JPH0716157U - ガス中炭化水素類の測定装置 - Google Patents
ガス中炭化水素類の測定装置Info
- Publication number
- JPH0716157U JPH0716157U JP4649293U JP4649293U JPH0716157U JP H0716157 U JPH0716157 U JP H0716157U JP 4649293 U JP4649293 U JP 4649293U JP 4649293 U JP4649293 U JP 4649293U JP H0716157 U JPH0716157 U JP H0716157U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydrocarbons
- separation column
- concentrating
- separation
- column
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】この考案は、C2 〜C11の多成分の炭化水素類
を精度よく分離定量ができることを主要な目的とする。 【構成】外周に加熱手段を備え、内部に炭化水素類の吸
着性のない物質を充填した、炭化水素類を捕集・濃縮す
る濃縮・捕集管(1,8) と、前記濃縮・捕集管の前段に配
置され、炭化水素類の吸着性のない吸湿剤を充填した除
湿管(4,11)と、前記濃縮・捕集管で捕集された炭化水素
類が導かれるC2 〜C5 用分離カラム(7)及びC5 〜C
11用分離カラム(13)と、前記分離カラムの前段に配置さ
れ、多成分の異性体を効果的に分離するミニプレカラム
(6,12)と、前記分離カラムに接続された検出器(15)とを
具備することを特徴とするガス中炭化水素類の測定装
置。
を精度よく分離定量ができることを主要な目的とする。 【構成】外周に加熱手段を備え、内部に炭化水素類の吸
着性のない物質を充填した、炭化水素類を捕集・濃縮す
る濃縮・捕集管(1,8) と、前記濃縮・捕集管の前段に配
置され、炭化水素類の吸着性のない吸湿剤を充填した除
湿管(4,11)と、前記濃縮・捕集管で捕集された炭化水素
類が導かれるC2 〜C5 用分離カラム(7)及びC5 〜C
11用分離カラム(13)と、前記分離カラムの前段に配置さ
れ、多成分の異性体を効果的に分離するミニプレカラム
(6,12)と、前記分離カラムに接続された検出器(15)とを
具備することを特徴とするガス中炭化水素類の測定装
置。
Description
【0001】
この考案はガス中炭化水素類の測定装置に関し、特に低沸点溶剤,燃焼排ガス などガス中の炭化水素を測定する必要のある公害分析などに使用されす装置に関 する。
【0002】
従来は、多成分共存における低濃度炭化水素類の分析は、各々の炭化水素の沸 点,分子量などに適した複数のガスクロマトグラフなどにより分析してきたが、 近年の公害規制に見られるC2 〜C11の広い範囲にわたって同時分析における正 確なデータを得る技術または分析装置は確率されていない。
【0003】
しかるに、C2 〜C11にも及ぶ広い範囲でかつ多数の,しかも大幅に物性値の 異なる成分を分析する上において、 (1) 低濃度の炭化水素を効率よく濃縮・捕集する技術、 (2) 捕集したガスを脱着し分析装置に導入して分析する合理的な装置、 (3) 多成分のガスを分離・分析する方法及び分析装置、 の開発が課題であった。
【0004】 この考案はこうした事情を考慮してなされたもので、C2 〜C11の多成分の炭 化水素類を精度よく分離定量可能なガス中炭化水素類の測定装置を提供すること を目的とする。
【0005】
この考案は、外周に加熱手段を備え、内部に炭化水素類の吸着性のない物質を 充填した、炭化水素類を捕集・濃縮する濃縮・捕集管と、前記濃縮・捕集管の前 段に配置され、炭化水素類の吸着性のない吸湿剤を充填した除湿管と、前記濃縮 ・捕集管で捕集された炭化水素類が導かれるC2 〜C5 用分離カラム及びC5 〜 C11用分離カラムと、前記分離カラムの前段に配置され、多成分の異性体を効果 的に分離するミニプレカラムと、前記分離カラムに接続された検出器とを具備す ることを特徴とするガス中炭化水素類の測定装置である。
【0006】
この考案によれば、 (1) 濃縮管に入る試料ガス中の水分の大部分を除湿管にて除いたことにより、 冷却管路内での水の氷結による閉塞を防止し、濃縮管による効率的な炭化水素類 の濃縮・捕集を可能にした。
【0007】 (2) 二系列の切換弁を備えたことにより、C2 〜C5 の低沸側炭化水素分析と C6 〜C11の高沸側炭化水素分析の二操作により、各々の分離分析を可能とした 。
【0008】 (3) ミニプレカラムを分離カラムの前段に前置したことにより、分離カラム前 での炭化水素の沸点差による蒸発/凝縮の差を応用した分離効果を付与したため 、分離カラムの分離を助長し、従来分離カラムのみによる炭化水素の分離・定量 に比較して大幅な分離性のアップを可能とした。
【0009】 (4) 恒温槽内に二系列の分離カラムを設け、パソコン等を用いて各々の分離カ ラム条件に相当した分析条件を与え、C2 〜C11の巾広い炭化水素類分析を可能 とした。
【0010】
以下、この考案の一実施例を図1を参照して説明する。 図中の1は、外周に加熱手段としてのヒータ2を備え、内部に非粘着性の石英 粉を均一に充填した濃縮・捕集管を示す。前記濃縮・捕集管1には、フラッシュ サンプラー3が接続されている。前記濃縮・捕集管1の前段には、硫酸カルシウ ムを充填した水分除湿管4が配置されている。前記濃縮・捕集管1には、加温切 換弁5を介して多成分の異性体を効果的に分離するミニプレカラム6,及びC2 〜C5 用分離カラム7が接続されている。ここで、分離カラム7には、VZ−10 ,Shincarbon-S(60〜80メッシュ,3mmφ,0.5m長さ)が充填されている。
【0011】 また、図中の8は、外周に加熱手段としてのヒータ9を備え、内部に非粘着性 の石英粉を均一に充填した濃縮・捕集管を示す。前記濃縮・捕集管8には、フラ ッシュサンプラー10が接続されている。前記濃縮・捕集管8の前段には、硫酸カ ルシウムを充填した水分除湿管11が配置されている。前記濃縮・捕集管8には、 加温切換弁5を介して多成分の異性体を効果的に分離するミニプレカラム12,及 びC5 〜C11用分離カラム13が接続されている。ここで、前記分離カラム13には 、SPB−1キャピラリ(0.3mm φ,60m 長さ)が充填されている。
【0012】 前記C2 〜C5 用分離カラム7及びC5 〜C11用分離カラム13には切換弁14が 接続され、更にこの切換弁14には水素炎イオン化検出器15が接続されている。こ の検出器15には、データ処理装置16が接続されている。なお、図中の17,18はヒ ーター、19は弁、20は内部ファン付き恒温槽である。
【0013】 こうした構成のガス中炭化水素類の測定装置の操作は、次の通りである。 まず、濃縮管8を液化酸素で−180℃程度に保持し、試料ガスの一定量を吸 引ポンプなどにより加温切換弁5,水分除湿管11及び濃縮・捕集管8を経て導入 し、ガス中の炭化水素類を捕集する。つづいて、前記濃縮・捕集管1を液化酸素 浸漬から外し、加温切換弁5を切換えた後、20℃/min程度の昇温速度で加 熱し捕集された炭化水素類を分離カラム7に導く。ここでは、VZ−10,Shinc arbon-S(60〜80メッシュ,3mmφ,0.5m長さ)を分離した後、水素炎イオン化 検出15などにより定量する。
【0014】 次に、C5 〜C11分析用濃縮・捕集管8から同様操作により、捕集された試料 炭化水素をミニプレカラム12を経て分離カラム13に導入する。この時の分離カラ ム12は、多成分の異性体を効果的に分離するためミニプレカラムによる分離効果 を加味して−30℃〜−50℃程度に恒温槽20を保持しておく。
【0015】 次に、段階的にカラム温度を昇温させ、炭化水素類を効率良く分離し、定量す る。なお、C5 〜C11成分の分離・定量においては最適の分離条件を確保するた め、パソコン等によりカラム温度を次の設定とした。
【0016】 初期条件(−30℃〜−50℃)→昇温(30〜50℃/min )→0℃ →昇温(3〜5℃/min )→最終温度(200℃一定) このように、試料ガスを吸引ポンプ等によって加温切換弁5、水分除湿管4, 11、濃縮・捕集管1,8、切換弁15と導入して炭化水素類等を捕集する。つづい て、濃縮・捕集管1,8を冷媒から外し加温切換弁5を切換えた後、加熱・昇温 させ恒温槽内20に設置した分離カラム7,13に送り、各成分に分離し、更に検出 器15でC2 〜C5 定量する。また、同様に、もう一方の分析装置系列を用いてC5 〜C11成分を定量し、両データを併せてC2 〜C11成分のデータとするもので ある。
【0017】 この考案によるクロマトピーク例を図2(C2 〜C5 分析例),図3(C5 〜 C11分析例)に示す。また、この考案における方法が、試料ガスのサンンプリン グ及び脱着,分析全体操作について合理的なものであることを実証するため、直 接導入法と本法の定量再現性(回収率)を比較・実測した結果を下記「表1」に 示す。
【0018】
【表1】
【0019】 しかして、上記実施例に係るガス中炭化水素類の測定装置は、図1に示す如く 、外周にヒーター4(及び11)を備え、内部に非粘着性の石英粉を均一に充填し た濃縮・捕集管1(及び8)と、この濃縮・捕集管の前段に配置され、内部に硫 酸カルシウムを充填した水分除湿管4(及び11)と、前記濃縮・捕集管で捕集さ れた炭化水素類が導かれるC2 〜C5 用分離カラム7及びC5 〜C11用分離カラ ム13と、前記分離カラムの前段に配置され、多成分の異性体を効果的に分離する ミニプレカラム6,12と、前記分離カラム7,13に接続された水素炎イオン化検 出器15とを具備した構成になっている。従って、以下に述べる利点を有する。
【0020】 (1) 濃縮・捕集管1,8に入る試料ガス中の水分の大部分を除湿管4,11にて 除いたことにより、冷却管路内での水の氷結による閉塞を防止し、濃縮・捕集管 により炭化水素類の濃縮・捕集を効率的に行なうことができる。
【0021】 (2) 二系列の切換弁を備えたことにより、C2 〜C5 の低沸側炭化水素分析と C5 〜C11の高沸側炭化水素分析の二操作により、各々の分離分析ができる。 (3) ミニプレカラム6,12を分離カラム7,13の前段に夫々前置したことによ り、分離カラム7,13前での炭化水素の沸点差による蒸発/凝縮の差を応用した 分離効果を付与したため、分離カラム7,13の分離を助長し、従来分離カラムの みによる炭化水素の分離・定量に比較して分離性を大幅に向上できる。
【0022】 (4) 恒温槽20内に二系列の分離カラム7,13を設け、パソコン等を用いて各々 の分離カラム7,13条件に相当した分析条件を与え、C2 〜C11の巾広い炭化水 素類分析ができる。
【0023】
以上詳述したようにこの考案によれば、C2 〜C11の多成分の炭化水素類を精 度よく分離定量可能なガス中炭化水素類の測定装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例に係るガス中炭化水素類の
測定装置の説明図。
測定装置の説明図。
【図2】この考案に係るC2 〜C5 を分析した場合のク
ロマトピーク。
ロマトピーク。
【図3】この考案に係るC5 〜C11を分析した場合のク
ロマトピーク。
ロマトピーク。
1,8…濃縮・捕集管、 2,9,17,18…ヒーター、
4,11…水分除湿管、5…加温切換弁、 6,12
…ミニプレカラム、 7,13…分離カラム、14…切換
弁、 15…水素炎イオン化検出器、20…恒温
槽
4,11…水分除湿管、5…加温切換弁、 6,12
…ミニプレカラム、 7,13…分離カラム、14…切換
弁、 15…水素炎イオン化検出器、20…恒温
槽
Claims (1)
- 【請求項1】 外周に加熱手段を備え、内部に炭化水素
類の吸着性のない物質を充填した、炭化水素類を捕集・
濃縮する濃縮・捕集管と、前記濃縮・捕集管の前段に配
置され、炭化水素類の吸着性のない吸湿剤を充填した除
湿管と、前記濃縮・捕集管で捕集された炭化水素類が導
かれるC2 〜C5 用分離カラム及びC5 〜C11用分離カ
ラムと、前記分離カラムの前段に配置され、多成分の異
性体を効果的に分離するミニプレカラムと、前記分離カ
ラムに接続された検出器とを具備することを特徴とする
ガス中炭化水素類の測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4649293U JPH0716157U (ja) | 1993-08-26 | 1993-08-26 | ガス中炭化水素類の測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4649293U JPH0716157U (ja) | 1993-08-26 | 1993-08-26 | ガス中炭化水素類の測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0716157U true JPH0716157U (ja) | 1995-03-17 |
Family
ID=12748724
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4649293U Pending JPH0716157U (ja) | 1993-08-26 | 1993-08-26 | ガス中炭化水素類の測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0716157U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60116441A (ja) * | 1983-11-30 | 1985-06-22 | 松下電工株式会社 | 軒樋 |
| JPS60116442A (ja) * | 1983-11-30 | 1985-06-22 | 松下電工株式会社 | 合成樹脂被覆金属板 |
-
1993
- 1993-08-26 JP JP4649293U patent/JPH0716157U/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60116441A (ja) * | 1983-11-30 | 1985-06-22 | 松下電工株式会社 | 軒樋 |
| JPS60116442A (ja) * | 1983-11-30 | 1985-06-22 | 松下電工株式会社 | 合成樹脂被覆金属板 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR101886475B1 (ko) | 온라인 휘발성 유기 화합물 분석기 및 그것의 이용 방법 | |
| CN109313167B (zh) | 用于气相色谱(gc)和气相色谱-质谱(gcms)中增强敏感性的多毛细管柱预浓缩系统 | |
| CN101294936B (zh) | 植物源挥发性有机物的测试方法 | |
| CN101566535B (zh) | 一种吸烟机—主流烟气冷阱捕集一体化装置及其使用方法 | |
| CN103278589B (zh) | 一种挥发、半挥发性成分的检测方法及其装置 | |
| CN105548416B (zh) | 天然气中轻烃单体烃氢同位素分析方法及轻烃富集装置 | |
| CN213364368U (zh) | 固定污染源挥发性有机物净化采样在线监测装置 | |
| KR100238384B1 (ko) | 가스 분석 장치 및 가스 분석 방법 | |
| CN103226139A (zh) | 一种气袋-热脱附-气/质联用法分析卷烟主流烟气中的气相全成分的方法 | |
| CN101266230A (zh) | 一种用凝胶渗透-气质联用法检测卷烟主流烟气中苯并[a]芘的方法 | |
| CN104713959B (zh) | 一种在线烟草制品烟气实时分析方法 | |
| CN111579315A (zh) | VOCs和IVOCs同时在线收集和检测方法 | |
| CN104914184B (zh) | 一种卷烟主流烟气呋喃的冷阱捕集‑气相色谱/质谱联用检测方法 | |
| CN105572285A (zh) | 一种测定卷烟主流烟气中半挥发性物质的方法 | |
| Mangani et al. | “Cold” solid-phase microextraction method for the determination of volatile halocarbons present in the atmosphere at ultra-trace levels | |
| CN104714043A (zh) | 一种用于在线质谱中实时分析二恶英前驱物的全自动进样装置 | |
| CN106950303B (zh) | 生物样本血液中苯系物的测定方法 | |
| Burghardt et al. | Gas chromatographic determination of aromatic hydrocarbons in air using a semi-automatic preconcentration method | |
| CN203148908U (zh) | 一种分析卷烟主流烟气中的气相全成分的气袋-热脱附气/质联用分析装置系统 | |
| CN210347556U (zh) | 一种极稀样品直接测定富集进样系统 | |
| CN201477082U (zh) | 挥发性有机物连续监测仪 | |
| CN105445406A (zh) | 一种用于测定烟草特有亚硝胺含量的液相-气相二维色谱分析装置和分析方法 | |
| CN215678237U (zh) | 一种带有冷阱采集功能的在线热脱附仪 | |
| Haunold et al. | An improved sampling strategy for the measurement of VOCs in air, based on cooled sampling and analysis by thermodesorption-GC-MS/FID | |
| CN108355378A (zh) | 一种顶空微循环固相微萃取装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990119 |