JPH0716295Y2 - モジュラープラグ - Google Patents

モジュラープラグ

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JPH0716295Y2
JPH0716295Y2 JP1989137983U JP13798389U JPH0716295Y2 JP H0716295 Y2 JPH0716295 Y2 JP H0716295Y2 JP 1989137983 U JP1989137983 U JP 1989137983U JP 13798389 U JP13798389 U JP 13798389U JP H0716295 Y2 JPH0716295 Y2 JP H0716295Y2
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modular plug
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寛美 日詰
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株式会社エスケイ工機
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、信号ケーブル、特に多数の素線からなる別名
モジュラーコード、その中でも特に断面が円形なモジュ
ラーコードと電話機、コンピュータ等の電子機器との接
続部に使用されるケーブル固定具、即ちモジュラープラ
グの改良に関する。
〔従来の技術〕
最近はフアクシミリ、ワードプロセッサ、あるいはコン
ピュータ等の電子機器に電話線を使用して各種の情報を
伝達する方法が採用されるようになっているが、一般に
電話機やコンピュータ等との信号ケーブルの接続部にモ
ジュラープラグとモジュラージャックとの組合わせによ
る接続構造が採用されている。
このモジュラープラグ本体は、透明な合成樹脂で成形し
た小型のもので、これに複数本、例えば2,4,6,8本の複
数の素線を含む信号ケーブルの端部の被覆を剥いで素線
を露出させ、これをモジュラープラグ本体に押込み、次
にモジュラープラグ本体に挿入されているブレードコン
タクトを圧接して前記素線とこのブレードコンタクトと
の間の電気的接続を行うと共に、信号ケーブルの先端に
モジュラープラグ本体を固定している。
この信号ケーブルとモジュラープラグ本体との一般的な
接続作業は信号ケーブルの端部の被覆(シース)を切除
し、個々に分離された素線を並行に並べてモジュラープ
ラグ本体に押込んだ後にブレードコンタクトを圧接し
て、このブレードコンタクトの先端で個々の素線の被覆
を刺通して端子と電気的に接続している。
〔考案が解決しようとする課題〕
さて、複数の素線からなる断面が偏平な信号ケーブルを
モジュラープラグ本体に固定する場合には、その信号ケ
ーブルの端部のシースを切除するが、この状態でも素線
は並行に配列されており、余り大きな乱れを生じなく、
配列の順序の入れ替わりはない。
一方、断面丸形の信号ケーブルの場合には、素線は円周
方向に配列されている関係で、これのシースを切除すれ
ば、露出された素線はバラバラとなる。そしてこの素線
を直線状ないしは並列にならべてモジュラープラグ本体
に挿入し、固定しなければならないが、もともと素線は
円周方向に配列されて癖が付いているので、これらの素
線を直線状にならべても、元の状態に帰り易く、方向性
を失い、配列順序に狂いが生ずることになる。
このように配列が一定しない複数の素線を指先で持って
モジュラープラグ本体の開口に挿入すると、素線を所定
の位置に挿入することができない場合が発生する。この
状態になるとモジュラープラグ本体より信号ケーブルの
先端を引抜いて再び揃え直しして前記と同様な挿入作業
をしなければならないことになり、モジュラープラグ本
体の固定作業が煩雑なものとなる。
この場合、素線の数が少ない場合にはその作業は比較的
容易であるが、6本あるいは8本のものともなると大変
に煩雑な作業となり、組立作業性を著しく低下させるも
のである。
本考案は、前記従来のモジュラープラグ本体へ信号ケー
ブル、特に丸形断面の信号ケーブルを取付ける際に、素
線を所定の順序で、所定の位置へ確実に挿入することが
できる信号ケーブル固定具、即ちモジュラープラグを提
供するものである。
〔課題を解決するための手段〕 前記目的を達成するための本考案は、信号ケーブルの素
線を挿入する保持孔を有するスリーブと、このスリーブ
を嵌合した信号ケーブルの端部を収容し、前記素線の端
部をブレードコンタクトが突出する位置で案内できる孔
を有するモジュラープラグ本体とからなるモジュラープ
ラグであって、前記スリーブは合成樹脂の成形体であっ
て、その外表面にその高さが挿入方向に縮小したテーパ
ー面を形成し、前記保持孔の入口部はその内壁を断面略
矩形状に形成してその高さを前記素線の直径より大きく
し、保持孔の出口側の上下の内壁面にはそれぞれ並列す
る複数の断面円弧状の溝を挿入方向に設けてこの上下の
溝の間に断面瓢箪状の保持部を形成すると共にこの保持
部の直径を前記素線の直径よりやや小さく形成し、入口
部と保持部の間を挿入方向に縮小する縮小部で通じさ
せ、前記モジュラープラグ本体の孔はその入口部分の奥
の内壁面に前記スリーブの外表面に合わせた傾斜面を形
成し、更にこの傾斜面の奥にブレードコンタクトを突出
するように構成してなるモジュラープラグである。
〔作用〕
信号ケーブルのシースの一部を剥いで露出された素線
は、根本部がスリーブによって直線状ないしは並列に支
持され、一体化されて補強されているので、偏平な状態
で引き揃えられているために、モジュラープラグ本体へ
の取付作業を迅速に、しかも確実に行うことができる。
〔実施例〕
次に図面を参照して本考案の通信ケーブル固定具の実施
例を説明する。
第1図は、複数の素線1aからなる信号ケーブル1の端部
に設けたモジュラープラグ2の断面図であって、このモ
ジュラープラグ2はモジュラープラグ本体3と、スリー
ブ4との組合わせから構成されている。
なお、本考案を適用する信号ケーブルは断面が円形のも
のが適しているが、偏平なものであっても同様に使用す
ることができる。
前記モジュラープラグ本体3は、従来より使用されてい
る規格品、あるいはこの規格品に若干の設計変更を加え
たものであっても良い。
スリーブ4は、本考案において適用した部材であって、
第4図ないし第7図に示す構造に形成されている。この
スリーブ4はスチレンの如き透明な合成樹脂の成形体で
あって、第5図の平面図においては矩形状で、第6図の
側面図に示すように外表面にテーパー面Tを形成して前
方が縮小されている。
このスリーブ4の側面の形状は、スリーブをモジュラー
プラグ本体3の孔3aの中に挿入し易くし、更にこの孔3a
の中に形成されている傾斜面T′によって押圧して位置
決めを正確に行う作用と、スリーブ4を押圧して素線1a
(なお、図面に於いて導線とこれを被覆を共にハッチン
グして示している。)とスリーブ4との結合状態を良好
にする意味がある。
そしてこのスリーブ4の長手方向の中央部には素線1aを
挿入する保持孔4aが開口されているが、この保持孔4aは
第6図に示すように入口部4bは断面略矩形状で、その高
さHを素線1aの直径より大きく形成し(第1図)、挿入
方向に縮小した縮小部4b′を経て、その出口方向には瓢
箪形の保持部4cが形成されている。
この実施例においては、この保持部4cは素線1aの数が6
本であるので出口側の上下の内壁面にそれぞれ並列する
6個の溝4eが挿入方向に形成され、上下の溝4eの間に一
定のピッチで6個の保持部4cが形成されている。この保
持部4cの具体的な形状としては、第7図に示すように複
数の円をその直径部分を接触させて直線的に配列し、そ
の合流部の肉を切除した形状をしている。この円の直径
Dは、素線1aの外形より若干小径にして複数の素線1aを
確実に保持できるように構成している。
信号ケーブル1をモジュラープラグ2に取付ける際に
は、信号ケーブル1のシース1bの一部を剥いで素線1aを
露出させ、この露出部分の根本部までスリーブ4に第6
図の矢印Cの方向に挿入し、このスリーブ4の先端面4d
より素線1aを突出しておく。この状態で、モジュラープ
ラグ本体3の孔3aの中に押込んで素線1aの先端部をブレ
ードコンタクト3bが押圧されて突出する孔の中に挿入す
る。そしてブレードコンタクト3bを圧接して素線1aとモ
ジュラープラグ本体3とを結合させる。なお、モジュラ
ープラグ本体3の孔3aには断面円弧状の溝5(第2図)
が形成されており、この断面円弧状の溝5によって信号
ケーブル1のシース1bを受けるように構成している。
本考案のモジュラープラグ2と信号ケーブル1との接合
の際には、信号ケーブル1の端部のシース1bの一部を剥
ぎ取り、露出した素線1aを偏平な状態に並べ、それらの
素線1aを、所定の順序でスリーブ4の保持孔4aに挿入し
ておく。
そしてこのスリーブ4付きの信号ケーブル1をモジュラ
ープラグ本体3の孔3a内に挿入する。そしてこのモジュ
ラープラグ本体3に圧入されているブレードコンタクト
3bを圧接してその先端部で素線1aの被覆を突き破ってブ
レードコンタクト3bと素線1a、即ち信号ケーブル1との
間の電気的接続を図っている。
〔考案の効果〕
本考案に係る信号ケーブルの端部コネクタであるモジュ
ラープラグは、信号ケーブルの素線を挿入する保持孔を
有するスリーブと、このスリーブを嵌合した信号ケーブ
ルの端部を収容し、前記素線の端部をブレードコンタク
トが突出する位置で案内できる孔を有するモジュラープ
ラグ本体とからなるモジュラープラグであって、前記ス
リーブは合成樹脂の成形体であって、その外表面にその
高さが挿入方向に縮小したテーパー面を形成し、前記保
持孔の入口部はその内壁を断面略矩形状に形成してその
高さを前記素線の直径より大きくし、保持孔の出口側の
上下の内壁面にはそれぞれ並列する複数の断面円弧状の
溝を挿入方向に設けてこの上下の溝の間に保持部を形成
すると共にこの保持部の直径を前記素線の直径よりやや
小さく形成し、入口部と保持部の間を挿入方向に縮小す
る縮小部で通じさせ、前記モジュラープラグ本体の孔は
その入口部分の奥の内壁面に前記スリーブの外表面に合
わせた傾斜面を形成し、更にこの傾斜面の奥にブレード
コンタクトを突出するように構成されており、次の効果
を奏することができる。
予め信号ケーブル1の端部のシースを剥ぎ取って複数本
の素線1aを露出させ、次にこの素線1aをスリーブ4の保
持孔4aを通してこの信号ケーブル1の端部にスリーブ4
を取付けることによって素線1aを偏平な状態で、しかも
所定の順序で位置決めすることができる。
そしてスリーブ4で偏平に保持されている複数の素線1a
をモジュラープラグ本体3の孔3a内に押込みブレードコ
ンタクト3bを押圧することによって電気的に接続できる
ので、信号ケーブル1とモジュラープラグ本体3との接
続を効率的に、しかも素線1aの配列順序を間違えること
なく、行うことができる。
本考案に係る信号ケーブルの端部に固定するモジュラー
プラグは、丸形断面の信号ケーブルに有効に実施できる
が、偏平な断面のものであっても、有効に実施すること
ができる。
また、スリーブには、入口部が断面略矩形状に素線の直
径より大きく開口し、その奥に設けた挿入方向に縮小す
る縮小部を経て、出口側の保持部に通じているので、信
号ケーブルのシースを剥いだ素線を、入口部に極めて容
易に挿入することができると共に、縮小部に導かれて、
容易かつ確実に、所定の保持部に案内できる。
しかも、この入口部を断面略矩形状に素線の直径より大
きく開口させたので、シースを剥いだ断面丸形の信号ケ
ーブルの拡開され高低差のある複数の素線を、しっかり
とシース際まで入口部に挿入することができる。そし
て、スリーブは合成樹脂製の成形体であり、その保持部
の直径を素線の直径よりやや小さくしたので、保持部に
素線を押し通すと保持部が上下から嵌合して複数の素線
を一定のピッチの整列状態で挟持する状態になる。従っ
て、スリーブを嵌合した素線をモジュラープラグ本体の
孔に挿入する際に、素線の挟持位置がずれたり、外れた
りすることはなく、素線の一定のピッチの整列状態が維
持できる。
更に、スリーブにはその外表面に高さが挿入方向に縮小
するテーパー面を形成されるので、スリーブをモジュラ
ープラグ本体の孔に極めて容易に挿入できる。
一方、モジュラープラグ本体の孔にも傾斜面を形成する
ので、この傾斜面とスリーブのテーパー面が当接して、
スリーブを正確に位置決めすると共に、傾斜面でスリー
ブが押圧され保持部と素線との嵌合が一層強固になる。
従って、素線の先端部は一定のピッチを維持してブレー
ドコンタクトの突出位置に正しく案内されブレードコン
タクトの圧接を確実に受けることができるから、素線と
ブレードコンタクト間に電気の導通不良が発生すること
がない。その上、信号ケーブルの端部がスリーブを介し
てモジュラープラグ本体とぐらつくところなく一体的に
連結するので、ブレードコンタクトと素線間の後発的な
導通不良等の故障の発生も完全に防止される。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すものであって、第1図は信号
ケーブルの先端に固定したモジュラープラグの断面図、
第2図は第1図におけるII−II矢視断面図、第3図は同
平面図である。第4図はスリーブの正面図、第5図は同
平面図、第6図は同側面図、第7図は素線の保持孔の拡
大図である。 1…信号ケーブル、1a…素線 1b…シース、2…モジュラープラグ 3…モジュラープラグ本体 3a…孔、3b…ブレードコンタクト 4…スリーブ、4a…保持孔 4b…入口部、4b′…縮小部、4c…保持部 4d…先端面、4e、5…溝、D…直径、H…高さ、T…テ
ーパー面、T′…傾斜面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】信号ケーブル(1)の素線(1a)を挿入す
    る保持孔(4a)を有するスリーブ(4)と、このスリー
    ブを嵌合した信号ケーブルの端部を収容し、前記素線の
    端部をブレードコンタクト(3b)が突出する位置に案内
    できる孔(3a)を有するモジュラープラグ本体(3)と
    からなるモジュラープラグ(2)であって、前記スリー
    ブは合成樹脂の成形体であって、その外表面にその高さ
    が挿入方向に縮小したテーパー面(T)を形成し、前記
    保持孔の入口部(4b)はその内壁を断面略矩形状に形成
    してその高さ(H)を前記素線の直径より大きくし、保
    持孔の出口側の上下の内壁面にはそれぞれ並列する複数
    の断面円弧状の溝(4e)を挿入方向に設けてこの上下の
    溝の間に保持部(4c)を形成すると共にこの保持部の直
    径(D)を前記素線の直径よりやや小さく形成し、入口
    部と保持部の間を挿入方向に縮小する縮小部(4b′)で
    通じさせ、前記モジュラープラグ本体の孔はその入口部
    分の奥の内壁面に前記スリーブの外表面に合わせた傾斜
    面(T′)を形成し、更にこの傾斜面の奥にブレードコ
    ンタクトを突出するように構成してなるモジュラープラ
    グ。
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