JPH07167630A - 干渉測定装置および干渉測定方法 - Google Patents
干渉測定装置および干渉測定方法Info
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- JPH07167630A JPH07167630A JP6261231A JP26123194A JPH07167630A JP H07167630 A JPH07167630 A JP H07167630A JP 6261231 A JP6261231 A JP 6261231A JP 26123194 A JP26123194 A JP 26123194A JP H07167630 A JPH07167630 A JP H07167630A
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- interference
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Abstract
(57)【要約】
【構成】干渉測定装置1aは、フィゾー型干渉計2a
と、撮像部11と、画像処理装置12と、演算手段13
と、モニター装置14と、データ専用メモリー15とを
有している。前記干渉計2aは、光源3と、対物レンズ
4と、コリメートレンズ5と、ハーフミラー6と、原器
レンズ7と、駆動手段711と、移動手段9と、観測レ
ンズ10とを有している。被検物8の被検面81の収差
測定では、演算手段13は、干渉縞解析により得られた
値を波面収差を表す近似多項式に展開し、各項に相当す
る値を求め、ディフォーカスにより生じる2次の収差成
分より、4次以上の軸対称収差を補正する。 【効果】被検物の収差測定において、ディフォーカスが
ある場合でも高精度の測定を行なうことができる。
と、撮像部11と、画像処理装置12と、演算手段13
と、モニター装置14と、データ専用メモリー15とを
有している。前記干渉計2aは、光源3と、対物レンズ
4と、コリメートレンズ5と、ハーフミラー6と、原器
レンズ7と、駆動手段711と、移動手段9と、観測レ
ンズ10とを有している。被検物8の被検面81の収差
測定では、演算手段13は、干渉縞解析により得られた
値を波面収差を表す近似多項式に展開し、各項に相当す
る値を求め、ディフォーカスにより生じる2次の収差成
分より、4次以上の軸対称収差を補正する。 【効果】被検物の収差測定において、ディフォーカスが
ある場合でも高精度の測定を行なうことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、干渉測定装置および干
渉測定方法に関する。
渉測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】干渉計を用いて、光学素子等の種々の光
学系の面形状を測定する測定方法およびその測定装置は
数多く知られているが、その測定精度は、干渉計自身の
収差、例えば、干渉計に設置されている参照レンズまた
は参照面の精度等によって限定されてしまう。
学系の面形状を測定する測定方法およびその測定装置は
数多く知られているが、その測定精度は、干渉計自身の
収差、例えば、干渉計に設置されている参照レンズまた
は参照面の精度等によって限定されてしまう。
【0003】このような干渉計自身の収差を取り除く方
法として、ブラウニング(Bruning)らによって
提案されている球面形状の測定方法および特開昭62−
129707号公報に記載されている干渉計装置等が知
られている。
法として、ブラウニング(Bruning)らによって
提案されている球面形状の測定方法および特開昭62−
129707号公報に記載されている干渉計装置等が知
られている。
【0004】前記ブラウニングらによって提案された測
定方法では、被検物(被測定物)を動かして3つの条件
下で測定を行い、演算処理によって干渉計の固有収差を
取り除くというものである。
定方法では、被検物(被測定物)を動かして3つの条件
下で測定を行い、演算処理によって干渉計の固有収差を
取り除くというものである。
【0005】また、前記特開昭62−129707号公
報に記載されている干渉計装置では、原器面を回転させ
て数点で測定を行い、これを補正データとして測定値か
ら差し引くことにより干渉計の内部収差を取り除くとい
うものである。
報に記載されている干渉計装置では、原器面を回転させ
て数点で測定を行い、これを補正データとして測定値か
ら差し引くことにより干渉計の内部収差を取り除くとい
うものである。
【0006】しかし、前記ブラウニングらによって提案
された測定方法および前記特開昭62−129707号
公報に記載されている干渉計装置のいずれにおいても、
被検物の設定状態に起因して新たに発生した収差を補正
することは困難である。
された測定方法および前記特開昭62−129707号
公報に記載されている干渉計装置のいずれにおいても、
被検物の設定状態に起因して新たに発生した収差を補正
することは困難である。
【0007】このような理由から、干渉計に対して被検
物を設置する際には、被検物の設定誤差による収差が生
じないように、被検物を所定の位置および所定の角度に
正確に配置する必要がある。
物を設置する際には、被検物の設定誤差による収差が生
じないように、被検物を所定の位置および所定の角度に
正確に配置する必要がある。
【0008】従って、干渉計に被検物を設置する際のア
ライメントに関しては、慎重に行う必要があるので作業
性が悪いとともに、高精度のアライメント装置が必要と
なるといった問題がある。
ライメントに関しては、慎重に行う必要があるので作業
性が悪いとともに、高精度のアライメント装置が必要と
なるといった問題がある。
【0009】しかも、高精度のアライメント装置を用い
て被検物の配置の設定を慎重に行っても、被検物の設定
誤差(例えば、ディフォーカス)を完全に0にすること
は困難である。このように、ディフォーカスが存在する
ことにより、球面収差のような軸対称性のある高次収差
が発生し、これにより測定精度が低下してしまう。
て被検物の配置の設定を慎重に行っても、被検物の設定
誤差(例えば、ディフォーカス)を完全に0にすること
は困難である。このように、ディフォーカスが存在する
ことにより、球面収差のような軸対称性のある高次収差
が発生し、これにより測定精度が低下してしまう。
【0010】更に、干渉計の集光レンズのNA0 (開口
数)の値が大きい場合、すなわち明るいレンズを用いた
場合には、ディフォーカスによる測定精度の低下はより
大きいものとなるといった問題がある。
数)の値が大きい場合、すなわち明るいレンズを用いた
場合には、ディフォーカスによる測定精度の低下はより
大きいものとなるといった問題がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、干渉
計と被検物間の設定誤差によらず、高い測定精度が得ら
れる干渉測定装置および干渉測定方法を提供することに
ある。
計と被検物間の設定誤差によらず、高い測定精度が得ら
れる干渉測定装置および干渉測定方法を提供することに
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(23)の本発明により達成される。
(1)〜(23)の本発明により達成される。
【0013】(1) 光源からの光を二つに分割して一
方を参照面からの参照光とし、他方を被検物からの被検
光とし、該参照光と該被検光とを重ね合わせて干渉縞を
得るとともに、前記干渉縞に基づいて前記参照光と前記
被検光との間の位相差を検出する干渉測定装置であっ
て、前記干渉縞を、前記位相差を特定する近似多項式に
展開する第1の手段と、前記被検物の被検領域に入射ま
たは前記被検物の被検領域から出射する有効な光束の開
口数に基づいて、前記被検物の前記干渉測定装置に対す
る設定位置誤差に起因して前記近似多項式の特定項に現
れる誤差情報を演算する第2の手段と、前記第2の手段
によって得た前記誤差情報および前記開口数に基づい
て、前記第1の手段によって得た近似多項式における位
相差を特定する項の係数を補正する第3の手段とを有す
ることを特徴とする干渉測定装置。
方を参照面からの参照光とし、他方を被検物からの被検
光とし、該参照光と該被検光とを重ね合わせて干渉縞を
得るとともに、前記干渉縞に基づいて前記参照光と前記
被検光との間の位相差を検出する干渉測定装置であっ
て、前記干渉縞を、前記位相差を特定する近似多項式に
展開する第1の手段と、前記被検物の被検領域に入射ま
たは前記被検物の被検領域から出射する有効な光束の開
口数に基づいて、前記被検物の前記干渉測定装置に対す
る設定位置誤差に起因して前記近似多項式の特定項に現
れる誤差情報を演算する第2の手段と、前記第2の手段
によって得た前記誤差情報および前記開口数に基づい
て、前記第1の手段によって得た近似多項式における位
相差を特定する項の係数を補正する第3の手段とを有す
ることを特徴とする干渉測定装置。
【0014】(2) 前記干渉測定装置は、集光光学部
材を有している上記(1)に記載の干渉測定装置。
材を有している上記(1)に記載の干渉測定装置。
【0015】(3) 前記集光光学部材は、正弦条件を
満たしている上記(2)に記載の干渉測定装置。
満たしている上記(2)に記載の干渉測定装置。
【0016】(4) 前記第1の手段における近似多項
式は、下記数9に示す(1)式である上記(2)または
(3)に記載の干渉測定装置。
式は、下記数9に示す(1)式である上記(2)または
(3)に記載の干渉測定装置。
【0017】
【数9】
【0018】(5) 前記第2の手段は、前記近似多項
式の2次項の係数W20を演算するものである上記(4)
に記載の干渉測定装置。
式の2次項の係数W20を演算するものである上記(4)
に記載の干渉測定装置。
【0019】(6) 前記第3の手段は、前記位相差を
特定する項の係数を補正するための補正値を、前記近似
多項式の2次項の係数W20と、下記数10に示す(3)
式とに基づいて演算するものである上記(5)に記載の
干渉測定装置。
特定する項の係数を補正するための補正値を、前記近似
多項式の2次項の係数W20と、下記数10に示す(3)
式とに基づいて演算するものである上記(5)に記載の
干渉測定装置。
【0020】
【数10】
【0021】(7) 前記第3の手段は、前記近似多項
式の4次項の係数W40を、下記数11に示す(6)式に
より補正するものである上記(6)に記載の干渉測定装
置。
式の4次項の係数W40を、下記数11に示す(6)式に
より補正するものである上記(6)に記載の干渉測定装
置。
【0022】
【数11】
【0023】(8) 前記第3の手段は、前記近似多項
式の6次項の係数W60を、下記数12に示す(7)式に
より補正するものである上記(6)または(7)に記載
の干渉測定装置。
式の6次項の係数W60を、下記数12に示す(7)式に
より補正するものである上記(6)または(7)に記載
の干渉測定装置。
【0024】
【数12】
【0025】(9) 光源からの光を二つに分割して一
方を参照面からの参照光とし、他方を被検物からの被検
光とし、該参照光と該被検光とを重ね合わせて干渉縞を
得るとともに、前記干渉縞に基づいて前記参照光と前記
被検光との間の位相差を検出する干渉測定方法であっ
て、第1の手段により、前記干渉縞を、前記位相差を特
定する近似多項式に展開し、第2の手段により、前記被
検物の被検領域に入射または前記被検物の被検領域から
出射する有効な光束の開口数に基づいて、前記被検物の
前記干渉測定装置に対する設定位置誤差に起因して前記
近似多項式の特定項に現れる誤差情報を演算し、第3の
手段により、前記第2の手段によって得た前記誤差情報
および前記開口数に基づいて、前記第1の手段によって
得た近似多項式における位相差を特定する項の係数を補
正することを特徴とする干渉測定方法。
方を参照面からの参照光とし、他方を被検物からの被検
光とし、該参照光と該被検光とを重ね合わせて干渉縞を
得るとともに、前記干渉縞に基づいて前記参照光と前記
被検光との間の位相差を検出する干渉測定方法であっ
て、第1の手段により、前記干渉縞を、前記位相差を特
定する近似多項式に展開し、第2の手段により、前記被
検物の被検領域に入射または前記被検物の被検領域から
出射する有効な光束の開口数に基づいて、前記被検物の
前記干渉測定装置に対する設定位置誤差に起因して前記
近似多項式の特定項に現れる誤差情報を演算し、第3の
手段により、前記第2の手段によって得た前記誤差情報
および前記開口数に基づいて、前記第1の手段によって
得た近似多項式における位相差を特定する項の係数を補
正することを特徴とする干渉測定方法。
【0026】(10) 前記参照光または被検光は、集
光光学部材を経たものである上記(9)に記載の干渉測
定方法。
光光学部材を経たものである上記(9)に記載の干渉測
定方法。
【0027】(11) 前記集光光学部材は、正弦条件
を満たしている上記(10)に記載の干渉測定方法。
を満たしている上記(10)に記載の干渉測定方法。
【0028】(12) 前記第1の手段における近似多
項式は、下記数13に示す(1)式である上記(10)
または(11)に記載の干渉測定方法。
項式は、下記数13に示す(1)式である上記(10)
または(11)に記載の干渉測定方法。
【0029】
【数13】
【0030】(13) 前記第2の手段により、前記近
似多項式の2次項の係数W20を演算する上記(12)に
記載の干渉測定方法。
似多項式の2次項の係数W20を演算する上記(12)に
記載の干渉測定方法。
【0031】(14) 前記第3の手段により、前記位
相差を特定する項の係数を補正するための補正値を、前
記近似多項式の2次項の係数W20と、下記数14に示す
(3)式とに基づいて演算する上記(13)に記載の干
渉測定方法。
相差を特定する項の係数を補正するための補正値を、前
記近似多項式の2次項の係数W20と、下記数14に示す
(3)式とに基づいて演算する上記(13)に記載の干
渉測定方法。
【0032】
【数14】
【0033】(15) 前記第3の手段により、前記近
似多項式の4次項の係数W40を、下記数15に示す
(6)式に基づいて補正する上記(14)に記載の干渉
測定方法。
似多項式の4次項の係数W40を、下記数15に示す
(6)式に基づいて補正する上記(14)に記載の干渉
測定方法。
【0034】
【数15】
【0035】(16) 前記第3の手段により、前記近
似多項式の6次項の係数W60を、下記数16に示す
(7)式に基づいて補正する上記(14)または(1
5)に記載の干渉測定方法。
似多項式の6次項の係数W60を、下記数16に示す
(7)式に基づいて補正する上記(14)または(1
5)に記載の干渉測定方法。
【0036】
【数16】
【0037】(17) 光源からの光を二つに分割して
一方を参照面で反射させて参照光とし、他方を光学部材
により集束光または発散光にして被検面に入射させ、該
被検面で反射させて被検光とし、前記参照光と前記被検
光とを重ね合わせて干渉縞を得るとともに、前記干渉縞
に基づいて前記参照光と前記被検光との間の位相差を検
出する干渉測定装置であって、前記干渉縞を、前記位相
差を特定する近似多項式に展開する第1の手段と、前記
被検面の被検領域に入射する有効な光束の開口数に基づ
いて、前記被検面の前記干渉測定装置に対する設定位置
誤差に起因して前記近似多項式の特定項に現れる誤差情
報を演算する第2の手段と、前記第2の手段によって得
た前記誤差情報および前記開口数に基づいて、前記第1
の手段によって得た近似多項式における位相差を特定す
る項の係数を補正する第3の手段とを有することを特徴
とする干渉測定装置。
一方を参照面で反射させて参照光とし、他方を光学部材
により集束光または発散光にして被検面に入射させ、該
被検面で反射させて被検光とし、前記参照光と前記被検
光とを重ね合わせて干渉縞を得るとともに、前記干渉縞
に基づいて前記参照光と前記被検光との間の位相差を検
出する干渉測定装置であって、前記干渉縞を、前記位相
差を特定する近似多項式に展開する第1の手段と、前記
被検面の被検領域に入射する有効な光束の開口数に基づ
いて、前記被検面の前記干渉測定装置に対する設定位置
誤差に起因して前記近似多項式の特定項に現れる誤差情
報を演算する第2の手段と、前記第2の手段によって得
た前記誤差情報および前記開口数に基づいて、前記第1
の手段によって得た近似多項式における位相差を特定す
る項の係数を補正する第3の手段とを有することを特徴
とする干渉測定装置。
【0038】(18) 前記光学部材は、前記参照面を
有する原器レンズである上記(17)に記載の干渉測定
装置。
有する原器レンズである上記(17)に記載の干渉測定
装置。
【0039】(19) 前記光学部材は、正のパワーを
有するレンズである上記(17)に記載の干渉測定装
置。
有するレンズである上記(17)に記載の干渉測定装
置。
【0040】(20) 前記光学部材は、負のパワーを
有するレンズである上記(17)に記載の干渉測定装
置。
有するレンズである上記(17)に記載の干渉測定装
置。
【0041】(21) 前記開口数NA0 は、下記式よ
り得られる上記(17)ないし(20)のいずれかに記
載の干渉測定装置。 NA0 =hmax /f=sinθmax (但し、hmax は、前記被検領域に照射される有効な光
束が前記光学部材に入射するときの光軸からの最大入射
高、fは、前記光学部材の焦点距離、θmax は、前記光
学部材を透過後の前記有効な光束の最も外側の光線と光
軸とのなす角である。)
り得られる上記(17)ないし(20)のいずれかに記
載の干渉測定装置。 NA0 =hmax /f=sinθmax (但し、hmax は、前記被検領域に照射される有効な光
束が前記光学部材に入射するときの光軸からの最大入射
高、fは、前記光学部材の焦点距離、θmax は、前記光
学部材を透過後の前記有効な光束の最も外側の光線と光
軸とのなす角である。)
【0042】(22) 光源からの光を二つに分割して
一方を参照光とし、他方を、光束を集束または発散させ
る作用を有する被検物を透過させて被検光とし、前記参
照光と前記被検光とを重ね合わせて干渉縞を得るととも
に、前記干渉縞に基づいて前記参照光と前記被検光との
間の位相差を検出する干渉測定装置であって、前記干渉
縞を、前記位相差を特定する近似多項式に展開する第1
の手段と、前記被検物により集束または発散された有効
な光束の開口数に基づいて、前記被検物の前記干渉測定
装置に対する設定位置誤差に起因して前記近似多項式の
特定項に現れる誤差情報を演算する第2の手段と、前記
第2の手段によって得た前記誤差情報および前記開口数
に基づいて、前記第1の手段によって得た近似多項式に
おける位相差を特定する項の係数を補正する第3の手段
とを有することを特徴とする干渉測定装置。
一方を参照光とし、他方を、光束を集束または発散させ
る作用を有する被検物を透過させて被検光とし、前記参
照光と前記被検光とを重ね合わせて干渉縞を得るととも
に、前記干渉縞に基づいて前記参照光と前記被検光との
間の位相差を検出する干渉測定装置であって、前記干渉
縞を、前記位相差を特定する近似多項式に展開する第1
の手段と、前記被検物により集束または発散された有効
な光束の開口数に基づいて、前記被検物の前記干渉測定
装置に対する設定位置誤差に起因して前記近似多項式の
特定項に現れる誤差情報を演算する第2の手段と、前記
第2の手段によって得た前記誤差情報および前記開口数
に基づいて、前記第1の手段によって得た近似多項式に
おける位相差を特定する項の係数を補正する第3の手段
とを有することを特徴とする干渉測定装置。
【0043】(23) 前記開口数NA0 は、下記式よ
り得られる上記(22)に記載の干渉測定装置。 NA0 =hmax /f=sinθmax (但し、hmax は、前記被検物により集束または発散さ
れる有効な光束が前記被検物に入射するときの光軸から
の最大入射高、fは、前記被検物の焦点距離、θmax
は、前記被検物を透過後の前記有効な光束の最も外側の
光線と光軸とのなす角である。)
り得られる上記(22)に記載の干渉測定装置。 NA0 =hmax /f=sinθmax (但し、hmax は、前記被検物により集束または発散さ
れる有効な光束が前記被検物に入射するときの光軸から
の最大入射高、fは、前記被検物の焦点距離、θmax
は、前記被検物を透過後の前記有効な光束の最も外側の
光線と光軸とのなす角である。)
【0044】
【実施例】以下、本発明の干渉測定装置および干渉測定
方法を添付図面に示す実施例に基づいて詳細に説明す
る。図1は、本発明の干渉測定装置の第1実施例を模式
的に示す図である。同図に示すように、干渉測定装置1
aは、フィゾー型干渉計(以下、干渉計という)2a
と、干渉縞検出手段である撮像部11と、A/D変換器
および画像メモリーからなる画像処理装置12と、演算
手段13と、モニター装置14と、記憶手段であるデー
タ専用メモリー(以下、メモリーという)15とを有し
ている。
方法を添付図面に示す実施例に基づいて詳細に説明す
る。図1は、本発明の干渉測定装置の第1実施例を模式
的に示す図である。同図に示すように、干渉測定装置1
aは、フィゾー型干渉計(以下、干渉計という)2a
と、干渉縞検出手段である撮像部11と、A/D変換器
および画像メモリーからなる画像処理装置12と、演算
手段13と、モニター装置14と、記憶手段であるデー
タ専用メモリー(以下、メモリーという)15とを有し
ている。
【0045】干渉測定装置1aにおける干渉計2aは、
光源3と、対物レンズ4と、コリメートレンズ5と、ハ
ーフミラー6と、集光光学部材および参照部材を兼ねる
原器レンズ7と、原器レンズ7を光軸73に対し精度良
く移動させ位相シフト法を行うためのPZT等の駆動手
段711と、反射部材を兼ねる被検物8を原器レンズ7
の光軸73方向および光軸73に垂直な方向に位置決め
を行うための移動手段9と、観測レンズ10とを有して
いる。なお、このような構成の干渉測定装置1aにおい
て、図1に示すように、原器レンズ7の光軸73をz軸
とするx−y−z座標系を想定する。
光源3と、対物レンズ4と、コリメートレンズ5と、ハ
ーフミラー6と、集光光学部材および参照部材を兼ねる
原器レンズ7と、原器レンズ7を光軸73に対し精度良
く移動させ位相シフト法を行うためのPZT等の駆動手
段711と、反射部材を兼ねる被検物8を原器レンズ7
の光軸73方向および光軸73に垂直な方向に位置決め
を行うための移動手段9と、観測レンズ10とを有して
いる。なお、このような構成の干渉測定装置1aにおい
て、図1に示すように、原器レンズ7の光軸73をz軸
とするx−y−z座標系を想定する。
【0046】ここで、前記原器レンズ7の最終面、すな
わち原器レンズ7における被検物8の対向面は、参照面
71を構成している。この参照面71は、所定の曲率中
心を有するよう凹曲面状に形成され、かつ入射光の一部
を反射し、一部を透過し得るように構成されている。ま
た、前記参照面71の曲率中心は、原器レンズ7を透過
した光の集光点75と一致している。
わち原器レンズ7における被検物8の対向面は、参照面
71を構成している。この参照面71は、所定の曲率中
心を有するよう凹曲面状に形成され、かつ入射光の一部
を反射し、一部を透過し得るように構成されている。ま
た、前記参照面71の曲率中心は、原器レンズ7を透過
した光の集光点75と一致している。
【0047】一般に、原器レンズには、実質的に正弦条
件を満たし、かつ実質的に球面収差のないアプラナティ
ックなレンズが用いられる。正弦条件を満足している場
合には、f・sinθ=hが成立する。
件を満たし、かつ実質的に球面収差のないアプラナティ
ックなレンズが用いられる。正弦条件を満足している場
合には、f・sinθ=hが成立する。
【0048】この場合、図1に示すように、前記hは原
器レンズ7への入射光の任意の高さ(以下、入射高とい
う)、前記fは原器レンズ7の焦点距離をそれぞれ示
す。また、図1に示すように、前記θは、入射高hで原
器レンズ7への入射光線が参照面71から射出した光線
16と、原器レンズ7の光軸73とのなす角(以下、集
光角という)を示す。
器レンズ7への入射光の任意の高さ(以下、入射高とい
う)、前記fは原器レンズ7の焦点距離をそれぞれ示
す。また、図1に示すように、前記θは、入射高hで原
器レンズ7への入射光線が参照面71から射出した光線
16と、原器レンズ7の光軸73とのなす角(以下、集
光角という)を示す。
【0049】被検物8における原器レンズ7の対向面、
すなわち被検面81は、所定の曲率中心85を有するよ
う凹曲面状に形成され、かつ照射された光の少なくとも
一部を反射し得るように構成されている。
すなわち被検面81は、所定の曲率中心85を有するよ
う凹曲面状に形成され、かつ照射された光の少なくとも
一部を反射し得るように構成されている。
【0050】移動手段9は、被検物8を固定するための
基台と、被検面81をアライメントするために前記基台
を原器レンズ7の光軸73方向(z方向)および光軸7
3に垂直な方向(x方向、y方向)に移動させる手段
(いずれも図示せず)により構成されている。
基台と、被検面81をアライメントするために前記基台
を原器レンズ7の光軸73方向(z方向)および光軸7
3に垂直な方向(x方向、y方向)に移動させる手段
(いずれも図示せず)により構成されている。
【0051】干渉測定装置1aにおける撮像部11は、
例えば、固体撮像素子(CCD)17およびCCD17
を駆動する図示しない駆動回路等により構成されてい
る。前記観測レンズ10は、適当な倍率で被検面81の
像を観測面に結像させるためのものである。
例えば、固体撮像素子(CCD)17およびCCD17
を駆動する図示しない駆動回路等により構成されてい
る。前記観測レンズ10は、適当な倍率で被検面81の
像を観測面に結像させるためのものである。
【0052】干渉測定装置1aにおける演算手段13
は、画像処理装置12により得られたデジタルデータ
(デジタル信号)に基づいて、後述する干渉縞を解析す
るとともに、収差補正等において所定の演算処理を行う
ものであり、例えば、マイクロコンピュータにより構成
されている。
は、画像処理装置12により得られたデジタルデータ
(デジタル信号)に基づいて、後述する干渉縞を解析す
るとともに、収差補正等において所定の演算処理を行う
ものであり、例えば、マイクロコンピュータにより構成
されている。
【0053】この場合、前記演算手段13は、後述する
ように、干渉縞を、参照光と被検光との間の位相差(光
路差)を特定する近似多項式に展開する第1の手段と、
被検物8の被検領域に入射または被検物8の被検領域か
ら出射する有効な光束の開口数(本実施例では、被検面
81の被検領域に入射する有効な光束の開口数)に基づ
いて、被検物8の干渉測定装置1aに対する設定位置誤
差に起因して前記近似多項式の特定項に現れる誤差情報
を演算する第2の手段と、この第2の手段によって得た
前記誤差情報および前記開口数に基づいて、前記第1の
手段によって得た近似多項式における位相差を特定する
項の係数を補正する第3の手段とを有している。ここ
で、「有効な光束」とは、被検物(被検面)の被検領域
全域をカバーし、かつ、参照光と干渉し得る光束をい
う。
ように、干渉縞を、参照光と被検光との間の位相差(光
路差)を特定する近似多項式に展開する第1の手段と、
被検物8の被検領域に入射または被検物8の被検領域か
ら出射する有効な光束の開口数(本実施例では、被検面
81の被検領域に入射する有効な光束の開口数)に基づ
いて、被検物8の干渉測定装置1aに対する設定位置誤
差に起因して前記近似多項式の特定項に現れる誤差情報
を演算する第2の手段と、この第2の手段によって得た
前記誤差情報および前記開口数に基づいて、前記第1の
手段によって得た近似多項式における位相差を特定する
項の係数を補正する第3の手段とを有している。ここ
で、「有効な光束」とは、被検物(被検面)の被検領域
全域をカバーし、かつ、参照光と干渉し得る光束をい
う。
【0054】なお、本実施例のように被検物が所定の被
検面を有するものの場合には、前記参照光と被検光との
間の位相差は、被検面の形状に対応し、被検物がレンズ
の場合には、前記参照光と被検光との間の位相差は、レ
ンズの波面収差に対応する。
検面を有するものの場合には、前記参照光と被検光との
間の位相差は、被検面の形状に対応し、被検物がレンズ
の場合には、前記参照光と被検光との間の位相差は、レ
ンズの波面収差に対応する。
【0055】次に、本発明の干渉測定方法について説明
する。本発明の干渉測定方法は、図1に示す前述した干
渉測定装置1aを用いて、被検物8の被検面81を測定
し、得られた干渉縞に対し縞解析を行い、波面収差を近
似多項式(収差の近似多項式)に展開するとともに、光
軸73方向の被検物8の設定誤差(被検物8の設置位置
が適正でない場合の適正位置からのズレ)により生じる
収差の2次の成分(2次の項)、すなわちディフーカス
項により、前記近似多項式で展開された4次以上の偶数
次数の収差項(軸対称収差)を補正し、補正された収差
項(補正された収差項および補正がされていない収差項
の双方を用いる場合も含む)により、被検面81の形状
を求めようというものである。
する。本発明の干渉測定方法は、図1に示す前述した干
渉測定装置1aを用いて、被検物8の被検面81を測定
し、得られた干渉縞に対し縞解析を行い、波面収差を近
似多項式(収差の近似多項式)に展開するとともに、光
軸73方向の被検物8の設定誤差(被検物8の設置位置
が適正でない場合の適正位置からのズレ)により生じる
収差の2次の成分(2次の項)、すなわちディフーカス
項により、前記近似多項式で展開された4次以上の偶数
次数の収差項(軸対称収差)を補正し、補正された収差
項(補正された収差項および補正がされていない収差項
の双方を用いる場合も含む)により、被検面81の形状
を求めようというものである。
【0056】まず、本発明の干渉測定方法の概略を説明
する。原器レンズ7の参照面71で反射した参照光と被
検物8の被検面81で反射した被検光とを干渉させ、干
渉縞を得る。得られた干渉縞に対して公知の方法で縞解
析を行い定量化された値を得る。第1の手段によって、
縞解析により得られた値は、最小2乗フィッティングす
ることにより波面収差を表す近似多項式に展開され、第
2の手段により、各項に相当する値(測定値)が求めら
れる。この近似多項式における4次以上の偶数次数の収
差項(軸対称収差)は、本来測定しようとしている被検
面81の面形状により生ずる収差の他に、被検物8と原
器レンズ7との間の位置設定誤差(ディフォーカス)Δ
zにより生じる収差も含んでいる。
する。原器レンズ7の参照面71で反射した参照光と被
検物8の被検面81で反射した被検光とを干渉させ、干
渉縞を得る。得られた干渉縞に対して公知の方法で縞解
析を行い定量化された値を得る。第1の手段によって、
縞解析により得られた値は、最小2乗フィッティングす
ることにより波面収差を表す近似多項式に展開され、第
2の手段により、各項に相当する値(測定値)が求めら
れる。この近似多項式における4次以上の偶数次数の収
差項(軸対称収差)は、本来測定しようとしている被検
面81の面形状により生ずる収差の他に、被検物8と原
器レンズ7との間の位置設定誤差(ディフォーカス)Δ
zにより生じる収差も含んでいる。
【0057】そこで、第3の手段により、この近似多項
式におけるディフォーカス項、すなわち設定誤差Δzに
より生じる2次の収差成分から、設定誤差Δzに相当す
る値を算出し、算出されたΔzに相当する値から、設定
誤差Δzにより生ずる4次以上の偶数次数の収差(軸対
称収差)を求め、この収差を補正値(補正データ)とし
て使用して前記近似多項式の各項の値(測定値)を補正
する。
式におけるディフォーカス項、すなわち設定誤差Δzに
より生じる2次の収差成分から、設定誤差Δzに相当す
る値を算出し、算出されたΔzに相当する値から、設定
誤差Δzにより生ずる4次以上の偶数次数の収差(軸対
称収差)を求め、この収差を補正値(補正データ)とし
て使用して前記近似多項式の各項の値(測定値)を補正
する。
【0058】以下、本発明の干渉測定方法について具体
的に説明する。干渉縞パターンの各収差への展開には、
例えば、ツェルニケやザイデルの係数展開式が用いら
れ、干渉縞パターンの収差W(ρ,φ)は、例えば、軸
対称の収差のみを考えると、下記数17に示す(1)式
のように展開される。なお、下記(1)式における各項
に相当する値は、それぞれ、被検物8の被検面81を測
定し、縞解析し、解析データを最小2乗フィッティング
することにより求まる。以下、最小2乗フィッティング
後の値を測定値という。
的に説明する。干渉縞パターンの各収差への展開には、
例えば、ツェルニケやザイデルの係数展開式が用いら
れ、干渉縞パターンの収差W(ρ,φ)は、例えば、軸
対称の収差のみを考えると、下記数17に示す(1)式
のように展開される。なお、下記(1)式における各項
に相当する値は、それぞれ、被検物8の被検面81を測
定し、縞解析し、解析データを最小2乗フィッティング
することにより求まる。以下、最小2乗フィッティング
後の値を測定値という。
【0059】
【数17】
【0060】上記数17に示す(1)式(収差の近似多
項式)において、各収差は、それぞれ、互いに異なった
次数で表されている。例えば、球面収差は、4次以上の
偶数次数の項で表されている。
項式)において、各収差は、それぞれ、互いに異なった
次数で表されている。例えば、球面収差は、4次以上の
偶数次数の項で表されている。
【0061】しかし、実際には、上記(1)式における
4次以上の偶数次数の収差項(軸対称収差)は、本来測
定しようとしている被検面81の面形状により生じる収
差の他に、ディフォーカスにより生じる収差も含んでい
る。
4次以上の偶数次数の収差項(軸対称収差)は、本来測
定しようとしている被検面81の面形状により生じる収
差の他に、ディフォーカスにより生じる収差も含んでい
る。
【0062】すなわち、上記(1)式の第4項以上は、
球面収差とされているが、実際には、被検面81によっ
て生じる球面収差に加えて、ディフォーカスによって生
じる収差のうちの4次以上の成分が含まれている。
球面収差とされているが、実際には、被検面81によっ
て生じる球面収差に加えて、ディフォーカスによって生
じる収差のうちの4次以上の成分が含まれている。
【0063】なお、前記ディフォーカスとは、図1に示
す原器レンズ7の集光点75と、被検物8の曲率中心8
5との光軸73方向における設定誤差(ズレ)をいうも
のである。この設定誤差の大きさ、すなわちディフォー
カスの大きさを△zで表す。この場合、実際には、反射
系であるので、実際のズレ量の2倍が△zとなる。
す原器レンズ7の集光点75と、被検物8の曲率中心8
5との光軸73方向における設定誤差(ズレ)をいうも
のである。この設定誤差の大きさ、すなわちディフォー
カスの大きさを△zで表す。この場合、実際には、反射
系であるので、実際のズレ量の2倍が△zとなる。
【0064】ここで、原器レンズ7等の正弦条件を満た
している集光光学部材(集光レンズ)において、ディフ
ォーカスによって生じる波面収差WC は、下記数18に
示す(2)式のように表される。
している集光光学部材(集光レンズ)において、ディフ
ォーカスによって生じる波面収差WC は、下記数18に
示す(2)式のように表される。
【0065】
【数18】
【0066】上記数18に示す(2)式をsinθ=N
A=h/fとしてテーラー展開すると、下記数19に示
す(3)式のように表される。
A=h/fとしてテーラー展開すると、下記数19に示
す(3)式のように表される。
【0067】
【数19】
【0068】ここで上記(1)式と、上記数19に示す
(3)式とを比較する。上記(3)式カッコ内の第1項
は、ディフォーカスがあることによって発生する2次の
成分であり、アライメント誤差として処理されるので、
被検面81の形状測定には影響しない。
(3)式とを比較する。上記(3)式カッコ内の第1項
は、ディフォーカスがあることによって発生する2次の
成分であり、アライメント誤差として処理されるので、
被検面81の形状測定には影響しない。
【0069】一方、上記(3)式カッコ内の第2項以降
は、ディフォーカスがあることによって発生する4次以
上の成分である。この4次以上の成分が、本来の被検面
81の面形状(形状誤差)により生じた4次以上の成分
に対して、上記(1)式の第4項以降に包含されている
ので、正確な収差を求めるには、測定値からディフォー
カスによって発生する4次以上の偶数次数の収差を差し
引くことが必要である。
は、ディフォーカスがあることによって発生する4次以
上の成分である。この4次以上の成分が、本来の被検面
81の面形状(形状誤差)により生じた4次以上の成分
に対して、上記(1)式の第4項以降に包含されている
ので、正確な収差を求めるには、測定値からディフォー
カスによって発生する4次以上の偶数次数の収差を差し
引くことが必要である。
【0070】ここで、原器レンズ7の開口数、すなわ
ち、被検面81の被検領域に入射する有効な光束の開口
数をNA0 (=hmax /f=sinθmax )とすると、
上記(1)式の第3項は上記(3)式の第1項に対応す
るので、W20は下記数20に示す(4)式のように表さ
れる。
ち、被検面81の被検領域に入射する有効な光束の開口
数をNA0 (=hmax /f=sinθmax )とすると、
上記(1)式の第3項は上記(3)式の第1項に対応す
るので、W20は下記数20に示す(4)式のように表さ
れる。
【0071】
【数20】
【0072】上記数20に示す(4)式から△zは、下
記数21に示す(5)式のように表される。
記数21に示す(5)式のように表される。
【0073】
【数21】
【0074】上記数21に示す(5)式に、原器レンズ
7の開口数NA0 および干渉縞解析の結果上記(1)式
より求まったW20を代入することにより、実際の設定ズ
レ量の2倍の量に相当する△zが求められる。この△z
を上記(3)式の第2項以降の高次(4次以上)の項に
代入すれば、ディフォーカスがあることによって発生す
る4次以上の偶数次数の収差が求まる。
7の開口数NA0 および干渉縞解析の結果上記(1)式
より求まったW20を代入することにより、実際の設定ズ
レ量の2倍の量に相当する△zが求められる。この△z
を上記(3)式の第2項以降の高次(4次以上)の項に
代入すれば、ディフォーカスがあることによって発生す
る4次以上の偶数次数の収差が求まる。
【0075】このようにして、ディフォーカスによって
発生する4次以上の偶数次数の収差を求め、この収差を
補正データ(補正値)とし、測定値から前記補正データ
を差し引くことにより、正確な補正済測定結果(補正済
測定値)を得る。
発生する4次以上の偶数次数の収差を求め、この収差を
補正データ(補正値)とし、測定値から前記補正データ
を差し引くことにより、正確な補正済測定結果(補正済
測定値)を得る。
【0076】例えば、4次の収差(測定値)を補正する
場合には、上記(5)式を上記(3)式の第2項に代入
して、ディフォーカスによって発生する4次の収差を求
め、この収差を補正データとし、縞解析により求めた上
記(1)式のW40から前記補正データを差し引く。すな
わち、4次の収差の補正済測定値A4 は、下記数22に
示す(6)式から求まる。
場合には、上記(5)式を上記(3)式の第2項に代入
して、ディフォーカスによって発生する4次の収差を求
め、この収差を補正データとし、縞解析により求めた上
記(1)式のW40から前記補正データを差し引く。すな
わち、4次の収差の補正済測定値A4 は、下記数22に
示す(6)式から求まる。
【0077】
【数22】
【0078】また、6次の収差(測定値)を補正する場
合には、上記(5)式を上記(3)式の第3項に代入し
て、ディフォーカスによって発生する6次の収差を求
め、この6次の収差を補正データとし、縞解析により求
めた上記(1)式のW60から前記補正データを差し引
く。すなわち、6次の収差の補正済測定値A6 は、下記
数23に示す(7)式から求まる。
合には、上記(5)式を上記(3)式の第3項に代入し
て、ディフォーカスによって発生する6次の収差を求
め、この6次の収差を補正データとし、縞解析により求
めた上記(1)式のW60から前記補正データを差し引
く。すなわち、6次の収差の補正済測定値A6 は、下記
数23に示す(7)式から求まる。
【0079】
【数23】
【0080】以下、8次以上の偶数次数の収差(測定
値)を補正する場合にも前記と同様にして、ディフォー
カスによって発生する8次以上の偶数次数の収差を求
め、この8次以上の偶数次数の収差を補正データとし、
それぞれ、縞解析により求めた値から前記補正データを
差し引く。
値)を補正する場合にも前記と同様にして、ディフォー
カスによって発生する8次以上の偶数次数の収差を求
め、この8次以上の偶数次数の収差を補正データとし、
それぞれ、縞解析により求めた値から前記補正データを
差し引く。
【0081】このように干渉縞を解析して近似多項式に
展開した収差の2次の係数W20より、4次以上の軸対称
収差についての補正データが容易に求められる。なお、
前記2次の係数W20は、通常の縞解析法ではディフォー
カス項と呼ばれ、前述したようにアライメント誤差とし
て処理される。
展開した収差の2次の係数W20より、4次以上の軸対称
収差についての補正データが容易に求められる。なお、
前記2次の係数W20は、通常の縞解析法ではディフォー
カス項と呼ばれ、前述したようにアライメント誤差とし
て処理される。
【0082】本発明では、前述したように、縞解析によ
り求めた4次以上の偶数次数の収差、すなわち4次以上
の軸対称収差について補正を行う。この場合、補正を行
う収差の次数は、原器レンズ7の開口数NA0 (sin
θmax )の値や目標とする測定精度等の諸条件に応じて
適宜決定するが、通常は、4、6次程度で十分である。
り求めた4次以上の偶数次数の収差、すなわち4次以上
の軸対称収差について補正を行う。この場合、補正を行
う収差の次数は、原器レンズ7の開口数NA0 (sin
θmax )の値や目標とする測定精度等の諸条件に応じて
適宜決定するが、通常は、4、6次程度で十分である。
【0083】ここで、上記(3)式からも判るように、
原器レンズ7のNA0 の値が大きい場合には、ディフォ
ーカスによって生じる収差が大きくなるので、ディフォ
ーカスによる測定値への影響はより大きいものとなる
が、本発明によれば、原器レンズ7のNA0 の値が大き
い場合でも、例えば、補正を行う収差の次数を高くする
ことによって、高精度の補正済測定値が得られる。
原器レンズ7のNA0 の値が大きい場合には、ディフォ
ーカスによって生じる収差が大きくなるので、ディフォ
ーカスによる測定値への影響はより大きいものとなる
が、本発明によれば、原器レンズ7のNA0 の値が大き
い場合でも、例えば、補正を行う収差の次数を高くする
ことによって、高精度の補正済測定値が得られる。
【0084】次に、具体的に原器レンズ7のNA0 の値
の大小により、ディフォーカスによって生じる収差がど
う変化するかを、代表的に、ディフォーカスによって生
じる4次以上の収差について説明する。
の大小により、ディフォーカスによって生じる収差がど
う変化するかを、代表的に、ディフォーカスによって生
じる4次以上の収差について説明する。
【0085】図4および図5は、それぞれ、NA0 が比
較的大きい集光レンズすなわち明るい集光レンズ(F値
=0.7)およびNA0 が比較的小さい集光レンズ(F
値=1.4)の構成例を示す図である。
較的大きい集光レンズすなわち明るい集光レンズ(F値
=0.7)およびNA0 が比較的小さい集光レンズ(F
値=1.4)の構成例を示す図である。
【0086】なお、F値(Fナンバー)とは、レンズの
焦点距離(f)をレンズの有効直径(d)で除した値、
すなわちf/dをいうものであり、正弦条件が補正され
たレンズでは、NA0 =1/(2F)の関係が成立す
る。
焦点距離(f)をレンズの有効直径(d)で除した値、
すなわちf/dをいうものであり、正弦条件が補正され
たレンズでは、NA0 =1/(2F)の関係が成立す
る。
【0087】また、図6は、図4に示す集光レンズの球
面収差(SA)および正弦条件(SC)を示すグラフ
(収差図)であり、図7は、図5に示す集光レンズの球
面収差(SA)および正弦条件(SC)を示すグラフ
(収差図)である。なお、図8および図9に示すそれぞ
れのグラフの横軸は、球面収差量を表し、縦軸は、光線
の入射高を表す。
面収差(SA)および正弦条件(SC)を示すグラフ
(収差図)であり、図7は、図5に示す集光レンズの球
面収差(SA)および正弦条件(SC)を示すグラフ
(収差図)である。なお、図8および図9に示すそれぞ
れのグラフの横軸は、球面収差量を表し、縦軸は、光線
の入射高を表す。
【0088】このような2種類の集光レンズについて、
形状誤差の全くない被検物8の被検面81に、それぞ
れ、ディフォーカスを往復で6λ(6本)および12λ
(12本)の2通り与えた時、このディフォーカスによ
って発生した4次以上の収差と、入射高(h)との関係
をそれぞれ光線追跡により求めた。
形状誤差の全くない被検物8の被検面81に、それぞ
れ、ディフォーカスを往復で6λ(6本)および12λ
(12本)の2通り与えた時、このディフォーカスによ
って発生した4次以上の収差と、入射高(h)との関係
をそれぞれ光線追跡により求めた。
【0089】図8は、図4に示す集光レンズについての
ディフォーカスによって発生した4次以上の収差と、入
射高(h)との関係を示すグラフであり、図9は、図5
に示す集光レンズについてのディフォーカスによって発
生した4次以上の収差と、入射高(h)との関係を示す
グラフである。
ディフォーカスによって発生した4次以上の収差と、入
射高(h)との関係を示すグラフであり、図9は、図5
に示す集光レンズについてのディフォーカスによって発
生した4次以上の収差と、入射高(h)との関係を示す
グラフである。
【0090】なお、図8および図9に示すそれぞれのグ
ラフの横軸は、最大入射高(hmax)を1とした場合の
入射高(h)、すなわちρを示す。また、図8および図
9に示すそれぞれのグラフの縦軸は、所定の入射高
(h)における計算により求めたディフォーカスによる
4次以上の収差量を示す。
ラフの横軸は、最大入射高(hmax)を1とした場合の
入射高(h)、すなわちρを示す。また、図8および図
9に示すそれぞれのグラフの縦軸は、所定の入射高
(h)における計算により求めたディフォーカスによる
4次以上の収差量を示す。
【0091】図8に示すグラフと、図9に示すグラフと
を比較すれば、集光レンズの明るさの2乗に比例して、
ディフォーカスによって発生する4次の収差が多くなる
ことが判る。なお、図示しないが、ディフォーカスによ
って発生する6次の収差については、集光レンズの明る
さの4乗に比例して収差量が多くなる。また、同じ明る
さ(同じF値、同じNA0 )の場合には、ディフォーカ
ス量△zに比例して、ディフォーカスによって発生する
4次以上の収差量が大きくなる。以上の傾向は、上記
(6)式および(7)式の第2項の傾向と一致する。
を比較すれば、集光レンズの明るさの2乗に比例して、
ディフォーカスによって発生する4次の収差が多くなる
ことが判る。なお、図示しないが、ディフォーカスによ
って発生する6次の収差については、集光レンズの明る
さの4乗に比例して収差量が多くなる。また、同じ明る
さ(同じF値、同じNA0 )の場合には、ディフォーカ
ス量△zに比例して、ディフォーカスによって発生する
4次以上の収差量が大きくなる。以上の傾向は、上記
(6)式および(7)式の第2項の傾向と一致する。
【0092】このように、干渉測定装置に比較的明るい
集光レンズを用いた場合には、ディフォーカスによる影
響が測定値に顕著に現れるが、本発明では、ディフォー
カスによって発生する4次以上の偶数次数の収差を測定
値から差し引くことにより補正しており、比較的明るい
集光レンズを用いた場合であっても、例えば、補正を行
う収差の次数を高くすることによって、より高精度の補
正済測定値が得られる。
集光レンズを用いた場合には、ディフォーカスによる影
響が測定値に顕著に現れるが、本発明では、ディフォー
カスによって発生する4次以上の偶数次数の収差を測定
値から差し引くことにより補正しており、比較的明るい
集光レンズを用いた場合であっても、例えば、補正を行
う収差の次数を高くすることによって、より高精度の補
正済測定値が得られる。
【0093】次に、被検物8の被検面81の収差測定
(形状測定)を行う場合における干渉測定装置1aの動
作について説明する。被検面81の収差測定を行う前
に、被検物8のアライメントを行う。図1に示すよう
に、被検物8を干渉測定装置1aの移動手段9の基台に
固定し、移動手段9により、被検物8を光軸73方向お
よび光軸73に垂直な方向に移動させて、被検物8を所
定の位置に設置する。この場合、例えば、光源3から光
を照射し、図示しないモニター装置で確認しつつ干渉縞
が現れるように、すわわち原器レンズ7の集光点75
と、被検物8の曲率中心85とが略一致するように、被
検物8を配置する。
(形状測定)を行う場合における干渉測定装置1aの動
作について説明する。被検面81の収差測定を行う前
に、被検物8のアライメントを行う。図1に示すよう
に、被検物8を干渉測定装置1aの移動手段9の基台に
固定し、移動手段9により、被検物8を光軸73方向お
よび光軸73に垂直な方向に移動させて、被検物8を所
定の位置に設置する。この場合、例えば、光源3から光
を照射し、図示しないモニター装置で確認しつつ干渉縞
が現れるように、すわわち原器レンズ7の集光点75
と、被検物8の曲率中心85とが略一致するように、被
検物8を配置する。
【0094】干渉測定装置1aにおいて光源3から出射
された光は、対物レンズ4およびコリメートレンズ5を
順次経て、所望の光束径に広げられた平行光になる。こ
の平行光は、ハーフミラー6に入射し、その一部はハー
フミラー6を透過する。
された光は、対物レンズ4およびコリメートレンズ5を
順次経て、所望の光束径に広げられた平行光になる。こ
の平行光は、ハーフミラー6に入射し、その一部はハー
フミラー6を透過する。
【0095】前記ハーフミラー6を透過した光は、原器
レンズ7に入射し、原器レンズ7を透過する際、参照面
71の各部に垂直に入射し、その一部は参照面71を透
過し、その残部は参照面71で反射する。
レンズ7に入射し、原器レンズ7を透過する際、参照面
71の各部に垂直に入射し、その一部は参照面71を透
過し、その残部は参照面71で反射する。
【0096】前記参照面71で反射した光は、原器レン
ズ7を透過して再び平行光となり、さらにハーフミラー
6で観測レンズ10側に一部反射する。この反射光は、
観測レンズ10を経て撮像部11のCCD17上に到
り、参照光となる。
ズ7を透過して再び平行光となり、さらにハーフミラー
6で観測レンズ10側に一部反射する。この反射光は、
観測レンズ10を経て撮像部11のCCD17上に到
り、参照光となる。
【0097】一方、前記参照面71を透過した光は、集
光点75に一度集光した後、被検物8の被検面81に照
射され、この被検面81で反射し、被検面81の曲率中
心85またはその近傍に一度集光した後、再度、参照面
71に入射する。そして、参照面71に入射した光は、
原器レンズ7を透過して再び平行光となり、さらにハー
フミラー6に入射し、その一部はハーフミラー6で観測
レンズ10側に反射する。この反射光は、観測レンズ1
0を経て撮像部11のCCD17上に到り、被検光とな
る。
光点75に一度集光した後、被検物8の被検面81に照
射され、この被検面81で反射し、被検面81の曲率中
心85またはその近傍に一度集光した後、再度、参照面
71に入射する。そして、参照面71に入射した光は、
原器レンズ7を透過して再び平行光となり、さらにハー
フミラー6に入射し、その一部はハーフミラー6で観測
レンズ10側に反射する。この反射光は、観測レンズ1
0を経て撮像部11のCCD17上に到り、被検光とな
る。
【0098】このようにして、参照面71で反射した光
(参照光)と、参照面71を透過して被検面81で反射
した光(被検光)とが互いに干渉することにより、撮像
部11のCCD17上には干渉縞が形成される。
(参照光)と、参照面71を透過して被検面81で反射
した光(被検光)とが互いに干渉することにより、撮像
部11のCCD17上には干渉縞が形成される。
【0099】撮像部11では、前記干渉縞のパターンを
アナログ電気信号に変換する。このアナログ電気信号
は、画像処理装置12のA/D変換器によりデジタル信
号に変換され、この後、演算手段13および図示しない
モニター装置のそれぞれに入力される。
アナログ電気信号に変換する。このアナログ電気信号
は、画像処理装置12のA/D変換器によりデジタル信
号に変換され、この後、演算手段13および図示しない
モニター装置のそれぞれに入力される。
【0100】図示しないモニター装置では、入力された
デジタル信号に対し所定の信号処理を行ない、干渉縞の
パターンに応じた映像が写し出され、この映像を通じて
干渉縞を観察することができる。なお、ディフォーカス
がある場合には、干渉縞が同心円状になる。
デジタル信号に対し所定の信号処理を行ない、干渉縞の
パターンに応じた映像が写し出され、この映像を通じて
干渉縞を観察することができる。なお、ディフォーカス
がある場合には、干渉縞が同心円状になる。
【0101】演算手段13は、前述したように、画像処
理装置12から入力されるデジタル信号に基づいて、図
示しない手段により、駆動手段711により原器レンズ
7を駆動して公知の位相シフト法等により干渉縞の定量
化、すなわち縞解析を行う。そして、縞解析で得られた
離散的な波面収差の値から最小2乗フィッティング等の
演算により、被検面81の波面収差(被検面81の面形
状による収差およびディフォーカスにより生じる収差を
含んだ波面収差)を算出するとともに、前述した所定の
補正を行う。
理装置12から入力されるデジタル信号に基づいて、図
示しない手段により、駆動手段711により原器レンズ
7を駆動して公知の位相シフト法等により干渉縞の定量
化、すなわち縞解析を行う。そして、縞解析で得られた
離散的な波面収差の値から最小2乗フィッティング等の
演算により、被検面81の波面収差(被検面81の面形
状による収差およびディフォーカスにより生じる収差を
含んだ波面収差)を算出するとともに、前述した所定の
補正を行う。
【0102】次に、被検物8の被検面81の収差の算出
および補正の方法について、4次以上の偶数次数の収差
のうち、代表的に4次および6次の収差のみを補正する
場合を説明する。
および補正の方法について、4次以上の偶数次数の収差
のうち、代表的に4次および6次の収差のみを補正する
場合を説明する。
【0103】図10は、被検物8の被検面81の収差測
定を行う場合であって、4次および6次の収差のみを補
正する際の干渉測定装置1aの動作を示すフローチャー
トである。以下、このフローチャートを説明する。
定を行う場合であって、4次および6次の収差のみを補
正する際の干渉測定装置1aの動作を示すフローチャー
トである。以下、このフローチャートを説明する。
【0104】まず、作業者が、被検物8を干渉測定装置
1aにセットする(ステップ101)。そして、干渉測
定装置1aの干渉計2aにより被検物8の被検面81の
形状測定を開始する(ステップ102)。
1aにセットする(ステップ101)。そして、干渉測
定装置1aの干渉計2aにより被検物8の被検面81の
形状測定を開始する(ステップ102)。
【0105】演算手段13は、画像処理装置12から入
力されるデジタル信号に基づいて縞解析を行い、上記
(1)式における各項の係数に相当する値、すなわち、
W11、W12、W20、W40、W60・・・をそれぞれ算出す
る(ステップ103)。なお、前記の算出されたW11、
W12、W20、W40、W60・・・をそれぞれ測定値とす
る。
力されるデジタル信号に基づいて縞解析を行い、上記
(1)式における各項の係数に相当する値、すなわち、
W11、W12、W20、W40、W60・・・をそれぞれ算出す
る(ステップ103)。なお、前記の算出されたW11、
W12、W20、W40、W60・・・をそれぞれ測定値とす
る。
【0106】次いで、前記各測定値をそれぞれメモリー
15の所定の領域に記憶する(ステップ104)。次い
で、演算手段13の第3の手段は、上記(3)式の第2
項、すなわち、下記数24に示す(8)式に、前記W20
およびその他の既知の値を代入して、ディフォーカスに
よって生じる4次の収差を算出し、この値を4次の補正
データとする。そして、上記(6)式により4次の収差
を補正する。
15の所定の領域に記憶する(ステップ104)。次い
で、演算手段13の第3の手段は、上記(3)式の第2
項、すなわち、下記数24に示す(8)式に、前記W20
およびその他の既知の値を代入して、ディフォーカスに
よって生じる4次の収差を算出し、この値を4次の補正
データとする。そして、上記(6)式により4次の収差
を補正する。
【0107】
【数24】
【0108】また、演算手段13の第3の手段は、上記
(3)式の第3項、すなわち、下記数25に示す(9)
式に、前記W20およびその他の既知の値を代入して、デ
ィフォーカスによって生じる6次の収差を算出し、この
値を6次の補正データとする。そして、上記(7)式に
より6次の収差を補正する(ステップ105)。
(3)式の第3項、すなわち、下記数25に示す(9)
式に、前記W20およびその他の既知の値を代入して、デ
ィフォーカスによって生じる6次の収差を算出し、この
値を6次の補正データとする。そして、上記(7)式に
より6次の収差を補正する(ステップ105)。
【0109】
【数25】
【0110】このようにして、4次および6次の補正済
収差(補正済測定値)、すなわち、ディフォーカスがな
い場合の4次および6次の収差が得られる。なお、奇数
次数の収差については、それぞれ、前記4次および6次
の収差のような補正は行わない。
収差(補正済測定値)、すなわち、ディフォーカスがな
い場合の4次および6次の収差が得られる。なお、奇数
次数の収差については、それぞれ、前記4次および6次
の収差のような補正は行わない。
【0111】次いで、各次数の収差について、それぞ
れ、収差量を表示する(ステップ106)。この場合、
各次数の収差量は、それぞれ、例えば、モニター装置1
4に映像として表示されたり、または、図示しないプリ
ンターにより出力される。以上でこのプログラムは終了
する。
れ、収差量を表示する(ステップ106)。この場合、
各次数の収差量は、それぞれ、例えば、モニター装置1
4に映像として表示されたり、または、図示しないプリ
ンターにより出力される。以上でこのプログラムは終了
する。
【0112】次に、本発明の干渉測定装置の第2実施例
を説明する。図2は、本発明の干渉測定装置の第2実施
例を模式的に示す図である。同図に示す干渉測定装置1
bは、前述した干渉測定装置1aと同様、フィゾー型干
渉計を用いたもので、被検物がレンズ(被検レンズ)2
3であり、この被検レンズ23が集光光学部材を兼ねて
いる場合の装置である。
を説明する。図2は、本発明の干渉測定装置の第2実施
例を模式的に示す図である。同図に示す干渉測定装置1
bは、前述した干渉測定装置1aと同様、フィゾー型干
渉計を用いたもので、被検物がレンズ(被検レンズ)2
3であり、この被検レンズ23が集光光学部材を兼ねて
いる場合の装置である。
【0113】干渉測定装置1bは、フィゾー型干渉計
(以下、干渉計という)2bと、干渉縞検出手段である
撮像部28と、図示しないA/D変換器および画像メモ
リーからなる画像処理装置と、演算手段と、モニター装
置と、記憶手段であるメモリーとを有している。この場
合、干渉測定装置1bの撮像部28、画像処理装置、演
算手段、モニター装置およびメモリーは、それぞれ、前
記干渉測定装置1aの撮像部11、画像処理装置12、
演算手段13、モニター装置14およびメモリー15と
同じ構成であるので説明を省略する。
(以下、干渉計という)2bと、干渉縞検出手段である
撮像部28と、図示しないA/D変換器および画像メモ
リーからなる画像処理装置と、演算手段と、モニター装
置と、記憶手段であるメモリーとを有している。この場
合、干渉測定装置1bの撮像部28、画像処理装置、演
算手段、モニター装置およびメモリーは、それぞれ、前
記干渉測定装置1aの撮像部11、画像処理装置12、
演算手段13、モニター装置14およびメモリー15と
同じ構成であるので説明を省略する。
【0114】干渉測定装置1bにおける干渉計2bは、
光源18と、対物レンズ19と、コリメートレンズ20
と、ハーフミラー21と、参照部材である平面原器22
と、平面原器22を光軸26に対し精度良く移動させ位
相シフト法を行うためのPZT等の駆動手段222と、
反射部材である反射鏡24と、反射鏡24を光軸26方
向および光軸26に垂直な方向に移動し得る移動手段2
5と、観測レンズ27とを有している。
光源18と、対物レンズ19と、コリメートレンズ20
と、ハーフミラー21と、参照部材である平面原器22
と、平面原器22を光軸26に対し精度良く移動させ位
相シフト法を行うためのPZT等の駆動手段222と、
反射部材である反射鏡24と、反射鏡24を光軸26方
向および光軸26に垂直な方向に移動し得る移動手段2
5と、観測レンズ27とを有している。
【0115】この場合、干渉計2bの光源18、対物レ
ンズ19、コリメートレンズ20、ハーフミラー21、
移動手段25および観測レンズ27は、それぞれ、前記
干渉計2aの光源3、対物レンズ4、コリメートレンズ
5、ハーフミラー6、移動手段9および観測レンズ10
と同じ構成であるので説明を省略する。
ンズ19、コリメートレンズ20、ハーフミラー21、
移動手段25および観測レンズ27は、それぞれ、前記
干渉計2aの光源3、対物レンズ4、コリメートレンズ
5、ハーフミラー6、移動手段9および観測レンズ10
と同じ構成であるので説明を省略する。
【0116】干渉計2bにおける平面原器22は、入射
光の一部を反射し、一部を透過するものである。この平
面原器22の最終面、すなわち平面原器22における被
検レンズ23の対向面は、参照面221を構成してい
る。干渉計2bにおける反射鏡24は、所定の曲率中心
を有するよう凹曲面状に形成されており、面精度は、非
常に良好に製作されている。
光の一部を反射し、一部を透過するものである。この平
面原器22の最終面、すなわち平面原器22における被
検レンズ23の対向面は、参照面221を構成してい
る。干渉計2bにおける反射鏡24は、所定の曲率中心
を有するよう凹曲面状に形成されており、面精度は、非
常に良好に製作されている。
【0117】このような構成の干渉測定装置1bの場合
には、移動手段25により、反射鏡24を光軸26方向
および光軸26に垂直な方向に移動させて、反射鏡24
を所定の位置に設置する。または、図示しない移動手段
により、被検レンズ23を光軸26方向および光軸26
に垂直な方向に移動させて、被検レンズ23を所定の位
置に設置する。
には、移動手段25により、反射鏡24を光軸26方向
および光軸26に垂直な方向に移動させて、反射鏡24
を所定の位置に設置する。または、図示しない移動手段
により、被検レンズ23を光軸26方向および光軸26
に垂直な方向に移動させて、被検レンズ23を所定の位
置に設置する。
【0118】干渉測定装置1bにおいて光源18から出
射された光は、対物レンズ19およびコリメートレンズ
20を順次経て、所望の光束径に広げられた平行光にな
る。この平行光は、ハーフミラー21に入射し、その一
部はハーフミラー21を透過する。
射された光は、対物レンズ19およびコリメートレンズ
20を順次経て、所望の光束径に広げられた平行光にな
る。この平行光は、ハーフミラー21に入射し、その一
部はハーフミラー21を透過する。
【0119】前記ハーフミラー21を透過した光は、平
面原器22に入射し、その一部は平面原器22(参照面
221)を透過し、その残部は平面原器22の参照面2
21で反射する。
面原器22に入射し、その一部は平面原器22(参照面
221)を透過し、その残部は平面原器22の参照面2
21で反射する。
【0120】前記平面原器22の参照面221で反射し
た光は、再度、ハーフミラー21に入射し、その一部は
ハーフミラー21で観測レンズ27側に反射する。この
反射光は、観測レンズ27を経て撮像部28の固体撮像
素子(CCD)29上に到り、参照光となる。
た光は、再度、ハーフミラー21に入射し、その一部は
ハーフミラー21で観測レンズ27側に反射する。この
反射光は、観測レンズ27を経て撮像部28の固体撮像
素子(CCD)29上に到り、参照光となる。
【0121】一方、前記参照面221を透過した光は、
被検レンズ23に入射し、被検レンズ23を透過して一
度集光した後、反射鏡24に照射され、この反射鏡24
で反射する。反射鏡24で反射した光は、元来た経路を
戻り被検レンズ23を透過して再び平行光となり、さら
に平面原器22に入射し、その一部は平面原器22を透
過してハーフミラー21に入射し、その一部はハーフミ
ラー21で観測レンズ27側に反射する。この反射光
は、観測レンズ27を経て撮像部28のCCD29上に
到り、被検光となる。
被検レンズ23に入射し、被検レンズ23を透過して一
度集光した後、反射鏡24に照射され、この反射鏡24
で反射する。反射鏡24で反射した光は、元来た経路を
戻り被検レンズ23を透過して再び平行光となり、さら
に平面原器22に入射し、その一部は平面原器22を透
過してハーフミラー21に入射し、その一部はハーフミ
ラー21で観測レンズ27側に反射する。この反射光
は、観測レンズ27を経て撮像部28のCCD29上に
到り、被検光となる。
【0122】以下、撮像部28、画像処理装置、演算手
段、モニター装置およびメモリーの動作については、そ
れぞれ、前記干渉測定装置1aと同様である。この場合
において、この干渉測定装置1bでは、前記(4)〜
(9)式中に示される開口数NA0 は、下記数26に示
す(10)式により求められ、このNA0 に基づいて、
前述した干渉測定装置1aと同様に、所定の演算がなさ
れる。
段、モニター装置およびメモリーの動作については、そ
れぞれ、前記干渉測定装置1aと同様である。この場合
において、この干渉測定装置1bでは、前記(4)〜
(9)式中に示される開口数NA0 は、下記数26に示
す(10)式により求められ、このNA0 に基づいて、
前述した干渉測定装置1aと同様に、所定の演算がなさ
れる。
【0123】
【数26】
【0124】なお、この干渉測定装置1bは、光束を集
光させる作用を有する被検物(正のパワーを有する被検
レンズ23)の測定用の装置であるが、本発明の干渉測
定装置は、光束を発散させる作用を有する被検物(負の
パワーを有する被検レンズ)の測定用の装置であっても
よい。この場合には、例えば、干渉測定装置1bにおい
て、反射鏡24の曲率等を適宜変更すればよい。
光させる作用を有する被検物(正のパワーを有する被検
レンズ23)の測定用の装置であるが、本発明の干渉測
定装置は、光束を発散させる作用を有する被検物(負の
パワーを有する被検レンズ)の測定用の装置であっても
よい。この場合には、例えば、干渉測定装置1bにおい
て、反射鏡24の曲率等を適宜変更すればよい。
【0125】次に、本発明の干渉測定装置の第3実施例
を説明する。図3は、本発明の干渉測定装置の第3実施
例を模式的に示す図である。同図に示す干渉測定装置1
cは、トワイマン−グリーン型干渉計(以下、干渉計と
いう)2cと、干渉縞検出手段である撮像部41と、図
示しないA/D変換器および画像メモリーからなる画像
処理装置と、演算手段と、モニター装置と、記憶手段で
あるメモリーとを有している。この場合、干渉測定装置
1cの撮像部41、画像処理装置、演算手段、モニター
装置およびメモリーは、それぞれ、前記干渉測定装置1
aの撮像部11、画像処理装置12、演算手段13、モ
ニター装置14およびメモリー15と同じ構成であるの
で説明を省略する。
を説明する。図3は、本発明の干渉測定装置の第3実施
例を模式的に示す図である。同図に示す干渉測定装置1
cは、トワイマン−グリーン型干渉計(以下、干渉計と
いう)2cと、干渉縞検出手段である撮像部41と、図
示しないA/D変換器および画像メモリーからなる画像
処理装置と、演算手段と、モニター装置と、記憶手段で
あるメモリーとを有している。この場合、干渉測定装置
1cの撮像部41、画像処理装置、演算手段、モニター
装置およびメモリーは、それぞれ、前記干渉測定装置1
aの撮像部11、画像処理装置12、演算手段13、モ
ニター装置14およびメモリー15と同じ構成であるの
で説明を省略する。
【0126】干渉測定装置1cにおける干渉計2cは、
光源30と、対物レンズ31と、コリメートレンズ32
と、ビームスプリッター33と、参照部材である反射鏡
34と、反射鏡34を駆動させる駆動系35と、集光光
学部材である集光レンズ(正のパワーを有するレンズ)
36と、反射部材を兼ねる被検物38を集光レンズ36
の光軸37方向および光軸37に垂直な方向に移動し得
る移動手段39と、観測レンズ40とを有している。こ
の場合、干渉計2cの光源30、対物レンズ31、コリ
メートレンズ32、移動手段39、観測レンズ40およ
び被検物38は、それぞれ、前記干渉計2aの光源3、
対物レンズ4、コリメートレンズ5、移動手段9、観測
レンズ10および被検物8と同じ構成であるので説明を
省略する。
光源30と、対物レンズ31と、コリメートレンズ32
と、ビームスプリッター33と、参照部材である反射鏡
34と、反射鏡34を駆動させる駆動系35と、集光光
学部材である集光レンズ(正のパワーを有するレンズ)
36と、反射部材を兼ねる被検物38を集光レンズ36
の光軸37方向および光軸37に垂直な方向に移動し得
る移動手段39と、観測レンズ40とを有している。こ
の場合、干渉計2cの光源30、対物レンズ31、コリ
メートレンズ32、移動手段39、観測レンズ40およ
び被検物38は、それぞれ、前記干渉計2aの光源3、
対物レンズ4、コリメートレンズ5、移動手段9、観測
レンズ10および被検物8と同じ構成であるので説明を
省略する。
【0127】干渉計2cにおける反射鏡34の反射面、
すなわち反射鏡34におけるビームスプリッター33の
対向面は、参照面341を構成している。また、縞解析
に位相シフト法等を利用するために、この反射鏡34を
駆動する駆動系35には、例えば、ピエゾ素子等が用い
られる。また、干渉計2cにおける集光レンズ36に
は、アプラナティックなレンズを用いる。
すなわち反射鏡34におけるビームスプリッター33の
対向面は、参照面341を構成している。また、縞解析
に位相シフト法等を利用するために、この反射鏡34を
駆動する駆動系35には、例えば、ピエゾ素子等が用い
られる。また、干渉計2cにおける集光レンズ36に
は、アプラナティックなレンズを用いる。
【0128】このような構成の干渉測定装置1cの場合
には、移動手段39により、被検物38を光軸37方向
および光軸37に垂直な方向に移動させて、被検物38
を所定の位置に設置する。
には、移動手段39により、被検物38を光軸37方向
および光軸37に垂直な方向に移動させて、被検物38
を所定の位置に設置する。
【0129】干渉測定装置1cにおいて光源30から出
射された光は、対物レンズ31およびコリメートレンズ
32を順次経て、所望の光束径に広げられた平行光にな
る。この平行光は、ビームスプリッター33に入射し、
その一部はビームスプリッター33を透過し、その残部
はビームスプリッター33で参照面341側に反射す
る。
射された光は、対物レンズ31およびコリメートレンズ
32を順次経て、所望の光束径に広げられた平行光にな
る。この平行光は、ビームスプリッター33に入射し、
その一部はビームスプリッター33を透過し、その残部
はビームスプリッター33で参照面341側に反射す
る。
【0130】前記ビームスプリッター33で反射した光
は、参照面341に照射され、この参照面341で反射
し、再度、ビームスプリッター33に入射し、その一部
はビームスプリッター33を透過する。この透過光は、
観測レンズ40を経て撮像部41の固体撮像素子(CC
D)42上に到り、参照光となる。
は、参照面341に照射され、この参照面341で反射
し、再度、ビームスプリッター33に入射し、その一部
はビームスプリッター33を透過する。この透過光は、
観測レンズ40を経て撮像部41の固体撮像素子(CC
D)42上に到り、参照光となる。
【0131】一方、前記コリメートレンズ32を透過し
てさらにビームスプリッター33を透過した光は、集光
レンズ36に入射し、集光レンズ36を透過して一度集
光した後、被検物38の被検面381に照射され、この
被検面381で反射する。被検面381で反射した光
は、元来た経路を戻り集光レンズ36を透過して再び平
行光となり、さらにビームスプリッター33に入射し、
その一部はビームスプリッター33で観測レンズ40側
に反射する。この反射光は、観測レンズ40を経て撮像
部41のCCD42上に到り、被検光となる。
てさらにビームスプリッター33を透過した光は、集光
レンズ36に入射し、集光レンズ36を透過して一度集
光した後、被検物38の被検面381に照射され、この
被検面381で反射する。被検面381で反射した光
は、元来た経路を戻り集光レンズ36を透過して再び平
行光となり、さらにビームスプリッター33に入射し、
その一部はビームスプリッター33で観測レンズ40側
に反射する。この反射光は、観測レンズ40を経て撮像
部41のCCD42上に到り、被検光となる。
【0132】以下、撮像部41、画像処理装置、演算手
段、モニター装置およびメモリーの動作については、そ
れぞれ、前記干渉測定装置1aと同様であり、図示およ
び説明を省略する。
段、モニター装置およびメモリーの動作については、そ
れぞれ、前記干渉測定装置1aと同様であり、図示およ
び説明を省略する。
【0133】次に、本発明の干渉測定装置の第4実施例
を説明する。図11は、本発明の干渉測定装置の第4実
施例を模式的に示す図である。同図に示す干渉測定装置
1dは、トワイマン−グリーン型干渉計(以下、干渉計
という)2dと、干渉縞検出手段である撮像部54と、
図示しないA/D変換器および画像メモリーからなる画
像処理装置と、演算手段と、モニター装置と、記憶手段
であるメモリーとを有している。この場合、干渉測定装
置1dの撮像部54、画像処理装置、演算手段、モニタ
ー装置およびメモリーは、それぞれ、前記干渉測定装置
1aの撮像部11、画像処理装置12、演算手段13、
モニター装置14およびメモリー15と同じ構成である
ので説明を省略する。
を説明する。図11は、本発明の干渉測定装置の第4実
施例を模式的に示す図である。同図に示す干渉測定装置
1dは、トワイマン−グリーン型干渉計(以下、干渉計
という)2dと、干渉縞検出手段である撮像部54と、
図示しないA/D変換器および画像メモリーからなる画
像処理装置と、演算手段と、モニター装置と、記憶手段
であるメモリーとを有している。この場合、干渉測定装
置1dの撮像部54、画像処理装置、演算手段、モニタ
ー装置およびメモリーは、それぞれ、前記干渉測定装置
1aの撮像部11、画像処理装置12、演算手段13、
モニター装置14およびメモリー15と同じ構成である
ので説明を省略する。
【0134】干渉測定装置1dにおける干渉計2dは、
光源43と、対物レンズ44と、コリメートレンズ45
と、ビームスプリッター46と、参照部材である反射鏡
47と、反射鏡47を駆動させる駆動系48と、発散光
学部材である発散レンズ(負のパワーを有するレンズ)
49と、反射部材を兼ねる被検物51を発散レンズ49
の光軸50方向および光軸50に垂直な方向に移動し得
る移動手段52と、観測レンズ53とを有している。こ
の場合、干渉計2dの光源43、対物レンズ44、コリ
メートレンズ45、移動手段52、観測レンズ53およ
び被検物51は、それぞれ、前記干渉計2aの光源3、
対物レンズ4、コリメートレンズ5、移動手段9、観測
レンズ10および被検物8と同じ構成であるので説明を
省略する。
光源43と、対物レンズ44と、コリメートレンズ45
と、ビームスプリッター46と、参照部材である反射鏡
47と、反射鏡47を駆動させる駆動系48と、発散光
学部材である発散レンズ(負のパワーを有するレンズ)
49と、反射部材を兼ねる被検物51を発散レンズ49
の光軸50方向および光軸50に垂直な方向に移動し得
る移動手段52と、観測レンズ53とを有している。こ
の場合、干渉計2dの光源43、対物レンズ44、コリ
メートレンズ45、移動手段52、観測レンズ53およ
び被検物51は、それぞれ、前記干渉計2aの光源3、
対物レンズ4、コリメートレンズ5、移動手段9、観測
レンズ10および被検物8と同じ構成であるので説明を
省略する。
【0135】干渉計2dにおける反射鏡47の反射面、
すなわち反射鏡47におけるビームスプリッター46の
対向面は、参照面471を構成している。また、縞解析
に位相シフト法等を利用するために、この反射鏡47を
駆動する駆動系48には、例えば、ピエゾ素子等が用い
られる。また、干渉計2dにおける発散レンズ49に
は、アプラナティックなレンズを用いる。
すなわち反射鏡47におけるビームスプリッター46の
対向面は、参照面471を構成している。また、縞解析
に位相シフト法等を利用するために、この反射鏡47を
駆動する駆動系48には、例えば、ピエゾ素子等が用い
られる。また、干渉計2dにおける発散レンズ49に
は、アプラナティックなレンズを用いる。
【0136】このような構成の干渉測定装置1dの場合
には、移動手段52により、被検物51を光軸50方向
および光軸50に垂直な方向に移動させて、被検物51
を所定の位置に設置する。
には、移動手段52により、被検物51を光軸50方向
および光軸50に垂直な方向に移動させて、被検物51
を所定の位置に設置する。
【0137】干渉測定装置1dにおいて光源43から出
射された光は、対物レンズ44およびコリメートレンズ
45を順次経て、所望の光束径に広げられた平行光にな
る。この平行光は、ビームスプリッター46に入射し、
その一部はビームスプリッター46を透過し、その残部
はビームスプリッター46で参照面471側に反射す
る。
射された光は、対物レンズ44およびコリメートレンズ
45を順次経て、所望の光束径に広げられた平行光にな
る。この平行光は、ビームスプリッター46に入射し、
その一部はビームスプリッター46を透過し、その残部
はビームスプリッター46で参照面471側に反射す
る。
【0138】前記ビームスプリッター46で反射した光
は、参照面471に照射され、この参照面471で反射
し、再度、ビームスプリッター46に入射し、その一部
はビームスプリッター46を透過する。この透過光は、
観測レンズ53を経て撮像部54の固体撮像素子(CC
D)55上に到り、参照光となる。
は、参照面471に照射され、この参照面471で反射
し、再度、ビームスプリッター46に入射し、その一部
はビームスプリッター46を透過する。この透過光は、
観測レンズ53を経て撮像部54の固体撮像素子(CC
D)55上に到り、参照光となる。
【0139】一方、前記コリメートレンズ45を透過し
てさらにビームスプリッター46を透過した光は、発散
レンズ49に入射する。発散レンズ49を透過した発散
光は、被検物51の被検面511に照射され、この被検
面511で反射する。被検面511で反射した光は、元
来た経路を戻り発散レンズ49を透過して再び平行光と
なり、さらにビームスプリッター46に入射し、その一
部はビームスプリッター46で観測レンズ53側に反射
する。この反射光は、観測レンズ53を経て撮像部54
のCCD55上に到り、被検光となる。
てさらにビームスプリッター46を透過した光は、発散
レンズ49に入射する。発散レンズ49を透過した発散
光は、被検物51の被検面511に照射され、この被検
面511で反射する。被検面511で反射した光は、元
来た経路を戻り発散レンズ49を透過して再び平行光と
なり、さらにビームスプリッター46に入射し、その一
部はビームスプリッター46で観測レンズ53側に反射
する。この反射光は、観測レンズ53を経て撮像部54
のCCD55上に到り、被検光となる。
【0140】以下、撮像部54、画像処理装置、演算手
段、モニター装置およびメモリーの動作については、そ
れぞれ、前記干渉測定装置1aと同様であり、図示およ
び説明を省略する。このような構成の干渉測定装置1d
は、被検面の曲率半径が比較的大きい凹面を有する被検
物の測定に用いられる。
段、モニター装置およびメモリーの動作については、そ
れぞれ、前記干渉測定装置1aと同様であり、図示およ
び説明を省略する。このような構成の干渉測定装置1d
は、被検面の曲率半径が比較的大きい凹面を有する被検
物の測定に用いられる。
【0141】次に、本発明の干渉測定装置の第5実施例
を説明する。図12は、本発明の干渉測定装置の第5実
施例を模式的に示す図である。同図に示す干渉測定装置
1eは、被検物がレンズ(被検レンズ)62の場合の装
置、すなわち、前述した干渉測定装置1bの変形例であ
る。以下、干渉測定装置1bとの共通点については説明
を省略し、相違点を説明する。
を説明する。図12は、本発明の干渉測定装置の第5実
施例を模式的に示す図である。同図に示す干渉測定装置
1eは、被検物がレンズ(被検レンズ)62の場合の装
置、すなわち、前述した干渉測定装置1bの変形例であ
る。以下、干渉測定装置1bとの共通点については説明
を省略し、相違点を説明する。
【0142】干渉測定装置1eは、フィゾー型干渉計
(以下、干渉計という)2eと、干渉縞検出手段である
撮像部66と、図示しないA/D変換器および画像メモ
リーからなる画像処理装置と、演算手段と、モニター装
置と、記憶手段であるメモリーとを有している。
(以下、干渉計という)2eと、干渉縞検出手段である
撮像部66と、図示しないA/D変換器および画像メモ
リーからなる画像処理装置と、演算手段と、モニター装
置と、記憶手段であるメモリーとを有している。
【0143】干渉測定装置1eにおける干渉計2eは、
光源56と、対物レンズ57と、コリメートレンズ58
と、ハーフミラー59と、参照部材である平面原器60
と、平面原器60を光軸64に対し精度良く移動させ位
相シフト法を行うためのPZT等の駆動手段602と、
集光光学部材である集光レンズ(正のパワーを有するレ
ンズ)61と、反射部材である反射鏡63と、観測レン
ズ65とを有している。
光源56と、対物レンズ57と、コリメートレンズ58
と、ハーフミラー59と、参照部材である平面原器60
と、平面原器60を光軸64に対し精度良く移動させ位
相シフト法を行うためのPZT等の駆動手段602と、
集光光学部材である集光レンズ(正のパワーを有するレ
ンズ)61と、反射部材である反射鏡63と、観測レン
ズ65とを有している。
【0144】干渉計2eにおける集光レンズ61には、
アプラナティックなレンズを用いる。また、干渉計2e
における反射鏡63は、反射面が平面状のものであり、
その面精度は、非常に良好に製作されている。
アプラナティックなレンズを用いる。また、干渉計2e
における反射鏡63は、反射面が平面状のものであり、
その面精度は、非常に良好に製作されている。
【0145】このような構成の干渉測定装置1eの場合
には、図示しない移動手段により、被検レンズ62を光
軸64方向および光軸64に垂直な方向に移動させて、
被検レンズ62を所定の位置に設置する。
には、図示しない移動手段により、被検レンズ62を光
軸64方向および光軸64に垂直な方向に移動させて、
被検レンズ62を所定の位置に設置する。
【0146】干渉測定装置1eにおいて光源56から出
射された光は、対物レンズ57およびコリメートレンズ
58を順次経て、所望の光束径に広げられた平行光にな
る。この平行光は、ハーフミラー59に入射し、その一
部はハーフミラー59を透過する。
射された光は、対物レンズ57およびコリメートレンズ
58を順次経て、所望の光束径に広げられた平行光にな
る。この平行光は、ハーフミラー59に入射し、その一
部はハーフミラー59を透過する。
【0147】前記ハーフミラー59を透過した光は、平
面原器60に入射し、その一部は平面原器60(参照面
601)を透過し、その残部は平面原器60の参照面6
01で反射する。
面原器60に入射し、その一部は平面原器60(参照面
601)を透過し、その残部は平面原器60の参照面6
01で反射する。
【0148】前記平面原器60の参照面601で反射し
た光は、再度、ハーフミラー59に入射し、その一部は
ハーフミラー59で観測レンズ65側に反射する。この
反射光は、観測レンズ65を経て撮像部66の固体撮像
素子(CCD)67上に到り、参照光となる。
た光は、再度、ハーフミラー59に入射し、その一部は
ハーフミラー59で観測レンズ65側に反射する。この
反射光は、観測レンズ65を経て撮像部66の固体撮像
素子(CCD)67上に到り、参照光となる。
【0149】一方、前記参照面601を透過した光は、
集光レンズ61に入射し、集光レンズ61を透過して一
度集光した後、被検レンズ62に入射し、被検レンズ6
2を透過して再び平行光となり、反射鏡63に照射さ
れ、この反射鏡63で反射する。反射鏡63で反射した
光は、被検レンズ62を透過して一度集光した後、集光
レンズ61を透過して再び平行光となり、さらに平面原
器60に入射し、その一部は平面原器60を透過してハ
ーフミラー59に入射し、その一部はハーフミラー59
で観測レンズ65側に反射する。この反射光は、観測レ
ンズ65を経て撮像部66のCCD67上に到り、被検
光となる。
集光レンズ61に入射し、集光レンズ61を透過して一
度集光した後、被検レンズ62に入射し、被検レンズ6
2を透過して再び平行光となり、反射鏡63に照射さ
れ、この反射鏡63で反射する。反射鏡63で反射した
光は、被検レンズ62を透過して一度集光した後、集光
レンズ61を透過して再び平行光となり、さらに平面原
器60に入射し、その一部は平面原器60を透過してハ
ーフミラー59に入射し、その一部はハーフミラー59
で観測レンズ65側に反射する。この反射光は、観測レ
ンズ65を経て撮像部66のCCD67上に到り、被検
光となる。
【0150】なお、前記各実施例では、干渉測定装置の
干渉計として、それぞれ、フィゾー型干渉計2a、2
b、2e、トワイマン−グリーン型干渉計2c、2dを
用いているが、本発明における干渉計はこれらに限定さ
れず、この他、各種の干渉計を用いて干渉測定装置を構
成してもよい。
干渉計として、それぞれ、フィゾー型干渉計2a、2
b、2e、トワイマン−グリーン型干渉計2c、2dを
用いているが、本発明における干渉計はこれらに限定さ
れず、この他、各種の干渉計を用いて干渉測定装置を構
成してもよい。
【0151】また、前記各実施例では、干渉計の集光光
学部材または発散光学部材として、それぞれ、原器レン
ズ7、被検レンズ23、62、アプラナティックな集光
レンズ36、61、発散レンズ49を用いているが、本
発明における集光光学部材または発散光学部材はこれら
に限定されず、この他、集光光学部材または発散光学部
材は、入射光を集光または発散し得る構成であればいか
なるものであってもよい。
学部材または発散光学部材として、それぞれ、原器レン
ズ7、被検レンズ23、62、アプラナティックな集光
レンズ36、61、発散レンズ49を用いているが、本
発明における集光光学部材または発散光学部材はこれら
に限定されず、この他、集光光学部材または発散光学部
材は、入射光を集光または発散し得る構成であればいか
なるものであってもよい。
【0152】例えば、干渉計の集光光学部材や発散光学
部材としては、正弦条件を満たしていない集光レンズや
発散レンズを用いてもよい。なお、正弦条件を満たして
いない集光レンズや発散レンズを用いても、本発明にお
ける収差補正を行わない場合に比較して、高精度の収差
測定が行える。
部材としては、正弦条件を満たしていない集光レンズや
発散レンズを用いてもよい。なお、正弦条件を満たして
いない集光レンズや発散レンズを用いても、本発明にお
ける収差補正を行わない場合に比較して、高精度の収差
測定が行える。
【0153】また、前記第1〜4実施例では、移動手段
として、それぞれ、被検物8を光軸73方向に移動し得
る移動手段9、反射鏡24を光軸26方向に移動し得る
移動手段25、被検物38を光軸37方向に移動し得る
移動手段39および被検物51を光軸50方向に移動し
得る移動手段52を用いているが、本発明における移動
手段はこれらに限定されない。
として、それぞれ、被検物8を光軸73方向に移動し得
る移動手段9、反射鏡24を光軸26方向に移動し得る
移動手段25、被検物38を光軸37方向に移動し得る
移動手段39および被検物51を光軸50方向に移動し
得る移動手段52を用いているが、本発明における移動
手段はこれらに限定されない。
【0154】すなわち、本発明における移動手段は、被
検物(反射部材)の集光点と集光光学部材の集光点とを
光軸方向に相対的に移動させ得るもの、被検物(集光光
学部材)の集光点と反射部材の集光点とを光軸方向に相
対的に移動させ得るもの、被検物(反射部材)の集光点
と発散光学部材の焦点(虚像)とを光軸方向に相対的に
移動させ得るもの、または、被検物(発散光学部材)の
焦点と反射部材の集光点とを光軸方向に相対的に移動さ
せ得るもの等であればいかなる構成であってもよい。ま
た、本発明における被検物としては、例えば、レンズの
ような光学素子や金型、または光ディスク装置の出射波
面等が挙げられる。
検物(反射部材)の集光点と集光光学部材の集光点とを
光軸方向に相対的に移動させ得るもの、被検物(集光光
学部材)の集光点と反射部材の集光点とを光軸方向に相
対的に移動させ得るもの、被検物(反射部材)の集光点
と発散光学部材の焦点(虚像)とを光軸方向に相対的に
移動させ得るもの、または、被検物(発散光学部材)の
焦点と反射部材の集光点とを光軸方向に相対的に移動さ
せ得るもの等であればいかなる構成であってもよい。ま
た、本発明における被検物としては、例えば、レンズの
ような光学素子や金型、または光ディスク装置の出射波
面等が挙げられる。
【0155】また、前記各実施例では、4次および6次
の収差のみを補正しているが、本発明において補正を行
なう収差の次数は、前記各実施例には限定されない。す
なわち、本発明において補正される収差の次数は、4次
以上の偶数次数であれば任意の組み合わせが可能であ
る。なお、8次以上の偶数字数の収差を補正する場合に
は、例えば、前記各実施例において4次および6次の収
差を補正した場合と同様の方法で補正を行なえばよい。
以上、本発明を図示の構成例に基づいて説明したが、本
発明はこれに限定されるものではない。
の収差のみを補正しているが、本発明において補正を行
なう収差の次数は、前記各実施例には限定されない。す
なわち、本発明において補正される収差の次数は、4次
以上の偶数次数であれば任意の組み合わせが可能であ
る。なお、8次以上の偶数字数の収差を補正する場合に
は、例えば、前記各実施例において4次および6次の収
差を補正した場合と同様の方法で補正を行なえばよい。
以上、本発明を図示の構成例に基づいて説明したが、本
発明はこれに限定されるものではない。
【0156】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の干渉測定
装置および干渉測定方法によれば、被検物の収差測定に
おいて、ディフーカスのような被検物の設定誤差がある
場合でも、設定誤差をなくすような正確なアライメント
を行なうことなく高精度の測定を行なうことができる。
特に、干渉測定装置の集光光学部材や発散光学部材とし
て、比較的明るい集光レンズや発散レンズを用いた場合
には、本発明における補正を行なわない場合に比較し
て、測定精度が格段に向上する。
装置および干渉測定方法によれば、被検物の収差測定に
おいて、ディフーカスのような被検物の設定誤差がある
場合でも、設定誤差をなくすような正確なアライメント
を行なうことなく高精度の測定を行なうことができる。
特に、干渉測定装置の集光光学部材や発散光学部材とし
て、比較的明るい集光レンズや発散レンズを用いた場合
には、本発明における補正を行なわない場合に比較し
て、測定精度が格段に向上する。
【0157】また、干渉測定装置の集光光学部材や発散
光学部材として、正弦条件を満たす集光レンズや発散レ
ンズを用いた場合には、測定値からディフォーカスによ
って生じた収差を実質的に取り除くことが可能であり、
極めて高精度な測定結果が得られる。
光学部材として、正弦条件を満たす集光レンズや発散レ
ンズを用いた場合には、測定値からディフォーカスによ
って生じた収差を実質的に取り除くことが可能であり、
極めて高精度な測定結果が得られる。
【図1】本発明の干渉測定装置の第1実施例を模式的に
示す図である。
示す図である。
【図2】本発明の干渉測定装置の第2実施例を模式的に
示す図である。
示す図である。
【図3】本発明の干渉測定装置の第3実施例を模式的に
示す図である。
示す図である。
【図4】NA0 が比較的大きい集光レンズの構成例を示
す図である。
す図である。
【図5】NA0 が比較的小さい集光レンズの構成例を示
す図である。
す図である。
【図6】NA0 が比較的大きい集光レンズの球面収差お
よび正弦条件を示すグラフ(収差図)である。
よび正弦条件を示すグラフ(収差図)である。
【図7】NA0 が比較的小さい集光レンズの球面収差お
よび正弦条件を示すグラフ(収差図)である。
よび正弦条件を示すグラフ(収差図)である。
【図8】NA0 が比較的大きい集光レンズにおけるディ
フォーカスによって発生した4次以上の収差と、入射高
(h)との関係を示すグラフである。
フォーカスによって発生した4次以上の収差と、入射高
(h)との関係を示すグラフである。
【図9】NA0 が比較的小さい集光レンズにおけるディ
フォーカスによって発生した4次以上の収差と、入射高
(h)との関係を示すグラフである。
フォーカスによって発生した4次以上の収差と、入射高
(h)との関係を示すグラフである。
【図10】本発明における被検物の被検面の収差測定を
行う場合であって、4次および6次の収差のみを補正す
る際の干渉測定装置の動作を示すフローチャートであ
る。
行う場合であって、4次および6次の収差のみを補正す
る際の干渉測定装置の動作を示すフローチャートであ
る。
【図11】本発明の干渉測定装置の第4実施例を模式的
に示す図である。
に示す図である。
【図12】本発明の干渉測定装置の第5実施例を模式的
に示す図である。
に示す図である。
1a、1b、1c、1d、1e 干渉測定装置 2a、2b、2e フィゾー型干渉計 2c、2d トワイマン−グリーン型干渉計 3 光源 4 対物レンズ 5 コリメートレンズ 6 ハーフミラー 7 原器レンズ 71 参照面 711 駆動手段 73 光軸 75 集光点 8 被検物 81 被検面 85 曲率中心 9 移動手段 10 観測レンズ 11 撮像部 12 画像処理装置 13 演算手段 14 モニター装置 15 データ専用メモリー 16 光線 17 固体撮像素子(CCD) 18 光源 19 対物レンズ 20 コリメートレンズ 21 ハーフミラー 22 平面原器 221 参照面 222 駆動手段 23 被検レンズ 24 反射鏡 25 移動手段 26 光軸 27 観測レンズ 28 撮像部 29 固体撮像素子(CCD) 30 光源 31 対物レンズ 32 コリメートレンズ 33 ビームスプリッター 34 反射鏡 341 参照面 35 駆動系 36 集光レンズ 37 光軸 38 被検物 381 被検面 39 移動手段 40 観測レンズ 41 撮像部 42 固体撮像素子(CCD) 43 光源 44 対物レンズ 45 コリメートレンズ 46 ビームスプリッター 47 反射鏡 471 参照面 48 駆動系 49 発散レンズ 50 光軸 51 被検物 511 被検面 52 移動手段 53 観測レンズ 54 撮像部 55 固体撮像素子(CCD) 56 光源 57 対物レンズ 58 コリメートレンズ 59 ハーフミラー 60 平面原器 601 参照面 602 駆動手段 61 集光レンズ 62 被検レンズ 63 反射鏡 64 光軸 65 観測レンズ 66 撮像部 67 固体撮像素子(CCD) 101〜106 ステップ
Claims (23)
- 【請求項1】 光源からの光を二つに分割して一方を参
照面からの参照光とし、他方を被検物からの被検光と
し、該参照光と該被検光とを重ね合わせて干渉縞を得る
とともに、前記干渉縞に基づいて前記参照光と前記被検
光との間の位相差を検出する干渉測定装置であって、 前記干渉縞を、前記位相差を特定する近似多項式に展開
する第1の手段と、 前記被検物の被検領域に入射または前記被検物の被検領
域から出射する有効な光束の開口数に基づいて、前記被
検物の前記干渉測定装置に対する設定位置誤差に起因し
て前記近似多項式の特定項に現れる誤差情報を演算する
第2の手段と、 前記第2の手段によって得た前記誤差情報および前記開
口数に基づいて、前記第1の手段によって得た近似多項
式における位相差を特定する項の係数を補正する第3の
手段とを有することを特徴とする干渉測定装置。 - 【請求項2】 前記干渉測定装置は、集光光学部材を有
している請求項1に記載の干渉測定装置。 - 【請求項3】 前記集光光学部材は、正弦条件を満たし
ている請求項2に記載の干渉測定装置。 - 【請求項4】 前記第1の手段における近似多項式は、
下記数1に示す(1)式である請求項2または3に記載
の干渉測定装置。 【数1】 - 【請求項5】 前記第2の手段は、前記近似多項式の2
次項の係数W20を演算するものである請求項4に記載の
干渉測定装置。 - 【請求項6】 前記第3の手段は、前記位相差を特定す
る項の係数を補正するための補正値を、前記近似多項式
の2次項の係数W20と、下記数2に示す(3)式とに基
づいて演算するものである請求項5に記載の干渉測定装
置。 【数2】 - 【請求項7】 前記第3の手段は、前記近似多項式の4
次項の係数W40を、下記数3に示す(6)式により補正
するものである請求項6に記載の干渉測定装置。 【数3】 - 【請求項8】 前記第3の手段は、前記近似多項式の6
次項の係数W60を、下記数4に示す(7)式により補正
するものである請求項6または7に記載の干渉測定装
置。 【数4】 - 【請求項9】 光源からの光を二つに分割して一方を参
照面からの参照光とし、他方を被検物からの被検光と
し、該参照光と該被検光とを重ね合わせて干渉縞を得る
とともに、前記干渉縞に基づいて前記参照光と前記被検
光との間の位相差を検出する干渉測定方法であって、 第1の手段により、前記干渉縞を、前記位相差を特定す
る近似多項式に展開し、 第2の手段により、前記被検物の被検領域に入射または
前記被検物の被検領域から出射する有効な光束の開口数
に基づいて、前記被検物の前記干渉測定装置に対する設
定位置誤差に起因して前記近似多項式の特定項に現れる
誤差情報を演算し、 第3の手段により、前記第2の手段によって得た前記誤
差情報および前記開口数に基づいて、前記第1の手段に
よって得た近似多項式における位相差を特定する項の係
数を補正することを特徴とする干渉測定方法。 - 【請求項10】 前記参照光または被検光は、集光光学
部材を経たものである請求項9に記載の干渉測定方法。 - 【請求項11】 前記集光光学部材は、正弦条件を満た
している請求項10に記載の干渉測定方法。 - 【請求項12】 前記第1の手段における近似多項式
は、下記数5に示す(1)式である請求項10または1
1に記載の干渉測定方法。 【数5】 - 【請求項13】 前記第2の手段により、前記近似多項
式の2次項の係数W20を演算する請求項12に記載の干
渉測定方法。 - 【請求項14】 前記第3の手段により、前記位相差を
特定する項の係数を補正するための補正値を、前記近似
多項式の2次項の係数W20と、下記数6に示す(3)式
とに基づいて演算する請求項13に記載の干渉測定方
法。 【数6】 - 【請求項15】 前記第3の手段により、前記近似多項
式の4次項の係数W40を、下記数7に示す(6)式に基
づいて補正する請求項14に記載の干渉測定方法。 【数7】 - 【請求項16】 前記第3の手段により、前記近似多項
式の6次項の係数W60を、下記数8に示す(7)式に基
づいて補正する請求項14または15に記載の干渉測定
方法。 【数8】 - 【請求項17】 光源からの光を二つに分割して一方を
参照面で反射させて参照光とし、他方を光学部材により
集束光または発散光にして被検面に入射させ、該被検面
で反射させて被検光とし、前記参照光と前記被検光とを
重ね合わせて干渉縞を得るとともに、前記干渉縞に基づ
いて前記参照光と前記被検光との間の位相差を検出する
干渉測定装置であって、 前記干渉縞を、前記位相差を特定する近似多項式に展開
する第1の手段と、 前記被検面の被検領域に入射する有効な光束の開口数に
基づいて、前記被検面の前記干渉測定装置に対する設定
位置誤差に起因して前記近似多項式の特定項に現れる誤
差情報を演算する第2の手段と、 前記第2の手段によって得た前記誤差情報および前記開
口数に基づいて、前記第1の手段によって得た近似多項
式における位相差を特定する項の係数を補正する第3の
手段とを有することを特徴とする干渉測定装置。 - 【請求項18】 前記光学部材は、前記参照面を有する
原器レンズである請求項17に記載の干渉測定装置。 - 【請求項19】 前記光学部材は、正のパワーを有する
レンズである請求項17に記載の干渉測定装置。 - 【請求項20】 前記光学部材は、負のパワーを有する
レンズである請求項17に記載の干渉測定装置。 - 【請求項21】 前記開口数NA0 は、下記式より得ら
れる請求項17ないし20のいずれかに記載の干渉測定
装置。 NA0 =hmax /f=sinθmax (但し、hmax は、前記被検領域に照射される有効な光
束が前記光学部材に入射するときの光軸からの最大入射
高、fは、前記光学部材の焦点距離、θmax は、前記光
学部材を透過後の前記有効な光束の最も外側の光線と光
軸とのなす角である。) - 【請求項22】 光源からの光を二つに分割して一方を
参照光とし、他方を、光束を集束または発散させる作用
を有する被検物を透過させて被検光とし、前記参照光と
前記被検光とを重ね合わせて干渉縞を得るとともに、前
記干渉縞に基づいて前記参照光と前記被検光との間の位
相差を検出する干渉測定装置であって、 前記干渉縞を、前記位相差を特定する近似多項式に展開
する第1の手段と、 前記被検物により集束または発散された有効な光束の開
口数に基づいて、前記被検物の前記干渉測定装置に対す
る設定位置誤差に起因して前記近似多項式の特定項に現
れる誤差情報を演算する第2の手段と、 前記第2の手段によって得た前記誤差情報および前記開
口数に基づいて、前記第1の手段によって得た近似多項
式における位相差を特定する項の係数を補正する第3の
手段とを有することを特徴とする干渉測定装置。 - 【請求項23】 前記開口数NA0 は、下記式より得ら
れる請求項22に記載の干渉測定装置。 NA0 =hmax /f=sinθmax (但し、hmax は、前記被検物により集束または発散さ
れる有効な光束が前記被検物に入射するときの光軸から
の最大入射高、fは、前記被検物の焦点距離、θmax
は、前記被検物を透過後の前記有効な光束の最も外側の
光線と光軸とのなす角である。)
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6261231A JPH07167630A (ja) | 1993-10-14 | 1994-09-29 | 干渉測定装置および干渉測定方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5-281963 | 1993-10-14 | ||
| JP28196393 | 1993-10-14 | ||
| JP6261231A JPH07167630A (ja) | 1993-10-14 | 1994-09-29 | 干渉測定装置および干渉測定方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07167630A true JPH07167630A (ja) | 1995-07-04 |
Family
ID=26544972
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6261231A Pending JPH07167630A (ja) | 1993-10-14 | 1994-09-29 | 干渉測定装置および干渉測定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07167630A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6008904A (en) * | 1996-09-20 | 1999-12-28 | Nikon Corporation | Apparatus and methods for detecting and correcting distortion of interference fringes |
| JP2007078593A (ja) * | 2005-09-15 | 2007-03-29 | Fujinon Corp | 光波干渉装置 |
-
1994
- 1994-09-29 JP JP6261231A patent/JPH07167630A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6008904A (en) * | 1996-09-20 | 1999-12-28 | Nikon Corporation | Apparatus and methods for detecting and correcting distortion of interference fringes |
| JP2007078593A (ja) * | 2005-09-15 | 2007-03-29 | Fujinon Corp | 光波干渉装置 |
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