JPH07167149A - 片当り防止軸受メタル - Google Patents
片当り防止軸受メタルInfo
- Publication number
- JPH07167149A JPH07167149A JP34275593A JP34275593A JPH07167149A JP H07167149 A JPH07167149 A JP H07167149A JP 34275593 A JP34275593 A JP 34275593A JP 34275593 A JP34275593 A JP 34275593A JP H07167149 A JPH07167149 A JP H07167149A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing
- metal
- shaft
- bearing metal
- partial contact
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明の目的は軸に傾きがない場合に軸受性
能を損ねることなく、又軸に傾きが発生した場合にもメ
タル端面に高面圧の発生がなく、メタル端面の偏摩耗を
低減し、軸受の信頼性を向上する片当り防止軸受メタル
を提供するにある。 【構成】 軸受メタル10の裏金1の端部に円周方向の
スリット部4を設けるか、または/及び裏金1の軸受ハ
ウジング3との接合面の端部にぬすみ部6を設けてなる
ことを特徴としている。
能を損ねることなく、又軸に傾きが発生した場合にもメ
タル端面に高面圧の発生がなく、メタル端面の偏摩耗を
低減し、軸受の信頼性を向上する片当り防止軸受メタル
を提供するにある。 【構成】 軸受メタル10の裏金1の端部に円周方向の
スリット部4を設けるか、または/及び裏金1の軸受ハ
ウジング3との接合面の端部にぬすみ部6を設けてなる
ことを特徴としている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディーゼルエンジンの主
軸受に適用される軸受メタルに関する。
軸受に適用される軸受メタルに関する。
【0002】
【従来の技術】図4に示す従来のディーゼルエンジンの
主軸受メタル010には裏金01とよばれる鋼製の中空
円筒の内面にホワイトメタル又はケルメット等の合金
(メタル)02を鋳込んだものを使用している。裏金0
1は曲率を有する単純な板でそれ自体には積極的に変形
を許容する機能は有していない。
主軸受メタル010には裏金01とよばれる鋼製の中空
円筒の内面にホワイトメタル又はケルメット等の合金
(メタル)02を鋳込んだものを使用している。裏金0
1は曲率を有する単純な板でそれ自体には積極的に変形
を許容する機能は有していない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ディーゼルエンジンの
主軸受は、クランク軸05がエンジンの稼動時にピスト
ンから連接棒を介して作用する爆発力により変形し、図
4(a)に示すように大きな片当りの状態で使用され
る。これに対し、従来のディーゼルエンジンでは図示し
ない軸受ハウジングの傾きに対する剛性を下げる等の手
段で対処しているが、ディーゼルエンジンの軸受ハウジ
ングは本体構造の強度部材の一部であり、また構造的に
傾きに対する剛性と上下、左右方向の剛性とは独立的で
なく、前者を低下させると後者も低下し、軸受相互の変
形が大きくなり、かえって片当りを助長するなどの理由
で大きな改善が望めないのが実状であった。また図4
(b)に示すように、軸受面のメタル02の端部020
をぬすむことが行われているが、片当りのない場合の有
効軸受幅が減少する問題があった。
主軸受は、クランク軸05がエンジンの稼動時にピスト
ンから連接棒を介して作用する爆発力により変形し、図
4(a)に示すように大きな片当りの状態で使用され
る。これに対し、従来のディーゼルエンジンでは図示し
ない軸受ハウジングの傾きに対する剛性を下げる等の手
段で対処しているが、ディーゼルエンジンの軸受ハウジ
ングは本体構造の強度部材の一部であり、また構造的に
傾きに対する剛性と上下、左右方向の剛性とは独立的で
なく、前者を低下させると後者も低下し、軸受相互の変
形が大きくなり、かえって片当りを助長するなどの理由
で大きな改善が望めないのが実状であった。また図4
(b)に示すように、軸受面のメタル02の端部020
をぬすむことが行われているが、片当りのない場合の有
効軸受幅が減少する問題があった。
【0004】本発明の目的は、軸に傾きがない場合に軸
受性能を損ねることなく、又軸に傾きが生じた場合にも
メタル端面に高面圧が発生することなくメタル端面の偏
摩耗を低減し、軸受の信頼性を向上する片当り防止軸受
メタルを提供するにある。
受性能を損ねることなく、又軸に傾きが生じた場合にも
メタル端面に高面圧が発生することなくメタル端面の偏
摩耗を低減し、軸受の信頼性を向上する片当り防止軸受
メタルを提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の片当り防止軸受
メタルは、軸受メタル10の裏金1の端部に円周方向に
設けたスリット部4と、軸受ハウジング3と前記裏金の
接合面の端部に設けたぬすみ部6とのうち少くともその
一方を有してなることを特徴としている。
メタルは、軸受メタル10の裏金1の端部に円周方向に
設けたスリット部4と、軸受ハウジング3と前記裏金の
接合面の端部に設けたぬすみ部6とのうち少くともその
一方を有してなることを特徴としている。
【0006】
(1)本発明の軸受メタルを採用することにより、クラ
ンク軸と軸受メタルの片当りにより発生する軸受面端部
付近の高油圧に対し、軸受面が容易に変形し高面圧の発
生を防止する。 (2)軸受面自体を加工していないため、片当りのない
場合には軸受幅全部に油膜圧力が発生し、荷重を支える
ことができる。 (3)軸受メタルのみの加工であるため、軸受ハウジン
グ等のエンジン本体の強度や剛性には影響を与えない。
ンク軸と軸受メタルの片当りにより発生する軸受面端部
付近の高油圧に対し、軸受面が容易に変形し高面圧の発
生を防止する。 (2)軸受面自体を加工していないため、片当りのない
場合には軸受幅全部に油膜圧力が発生し、荷重を支える
ことができる。 (3)軸受メタルのみの加工であるため、軸受ハウジン
グ等のエンジン本体の強度や剛性には影響を与えない。
【0007】
【実施例】以下図1〜3を参照し本発明の実施例につい
て説明する。図1は裏金1の端部にスリット部4を施し
た第1実施例で、該スリットを施こす範囲は軸受両端の
主に荷重の作用する下部としたものである。図2は第2
実施例で、軸受ハウジング3と裏金1の接合面の裏金1
側端部にぬすみ部6を形成したものである。
て説明する。図1は裏金1の端部にスリット部4を施し
た第1実施例で、該スリットを施こす範囲は軸受両端の
主に荷重の作用する下部としたものである。図2は第2
実施例で、軸受ハウジング3と裏金1の接合面の裏金1
側端部にぬすみ部6を形成したものである。
【0008】図3は本発明における軸受の挙動を示した
もので、(a)は軸5の傾きがない場合でメタル2の全
表面が軸5に有効に作用している。(b)は軸5が傾い
た場合で、スリット部4がつぶれて軸5を支持すると共
に、軸受ハウジング3等への過大な応力の発生を防止で
きる。
もので、(a)は軸5の傾きがない場合でメタル2の全
表面が軸5に有効に作用している。(b)は軸5が傾い
た場合で、スリット部4がつぶれて軸5を支持すると共
に、軸受ハウジング3等への過大な応力の発生を防止で
きる。
【0009】次に前記第1〜第2実施例の作用について
説明する。クランク軸5が傾いたときに軸受のメタル表
面が片当りしようとするが、軸受面端部表面付近の高い
油膜圧力により軸受面が容易に変形し軸5とメタル2の
片当りが防止できる。なお従来例のように軸受面(メタ
ル)自体を加工していないため、片当りのない場合は、
軸受幅全部に油膜圧力が発生し、荷重を支えることがで
きる。しかも本発明では軸受メタルのみを加工している
ので、軸受ハウジング3等のエンジン本体の強度や剛性
に影響を与えない。
説明する。クランク軸5が傾いたときに軸受のメタル表
面が片当りしようとするが、軸受面端部表面付近の高い
油膜圧力により軸受面が容易に変形し軸5とメタル2の
片当りが防止できる。なお従来例のように軸受面(メタ
ル)自体を加工していないため、片当りのない場合は、
軸受幅全部に油膜圧力が発生し、荷重を支えることがで
きる。しかも本発明では軸受メタルのみを加工している
ので、軸受ハウジング3等のエンジン本体の強度や剛性
に影響を与えない。
【0010】
【発明の効果】本発明では片当りの無い場合メタルと軸
が全面で当り軸受性能を損ねることなく、又片当りのあ
る場合高圧力の発生を防止し、メタルの損傷を低減さ
せ、軸受の信頼性を向上させる。なお本発明は軸受メタ
ルのみの改良であるため、従来のエンジン構造を変更す
る必要がない。
が全面で当り軸受性能を損ねることなく、又片当りのあ
る場合高圧力の発生を防止し、メタルの損傷を低減さ
せ、軸受の信頼性を向上させる。なお本発明は軸受メタ
ルのみの改良であるため、従来のエンジン構造を変更す
る必要がない。
【図1】本発明の第1実施例に係る軸受メタルの概要
図。
図。
【図2】本発明の第2実施例に係る軸受メタルの図。
【図3】本発明の軸受の挙動説明図。
【図4】従来の軸受を示す図。
1…裏金、2…メタル部、3…軸受ハウジング、4…ス
リット部、5…軸、6…ぬすみ部。
リット部、5…軸、6…ぬすみ部。
Claims (1)
- 【請求項1】 軸受メタル(10)の裏金(1)の端部
に円周方向に設けたスリット部(4)と、軸受ハウジン
グ(3)と前記裏金の接合面の端部に設けたぬすみ部
(6)とのうち少くともその一方を有してなることを特
徴とする片当り防止軸受メタル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34275593A JPH07167149A (ja) | 1993-12-16 | 1993-12-16 | 片当り防止軸受メタル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34275593A JPH07167149A (ja) | 1993-12-16 | 1993-12-16 | 片当り防止軸受メタル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07167149A true JPH07167149A (ja) | 1995-07-04 |
Family
ID=18356246
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34275593A Pending JPH07167149A (ja) | 1993-12-16 | 1993-12-16 | 片当り防止軸受メタル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07167149A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6089755A (en) * | 1998-02-06 | 2000-07-18 | Daido Metal Company Ltd. | Sliding bearing |
| JP2009041653A (ja) * | 2007-08-08 | 2009-02-26 | Toyota Motor Corp | 内燃機関のコネクティングロッド |
| CN111365364A (zh) * | 2020-04-21 | 2020-07-03 | 东莞台一盈拓科技股份有限公司 | 一种可倾瓦动压轴承 |
| WO2021152880A1 (ja) * | 2020-01-31 | 2021-08-05 | 三菱重工エンジン&ターボチャージャ株式会社 | エンジン用軸受メタル |
-
1993
- 1993-12-16 JP JP34275593A patent/JPH07167149A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6089755A (en) * | 1998-02-06 | 2000-07-18 | Daido Metal Company Ltd. | Sliding bearing |
| JP2009041653A (ja) * | 2007-08-08 | 2009-02-26 | Toyota Motor Corp | 内燃機関のコネクティングロッド |
| WO2021152880A1 (ja) * | 2020-01-31 | 2021-08-05 | 三菱重工エンジン&ターボチャージャ株式会社 | エンジン用軸受メタル |
| JP2021124124A (ja) * | 2020-01-31 | 2021-08-30 | 三菱重工エンジン&ターボチャージャ株式会社 | エンジン用軸受メタル |
| CN111365364A (zh) * | 2020-04-21 | 2020-07-03 | 东莞台一盈拓科技股份有限公司 | 一种可倾瓦动压轴承 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030729 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060320 |