JPH0716074U - シール部材 - Google Patents

シール部材

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Publication number
JPH0716074U
JPH0716074U JP046430U JP4643093U JPH0716074U JP H0716074 U JPH0716074 U JP H0716074U JP 046430 U JP046430 U JP 046430U JP 4643093 U JP4643093 U JP 4643093U JP H0716074 U JPH0716074 U JP H0716074U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seal member
oil
lip
machine
resin
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Pending
Application number
JP046430U
Other languages
English (en)
Inventor
信治 石川
規真 松井
Original Assignee
キーパー株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 潤滑油のないまたは極めて少ない機械部分に
使用されるシール部材において、リップのような摺動部
の発熱を抑え、耐久性を向上させる。 【構成】 シール部材1の少なくともリップ4の部分
を、合成ゴム材料または合成樹脂材料等の弾性材料中に
吸油性樹脂を添加して形成する。吸油性樹脂としては、
株式会社日本触媒のオレオソーブ(登録商標)等を使用
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ダストシール、エアシール、端面シール等のシール部材に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のシール部材は、一般に機械に装着されて、機械内部の液体や気体等の 流体が外部へ流出するのを防止する働きと、外部から機械内部へ塵埃や泥水等が 侵入するのを防止する働きの両方を備えている。
【0003】 このようなシール部材の例として、断面L字形の金属補強環の周面に合成ゴム 材料または合成樹脂材料等の弾性材料を一体成形して、内周面にリップと呼ばれ る突起を形成した構造のものが知られている。リップを軸に接触させて金属補強 環を機械のハウジングに固定することにより、機械の軸またはハウジングが回転 する部分であっても、機械内部の潤滑油が外部へ流出したり、外部から機械内部 へダストが侵入したりすることを防ぐことができる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなシール部材は、機械内部にオイルやグリース等の潤 滑油がないかまたは極めて少ない状態で使用されることがある。このような場合 には、リップと軸が乾いた状態で接触するドライ接触により発熱が大きく、また 摩耗が激しく耐久性が低下するという問題があった。
【0005】 本考案は、このような従来の問題を解決するものであり、リップのような他部 材と摺動する摺動部の発熱を抑え、耐久性を向上させたシール部材を提供するこ とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するために、シール部材の少なくとも摺動部を、合 成ゴム材料または合成樹脂材料等の弾性材料中に吸油性樹脂を添加して形成した ものである。
【0007】
【作用】
本考案は、上記構成により、シール部材の少なくとも摺動部に吸油性樹脂が添 加されているため、その部分に油を含浸させて使用することにより自己潤滑が可 能になり、潤滑油のないまたは極めて少ない機械部分に使用しても摺動部の発熱 を抑えることができ、耐久性を向上させることができる。
【0008】
【実施例】
図1は本考案の一実施例の構成を示すものである。シール部材1は、断面L字 形の金属補強環2とこれに一体に成形されたゴム状弾性体3からなる。ゴム状弾 性体3の内周部先端部にはリップ4が形成されている。シール部材1は、内周部 のリップ4を軸5に嵌め込み、外周部をハウジング6の取付穴7に圧入して機械 に固定される。ゴム状弾性体3は、ニトリルゴム等の合成ゴムまたは種々の合成 樹脂材料により成形され、リップ4の部分には吸油性樹脂が添加されている。
【0009】 次に上記シール部材の製造方法について説明する。プレス成形した金属補強環 2およびゴム状弾性体3のリップ4に相当する部分に吸油性樹脂を練り込んだゴ ム母材を下型に配置する。この下型に対して上型を閉じた後、金型を一定時間加 熱してゴム母材を加硫し、金属補強環2に接着する。その後、上型を開いて製品 を取り出し、リップ4の不要部分を切除して完成する。
【0010】 吸油性樹脂としては、株式会社日本触媒のオレオソーブ(登録商標)等を使用 する。ゴム母材を100重量部に対して吸油性樹脂を0.5〜20重量部添加す る。0.5重量部未満であると良好な潤滑特性が得られず、20重量部を越える と油による膨潤量が多くなるので好ましくない。このようにして製造されたシー ル部材1を潤滑油の中に浸漬すると、吸油性樹脂を添加したリップ4の部分に潤 滑油が吸収され、自己潤滑特性が得られる。
【0011】 上記実施例では、金属補強環2を有するシール部材1のリップ4の部分にのみ 吸油性樹脂を添加したが、吸油性樹脂は必要に応じて他の部分にも添加すること ができる。また本考案は、金属補強環を用いない他の構造のシール部材にも適用 することができる。
【0012】
【考案の効果】
以上のように、本考案によれば、シール部材の少なくとも他の部分と摺動する 摺動部を、合成ゴム材料または合成樹脂材料中に吸油性樹脂を添加して形成した ので、その摺動部に油を含浸させて使用することにより自己潤滑が可能になり、 潤滑油のないまたは極めて少ない機械部分に使用しても摺動部の発熱を抑えるこ とができ、耐久性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すシール部材の概略部分
断面図。
【符号の説明】 1 シール部材 2 金属補強環 3 ゴム状弾性体 4 リップ 5 軸 6 ハウジング 7 取付穴

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シール部材の少なくとも摺動部を、合成
    ゴム材料または合成樹脂材料中に吸油性樹脂を添加して
    形成したシール部材。
JP046430U 1993-08-26 1993-08-26 シール部材 Pending JPH0716074U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11141687A (ja) * 1997-11-04 1999-05-25 Nippon Seiko Kk 軸封装置
JP2009087892A (ja) * 2007-10-03 2009-04-23 Nippon Kouatsu Electric Co 電線ヒューズ

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