JPH07166464A - 足型に装着された靴下爪先縫目位置を修正する方法 及び装置 - Google Patents

足型に装着された靴下爪先縫目位置を修正する方法 及び装置

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JPH07166464A
JPH07166464A JP34145793A JP34145793A JPH07166464A JP H07166464 A JPH07166464 A JP H07166464A JP 34145793 A JP34145793 A JP 34145793A JP 34145793 A JP34145793 A JP 34145793A JP H07166464 A JPH07166464 A JP H07166464A
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JP
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toe
sock
foot
roller
pair
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JP34145793A
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English (en)
Inventor
Kimio Takeda
公男 武田
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Ashida Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Ashida Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B23/00Sewing apparatus or machines not otherwise provided for
    • D05B23/007Sewing units for assembling parts of knitted panties or closing the stocking toe part

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 靴下爪先先端部が強く引っ張られることによ
り生じていた編目の捩れを無くして高品質な靴下を提供
する。 【構成】 足型1に略完全な状態にまで着装せしめた靴
下の爪先縫目部2bが乱れた状態で搬送されてくると、
傾斜させて対面する一対の摩擦ローラ17を下降させて
靴下爪先部2aに挿入し、次いで摩擦ローラを接近させ
て靴下爪先部を軽く挾むと同時に一対の摩擦ローラを同
方向に回転させ、クランク運動により、その摩擦ローラ
の摩擦面に接触する靴下爪先部を足型爪先部1aより少
し浮かせた後、靴下の爪先縫目部を足型爪先部の稜線部
1bの方へ移動させながら挿入して靴下の爪先縫目部k
乱れを正規な位置へと修正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は靴下仕上機における軌道
上を搬送される足型に、靴下増装着装置または作業者に
よりセット前の靴下を予め略完全な状態にまで挿入し、
その挿入された靴下の爪先縫目部の乱れを正規な位置へ
と修正する方法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、靴下仕上機における軌道上を搬送
される足型に、靴下装着装置または作業者によりセット
前の靴下を予め略完全な状態にまで挿入し、その挿入さ
れた靴下の爪先縫目部の乱れを正規な位置へと修正する
技術として、特開昭59ー216972号公報、特開昭
60ー94674号公報、特開昭61ー12965号公
報などが知られている。特開昭59ー216972号公
報記載の技術は、足型にセット前の靴下を予め略完全な
状態にまで装着された靴下の爪先部を、チャックプレー
トにて把持し、該チャックプレート把持面に設けた圧力
センサにて靴下の爪先縫目部の位置を検出し、その検出
信号をシーケンサーに入力し、縫目部を修正する方向と
その修正量を演算し、その演算された出力信号を修正手
段に伝達してチャックプレートを靴下爪先部に対し水平
方向に所要量移動させて靴下の爪先縫目部の乱れを修正
するよう構成したものである。また、特開昭60ー94
674号公報記載の技術は、靴下の爪先縫目部の位置を
検出する手段を用いない方法であって、螺旋状の溝を形
成した摩擦部材を足型の進行に略同期して回転可能に設
けると共に上記溝内に足型爪先部を挿入、脱出可能に支
持せしめ、上記足型が搬送されてくる毎に、摩擦部材を
回転させながら、足型の爪先部を摩擦部材の螺旋状の溝
内に挿入せしめ、足型の靴下の爪先縫目部を螺旋状の溝
内の摩擦面に軽く接触させ、その摩擦力により該縫目部
を足型爪先部の幅員上から定位置へ移動させるようにし
たものである。また、特開昭61ー12965号公報記
載の技術は、靴下仕上機の軌道に沿って靴下を挿着した
足型が順次搬送される通過位置に、適宜な支持部材に揺
動可能に支承された一対の揺動部材を設け、該揺動部材
の夫々に前記足型に挿着された靴下つま先部の位置修正
部材を設け、上記位置修正部材を前記揺動部材の揺動運
動で足型の表裏両面に接触・離隔するように構成すると
共に、前記位置修正部材を作動せしめる駆動装置を設
け、更に前記一対の揺動部材の一方に、前記足型に挿着
された靴下のつま先部に形成された縫目位置を検出し、
その検出によって、前記駆動装置の駆動制御を司る靴下
つま先部の縫目検出装置を設け、該検出装置を前記足型
の片面部に接触・離隔可能に構成し、足型に挿着された
靴下つま先部の乱れ(靴下つま先部が所定位置からずれ
て挿着されている状態)を位置修正部材にて水平方向移
動させ正常な位置に修正するようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
一番目と三番目の技術は、靴下の爪先縫目部の位置の乱
れを修正するチャックプレートや位置修正部材はいずれ
も靴下爪先部に対して水平方向に移動させており、特開
昭59ー216972号公報記載の第6図に示すよう
に、靴下爪先部より離れた部分の靴下は足型上を滑らか
に移動するが、靴下爪先先端部近くは強く引っ張られる
ため、結局編目が捩じれるようになり、セット後もその
編目の捩じれが残り商品価値を損なうことになる。ま
た、二番目の技術は、足型の靴下爪先縫目部を、摩擦部
材を回転させながら、螺旋状の溝内の摩擦面に軽く接触
させ、その摩擦力により該縫目部を足型爪先部の幅員上
から定位置へ移動させるようにしており、特開昭60ー
94674号公報記載の第6図に示すように、摩擦部材
の回転により縫目部を一旦押し下げ、更に押し上げるよ
うに作用するため、逆に靴下爪先部が足型爪先部から浮
き上がりその部分セット性が悪く、商品価値を損なうこ
とになり、改善策が切望されている。
【0004】本発明は、前述の課題を解決することを目
的として開発したものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
構成 本発明は、図1ないし図7に示すように、靴下仕上機の
軌道3に沿って搬送される足型1に略完全な状態にまで
装着せしめた靴下の爪先縫目部2bの乱れを修正するに
おいて、回転可能に支持せしめた回転軸13と該回転軸
と偏心させて軸着した偏心軸15と該偏心軸に回動自在
に支持せしめた少なくとも一対の摩擦ローラ17、17
とより成るクランク機構Kと、前記クランク機構Kの一
対の摩擦ローラ17、17を対面させ足型爪先部1aに
挿入可能で且つ所要の角度をもたせて下方が拡がるよう
支持せしめたローラ支持部材11とを備え、前記回転軸
13を同方向に回転させて一対の摩擦ローラ17、17
を同方向にクランク運動させるローラ回転手段Hと、前
記ローラ回転手段Hのローラ支持部材11を保持すると
共に摩擦ローラ17、17を前後移動させて足型1に装
着せしめた靴下爪先部2a面に接離可能に設けた靴下爪
先部挾み手段Iと、前記ローラ回転手段Hを保持する靴
下爪先部挾み手段Iを支持すると共にローラ回転手段H
を上下運動させて摩擦ローラ17、17を足型爪先部1
aに挿入離脱可能に設けたローラ昇降手段Jと、より成
り靴下の爪先縫目部の乱れを修正するよう構成したもの
である。
【0006】作用 靴下仕上機の軌道3に沿って搬送される足型1に略完全
な状態にまで装着せしめた靴下の爪先縫目部2bの乱れ
を修正するに際し、足型1に略完全な状態にまで装着せ
しめた靴下の爪先縫目部2bが乱れた状態で搬送されて
くると、互いに傾斜させて対面する少なくとも一対の摩
擦ローラ17、17を下降させて靴下爪先部2aに挿入
し、次いで、一対の摩擦ローラ17、17を接近させて
靴下爪先部2aに接触させると共に一対の摩擦ローラ1
7、17を同方向に回転させ、クランク運動の上昇によ
り、該摩擦ローラの摩擦面に接触する靴下爪先部2aを
足型爪先部1aより少し浮かせた後、クランク運動の下
降に入り靴下の爪先縫目部2bを足型爪先部の稜線部1
bの方へ移動させながら挿入して、靴下の爪先縫目部の
乱れを正規の位置へと修正するようにしたものである。
【0007】
【実施例】以下、添付図面に従い本発明の実施例を説明
する。最初に、理解を深めるため本発明の装置を用いる
靴下仕上機の一実施例について概略を説明する。靴下仕
上機は、図7に示すように、円形の軌道3に沿って足型
1に装着された靴下2を蒸熱セットするセット室A、セ
ットされた靴下2を乾燥させる乾燥室B、乾燥された靴
下2を抜き取る靴下抜取り部(靴下抜取り装置)C、靴
下2が抜き取られた足型1に処理前の靴下2を装着する
靴下仮装着部D、足型1に仮装着された靴下2を略完全
な状態にまで装着せしめる靴下増装着部E、足型に略完
全な状態にまで装着せしめた靴下の爪先部縫目位置の乱
れを修正する本発明装置Fとを順次一巡するよう配設
し、前記軌道3上には一群の足型1を立設支持せしめた
キャリッジ4を前記それぞれの位置に配列し、蒸熱セッ
ト終了毎にそれぞれ次の工程位置に搬送できるよう構成
したものである。
【0008】なお、本発明実施例では靴下仕上機の軌道
3をオーバル型にしているが、例えば、円形、方形でも
よく、また、一群の足型1を立設支持するキャリッジ4
も集合、拡散できるようにしてもよく、更に、靴下発明
装置位置でキャリッジ4が走行中であっても、また、一
旦、停止中であってもよく、本発明は靴下仕上機の構成
やキャリッジの状態には限定されない。
【0009】次に、実施例において各手段、機構の構成
及びその詳細を説明する。靴下仕上機の軌道3に沿って
搬送される足型1に略完全な状態にまで装着せしめた靴
下の爪先縫目部の位置の乱れを修正するようにしたもの
で、図7に示すように、台車が足型1の進行に同期して
移動するよう設けた足型同期移動手段Gの台車上に、足
型1が通過する軌道3を股いで本発明装置Fの門形枠体
5を植設し、図1に示すように、該門形枠体の両側柱5
aで足型1に並列して足型爪先部1aの振れを止める足
型振止め手段Lを配設し、前記門形枠体5の上部で足型
1より上方位置にはローラ昇降手段Jを設け、該ローラ
昇降手段には一対の靴下爪先部挾み手段Iを取り付け、
それぞれの靴下爪先部挾み手段にはそれぞれローラ回転
手段Hを対面し且つ摩擦ローラ17が、図2に示すよう
に、所要の角度eをもたせて下方が拡がるよう支持せし
め前後移動可能に取り付けている。
【0010】足型同期移動手段Gは、足型1が停止中に
靴下の爪先縫目部の位置の乱れを修正する場合は不要な
ものであるが、足型1が進行中に靴下の爪先縫目部の位
置の乱れを修正する場合は、図7に示すように、その足
型同期移動手段Gの台車上に本発明装置Fを設けるもの
である。この足型同期移動手段Gは、本出願人が先に出
願した特公昭61ー463号公報、特公昭64ー117
46号公報に、更に、特願平4ー271158号、特願
平5ー19657号、特願平5ー21891号の明細書
および図面に記載されているためその詳細は省略する。
【0011】ローラ回転手段Hは、図1ないし図3に示
すように、足型1を介在させて一対設けたもので、ロー
ラ支持部材11の下方部にはローラ回転用のパルスモー
タ、サーボモータなどのアクチュエータ12を、図2に
示すように、所要の角度eをもたせて下方が拡がるよう
取り付け、該アクチュエータの出力軸や軸受により支持
されている回転軸13にはや回転腕や回転板14を軸着
し、該回転板に所要の偏心量eで偏心させて偏心軸15
を支持し、該偏心軸には軸受16を介して摩擦ローラ1
7を回動自在に支持せしめてクランク機構Kを構成して
いる。更に、ローラ支持部材11の上方部は上下二箇
所、後述する靴下爪先部挾み手段Iの案内軸22に前後
移動可能に支持されている。そして、アクチュエータ1
2の作動により、図1の右図に示すように、前記回転板
14aを回転させ、偏心軸15を同方向に回転させて一
対の摩擦ローラ17を同方向にクランク運動させるよう
構成したものである。なお、本実施例ではアクチュエー
タ12を所要の角度をもたせて下方が拡がるよう取り付
けているが、例えば、図4に示すように、軸受18によ
り支持されている回転軸13を所要の角度傾斜させてロ
ーラ支持部材11に取り付け、アクチュエータ12は歯
付プーリ19a〜歯付ベルト19b〜歯付プーリ19c
などを介して回転軸13を駆動できるようにしてもよ
く、要は、摩擦ローラが所要の角度をもたせて下方が拡
がるよう取り付け、図2に示すように、摩擦ローラの上
部一箇所が靴下爪先部2aに接触できるよう設ければよ
く、本発明は本実施例には限定されない。また、本実施
例では摩擦ローラ17の靴下接触面側にゴム材などの摩
擦材17aを貼り付けているが、例えば、摩擦係数の大
なる繊維材、合成樹脂材など摩擦係数の大なる部材で且
つ靴下に接触しても靴下の表面を傷つけないような摩擦
材でもよく、また、摩擦ローラ自体をそのような材質の
もので構成してもよく、本発明は摩擦ローラの材質や摩
擦材の有無には限定されない。また、アクチュエータ1
2はそれぞれ単独に回転できるようになっており、好ま
しくは、靴下の爪先縫目部2bを検知する側を表側とす
ると、裏側の摩擦ローラ17の回転より表側の摩擦ロー
ラ17の回転を早くすることにより円滑に縫目部2bの
修正が行うことができるが、靴下の種類や縫目部の形
状、凹凸によってはいろいろ異なり、例えば、同速回転
でもよく、本発明は摩擦ローラの回転速度や一対の速度
差には限定されない。
【0012】靴下爪先部挾み手段Iは、摩擦ローラ17
を足型爪先部1a面に向かって前後移動可能に保持せし
めたもので、図1ないし図3に示すように、保持枠20
には上下二組のスライド軸受21を固着し、該スライド
軸受には案内軸22を挿通し、該案内軸の先端部はロー
ラ支持部材11の面に取り付け、ローラ回転手段Hのロ
ーラ支持部材11を保持せしめている。更に、図2に示
すように、保持枠20にはシリンダー23を取り付け、
該シリンダーのピストンロッド部23a先端をローラ支
持部材11に固着せしめている。一方、保持枠20は図
3に示す後述するローラ昇降手段Jの昇降枠30に取り
付けられている。そして、シリンダー23の作動によ
り、ピストンロッド部23aが伸長し案内軸22を介し
てしてローラ支持部材11を前方へ移動させる。即ち、
ローラ支持部材11に取り付けられている摩擦ローラ1
7を、図2の二点鎖線で示すように、前方へ移動させて
足型1に装着せしめた靴下爪先部2a面に軽く接触させ
る。また、シリンダー23の逆作動により、ピストンロ
ッド部23aを収縮させ案内軸22を介してしてローラ
支持部材11を後方へ移動させ、摩擦ローラ17を靴下
爪先部2a面から離隔させるよう構成したものである。
【0013】ローラ昇降手段Jは、前記ローラ回転手段
Hを保持する靴下爪先部挾み手段Iを昇降可能に設けた
もので、図1、図3に示すように、門型枠体5の上方部
位置に長方状の固定枠25を互いに内側に対向させて支
持せしめ、該固定枠にはその長手方向に上下動する昇降
用の両軸シリンダーやパルスモータ、サーボモータなど
のアクチュエータ26により駆動されるボールネジなど
の送り機構27とリニアガイドなどの直動案内機構28
とより成る昇降機構29を取り付け、該昇降機構29は
前記昇降枠30に取り付けられている。そして、アクチ
ュエータ26の作動により、図6に示すように、送り機
構27を回転させ直動案内機構28を案内として昇降枠
30を、即ち、昇降枠30を介して取り付けられた摩擦
ローラ17を上下移動させるよう構成したものである。
なお、本発明実施例では、昇降機構29としてボールネ
ジやリニアガイドを用いたが、例えば、位置制御できる
シリンダーを用いて直線往復運動させてもよく、本発明
は本実施例には限定されない。また、ローラ昇降手段J
を支持している門型枠体5は、足型1が進行中に靴下の
爪先縫目部2bの位置の乱れを修正する場合は、その同
期移動手段Gの台車上に取り付け、足型1の進行に同期
して移動できるよう設けているもので、当然、足型1の
停止中に靴下の爪先縫目部2bの位置の乱れを修正する
場合は、軌道3に並列して固定して設置すればよく、ま
た、門型枠体5の替わりに片持枠体でもよく、本発明は
本実施例には限定されない。
【0014】足型振止め手段Lは、足型1の上部位置で
且つ搬送される足型1に並列して足型1の進行を妨げな
いように設けたものである。そして、図1に示すよう
に、門形枠体5の両側柱5aに足型1に並列して固定腕
6を固着し、該固定腕には連結扞7の一端部を回動自在
に連結し、該連結扞の他端部には足型幅員側縁部1cが
挿入容易な傾斜溝を形成した足型振止め部材8を取り付
けると共に、前記連結扞7の長さ方向の適宜な位置にシ
リンダー9のクレビス部を連結し、該シリンダーのピス
トンロッド部は前記門形枠体の側柱5aに取り付けてい
る。そして、シリンダー9の作動により、シリンダー9
のピストンロッド部を伸縮させて足型振止め部材8を足
型1の幅員側縁部1cに接離可能に構成したものであ
る。なお、足型振止め手段Lは本発明装置Fの位置に足
型1が搬送された時、足型の爪先部(先端部)が振れて
いる場合に必要とするものであるが、一対の摩擦ローラ
17、17が足型爪先部1aに挿入容易であれば、必要
としないものであり、本発明は足型振止め手段の有無に
は限定されない。
【0015】次に、その作用を説明する。図7に示す靴
下仕上機における軌道3上を走行する足型1を立設支持
したキャリッジ4が靴下仮装着部D位置で足型1に靴下
2が仮装着され、靴下増装着部E位置にて足型1に略完
全な状態にまで装着せしめ、該足型に略完全な状態にま
で装着せしめた靴下の爪先縫目部2bが、図5の(A)
に示すように、乱れた状態で本発明装置位置Fに搬送さ
れてくると、ローラ昇降手段Jのアクチュエータ26を
作動させ、送り機構27を回転させて直動案内機構28
を案内として昇降枠30を下降させ、一対の摩擦ローラ
17、17を足型爪先部1a位置に挿入する(図6の矢
印U位置からV位置へ)。次いで、靴下爪先部挾み手段
Iのシリンダー23を作動させ、案内軸22を介してロ
ーラ支持部材11を前方へ移動させ、互いに傾斜させて
対面する一対の摩擦ローラ17と摩擦ローラ17とを接
近させて靴下爪先部2aに接触させる(図6の矢印V位
置からW位置へ)と共に、ローラ回転手段Hのアクチュ
エータ12を作動させ、摩擦ローラ17、17を、図1
の右図に示すように、同方向に回転させる。そして、ク
ランク運動の上昇により、図1および図5の(A)に示
すように、該摩擦ローラ17の摩擦面に接触する靴下爪
先部2aを足型爪先部1aより少し浮かせた後、クラン
ク運動の下降に入り靴下の爪先縫目部2bを足型爪先部
の稜線部1bの方へ移動させながら挿入して、靴下の爪
先縫目部2bの乱れを、図5の(B)に示す正規の位置
へと修正する。
【0016】次いで、靴下爪先部挾み手段Iのシリンダ
ー23を逆作動させ、案内軸22を介してローラ支持部
材11を後方へ移動させ、一対の摩擦ローラ17、17
を図6の矢印W位置からV位置へと復帰させる共に、ロ
ーラ回転手段Hのアクチュエータ12を逆作動させ、摩
擦ローラ17の回転を停止させる。次いで、ローラ昇降
手段Jのアクチュエータ26を逆作動させ、昇降枠30
を上昇させて一対の摩擦ローラ17、17を足型爪先部
1a位置から脱出させ、図6の矢印V位置からU位置へ
と元位置に復帰させ、足型1に略完全な状態にまで装着
せしめた靴下2の次の靴下の爪先縫目部の乱れを修正す
るよう作用する。
【0017】なお、足型が進行中に靴下の爪先縫目部の
位置の乱れを修正する場合は、その同期移動手段Gの台
車上に本発明装置Fが取り付けられ、足型1の進行に同
期して移動できるよう設けているため、本発明装置Fの
摩擦ローラ17、17は足型1と一体となって移動して
いることになり、当然、足型が停止中に靴下の爪先縫目
部の位置の乱れを修正する場合と同じ作用になる。
【0018】また、足型の進行により、足型先端部が大
きく振れる場合は、足型振止め手段Lのシリンダー9を
作動させ、足型振止め部材8を足型の幅員側縁部1cに
接触させて足型先端部の振れを止めた後、本発明装置F
を作動させるようにする。
【0019】また、本発明では靴下の爪先縫目部の乱れ
に対する位置検出について述べなかったが、靴下増装着
装置の癖、増装着する作業者の癖により、靴下の爪先縫
目部の位置が足型1の進行方向より見て右側か左側か傾
向が把握できる場合は、摩擦ローラ17、17の回転方
向を予め定めておき、靴下の爪先縫目部の位置が足型の
進行方向より見て右側か左側か不規則に現われる場合に
は、ビームセンサやカメラなどにて靴下の爪先縫目部の
位置を検知して摩擦ローラ17、17に回転方向を伝達
するよう設けてもよい。
【0020】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成しているか
ら、クランク運動の上昇により、該摩擦ローラの摩擦面
に接触する靴下爪先部を足型爪先部より少し浮かせた
後、クランク運動の下降に入り靴下の爪先縫目部を足型
爪先部の稜線部の方へ移動させながら挿入するようにし
て靴下爪先先端部近くを強く引っ張ることがないため、
従来、チャックプレートや位置修正部材が靴下爪先部に
対して水平方向に移動させ靴下爪先先端部近くが強く引
っ張られることにより生じていた編目の捩じれが無くな
り、また、靴下爪先部が足型爪先部から浮き上がりその
部分セット性が悪くなるということもなく、高品質な商
品を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する装置の一実施例の概略正面
図。
【図2】本発明を実施する装置でローラ回転と靴下爪先
部挾み手段の一実施例を示す一部破断した概略側面図。
【図3】本発明を実施する装置の一実施例の概略上面
図。
【図4】図2の別の実施例を示す一部破断した概略側面
図。
【図5】(A)は足型に略完全な状態にまで装着せしめ
た靴下の爪先縫目部の位置が乱れた状態を示す概略側面
図であり、(B)は靴下の爪先縫目部を正規な位置に修
正した状態を示す概略側面図である。
【図6】本発明装置の各手段の作動により摩擦ローラの
動きを示す作用図。
【図7】本発明装置を実施する靴下仕上機の一実施例を
示す簡略図。
【符号の説明】
A セット室 B 乾燥室 C 靴下抜取り部 D 靴下仮装着部 E 靴下増装着部 F 本発明装置 G 足型同期移動手段 H ローラ回転手段 I 靴下爪先部挾み手段 J ローラ昇降手段 K クランク機構 L 足型振止め手段 d 所要の偏心量 e 所要の角度 1 足型 1a 足型爪先部 1b 足型の爪先稜線部 1c 足型の幅員側縁部 2 靴下 2a 靴下爪先部 2b 靴下の爪先縫目部 3 軌道 4 キャリッジ 5 門型枠体 5a 側柱 6 固定腕 7 連結杆 8 足型振止め部材 9 シリンダー 11 ローラ支持部材 12 アクチュエータ 13 回転軸 14 回転板、回転腕 15 偏心軸 16 軸受 17 摩擦ローラ 17a 摩擦材 18 軸受 19a 歯付プーリ 19b 歯付ベルト 19c 歯付プーリ 20 保持枠 21 スライド軸受 22 案内軸 23 シリンダー 23a ピストンロッド部 25 固定枠 26 アクチュエータ 27 送り機構 28 直動案内機構 29 昇降機構 30 昇降枠

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 靴下仕上機の軌道に沿って搬送される足
    型に略完全な状態にまで装着せしめた靴下の爪先縫目部
    の乱れを修正するに際し、 足型に略完全な状態にまで装着せしめた靴下の爪先縫目
    部が乱れた状態で搬送されてくると、互いに傾斜させて
    対面する少なくとも一対の摩擦ローラを下降させて靴下
    爪先部に挿入し、 次いで、一対の摩擦ローラを接近させて靴下爪先部に接
    触させると共に一対の摩擦ローラを同方向に回転させ、
    クランク運動の上昇により、該摩擦ローラの摩擦面に接
    触する靴下爪先部を足型爪先部より少し浮かせた後、ク
    ランク運動の下降に入り靴下の爪先縫目部を足型爪先部
    の稜線部の方へ移動させながら挿入して、靴下の爪先部
    縫目部の乱れを正規の位置へと修正するようにしたこと
    を特徴とする足型に装着された靴下爪先縫目位置を修正
    する方法。
  2. 【請求項2】 靴下仕上機の軌道に沿って搬送される足
    型に略完全な状態にまで装着せしめた靴下の爪先縫目部
    の乱れを修正するにおいて、 回転可能に支持せしめた回転軸と該回転軸と偏心させて
    軸着した偏心軸と該偏心軸に回動自在に支持せしめた少
    なくとも一対の摩擦ローラとより成るクランク機構と、
    前記クランク機構の一対の摩擦ローラを対面させ足型爪
    先部に挿入可能で且つ所要の角度をもたせて下方が拡が
    るよう支持せしめたローラ支持部材とを備え、前記回転
    軸を同方向に回転させて一対の摩擦ローラを同方向にク
    ランク運動させるローラ回転手段と、 前記ローラ回転手段のローラ支持部材を保持すると共に
    摩擦ローラを前後移動させて足型に装着せしめた靴下爪
    先部面に接離可能に設けた靴下爪先部挾み手段と、 前記ローラ回転手段を保持する靴下爪先部挾み手段を支
    持すると共にローラ回転手段を上下運動させて摩擦ロー
    ラを足型爪先部に挿入離脱可能に設けたローラ昇降手段
    と、 より成り靴下の爪先縫目部の乱れを修正するよう構成し
    たことを特徴とする足型に装着された靴下爪先縫目位置
    を修正する装置。
JP34145793A 1993-12-10 1993-12-10 足型に装着された靴下爪先縫目位置を修正する方法 及び装置 Pending JPH07166464A (ja)

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