JPH07163593A - 光照射器 - Google Patents

光照射器

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JPH07163593A
JPH07163593A JP5299240A JP29924093A JPH07163593A JP H07163593 A JPH07163593 A JP H07163593A JP 5299240 A JP5299240 A JP 5299240A JP 29924093 A JP29924093 A JP 29924093A JP H07163593 A JPH07163593 A JP H07163593A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光導体ケーブル内を伝搬されてくる光を、該
光導体ケーブルの光軸に対して直角方向に曲げて照射す
るに際し、直角に曲げられた中空導波路を前記光導体ケ
ーブルの光放射端に接続するようにし、もって、曲げ部
での光の伝搬ロスを少なくする。 【構成】 ハンドピース1は光源を内蔵し又は光が伝達
されてくる光伝送ホースに接続されて使用される光照射
器である。このハンドピース1は、前記光源からの光又
は光伝送ホースからの光が導入される光導体ケーブル2
と、該光導体ケーブル2が挿入されて接続された中空光
導波路6とを有する。中空光導波路6は光放射端部6a
の近傍において光の進行方向略直角方向になるように曲
げられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光照射器、より詳細に
は、歯科治療において、光照射を咬合面或いは頬面側か
ら行うのに好適な光照射器に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の光照射器の一例を説明す
るための図で、図中、1はハンドピース、2は光伝送媒
体(光導体ファイバー)、3は該光伝送媒体が挿通され
て支持、保護される光伝送媒体支持部材で、ハンドピー
ス1内には光源が内蔵されており、或いは、内蔵されて
いない場合には、別の設けられた光源からの光が光伝送
ケーブルを通して伝送されて来、前記光源からの光或い
は伝送されてきた光が、前記光伝送媒体2に導入され、
該光伝送媒体2の光放射端面2aより放射され、光がレ
ーザ光の場合は生体組織の切開、蒸散、可視光、紫外
線、熱線等の場合は、生体組織の活性化、レジンの凝固
等に使用される。
【0003】而して、従来の光放射器は、光伝送媒体2
の光導入端2b側と、光放射端2a側との軸線の交わる
角度θが略45〜60°となっている。そのため、該光
照射器の光放照端部を口腔内に入れ、咬合面から或いは
頬側面から光を照射して使用する的、光放射端側におけ
る厚みWが大きく、光伝送媒体支持部材3が歯列或いは
口腔側に当ってしまい、非常に操作しにくいという欠点
があった。
【0004】図5は、上記号来の光照射器を用いて歯牙
の後側のレジン10を硬化する場合の一例を示す図で、
図示のように、歯牙の後側のレジン10に光を当てるの
が困難であり、特に、10′部が歯牙の影になり、この
部分のレジンが未重合のまま残ってしまうという欠点が
あった。
【0005】上述のごとき従来技術の欠点を解決するた
めに、本出願人は、先に、歯科用の光照射器において、
光放射端側の厚みを可能な限り薄くして、口腔内の咬合
面或いは頬側からの光照射による治療を効果的に行うこ
とのできる光照射器について提案した。
【0006】図6は、本出願人が先に提案した光照射器
の一例を説明するための構成図で、図中、図に示した従
来技術と同様の作用とする部分には、図の場合と同一の
参照番号が付してある。なお、図6において、4はハン
ドピース1内に設けられた光源で、該光源としては、半
導体レーザ或いは通常の電球が用いられる。5は該光源
4に電力を供給するためのリード線等を内包するホース
であるが、ハンドピース1内に光源を具備しない場合に
は、該ホース5内に光伝送媒体を内包し、該光伝送媒体
を通して、図示しない光源からの光を伝送して該ハンド
ピースに導く。
【0007】光源4からの光或いは光伝送媒体を通して
伝送されてきた光は、ハンドピース1内において、光伝
送媒体2内に導入され、該光伝送媒体2の光放射2aよ
り放射され、歯科治療に使用される。而して、本発明に
おいては、光伝送媒体2は、光放射端2aの近傍におい
て、図示のように、略直角に曲げられ、これによって、
光放射端側における厚みWを小さくし、これによって、
咬合面或いは頬側からの光の照射をし易くしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】而して、光導体ケーブ
ル(光導体ファイバー)は、周知のように、光を伝送す
るコア部と、該コア部を保護するクラッド層とから成
り、前記コア部内を伝送する光が、該コア部とクラッド
層との境界層で全反射されながら伝搬するものであり、
通常、23°位の反射角(NA)をもって伝搬してい
く。しかし、光導体ケーブルが直線の場合には、光漏洩
ロスはほとんどないが、曲率部があると、そこで境界条
件が変化し、光が外部に漏れてしまう。特に、前述のよ
うに、光導体ケーブルを略直角に曲げる場合には、相当
量の光が漏れてしまい、光の利用効率が非常に悪いもの
になってしまう。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、(1)光源を内蔵し又は光が伝達されて
くる光導体ケーブルに接続されて使用される光照射器で
あって、該光照射器は、前記光源からの光又は光導体ケ
ーブルからの光が導入される光導体ケーブルと、該光導
体ケーブルが挿入されて接続された中空光導波路とを有
し、該中空光導波路は光放射端部の近傍において略直角
方向に曲げられていること、更には、(2)前記中空光
導波路は、前記光導体ケーブルとの接続部近傍において
内径が徐々に傾斜して大きくなっていること、更には、
(3)前記中空光導波路の前記傾斜部の広がり角度が前
記光導体ケーブルの開口角よりやや小さいこと、更に
は、(4)前記光導体ケーブルの略中心から放射された
光が前記傾斜部の軸方向の略中央部において、前記光導
体ケーブルと軸と略平行になるように反射されること、
更には、(5)前記光導体ケーブルの周辺部から放射さ
れた光が前記傾斜部の略先端部にて反射されること、更
には、(6)光源を内蔵し又は光が伝達されてくる光導
体ケーブルに接続されて使用される光照射器であって、
該光照射器は、前記光源からの光又は光導体ケーブルか
らの光が導入される光導体ケーブルと、該光導体ケーブ
ルに接続された中空光導波路と、前記光導体ケーブルと
中空光導波路とを接続する光カップリング部とを有し、
該光カップリング部に前記光導体ケーブルからの光を直
角方向に曲げる反射部材を有し、該反射部材によって反
射された光を前記中空光導波路に導入するようにしたこ
と、更には、(7)前記反射部材によって反射された反
射光又は反射される前の光がレンズによって集束されて
いること、更には、(8)前記光導波路が直角部を有す
る中空光導波路から成り、該中空光導波路の前記直角部
に前記反射部材が配設されていること、更には、(9)
前記中空光導波路が直線状の中空光導波路から成り、該
中空光導波路の端部にプリズム又は反射ミラーを有し、
該プリズム又は反射ミラーによって前記光導波路内を伝
搬されてきた光を直角方向に曲げるようにしたことを特
徴としたものである。
【0010】
【作用】光導体ケーブル内を伝搬されてくる光を、該光
導体ケーブルの光軸に対して直角方向に曲げて歯牙の咬
合面或いは頬側から光照射するに際し、直角に曲げられ
た中空光導波路を前記光導体ケーブルの光放射端に接続
するようにし、もって、中空光導波路内で進行方向を直
角に曲げるようにし、曲げ部での光の伝搬ロスを少なく
する。
【0011】
【実施例】図1は、本発明による光照射器の一実施例を
説明するための図で、図中、6は中空光導波路で、その
他、図4乃至図6に示した従来技術と同様の作用をする
部分には、図4乃至図6の場合と同一の参照番号が付し
てある。なお、中空光導波路6の内壁面は、周知のよう
に、光反射処理が施されている。この中空光導波路6
は、図示のように、略直角に曲げられており、直線部に
おいて光導体ケーブル2が挿入され、該光導体ケーブル
2と接続されている。従って、光導体ケーブル2の端面
から放射された光は、該中空光導波路6内を伝搬し、該
中空光導波路6により、その進路が略直角に曲げられ、
端部6aより放射され、図4乃至図6に示した光照射器
と同様に歯牙の治療に用いる。
【0012】上述のように、本発明によると、光導体ケ
ーブル内を伝搬されてきた光を、中空光導波路内に導
き、該中空光導波路内で直角方向に曲げるようにしたの
で、光伝送路内での光ロスが少なく、光を効率よく利用
して歯科治療を行うことができる。特に、光照射端側の
厚みWを薄くすることができるので、口腔内の咬合面或
いは頬側からの光照射による治療を効果的に行うことが
できる。また、光導体ケーブルを中空光導波路内に挿入
することによって、光導体ケーブルと中空光導波路の接
続を行うことができるので、接続が簡単であるばかりで
なく、接続部における光のロスがほとんどない。更に
は、中空光導波路から放射される光を利用するようにし
ているので、光導体ケーブルを使用した時に生じる放射
端面での反射や発熱がなく、伝搬されてきた光をより効
率よく治療に用いることができる。
【0013】また、中空光導波路の直角曲げ部の光反射
面側を、図中に破線Sにて示すように、45°の傾斜面
Sとするとともに、該反射面に至るまでの光路(光導波
路)中に、図中に破線Pにて示すように、レンズPを配
設しておき、光導体ケーブル2より放出された光を該レ
ンズPにより平行光線にした後に、前記傾斜反射面Sに
て反射するようにすると、光の伝達ロスをより少なくす
ることができる。また、この場合、傾斜面Sに代って反
射ミラーを用いたり、プリズムを用いてもよいことは容
易に理解できよう。
【0014】図2は、本発明の他の実施例を説明するた
めの要部(接続部)構成図で、この実施例は、光導体ケ
ーブル2と中空光導波路6の接続部において、中空光導
波路6の内径に傾斜6bをもたせて徐々に大きくし、も
って、傾斜部6bにて反射される光の進行方向が光導体
ケーブル2の光軸と略平行になるようにしたものであ
り、このようにすると、中空光導波路内での光の反射回
数が減り、光の伝達ロスを小さくすることができる。
【0015】光導体ケーブル内を伝搬する光は、周知の
ように、光を伝搬するコア部の屈折率と、該コア部を保
護するクラッド層の屈折率とによって決まる境界条件に
従って、該境界面で全反射しながら伝搬するが、その時
の反射角は、前記コアの屈折率とクラッド層の屈折率に
よって変る。一般的には、コアの開口角(NA)θは2
3°位であり、光導体ケーブルの端面から放射される光
は、この開口角度をもって放射される。中空光導波路6
内には、この開口角度をもった光が導入されるが、中空
光導波路内では反射回数が多くなると、光の伝達ロスが
大きくなり、光の利用効率が悪いものとなる。
【0016】図2に示した実施例は、中空光導波路内で
の上述のごとき光の伝達ロスを小さくするために、図示
のように、光導体ケーブル2との接続部近傍において、
中空光導波路6の内径に傾斜部6bを持たせ、中空光導
波路6の内径を徐々に大きくしたもので、このようにす
ると、光導体ケーブル2から放射された光を、該傾斜部
6bにて、光導体ケーブル2の光軸と軸平行にすること
ができ、これによって、中空光導波路内での反射回数を
少なくして光の伝達ロスを小さくすることができる。そ
の際、光導体ケーブル2の略中心から放射される光L1
が傾斜部6bの略中央D1に当るように、或いは、光導
体ケーブル2の周辺部から放射される光L2が傾斜部6
bの最先端D2に当るように、傾斜部6bの傾斜角を光
導体ケーブルの開口角(θ)よりやや小さく選択する
と、光導体ケーブルから放射される光を効率よく、つま
り、伝達ロス少なく伝送することができる。
【0017】図3は、本発明の他の実施例を説明するた
めの図で、この実施例は、光導体ケーブル2から放射さ
れた光を直角に曲げるために反射部材7を用いたもので
あり、この反射部材7として、図にはプリズム7を用い
た例を示してあるが、プリズムに代って45°傾斜の反
射ミラーを用いてもよいことは容易に理解できよう。こ
の場合、プリズム又は反射ミラーに入る前の光、或い
は、プリズム又は反射ミラーを通過した後の光(好まし
くは、通過前の光)をレンズ等によって平行光線に集束
するようにすることも可能であり、このようにすれば、
より伝送ロスを少なくし、光の利用効率を高めることが
できる。
【0018】また、図3に示した実施例によると、直線
状の中空光導波路を用い、該中空光導波路の端部にプリ
ズム又は反射ミラーを配設し、これらによって中空光導
波路内を伝搬されてきた光を直角に曲げるようにし、曲
げた後の光を光導波路を通すことなく直接被治療部に照
射するようにしているので、直管状の光導波路を使用す
ることができ、従って、製作コストを安くすることがで
き、しかも、光放射端側の厚みを、光導波路の径と略同
じにでき、より薄くすることができる。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によると、光照射器の光放射端部の厚みを非常に薄くす
ることができるので、特に、歯科治療において、咬合面
から或いは頬側から光を照射する光照射に使用して非常
に操作性が良く、しかも、光の伝送ロスが非常に小さい
ので、光の使用効率のよい光照射器を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による光照射器の一実施例を説明する
ための構成図である。
【図2】 本発明による光照射器の他の実施例を説明す
るための要部構成図である。
【図3】 本発明の更に他の実施例を説明するための図
である。
【図4】 従来の光照射器の一例を説明するための図で
ある。
【図5】 従来の光照射器の他の例を説明するための図
である。
【図6】 本出願人が先に提案した光照射器の一例を説
明するための図である。
【符号の説明】
1…ハンドピース、2…光伝送媒体(光導体ケーブ
ル)、3…光伝送体支持部材、4…光源、5…ホース、
6…中空光導波路、7…光反射部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61C 5/00 13/15 A61N 5/06 A B E

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源を内蔵し又は光が伝達されてくる光
    導体ケーブルに接続されて使用される光照射器であっ
    て、該光照射器は、前記光源からの光又は光導体ケーブ
    ルからの光が導入される光導体ケーブルと、該光導体ケ
    ーブルが挿入されて接続された中空光導波路とを有し、
    該中空光導波路は光放射端部の近傍において略直角方向
    に曲げられていることを特徴とする光照射器。
  2. 【請求項2】 前記中空光導波路は、前記光導体ケーブ
    ルとの接続部近傍において内径が徐々に傾斜して大きく
    なっていることを特徴とする請求項1に記載の光照射
    器。
  3. 【請求項3】 前記中空光導波路の前記傾斜部の広がり
    角度が前記光導体ケーブルの開口角よりやや小さいこと
    を特徴とする請求項2に記載の光照射器。
  4. 【請求項4】 前記光導体ケーブルの略中心から放射さ
    れた光が前記傾斜部の軸方向の略中央部において、前記
    光導体ケーブルと軸と略平行になるように反射されるこ
    とを特徴とする請求項2又は3に記載の光照射器。
  5. 【請求項5】 前記光導体ケーブルの周辺部から放射さ
    れた光が前記傾斜部の略先端部にて反射されることを特
    徴とする請求項2又は3又は4に記載の光照射器。
  6. 【請求項6】 光源を内蔵し又は光が伝達されてくる光
    導体ケーブルに接続されて使用される光照射器であっ
    て、該光照射器は、前記光源からの光又は光導体ケーブ
    ルからの光が導入される光導体ケーブルと、該光導体ケ
    ーブルに接続された中空光導波路と、前記光導体ケーブ
    ルと中空光導波路とを接続する光カップリング部とを有
    し、該光カップリング部に前記光導体ケーブルからの光
    を直角方向に曲げる反射部材を有し、該反射部材によっ
    て反射された光を前記中空光導波路に導入するようにし
    たことを特徴とする光照射器。
  7. 【請求項7】 前記反射部材によって反射された反射光
    又は反射される前の光がレンズによって集束されている
    ことを特徴とする請求項6に記載の光照射器。
  8. 【請求項8】 前記光導波路が直角部を有する中空光導
    波路から成り、該中空光導波路の前記直角部に前記反射
    部材が配設されていることを特徴とする請求項6又は7
    に記載の光照射器。
  9. 【請求項9】 前記中空光導波路が直線状の中空光導波
    路から成り、該中空光導波路の端部にプリズム又は反射
    ミラーを有し、該プリズム又は反射ミラーによって前記
    光導波路内を伝搬されてきた光を直角方向に曲げるよう
    にしたことを特徴とする請求項6又は7に記載の光照射
    器。
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