JPH0716103U - 流体圧シリンダ用のピストン位置検出装置 - Google Patents
流体圧シリンダ用のピストン位置検出装置Info
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- JPH0716103U JPH0716103U JP4733893U JP4733893U JPH0716103U JP H0716103 U JPH0716103 U JP H0716103U JP 4733893 U JP4733893 U JP 4733893U JP 4733893 U JP4733893 U JP 4733893U JP H0716103 U JPH0716103 U JP H0716103U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 外部DC磁界と外部AC磁界との何れがピス
トン位置検出装置に作用しても、誤動作しないでピスト
ンの位置を検出する。 【構成】 第2センサS2がオフの状態のもとで第1セ
ンサS1がオンしたときにはホールド回路13はオン信
号を出力し、オフしたときにはオフ信号を出力信号Fと
して出力する。第2センサS2がオフからオンに変化し
たときには変化前の状態における第1センサS1のオン
オフの状態に対応したオンオフの出力信号Fをホールド
回路13は出力する。さらに、第2センサS2がオンの
状態のもとで第1センサS1からの出力信号が変化した
場合には、第2センサS2がオフ信号を出力した後にそ
の変化後のオンオフ状態に対応した出力信号Fをホール
ド回路13は出力する。
トン位置検出装置に作用しても、誤動作しないでピスト
ンの位置を検出する。 【構成】 第2センサS2がオフの状態のもとで第1セ
ンサS1がオンしたときにはホールド回路13はオン信
号を出力し、オフしたときにはオフ信号を出力信号Fと
して出力する。第2センサS2がオフからオンに変化し
たときには変化前の状態における第1センサS1のオン
オフの状態に対応したオンオフの出力信号Fをホールド
回路13は出力する。さらに、第2センサS2がオンの
状態のもとで第1センサS1からの出力信号が変化した
場合には、第2センサS2がオフ信号を出力した後にそ
の変化後のオンオフ状態に対応した出力信号Fをホール
ド回路13は出力する。
Description
【0001】
本考案は空気圧や油圧等の流体圧によりシリンダ内を往復動するピストンの位 置を検出するための流体圧シリンダ用のピストン位置検出装置に関する。
【0002】
空気圧シリンダ内に往復動自在に装着されたピストンの位置を検出するために 、ピストンに取付けられた永久磁石が発生した磁界を検出するセンサをシリンダ に取付けるようにした流体圧シリンダ用のピストン位置検出装置が用いられてい る。
【0003】 このようなピストン位置検出装置を有する空気圧シリンダは、種々の産業用機 器を製造するための製造工場において使用されるため、空気圧シリンダの周りに 他の製造装置等に設けられた永久磁石が空気圧シリンダに接近することがあった り、あるいは他の製造装置等に電力を供給するための電線ケーブルが空気圧シリ ンダに隣接して配置されることがある。
【0004】 このような場合には、前記永久磁石の磁界や電線ケーブルに流れる電流により 発生する磁界が、センサに影響を与えてセンサの誤動作が発生する恐れがある。 そこで、従来では実公平5−15042号公報に記載されるようなピストン位置 検出装置が開発されている。
【0005】 この装置は、電線ケーブルを流れる電流によって発生する交流磁界つまり周期 的に変化する外部磁界によってセンサが誤動作しないようにするために、外部磁 界を検出する外部センサの感度を、ピストンの永久磁石の磁界を検出するピスト ンセンサの感度よりも高く設定している。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】 このように2つのセンサに感度差を持たせるために、ピストンセンサをシール ド内に配置するようにしており、センサをシリンダに取付ける構造が複雑化して しまうのみならず、外部磁界の加わり方によっては2つのセンサの感度が逆転し て誤動作が発生してしまうことがある。
【0007】 また、前記公報に記載されたピストン位置検出装置にあっては、磁界の強度が 一定であるDC磁界が影響した場合には、センサの誤動作を防止することができ ない。
【0008】 本考案の目的は、外部から作用する磁界が周期的に変化するAC磁界が外乱と して作用した場合、および磁界が周期的に変化しないDC磁界が外乱として作用 した場合の何れの場合でも、ピストン位置を誤動作なく検出し得るようにするこ とである。
【0009】 本考案の前記ならびに他の目的と新規な特徴は、本願明細書の記述および添付 図面から明らかになるであろう。
【0010】
本願において開示される考案のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば 、以下のとおりである。
【0011】 すなわち、ピストンに設けられた磁界発生部材の磁界を検出するピストン磁界 検出手段からのオンオフ信号は、オンディレイ手段と第1オフディレイ手段とを 介して出力され、外部磁界を検出する外部磁界検出手段は第2オフディレイ手段 を介して出力される。これらの出力信号はホールド回路に入力され、このホール ド回路は、外部磁界検出手段が外部磁界を検出してない場合には、ピストン磁界 検出手段からに基づく信号によりオンオフの出力信号を出力する。
【0012】 外部磁界検出手段のオン信号と、ピストン磁界検出手段のオン信号がホールド 回路への同時入力とならないためにディレイ回路を介した信号がホールド回路に 入力した場合には、ホールド回路はオフの信号を出力する。一方、同時にオン信 号が入力しない場合には、外部磁界検出手段からのオン信号が入力される前にお けるピストン磁界検出手段のオンオフ状態に対応したオンオフの出力信号をホー ルド回路は出力する。
【0013】
上述した構成を有する本考案にあっては、ピストン磁界検出手段からのオン信 号を同時に出力する第1オフディレイ手段からと、遅延させて出力するオンディ レイ手段とからの信号および外部磁界検出手段から検出と同時に出力される信号 に基づいて、外部磁界が作用したか否かを検出することができる。
【0014】 しかも、外部磁界が作用したことが検出された場合には、ホールド回路により ピストン磁界検出手段のオンオフ状態に対応したオンオフ信号が出力されるので 、外部磁界の影響がなくなるまで、ピストン磁界検出手段の検出結果が保持され ることになり、ピストン磁界検出手段の誤動作が防止される。
【0015】 検出することができる外部磁界としては、周期的に磁力が変化するAC磁界の みならず、周期的な変化がないDC磁界に対しても、誤動作を防止することがで きる。
【0016】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0017】 図1は空気圧シリンダ内に設けられたピストンの位置を検出するために本考案 のピストン位置検出装置を組み付けた場合を示す図であり、空気圧シリンダ1内 にはピストン2が空気圧により往復動自在に装着されている。ピストン2の外周 部に形成された溝内には、磁界発生部材としての永久磁石3が取り付けられてい る。
【0018】 このピストン2の位置を検出するための検出装置は、ケーシング4を有してお り、このケーシング4内にはセンサ基板5が設けられている。このセンサ基板5 には、永久磁石の磁界を検出する第1センサつまりピストン位置検出センサS1 がピストン位置検出手段S1としてシリンダ1側に位置させて取付けられ、この 第1センサS1よりもシリンダ1から離れた位置に、第2センサつまり外部磁界 検出センサS2が外部磁界検出手段として取付けられている。
【0019】 図2はセンサ基板5に設けられた検出回路を示すブロック図であり、第1セン サS1はオンディレイ手段としてのオンディレイ回路10と、第1オフディレイ 手段としてのオフディレイ回路11に接続され、第2センサS2は第2オフディ レイ手段としてのオフディレイ回路12に接続されている。
【0020】 オンディレイ回路10の出力信号A1、オフディレイ回路11の出力信号A2 、そしてオフディレイ回路12の出力信号Bはそれぞれホールド回路13に入力 され、このホールド回路13の出力信号Fは出力回路14に出力されるようにな っている。この出力回路14からオン信号が出力されるときには、ピストン2が 第1センサS1により検出されたことになり、図示しない制御回路にケーブル6 を介して検出信号が送られる。
【0021】 オンディレイ回路10は、第1センサS1がオフからオンに変化したときには 遅延時間(第1遅延時間)D1の後にオン信号を出力し、第1センサS1がオン からオフに変化したときには直ちにオフ信号を出力する。
【0022】 オフディレイ回路11は、第1センサS1がオンからオフに変化したときには 遅延時間(第2遅延時間)D2の後にオフ信号を出力し、第1センサS1がオフ からオンに変化したときには直ちにオン信号を出力する。
【0023】 オフディレイ回路12は、第2センサS2がオンからオフに変化したときには 遅延時間(第3遅延時間)Eの後にオフ信号を出力し、第2センサS2がオフか らオンに変化したときには直ちにオン信号を出力する。
【0024】 ホールド回路13は、第2センサS2がオフの状態のもとで、第1センサS1 がオンしたときにオン信号を出力し、第1センサS1がオフしたときにオフ信号 を出力する。つまり、外部磁界が検出されずに、オフディレイ回路12の出力信 号Bがオフ信号を出力していることを条件に、永久磁石3の磁界を第1センサS 1が検出すると、まずオフディレイ回路11からオン信号が出力され、次いで遅 延時間D1が経過した後にオンディレイ回路10からオン信号が出力された場合 には、オン信号を出力する。そして、同様にオフディレイ回路12の出力信号B がオフ信号を出力していることを条件に、まずオンディレイ回路10からオフ信 号が出力され、次いで遅延時間D2が経過した後にオフディレイ回路11からの オフ信号が出力された場合には、オフ信号を出力する。
【0025】 またホールド回路13は、第2センサS2がオフからオンに変化したときには 、その変化前における第1センサS1のオンオフに対応してオンオフ信号を出力 する。つまり、第1センサS1が永久磁石3の磁界を検出しておらず、第1セン サS1がオフ信号を出力していれば、第2センサS2が外部磁界を検出してオン 信号を出力してもホールド回路13はオフ信号を出力する。そして、第2センサ S2がオフからオンに変化する前に第1センサS1がオン信号を出力していれば 、その変化の後にもホールド回路13はオン信号を出力する。
【0026】 さらにホールド回路13は、第2センサS2がオンの状態のもとで第1センサ S1からの出力信号がオンからオフあるいはオフからオンに変化した場合には、 第2センサS2がオフ状態に戻り、遅延時間Eが経過した後に第1センサS1の 変化後のオンオフ状態に対応したオンオフ信号を出力する。
【0027】 前述した遅延時間D1とD2はほぼ同様の時間に設定されており、遅延時間E は前記遅延時間D1、D2よりも長い時間に設定されている。商用電流の周波数 が50または60Hzであることから、Eは10msecよりも長い時間に設定 されている。
【0028】 次に、第1および第2センサS1、S2のオンオフに応じた出力回路14への ホールド回路13からの出力信号Fの変化について、図3〜図8を参照しつつ説 明する。
【0029】 図3は外部磁界が影響を与えない状態のもとで第1センサS1がオンオフした 場合の出力信号Fのオンオフを示す図であり、第1センサS1がピストン2の永 久磁石3の磁界を検出すると、それと同時にオフディレイ回路11からの出力信 号A2はオフからオンに変化し、次いで遅延時間D1が経過した後に、オンディ レイ回路10からの出力信号A1がオフからオンに変化する。このようにして、 時間差D1で第1センサS1からオン信号がホールド回路13に入力されると、 ホールド回路13は出力回路14に向けてオン信号を出力する。
【0030】 ピストン2が逆方向に駆動されて、第1センサS1が永久磁石3の磁界を検知 しなくなると、オンディレイ回路10からの出力信号A1はオンからオフに変化 し、次いで遅延時間D2が経過した後にオフディレイ回路11からの出力信号A 2がオンからオフに変化する。このようにして、時間差D2で第1センサS1か らのオン信号がホールド回路13に入力されると、ホールド回路13からは出力 回路14に向けてオフ信号を出力する。
【0031】 図4は第1センサS1がオフとなっている状態のもとで、外部DC磁界がシリ ンダに影響を与えた場合を示す図であり、この場合には第1センサS1も作動す る程度の強い外部DC磁界が作用しているものとする。
【0032】 この場合には外部DC磁界の作用により、両方のセンサS1、S2が同時にオ ンオフすることになり、第2センサS2のオンにより直ちにオフディレイ回路1 2からの出力信号Bがオフからオンに変化すると同時に、第1センサS1のオン により直ちにオフディレイ回路11からの出力信号A2がオフからオンに変化す る。しかし、その時点ではオンディレイ回路10からの出力信号A1はオフのま まであるので、ホールド回路13からの出力信号Fはオフのままを保持する。オ フディレイ回路12からの出力信号Bは、外部DC磁界が作用しなくなってから 、遅延時間Eが経過した後に、オンからオフに切り換わる。
【0033】 このように、両方の出力信号A2、Bが同時にオフからオンに切り換わった場 合には、ホールド回路13からの出力信号Fはオフを保持する。
【0034】 図5は第1センサS1がオンとなっている状態のもとで、外部DC磁界がシリ ンダに影響を与えた場合を示す図であり、この場合も図4の場合と同様に、強い 外部磁界が作用したものとする。
【0035】 この場合には、外部磁界が作用してオフディレイ回路12がオンに変化する以 前は、オンディレイ回路10およびオフディレイ回路11からの出力信号A1、 A2は何れもオンとなっており、外部磁界の作用によりオフディレイ回路12か らの出力信号Bがオフからオンに変化しても、ホールド回路13からの出力信号 Fは外部磁界が作用する前の状態であるオン状態を保持する。つまり、出力信号 A2とBが同時にオンしないので、出力信号Fはオンの状態を保持する。
【0036】 図6は外部DC磁界が作用している状態のもとで、第1センサS1が永久磁石 3の磁界を検出した場合を示す図であり、この場合の外部DC磁界は第1センサ S1に影響を与えない程度の磁力となっているものとする。
【0037】 この場合には外部磁界により第2センサS2はオフからオンに変化するが、出 力信号A1、A2はオフとなっているので、ホールド回路13からの出力信号F はオフの状態を保持する。このように外部磁界が作用している状態のもとでは、 第1センサS1が永久磁石3の磁界を検出してオンディレイ回路10とオフディ レイ回路11からの出力信号A1、A2がともにオンに変化しても、ホールド回 路13からの出力信号Fはオフ状態を保持する。
【0038】 ホールド回路13からの出力信号Fがオンに変化するのは、外部磁界の影響が 解除されたことを第2センサS2が検出し、第2センサS2の出力信号Bがオフ に変化した状態で第1センサS1からの出力信号A1、A2がオンとなっている 場合となる。
【0039】 図7は第1センサS1がオフとなっている状態のもとで、外部AC磁界がシリ ンダに影響を与えた場合を示す図であり、この場合の外部AC磁界は第1センサ S1にも影響を与える程度の強さを有しているものとする。この外部AC磁界は 50HZの商用電流が流れる電線ケーブルによって発生したものとし、影響を与え る程度の磁界の周期Hが10msecとなっているものとする。
【0040】 この場合には両方のセンサS1、S2は外部AC磁界の変化に対応してオンオ フを繰り返すことになり、両方のオフディレイ回路11、12からの出力信号A 2、Bは同時にオフからオンに変化する。そして、オフディレイ回路12におけ る遅延時間Eは遅延時間D1、D2よりも長くしかも周期Hよりも長い時間に設 定されているので、第2センサS2の出力がオンオフを繰り返しても、オフディ レイ回路12の出力信号Bはオンのままとなり、ホールド回路13の出力信号F はオフのままを保持することになる。
【0041】 図8は第1センサS1がオンとなっている状態のもとで、外部AC磁界がシリ ンダに影響を与えた場合を示す図であり、この場合の外部AC磁界も図7の場合 と同様の強さを有するものとする。
【0042】 この場合には、外部磁界が作用する以前に第1センサS1がオンとなっており 、オンディレイ回路10およびオフディレイ回路11からの出力信号A1、A2 は何れも既にオンとなっている。外部AC磁界が周期的に変化することにより、 第2センサS2は外部磁界に対応して周期的にオンオフを繰り返すが、出力信号 Bと同時には出力信号A2がオンしない。しかもオフディレイ回路12の遅延時 間Eは周期Hよりも長く設定されており、この出力信号Bが遅延時間Eを過ぎて オフになる前に、外部AC磁界を検出する第2センサS2がオフからオンに変化 するので、図7の場合と同様に、オフディレイ回路12からの出力信号Bはオン のままとなる。
【0043】 以上のように、ホールド回路13は、オフディレイ回路12の出力信号Bがオ フ(Hi)であることを前提として、第1センサS1に基づく出力信号A1のオ ン(Lo)に続いて出力信号A2がオン(Hi)となれば、出力回路14にオン の出力信号Fを出力する。第1センサS1に基づく出力信号A2が第2センサS 2に基づく出力信号Bと同時にオン(Lo)した場合には、ホールド回路13は 出力回路14に対する出力信号Fはオフとなる。第1センサS1に基づく出力信 号A1、A2がともにオンの状態のもとで、第2センサS2に基づく出力信号B がオンとなった場合には、ホールド回路13はオンの出力信号Fを出力し、出力 信号A1、A2がともにオフの状態のもとで、出力信号Bがオンとなった場合に は、ホールド回路13はオフの出力信号Fを出力する。
【0044】 このような機能を有するホールド回路13は、上述した条件に合致した出力信 号Fを出力するように、公知のコンパレータを組み合わせることにより構成する ことができる。
【0045】 図9(A)は第1センサS1の詳細構造を示し、図9(B)は第2センサS2 の詳細構造を示す図である。
【0046】 それぞれのセンサS1、S2は、磁気によって抵抗値が変化する公知のMR素 子を複数個組み合わせることにより形成されており、両方のセンサS1、S2は センサ基板5にそれぞれ同一面に位置させて取付けられている。
【0047】 第1センサS1は2つのMR素子21、22と図示しないコンパレータとを有 しており、2つのMR素子21、22は相互に電気的に直列に接続され、これら の中間の接続点からコンパレータに出力信号を送るようにしている。そして、そ れぞれのMR素子21、22は検知し得る磁界に対して方向性をもっており、作 用する磁界の方向が0°の方向のときにはプラス側に抵抗値が変化し、90°の 方向のときにはマイナス側に変化する。また、作用する磁界の方向によって抵抗 値の変化率が相違しており、各MR素子21、22に対して磁界の方向が0°の ときと90°のときは変化する抵抗値の絶対値がほぼ同一となる。
【0048】 永久磁石3により形成される磁界の方向は予め定まっているので、第1センサ S1を形成する2つのMR素子21、22は、磁界に対する方向性を相互に90 °の位相をもってセンサ基板5に取付けられている。なお、図9において、それ ぞれのMR素子21、22の方向性はハッチングの方向により示されている。
【0049】 このように相互に90°の位相で2つのMR素子21、22を配置すると、両 方のMR素子に対して45°の位相で磁界が作用すると、両方の素子に対して同 等の磁界が加わるので、両方の素子は抵抗値が変化しても変化量が同等となるた めに、中間点の電位は変化しなくなる。
【0050】 そのために、磁界の方向が予測できない外部磁界に対しては、センサ基板5に 対して360°の方向つまり全方向に対して、外部磁界を検出することができる ようにする必要がある。そこで、第2センサS2は第1センサS1における2つ のMR素子21、22と同様に配列された2つのMR素子23、24に加えて、 それぞれに対して45°の位相で2つのMR素子25、26をセンサ基板5に配 置している。これら4つのMR素子23〜26によりブリッジ回路を形成するよ うにし、中間点の電位をコンパレータに送り、第2センサS2を構成するように している。
【0051】 このようにして、第2センサS2を構成することにより、第1センサS1に影 響を与えることになる方向の外部磁界が第1センサS1に作用した場合には、第 1センサS1と同一面となって配置された第2センサS2は確実に外部磁界を検 出することができる。第2センサS2が検出することができないような方向に外 部磁界が作用しても、その方向の外部磁界は第2センサS2と同一面に配置され た第1センサS1も検出することがないので、第1センサつまりピストン位置検 出用のセンサS1が誤動作することはない。
【0052】 以上、本考案者によってなされた考案を実施例に基づき具体的に説明したが、 本考案は前記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種 々変更可能であることはいうまでもない。
【0053】 たとえば、図示する場合は空気圧シリンダのピストンの位置を検出するために 本考案を適用しているが、油圧シリンダに対しても本考案を適用することができ る。
【0054】
本願において開示される考案のうち、代表的なものによって得られる効果を簡 単に説明すれば、下記のとおりである。
【0055】 (1).以上のように、本考案によれば、ピストン磁界検出手段からの検出信号をオ ンディレイ手段と第1オフディレイ手段とを介して相互に時間差をもたせて出力 するとともに、外部磁界検出手段からの検出信号と前記検出信号とを時間差を持 たせて出力するようにしたので、ホールド回路を介して外部磁界によりピストン 磁界検出手段が作動したのであるかを検知して、ピストン検出手段の誤動作を確 実に防止することができる。
【0056】 (2).ピストン磁界検出手段の感度と外部磁界検出手段の感度とに差を持たせるこ となく、同一感度のものを使用して装置を構成することが可能となる。
【0057】 (3).また、磁気シールド材を使用する必要がなく、装置の構造が簡単になる。
【0058】 (4).外部磁界としてはAC磁界のみならず、DC磁界をも検出してピストン磁界 検出手段の誤検出を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例のピストン位置検出装置が搭
載された空気圧シリンダを示す断面図である。
載された空気圧シリンダを示す断面図である。
【図2】本考案のピストン位置検出装置の回路構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図3】外部磁界が作用しない場合における装置の作動
状態を示すタイムチャートである。
状態を示すタイムチャートである。
【図4】第1センサがオフの状態で外部DC磁界が作用
した場合における装置の作動状態を示すタイムチャート
である。
した場合における装置の作動状態を示すタイムチャート
である。
【図5】第1センサがオンの状態で外部DC磁界が作用
した場合における装置の作動状態を示すタイムチャート
である。
した場合における装置の作動状態を示すタイムチャート
である。
【図6】外部CD磁界が作用しているときに第1センサ
がオンオフした場合における装置の作動状態を示すタイ
ムチャートである。
がオンオフした場合における装置の作動状態を示すタイ
ムチャートである。
【図7】第1センサがオフの状態で外部AC磁界が作用
した場合における装置の作動状態を示すタイムチャート
である。
した場合における装置の作動状態を示すタイムチャート
である。
【図8】第1センサがオンの状態で外部AC磁界が作用
した場合における装置の作動状態を示すタイムチャート
である。
した場合における装置の作動状態を示すタイムチャート
である。
【図9】(A)は第1センサの構成を示す平面図であ
り、(B)は第2センサの構成を示す平面図である。
り、(B)は第2センサの構成を示す平面図である。
1 シリンダ 2 ピストン 3 永久磁石(磁界発生部材) 4 ケーシング 5 センサ基板 6 ケーブル S1 第1センサ(ピストン磁界検出手段) S2 第2センサ(外部磁界検出手段) 10 オンディレイ回路(オンディレイ手段) 11 オフディレイ回路(第1オフディレイ手段) 12 オフディレイ回路(第2オフディレイ手段) 13 ホールド回路 14 出力回路 21〜26 MR素子
Claims (2)
- 【請求項1】 流体圧シリンダ内に往復動自在に装着さ
れたピストンに磁界発生部材を取付け、前記磁界発生部
材の磁界を検出して前記ピストンの位置を検出する流体
圧シリンダ用のピストン位置検出装置であって、 前記磁界発生部材の磁界を検出するピストン磁界検出手
段と、 前記流体圧シリンダの外部から作用する外部磁界を検出
する外部磁界検出手段と、 前記ピストン磁界検出手段がオフからオンに変化したと
きには第1遅延時間の後にオン信号を出力しかつ前記ピ
ストン磁界検出手段がオンからオフに変化したときには
直ちにオフ信号を出力するオンディレイ手段と、 前記ピストン磁界検出手段がオンからオフに変化したと
きには第2遅延時間の後にオフ信号を出力しかつ前記ピ
ストン磁界検出手段がオフからオンに変化したときには
直ちにオン信号を出力する第1オフディレイ手段と、 前記外部磁界検出手段がオンからオフに変化したときに
は第3遅延時間の後にオフ信号を出力しかつ前記外部磁
界検出手段がオフからオンに変化したときには直ちにオ
ン信号を出力する第2オフディレイ手段と、 前記オンディレイ手段と前記第1オフディレイ手段と前
記第2オフディレイ手段からの出力信号が入力され、前
記外部磁界検出手段がオフの状態のもとで前記ピストン
磁界検出手段がオンしたときにオン信号を出力しかつオ
フしたときにオフ信号を出力する一方、前記外部磁界検
出手段がオフからオンに変化したときにはその変化前の
状態における前記ピストン磁界検出手段のオンオフに対
応したオンオフ信号を出力し、さらに前記外部磁界検出
手段がオンの状態のもとで前記ピストン磁界検出手段か
らの出力信号が変化した場合には前記外部磁界検出手段
がオフを出力した後に前記変化後の前記ピストン磁界検
出手段のオンオフ状態に対応した出力信号を出力するホ
ールド回路とを有する流体圧シリンダ用のピストン位置
検出装置。 - 【請求項2】 前記第3遅延時間は前記第1遅延時間お
よび前記第2遅延時間よりも長い時間である請求項1記
載の流体圧シリンダ用のピストン位置検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993047338U JP2593769Y2 (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | 流体圧シリンダ用のピストン位置検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993047338U JP2593769Y2 (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | 流体圧シリンダ用のピストン位置検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0716103U true JPH0716103U (ja) | 1995-03-17 |
| JP2593769Y2 JP2593769Y2 (ja) | 1999-04-12 |
Family
ID=12772412
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993047338U Expired - Fee Related JP2593769Y2 (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | 流体圧シリンダ用のピストン位置検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2593769Y2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51136946U (ja) * | 1975-04-28 | 1976-11-05 | ||
| JPS54155863U (ja) * | 1978-04-24 | 1979-10-30 | ||
| KR102351525B1 (ko) * | 2021-06-15 | 2022-01-14 | 아시아나아이디티 주식회사 | 피스톤 위치 검출 장치 |
-
1993
- 1993-08-31 JP JP1993047338U patent/JP2593769Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPS51136946U (ja) * | 1975-04-28 | 1976-11-05 | ||
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| KR102351525B1 (ko) * | 2021-06-15 | 2022-01-14 | 아시아나아이디티 주식회사 | 피스톤 위치 검출 장치 |
| WO2022265229A1 (ko) * | 2021-06-15 | 2022-12-22 | 아시아나아이디티 주식회사 | 피스톤 위치 검출 장치 |
| US12338844B2 (en) | 2021-06-15 | 2025-06-24 | Asiana Idt Inc. | Piston position detection device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2593769Y2 (ja) | 1999-04-12 |
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