JPH07159511A - 衛星利用式現在位置標定装置 - Google Patents
衛星利用式現在位置標定装置Info
- Publication number
- JPH07159511A JPH07159511A JP31082893A JP31082893A JPH07159511A JP H07159511 A JPH07159511 A JP H07159511A JP 31082893 A JP31082893 A JP 31082893A JP 31082893 A JP31082893 A JP 31082893A JP H07159511 A JPH07159511 A JP H07159511A
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- Japan
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- radio wave
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は複数の人工衛星から送信される電波
信号に基づいて自己の位置座標を特定するGPSにより
現在位置を標定する衛星利用式現在位置標定装置に関
し、標定精度の向上を図ることを目的とする。 【構成】 衛星とのアクセス状態が変化したかを判別し
(ステップ100)、変化した場合はその変化が衛星の
移動に起因するものかを判別する(ステップ102)。
衛星の移動が原因でない場合は電波遮蔽物の介入又は排
除によると判断して(ステップ106、108)、地図
データベースより車両付近に存在する適当な電波遮蔽物
を検索する(ステップ110)。受信状態の変化した電
波の発信源たる衛星の位置と、特定した電波遮蔽物の位
置との関係より電波の到達が遮断される位置を特定し、
当該位置を車両の位置として標定する(ステップ11
2)。
信号に基づいて自己の位置座標を特定するGPSにより
現在位置を標定する衛星利用式現在位置標定装置に関
し、標定精度の向上を図ることを目的とする。 【構成】 衛星とのアクセス状態が変化したかを判別し
(ステップ100)、変化した場合はその変化が衛星の
移動に起因するものかを判別する(ステップ102)。
衛星の移動が原因でない場合は電波遮蔽物の介入又は排
除によると判断して(ステップ106、108)、地図
データベースより車両付近に存在する適当な電波遮蔽物
を検索する(ステップ110)。受信状態の変化した電
波の発信源たる衛星の位置と、特定した電波遮蔽物の位
置との関係より電波の到達が遮断される位置を特定し、
当該位置を車両の位置として標定する(ステップ11
2)。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衛星利用式現在位置標
定装置に係り、特に複数の人工衛星から送信される電波
信号に基づいて自己の位置座標を特定するグローバルポ
ジショニングシステム(GPS)により現在位置を標定
する衛星利用式現在位置標定装置に関する。
定装置に係り、特に複数の人工衛星から送信される電波
信号に基づいて自己の位置座標を特定するグローバルポ
ジショニングシステム(GPS)により現在位置を標定
する衛星利用式現在位置標定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、複数の人工衛星から送信され
る電波信号に基づいて移動体の自己位置を検出するGP
Sが知られている。このシステムは、複数の移動衛星を
適当な位置関係に配備して個々に電波信号を送信させる
一方、移動体において少なくとも3つの人工衛星との距
離を検出して自己位置を標定するシステムである。尚、
自己位置をより精度よく、3次元位置座標で標定する場
合は4つの人工衛星との距離を検出することも知られて
いる。
る電波信号に基づいて移動体の自己位置を検出するGP
Sが知られている。このシステムは、複数の移動衛星を
適当な位置関係に配備して個々に電波信号を送信させる
一方、移動体において少なくとも3つの人工衛星との距
離を検出して自己位置を標定するシステムである。尚、
自己位置をより精度よく、3次元位置座標で標定する場
合は4つの人工衛星との距離を検出することも知られて
いる。
【0003】このGPSによる位置標定は、一般に数十
メートル程度の誤差を伴い、また人工衛星との間に何ら
かの遮蔽物が存在する状況では適正な位置標定が実行で
きないという問題を有している。
メートル程度の誤差を伴い、また人工衛星との間に何ら
かの遮蔽物が存在する状況では適正な位置標定が実行で
きないという問題を有している。
【0004】これに対して、特に車両用の位置標定シス
テムとして、路車間通信を用いて遮蔽物の影響を排除し
つつ位置標定精度の向上を図る装置が提案されており、
例えば、特開平3−144798は、道路上にバーコー
ド等の目印を設け、車両がこのバーコード上を通過する
際に適宜自己位置を補正するシステムを開示している。
テムとして、路車間通信を用いて遮蔽物の影響を排除し
つつ位置標定精度の向上を図る装置が提案されており、
例えば、特開平3−144798は、道路上にバーコー
ド等の目印を設け、車両がこのバーコード上を通過する
際に適宜自己位置を補正するシステムを開示している。
【0005】このシステムは、路車間通信による位置標
定に際してインフラストラクチャ側に要求されるビーコ
ン等に代えてバーコードを採用したものであり、かかる
システムとして従来提案されているシステムに比べて比
較的構成が簡易である点に特徴を有するのもである。
定に際してインフラストラクチャ側に要求されるビーコ
ン等に代えてバーコードを採用したものであり、かかる
システムとして従来提案されているシステムに比べて比
較的構成が簡易である点に特徴を有するのもである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、車両の位置標
定システムとして実用化するためには、ある程度広い範
囲に渡って有効に機能させる必要がある。この点、上記
公報に記載されたシステムは、インフラストラクチャの
簡易化がはかられてはいるものの、バーコードを敷設す
るには膨大なコストがかかり未だ実用的な段階には至っ
ていない。
定システムとして実用化するためには、ある程度広い範
囲に渡って有効に機能させる必要がある。この点、上記
公報に記載されたシステムは、インフラストラクチャの
簡易化がはかられてはいるものの、バーコードを敷設す
るには膨大なコストがかかり未だ実用的な段階には至っ
ていない。
【0007】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
であり、GPSを基本システムとして、人工衛星からの
電波信号が電波遮蔽物の影響で遮断された場合に当該電
波遮蔽物の位置に基づいて自己位置を補正する構成とす
ることで上記の課題を解決する衛星利用式現在位置標定
装置を提供することを目的とする。
であり、GPSを基本システムとして、人工衛星からの
電波信号が電波遮蔽物の影響で遮断された場合に当該電
波遮蔽物の位置に基づいて自己位置を補正する構成とす
ることで上記の課題を解決する衛星利用式現在位置標定
装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1は、上記の目的を達
成する衛星利用式現在位置標定装置の原理構成図を示
す。すなわち上記の目的は、図1に示すように、複数の
人工衛星から送信される所定の電波信号を受信手段M1
で受信し、自己位置標定手段M2により当該電波信号に
基づいて自己位置を標定する衛星利用式現在位置標定装
置において、前記受信手段M1がアクセスしている人工
衛星を判定するアクセス人工衛星判定手段M3と、該ア
クセス人工衛星判定手段M3にて、アクセスしている人
工衛星の組み合わせが変化したと判定された場合に、該
変化が電波遮蔽物に起因するものであるか人工衛星の移
動に起因するものであるかを判定する遮蔽物判定手段M
4と、該遮蔽物判定手段M4が、電波信号の受信状態の
変化が電波遮蔽物に起因するのもであると判定した場合
に、当該電波遮蔽物によって電波信号が遮断される位置
座標を出力する位置座標出力手段M5とを備える衛星利
用式現在位置標定装置により達成される。
成する衛星利用式現在位置標定装置の原理構成図を示
す。すなわち上記の目的は、図1に示すように、複数の
人工衛星から送信される所定の電波信号を受信手段M1
で受信し、自己位置標定手段M2により当該電波信号に
基づいて自己位置を標定する衛星利用式現在位置標定装
置において、前記受信手段M1がアクセスしている人工
衛星を判定するアクセス人工衛星判定手段M3と、該ア
クセス人工衛星判定手段M3にて、アクセスしている人
工衛星の組み合わせが変化したと判定された場合に、該
変化が電波遮蔽物に起因するものであるか人工衛星の移
動に起因するものであるかを判定する遮蔽物判定手段M
4と、該遮蔽物判定手段M4が、電波信号の受信状態の
変化が電波遮蔽物に起因するのもであると判定した場合
に、当該電波遮蔽物によって電波信号が遮断される位置
座標を出力する位置座標出力手段M5とを備える衛星利
用式現在位置標定装置により達成される。
【0009】また、上記構成の衛星利用式現在位置標定
装置において、前記自己位置標定手段M2は、前記位置
座標出力手段M5から出力される位置座標を基に、標定
した自己位置を補正する構成も有効である。
装置において、前記自己位置標定手段M2は、前記位置
座標出力手段M5から出力される位置座標を基に、標定
した自己位置を補正する構成も有効である。
【0010】更に、上記構成の衛星利用式現在位置標定
装置において、当該衛星利用式現在位置標定装置のスイ
ッチ回路M6がオンとされた後、前記受信手段M1が初
めて人工衛星から電波信号を受信したことを検出する初
受信検出手段M7を有し、前記遮蔽物判定手段M4は、
前記アクセス人工衛星判定手段M3にてアクセスしてい
る人工衛星の組み合わせが変化したと判定された場合に
該変化が電波遮蔽物に起因するものであるか人工衛星の
移動に起因するものであるかを判定することに加え、前
記受信手段M1による電波信号の初受信が電波遮蔽物に
起因するものであるか人工衛星の移動に起因するもので
あるかを判定する衛星利用式現在位置標定装置は、始動
当初から高精度に位置標定を行うにあたって有効であ
る。
装置において、当該衛星利用式現在位置標定装置のスイ
ッチ回路M6がオンとされた後、前記受信手段M1が初
めて人工衛星から電波信号を受信したことを検出する初
受信検出手段M7を有し、前記遮蔽物判定手段M4は、
前記アクセス人工衛星判定手段M3にてアクセスしてい
る人工衛星の組み合わせが変化したと判定された場合に
該変化が電波遮蔽物に起因するものであるか人工衛星の
移動に起因するものであるかを判定することに加え、前
記受信手段M1による電波信号の初受信が電波遮蔽物に
起因するものであるか人工衛星の移動に起因するもので
あるかを判定する衛星利用式現在位置標定装置は、始動
当初から高精度に位置標定を行うにあたって有効であ
る。
【0011】
【作用】本発明に係る衛星利用式現在位置標定装置にお
いて、前記受信手段M1は複数の人工衛星から発せられ
る電波信号を受信する。そして、前記自己位置標定手段
M2は、受信された複数の電波信号の中から4つの電波
信号を選択して自己位置の標定を行う。
いて、前記受信手段M1は複数の人工衛星から発せられ
る電波信号を受信する。そして、前記自己位置標定手段
M2は、受信された複数の電波信号の中から4つの電波
信号を選択して自己位置の標定を行う。
【0012】この際、前記アクセス人工衛星判定手段M
3は前記受信手段M1に到達している電波信号を判定す
るが、前記受信手段M1に到達する電波信号の組み合わ
せは、個々の人工衛星が移動衛星であり軌道上を移動し
ていることに起因して変化すると共に、当該衛星利用式
現在位置標定装置と何れかの人工衛星との間に電波遮蔽
物が介入し、又は介在していた電波遮蔽物が排除される
ことによっても変動する。
3は前記受信手段M1に到達している電波信号を判定す
るが、前記受信手段M1に到達する電波信号の組み合わ
せは、個々の人工衛星が移動衛星であり軌道上を移動し
ていることに起因して変化すると共に、当該衛星利用式
現在位置標定装置と何れかの人工衛星との間に電波遮蔽
物が介入し、又は介在していた電波遮蔽物が排除される
ことによっても変動する。
【0013】前記遮蔽物判定手段M4は、前記アクセス
人工衛星判定手段M3がアクセス状態の変化した場合
に、その変化が、変化した電波信号の発信源たる人工衛
星の移動に起因するのか、電波遮蔽物の介入又は排除に
起因するのかを、当該人工衛星の軌道、自己位置、及び
時刻に基づいて推定する。
人工衛星判定手段M3がアクセス状態の変化した場合
に、その変化が、変化した電波信号の発信源たる人工衛
星の移動に起因するのか、電波遮蔽物の介入又は排除に
起因するのかを、当該人工衛星の軌道、自己位置、及び
時刻に基づいて推定する。
【0014】そして、推定の結果当該人工衛星は自己と
の関係で適当な仰角を保って上空に存在すると推定され
る場合には、何らかの電波遮蔽物が介在したもの、又は
排除されたものとして、前記アクセス人工衛星判定手段
M3の判定した変化は電波遮蔽物の介入又は排除に起因
するものと判断する。
の関係で適当な仰角を保って上空に存在すると推定され
る場合には、何らかの電波遮蔽物が介在したもの、又は
排除されたものとして、前記アクセス人工衛星判定手段
M3の判定した変化は電波遮蔽物の介入又は排除に起因
するものと判断する。
【0015】前記位置座標出力手段M5は、前記遮蔽物
判定手段M4によってかかる判定がなされた場合、自己
と人工衛星との間に介在し得る電波遮蔽物を地図データ
上で特定し、当該電波遮蔽物の影響で電波信号が到達し
得ない位置を出力する。
判定手段M4によってかかる判定がなされた場合、自己
と人工衛星との間に介在し得る電波遮蔽物を地図データ
上で特定し、当該電波遮蔽物の影響で電波信号が到達し
得ない位置を出力する。
【0016】この場合、出力された位置は、自己の存在
する位置である可能性が大きく、前記自己位置標定手段
M2が、出力された位置に基づいて標定位置を補正する
場合、電波遮蔽物の影響で前記受信手段M1がアクセス
する人工衛星の数が変化する度に自己位置が補正され
る。
する位置である可能性が大きく、前記自己位置標定手段
M2が、出力された位置に基づいて標定位置を補正する
場合、電波遮蔽物の影響で前記受信手段M1がアクセス
する人工衛星の数が変化する度に自己位置が補正され
る。
【0017】また、前記初受信検出手段M7は、当該衛
星利用式現在位置標定装置のスイッチ回路M6がオンと
された後、前記受信手段M1が最初に電波信号を受信し
た際にその状況を検出する。この場合、前記スイッチ回
路が電波遮蔽物の存在しない状況下でオンされた場合に
はその直後に、電波遮蔽物の存在する状況下でオンされ
た場合には当該電波遮蔽物が排除された際に初受信が検
出される。
星利用式現在位置標定装置のスイッチ回路M6がオンと
された後、前記受信手段M1が最初に電波信号を受信し
た際にその状況を検出する。この場合、前記スイッチ回
路が電波遮蔽物の存在しない状況下でオンされた場合に
はその直後に、電波遮蔽物の存在する状況下でオンされ
た場合には当該電波遮蔽物が排除された際に初受信が検
出される。
【0018】従って、前記遮蔽物判定手段M4が、前記
初受信検出手段M7によって電波信号の初受信が検出さ
れた際にその電波信号の受信状態の変化が人工衛星の移
動に起因するか電波遮蔽物の排除によるかを判定する構
成においては、前記スイッチ回路M6がオンとされた直
後から自己位置が補正されることになる。
初受信検出手段M7によって電波信号の初受信が検出さ
れた際にその電波信号の受信状態の変化が人工衛星の移
動に起因するか電波遮蔽物の排除によるかを判定する構
成においては、前記スイッチ回路M6がオンとされた直
後から自己位置が補正されることになる。
【0019】
【実施例】図2は、本発明の一実施例である車載用の衛
星利用式現在位置標定装置の構成を表すブロック構成図
を示す。同図においてGPS受信機10は、前記した受
信手段M1に相当する回路であり、自己との関係で適当
な仰角を有する位置に存在する人工衛星から送信される
所定の電波信号を受信し、所定の規則に従って解読した
信号を電子制御装置(ECU)20に供給する。
星利用式現在位置標定装置の構成を表すブロック構成図
を示す。同図においてGPS受信機10は、前記した受
信手段M1に相当する回路であり、自己との関係で適当
な仰角を有する位置に存在する人工衛星から送信される
所定の電波信号を受信し、所定の規則に従って解読した
信号を電子制御装置(ECU)20に供給する。
【0020】ECU20は、前記した自己位置標定手段
M2,アクセス数判定手段M3,遮蔽物判定手段M4,
位置座標出力手段M5,及び初受信検出手段M7に相当
する制御部22、及び制御部22の処理に必要な地図デ
ータを格納している地図データベース(地図D/B)2
4とからなり、GPS受信機10から供給された解読信
号に基づいて車両の位置を標定し、必要な補正を施して
表示装置30に出力する処理を行う。ここで、制御部2
2は、マイクロコンピュータを主体に構成され、後述す
るルーチン処理を実行することにより上述の機能を実現
する。
M2,アクセス数判定手段M3,遮蔽物判定手段M4,
位置座標出力手段M5,及び初受信検出手段M7に相当
する制御部22、及び制御部22の処理に必要な地図デ
ータを格納している地図データベース(地図D/B)2
4とからなり、GPS受信機10から供給された解読信
号に基づいて車両の位置を標定し、必要な補正を施して
表示装置30に出力する処理を行う。ここで、制御部2
2は、マイクロコンピュータを主体に構成され、後述す
るルーチン処理を実行することにより上述の機能を実現
する。
【0021】表示装置30は、車両の運転者に対して車
両の位置を表示するモニタ装置である。この表示装置3
0には、標定位置に応じて適当な大きさの区画に定めら
れた地図と、その地図上に特定された車両の位置とが表
示される。
両の位置を表示するモニタ装置である。この表示装置3
0には、標定位置に応じて適当な大きさの区画に定めら
れた地図と、その地図上に特定された車両の位置とが表
示される。
【0022】尚、これらGPS受信機10、ECU2
0、及び表示装置30は、一部のメモリ機能を除いてイ
グニッションスイッチ(IGスイッチ)40と連動して
動作を開始するように構成されている。
0、及び表示装置30は、一部のメモリ機能を除いてイ
グニッションスイッチ(IGスイッチ)40と連動して
動作を開始するように構成されている。
【0023】図3は、上記したGPS受信機10のブロ
ック構成図を示す。本実施例のGPS受信機10は、ア
ンテナ12、高周波増幅回路14、周波数変換回路1
6、及びGPS受信機10と制御部22とを結ぶ1〜8
チャンネル(ch)に構成されたディレイロック回路1
7-1波17-8、データ解読回路18-1〜18-8によって
構成される。
ック構成図を示す。本実施例のGPS受信機10は、ア
ンテナ12、高周波増幅回路14、周波数変換回路1
6、及びGPS受信機10と制御部22とを結ぶ1〜8
チャンネル(ch)に構成されたディレイロック回路1
7-1波17-8、データ解読回路18-1〜18-8によって
構成される。
【0024】すなわち、GPSを構成する人工衛星は、
地球上を取り巻いて複数機配備されており、個々に衛
星番号、軌道情報、送信時刻等を含む電波信号を地
上に向けて発信し、これらの電波信号はGPS受信機1
0のアンテナ12で受信され、高周波増幅回路14で増
幅された後周波数変換回路16で数10MHz程度にまで
周波数が落とされてから、各チャンネルのディレイロッ
ク回路17により複数の人工衛星から送信された電波信
号を分離し、衛星を選択する処理が行われる。
地球上を取り巻いて複数機配備されており、個々に衛
星番号、軌道情報、送信時刻等を含む電波信号を地
上に向けて発信し、これらの電波信号はGPS受信機1
0のアンテナ12で受信され、高周波増幅回路14で増
幅された後周波数変換回路16で数10MHz程度にまで
周波数が落とされてから、各チャンネルのディレイロッ
ク回路17により複数の人工衛星から送信された電波信
号を分離し、衛星を選択する処理が行われる。
【0025】ところで、GPSにより精度よく自己位置
を標定するにあたっては、最低限4つの人工衛星とアク
セスしていることが必要である。このため本実施例にお
いては、GPS受信機10に8つのチャンネルを設け、
最大8つの人工衛星と同時にアクセスし得る構成とし、
その中で受信感度の良好な4つの電波信号を特定して自
己位置を標定するための情報を得ることとしている。つ
まり、データ解読回路18-1〜18-8には、ディレイロ
ック回路17-1〜17-8で分別された信号が供給され、
制御部22には、最大8組の衛星番号、軌道情報、
送信時刻に関する情報が供給される。そして、制御部
22はその中から適切な4組の信号を選択して自己位置
の標定を行う。
を標定するにあたっては、最低限4つの人工衛星とアク
セスしていることが必要である。このため本実施例にお
いては、GPS受信機10に8つのチャンネルを設け、
最大8つの人工衛星と同時にアクセスし得る構成とし、
その中で受信感度の良好な4つの電波信号を特定して自
己位置を標定するための情報を得ることとしている。つ
まり、データ解読回路18-1〜18-8には、ディレイロ
ック回路17-1〜17-8で分別された信号が供給され、
制御部22には、最大8組の衛星番号、軌道情報、
送信時刻に関する情報が供給される。そして、制御部
22はその中から適切な4組の信号を選択して自己位置
の標定を行う。
【0026】ところで、GPSを用いた位置標定には、
検出精度上に限界より数十メートル程度の誤差を伴うこ
とは前記した通りである。また、GPSによる位置標定
は、人工衛星とのアクセスが可能であることが前提であ
り、例えば図4に示すように車両50がトンネル60に
進入した場合等においては、全ての人工衛星70-1〜7
0-4とのアクセスが途絶え、位置標定の続行が不可能と
なる。
検出精度上に限界より数十メートル程度の誤差を伴うこ
とは前記した通りである。また、GPSによる位置標定
は、人工衛星とのアクセスが可能であることが前提であ
り、例えば図4に示すように車両50がトンネル60に
進入した場合等においては、全ての人工衛星70-1〜7
0-4とのアクセスが途絶え、位置標定の続行が不可能と
なる。
【0027】かかる状況は、トンネル60への進入時の
他、例えば高速道路等の高架道下に敷設された道路を走
行する場合、人工衛星とのアクセスを妨害する山かげに
入り込んだ場合、カーフェリに搭乗して移動する場合、
また、地下駐車場等に進入した場合にも発生する現象で
ある。
他、例えば高速道路等の高架道下に敷設された道路を走
行する場合、人工衛星とのアクセスを妨害する山かげに
入り込んだ場合、カーフェリに搭乗して移動する場合、
また、地下駐車場等に進入した場合にも発生する現象で
ある。
【0028】GPSのかかる弊害対策としては、上記し
たように路車間通信を利用した交通情報システムが提案
されているが、現状ではこれらのシステムを実用化する
ことはコスト的に困難である。また、人工衛星とのアク
セスを前提としない現在位置標定方法として、車両の走
行軌跡と整合する形状の道路を地図上に特定して自己位
置を推定するマップマッチングが知られているが、この
方法は車両の進行方向がほとんど変化しない状況下では
機能し得ないものである。
たように路車間通信を利用した交通情報システムが提案
されているが、現状ではこれらのシステムを実用化する
ことはコスト的に困難である。また、人工衛星とのアク
セスを前提としない現在位置標定方法として、車両の走
行軌跡と整合する形状の道路を地図上に特定して自己位
置を推定するマップマッチングが知られているが、この
方法は車両の進行方向がほとんど変化しない状況下では
機能し得ないものである。
【0029】本実施例の衛星利用式現在位置標定装置
は、従来の位置標定装置のかかる弊害を除去して精度良
く現在位置を標定すべく考案されたものであり、予め図
4に示すトンネル等の電波遮蔽物の位置を地図データと
して記憶しておき、電波信号の受信状態が変化した際
に、その原因となった電波遮蔽物の位置より自己位置を
補正することで標定精度の向上を図る装置である。
は、従来の位置標定装置のかかる弊害を除去して精度良
く現在位置を標定すべく考案されたものであり、予め図
4に示すトンネル等の電波遮蔽物の位置を地図データと
して記憶しておき、電波信号の受信状態が変化した際
に、その原因となった電波遮蔽物の位置より自己位置を
補正することで標定精度の向上を図る装置である。
【0030】図5は、制御部22がかかる機能を実現し
て前記した請求項2記載の発明を実現すべく実行する現
在位置標定ルーチンの一例のフローチャートを示す。
尚、本発明フローチャートは図3に示した各データ解読
回路内のメモリ(図示せず)に格納されるものである。
て前記した請求項2記載の発明を実現すべく実行する現
在位置標定ルーチンの一例のフローチャートを示す。
尚、本発明フローチャートは図3に示した各データ解読
回路内のメモリ(図示せず)に格納されるものである。
【0031】同図に示すルーチンにおいては、先ず前記
したアクセス人工衛星判定手段M3に相当するステップ
100において、GPS受信機10の人工衛星へのアク
セス状態、すなわちGPS受信機10に到達している電
波信号の組み合わせが変化したかを判別する。
したアクセス人工衛星判定手段M3に相当するステップ
100において、GPS受信機10の人工衛星へのアク
セス状態、すなわちGPS受信機10に到達している電
波信号の組み合わせが変化したかを判別する。
【0032】車両と人工衛星との間に電波遮蔽物が介入
し、又は介在していた電波遮蔽物が排除された場合、そ
の状況変化に起因してアクセス状態が変化するからであ
る。尚、本実施例においては、上記図3に示すように、
GPS受信機10と制御部22とは8chのデータ解読
回路18-1〜18-8を介して接続され、制御部22には
アクセスしている個々の人工衛星に対応した解読信号が
供給される構成であることから、供給される解読信号の
変化よりアクセス状態の変化を把握している。
し、又は介在していた電波遮蔽物が排除された場合、そ
の状況変化に起因してアクセス状態が変化するからであ
る。尚、本実施例においては、上記図3に示すように、
GPS受信機10と制御部22とは8chのデータ解読
回路18-1〜18-8を介して接続され、制御部22には
アクセスしている個々の人工衛星に対応した解読信号が
供給される構成であることから、供給される解読信号の
変化よりアクセス状態の変化を把握している。
【0033】ここで、本実施例は、アクセス状態に変化
が生じた際に自己位置を補正して標定精度の向上を図る
ものであることから、上記ステップ100においてアク
セス状態の変化が検出されるまでは、以降のステップに
進むことなく繰り返し同ステップの処理を実行する。
が生じた際に自己位置を補正して標定精度の向上を図る
ものであることから、上記ステップ100においてアク
セス状態の変化が検出されるまでは、以降のステップに
進むことなく繰り返し同ステップの処理を実行する。
【0034】そして、人工衛星とのアクセス状態の変化
が検出された場合は、前記遮蔽物判定手段M4に相当す
るステップ102へ進み、当該アクセス状態の変化が人
工衛星の移動に起因するものであるか、電波遮蔽物の介
入、排除等に起因するものであるかを判別する。
が検出された場合は、前記遮蔽物判定手段M4に相当す
るステップ102へ進み、当該アクセス状態の変化が人
工衛星の移動に起因するものであるか、電波遮蔽物の介
入、排除等に起因するものであるかを判別する。
【0035】この場合、人工衛星とのアクセス状態が人
工衛星自体の移動に起因するか電波遮蔽物に起因するか
は、受信が開始又は停止された電波信号を発する人工衛
星の位置を推定することにより判別することができる。
すなわち、アクセス状態の変化が検出された時刻におい
て、その変化の原因たる人工衛星が車両上方の適当な仰
角範囲内に存在すると推定される場合には電波遮蔽物に
よる変化であり、その時刻においてアクセス可能な仰角
範囲の境界付近に位置していることが推定される場合は
移動に起因すると考えられるからである。
工衛星自体の移動に起因するか電波遮蔽物に起因するか
は、受信が開始又は停止された電波信号を発する人工衛
星の位置を推定することにより判別することができる。
すなわち、アクセス状態の変化が検出された時刻におい
て、その変化の原因たる人工衛星が車両上方の適当な仰
角範囲内に存在すると推定される場合には電波遮蔽物に
よる変化であり、その時刻においてアクセス可能な仰角
範囲の境界付近に位置していることが推定される場合は
移動に起因すると考えられるからである。
【0036】そして、その変化が人工衛星の移動に起因
するものである場合は、GPSの受信状態は正常であ
り、アクセス衛星数の変化が何ら本質的な状況変化にも
とづいくものでないことから、再び上記ステップ100
へ帰還して、以後上記の処理を繰り返し実行する。
するものである場合は、GPSの受信状態は正常であ
り、アクセス衛星数の変化が何ら本質的な状況変化にも
とづいくものでないことから、再び上記ステップ100
へ帰還して、以後上記の処理を繰り返し実行する。
【0037】一方、ステップ102においてアクセス状
態の変化が人工衛星の移動に起因するものではない、す
なわち電波遮蔽物の介入、若しくは介在していた電波遮
蔽物の排除に起因するものと判別された場合は、ステッ
プ104へ進んで当該変化がアクセスの中断である
か、アクセスの開始であるかを判別する。
態の変化が人工衛星の移動に起因するものではない、す
なわち電波遮蔽物の介入、若しくは介在していた電波遮
蔽物の排除に起因するものと判別された場合は、ステッ
プ104へ進んで当該変化がアクセスの中断である
か、アクセスの開始であるかを判別する。
【0038】そして、アクセスの中断である判別された
場合はステップ106へ進んでその変化が電波遮蔽物に
よる電波信号の遮断によるものと判定する。また、上記
ステップ104において、当該変化は人工衛星とのアク
セス開始によるものであると判別された場合は、ステッ
プ108へ進んで、その変化は車両が電波遮蔽物の遮蔽
領域から脱出したことによるものと判定する。
場合はステップ106へ進んでその変化が電波遮蔽物に
よる電波信号の遮断によるものと判定する。また、上記
ステップ104において、当該変化は人工衛星とのアク
セス開始によるものであると判別された場合は、ステッ
プ108へ進んで、その変化は車両が電波遮蔽物の遮蔽
領域から脱出したことによるものと判定する。
【0039】かかる現象は、例えば高速道路におけるト
ンネルへの進入、脱出時、高架道下の道路への進入時、
電波の到達を妨害する山かげ、或いはビルかげへの進入
時等に生ずるが、そのトンネル、高架道、山かげ等の位
置が既知であれば、上記ステップ106、108の状態
が検出された際に、自己の位置をそれらトンネルの入口
又は出口等として把握することができる。
ンネルへの進入、脱出時、高架道下の道路への進入時、
電波の到達を妨害する山かげ、或いはビルかげへの進入
時等に生ずるが、そのトンネル、高架道、山かげ等の位
置が既知であれば、上記ステップ106、108の状態
が検出された際に、自己の位置をそれらトンネルの入口
又は出口等として把握することができる。
【0040】ステップ110は、上記の原理に従って自
己位置の補正を行うべく、アクセス状態が変化する直前
において標定されていた自己位置付近で電波遮蔽物とな
り得る物体を、地図D/B24上で検索するステップで
あり、上記ステップ106、108に対応する適当な電
波遮蔽物の検出処理を行う。
己位置の補正を行うべく、アクセス状態が変化する直前
において標定されていた自己位置付近で電波遮蔽物とな
り得る物体を、地図D/B24上で検索するステップで
あり、上記ステップ106、108に対応する適当な電
波遮蔽物の検出処理を行う。
【0041】そして、ステップ112では、上述の処理
により特定した電波遮蔽物の位置及び構造と人工衛星の
位置とに基づいて、電波信号の到達し得ない領域を算出
して車両の現在位置を推定する処理を行う。
により特定した電波遮蔽物の位置及び構造と人工衛星の
位置とに基づいて、電波信号の到達し得ない領域を算出
して車両の現在位置を推定する処理を行う。
【0042】この結果、車両の走行に伴って車両と人工
衛星との間に電波遮蔽物が介入し、又は排除される度に
車両の位置が当該電波遮蔽物の位置に基づいて補正され
ることになり、かかる機能を備えない装置に比べて高い
標定精度を確保することができる。ここで、上記ステッ
プ104〜112は前記した自己位置標定手段M2,位
置座標出力手段M5に相当する。
衛星との間に電波遮蔽物が介入し、又は排除される度に
車両の位置が当該電波遮蔽物の位置に基づいて補正され
ることになり、かかる機能を備えない装置に比べて高い
標定精度を確保することができる。ここで、上記ステッ
プ104〜112は前記した自己位置標定手段M2,位
置座標出力手段M5に相当する。
【0043】尚、本実施例においては、電波遮蔽物と人
工衛星との位置関係より特定される電波信号の到達し得
ない位置を車両の位置として標定する構成としている
が、これに限るものではなく、ステップ112において
は単に電波信号の到達し得ない位置を出力するに止め、
他の因子を合わせ考慮して車両位置を特定する構成とし
てもよい。
工衛星との位置関係より特定される電波信号の到達し得
ない位置を車両の位置として標定する構成としている
が、これに限るものではなく、ステップ112において
は単に電波信号の到達し得ない位置を出力するに止め、
他の因子を合わせ考慮して車両位置を特定する構成とし
てもよい。
【0044】更に、本実施例の衛星利用式現在位置標定
装置の如く電波遮蔽物に起因する電波信号の受信状態の
変化を検出できる装置においては、GPSによる現在位
置標定方法と走行距離・操舵角等を基準として行う自走
式現在位置標定方法とを切り換えて用いることにより、
人工衛星とのアクセスが可能な状態ではGPSにより、
トンネル内、高架道下、地下駐車場内等においては自走
式により、それぞれ現在位置標定を実行することが可能
となり、継続的な現在位置標定を可能とするという特長
をも有している。
装置の如く電波遮蔽物に起因する電波信号の受信状態の
変化を検出できる装置においては、GPSによる現在位
置標定方法と走行距離・操舵角等を基準として行う自走
式現在位置標定方法とを切り換えて用いることにより、
人工衛星とのアクセスが可能な状態ではGPSにより、
トンネル内、高架道下、地下駐車場内等においては自走
式により、それぞれ現在位置標定を実行することが可能
となり、継続的な現在位置標定を可能とするという特長
をも有している。
【0045】図6は、前記した請求項2記載の衛星利用
式現在位置標定装置を実現すべく制御部22が実行する
現在位置標定ルーチンの他の例のフローチャートを示
す。尚、同図に示すルーチンは、衛星利用式現在位置標
定装置の電源がオンとされた直後、すなわちIGスイッ
チ40がオンとされた直後におけ標定精度の向上を図る
点に特徴を有している。
式現在位置標定装置を実現すべく制御部22が実行する
現在位置標定ルーチンの他の例のフローチャートを示
す。尚、同図に示すルーチンは、衛星利用式現在位置標
定装置の電源がオンとされた直後、すなわちIGスイッ
チ40がオンとされた直後におけ標定精度の向上を図る
点に特徴を有している。
【0046】図6に示すルーチンは、電源がオンとされ
ると共に起動し、ステップ200,202においてGP
S受信機10による電波信号の受信がなされたかの判別
を行う。そして、適正な電波信号が受信されたことが検
出されるまで上記ステップ200、202を繰り返し実
行する。
ると共に起動し、ステップ200,202においてGP
S受信機10による電波信号の受信がなされたかの判別
を行う。そして、適正な電波信号が受信されたことが検
出されるまで上記ステップ200、202を繰り返し実
行する。
【0047】従って、車両のIGスイッチ40が、電波
遮蔽物の存在しない状況下でオンとされた際にはその後
即座に電波信号の受信が検出される一方、例えば地下駐
車場内等、電波信号が遮断された状況下でオンとされた
場合には、地下駐車場から外へ出るまでの間は繰り返し
上記の処理が実行されることになる。この意味で、上記
ステップ200、及び202は、前記した初受信検出手
段M7に相当する。
遮蔽物の存在しない状況下でオンとされた際にはその後
即座に電波信号の受信が検出される一方、例えば地下駐
車場内等、電波信号が遮断された状況下でオンとされた
場合には、地下駐車場から外へ出るまでの間は繰り返し
上記の処理が実行されることになる。この意味で、上記
ステップ200、及び202は、前記した初受信検出手
段M7に相当する。
【0048】電源オン後、最初の受信が検出された場合
は、ステップ204へ進んで検出された電波信号の発信
源たる人工衛星の位置計算を行う。そして、その計算を
終えたら、ステップ206へ進んで、当該人工衛星が電
源オンの時刻において上空所定の仰角内に存在したかの
判別を行う。
は、ステップ204へ進んで検出された電波信号の発信
源たる人工衛星の位置計算を行う。そして、その計算を
終えたら、ステップ206へ進んで、当該人工衛星が電
源オンの時刻において上空所定の仰角内に存在したかの
判別を行う。
【0049】そして、電源オンの時点では上空に存在し
なかったと判別された場合は、ステップ208において
当該人工衛星は、電波信号が検出された現時点において
アクセス可能な位置に移動してきたものであるとして処
理され、以後ステップ210において受信された電波信
号に基づいて通常の処理に従って位置標定を行い、今回
の処理を終了する。
なかったと判別された場合は、ステップ208において
当該人工衛星は、電波信号が検出された現時点において
アクセス可能な位置に移動してきたものであるとして処
理され、以後ステップ210において受信された電波信
号に基づいて通常の処理に従って位置標定を行い、今回
の処理を終了する。
【0050】一方、上記ステップ206において、初受
信された電波信号の発信現たる人工衛星は、電源オンの
時点ですでに上空に存在していたと判別された場合は、
ステップ212へ進んで、何らかの電波遮蔽物によって
電波信号の到達が妨げられていたとして、地図D/B2
4から自己の標定位置付近に存在する適当な電波遮蔽物
を検索する。
信された電波信号の発信現たる人工衛星は、電源オンの
時点ですでに上空に存在していたと判別された場合は、
ステップ212へ進んで、何らかの電波遮蔽物によって
電波信号の到達が妨げられていたとして、地図D/B2
4から自己の標定位置付近に存在する適当な電波遮蔽物
を検索する。
【0051】そして、ステップ214において、GPS
の検出精度に基づく誤差円内に該当する電波遮蔽物が存
在するか否かを判別する。ここで、地図D/B24上に
適当な電波遮蔽物が特定できなければ、GPSによる位
置標定を実行せざるを得ず、かかる場合にはステップ2
10へ進んで受信した電波信号に基づく位置標定を行
う。
の検出精度に基づく誤差円内に該当する電波遮蔽物が存
在するか否かを判別する。ここで、地図D/B24上に
適当な電波遮蔽物が特定できなければ、GPSによる位
置標定を実行せざるを得ず、かかる場合にはステップ2
10へ進んで受信した電波信号に基づく位置標定を行
う。
【0052】一方、ステップ214において誤差円内に
適当な電波遮蔽物の存在が認められた場合は、ステップ
216に進み、当該電波遮蔽物の位置、例えば地下駐車
上の出口位置等に自己位置を補正する処理を行って今回
の処理を終了する。
適当な電波遮蔽物の存在が認められた場合は、ステップ
216に進み、当該電波遮蔽物の位置、例えば地下駐車
上の出口位置等に自己位置を補正する処理を行って今回
の処理を終了する。
【0053】尚、本実施例においては、上記ステップ2
04、206が前記した遮蔽物判定手段に、上記ステッ
プ210、212が自己位置標定手段M2及び位置座標
出力手段M5に相当している。
04、206が前記した遮蔽物判定手段に、上記ステッ
プ210、212が自己位置標定手段M2及び位置座標
出力手段M5に相当している。
【0054】このように、制御部22が本ルーチンを実
行する場合、電波信号が遮断された状態でIGスイッチ
40がオンとされ、その後人工衛星とのアクセスが確保
されるような状況において、アクセスが確保された際に
自己位置を正確に特定することができ、従来の装置に比
べて高い標定精度を得ることが可能となる。
行する場合、電波信号が遮断された状態でIGスイッチ
40がオンとされ、その後人工衛星とのアクセスが確保
されるような状況において、アクセスが確保された際に
自己位置を正確に特定することができ、従来の装置に比
べて高い標定精度を得ることが可能となる。
【0055】
【発明の効果】上述の如く、請求項1記載の発明によれ
ば、人工衛星から送信される電波信号が、地図データ上
に記憶されている何らかの電波遮蔽物に起因して変化す
る度に当該電波遮蔽物によって電波信号の到達が妨げら
れる位置を特定して出力することができる。
ば、人工衛星から送信される電波信号が、地図データ上
に記憶されている何らかの電波遮蔽物に起因して変化す
る度に当該電波遮蔽物によって電波信号の到達が妨げら
れる位置を特定して出力することができる。
【0056】また、請求項2記載の発明によれば、請求
項1記載の衛星利用式現在位置標定装置によって電波信
号の到達が妨げられる位置が特定された際に、自己位置
標定手段による標定位置が補正される。従って、当該衛
星利用式現在位置標定装置と人工衛星との間に何らかの
電波遮蔽物が介入し、又は介在していた電波遮蔽物が排
除される度に自己位置が補正されることになり、従来G
PSでは得られなかった高い標定精度を得ることができ
る。
項1記載の衛星利用式現在位置標定装置によって電波信
号の到達が妨げられる位置が特定された際に、自己位置
標定手段による標定位置が補正される。従って、当該衛
星利用式現在位置標定装置と人工衛星との間に何らかの
電波遮蔽物が介入し、又は介在していた電波遮蔽物が排
除される度に自己位置が補正されることになり、従来G
PSでは得られなかった高い標定精度を得ることができ
る。
【0057】更に、請求項3記載の発明によれば、電波
信号が遮蔽された状態でスイッチ回路がオンとされて当
該衛星利用式現在位置標定装置が起動した場合、その後
最初に電波信号が受信された際に、当該電波遮蔽物によ
り電波の到達が妨げられる位置が自己位置として標定さ
れる。このため、本発明に係る衛星利用式現在位置標定
装置は、電源がオンとされると先ず受信した電波信号に
基づいて自己位置を標定する装置に比べて、最初から高
い標定精度を得ることができるという特長を有してい
る。
信号が遮蔽された状態でスイッチ回路がオンとされて当
該衛星利用式現在位置標定装置が起動した場合、その後
最初に電波信号が受信された際に、当該電波遮蔽物によ
り電波の到達が妨げられる位置が自己位置として標定さ
れる。このため、本発明に係る衛星利用式現在位置標定
装置は、電源がオンとされると先ず受信した電波信号に
基づいて自己位置を標定する装置に比べて、最初から高
い標定精度を得ることができるという特長を有してい
る。
【図1】本発明に係る衛星利用式現在位置標定装置の原
理構成図である。
理構成図である。
【図2】本発明の一実施例である衛星利用式現在位置標
定装置のブロック構成図である。
定装置のブロック構成図である。
【図3】本実施例のGPS受信機のブロック構成図であ
る。
る。
【図4】人工衛星とのアクセス状態が変化する場合を例
示した図である。
示した図である。
【図5】制御部が実行する現在位置標定ルーチンの一例
のフローチャートである。
のフローチャートである。
【図6】制御部が実行する現在位置標定ルーチンの他の
例のフローチャートである。
例のフローチャートである。
M1 受信手段 M2 自己位置標定手段 M3 アクセス人工衛星判定手段 M4 遮蔽物判定手段 M5 位置座標出力手段 M6 スイッチ回路 M7 初受信検出手段 10 GPS受信機 20 電子制御装置(ECU) 22 制御部 24 地図データベース
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の人工衛星から送信される所定の電
波信号を受信手段で受信し、自己位置標定手段により当
該電波信号に基づいて自己位置を標定する衛星利用式現
在位置標定装置において、 前記受信手段がアクセスしている人工衛星を判定するア
クセス人工衛星判定手段と、 該アクセス人工衛星判定手段にて、アクセスしている人
工衛星の組み合わせが変化したと判定された場合に、該
変化が電波遮蔽物に起因するものであるか人工衛星の移
動に起因するものであるかを判定する遮蔽物判定手段
と、 該遮蔽物判定手段が、電波信号の受信状態の変化は電波
遮蔽物に起因するのもであると判定した場合に、当該電
波遮蔽物によって電波信号が遮断される位置座標若しく
は当該電波遮蔽物からの脱出によって電波信号が受信さ
れる位置座標を出力する位置座標出力手段とを備えるこ
とを特徴とする衛星利用式現在位置標定装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の衛星利用式現在位置標定
装置において、 前記自己位置標定手段は、前記位置座標出力手段から出
力される位置座標を基に、標定した自己位置を補正する
ことを特徴とする衛星利用式現在位置標定装置。 - 【請求項3】 請求項2記載の衛星利用式現在位置標定
装置において、 当該衛星利用式現在位置標定装置のスイッチ回路がオン
とされた後、前記受信手段が初めて人工衛星から電波信
号を受信したことを検出する初受信検出手段を有し、 前記遮蔽物判定手段は、前記アクセス人工衛星判定手段
にてアクセスしている人工衛星の組み合わせが変化した
と判定された場合に、該変化が電波遮蔽物に起因するも
のであるか人工衛星の移動に起因するものであるかを判
定することに加え、前記受信手段による電波信号の初受
信が電波遮蔽物に起因するものであるか人工衛星の移動
に起因するものであるかを判定することを特徴とする衛
星利用式現在位置標定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31082893A JPH07159511A (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | 衛星利用式現在位置標定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31082893A JPH07159511A (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | 衛星利用式現在位置標定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07159511A true JPH07159511A (ja) | 1995-06-23 |
Family
ID=18009899
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31082893A Pending JPH07159511A (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | 衛星利用式現在位置標定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07159511A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000206222A (ja) * | 1999-01-08 | 2000-07-28 | Japan Radio Co Ltd | 調査探索システムにおける子機位置検出方法 |
| JP2004254229A (ja) * | 2003-02-21 | 2004-09-09 | Ntt Docomo Inc | 位置特定システム |
| JP2006003298A (ja) * | 2004-06-21 | 2006-01-05 | Alpine Electronics Inc | ナビゲーション装置および建築施設進入判定方法 |
| JP2007164441A (ja) * | 2005-12-13 | 2007-06-28 | Denso Corp | 移動体方位決定装置、移動体方位決定方法、ナビゲーション装置、および移動可能端末装置 |
| JP2011095223A (ja) * | 2009-11-02 | 2011-05-12 | Ntt Docomo Inc | 測位システム、測位方法及び測位プログラム |
| JP2022068867A (ja) * | 2020-10-22 | 2022-05-10 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | Gnssセンサデータの提供方法 |
-
1993
- 1993-12-10 JP JP31082893A patent/JPH07159511A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000206222A (ja) * | 1999-01-08 | 2000-07-28 | Japan Radio Co Ltd | 調査探索システムにおける子機位置検出方法 |
| JP2004254229A (ja) * | 2003-02-21 | 2004-09-09 | Ntt Docomo Inc | 位置特定システム |
| JP2006003298A (ja) * | 2004-06-21 | 2006-01-05 | Alpine Electronics Inc | ナビゲーション装置および建築施設進入判定方法 |
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