JPH07160906A - 座標変換装置及び座標変換方法 - Google Patents

座標変換装置及び座標変換方法

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JPH07160906A
JPH07160906A JP5304364A JP30436493A JPH07160906A JP H07160906 A JPH07160906 A JP H07160906A JP 5304364 A JP5304364 A JP 5304364A JP 30436493 A JP30436493 A JP 30436493A JP H07160906 A JPH07160906 A JP H07160906A
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Hiroyuki Shiotani
浩之 塩谷
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 テクスチャマッピングのための座標変換にお
いて、複数の多項式の除算を、加減算だけの逐次解法に
より計算する。最初にステップS3で初期値計算した
後、ステップS4で誤差評価しながらステップS5で補
正して誤差が所定範囲になるまで補正を繰り返し、ステ
ップS8で値を更新してステップS4に戻ることによ
り、変換前座標から変換後座標を逐次的に求める。 【効果】 除算を使わずに加減算だけで座標変換が行
え、ハードウェア規模を小さくでき、演算を高速化で
き、また、変換座標に歪みが生じない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータグラフィ
ックのテクスチャマッピング等において座標を変換する
ために用いられる座標変換装置及び座標変換方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】グラフィックコンピュータ、特殊効果装
置、ビデオゲーム等のコンピュータを用いた映像機器に
おいて、いわゆるテクスチャマッピングの手法を用いて
画像を生成することがある。このテクスチャマッピング
とは、スクリーン座標上のいわゆるポリゴンに絵や柄等
のテクスチャ画像を張り付けることで質の高い出力画像
を生成する技術のことであり、ポリゴンとは、コンピュ
ータグラフィックス(いわゆるCG)において図形を表
すときの基本単位として用いられる多角形平面のことで
ある。またスクリーン座標とは、視野座標ともいい、3
次元の世界を1点を中心にして、2次元平面に投影した
場合のその面内の座標のことである。
【0003】図4は、従来のテクスチャマッピングの手
法の流れを示すフローチャートであり、図4は、スクリ
ーン座標上のテクスチャを張り付ける前のポリゴンとテ
クスチャ座標上のテクスチャとの関係を示す図である。
【0004】この図4の最初のステップS101におい
ては、スクリーン座標上のポリゴンとテクスチャ座標上
の画像との座標変換係数を求めている。すなわち図5に
おいて、(A)のスクリーン座標上の4点(x0
0 )、(x1 ,y1 )、(x2,y2 )、(x3 ,y
3 )が、(B)のテクスチャ座標上の4点(u0
0 )、(u1 ,v1 )、(u2 ,v2 )、(u3 ,v
3 )に対応するとするとき、次の式が成立する。
【0005】
【数1】
【0006】
【数2】
【0007】これらの各式中のAが座標変換係数とな
る。ここで、(48)式、(49)式は例えば、George
Wolberg, "DIGITAL IMAGE WARPING", IEEE Computer S
ocietyPress, Sections 3.4 - 3.4.2 の文献等に記載
されているものである。従って、スクリーン座標をテク
スチャ座標に変換する座標変換式は、
【0008】
【数3】
【0009】ここで図6は、座標変換式を用いること
で、(A)のスクリーン座標の点pが、(B)のテクス
チャ座標の点qの位置に座標変換される様子を示してい
る。
【0010】次に、図4のステップS102において
は、スクリーン座標上のポリゴンを現実のスクリーンに
描画する。通常の場合、描画先はラスタスキャンタイプ
のディスプレイ装置のスクリーン面となるので、ラスタ
スキャンの走査線単位に画像を分割し、描画する。そこ
で、ポリゴンをスクリーン座標上の走査線単位に分割し
て、その走査線上の開始点と終了点とを決定する。例え
ば、図7は、第n番目の走査線における開始点PS と終
了点PE とを示している。
【0011】ステップS103〜S107においては、
図8に示すように、走査線上の開始点から終了点までを
1画素毎に座標変換をして、テクスチャ座標上の対応点
の画素値を書き込み、補間してゆき、次のステップS1
08において、ポリゴン内の全ての走査線について上記
ステップS102からステップS107までの処理を繰
り返す。テクスチャマッピングが完了したときのスクリ
ーン座標の状態を図9の(A)に示す。なお、図9の
(B)はテクスチャ座標を示す。
【0012】上記ステップS103〜S107における
座標変換式は、上記ステップS101の座標変換式(1
3)のように、(多項式)/(多項式)となる。計算方
法は、大きく2つに分けられる。
【0013】一つは、(多項式)/(多項式)の比を求
めるために、実際に除算を行う方法である。もう一つ
は、座標変換式を、u=a3 3 +a2 2 +a1 x+
0 のような近似多項式に置き換えて、除算を回避する
方法である。図4には、前者の例が示されている。
【0014】すなわち、図4のステップS103におい
ては、上記開始点PS を、補間する画素点の初期値と
し、次のステップS104に進んで、座標変換式の除数
と被除数となる多項式の値を計算する。さらに次のステ
ップS105では、被除数を除数で除算して、その解を
座標変換値とし、ステップS106では、テクスチャ座
標での画素値をポリゴン内の画素点に書き込む。ステッ
プS107により、このような補間を上記終了点まで繰
り返す。
【0015】これに対して、上記近似多項式に置き換え
る方法の例を図10に示す。この方法は、例えば上記文
献 George Wolberg,"DIGITAL IMAGE WARPING" の Secti
ons7.2.6 - 7.2.7 等に開示されているものである。
【0016】図10において、上記図4の各ステップと
対応するステップには同じ指示符号を付して説明を省略
する。この図10の例では、図4の各ステップS103
〜S107の代わりに、ステップS113〜S116の
処理を行っている。
【0017】すなわち、ステップS113では、上記開
始点PS を、補間する画素点の初期値とする。座標変換
係数と開始点PS と終了点PE から近似多項式の各項の
係数を予め計算して記憶しておく。次のステップS11
4では、近似多項式の値を計算してその値を座標変換値
とし、ステップS115では、テクスチャ座標での画素
値をポリゴン内の画素点に書き込む。さらに、ステップ
S116により、このような補間を上記終了点まで繰り
返す。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記図4に
示すように、計算式通りに除算を行う場合には、正しい
計算結果が得られる。しかし、欠点として、加減算に比
べて除算は手順が複雑であり、計算に時間がかかる。ま
た、集積回路等にハードウェア化するとき、高速なハー
ドウェア除算器が回路全体に対して占める面積は、加減
算器に比べてかなり大きくなる。
【0019】また、上記図10に示すように、除算を行
う代わりに近似多項式を用いて近似解を得る方法では、
計算を加減算だけで行うので計算が速い。また、加減算
器だけで構成できるので、ハードウェアを小さくするこ
とができる。しかしながら、近似演算を行っているた
め、得られる結果に誤差や歪が生じる。
【0020】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たものであり、小規模のハードウェアで正しい計算結果
が得られるような座標変換装置及び座標変換方法を提供
することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明に係る座標変換装
置は、上述した課題を解決するために、変換前座標を変
数とする複数の多項式の比により変換後座標を得る座標
変換に等価な座標変換を行う座標変換装置において、上
記変換後座標を記憶する変換後座標記憶手段と、上記変
換後座標の誤差評価値を記憶する誤差評価値記憶手段
と、上記誤差評価値が許容範囲にあることを判定する誤
差判定手段と、上記変換前座標に基づいて上記変換後座
標記憶手段及び上記誤差評価値記憶手段の各初期値を設
定する初期値設定手段と、上記誤差判定手段からの出力
に応じて上記変換後座標記憶手段及び上記誤差評価値記
憶手段の各内容を更新する更新手段とを有し、上記変換
前座標から上記変換後座標を逐次的に求めることを特徴
としている。
【0022】ここで、上記更新手段は、複数の入力を選
択して演算を行う選択演算部を複数有し、少なくとも上
記変換後座標記憶手段及び上記誤差評価値記憶手段の各
値を並列に更新して高速化することが好ましい。
【0023】また、本発明に係る座標変換方法は、上述
の課題を解決するために、変換前座標を変数とする複数
の多項式の比により変換後座標を得る座標変換方法にお
いて、変換前の任意の第k番の座標点の座標成分の関数
である多項式をそれぞれNk及びDk として変換後座標
の一成分をこれらの多項式の比をNk /Dk により求め
るものとし、上記Nk /Dk の除算を整数除算として計
算した結果の商を上記第k番の座標点の変換後の座標点
の一座標成分Qk 、剰余をRk 、すなわち、 Nk =Dk ×Qk +Rk ・・・ (1) とし、変換前の次の第k+1番の座標点に対して上記座
標変換を行った除算結果の商をQk+1 、剰余をRk+1
すなわち、 Nk+1 =Dk+1 ×Qk+1 +Rk+1 ・・・ (2) とするとき、被除数の差分Nk+1 −Nk をΔN、除数の
差分Dk+1 −Dk をΔDとして、上記(1)式を書き換
えて、 Nk +ΔN=(Dk +ΔD)×Qk +Rk +ΔN−ΔD×Qk k+1 =Dk+1 ×Qk+1 +Rk +ΔN−ΔD×Qk ・・・ (3) とし、上記(2)式と(3)式とを比較して、 Qk+1 =Qk +(Rk +ΔN−ΔD×Qk )/Dk+1 ・・・ (4) Rk+1 =(Rk +ΔN−ΔD×Qk )mod Dk+1 ・・・ (5) が成立することを利用して、上記変換後の座標点の一座
標成分Qk が既知であるときの次の変換後座標の一成分
k+1 を、Nk+1 /Dk+1 を計算する代わりに上記
(4)式に置き換えて求める工程と、上記(4)式中の
除算を加減算に置き換えて計算する工程と、を有するこ
とを特徴としている。
【0024】ここで、上記変換後座標の一成分Q
k+1 を、既知の変換後座標成分Qk を用いて上記(4)
式及び(5)式により求める際に、上記変換後座標の計
算誤差許容範囲である定数ΔQを設定し、計算により上
記被除数差分値ΔN、除数差分値ΔDを求める第1の計
算工程(初期値計算工程の一部)と、次の第k+1番の
変換前座標点に対応する除数値Dk+1 、Nk+1 /Dk+1
を整数除算として計算したときの剰余である誤差評価値
k+1 、及び変換後座標の一成分Qk+1 を、 Dk+1 =Dk +ΔD ・・・ (6) Rk+1 =Rk +ΔN−ΔD×Qk ・・・ (7) Qk+1 =Qk ・・・ (8) の各式を計算することにより求める第2の計算工程(除
数値、誤差評価値の更新工程)と、求められたRk+1
値が0より小の条件(Rk+1 <0)を満たすとき、 Rk+1 ←Rk+1 +|Dk+1 |×ΔQ ・・・ (9) Qk+1 ←Qk+1 +ΔQ ・・・ (10) の各式(ただし、←は代入を表す。)により補正を行う
第1の補正工程と、求められたRk+1 の値が上記Dk+1
の値以上の条件(Dk+1 ≦Rk+1 )を満たすとき、 Rk+1 ←Rk+1 −|Dk+1 |×ΔQ ・・・ (11) Qk+1 ←Qk+1 +ΔQ ・・・ (12) の各式により補正を行う第2の補正工程と、求められた
k+1 の値が0以上かつ上記Dk+1 の値より小の条件
(0≦Rk+1<Dk+1 )を満たすか否かを判別し、この
条件を満足しないとき上記第1の補正工程又は上記第2
の補正工程を繰り返し、この条件を満足するときのQ
k+1 を最終的な目的とする座標変換結果とする誤差評価
工程とを含むことが好ましい。
【0025】また、上記変換後座標の一成分Qk+1 を、
既知の変換後座標成分Qk を用いて上記(4)式及び
(5)式により求める際に、上記変換後座標の計算誤差
許容範囲である定数ΔQを設定し、計算により上記被除
数差分値ΔN、除数差分値ΔDを求め、複合差分値Ck
を、 Ck =ΔD×Qk ・・・ (13) により求める第1の計算工程(初期値計算工程の一部)
と、Dk+1 、Rk+1 、Qk+1 、及びCk+1 を、 Dk+1 =Dk +ΔD ・・・ (14) Rk+1 =Rk +ΔN−Ck ・・・ (15) Qk+1 =Qk ・・・ (16) Ck+1 =Ck ・・・ (17) の各式を計算することにより求める第2の計算工程(除
数値、誤差評価値の更新工程)と、求められたRk+1
値が0より小の条件(Rk+1 <0)を満たすとき、 Rk+1 ←Rk+1 +|Dk+1 |×ΔQ ・・・ (18) Qk+1 ←Qk+1 +ΔQ ・・・ (19) Ck+1 ←Ck +ΔD×ΔQ ・・・ (20) の各式(ただし、←は代入を表す。)により補正を行う
第1の補正工程と、求められたRk+1 の値が上記Dk+1
の値以上の条件(Dk+1 ≦Rk+1 )を満たすとき、 Rk+1 ←Rk+1 −|Dk+1 |×ΔQ ・・・ (21) Qk+1 ←Qk+1 +ΔQ ・・・ (22) Ck+1 ←Ck +ΔD×ΔQ ・・・ (23) の各式により補正を行う第2の補正工程と、求められた
k+1 の値が0以上かつ上記Dk+1 の値より小の条件
(0≦Rk+1<Dk+1 )を満たすか否かを判別し、この
条件を満たさないとき上記第1の補正工程又は上記第2
の補正工程を繰り返し、この条件を満たすときのQk+1
を最終的な座標変換結果とする誤差評価工程とを含むこ
とが好ましい。
【0026】また、上記変換後座標の一成分Qk+1 を、
既知の変換後座標成分Qk を用いて上記(4)式及び
(5)式により求める際に、上記変換後座標の計算誤差
許容範囲である定数ΔQを設定し、計算により上記被除
数差分値ΔN、除数差分値ΔDを求め、複合差分値Ck
を、 Ck =ΔD×Qk −ΔN ・・・ (24) により求める第1の計算工程(初期値計算工程の一部)
と、Dk+1 、Rk+1 、Qk+1 、及びCk+1 を、 Dk+1 =Dk +ΔD ・・・ (25) Rk+1 =Rk −Ck ・・・ (26) Qk+1 =Qk ・・・ (27) Ck+1 =Ck ・・・ (28) の各式を計算することにより求める第2の計算工程(除
数値、誤差評価値の更新工程)と、求められたRk+1
値が0より小の条件(Rk+1 <0)を満たすとき、 Rk+1 ←Rk+1 +|Dk+1 |×ΔQ ・・・ (29) Qk+1 ←Qk+1 +ΔQ ・・・ (30) Ck+1 ←Ck +ΔD×ΔQ ・・・ (31) の各式(ただし、←は代入を表す。)により補正を行う
第1の補正工程と、求められたRk+1 の値が上記Dk+1
の値以上の条件(Dk+1 ≦Rk+1 )を満たすとき、 Rk+1 ←Rk+1 −|Dk+1 |×ΔQ ・・・ (32) Qk+1 ←Qk+1 +ΔQ ・・・ (33) Ck+1 ←Ck +ΔD×ΔQ ・・・ (34) の各式により補正を行う第2の補正工程と、求められた
k+1 の値が0以上かつ上記Dk+1 の値より小の条件
(0≦Rk+1<Dk+1 )を満たすか否かを判別し、この
条件を満たさないとき上記第1の補正工程又は上記第2
の補正工程を繰り返し、この条件を満たすときのQk+1
を最終的な座標変換結果とする誤差評価工程とを含むこ
とが好ましい。
【0027】さらに、上記変換後座標の一成分Q
k+1 を、既知の変換後座標成分Qk を用いて上記(4)
式及び(5)式により求める際に、上記変換後座標の計
算誤差許容範囲である定数ΔQを設定し、計算により上
記被除数差分値ΔN、除数差分値ΔDを求め、複合差分
値Ck 、除数値Dk 及び除数差分値ΔDを、 Ck =ΔD×Qk −ΔN ・・・ (35) Dk ←Dk ×ΔQ ・・・ (36) ΔD←ΔD×ΔQ ・・・ (37) の各式(ただし、←は代入を表す。)により求める第1
の計算工程(初期値計算工程の一部)と、Dk+1 、R
k+1 、Qk+1 、及びCk+1 を、 Dk+1 =Dk +ΔD ・・・ (38) Rk+1 =Rk −Ck ・・・ (39) Qk+1 =Qk ・・・ (40) Ck+1 =Ck ・・・ (41) の各式を計算することにより求める第2の計算工程(除
数値、誤差評価値の更新工程)と、求められたRk+1
値が0より小の条件(Rk+1 <0)を満たすとき、 Rk+1 ←Rk+1 +|Dk+1 | ・・・ (42) Qk+1 ←Qk+1 +ΔQ ・・・ (43) Ck+1 ←Ck +ΔD ・・・ (44) の各式により補正を行う第1の補正工程と、求められた
k+1 の値が上記Dk+1 の値以上の条件(Dk+1 ≦R
k+1 )を満たすとき、 Rk+1 ←Rk+1 −|Dk+1 | ・・・ (45) Qk+1 ←Qk+1 +ΔQ ・・・ (46) Ck+1 ←Ck +ΔD ・・・ (47) の各式により補正を行う第2の補正工程と、求められた
k+1 の値が0以上かつ上記Dk+1 の値より小の条件
(0≦Rk+1<Dk+1 )を満たすか否かを判別し、この
条件を満たさないとき上記第1の補正工程又は上記第2
の補正工程を繰り返し、この条件を満たすときのQk+1
を最終的な座標変換結果とする誤差評価工程とを含むこ
とが好ましい。
【0028】ところで、上記第1の計算工程を1回行っ
た後、上記第2の計算工程、上記第1又は第2の補正工
程、及び上記誤差評価工程を繰り返し、一連の座標に対
して座標変換を行うことが好ましい。また、上記変換後
座標の計算誤差許容範囲である定数ΔQを1とすること
が挙げられる。
【0029】
【作用】変換前座標を変数とする複数の多項式を除算し
て変換後座標を得る際に、除算を使わずに加減算だけを
行って、除算を行った場合と同様な正確な結果を得るこ
とができ、ハードウェアの規模を小さくすることができ
る。
【0030】
【実施例】以下、図面を参照しながら、本発明の一実施
例について説明する。図1は、本発明に係る座標変換装
置の一実施例の概略構成を示すブロック図であり、図2
は、該実施例の動作を説明するためのフローチャートで
ある。
【0031】この図1は、変換前座標を変数とする複数
の多項式の比により変換後座標を得る座標変換に等価な
座標変換を行う座標変換装置の一例を示しており、上記
変換後座標を記憶する変換後座標値メモリ4、上記変換
後座標の誤差評価値を記憶する誤差評価値メモリ2と、
上記誤差評価値が許容範囲にあることを判定する誤差範
囲検出部5と、上記変換座標に基づいて変換後座標値メ
モリ4及び誤差評価値メモリ2の各初期値を設定する初
期値設定部6と、誤差範囲検出部5からの出力に応じて
変換後座標値メモリ4及び誤差評価値メモリ2の各内容
を更新する更新部7とを有し、上記変換前座標から上記
変換後座標を逐次的に求めている。
【0032】上記更新部7は、複数の入力を選択して演
算を行う複数の選択加算部24、25、26、27を有
し、例えば選択加算部27及び24は変換後座標値メモ
リ4及び誤差評価値メモリ1の各値を並列に更新するた
め高速化が図られる。なお、図1の他の構成について
は、次の図2のフローチャートを用いた動作説明と共に
説明する。
【0033】図2は、この図1に示す座標変換装置の動
作を説明するためのフローチャートであり、この図2の
最初のステップS1においてはスクリーン座標上のポリ
ゴンとテクスチャ座標上の画像との座標変換係数を求め
る。
【0034】すなわち、前述した図5において、スクリ
ーン座標上の4点(x0 ,y0 )、(x1 ,y1 )、
(x2 ,y2 )、(x3 ,y3 )が、テクスチャ座標上
の4点(u0 ,v0 )、(u1 ,v1 )、(u2
2 )、(u3 ,v3 )に対応するとするとき、前記
(48)式、(49)式が成立する。すなわち、
【0035】
【数4】
【0036】
【数5】
【0037】この場合の(48)式、(49)式のAが
座標変換係数となる。従って、スクリーン座標をテクス
チャ座標に変換する座標変換式は、前記(50)式とな
る。すなわち、
【0038】
【数6】
【0039】次に、図2のステップS2においては、ス
クリーン座標上のポリゴンを現実のスクリーンに描画す
る。通常の場合、描画先はラスタスキャンタイプのディ
スプレイ装置のスクリーン面となるので、ラスタスキャ
ンの走査線単位に画像を分割し、描画する。そこで、ポ
リゴンをスクリーン座標上の走査線単位に分割して、そ
の走査線上の開始点と終了点とを決定する。なお、この
ような水平の走査線単位に画像を分割する以外に、垂直
軸(Y軸)あるいは任意の傾きを持った直線に平行な直
線単位に画像を分割し、その直線上で処理を行うように
してもよい。
【0040】図2のステップS3〜ステップS8におい
ては、上記走査線(あるいは任意の直線)上の開始点か
ら終了点までを1画素毎に座標変換をして、テクスチャ
座標上の対応点の画素値を書き込み、前記図8に示すよ
うに補間してゆく。これを、ステップS9において、ポ
リゴン内の全ての走査線について繰り返す。
【0041】上記ステップS3〜ステップS8での内挿
(補間)時における座標変換式は、上記(50)式に示
すように、変換前座標であるスクリーン座標の各成分
x,yを変数とする多項式の比、すなわち(多項式)/
(多項式)にて表される。ここで、上記ポリゴン内の任
意の走査線(あるいは直線)上の第k番の座標点の座標
値を(xk ,yk )と表し、この座標値(xk ,yk
についての分子、分母の各多項式(の計算結果)をそれ
ぞれNk 、Dk と表し、上記座標変換式としてのNk
k を整数除算したときの商をQk 、剰余をRk とする
とき、 Nk /Dk =Qk …Rk ・・・ (51) この分数式は、スクリーン座標上の上記第k番の座標値
(xk ,yk )に対応するテクスチャ座標上の座標値を
(uk ,vk )と表すときに、上記(50)式により変
換後座標の成分uk 又はvk を求める式に相当し、これ
らの座標成分uk又はvk を整数値で表したものが上記
商Qk に相当する。
【0042】この(51)式の分数式を加法と乗法とで
表すと、前記(1)式、すなわち Nk =Dk ×Qk +Rk ・・・ (1) となる。また、スクリーン座標上の上記第k番の次の座
標点である第k+1番の座標点の座標値を(xk+1 ,y
k+1 )と表し、この第k+1番の座標点の座標値につい
ての分子、分母の各多項式(の計算結果)をそれぞれN
k+1 、Dk+1 と表し、上記座標変換式としてのNk+1
k+1 を整数除算したときの商をQk+1 、剰余をRk+1
とするときには前記(2)式、すなわち、 Nk+1 =Dk+1 ×Qk+1 +Rk+1 ・・・ (2) が成立する。ここで、被除数差分値ΔN、除数差分値Δ
Dを、それぞれ ΔN=Nk+1 −Nk ・・・ (52) ΔD=Dk+1 −Dk ・・・ (53) とする。
【0043】これらの被除数差分値ΔN、除数差分値Δ
Dを用いて上記(1)式を書き換えることにより、前記
(3)式、すなわち、 Nk+1 =Dk+1 ×Qk+1 +Rk +ΔN−ΔD×Qk ・・・ (3) とする。本実施例においては、上記(2)式と(3)式
とを比較して得られる前記(4)式及び(5)式、すな
わち、 Qk+1 =Qk +(Rk +ΔN−ΔD×Qk )/Dk+1 ・・・ (4) Rk+1 =(Rk +ΔN−ΔD×Qk )mod Dk+1 ・・・ (5) が成立することを利用して、上記変換後の座標点の一座
標成分Qk が既知であるときの次の変換後座標の一成分
k+1 を、Nk+1 /Dk+1 を計算する代わりに上記
(4)式に置き換えて求めており、この(4)式中の除
算を加減算に置き換えて計算している。また、変換後座
標の計算精度あるいは誤差許容範囲であるΔQを予め設
定しておく。
【0044】ここで具体例として、Dk =7、Qk
6、Rk =19、ΔN=41、ΔD=4、ΔQ=1と
し、以下の説明中でこれらの値を用いて実際の計算例を
示す。
【0045】ステップS3の初期値計算工程において
は、図1の変換前座標値8から初期値設定部6に送られ
る変換前座標の上記開始点と上記座標変換係数とに基づ
いて、この開始点における変換後座標の一成分Qk 、上
記剰余である誤差評価値Rk 、複合差分値Ck 、除数値
k を予め計算して、上記図1の変換後座標値メモリ
4、誤差評価値メモリ1、複合差分値メモリ2、及び除
数値メモリ3にそれぞれ記憶しておく。ここで、複合差
分値Ck は、 Ck =Qk ×ΔD ・・・ (54) である。また、定数の被除数差分値ΔN及び除数差分値
ΔDを上記(52)式、(53)式により計算し、上記
変換後座標の誤差許容範囲であるΔQを設定して、上記
図1のメモリ20〜23に記憶しておく。
【0046】例えば、上記(54)式に上記具体的の数
値の例を当てはめると、Ck =6×4=24、となる。
また、上記メモリ20には0とΔNが格納され、メモリ
21、22、及び23には、順次、ΔDと0、0とΔ
D、及びΔQと0がそれぞれ格納されている。
【0047】図2のステップS4においては、上記図1
の誤差範囲検出部5で、誤差評価値メモリ1からの誤差
評価値(Rk )が適正か否かを判定して誤差検出結果を
出力し、更新部7及び出力制御部10に送る。更新部7
は、この誤差検出結果に従って処理を分岐する。誤差評
価値メモリ1からの誤差評価値(Rk )が適正とされる
範囲は0以上Dk 未満、すなわち、0≦Rk <Dk であ
り、この条件を満たしている場合、ステップS6に進
む。この条件を満たしていないときには、ステップS5
に進む。
【0048】ステップS5においては、上記図1の変換
後座標値メモリ4からの変換後座標値Qk 、誤差評価値
メモリ1からの誤差評価値Rk 、複合差分値メモリ2か
らの複合差分値Ck を、更新部7にて更新(この場合は
補正)し、再びステップS4に戻る。
【0049】このステップS5での更新(補正)内容を
式で表すと、もし、Rk <0となる場合には、 Rk ←Rk +|Dk | ・・・ (55) Qk ←Qk +ΔQ ・・・ (56) Ck ←Ck +ΔD ・・・ (57) に従って、Rk 、Qk 、及びCk を補正する。
【0050】また、もし、Rk ≧Dk の場合には、 Rk ←Rk −|Dk | ・・・ (58) Qk ←Qk +ΔQ ・・・ (59) Ck ←Ck +ΔD ・・・ (60) に従って、Rk 、Qk 、及びCk を補正する。
【0051】ここで上記具体的な数値の例をとって説明
すると、Rk (=19)≧Dk (=7)であることよ
り、上記(58)式〜(60)式による補正を行う。 Rk =19−7=12 Qk =6+1=7 Ck =24+4=28 この1回の補正では、まだRk (=12)≧Dk (=
7)であるので、もう1回補正する。
【0052】Rk =12−7=5 Qk =7+1=8 Ck =28+4=32 このように、2回の補正で、0≦Rk (=5)<D
k (=7)の条件を満たすようになり、有効なQk の値
(=8)が求められる。
【0053】次に、ステップS6では、変換後座標値メ
モリ4から取り出され、出力制御部10を介して得られ
た変換後座標値9に対応する上記テクスチャ座標上の画
素値を、上記スクリーン座標上のポリゴン内の画素に書
き込む。上記具体的な数値の例としては、上述したよう
に、Qk =8が変換後座標(の一成分)となり、これ
が、テクスチャ座標の各成分u,vについて求められ
て、座標(uk ,vk )上の画素値がスクリーン座標
(xk ,yk )の画素に書き込まれることは勿論であ
る。
【0054】次のステップS7においては、変換前座標
(上記スクリーン座標)の終了点、すなわち1つの走査
線上のポリゴン内の終了点まで補間したか(座標変換処
理したか)を判断する。NOのときはステップS8に進
み、YESのときはステップS9に進む。
【0055】ステップS8においては、図1の更新部7
が除数値Dk と誤差評価値Rk とを更新する。これは、
例えば前述した(14)式〜(17)式、すなわち、 Dk+1 =Dk +ΔD ・・・ (14) Rk+1 =Rk +ΔN−Ck ・・・ (15) Qk+1 =Qk ・・・ (16) Ck+1 =Ck ・・・ (17) に対応する。
【0056】上記具体的な数値の例では、 Dk+1 =7+4=11 Rk+1 =5+41−32=14 Qk+1 =8 Ck+1 =32 となる。
【0057】以上のようなステップS5での補正(更
新)処理やステップS8での更新処理は、図1の更新部
7で行われる。すなわち、図1の誤差範囲検出部5から
の誤差検出結果出力は、更新部7の選択加算部24〜2
7の各制御端子に供給されて、これらの選択加算部24
〜27での選択加算動作を制御するようになっている。
選択加算部24には、誤差評価値メモリ1からの誤差評
価値Rk 、メモリ20からの被除数差分値ΔN(0とΔ
N)、除数値メモリ22からの除数値Dk 、及び複合差
分値メモリ2からの複合差分値Ck (減算入力−Ck
がそれぞれ供給されており、上記誤差検出結果に応じ
て、上記(15)式と、上記(55)式又は(58)式
の演算を行う。選択加算部25には、複合差分値メモリ
2からの複合差分値Ck 、及びメモリ21からの除数差
分値ΔD(ΔDと0)がそれぞれ供給されており、上記
誤差検出結果に応じて、上記(57)式又は(60)式
の演算を行う。選択加算部26には、除数値メモリ3か
らの除数値Dk 、及びメモリ22からの除数差分値ΔD
(0とΔD)がそれぞれ供給されており、上記誤差検出
結果に応じて、上記(14)式の演算を行う。また、選
択加算部27には、変換後座標値メモリ4からの変換後
座標値(の一成分)Qk 、及びメモリ23からの変換後
座標の誤差許容範囲であるΔQ(ΔQと0)がそれぞれ
供給されており、上記誤差検出結果に応じて、上記(5
6)式又は(60)式の演算を行う。この場合、選択加
算部24〜27は、メモリからの出力を選択して加算
し、0を加算するときは加算をしなかった(入力をその
まま出力する)ことに相当する。この0加算の代わり
に、誤差範囲検出部5からの出力を加算イネーブル信号
として用いるようにしてもよい。さらに、誤差範囲検出
部5からの誤差検出結果出力は、出力制御部10の制御
端子にも送られている。この出力制御部10は、変換後
座標値メモリ4から送られる変換後座標値(の一成分)
k を、上記条件0≦Rk<Dk が成り立つときに、最
終的な変換後座標値9として出力する。
【0058】ところで、上記初期値計算ステップS3に
おいて、上記走査線上のポリゴンの開始点で上記座標変
換式Nk /Dk を実際に計算して変換後座標成分Qk
求めた直後においては、誤差評価ステップS4ではOK
(上記条件を満たす)と判別され、ステップS6に進ん
で、変換後座標値Qk に対応するテクスチャ座標上の画
素値をポリゴン内の画素位置に書き込む。次のステップ
S7では、同じ走査線上のポリゴンの終了点まで補間に
よる座標変換処理が行われたか否かを判断している。N
O(上記終了点にまで達していない)と判別されたとき
には、ステップS8に進み、変換前座標(上記スクリー
ン座標)における次の第k+1番の座標点についての除
数値Dk+1 、誤差評価値Rk+1 等に更新する。この更新
後に、上記ステップS4に進む。
【0059】従って、初期値計算直後の処理以外は、ス
テップS8での更新後にステップS4の誤差評価工程に
移行すると見ることができ、既知の変換後座標成分Qk
を用いて、上記変換後座標成分Qk+1 を上記(4)式及
び(5)式により求める、と考えるときの各ステップS
8及びS5での計算式が、上記(14)式〜(17)式
及び前記(18)式〜(23)式である。このような考
え方をとるときの補間処理の要部のフローチャートを図
3に示す。
【0060】この図3においては、初期値計算あるいは
上述した補間処理によって変換前座標(上記スクリーン
座標)の第k番の座標点に対応する変換後座標の一成分
kが既に求められていることを前提とし、この既知の
k を用いて、先ずステップS8において、上記(1
4)式〜(17)式の計算を行い、次の第k+1番の座
標点についての除数値Dk+1 、誤差評価値Rk+1 、変換
後座標値Qk+1 、及び複合差分値Ck+1 を求める(更新
する)。
【0061】次に、この誤差評価値Rk+1 について上記
図2のステップS4に相当する誤差評価を行うわけであ
るが、この図3の例では、先ずステップS4aにおい
て、求められた誤差評価値Rk+1 が、0以上かつ上記D
k+1 の値より小(0≦Rk+1 <Dk+1 )の条件を満たす
か否かを判別している。このステップS4aでYESと
判別されたときには、上記図2のステップS6等を介し
て、補間が終了しない限りステップS8に進む。ステッ
プS4aでNOと判別されたときには、ステップS4b
で、Rk+1 <0か、又は否(Dk+1 ≦Rk+1 )かを判別
され、YESのときにはステップS5aの第1の補正工
程に進み、NOのときにはステップS5bの第2の補正
工程に進む。
【0062】ステップS5aの第1の補正工程では、前
記(18)式〜(20)式、すなわち、 Rk+1 ←Rk+1 +|Dk+1 |×ΔQ ・・・ (18) Qk+1 ←Qk+1 +ΔQ ・・・ (19) Ck+1 ←Ck +ΔD×ΔQ ・・・ (20) の各式(ただし、←は代入を表す。)を計算することで
補正を行う。また、ステップS5bの第2の補正工程で
は、前記(21)式〜(23)式、すなわち、 Rk+1 ←Rk+1 −|Dk+1 |×ΔQ ・・・ (21) Qk+1 ←Qk+1 +ΔQ ・・・ (22) Ck+1 ←Ck +ΔD×ΔQ ・・・ (23) の各式の計算を行って補正する。
【0063】このようなステップS5a又はステップS
5bによる第1又は第2の補正を行った後、再び誤差評
価工程(図3ではステップS4a)に進み、上記0≦R
k+1<Dk+1 の条件を満たすようになるまで上記第1又
は第2の補正を繰り返す。
【0064】以上のような装置及び方法を用いることに
より、除算を行った場合と同じ計算式通りの正確な計算
結果が得られると共に、除算を使わずに加減算だけで座
標変換が実現できる。
【0065】なお、上記複合差分値Ck を用いずに座標
変換処理(補間処理)を実行するようにしてもよく、こ
の場合の更新工程では前記(6)式〜(8)式の計算を
行うようにし、上記第1の補正工程では前記(9)式及
び(10)式の計算を、上記第2の補正工程では前記
(11)式及び(12)式の計算をそれぞれ行うように
すればよい。
【0066】ところで、上記複合差分値Ck に上記被除
数差分値ΔNを含ませる(−ΔNを加える)ことによ
り、図1のメモリ20を省略することができる。これ
は、Ckの代わりにCk −ΔNを用いることに相当し、
上記初期値計算の際に、複合差分値Ck を、前記(2
4)式、すなわち、 Ck =ΔD×Qk −ΔN ・・・ (24) により求めるようにすればよい。また誤差評価値Rk
更新の際には、前記(26)式、すなわち、 Rk+1 =Rk −Ck ・・・ (26) により求めるようにすればよい。
【0067】このとき、上記ステップS8の更新時には
前記(25)式〜(28)式の計算を行い、上記ステッ
プS5aでの第1の補正時には上記(18)式〜(2
0)式と同様な前記(29)式〜(31)式の計算を行
い、上記ステップS5bでの第2の補正時には上記(2
1)式〜(23)式と同様な前記(32)式〜(34)
式の計算を行うようにすればよい。なお上記更新時の前
記(25)式、(27)式及び(28)式は、上記(1
4)式、(16)式及び(17)式とそれぞれ同様なも
のである。
【0068】このようにすると、ΔNが複合差分値Ck
に吸収されるので、図1中のΔN記憶用のメモリ20が
不要となる。
【0069】次に、さらに他の例として、初期値計算工
程において、複合差分値Ck を上記(24)式と同様な
前記(35)式で計算すると共に、除数値Dk 及び除数
差分値ΔDとして、前記(36)式及び(37)式、す
なわち、 Dk ←Dk ×ΔQ ・・・ (36) ΔD←ΔD×ΔQ ・・・ (37) を計算することにより予めΔQを乗算した値を用いるよ
うにし、補正時の計算を簡略化させてもよい。
【0070】すなわち、このときの上記第1の補正工程
では、前記(42)式〜(44)式、すなわち、 Rk+1 ←Rk+1 +|Dk+1 | ・・・ (42) Qk+1 ←Qk+1 +ΔQ ・・・ (43) Ck+1 ←Ck +ΔD ・・・ (44) の各式を計算し、上記第2の補正工程では、前記(4
5)式〜(47)式、すなわち、 Rk+1 ←Rk+1 −|Dk+1 | ・・・ (45) Qk+1 ←Qk+1 +ΔQ ・・・ (46) Ck+1 ←Ck +ΔD ・・・ (47) の各式を計算するようにすればよい。これらの式で、
(43)式、(46)式は上記(19)式、(22)式
とそれぞれ同様である。また、上記更新工程において
は、上述した(25)式〜(28)式と同様な前記(3
8)式〜(41)式を用いて計算を行えばよい。
【0071】なお、本発明は上記実施例のみに限定され
るものではなく、例えば、スクリーン座標のポリゴンを
X軸(水平軸)に平行な複数の走査線にて分割し、この
走査線に沿ってポリゴン内の画素の座標変換処理(補間
処理)を行っているが、Y軸(垂直軸)に平行な複数の
直線、あるいは任意の傾きを持った互いに平行な複数の
直線によってポリゴンを分割して、この直線に沿って処
理を行うようにしてもよい。また、1つの画素の座標変
換結果を求めた後に、次の処理を行う対象画素として
は、隣接した画素である必要はなく、任意の一定間隔の
画素毎に処理を行うようにしてもよい。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る座標
変換装置によれば、変換前座標を変数とする複数の多項
式の比により変換後座標を得る座標変換に等価な座標変
換を行う座標変換装置において、上記変換後座標を変換
後座標記憶手段に記憶し、上記変換後座標の誤差評価値
を誤差評価値記憶手段に記憶し、上記誤差評価値が許容
範囲にあること誤差判定手段にて判定し、初期値設定手
段により上記変換前座標に基づいて上記変換後座標記憶
手段及び上記誤差評価値記憶手段の各初期値を設定し、
更新手段により上記誤差判定手段からの出力に応じて上
記変換後座標記憶手段及び上記誤差評価値記憶手段の各
内容を更新して、上記変換前座標から上記変換後座標を
逐次的に求めているため、加減算だけの逐次解法によ
り、比較的小規模なハードウェア量で、正確な結果を高
速に得ることができる。
【0073】また、本発明に係る座標変換方法によれ
ば、変換前座標を変数とする複数の多項式の比、例えば
k /Dk により変換後座標を得る際に、このNk /D
k の除算を整数除算として計算した結果の商を上記第k
番の座標点の変換後の座標点の一座標成分Qk 、剰余を
k 、すなわち、 Nk =Dk ×Qk +Rk ・・・ (1) とし、次の座標点に対して上記座標変換を行った除算結
果の商をQk+1 、剰余をRk+1 、すなわち、 Nk+1 =Dk+1 ×Qk+1 +Rk+1 ・・・ (2) とするとき、被除数の差分Nk+1 −Nk をΔN、除数の
差分Dk+1 −Dk をΔDとして、上記(1)式を書き換
えて、 Nk +ΔN=(Dk +ΔD)×Qk +Rk +ΔN−ΔD×Qk k+1 =Dk+1 ×Qk+1 +Rk +ΔN−ΔD×Qk ・・・ (3) とし、上記(2)式と(3)式とを比較して、 Qk+1 =Qk +(Rk +ΔN−ΔD×Qk )/Dk+1 ・・・ (4) Rk+1 =(Rk +ΔN−ΔD×Qk )mod Dk+1 ・・・ (5) が成立することを利用して、上記変換後の座標点の一座
標成分Qk が既知であるときの次の変換後座標の一成分
k+1 を、Nk+1 /Dk+1 を計算する代わりに上記
(4)式に置き換えて求め、上記(4)式中の除算を加
減算に置き換えて計算しているため、従来の除算を行う
場合に比べてハードウェアの規模を小さく、演算を高速
化でき、また、変換過程を加減算のみで行うにもかかわ
らず、座標変換に歪みが生じないような高精度演算を実
現できる。
【0074】この場合の具体的な演算手順の一例として
は、上記変換後座標の一成分Qk+1を、既知の変換後座
標成分Qk を用いて上記(4)式及び(5)式により求
める際に、上記変換後座標の計算誤差許容範囲である定
数ΔQを設定し、計算により上記被除数差分値ΔN、除
数差分値ΔDを求め、複合差分値Ck を、 Ck =ΔD×Qk ・・・ (13) により求め、Dk+1 、Rk+1 、Qk+1 、及びCk+1 を、 Dk+1 =Dk +ΔD ・・・ (14) Rk+1 =Rk +ΔN−Ck ・・・ (15) Qk+1 =Qk ・・・ (16) Ck+1 =Ck ・・・ (17) の各式を計算することにより求め、求められたRk+1
値が0より小の条件(Rk+1 <0)を満たすとき、 Rk+1 ←Rk+1 +|Dk+1 |×ΔQ ・・・ (18) Qk+1 ←Qk+1 +ΔQ ・・・ (19) Ck+1 ←Ck +ΔD×ΔQ ・・・ (20) の各式(ただし、←は代入を表す。)により補正を行
い、求められたRk+1 の値が上記Dk+1 の値以上の条件
(Dk+1 ≦Rk+1 )を満たすとき、 Rk+1 ←Rk+1 −|Dk+1 |×ΔQ ・・・ (21) Qk+1 ←Qk+1 +ΔQ ・・・ (22) Ck+1 ←Ck +ΔD×ΔQ ・・・ (23) の各式により補正を行い、求められたRk+1 の値が0以
上かつ上記Dk+1 の値より小の条件(0≦Rk+1<D
k+1 )を満たすか否かを判別し、この条件を満たさない
とき上記第1の補正工程又は上記第2の補正工程を繰り
返し、この条件を満たすときのQk+1 を最終的な座標変
換結果とすることが挙げられ、これによって、加減算の
みを用いた座標変換処理(補間処理)が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の座標変換装置の一実施例の概略構成を
示すブロック回路図である。
【図2】本発明に係る座標変換方法の一実施例の概略的
な動作を説明するためのフローチャートである。
【図3】座標変換方法の一実施例の要部動作の例を示す
フローチャートである。
【図4】従来の座標変換処理の一例の動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図5】スクリーン座標上のテクスチャを張り付ける前
のポリゴンと、テクスチャ座標上のテクスチャを示す図
である。
【図6】スクリーン座標とテクスチャ座標との対応関係
を網線により示して座標変換を説明するための図であ
る。
【図7】スクリーン座標のポリゴンを複数の走査線に分
割したときの第n番目の走査線上の開始点と終了点とを
示す図である。
【図8】スクリーン座標の走査線上の各画素についての
内挿補間処理を説明するための図である。
【図9】テクスチャマッピングが完了した状態でのスク
リーン座標とテクスチャ座標とを示す図である。
【図10】従来の座標変換処理の他の例の動作を説明す
るためのフローチャートである。
【符号の説明】
1・・・・・誤差評価値メモリ 2・・・・・複合差分値メモリ 3・・・・・除数値メモリ 4・・・・・変換後座標値メモリ 5・・・・・誤差範囲検出部 6・・・・・初期値設定部 7・・・・・更新部 10・・・・・出力制御部 20、21、22、23・・・・・メモリ 24、25、26、27・・・・・選択加算部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変換前座標を変数とする複数の多項式の
    比により変換後座標を得る座標変換に等価な座標変換を
    行う座標変換装置において、 上記変換後座標を記憶する変換後座標記憶手段と、 上記変換後座標の誤差評価値を記憶する誤差評価値記憶
    手段と、 上記誤差評価値が許容範囲にあることを判定する誤差判
    定手段と、 上記変換前座標に基づいて上記変換後座標記憶手段及び
    上記誤差評価値記憶手段の各初期値を設定する初期値設
    定手段と、 上記誤差判定手段からの出力に応じて上記変換後座標記
    憶手段及び上記誤差評価値記憶手段の各内容を更新する
    更新手段とを有し、上記変換前座標から上記変換後座標
    を逐次的に求めることを特徴とする座標変換装置。
  2. 【請求項2】 上記更新手段は、複数の入力を選択して
    演算を行う選択演算部を複数有し、 上記変換後座標記憶手段と上記誤差評価値記憶手段の値
    を並列に更新して高速化することを特徴とする請求項1
    記載の座標変換装置。
  3. 【請求項3】 変換前座標を変数とする複数の多項式の
    比により変換後座標を得る座標変換方法において、 変換前の任意の第k番の座標点の座標成分の関数である
    多項式をそれぞれNk及びDk として変換後座標の一成
    分をこれらの多項式の比をNk /Dk により求めるもの
    とし、 上記Nk /Dk の除算を整数除算として計算した結果の
    商を上記第k番の座標点の変換後の座標点の一座標成分
    k 、剰余をRk 、すなわち、 Nk =Dk ×Qk +Rk ・・・ (1) とし、変換前の次の第k+1番の座標点に対して上記座
    標変換を行った除算結果の商をQk+1 、剰余をRk+1
    すなわち、 Nk+1 =Dk+1 ×Qk+1 +Rk+1 ・・・ (2) とするとき、被除数の差分Nk+1 −Nk をΔN、除数の
    差分Dk+1 −Dk をΔDとして、上記(1)式を書き換
    えて、 Nk +ΔN=(Dk +ΔD)×Qk +Rk +ΔN−ΔD×Qk k+1 =Dk+1 ×Qk+1 +Rk +ΔN−ΔD×Qk ・・・ (3) とし、上記(2)式と(3)式とを比較して、 Qk+1 =Qk +(Rk +ΔN−ΔD×Qk )/Dk+1 ・・・ (4) Rk+1 =(Rk +ΔN−ΔD×Qk )mod Dk+1 ・・・ (5) が成立することを利用して、上記変換後の座標点の一座
    標成分Qk が既知であるときの次の変換後座標の一成分
    k+1 を、Nk+1 /Dk+1 を計算する代わりに上記
    (4)式に置き換えて求める工程と、 上記(4)式中の除算を加減算に置き換えて計算する工
    程と、を有することを特徴とする座標変換方法。
  4. 【請求項4】 上記変換後座標の一成分Qk+1 を、既知
    の変換後座標成分Qkを用いて上記(4)式及び(5)
    式により求める際に、 上記変換後座標の計算誤差許容範囲である定数ΔQを設
    定し、計算により上記被除数差分値ΔN、除数差分値Δ
    Dを求める第1の計算工程と、 Dk+1 、Rk+1 、及びQk+1 を、 Dk+1 =Dk +ΔD ・・・ (6) Rk+1 =Rk +ΔN−ΔD×Qk ・・・ (7) Qk+1 =Qk ・・・ (8) の各式を計算することにより求める第2の計算工程と、 求められたRk+1 の値が0より小の条件(Rk+1 <0)
    を満たすとき、 Rk+1 ←Rk+1 +|Dk+1 |×ΔQ ・・・ (9) Qk+1 ←Qk+1 +ΔQ ・・・ (10) の各式(ただし、←は代入を表す。)により補正を行う
    第1の補正工程と、 求められたRk+1 の値が上記Dk+1 の値以上の条件(D
    k+1 ≦Rk+1 )を満たすとき、 Rk+1 ←Rk+1 −|Dk+1 |×ΔQ ・・・ (11) Qk+1 ←Qk+1 +ΔQ ・・・ (12) の各式により補正を行う第2の補正工程と、 求められたRk+1 の値が0以上かつ上記Dk+1 の値より
    小の条件(0≦Rk+1<Dk+1 )を満たすか否かを判別
    し、この条件を満足しないとき上記第1の補正工程又は
    上記第2の補正工程を繰り返し、この条件を満足すると
    きのQk+1 を最終的な座標変換結果とする誤差評価工程
    とを有することを特徴とする請求項3記載の座標変換方
    法。
  5. 【請求項5】 上記変換後座標の一成分Qk+1 を、既知
    の変換後座標成分Qkを用いて上記(4)式及び(5)
    式により求める際に、 上記変換後座標の計算誤差許容範囲である定数ΔQを設
    定し、計算により上記被除数差分値ΔN、除数差分値Δ
    Dを求め、複合差分値Ck を、 Ck =ΔD×Qk ・・・ (13) により求める第1の計算工程と、 Dk+1 、Rk+1 、Qk+1 、及びCk+1 を、 Dk+1 =Dk +ΔD ・・・ (14) Rk+1 =Rk +ΔN−Ck ・・・ (15) Qk+1 =Qk ・・・ (16) Ck+1 =Ck ・・・ (17) の各式を計算することにより求める第2の計算工程と、 求められたRk+1 の値が0より小の条件(Rk+1 <0)
    を満たすとき、 Rk+1 ←Rk+1 +|Dk+1 |×ΔQ ・・・ (18) Qk+1 ←Qk+1 +ΔQ ・・・ (19) Ck+1 ←Ck +ΔD×ΔQ ・・・ (20) の各式(ただし、←は代入を表す。)により補正を行う
    第1の補正工程と、 求められたRk+1 の値が上記Dk+1 の値以上の条件(D
    k+1 ≦Rk+1 )を満たすとき、 Rk+1 ←Rk+1 −|Dk+1 |×ΔQ ・・・ (21) Qk+1 ←Qk+1 +ΔQ ・・・ (22) Ck+1 ←Ck +ΔD×ΔQ ・・・ (23) の各式により補正を行う第2の補正工程と、 求められたRk+1 の値が0以上かつ上記Dk+1 の値より
    小の条件(0≦Rk+1<Dk+1 )を満たすか否かを判別
    し、この条件を満たさないとき上記第1の補正工程又は
    上記第2の補正工程を繰り返し、この条件を満たすとき
    のQk+1 を最終的な座標変換結果とする誤差評価工程と
    を有することを特徴とする請求項3記載の座標変換方
    法。
  6. 【請求項6】 上記変換後座標の一成分Qk+1 を、既知
    の変換後座標成分Qkを用いて上記(4)式及び(5)
    式により求める際に、 上記変換後座標の計算誤差許容範囲である定数ΔQを設
    定し、計算により上記被除数差分値ΔN、除数差分値Δ
    Dを求め、複合差分値Ck を、 Ck =ΔD×Qk −ΔN ・・・ (24) により求める第1の計算工程と、 Dk+1 、Rk+1 、Qk+1 、及びCk+1 を、 Dk+1 =Dk +ΔD ・・・ (25) Rk+1 =Rk −Ck ・・・ (26) Qk+1 =Qk ・・・ (27) Ck+1 =Ck ・・・ (28) の各式を計算することにより求める第2の計算工程と、 求められたRk+1 の値が0より小の条件(Rk+1 <0)
    を満たすとき、 Rk+1 ←Rk+1 +|Dk+1 |×ΔQ ・・・ (29) Qk+1 ←Qk+1 +ΔQ ・・・ (30) Ck+1 ←Ck +ΔD×ΔQ ・・・ (31) の各式(ただし、←は代入を表す。)により補正を行う
    第1の補正工程と、 求められたRk+1 の値が上記Dk+1 の値以上の条件(D
    k+1 ≦Rk+1 )を満たすとき、 Rk+1 ←Rk+1 −|Dk+1 |×ΔQ ・・・ (32) Qk+1 ←Qk+1 +ΔQ ・・・ (33) Ck+1 ←Ck +ΔD×ΔQ ・・・ (34) の各式により補正を行う第2の補正工程と、 求められたRk+1 の値が0以上かつ上記Dk+1 の値より
    小の条件(0≦Rk+1<Dk+1 )を満たすか否かを判別
    し、この条件を満たさないとき上記第1の補正工程又は
    上記第2の補正工程を繰り返し、この条件を満たすとき
    のQk+1 を最終的な座標変換結果とする誤差評価工程と
    を有することを特徴とする請求項3記載の座標変換方
    法。
  7. 【請求項7】 上記変換後座標の一成分Qk+1 を、既知
    の変換後座標成分Qkを用いて上記(4)式及び(5)
    式により求める際に、 上記変換後座標の計算誤差許容範囲である定数ΔQを設
    定し、計算により上記被除数差分値ΔN、除数差分値Δ
    Dを求め、複合差分値Ck 、除数値Dk 及び除数差分値
    ΔDを、 Ck =ΔD×Qk −ΔN ・・・ (35) Dk ←Dk ×ΔQ ・・・ (36) ΔD←ΔD×ΔQ ・・・ (37) の各式(ただし、←は代入を表す。)により求める第1
    の計算工程と、 Dk+1 、Rk+1 、Qk+1 、及びCk+1 を、 Dk+1 =Dk +ΔD ・・・ (38) Rk+1 =Rk −Ck ・・・ (39) Qk+1 =Qk ・・・ (40) Ck+1 =Ck ・・・ (41) の各式を計算することにより求める第2の計算工程と、 求められたRk+1 の値が0より小の条件(Rk+1 <0)
    を満たすとき、 Rk+1 ←Rk+1 +|Dk+1 | ・・・ (42) Qk+1 ←Qk+1 +ΔQ ・・・ (43) Ck+1 ←Ck +ΔD ・・・ (44) の各式により補正を行う第1の補正工程と、 求められたRk+1 の値が上記Dk+1 の値以上の条件(D
    k+1 ≦Rk+1 )を満たすとき、 Rk+1 ←Rk+1 −|Dk+1 | ・・・ (45) Qk+1 ←Qk+1 +ΔQ ・・・ (46) Ck+1 ←Ck +ΔD ・・・ (47) の各式により補正を行う第2の補正工程と、 求められたRk+1 の値が0以上かつ上記Dk+1 の値より
    小の条件(0≦Rk+1<Dk+1 )を満たすか否かを判別
    し、この条件を満たさないとき上記第1の補正工程又は
    上記第2の補正工程を繰り返し、この条件を満たすとき
    のQk+1 を最終的な座標変換結果とする誤差評価工程と
    を有することを特徴とする請求項3記載の座標変換方
    法。
  8. 【請求項8】 上記第1の計算工程を1回行った後、上
    記第2の計算工程、上記第1又は第2の補正工程、及び
    上記誤差評価工程を繰り返し、一連の座標に対して座標
    変換を行うことを特徴とする請求項4乃至7記載の座標
    変換方法。
  9. 【請求項9】 上記変換後座標の計算誤差許容範囲であ
    る定数ΔQを1とすることを特徴とする請求項4乃至7
    記載の座標変換方法。
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