JPH071676A - Ps版用包装材料 - Google Patents

Ps版用包装材料

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JPH071676A
JPH071676A JP14184593A JP14184593A JPH071676A JP H071676 A JPH071676 A JP H071676A JP 14184593 A JP14184593 A JP 14184593A JP 14184593 A JP14184593 A JP 14184593A JP H071676 A JPH071676 A JP H071676A
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JP
Japan
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light
paper
plate
shielding
moisture
Prior art date
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Pending
Application number
JP14184593A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Arima
紳市 有馬
Takanori Masuda
孝憲 益田
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】PS版の包装紙等に使用するPS版用包装材料
をリサイクルできるようにする。 【構成】符号11は坪量75g/m2、pH5のクラフト紙
からなる紙材で、この紙材11の表面側(PS版を包装し
た際表面になる側、図中上側)に防湿層21が積層されて
いる。防湿層21は、アクリレートラテックスとパラフィ
ン系ワックスで形成され、塗布量は13g/m2(乾燥後)
である。防湿層21には遮光層31が積層され、遮光層31
は、ベンジンイエローを35重量%含む印刷インキで形成
され、塗布量が10g/m2(乾燥後)である。紙材11の裏
面側(PS版を包装した際内面になってPS版と接触す
る側、図中下側)には、反射による遮光を目的とした光
反射層41が積層されており、光反射層41は、カオリンを
40重量%含むクレーコーティング顔料で形成され、厚さ
5μmである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、PS版の包装紙等に使
用するPS版用包装材料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、PS版の包装紙としては、クラフ
ト紙とアルミニウム箔とをポリエチレンフィルムでラミ
ネートしたアルミクラフト紙、カーボンブラックを含有
した黒ポリエチレンフィルムとクラフト紙とを積層した
ラミネート紙、カーボンブラックをクラフト紙に漉き込
んだ遮光紙とポリエチレンフィルムとを積層したポリエ
チレンラミネート紙などが用いられている。そして、こ
れらの包装紙においては、アルミニウム箔、黒ポリエチ
レンフィルム及び遮光紙によって、主として遮光性が確
保されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のPS版
の包装紙は、クラフト紙にアルミニウム箔又はポリエチ
レンフィルムを積層した複合材であるので、リサイクル
化できず焼却処分又は産業廃棄物として埋め立て処分し
なければならなかった。
【0004】本発明は、以上の問題点を解決し、リサイ
クル化できるPS版用包装材料を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためにリサイクル化できる材料について鋭意検討
し、近年普及しつつある古紙としてリサイクル可能な防
湿紙(特公昭55−22597号公報等)に着目した。この防湿
紙は、防湿性、機械的強度及び包装機械適性を有し、P
S版の包装材料として好適であるが、遮光性を有するも
のは存在しなかった。
【0006】防湿紙に遮光性を付与するためには、従来
PS版用包装材料に使用されているカーボンブラックを
塗布することにより行なえるが、脱墨工程を用いなけれ
ばカーボンブラックを除去できないので、脱墨工程を有
しない一般の段ボール紙メーカーではカーボンブラック
が表面に浮き出た再生紙となり、包装材料のリサイクル
が事実上できないものであった。さらに、カーボンブラ
ックは、包装材料の製造工程の汚れ、廃カーボンブラッ
クの処理の困難さなどの問題点もあった。また、アルミ
ニウム粉を塗布することも考えられるが、アルミニウム
粉は脱墨工程においても除去できず、再生紙の表面にア
ルミニウム粉が浮きでるのでリサイクルできないもので
あった。
【0007】そこで、本発明者は、リサイクル性を損な
わない遮光性物質について鋭意検討した。その結果、P
S版の遮光には、アルミニウム箔やカーボンブラックの
ように紫外線から赤外線までの広い範囲の波長域の光を
遮光する必要はなく、特定範囲の波長域のみ遮光できれ
ばよいことを見出した。すなわち、PS版はジアゾ感光
材料が使用されており、このジアゾ感光材料の感光波長
は250〜500nmに限定されるものであるので、少なくとも
この波長域の光を吸収又は反射できる物質であればよい
ものであり、このような250〜500nmの波長の光を遮光で
きる顔料及び染料はリサイクルに何ら支障を与えないこ
とを見出した。
【0008】なお、遮光する波長域に関し、100nm以上
の光を遮光する感光紙の包装用積層フィルム(特公昭58
−13902号公報)、紫外線領域300〜450nmを遮光する食
品等のポリエステル容器(USP 4,803,255)が存在す
るが、これらはPS版とは関係ないものである。
【0009】本発明は、以上の知見によりなされたもの
で、本発明のPS版用包装材料は、紙材と、紙材の同一
側の面に設けられた250〜500nmの光を選択的に遮光する
顔料及び染料の1以上を含む遮光層及び合成ゴム系ラテ
ックスとワックス系エマルジョンとからなる水性エマル
ジョンを塗布することにより設けられた防湿層とを有す
ることを特徴として構成されている。
【0010】また、本発明のPS版用包装材料は、250
〜500nmの光を選択的に遮光する顔料及び染料の1以上
が漉き込まれた遮光性紙材と、遮光性紙材に合成ゴム系
ラテックスとワックス系エマルジョンとからなる水性エ
マルジョンを塗布することにより設けられた防湿層とを
有することを特徴として構成されている。
【0011】250〜500nmの光を選択的に吸収する顔料
は、黄鉛、ベンジジンエロー等の黄色顔料、ファナール
ローズやカーミン6B等の紅色顔料と黄色顔料の混合顔
料などがある。250〜500nmの光を選択的に吸収する染料
も遮光材料として有効であるが、光の透過を防止する充
填率の点で顔料に比べて劣る。
【0012】遮光層は、上記顔料及び染料の1以上が含
まれている。顔料等の含有量は、2〜5g/m2程度が
好ましく、遮光層に用いられる樹脂は、合成ゴムラテッ
クスやPVA等の合成バインダを用いた。遮光層の塗布
量は、樹脂を含めて10〜12g/m2(乾燥後)程度が好ま
しい。遮光層を積層するには、印刷、塗布等により行な
う。
【0013】防湿層は、合成ゴム系ラテックス又は樹脂
系ラテックスとワックス系エマルジョンとからなる水性
エマルジョンを塗布することにより設けられたものであ
る。合成ゴム系ラテックスは、ブタジエンモノマー又は
2以上の二重結合を有するモノマーと、その他の二重結
合を有するモノマーとの乳化重合によって製造されるも
ので、各成分の配合比やカルボキシル基等の官能基導入
の有無によって各種のものが存在する。例えば、メチル
メタクリレートブタジエン系ラテックス、スチレン−ブ
タジエン系ラテックス、アクリロニトリル−ブタジエン
系ラテックスがある。樹脂系ラテックスとしては、アク
リレートラテックス(ACL)、酢酸ビニル(PVA
C)及びエチレン酢ビラテックス(EVA)などがあ
る。
【0014】ワックス系エマルジョンとしては、例え
ば、パラフィン系ワックスエマルジョン、ポリエチレン
系ワックスエマルジョンがある。
【0015】防湿層の塗布量は10〜15g/m2程度が好
ましく、厚さは一部の防湿剤が紙材に浸透するため5〜
10μm程度の厚さになる。
【0016】紙材としては、例えば、クラフト紙、クラ
フト紙、上質紙、晒しクラフト紙、純白ロール紙などが
ある。紙材は、防湿層のアルカリ成分によるPS版の品
質への悪影響を防止するために、すなわち、アルカリ性
物質がPS版の退色反応を阻害して焼付け後の検版性能
を劣化させるのを防止するために、酸性であることが好
ましく、具体的には、pH5.0〜6.0の範囲が好ましい。
【0017】このような紙材に250〜500nmの光を選択的
に遮光する顔料及び染料の1以上が漉き込まれたものが
遮光性紙材となる。
【0018】紙材の坪量は、70〜83g/m2程度が好ま
しく、顔料等を漉き込んだ遮光性紙材の坪量は、80〜10
0g/m2程度が好ましい。
【0019】紙材及び遮光性紙材には、必要により遮光
層と反対側に光反射層を設けることができ、この光反射
層により、遮光性をより完全にすることができる。光反
射層は、カオリン、炭酸カルシウム等のクレーコーティ
ング顔料等が含有されている。光反射層の厚さは、10μ
m以下が好ましい。
【0020】
【作用】本発明のPS版用包装材料では、250〜500nmの
光を選択的に遮光する顔料及び染料の1以上が、250〜5
00nmの光を透過させずPS版の感光を防止し、かつ、リ
サイクルの過程においても何ら悪影響を与えず紙材のリ
サイクルを可能にする。
【0021】
【実施例】本発明によるPS版用包装材料の実施例を図
面に基づいて説明する。図1から図4は、それぞれPS
版用包装材料の部分断面図である。図1に示すPS版用
包装材料において、符号11は坪量75g/m2、pH5の
クラフト紙からなる紙材で、この紙材11の表面側(PS
版を包装した際表面になる側、図中上側)に防湿層21が
積層され、この防湿層21は、アクリレートラテックスと
パラフィン系ワックスで形成され、塗布量は13g/m
2(乾燥後)である。そして、この防湿層21には遮光層31
が積層され、この遮光層31は、ベンジンイエローを35重
量%含む印刷インキで形成され、塗布量が10g/m2(乾
燥後)である。また、紙材11の裏面側(PS版を包装し
た際内面になってPS版と接触する側、図中下側)に
は、反射による遮光を目的とした光反射層41が積層され
ており、この光反射層41は、カオリンを40重量%含むク
レーコーティング顔料で形成され、厚さ5μmである。
【0022】図2に示すPS版用包装材料において、符
号12は坪量75g/m2、pH5のクラフト紙からなる紙
材で、この紙材12の表面側に防湿遮光層51が積層されて
おり、この防湿遮光層51は、上記アクリレートラテック
スとパラフィン系ワックスからなる防湿剤に顔料を混練
りした印刷インキで形成され、塗布量20g/m2(乾燥
後)である。また、紙材12の裏面側には光反射層42が積
層されており、この光反射層42は、カオリンを主原料と
するクレーコーティング層で形成され、厚さ5μmであ
る。
【0023】図3に示すPS版用包装材料において、符
号13は坪量75g/m2、pH5のクラフト紙からなる紙
材で、この紙材11の表面側に防湿層22が積層され、この
防湿層22は、アクリレートラテックスとパラフィン系ワ
ックスで形成され、塗布量が13g/m2(乾燥後)であ
る。そして、この防湿層22には遮光層32が積層され、こ
の遮光層32は、ベンジンイエロー35重量%含む印刷イン
キで形成され、塗布量が10g/m2(乾燥後)である。
【0024】図4に示すPS版用包装材料において、符
号61は250〜500nmの波長の光を遮光する遮光性紙材で、
この遮光性紙材51は、坪量75g/m2、pH5のクラフ
ト紙に黄色系染料が漉き込まれている。遮光性紙材51の
表面側には防湿層23が積層され、この防湿層21は、アク
リレートラテックスとパラフィン系ワックスで形成さ
れ、塗布量10g/m2(乾燥後)である。
【0025】〔リサイクル適性の評価〕包装材料を、離
解工程、スクリーン工程及び紙漉工程に順次送り、再生
紙を生産し、この再生紙の表面を観察した。実施例の包
装材料は、黄色顔料は残留して再生紙の表面に浮き出て
いるが、再生紙の商品価値には問題がなかった。
【0026】〔遮光性能の評価I〕PS版を本発明によ
る包装紙で包み、この包装体を外装用段ボール箱に入れ
て屋外で5日間さらした。陽光の条件は、直射日光下で
4〜5時間、日陰で35〜40時間である。そして、PS版
の焼付け、現像及び印刷性能に問題があるか否か検査し
た。実施例の包装紙は全く問題がなかった。
【0027】〔遮光性能の評価II〕PS版を本発明によ
る包装紙で包み、この包装体を屋内の白色蛍光灯下(500
LUX)で、200時間さらした。そして、PS版の焼付
け、現像及び印刷性能に問題があるか否か検査した。実
施例の包装紙は全く問題がなかった。
【0028】
【発明の効果】本発明のPS版用包装材料は、包装する
PS版の遮光性を完全に確保しつつ、使用後は紙材をリ
サイクルにより再び使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のPS版用包装材料の一実施例の部分
断面図。
【図2】 本発明のPS版用包装材料の他の実施例の部
分断面図。
【図3】 本発明のPS版用包装材料の他の実施例の部
分断面図。
【図4】 本発明のPS版用包装材料の他の実施例の部
分断面図。
【符号の説明】
11,12,13…紙材 21,22,23…防湿層 31,32…遮光層 41,42…光反射層 51…防湿遮光層 61…遮光性紙材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙材と、紙材の同一側の面に設けられた
    250〜500nmの光を選択的に遮光する顔料及び染料の1つ
    以上を含む遮光層及び合成ゴム系ラテックス又は樹脂系
    ラテックスとワックス系エマルジョンとからなる水性エ
    マルジョンを塗布することにより設けられた防湿層とを
    有することを特徴とするPS版用包装材料
  2. 【請求項2】 250〜500nmの光を選択的に遮光する顔料
    及び染料の1以上が漉き込まれた遮光性紙材と、遮光性
    紙材に合成ゴム系ラテックス又は樹脂系ラテックスとワ
    ックス系エマルジョンとからなる水性エマルジョンを塗
    布することにより設けられた防湿層とを有することを特
    徴とするPS版用包装材料
JP14184593A 1993-06-14 1993-06-14 Ps版用包装材料 Pending JPH071676A (ja)

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JP14184593A JPH071676A (ja) 1993-06-14 1993-06-14 Ps版用包装材料

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JP14184593A Pending JPH071676A (ja) 1993-06-14 1993-06-14 Ps版用包装材料

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JP (1) JPH071676A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5856398A (en) * 1996-04-08 1999-01-05 Toyo Ink Manufacturing Co., Ltd. Aqueous pigment dispersion for light-shielding paper

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5856398A (en) * 1996-04-08 1999-01-05 Toyo Ink Manufacturing Co., Ltd. Aqueous pigment dispersion for light-shielding paper

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