形成した例を示す図である。
【図16】界磁巻線と電機子巻線を別々に構成し並設し
た例を示す図である。
た例を示す図である。
【図17】図16の実施例で界磁巻線と電機子巻線の配
置関係を示す図である。
置関係を示す図である。
【図18】本発明をリニア形モータに適用した実施例の
構成を示す図である。
構成を示す図である。
【図19】本発明を同期発電機に適用した実施例の原理
を説明する図である。
を説明する図である。
【図20】図19の発電機で出力電圧を一定にする制御
装置の実施例のブロック図を示す。
装置の実施例のブロック図を示す。
11 電機子 13 電機子コア 15 スロット 17 界磁巻線 19 電機子巻線 21 回転子 31 円形回転子 33 凸極形回転子 35 セグメント形回転子 43 ハイブリット形回転子 49 4極回転子 101 同期モータ 103 第1検出器 301 界磁巻線 303 電機子巻線 305,307 電機子コア 313 回転軸 315 非磁性体 317 磁性体部 401 リニアモータ 403 電機子 405 可動子 407 電機子コア 409 界磁巻線 411 電機子巻線 413 磁極 501 電機子コア 503 界磁巻線 505 電機子巻線 507 回転子 521 同期発電機 531 磁極位置検出器
【手続補正書】
【提出日】平成5年3月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 同期機及び同期機の制御方法
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、同期機に関するもの
であり、更に詳しくは回転形及びリニア形同期モータ並
びに同期発電機に関するものである。
であり、更に詳しくは回転形及びリニア形同期モータ並
びに同期発電機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、工作機械等に使用される同期モー
タは、電機子(固定子)と回転子を有し、界磁極を作る
ために回転子に永久磁石を設けたり、またはコイルを巻
いて直流電流で励磁して界磁極を作る。極数は2極〜8
極等のものが多く利用されている。
タは、電機子(固定子)と回転子を有し、界磁極を作る
ために回転子に永久磁石を設けたり、またはコイルを巻
いて直流電流で励磁して界磁極を作る。極数は2極〜8
極等のものが多く利用されている。
【0003】また従来の発電機は、前記同期モータと同
様電機子(固定子)、回転子を有し回転子に永久磁石を
設けたり、コイルを巻いて電磁石として界磁極を作った
ものが利用されている。
様電機子(固定子)、回転子を有し回転子に永久磁石を
設けたり、コイルを巻いて電磁石として界磁極を作った
ものが利用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、回転子に永久
磁石を設けたり、コイルを巻いたりするとそれだけ構造
が複雑となり、かつ弱くなり、高速回転した場合に変形
又は破損により種々の障害が生じるという問題がある。
また、この様な構造で工作機械等の主軸に要求される、
広い回転範囲での定出力特性、トルク脈動の少ない回
転、回転子の発熱による熱変形がない等の複数の諸特性
が要求される場合は問題がある。
磁石を設けたり、コイルを巻いたりするとそれだけ構造
が複雑となり、かつ弱くなり、高速回転した場合に変形
又は破損により種々の障害が生じるという問題がある。
また、この様な構造で工作機械等の主軸に要求される、
広い回転範囲での定出力特性、トルク脈動の少ない回
転、回転子の発熱による熱変形がない等の複数の諸特性
が要求される場合は問題がある。
【0005】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものである。
れたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による同期機は、
同期機の界磁磁束を発生させる界磁巻線を電気角120
度ずつずらした3組の3相巻線として電機子側に設け、
電機子巻線も電気角120度ずつずらした3組の3相巻
線として前記電機子側に設け、その巻線間の電気角を好
ましくは90度とした電機子構造である。
同期機の界磁磁束を発生させる界磁巻線を電気角120
度ずつずらした3組の3相巻線として電機子側に設け、
電機子巻線も電気角120度ずつずらした3組の3相巻
線として前記電機子側に設け、その巻線間の電気角を好
ましくは90度とした電機子構造である。
【0007】
【作用】電機子に巻かれた界磁巻線の界磁電流によって
回転子が所定の方向に磁化され、回転子がどの位置にあ
っても回転子、電機子電流、界磁電流、の位相角は所定
の角度に制御されているので、電機子巻線に流れる電機
子電流との間にフレミングの法則による回転トルクを生
じる。また、回転子を外力により回せば誘起電圧を生じ
る、回転磁界磁極形同期機となる。
回転子が所定の方向に磁化され、回転子がどの位置にあ
っても回転子、電機子電流、界磁電流、の位相角は所定
の角度に制御されているので、電機子巻線に流れる電機
子電流との間にフレミングの法則による回転トルクを生
じる。また、回転子を外力により回せば誘起電圧を生じ
る、回転磁界磁極形同期機となる。
【0008】
【実施例】本願発明は回転形同期モータ、リニア形同期
モータのみならず同期発電機にも適用できるものであ
る。以下順次説明する。
モータのみならず同期発電機にも適用できるものであ
る。以下順次説明する。
【0009】最初、本願発明を回転形同期モータに適用
した実施例について、図を参照しながら説明する。図1
は三相同期モータの電機子11の例を示す。図におい
て、電機子コア13には24個のスロット15が設けら
れてあり、各スロットには界磁磁束を発生させるための
界磁巻線17と電機子巻線19が二層に巻かれている。
また、コアの半径方向内側には回転子21が回転自在に
設けてあり、この回転子21は断面の所定の方向に容易
に磁化されるように構成されてある。
した実施例について、図を参照しながら説明する。図1
は三相同期モータの電機子11の例を示す。図におい
て、電機子コア13には24個のスロット15が設けら
れてあり、各スロットには界磁磁束を発生させるための
界磁巻線17と電機子巻線19が二層に巻かれている。
また、コアの半径方向内側には回転子21が回転自在に
設けてあり、この回転子21は断面の所定の方向に容易
に磁化されるように構成されてある。
【0010】図中、u,v,w,u´,v´,w´は界
磁巻線を示し、U,V,W,U´,V´,W´は電機子
巻線を示す。界磁巻線u,v,w,u´,v´,w´は
位相角120度ずつずらして巻いてあり、同様に電機子
巻線U,V,W,U´,V´,W´も位相角120度ず
つずらして巻いてある。また、界磁巻線と対応する電機
子巻線は位相角が90度ずれている。
磁巻線を示し、U,V,W,U´,V´,W´は電機子
巻線を示す。界磁巻線u,v,w,u´,v´,w´は
位相角120度ずつずらして巻いてあり、同様に電機子
巻線U,V,W,U´,V´,W´も位相角120度ず
つずらして巻いてある。また、界磁巻線と対応する電機
子巻線は位相角が90度ずれている。
【0011】この界磁巻線17に、図2に示す3相界磁
巻線電流Iu,Iv,Iwを流すと界磁巻線による合成
磁界N・Sが生じ、その磁束分布は正弦波状となる。最
大磁束をΦm、磁極中心をθ=0とすると磁束は(1)
式のように表わされる。
巻線電流Iu,Iv,Iwを流すと界磁巻線による合成
磁界N・Sが生じ、その磁束分布は正弦波状となる。最
大磁束をΦm、磁極中心をθ=0とすると磁束は(1)
式のように表わされる。
【0012】 Φ=Φm・cos θ (1) また、この界磁巻線電流による磁界の磁極の中心が、回
転子の最も磁化容易な磁化容易軸に合致するように界磁
巻線電流を制御すると回転子は所定の方向に磁化され、
その磁束密度は近似的に(2)式のようになる。
転子の最も磁化容易な磁化容易軸に合致するように界磁
巻線電流を制御すると回転子は所定の方向に磁化され、
その磁束密度は近似的に(2)式のようになる。
【0013】 B=Bm・cos θ (2) 一方、電機子巻線に図2に示すように界磁電流Iu,I
v,Iwよりも所定の角度α、好ましくは90度だけ電
気位相角の進んだ3相電流IU,IV,IWを流す。
v,Iwよりも所定の角度α、好ましくは90度だけ電
気位相角の進んだ3相電流IU,IV,IWを流す。
【0014】すると、フレミングの法則により、トルク
Tが発生し、回転子は回転する。このトルクTは以下の
ようになる。
Tが発生し、回転子は回転する。このトルクTは以下の
ようになる。
【0015】ここで、トルクTを説明しやすくするため
に、磁化された回転子の磁極にあわせて電機子電流I
U,IV,IWの位相を制御した場合のトルクTについ
て式を下記に示す。電機子巻線のU,V,Wの各コイル
位置での磁束密度BU,BV,BWとすると、 BU=Bm・cos θ BV=Bm・cos (θ−120°) BW=Bm・cos (θ−240°) (3) となり、電機子電流IU,IV,IWは磁極位置に合わ
せて制御するので IU=Im・cos θ IV=Im・cos (θ−120°) IW=Im・cos (θ−240°) (4) となる。従ってトルクTは(5)式のようになる。
に、磁化された回転子の磁極にあわせて電機子電流I
U,IV,IWの位相を制御した場合のトルクTについ
て式を下記に示す。電機子巻線のU,V,Wの各コイル
位置での磁束密度BU,BV,BWとすると、 BU=Bm・cos θ BV=Bm・cos (θ−120°) BW=Bm・cos (θ−240°) (3) となり、電機子電流IU,IV,IWは磁極位置に合わ
せて制御するので IU=Im・cos θ IV=Im・cos (θ−120°) IW=Im・cos (θ−240°) (4) となる。従ってトルクTは(5)式のようになる。
【0016】 T=K(BU・IU+BV・IV+BW・IW) =3/2KBm・Im (5) これらの数式中、Bmは最大磁束密度、Imは電機子電
流の最大値で、θは前記磁極の中心とコイルUのなす電
気位相角である。なお、電機子電流によっても磁束Φ´
を生ずるが、その磁束方向の回転子の磁気抵抗は大きく
してあり、磁化されにくい磁気異方性回転子のため、そ
の影響は少ない。
流の最大値で、θは前記磁極の中心とコイルUのなす電
気位相角である。なお、電機子電流によっても磁束Φ´
を生ずるが、その磁束方向の回転子の磁気抵抗は大きく
してあり、磁化されにくい磁気異方性回転子のため、そ
の影響は少ない。
【0017】図3は前述した関係の概略を示すものであ
る。
る。
【0018】図4から図7に磁気異方性回転子の具体的
な構成例を示す。これらは2極の場合の例であるが、4
極以上の場合にも構成可能である。
な構成例を示す。これらは2極の場合の例であるが、4
極以上の場合にも構成可能である。
【0019】図4は断面が円形の回転子31で、磁気異
方性の磁性体32で構成した例である。磁気異方性磁性
体の金属としては例えば、方向性けい素鋼板、方向性ニ
ッケル鉄鋼板等がある。図4において磁気異方性磁性体
はX軸方向には容易に磁化されるが、Y軸方向には磁化
されにくい材質から構成されている。
方性の磁性体32で構成した例である。磁気異方性磁性
体の金属としては例えば、方向性けい素鋼板、方向性ニ
ッケル鉄鋼板等がある。図4において磁気異方性磁性体
はX軸方向には容易に磁化されるが、Y軸方向には磁化
されにくい材質から構成されている。
【0020】図5は等方性磁性体を用いて、回転子33
を凸極形にした場合で、X軸方向には容易に磁化される
が、Y軸方向には空隙を設けてあるので磁化されにく
い。
を凸極形にした場合で、X軸方向には容易に磁化される
が、Y軸方向には空隙を設けてあるので磁化されにく
い。
【0021】図6は回転子35をセグタント形にした場
合で、断面内側を非磁性体37で構成し、外側を磁性体
39で構成し、外側の磁性体部分39にはX軸方向にス
リット状の空隙41又は非磁性体を設けてある。従って
X軸方向には磁気抵抗が小さいので容易に磁化される
が、Y軸方向には磁化されにくい。
合で、断面内側を非磁性体37で構成し、外側を磁性体
39で構成し、外側の磁性体部分39にはX軸方向にス
リット状の空隙41又は非磁性体を設けてある。従って
X軸方向には磁気抵抗が小さいので容易に磁化される
が、Y軸方向には磁化されにくい。
【0022】図7は回転子43をハイブリッド形にした
場合で、磁性体45中に空隙又は非磁性体47をX軸方
向へ設けてある。従ってX軸方向には磁化容易である
が、Y軸方向には磁化しにくい。
場合で、磁性体45中に空隙又は非磁性体47をX軸方
向へ設けてある。従ってX軸方向には磁化容易である
が、Y軸方向には磁化しにくい。
【0023】図8は回転子49を4極にした場合の例で
ある。X,X´方向には磁化容易であるが、Y,Y´軸
方向には磁化されにくい。なお、4極形の場合は磁化容
易な方向は2方向である。
ある。X,X´方向には磁化容易であるが、Y,Y´軸
方向には磁化されにくい。なお、4極形の場合は磁化容
易な方向は2方向である。
【0024】以上のように、回転子を軸方向と直角な断
面の所定方向に磁気異方性をもたせ、電機子に2組の3
相巻線を巻いて、その電流位相角を好ましくは90度ず
らせば、界磁巻線電流で界磁磁束を作り、電機子巻線電
流との間にフレミングの法則によるトルクを発生させる
ことができる。これにより、磁束Φと電流Iによる最
適、最大値トルクを発生させることができる完全ベクト
ル制御が可能となる。
面の所定方向に磁気異方性をもたせ、電機子に2組の3
相巻線を巻いて、その電流位相角を好ましくは90度ず
らせば、界磁巻線電流で界磁磁束を作り、電機子巻線電
流との間にフレミングの法則によるトルクを発生させる
ことができる。これにより、磁束Φと電流Iによる最
適、最大値トルクを発生させることができる完全ベクト
ル制御が可能となる。
【0025】界磁電流による界磁磁束が比例関係にあれ
ばトルクTは(6)式のようになる。
ばトルクTは(6)式のようになる。
【0026】 T=K2 ・界磁電流・電機子電流 (6) 上記において、電機子電流によっても磁束Φと直交する
電機子反作用磁束Φ´が生じ、界磁電流との間でトルク
を発生する。回転子が断面円形で磁気等方性の材料から
なり、エアギャップが均一であれば、回転子は回転しな
い。
電機子反作用磁束Φ´が生じ、界磁電流との間でトルク
を発生する。回転子が断面円形で磁気等方性の材料から
なり、エアギャップが均一であれば、回転子は回転しな
い。
【0027】回転子の材質を磁束Φの方向に磁化容易軸
をもった磁気異方性回転子とすれば、断面が円形でエヤ
ギャップが均一であっても、(5)式によるトルクは発
生する。
をもった磁気異方性回転子とすれば、断面が円形でエヤ
ギャップが均一であっても、(5)式によるトルクは発
生する。
【0028】従って、回転子の磁化特性をΦ方向には磁
化しやすく、Φ´方向には磁化しにくい材質又は構造に
することにより、本理論にもとづく同期モータが可能と
なる。
化しやすく、Φ´方向には磁化しにくい材質又は構造に
することにより、本理論にもとづく同期モータが可能と
なる。
【0029】従って、本発明による回転子は、従来の同
期電動機のように回転子に界磁コイルを巻いたり、永久
磁石を取りつけたりする必要がない。また、誘導電動機
のように、回転子にけい素鋼板を用いその中にスロット
を設け、アルミ、銅などによるかご形巻線をほどこした
りする必要もなく、誘導電流による発熱もない同期機が
本発明の回転磁界磁極形同期機である。
期電動機のように回転子に界磁コイルを巻いたり、永久
磁石を取りつけたりする必要がない。また、誘導電動機
のように、回転子にけい素鋼板を用いその中にスロット
を設け、アルミ、銅などによるかご形巻線をほどこした
りする必要もなく、誘導電流による発熱もない同期機が
本発明の回転磁界磁極形同期機である。
【0030】本発明による同期モータは以下のように利
用することができる。
用することができる。
【0031】(5)式から、モータの出力P[w]は
(7)式のように表わせる。
(7)式のように表わせる。
【0032】 p=2πnT=√3 EI (7) (7)式において、nはモータの毎秒回転数[rp
s]、Tはトルク[Nm]、Eは3相線間の逆起電力
[v]で、Iは相電流[A]である。また逆起電力E
[v]は(8)式で表わされる。但しkは比例定数であ
る。
s]、Tはトルク[Nm]、Eは3相線間の逆起電力
[v]で、Iは相電流[A]である。また逆起電力E
[v]は(8)式で表わされる。但しkは比例定数であ
る。
【0033】 E=k・Φ・n [v] (8) (7)および(8)式から以下の利用が可能となる。即
ち、Φを一定にして、0〜n回転の間で定トルクの特性
をもつ同期モータ、Φを可変にして、約0〜n回転の間
で定出力の特性をもつ同期モータ、積Φ・Iを最適制御
して、0〜n回転の間で、任意の負荷に対してモータ損
失を最小にする高効率の同期モータ等の利用が可能であ
る。従って、本発明によるモータは産業のあらゆる分野
に利用できる。以下に具体的な適用例について述べる。
ち、Φを一定にして、0〜n回転の間で定トルクの特性
をもつ同期モータ、Φを可変にして、約0〜n回転の間
で定出力の特性をもつ同期モータ、積Φ・Iを最適制御
して、0〜n回転の間で、任意の負荷に対してモータ損
失を最小にする高効率の同期モータ等の利用が可能であ
る。従って、本発明によるモータは産業のあらゆる分野
に利用できる。以下に具体的な適用例について述べる。
【0034】図9は本発明の同期モータ101を利用し
て速度制御したACサーボモータのブロック図を示す。
て速度制御したACサーボモータのブロック図を示す。
【0035】モータ101には電機子電流Ia と界磁電
流If が図1に示した電機子巻線19及び界磁巻線17
の各々に流され、前記モータ101の電機子巻線,界磁
巻線に対する磁極の位置及び回転速度が第1検出器10
3により検出される。
流If が図1に示した電機子巻線19及び界磁巻線17
の各々に流され、前記モータ101の電機子巻線,界磁
巻線に対する磁極の位置及び回転速度が第1検出器10
3により検出される。
【0036】この第1検出器103は回転速度検出と磁
極位置検出が可能な検出器であって、例えば、ロータリ
エンコーダ、ロータリレゾルバが利用される。
極位置検出が可能な検出器であって、例えば、ロータリ
エンコーダ、ロータリレゾルバが利用される。
【0037】前記電機子電流Ia 及び界磁電流If は各
々インバータI 105、インバータII 107によっ
て以下に説明するように制御される。即ち、同期モータ
101の回転速度は以下のようにして制御される。
々インバータI 105、インバータII 107によっ
て以下に説明するように制御される。即ち、同期モータ
101の回転速度は以下のようにして制御される。
【0038】まず、回転速度指令S1 により、希望する
所定の回転数が回転速度アンプ111に与えられる。ま
たこの回転速度アンプ111には前記第1検出器103
によって検出された同期モータ101の回転数S2 がフ
ィードバックされ、電機子電流制御指令値S3 を出力す
る。
所定の回転数が回転速度アンプ111に与えられる。ま
たこの回転速度アンプ111には前記第1検出器103
によって検出された同期モータ101の回転数S2 がフ
ィードバックされ、電機子電流制御指令値S3 を出力す
る。
【0039】前記電機子電流指令値S3 は、電機子電流
指令S5 と共に電機子電流アンプ113に与えられイン
バータI 105の出力側に設けた電機子電流検出器1
15によって検出された電機子電流S7 は電機子電流ア
ンプ113にフィードバックされる。この電機子電流ア
ンプ113からインバータ制御信号S9 が出力される。
指令S5 と共に電機子電流アンプ113に与えられイン
バータI 105の出力側に設けた電機子電流検出器1
15によって検出された電機子電流S7 は電機子電流ア
ンプ113にフィードバックされる。この電機子電流ア
ンプ113からインバータ制御信号S9 が出力される。
【0040】一方、界磁電流指令S11が、界磁電流アン
プ121に入力されるとともにインバータIIの出力側に
設けた界磁電流検出器117によって検出された界磁電
流S13が界磁電流アンプ121にフィードバックされ
る。この界磁電流アンプ121からインバータII 10
7を制御するインバータ制御信号S15が出力される。
プ121に入力されるとともにインバータIIの出力側に
設けた界磁電流検出器117によって検出された界磁電
流S13が界磁電流アンプ121にフィードバックされ
る。この界磁電流アンプ121からインバータII 10
7を制御するインバータ制御信号S15が出力される。
【0041】さらに、磁極位値S4 、電機子電流S7 及
び界磁電流S13が電機子電流、界磁電流位相制御アンプ
123に入力され、各電流の位相、周波数を制御するた
め制御信号S17,S19がインバータI 105及びイン
バータII 109の入力側に入力される。よって、電流
Ia,Ifが制御され本発明同期モータはACサーボモ
ータとして動作し、希望する所定の回転速度が得られ
る。
び界磁電流S13が電機子電流、界磁電流位相制御アンプ
123に入力され、各電流の位相、周波数を制御するた
め制御信号S17,S19がインバータI 105及びイン
バータII 109の入力側に入力される。よって、電流
Ia,Ifが制御され本発明同期モータはACサーボモ
ータとして動作し、希望する所定の回転速度が得られ
る。
【0042】図10は本発明による別の実施例であっ
て、同期モータ101を利用してモータの回転角または
負荷の移動量を制御したACサーボモータの制御回路の
ブロック図を示す。図10で図9と同じ回路については
同じ番号を附して説明を省略し、本適用の新たな回路に
ついてのみ以下に説明する。
て、同期モータ101を利用してモータの回転角または
負荷の移動量を制御したACサーボモータの制御回路の
ブロック図を示す。図10で図9と同じ回路については
同じ番号を附して説明を省略し、本適用の新たな回路に
ついてのみ以下に説明する。
【0043】位置指令S21により希望する所定のモータ
の回転角または負荷移動量が位置偏差アンプ201に入
力される、一方、負荷回転角負荷移動量検出センサー2
03によって検出された負荷の回転角または移動量S23
及び前記第1検出器103によって検出された回転角ま
たは回転位置の信号S25が同時に前記位置偏差アンプ2
01に入力され、この位置偏差アンプ201から回転速
度指令S27が前述の回転速度アンプ111の入力側に入
力されモータが回転し回転角、移動量を制御する。
の回転角または負荷移動量が位置偏差アンプ201に入
力される、一方、負荷回転角負荷移動量検出センサー2
03によって検出された負荷の回転角または移動量S23
及び前記第1検出器103によって検出された回転角ま
たは回転位置の信号S25が同時に前記位置偏差アンプ2
01に入力され、この位置偏差アンプ201から回転速
度指令S27が前述の回転速度アンプ111の入力側に入
力されモータが回転し回転角、移動量を制御する。
【0044】図11は本発明による別の実施例であっ
て、同期モータを利用して、モータの損失を最少にする
高効率運転制御システムのブロック図を示す。図中の番
号、符号は図9の場合と同様である。
て、同期モータを利用して、モータの損失を最少にする
高効率運転制御システムのブロック図を示す。図中の番
号、符号は図9の場合と同様である。
【0045】前述したように、本発明のモータ出力は
(7)式で示されているように、p=2πnTであり、
トルクは(6)式で示されているようにT=k2 ×電機
子電流×界磁電流である。従って、任意の回転数、トル
クに対して、電機子巻線抵抗Ra 、界磁巻線抵抗Rf 、
界磁電流If に対する界磁磁束特性、電機子、界磁電
流の周波数に対する鉄損等のモータ特性に応じて、電機
子電流Ia と界磁電流If をモータ損失の最も少なくな
るような比率に定めて制御すれば高効率運転が実現でき
る。
(7)式で示されているように、p=2πnTであり、
トルクは(6)式で示されているようにT=k2 ×電機
子電流×界磁電流である。従って、任意の回転数、トル
クに対して、電機子巻線抵抗Ra 、界磁巻線抵抗Rf 、
界磁電流If に対する界磁磁束特性、電機子、界磁電
流の周波数に対する鉄損等のモータ特性に応じて、電機
子電流Ia と界磁電流If をモータ損失の最も少なくな
るような比率に定めて制御すれば高効率運転が実現でき
る。
【0046】高効率運転の一例としてモータの銅損失を
最少に制御する例について図11を用いて説明する。
最少に制御する例について図11を用いて説明する。
【0047】電機子電流Ia [A]、界磁電流I
f [A]、電機子抵抗Ra [Ω]、界磁抵抗Rf [Ω]
とすればモータの銅損失Pc [w]は(9)式で示され
る。またトルクT[Nm]は(10)式で示される。
f [A]、電機子抵抗Ra [Ω]、界磁抵抗Rf [Ω]
とすればモータの銅損失Pc [w]は(9)式で示され
る。またトルクT[Nm]は(10)式で示される。
【0048】 PC =Ia 2 ・Ra +If 2 ・Rf [w] (9) T=K・Ia ・If [Nm] (10) 電機子電流検出器115及び界磁電流検出器117によ
り検出された電流Ia,If より負荷トルクが分かるか
ら、その負荷トルク以下にならないように電流Ia ,I
f を可変にし、Pc が最少となるようなIa * ,If *
を決定し、これにより制御を行う。即ち、図11におい
て、電機子電流検出器115によって検出された電流値
Ia と界磁電流検出器117によって検出された電流値
If をモータ損失最少制御回路211に入力する。ま
た、モータ損失最少制御回路211の電機子巻線抵抗R
a と界磁巻線抵抗Rf をモータによって定まる固有値に
設定する。この制御回路211によって決定されたIa
制御指令Ia *,If 制御指令If *は図9で説明した
電機子電流S7 、界磁電流S13の代りに、電機子電流ア
ンプ113及び界磁電流アンプ121に入力され、モー
タ銅損失最少制御、高効率運動が実現できる。
り検出された電流Ia,If より負荷トルクが分かるか
ら、その負荷トルク以下にならないように電流Ia ,I
f を可変にし、Pc が最少となるようなIa * ,If *
を決定し、これにより制御を行う。即ち、図11におい
て、電機子電流検出器115によって検出された電流値
Ia と界磁電流検出器117によって検出された電流値
If をモータ損失最少制御回路211に入力する。ま
た、モータ損失最少制御回路211の電機子巻線抵抗R
a と界磁巻線抵抗Rf をモータによって定まる固有値に
設定する。この制御回路211によって決定されたIa
制御指令Ia *,If 制御指令If *は図9で説明した
電機子電流S7 、界磁電流S13の代りに、電機子電流ア
ンプ113及び界磁電流アンプ121に入力され、モー
タ銅損失最少制御、高効率運動が実現できる。
【0049】図12は本願発明を同期モータに適用した
別の実施例を示す。図12に示すように、電機子電流巻
線19は3相交流電源に直接接続されており、界磁電流
巻線17はコンデンサー221及び電磁開閉器223を
介して前記の3相交流電源に接続されている。電磁開閉
器223は同期化回路225によってオンオフが制御さ
れている。
別の実施例を示す。図12に示すように、電機子電流巻
線19は3相交流電源に直接接続されており、界磁電流
巻線17はコンデンサー221及び電磁開閉器223を
介して前記の3相交流電源に接続されている。電磁開閉
器223は同期化回路225によってオンオフが制御さ
れている。
【0050】まず、最初に電磁開閉器223をオフにし
た状態で電機子巻線19に3相交流電流を流すと、回転
子227に誘導電流が流れ、電機子巻線の作る回転磁界
と誘導電流との間にフレミングの法則によるトルクが発
生し、誘導電動機としてモータは回転する。この誘導ト
ルクによってモータの回転速度が同期速度に接近した
ら、同期化回路225を作動して電磁開閉器223をオ
ンにする。界磁巻線17にはコンデンサ221により9
0度位相のずれた電流が流れ、回転子に界磁極が発生す
る。この界磁極と電機子電流の作る回転磁界との間で吸
引力が働き、回転子が同期化され、同期電動機として回
転する。なお、前記コンデンサーの代りにコイル又は両
者を用いることもできる。
た状態で電機子巻線19に3相交流電流を流すと、回転
子227に誘導電流が流れ、電機子巻線の作る回転磁界
と誘導電流との間にフレミングの法則によるトルクが発
生し、誘導電動機としてモータは回転する。この誘導ト
ルクによってモータの回転速度が同期速度に接近した
ら、同期化回路225を作動して電磁開閉器223をオ
ンにする。界磁巻線17にはコンデンサ221により9
0度位相のずれた電流が流れ、回転子に界磁極が発生す
る。この界磁極と電機子電流の作る回転磁界との間で吸
引力が働き、回転子が同期化され、同期電動機として回
転する。なお、前記コンデンサーの代りにコイル又は両
者を用いることもできる。
【0051】図13は本発明の別の実施例であって、回
転子241にさらに永久磁石243a,243bを設け
た場合である。永久磁石243a,243bによる磁束
をΦ1 とし、界磁巻線17(u,v,w)による磁束を
Φとする。
転子241にさらに永久磁石243a,243bを設け
た場合である。永久磁石243a,243bによる磁束
をΦ1 とし、界磁巻線17(u,v,w)による磁束を
Φとする。
【0052】回転子241に図示省略の磁極位置検出器
を設けてΦ1 とΦの方向を常に一致させるように界磁巻
線17に流れる電流を制御する。この場合Φ1 とΦが同
位相なら合成界磁磁束ΣΦはΣΦ=Φ1 +Φとなり、界
磁磁束が増大する。またΦ1とΦが逆位相ならばΣΦ=
Φ1 −Φとなり界磁磁束は減少する。
を設けてΦ1 とΦの方向を常に一致させるように界磁巻
線17に流れる電流を制御する。この場合Φ1 とΦが同
位相なら合成界磁磁束ΣΦはΣΦ=Φ1 +Φとなり、界
磁磁束が増大する。またΦ1とΦが逆位相ならばΣΦ=
Φ1 −Φとなり界磁磁束は減少する。
【0053】図14は本発明の同期モータの電機子を2
分割し、モータの組立を容易にした実施例である。分割
は2分割に限らず適当な数の複数個に分割してもよい。
図14において、分割された電機子261a,261b
には巻線263a,263bは別々に巻いてある。
分割し、モータの組立を容易にした実施例である。分割
は2分割に限らず適当な数の複数個に分割してもよい。
図14において、分割された電機子261a,261b
には巻線263a,263bは別々に巻いてある。
【0054】従って、モータを機械に組付けるために生
ずる組立上の制約が少なくなる。即ち、分割された電機
子261a,261bを図の矢印の方向に突合せて電機
子を一体とすることができ、モータの組立に関係なくベ
アリング265を回転軸267に取付けることができ
る。
ずる組立上の制約が少なくなる。即ち、分割された電機
子261a,261bを図の矢印の方向に突合せて電機
子を一体とすることができ、モータの組立に関係なくベ
アリング265を回転軸267に取付けることができ
る。
【0055】図15は工作機械の主軸とモータの回転子
軸とを一体として形成した実施例である。即ち、工作機
械の主軸281が磁性体で構成されている場合は、その
端部283を適宜加工して、本発明による回転子を構成
し、その外側に電機子巻線及び界磁巻線を巻いた電機子
285を設けることにより、工作機械とモータを一体的
に製作することができる。なお、図中刃物287は工具
289に取付けられており、前記工具289は主軸28
1に取付けられていて、この主軸281はベアリング2
91に回転自在に支持されている。
軸とを一体として形成した実施例である。即ち、工作機
械の主軸281が磁性体で構成されている場合は、その
端部283を適宜加工して、本発明による回転子を構成
し、その外側に電機子巻線及び界磁巻線を巻いた電機子
285を設けることにより、工作機械とモータを一体的
に製作することができる。なお、図中刃物287は工具
289に取付けられており、前記工具289は主軸28
1に取付けられていて、この主軸281はベアリング2
91に回転自在に支持されている。
【0056】図16及び図17は界磁巻線301と電機
子巻線303を別々の電機子コア305,307に巻
き、位相角が好ましくは90度異なるように基準軸30
9と311を合わせて、軸方向に組立可能にした実施例
を示す。図16において、回転シャフト313に非磁性
体315と磁性体部317により回転子319を構成す
る。各々の巻線を巻いた電機子コア305,307を回
転子319の外側に設け、さらに電機子コア305,3
07の外側に磁気回路を構成するため接続用磁性体32
1を設ける。これによって一点鎖線322で示す閉じた
磁気回路が形成され、前述した複巻同期機と同様の性能
を発揮することができる。本実施例を使用すると、電機
子が2つに分割されているため、電機子の直径方向の寸
法を小さくでき、細長いモータが必要な機械には有効で
ある。
子巻線303を別々の電機子コア305,307に巻
き、位相角が好ましくは90度異なるように基準軸30
9と311を合わせて、軸方向に組立可能にした実施例
を示す。図16において、回転シャフト313に非磁性
体315と磁性体部317により回転子319を構成す
る。各々の巻線を巻いた電機子コア305,307を回
転子319の外側に設け、さらに電機子コア305,3
07の外側に磁気回路を構成するため接続用磁性体32
1を設ける。これによって一点鎖線322で示す閉じた
磁気回路が形成され、前述した複巻同期機と同様の性能
を発揮することができる。本実施例を使用すると、電機
子が2つに分割されているため、電機子の直径方向の寸
法を小さくでき、細長いモータが必要な機械には有効で
ある。
【0057】図18は、本発明をリニアモータに適用し
た実施例である。図18に示すリニアモータ401は図
1に示す2極,24スロットの3相電機子をそのままリ
ニア電機子403の構造としたものであり、可動子40
5は図6示す磁極がセグメント構造のものを示す。
た実施例である。図18に示すリニアモータ401は図
1に示す2極,24スロットの3相電機子をそのままリ
ニア電機子403の構造としたものであり、可動子40
5は図6示す磁極がセグメント構造のものを示す。
【0058】図18において、電機子403は、くし形
の電機子コア407に巻線u,v,wからなる界磁巻線
409と巻線U,V,Wからなる電機子巻線411を2
層に巻いて構成されている。また、可動子405は、鉄
等の磁性体からなる磁極413を所定の間隔毎に隙間4
15を置いてアルミニウム等の非磁性体からなる取付板
417に設けた構成である。これらの巻線409,41
1に図2に示した3相交流を流すと、回転モータの場合
と同一の原理によって、水平方向の力が電機子と可動子
の間に発生する。従って、電機子を固定すれば可動子が
動き、可動子を固定すれば電機子が動き、リニアモータ
が構成される。
の電機子コア407に巻線u,v,wからなる界磁巻線
409と巻線U,V,Wからなる電機子巻線411を2
層に巻いて構成されている。また、可動子405は、鉄
等の磁性体からなる磁極413を所定の間隔毎に隙間4
15を置いてアルミニウム等の非磁性体からなる取付板
417に設けた構成である。これらの巻線409,41
1に図2に示した3相交流を流すと、回転モータの場合
と同一の原理によって、水平方向の力が電機子と可動子
の間に発生する。従って、電機子を固定すれば可動子が
動き、可動子を固定すれば電機子が動き、リニアモータ
が構成される。
【0059】本実施例においては2極24スロットとし
たが、これに限るものではなく、また、電機子と可動子
の組合せもこれに限るものではなく、前述した構成が全
て適用できるものである。
たが、これに限るものではなく、また、電機子と可動子
の組合せもこれに限るものではなく、前述した構成が全
て適用できるものである。
【0060】図19は本発明の同期発電機への適用例の
原理を説明するための図である。同図において、電機子
コア501に界磁巻線503と電機子巻線505が二層
に巻かれている。また回転子507は凸極形に構成され
ており、図の上下方向には磁化され易いが、左右方向に
は磁化され難い構成になっている。また、前記巻線50
3,505はいずれも2極3相用巻線であって、好まし
くは90度位相がずれるように配置されている。今、巻
線u,v,wから構成される界磁巻線503に3相電流
を流し、それによって発生される磁界磁束509の磁極
中心軸511方向と回転子の磁化容易軸513とを常に
一致させるように界磁巻線電流を制御する。回転子は常
に一定方向に磁化されているので、これを回転するとフ
レミングの法則により、巻線u,v,wからなる電機子
巻線505に三相電圧が誘起され、発電機となる。
原理を説明するための図である。同図において、電機子
コア501に界磁巻線503と電機子巻線505が二層
に巻かれている。また回転子507は凸極形に構成され
ており、図の上下方向には磁化され易いが、左右方向に
は磁化され難い構成になっている。また、前記巻線50
3,505はいずれも2極3相用巻線であって、好まし
くは90度位相がずれるように配置されている。今、巻
線u,v,wから構成される界磁巻線503に3相電流
を流し、それによって発生される磁界磁束509の磁極
中心軸511方向と回転子の磁化容易軸513とを常に
一致させるように界磁巻線電流を制御する。回転子は常
に一定方向に磁化されているので、これを回転するとフ
レミングの法則により、巻線u,v,wからなる電機子
巻線505に三相電圧が誘起され、発電機となる。
【0061】発電機の出力電圧V、出力周波数fは各々
(11)式,(12)式のように与えられる。
(11)式,(12)式のように与えられる。
【0062】 V=K1 ・Φ・n [v] (11) f=K2 ・n・p [HZ] (12) 上式中、K1 ,K2 は比例定数、Φは界磁磁束[MAX
WELL]、nは毎秒回転数[rps]である。また、
界磁電流If が界磁磁束Φに比例するとすれば(13)
式が成立する。
WELL]、nは毎秒回転数[rps]である。また、
界磁電流If が界磁磁束Φに比例するとすれば(13)
式が成立する。
【0063】 Φ=K3 ・If [MAXWELL] (13) 以上の如く本発明による同期発電機は、従来の同期発電
機と異なり、回転子にコイルを接続したり、永久磁石を
取り付けたりする必要がない。従って、回転子が極めて
簡単、かつ堅牢な同期発電機が構成できる。
機と異なり、回転子にコイルを接続したり、永久磁石を
取り付けたりする必要がない。従って、回転子が極めて
簡単、かつ堅牢な同期発電機が構成できる。
【0064】図20は本発明による同期発電機を使用し
て、負荷変動に対して出力電圧を一定に保つための制御
回路のブロック図を示すものである。
て、負荷変動に対して出力電圧を一定に保つための制御
回路のブロック図を示すものである。
【0065】図20において、同期発電機521の回転
子523にはタービン、エンジン、水車等からなる原動
機525が連結されており、定速回転されている。ま
た、電機子巻線505には負荷527が接続されてい
る。また、回転子523にはロータリエンコーダ等から
なる磁極位置検出器531が設けられており、磁極の位
置信号S51が出力されている。電機子巻線505には計
器用変圧器535が設けてあり、出力電圧S52が検出さ
れている。
子523にはタービン、エンジン、水車等からなる原動
機525が連結されており、定速回転されている。ま
た、電機子巻線505には負荷527が接続されてい
る。また、回転子523にはロータリエンコーダ等から
なる磁極位置検出器531が設けられており、磁極の位
置信号S51が出力されている。電機子巻線505には計
器用変圧器535が設けてあり、出力電圧S52が検出さ
れている。
【0066】希望する所定の電圧が電圧指令S53として
電機子電圧アンプ537に入力され、同時に計器用変圧
器535によって検出された出力電圧S52が電機子電圧
アンプ537に入力される。前記電機子電圧アンプ53
7は界磁電流指令S55を界磁電流アンプ539に入力す
る。界磁電流アンプ539にはまた界磁電流検出器54
1によって検出された界磁電流S57がフィードバックさ
れている。
電機子電圧アンプ537に入力され、同時に計器用変圧
器535によって検出された出力電圧S52が電機子電圧
アンプ537に入力される。前記電機子電圧アンプ53
7は界磁電流指令S55を界磁電流アンプ539に入力す
る。界磁電流アンプ539にはまた界磁電流検出器54
1によって検出された界磁電流S57がフィードバックさ
れている。
【0067】界磁電流アンプ539から出力される界磁
電流値指令S59は界磁電流位相制御アンプ541に入力
される。またこの界磁電流位相制御アンプ541には前
記磁極位置検出器531から検出された磁極位置信号S
51が入力されている。界磁電流位相制御アンプ541は
界磁電流を制御するインバータ543にインバータ制御
信号S61を出力する。
電流値指令S59は界磁電流位相制御アンプ541に入力
される。またこの界磁電流位相制御アンプ541には前
記磁極位置検出器531から検出された磁極位置信号S
51が入力されている。界磁電流位相制御アンプ541は
界磁電流を制御するインバータ543にインバータ制御
信号S61を出力する。
【0068】本実施例は以上のように構成されているの
で、発電機に負荷が接続されていない無負荷運転であれ
ば、誘起電圧がそのまま出力電圧となり、発電機に負荷
が接続されていれば、電機子巻線U,V,Wに電流が流
れ、電機子巻線のインピーダンスにより電圧降下が生
じ、出力電圧は小さくなる。従って、この電圧降下分を
補償して出力電圧を一定とするために計器用変圧器53
5によって出圧電圧S52が電機子電圧アンプ537にフ
ィードバックされている。この電機子電圧アンプ537
は電圧指令S53と発電機出力電圧S52の偏差を増幅し
て、界磁電流アンプ539に界磁電流指令S55を出力す
る。界磁電流アンプ539はこの界磁電流指令S55と界
磁電流検出器541からの界磁電流S57との偏差を増幅
し、界磁電流指令S59を界磁電流位相制御アンプ541
に出力する。界磁電流位相制御アンプ541は磁極位置
信号S51と界磁電流指令S59に基づいて、回転子523
がどの位置にあっても、界磁電流が正しく界磁巻線に流
れるようにインバータ制御信号S61を作る。この信号に
より、インバータ543は界磁電流を作り、その値を制
御し、負荷変動があっても出力電圧が一定となる。
で、発電機に負荷が接続されていない無負荷運転であれ
ば、誘起電圧がそのまま出力電圧となり、発電機に負荷
が接続されていれば、電機子巻線U,V,Wに電流が流
れ、電機子巻線のインピーダンスにより電圧降下が生
じ、出力電圧は小さくなる。従って、この電圧降下分を
補償して出力電圧を一定とするために計器用変圧器53
5によって出圧電圧S52が電機子電圧アンプ537にフ
ィードバックされている。この電機子電圧アンプ537
は電圧指令S53と発電機出力電圧S52の偏差を増幅し
て、界磁電流アンプ539に界磁電流指令S55を出力す
る。界磁電流アンプ539はこの界磁電流指令S55と界
磁電流検出器541からの界磁電流S57との偏差を増幅
し、界磁電流指令S59を界磁電流位相制御アンプ541
に出力する。界磁電流位相制御アンプ541は磁極位置
信号S51と界磁電流指令S59に基づいて、回転子523
がどの位置にあっても、界磁電流が正しく界磁巻線に流
れるようにインバータ制御信号S61を作る。この信号に
より、インバータ543は界磁電流を作り、その値を制
御し、負荷変動があっても出力電圧が一定となる。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電機子側には2組のコイルを巻いてあるが回転子側には
永久磁石を取付けたり、またはコイルを巻いたりする必
要がないので、回転子の構造が簡単で、かつ堅牢にする
ことができるので高速運転においても容易に破損するこ
とがない。
電機子側には2組のコイルを巻いてあるが回転子側には
永久磁石を取付けたり、またはコイルを巻いたりする必
要がないので、回転子の構造が簡単で、かつ堅牢にする
ことができるので高速運転においても容易に破損するこ
とがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1実施例に係る電機子の構造を
示す図である。
示す図である。
【図2】界磁巻線と電機子巻線に流れる電流の位相関係
を示す図である。
を示す図である。
【図3】第1実施例における界磁電流による磁気密度の
状態を示す図である。
状態を示す図である。
【図4】磁気異方性の磁性体で構成した回転子の例を示
す図である。
す図である。
【図5】凸極形にした回転子の例を示す図である。
【図6】セグメント形にした回転子の例を示す図であ
る。
る。
【図7】ハイブリッド形に構成した回転子の例を示す図
である。
である。
【図8】4極の場合の凸極形に構成した回転子の例を示
す図である。
す図である。
【図9】本発明を利用した同期モータを速度制御する制
御装置のブロック図を示す。
御装置のブロック図を示す。
【図10】本発明を利用した同期モータを位置制御する
制御装置のブロック図を示す。
制御装置のブロック図を示す。
【図11】本発明を利用した同期モータをモータ損失最
小に制御する制御装置のブロック図を示す。
小に制御する制御装置のブロック図を示す。
【図12】本発明を利用した同期モータの位相遅れをリ
アクトルで構成した1例を示す図である。
アクトルで構成した1例を示す図である。
【図13】回転子にさらに永久磁石を設けた実施例を示
す図である。
す図である。
【図14】電機子を2分割に分割・組立を可能にした実
施例を示す図である。
施例を示す図である。
【図15】回転子の主軸と工作機械のモータの主軸を一
体に形成した例を示す図である。
体に形成した例を示す図である。
【図16】界磁巻線と電機子巻線を別々に構成し並設し
た例を示す図である。
た例を示す図である。
【図17】図16の実施例で界磁巻線と電機子巻線の配
置関係を示す図である。
置関係を示す図である。
【図18】本発明をリニア形モータに適用した実施例の
構成を示す図である。
構成を示す図である。
【図19】本発明を同期発電機に適用した実施例の原理
を説明する図である。
を説明する図である。
【図20】図19の発電機で出力電圧を一定にする制御
装置の実施例のブロック図を示す。
装置の実施例のブロック図を示す。
【符号の説明】 11 電機子 13 電機子コア 15 スロット 17 界磁巻線 19 電機子巻線 21 回転子 31 円形回転子 33 凸極形回転子 35 セグメント形回転子 43 ハイブリット形回転子 49 4極回転子 101 同期モータ 103 第1検出器 301 界磁巻線 303 電機子巻線 305,307 電機子コア 313 回転軸 315 非磁性体 317 磁性体部 401 リニアモータ 403 電機子 405 可動子 407 電機子コア 409 界磁巻線 411 電機子巻線 413 磁極 501 電機子コア 503 界磁巻線 505 電機子巻線 507 回転子 521 同期発電機 531 磁極位置検出器
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図19】
【図16】
【図17】
【図18】
【図20】
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02P 9/14 A 9178−5H
Claims (15)
- 【請求項1】 同期機の界磁磁束を発生させる界磁巻線
を電気角120度ずつずらした3組の3相巻線として電
機子側に設け、電機子巻線も電気角120度ずつずらし
た3組の3相巻線として前記電機子側に設け、その巻線
間の電気角を好ましくは90度とした電機子構造である
ことを特徴とする同期機。 - 【請求項2】 前記電機子構造において、相数、極数は
任意の数とし、上記2巻線間の電気位相角を90度とし
たことを特徴とする請求項1記載の同期機。 - 【請求項3】 前記電機構造において、回転子を任意形
状の磁性体で構成したことを特徴とする請求項1記載の
同期機。 - 【請求項4】 機械、器具の負荷軸そのものを前記電機
子構造の回転子としたことを特徴とする請求項1記載の
同期機。 - 【請求項5】 前記同期機において、電機子に電気角9
0度位相の2組の3相電流を流し、その周波数と電流を
制御してモータのトルク、回転数,負荷の回転角又は移
動量を制御するようにしたことを特徴とする請求項1記
載の同期機。 - 【請求項6】 前記同期機において、電機子に任意の電
気角の位相をもつ2組の3相電流を流し、その周波数と
電流を制御してモータのトルク、回転数,負荷の回転角
又は移動量を制御するようにしたことを特徴とする請求
項1記載の同期機。 - 【請求項7】 前記同期機において、電機子に巻かれた
2組の3相電流を最適制御して任意の回転、任意の負荷
においてモータ損失最小の高効率制御したことを特徴と
する同期機。 - 【請求項8】 請求項1記載の同期機の電機子巻線に直
接3相交流電源を接続し、誘導電流トルクで同期回転数
近くまで回転させ、界磁巻線にコンデンサ、又はリアク
トルを通して3相電源に接続し、90度位相電流で回転
子に界磁極を作り、同期させる行程を含むことを特徴と
する同期機の同期方法。 - 【請求項9】 前記同期方法において、任意の位相の電
流で回転子に界磁極を作ることを特徴とする請求項8記
載の同期化方法。 - 【請求項10】 前記同期機において、回転子に永久磁
石を取り付け、永久磁石による磁束と界磁電流による磁
束の総和で界磁極を作ることを特徴とする請求項1記載
の同期機。 - 【請求項11】 前記同期機において、固定子を2以上
の複数個に分割できるように2組の3相巻線を巻いて、
回転子を機械に取付後に、固定子を組付けることができ
るように分割電機子としたことを特徴とする請求項1記
載の同期機。 - 【請求項12】 前記同期機において、機械の軸そのも
のをモータの回転子とし、前記モータに前記分割電機子
を固定子として組付けたことを特徴とする請求項11記
載の同期機。 - 【請求項13】 前記同期機において、前記2組の3相
巻線を別々の電機子コアに巻き、軸方向にこの2組の電
機子を組立てて、その3相巻線の電気位相角を90度と
した電機子構造であることを特徴とする同期機。 - 【請求項14】 前記同期機において、電機子構造をリ
ニア状にしたことを特徴とする請求項1記載の同期機。 - 【請求項15】 前記同期機は発電機としたことを特徴
とする請求項1記載の同期機。
Priority Applications (9)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4238687A JPH0715900A (ja) | 1992-09-07 | 1992-09-07 | 同期機及び同期機の制御方法 |
| TW082103484A TW299522B (ja) | 1992-05-13 | 1993-05-04 | |
| CA002095669A CA2095669A1 (en) | 1992-05-13 | 1993-05-06 | Synchronous machine |
| SE9301608A SE9301608L (sv) | 1992-05-13 | 1993-05-10 | Synkronmotoranordning |
| IT93MI000968A IT1264430B1 (it) | 1992-05-13 | 1993-05-12 | Macchina sincrona |
| GB9309799A GB2268343A (en) | 1992-05-13 | 1993-05-12 | Control of synchronous machine |
| DE4315939A DE4315939A1 (de) | 1992-05-13 | 1993-05-12 | Synchronmaschine |
| NL9300832A NL9300832A (nl) | 1992-05-13 | 1993-05-13 | Synchrone machine. |
| FR9305757A FR2691304A1 (fr) | 1992-05-13 | 1993-05-13 | Dispositif à moteur synchrone et machine synchrone. |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4238687A JPH0715900A (ja) | 1992-09-07 | 1992-09-07 | 同期機及び同期機の制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0715900A true JPH0715900A (ja) | 1995-01-17 |
Family
ID=17033811
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4238687A Pending JPH0715900A (ja) | 1992-05-13 | 1992-09-07 | 同期機及び同期機の制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0715900A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007295719A (ja) * | 2006-04-25 | 2007-11-08 | Denso Corp | 車両用モータ装置 |
| JP2017046508A (ja) * | 2015-08-28 | 2017-03-02 | 三菱電機株式会社 | 回転電機およびその製造方法 |
| JP2017079569A (ja) * | 2015-10-22 | 2017-04-27 | キヤノン株式会社 | 可動磁石型リニアモータ制御システム |
| WO2021245815A1 (ja) * | 2020-06-03 | 2021-12-09 | 三菱電機株式会社 | 回転機制御装置 |
| JP2024150379A (ja) * | 2023-04-10 | 2024-10-23 | 憲治 成田 | 可変磁力式同期機 |
-
1992
- 1992-09-07 JP JP4238687A patent/JPH0715900A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US10581308B2 (en) | 2015-10-22 | 2020-03-03 | Canon Kabushiki Kaisha | Moving-magnet type linear motor controlling system and manufacturing method of parts |
| WO2021245815A1 (ja) * | 2020-06-03 | 2021-12-09 | 三菱電機株式会社 | 回転機制御装置 |
| JPWO2021245815A1 (ja) * | 2020-06-03 | 2021-12-09 | ||
| JP2024150379A (ja) * | 2023-04-10 | 2024-10-23 | 憲治 成田 | 可変磁力式同期機 |
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