JPH071596U - 溶融炉 - Google Patents
溶融炉Info
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- JPH071596U JPH071596U JP3216793U JP3216793U JPH071596U JP H071596 U JPH071596 U JP H071596U JP 3216793 U JP3216793 U JP 3216793U JP 3216793 U JP3216793 U JP 3216793U JP H071596 U JPH071596 U JP H071596U
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Landscapes
- General Induction Heating (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 溶融炉に係り、溶融槽内の溶融対象物を迅速
に溶解し、かつ、均一な溶融状態の溶融物の形成を図
る。 【構成】 溶融対象物Gを貯留する導電体よりなる溶融
槽21と、該溶融槽21に取り付けられ該溶融槽21自
体を発熱させる誘導加熱手段22と、溶融対象物G内
に、溶融槽21内壁面に対向状態に投入され溶融槽21
との間に通電する投入電極23とを具備しており、誘導
加熱手段22によって溶融槽21自体を発熱させること
により溶融対象物Gを迅速に溶解し、溶融槽21と投入
電極23との間に通電することにより、溶融対象物Gの
広範囲に亘る発熱を実施させる。
に溶解し、かつ、均一な溶融状態の溶融物の形成を図
る。 【構成】 溶融対象物Gを貯留する導電体よりなる溶融
槽21と、該溶融槽21に取り付けられ該溶融槽21自
体を発熱させる誘導加熱手段22と、溶融対象物G内
に、溶融槽21内壁面に対向状態に投入され溶融槽21
との間に通電する投入電極23とを具備しており、誘導
加熱手段22によって溶融槽21自体を発熱させること
により溶融対象物Gを迅速に溶解し、溶融槽21と投入
電極23との間に通電することにより、溶融対象物Gの
広範囲に亘る発熱を実施させる。
Description
【0001】
本考案は、放射性廃棄物のガラス固化プラント等における溶融炉に関するもの である。
【0002】
一般に、ガラス固化プラントは、原子力発電プラントの使用済核燃料再処理関 連設備で発生する高レベル放射性廃液等の放射性廃棄物をガラス固化処理して、 取り扱い性を向上させるために設けられるものである。該ガラス固化プラントで は、セルの気密室に収容されているガラス溶融炉(溶融炉)の中に、放射性廃液 等の放射性廃棄物およびガラス素材を送り込んで溶解させるとともに、これらの 溶融混合物を他に用意した容器内に充填して徐冷固化させ、さらに、漏洩検査の ための空気汚染モニターリング等の一連のガラス固化処理を実施するようにして いる。
【0003】 図2はガラス溶融炉1の従来例を示すもので、耐火材からなる溶融槽2の側壁 部2aに内向状態の対向電極3・4を一対設けるとともに、溶融槽2の底壁部5 に、対向電極3・4との間に電位差を付与する底部電極6を設けて、溶融槽2の 内部に投入されたほうけい酸ガラス等の溶融対象物Gに直接通電し、該溶融対象 物G自身の抵抗発熱によって全体を均一な溶融状態に保持しようとするものであ る。図中、符号7は、溶融槽2の外底部に設けた流下ノズルであって、底部電極 6を貫通する流下孔8に連通して、溶融槽2内部の溶融物を排出するようになっ ている。
【0004】
ところで、このようなガラス溶融炉1を立ち上げる際には、溶融槽2内に貯留 される溶融対象物Gが固体状態であって導電性がなく、電極3・4・6への通電 による抵抗発熱が発生しにくい。このため、該電極3・4・6への通電の前に溶 融対象物Gを一部溶融状態とする(いわゆる熱上げをする)必要があり、溶融槽 2の上部に貫通状態にヒーター9を挿入して溶融対象物Gに近接状態に配し、加 熱することが行われる。
【0005】 しかしながら、このような加熱方法であると、溶融対象物Gに近接させられる ヒーター9が、貫通状態に挿入し得るので、小さいものとならざるを得ず、溶融 対象物Gに対して局部的に加熱を行うために溶解速度を高めることができず、し かも、溶融槽2の側壁2aに配される対向電極3・4の近傍までを溶融状態とす るのに、多大な時間を要するという不都合があった。 さらに、上記のようなガラス溶融炉1であると、溶融槽2の側壁2aの一部に 対向電極3・4が配されているために、抵抗発熱させられる溶融対象物Gの範囲 が限られることになり、溶融槽2内に不均一な温度分布が生じ、コールドトップ が発生する等の問題点があった。
【0006】 本考案は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、溶融槽内の溶融物を 迅速に均一な溶融状態とすることができる溶融炉を提供することを目的としてい る。
【0007】
上記目的を達成するために、本考案は、溶融対象物を貯留する導電体よりなる 溶融槽と、該溶融槽に取り付けられ該溶融槽自体を発熱させる誘導加熱手段と、 溶融対象物内に、溶融槽内壁面に対向状態に投入され溶融槽との間に通電する投 入電極とを具備する溶融炉を提案している。
【0008】
本考案に係る溶融炉によれば、誘導加熱手段を作動させることにより、導電体 よりなる溶融槽自体が発熱し、該溶融槽に接触状態に貯留される溶融対象物がそ の接触部から溶解されることになる。また、溶融対象物に投入された投入電極と 溶融槽との間に電位差を付与することにより、溶融対象物に直接通電されて、該 溶融対象物が均一、かつ、迅速に溶解されることになる。
【0009】
以下、本考案に係る溶融炉の一実施例について図1を参照して説明する。 なお、本実施例の溶融炉において、図2の溶融炉の従来例と共通する箇所に同 一符号を付し、説明を簡略化する。
【0010】 本実施例の溶融炉20もガラス溶融炉であって、溶融槽21の内部に投入する ガラス原料Mおよび放射性廃液等Fの混合物よりなる溶融対象物Gを溶解させて その後段に配される容器(図示略)に供給するための施設である点で、従来例の ガラス溶融炉1と共通している。 しかし、本実施例のガラス溶融炉20は、その溶融槽21が、例えば、ニッケ ル系金属であるインコネル690よりなる導電体で形成されているとともに、該 溶融槽21自体を発熱させる誘導加熱手段22と、溶融対象物G内に溶融槽21 内壁面に対向状態に投入される投入電極23とを具備している点で、従来例のガ ラス溶融炉1と相違している。
【0011】 前記溶融槽21は、有底円筒状に形成されているとともに、その径寸法を、従 来よりも小さく設定することにより、その内部に配される溶融対象物Gに接触す る溶融槽21内壁面の接触面積を従来に比して増大させるようにしている。図中 、符号Xは耐火材よりなる断熱壁、Yは流下ノズル7から排出させる溶融物の排 出量を制御するノズル加熱設備である。
【0012】 前記誘導加熱手段22は、例えば、溶融槽21の外壁面に近接状態に配される 誘導加熱コイル22aと該誘導加熱コイルに接続された電源22bであって、該 誘導加熱コイル22aに通電することによって、導電体である溶融槽21に誘導 電流を発生させて、溶融槽21自体を発熱させるようになっている。
【0013】 前記投入電極23は、例えば円柱状の部材であって、前記溶融槽21と同心に 配されて、その外表面を溶融槽21の内壁面に対して対向状態に配置されている 。該投入電極23と前記溶融槽21との相互間隔寸法は、各位置においてほぼ一 定値となるように溶融槽21内の溶融対象物G内にその先端部を埋没状態に配値 され、該投入電極23と溶融槽21との間の溶融対象物Gの抵抗値が均一になる ように配慮されている。そして、溶融対象物Gが導電性を有する溶融物となった ときには、該投入電極23と溶融槽21との間に、電位差を付与することにより 、溶融対象物G内に通電して、該溶融対象物を抵抗発熱させるようになっている 。
【0014】 このように構成された溶融炉20において、放射性廃液Fとガラス原料Mとを 混合した溶融物を生成するには、まず、放射性廃液Fとガラス原料Mとを適当な 割合に混合してなる溶融対象物Gが、溶融槽21内に貯留された状態で、誘導加 熱手段22に通電する。これにより、導電体よりなる溶融槽21に誘導電流が発 生して該溶融槽21自体が発熱し、該溶融槽21の内壁面に接触している溶融対 象物Gが外方から溶解させられることになる。この場合にあって、溶融槽21は 溶融対象物Gの外周全面に亘って接触しているので、溶融対象物Gを広い範囲か ら加熱することになる。
【0015】 次いで、溶融対象物Gが半溶融状態となったときには、該溶融対象物G内に投 入された投入電極23と溶融槽21との間に電位差を付与することにより、溶融 対象物Gに通電する。ガラス原料Mは溶融状態となると、導電性を有するように なるため、該溶融対象物Gが抵抗発熱して溶融が進行させられることになる。
【0016】 したがって、本実施例の溶融炉20によれば、立ち上げに際して、溶融対象物 Gを広い範囲から加熱し、しかも、その加熱は、溶融対象物Gに接触状態とされ る溶融槽21の発熱によって直接実施されるので、該溶融対象物Gを迅速に溶融 状態とすることができ、溶融炉20の立ち上げ時間を大幅に短縮することができ るという効果を奏する。 また、溶融状態となった溶融対象物Gは、該溶融対象物G全体を覆う溶融槽2 1と該溶融槽21内壁面に対向状態に溶融対象物G内に配される投入電極23と の間に通電されることによって抵抗発熱させられるので、溶融槽21内において 均一な溶融状態に維持されることになる。その結果、該溶融炉20の後段に供給 される溶融物の品質を均一化することができるとともに、コールドトップの発生 等による電力の浪費を回避して省エネルギを図ることができる。
【0017】 なお、本考案の溶融炉20にあって、溶融槽21を構成する導電体として、イ ンコネル690を使用することとしたが、これに代えて、任意の導電性材料を使 用することとしてもよい。また、溶融槽21を有底円筒状としたが、これに代え て、任意形状に形成することとしても、本考案の趣旨を逸脱するものでないこと はいうまでもない。
【0018】
以上詳述したように、本考案に係る溶融炉は、溶融対象物を貯留する導電体よ りなる溶融槽と、該溶融槽に取り付けられ該溶融槽自体を発熱させる誘導加熱手 段と、溶融対象物内に、溶融槽内壁面に対向状態に投入され溶融槽との間に通電 する投入電極とを具備しているので、以下の効果を奏する。 溶融対象物の外周全体に亘って接触状態に配される溶融槽自体を発熱させる ので、溶融対象物の溶解速度を向上して、溶融炉の立ち上げ時間を大幅に短縮す ることができる。 上記のように溶融対象物の外周全体を覆う溶融槽と、溶融対象物内に投入状 態に配される投入電極との間に通電するので、溶融対象物を広い範囲に亘って発 熱させ、不溶部分の形成を回避することができる。その結果、溶融物を均一化し 、かつ、均一な溶融物を形成するための消費電力を低減することができる。
【図1】本考案に係る溶融炉の一実施例を示す縦断面図
である。
である。
【図2】溶融炉の従来例を示す縦断面図である。
7 流下ノズル 8 流下孔 21 溶融槽 22 誘導加熱手段 22a 誘導加熱コイル 22b 電源 23 投入電極 F 放射性廃液 M ガラス原料 G 溶融対象物 X 断熱壁 Y ノズル加熱設備
Claims (1)
- 【請求項1】 溶融対象物を貯留する導電体よりなる溶
融槽と、該溶融槽に取り付けられ該溶融槽自体を発熱さ
せる誘導加熱手段と、溶融対象物内に、溶融槽内壁面に
対向状態に投入され溶融槽との間に通電する投入電極と
を具備することを特徴とする溶融炉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3216793U JPH071596U (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | 溶融炉 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3216793U JPH071596U (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | 溶融炉 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH071596U true JPH071596U (ja) | 1995-01-10 |
Family
ID=12351391
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3216793U Withdrawn JPH071596U (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | 溶融炉 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH071596U (ja) |
-
1993
- 1993-06-15 JP JP3216793U patent/JPH071596U/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19971106 |