JPH0715985Y2 - 扉の回転支持具 - Google Patents

扉の回転支持具

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JPH0715985Y2
JPH0715985Y2 JP1989086394U JP8639489U JPH0715985Y2 JP H0715985 Y2 JPH0715985 Y2 JP H0715985Y2 JP 1989086394 U JP1989086394 U JP 1989086394U JP 8639489 U JP8639489 U JP 8639489U JP H0715985 Y2 JPH0715985 Y2 JP H0715985Y2
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哲夫 中野
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、扉を重力によって自動的に閉じることの出来
る扉の回転支持具に関するものである。
(従来の技術) この種支持体として、第8図、第9図に示すものが実施
されている。
第8図の支持体は、出願人が以前提案したものであっ
て、扉(1)が自重によって自動的に閉じる用に工夫し
た蝶番(9)(実開昭60−161268号)である。
上記蝶番は、平板の一端に筒体(92)(93)を突設した
一対の取付板(90)(91)を、筒体(92)(93)に嵌め
た枢軸(94)によって開閉可能に枢支しており、両筒体
(92)(93)の摺接対向する端面は取付板(90)(91)
が開くにつれて筒体(92)が軸方向に外側に移動する様
に螺旋面(95)(96)が形成されている。
扉(1)を開く方向に押すと、扉(1)側の取付板(9
0)の筒体(92)が相手筒体(93)の螺旋面(96)を辷
り上がって回転する。このため扉(1)は徐々に上昇し
ながら開く。
開いた扉(1)から手を離すと、扉(1)の重量が上部
の筒体(92)に作用し、前記とは逆に該上方の筒体(9
2)が下方の筒体(93)の螺旋面(96)を辷り降りて回
転し、扉(1)は自動的に閉じる。
第9図に示す扉の回転支持具は、扉(1)の下面の枢支
側を回動可能に支持する下支持具(3)と、扉(1)の
上面の枢支側を回動可能に支持する上支持具(6)とで
構成され、第10図に示す如く、下支持具(3)は、柱に
固定する支持台(4)と該支持台(4)に回転可能に取
付けられ扉取付部(55)を有する取付台(5)とを具え
ており、支持台(4)と取付台(5)の摺接対向する互
いの端面は取付台(5)が扉(1)の開き方向に回転す
るにつれて取付台(5)が軸方向に外側に移動する様に
螺旋面(47)(54)を形成している。
(考案が解決しようとする課題) 第8図の蝶番は主として、トイレの扉の枢支具に使用さ
れるが、第7図の如くトイレ扉は、扉(1)の枢支側縁
と取付側壁板(2)との間の隙間を隠すために、壁板
(2)の外側に目張り板(21)が取り付けられる。
蝶番(9)にて扉を枢支したとき、蝶番の筒体(92)
(93)は外側に臨出するので、目張り板(21)の取付け
の邪魔となり、蝶番の突出部を避けて目張り板(21)を
分断して取付けることを余儀なくされ、作業性が悪く、
又、見映えが良くない問題があった。
第9図の扉の回転支持具は、扉(1)の重量が、支持台
(4)の螺旋面(47)に支えられることにより、支持台
(4)と取付台(5)の同芯を保つ軸(40)に曲げモー
メントが作用して、扉の回転が重くなる。又、軸(40)
の螺旋面(47)が頂部側が常に取付部(55)の軸孔の内
面に擦られて、摩耗が早まり、ガタつき易くなる。
又、扉の閉じ状態或いは開き状態での扉の高さ位置の調
節ができなかった。
複数のトイレブースが並んでいるトイレでは、水掃けを
よくするために床は緩やかに傾斜しており、従って、同
型の支持台を使用して扉を支えても、扉の高さにバラツ
キが生じ、見栄えが悪るかった。
更に、支持台(4)は、柱の下部にネジ止めされるた
め、トイレに実施した場合、清掃の際の水が掛かって、
ネジ止め部分が腐り易くなる問題があった。
本考案は、上記問題を一挙に解決できる扉の回転支持具
を明らかにするものである。
(課題を解決する手段) 本考案の扉回転支持具は、扉(1)の下面の枢支側を回
動可能に支持する下支持具(3)と、扉(1)の上面の
枢支側を上下動可能且つ回動可能に支持する上支持具
(6)とで構成され、下支持具(3)は、床面に固定す
る支持台(4)と該支持台(4)に回転可能に取付けら
れ扉取付部(55)を有する取付台(5)とを具えてお
り、支持台(4)と取付台(5)の摺接対向する互いの
端面は取付台(5)が扉(1)の開き方向に回転するに
つれて取付台(5)が軸方向に移動する様に螺旋面(4
7)(54)を形成している扉の取付具において、支持台
(4)は台板(41)の中央部に、垂直上向きにネジ軸
(42)を突設し、該ネジ軸(42)に受筒(44)を螺合し
て形成され、ネジ軸(42)には軸方向にクランプ用溝
(43a)(43a)が開設され、受筒(44)は、内筒(45)
と外筒(46)とから成る2重筒に形成され、内筒(45)
に前記ネジ軸(42)が螺合し、両筒を貫通してクランプ
ネジ(49)が螺合され、該ネジ(49)の先端は前記クラ
ンプ用溝(43a)に嵌まり、外筒(46)の上端面は、軸
心を含む面で左右対称に螺旋面(47)(47)が形成さ
れ、内筒(45)の上端面にも軸心を含む面で左右対称に
螺旋面(47a)(47a)が形成され、外筒(46)と内筒
(45)の夫々螺旋面(47)(47a)の頂部は同じ高さで1
80°対称位置にあり、取付台(5)は、上記支持台
(4)のネジ軸(42)に僅か余裕のある状態に軸方向に
スライド可能に嵌まる筒体(51)と該筒体(51)の上端
に設けられた扉取付部(55)とを具え、上記筒体(51)
は、内筒(52)と外筒(53)とからなる2重筒に形成さ
れ、各筒の下面には、前記支持台(4)の受筒(44)の
螺旋面(47)(47a)に対応する螺旋面(54)(54a)が
形成されている。
(作用及び効果) 扉(1)を開く方向に押すと、下支持具(3)の扉取付
台(5)が相手支持台(4)の螺旋面(47)を辷り上が
って回転する。このため扉(1)は徐々に上昇しながら
開く。
開いた扉(1)から手を離すと、扉(1)の重量が取付
台(5)に作用し、前記とは逆に該取付台(5)が支持
台(4)の螺旋面(47)を辷り降りて回転し、扉(1)
は自動的に閉じる。
上下一直線上に配置した下支持具(3)と上支持具
(6)とによって扉(1)の枢支側の上端と下端とを回
動自由に支持するため、従来の蝶番の様に、扉(1)と
壁板(2)との間に外部への突出物はなく、扉の縦端面
は壁板(2)へ接近して可及的に隙間の無い様に配設で
き、しかも扉(1)と壁板(2)との間、1本の目張り
板(21)で塞ぐことが出来、作業性が向上し、見映えが
良くなる。
又、下支持具(3)は、通常は、タイル貼り床、或いは
モルタル床の床面に取り付けられるため、取付け部が水
に濡れて腐ることはない。
又、下支持具(3)の支持台(4)は、ネジ軸(42)に
螺合した受筒(44)を回転させて該受筒(44)の高さを
調節して、扉(1)の閉じ位置の高さ調節が可能となる
ため、床面の水勾配に拘らず、複数のトイレブースの各
扉(1)(1)の高さを揃えることができる。
更に、支持台(4)の内筒(45)と外筒(46)に180°
対称的形成された螺旋面(47)(47a)に、取付台
(5)の内筒(52)と外筒(53)に180°対称的に形成
した螺旋面(54)(54a)が摺接しているため、支持台
(4)上に突設されて取付台(5)の内筒(52)に余裕
のある状態に嵌まったネジ軸(42)には、曲げモーメン
が作用せず、扉は軽く回動し、ネジ軸(42)の片減りも
生じない。
(実施例) 以下、複数のトイレブースが並んだトイレの各扉の枢支
具での実施例に基づき本考案を具体的に説明する。
第1図は、扉の下部を回動可能に支持する下支持具
(3)と、上部を回動可能に支持する上支持具(6)と
を示している。
下支持具(3)は、床面に固定する支持台(4)と、該
支持台(4)に回転自由に支持され扉取付部(55)を具
えた取付台(5)とによって構成される。
支持台(4)は円形の台板(41)の中央部に、垂直上向
きにネジ軸(42)を突設し、該軸の受筒(44)を螺合し
て形成されている。
第2図の如く、台板(41)にはネジ軸(42)の外側に等
間隔に複数の取付孔(40)が開設され、ネジ軸(42)に
は、180°対称位置に軸方向の全長に亘って2本のクラ
ンプ溝(43a)(43a)が開設されている。
受筒(44)は、内筒(45)と外筒(46)が緊密に嵌着固
定された2重筒に形成され、内筒(45)の内面にネジ面
(48)が形成され、両筒を貫通してクランプネジ(49)
が螺合されている。該ネジ(49)の先端は前記クランプ
溝(43a)に嵌まって、受筒(44)の回り止めが画られ
る。クランプネジ(49)を緩めて、受筒(44)を180°
単位で回転させて受筒(44)の高さ調節を行なうことが
できる。
外筒(46)の上端面は、軸心を含む面で左右対称に螺旋
面(47)(47)が形成され、内筒(45)の上端面にも軸
心を含む面で左右対称に螺旋面(47a)(47a)が形成さ
れている。
外筒(46)と内筒(45)の夫々螺旋面(47)(47a)の
頂部は同じ高さで180°対称位置にあり、外筒(46)と
内筒(45)の夫々底部も同じ高さで180°対称位置にあ
る。
取付台(5)は、上記支持台(4)のネジ軸(42)に僅
か余裕のある状態に軸方向にスライド可能に嵌まる筒体
(51)と該筒体(51)の上端に設けられた扉取付部(5
5)とを具えている。
上記筒体(51)は、内筒(52)と外筒(53)が緊密に嵌
着固定された2重筒に形成され、各筒の下面には、前記
支持台(4)の受筒(44)の螺旋面(47)(47a)に対
応する螺旋面(54)(54a)が形成されている。
取付部(55)は、筒体(44)の上端に固定したベース板
(56)に、一対のL字状挟み板(57)(57)を互いに接
近離間可能に対向配備し、ベース板(56)上に円形の押
え板(58)をネジ止め配備している。
両挟み板(57)(57)には、扉をネジ止めするためのネ
ジ挿通孔(59)が開設されている。
扉(1)の厚みに対応して、挟み板(57)(57)の間隔
を決め、押え板(58)のネジ(50)を締め付けると、挟
み板(57)(57)の間隔が固定される。
上支持具(6)は、壁板(2)に取り付ける支持金具
(7)と、扉(1)の上端面の枢支側に取り付ける受け
金具(8)とで構成される。
支持金具(7)は、壁板(2)にネジ止めすべき取付け
板(71)の上端から前方に腕板(72)を突設し、該腕板
(72)の先端に下向きに支持軸(73)を突設している。
受け金具(8)は、扉(1)にネジ止めされる受け板
(81)に前記支持金具(7)の支持軸(73)が嵌まる貫
通孔(82)が開設され、孔縁に摩擦軽減用の樹脂性リン
グ(83)を装着している。
扉(1)には、受け金具(8)の貫通孔(82)との対応
位置に、該孔(82)よりも十分大きな逃し穴(11)が開
設されている。
上支持具(6)の支持金具(7)と壁板(2)の上端に
取付け、受け金具(8)を扉(1)に取り付ける。
扉(1)の下面の枢支側端を下支持具(3)の取付台の
挟み板(57)(57)で挟んでネジ止め固定する。
支持台(4)を床面の枢支位置に固定し、扉(1)上端
の受け金具(8)の貫通孔(82)に支持金具(7)の支
持軸(73)を回転及び摺動可能に嵌め、扉(1)を持ち
上げて支持台(4)のネジ軸(42)に前記取付台(5)
の筒体(51)を嵌める。この時、支持台(4)の螺旋面
(47)(47a)と取付台(5)の螺旋面(54)(54a)が
完全に噛みあった状態で、第6図の2点鎖線を示す如
く、扉(1)が全閉状態から少し開いた状態となる様に
支持台(4)を床面に固定しておく、これは、トイレの
使用或は空の状態が一目で判る様にするためである。
壁板(2)には扉(1)の枢支側の端縁に僅か掛かる目
張り板(21)を取付け、扉(1)と壁板(2)との間の
隙間を隠す。
然して、扉(1)を開く方向に押すと、扉(1)側の取
付台(5)が相手支持台(4)の螺旋面(47)(47a)
を辷り上がって回転する。このため扉(1)は徐々に上
昇しながら開く。
扉(1)の上支持具(6)は、壁板(2)に取付けた支
持金具(7)の支持軸(73)を扉(1)上端受け金具
(8)の孔(81)に摺動可能に嵌めて支持しているか
ら、扉(1)の開きによって扉(1)が上昇することに
支障はない。
開いた扉(1)から手を離すと、扉(1)の重量が取付
台(5)に作用し、前記とは逆に該取付台(5)が支持
台(4)の螺旋面(47)(47a)を辷り降りて回転し、
扉(1)は自動的に閉じる。
前記の如く、下支持具(3)と上支持具(6)とによっ
て扉(1)の枢支側の上端と下端とを回動自由に支持す
るため、従来の蝶番の様に、扉(1)と壁板(2)との
間に外部への突出物はなく、扉(1)と壁板(2)との
間の隙間を、1本の目張り板(21)で塞ぐことが出来、
作業性が向上する。
下支持具(3)の支持台(4)は、ネジ軸(42)に螺合
した受筒(44)を回転させて該受筒(44)の高さを調節
して、扉(1)の閉じ位置の高さ調節が可能となる。
従って、第5図の如く、複数のトイレブースが並んでい
る場合、扉(1)(1)間の壁板(2)及び扉(1)
は、清掃の便宜のため床面から少し浮かせて取り付けら
れる。
壁板(2)は、床面に固定された高さ調節可能な受け台
(22)に支持されるため、床面に緩やかな水勾配が形成
されていても、各壁板(2)の下面高さを揃えることが
出来る。しかし、従来の様に扉(1)を蝶番で支持する
ものは、蝶番の取付け位置によって扉(1)の高さが決
定され、各扉(1)の下端を壁板(2)板の下端に揃う
様に蝶番の取付け高さを決める手間が掛かり、作業性が
悪い問題があった。
本考案では、下支持具(3)の支持台(4)は、そのネ
ジ軸(42)に螺合した受筒(44)を180°単位で回すこ
とによって、扉(1)の閉じ角度を変更することなく、
取付け高さ位置を調節でき、上記問題を解決できる。
更に、本考案では、支持台(4)の内筒(45)と外筒
(46)に180°対称的形成された螺旋面(47)(47a)
に、取付台(5)の内筒(52)と外筒(53)に180°対
称的に形成した螺旋面(54)(54a)が摺接しているた
め、支持台(4)上に突設されて取付台(5)の内筒
(52)に余裕のある状態に嵌まったネジ軸(42)には、
曲げモーメンが作用せず、扉は軽く回動し、ネジ軸(4
2)の片減りも生じない。
本考案は上記実施例の構成に限定されることはなく、実
用新案登録請求の範囲に記載の範囲で種々の変形が可能
であるのは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は下支持具及び上支持具の斜面図、第2図は下支
持具の分解斜面図、第3図は下支持具の断面図、第4図
は扉が開いた時の下支持具の斜面図、第5図はトイレブ
ースが並んだ状態の正面図、第6図は扉の平面図、第7
図は従来例の斜面図、第8図は出願人が以前提案した蝶
番の正面図、第9図は従来例の斜面図、第10図は第9図
の支持台の断面図である。 (1)……扉、(2)……壁板 (3)……下支持具、(4)……支持台 (5)……取付け台、(6)……上支持具

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】扉(1)の下面の枢支側を回動可能に支持
    する下支持具(3)と、扉(1)の上面の枢支側を上下
    動可能且つ回動可能に支持する上支持具(6)とで構成
    され、下支持具(3)は、床面に固定する支持台(4)
    と該支持台(4)に回転可能に取付けられ扉取付部(5
    5)を有する取付台(5)とを具えており、支持台
    (4)と取付台(5)の摺接対向する互いの端面は取付
    台(5)が扉(1)の開き方向に回転するにつれて取付
    台(5)が軸方向に移動する様に螺旋面(47)(54)を
    形成している扉の取付具において、支持台(4)は台板
    (41)の中央部に、垂直上向きにネジ軸(42)を突設
    し、該ネジ軸(42)に受筒(44)を螺合して形成され、
    ネジ軸(42)には軸方向にクランプ用溝(43a)(43a)
    が開設され、受筒(44)は、内筒(45)と外筒(46)と
    から成る2重筒に形成され、内筒(45)に前記ネジ軸
    (42)が螺合し、両筒を貫通してクランプネジ(49)が
    螺合され、該ネジ(49)の先端は前記クランプ用溝(43
    a)に嵌まり、外筒(46)の上端面は、軸心を含む面で
    左右対称に螺旋面(47)(47)が形成され、内筒(45)
    の上端面にも軸心を含む面で左右対称に螺旋面(47a)
    (47a)が形成され、外筒(46)と内筒(45)の夫々螺
    旋面(47)(47a)の頂部は同じ高さで180°対称位置に
    あり、取付台(5)は、上記支持台(4)のネジ軸(4
    2)に僅か余裕のある状態に軸方向にスライド可能に嵌
    まる筒体(51)と該筒体(51)の上端に設けられた扉取
    付部(55)とを備え、上記筒体(51)は、内筒(52)と
    外筒(53)とからなる2重筒に形成され、各筒の下面に
    は、前記支持台(4)の受筒(44)の螺旋面(47)(47
    a)に対応する螺旋面(54)(54a)が形成されている扉
    の回転支持具。
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