JPH0716334B2 - 苗移植機 - Google Patents

苗移植機

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JPH0716334B2
JPH0716334B2 JP59256170A JP25617084A JPH0716334B2 JP H0716334 B2 JPH0716334 B2 JP H0716334B2 JP 59256170 A JP59256170 A JP 59256170A JP 25617084 A JP25617084 A JP 25617084A JP H0716334 B2 JPH0716334 B2 JP H0716334B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、所定の軌跡で作動して苗を一株づつとって
圃場に植付ける苗植付手段と、該苗植付手段が苗を一株
づつとっていく苗取り部に向かって苗に送り作用を与え
る苗送り手段とを備えた苗移植機に関する。
(従来の技術) 従来、実開昭52-78620号公報に、苗取り口の左右に検出
器を設け、その両検出器で苗がないと検出されると縦送
りモーターが作動して苗を送り、検出器で苗があると検
出されると縦送りモーターの作動が停止して苗送りが止
まるよう構成した田植機が開示されている。
また、特開昭59-78614号公報に、苗のせ台の苗送出し方
向位置を検出するセンサーと、このセンサーの検出結果
に基づいて、植付爪の先端移動軌跡がセンサーの苗への
接当面に対して送出し方向の上手側に一定距離を隔てた
設定位置に位置するように軌跡調節機構を作動させる連
動機構とを設けた構成の田植機が開示されている。
(発明が解決しようとする問題点) 前記従来の技術において、実開昭52-78620号公報の田植
機は、前記検出器は苗のある・なしを検出するもので、
検出器で苗があると検出されるまで送られるため、苗送
りが送り不足状態となることはないが、送り過ぎ状態と
なることがある。このため、植付装置で植付けられる苗
が圧縮されて植付け本数が多くなり、適正な植付けがで
きなくなる問題があった。
また、特開昭59-78614号公報の田植機は、苗の送り状態
に合わせて苗植付装置の植付爪軌跡を変更して苗植付装
置の苗取り量を一定に維持しようとするものであるが、
苗植付装置の植付爪軌跡を変更するため、苗の植付姿勢
が傾いたり植付け深さが変わったりする問題があった。
(問題点を解決するための手段) この発明は、上記問題点を解決するために、次の技術手
段を講じた。
即ち、所定の軌跡で作動して苗を一株づつとって圃場に
植付ける苗植付手段と、該苗植付手段が苗を一株づつと
っていく苗取り部に向かって苗に送り作用を与える苗送
り手段とを備えた苗移植機において、苗送り作用時の苗
移動量を変更可能に設けるとともに、前記苗送り手段が
作動して移動した苗の前端位置を検出する検出手段を設
け、該検出手段の検出結果により苗取り部に対して苗が
移動不足状態であるときは苗移動量が増すように変更
し、移動し過ぎ状態であるときは苗移動量が減るように
変更するよう制御する構成にしたことを特徴とする苗移
植機とした。
(実施例) 以下に、この発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説
明する。
1は乗用型牽引車体である。2は前輪、3は後輪、4は
エンジンを覆うボンネット、5はハンドル、6は操縦座
席である。
7は昇降リンク機構で油圧シリンダー装置(図示せず)
で乗用型牽引車体1の後部に上下回動するよう基部側が
取付けられた平行リンクからできている。
8は田植装置である。9は植付伝動ケースで、左右往復
機構が内装されている部分の主ケース部と、後方へ延び
ていて苗植付具を取付ける複数の副ケース9b部とからで
きている。
10は苗タンクで、仕切体でもって4つに区画された底板
と側枠とで平面方形状にできていて、その各区分された
苗タンク10a,10b,10c,10dに土付マット苗Aが載置でき
るように構成され、この苗タンク10を前記植付伝動ケー
ス9の上側に前側が上部になるよう傾斜させて支持体1
1,12で左右に移動可能に支架させ、植付伝動ケース9内
の左右往復動機構で一定速度で往復されるよう構成され
ている。
13は苗植付具で前記副ケース9bの後端左右両側にクラン
クと揺動アームとで取付けられ、側面視が閉ループ状の
植付軌跡を描いて運動するよう設けられている。
14は苗受止枠で、側面がL型状になっており、これが前
記苗タンク10の下端側部に対向して苗の裏面と前端面と
を受けるようになっており、この苗受止枠14を副ケース
9bに固着している。そして、この苗受止枠14には前記苗
植付具の植付爪部が上方から介入して苗を分割する苗分
割口15,15…が穿たれている。
16,16…は苗縦送装置の一例である苗送ベルトであっ
て、このベルトを巻回するローラのうち下部のものは単
一の駆動軸に楔着されており、この駆動軸がラチェット
機構で回転されるよう構成されている。そして、このラ
チェット機構の作動レバー17が前記主ケースの左右両側
にでている回転軸の先端に取付けた回転アーム18で係合
されるとき回動されてベルト16が回転されるようにでき
ている。そして、このレバー17と回転アーム18とが丁度
苗タンク10が左右横端にきて苗植付具13が苗タンク10か
ら横端の苗を分割し終えたときに係合して苗を苗植付具
13側へ送り出すよう構成している。
19a,19b,19c,19d,19eは検出体で、第3図と第4図及び
第5図とでその詳細を示した通り、スイッチ20の本体を
苗分割口から左右の一方側へ離れた位置で、苗タンク10
の区分された数よりも1個多くして苗受止枠14の底部に
取付け、そのアクチュエーター21を苗受止枠14の立設内
壁面よりやや内側へ突出させている。そして、このアク
チュエーター21が第6図の(イ)の状態に保持されてい
るときは欠株信号を発すべきスイッチSW1がONし、
(ロ)のときには正常でスイッチSW1及びSW2を共にOFF
し、更に、(ハ)のときは苗送りすぎ信号を発すべき別
のスイッチSW2をONするように設けている。
そして、前記スイッチSW1,SW2のON,OFFによる信号が前
記ハンドル5の取付支枠の上方部に設けた赤ランプRLと
青ランプBLとによって運転者が警告を受けるよう設けら
れている。その電気回路は第7図に示してある。
22,23は苗タンク位置検出体で、苗受止枠14の左右両端
側にスイッチを取付けて、苗タンク10が横端へ移動して
苗植付具13,13…が横端の苗を取り出し終えたときにON
するよう設けられている。そして、苗タンク10が左端に
寄ったことを検出体22が検出するときには前記検出体19
a〜19dが検出でき、検出体23が苗タンク10の右寄りを検
出したときは検出体19b〜19eが検出できるよう構成して
ある。
第8図の実施例図は、前記昇降リンク機構7の上リンク
24と田植装置8を実質的に取付けてあって下リンク25に
枢着されると共に上リンク24との間に長孔26によって回
動自由に遊着された継ぎリンク27を油圧シリンダー装置
28で可動するよう構成した図例である。
そして、この油圧シリンダー装置28は第9図の油圧回路
で作動され、この油圧バルブ29がソレノイド30,31で作
動制御されるように構成されている。図中、32はポン
プ、33はタンクである。そして、該油圧シリンダー装置
は、前記アクチュエータ21が第6図(イ)の状態でスイ
ッチSW1がONするときはピストンが突出するべくソレノ
イド30が励磁され、逆に第6図(ハ)の状態でスイッチ
SW2がONするときはピストンが引込むべくソレノイド31
が励磁されるよう構成されている。尚、図中34,35は整
地フロートである。
次に上例の作用について説明すると、苗植付作業中にお
いては苗タンク10が左右に往復動して苗植付具13,13…
に苗受止枠14の苗分割口15,15…から一株分づつ苗を供
給する。そして、苗植付具13,13…は供給された苗を次
々と圃場面へ植付けて行く。
この作業中、各検出体19a〜19eは苗受止枠14の立設した
内壁面部に苗先端が正確に接当しているか否かを常に検
出している。検出体のうち19aと19eとはその反対側へ苗
タンク10が寄ったときは苗タンク10から喰み出るため苗
Aが当接しなくなるから必ずそのスイッチSW1はONにな
る。
然るに、苗タンク位置検出体22,23によって前記の苗タ
ンク10が位置しないときの検出体19a,19eの検出はオミ
ットされることになる。
このようにして、作業中においては検出体19a〜19eが苗
の接当状態を監視し、そのスイッチのアクチュエーター
21が第6図(イ)のように苗床前端が苗受止枠14の立設
面に当接しないようなときはそのスイッチSW1がONして
赤ランプRLが点灯して運転者にこれを知らせると共にソ
レノイド30が励磁されて油圧切替バルブ29を切替え油圧
シリンダー装置28のピストンを突出させ田植装置8全体
を後方が下位になるようピッチング制御させて苗タンク
10の角度を急傾斜させ苗Aの滑り落ちを促すことにな
る。
逆に第6図(ハ)のように苗Aが滑り落ちすぎてアクチ
ュエーター21が過度に押されスイッチSW2がONされると
きは、今度は青ランプBLが点灯して運転者に知らせると
共にソレノイド31が励磁して油圧切替バルブ29を切替え
ピストンを引込めて苗タンク10の角度を緩くし過度な滑
り落ちがなくなるよう制御する。
第10図〜第12図に示した図面は苗タンク10の苗床上面を
押える苗押え杆の取付け構造を示したものである。これ
を説明すると、36は支柱ピンで苗タンク10の側枠部分に
ブラケット37を介して立設されている。そして、この支
柱36に蝶ボルト38で上下調節自在なパイプ39を取付け、
このパイプ39にノッチを有したレバーガイド板40を固着
し、更に、該パイプ39に苗床押え杆41、41を取付けた軸
42を回動自由に受けるボス43を取付けている。そして、
前記軸42に一体的にばね材からなるレバー44を設け、こ
のレバー44を前記レバーガイド板40のノッチに係脱でき
るよう設けると共に、このレバー44と前記支柱ピン36と
の間にばね45を張設している。
この構成によると、ばね45の張力で苗床の上面を確実に
押えるときは、第12図で示した通りレバー44をガイド板
40のノッチに係合するのを止めると苗床押え杆41が苗床
の上面を押えることになる。また、苗床が滑り落ち易い
ときはレバー44を第10、11図で示した通りガイド板40の
ノッチに係合させてばね45の張力を殺せばよい。更に、
レバー44を上位のガイド板40のノッチに係合することに
よって苗床押え杆41の高さを自由に調節することができ
る。
(発明の作用及び効果) 以上より、この発明の苗移植機は、苗植付手段の植付け
軌跡が変更されることなく適正に維持され、且つ、苗送
り手段が作動したときの苗移動量が過不足ない状態に変
更されて適正な位置に苗が移動するように制御され、そ
れにより苗植付手段の苗取り量が一定に維持されるよう
になって、欠株植付の発生や苗の植付け本数の変動がな
く苗植付手段が苗を圃場に植付けていく。
よって、この発明により、苗の植付け軌跡を適正に維持
し、且つ、苗送りしたときの苗の移動が過不足のないよ
うに制御されることにより、欠株植付の発生や苗の植付
け本数の変動が防止され、苗植付け精度が向上する。
【図面の簡単な説明】
各図面について以下に簡単に説明する。
【第1図】乗用田植機の側面図
【第2図】乗用田植機の平面図
【第3図】要部の側面図
【第4図】要部の平面図
【第5図】簡略した要部の平面図
【第6図】(イ)、(ロ)、(ハ)は要部の作用状態を
示した側断面図
【第7図】電気回路図
【第8図】要部の側面図
【第9図】油圧回路図
【第10図】苗押え杆の取付け構造を示す部分側面図
【第11図】苗押え杆の取付け構造を示す部分平面図
【第12図】苗押え杆の作用状態を示す部分側面図 図中の主な符号を説明する。 10:苗タンク、13:苗植付具 15:苗分割口、16:苗縦送装置 19a〜19e:検出体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の軌跡で作動して苗を一株づつとって
    圃場に植付ける苗植付手段と、該苗植付手段が苗を一株
    づつとっていく苗取り部に向かって苗に送り作用を与え
    る苗送り手段とを備えた苗移植機において、苗送り作用
    時の苗移動量を変更可能に設けるとともに、前記苗送り
    手段が作動して移動した苗の前端位置を検出する検出手
    段を設け、該検出手段の検出結果により苗取り部に対し
    て苗が移動不足状態であるときは苗移動量が増すように
    変更し、移動し過ぎ状態であるときは苗移動量が減るよ
    うに変更するよう制御する構成にしたことを特徴とする
    苗移植機。
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JPS5978614A (ja) * 1982-10-28 1984-05-07 株式会社クボタ 植付装置の苗取量調節装置

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