JPH0716531U - 地中線用ケーブル立上り引込装置 - Google Patents
地中線用ケーブル立上り引込装置Info
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- JPH0716531U JPH0716531U JP4724093U JP4724093U JPH0716531U JP H0716531 U JPH0716531 U JP H0716531U JP 4724093 U JP4724093 U JP 4724093U JP 4724093 U JP4724093 U JP 4724093U JP H0716531 U JPH0716531 U JP H0716531U
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Landscapes
- Details Of Indoor Wiring (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
- Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 地中電線路から建屋内に引き込むケーブルの
立上げ部分を体裁よく収納保持し、その通線作業及び増
線、交換も簡単迅速に行なえるようにする。 【構成】 建屋の壁面等に沿って適数段に積み重ね固定
した調整ベース1相互間に帯板状の取付ベース10を架
装状態で固定し、この取付ベース10面に配線載置した
ケーブルCを覆う断面ほぼ溝形状の覆い蓋15を取付ベ
ース10に嵌め合い連結する。嵌め合い連結は、取付ベ
ース10両側部の係合溝12に、覆い蓋15の開口両側
縁部の係合突部16を位置合わせ、嵌め合い方向でスラ
イド拡開後に原形に復原して係合する。また、取付ベー
ス10にはケーブルCを束ねるケーブルバンドBのバン
ド挿通孔13を開穿形成する。
立上げ部分を体裁よく収納保持し、その通線作業及び増
線、交換も簡単迅速に行なえるようにする。 【構成】 建屋の壁面等に沿って適数段に積み重ね固定
した調整ベース1相互間に帯板状の取付ベース10を架
装状態で固定し、この取付ベース10面に配線載置した
ケーブルCを覆う断面ほぼ溝形状の覆い蓋15を取付ベ
ース10に嵌め合い連結する。嵌め合い連結は、取付ベ
ース10両側部の係合溝12に、覆い蓋15の開口両側
縁部の係合突部16を位置合わせ、嵌め合い方向でスラ
イド拡開後に原形に復原して係合する。また、取付ベー
ス10にはケーブルCを束ねるケーブルバンドBのバン
ド挿通孔13を開穿形成する。
Description
【0001】
この考案は、地中に埋設配線された地中線路から一般家屋等の各種建屋内に引 込配線するに際し、地中から立上げ配線させるケーブル等を建屋壁面に体裁よく 収納保持できるようにした地中線用ケーブル立上り引込装置に関する。
【0002】
街の美感の要請、保守点検の容易性等の観点から各種電線の地中埋設化が促進 されており、これに対応して、需要先においてもそのケーブルは、需要先建屋の 地下部分等を経て引込通線されている。ただ、地下部分を経ての引込通線の施工 は、ビルその他の大型建築物であればその新築時に合致させることで可能であっ ても、既設の各種の建築物に対する引込通線は、地下部分がなかったり、また、 地下工事が不可能であったりする等のためにその実施は極めて困難である。
【0003】 そのため、地中線路施設が設置されている区域においての、例えば商店街にお ける各需要先、一般家屋等に対しては、地中線路から需要先の基礎部分まで地中 配線した後、需要先の外壁外面に沿ってケーブルを立上げ、外壁を貫挿すること で屋内に引込通線しているのである。このときのケーブルの立上げ部分は、壁面 に固定される適宜径の鋼管内に通線され、保持されるものとなっている。
【0004】
ところが、この鋼管内通線方式によると、束ねられた複数本のケーブルの挿通 作業に際し、鋼管内での摩擦その他によって困難なことがあるばかりでなく、増 線、交換の必要が生じた場合には鋼管自体の交換等の再度の通線作業を行なわな ければならなかった。また、鋼管自体が外壁面に露出状態であるために、建屋全 体の美感を損ねることもあり、建屋等との整合性のため等によって各種のカラー 化が要請されているものでもあった。
【0005】 同様なことは、既設照明柱、標識柱、電柱への立上げ、引込用小柱への立上が り、また、CATV・通信ケーブルの立上がり等に際しても従来から要求されて いたものである。
【0006】 そこで、この考案は、叙上のような従来存した諸事情に鑑み案出されたもので 、地中電線路から立上げ状にして各種建屋内に各種ケーブルを引込通線するに際 し、地上での立上げ部分を壁面等との整合性を考慮して体裁よくケーブルを収納 保持し、また、その通線収納作業を簡単迅速に行なえるばかりでなく、後日に増 線、交換の必要が生じた場合でもこれに簡単に対処できる地中線用ケーブル立上 り引込装置を提供することを目的とする。
【0007】
上述した目的を達成するため、この考案にあっては、地中電線路から分岐させ たケーブルCを所定の建屋内に引込配線させるよう、建屋の壁面等Wに沿って立 上げ配線するものであって、壁面等Wの立上げ配線方向に沿って適宜間隔で固定 される適数段の調整ベース1と、この調整ベース1相互間に架装状態で固定され る帯板状の取付ベース10と、この取付ベース10面に配線載置されたケーブル Cを覆って取付ベース10に嵌め合い連結される断面ほぼ溝形状の覆い蓋15と を備えたことを特徴とする。
【0008】 調整ベース1は、壁面等Wの表面に対して適宜間隔を隔てたものとさせる高さ を有するブロック状に形成され、表裏面で互いに嵌まり込む連結凹部2、連結突 部3を有していて、表裏方向で複数のものが互いにやや強制的に嵌め合わされ、 複数段で積み重ねられることで壁面等Wからの所定高さが設定できるようにして 構成することができる。
【0009】 取付ベース10は、調整ベース1の連結突部3が嵌まり込む連結溝11を裏面 に、覆い蓋15の開口両側縁部が嵌め入れられる係合溝12を両側部に夫々有し て形成することができ、また、取付ベース10面上で配線載置されるケーブルC を縛結固定するケーブルバンドBを挿通させるバンド挿通孔13を開穿して形成 することができる。
【0010】 覆い蓋15は、取付ベース10の係合溝12に係合する係合突部16を開口両 側縁部に形成してあり、この係合突部16は、開口両側縁部夫々に内側に突出形 成した係合突部16本体夫々の先端縁面に、先端に至るに従い次第に拡開するよ うな傾斜面を、また、係合突部16本体の後面側は、嵌め入れ方向にほぼ直交す る係合面を備えたものとして全体断面でほぼレ字形を呈するようにして形成する ことができる。
【0011】
この考案に係る地中線用ケーブル立上り引込装置にあって、所定の建屋の壁面 等Wに沿って固定される取付ベース10と、これ10に連結される断面でほぼ溝 形状の覆い蓋15とは、内部にケーブルCを収納させる通線空間を有する引込立 上げ管路を形成する。そして、地中電線路から分岐させて方向を自在にして通線 させる自在管体(P1,P2)等と接続されることで地中電線路との連続した通 線空間を形成させる。
【0012】 壁面等Wに固定される調整ベース1は、これが適数段に積み重ね状に連結され て、地中電線路からの外出立上げ部位、建屋内への引込部位その他の状況に対応 した壁面等Wとの所定間隔を設定させ、また、その表裏に形成した連結凹部2、 連結突部3相互の嵌め合いは、複数の調整ベース1相互、調整ベース1と取付ベ ース10相互を連結させて取付ベース10の取付固定前のこれら1,10の壁面 等Wからの落下を阻止させる。
【0013】 取付ベース10の両側部に開穿形成したバンド挿通孔13は、取付ベース10 面に載置配線したケーブルCを束ねたケーブルバンドBを挿通させ、ケーブルC を纏めた状態で取付ベース10に保持させる。
【0014】 取付ベース10に連結される覆い蓋15は、これの係合突部16を取付ベース 10の係合溝12に強制的に嵌め合わせて行なわせる。その嵌め合いは、係合突 部16先端縁面の傾斜面が係合溝12に当接されたときの嵌め入れ方向の強制的 なスライドによって覆い蓋15の開口自体を強制的に拡開させ、その原形への復 原弾撥性を利用してしっかり係合させる。
【0015】 覆い蓋15における係合突部16外方から、この係合突部16を貫挿して取付 ベース10の両側部に捩じ入れさせる固定ネジ17は、外部からの衝撃その他に 対しても覆い蓋15を取付ベース10から脱落、離反させず、覆い蓋15を取付 ベース10にしっかりと固定連結させる。
【0016】
以下、図面を参照してこの考案の一実施例を説明するに、図において示される 符号1は、地中電線路中から分岐配線される所定のケーブルCを各種建屋の壁面 等W面に立ち上げる配線路に沿って壁面等Wに適数段で固定される調整ベースで あり、壁面等Wの表面に対して適宜間隔を隔てたものとさせる高さを有するブロ ック状に形成されている。図示例にあっての調整ベース1は、基本的には直方体 状を呈する調整ベース1本体の裏面に断面でほぼ蟻溝状を呈する連結凹部2を、 表面にこの連結凹部2に嵌まり込む連結突部3を有していて、表裏方向で複数の ものが互いにやや強制的に嵌め合わされ、複数段で積み重ねられることで壁面等 Wからの所定高さが設定できるようにしてある。
【0017】 壁面等Wの表面に配線路に沿った方向で適宜間隔毎に固定された調整ベース1 相互間で、取付ベース10が調整ベース1表面に架装状態で固定されるようにな っている。この取付ベース10自体は、立ち上げ高さにほぼ対応した長さの帯板 状に形成され、必要があれば長さ方向で適等間隔毎に分割され、また、連結され るもので、通常は長さを夫々に異ならしめることで規格化された幾種類かが予め 用意されている。
【0018】 この取付ベース10自体は、調整ベース1の連結突部3が嵌まり込む連結溝1 1を裏面に有し、後述の覆い蓋15の開口両側縁部が嵌め入れられる係合溝12 を両側部に有し、また、取付ベース10面上で配線載置されるケーブルCを縛結 固定するケーブルバンドBを挿通させるバンド挿通孔13を表面側に開穿して形 成してある。
【0019】 そして、この取付ベース10及び前記調整ベース1には、左右両側部にボルト 孔4を開穿してあり、図示のように、取付ベース10裏面に連結した調整ベース 1と共に挿通させたアンカーボルト6を、挿壁面等W内に埋め込まれたアンカー ナット5にネジ止めさせることで壁面等Wの表面に取付ベース10が敷設固定さ れるものとしてある。このとき、取付ベース10裏面に調整ベース1を連結する には、例えば図示のように、連結突部3、連結溝11夫々をやや強制的に嵌め合 わされる断面でほぼ蟻溝形に形成したり、あるいはその嵌め合い部分を一方は硬 質材、他方は軟質材としておいて、互いのボルト孔4を合致させるように溝方向 に沿って嵌め合い位置をスライド調整可能な状態で弾力的に嵌め合わされるもの としたりする。なお、嵌め合い部分の硬質材、軟質材は、調整ベース1本体、取 付ベース10本体夫々の形成素材とは別部材とすることもできる。
【0020】 調整ベース1を介在させての取付ベース10の敷設固定に際し、建屋の壁面等 Wに対して立上げ方向に沿って適宜間隔毎に調整ベース1を予め固定した後に、 この調整ベース1に取付ベース10を連結固定したり、更には調整ベース1と取 付ベース10とを共に壁面等Wにネジ止め固定したりすることも可能である。
【0021】 また、取付ベース10の連結溝11は、例えば取付ベース10自体の中央部分 を断面でハット形状に形成すること等で得られ、取付ベース10自体を調整ベー ス1に強制的にでも嵌め合わせ結合させるように、連結突部3の外法寸法に比し やや小さい内法寸法を有し、壁面等W上に固定されている調整ベース1に仮止め 状にしてでも結合させるものとする。係合溝12は、取付ベース10自体の両側 部外側面に長さ方向に沿って形成されており、覆い蓋15の開口両側縁部が嵌め 入れられるときには、一旦は外側方へ強制的にでも滑らせながら乗り越えるよう に拡開させ、その拡開後の原形に復原するときに両側縁部が嵌まり込むものとし 、嵌まり込み後は、嵌め入れ方向にほぼ直交する係合面相互の当接係合によって 離脱はしないように配慮してある。すなわち、係合溝12自体は、嵌め入れ方向 にほぼ直交する係合面を取付ベース10の表面側に、覆い蓋15の開口両側縁部 を拡開案内する傾斜面を同じく裏面側に形成した断面でほぼレ字形に形成された 内法形状を有するのである。
【0022】 また、バンド挿通孔13は、取付ベース10の表面側左右両側に突設した突条 部に長手方向に沿って適宜間隔毎に左右方向に沿って開穿されており、図2乃至 図4に示すように、取付ベース10面に配線載置されたケーブルCを囲繞するケ ーブルバンドBを挿通させることで、ケーブルCを束ねた状態で固定保持できる ようにしてある。
【0023】 なお、外側に係合溝12、ケーブルCが載置される表面側に突条部が形成され る取付ベース10の両側部分は、図示のようにほぼF字形状を呈し、外側に向け られた窪み部分が係合溝12となり、内側に突出している部分にバンド挿通孔1 3が開穿されるものとなっている。
【0024】 また、表面にケーブルCが固定保持された取付ベース10には、ケーブルCを 覆う断面でほぼ溝形状の覆い蓋15が連結される。この覆い蓋15は、固定保持 するケーブルCを収納させるに十分な内法大きさの容量を有するもので、図1乃 至図3に示すように、断面でほぼU字状に形成されたり、図4に示すように、断 面でほぼコ字状に形成されたりし、これらは設置現場において適宜に選択使用さ れる。
【0025】 この覆い蓋15の開口両側縁部には、取付ベース10における係合溝12にし っくりと係合する係合突部16を形成してある。すなわち、この係合突部16は 、前述のように、係合溝12に位置合わせしたとき、一旦は外側方へ拡開させた 後の原形に復原するときに係合溝12内に嵌まり込むように、開口両側縁部夫々 に内側に突出形成した係合突部16本体夫々の先端縁面は、先端に至るに従い次 第に拡開するような傾斜面を備え、係合突部16本体の後面側は、嵌め入れ方向 にほぼ直交する係合面を備えたものとして、係合突部16全体は断面でほぼレ字 形を呈するようにしてある。
【0026】 覆い蓋15を取付ベース10に連結した後、両者10,15相互間の確実な連 結状態を得るために、図示例あっては、覆い蓋15の係合突部16外方から取付 ベース10の両側部に固定ネジ17が捩じ込まれるようにしてある。この固定ネ ジ17は、覆い蓋15の両側部に予め開穿されているネジ孔18に挿通されて、 取付ベース10の両側部内に強制的に捩じ入れられるタッピングネジ構造のもの とすることが予定され、必要があれば塗布された接着剤と共に取付ベース10両 側部内に強固にネジ止めされる。
【0027】 また、地中電線路から建屋の壁面等WにケーブルCを立上げ、配線支持するに は、図5、図6に示すように、多数の鋼管製の短管を自在継ぎ手構造の継手管に よって連結して成り、地中電線路に連結される埋設式の伸縮自在曲り管体P1、 更にはこの伸縮自在曲り管体P1に連結され、地上に外出される可撓性管体P2 が必要に応じて連結使用される。こうした可撓性のある管体P1,P2を使用す ることで、建屋における出張っている基礎等を回避して、地中電線路から壁面等 Wに立上げ案内できるものとしてある。
【0028】 次に、この考案装置の使用の一例を説明すると、図5、図6に示すように、所 定の地中電線路中に収納されているケーブルCから分岐させて引き込む引込用の ケーブルCに対応して、地中電線路の分岐部位に伸縮自在曲り管体P1を連結す る。そして、建屋の基礎構造等に対応して、伸縮自在曲り管体P1末端部に連結 させた可撓性管体P2を介在させることで、地上において取付ベース10、覆い 蓋15から成る引込立上げ管路を接続したり(図5参照)、また、地中に位置さ せた伸縮自在曲り管体P1末端部に取付ベース10、覆い蓋15から成る引込立 上げ管路を直接に接続したり(図6参照)する。
【0029】 次いで、この取付ベース10、覆い蓋15から成る引込立上げ管路の接続固定 に際し、まず、取付ベース10裏面に調整ベース1をそれらのボルト孔4を位置 合わせして組み合わせ連結しておくもので、取付ベース10に調整ベース1を組 み合わせるとき、地中からの外出立上げ部位、建屋内への引込部位その他の状況 に応じて、調整ベース1は壁面等Wに対してその適数段が積み重ね状に組み合わ せられることで壁面等Wとの所定間隔を設定する。すなわち、取付ベース10の 固定部位に対応した壁面等W内に埋設したアンカーナット5に対して、取付ベー ス10、調整ベース1両者を貫挿したアンカーボルト6を捩じ止めするのであり (図2参照)、このとき、調整ベース1自体の表裏に形成した連結凹部2、連結 突部3相互の嵌め合い連結によって適数段に調整ベース1を積み重ねることで壁 面等Wに対しての間隔を大きく設定する(図3参照)。
【0030】 取付ベース10の連結固定後は、伸縮自在曲り管体P1あるいは可撓性管体P 2から引き出された立上げ用のケーブルCを取付ベース10面に配線載置するの であり、次いで、ケーブルCを囲繞し、バンド挿通孔13に挿通したケーブルバ ンドBによってケーブルCを取付ベース10面に仮止め固定する。
【0031】 ケーブルCの固定後は、ケーブルCを覆うように、取付ベース10に対して断 面でほぼU字形の(図2、図3参照)、あるいはコ字形の(図4参照)覆い蓋1 5を強制的に嵌め合わせ連結する。嵌め合わせ後の覆い蓋15の係合突部16の 外方から、これ16を貫挿した固定ネジ17を取付ベース10の両側部に強制的 に捩じ込み固定する。
【0032】 その後、引込立上げ管路上端開口にゴムキャップ20を施蓋し、このゴムキャ ップ20から引き出したケーブルCを積算電力計その他に接続し、建屋内に引き 込ませるのである。
【0033】
この考案は以上のように構成されており、これがため、地中電線路から立上げ 状にして各種建屋内に各種ケーブルCを引込通線するに際し、地上での立上げ部 分を壁面等Wに沿って密着状に配線保持でき、また、その配線保持作業は鋼管内 を強制的に挿通させるとする面倒な作業を要せずに簡単迅速に行なえるのである 。しかも、建屋の壁面等W等の整合性を考慮して体裁よくケーブルを収納保持で き、また、後日に増線、交換の必要が生じた場合でも取付ベース10と覆い蓋1 5との解体分離によってこれに簡単に対処できるのである。
【0034】 すなわち、これは、この考案において、建屋の壁面等Wに沿って適数段に積み 重ね固定した調整ベース1相互間に帯板状の取付ベース10を架装状態で固定し 、この取付ベース10面に配線載置したケーブルCを覆う断面ほぼ溝形状の覆い 蓋15を取付ベース10に嵌め合い連結するものとしたからであり、従来と異な り鋼管内にケーブルCを挿通させずに、取付ベース10面に配線保持した露出状 態のケーブルCを覆い蓋15によって覆うことで保持できるようにしたからであ る。
【0035】 また、調整ベース1は、適宜高さを有するブロック状に形成され、表裏面に形 成した連結凹部2、連結突部3相互間で互いにやや強制的に嵌め合わされること で表裏方向で複数のものが、複数段で積み重ねられるものとしてあるから、建屋 の壁面等Wからの保持間隔を組み合わせ数によって簡単に設定できる。そのため 、地中電線路からの外出立上げ部位、建屋内への引込部位その他の状況、すなわ ち自在性の管体P1,P2の曲り具合、建屋の基礎構造その他に対応して壁面等 Wとの間隔を任意に調整できるのである。
【0036】 この調整ベース1に架装させて固定する取付ベース10は、調整ベース1の連 結突部3が嵌まり込む連結溝11を裏面に有しているから、調整ベース1に簡単 に組み合わせることができ、固定前による仮止め状態を容易にする。しかも、取 付ベース10面に配線載置されたケーブルCを束ねた状態で囲繞するケーブルバ ンドBを挿通させるバンド挿通孔13を開穿形成してあるから、覆い蓋15によ って覆う以前においての多数のケーブルCが散乱するのを防止し、作業の迅速性 を担保する。
【0037】 取付ベース10と覆い蓋15との連結は、取付ベース10の両側部に有する係 合溝12に、覆い蓋15の開口両側縁部の係合突部16を強制的にスライドして 嵌め合わせるものとしてあるから、簡単に作業を行なえるのである。しかも、そ の嵌め合い作業は、全体断面でほぼレ字形を呈する係合突部16先端縁面の傾斜 面が係合溝12に当接されたときの嵌め入れ方向の強制的なスライドによって覆 い蓋15の開口自体を強制的に拡開させ、拡開状態で係合溝12側部を乗り越え た後にその原形への復原弾撥性を利用してしっかり係合するのであるから、ワン タッチ式に簡単、確実に行なえるのである。更に、覆い蓋15における係合突部 16外方から、この係合突部16を貫挿して取付ベース10の両側部に固定ネジ 17を捩じ入れさせるために、取付ベース10と覆い蓋15とは一体的なものと なり、外部からの衝撃その他に対しても覆い蓋15が脱落、離反することがなく 、内部に収納保持されたケーブルCを確実に保持することができる。
【0038】 そしてまた、覆い蓋15によって覆われたケーブルCは、外部から確実に隠蔽 され、体裁よく収納されたものとなり、例えば商店街、一般家屋等の前面外壁面 に設置されても見苦しくはないものである。更に、同様にして既設照明柱、標識 柱、電柱への立上げ、引込用小柱への立上がり、また、CATV・通信ケーブル の立上がり等に際しても利用可能であるのは勿論である。
【図1】この考案の一実施例における要部の分解斜視図
である。
である。
【図2】壁面等への取付時の横断面図である。
【図3】壁面等への取付時の他の設置例における横断面
図である。
図である。
【図4】他の実施例における壁面等への取付時の横断面
図である。
図である。
【図5】施工例における一部省略の概略側断面図であ
る。
る。
【図6】他の施工例における一部省略の概略側断面図で
ある。
ある。
C ケーブル B ケーブルバ
ンド W 壁面等 P1 伸縮自在曲り管体 P2 可撓性管
体 1 調整ベース 2 連結凹部 3 連結突部 4 ボルト孔 5 アンカーナット 6 アンカーボ
ルト 10 取付ベース 11 連結溝 12 係合溝 13 バンド挿
通孔 15 覆い蓋 16 係合突部 17 固定ネジ 18 ネジ孔 20 ゴムキャップ
ンド W 壁面等 P1 伸縮自在曲り管体 P2 可撓性管
体 1 調整ベース 2 連結凹部 3 連結突部 4 ボルト孔 5 アンカーナット 6 アンカーボ
ルト 10 取付ベース 11 連結溝 12 係合溝 13 バンド挿
通孔 15 覆い蓋 16 係合突部 17 固定ネジ 18 ネジ孔 20 ゴムキャップ
Claims (5)
- 【請求項1】 地中電線路から分岐させたケーブルを所
定の建屋内に引込配線させるよう、建屋の壁面等に沿っ
て立上げ配線する地中線用ケーブル立上り引込装置であ
って、壁面等の立上げ配線方向に沿って適宜間隔で固定
される適数段の調整ベースと、この調整ベース相互間に
架装状態で固定される帯板状の取付ベースと、この取付
ベース面に配線載置されたケーブルを覆って取付ベース
に嵌め合い連結される断面ほぼ溝形状の覆い蓋とを備え
たことを特徴とする地中線用ケーブル立上り引込装置。 - 【請求項2】 調整ベースは、壁面等の表面に対して適
宜間隔を隔てたものとさせる高さを有するブロック状に
形成され、表裏面で互いに嵌まり込む連結凹部、連結突
部を有していて、表裏方向で複数のものが互いにやや強
制的に嵌め合わされ、複数段で積み重ねられることで壁
面等からの所定高さが設定できるようにしてある請求項
1記載の地中線用ケーブル立上り引込装置。 - 【請求項3】 取付ベースは、調整ベースの連結突部が
嵌まり込む連結溝を裏面に、覆い蓋の開口両側縁部が嵌
め入れられる係合溝を両側部に夫々有して形成してある
請求項1または2記載の地中線用ケーブル立上り引込装
置。 - 【請求項4】 取付ベースは、この取付ベース面上で配
線載置されるケーブルを縛結固定するケーブルバンドを
挿通させるバンド挿通孔を開穿してある請求項1乃至3
のいずれか記載の地中線用ケーブル立上り引込装置。 - 【請求項5】 覆い蓋は、取付ベースの係合溝に係合す
る係合突部を開口両側縁部に形成してあり、この係合突
部は、開口両側縁部夫々に内側に突出形成した係合突部
本体夫々の先端縁面に、先端に至るに従い次第に拡開す
るような傾斜面を、また、係合突部本体の後面側は、嵌
め入れ方向にほぼ直交する係合面を備えたものとして全
体断面でほぼレ字形を呈するようにして形成してある請
求項1乃至4のいずれか記載の地中線用ケーブル立上り
引込装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4724093U JP2551508Y2 (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | 地中線用ケーブル立上り引込装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4724093U JP2551508Y2 (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | 地中線用ケーブル立上り引込装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0716531U true JPH0716531U (ja) | 1995-03-17 |
| JP2551508Y2 JP2551508Y2 (ja) | 1997-10-22 |
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Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11325382A (ja) * | 1998-05-15 | 1999-11-26 | Mirai Ind Co Ltd | 配線・配管材の保護カバー用スペーサー、配線・配管構造、および配管構造 |
| JP2007002999A (ja) * | 2005-05-26 | 2007-01-11 | Mirai Ind Co Ltd | スペーサ、スペーサ装置、及びスペーサを用いた配線・配管材保護カバーの固定方法 |
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-
1993
- 1993-08-06 JP JP4724093U patent/JP2551508Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11325382A (ja) * | 1998-05-15 | 1999-11-26 | Mirai Ind Co Ltd | 配線・配管材の保護カバー用スペーサー、配線・配管構造、および配管構造 |
| JP2007002999A (ja) * | 2005-05-26 | 2007-01-11 | Mirai Ind Co Ltd | スペーサ、スペーサ装置、及びスペーサを用いた配線・配管材保護カバーの固定方法 |
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| WO2017026201A1 (ja) * | 2015-08-07 | 2017-02-16 | 古河電気工業株式会社 | ケーブル盗難防止方法、ケーブルの盗難防止構造およびトラフ線路 |
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2551508Y2 (ja) | 1997-10-22 |
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