JPH07159376A - クリーニングブラシ用繊維の評価方法 - Google Patents

クリーニングブラシ用繊維の評価方法

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JPH07159376A
JPH07159376A JP34041093A JP34041093A JPH07159376A JP H07159376 A JPH07159376 A JP H07159376A JP 34041093 A JP34041093 A JP 34041093A JP 34041093 A JP34041093 A JP 34041093A JP H07159376 A JPH07159376 A JP H07159376A
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JP
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fiber
cleaning
cleaning brush
brush
toner
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JP34041093A
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English (en)
Inventor
Eiichi Nagatsuka
栄一 永塚
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 感光体表面に付着したトナー、紙粉及び異物
等を除電、除去する性能を有するクリーニングブラシ用
の繊維を確実かつ容易に選択することができ、従来のト
ライアンドエラーによる除電、除去性能テストを繰り返
すことなく、最良なクリーニングブラシ用繊維を容易に
選定可能なクリーニングブラシ用繊維の評価方法を提供
することを目的とする。 【構成】 クリーニングブラシ用繊維を帯電させるとと
もに、当該クリーニングブラシ用繊維の帯電電圧を検出
し、上記クリーニングブラシ用繊維の帯電電圧が放電に
より所定量に減少するまでの減少時間を測定し、この帯
電電圧の減少時間によってクリーニングブラシ用繊維の
クリーニング性を評価するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子写真複写機やプ
リンター等の電子写真方式の画像形成装置などに使用さ
れ、像担持体上に残留したトナー等を除去するクリーニ
ングブラシにおいて、当該クリーニングブラシに使用さ
れる繊維の評価方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、上記電子写真複写機等の画像形成
装置に使用されるクリーニング装置としては、構成、コ
スト、スペース等の有利性から、ゴム状弾性体からなる
ブレードを感光体の表面に当接させて、当該感光体の表
面に残留したトナー等をクリーニングするものが多く用
いられている。しかし、ブレードのみからなるクリーニ
ング装置では、ブレードが感光体の表面を摺擦するだけ
であるため、擦り取れなかったトナー等をかえって感光
体の表面に押圧してしまうなど、感光体上に多量に残留
したトナーやトナーの外添剤、あるいは用紙の繊維等を
完全にクリーニングすることが困難であった。
【0003】そこで、感光体上に多量に残留したトナー
やトナーの外添剤、あるいは用紙の繊維等を完全にクリ
ーニング可能とするため、特開平1−312578号公
報に示すようなクリーニング装置が既に提案されてい
る。このクリーニング装置は、図13に示すように、ト
ナー像の転写工程が終了した後の感光体ドラム100表
面に、感光体ドラム100の移動方向と同じ方向もしく
は逆方向に高速度で回転するクリーニングブラシ101
を接触させ、このクリーニングブラシ101によって感
光体ドラム100上に残留したトナー等を掻き落とし又
はトナーの感光体ドラム100に対する付着力を弱め
る。また、上記クリーニング装置は、クリーニングブラ
シ101の下流側に配置されたブレード102を有して
おり、このブレード102によって感光体ドラム100
表面のトナーを完全に除去するように構成されている。
なお、上記クリーニングブラシ101には、除去部材1
03が接触するように配置されており、この除去部材1
03によってクリーニングブラシ101からトナーを除
去するようになっている。
【0004】このように構成されたクリーニング装置に
使用されるクリーニングブラシ101は、合成樹脂製の
繊維が高密度で植毛された基布を金属のシャフトに巻き
付けた状態で接着することによって構成されている。こ
のクリーニングブラシには、次に示すように、導電性繊
維、絶縁性繊維、あるいは導電性繊維と絶縁性繊維の混
紡品の立毛ブラシが用いられ、この立毛ブラシは、主と
して接地されている。
【0005】ところで、上記クリーニングブラシ101
に使用されるブラシの繊維としては、特開平3−116
083号公報、特開平4−20303号公報、特開平4
−20304号公報等に開示されているものがある。
【0006】上記特開平3−116083号公報に係る
クリーニング装置は、ブライ毛がループ形状をなすブラ
シローラにより感光体表面を摺擦し、該感光体表面に付
着した異物の除去を行なう画像形成装置のクリーニング
装置において、上記のループ状ブラシ毛を形成する繊維
が、絶縁性繊維と導電性繊維とから成るように構成した
ものである。
【0007】また、上記特開平4−20303号公報に
係るブラシは、立毛が導電性成分を含有する導電性繊維
からなり、かつ該繊維先端部が尖鋭形状を有するように
構成したものである。さらに、同公報には、立毛ブラシ
であって、導電性成分を該立毛の先端部の尖鋭形状部分
に露出させる点や、導電性成分としてカーボンブラック
を用いる点も開示されている。
【0008】さらに、上記特開平4−20304号公報
に係るブラシは、立毛Aと立毛Bが多数混在し林立して
なるブラシであって、立毛長が立毛A<立毛Bであり、
該立毛Aは導電性成分を含有する導電性繊維からなり、
該立毛Bは立毛先端が尖鋭形状を有する絶縁性繊維から
なるように構成したものであり、同公報でも導電性成分
としてカーボンブラックを用いる点が開示されている。
【0009】ところで、上記の如きクリーニング装置が
使用される近年のデジタルフルカラー複写機において
は、例えば4色のトナーを用いて現像が行われ、また画
像密度が大きいことから、従来の白黒コピーと比較する
と、クリーニング装置で除去すべきトナーの量は、1コ
ピー当たり少なくとも4倍以上となり、1コピー当たり
のブレードの負荷は4倍以上となる。
【0010】そのため、このように多量のトナーを確実
に除去するためには、ブレードの感光体に対する当接圧
力を大きくする必要がある。しかし、ブレードの欠け・
磨耗による低寿命化、また感光体の磨耗量も大きくなり
感光体も低寿命化するという問題がある。
【0011】そこで、上記ブレードの負荷を軽減するた
めには、クリーニング装置に突入する未転写トナーをか
き落とすとともに適当にかき乱しトナーと感光体表面と
の付着力を弱め、ブレードにおいてクリーニングしやす
くすることがより重要となり、クリーニングブラシの機
能が重要となる。
【0012】また、上記デジタルフルカラー複写機にお
いて画像の形成を行なうトナーには、一般に流動性の向
上等の目的からトナーよりさらに小粒径の外添剤が外添
されているが、近年の高画質化の要求に伴いトナー粒径
が小さくなると、単位体積当たりのトナーの表面積が増
加し、このため外添剤の量も増加することになる。この
ような多量の外添剤を含むトナーを使用した場合には、
クリーニング装置においても主に外添剤を主成分とする
感光体表面の付着物、いわゆるフィルミングが生じやす
い。このフィルミングの発生を防止するには、クリーニ
ングブラシの感光体表面に対するかき落とし効果を大き
くする必要がある。
【0013】このように、上記クリーニング装置におけ
るクリーニングブラシの重要性は、ますます高まってき
ており、クリーニングブラシがトナーをかき乱す量やか
き落とす量を増加させるには、ブラシ繊維に導電性を付
与してトナー等の電荷を除電可能とし、トナーの感光体
表面に対する静電的な付着力を効果的に弱めることが重
要となる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
の場合には、次のような問題点を有している。すなわち
上記クリーニングブラシに使用されるブラシの繊維とし
ては、特開平3−116083号公報、特開平4−20
303号公報や特開平4−20304号公報等に開示さ
れているように、ループ状ブラシ毛を形成する繊維を絶
縁性繊維と導電性繊維とから構成したり、立毛が導電性
成分を含有する導電性繊維からなり、かつ該繊維先端部
が尖鋭形状を有するように構成したり、あるいは、立毛
Aと立毛Bが多数混在し林立してなるブラシであって、
立毛長が立毛A<立毛Bであり、該立毛Aは導電性成分
を含有する導電性繊維からなり、該立毛Bは立毛先端が
尖鋭形状を有する絶縁性繊維からなるように構成したも
のなどが、種々提案されている。
【0015】しかし、これらの導電性繊維や導電性繊維
と絶縁性繊維との混紡品をクリーニングブラシの繊維と
して採用する場合には、どのブラシ繊維が使用する画像
形成装置のクリーニング装置に最も適しているかを判断
するために、種々のブラシ繊維を使用したクリーニング
ブラシを実際に試作し、このクリーニングブラシのクリ
ーニング性能を試験しなければならず、トライアンドエ
ラーによって選択しているのが実情であり、ブラシ用繊
維の開発及び選択に非常に長期間を要するとともにコス
トが高くなるという問題点があった。そのため、クリー
ニングブラシの使用条件によってブラシ繊維の選択種が
全く異なり、各種導電性繊維の使い分けが行われてい
た。
【0016】そこで、上記クリーニングブラシ用繊維の
クリーニング性能を評価するにあたっては、ブラシ用繊
維の導電性つまり電気抵抗値を考慮することも考えられ
る。しかし、本発明者の実験によれば、ブラシ用繊維の
電気抵抗値とクリーニング性能とは必ずしも一義的に結
びつかず、ブラシ用繊維の電気抵抗値による選定基準で
は、トナー等の帯電物の除電に伴うクリーニング性能の
判定基準とはならず、やはりその都度クリーニング性能
のテスト確認を必要とし、ブラシ用繊維の開発及び選択
に非常に長期間を要するとともにコストが高くなるとい
う問題点が未解決であった。
【0017】そこで、この発明は、上記従来技術の問題
点を解決するためになされたもので、その目的とすると
ころは、感光体表面に付着したトナー、紙粉及び異物等
を除電、除去する性能を有するクリーニングブラシ用の
繊維を確実かつ容易に選択することができ、従来のトラ
イアンドエラーによる除電、除去性能テストを繰り返す
ことなく、最良なクリーニングブラシ用繊維を容易に選
定可能なクリーニングブラシ用繊維の評価方法を提供す
ることにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明に係るクリーニ
ングブラシ用繊維の評価方法は、クリーニングブラシに
使用される繊維のクリーニング性を評価するためのクリ
ーニングブラシ用繊維の評価方法において、上記クリー
ニングブラシ用繊維を帯電させるとともに、当該クリー
ニングブラシ用繊維の帯電電圧を検出し、上記クリーニ
ングブラシ用繊維の帯電電圧が放電により所定量に減少
するまでの減少時間を測定し、この帯電電圧の減少時間
によってクリーニングブラシ用繊維のクリーニング性を
評価するように構成されている。
【0019】上記クリーニングブラシ用繊維の帯電電圧
が放電により減少する所定量としては、例えば、初期帯
電電圧の1/2が用いられ、このクリーニングブラシ用
繊維の帯電電圧が放電により1/2まで減少する時間す
なわち半減期が評価対象となる。
【0020】また、上記クリーニングブラシ用繊維は、
例えば、多数本束ねた状態で接地された導体板上に載置
されて帯電が施される。このクリーニングブラシ用繊維
を帯電させる手段としては、例えば、コロナ放電手段が
用いられるが、他の帯電手段を用いても良いことは勿論
である。
【0021】また、上記クリーニングブラシ用繊維のク
リーニング性能を評価する際には、帯電電圧の減少時間
が短いほどクリーニング性能が高いと評価される。
【0022】
【作用】この発明においては、上記課題を解決するため
の手段に記載されているように、クリーニングブラシ用
繊維を帯電させるとともに、当該クリーニングブラシ用
繊維の帯電電圧を検出し、上記クリーニングブラシ用繊
維の帯電電圧が放電により所定量に減少するまでの減少
時間を測定し、この帯電電圧の減少時間によってクリー
ニングブラシ用繊維のクリーニング性が評価される。こ
のように、帯電電圧の半減期によってクリーニングブラ
シ用繊維のクリーニング性を評価することによって、従
来のクリーニングブラシ用繊維の電気抵抗値を測定する
ことによってクリーニング性を評価する場合に比較し
て、帯電したトナー等の除電効果が明らかにわかるの
で、クリーニングブラシ用繊維のクリーニング性を確実
かつ容易に評価することが可能となる。
【0023】
【実施例】以下にこの発明を図示の実施例に基づいて説
明する。
【0024】図10はこの発明に係るクリーニングブラ
シ用繊維の評価方法を適用し得るクリーニングブラシを
適用したデジタルカラー電子写真複写機を示す構成図で
ある。
【0025】同図において、このデジタルカラー電子写
真複写機は、像担持体としての感光体ドラム1と、1次
帯電器2と、画像露光器3と、トナー及びキャリアから
なる二成分現像剤を使用したロータリー式の現像器ユニ
ット4と、転写ドラム7と、転写帯電器8と、定着器9
と、クリーニング装置10とから、その主要部が構成さ
れている。
【0026】上記感光体ドラム1は、その表面が1次帯
電器2によって所定の電位に均一に帯電された後、当該
感光体ドラム1の表面には、画像露光器3により原稿の
画像が露光され、光の当たった部分の帯電電荷が除去さ
れて静電潜像が形成される。この実施例では、例えば、
感光体ドラム1として有機感光体を用いたものが使用さ
れ、画像露光器3としては、感光体ドラム1上に画像情
報に応じてレーザビーム光を照射するものが用いられて
いる。そして、上記1次帯電器2によって例えば負極性
に均一帯電された感光体ドラム1の表面は、レーザビー
ム光によりドット状にデジタル潜像が形成され、レーザ
ビーム光が露光されて電位が低下した部分は、現像器ユ
ニット4のいずれかの現像器41〜44によってトナー
が付与され、可視像化される。
【0027】上記現像器ユニット4は、イエロー用、マ
ジェンタ用、シアン用、ブラック用の4色分の現像器4
1〜44をその外周に沿って備えており、当該現像器ユ
ニット4が回転することによって、これらの現像器41
〜44が感光体ドラム1の表面と対向する現像位置に順
次移動して、所定の色の現像を行なうロータリー方式の
現像器ユニットとなっている。この実施例では、各現像
器41〜44にマイナスの現像バイアスが印加されてお
り、いわゆる反転現像が行われるようになっている。
【0028】また、上記現像5ユニット4の各現像器4
1〜44では、上述したように、トナー及びキャリアか
らなる二成分現像剤が使用されるが、このトナーとして
は、画質の向上を達成するために、極めて粒子径の小さ
なトナーが使用されている。更に、このトナーには、一
般に流動性の向上等の目的からトナーよりさらに小粒径
の外添剤が外添されているが、トナーの粒子径が小さく
なると単位体積あたりのトナーの表面積が増加し、この
ため外添剤の量も増加することになる。
【0029】上記感光体ドラム1は、最初の回転で、例
えばイエロー用の静電潜像が帯電器2及び画像露光器3
によって形成され、イエロー用の現像器41でイエロー
のトナー像が形成される。この感光体ドラム1上に形成
されたイエロー色のトナー像は、転写ドラム7の表面に
保持された記録用紙6上に、当該記録用紙6の裏面側か
ら転写コロトロン8の帯電によりトナーとは逆極性の電
荷を与えられて、静電気力によって転写される。
【0030】上記記録用紙6は、感光体ドラム1の回転
に同期して給紙カセット5から供給され、感光体ドラム
1の表面に静電的に吸着保持される。また、この記録用
紙6は、所定の色のトナー像の転写が終了するまで感光
体ドラム1の表面に吸着された状態に保持される。例え
ば、4色のフルカラーモードでは、記録用紙6は、転写
ドラム7上に吸着された状態で、転写コロトロン8の部
分を4回通過する。
【0031】次に、上記のごとくイエロー色のトナー像
の転写工程が終了した感光体ドラム1は、その表面に残
留したトナーT等がクリーニング装置10によって除去
され、マジェンタ色のトナー像の形成工程に移行する。
【0032】そして、上記感光体ドラム1の表面には、
上述したイエロー色の場合と同様に、帯電・露光・現像
の各工程を経てマジェンタ色のトナー像が形成され、こ
のマジェンタ色のトナー像は、既にイエロー色のトナー
像が転写されて、転写ドラム7に保持された記録用紙6
上に転写される。また、転写工程終了後の感光体ドラム
1は、その表面に残留したトナーT等がクリーニング装
置10によって除去される。
【0033】その後、同様の工程を経て、シアン色、ブ
ラック色のトナー像の形成及び転写工程が順次行われ、
最終的に転写ドラム7に保持された記録用紙6上には、
イエロー、マジェンタ、シアン及びブラックの4色のト
ナー像が重畳された状態で転写される。
【0034】そして最後に、上記4色のトナー像が転写
された記録用紙6は、定着器9へと搬送され、この定着
器9によって記録用紙6上に4色のトナー像が熱及び圧
力によって溶融定着されて永久像となる。
【0035】また、転写工程終了後の感光体ドラム1
は、その表面に残留したトナーT等がクリーニング装置
10によってやはり除去され、次の画像形成工程に備え
る。
【0036】なお、上記の説明では、デジタルカラー電
子写真複写機において、イエロー、マジェンタ、シアン
及びブラックの4色のフルカラーの画像を形成する場合
について説明したが、これに限らず、1色又は2色等の
画像形成を行っても良いことは勿論である。この場合で
も、感光体ドラム1の表面は、トナー像の転写工程が終
了するたびに、その表面に残留したトナーT等がクリー
ニング装置10によって除去されるようになっている。
【0037】また、この発明を適用し得るクリーニング
ブラシは、カラー電子写真複写機に限るものではなく、
白黒の単色電子写真複写機にも使用可能なことは勿論で
ある。
【0038】図11はこの実施例に係るクリーニングブ
ラシを使用したクリーニング装置を示す概略拡大図であ
る。
【0039】同図において、このクリーニング装置10
は、トナー像の転写工程が終了した後の感光体ドラム1
表面に接触するクリーニングブラシ12を備えており、
このクリーニングブラシ12は、感光体ドラム1の移動
方向と同じ方向に高速度で回転するようになっている。
この感光体ドラム1としては、主に有機感光体を使用し
たものが用いられる。また、上記クリーニングブラシ1
2は、感光体ドラム1に対してある程度の喰い込み量を
持っており、この喰い込み量は、クリーニングブラシの
性能と感光体への影響を考慮して設定し、クリーニング
性能が悪い場合には大きな喰い込み量すなわち高い接触
圧で接触させ、クリーニング性能が良い場合には小さな
喰い込み量すなわち低い接触圧で接触させることができ
る。本発明の構成では、繊維材料の選択や楕円比率によ
り、感光体への影響とクリーニング能力の両方を良好に
する所定の喰い込み量の選択の幅は広がるが、例えば、
0.5〜2.0mm程度に設定される。そして、このク
リーニングブラシ12によって感光体ドラム1上に残留
したトナーやトナーから分離した外添剤等を掻き落と
し、又はクリーニングブラシ12のデイスターブ効果に
よりトナーや外添剤等と感光体ドラム1との付着力を弱
めるようになっている。
【0040】上記クリーニングブラシ12は、図12に
示すように、ブラシ繊維15が植毛された基布16を金
属のシャフト17に巻き付けた状態に接着することによ
って構成されている。また、上記ブラシ12の立毛とし
ては、導電性繊維15からなるものが用いられ、この立
毛ブラシ12は、金属シャフト17を介して接地され
る。しかし、上記ブラシ12の立毛としては、導電性繊
維と絶縁性繊維の混紡品からなるものを用いてもよい。
【0041】また、上記クリーニング装置10は、クリ
ーニングブラシ12の下流側に配置されたブレード11
を有しており、このブレード11は、感光体ドラム1表
面の残留未転写トナー等や外添剤等をかき落とす弾性体
(例えば、硬度が60度から90度のウレタンゴムが使
用される)で構成されている。また、クリーニングブレ
ード11の感光体に対する設定角度は、例えば、20度
から30度に設定される。そして、上記ブレード11に
よってクリーニングブラシ12で除去できなかったトナ
ーや外添剤が除去されるようになっている。なお、図
中、13はクリーニングブラシ12に残留するクリーニ
ング後の排トナーを機械的にはたき落とすフリッカーバ
ーである。このフリッカーバー13は、クリーニングブ
ラシ12に対してある程度の喰い込み量を持っており、
この喰い込み量は、0.5〜2.0mm程度に設定され
る。
【0042】ところで、この実施例に係るクリーニング
ブラシ用繊維の評価方法では、次のようにしてクリーニ
ングブラシ用繊維のクリーニング性能を評価するように
なっている。
【0043】図1は本実施例に係るクリーニングブラシ
用繊維の評価方法に使用される半減期測定装置を示すも
のである。図1において、20は半減期測定装置の本体
を示すものであり、この装置本体20は、直方体形状の
箱体状に形成されている。上記装置本体20の上端面に
は、その中央部に直径の大きな鋼製のターンテーブル2
1が回転可能に配置されており、このターンテーブル2
1は接地されている。また、このターンテーブル21に
は、試験片22を取り付けるための試験片取付部材22
aが設けられている。この試験片22としては、図2に
示すように、クリーニングブラシ用繊維15を多数本束
ね、両端側の部分30、30をテープ等で固定したもの
が用いられる。上記試験片取付部材22aは、図3に示
すように、鋼製の平面矩形状の枠体23を備えており、
この平面矩形状の枠体23は、その下端面に固着された
2本のロッド24、24を介してターンテーブル21に
上下動自在に装着されている。さらに、上記平面矩形状
の枠体23は、その2本のロッド24、24の下端部と
ターンテーブル21の下面との間に介装されたコイルス
プリング25、25によって、ターンテーブル21の表
面に圧接するように付勢されており、当該平面矩形状の
枠体23は、試験片22をターンテーブル21の表面に
押圧することによってターンテーブル21上に取り付け
るようになっている。そして、上記ターンテーブル21
上に取り付けられた試験片22は、当該ターンテーブル
21の回転に伴って印加部26及び受電部27へと移動
可能となっている。
【0044】上記半減期測定装置の装置本体20には、
ターンテーブル21の一端(図中右端)に対応した位置
に、当該ターンテーブル21上に取り付けられた試験片
22を帯電するための印加部26が配設されている。こ
の印加部26は、装置本体20上に取付けられたアーム
28の先端に設けられており、円筒状部材26aの下端
部に下向きに突設された針状電極(図示せず)から構成
されている。上記印加部26の針状電極には、図示しな
い高圧直流電源によって所定の直流高電圧が印加され、
この針状電極によってコロナ放電を発生させることによ
り、ターンテーブル21上に載置された試験片22を帯
電させるものである。また、上記印加部26は、アーム
28に上下動自在に取付けられており、当該印加部26
の針状電極とターンテーブル21上の試験片22との間
隔を調整可能となっている。なお、図中31及び32
は、アーム28の高さを示す指針及び目盛板である。
【0045】さらに、上記半減期測定装置の装置本体2
0には、ターンテーブル21の他端(図中左端)に対応
した位置に、当該ターンテーブル21上に取り付けられ
た試験片22の帯電電圧を検出するための受電部27が
配設されている。この受電部27は、装置本体20上に
取付けられたアーム29の先端に設けられており、円筒
状部材27aの下端部に電圧を超音波振動の振動数に変
えて検出する振動容量型の電圧検出素子(図示せず)が
取り付けられている。なお、上記電圧検出素子として
は、他のタイプのものを用いても良いことは勿論であ
る。上記受電部27の電圧検出素子は、受電部27の出
力電圧を記録する図示しないシンクロスコープ又は記録
計に接続されている。また、上記受電部27は、アーム
29に上下動自在に取付けられており、当該受電部27
の電圧検出素子とターンテーブル21上の試験片22と
の間隔を調整可能となっている。なお、図中33及び3
4は、アーム29の高さを示す指針及び目盛板である。
【0046】以上の構成において、この実施例に係るク
リーニングブラシ用繊維の評価方法では、次のようにし
て、半減期測定装置を用いてクリーニングブラシ用繊維
の評価が行われる。すなわち、上記の如く構成される半
減期測定装置においてクリーニングブラシ用繊維15の
半減期を測定するには、まず、図2に示すように、クリ
ーニングブラシ用繊維15を多数本束ね、両端側の端部
30、30をテープ等によって固定して試験片22を作
成する。そして、こうして作成した試験片22を半減期
測定装置のターンテーブル21上に装着する。この試験
片22は、ターンテーブル21上に設けられた試験片取
付枠体23をコイルスプリング25、25の弾発力に抗
して持ち上げ、試験片取付枠体23とターンテーブル2
1との間に形成される間隙に図3に示すように試験片2
2を挟み、この試験片22をコイルスプリング25、2
5の弾発力によって試験片取付枠体23でターンテーブ
ル21上に押圧することによって取付けられる。
【0047】次に、上記ターンテーブル21を回転させ
ながら、印加部26の針状電極に+又は−の5KVの直
流高電圧を印加し、この印加部26の針状電極からター
ンテーブル21上の試験片22にコロナ放電を30秒間
行った後、直流高電圧の印加を止める。その後、上記タ
ーンテーブル21をそのまま回転させながら、ターンテ
ーブル21上の試験片22の帯電電圧を受電部27によ
って検出し、この受電部27の電圧検出素子からの出力
電圧をシンクロスコープ又は記録計によって記録する。
そして、上記シンクロスコープ又は記録計の記録によっ
て、試験片22の帯電電圧が初期電圧の1/2に減衰す
るまでの時間を測定する。
【0048】このように、上記クリーニングブラシ用繊
維15を帯電させるとともに、当該クリーニングブラシ
用繊維15の帯電電圧を検出し、上記クリーニングブラ
シ用繊維15の帯電電圧が放電により1/2に減少する
までの半減期を測定し、この帯電電圧の半減期によって
クリーニングブラシ用繊維15のクリーニング性が評価
される。このように、帯電電圧の半減期によってクリー
ニングブラシ用繊維15のクリーニング性を評価するこ
とによって、従来のクリーニングブラシ用繊維15の電
気抵抗値を測定することによってクリーニング性を評価
する場合に比較して、帯電したトナー等の除電効果が明
らかにわかるので、クリーニングブラシ用繊維15のク
リーニング性を確実かつ容易に評価することができる。
【0049】実験例 図4及び図5は上記半減期測定装置を用いた半減期測定
法による測定結果の一例を示すものである。この半減期
測定法を適用した2種類の繊維は、従来の導電性判断基
準による電気抵抗値がいずれも105 Ωで同じ値を示す
ものである。図4に示す試験片22は、ブラシ用繊維1
5として”ローバル”繊維(三菱レーヨン社商品名)を
用いたものであり、図5に示す試験片22は、ブラシ用
繊維として”ベルトロン”繊維(カネボウ株式会社商品
名)を用いたものである。上記”ローバル”繊維は、ポ
リプロピレンの重合体に導電性成分として図7に示すよ
うなケッチェンブラックを3次元方向に重合分散した複
合繊維である。
【0050】上記測定の結果、図5に示す試験片は、半
減時間が1.8秒と長いのに対し、図4に示す試験片
は、半減時間が0.1秒と大幅に短いことがわかる。な
お、図6に示す試験片22は、ブラシ用繊維15として
ポリプロピレン繊維(電気抵抗値=1017Ω以上)を用
いたものであり、この場合には、半減時間が4.7秒と
大幅に長いことがわかる。
【0051】次に、これらの結果をもとにクリーニング
性能の評価確認を行った。上記試験片に使用されたクリ
ーニングブラシ用繊維15を用いて、図12に示すよう
なクリーニングブラシを試作し、実際にクリーニング性
能を試験した結果を図8及び図9に示す。
【0052】この実験条件を次に示す ・使用機械:富士ゼロックス(株)製ビバーチェ500 ・感光体:有機感光体 ・プロセススピード:160mm/sec ・ブラシ: <従来例> 材質 ”ベルトロン”繊維 デニール/密度 17d、60,000本/inch2 繊維外径 50μm程度 繊維長 6.5mm ブラシ外径 20mm 回転スピード 約250mm/sec 回転方向 感光体との接触部で感光体と同方向 <本発明の実施例> 材質 ”ローバル”繊維 デニール/密度 17d、60,000本/inch2 繊維外径 50μm程度 繊維長 6.5mm ブラシ外径 20mm 回転スピード 約250mm/sec 回転方向 感光体との接触部で感光体と同方向
【0053】図8及び図9は、クリーニングブレードを
使用しない状態で、感光体ドラム上に帯状のベタ黒の画
像を繰り返し形成し、この帯状のベタ黒の画像を順次転
写用紙上に転写した場合において、3回連続で帯状のベ
タ黒の画像の形成及び転写を繰り返したのちの3回目に
転写用紙上に転写されたトナー像を示すものである。図
8に示す試験片22は、ブラシ用繊維15として半減期
の極く短い”ローバル”繊維(三菱レーヨン社商品名)
を用いたものであり、図9に示す試験片22は、ブラシ
用繊維として半減期の比較的長い”ベルトロン”繊維を
用いたものである。
【0054】これらの図8及び図9から明らかなよう
に、クリーニングブラシ通過直後の未転写トナー等の付
着は、図9に示す試験片22には多くみられ、図8に示
す試験片22では、トナー等の付着物がほとんど全て除
去されていることがわかる。
【0055】以上の結果からわかるように、半減時間が
0.1秒と大幅に短い試験片のクリーニングブラシ用繊
維15を使用したブラシでは、図8に示すように、クリ
ーニングブラシ通過直後の未転写トナー等の付着物がほ
ぼ完全に除去されており、クリーニング性能が非常に優
れていることがわかる。一方、半減時間が1.8秒と長
い試験片のクリーニングブラシ用繊維15を使用したブ
ラシでは、図9に示すように、クリーニングブラシ通過
直後の未転写トナー等の付着物が多量に残っており、ク
リーニング性能が劣ることがわかる。
【0056】
【発明の効果】この発明は、以上の構成及び作用よりな
るもので、感光体表面に付着したトナー、紙粉及び異物
等を除電、除去する性能を有するクリーニングブラシ用
の繊維を確実かつ容易に選択することができ、従来のト
ライアンドエラーによる除電、除去性能テストを繰り返
すことなく、最良なクリーニングブラシ用繊維を容易に
選定可能なクリーニングブラシ用繊維の評価方法を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明に係るクリーニングブラシ用
繊維の評価方法に使用される半減期測定装置を示す斜視
図である。
【図2】 図2は同半減期測定装置に使用される試験片
を示す斜視図である。
【図3】 図3は同半減期測定装置に使用される試験片
の取付け状態を示す斜視図である。
【図4】 図4は本発明の実験結果を示すグラフであ
る。
【図5】 図5は本発明の実験結果を示すグラフであ
る。
【図6】 図6は本発明の実験結果を示すグラフであ
る。
【図7】 図7はクリーニング性が良好なブラシ繊維に
使用される導電性成分の顕微鏡写真の模式図である。
【図8】 図8はクリーニング性能を示す転写用紙のト
ナーの転写状態図である。
【図9】 図9はクリーニング性能を示す転写用紙のト
ナーの転写状態図である。
【図10】 図10はクリーニングブラシを適用したデ
ジタルカラー電子写真複写機を示す構成図である。
【図11】 図11はクリーニングブラシを適用したク
リーニング装置を示す構成図である。
【図12】 図12はクリーニングブラシを示す斜視図
である。
【図13】 図13は従来のクリーニング装置を示す構
成図である。
【符号の説明】
1 感光体ドラム、10 クリーニング装置、11 ブ
レード、12 ブラシロール、15 ブラシの繊維、2
0 半減期測定装置本体、21 ターンテーブル、22
試験片、22a 試験片取付部材、26 印加部、2
7 受電部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クリーニングブラシに使用される繊維の
    クリーニング性を評価するためのクリーニングブラシ用
    繊維の評価方法において、上記クリーニングブラシ用繊
    維を帯電させるとともに、当該クリーニングブラシ用繊
    維の帯電電圧を検出し、上記クリーニングブラシ用繊維
    の帯電電圧が放電により所定量に減少するまでの減少時
    間を測定し、この帯電電圧の減少時間によってクリーニ
    ングブラシ用繊維のクリーニング性を評価することを特
    徴とするクリーニングブラシ用繊維の評価方法。
JP34041093A 1993-12-09 1993-12-09 クリーニングブラシ用繊維の評価方法 Pending JPH07159376A (ja)

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