JPH07162073A - 半導体レーザ素子 - Google Patents
半導体レーザ素子Info
- Publication number
- JPH07162073A JPH07162073A JP30381093A JP30381093A JPH07162073A JP H07162073 A JPH07162073 A JP H07162073A JP 30381093 A JP30381093 A JP 30381093A JP 30381093 A JP30381093 A JP 30381093A JP H07162073 A JPH07162073 A JP H07162073A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- refractive index
- waveguide layer
- semiconductor laser
- waveguide
- Prior art date
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- Semiconductor Lasers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ファーフィールドパターンを円形に近づけ
る。 【構成】 SCH構造の半導体レーザにおいて、導波層
14と上部クラッド層15との間に付加導波層31が設
けられ、付加導波層31は多重量子井戸構造を混晶化さ
せたもので、上部クラッド層15よりも導波層14に近
い屈折率であり、そのメサ部17の直下の厚さに対し両
側部の厚さは著しく薄くされている。
る。 【構成】 SCH構造の半導体レーザにおいて、導波層
14と上部クラッド層15との間に付加導波層31が設
けられ、付加導波層31は多重量子井戸構造を混晶化さ
せたもので、上部クラッド層15よりも導波層14に近
い屈折率であり、そのメサ部17の直下の厚さに対し両
側部の厚さは著しく薄くされている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、分離閉じ込めヘテロ
構造(SCH構造)を持つメサ型半導体レーザ素子に関
し、特に光ファイバとの結合損失を低減したものに関わ
る。
構造(SCH構造)を持つメサ型半導体レーザ素子に関
し、特に光ファイバとの結合損失を低減したものに関わ
る。
【0002】
【従来の技術】図2Aに従来の単一井戸構造を持ったメ
サ型半導体レーザ素子を示す。基板11上に下部クラッ
ド層が形成され、下部クラッド層上に活性層13が形成
され、その上に導波層14が形成され、導波層14上に
上部クラッド層15が形成され、上部クラッド層上にキ
ャップ層16が形成され、上部クラッド層15及びキャ
ップ層16の両側部はエッチングにより除去され、メサ
部17が作られ、この際に上部クラッド層15は両側に
薄い層として残され、上部クラッド層15のその薄い部
分上とメサ部17の両側面に絶縁層18が被着され、キ
ャップ層16上にこれとオーミック接触して電極19が
形成され、基板11の下部クラッド層12と反対の面に
電極20が形成されている。
サ型半導体レーザ素子を示す。基板11上に下部クラッ
ド層が形成され、下部クラッド層上に活性層13が形成
され、その上に導波層14が形成され、導波層14上に
上部クラッド層15が形成され、上部クラッド層上にキ
ャップ層16が形成され、上部クラッド層15及びキャ
ップ層16の両側部はエッチングにより除去され、メサ
部17が作られ、この際に上部クラッド層15は両側に
薄い層として残され、上部クラッド層15のその薄い部
分上とメサ部17の両側面に絶縁層18が被着され、キ
ャップ層16上にこれとオーミック接触して電極19が
形成され、基板11の下部クラッド層12と反対の面に
電極20が形成されている。
【0003】図2Bに示すように、メサ部17を通る線
21上の断面における各層の屈折率を曲線22で示すよ
うに、下部クラッド層12及び上部クラッド層15の屈
折率は互いに等しいn1に対し導波層42の屈折率n2
はn1よりも大きく、活性層13の屈折率n3はn2よ
り更に大きく、活性層13と導波層14とクラッド層1
2,15でSCH構造を構成している。下部クラッド層
12と上部クラッド層15とに挟まれて活性層13及び
導波層14に導波モードが存在する。
21上の断面における各層の屈折率を曲線22で示すよ
うに、下部クラッド層12及び上部クラッド層15の屈
折率は互いに等しいn1に対し導波層42の屈折率n2
はn1よりも大きく、活性層13の屈折率n3はn2よ
り更に大きく、活性層13と導波層14とクラッド層1
2,15でSCH構造を構成している。下部クラッド層
12と上部クラッド層15とに挟まれて活性層13及び
導波層14に導波モードが存在する。
【0004】両側部の上部クラッド層15の薄い部分に
おける線23上の断面の屈折率分布は曲線24に示すよ
うに、下部クラッド層12,活性層13,導波層14の
それは曲線22と同一であるが、上部クラッド層15が
薄く屈折率n1の外側はこれより小さい屈折率n0とな
っている。このような関係であって、この部分における
上部クラッド層15が非常に薄いため放射モードとな
る。従って、この部分における実行屈折率が小さく、横
方向にも光閉じ込めがなされる。
おける線23上の断面の屈折率分布は曲線24に示すよ
うに、下部クラッド層12,活性層13,導波層14の
それは曲線22と同一であるが、上部クラッド層15が
薄く屈折率n1の外側はこれより小さい屈折率n0とな
っている。このような関係であって、この部分における
上部クラッド層15が非常に薄いため放射モードとな
る。従って、この部分における実行屈折率が小さく、横
方向にも光閉じ込めがなされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図3Aに示すように導
波路25がクラッド26により挟まれ、その導波路25
の端面から光27が放射される場合における、その放射
光27の半値幅2θと導波路25の幅Wとの関係は、図
3Bに示すように幅Wが狭くなると半値幅2θが大きく
なる。
波路25がクラッド26により挟まれ、その導波路25
の端面から光27が放射される場合における、その放射
光27の半値幅2θと導波路25の幅Wとの関係は、図
3Bに示すように幅Wが狭くなると半値幅2θが大きく
なる。
【0006】このような関係にあるため、従来の半導体
レーザ素子においては活性層13と導波層14との厚み
の和が小さく、これに対してメサ部17の幅が大きく、
このためこの半導体レーザ素子から放射される光の放射
方向と垂直な断面のパターン、いわゆるファーフィール
ドパターンは基板、クラッド層、活性層等の積層方向、
すなわち縦方向が長く、これと直角方向、すなわち横方
向の方が短く、全体として楕円形となっていた。このた
め光ファイバの端面にこの半導体レーザ素子よりの光を
入射結合させる場合は、ファーフィールドパターンが円
形の場合と比較して結合損失が大きくなっていた。
レーザ素子においては活性層13と導波層14との厚み
の和が小さく、これに対してメサ部17の幅が大きく、
このためこの半導体レーザ素子から放射される光の放射
方向と垂直な断面のパターン、いわゆるファーフィール
ドパターンは基板、クラッド層、活性層等の積層方向、
すなわち縦方向が長く、これと直角方向、すなわち横方
向の方が短く、全体として楕円形となっていた。このた
め光ファイバの端面にこの半導体レーザ素子よりの光を
入射結合させる場合は、ファーフィールドパターンが円
形の場合と比較して結合損失が大きくなっていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、導波
層の活性層と反対側の全体に、その導波層の屈折率以下
で上部クラッド層の屈折率よりも大きい屈折率の多重量
子井戸構造を混晶化した付加導波層が設けられ、その付
加導波層の厚さはメサ部直下に比べてその他の部分が薄
くされている。
層の活性層と反対側の全体に、その導波層の屈折率以下
で上部クラッド層の屈折率よりも大きい屈折率の多重量
子井戸構造を混晶化した付加導波層が設けられ、その付
加導波層の厚さはメサ部直下に比べてその他の部分が薄
くされている。
【0008】
【実施例】図1Aにこの発明の実施例を示し、図2Aと
対応する部分に同一符号を付けてある。この発明におい
ては、導波層14と上部クラッド層15との間に付加導
波層31が形成される。付加導波層31の屈折率n4は
導波層14の屈折率n2以下で、上部クラッド層15の
屈折率n1より大とされ、つまり、n1<n4≦n2と
され、好ましくは(n1+n2)/2と同程度以上とさ
れる。
対応する部分に同一符号を付けてある。この発明におい
ては、導波層14と上部クラッド層15との間に付加導
波層31が形成される。付加導波層31の屈折率n4は
導波層14の屈折率n2以下で、上部クラッド層15の
屈折率n1より大とされ、つまり、n1<n4≦n2と
され、好ましくは(n1+n2)/2と同程度以上とさ
れる。
【0009】また、付加導波層31は屈折率が大きい
(エネルギーバンドギャップが狭い)薄層(井戸層)と
屈折率が小さい(エネルギーバンドギャップが広い)薄
層(バリア層)とが交互に重ねられた多重量子井戸構造
を混晶化して、光学的には均一な層とされたものであ
る。メサ部17としては付加導波層31にも達し、従っ
て付加導波層31の両側部は薄い層とされ、放射モード
が得られるようにされている。メサ部17の形成時に井
戸層とバリア層の各々に対して選択エッチング液を使用
することにより、付加導波層31の両側部における厚み
を正確に所望の値に制御することができる。
(エネルギーバンドギャップが狭い)薄層(井戸層)と
屈折率が小さい(エネルギーバンドギャップが広い)薄
層(バリア層)とが交互に重ねられた多重量子井戸構造
を混晶化して、光学的には均一な層とされたものであ
る。メサ部17としては付加導波層31にも達し、従っ
て付加導波層31の両側部は薄い層とされ、放射モード
が得られるようにされている。メサ部17の形成時に井
戸層とバリア層の各々に対して選択エッチング液を使用
することにより、付加導波層31の両側部における厚み
を正確に所望の値に制御することができる。
【0010】この半導体レーザ素子における屈折率分布
は図1Bに図2Bと対応する部分を示すように、メサ部
17上の線21においては曲線33に示すようになり、
図2Aの従来の半導体レーザ素子よりも、導波モード部
分の厚さが大となり、つまり光閉じ込め領域が広くな
り、ファーフィールドパターンにおける縦方向の長さが
短くなる。またメサ部17から外れた側部における線2
3における屈折率分布は曲線34に示すようになり、従
来と同様に放射モードによる光閉じ込めがなされる。
は図1Bに図2Bと対応する部分を示すように、メサ部
17上の線21においては曲線33に示すようになり、
図2Aの従来の半導体レーザ素子よりも、導波モード部
分の厚さが大となり、つまり光閉じ込め領域が広くな
り、ファーフィールドパターンにおける縦方向の長さが
短くなる。またメサ部17から外れた側部における線2
3における屈折率分布は曲線34に示すようになり、従
来と同様に放射モードによる光閉じ込めがなされる。
【0011】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば導
波層14と上部クラッド層15との間に付加導波層31
が設けられ、縦方向の閉じ込め領域が従来より大とな
り、ファーフィールドパターンを従来よりも円形に近づ
けることができ、光ファイバへ出射光を入射させる場
合、結合損失が小さくなる。また付加導波層31は多重
量子井戸構造としているため、選択エンチングにより、
その厚さを正確に制御でき、両側部の実効屈折率差の制
御が容易となり、ファーフィールドパターンを円形に近
づけ易く、かつ、設計の自由度も高い。
波層14と上部クラッド層15との間に付加導波層31
が設けられ、縦方向の閉じ込め領域が従来より大とな
り、ファーフィールドパターンを従来よりも円形に近づ
けることができ、光ファイバへ出射光を入射させる場
合、結合損失が小さくなる。また付加導波層31は多重
量子井戸構造としているため、選択エンチングにより、
その厚さを正確に制御でき、両側部の実効屈折率差の制
御が容易となり、ファーフィールドパターンを円形に近
づけ易く、かつ、設計の自由度も高い。
【図1】Aはこの発明の実施例を示す正面図、Bはその
線21上及び線23上の各断面における屈折率分布の例
を示す図である。
線21上及び線23上の各断面における屈折率分布の例
を示す図である。
【図2】Aは従来のSCH構造を持つ半導体レーザ素子
を示す正面図、Bはその線21,23の各断面上の屈折
率分布を示す図である。
を示す正面図、Bはその線21,23の各断面上の屈折
率分布を示す図である。
【図3】Aは導波路とその放射光との関係を示す図、B
はその導波路の幅Wと、放射光の半値幅との関係を示す
図である。
はその導波路の幅Wと、放射光の半値幅との関係を示す
図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 分離閉じ込めヘテロ構造を持つメサ型半
導体レーザ素子において、 導波層の活性層側とは反対側の全体に、その導波層の屈
折率以下で、上部クラッド層の屈折率よりも大きい屈折
率の、多重量子井戸構造を混晶化した付加導波層が設け
られ、 その付加導波層の膜厚はメサ部直下に比べてその他の部
分が薄くされていることを特徴とする半導体レーザ素
子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30381093A JPH07162073A (ja) | 1993-12-03 | 1993-12-03 | 半導体レーザ素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30381093A JPH07162073A (ja) | 1993-12-03 | 1993-12-03 | 半導体レーザ素子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07162073A true JPH07162073A (ja) | 1995-06-23 |
Family
ID=17925579
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30381093A Withdrawn JPH07162073A (ja) | 1993-12-03 | 1993-12-03 | 半導体レーザ素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07162073A (ja) |
-
1993
- 1993-12-03 JP JP30381093A patent/JPH07162073A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010206 |