JPH07167013A - ヂ−ゼル機関の燃料噴射ポンプにおける空洞化現象防止機構とプランジャ−の侵食防止方法 - Google Patents
ヂ−ゼル機関の燃料噴射ポンプにおける空洞化現象防止機構とプランジャ−の侵食防止方法Info
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- JPH07167013A JPH07167013A JP30586793A JP30586793A JPH07167013A JP H07167013 A JPH07167013 A JP H07167013A JP 30586793 A JP30586793 A JP 30586793A JP 30586793 A JP30586793 A JP 30586793A JP H07167013 A JPH07167013 A JP H07167013A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B3/00—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
- F02B3/06—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
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- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、ヂ−ゼル機関の燃料噴射ポンプに
おける空洞化現象(キャビテーション)防止すること
と、空洞化現象によって起こるプランジャーの侵食を防
止することを目的とする。 【構成】 バーレルとこれに嵌合するプランジャーとか
らなるヂ−ゼル機関の燃料噴射ポンプにおいて、バーレ
ルに設けられている燃料流出孔の内璧に乱流発生用凹凸
部を形成したことを特徴とするヂ−ゼル機関の燃料噴射
ポンプにおける空洞化現象防止機構と、この空洞化現象
防止機構の作用によるヂ−ゼル機関のプランジャーの侵
食防止方法。
おける空洞化現象(キャビテーション)防止すること
と、空洞化現象によって起こるプランジャーの侵食を防
止することを目的とする。 【構成】 バーレルとこれに嵌合するプランジャーとか
らなるヂ−ゼル機関の燃料噴射ポンプにおいて、バーレ
ルに設けられている燃料流出孔の内璧に乱流発生用凹凸
部を形成したことを特徴とするヂ−ゼル機関の燃料噴射
ポンプにおける空洞化現象防止機構と、この空洞化現象
防止機構の作用によるヂ−ゼル機関のプランジャーの侵
食防止方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヂ−ゼル機関のボッシ
ュ式燃料噴射ポンプにおけるバーレルの燃料流出孔内に
生じる空洞化現象(キャビテーション)を防止する機構
と、これによってプランジャーの燃料流出孔と接する表
面の空洞化現象による侵食(キャビテーション・エロー
ジョン)を防止するようにしたことを特徴とするプラン
ジャーの侵食防止方法に関する。
ュ式燃料噴射ポンプにおけるバーレルの燃料流出孔内に
生じる空洞化現象(キャビテーション)を防止する機構
と、これによってプランジャーの燃料流出孔と接する表
面の空洞化現象による侵食(キャビテーション・エロー
ジョン)を防止するようにしたことを特徴とするプラン
ジャーの侵食防止方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、バーレルとこれに嵌合するプ
ランジャーとからなるヂ−ゼル機関のボッシュ式燃料噴
射ポンプにおいては、図1に示すように、プランジャー
の燃料流出孔と接する表面に侵食痕Aができ、使えなく
なる現象がしばしば起こる。このようなプランジャーの
侵食は、バーレルの燃料流出孔に生じる空洞化現象(キ
ャビテーション)が原因とされ、空洞化現象による侵食
(キャビテーション・エロージョン)と称されている。
この空洞化現象による侵食(キャビテーション・エロー
ジョン)を防止する方法については各方面で研究されて
いる。例えば、(イ)プランジャーの凹部切込線の燃料
流出孔との交差部分に半円形の切込みを形成し、開口速
度を速くして開口初期に生じる燃油の噴射流速を低下さ
せる方法、(ロ)プランジャーの凹部切込線を浅く形成
して、開口初期に生じる燃油の噴射流の流束を小さく直
線的にして燃料流出孔全体に拡散しないようになし、燃
料流出孔内に空洞化現象(キャビテーション)が起こら
ないようにする方法等である。
ランジャーとからなるヂ−ゼル機関のボッシュ式燃料噴
射ポンプにおいては、図1に示すように、プランジャー
の燃料流出孔と接する表面に侵食痕Aができ、使えなく
なる現象がしばしば起こる。このようなプランジャーの
侵食は、バーレルの燃料流出孔に生じる空洞化現象(キ
ャビテーション)が原因とされ、空洞化現象による侵食
(キャビテーション・エロージョン)と称されている。
この空洞化現象による侵食(キャビテーション・エロー
ジョン)を防止する方法については各方面で研究されて
いる。例えば、(イ)プランジャーの凹部切込線の燃料
流出孔との交差部分に半円形の切込みを形成し、開口速
度を速くして開口初期に生じる燃油の噴射流速を低下さ
せる方法、(ロ)プランジャーの凹部切込線を浅く形成
して、開口初期に生じる燃油の噴射流の流束を小さく直
線的にして燃料流出孔全体に拡散しないようになし、燃
料流出孔内に空洞化現象(キャビテーション)が起こら
ないようにする方法等である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これら従来の方法は、
いずれも損傷して使えなくなるプランジャーを壊れない
プランジャーに改良しようとする発想である。つまり、
前者は、プランジャーの凹部切込線に半円形の切込みを
形成しようとするものであるが、これは、凹部切込線に
設けた半円形の切込みと燃料流出孔との交差部分の特定
が難しいうえ、その凹部切込線自体が、本来燃料噴射の
ために常に高精度が要求されるため、これに切込みを入
れてしまうと本来の性能を低下させてしまうことが多
く、満足するような効果を得るのが極めて困難である。
また後者は、燃油の噴射流の流束を小さくするため噴射
流量が不足することが多く、実用性に欠ける欠点があ
る。このように、従来の燃料流出孔に生じる空洞化現象
(キャビテーション)や、プランジャー表面の空洞化現
象による侵食(キャビテーション・エロージョン)に対
する対策は、いずれも満足できるものではなかった。
いずれも損傷して使えなくなるプランジャーを壊れない
プランジャーに改良しようとする発想である。つまり、
前者は、プランジャーの凹部切込線に半円形の切込みを
形成しようとするものであるが、これは、凹部切込線に
設けた半円形の切込みと燃料流出孔との交差部分の特定
が難しいうえ、その凹部切込線自体が、本来燃料噴射の
ために常に高精度が要求されるため、これに切込みを入
れてしまうと本来の性能を低下させてしまうことが多
く、満足するような効果を得るのが極めて困難である。
また後者は、燃油の噴射流の流束を小さくするため噴射
流量が不足することが多く、実用性に欠ける欠点があ
る。このように、従来の燃料流出孔に生じる空洞化現象
(キャビテーション)や、プランジャー表面の空洞化現
象による侵食(キャビテーション・エロージョン)に対
する対策は、いずれも満足できるものではなかった。
【0004】本発明者は、空洞化現象による侵食(キャ
ビテーション・エロージョン)によって使用出来なくな
った数多くのプランジャーの侵食痕Aを基にして、空洞
化現象の原因、その時期、噴流の状況、空洞化現象によ
る侵食の状況等を確認し、それらの技術知見に基づき鋭
意研究を重ねた結果、構造が簡素にして効果的な空洞化
現象(キャビテーション)防止機構と、それに基づくプ
ランジャー表面の空洞化現象による侵食(キャビテーシ
ョン・エロージョン)を防止するプランジャーの侵食防
止方法の開発に成功したものである。
ビテーション・エロージョン)によって使用出来なくな
った数多くのプランジャーの侵食痕Aを基にして、空洞
化現象の原因、その時期、噴流の状況、空洞化現象によ
る侵食の状況等を確認し、それらの技術知見に基づき鋭
意研究を重ねた結果、構造が簡素にして効果的な空洞化
現象(キャビテーション)防止機構と、それに基づくプ
ランジャー表面の空洞化現象による侵食(キャビテーシ
ョン・エロージョン)を防止するプランジャーの侵食防
止方法の開発に成功したものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願発明は、燃料流出孔
4に生じる空洞化現象(キャビテーション)Bを防止す
るために、次のような手段をバーレル2に対して施すこ
とにしたのである。
4に生じる空洞化現象(キャビテーション)Bを防止す
るために、次のような手段をバーレル2に対して施すこ
とにしたのである。
【0006】特許を受けようとする第1発明は、バーレ
ル1とこれに嵌合するプランジャー2とからなるヂ−ゼ
ル機関の燃料噴射ポンプにおいて、バーレル1に設けら
れている燃料流出孔4の内璧に乱流発生用凹凸部11を
形成したことを特徴とするヂ−ゼル機関の燃料噴射ポン
プにおける空洞化現象(キャビテーション)防止機構で
ある。
ル1とこれに嵌合するプランジャー2とからなるヂ−ゼ
ル機関の燃料噴射ポンプにおいて、バーレル1に設けら
れている燃料流出孔4の内璧に乱流発生用凹凸部11を
形成したことを特徴とするヂ−ゼル機関の燃料噴射ポン
プにおける空洞化現象(キャビテーション)防止機構で
ある。
【0007】上記第1発明は、燃料流出孔4内でおこる
空洞化現象(キャビテーション)Bを防止するために、
バーレル1の燃料流出孔4の内璧に乱流発生用凹凸部1
1を形成するという手段を思い付いたのである。本発明
の構成手段は簡素であるが、その着想には画期的なもの
がある。それは、空洞化現象を起こす原因となる噴射口
の形状や噴射の仕方や、損傷を起こすプランジャー2に
対する改良ではなく、発想を全く変えてバーレル1の燃
料流出孔4の内璧形状に改良を加えることにより空洞化
現象Bを防止使用としている点で画期的な発想である。
このような斬新で画期的な発想は、噴射されたときの燃
油の噴流の状況を正確に解析し、確認するという長年の
研究成果に裏打ちされて初めて想起できたものである。
従って、本発明に係る構成は簡素であるにもかかわら
ず、その空洞化現象を防止する効果については、極めて
効率的、且効果的である。第1発明は、この基本構成を
要部とするもので、空洞化現象(キャビテーション)防
止機構の基本発明である。
空洞化現象(キャビテーション)Bを防止するために、
バーレル1の燃料流出孔4の内璧に乱流発生用凹凸部1
1を形成するという手段を思い付いたのである。本発明
の構成手段は簡素であるが、その着想には画期的なもの
がある。それは、空洞化現象を起こす原因となる噴射口
の形状や噴射の仕方や、損傷を起こすプランジャー2に
対する改良ではなく、発想を全く変えてバーレル1の燃
料流出孔4の内璧形状に改良を加えることにより空洞化
現象Bを防止使用としている点で画期的な発想である。
このような斬新で画期的な発想は、噴射されたときの燃
油の噴流の状況を正確に解析し、確認するという長年の
研究成果に裏打ちされて初めて想起できたものである。
従って、本発明に係る構成は簡素であるにもかかわら
ず、その空洞化現象を防止する効果については、極めて
効率的、且効果的である。第1発明は、この基本構成を
要部とするもので、空洞化現象(キャビテーション)防
止機構の基本発明である。
【0008】特許を受けようとする第2発明は、第1発
明に記載する乱流発生用凹凸部11として、バーレル1
に設けられている燃料流出孔4のプランジャー2側近傍
における内璧に燃料流出孔4の軸心方向と直交する方向
に凹溝部11aまたは凸部11bを形成したことを特徴
とするヂ−ゼル機関の燃料噴射ポンプにおける空洞化現
象(キャビテーション)防止機構である。
明に記載する乱流発生用凹凸部11として、バーレル1
に設けられている燃料流出孔4のプランジャー2側近傍
における内璧に燃料流出孔4の軸心方向と直交する方向
に凹溝部11aまたは凸部11bを形成したことを特徴
とするヂ−ゼル機関の燃料噴射ポンプにおける空洞化現
象(キャビテーション)防止機構である。
【0009】この第2発明は、基本発明である第1発明
の乱流発生用凹凸部11を具体的にした実施態様発明で
ある。この発明も、燃料流出孔4内に噴流を制御する乱
流発生用凹凸部11を設けることにより空洞化現象を防
止しようとするもので、その原理と基本構成は第1発明
と共通しており、その技術的範囲に含まれるものであ
る。
の乱流発生用凹凸部11を具体的にした実施態様発明で
ある。この発明も、燃料流出孔4内に噴流を制御する乱
流発生用凹凸部11を設けることにより空洞化現象を防
止しようとするもので、その原理と基本構成は第1発明
と共通しており、その技術的範囲に含まれるものであ
る。
【0010】本願発明に係る燃料流出孔4の内壁部に形
成される乱流発生用凹凸部11は、その具体的形状や寸
法については、燃料噴射ポンプの大きさ、燃料の噴射
量、噴射圧力、燃料流出孔の大きさ等を考慮したうえで
設計されることであるが、基本的には、燃料噴射ポンプ
としての本来的機能である燃料の噴射供給を損なわない
こと、しかも噴流によって燃料流出孔4内に真空に近い
状態の領域が出来ないように噴流の一部に乱流が起こり
得る形状、寸法をした凹溝部11a若しくは凸部11b
または凹凸組合せ部のいずれかであることが必要であ
る。つまり乱流発生用凹凸部は、このような基本的条件
を満たしていれば、その具体的形状は限定される必要は
ないのである。
成される乱流発生用凹凸部11は、その具体的形状や寸
法については、燃料噴射ポンプの大きさ、燃料の噴射
量、噴射圧力、燃料流出孔の大きさ等を考慮したうえで
設計されることであるが、基本的には、燃料噴射ポンプ
としての本来的機能である燃料の噴射供給を損なわない
こと、しかも噴流によって燃料流出孔4内に真空に近い
状態の領域が出来ないように噴流の一部に乱流が起こり
得る形状、寸法をした凹溝部11a若しくは凸部11b
または凹凸組合せ部のいずれかであることが必要であ
る。つまり乱流発生用凹凸部は、このような基本的条件
を満たしていれば、その具体的形状は限定される必要は
ないのである。
【0011】特許を受けようとする第3発明は、バーレ
ル1とこれに嵌合するプランジャー2とからなるヂ−ゼ
ル機関の燃料噴射ポンプにおいて、バーレル1に設けら
れている燃料流出孔4の内璧に乱流発生用凹凸部11を
形成し、プランジャーの凹部切込線9と燃料流出孔4と
が交差し初めた開口初期に生じる燃油の噴射流の一部
を、乱流発生用凹凸部11に衝当させることよって乱流
を起こさせ一時その流速とそのエネルギーを低下させる
とともに乱流飛沫によって燃料流出孔4内に空洞化現象
(キャビテーション)がおこるのを防止し、これによっ
てプランジャー2の燃料流出孔4と接する表面の空洞化
現象による侵食(キャビテーション・エロージョン)を
防止するようにしたことを特徴とするヂ−ゼル機関のプ
ランジャーの侵食防止方法である。
ル1とこれに嵌合するプランジャー2とからなるヂ−ゼ
ル機関の燃料噴射ポンプにおいて、バーレル1に設けら
れている燃料流出孔4の内璧に乱流発生用凹凸部11を
形成し、プランジャーの凹部切込線9と燃料流出孔4と
が交差し初めた開口初期に生じる燃油の噴射流の一部
を、乱流発生用凹凸部11に衝当させることよって乱流
を起こさせ一時その流速とそのエネルギーを低下させる
とともに乱流飛沫によって燃料流出孔4内に空洞化現象
(キャビテーション)がおこるのを防止し、これによっ
てプランジャー2の燃料流出孔4と接する表面の空洞化
現象による侵食(キャビテーション・エロージョン)を
防止するようにしたことを特徴とするヂ−ゼル機関のプ
ランジャーの侵食防止方法である。
【0012】当該第3発明は、プランジャー2表面の空
洞化現象による侵食(キャビテーション・エロージョ
ン)を防止するプランジャーの侵食防止方法である。従
来は、このプランジャーの侵食痕をプランジャーの欠陥
として認識し、プランジャーを強化して損傷しないよう
に改良しようとしたり、プランジャーの凹部切込線9の
形状や凹部8の形状が空洞化現象が起こるような燃油の
噴射を起こさせる原因と考え、プランジャーを改良する
ことにより、燃油の噴射状況や噴流を制御しようと種々
の工夫がなされてきた。本発明はこの発想とは全く別に
し、空洞化現象の真の原因は、プランジャー2の形状に
よるものでもないし、噴流だけによるものではなく、噴
流と燃料流出孔4の形状との相互関係によって生じるも
のとの知見を得、バーレル1の燃料流出孔4内璧の形状
を改良することにより、噴流を制御しようとの発想に基
づいたものである。このようにプランジャーの侵食防止
をバーレルの燃料流出孔4の内璧で行うというのは、一
見因果関係がないように思えるが、両者に因果関係が成
立することは、燃料流出孔4内でおこる空洞化現象の原
因と噴流を徹底的に研究した結果として解ったことで、
このような知見があって初めて想起し開発できたもので
ある。
洞化現象による侵食(キャビテーション・エロージョ
ン)を防止するプランジャーの侵食防止方法である。従
来は、このプランジャーの侵食痕をプランジャーの欠陥
として認識し、プランジャーを強化して損傷しないよう
に改良しようとしたり、プランジャーの凹部切込線9の
形状や凹部8の形状が空洞化現象が起こるような燃油の
噴射を起こさせる原因と考え、プランジャーを改良する
ことにより、燃油の噴射状況や噴流を制御しようと種々
の工夫がなされてきた。本発明はこの発想とは全く別に
し、空洞化現象の真の原因は、プランジャー2の形状に
よるものでもないし、噴流だけによるものではなく、噴
流と燃料流出孔4の形状との相互関係によって生じるも
のとの知見を得、バーレル1の燃料流出孔4内璧の形状
を改良することにより、噴流を制御しようとの発想に基
づいたものである。このようにプランジャーの侵食防止
をバーレルの燃料流出孔4の内璧で行うというのは、一
見因果関係がないように思えるが、両者に因果関係が成
立することは、燃料流出孔4内でおこる空洞化現象の原
因と噴流を徹底的に研究した結果として解ったことで、
このような知見があって初めて想起し開発できたもので
ある。
【0013】
【作用】発明者は、研究の結果、ヂ−ゼル機関のボッシ
ュ式燃料噴射ポンプにおけるバーレルの燃料流出孔4に
空洞化現象(キャビテーション)が起こる原因について
解明し、その解明された知見に基づき、空洞化現象(キ
ャビテーション)の防止機構を開発するとともに、プラ
ンジャー2表面の空洞化現象による侵食(キャビテーシ
ョン・エロージョン)を防止する方法を開発したもので
ある。以下、先ず空洞化現象(キャビテーション)が起
こる原因について説明し、続いて開発された防止機構
が、空洞化現象(キャビテーション)を防止出来る理由
について説明する。
ュ式燃料噴射ポンプにおけるバーレルの燃料流出孔4に
空洞化現象(キャビテーション)が起こる原因について
解明し、その解明された知見に基づき、空洞化現象(キ
ャビテーション)の防止機構を開発するとともに、プラ
ンジャー2表面の空洞化現象による侵食(キャビテーシ
ョン・エロージョン)を防止する方法を開発したもので
ある。以下、先ず空洞化現象(キャビテーション)が起
こる原因について説明し、続いて開発された防止機構
が、空洞化現象(キャビテーション)を防止出来る理由
について説明する。
【0014】油は液体だから単独では力の伝達は出来て
も、力を蓄えることは出来ないにもかかわらず、ヂ−ゼ
ル機関の燃料噴射が終わって燃料流出孔を開くと同時に
非常に強力なエネルギーをもった高圧燃油が流出し、燃
料流出孔内に空洞化現象(キャビテーション)Bを起こ
していることも事実である。それはプランジャー表面に
空洞化現象による侵食(キャビテーション・エロージョ
ン)がおこり、それが侵食痕Aを生じさせて、プランジ
ャーが使用できなくなる現象がしばしば起こる事実から
も明らかである。
も、力を蓄えることは出来ないにもかかわらず、ヂ−ゼ
ル機関の燃料噴射が終わって燃料流出孔を開くと同時に
非常に強力なエネルギーをもった高圧燃油が流出し、燃
料流出孔内に空洞化現象(キャビテーション)Bを起こ
していることも事実である。それはプランジャー表面に
空洞化現象による侵食(キャビテーション・エロージョ
ン)がおこり、それが侵食痕Aを生じさせて、プランジ
ャーが使用できなくなる現象がしばしば起こる事実から
も明らかである。
【0015】先ず、その高圧燃油になぜエネルギーが蓄
積されるのかを観察すると、そのエネルギー源は、内圧
波と気体膨張波にあり、両者が一緒になって蓄積された
ものと考えられる。当該内圧波というのは、高圧で噴出
中の燃油がポンプからノズルまで管等の構成部材を通る
際に、当該管等の内圧により鋼材を膨張させているが、
燃料流出孔が開口の瞬間、鋼材が収縮して燃油に与える
強い圧力と流速のことであり、また気体膨張波というの
は、燃油に含有する空気や石油ガス等の気体が噴出中の
高圧により圧縮されていたが、燃料流出孔の開口と同時
に膨張して油流となって流出しようとして与えられる圧
力と流速のことをいう。これら内圧波と気体膨張波と
は、高圧で燃油を噴射中に油中に蓄積されたもので、燃
料流出孔の開口と同時に大きな流速となって燃油を噴出
させる原因となっているが、その燃油の噴出は、燃料流
出孔4内の空気も外に引き出してしまう作用を伴い、こ
れが燃料流出孔4内の奥部に一時的に真空に近い状態の
領域を造ってしまう。この一時的且つ急速な真空に近い
状態の領域ができることを空洞化現象(キャビテーショ
ン)Bと称されており、この空洞化現象(キャビテーシ
ョン)Bが起こると、急速な真空に近い状態の発生によ
り、残っている微粒子が爆発したような状態となって激
しく動き、周囲の壁面を侵食する作用をおこす。前記プ
ランジャー2の燃料流出孔4と接する表面にしばしば出
来る侵食痕Aは、このような空洞化現象による侵食(キ
ャビテーション・エロージョン)によって起こっている
のである。
積されるのかを観察すると、そのエネルギー源は、内圧
波と気体膨張波にあり、両者が一緒になって蓄積された
ものと考えられる。当該内圧波というのは、高圧で噴出
中の燃油がポンプからノズルまで管等の構成部材を通る
際に、当該管等の内圧により鋼材を膨張させているが、
燃料流出孔が開口の瞬間、鋼材が収縮して燃油に与える
強い圧力と流速のことであり、また気体膨張波というの
は、燃油に含有する空気や石油ガス等の気体が噴出中の
高圧により圧縮されていたが、燃料流出孔の開口と同時
に膨張して油流となって流出しようとして与えられる圧
力と流速のことをいう。これら内圧波と気体膨張波と
は、高圧で燃油を噴射中に油中に蓄積されたもので、燃
料流出孔の開口と同時に大きな流速となって燃油を噴出
させる原因となっているが、その燃油の噴出は、燃料流
出孔4内の空気も外に引き出してしまう作用を伴い、こ
れが燃料流出孔4内の奥部に一時的に真空に近い状態の
領域を造ってしまう。この一時的且つ急速な真空に近い
状態の領域ができることを空洞化現象(キャビテーショ
ン)Bと称されており、この空洞化現象(キャビテーシ
ョン)Bが起こると、急速な真空に近い状態の発生によ
り、残っている微粒子が爆発したような状態となって激
しく動き、周囲の壁面を侵食する作用をおこす。前記プ
ランジャー2の燃料流出孔4と接する表面にしばしば出
来る侵食痕Aは、このような空洞化現象による侵食(キ
ャビテーション・エロージョン)によって起こっている
のである。
【0016】また、前記内圧波は、流出初期の流速が非
常に速いが耐久性はなく短い時間(ほぼ1/10000
秒)で終了するが、気体膨張波のほうは、流速は割合に
遅いが耐久性は内圧波に勝っている(ほぼ5/1000
0秒)性質がある。この両者が絡み合って一時的な空洞
化現象を造っている。しかし、燃料流出孔内に一時的な
真空に近い状態(空洞化現象)を生じさせるには、瞬間
的に非常に速い流速を要するので、どちらかといえば内
圧波が主力であり、その一時的な空洞化現象の時間は極
短く、燃料流出孔が開き始めた直後から始まり、プラン
ジャーが1.5mm〜2.0mm上昇するまでに終了し
ていることも判明した。
常に速いが耐久性はなく短い時間(ほぼ1/10000
秒)で終了するが、気体膨張波のほうは、流速は割合に
遅いが耐久性は内圧波に勝っている(ほぼ5/1000
0秒)性質がある。この両者が絡み合って一時的な空洞
化現象を造っている。しかし、燃料流出孔内に一時的な
真空に近い状態(空洞化現象)を生じさせるには、瞬間
的に非常に速い流速を要するので、どちらかといえば内
圧波が主力であり、その一時的な空洞化現象の時間は極
短く、燃料流出孔が開き始めた直後から始まり、プラン
ジャーが1.5mm〜2.0mm上昇するまでに終了し
ていることも判明した。
【0017】更に、その空洞化現象を造る仕組みと過程
を観察してみると、図5乃至図7に示す通り、バーレル
1に設けた燃料流出孔4は円筒形状で、そのプランジャ
ー2と接する内側の開口部4aは円形状に形成されてお
り、一方当該バーレル1に上下動自在に嵌合されながら
燃料流出孔4と接するプランジャー2の側面には、斜め
の凹部切込線9が穿設されている。従って、円筒形状の
燃料流出孔4と斜めの凹部切込線9とが、プランジャー
2の上下動に伴って交叉する部分で開口10したり閉口
したりするが、その際の組み合わせにより形成される開
口10は、弓形で、その弧を成す部分は円筒形状の開口
部4aが構成し、弦の部分は斜めの凹部切込線9により
構成されている。このため、プランジャー2の上昇に伴
う開口初期10aは図5に示すように点に等しく、次に
図6に示すように線に等しい開口10bとなり、更に開
いて図7に示す通り弓形の開口10cとなる。
を観察してみると、図5乃至図7に示す通り、バーレル
1に設けた燃料流出孔4は円筒形状で、そのプランジャ
ー2と接する内側の開口部4aは円形状に形成されてお
り、一方当該バーレル1に上下動自在に嵌合されながら
燃料流出孔4と接するプランジャー2の側面には、斜め
の凹部切込線9が穿設されている。従って、円筒形状の
燃料流出孔4と斜めの凹部切込線9とが、プランジャー
2の上下動に伴って交叉する部分で開口10したり閉口
したりするが、その際の組み合わせにより形成される開
口10は、弓形で、その弧を成す部分は円筒形状の開口
部4aが構成し、弦の部分は斜めの凹部切込線9により
構成されている。このため、プランジャー2の上昇に伴
う開口初期10aは図5に示すように点に等しく、次に
図6に示すように線に等しい開口10bとなり、更に開
いて図7に示す通り弓形の開口10cとなる。
【0018】このとき当該開口10より円筒形状の燃料
流出孔4内に噴出する燃油の流れを観察すると、図3に
示す様に、円筒形状の燃料流出孔4の長さ方向に添った
流れ(以下、X流と称す。)と、燃料流出孔4内を拡散
してその内壁に突き当たりそれから出口に向かう流れ
(以下、Y流と称す。)の2方向に大別される。即ち、
開口10の弧側からの噴流は、燃料流出孔4の内壁に添
っての長さ方向へのX流の流れとなり、弦側からの噴流
は、斜めの凹部切込線9から噴出した瞬間に急に空間と
なるため、空間の圧力の低いほうに向かって膨張し曲が
りながら流出し、円筒形状の燃料流出孔4内を拡散して
内壁に突き当たりそれから出口に向かうY流の流れとな
る。この時のY流の流れには、莫大なエネルギーが蓄積
しており、燃料流出孔4内の特にプランジャー側領域の
空気を強力に吸引するので、その領域に一時的に空洞化
現象(真空状態)領域を生じさせることが解った。
流出孔4内に噴出する燃油の流れを観察すると、図3に
示す様に、円筒形状の燃料流出孔4の長さ方向に添った
流れ(以下、X流と称す。)と、燃料流出孔4内を拡散
してその内壁に突き当たりそれから出口に向かう流れ
(以下、Y流と称す。)の2方向に大別される。即ち、
開口10の弧側からの噴流は、燃料流出孔4の内壁に添
っての長さ方向へのX流の流れとなり、弦側からの噴流
は、斜めの凹部切込線9から噴出した瞬間に急に空間と
なるため、空間の圧力の低いほうに向かって膨張し曲が
りながら流出し、円筒形状の燃料流出孔4内を拡散して
内壁に突き当たりそれから出口に向かうY流の流れとな
る。この時のY流の流れには、莫大なエネルギーが蓄積
しており、燃料流出孔4内の特にプランジャー側領域の
空気を強力に吸引するので、その領域に一時的に空洞化
現象(真空状態)領域を生じさせることが解った。
【0019】発明者は、そこで当該空洞化現象の原因と
なっているX流やY流の流れの一部を燃料流出孔の内璧
に設けた乱流発生用凹凸部11に突入させて、乱流を起
こさせ、これによって、X流や特にY流の莫大なエネル
ギーを低減させるとともに、その時生じる乱流によって
燃油の飛沫や噴流を燃料流出孔4内のプランジャー側領
域に還流してから外に噴出するようにして、真空に近い
状態が起こらないようにして、空洞化現象が起るのを防
止するようにしたものである。また、このように燃料流
出孔内の空洞化現象を防止することができれば、プラン
ジャーの表面を侵食するようなこともなくなり、侵食痕
の発生を防止することができるものである。
なっているX流やY流の流れの一部を燃料流出孔の内璧
に設けた乱流発生用凹凸部11に突入させて、乱流を起
こさせ、これによって、X流や特にY流の莫大なエネル
ギーを低減させるとともに、その時生じる乱流によって
燃油の飛沫や噴流を燃料流出孔4内のプランジャー側領
域に還流してから外に噴出するようにして、真空に近い
状態が起こらないようにして、空洞化現象が起るのを防
止するようにしたものである。また、このように燃料流
出孔内の空洞化現象を防止することができれば、プラン
ジャーの表面を侵食するようなこともなくなり、侵食痕
の発生を防止することができるものである。
【0020】
【実施例】以下本発明を図示,実施例に基づいて詳細に
説明する。図2は、プランジャーとからなるヂ−ゼル機
関の燃料噴射ポンプの要部縦断側面図で、そのバーレル
には本発明に係る空洞化現象防止機構を形成した実施例
を示しており、図4は、図2の要部拡大図で、バーレル
の燃料流出孔4内に設けられている空洞化現象防止機構
と、開口より燃料流出孔4内に燃油を噴出した際の燃油
の流れを説明する説明図である。
説明する。図2は、プランジャーとからなるヂ−ゼル機
関の燃料噴射ポンプの要部縦断側面図で、そのバーレル
には本発明に係る空洞化現象防止機構を形成した実施例
を示しており、図4は、図2の要部拡大図で、バーレル
の燃料流出孔4内に設けられている空洞化現象防止機構
と、開口より燃料流出孔4内に燃油を噴出した際の燃油
の流れを説明する説明図である。
【0021】図2に示すように、ヂ−ゼル機関の燃料噴
射ポンプは、円筒状のバーレル1と円柱状のプランジャ
ー2とから構成され、当該プランジャー2は、バーレル
1の筒穴3内に上下動自在に嵌合されている。
射ポンプは、円筒状のバーレル1と円柱状のプランジャ
ー2とから構成され、当該プランジャー2は、バーレル
1の筒穴3内に上下動自在に嵌合されている。
【0022】当該円筒状のバーレル1には、その側壁適
所に筒穴3の内側開口部4aから外壁側出口まで貫通す
る円筒状の燃料流出孔4が穿設形成されており、プラン
ジャー2は、図1に示すように単なる円柱状だけでな
く、その頭部には油通凹溝5と称されている円周溝と縦
溝6と三角形状の油噴出凹溝7とから構成される凹部8
が形成されている。尚、三角形状の油噴出凹溝7を形成
している斜めの凹部切込線9は、噴射のタイミングや噴
射量を調整するシャッターのような役割をするため、特
に高精度な加工が要求されている。
所に筒穴3の内側開口部4aから外壁側出口まで貫通す
る円筒状の燃料流出孔4が穿設形成されており、プラン
ジャー2は、図1に示すように単なる円柱状だけでな
く、その頭部には油通凹溝5と称されている円周溝と縦
溝6と三角形状の油噴出凹溝7とから構成される凹部8
が形成されている。尚、三角形状の油噴出凹溝7を形成
している斜めの凹部切込線9は、噴射のタイミングや噴
射量を調整するシャッターのような役割をするため、特
に高精度な加工が要求されている。
【0023】即ち、前記バーレル1にプランジャー2が
嵌合された状態で上下動すると、プランジャー2の凹部
切込線9とバーレル1の燃料流出孔4とが交差すること
によって、凹部8と燃料流出孔4とが開口連通し、燃油
が燃料流出孔4を介して噴出される構成になっている。
このため、円筒形状の燃料流出孔4と斜めの凹部切込線
9とが、プランジャー2の上下動に伴って交叉する内側
開口部4aで開口10したり閉じたりするが、その際の
組み合わせにより形成される開口10は、弓形で、その
弧を成す部分は円筒形状の燃料流出孔4における内側開
口部4aが構成し、弦の部分は斜めの凹部切込線9によ
り構成されている。その開口作動状態を詳しく示すと、
図5,図6,図7に示した通りで、先ずプランジャー2
の上昇に伴う開口初期10aは図5に示すように点に等
しく、次に図6に示すように線に等しい開口10bとな
り、更に開いて図7に示す通り弓形の開口10cとな
り、それに伴って、当該開口10より円筒形状の燃料流
出孔4内に燃油が噴出され、燃料流出孔4の外側出口よ
り噴出されていく。
嵌合された状態で上下動すると、プランジャー2の凹部
切込線9とバーレル1の燃料流出孔4とが交差すること
によって、凹部8と燃料流出孔4とが開口連通し、燃油
が燃料流出孔4を介して噴出される構成になっている。
このため、円筒形状の燃料流出孔4と斜めの凹部切込線
9とが、プランジャー2の上下動に伴って交叉する内側
開口部4aで開口10したり閉じたりするが、その際の
組み合わせにより形成される開口10は、弓形で、その
弧を成す部分は円筒形状の燃料流出孔4における内側開
口部4aが構成し、弦の部分は斜めの凹部切込線9によ
り構成されている。その開口作動状態を詳しく示すと、
図5,図6,図7に示した通りで、先ずプランジャー2
の上昇に伴う開口初期10aは図5に示すように点に等
しく、次に図6に示すように線に等しい開口10bとな
り、更に開いて図7に示す通り弓形の開口10cとな
り、それに伴って、当該開口10より円筒形状の燃料流
出孔4内に燃油が噴出され、燃料流出孔4の外側出口よ
り噴出されていく。
【0024】本発明者は、この時の燃料流出孔4内に噴
出する燃油の流れを観察するうち、図3に示すように、
噴出する燃油の流れが、燃料流出孔4内のプランジャー
側領域に真空に近い状態の領域を生じさせており、これ
が空洞化現象Bの原因となっていることが解った。そし
て、プランジャー2表面の侵食痕Aは、当該空洞化現象
Bが起こった場合に生じていることを確認した。
出する燃油の流れを観察するうち、図3に示すように、
噴出する燃油の流れが、燃料流出孔4内のプランジャー
側領域に真空に近い状態の領域を生じさせており、これ
が空洞化現象Bの原因となっていることが解った。そし
て、プランジャー2表面の侵食痕Aは、当該空洞化現象
Bが起こった場合に生じていることを確認した。
【0025】つまり、高圧で噴出中の燃油には、内圧波
と気体膨張波によってエネルギーが蓄えられ、これが燃
料流出孔4の開口10と同時に大きな流速となって燃油
を燃料流出孔4から外方向に噴出する原因となっている
が、燃料流出孔4内に噴出された燃油は、円筒形状の長
さ方向に添った流れ(X流)と、円筒形状内を圧力の低
い空間方向に拡散して流れ反対側の内壁に当たりその後
出口に向かう流れ(Y流)の2方向に分かれること、特
にそのY流のエネルギーが非常に大きく速い流速となっ
て燃料流出孔4の出口から流出していくことをを確認し
た。この場合、X流は周囲の側圧を低くするとともに、
圧力の低い空間方向に拡散して流れるY流は、燃料流出
孔内の残留空気と残留している前工程の滞留燃油に流速
を与えて外部に向かって引き出すように作用し、燃料流
出孔4内のプランジャー近傍領域を一時的に真空に近い
状態にし、この領域に空洞化現象Bをおこさせる。
と気体膨張波によってエネルギーが蓄えられ、これが燃
料流出孔4の開口10と同時に大きな流速となって燃油
を燃料流出孔4から外方向に噴出する原因となっている
が、燃料流出孔4内に噴出された燃油は、円筒形状の長
さ方向に添った流れ(X流)と、円筒形状内を圧力の低
い空間方向に拡散して流れ反対側の内壁に当たりその後
出口に向かう流れ(Y流)の2方向に分かれること、特
にそのY流のエネルギーが非常に大きく速い流速となっ
て燃料流出孔4の出口から流出していくことをを確認し
た。この場合、X流は周囲の側圧を低くするとともに、
圧力の低い空間方向に拡散して流れるY流は、燃料流出
孔内の残留空気と残留している前工程の滞留燃油に流速
を与えて外部に向かって引き出すように作用し、燃料流
出孔4内のプランジャー近傍領域を一時的に真空に近い
状態にし、この領域に空洞化現象Bをおこさせる。
【0026】このように、発明者は、研究の結果、X流
とY流という噴出時の燃油の流れの方向と流速エネルギ
ーが空洞化現象Bを起こす原因であるが、その主な原因
は燃料流出孔4の形状との関係で残留空気と残留燃油を
外方に引き出すY流にあるとの知見を得た。そこで発明
者は、この知見に基づき、燃油の流れ、特にY流の一部
に乱流を起こせば、Y流等の流速と莫大なエネルギーを
低減させることが出来ると想起し、このY流が、燃料流
出孔4の内壁に衝当することに着目して、燃料流出孔4
の内壁形状に凹凸を設けこれに衝当させることにより、
Y流の一部に乱流をおこさせ、当該乱流や飛沫が燃料流
出孔4内奥部へ回遊するようにして真空に近い状態にな
る領域が出来ないようにし、これによって起こる空洞化
現象(キャビテーション)を防止するとともに、当該空
洞化現象(キャビテーション)が引き起こすプランジャ
ー表面の侵食(キャビテーション・エロージョン)を防
止するようにしたものである。
とY流という噴出時の燃油の流れの方向と流速エネルギ
ーが空洞化現象Bを起こす原因であるが、その主な原因
は燃料流出孔4の形状との関係で残留空気と残留燃油を
外方に引き出すY流にあるとの知見を得た。そこで発明
者は、この知見に基づき、燃油の流れ、特にY流の一部
に乱流を起こせば、Y流等の流速と莫大なエネルギーを
低減させることが出来ると想起し、このY流が、燃料流
出孔4の内壁に衝当することに着目して、燃料流出孔4
の内壁形状に凹凸を設けこれに衝当させることにより、
Y流の一部に乱流をおこさせ、当該乱流や飛沫が燃料流
出孔4内奥部へ回遊するようにして真空に近い状態にな
る領域が出来ないようにし、これによって起こる空洞化
現象(キャビテーション)を防止するとともに、当該空
洞化現象(キャビテーション)が引き起こすプランジャ
ー表面の侵食(キャビテーション・エロージョン)を防
止するようにしたものである。
【0027】即ち本発明は、空洞化現象を起こさないよ
うに噴出燃油の流れを制御する方法として、バーレル1
に設けられている燃料流出孔4の内璧に上記のような乱
流発生用凹凸部11を形成し、これをもって空洞化現象
防止効果を実現したものである。
うに噴出燃油の流れを制御する方法として、バーレル1
に設けられている燃料流出孔4の内璧に上記のような乱
流発生用凹凸部11を形成し、これをもって空洞化現象
防止効果を実現したものである。
【0028】尚、実施例における乱流発生用凹凸部11
は、図4に示すように、バーレル1に設けられている燃
料流出孔4のプランジャー側近傍における内璧適所に燃
料流出孔4の軸心方向と直交する方向に凹溝部11aを
形成したものであってもよいし、図5に示すように内璧
適所に凸部11bを形成してもよいこともちろんであ
る。
は、図4に示すように、バーレル1に設けられている燃
料流出孔4のプランジャー側近傍における内璧適所に燃
料流出孔4の軸心方向と直交する方向に凹溝部11aを
形成したものであってもよいし、図5に示すように内璧
適所に凸部11bを形成してもよいこともちろんであ
る。
【0029】また、図示実施例のように、バーレル1と
これに嵌合するプランジャー2とからなるヂ−ゼル機関
の燃料噴射ポンプにおいて、バーレル1に設けられてい
る燃料流出孔4の内璧に乱流発生用凹凸部11を形成し
てあるので、プランジャーの凹部切込線9と燃料流出孔
4とが交差し初めた開口初期に生じる燃油の噴射流の一
部を、乱流発生用凹凸部11に衝当させて乱流を起こさ
せることができ、それにより、一時その流速とエネルギ
ーを低下させるとともに乱流や飛沫によって燃料流出孔
4内に空洞化現象(キャビテーション)がおこるのを防
止し、これによってプランジャーの燃料流出孔4と接す
る表面の空洞化現象による侵食(キャビテーション・エ
ロージョン)を防止するようにしたものである。
これに嵌合するプランジャー2とからなるヂ−ゼル機関
の燃料噴射ポンプにおいて、バーレル1に設けられてい
る燃料流出孔4の内璧に乱流発生用凹凸部11を形成し
てあるので、プランジャーの凹部切込線9と燃料流出孔
4とが交差し初めた開口初期に生じる燃油の噴射流の一
部を、乱流発生用凹凸部11に衝当させて乱流を起こさ
せることができ、それにより、一時その流速とエネルギ
ーを低下させるとともに乱流や飛沫によって燃料流出孔
4内に空洞化現象(キャビテーション)がおこるのを防
止し、これによってプランジャーの燃料流出孔4と接す
る表面の空洞化現象による侵食(キャビテーション・エ
ロージョン)を防止するようにしたものである。
【0030】
【効果】本願第1発明、第2発明は、バーレルとこれに
嵌合するプランジャーとからなるヂ−ゼル機関の燃料噴
射ポンプにおいて、バーレルに設けられている燃料流出
孔の内璧に乱流発生用凹凸部を形成するという極簡単な
構造の採用により、長年ヂーゼル機関業界が対策に苦慮
してきた燃料噴射ポンプにおける空洞化現象(キャビテ
ーション)を効率的に防止することが出来るようにした
ものである。本願発明は、空洞化現象(キャビテーショ
ン)についての発明者による長年の経験と研究に基づく
科学的解明があったはじめて開発されたもので、その対
応技術の構成が簡素で充分であることと、空洞化現象
(キャビテーション)防止効果が確実である点におい
て、優れた技術であり、実用性の高い技術である。
嵌合するプランジャーとからなるヂ−ゼル機関の燃料噴
射ポンプにおいて、バーレルに設けられている燃料流出
孔の内璧に乱流発生用凹凸部を形成するという極簡単な
構造の採用により、長年ヂーゼル機関業界が対策に苦慮
してきた燃料噴射ポンプにおける空洞化現象(キャビテ
ーション)を効率的に防止することが出来るようにした
ものである。本願発明は、空洞化現象(キャビテーショ
ン)についての発明者による長年の経験と研究に基づく
科学的解明があったはじめて開発されたもので、その対
応技術の構成が簡素で充分であることと、空洞化現象
(キャビテーション)防止効果が確実である点におい
て、優れた技術であり、実用性の高い技術である。
【0031】また、当該燃料噴射ポンプにおける空洞化
現象(キャビテーション)によっておこる不都合の最大
のものは、高精密さを要求されるプランジャー表面の空
洞化現象による侵食(キャビテーション・エロージョ
ン)である。プランジャー表面にこのような損傷による
侵食痕が急に形成されることによって、プランジャーと
しての機能が大幅に低減したり失われたりして使用出来
なくなることである。従来はこれによって、まだまだ耐
用年数のある数多くのプランジャーが使えなくなり、無
駄使いとそのたびにプランジャーを取り換えなければな
らない煩わしさがヂーゼル機関士の悩みの種であった。
従来の業界は壊れるプランジャーを壊れないプランジャ
ーに改良しようとの発想で改良が試みられてきたが、そ
のような試みはプランジャーの本来機能を低下させるこ
とが多く実用性がなかった。これに対し、本願発明は、
従来と発想を変えて、プランジャーはそのままにして、
バーレルの方を改良することにより侵食の原因である空
洞化現象を防止し、これによってプランジャーの侵食を
防止しようとするものであり、その侵食防止方法は技術
的思想として画期的なものである。
現象(キャビテーション)によっておこる不都合の最大
のものは、高精密さを要求されるプランジャー表面の空
洞化現象による侵食(キャビテーション・エロージョ
ン)である。プランジャー表面にこのような損傷による
侵食痕が急に形成されることによって、プランジャーと
しての機能が大幅に低減したり失われたりして使用出来
なくなることである。従来はこれによって、まだまだ耐
用年数のある数多くのプランジャーが使えなくなり、無
駄使いとそのたびにプランジャーを取り換えなければな
らない煩わしさがヂーゼル機関士の悩みの種であった。
従来の業界は壊れるプランジャーを壊れないプランジャ
ーに改良しようとの発想で改良が試みられてきたが、そ
のような試みはプランジャーの本来機能を低下させるこ
とが多く実用性がなかった。これに対し、本願発明は、
従来と発想を変えて、プランジャーはそのままにして、
バーレルの方を改良することにより侵食の原因である空
洞化現象を防止し、これによってプランジャーの侵食を
防止しようとするものであり、その侵食防止方法は技術
的思想として画期的なものである。
【図1】 プランジャーの頭部表面に空洞化現象による
侵食痕が出来て使用できなくなった状態を示すプランジ
ャーの要部側面図である。
侵食痕が出来て使用できなくなった状態を示すプランジ
ャーの要部側面図である。
【図2】 本発明にかかる空洞化現象防止機構を有する
バーレルとプランジャーとからなる燃料噴射ポンプの要
部縦断側面図である。
バーレルとプランジャーとからなる燃料噴射ポンプの要
部縦断側面図である。
【図3】 図2の要部と対応する部分の改良前の拡大図
で、従来のバーレルの燃料流出孔内の構造と、開口より
燃料流出孔内に燃油を噴出した際の燃油の流れにより空
洞化現象が起こる様子を説明する説明図である。
で、従来のバーレルの燃料流出孔内の構造と、開口より
燃料流出孔内に燃油を噴出した際の燃油の流れにより空
洞化現象が起こる様子を説明する説明図である。
【図4】 図2の要部拡大図で、燃料流出孔内に空洞化
現象防止機構の一実施例を設けた状態と、開口より燃料
流出孔内に燃油を噴出した際の燃油の流れを説明する説
明図である。
現象防止機構の一実施例を設けた状態と、開口より燃料
流出孔内に燃油を噴出した際の燃油の流れを説明する説
明図である。
【図5】 図2の要部拡大図で、燃料流出孔内に空洞化
現象防止機構の他実施例を設けた状態と、開口より燃料
流出孔内に燃油を噴出した際の燃油の流れを説明する説
明図である。
現象防止機構の他実施例を設けた状態と、開口より燃料
流出孔内に燃油を噴出した際の燃油の流れを説明する説
明図である。
【図6】 バーレルの燃料流出孔とプランジャーの凹部
切込線とが、プランジャーの上下動に伴って交叉して形
成される開口の状態を示すもので、開口初期の状態を示
す要部側面説明図である。
切込線とが、プランジャーの上下動に伴って交叉して形
成される開口の状態を示すもので、開口初期の状態を示
す要部側面説明図である。
【図7】 図5と同じ開口部を示すもので、もう少し開
口し、燃油が噴出するような状態を示す要部側面説明図
である。
口し、燃油が噴出するような状態を示す要部側面説明図
である。
【図8】 図5と同じ開口部を示すもので、更に大きく
開口し、燃油の噴出圧が低下した後のような状態を示す
要部側面説明図である。
開口し、燃油の噴出圧が低下した後のような状態を示す
要部側面説明図である。
1…バーレル 2…プランジャー 3…筒穴 4…燃料流出孔 8…凹部 9…凹部切込線 10…開口 11…乱流発生用凹凸部 A…侵食痕 B…空洞化現象
Claims (3)
- 【請求項1】 バーレルとこれに嵌合するプランジャー
とからなるヂ−ゼル機関の燃料噴射ポンプにおいて、バ
ーレルに設けられている燃料流出孔の内璧に乱流発生用
凹凸部を形成したことを特徴とするヂ−ゼル機関の燃料
噴射ポンプにおける空洞化現象(キャビテーション)防
止機構。 - 【請求項2】 請求項1に記載する空洞化現象防止用凹
凸部として、バーレルに設けられている燃料流出孔のプ
ランジャー側近傍における内璧に燃料流出孔の軸心方向
と直交する方向に凹溝部または凸部を形成したことを特
徴とするヂ−ゼル機関の燃料噴射ポンプにおける空洞化
現象(キャビテーション)防止機構。 - 【請求項3】 バーレルとこれに嵌合するプランジャー
とからなるヂ−ゼル機関の燃料噴射ポンプにおいて、バ
ーレルに設けられている燃料流出孔の内璧に乱流発生用
凹凸部を形成し、プランジャーの凹部切込線と燃料流出
孔とが交差し初めた開口初期に生じる燃油の噴射流の一
部を、乱流発生用凹凸部に衝当させることよって乱流を
起こさせ一時その流速とエネルギーを低下させるととも
に乱流飛沫によって燃料流出孔内に空洞化現象(キャビ
テーション)がおこるのを防止し、これによってプラン
ジャーの燃料流出孔と接する表面の空洞化現象による侵
食(キャビテーション・エロージョン)を防止するよう
にしたことを特徴とするヂ−ゼル機関のプランジャーの
侵食防止方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30586793A JPH07167013A (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | ヂ−ゼル機関の燃料噴射ポンプにおける空洞化現象防止機構とプランジャ−の侵食防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30586793A JPH07167013A (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | ヂ−ゼル機関の燃料噴射ポンプにおける空洞化現象防止機構とプランジャ−の侵食防止方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07167013A true JPH07167013A (ja) | 1995-07-04 |
Family
ID=17950314
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30586793A Pending JPH07167013A (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | ヂ−ゼル機関の燃料噴射ポンプにおける空洞化現象防止機構とプランジャ−の侵食防止方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07167013A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006071009A1 (en) * | 2004-12-27 | 2006-07-06 | Hyundai Heavy Industries Co., Ltd. | Fuel injection pump having cavitation damage-prevention structure |
| CN101087944B (zh) | 2004-12-27 | 2010-06-16 | 现代重工业株式会社 | 具有气蚀损伤防护结构的燃料喷射泵 |
-
1993
- 1993-11-10 JP JP30586793A patent/JPH07167013A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006071009A1 (en) * | 2004-12-27 | 2006-07-06 | Hyundai Heavy Industries Co., Ltd. | Fuel injection pump having cavitation damage-prevention structure |
| CN101087944B (zh) | 2004-12-27 | 2010-06-16 | 现代重工业株式会社 | 具有气蚀损伤防护结构的燃料喷射泵 |
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