JPH07163159A - 超音波リニアモータ - Google Patents
超音波リニアモータInfo
- Publication number
- JPH07163159A JPH07163159A JP5299865A JP29986593A JPH07163159A JP H07163159 A JPH07163159 A JP H07163159A JP 5299865 A JP5299865 A JP 5299865A JP 29986593 A JP29986593 A JP 29986593A JP H07163159 A JPH07163159 A JP H07163159A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- rail
- rotor
- linear motor
- stator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来の超音波リニアモータでは、レールに進
行波振動を発生させる必要があり、そのため、全体の振
動系のみならずレールの設計の困難度が高く、従って、
製造コストは非常に高いものとなっていた。本発明は、
従来技術の欠点を排除した新規な超音波リニアモータを
提供する。 【構成】 表面に進行波振動を生じる円盤形のステータ
1の表面には、直線駆動力を発生するためのローラーに
一体化されたロータ(ロータローラー16)が皿ばね1
8により圧接されており、該ロータローラー16の外周
面とコロ25(レール挟圧ローラー)との間でレール2
6を挟圧するとともに該ロータローラー16の回転によ
りレール26に直線駆動力を加える。24はコロ25を
回転可能に支持するとともに地板10及び19を連結し
ているコロ軸、4はフレキシブルプリント基板、17は
防振材、11及び20は軸15のための軸受、である。
行波振動を発生させる必要があり、そのため、全体の振
動系のみならずレールの設計の困難度が高く、従って、
製造コストは非常に高いものとなっていた。本発明は、
従来技術の欠点を排除した新規な超音波リニアモータを
提供する。 【構成】 表面に進行波振動を生じる円盤形のステータ
1の表面には、直線駆動力を発生するためのローラーに
一体化されたロータ(ロータローラー16)が皿ばね1
8により圧接されており、該ロータローラー16の外周
面とコロ25(レール挟圧ローラー)との間でレール2
6を挟圧するとともに該ロータローラー16の回転によ
りレール26に直線駆動力を加える。24はコロ25を
回転可能に支持するとともに地板10及び19を連結し
ているコロ軸、4はフレキシブルプリント基板、17は
防振材、11及び20は軸15のための軸受、である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は超音波リニアモータに関
する。
する。
【0002】
【従来の技術】図11乃至図14を参照して従来の超音
波リニアモータの代表的な二つの例について説明する。
波リニアモータの代表的な二つの例について説明する。
【0003】図11は従来の超音波リニアモータの第一
例を示した概略図である。この超音波リニアモータは、
レール64の両端にそれぞれランジュバン型の振動子6
5及び66を取付け、可動子であるキャリッジ67をレ
ール64に圧接した構成になっている。この構成におい
ては、キャリッジ67がレール64から逸脱しないよう
にするためのガイド機構や、キャリッジ67をレール6
4に圧接するための加圧機構が必要である。
例を示した概略図である。この超音波リニアモータは、
レール64の両端にそれぞれランジュバン型の振動子6
5及び66を取付け、可動子であるキャリッジ67をレ
ール64に圧接した構成になっている。この構成におい
ては、キャリッジ67がレール64から逸脱しないよう
にするためのガイド機構や、キャリッジ67をレール6
4に圧接するための加圧機構が必要である。
【0004】この超音波リニアモータの駆動原理は、振
動子65と振動子66のうち、一方を加振器とし、他方
を吸振器として使用し、レール64に進行波を発生させ
る。振動子65を加振器とし、振動子66を吸振器とし
た場合は、レール64には図11の左側から右側へ進行
する進行性振動が発生する。
動子65と振動子66のうち、一方を加振器とし、他方
を吸振器として使用し、レール64に進行波を発生させ
る。振動子65を加振器とし、振動子66を吸振器とし
た場合は、レール64には図11の左側から右側へ進行
する進行性振動が発生する。
【0005】そして、レール64の右端に到達した進行
波はレール端で反射してしまうので振動子66で進行波
を吸収することにより反射を防ぐ。このようにしてレー
ル64上を左から右へと順次、進行波が送られる。この
ため、レール64に圧接されたキャリッジ67は図11
の右から左へと移動することになる。
波はレール端で反射してしまうので振動子66で進行波
を吸収することにより反射を防ぐ。このようにしてレー
ル64上を左から右へと順次、進行波が送られる。この
ため、レール64に圧接されたキャリッジ67は図11
の右から左へと移動することになる。
【0006】キャリッジ67を図の左から右へ移動させ
る場合には、振動子66を加振器とし、振動子65を吸
振器にして進行波を右から左に移動させるようにすれば
よい。
る場合には、振動子66を加振器とし、振動子65を吸
振器にして進行波を右から左に移動させるようにすれば
よい。
【0007】図12乃至図14に従来の超音波リニアモ
ータの第二の例を示す。
ータの第二の例を示す。
【0008】図12は従来の超音波リニアモータの第二
の例を示す概略斜視図である。
の例を示す概略斜視図である。
【0009】図12の超音波リニアモータは、レール6
8を長円形にすることにより、開放端の無いエンドレス
の循環経路上を進行波が進むようになっている。そのた
め、図11の第一例のように吸振器を設ける必要がな
い。
8を長円形にすることにより、開放端の無いエンドレス
の循環経路上を進行波が進むようになっている。そのた
め、図11の第一例のように吸振器を設ける必要がな
い。
【0010】キャリッジ側のレール面は櫛歯形状に形成
することにより、振動によるキャリッジ69の送り速度
を増幅している。キャリッジ69に接する反対側のレー
ル面には圧電素子70が接着されており、更に、圧電素
子70の下面には不図示のフレキシブルプリント基板が
接着され、これにより圧電素子70に給電している。
することにより、振動によるキャリッジ69の送り速度
を増幅している。キャリッジ69に接する反対側のレー
ル面には圧電素子70が接着されており、更に、圧電素
子70の下面には不図示のフレキシブルプリント基板が
接着され、これにより圧電素子70に給電している。
【0011】図12の例では、レール68の曲線部で進
行波を無理なく循環させるためにレールの曲線部の下面
にもレール曲線部に生じる複雑な振動モードに対応した
分極パターンを有した圧電素子を設けるのが一般的であ
る。
行波を無理なく循環させるためにレールの曲線部の下面
にもレール曲線部に生じる複雑な振動モードに対応した
分極パターンを有した圧電素子を設けるのが一般的であ
る。
【0012】図13は従来の超音波リニアモータの第二
例におけるレールの概略構造を説明するための図であ
る。
例におけるレールの概略構造を説明するための図であ
る。
【0013】レール68の片側の直線部71は図12の
キャリッジ69の駆動に使用する部分である。レール6
8から直線部71を除いた斜線部72は、レール68上
に発生させた進行波を循環させる導波路である。斜線部
72にも図12に示すように櫛歯形状を形成する。
キャリッジ69の駆動に使用する部分である。レール6
8から直線部71を除いた斜線部72は、レール68上
に発生させた進行波を循環させる導波路である。斜線部
72にも図12に示すように櫛歯形状を形成する。
【0014】斜線部72の両端の曲線部73は進行波の
方向を変える部分である。
方向を変える部分である。
【0015】図14は、図12のレールにおいてレール
全長Lとレール幅Wが同じで、曲線部のレール中心半径
が異なっている二つの場合を示したレール構造説明図で
ある。
全長Lとレール幅Wが同じで、曲線部のレール中心半径
が異なっている二つの場合を示したレール構造説明図で
ある。
【0016】図14(a)には、レール中心半径がra
のレール68aを示し、図14(b)にはレール中心半
径がrb のレール68bを示す。
のレール68aを示し、図14(b)にはレール中心半
径がrb のレール68bを示す。
【0017】キャリッジ69が移動するレール直線部7
1a,71bの長さla ,lb は次式により求められ
る。
1a,71bの長さla ,lb は次式により求められ
る。
【0018】 la =L−2ra −W………(1) lb =L−2rb −W………(2) レール曲線部の幅h,hは次式により求められる。
【0019】 ha =2ra +W………(3) hb =2rb +W………(4) 式(1)及び(2)に示すように、レール中心半径によ
り、キャリッジの移動範囲であるレール直線部の長さが
変る。また、式(3)及び(4)に示すように、レール
曲線部の幅もレール中心半径により変ってしまう。
り、キャリッジの移動範囲であるレール直線部の長さが
変る。また、式(3)及び(4)に示すように、レール
曲線部の幅もレール中心半径により変ってしまう。
【0020】幾何学上、レール中心半径はW/2まで小
さくすることができるが、振動特性上は無理である。
さくすることができるが、振動特性上は無理である。
【0021】通常、レール中心半径は超音波リニアモー
タを搭載する機械装置におけるスペースや配置の都合な
どの理由によりレール中心半径を大きくとり、振動モー
ドに与える悪影響を低く押さえるようにするのが一般的
である。
タを搭載する機械装置におけるスペースや配置の都合な
どの理由によりレール中心半径を大きくとり、振動モー
ドに与える悪影響を低く押さえるようにするのが一般的
である。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の超音波
リニアモータには次のような問題があった。
リニアモータには次のような問題があった。
【0023】(a)図11に示す従来の第一例の場合。
【0024】(1)レール端での波の反射を完全に取去
ることが困難で、取り切れなかった反射波により、本来
の進行波とは別の振動が乗ってしまう。
ることが困難で、取り切れなかった反射波により、本来
の進行波とは別の振動が乗ってしまう。
【0025】(2)加振のためのエネルギーのほか、波
を吸収するためのエネルギーと波を吸収するための装置
が必要である。
を吸収するためのエネルギーと波を吸収するための装置
が必要である。
【0026】(3)波動エネルギーの大部分が吸振器で
消費され、キャリッジ移動のためのエネルギー効率が悪
い。
消費され、キャリッジ移動のためのエネルギー効率が悪
い。
【0027】(4)レールが長くなればなるほど本来の
振動以外の外乱振動が乗りやすくなる。
振動以外の外乱振動が乗りやすくなる。
【0028】(5)振動を妨げずに長いレールを支持す
るのが困難である。
るのが困難である。
【0029】(6)キャリッジをレールに圧接すること
によりレールがたわみ、たわみによる加圧分布ムラや、
部分的な加圧抜けが生じる。また、たわみ量もレールの
場所やキャリッジの速度や荷重により変化するので、速
度や推力を一定に維持して運転するのが困難である。
によりレールがたわみ、たわみによる加圧分布ムラや、
部分的な加圧抜けが生じる。また、たわみ量もレールの
場所やキャリッジの速度や荷重により変化するので、速
度や推力を一定に維持して運転するのが困難である。
【0030】(b)次に、従来の第二例における問題点
を図13及び図14に示す。
を図13及び図14に示す。
【0031】(1)図13において、キャリッジ69の
駆動に使用する部分の直線部71以外に斜線部72に示
す進行波を循環させるための導波路が必要である。ここ
で、レール68の曲線部73のレール中心半径を小さく
すると進行波がうまく循環せず、振動が阻害されたり、
進行波の一部が反射して自身の波を乱す、等の問題が生
じるため小型化できない。
駆動に使用する部分の直線部71以外に斜線部72に示
す進行波を循環させるための導波路が必要である。ここ
で、レール68の曲線部73のレール中心半径を小さく
すると進行波がうまく循環せず、振動が阻害されたり、
進行波の一部が反射して自身の波を乱す、等の問題が生
じるため小型化できない。
【0032】(2)レール曲線部73の振動モードが複
雑で、且つ進行波を無理なく循環させる最適形状を計算
で求めることが困難である。
雑で、且つ進行波を無理なく循環させる最適形状を計算
で求めることが困難である。
【0033】(3)搭載する機械装置のスペースや配置
の都合により、図14の(a),(b)に示すように、
さまざまな形状のレールを用意しなければならない。更
に、速度や荷重の要求仕様が変わると、それに応じてレ
ール形状や圧電素子の形状、圧電素子の分極パターン等
を検討しなければならず、部品の標準化ができない。
の都合により、図14の(a),(b)に示すように、
さまざまな形状のレールを用意しなければならない。更
に、速度や荷重の要求仕様が変わると、それに応じてレ
ール形状や圧電素子の形状、圧電素子の分極パターン等
を検討しなければならず、部品の標準化ができない。
【0034】(4)図14の(a),(b)に示したレ
ールの曲率半径ra ,rb が違うだけでも別形状のデー
タを土台とした比例計算や特性の予測が困難で、新規の
設計と変わらぬ振動解析が必要となるため、新規のレー
ル形状が出現する度に設計のための莫大な時間と労力が
必要である。
ールの曲率半径ra ,rb が違うだけでも別形状のデー
タを土台とした比例計算や特性の予測が困難で、新規の
設計と変わらぬ振動解析が必要となるため、新規のレー
ル形状が出現する度に設計のための莫大な時間と労力が
必要である。
【0035】(5)図13に示すように、キャリッジ6
9と圧接する部分が長円形状のレール68の片側の直線
部71のみに片寄っているため、振動を妨げずに、ま
た、悪影響を与えないようにしながら片寄った荷重に対
してバランスを取ったレール支持を行なうことが困難で
ある。
9と圧接する部分が長円形状のレール68の片側の直線
部71のみに片寄っているため、振動を妨げずに、ま
た、悪影響を与えないようにしながら片寄った荷重に対
してバランスを取ったレール支持を行なうことが困難で
ある。
【0036】(6)図13の斜線部72はキャリッジ6
9と直接に接触する部分ではないにもかかわらず、高い
寸法精度で櫛歯形状にしなければならず、レール68の
製造が困難で、且つ、製造コストも高いものとなる。斜
線部72にも櫛歯形状を形成する理由は、進行波をうま
く循環させるためで、レール製造を容易にするために斜
線部72を単なる平板状にしたり、櫛歯形状の寸法精度
を落とすと、振動モードの乱れにより直線部71には秩
序正しい進行波がまず得られない。
9と直接に接触する部分ではないにもかかわらず、高い
寸法精度で櫛歯形状にしなければならず、レール68の
製造が困難で、且つ、製造コストも高いものとなる。斜
線部72にも櫛歯形状を形成する理由は、進行波をうま
く循環させるためで、レール製造を容易にするために斜
線部72を単なる平板状にしたり、櫛歯形状の寸法精度
を落とすと、振動モードの乱れにより直線部71には秩
序正しい進行波がまず得られない。
【0037】(7)レールが長くなると、レール形状に
対応した細長い圧電素子の製造や、レールへの接着作業
が困難である。小さな片に分割した圧電素子をレールに
貼り付ける場合も、細長いレール全面にわたり高い寸法
精度で加圧接着を施す必要がある。さらに、いずれの場
合も、電気配線と高電圧に対する絶縁対策が困難であ
る。
対応した細長い圧電素子の製造や、レールへの接着作業
が困難である。小さな片に分割した圧電素子をレールに
貼り付ける場合も、細長いレール全面にわたり高い寸法
精度で加圧接着を施す必要がある。さらに、いずれの場
合も、電気配線と高電圧に対する絶縁対策が困難であ
る。
【0038】(c)更に、従来の第一例及び第二例に共
通する次のような問題点がある。
通する次のような問題点がある。
【0039】(1)レールが長くなればなるほどキャリ
ッジを移動させるために使われるエネルギーよりもレー
ル全体を振動させるためのエネルギー比率が大きくな
り、効率が下がる。
ッジを移動させるために使われるエネルギーよりもレー
ル全体を振動させるためのエネルギー比率が大きくな
り、効率が下がる。
【0040】(2)振動を妨げずに長いレールを支持す
るのが困難である。
るのが困難である。
【0041】(3)移動するキャリッジをレールから逸
脱しないようにガイドをしながら、レールに生じた曲り
やたわみにも対応すべく、レール面にならってキャリッ
ジをレールに圧接する機構が困難である。
脱しないようにガイドをしながら、レールに生じた曲り
やたわみにも対応すべく、レール面にならってキャリッ
ジをレールに圧接する機構が困難である。
【0042】(4)レール上の特定の場所でキャリッジ
の反転を繰り返すと、反転場所におけるレール面にキャ
リッジ摺動部材のこびりつき等、摩擦面の異常が生じ
る。これにより、反転時の鳴きの発生や、摺動材の異常
摩耗、特性の劣化を引き起こす。
の反転を繰り返すと、反転場所におけるレール面にキャ
リッジ摺動部材のこびりつき等、摩擦面の異常が生じ
る。これにより、反転時の鳴きの発生や、摺動材の異常
摩耗、特性の劣化を引き起こす。
【0043】(5)摺動特性がレール長に依存している
ため、レール長を変更すると超音波リニアモータとして
の特性が変わってしまう。更に、共振周波数に合わせて
圧電素子等の部品や回路定数も変更しなければならない
等、ユーザー要求に対する素早い対応や、部品の標準
化、製品のシリーズ化ができず、実用性が低い。
ため、レール長を変更すると超音波リニアモータとして
の特性が変わってしまう。更に、共振周波数に合わせて
圧電素子等の部品や回路定数も変更しなければならない
等、ユーザー要求に対する素早い対応や、部品の標準
化、製品のシリーズ化ができず、実用性が低い。
【0044】
【課題を解決するための手段】前項で説明したように、
従来形式の超音波リニアモータでは、固定レールに進行
波振動を伝播させる必要があるため、該レール及び全体
の設計に大きな労力とコストがかかり、また、それ故に
製造コストが高く、製造日数も長くなる、という欠点が
あった。
従来形式の超音波リニアモータでは、固定レールに進行
波振動を伝播させる必要があるため、該レール及び全体
の設計に大きな労力とコストがかかり、また、それ故に
製造コストが高く、製造日数も長くなる、という欠点が
あった。
【0045】従って、本発明では、進行波振動を伝達さ
せるための振動レールを廃止し、動力発生部は回転型超
音波モータの動力発生部に類似した回転型とし、回転駆
動されるローラーによりレールもしくは被駆動体に直線
的駆動力を与えるように構成した。従って、本発明の超
音波リニアモータでは、従来の超音波リニアモータにく
らべて設計が極めて容易で、且つ、製造を量産方式で能
率よく行なうことができ、その結果、本発明によれば、
従来の超音波リニアモータよりも著しく安価なコストの
超音波リニアモータを提供できる。
せるための振動レールを廃止し、動力発生部は回転型超
音波モータの動力発生部に類似した回転型とし、回転駆
動されるローラーによりレールもしくは被駆動体に直線
的駆動力を与えるように構成した。従って、本発明の超
音波リニアモータでは、従来の超音波リニアモータにく
らべて設計が極めて容易で、且つ、製造を量産方式で能
率よく行なうことができ、その結果、本発明によれば、
従来の超音波リニアモータよりも著しく安価なコストの
超音波リニアモータを提供できる。
【0046】
【実施例】以下に図1乃至図7を参照して本発明の実施
例について説明する。
例について説明する。
【0047】<実施例1>図1及び図2を参照して本発
明の第1実施例を説明する。
明の第1実施例を説明する。
【0048】図1は本発明の第一実施例の超音波リニア
モータの一部破断分解斜視図である。本実施例のリニア
モータは従来例とは異なり、レールを振動させる形式で
はなく、円環状もしくは円盤状のステータ上を循環する
進行波によりカップ型のロータローラーを回転させ、該
ロータローラーを直接に非振動レールに圧接することに
より直線的駆動力を生じる超音波リニアモータである。
モータの一部破断分解斜視図である。本実施例のリニア
モータは従来例とは異なり、レールを振動させる形式で
はなく、円環状もしくは円盤状のステータ上を循環する
進行波によりカップ型のロータローラーを回転させ、該
ロータローラーを直接に非振動レールに圧接することに
より直線的駆動力を生じる超音波リニアモータである。
【0049】図1において、1はステータであり、該ス
テータ1は、振動子2、圧電素子3、フレキシブルプリ
ント基板4(以下にはフレキと略す)、摩擦材5とから
構成されている。
テータ1は、振動子2、圧電素子3、フレキシブルプリ
ント基板4(以下にはフレキと略す)、摩擦材5とから
構成されている。
【0050】振動子2は中心から外周へ順に次の三つの
構造を有した一体部品である。
構造を有した一体部品である。
【0051】(1)地板10と固定関係になる支持部
6。
6。
【0052】(2)振動を妨げずに振動部8と支持部6
とをつなぐつば部7。
とをつなぐつば部7。
【0053】(3)櫛歯形状を有し、圧電素子3の振動
を受けて振動する振動部8。
を受けて振動する振動部8。
【0054】振動子2の振動部8の下面には圧電素子3
を接着固定し、更に圧電素子3に給電するためのフレキ
4が取り付けられる。
を接着固定し、更に圧電素子3に給電するためのフレキ
4が取り付けられる。
【0055】ステータ6は、地板10を通した軸受11
のつば12を支持部6の段9に加締めることにより地板
10に固定される。ステータ6のフレキ4は地板10に
形成した舌状部13にチューブ14で固定する。
のつば12を支持部6の段9に加締めることにより地板
10に固定される。ステータ6のフレキ4は地板10に
形成した舌状部13にチューブ14で固定する。
【0056】軸15が固定されたロータローラー16は
防振材17を介して皿ばね18でステータ1に圧接され
ている。ロータローラー16の本体は金属や樹脂等で形
成され、レール26との接触部分は樹脂やゴム等の材料
を用いたり、金属本体に耐摩耗塗装やメッキ等を行なう
ことによりレール26との滑り防止、耐摩耗性の向上、
転がりの安定性、転がりの静粛性を図る。
防振材17を介して皿ばね18でステータ1に圧接され
ている。ロータローラー16の本体は金属や樹脂等で形
成され、レール26との接触部分は樹脂やゴム等の材料
を用いたり、金属本体に耐摩耗塗装やメッキ等を行なう
ことによりレール26との滑り防止、耐摩耗性の向上、
転がりの安定性、転がりの静粛性を図る。
【0057】防振材17には樹脂、ゴム、ウレタン等の
材料を用いることにより防振、鳴きの防止を図る。
材料を用いることにより防振、鳴きの防止を図る。
【0058】地板19にはボールベアリング20を取り
付けたハウジング21が固定されている。皿ばね18の
ロータ16の加圧反力はばね受け22を介してボールベ
アリング20で受けている。
付けたハウジング21が固定されている。皿ばね18の
ロータ16の加圧反力はばね受け22を介してボールベ
アリング20で受けている。
【0059】地板10と地板19とは支柱23、コロ軸
24にて加締め等で機械的に固定される。支柱23及び
コロ軸24には金属、樹脂等の材料を用いる。特に、コ
ロ25が取付けられるコロ軸24の外周面の表面粗さが
重要で、コロ25との滑り摩擦が小さくなるようにしな
ければならない。コロ25としては、金属、樹脂、セラ
ミック等の材料を用いる。金属のコロの場合、ロータロ
ーラーと同様に、コロ外周に耐摩耗塗装やメッキ、表面
処理、本体金属よりも軟質の樹脂、ゴム等の取付けを行
なうこともある。コロの内周には潤滑油を含浸させた
り、二硫化モリブデン、グラファイト、弗化黒鉛、窒化
ほう素、窒化けい素、セレニウム化合物、弗化カリシウ
ム、等の固体潤滑剤を添加し、摩擦摩耗特性の向上を図
ることもある。
24にて加締め等で機械的に固定される。支柱23及び
コロ軸24には金属、樹脂等の材料を用いる。特に、コ
ロ25が取付けられるコロ軸24の外周面の表面粗さが
重要で、コロ25との滑り摩擦が小さくなるようにしな
ければならない。コロ25としては、金属、樹脂、セラ
ミック等の材料を用いる。金属のコロの場合、ロータロ
ーラーと同様に、コロ外周に耐摩耗塗装やメッキ、表面
処理、本体金属よりも軟質の樹脂、ゴム等の取付けを行
なうこともある。コロの内周には潤滑油を含浸させた
り、二硫化モリブデン、グラファイト、弗化黒鉛、窒化
ほう素、窒化けい素、セレニウム化合物、弗化カリシウ
ム、等の固体潤滑剤を添加し、摩擦摩耗特性の向上を図
ることもある。
【0060】樹脂コロを用いた場合は次の二つの構成に
大別できる。
大別できる。
【0061】(1)コロを同一素材のみで形成したも
の。
の。
【0062】(2)コロ本体は高剛性の樹脂素材を用い
たり、充填剤を入れて機械的性質を改質したものを用
い、一方、内周又は外周を改質したり、または別の素材
で形成したもの。
たり、充填剤を入れて機械的性質を改質したものを用
い、一方、内周又は外周を改質したり、または別の素材
で形成したもの。
【0063】(1)の例として、ポリアセタール、ポリ
アミド(ナイロン)等は充填剤を入れなくても或る程度
は機械的特性と摩擦摩耗特性を満足するが、二成分以上
のポリマー同志をブレンドしたポリマーアロイや、充填
剤を入れた複合材(コンポジット)を用いた方が望まし
い。
アミド(ナイロン)等は充填剤を入れなくても或る程度
は機械的特性と摩擦摩耗特性を満足するが、二成分以上
のポリマー同志をブレンドしたポリマーアロイや、充填
剤を入れた複合材(コンポジット)を用いた方が望まし
い。
【0064】温度、荷重、速度等、所定の使用条件にお
いて安定したトライボロジー特性を持つポリアセター
ル、ポリアミド、弗素樹脂(PTFE)等を母材とした
ポリマーアロイや複合材でコロを一体成形する方法が量
産面、コスト面で有利である。
いて安定したトライボロジー特性を持つポリアセター
ル、ポリアミド、弗素樹脂(PTFE)等を母材とした
ポリマーアロイや複合材でコロを一体成形する方法が量
産面、コスト面で有利である。
【0065】(2)のコロ本体としては、ポリカーボネ
ート、ポリブチレンテレフタレート、ポリフェニレンサ
ルファイド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリフェニ
レンオキサイド、ポリスルフォンポリエーテルスルフォ
ン、ポリアミドイミド、ポリイミド、液晶ポリマー、等
が用いられる。これらの材料は次に示す充填剤を入れる
と機械的性質が向上する。
ート、ポリブチレンテレフタレート、ポリフェニレンサ
ルファイド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリフェニ
レンオキサイド、ポリスルフォンポリエーテルスルフォ
ン、ポリアミドイミド、ポリイミド、液晶ポリマー、等
が用いられる。これらの材料は次に示す充填剤を入れる
と機械的性質が向上する。
【0066】機械的性質を改質する充填剤としては、ガ
ラス繊維、カーボン繊維、アラミド繊維、グラファイト
繊維、金属繊維、セラミック繊維、金属粉、高分子ポリ
エチレン繊維、ポリエーテルエーテルケトン繊維、ポリ
フェニレンスルフィド繊維、ポリアリレート繊維、等が
挙げられる。
ラス繊維、カーボン繊維、アラミド繊維、グラファイト
繊維、金属繊維、セラミック繊維、金属粉、高分子ポリ
エチレン繊維、ポリエーテルエーテルケトン繊維、ポリ
フェニレンスルフィド繊維、ポリアリレート繊維、等が
挙げられる。
【0067】以上に示した樹脂や充填剤入りの樹脂は高
温下でアニール処理を行なうと、より一層、寸法の安定
性が向上する場合もある。
温下でアニール処理を行なうと、より一層、寸法の安定
性が向上する場合もある。
【0068】コロ内周に用いる材質としては、自己潤滑
性のある材質や、低摩擦係数の材質が望ましく、高分子
ポリエチレンやポリアセタール、弗素樹脂(PTF
E)、ポリアミド、ポリイミド、ポリプロピレン等の樹
脂や、これらを母材としたポリマーアロイや複合材を用
いる。
性のある材質や、低摩擦係数の材質が望ましく、高分子
ポリエチレンやポリアセタール、弗素樹脂(PTF
E)、ポリアミド、ポリイミド、ポリプロピレン等の樹
脂や、これらを母材としたポリマーアロイや複合材を用
いる。
【0069】レール材に通常は無潤滑で接するコロの外
周は、転がり音が静かで、へこみ残留が残らない耐摩耗
性のある高分子材料(樹脂、ゴム)を選定する。
周は、転がり音が静かで、へこみ残留が残らない耐摩耗
性のある高分子材料(樹脂、ゴム)を選定する。
【0070】(2)における表面改質の例としては、ポ
リイミド表面に窒素イオンを注入する方法、γ線照射に
より高密度ポリエチレン表面上にポリビニルアルコール
をグラフト化する方法、等が挙げられる。
リイミド表面に窒素イオンを注入する方法、γ線照射に
より高密度ポリエチレン表面上にポリビニルアルコール
をグラフト化する方法、等が挙げられる。
【0071】コロの設計に当っては、以上に示したコロ
の材料と共に、荷重、速度等、所定の使用条件に適した
コロ軸径、コロ幅を選定する必要がある。
の材料と共に、荷重、速度等、所定の使用条件に適した
コロ軸径、コロ幅を選定する必要がある。
【0072】コロの外径に関しては本発明の超音波リニ
アモータの構造上、必然的に決まってしまうので、決め
られたコロ外径の条件下で摩擦による力の損失を少な
く、耐久性を持たせるかを検討していく。
アモータの構造上、必然的に決まってしまうので、決め
られたコロ外径の条件下で摩擦による力の損失を少な
く、耐久性を持たせるかを検討していく。
【0073】コロの軸径を小さくすると摩擦による力の
損失は低減するがコロ内径にかかる単位面積当りの荷重
が増大するので耐久性が低下する。
損失は低減するがコロ内径にかかる単位面積当りの荷重
が増大するので耐久性が低下する。
【0074】コロ幅を小さくすると、摩擦による力の損
失は低減するが耐久性も低下する。一方、ある一定以上
にコロ幅を広くしても耐久性の向上以上に摩擦による力
の損失が増大し、リニアモータの出力特性を低下させて
しまう。耐久性から見た場合、コロ幅よりもコロ軸径の
選定に注意しなければならない。更に重要なのはコロ2
5とコロ軸24との潤滑である。
失は低減するが耐久性も低下する。一方、ある一定以上
にコロ幅を広くしても耐久性の向上以上に摩擦による力
の損失が増大し、リニアモータの出力特性を低下させて
しまう。耐久性から見た場合、コロ幅よりもコロ軸径の
選定に注意しなければならない。更に重要なのはコロ2
5とコロ軸24との潤滑である。
【0075】コロ25とコロ軸24との接触面になるコ
ロ25の内周にはグリース等の潤滑剤を塗布する。これ
により摩擦による力の損失の著しい低減が図られ、同時
に著しい摩耗の低減が図られ、耐久性が飛躍的に向上す
る。
ロ25の内周にはグリース等の潤滑剤を塗布する。これ
により摩擦による力の損失の著しい低減が図られ、同時
に著しい摩耗の低減が図られ、耐久性が飛躍的に向上す
る。
【0076】レール26はロータローラー16と二つの
コロ25との3点で挟持する。つまり、キャリッジ29
はレール26に対し3点支持により姿勢が決まるため大
変、安定なものとなる。
コロ25との3点で挟持する。つまり、キャリッジ29
はレール26に対し3点支持により姿勢が決まるため大
変、安定なものとなる。
【0077】レール26としては、金属、樹脂、セラミ
ック、ガラス等の材料を用いる。特に、金属材料を用い
る場合は、軽量で耐摩耗性があるシリコン入りアルミと
いったアルミ系材料、又は浸炭や窒化といった熱拡散法
や化学蒸着(CVD)や物理蒸着(PVD)等による表
面改質を行なって摩耗対策を施した鋼材、耐蝕性にすぐ
れたステンレス材、加工性にすぐれた真鍮材等が挙げら
れる。
ック、ガラス等の材料を用いる。特に、金属材料を用い
る場合は、軽量で耐摩耗性があるシリコン入りアルミと
いったアルミ系材料、又は浸炭や窒化といった熱拡散法
や化学蒸着(CVD)や物理蒸着(PVD)等による表
面改質を行なって摩耗対策を施した鋼材、耐蝕性にすぐ
れたステンレス材、加工性にすぐれた真鍮材等が挙げら
れる。
【0078】本発明の超音波リニアモータが安定して走
行するためにもレール25におけるロータローラー16
との接触面27及びコロ25との接触面28の平行度及
び表面粗さが重要である。
行するためにもレール25におけるロータローラー16
との接触面27及びコロ25との接触面28の平行度及
び表面粗さが重要である。
【0079】レール26を製造する際は、面27と面2
8とに両面同時研削等を行ない、平行度と表面粗さの品
質を安定させるのが望ましい。
8とに両面同時研削等を行ない、平行度と表面粗さの品
質を安定させるのが望ましい。
【0080】レール26に用いる金属材料の表面には硬
質物質や弗素樹脂(PTFE)等をメッキ液中に分散さ
せてメッキ層を作る分散メッキ、Ni−SiC等の複合
メッキ、金属アルキシドを用いるゾルゲル法、といった
各種メッキ法が摩耗対策として有効である。アルミ材の
場合はアルマイト処理を施すと摩擦摩耗特性が向上す
る。
質物質や弗素樹脂(PTFE)等をメッキ液中に分散さ
せてメッキ層を作る分散メッキ、Ni−SiC等の複合
メッキ、金属アルキシドを用いるゾルゲル法、といった
各種メッキ法が摩耗対策として有効である。アルミ材の
場合はアルマイト処理を施すと摩擦摩耗特性が向上す
る。
【0081】図2は本発明の第1実施例の概略説明図で
ある。
ある。
【0082】図1に示した構成でレール26が固定され
ているとして、移動体となる側をキャリッジ29とする
と、キャリッジ29の速度vと推力Fはロータローラー
16のローラー半径r(m)及び回転数N(r/mi
n)、トルクT(N.m)、とすれば、次の式が成立す
る。
ているとして、移動体となる側をキャリッジ29とする
と、キャリッジ29の速度vと推力Fはロータローラー
16のローラー半径r(m)及び回転数N(r/mi
n)、トルクT(N.m)、とすれば、次の式が成立す
る。
【0083】 v=30rN(m/s)………(5) F=T/r(N)………………(6) 式(5)、(6)により、本発明の超音波リニアモータ
のロータのT−N特性から容易にF−v特性の予想がで
きる。
のロータのT−N特性から容易にF−v特性の予想がで
きる。
【0084】図2の超音波リニアモータにおいて、軸1
5、ロータローラー16、コロ25のいずれかにエンコ
ーダ等の回転検出装置を付加することにより、レール2
6に対するキャリッジ29の位置検出を行なうことがで
きる。
5、ロータローラー16、コロ25のいずれかにエンコ
ーダ等の回転検出装置を付加することにより、レール2
6に対するキャリッジ29の位置検出を行なうことがで
きる。
【0085】このほか、レール26の所定の場所にキャ
リッジ29の位置を検出する機械式、又は光学式、磁気
式等の非接触型の検出装置を設置し、キャリッジ29の
停止位置や反転位置を判断する信号を取出すこともあ
る。
リッジ29の位置を検出する機械式、又は光学式、磁気
式等の非接触型の検出装置を設置し、キャリッジ29の
停止位置や反転位置を判断する信号を取出すこともあ
る。
【0086】<実施例2>図3及び図4を参照して本発
明の第2実施例を説明する。なお、図3及び4におい
て、図1及び2と同じ符号で表示されている構成要素は
第1実施例で説明した構成要素と同じものを表す。
明の第2実施例を説明する。なお、図3及び4におい
て、図1及び2と同じ符号で表示されている構成要素は
第1実施例で説明した構成要素と同じものを表す。
【0087】本実施例の超音波リニアモータにおいて
は、レール26に光学スケール30が取付けられてい
る。カップ型のロータローラー16には光学スケール3
0に当らないように溝31が設けてある。
は、レール26に光学スケール30が取付けられてい
る。カップ型のロータローラー16には光学スケール3
0に当らないように溝31が設けてある。
【0088】コロ25にも溝32が設けてあるが、これ
はレール26との接触部分を少なくして摩擦による力の
損失を少なくするための逃げである。コロ25には軸受
33が固定されており、コロ25の回転時にコロ軸24
との摩擦の低減を図っている。
はレール26との接触部分を少なくして摩擦による力の
損失を少なくするための逃げである。コロ25には軸受
33が固定されており、コロ25の回転時にコロ軸24
との摩擦の低減を図っている。
【0089】レール26に対してキャリッジ29の横方
向の振れを規制するために地板10及び地板19に摺動
板34が取付けられている。摺動板34に用いる材料と
しては、レール26と摺動しても静かで低摩擦係数であ
る高分子ポリエチレン、弗素樹脂(PTFE)、ポリア
セタール等が挙げられる。
向の振れを規制するために地板10及び地板19に摺動
板34が取付けられている。摺動板34に用いる材料と
しては、レール26と摺動しても静かで低摩擦係数であ
る高分子ポリエチレン、弗素樹脂(PTFE)、ポリア
セタール等が挙げられる。
【0090】地板19には取付け穴35が設けてあり、
該穴でキャリッジ搭載物(不図示)をキャリッジ29に
固定する。
該穴でキャリッジ搭載物(不図示)をキャリッジ29に
固定する。
【0091】図4は該リニアモータの一部破断斜視図で
ある。
ある。
【0092】該リニアモータはミクロン単位の微小送り
ができるのが特徴であるので、キャリッジ29の位置検
出手段を付加することにより高精度の送り位置精度で駆
動することが可能である。図4の構成では、光学式リニ
アエンコーダを組み込んでいる。
ができるのが特徴であるので、キャリッジ29の位置検
出手段を付加することにより高精度の送り位置精度で駆
動することが可能である。図4の構成では、光学式リニ
アエンコーダを組み込んでいる。
【0093】キャリッジ29の地板10には受発光モジ
ュール素子36が取付けられている。受発光モジュール
素子36には光の明暗のコントラストをよくするための
格子37が取付けられている。光学スケール30と受発
光モジュール素子36で光学式エンコーダを形成し、レ
ール25に対するキャリッジ29の位置を検出する。
ュール素子36が取付けられている。受発光モジュール
素子36には光の明暗のコントラストをよくするための
格子37が取付けられている。光学スケール30と受発
光モジュール素子36で光学式エンコーダを形成し、レ
ール25に対するキャリッジ29の位置を検出する。
【0094】図4の地板10には、折曲げられた舌状部
13が形成され、フレキシブルプリント基板4(以下に
はフレキと略す。)は舌状部13に沿って折曲げられた
状態でチューブ14により固定されている。フレキ4に
は圧電素子への配線のほかに受発光モジュール素子36
への配線も入っている。
13が形成され、フレキシブルプリント基板4(以下に
はフレキと略す。)は舌状部13に沿って折曲げられた
状態でチューブ14により固定されている。フレキ4に
は圧電素子への配線のほかに受発光モジュール素子36
への配線も入っている。
【0095】<実施例3>図5及び図6に本発明の第3
実施例を示す。なお、本実施例においても、前記実施例
の構成要素と同じ構成要素は図1〜図4と同じ符号で表
示されている。
実施例を示す。なお、本実施例においても、前記実施例
の構成要素と同じ構成要素は図1〜図4と同じ符号で表
示されている。
【0096】図5において、ロータローラー16とコロ
25とで挟持された曲線レール38には磁気スケール3
9が取付けられている。
25とで挟持された曲線レール38には磁気スケール3
9が取付けられている。
【0097】ステータ1に発生させた進行波によりロー
タローラー16を回転させ、該ローラー16を曲線レー
ル38に圧接することによりキャリッジ29が移動す
る。
タローラー16を回転させ、該ローラー16を曲線レー
ル38に圧接することによりキャリッジ29が移動す
る。
【0098】曲線レール38として空間螺旋状のレール
を用いればキャリッジ29は三次元空間を旋回しながら
昇降する。曲線レール38によりキャリッジの姿勢、移
動方向等、自在の対応ができる。
を用いればキャリッジ29は三次元空間を旋回しながら
昇降する。曲線レール38によりキャリッジの姿勢、移
動方向等、自在の対応ができる。
【0099】図6に示すように、地板10には軸受11
でステータ1が固定されるとともに軸支持部材40も固
定されている。軸支持部材40にはコロ41が取付けら
れたコロ軸42が固定されている。また、曲線レール3
8に取付けられた磁気スケール39に対応する磁気検出
素子43も固定されている。
でステータ1が固定されるとともに軸支持部材40も固
定されている。軸支持部材40にはコロ41が取付けら
れたコロ軸42が固定されている。また、曲線レール3
8に取付けられた磁気スケール39に対応する磁気検出
素子43も固定されている。
【0100】地板19には、ねじ穴44が設けられてお
り、該穴にはキャリッジ搭載物45が固定されている。
り、該穴にはキャリッジ搭載物45が固定されている。
【0101】円盤形状のロータローラー16の圧接部4
6には、消音材47が取付けられている。この消音材4
7は、ブチルゴム等のゴム系材料や、グラスウール、ロ
ックウール等の繊維系材料で構成する。
6には、消音材47が取付けられている。この消音材4
7は、ブチルゴム等のゴム系材料や、グラスウール、ロ
ックウール等の繊維系材料で構成する。
【0102】<実施例4>図7に本発明の第4実施例を
示す。なお、図7において図5及び6と同じ符号で表示
した構成要素は前記実施例の構成要素と同じものであ
る。
示す。なお、図7において図5及び6と同じ符号で表示
した構成要素は前記実施例の構成要素と同じものであ
る。
【0103】図7に示すように、ロータローラー16は
ばね48によりステータ1に圧接されている。該ローラ
ー16は圧接部46よりも小さな径のローラー部49
と、レール26からの脱輪防止用のフランジ部50と、
を有している。該ローラー部49は減速装置の役目を
し、キャリッジ29の推力Fを大きくするとともに、ス
テータ1の進行波による送りを減速した微小送りとによ
りキャリッジ29の送り位置の高精度化が出来る。
ばね48によりステータ1に圧接されている。該ローラ
ー16は圧接部46よりも小さな径のローラー部49
と、レール26からの脱輪防止用のフランジ部50と、
を有している。該ローラー部49は減速装置の役目を
し、キャリッジ29の推力Fを大きくするとともに、ス
テータ1の進行波による送りを減速した微小送りとによ
りキャリッジ29の送り位置の高精度化が出来る。
【0104】レール26には光学スケール30が取付け
られ、地板10に取付けられた受発光モジュール素子3
6で該光学スケール30上の符号を検出することにより
キャリッジ29の位置検出を行なう。
られ、地板10に取付けられた受発光モジュール素子3
6で該光学スケール30上の符号を検出することにより
キャリッジ29の位置検出を行なう。
【0105】地板10及び19には軸支持部材40が形
成され、キャリッジ29の横方向の振れを規制するため
のコロ42を有するコロ軸41が該軸支持部材40に保
持されている。
成され、キャリッジ29の横方向の振れを規制するため
のコロ42を有するコロ軸41が該軸支持部材40に保
持されている。
【0106】キャリッジ29の上下方向の振れを規制す
るためのコロ51がコロ軸41に支持されており、該コ
ロ軸41を支持するコロ軸受53は板ばね52に保持さ
れ、該板ばね52は地板10及び19に取付けられてい
る。
るためのコロ51がコロ軸41に支持されており、該コ
ロ軸41を支持するコロ軸受53は板ばね52に保持さ
れ、該板ばね52は地板10及び19に取付けられてい
る。
【0107】レール26はロータローラー16のローラ
ー部49とコロ51との間に所定圧力で挟持されてい
る。
ー部49とコロ51との間に所定圧力で挟持されてい
る。
【0108】地板10及び19には取付け穴35が設け
られており、該穴においてキャリッジ搭載物が固定され
るようになっている。
られており、該穴においてキャリッジ搭載物が固定され
るようになっている。
【0109】前述した本発明の超音波リニアモータの動
力発生部は回転式であるため、本発明のリニアモータの
主要な部品により回転型超音波モータを構成することが
できる。
力発生部は回転式であるため、本発明のリニアモータの
主要な部品により回転型超音波モータを構成することが
できる。
【0110】図8は図1に示した超音波リニアモータの
動力発生部を構成する部品を示し、図9は該部品を利用
して構成される回転型超音波モータの分解斜視図を示
す。
動力発生部を構成する部品を示し、図9は該部品を利用
して構成される回転型超音波モータの分解斜視図を示
す。
【0111】図9において、54は該回転型モータの外
筒、55は出力軸、56はロータ、59及び60はフレ
キ4の保護具、61は外筒54の開放側端面にねじ58
で締結される後蓋、57及び59はフレキ保護具59及
び60を後蓋61に締結するためのねじ、である。外筒
54と後蓋61とで形成される空間内には、図1に示し
たステータ1、ボールベアリング20、ばね受け22、
皿ばね18、防振材17、ロータ56、が収容される。
ロータ56に固定されている出力軸55の両端は後蓋6
1に固定された軸受11とボールベアリング20とに支
持されている。ステータ1に一端を固定されているフレ
キ4は外筒54の周壁面の開口部を通って外部へ引き出
され、該開口部においてチューブ14により拘束されて
いる。
筒、55は出力軸、56はロータ、59及び60はフレ
キ4の保護具、61は外筒54の開放側端面にねじ58
で締結される後蓋、57及び59はフレキ保護具59及
び60を後蓋61に締結するためのねじ、である。外筒
54と後蓋61とで形成される空間内には、図1に示し
たステータ1、ボールベアリング20、ばね受け22、
皿ばね18、防振材17、ロータ56、が収容される。
ロータ56に固定されている出力軸55の両端は後蓋6
1に固定された軸受11とボールベアリング20とに支
持されている。ステータ1に一端を固定されているフレ
キ4は外筒54の周壁面の開口部を通って外部へ引き出
され、該開口部においてチューブ14により拘束されて
いる。
【0112】図10は図1に示した部品を利用して構成
される他の形式の回転型超音波モータの分解斜視図であ
る。図10に示した回転型超音波モータは、図9に示し
たモータの外筒54と後蓋61の代りに平板の2枚の地
板62及び63によりボールベアリング20及び軸受1
1を支持し、両地板62及び63をそれぞれの四隅で支
柱23により連結している点が図9のモータとは異なっ
ている。すなわち、図10の回転型超音波モータでは、
ロータ56及び皿ばね18並びに防振材17が密閉され
ていないで露出している。
される他の形式の回転型超音波モータの分解斜視図であ
る。図10に示した回転型超音波モータは、図9に示し
たモータの外筒54と後蓋61の代りに平板の2枚の地
板62及び63によりボールベアリング20及び軸受1
1を支持し、両地板62及び63をそれぞれの四隅で支
柱23により連結している点が図9のモータとは異なっ
ている。すなわち、図10の回転型超音波モータでは、
ロータ56及び皿ばね18並びに防振材17が密閉され
ていないで露出している。
【0113】以上のように、本発明の超音波リニアモー
タはそれ自身の動力発生部の主要部品がそのまま回転型
超音波モータの主要部品となるので、リニアモータと回
転型モータとを同じ製造工程で製造することができ、ま
た、部品の標準化や製品のシリーズ化ができるという利
点がある。
タはそれ自身の動力発生部の主要部品がそのまま回転型
超音波モータの主要部品となるので、リニアモータと回
転型モータとを同じ製造工程で製造することができ、ま
た、部品の標準化や製品のシリーズ化ができるという利
点がある。
【0114】なお、図1から図7に示した本発明の実施
例では、該超音波リニアモータの動力発生部のロータと
直線出力部材であるローラーとが一体化されているロー
タローラーが用いられているが、動力発生部のロータと
出力部材であるローラーとを図示実施例のように一体化
せずに両者を別体として構成してもよいことは当然であ
る。また、出力部材であるローラーと動力発生部に設け
られるロータとを同軸に設けるか否かも本発明の範囲内
で変更できる。
例では、該超音波リニアモータの動力発生部のロータと
直線出力部材であるローラーとが一体化されているロー
タローラーが用いられているが、動力発生部のロータと
出力部材であるローラーとを図示実施例のように一体化
せずに両者を別体として構成してもよいことは当然であ
る。また、出力部材であるローラーと動力発生部に設け
られるロータとを同軸に設けるか否かも本発明の範囲内
で変更できる。
【0115】なお、前記各実施例で説明したコロ及びコ
ロ軸はレールもしくは被駆動体を該ロータローラーとの
間で挟圧するものであるから、本明細書の特許請求の範
囲においては、該コロ及びコロ軸から成る構成体を被駆
動体挟圧手段もしくはレール挟圧ローラー等の名称で記
載する。
ロ軸はレールもしくは被駆動体を該ロータローラーとの
間で挟圧するものであるから、本明細書の特許請求の範
囲においては、該コロ及びコロ軸から成る構成体を被駆
動体挟圧手段もしくはレール挟圧ローラー等の名称で記
載する。
【0116】
【発明の効果】本発明によれば次のような効果が得られ
る。
る。
【0117】(1)長いレール全体を振動させる必要が
ないため、レールが長くなるほど従来の超音波リニアモ
ータにくらべて消費エネルギーの面で有利となる。ま
た、振動がレールの長さに依存しない構造であるためレ
ールの長さを変更する度に振動モードを解析する必要が
なく、設計が容易であり、設計コストが従来の超音波リ
ニアモータにくらべて著しく少なくてすむ。
ないため、レールが長くなるほど従来の超音波リニアモ
ータにくらべて消費エネルギーの面で有利となる。ま
た、振動がレールの長さに依存しない構造であるためレ
ールの長さを変更する度に振動モードを解析する必要が
なく、設計が容易であり、設計コストが従来の超音波リ
ニアモータにくらべて著しく少なくてすむ。
【0118】(2)振動しないレールにキャリッジが乗
っているのでキャリッジの振動が少なく、従って精密さ
を要求される機器のモータとして適している。
っているのでキャリッジの振動が少なく、従って精密さ
を要求される機器のモータとして適している。
【0119】(3)キャリッジがレールに対して3点支
持で支持されるため、キャリッジの姿勢が安定であり、
キャリッジの位置精度や走行精度が高い。
持で支持されるため、キャリッジの姿勢が安定であり、
キャリッジの位置精度や走行精度が高い。
【0120】(4)円環型ステータを用いて高精度の角
速度で周回する安定した進行波を利用することにより、
振動モードの解析や特性予測が容易な超音波リニアモー
タである。またロータローラーの径により減速機能や増
速機能も付加することが出来、幅広い特性要求に対応出
来る。
速度で周回する安定した進行波を利用することにより、
振動モードの解析や特性予測が容易な超音波リニアモー
タである。またロータローラーの径により減速機能や増
速機能も付加することが出来、幅広い特性要求に対応出
来る。
【0121】(5)ステータの全面にロータを圧接する
ため、従来の超音波リニアモータにくらべて単純な加圧
機構でありながら加圧むらが発生しにくい構造であり、
従って速度や推力の特性が安定し、高精度の運転制御が
行なえる。
ため、従来の超音波リニアモータにくらべて単純な加圧
機構でありながら加圧むらが発生しにくい構造であり、
従って速度や推力の特性が安定し、高精度の運転制御が
行なえる。
【0122】(6)共振特性の鋭さQ値が大きく、共振
器としてもすぐれた特性の円環型ステータを用いている
ので小型でありながら大きな出力が得られる。
器としてもすぐれた特性の円環型ステータを用いている
ので小型でありながら大きな出力が得られる。
【0123】(7)ステータに発生させた進行波のエネ
ルギーを効率良くロータローラーで直線的な推力に変換
するので従来の超音波リニアモータにくらべて効率が高
い。
ルギーを効率良くロータローラーで直線的な推力に変換
するので従来の超音波リニアモータにくらべて効率が高
い。
【0124】(8)レールが角形であるため、加工しや
すく、入手しやすい。所望の長さのレールを用意するだ
けでユーザ対応でき、製造コストも安価である。
すく、入手しやすい。所望の長さのレールを用意するだ
けでユーザ対応でき、製造コストも安価である。
【0125】(9)組立の自動化が容易な構造となって
いるため、短時間に大量の生産が可能であり、従来の超
音波リニアモータよりも大幅に安価なコストで製造する
ことができる。特に、回転型モータと主要部品を共通化
できるため、その効果は更に大きくなる。
いるため、短時間に大量の生産が可能であり、従来の超
音波リニアモータよりも大幅に安価なコストで製造する
ことができる。特に、回転型モータと主要部品を共通化
できるため、その効果は更に大きくなる。
【図1】本発明の第1実施例の超音波リニアモータの一
部破断分解斜視図。
部破断分解斜視図。
【図2】該超音波リニアモータの概略構造を示す平面
図。
図。
【図3】本発明の第2実施例の超音波リニアモータの断
面図。
面図。
【図4】第2実施例の超音波リニアモータの一部破断斜
視図。
視図。
【図5】本発明の第3実施例の超音波リニアモータの概
略構造を示す平面図。
略構造を示す平面図。
【図6】第3実施例の超音波リニアモータの断面図。
【図7】本発明の第4実施例の超音波リニアモータの断
面図。
面図。
【図8】本発明の超音波リニアモータの動力発生部にお
いて回転型超音波モータと共通化できる主要部品を示し
た図。
いて回転型超音波モータと共通化できる主要部品を示し
た図。
【図9】図8に示した部品を使用して構成される回転型
超音波モータの分解斜視図。
超音波モータの分解斜視図。
【図10】図1に示した本発明の超音波リニアモータの
主要構成部品を使用して構成された別の構造の回転型超
音波モータの分解斜視図。
主要構成部品を使用して構成された別の構造の回転型超
音波モータの分解斜視図。
【図11】従来の超音波リニアモータの第一例を示す概
略図。
略図。
【図12】従来の超音波リニアモータの第二例を示す概
略図。
略図。
【図13】図12に示した超音波リニアモータのレール
の概略図。
の概略図。
【図14】図12のレールにおいてレール中心半径が異
なる二つの場合を示したレール概略説明図。
なる二つの場合を示したレール概略説明図。
1…ステータ 2,65,66
…振動子 3,70…圧電素子 4…フレキ 5…摩擦材 6…支持部 7…つば部 8…振動部 9…段 10,19,6
2,63…地板 11,33…軸受 12…つば 13…舌状部 14…チューブ 15,55…軸 16…ロータロ
ーラー 17…防振材 18…皿ばね 20…ボールベアリング 21…ハウジン
グ 22…ばね受 23…支柱 24,42…コロ軸 25,41,5
1…コロ 26,64,68…レール 27,28…面 29,67,69…キャリッジ 30…光学スケ
ール 31,32…溝 34…摺動板 35…取付穴 36…受発光モ
ジュール素子 37…格子 38…曲線レー
ル 39…磁気スケール 40…軸支持部
材 43…磁気検出素子 44…ねじ穴 45…キャリッジ搭載物 46…圧接部 47…消音材 48…ばね 49…ローラ部 50…フランジ
部 52…板ばね 53…コロ軸受 54…外筒 56…ロータ 57,58…ねじ 59,60…フ
レキ保護具 61…後蓋 71…直線部 72…斜線部 73…曲線部
…振動子 3,70…圧電素子 4…フレキ 5…摩擦材 6…支持部 7…つば部 8…振動部 9…段 10,19,6
2,63…地板 11,33…軸受 12…つば 13…舌状部 14…チューブ 15,55…軸 16…ロータロ
ーラー 17…防振材 18…皿ばね 20…ボールベアリング 21…ハウジン
グ 22…ばね受 23…支柱 24,42…コロ軸 25,41,5
1…コロ 26,64,68…レール 27,28…面 29,67,69…キャリッジ 30…光学スケ
ール 31,32…溝 34…摺動板 35…取付穴 36…受発光モ
ジュール素子 37…格子 38…曲線レー
ル 39…磁気スケール 40…軸支持部
材 43…磁気検出素子 44…ねじ穴 45…キャリッジ搭載物 46…圧接部 47…消音材 48…ばね 49…ローラ部 50…フランジ
部 52…板ばね 53…コロ軸受 54…外筒 56…ロータ 57,58…ねじ 59,60…フ
レキ保護具 61…後蓋 71…直線部 72…斜線部 73…曲線部
【手続補正書】
【提出日】平成6年2月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】変更
【補正内容】
【0043】(5)振動特性がレール長に依存している
ため、レール長を変更すると超音波リニアモータとして
の特性が変わってしまう。更に、共振周波数に合わせて
圧電素子等の部品や回路定数も変更しなければならない
等、ユーザー要求に対する素早い対応や、部品の標準
化、製品のシリーズ化ができず、実用性が低い。
ため、レール長を変更すると超音波リニアモータとして
の特性が変わってしまう。更に、共振周波数に合わせて
圧電素子等の部品や回路定数も変更しなければならない
等、ユーザー要求に対する素早い対応や、部品の標準
化、製品のシリーズ化ができず、実用性が低い。
Claims (17)
- 【請求項1】 電気−機械エネルギー変換素子が取付け
られていて該素子により表面に進行波振動を発生する円
環状もしくは円盤状のステータと、該ステータの該表面
に圧接されていて該進行波振動により該ステータの中心
軸線を中心として回転駆動されるロータと、該ロータと
ともに回転するローラーと、該ローラーの外周面との間
で被駆動体を挟圧することにより該ローラーの外周面に
対する接線方向の推力を該被駆動体に与える被駆動体挟
圧手段と、を有して成る超音波リニアモータ。 - 【請求項2】 電気−機械エネルギー変換素子が取付け
られていて該素子により表面に進行波振動を発生する円
環状もしくは円盤状のステータと、該ステータの該表面
に圧接されていて該進行波振動により該ステータの中心
軸線を中心として回転駆動されるロータと、該ロータと
ともに回転されるローラーと、該ローラーの外周面に接
触するとともに少くとも一部が該ローラーの外周面に対
する接線方向に延在するレールと、該ローラーの外周面
との間で該レールを挟圧することにより該ローラーの外
周面に対する接線方向の推力を該レールに与えるレール
挟圧ローラーと、を有することを特徴とする超音波リニ
アモータ。 - 【請求項3】 電気−機械エネルギー変換素子が取付け
られていて該素子により表面に進行波振動が発生される
円環状もしくは円盤状のステータと、該ステータの該表
面に圧接されていて該進行波振動により該ステータの中
心軸線を中心として回転駆動されるロータと、該ロータ
とともに回転されるローラーと、該ローラーの外周面に
接触するとともに少くとも一部が該ローラーの外周面に
対する接線方向に延在するレールと、該ローラーの外周
面との間で該レールを挟圧することにより該ローラーの
外周面に対する接線方向の推力を該レールに与えるレー
ル挟圧ローラーと、該ステータ及び該ロータ並びに該ロ
ーラー及び該レール挟圧ローラーを一体的に担持して該
レールに対して相対的に移動可能なキャリッジと、を有
することを特徴とする超音波リニアモータ。 - 【請求項4】 電気−機械エネルギー変換素子が取付け
られていて該素子により表面に進行波振動が発生する円
環状もしくは円盤状のステータと、該ステータの該表面
に圧接されていて該進行波振動により該ステータの中心
軸線を中心として回転駆動されるロータと、該ロータと
ともに回転されるローラーと、該ローラーの外周面に接
触するとともに少くとも一部が該ローラーの外周面に対
する接線方向に延在するレールと、該ローラーの外周面
との間で該レールを挟圧することにより該ローラーの外
周面に対する接線方向の推力を該レールに与えるレール
挟圧ローラーと、該ステータ及び該ロータ並びに該ロー
ラーと該レール挟圧ローラーを一体的に担持して該レー
ルに対して相対的に移動可能なキャリッジと、該キャリ
ッジと該レールとの相対位置を検出する位置検出手段
と、を有していることを特徴とする超音波リニアモー
タ。 - 【請求項5】 該位置検出手段は、該レールに沿って固
定配置された位置表示手段と、該位置表示手段に設けら
れた表示を非接触で検出して出力を生じる検出器と、か
ら成り、該検出器が該キャリッジに担持されていること
を特徴とする請求項4の超音波リニアモータ。 - 【請求項6】 電気−機械エネルギー変換素子が取付け
られていて該素子により表面に進行波振動が発生する円
環状もしくは円盤状のステータと、該ステータの該表面
に圧接されていて該進行波振動により該ステータの中心
軸線を中心として回転駆動されるロータと、該ロータと
ともに回転されるローラーと、該ローラーの外周面に接
触するとともに少くとも一部が該ローラーの外周面に対
する接線方向に延在するレールと、該ローラーの外周面
との間で該レールを挟圧することにより該ローラーの外
周面に対する接線方向の推力を該レールに与えるレール
挟圧ローラーと、該ステータ及び該ロータ並びに該ロー
ラーと該レール挟圧ローラーを一体的に担持して該レー
ルに対して相対的に移動可能なキャリッジと、を有し、
該レールと該キャリッジとの相対位置を検出する位置検
出手段が該キャリッジに担持されており、該位置検出手
段のための電気配線と該電気−機械エネルギー変換素子
のための電気配線とが同一のフレキシブルプリント基板
に形成されていることを特徴とする超音波リニアモー
タ。 - 【請求項7】 該キャリッジの地板に形成した舌状部に
チューブもしくははめ込み式パッキン等の拘束部材によ
り該フレキシブルプリント基板が固定されていることを
特徴とする請求項6の超音波リニアモータ。 - 【請求項8】 該キャリッジには該レール挟圧ローラー
が2個設けられ、該レール挟圧ローラーと該ローラーと
で該レールの両側面を3点で挟圧把持するように構成さ
れていることを特徴とする請求項2,3,4,又は6の
超音波リニアモータ。 - 【請求項9】 該レールが固定レールであり、該ステー
タ及び該ロータ並びに該ローラー及び該レール挟圧ロー
ラーが該固定レールの長手方向に移動可能となっている
ことを特徴とする請求項2,3,4,又は6の超音波リ
ニアモータ。 - 【請求項10】 該レールがそれ自身の長手方向に移動
可能な可動レールであり、該ステータ及び該ロータ並び
に該ローラー及び該レール挟圧ローラーもしくは該キャ
リッジが非可動であることを特徴とする請求項2,3,
4,又は6の超音波リニアモータ。 - 【請求項11】 該レールは角形の横断面形状を有した
角形部材であることを特徴とする請求項2,3,4,又
は6の超音波リニアモータ。 - 【請求項12】 該レールが非直線体であり、該レール
の一部又は全部が湾曲した形状のものであることを特徴
とする請求項2,3,4,又は6の超音波リニアモー
タ。 - 【請求項13】 該ローラーと該レールとの係合を保持
するための脱輪防止部が該ローラーの外周部及び該レー
ルの少くとも一方に形成されていることを特徴とする請
求項2,3,4,又は6の超音波リニアモータ。 - 【請求項14】 該ロータと該ローラーとが一体化して
構成されていることを特徴とする請求項1,2,3,
4,又は6の超音波リニアモータ。 - 【請求項15】 該ロータの回転検出手段及び該ローラ
ーの回転検出手段並びに該レール挟圧ローラーの回転検
出手段の少なくとも一つが設けられていることを特徴と
する請求項1,2,3,4,又は6の超音波リニアモー
タ。 - 【請求項16】 該ステータ及び該ロータを含む回転動
力発生部分が回転型超音波モータの主要部の共通部品と
して構成されていることを特徴とする請求項1,2,
3,4,又は6の超音波リニアモータ。 - 【請求項17】 該ステータ及び該ロータ並びに該キャ
リッジの構成部品が回転型超音波モータの構成部品と共
通化されていることを特徴とする請求項2,3,4又は
6の超音波リニアモータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5299865A JPH07163159A (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 超音波リニアモータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5299865A JPH07163159A (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 超音波リニアモータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07163159A true JPH07163159A (ja) | 1995-06-23 |
Family
ID=17877895
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5299865A Pending JPH07163159A (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 超音波リニアモータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07163159A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998045933A1 (en) * | 1997-04-09 | 1998-10-15 | Seiko Instruments Inc. | Ultrasonic motor and electronic apparatus with ultrasonic motor |
| JP2001218482A (ja) * | 2000-02-03 | 2001-08-10 | Nikon Corp | 振動アクチュエータ |
| JP2012103332A (ja) * | 2010-11-08 | 2012-05-31 | Nano Optonics Energy Co Ltd | 経緯台式反射望遠鏡 |
-
1993
- 1993-11-30 JP JP5299865A patent/JPH07163159A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998045933A1 (en) * | 1997-04-09 | 1998-10-15 | Seiko Instruments Inc. | Ultrasonic motor and electronic apparatus with ultrasonic motor |
| JP2001218482A (ja) * | 2000-02-03 | 2001-08-10 | Nikon Corp | 振動アクチュエータ |
| JP2012103332A (ja) * | 2010-11-08 | 2012-05-31 | Nano Optonics Energy Co Ltd | 経緯台式反射望遠鏡 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP1252450B1 (en) | Polymeric bearing with elastomer | |
| WO1995022241A1 (en) | X-ray tomographic scanning system | |
| US9061394B2 (en) | Systems and methods for substrate polishing end point detection using improved friction measurement | |
| US6463642B1 (en) | Method of manufacturing a vibration type driving apparatus | |
| US6456807B1 (en) | Rotation stabilizing device | |
| US6107723A (en) | Vibrating type driving device | |
| Hua et al. | The influence of laser surface texture on the tribological properties of friction layer materials in ultrasound motors | |
| US20090010578A1 (en) | Bearing unit, and motor and electronic apparatus having bearing unit | |
| US20080297003A1 (en) | Ultrasonic Motor | |
| US5578887A (en) | Vibration actuator | |
| CN107228165B (zh) | 具有改进的带传动器的坐标测量机 | |
| Li et al. | Tribological behavior of CF/PTFE composite and anodized Al-rotor in traveling wave ultrasonic motors | |
| JPH08266075A (ja) | 超音波リニアモータ | |
| JP2000249142A (ja) | 転がり軸受 | |
| JP4712281B2 (ja) | 調整可能な応答特性を有する振動絶縁装置 | |
| JPH03195379A (ja) | 超音波モータ | |
| Oiwa | Friction control using ultrasonic oscillation for rolling-element linear-motion guide | |
| US4440024A (en) | Tachogenerator | |
| Steinbach et al. | Structural dynamic effects of the freewheel-clutch in e-bike drive units using a hybrid measurement and simulation approach | |
| Bukharov et al. | Study of the Influence of the Iron Oxide (III) on the Tribotechnical and Vibroacoustic Characteristics of the Frictional Composites for the Stationary Friction Units | |
| JP3256420B2 (ja) | スラスト軸受 | |
| Fujii et al. | Study on forces transmitting between pulleys and blocks of a block-type CVT belt | |
| Sabet et al. | Friction properties of polyoxymethylene (POM) materials in dry and lubricated conditions | |
| Makita et al. | Transmission error in synchronous belt drives with idler (influence of thickness error of belt back face under no load conditions) | |
| RU2165778C2 (ru) | РЕНТГЕНОВСКОЕ ШТАТИВНОЕ УСТРОЙСТВО ПРЕЦИЗИОННОГО ЛИНЕЙНОГО СКАНИРОВАНИЯ ПАЦИЕНТА УЗКОКОЛЛИМИРОВАННЫМ ПУЧКОМ γ-ИЗЛУЧЕНИЯ В МЕДИЦИНСКОЙ ДИАГНОСТИКЕ |