JPH07166202A - 低アスペクト比扁平状軟磁性金属粉末およびその製造方法 - Google Patents
低アスペクト比扁平状軟磁性金属粉末およびその製造方法Info
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- JPH07166202A JPH07166202A JP5316777A JP31677793A JPH07166202A JP H07166202 A JPH07166202 A JP H07166202A JP 5316777 A JP5316777 A JP 5316777A JP 31677793 A JP31677793 A JP 31677793A JP H07166202 A JPH07166202 A JP H07166202A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 高感度でかつ情報の秘密性の高い磁気バーコ
ードの印刷による形成に最適な磁性粉末およびその製造
方法。 【構成】 磁性粉末は粒子の平均アスペクト比が1.5
〜4、最大粒径が44μm以下、飽和磁束密度が0.7
T以上、保磁力が1200A/m以下の低アスペクト比
扁平状軟磁性金属粉末。製造方法は、最大粒径が31μ
m以下の粒状あるいは球状粉末を粉砕媒体とともに容器
内に収容して、潤滑剤との共存下で媒体と容器の少なく
とも一方を駆動することにより粉末を機械的に扁平化す
るもの。
ードの印刷による形成に最適な磁性粉末およびその製造
方法。 【構成】 磁性粉末は粒子の平均アスペクト比が1.5
〜4、最大粒径が44μm以下、飽和磁束密度が0.7
T以上、保磁力が1200A/m以下の低アスペクト比
扁平状軟磁性金属粉末。製造方法は、最大粒径が31μ
m以下の粒状あるいは球状粉末を粉砕媒体とともに容器
内に収容して、潤滑剤との共存下で媒体と容器の少なく
とも一方を駆動することにより粉末を機械的に扁平化す
るもの。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気的な記録方式を利
用した記録媒体に用いられる軟磁性金属粉末に関し、特
に特定の磁性を有する磁性体の有無により識別情報を与
える磁気バーコードに使用される低アスペクト比の扁平
状軟磁性金属粉末およびその製造方法に関するものであ
る。
用した記録媒体に用いられる軟磁性金属粉末に関し、特
に特定の磁性を有する磁性体の有無により識別情報を与
える磁気バーコードに使用される低アスペクト比の扁平
状軟磁性金属粉末およびその製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】キャッシュカード、クレジットカード、
プリペイドカード等の普及にしたがい、その記録情報の
保護についての要求が高まっている。特にこれらのカー
ドの多くが採用している磁気記録方式においては、記録
情報の保護、偽造の防止に関する多くの方法等が提案・
採用されている。たとえば、特開昭55−93514
号、特開昭59−94188号、特開昭62−1896
26号、特開昭62−204430号等に示されるよう
に、磁気カードの記録層の上層に磁気シールド層を設
け、容易に情報の読み取りおよび書き込みができないカ
ードやその記録再生装置の提案である。また、特公昭4
0−23745号、特開昭62−189626号のよう
に記録磁性層を2層にしたカードも提案されている。
プリペイドカード等の普及にしたがい、その記録情報の
保護についての要求が高まっている。特にこれらのカー
ドの多くが採用している磁気記録方式においては、記録
情報の保護、偽造の防止に関する多くの方法等が提案・
採用されている。たとえば、特開昭55−93514
号、特開昭59−94188号、特開昭62−1896
26号、特開昭62−204430号等に示されるよう
に、磁気カードの記録層の上層に磁気シールド層を設
け、容易に情報の読み取りおよび書き込みができないカ
ードやその記録再生装置の提案である。また、特公昭4
0−23745号、特開昭62−189626号のよう
に記録磁性層を2層にしたカードも提案されている。
【0003】一方、個々のカードに識別情報を設ける方
法も採用されている。この識別情報を付与する手段の一
つとしてカードに磁気バーコードを形成する方法があ
る。通常、この磁気バーコードは印刷により作成し、磁
性粉を含む磁気インキで所望のパターンを形成した磁気
バーコードと、磁性のない顔料を含み非磁性インキで形
成したダミーバーコードを任意に配列して識別情報とし
ている。この磁気バーコードを読み取るには、適当な強
さの外部磁界を印加し、磁気センサにより磁気バーコー
ドの磁化を検出したり、磁気抵抗の変化を検出する方法
が一般に用いられている。
法も採用されている。この識別情報を付与する手段の一
つとしてカードに磁気バーコードを形成する方法があ
る。通常、この磁気バーコードは印刷により作成し、磁
性粉を含む磁気インキで所望のパターンを形成した磁気
バーコードと、磁性のない顔料を含み非磁性インキで形
成したダミーバーコードを任意に配列して識別情報とし
ている。この磁気バーコードを読み取るには、適当な強
さの外部磁界を印加し、磁気センサにより磁気バーコー
ドの磁化を検出したり、磁気抵抗の変化を検出する方法
が一般に用いられている。
【0004】磁気バーコードに用いられる磁性粉は、従
来特開平1−109524号に記載されているように球
状のカルボニル鉄粉や球状に近い形状のパーマロイ、セ
ンダスト等が用いられている。
来特開平1−109524号に記載されているように球
状のカルボニル鉄粉や球状に近い形状のパーマロイ、セ
ンダスト等が用いられている。
【0005】前記それぞれの粉末の製造方法は、記録磁
性層用、シールド層用および磁気バーコード用でそれぞ
れ異なっている。記録磁性層用の粉末は、針状ゲーサイ
ト等の脱水、還元によって主に製造される。一方、シー
ルド層用の粉末の製造方法としては、ボールミルやアト
ライター等、粉末を粉砕媒体とともに容器に収容して、
この媒体と容器の少なくとも一方を駆動することによ
り、機械的に粉砕・扁平化する方法が広く用いられてい
る。たとえば、特開昭63−35701号には湿式のボ
ールミルを用い、ハロゲン化炭化水素を粉砕助剤とした
鱗片状粉末の製造方法が示されており、特開平1−18
8606号には連続式のアトライターにより、大量に扁
平状粉末を製造できる方法が記載されている。また、従
来磁気バーコードに用いられている球状の磁性粉は、ガ
スアトマイズ等により製造されていた。
性層用、シールド層用および磁気バーコード用でそれぞ
れ異なっている。記録磁性層用の粉末は、針状ゲーサイ
ト等の脱水、還元によって主に製造される。一方、シー
ルド層用の粉末の製造方法としては、ボールミルやアト
ライター等、粉末を粉砕媒体とともに容器に収容して、
この媒体と容器の少なくとも一方を駆動することによ
り、機械的に粉砕・扁平化する方法が広く用いられてい
る。たとえば、特開昭63−35701号には湿式のボ
ールミルを用い、ハロゲン化炭化水素を粉砕助剤とした
鱗片状粉末の製造方法が示されており、特開平1−18
8606号には連続式のアトライターにより、大量に扁
平状粉末を製造できる方法が記載されている。また、従
来磁気バーコードに用いられている球状の磁性粉は、ガ
スアトマイズ等により製造されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来磁気バーコードに
使用されている磁性粉はほぼ球状であるため反磁界係数
が大きく透磁率も小さい。このため、マグネティック・
ビューアのような簡易的な方法では磁気バーコードのパ
ターンを読み取ることができず、情報の秘密が保持でき
る。しかし、逆に、磁気センサで読み取る際も漏洩磁束
がわずかであるため出力が小さく、バーコード上の保護
層の厚さの変動や汚れにより読み取りエラーが発生する
場合があった。これを実用上防止するためには、より高
感度の磁気センサが必要であり、そのため高価な読み取
り装置になっていた。また、出力が低いため、センサの
摩耗等によるセンサ性能の低下に対しても、センサの交
換を頻繁に行う必要があった。
使用されている磁性粉はほぼ球状であるため反磁界係数
が大きく透磁率も小さい。このため、マグネティック・
ビューアのような簡易的な方法では磁気バーコードのパ
ターンを読み取ることができず、情報の秘密が保持でき
る。しかし、逆に、磁気センサで読み取る際も漏洩磁束
がわずかであるため出力が小さく、バーコード上の保護
層の厚さの変動や汚れにより読み取りエラーが発生する
場合があった。これを実用上防止するためには、より高
感度の磁気センサが必要であり、そのため高価な読み取
り装置になっていた。また、出力が低いため、センサの
摩耗等によるセンサ性能の低下に対しても、センサの交
換を頻繁に行う必要があった。
【0007】また、アスペクト比がたとえば40以上と
大きい針状あるいは鱗片状の軟磁性粉を用いると、これ
らの粉末粒子は反磁界係数の小さな針状方向あるいは扁
平方向に磁化し易く、読み取りの際の漏洩磁束が球状の
粉末に比べて大きい。したがってセンサの出力も大きく
安定した読み取りができる。しかし、残留磁化が大きい
ためマグネティック・ビューア等でバーコードのパター
ンを容易に読み取ることができ情報の秘密保持を確保で
きない。
大きい針状あるいは鱗片状の軟磁性粉を用いると、これ
らの粉末粒子は反磁界係数の小さな針状方向あるいは扁
平方向に磁化し易く、読み取りの際の漏洩磁束が球状の
粉末に比べて大きい。したがってセンサの出力も大きく
安定した読み取りができる。しかし、残留磁化が大きい
ためマグネティック・ビューア等でバーコードのパター
ンを容易に読み取ることができ情報の秘密保持を確保で
きない。
【0008】本発明の目的は、上記磁気バーコードに用
いられる粉末において、外部磁界を印加した場合には磁
気センサで安定した読み取りができる漏洩磁束が得ら
れ、外部磁界がない場合には漏洩磁束が少なく、マグネ
ティック・ビューア等で磁気バーコードのパターンを識
別できない形状・特性を有する粉末を提供することおよ
びその粉末の製造方法を提供することにある。
いられる粉末において、外部磁界を印加した場合には磁
気センサで安定した読み取りができる漏洩磁束が得ら
れ、外部磁界がない場合には漏洩磁束が少なく、マグネ
ティック・ビューア等で磁気バーコードのパターンを識
別できない形状・特性を有する粉末を提供することおよ
びその粉末の製造方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願の第1発明は上記目
的を達成するために磁気バーコードに使用される軟磁性
金属粉末として、粒子の平均アスペクト比が1.5〜
4、最大粒径が44μm以下、飽和磁束密度が0.7T
以上、保磁力が1200A/m以下とするものである。
的を達成するために磁気バーコードに使用される軟磁性
金属粉末として、粒子の平均アスペクト比が1.5〜
4、最大粒径が44μm以下、飽和磁束密度が0.7T
以上、保磁力が1200A/m以下とするものである。
【0010】また、本願の第2発明は上記軟磁性金属粉
末の製造方法であって、最大粒径31μm以下の粒状あ
るいは球状の粉末を粉砕媒体とともに容器内に収容し
て、潤滑剤との共存下で該媒体と容器の少なくとも一方
を駆動して機械的に変形せしめ、粒子の平均アスペクト
比が1.5〜4、最大粒径が44μm以下の低アスペク
ト比の扁平粉とするものである。
末の製造方法であって、最大粒径31μm以下の粒状あ
るいは球状の粉末を粉砕媒体とともに容器内に収容し
て、潤滑剤との共存下で該媒体と容器の少なくとも一方
を駆動して機械的に変形せしめ、粒子の平均アスペクト
比が1.5〜4、最大粒径が44μm以下の低アスペク
ト比の扁平粉とするものである。
【0011】第2発明において、機械的に変形される原
料粉末は水アトマイズ、ガスアトマイズ等のように溶解
合金から直接製造された粉末を用いること、平均粒径7
μm以下のものを用いることがそれぞれが望ましい。ま
た必要な場合には機械的に変形せしめられた後、非酸化
性雰囲気中において熱処理し、保磁力を1200A/m
以下とするものである。
料粉末は水アトマイズ、ガスアトマイズ等のように溶解
合金から直接製造された粉末を用いること、平均粒径7
μm以下のものを用いることがそれぞれが望ましい。ま
た必要な場合には機械的に変形せしめられた後、非酸化
性雰囲気中において熱処理し、保磁力を1200A/m
以下とするものである。
【0012】
【作用】本発明者らは種々の磁気特性および形状的特性
を有する粉末を用いてテストした結果、飽和磁束密度が
0.7T以上、保磁力が1200A/m以下、粒子の平
均アスペクト比が1.5〜4、最大粒径が44μm以下
である軟磁性金属粉末を用いた磁気バーコードはマグネ
ティック・ビューア等の簡易的な観察方法ではバーコー
ドのパターンを識別できず、しかも磁気センサを用いた
読み取りの際に、特定強度の外部磁界が印加されると、
読み取りに十分な漏洩磁束が得られ、安定したバーコー
ドパターンの読み取りができるようになることを見出し
た。
を有する粉末を用いてテストした結果、飽和磁束密度が
0.7T以上、保磁力が1200A/m以下、粒子の平
均アスペクト比が1.5〜4、最大粒径が44μm以下
である軟磁性金属粉末を用いた磁気バーコードはマグネ
ティック・ビューア等の簡易的な観察方法ではバーコー
ドのパターンを識別できず、しかも磁気センサを用いた
読み取りの際に、特定強度の外部磁界が印加されると、
読み取りに十分な漏洩磁束が得られ、安定したバーコー
ドパターンの読み取りができるようになることを見出し
た。
【0013】軟磁性合金粉末の飽和磁束密度を0.7T
以上と限定した理由は、0.7T未満の飽和磁束密度で
は読み取りの際の外部磁界の印加に対し漏洩磁束が不十
分であり、安定した読み取りができないからである。
以上と限定した理由は、0.7T未満の飽和磁束密度で
は読み取りの際の外部磁界の印加に対し漏洩磁束が不十
分であり、安定した読み取りができないからである。
【0014】また、保磁力が1200A/mを越える粉
末では残留磁束密度が大きく、磁気バーコードとした場
合にマグネティック・ビューアでバーコードが識別でき
るため磁気バーコード用の軟磁性粉末としては不適当で
ある。
末では残留磁束密度が大きく、磁気バーコードとした場
合にマグネティック・ビューアでバーコードが識別でき
るため磁気バーコード用の軟磁性粉末としては不適当で
ある。
【0015】本願の第1発明の粉末は、低アスペクト比
とされたことを特徴とする。平均アスペクト比が1.5
未満の軟磁性粉末では先に述べた従来の球状粉末と同様
にセンサの出力が小さく、安定した読み取りができな
い。また、平均アスペクト比が4より大きい軟磁性粉末
は、マグネティック・ビューアでバーコードパターンを
読み取ることができるため、磁気バーコード用の軟磁性
粉末としては不適当である。
とされたことを特徴とする。平均アスペクト比が1.5
未満の軟磁性粉末では先に述べた従来の球状粉末と同様
にセンサの出力が小さく、安定した読み取りができな
い。また、平均アスペクト比が4より大きい軟磁性粉末
は、マグネティック・ビューアでバーコードパターンを
読み取ることができるため、磁気バーコード用の軟磁性
粉末としては不適当である。
【0016】最大粒径44μm以下の規定に関しては、
磁気バーコードを印刷するスクリーン印刷の際、これを
越える粒子がスクリーンを通過できないため、印刷に支
障が生じる場合があり、また、印刷したバーコードの表
面粗さが粗くなって、センサの出力にばらつきが生じ易
くなる。
磁気バーコードを印刷するスクリーン印刷の際、これを
越える粒子がスクリーンを通過できないため、印刷に支
障が生じる場合があり、また、印刷したバーコードの表
面粗さが粗くなって、センサの出力にばらつきが生じ易
くなる。
【0017】本願の第2発明は、目的とする粉末に対し
扁平化による拡大を見越した最大粒径の粒状あるいは球
状の粉末を用い、比較的短い適用な時間処理し、目的の
アスペクト比への変形のみに止め、粉砕(微粉化)作用
をほとんど伴わないように処理を行うものである。これ
は従来のように粉末を大きく変形せしめて、扁平度を可
能な限り高くし、この扁平かと共に粉砕(微粉化)を行
っていた磁気シールド用の粉末の製造方法とは大きく異
なるものである。
扁平化による拡大を見越した最大粒径の粒状あるいは球
状の粉末を用い、比較的短い適用な時間処理し、目的の
アスペクト比への変形のみに止め、粉砕(微粉化)作用
をほとんど伴わないように処理を行うものである。これ
は従来のように粉末を大きく変形せしめて、扁平度を可
能な限り高くし、この扁平かと共に粉砕(微粉化)を行
っていた磁気シールド用の粉末の製造方法とは大きく異
なるものである。
【0018】用いる粒子の最大粒径が31μmを越える
と、所定の平均アスペクト比1.5〜4までの変形処理
で目的とする粉末の最大粒径を越えてしまう可能性が高
くなる。
と、所定の平均アスペクト比1.5〜4までの変形処理
で目的とする粉末の最大粒径を越えてしまう可能性が高
くなる。
【0019】本発明の製造方法では機械的に粉末を変形
せしめる過程において、ほとんど粉砕(微粉化)作用を
伴わないが、これを実現させるためには粉砕媒体と粉末
粒子の摩擦を低減させる潤滑剤の添加が不可欠である。
潤滑剤の添加により粉砕作用は抑制され、変形作用が促
進される。
せしめる過程において、ほとんど粉砕(微粉化)作用を
伴わないが、これを実現させるためには粉砕媒体と粉末
粒子の摩擦を低減させる潤滑剤の添加が不可欠である。
潤滑剤の添加により粉砕作用は抑制され、変形作用が促
進される。
【0020】潤滑剤は液体、固体どちらでもよく、たと
えば、周知のステアリン酸、オレイン酸、ラウリン酸、
パルミチン酸等の高級脂肪酸、ステアリン酸亜鉛、ステ
アリン酸カルシウム、ラウリン酸亜鉛、ラウリン酸アル
ミニウム等の金属石けん、ステアリルアルコール等の高
級アルコール等、高級脂肪酸アルコール類、エタノール
アミン、ステアリルアミンなどの高級脂肪酸アミン、お
よびポリエチレンワックスなどで、これらは単独ばかり
でなく2種類以上加えてもよい。
えば、周知のステアリン酸、オレイン酸、ラウリン酸、
パルミチン酸等の高級脂肪酸、ステアリン酸亜鉛、ステ
アリン酸カルシウム、ラウリン酸亜鉛、ラウリン酸アル
ミニウム等の金属石けん、ステアリルアルコール等の高
級アルコール等、高級脂肪酸アルコール類、エタノール
アミン、ステアリルアミンなどの高級脂肪酸アミン、お
よびポリエチレンワックスなどで、これらは単独ばかり
でなく2種類以上加えてもよい。
【0021】本発明では原料粉末を粉砕媒体とともに容
器内に収容して、潤滑剤との共存下で該媒体と容器の少
なくとも一方を駆動して機械的に変形せしめることによ
りアスペクト比の制御を行っているが、用いる粉末のア
スペクト比が目的のアスペクト比に対して高過ぎるか、
または高い粒子が混在していてはこの制御が困難とな
る。したがって用いる粉末のアスペクト比は1であるこ
と、端的には球状であることが望ましいが粒状でも実用
上問題ない。粒状あるいは球状の原料粉末は、水アトマ
イズ、ガスアトマイズ等のように溶解した金属を飛散さ
せ、気流中あるいは、水中で凝固させた場合に得易い。
鋼塊を粉砕した場合にでも、脆性材料ではアスペクト比
が1に近い粒状の原料粉末を得ることができるが、延性
をもつ材質では、粉砕工程で扁平化が起こるため、材質
によっては球状に近い粉末を得ることは困難である。し
たがって、このような材質における本発明の粉末の製造
方法においては水アトマイズ、ガスアトマイズ等のよう
に溶解合金から直接製造された粉末を用いる。
器内に収容して、潤滑剤との共存下で該媒体と容器の少
なくとも一方を駆動して機械的に変形せしめることによ
りアスペクト比の制御を行っているが、用いる粉末のア
スペクト比が目的のアスペクト比に対して高過ぎるか、
または高い粒子が混在していてはこの制御が困難とな
る。したがって用いる粉末のアスペクト比は1であるこ
と、端的には球状であることが望ましいが粒状でも実用
上問題ない。粒状あるいは球状の原料粉末は、水アトマ
イズ、ガスアトマイズ等のように溶解した金属を飛散さ
せ、気流中あるいは、水中で凝固させた場合に得易い。
鋼塊を粉砕した場合にでも、脆性材料ではアスペクト比
が1に近い粒状の原料粉末を得ることができるが、延性
をもつ材質では、粉砕工程で扁平化が起こるため、材質
によっては球状に近い粉末を得ることは困難である。し
たがって、このような材質における本発明の粉末の製造
方法においては水アトマイズ、ガスアトマイズ等のよう
に溶解合金から直接製造された粉末を用いる。
【0022】さらに、機械的な変形を受けた粉末粒子内
部には歪が生じており、材質によっては目標とする保磁
力1200A/m以下を満たすことができない。このよ
うな場合には熱処理により歪を除去し、これを満たす。
しかし、本発明のような微粉末では空気中で熱処理を行
うと、酸化作用によりかえって磁気特性が劣化すること
があり、非酸化性の雰囲気で熱処理を行うことが望まし
い。
部には歪が生じており、材質によっては目標とする保磁
力1200A/m以下を満たすことができない。このよ
うな場合には熱処理により歪を除去し、これを満たす。
しかし、本発明のような微粉末では空気中で熱処理を行
うと、酸化作用によりかえって磁気特性が劣化すること
があり、非酸化性の雰囲気で熱処理を行うことが望まし
い。
【0023】また、本発明の低アスペクト比扁平状軟磁
性粉末において、平均粒径が10μm以下とすることが
使い勝手から望ましい、このような粉末を得るために
は、本願の第2発明で用いる原料粉末の平均粒径は7μ
m以下とするとよい。
性粉末において、平均粒径が10μm以下とすることが
使い勝手から望ましい、このような粉末を得るために
は、本願の第2発明で用いる原料粉末の平均粒径は7μ
m以下とするとよい。
【0024】
(実施例1)溶解合金を水中に投入して急冷し、鋼塊に
多数のクラックを生ぜしめ、これを乾式の振動ミルにて
粉砕することにより得られた粒状粒子よりなる7.5S
i−6.6Cr−7.0Al−残部Fe合金粉末を、ボ
ールミルを用い、所定直径、所定の粉末対比重量の鋼球
と、潤滑剤としての粉末重量の20倍量のイソプロピル
アルコール(IPA)を添加し、所定時間加工それぞれ
の加工前後の平均粒径および最大粒径の測定結果ならび
に得られた粉末の平均アスペクト比を表1に示す。また
イソプロピルアルコールに代えてステアリン酸を粉末重
量の3%添加した乾式の場合の結果も同表内に記した。
多数のクラックを生ぜしめ、これを乾式の振動ミルにて
粉砕することにより得られた粒状粒子よりなる7.5S
i−6.6Cr−7.0Al−残部Fe合金粉末を、ボ
ールミルを用い、所定直径、所定の粉末対比重量の鋼球
と、潤滑剤としての粉末重量の20倍量のイソプロピル
アルコール(IPA)を添加し、所定時間加工それぞれ
の加工前後の平均粒径および最大粒径の測定結果ならび
に得られた粉末の平均アスペクト比を表1に示す。また
イソプロピルアルコールに代えてステアリン酸を粉末重
量の3%添加した乾式の場合の結果も同表内に記した。
【0025】なお、本実施例を含めた各実施例におい
て、粉末の平均粒径、最大粒径および平均アスペクト比
の測定は以下の方法で行った。粉末の平均粒径および最
大粒径はレーザー分散方式の粒度分布測定機を用いて測
定した。平均アスペクト比を求めるにはまず粒子の厚み
を測定する。磁石により粉末を扁平方向に配向させた状
態で樹脂等に埋め込み、断面を研磨する。この粒子の断
面から厚みを測定する。測定にはSEM、あるいは光学
顕微鏡を用いる。いくつかの粒子の厚みを測定しその平
均を求めこれを平均厚みとする。平均アスペクト比は平
均粒径と平均厚みとの比(平均粒径/平均厚み)であ
る。
て、粉末の平均粒径、最大粒径および平均アスペクト比
の測定は以下の方法で行った。粉末の平均粒径および最
大粒径はレーザー分散方式の粒度分布測定機を用いて測
定した。平均アスペクト比を求めるにはまず粒子の厚み
を測定する。磁石により粉末を扁平方向に配向させた状
態で樹脂等に埋め込み、断面を研磨する。この粒子の断
面から厚みを測定する。測定にはSEM、あるいは光学
顕微鏡を用いる。いくつかの粒子の厚みを測定しその平
均を求めこれを平均厚みとする。平均アスペクト比は平
均粒径と平均厚みとの比(平均粒径/平均厚み)であ
る。
【0026】
【表1】 この表より、本発明の製造方法による粉末は、平均粒径
が約4〜9μm程度、最大粒径22〜31μm、平均ア
スペクト比1.8〜4の粉末であり、分級の必要もなく
バーコード用に適する粉末が得られている。また、保磁
力も水素中あるいは窒素中の熱処理により、いずれの粉
末も1100A/m以下の値が得られており、飽和磁束
密度も0.9T以上の値を示していることを確認した。
本発明の試料No.1とNo.4を比較すると、潤滑剤
の種類によりSi−Cr−Al−Fe系軟磁性材料では
粒径の拡大を抑制して扁平化することができることが分
かる。
が約4〜9μm程度、最大粒径22〜31μm、平均ア
スペクト比1.8〜4の粉末であり、分級の必要もなく
バーコード用に適する粉末が得られている。また、保磁
力も水素中あるいは窒素中の熱処理により、いずれの粉
末も1100A/m以下の値が得られており、飽和磁束
密度も0.9T以上の値を示していることを確認した。
本発明の試料No.1とNo.4を比較すると、潤滑剤
の種類によりSi−Cr−Al−Fe系軟磁性材料では
粒径の拡大を抑制して扁平化することができることが分
かる。
【0027】上記で得られた粉末に樹脂、溶剤等を加え
て磁性インキを調製し、これをPET(ポリエチレンテ
レフタレート)基体上にスクリーン印刷し、磁気バーコ
ードを形成した。形成した磁気バーコードはマグネティ
ック・ビューアでは識別することは不可能であった。磁
気センサでの読み取りテストでは、球状のカルボニル鉄
粉を用いた磁気バーコードに比べ約20%の出力電圧が
向上した。
て磁性インキを調製し、これをPET(ポリエチレンテ
レフタレート)基体上にスクリーン印刷し、磁気バーコ
ードを形成した。形成した磁気バーコードはマグネティ
ック・ビューアでは識別することは不可能であった。磁
気センサでの読み取りテストでは、球状のカルボニル鉄
粉を用いた磁気バーコードに比べ約20%の出力電圧が
向上した。
【0028】(実施例2)水アトマイズ法により噴霧
し、1.3Cu−5.6Nb−8.7Si−1.4B−
残部Feよりなる平均粒径6.5μm、最大粒径31μ
mの粉末と、平均粒径5.0μm、最大粒径22μmの
粉末をそれぞれ得た。X線回析の結果、非晶質合金特有
のハローパターンを示した。この粉末をSUJ−2鋼球
を粉砕媒体とするアトライターを用いて加工した。被加
工粉末に対し所定重量比の鋼球と、潤滑剤として粉末重
量の20倍量のイソプロピルアルコールならびに粉末重
量の0.6%のステアリン酸亜鉛を複合添加し、毎分3
00回転で所定時間運転した。この加工前後の粉末の特
性を表2に示す。但し、平均アスペクト比は(平均粒径
/平均厚み)の計算値である。
し、1.3Cu−5.6Nb−8.7Si−1.4B−
残部Feよりなる平均粒径6.5μm、最大粒径31μ
mの粉末と、平均粒径5.0μm、最大粒径22μmの
粉末をそれぞれ得た。X線回析の結果、非晶質合金特有
のハローパターンを示した。この粉末をSUJ−2鋼球
を粉砕媒体とするアトライターを用いて加工した。被加
工粉末に対し所定重量比の鋼球と、潤滑剤として粉末重
量の20倍量のイソプロピルアルコールならびに粉末重
量の0.6%のステアリン酸亜鉛を複合添加し、毎分3
00回転で所定時間運転した。この加工前後の粉末の特
性を表2に示す。但し、平均アスペクト比は(平均粒径
/平均厚み)の計算値である。
【0029】比較のために同じ材質で、平均粒径9.0
μm、最大粒径62μmの粉末を同一条件で加工した場
合を比較例1、また、加工時間を延長したものを比較例
2として同表内に記す。
μm、最大粒径62μmの粉末を同一条件で加工した場
合を比較例1、また、加工時間を延長したものを比較例
2として同表内に記す。
【0030】本発明による製造方法では、いずれの粉末
を使用したものも目標の粉末特性を示しているが、望ま
しい平均粒径の限界7μmおよび最大粒径の限界31μ
mを越える原料粉末を使用した比較例1では平均アスペ
クト比は限界4.3、平均粒径は望ましい10μmに対
し11.8μmとやや上回っている程度であるが、最大
粒径は88μmと限界の2.0倍と大きなものが得られ
た。
を使用したものも目標の粉末特性を示しているが、望ま
しい平均粒径の限界7μmおよび最大粒径の限界31μ
mを越える原料粉末を使用した比較例1では平均アスペ
クト比は限界4.3、平均粒径は望ましい10μmに対
し11.8μmとやや上回っている程度であるが、最大
粒径は88μmと限界の2.0倍と大きなものが得られ
た。
【0031】比較例1の粉末を分級することにより目標
を満たす粉末とすることができたが、その歩留りは55
%と著しく低い値であり、コスト的に実用に達していな
ことが分かった。また比較例2は加工時間を延長し粒子
の微粉化を試みたものであるが、平均粒径、最大粒径、
平均アスペクト比とも高くなり目的の特性を有する粉末
が得られないことが分かった。
を満たす粉末とすることができたが、その歩留りは55
%と著しく低い値であり、コスト的に実用に達していな
ことが分かった。また比較例2は加工時間を延長し粒子
の微粉化を試みたものであるが、平均粒径、最大粒径、
平均アスペクト比とも高くなり目的の特性を有する粉末
が得られないことが分かった。
【0032】また、本発明の粉末は加工したままでは非
晶質状態であり、保磁力は1200A/m以下の条件で
達成できなかったが、粉末を結晶化温度より50℃高い
温度で1時間保持した後冷却する熱処理を施すことによ
り微細な結晶状態となり保磁力790A/mと十分な特
性となった。飽和磁束密度は1.0T以上を示している
ことを確認した。
晶質状態であり、保磁力は1200A/m以下の条件で
達成できなかったが、粉末を結晶化温度より50℃高い
温度で1時間保持した後冷却する熱処理を施すことによ
り微細な結晶状態となり保磁力790A/mと十分な特
性となった。飽和磁束密度は1.0T以上を示している
ことを確認した。
【0033】これら本発明による粉末を使用して調製し
た磁性インキをポリ塩化ビニル基体上に印刷し磁気バー
コードを形成した。形成された磁気バーコードに市販の
磁石を近づけて磁化したのちマグネティック・ビューア
で識別を試みたが不可能であった。磁気センサでの読み
取りテストでは、十分に読み取り可能であり、しかも球
状のカルボニル鉄粉を用いた磁気バーコードに比べ約2
5%出力電圧が向上することを確認した。
た磁性インキをポリ塩化ビニル基体上に印刷し磁気バー
コードを形成した。形成された磁気バーコードに市販の
磁石を近づけて磁化したのちマグネティック・ビューア
で識別を試みたが不可能であった。磁気センサでの読み
取りテストでは、十分に読み取り可能であり、しかも球
状のカルボニル鉄粉を用いた磁気バーコードに比べ約2
5%出力電圧が向上することを確認した。
【0034】
【表2】 (実施例3)溶解合金を水中に投入して、急冷し、鋼塊
に多数のクラックを生ぜしめ、これを乾式の振動ミルに
て粉砕することにより得られた2種の粒状粒子よりなる
9.5Si−5.5Al−残部Fe合金粉末をアトライ
ター用い、所定直径、所定の粉末対比重量の鋼球と、潤
滑剤として粉末重量の0.1%のステアリン酸亜鉛を添
加して加工した。比較例として潤滑剤を添加しない他は
同条件で加工を行った。加工条件および加工後の粉末特
性を表3に示す。
に多数のクラックを生ぜしめ、これを乾式の振動ミルに
て粉砕することにより得られた2種の粒状粒子よりなる
9.5Si−5.5Al−残部Fe合金粉末をアトライ
ター用い、所定直径、所定の粉末対比重量の鋼球と、潤
滑剤として粉末重量の0.1%のステアリン酸亜鉛を添
加して加工した。比較例として潤滑剤を添加しない他は
同条件で加工を行った。加工条件および加工後の粉末特
性を表3に示す。
【0035】本発明による製造方法では目的とする最大
粒径、平均アスペクト比の粉末を得ることができている
が、潤滑剤を添加しない比較例では加工後の平均アスペ
クト比が1.2〜1/3であり、1.5以上を満足して
いない。また、最大粒径が限界値41μmから大きく外
れており、そのため分級が必要である。これは、潤滑剤
を用いていないため、粉末の扁平化が進行せず、しかも
一部の粉末粒子が凝集し、これにより最大粒径が大きく
なったからである。
粒径、平均アスペクト比の粉末を得ることができている
が、潤滑剤を添加しない比較例では加工後の平均アスペ
クト比が1.2〜1/3であり、1.5以上を満足して
いない。また、最大粒径が限界値41μmから大きく外
れており、そのため分級が必要である。これは、潤滑剤
を用いていないため、粉末の扁平化が進行せず、しかも
一部の粉末粒子が凝集し、これにより最大粒径が大きく
なったからである。
【0036】また、保磁力は水素中あるいは窒素中の熱
処理により、いずれの粉末も1100A/m以下の値が
得られ、飽和磁束密度も1.0T以上の値を示している
ことを確認した。
処理により、いずれの粉末も1100A/m以下の値が
得られ、飽和磁束密度も1.0T以上の値を示している
ことを確認した。
【0037】上記本発明による粉末を使用して調製した
磁性インキをポリ塩化ビニル基体上に印刷し磁気バーコ
ードを形成した。形成された磁気バーコードは実施例
1、実施例2と同様にマグネティック・ビューアでの識
別は不可能であり、磁気センサでの読み取りテストでも
十分な出力電圧を示した。
磁性インキをポリ塩化ビニル基体上に印刷し磁気バーコ
ードを形成した。形成された磁気バーコードは実施例
1、実施例2と同様にマグネティック・ビューアでの識
別は不可能であり、磁気センサでの読み取りテストでも
十分な出力電圧を示した。
【0038】
【表3】
【0039】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明による低ア
スペクト比偏平状軟磁性金属粉末を磁気バーコードに用
いた場合、従来に比べ磁気センサでより安定した読み取
りを可能にする十分な漏洩磁束が得られ、また、マグネ
ティック・ビューア等で磁気バーコードのパターンを識
別できないため高感度かつ情報の秘密性の高い磁気バー
コードには最適な粉末である。
スペクト比偏平状軟磁性金属粉末を磁気バーコードに用
いた場合、従来に比べ磁気センサでより安定した読み取
りを可能にする十分な漏洩磁束が得られ、また、マグネ
ティック・ビューア等で磁気バーコードのパターンを識
別できないため高感度かつ情報の秘密性の高い磁気バー
コードには最適な粉末である。
【0040】また、本発明による軟磁性金属粉末の製造
方法は粒状または球状粒子を所定の扁平形状にまで扁平
加工するのに伴う最大粒径の拡大を適切量だけ見込んで
原料粉の粒径とするものであり、これにより粒子の平均
アスペクト比が1.5〜4、最大粒径が44μm以下で
ある磁気カードに適した粉末を容易に製造することを可
能とする。
方法は粒状または球状粒子を所定の扁平形状にまで扁平
加工するのに伴う最大粒径の拡大を適切量だけ見込んで
原料粉の粒径とするものであり、これにより粒子の平均
アスペクト比が1.5〜4、最大粒径が44μm以下で
ある磁気カードに適した粉末を容易に製造することを可
能とする。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩田 仁志 島根県安来市安来町2107番地の2 日立金 属株式会社冶金研究所内
Claims (5)
- 【請求項1】 粒子の平均アスペクト比が1.5〜4、
最大粒径が44μm以下、飽和磁束密度が0.7T以
上、保磁力が1200A/m以下であることを特徴とす
る低アスペクト比扁平状軟磁性金属粉末。 - 【請求項2】 低アスペクト比扁平状軟磁性金属粉末の
製造方法であって、最大粒径31μm以下の粒状あるい
は球状の粉末を粉砕媒体とともに容器内に収容して、潤
滑剤との共存下で該媒体と容器の少なくとも一方を駆動
することにより前記粉末を機械的に扁平状に変形せし
め、粒子の平均アスペクト比が1.5〜4、最大粒径が
44μm以下とすることを特徴とする低アスペクト比扁
平状軟磁性金属粉末の製造方法。 - 【請求項3】 水アトマイズまたはガスアトマイズ法に
より溶解合金から直接製造された粉末を原料として用い
る請求項2に記載の低アスペクト比扁平状軟磁性金属粉
末の製造方法。 - 【請求項4】 平均粒径が7μm以下の粉末を原料とし
て用いる請求項2または請求項3に記載の低アスペクト
比扁平状軟磁性金属粉末の製造方法。 - 【請求項5】 機械的に変形せしめた後、非酸化性雰囲
気中において熱処理し、保磁力を1200A/m以下と
する請求項2ないし請求項4のいずれか1項に記載の軟
磁性金属粉末の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5316777A JPH07166202A (ja) | 1993-12-16 | 1993-12-16 | 低アスペクト比扁平状軟磁性金属粉末およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5316777A JPH07166202A (ja) | 1993-12-16 | 1993-12-16 | 低アスペクト比扁平状軟磁性金属粉末およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07166202A true JPH07166202A (ja) | 1995-06-27 |
Family
ID=18080799
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5316777A Pending JPH07166202A (ja) | 1993-12-16 | 1993-12-16 | 低アスペクト比扁平状軟磁性金属粉末およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07166202A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008244023A (ja) * | 2007-03-26 | 2008-10-09 | Seiko Epson Corp | 軟磁性粉末、軟磁性粉末の製造方法、圧粉磁心および磁性素子 |
| JP2008544520A (ja) * | 2005-06-15 | 2008-12-04 | ホガナス アクチボラゲット | 電磁軟質複合体材料 |
| JP2009277244A (ja) * | 1996-12-12 | 2009-11-26 | Arjo Wiggins | 磁気粒子、そのような粒子を含むシート、保護文書およびそのような粒子を検出する方法 |
| JP2011049568A (ja) * | 2010-09-17 | 2011-03-10 | Seiko Epson Corp | 圧粉磁心および磁性素子 |
| JP2012054569A (ja) * | 2011-09-30 | 2012-03-15 | Seiko Epson Corp | 軟磁性粉末、軟磁性粉末の製造方法、圧粉磁心および磁性素子 |
| CN102921946A (zh) * | 2012-11-26 | 2013-02-13 | 四川大学 | 一种片状微米级镍粉的制备方法 |
| KR20190091149A (ko) * | 2018-01-26 | 2019-08-05 | 공주대학교 산학협력단 | 위조방지용 Fe-Cr-Co-X계 합금 분말 및 제조방법 |
-
1993
- 1993-12-16 JP JP5316777A patent/JPH07166202A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009277244A (ja) * | 1996-12-12 | 2009-11-26 | Arjo Wiggins | 磁気粒子、そのような粒子を含むシート、保護文書およびそのような粒子を検出する方法 |
| JP2008544520A (ja) * | 2005-06-15 | 2008-12-04 | ホガナス アクチボラゲット | 電磁軟質複合体材料 |
| US8075710B2 (en) | 2005-06-15 | 2011-12-13 | Höganäs Ab | Soft magnetic composite materials |
| JP2008244023A (ja) * | 2007-03-26 | 2008-10-09 | Seiko Epson Corp | 軟磁性粉末、軟磁性粉末の製造方法、圧粉磁心および磁性素子 |
| JP2011049568A (ja) * | 2010-09-17 | 2011-03-10 | Seiko Epson Corp | 圧粉磁心および磁性素子 |
| JP2012054569A (ja) * | 2011-09-30 | 2012-03-15 | Seiko Epson Corp | 軟磁性粉末、軟磁性粉末の製造方法、圧粉磁心および磁性素子 |
| CN102921946A (zh) * | 2012-11-26 | 2013-02-13 | 四川大学 | 一种片状微米级镍粉的制备方法 |
| KR20190091149A (ko) * | 2018-01-26 | 2019-08-05 | 공주대학교 산학협력단 | 위조방지용 Fe-Cr-Co-X계 합금 분말 및 제조방법 |
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