JPH0716507A - スプレーガン、スプレーガン用流量確認調節ユニット、 および塗装装置 - Google Patents

スプレーガン、スプレーガン用流量確認調節ユニット、 および塗装装置

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JPH0716507A
JPH0716507A JP21082893A JP21082893A JPH0716507A JP H0716507 A JPH0716507 A JP H0716507A JP 21082893 A JP21082893 A JP 21082893A JP 21082893 A JP21082893 A JP 21082893A JP H0716507 A JPH0716507 A JP H0716507A
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JP
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spray gun
liquid
paint
flow rate
valve
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JP21082893A
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English (en)
Inventor
Yuji Kenmochi
雄二 剣持
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Anest Iwata Corp
Original Assignee
Anest Iwata Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハンドガン形態のスプレーガンにあって、操
作者の手元において液供給量の確認調節ができるように
なし、スプレーガンの操作性を向上する 【構成】 塗装に供される液、例えば所定の光透過性を
有する硬化剤の導入部分に硬化剤量を調節確認するため
の手段150を取り付け、ここを介して硬化剤が供給さ
れるようにする。該手段には、光透過性を有する樹脂等
で形成され、その内部には上方に向かって断面積が漸増
するテーパ状流路45Fが形成された確認管45を設
け、その流路には供給される硬化剤の流量に応じて変位
するフロート52を収納し、これがどの位置にあるかを
目視することで硬化剤流量を確認できるようにする。そ
の下部には、導入された硬化剤を確認管45に導く流路
53と、流路53に対して位置づけられる弁55と、弁
の位置を調整してその開度を定めることにより硬化剤供
給量を調節するためのつまみ50とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、スプレーガン、スプレ
ーガン用流量確認調節ユニット、および塗装装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】移送する流体の流量を測定する手段とし
てのフローメータは種々の分野において広く用いられて
おり、塗装の分野においても塗装に供する塗料その他の
液体の供給経路中にフローメータを設け、液体の供給量
を確認、設定する作業に利用されている。しかし操作者
が直接把持して塗装作業を行う形態のスプレーガンにあ
っては、そのようなフローメータを見て液供給量を確認
し、ないしはこれに基づいて液供給手段の供給量を調節
しなくても、手元においてそのような作業ができれば至
便であるし、現実にそのような要求も高まってきてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる点に
鑑みてなされたもので、スプレーガンの操作性を向上す
るとともに、これを用いる塗装装置の小型化を図ること
を目的とする。本発明の他の目的は、ポリエステル系、
ポリウレタン系あるいはエポキシ系の塗料を用いて外部
混合式のスプレーガンないし2液塗装装置を構成するに
あたって好ましい構成を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明スプ
レーガンは、塗装に供される液の導入部分に設けられ、
光透過性を有する材料で形成されるとともに、その内部
には前記導入部分である上方に向かって断面積が漸増す
るテーパ状流路が形成された確認管と、前記流路内に収
納され供給される前記液の流量に応じて変位するフロー
トと、前記流路の液入り口部に対して位置づけられる弁
と、該弁の位置を調整してその開度を定めることにより
前記液の供給量を調節する部材とを有する流量確認調節
手段を具えたことを特徴とする。そのスプレーガンは、
塗料および硬化剤を導入し、これらを噴射するときに混
合させる手段を具備するとともに、前記流量確認調節手
段を前記硬化剤の導入部に関連して設けることができ
る。また、本発明スプレーガン用流量確認調節ユニット
は、光透過性を有する材料で形成されるとともに、その
内部には液供給方向下流に向かって断面積が漸増するテ
ーパ状流路が形成された確認管と、前記流路内に収納さ
れ供給される前記液の流量に応じて変位するフロート
と、前記流路の液入り口部に対して位置づけられる弁
と、該弁の位置を調整してその開度を定めることにより
前記液の供給量を調節する部材とを有し、スプレーガン
の液導入部に取り付け可能としたことを特徴とする。さ
らに、本発明塗装装置は、上記のスプレーガンと、前記
液を供給する液供給手段であって、流量確認および調節
の手段を有さずに前記スプレーガンの前記流量調節確認
手段に接続される当該液供給手段とを具えたことを特徴
とする。その塗装装置は、塗料および硬化剤の供給手段
を具備するとともに、前記スプレーガンが前記塗料およ
び前記硬化剤を導入してこれらを噴射するときに混合さ
せる手段を有し、前記液供給手段を前記硬化剤の供給手
段とすることができる。
【0005】
【作用】本発明によれば、操作者が直接把持して塗装作
業を行う形態のスプレーガンにあって、操作者の手元に
おいて液供給量を確認し、ないしはこれに基づいて液供
給量を調節できるので、スプレーガンの操作性を向上す
るとともに、これを用いる塗装装置の小型化を図ること
ができる。また、ポリエステル系、ポリウレタン系ある
いはエポキシ系の塗料を用いて外部混合式のスプレーガ
ンないし2液塗装装置を構成するにあたって、塗料に対
する硬化剤の混合量を簡単に確認し、調節することがで
きるようになる。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して本発明を詳細に説明す
る。図1および図2は、それぞれ、本発明スプレーガン
の一実施例を、一部を断面で示す側面図およびその主要
部の拡大図である。これら図において、1はスプレーガ
ン先端部にキャップ7によって取り付けられる空気キャ
ップであり、ここから突設した一対の角部の内側面に楕
円形状の噴射パターンを形成するための側面空気穴1S
を有している。2はスプレーガン先端部の空気キャップ
1の内側に取り付けられる内キャップであり、塗料ノズ
ル4の前面にかつ塗料ノズル4と同心に位置し、その空
気通路は塗料ノズル4先端付近の中心空気穴2Cおよび
噴射軸に面して設けた混合用空気穴2Mに圧縮空気を導
くべく構成されている。ここで中心空気穴2Cは塗料ノ
ズル4から主剤としての塗料および硬化剤を吸い上げる
ための真空状態を作り出す機能を有し、塗料ノズル4先
端と同心に位置づけられる。また、混合用空気穴2M
は、中心空気穴2Cから噴出する圧縮空気中に混入した
塗料および硬化剤を適切に混合させる機能を有し、本例
では塗料ノズル先端の位置に、噴射軸と直交しかつ噴射
軸方向に所定距離をおいた2方向にそれぞれ2個、対向
状態として設けてある。なお、この混合用空気穴2Mの
配設位置、配設方向、配設個数は適宜定め得るのは勿論
である。塗料ノズル4は主剤である塗料と、硬化剤とを
噴射可能に構成され、二重構造を有している。すなわ
ち、塗料ノズル先端開口を開閉可能とすべくその内側に
中空の第1ニードル弁18が挿入され、さらにその第1
ニードル弁18の先端開口を開閉可能とすべく第1ニー
ドル弁18の中空部に第2ニードル弁12が設けられて
いる。そして、塗料ノズル4の内壁と第1ニードル弁と
の空隙部には塗料ニップル42側より第1液としての塗
料が、一方第1ニードル弁18の内壁と第2ニードル弁
12との空隙部には硬化剤ニップル43側より第1ニー
ドル弁18に設けた開口部180を介して第2液として
の硬化剤が導入されるようになし、まず第1ニードル弁
18に対する第2ニードル弁12の相対的作動による第
1ニードル弁先端開口の開放に伴って硬化剤の噴射が行
われ、次に第1ニードル弁18の作動による塗料ノズル
先端開口の開放に伴って塗料の噴射が行われるようにす
る。このように、第1ニードル弁18は、塗料噴射口を
開閉するための弁機能を有するとともに、第2ニードル
弁12によって硬化剤噴射口が開閉されるノズルとして
の機能を有している。
【0007】11は先端ボディであり、塗料ノズル4お
よび第1,第2ニードル弁18,12を収納し、空気キ
ャップ1および内キャップ2が取り付けられるととも
に、塗料ホース42Pを介して供給される塗料を塗料ノ
ズル4の内壁と第1ニードル弁との空隙部に導入するた
めの塗料ニップル42、および後述する流量確認部を介
して供給される硬化剤を第1ニードル弁18の内壁と第
2ニードル弁12との空隙部に導入するための硬化剤ニ
ップル43が取り付けられる。先端ボディ11は、カバ
ー16によって公知のスプレーガン本体部分とほぼ同等
の構成を有したスプレーガン本体100に対して取り付
けおよび取り外しが可能であり、当該取付によって、ス
プレーガン本体100内に設けた圧縮空気通路109の
空気口109Cおよび109Pと、先端ボディ11内の
吹き付け用圧縮空気通路111およびパターン用圧縮空
気通路113との連通がそれぞれ行われる。15は第1
ニードル弁18の摺動を受容可能に、かつ塗料ニップル
42および硬化剤ニップル43の取り付け部位の間に設
けたパッキンケースであり、塗料供給路と硬化剤供給路
との間で封止を行うためのVシールおよびOリングが配
置される。また、このパッキンケースに関連して、先端
ボディ11には下方に開口を有した排出路120が形成
されており、万一パッキンケース部分において塗料また
は硬化剤の漏洩が生じてもその排出路120から排出が
行われ、漏出液が硬化剤または塗料の供給路に至らない
ようにしてある。また、この排出路120の状態を操作
者が目視すれば漏洩の有無を確認することができるの
で、パッキンケースないしスプレーガンのメンテナンス
時期を容易に認識することができる。さらに、この排出
路120に関連して、漏洩液の滴下を防止する手段、あ
るいは漏洩の有無の確認を容易とする手段を設けてもよ
い。
【0008】19は第1ニードル弁18の後端部に、第
2ニードル弁12の摺動を受容可能に、かつ第2ニード
ル弁12に設けた段差部12Sと係合可能に設けたスト
ッパである。20は塗料出口を閉塞する方向に第1ニー
ドル弁18を付勢するばねであり、スプレーガン本体1
00とストッパ19との間に設けられている。21は第
2ニードル弁12に連結されたロッドであり、スプレー
ガン後方に延在している。28はそのロッド21にさら
に連結したばね受けであり、硬化剤出口を閉塞する方向
にロッド21ないし第2ニードル弁12を付勢するばね
34を受けている。33は塗料調節つまみであり、段差
部12Sとストッパ19との係合後の第2ニードル弁1
2の変位量を規制することにより第1ニードル弁18の
塗料ノズル4に対する後退量を規制し、もって噴射され
る塗料の量を調節するのに用いられる。スプレーガン本
体100の把持部の下端部に設けた空気ニップルには、
コンプレッサ等不図示の圧縮空気供給源に接続されたエ
アホースが取り付けられ、空気ニップルに導入された圧
縮空気は、本体内圧縮空気通路101、103、105
および107を介して空気通路109に導かれる。37
は空気通路105を開閉可能に設けた空気弁、38はそ
の空気弁のシート部、36は空気弁37を空気通路10
5の閉塞方向に付勢するばねである。40は空気量調節
装置であり、空気通路103に対して位置づけられる弁
体40Vと、弁体40Vの位置を調整してその開度を定
めることにより圧縮空気供給量を調節するためのつまみ
40Tとを有している。また、空気通路109には、吹
き付けパターン調節用空気通路113に連通する空気通
路出口109Pに対して位置づけられる弁体29Vと、
弁体29Vの位置を調整してその開度を定めることによ
りパターン用圧縮空気供給量を調節するためのつまみ2
9Tとを有したパターン調節装置29が設けられてい
る。
【0009】130は本体上部の回動軸131に取り付
けた引金であり、空気弁37の操作ロッド37Rに係合
するとともに、その係合位置と回動軸との途中において
塗料弁機構のロッド21に結合している。そして、その
操作に伴って、ばね36の付勢力に抗し空気弁37が開
放されるとともに、ばね34ないしばね20の付勢力に
抗し第2ニードル弁12ないし第1ニードル弁18が作
動する。本例においては、硬化剤ニップル43に硬化剤
量を調節確認するための手段150を取り付け、ここを
介して硬化剤が供給されるようにしてある。45は硬化
剤ニップル43に取り付けられた流量確認管であり、透
明もしくは半透明、すなわち所定の光透過性を有する樹
脂等で形成されている。その内部には上方に向かって断
面積が漸増するテーパ状流路45Fが形成されており、
その流路には供給される硬化剤の流量に応じて変位する
フロート52が収納されている。また、確認管45の外
壁には目盛45Sが設けられており、フロート52がど
の目盛位置にあるかを目視することで硬化剤流量を確認
することができるようになっている。また、確認管45
Sの外壁には指示リング46が外壁に沿って変位可能に
取り付けられており、所望の流量位置に設定しておくこ
とでその位置からのフロート位置のずれを確認して流量
の調節を行うことができる。なお、目盛り45Sは確認
管45の外壁に描かれたものでも刻設されたものでもよ
く、あるいは確認管45の成形時に同時に形成される凹
凸部としてもよい。この場合には指示リング46の係止
部としても兼用できる。確認管45の下部には、硬化剤
ホースが取り付けられてそこから供給される硬化剤を導
入する管部51と、当該導入された硬化剤を確認管45
に導く流路53と、流路53に対して位置づけられる弁
55と、弁体55の位置を調整してその開度を定めるこ
とにより硬化剤供給量を調節するためのつまみ50とを
有した流量調節部が設けられている。また。管部51は
ガン把持部に取り付けたステー56に支持され、取り付
けの補強がなされている。
【0010】以上の構成において、所望の塗装を行うべ
く操作者が被塗装物にガン先端を対向させ、引金130
を操作すると、ばね36の付勢力に抗し空気弁37が開
放されるとともに、ばね34ないしばね20の付勢力に
抗し第2ニードル弁12ないし第1ニードル弁18が後
退して塗料および硬化剤の噴射が行われるが、空気弁ロ
ッド係合部は塗料弁機構のロッド結合部より回動軸13
1から遠い位置にあるため変位量が大きく、操作の初期
にはまず圧縮空気のみの噴射がなされ、続いて第2ニー
ドル弁12が第1ニードル弁18に対して後退して硬化
剤出口が開き、硬化剤が噴出する。引き金130がさら
に引き絞られ、第2ニードル弁12が第1ニードル弁1
8に対してさらに後退してゆくと、第2ニードル弁12
の段差部12Sと第1ニードル弁のストッパ19と係合
し、これ以降は第2ニードル弁12と一体となって第1
ニードル弁18が塗料ノズルに対して後退し、塗料出口
が開放されて塗料も噴射されることになる。このとき、
噴射軸に交わりかつ互いに交差はしない2方向におい
て、混合用空気穴2Mから吹き付け用中心空気穴2と同
圧力の圧縮空気が当てられるので、噴流中に混入してい
る塗料および硬化剤が微粒化し、適切に混合されて塗装
が行われる。一方、操作者が引金130の操作を解除す
ると、ばね36の付勢力によって空気弁37が閉塞され
るとともに、ばね34ないしばね20の付勢力によって
第2ニードル弁12ないし第1ニードル弁18が前進し
て塗料および硬化剤の噴射が停止されるが、初期には第
2ニードル弁12と一体となって第1ニードル弁18が
塗料ノズルに対して前進し、まず塗料出口が閉塞されて
塗料の噴射が停止される。第2ニードル弁18が塗料出
口の閉塞位置に達した以降は、第2ニードル弁12が第
1ニードル弁18に対して前進して硬化剤出口が閉塞さ
れ、さらにばね36の付勢力によって空気弁37が閉塞
されることになる。このように、本例では塗装の開始に
あたって塗料に先立ち硬化剤が噴射され、終了にあたっ
て硬化剤に先立ち塗料の噴射が停止されるので、塗料の
みが被塗装物に吹き付けられてしまうことがない。
【0011】また、硬化剤の噴射にともなって硬化剤の
流れが生じると、上方に向かって断面積を漸増する確認
管流路45Fを流れる流体(硬化剤)がフロート52に
及ぼす力とフロート52に作用する重力とがつりあう位
置にフロート52が実質的に停止するので、確認管45
の管壁を透かしてフロート52を目視することによって
硬化剤量を確認することができる。図3は以上のごとき
スプレーガンを用いて構成した2液塗装装置の構成例を
示す。ここで、200は図1にその全体を示したスプレ
ーガンであり、ガン把持部に形成された空気通路の圧縮
空気導入部に設けられる空気ニップル170に取り付け
られたエアホース170H、塗料ニップル42に取り付
けられた塗料ホース42Hおよび硬化剤量の調節確認手
段150の管部51に設けられる硬化剤ニップル51に
取り付けられた硬化剤ホース51Hを介して、それぞ
れ、エアコンプレッサを含む圧縮空気供給源300、塗
料容器や塗料タンク等を含む第1の液供給手段としての
塗料供給源400および第2の液供給手段としての加圧
タンク形態の硬化剤供給源500に接続されている。こ
こで、主剤たる塗料は供給すべき量が多く、かつその粘
度も高いことから、本実施例における塗料供給源400
には、例えば岩田塗装機工業株式会社製のDPS−90
Xなどのペイントポンプを用いることができる。これ
は、例えば圧縮空気供給源300から圧縮空気の導入を
受けて作動する空気ポンプと、当該作動に応じて塗料容
器に貯留された塗料を吸い上げるホースに接続される部
材と、塗料ホース42Hを接続する部材と、減圧弁等所
要の調整手段を含むものである。また、本実施例におい
ては、一般に塗料が光透過性を有さず、流量確認管45
になじみにくいため塗料ホース42Hを直接ガン200
に取り付けていることから、ガン200に至る塗料の圧
送経路に公知のフローメータ410を取り付けて塗料供
給量の調整に供している。もっとも、上述したような流
量確認管45の管壁を通してフロートの52の確認がで
きる程度の光透過性を有する塗料を用いるのであれば、
次に述べるフローメータ410等を省略することもでき
る。一方、塗料に対して硬化剤は供給すべき量も少な
く、かつその粘度も低いことから、本実施例における硬
化剤供給源500には、例えば岩田塗装機工業株式会社
製のPTシリーズのような、圧縮空気の導入に応じて容
器内が加圧され、これによって貯留液の圧送を行う加圧
タンクを用いることができる。または硬化剤容器および
ダイアフラムポンプの組み合わせを用いてもよい。ま
た、本実施例においては、ポリウレタン系あるいはエポ
キシ系その他の塗料に適用される硬化剤は一般に光透過
性を有しているために流量確認管45になじみ易く、し
かも硬化剤量の調整手段をガン200自体に取り付けて
いることから、硬化剤供給源500に関連してフローメ
ータや調整手段を設ける必要はない。
【0012】以上のごとき実施例によれば、スプレーガ
ンの先端部において適切に2液の混合がなされるので、
ポリウレタン系あるいはエポキシ系の塗料を用いる場合
にも硬化が不完全となる等の問題が生じることがなく、
従って機械的な攪拌機を用いて混合した上で、スプレー
ガンに供給を行うようにしたり、あるいはスプレーガン
等への供給経路にスタテイックミキサ等を配設して塗料
供給の過程で混合が行われるような構成を排し、2液塗
装装置を小型化かつ廉価に構成できる。また、色替え等
塗料の変更に際しても容易かつ迅速に対応できることに
なる。さらに、スプレーガンへの塗剤の供給源側には、
図3に示すように実質的に塗料供給源400および硬化
剤供給源500のみを配設すれば足り、それらの占有ス
ペースが小さいので、それらを共通の筐体等に収納し、
または共通の台車に搭載することもでき、その場合には
塗装の作業性を一層向上することができる。また、硬化
剤が添加された塗料は比較的短時間で硬化するので、従
来は作業休止後の再開に当たって少なくとも混合部より
下流側の塗料供給路等にある塗料の廃棄・洗浄を行わな
ければならないため塗料の浪費や煩雑な作業を要し、し
かもその洗浄には有機溶剤のシンナが用いられるので、
有機溶剤使用量を有効に削減し得ないものであったが、
本実施例ではそのような問題点が生じることがない。さ
らに、本実施例においてはガン本体100自体は公知の
スプレーガン本体部とほぼ同等の構成を有しているの
で、その先端部に中間ボディ11等所要の部分を取り付
けるようになして外部混合式2液塗装用スプレーガンを
構成することも容易であり、かかる形態も本発明の範囲
に含まれるものである。また、図1から明らかなよう
に、本実施例の流量確認調整手段150はガン側のニッ
プルに着脱が可能なユニットの形態であるので、必要に
応じて取り付け,取り外しを行い、または所望に応じて
後から取り付けを行うこともできる。なお、以上はポリ
エステル系、ポリウレタン系あるいはエポキシ系の塗料
を用いて外部混合式の2液塗装を行うに当たり、硬化剤
が有する光透過性を利用してその流量確認ないし調整を
容易とした実施例について述べたが、本発明が適用され
るガンの形態は上述の構成に限られることなく、所要の
光透過性を有する液体が用いられる限り、種々の形態の
ガンに有効に適用できるのは勿論である。すなわち、上
述したような流量確認調整手段は、噴射される液体が1
液であっても、あるいは2液以上であっても、所要の光
透過性を有する液体に関連して設けることができる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
操作者が直接把持して塗装作業を行う形態のスプレーガ
ンにあって、操作者の手元において液供給量を確認し、
ないしはこれに基づいて液供給量を調節できるので、ス
プレーガンの操作性を向上するとともに、これを用いる
塗装装置の小型化を図ることができる。また、ポリエス
テル系、ポリウレタン系あるいはエポキシ系の塗料を用
いて外部混合式のスプレーガンないし2液塗装装置を構
成するにあたって、塗料に対する硬化剤の混合量を簡単
に確認し、調節することができるようになる。
【0014】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明スプレーガンの一実施例を示す側断面図
である。
【図2】図1の主要部の拡大図である。
【図3】図1のスプレーガンを用いて構成した2液塗装
装置の構成例を示す模式図である。
【符号の説明】
1 空気キャップ 2 内キャップ 2C 中心空気穴 2M 混合用空気穴 4 塗料ノズル 7,16 カバー 12 第2ニードル弁 15 パッキンケース 18 第1ニードル弁 19 ストッパ 20,34,36 ばね 21 ロッド 29 パターン調節装置 33 塗料調節用つまみ 37 空気弁 40 空気量調節装置 41 空気ニップル 42 塗料ニップル 43 硬化剤ニップル 45 流量確認管 45F 流路 45S 目盛 46 指示リング 50 流量調節つまみ 55 弁 100 スプレーガン本体 101,103,105,107,109,111,1
13 空気通路 120 排出路 130 引金 150 流量確認調節手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塗装に供される液の導入部分に設けら
    れ、光透過性を有する材料で形成されるとともに、その
    内部には前記導入部分である上方に向かって断面積が漸
    増するテーパ状流路が形成された確認管と、前記流路内
    に収納され供給される前記液の流量に応じて変位するフ
    ロートと、前記流路の液入り口部に対して位置づけられ
    る弁と、該弁の位置を調整してその開度を定めることに
    より前記液の供給量を調節する部材とを有する流量確認
    調節手段を具えたことを特徴とするスプレーガン。
  2. 【請求項2】 塗料および硬化剤を導入し、これらを噴
    射するときに混合させる手段を具備するとともに、前記
    流量確認調節手段を前記硬化剤の導入部に関連して設け
    たことを特徴とする請求項1に記載のスプレーガン。
  3. 【請求項3】 光透過性を有する材料で形成されるとと
    もに、その内部には液供給方向下流に向かって断面積が
    漸増するテーパ状流路が形成された確認管と、前記流路
    内に収納され供給される前記液の流量に応じて変位する
    フロートと、前記流路の液入り口部に対して位置づけら
    れる弁と、該弁の位置を調整してその開度を定めること
    により前記液の供給量を調節する部材とを有し、スプレ
    ーガンの液導入部に取り付け可能としたことを特徴とす
    るスプレーガン用流量確認調節ユニット。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のスプレーガンと、前記
    液を供給する液供給手段であって、流量確認および調節
    の手段を有さずに前記スプレーガンの前記流量調節確認
    手段に接続される当該液供給手段とを具えたことを特徴
    とする塗装装置。
  5. 【請求項5】 塗料および硬化剤の供給手段を具備する
    とともに、前記スプレーガンが前記塗料および前記硬化
    剤を導入してこれらを噴射するときに混合させる手段を
    有し、前記液供給手段を前記硬化剤の供給手段としたこ
    とを特徴とする請求項4に記載の塗装装置。 【0001】
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