JPH07165938A - セルロース膜の製造方法、木綿繊維の精製方法、精製された木綿繊維、セルロース膜及び血液透析膜 - Google Patents

セルロース膜の製造方法、木綿繊維の精製方法、精製された木綿繊維、セルロース膜及び血液透析膜

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JPH07165938A
JPH07165938A JP6243822A JP24382294A JPH07165938A JP H07165938 A JPH07165938 A JP H07165938A JP 6243822 A JP6243822 A JP 6243822A JP 24382294 A JP24382294 A JP 24382294A JP H07165938 A JPH07165938 A JP H07165938A
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cotton fibers
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JP6243822A
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Juergen Dr Seifert
ザイフェルト ユルゲン
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Akzo Nobel NV
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Akzo Nobel NV
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D71/00Semi-permeable membranes for separation processes or apparatus characterised by the material; Manufacturing processes specially adapted therefor
    • B01D71/06Organic material
    • B01D71/08Polysaccharides
    • B01D71/10Cellulose; Modified cellulose
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21CPRODUCTION OF CELLULOSE BY REMOVING NON-CELLULOSE SUBSTANCES FROM CELLULOSE-CONTAINING MATERIALS; REGENERATION OF PULPING LIQUORS; APPARATUS THEREFOR
    • D21C9/00After-treatment of cellulose pulp, e.g. of wood pulp, or cotton linters ; Treatment of dilute or dewatered pulp or process improvement taking place after obtaining the raw cellulosic material and not provided for elsewhere
    • D21C9/10Bleaching ; Apparatus therefor
    • D21C9/147Bleaching ; Apparatus therefor with oxygen or its allotropic modifications

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 木綿繊維からセルロース膜を製造する方法 【構成】 精製した木綿繊維をアルカリ性溶液中で一段
法でガス状分子酸素で処理し、木綿繊維を同溶液から分
離し、洗浄し、場合により乾燥し、次いで化学的又は物
理学的方法で溶解し、得られた溶液をセルロースの再生
又は沈殿下に加工して膜を製造する。 【効果】 生物適合性の改良されたセルロース膜が得ら
れ、ひいては優れた血液透析膜が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、精製された木綿繊維、
特にリンターを使用することによって、改良された生物
適合性を有する、平面フィルム(Flachfolie
n)、管状フィルム(Schlauchfolien)
又は中空繊維状のセルロース膜を製造する方法に関す
る。本発明はまた、このように精製された木綿繊維、特
にリンター、このものによって製造されたセルロース膜
及び該膜を使用した血液透析膜に関する。
【0002】
【従来の技術】セルロース膜はすでに周知であり、透
析、逆浸透又は限外濾過に関して使用されている。この
ような膜の重要な用途は、特に血液透析用の透析器であ
る。
【0003】血液透析用の透析膜に関しては、膜に沿っ
て流動する血液ができるだけ僅かしか影響を受けず、透
析患者にとって副作用が最少になるように、その生物適
合性に関して極めて高い要求が出されている。この場
合、生物適合性に関しては他の要因の他に使用される膜
材料が決定的役割を演じる。
【0004】セルロースは、膜の製造のためには、酢酸
セルロースのケン化によって又は酸、アルカリ溶液、塩
溶液又は水で沈殿することによって銅アンモニア溶液又
はビスコース溶液から再生されるか、又は塩を含む非プ
ロトン溶剤中の溶液ならびに第三アミン酸化物(Ami
noxid)中の溶液から沈殿される。
【0005】セルロース膜を製造するための出発材料
は、木綿繊維、特に木綿リンターである。木綿は天然産
物としてセルロースの他になお多数の随伴物質、例えば
ペクチン、ロウ、タンパク質、鉱物成分等、特に有機成
分を含有している。また精製度に応じて種子殻の残りも
存在している。
【0006】繊維上の用途に用いる木綿は、比較的長い
繊維から成り、木綿種子から木綿繊維を分離する第一工
程[繰綿(Entkoernen)]で得られる。繰綿
後成熟木綿種子朔果の殻上になお短い小毛(木綿リンタ
ー又はリンターと称される)が残在する。これらの木綿
リンターは後続の方法工程で種子朔果から機械的に分離
されかつ紡織原綿と比較すると一般により高い割合の不
純物、例えば種子殻の残りを含有している。
【0007】リンターはほぼ次の成分を含有している: リンターセルロース:約75〜90重量% 水: 約6〜8重量% 油、脂肪、ロウ: 約1〜3重量% 種子殻の残り: 約1〜5重量% その他の不純物:約1〜5重量% これらの含有量は、特にリンターの原品質及びその製取
法に依存して変動する。この場合リンターは、他の天然
繊維(例えばジュート、亜麻、サイザル、木材)と異な
りリグニン不含である。種子殻自体だけがキシロース及
びリグニンを含有している。木綿植物の種類及び産地に
応じてリンターセルロースは3000〜8000の平均
重合度(DP)を有する。
【0008】後続の加工により膜を形成する前に、木綿
及びより強い程度に木綿リンターは、繊維の精製及びそ
の離解(Aufschluss)のための処理を受けな
ければならない。処理された木綿繊維又はリンターは乾
燥質量で少なくとも98重量%のセルロース分を有す
る。さらに良好な生物適合性に関しては抽出可能の中性
糖(Neutralzucker)、就中多糖類(Me
hrfachzucker)の含分はできるだけ小さく
なくてはならない。これらの要件を満足させる処理は一
般に精練及び引続く漂白である。
【0009】精練は前記の随伴物質及び不純物、特に種
子殻の残り、つまり非セルロース成分を除去するか又は
破壊するために役立つ。この精練は通常はアルカリ性環
境(アルカリ性溶液)中で実施する;この際木綿又はリ
ンターは“分解され(aufgeschlosse
n)”、親水性になり、膨張しかつ例えば漂白剤及び着
色剤を受理しやくなる。精練と一緒に同時にセルロース
の所望の重合度も目的に応じて調節して、例えばこれか
ら製造されるセルロース溶液の粘度を後続の加工のため
に低減させる。
【0010】従来技術によれば、精練の間は例えば空気
酸素のような酸素が存在しないように厳しく注意しなけ
ればならない。精練の始まる前には空気酸素は精練容器
から完全に除去されなければならず、さもなければ従来
技術によるこのような方法の場合には、繊維の損傷が起
こる、つまりセルロースは非管理的に酸化的に損傷さ
れ、さらに重合度ならびに前処理リンターの収量が不所
望に低減される。
【0011】精練の次に、木綿繊維又は木綿リンターは
場合により中性又は弱アルカリ性環境で再び精練が施さ
れ、水で十分に洗浄されかつ場合により最後のアルカリ
の残りが酸性化される。精練後には木綿繊維又はリンタ
ーは淡帯黄色乃至灰色に着色されている。
【0012】木綿又はリンターは次に、セルロース中に
残留している色素を破壊しかつ精練ですでに十分離間さ
れるか又は弛緩された不純物を残りなく除去するため
に、漂白が施される。この際セルロースの化学的及び物
理学的特性は保存されているべきである。
【0013】精練も漂白もそれぞれ1段法又は多段法で
進行してもよい。従来技術によれば両工程は異なる薬品
及び試薬を用いかつ異なる反応条件で行われるので、精
練及び漂白は一般には2つの別個の方法工程、つまり順
次にかつ別個に実施すべき方法工程であって、これらの
方法工程にはそれぞれ独自に1回以上の洗浄工程が連結
されている。
【0014】この場合、従来の作業法によれば、部分的
には、使用された木綿又はリンターのキログラム当り著
量の水、エネルギー及び薬品が必要である。すなわち、
例えば工業で使用される代表的な精練及び漂白方法の場
合には、木綿リンター1キログラム当り合せて約130
〜170lの水が消費され、このための時間消費は約2
0時間である。古典的方法の場合には、全有機的汚物が
代表的には約200g/kgの木綿リンターから生じ、
過剰に使用されるアルカリ液の中和によって形成される
無機的汚物が、約200〜300g/kgの木綿リンタ
ー(Na2SO4として計算)から生じることも、不利な
効果となる。
【0015】もちろん、木綿繊維又は紡織木綿製品に関
する文献からは中間工程も知られている。すなわち例え
ばすでにP.ヘールマン(Heermann)(Enz
yklopaedie der textilchem
ischen Technologie、Verlag
Julius Springer、Berlin19
30)は、精練液に酸化剤、例えば過酸化ナトリウム、
過ホウ酸塩又はアクテイヴイン(Aktivin)を加
えると、精練自体の他に木綿の若干の前漂白も達成され
ることを記載している。他面においては、酸化漂白法に
よって漂白の他に木綿の精製も達成されうる。しかし、
この場合の精製過程は、精練過程とは異なるものと認識
され、特にこのように処理された木綿製品の吸収能力又
は親水性は低減されるのが認められる。近年、過酸化物
漂白方法について報告されている(D.Bassin
g、Textilveredelung(22) 6、
1987、226−230頁)。この方法の場合には、
予備的精練−又は蒸解(Abkoch)工程なしに一段
法で錯形成体の添加下に良好な吸収力も得られた。しか
し前記文献には、そこに記載された方法が木綿リンター
の処理のためにも満足すべき効果をもって使用されうる
かどうかは記述されていない。また、前記方法により処
理された木綿繊維を膜製造用原料として使用することも
知られていない。
【0016】ドイツ国特許出願公開第1954267号
明細書には、セルロース含有材料を空気又は酸素ガスの
導入下にアルカリで処理することが記載されているが、
この方法はマグネシウム塩及び錯形成剤の存在下で行わ
れる。同方法はリグニンの除去のために顕著な利点があ
るので、特にリグニン含有木材セルロースの精製に用い
られている。リグニン不含のセルロースの場合には、使
用される錯化合物はセルロース分子の非管理的分解の回
避のために役立つ。しかし前記明細書に記載された酸素
処理方法は常にいくつかの処理工程の中の1つのみであ
りかつ特に木質繊維素からのパルプ、つまり製紙工業の
出発材料の製造に関しており、従って膜の出発材料の製
造に関していない。
【0017】ドイツ国特許第2141757号明細書に
ついても同様なことが言える−この場合にも同様に酸素
含有ガスの使用が記載されているが、これは予め化学的
に分解された繊維素スラリーの漂白のみに関しており、
所望の漂白効果及び改良された脱リグニン効果を得るこ
とができるためには、精練液中に前に連結された処理工
程からの漂白アルカリ液及び分解アルカリ液が同時に存
在しなければならない。この場合にも酸素漂白工程は、
繊維素を精製するためのいくつかの処理−及び漂白工程
の中の一つの方法工程にすぎない。
【0018】従来技術による前記の二方法はさらに著量
の廃水をもたらし、これらの方法をともかく実施しうる
ためには多量の水、エネルギー及び化学薬品が必要にな
る。セルロース膜を製造するためには、木綿繊維又は木
綿リンターを、精練/漂白処理、つまり2つの異なる独
立的な方法工程及び一般には次の乾燥により溶解された
形にする。この溶液を中空繊維、管状フィルム等に成形
し、この際セルロースは再生されるか又は沈殿される。
【0019】従来技術により精練されかつ漂白されたリ
ンターを使用して製造した、再生セルロースから成る透
析膜は、血液透析の際明瞭な補体活性化(Komple
ment−Aktivierung)を示す。就中この
補体活性化を低減し、同時にセルロース膜の他の有利な
特性を保存しつつセルロース膜の生物適合性を改善する
ためには、例えば置換によって変性されたセルロースの
ような種々の配合物を使用したり、置換によって変性さ
れたセルロースの添加又は他の適当なポリマーの添加を
行う(これらは例えばドイツ国特許出願公開第3524
596号及び同第4017745号明細書、ヨーロッパ
特許第0416377号明細書に記載されている)。し
かしこのような方法は付加的方法工程を必要とするので
費用の増大をもたらす。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、環境
にやさしく、経済的で、改良された簡素な方法によって
精製された木綿繊維、特に木綿リンターの使用下に生物
適合性の改良されたセルロース膜を提供することであ
る。
【0021】
【課題を解決するための手段】前記課題は、木綿繊維、
特に木綿リンターを精製し、精製された木綿繊維又はリ
ンターを化学的又は物理学的方法で溶解しかつこれによ
って得られた溶液を加工して膜を形成することによっ
て、中空繊維、管状フィルム又は平面フィルム状の膜を
製造する方法において、木綿繊維又は木綿リンターをア
ルカリ性溶液中でガス状分子酸素で処理し、アルカリ性
溶液から木綿繊維又は木綿リンターを分離し、洗浄しか
つ場合により乾燥し、次に化学的又は物理学的方法で溶
解し、次にこの溶液をセルロースの再生又は沈殿下に加
工して膜にすることを特徴とする前記方法によって解決
される。
【0022】膜の製造時のセルロースの再生のために極
めて頻繁に用いられる方法はキュオクサム(Cuoxa
m)[銅アンモニア錯化合物、シュヴァイツアー(Sc
hweitzer)試薬]法である。従って本発明の好
ましい実施態様は、木綿繊維又は木綿リンターをキュオ
クサム法により溶解することを特徴としている。
【0023】同様に本発明により精製された木綿繊維又
は木綿リンターの加工は、セルロース−キサントゲン酸
塩法(ビスコース法)により実施することもできる。キ
サントゲン酸塩法は例えば東独国特許第143037号
明細書に記載されている。
【0024】他の好ましい実施態様は、非プロトン溶剤
と元素Li、Ca、及び/又はMgの塩との混合物から
成るセルロース溶剤の使用に関する。非プロトン溶剤は
例えばジメチルアセトアミド及び/又はジメチルスルホ
キシドであり、塩としてはLiCl又はCaClを使用
することができる。
【0025】好ましくは精製された木綿繊維又はリンタ
ーは、セルロース溶剤としての第三アミン酸化物(te
rtiaees Aminoxid)中でも溶解され、
この溶液にはまたセルロースを溶解しない希釈剤、例え
ば水を加えることもできる。本発明方法の一つにより製
造された膜の重要な用途は血液透析である。このために
は膜の生物適合性が特に重要である。
【0026】再生セルロースから成る膜を用いる血液透
析の場合には明瞭な補体活性化が確認された。血清内の
補体系は多くの成分から成る複雑な血漿酵素系であっ
て、この系は種々の仕方で侵入してくる外来細胞(細菌
等々)による損傷の防御に使用される。侵入生物に対す
る抗体が存在する場合には、外来細胞の抗原的構造を有
する抗体が複合体によって補体特異的に活性化されう
る。他の場合には別の経路で外来細胞の特別な表面特徴
によって補体活性化が行われる。補体系は多数の血漿タ
ンパク質に基づいている。これらのタンパク質は活性化
により特定の順序で特異的に相互に反応し、最後には外
来細胞を破壊する細胞損傷性複合体が形成される。
【0027】個々の成分からは、炎症現象を惹起しかつ
時によっては生体に対する不所望な病理学的結果をもた
らしうるペプチドが解放される。再生セルロースから成
る血液透析膜の場合の活性化は別の経路により行われる
と考えられる。この補体活性化は客観的には補体断片C
3a及びC5aの測定によって確認される。
【0028】これに関しては次の論文を参照されたい:
E.E.Chenoweth etal.、kidne
y International Vol.24、76
4頁以降、1983及びD.E.Chenoweth、
Asaio−Journal Vol.7、44頁以
降、1984。
【0029】本発明の範囲では、補体活性化は断片C5
aにより評価される。このために、ヘパリン添加血液
(in vitro)240mlを3時間の間隔により
血液流量250ml/minで約1m2の有効交換面積
を有する透析器中を再循環させた。血漿中でC5a−断
片をELISA法(Enzyme Linked Im
muno Essay、ドイツ国在Behringer
社)によって測定した。C5aの濃度はng/mlで記
載し、評価のためには3時間後の測定値を利用した本発
明による膜に関しては意外にも従来技術により精練され
かつ漂白された木綿繊維又はリンターからセルロースの
後続処理なしに製造された膜と比べて明らかな補体活性
化の減少が確認された。本発明の膜の有利な実施態様の
場合には、補体活性化はC5aとして測定して500n
g/mlよりも小さく、好ましくは400ng/mlよ
りも小さく、極めて有利な実施態様の場合には、300
ng/mlより小さい。このような小さいC5aの値
は、セルロース膜の場合には従来は、セルロースが置換
によって変性されるか又は置換によって変性されたセル
ロース又は他の適当なポリマーが混入される場合のみ得
られる。
【0030】従ってまた本発明の対象は、主としてセル
ロースから成るか又は主として再生セルロースから成る
膜において、該膜が500ng/ml、好ましくは40
0ng/mlよりも小さい補体活性化(C5aとして測
定)を有し、極めて有利な実施態様の場合には300n
g/mlよりも小さい補体活性化を有することによって
優れている膜である。
【0031】本発明の他の課題は、木綿繊維、特にリン
ターを精製するための環境にやさしい、経済的な、改良
された簡素な方法を提供することである。
【0032】前記課題は、木綿繊維、特にリンターを酸
化剤を用いて精製する方法において、木綿繊維又はリン
ターをアルカリ性溶液中で一段法でガス状分子酸素で処
理し、木綿繊維又はリンターをアルカリ性溶液から分離
しかつ場合により乾燥することを特徴とする前記方法に
よって解決される。
【0033】精製後には、木綿繊維又はリンターは事実
上100重量%がセルロースから成っている。次に記載
される濃度の数値(精製の終った生成物に関する)は従
って例えばkg/kgセルロースで表わされる。
【0034】木綿繊維又はリンターの古典処理方法、つ
まり従来技術による精練−/漂白方法は、空気酸素又は
分子酸素を精練処理の間に排除しかつ漂白では好ましく
は過化合物を使用するように実施されている。このよう
な漂白方法は例えばドイツ国特許第698164号明細
書又はドイツ国特許出願公開第4035813号明細書
に記載されている。
【0035】最近の研究(J.Dannacher、
W.Schlenker、Textilveredel
ung(25) 6、1990、205−207頁)か
ら明らかなように、過酸化水素化合物を用いる漂白の場
合には、“通常の酸素”、つまり分子酸素は活性作用物
質ではなく、就中過酸化物化合物の分解の際に生じる所
謂ペルヒドロキシラジカル(Perhydroxyra
dikal)である。他の分解生成物、すなわち一重項
酸素(Singlettsauerstoff)、つま
り電子的に励起されたその第一の状態に存在する分子酸
素、ペルヒドロキシル陰イオン及びヒドロキシル陰イオ
ンは、この刊行物によれば顕著な影響は及ぼさない。他
の文献(ドイツ国特許出願公開第4035813号明細
書)では、ペルオキシ化合物の不均化の際に生じる分子
酸素、つまり電子的に励起された状態の分子酸素、した
がって一重項酸素は、保護的な漂白方法の場合に使用さ
れる。 従って、ガス状分子酸素の存在によって木綿繊
維又はリンターの本発明による処理方法の場合に実際に
有利な作用が得られたことは全く意外であった。
【0036】本発明方法の場合には、分子酵素に0.1
〜80重量%の範囲で他のガスを加えることができる。
このためにはO3、CO2、N2、SO2、NO2、NH3
び/又は空気(単独又は混合物)が極めて適当であるこ
とが判明した。
【0037】本発明の他の好ましい実施態様の場合に
は、アルカリ性溶液に空気を加える。好ましくは分子酸
素は、0.001〜4kg/kgセルロース、特に好ま
しくは0.01〜1kg/kgセルロースの濃度で使用
する。しかしガス状分子酸素を0.02〜0.4kg/
kgセルロースの濃度で使用するのが最も有利であっ
た。
【0038】有利な実施態様の場合には、方法を閉鎖さ
れたオートクレーブ中で行い、この際20〜99%、好
ましくは50〜95%の充填度及び0.5〜50ba
r、好ましくは1〜20bar、極めて好ましくは5〜
10barの酸素圧(20℃)を調整する。
【0039】好ましくは分子酸素を含有するガス又はガ
ス混合物は全部又は部分的に再循環されるので、最小量
の新しいガス又はガス混合物のみは加えなければならな
い。アルカリ性溶液としては、好ましくはアルカリ性無
機化合物、例えばアルカリ金属及び/又はアルカリ土類
金属の水酸化物、酸化物及び/又は炭酸塩の水溶液、場
合によっては前記化合物の混合物の水溶液を使用する。
【0040】本発明の他の実施態様によれば、アルカリ
性溶液はアンモニアアルカリ性水溶液又はアルカリ性有
機化合物の水溶液から製造することができる。
【0041】アルカリ性有機化合物は好ましくはアミン
である。
【0042】前記のアルカリ性化合物の有利な使用量
は、総量で0.01〜0.2kg/kgセルロースであ
り、好ましくは0.04〜0.12kg/kgセルロー
スである。
【0043】従来技術によれば、精練の際液体中の必要
なNaOH濃度は代表的にはNaOH0.25〜0.4
kg/kg精練リンター、すなわち精練の終了したリン
ター(表1参照)である、すなわち本発明方法の場合の
約3倍〜4倍量が必要になる。 好ましくはアルカリ性
溶液に他の物質、例えば過酸化物、過ホウ酸塩、漂白活
性剤、錯形成性の分散性表面活性物質及び/又はアルコ
ールを加える。漂白活性剤は例えばTAED(テトラア
セチルエチレンジアミン)であり;錯形成物質は例えば
EDTA(エチレンジアミンテトラ酢酸)であり、アル
コールは例えばメタノール、エタノール及び/又はイソ
プロピルアルコールである。表面活性物質は代表的には
耐アルカリ性非イオン又はアニオン界面活性剤である。
【0044】有利な実施態様の場合には、該方法を、反
応容器、好ましくは加圧オートクレーブ中にアルカリ性
溶液及びリンターを任意の順序で導入しかつオートクレ
ーブに所望量のガス又はガス混合物を給入するように行
う。反応器の内容物を十分に混合し、加熱するのが有利
である。
【0045】アルカリ性溶液は有利には40〜200℃
の温度、好ましくは100〜180℃、特に好ましくは
100〜160℃の温度を有する。加熱は例えば二重ジ
ャケット又は内部に存在する加熱蛇管により(間接的加
熱)又は反応室中への加熱水蒸気の給入によって直接行
うことができる。
【0046】反応時間はあまり重要ではなく、0.2〜
6時間、好ましくは0.5〜3時間、特に好ましくは1
〜2時間である。
【0047】溶液比は、1:3〜1:100の間、好ま
しくは1:5〜1:30の間、特に好ましくは1:8〜
1:15の間で変動する。
【0048】反応器としては好ましくは撹拌反応器を使
用する。該方法の好ましい実施態様の場合には木綿繊維
又は木綿リンターを反応器中で固定し、反応液を循環さ
せる。 この場合、反応器は回分的に又は連続的に動作
させてもよい。2個以上の反応器を回分的に交互に動作
させてもよい。
【0049】本発明の方法と従来技術との次の比較(表
1)は、本発明方法を用いるとより高い空時収率が得ら
れ、使用物質の使用は相当に低減され、同時に環境汚染
は最小化されることを示す。
【0050】
【表1】
【0051】従来技術による精練方法の場合には、副生
成物として強アルカリ性で、殆んど黒色の、悪臭のある
廃液(“黒液”)が生じ、これは今日地方自治体の浄化
装置ではもはや処理することができない。さらに廃液の
中和が不可欠なので上記の塩汚物も多量に生じる。
【0052】これに対して本発明による方法は、ほとん
ど中性であり、さらに透明であって、淡黄色を有しかつ
ほとんど無臭の“廃液”が生じる(例1)ように行うこ
とができる。さらに該廃液は明瞭に低減された有機的汚
物を含有している。該廃液はその有利なpH値の故に実
際に中和する必要はなく、その結果無機塩も廃水汚物と
して生じない。
【0053】
【実施例】
例 1 二重ジャケット加熱装置及び撹拌装置を有する市販の1
l加圧オートクレーブ[ビュヒ反応器(Buechi−
Reaktor)]に、次の量の反応成分を装入した
[原料リンター量(無水):約25g]。
【0054】 原料リンター 1.18kg/kg(使用量/精製リン
ター) NaOH 0.076 〃 水 19 〃 分子酸素 0.25 〃 反応器をその正味容積の約50%まで満たし、2時間の
反応時間の間撹拌下に160℃の温度で保つ。酸素圧
(約20℃)は10barであり、反応温度(160
℃)での全圧は約20barであった。
【0055】反応の終了後に反応器を冷却し、酸素(反
応の間には少部分しか消費されなかった)を排出するこ
とによって放圧を行う。次にこのように処理されたリン
ターを濾過しかつリンター1kg当り約10lの水で洗
浄する。
【0056】次いでリンターを種々の測定にかけると、
先ずエルレホ(Elrepho)による白色度が得られ
る。これは、漂白及び未漂白物質の白色度を測定するた
めの標準方法である。カール・ツアイス(Carl Z
eiss)社(Oberkochen在)製エルレホ装
置(Elrephogereat)を使用する。錠剤に
成形された試料のBaSO4に対する光反射率を白色標
準として測定する。この場合にはR46−フィルターを
使用した。測定はDIN53145により行う。また、
平均重合度(DP)、廃水の化学的酸素要求量(CS
B)、漂白リンターのカルボキシル基数及びこの例の場
合には抽出可能の単糖類又は多糖類の含分も測定した。
【0057】例1によるリンターの白色度はエルレホに
よると約73%であり、従って古典的方法により精練さ
れかつ漂白されたリンターの白色度に等しかった。種子
殻の残り及びその他の不純物は完全に除去されていた。
重合度は1107±47であり、従って同様に古典的方
法により得られた値に等しかった。リンターの収率は8
5.7%であった。収率の計算のためには、その都度反
応生成物、すなわちセルロース(60℃及び20mba
rで約10時間乾燥した)の質量を用い、リンターの原
重量に対して比較した。
【0058】反応副生成物としては、約20l/kgセ
ルロースの透明で、ほとんど無色無臭の液体が得られ
た。同液体は0.01g/l未満の遊離NaOHの含分
を有し、つまり7〜9のpH値によって事実上中性であ
り、かつそのCSB値は約5500mg/l(105g
/kgセルロースに相当する)であった。
【0059】精製されたリンターのカルボキシル基含分
は17.0mmol/kgセルロースであり、従って常
法により精練されかつ漂白されたリンターの値(通常は
10〜20mmol/kgセルロースである)に相応す
る。
【0060】膜の製造(このためには中性糖及び多糖類
の抽出量はできるだけ小さいことが要求されるであろ
う)のためにはまさに、本発明方法により精製されたリ
ンターが極めて適当であると思われる:例1により精製
されたリンターの場合には、抽出可能な中性糖の含分は
同じ常法により製造された比較試料の場合と同じであ
り、多糖類の含分は前記比較試料の場合よりも著しく少
ない(表2及び表3)。
【0061】
【表2】
【0062】
【表3】
【0063】例2〜11 例2〜11を例1と同じ条件下で実施した。但し方法パ
ラメータは表4により変化させた。
【0064】実験結果の他に、表4では、使用された原
料リンター及び2種類の工業的に精製された漂白リンタ
ー比較試料のDP値及び色価を比較した。
【0065】DPは、本発明により精製されたリンター
の場合には、カルボキシル基数又は白色度の著しい劣化
なしに目標に合せて約500〜3500の範囲で変化し
うるのが判る。
【0066】例12〜17 工業的規模でのこれらの実験の場合には、堅形傾斜板撹
拌機(vertikales Schreagblat
truehrwerk)及び二重ジャケット加熱装置を
有する150lチタン製加圧オートクレーブを使用し
た。この反応器の場合には1:10までの溶液比を実現
することができた。
【0067】その他の実験条件は例1で記載したとおり
である;実験条件及び結果は表5に記載してある。
【0068】
【表4】
【0069】
【表5】
【0070】白色度は、DP及び収率の著しい影響なし
に適当な添加物によって著しく増大されうること及び溶
液比は1:10まで問題なく実現可能であることが判
る。
【0071】例18 実験は例1と同様に実施した。但し10barのO2
加えて10barのCO2を圧入した(それぞれ20℃
で)。160℃での全圧は32barであった。この場
合にはCO2と溶液中に仕込まれたNaOHとの反応に
よってNa2CO3が生じる。
【0072】反応生成物としては、精製されたリンター
が91.2重量%の収率及び1595±125のDPで
得られた。可視的なすべての不純物(種子殻の残り等)
は除去されていた。
【0073】例19〜21 例19〜21を例1と同様に行った。但しガスとしては
酸素の代りに、O2 21容量%、残りN2を含有する合
成空気を使用した。結果は表6にまとめてある。
【0074】
【表6】
【0075】この場合には、純粋な酸素を用いる相応の
実験と比べると、比較可能の収率及びCSB値で15〜
20%高いDP値が得られることが判る。同様にすべて
の可視的不純物(種子殻の残り等)は完全に除去され
た。
【0076】例22 この実験は例1と同様に行った。但し反応液には、Na
OH0.4重量%の他にレオフェン(Leophen)
0.05重量%及びキーラロンB(Kieralon
B)0.05重量%[いずれもBASF社の登録商標]
を加えた。
【0077】この場合レオフェンは、特に木綿のアルカ
リ蒸解(alkalischesAbkochen)の
ために開発された湿潤−及び分散剤であり、キーラロン
Bは、同じ目的のために開発された非イオン性及びアニ
オン性界面活性剤から成る混合物である。
【0078】反応生成物としては、すべての可視的不純
物が除去されたリンターが得られ、エルレホ(Elre
pho)による白色度は74.8であり、DPは189
5±67であった。
【0079】収率は89.3%であり、従って例1の場
合よりも高くさえあった。
【0080】従って本発明の新規方法はまた、古典的精
練法のために開発された助剤を使用しようとする場合に
も有利に適用されうる。
【0081】例23 66.0のエルレホ白色度を有する木綿カードスライバ
ー(Kardenband)を、例1と同じ方法により
140℃、10barのO2(20℃)及び1:19の
溶液比(反応液中にNaOH0.04重量%を含む)
で、1時間反応条件に保った。
【0082】反応生成物としては、十分に白色の木綿
(エルレホ白色度:80.8)が、収率95重量%で、
5021±84のDPをもって得られた。繊維長及び繊
維構造は十分に保存されていた。5.97のpH値を有
する“廃液”のCSB値は換算すると51g/kg木綿
であった。
【0083】例24 例17により製造された精製リンター及び市販の漂白リ
ンター試料(比較のため)から、常法によりそれぞれセ
ルロース9重量%を含有するセルロースキュオクサム溶
液を製造し、公知法で紡糸して約160μmの乾燥内径
(紡糸及び乾燥後の内径)を有する毛管膜を製造した。
【0084】例17により精製されたリンターを用いて
製造した膜は、276ng/mlの補体活性化(C5a
値として測定)を有しており、従って従来技術により精
練し、漂白したリンターから製造した膜と比べて約60
%低減されたC5a値を有していた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 1:00

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 木綿繊維を精製し、精製した木綿繊維を
    化学的又は物理学的方法で溶解しかつこのようにして得
    られた溶液を加工して膜を形成することによって、中空
    繊維、管状フィルム又は扁平フィルムの形のセルロース
    膜を製造するに当り、木綿繊維をアルカリ性溶液中で一
    段法でガス状分子酸素で処理し、木綿繊維をアルカリ性
    溶液から分離し、洗浄しかつ場合により乾燥し、次に化
    学的又は物理学的方法で溶解しかつこの溶液を次にセル
    ロースの再生又は沈殿下に加工して膜を形成することを
    特徴とする、セルロース膜の製造方法。
  2. 【請求項2】 木綿繊維を銅アンモニア法により溶解す
    る、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 木綿繊維をキサントゲン酸塩法により溶
    解する、請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 木綿繊維を非プロトン溶剤と元素Li、
    Ca及び/又はMgの塩とから成る混合物中で溶解す
    る、請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 木綿繊維を第三アミン酸化物中で、場合
    によりセルロースを溶解しない希釈剤の添加下に溶解す
    る、請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】 酸化剤で処理することによって木綿繊維
    を精製するに当り、木綿繊維をアルカリ性溶液中で一段
    法でガス状分子酸素で処理し、木綿繊維をアルカリ性溶
    液から分離し、洗浄しかつ場合により乾燥することを特
    徴とする、木綿繊維の精製方法。
  7. 【請求項7】 ガス状分子酸素に0.1〜80重量%の
    範囲で他のガスを加える、請求項1から請求項6までの
    いずれか1項記載の方法。
  8. 【請求項8】 他のガスとしてO3、NO2、CO2
    2、SO2、NH3及び/又は空気を単独で混合物とし
    て加える、請求項1から請求項7までのいずれか1項記
    載の方法。
  9. 【請求項9】 空気を加える、請求項1から請求項8ま
    でのいずれか1項記載の方法。
  10. 【請求項10】 分子酸素を含有するガスを全部又は部
    分的に再循環させる、請求項1から請求項9までのいず
    れか1項記載の方法。
  11. 【請求項11】 ガス状分子酸素を0.001〜4kg
    /kgセルロースの濃度で使用する請求項1から請求項
    10までのいずれか1項記載の方法。
  12. 【請求項12】 閉鎖されたオートクレーブ中で作業を
    行い、この際20〜99%、好ましくは50〜95%の
    充填度及び0.5〜50barの酸素圧を調整する、請
    求項1から請求項11までのいずれか1項記載の方法。
  13. 【請求項13】 アルカリ性溶液としては、無機化合
    物、例えばアルカリ金属及び/又はアルカリ土類金属の
    水酸化物、酸化物及び/又は炭酸塩、場合によってはそ
    れらの混合物の水溶液を使用する、請求項1から請求項
    12までのいずれか1項記載の方法。
  14. 【請求項14】 アルカリ性溶液をアンモニアアルカリ
    性水溶液又は有機アルカリ性物質の水溶液から製造す
    る、請求項1から請求項12までのいずれか1項記載の
    方法。
  15. 【請求項15】 有機アルカリ性物質がアミンである、
    請求項14記載の方法。
  16. 【請求項16】 セルロース1kgにつき使用されるア
    ルカリ性化合物の全量が0.01〜0.2kgである、
    請求項13から請求項15までのいずれか1項記載の方
    法。
  17. 【請求項17】 過酸化物、過ホウ酸塩、漂白活性剤、
    錯形成剤、分散性を有する表面活性剤及び/又はアルコ
    ールを添加する、請求項1から請求項16までのいずれ
    か1項記載の方法。
  18. 【請求項18】 アルカリ性溶液及びリンターを任意の
    順序で反応器に導入しかつ反応器に所望量のガス又はガ
    ス混合物を給入し、この際反応内容物を十分に混合しか
    つ加熱する、請求項1から請求項17までのいずれか1
    項記載の方法。
  19. 【請求項19】 アルカリ性溶液が40〜200℃の温
    度を有する、請求項1から請求項18までのいずれか1
    項記載の方法。
  20. 【請求項20】 反応時間が0.2〜6時間である、請
    求項1から請求項19までのいずれか1項記載の方法。
  21. 【請求項21】 溶液比が1:3〜1:100である、
    請求項1から請求項20までのいずれか1項記載の方
    法。
  22. 【請求項22】 反応器として撹拌反応器を使用する、
    請求項1から請求項21までのいずれか1項記載の方
    法。
  23. 【請求項23】 木綿繊維を反応器中に予め固定しかつ
    反応液を循環させる請求項1から請求項22までのいず
    れか1項記載の方法。
  24. 【請求項24】 反応器を連続的に作動させる請求項2
    2記載の方法。
  25. 【請求項25】 2個以上の反応器を交互に作動させ
    る、請求項22又は23記載の方法。
  26. 【請求項26】 請求項5から請求項25までのいずれ
    か1項記載の方法により製造された精製木綿繊維。
  27. 【請求項27】 請求項26記載の精製木綿繊維を使用
    することを特徴とする、セルロース膜の製造方法。
  28. 【請求項28】 請求項27記載の方法により製造され
    たセルロース膜。
  29. 【請求項29】 請求項1から請求項5までのいずれか
    1項記載の方法により製造されたセルロース膜。
  30. 【請求項30】 セルロース膜が、500ng/ml未
    満、好ましくは400ng/mlの補体活性化(C5a
    として測定)を有する、請求項28又は29記載のセル
    ロース膜。
  31. 【請求項31】 300ng/mlの補体活性化(C5
    aとして測定)を有する、請求項30記載のセルロース
    膜。
  32. 【請求項32】 主としてセルロース又は主として再生
    セルロースから成る膜において、該膜が、500ng/
    ml、好ましくは400ng/mlの補体活性化(C5
    aとして測定)を有することを特徴とする前記膜。
  33. 【請求項33】 300ng/ml未満の補体活性化
    (C5aとして測定)を有する、請求項32記載の膜。
  34. 【請求項34】 請求項28から請求項33までのいず
    れか1項記載のセルロース膜を使用する血液透析膜。
JP6243822A 1993-10-08 1994-10-07 セルロース膜の製造方法、木綿繊維の精製方法、精製された木綿繊維、セルロース膜及び血液透析膜 Pending JPH07165938A (ja)

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