JPH07169920A - Lc素子及び半導体装置 - Google Patents
Lc素子及び半導体装置Info
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- JPH07169920A JPH07169920A JP34284693A JP34284693A JPH07169920A JP H07169920 A JPH07169920 A JP H07169920A JP 34284693 A JP34284693 A JP 34284693A JP 34284693 A JP34284693 A JP 34284693A JP H07169920 A JPH07169920 A JP H07169920A
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Landscapes
- Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- Filters And Equalizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 製造が簡単であり、後工程における部品の組
み付け作業を省略することができ、ICやLSIの一部
として形成することが可能であり、特性を変更すること
ができるLC素子及び半導体装置を提供すること。 【構成】 LC素子100は、p−Si基板30の表面
に直接形成された渦巻き形状の第2の電極26と絶縁層
28を挟んで形成された渦巻き形状の第1の電極10と
を含んでおり、これら第1及び第2の電極10,26の
それぞれがインダクタとして機能し、これらの間には分
布定数的にキャパシタが形成される。したがって、第1
の電極10を信号の入出力路として用いることにより良
好な減衰特性が得られる。
み付け作業を省略することができ、ICやLSIの一部
として形成することが可能であり、特性を変更すること
ができるLC素子及び半導体装置を提供すること。 【構成】 LC素子100は、p−Si基板30の表面
に直接形成された渦巻き形状の第2の電極26と絶縁層
28を挟んで形成された渦巻き形状の第1の電極10と
を含んでおり、これら第1及び第2の電極10,26の
それぞれがインダクタとして機能し、これらの間には分
布定数的にキャパシタが形成される。したがって、第1
の電極10を信号の入出力路として用いることにより良
好な減衰特性が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置等に組み込
まれて、あるいは単体で所定の周波数帯域を減衰させる
ことができるLC素子及び半導体装置に関する。
まれて、あるいは単体で所定の周波数帯域を減衰させる
ことができるLC素子及び半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の電子技術の発達に伴い、電子回路
は各種分野において幅広く用いられており、従ってこれ
ら各電子回路を外部からの影響を受けることなく安定し
て確実に動作させることが望まれる。
は各種分野において幅広く用いられており、従ってこれ
ら各電子回路を外部からの影響を受けることなく安定し
て確実に動作させることが望まれる。
【0003】しかし、このような電子回路には、直接あ
るいは間接的に外部からノイズが侵入する。このため、
電子回路を使用した各種電子機器に誤動作が引き起こさ
れる場合が少なくないという問題がある。
るいは間接的に外部からノイズが侵入する。このため、
電子回路を使用した各種電子機器に誤動作が引き起こさ
れる場合が少なくないという問題がある。
【0004】特に、電子回路は、直流電源としてスイッ
チングレギュレータを用いる場合が多い。従って、スイ
ッチング等の過渡電流により、または使用するデジタル
ICのスイッチング動作に起因する負荷変動により、ス
イッチングレギュレータの電源ラインには各種の周波数
成分を持った大きなノイズが発生することが多い。そし
て、これらのノイズは、同じ機器内の他の回路へ電源ラ
インを介して、または輻射により伝搬され誤動作やS/
N比の低下等の悪影響を及ぼし、さらに近くで使用中の
他の電子機器の誤動作を引き起こすことがある。
チングレギュレータを用いる場合が多い。従って、スイ
ッチング等の過渡電流により、または使用するデジタル
ICのスイッチング動作に起因する負荷変動により、ス
イッチングレギュレータの電源ラインには各種の周波数
成分を持った大きなノイズが発生することが多い。そし
て、これらのノイズは、同じ機器内の他の回路へ電源ラ
インを介して、または輻射により伝搬され誤動作やS/
N比の低下等の悪影響を及ぼし、さらに近くで使用中の
他の電子機器の誤動作を引き起こすことがある。
【0005】このようなノイズを除去するため、一般に
電子回路では各種のノイズフィルタが用いられている。
特に、近年では各種構成の電子機器を多数使用している
ため、ノイズに対する規制もますます激しくなってお
り、このため発生するノイズを確実に除去することがで
きる小型でしかも高性能なノイズフィルタとして機能す
るLC素子の開発が望まれる。
電子回路では各種のノイズフィルタが用いられている。
特に、近年では各種構成の電子機器を多数使用している
ため、ノイズに対する規制もますます激しくなってお
り、このため発生するノイズを確実に除去することがで
きる小型でしかも高性能なノイズフィルタとして機能す
るLC素子の開発が望まれる。
【0006】このようなLC素子の1つとして、特開平
3−259608号公報に開示されたLCノイズフィル
タが知られている。このLCノイズフィルタは、L成分
とC成分とが分布定数的に存在するものであり、集中定
数タイプのLCノイズフィルタに比べて比較的広い帯域
にわたって良好な減衰特性を得ることができるというも
のである。
3−259608号公報に開示されたLCノイズフィル
タが知られている。このLCノイズフィルタは、L成分
とC成分とが分布定数的に存在するものであり、集中定
数タイプのLCノイズフィルタに比べて比較的広い帯域
にわたって良好な減衰特性を得ることができるというも
のである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したL
Cノイズフィルタは、絶縁シートの一方の面にキャパシ
タ用導電体を、他方の面にインダクタ用導電体をそれぞ
れ形成した後に、この絶縁シートを折りたたむことによ
り製造されるものであり、絶縁シートの折り返し等の工
程が必要なため製造工程が複雑になるという問題があっ
た。
Cノイズフィルタは、絶縁シートの一方の面にキャパシ
タ用導電体を、他方の面にインダクタ用導電体をそれぞ
れ形成した後に、この絶縁シートを折りたたむことによ
り製造されるものであり、絶縁シートの折り返し等の工
程が必要なため製造工程が複雑になるという問題があっ
た。
【0008】また、このLCノイズフィルタをICやL
SIの電源ラインあるいは信号ラインを直接挿入して使
用する場合には、LCノイズフィルタとIC等とを配線
しなければならず、部品組み付けの手間がかかるという
問題があった。
SIの電源ラインあるいは信号ラインを直接挿入して使
用する場合には、LCノイズフィルタとIC等とを配線
しなければならず、部品組み付けの手間がかかるという
問題があった。
【0009】また、このLCノイズフィルタは部品単体
として形成されるため、ICやLSIの回路に含ませ
て、すなわちICやLSI等の内部配線管に挿入するこ
とがほとんど不可能であるという問題があった。
として形成されるため、ICやLSIの回路に含ませ
て、すなわちICやLSI等の内部配線管に挿入するこ
とがほとんど不可能であるという問題があった。
【0010】さらに、このLCノイズフィルタにおいて
分布定数的に形成されるキャパシタンスは、インダクタ
用導電体とキャパシタ用導電体のそれぞれの形状や配置
により決定されるため、部品として完成した後はキャパ
シタンスが一定となり、全体としての特性も固定化され
てしまい汎用性がないという問題があった。例えば、キ
ャパシタンスを変更したい場合にはインダクタ用導電体
あるいはキャパシタ用導電体の形状を変更する必要があ
り、組み込んだ回路中で必要に応じてキャパシタンスを
任意に変更して使用することは困難である。
分布定数的に形成されるキャパシタンスは、インダクタ
用導電体とキャパシタ用導電体のそれぞれの形状や配置
により決定されるため、部品として完成した後はキャパ
シタンスが一定となり、全体としての特性も固定化され
てしまい汎用性がないという問題があった。例えば、キ
ャパシタンスを変更したい場合にはインダクタ用導電体
あるいはキャパシタ用導電体の形状を変更する必要があ
り、組み込んだ回路中で必要に応じてキャパシタンスを
任意に変更して使用することは困難である。
【0011】そこで、本発明はこのような点に鑑みて創
作されたものであり、その目的は、製造が簡単であり後
工程における部品の組み付け作業を省略することがで
き、しかもICやLSIの一部として形成することが可
能なLC素子及び半導体装置を提供することにある。
作されたものであり、その目的は、製造が簡単であり後
工程における部品の組み付け作業を省略することがで
き、しかもICやLSIの一部として形成することが可
能なLC素子及び半導体装置を提供することにある。
【0012】また、本発明の他の目的は、分布定数的に
存在するキャパシタンスを変更することができるLC素
子及び半導体装置を提供することにある。
存在するキャパシタンスを変更することができるLC素
子及び半導体装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1のLC素子は、n領域あるいはp領域
のいずれか一方の単一層が表面側に形成された半導体基
板と、前記半導体基板上に形成された渦巻き形状の第1
の電極と、渦巻き形状の前記第1の電極に対して、ほぼ
同一平面内であってほぼ同心状で隣接して形成された渦
巻き形状の第2の電極と、渦巻き形状の前記第1および
第2の電極の少なくとも一方と、前記半導体基板との間
に形成された絶縁層と、を備え、渦巻き形状の前記第1
の電極と前記第2の電極のそれぞれによって形成される
インダクタと、これらの間に形成されるキャパシタとが
分布定数的に存在し、渦巻き形状の前記第1の電極およ
び前記第2の電極の少なくとも一方を信号入出力路とし
て用いることを特徴とする。
ために、請求項1のLC素子は、n領域あるいはp領域
のいずれか一方の単一層が表面側に形成された半導体基
板と、前記半導体基板上に形成された渦巻き形状の第1
の電極と、渦巻き形状の前記第1の電極に対して、ほぼ
同一平面内であってほぼ同心状で隣接して形成された渦
巻き形状の第2の電極と、渦巻き形状の前記第1および
第2の電極の少なくとも一方と、前記半導体基板との間
に形成された絶縁層と、を備え、渦巻き形状の前記第1
の電極と前記第2の電極のそれぞれによって形成される
インダクタと、これらの間に形成されるキャパシタとが
分布定数的に存在し、渦巻き形状の前記第1の電極およ
び前記第2の電極の少なくとも一方を信号入出力路とし
て用いることを特徴とする。
【0014】請求項2のLC素子は、半導体基板の一方
の面側に形成された渦巻き形状の第1の電極と、前記半
導体基板の他方の面側に形成され、渦巻き形状の前記第
1の電極とほぼ対向する位置に形成された渦巻き形状の
第2の電極と、渦巻き形状の前記第1および第2の電極
の少なくとも一方と前記半導体基板との間に形成された
絶縁層と、を備え、渦巻き形状の前記第1の電極と前記
第2の電極のそれぞれによって形成されるインダクタ
と、これらの間に形成されるキャパシタとが分布定数的
に存在し、渦巻き形状の前記第1の電極および前記第2
の電極の少なくとも一方を信号入出力路として用いるこ
とを特徴とする。
の面側に形成された渦巻き形状の第1の電極と、前記半
導体基板の他方の面側に形成され、渦巻き形状の前記第
1の電極とほぼ対向する位置に形成された渦巻き形状の
第2の電極と、渦巻き形状の前記第1および第2の電極
の少なくとも一方と前記半導体基板との間に形成された
絶縁層と、を備え、渦巻き形状の前記第1の電極と前記
第2の電極のそれぞれによって形成されるインダクタ
と、これらの間に形成されるキャパシタとが分布定数的
に存在し、渦巻き形状の前記第1の電極および前記第2
の電極の少なくとも一方を信号入出力路として用いるこ
とを特徴とする。
【0015】請求項3のLC素子は、請求項1又は2の
LC素子において、前記半導体基板表面であって渦巻き
形状の前記第1の電極に対応する位置に、予めキャリア
を注入することを特徴とする。
LC素子において、前記半導体基板表面であって渦巻き
形状の前記第1の電極に対応する位置に、予めキャリア
を注入することを特徴とする。
【0016】請求項4のLC素子は、請求項1〜3のい
ずれかのLC素子において、渦巻き形状の前記第1の電
極に対して、前記第2の電極の長さを長くあるいは短く
設定することにより、これら第1および第2の電極を部
分的に対応させることを特徴とする。
ずれかのLC素子において、渦巻き形状の前記第1の電
極に対して、前記第2の電極の長さを長くあるいは短く
設定することにより、これら第1および第2の電極を部
分的に対応させることを特徴とする。
【0017】請求項5のLC素子は、請求項1,3,4
のいずれかのLC素子において、前記半導体基板に代え
て、渦巻き形状の前記第1および第2の電極に沿って渦
巻き形状のn領域あるいはp領域からなる反転層が形成
された半導体基板を用いることを特徴とする。
のいずれかのLC素子において、前記半導体基板に代え
て、渦巻き形状の前記第1および第2の電極に沿って渦
巻き形状のn領域あるいはp領域からなる反転層が形成
された半導体基板を用いることを特徴とする。
【0018】請求項6のLC素子は、請求項2〜4のい
ずれかのLC素子において、前記半導体基板に代えて、
渦巻き形状の前記第1および第2の電極の各周回部分の
間に渦巻き形状のn領域あるいはp領域からなる反転層
が形成された半導体基板を用いることを特徴とする。
ずれかのLC素子において、前記半導体基板に代えて、
渦巻き形状の前記第1および第2の電極の各周回部分の
間に渦巻き形状のn領域あるいはp領域からなる反転層
が形成された半導体基板を用いることを特徴とする。
【0019】請求項7のLC素子は、請求項1〜6のい
ずれかのLC素子において、渦巻き形状の前記第1およ
び第2の電極のいずれか一方を複数に分割し、分割され
た複数の電極片のそれぞれの一部を電気的に接続するこ
とを特徴とする。
ずれかのLC素子において、渦巻き形状の前記第1およ
び第2の電極のいずれか一方を複数に分割し、分割され
た複数の電極片のそれぞれの一部を電気的に接続するこ
とを特徴とする。
【0020】請求項8のLC素子は、請求項1〜6のい
ずれかのLC素子において、渦巻き形状の前記第1およ
び第2の電極の一方の両端付近のそれぞれに電気的に接
続された第1および第2の入出力電極と、渦巻き形状の
前記第1および第2の電極の他方の一方端付近に電気的
に接続されたアース電極と、を有し、前記第1および第
2の入出力電極のいずれか一方から信号を入力し、他方
から信号を出力するとともに、前記アース電極を固定電
位の電源に接続あるいは接地することを特徴とする。
ずれかのLC素子において、渦巻き形状の前記第1およ
び第2の電極の一方の両端付近のそれぞれに電気的に接
続された第1および第2の入出力電極と、渦巻き形状の
前記第1および第2の電極の他方の一方端付近に電気的
に接続されたアース電極と、を有し、前記第1および第
2の入出力電極のいずれか一方から信号を入力し、他方
から信号を出力するとともに、前記アース電極を固定電
位の電源に接続あるいは接地することを特徴とする。
【0021】請求項9のLC素子は、請求項1〜6のい
ずれかにおいて、渦巻き形状の前記第1および第2の電
極の一方の両端付近のそれぞれに電気的に接続された第
1および第2の入出力電極と、渦巻き形状の前記第1お
よび第2の電極の他方の両端付近のそれぞれに電気的に
接続された第3および第4の入出力電極と、を有し、渦
巻き形状の前記第1の電極と前記第2の電極の両方を信
号入出力路とするコモンモード型の素子として用いられ
ることを特徴とする。
ずれかにおいて、渦巻き形状の前記第1および第2の電
極の一方の両端付近のそれぞれに電気的に接続された第
1および第2の入出力電極と、渦巻き形状の前記第1お
よび第2の電極の他方の両端付近のそれぞれに電気的に
接続された第3および第4の入出力電極と、を有し、渦
巻き形状の前記第1の電極と前記第2の電極の両方を信
号入出力路とするコモンモード型の素子として用いられ
ることを特徴とする。
【0022】請求項10のLC素子は、請求項1〜9の
いずれかのLC素子において、渦巻き形状の前記第1の
電極および前記第2の電極のそれぞれに印加する電圧を
可変に設定することにより、渦巻き形状の前記第1の電
極あるいは前記第2の電極の少なくとも一方に対応した
前記半導体基板表面の位置に渦巻き形状の反転領域を発
生させ、あるいは発生したこの反転領域を消滅させるこ
とを特徴とする。
いずれかのLC素子において、渦巻き形状の前記第1の
電極および前記第2の電極のそれぞれに印加する電圧を
可変に設定することにより、渦巻き形状の前記第1の電
極あるいは前記第2の電極の少なくとも一方に対応した
前記半導体基板表面の位置に渦巻き形状の反転領域を発
生させ、あるいは発生したこの反転領域を消滅させるこ
とを特徴とする。
【0023】請求項11の半導体装置は、請求項1〜1
0のいずれかのLC素子を基板の一部として形成し、渦
巻き形状の前記第1の電極および前記第2の電極の少な
くとも一方を信号ラインあるいは電源ラインに挿入して
一体成形したことを特徴とする。
0のいずれかのLC素子を基板の一部として形成し、渦
巻き形状の前記第1の電極および前記第2の電極の少な
くとも一方を信号ラインあるいは電源ラインに挿入して
一体成形したことを特徴とする。
【0024】請求項12のLC素子は、請求項1〜7の
いずれかのLC素子において、全表面に化学液相法によ
り絶縁膜を形成し、この絶縁膜の一部をエッチングある
いはレーザ光照射によって除去して孔をあけ、その孔を
半田で表面に盛り上がる程度に封じることにより端子付
けを行うことを特徴とする。
いずれかのLC素子において、全表面に化学液相法によ
り絶縁膜を形成し、この絶縁膜の一部をエッチングある
いはレーザ光照射によって除去して孔をあけ、その孔を
半田で表面に盛り上がる程度に封じることにより端子付
けを行うことを特徴とする。
【0025】請求項13のLC素子は、請求項1〜7の
いずれかのLC素子において、渦巻き形状の前記第1お
よび第2の電極の少なくとも一方に過電圧を動作電源ラ
イン側あるいはアース側にバイパスさせる保護回路を設
けたことを特徴とする。
いずれかのLC素子において、渦巻き形状の前記第1お
よび第2の電極の少なくとも一方に過電圧を動作電源ラ
イン側あるいはアース側にバイパスさせる保護回路を設
けたことを特徴とする。
【0026】
【作用】請求項1のLC素子では、半導体基板の表面側
に渦巻き形状の第1および第2の電極がほぼ同心状に、
すなわちほぼ平行に周回するように形成されている。ま
た、これら2つの電極の少なくとも一方と半導体基板と
の間には絶縁層が形成されており、これら第1あるいは
第2の電極と絶縁層と半導体基板とからなるMOS構造
となっている。
に渦巻き形状の第1および第2の電極がほぼ同心状に、
すなわちほぼ平行に周回するように形成されている。ま
た、これら2つの電極の少なくとも一方と半導体基板と
の間には絶縁層が形成されており、これら第1あるいは
第2の電極と絶縁層と半導体基板とからなるMOS構造
となっている。
【0027】このような構造を有する請求項1のLC素
子は、渦巻き形状の第1および第2の電極のそれぞれが
インダクタとして機能することになり、しかも、これら
第1および第2の電極のそれぞれは半導体基板と直接、
あるいは絶縁層を介して間接的に接続されているため、
結果として第1および第2の電極間には渦巻き方向に分
布定数的にキャパシタが形成されることになる。
子は、渦巻き形状の第1および第2の電極のそれぞれが
インダクタとして機能することになり、しかも、これら
第1および第2の電極のそれぞれは半導体基板と直接、
あるいは絶縁層を介して間接的に接続されているため、
結果として第1および第2の電極間には渦巻き方向に分
布定数的にキャパシタが形成されることになる。
【0028】従って、渦巻き形状の第1あるいは第2の
電極の一方端に入力された信号は、分布定数的に存在す
るインダクタおよびキャパシタを介して伝搬される際
に、広い帯域にわたり良好な減衰特性が得られる。
電極の一方端に入力された信号は、分布定数的に存在す
るインダクタおよびキャパシタを介して伝搬される際
に、広い帯域にわたり良好な減衰特性が得られる。
【0029】特に、請求項1のLC素子は、半導体基板
表面に絶縁層と渦巻き形状の第1および第2の電極を形
成することにより製造することができ、製造が非常に容
易となる。また、このLC素子は、半導体基板上に形成
されるため、ICやLSIの一部として形成することも
可能であり、このような部品の一部として形成した場合
には、後工程における部品の組み付け作業を省略するこ
とができる。
表面に絶縁層と渦巻き形状の第1および第2の電極を形
成することにより製造することができ、製造が非常に容
易となる。また、このLC素子は、半導体基板上に形成
されるため、ICやLSIの一部として形成することも
可能であり、このような部品の一部として形成した場合
には、後工程における部品の組み付け作業を省略するこ
とができる。
【0030】また、請求項2のLC素子は、上述した渦
巻き形状の第1および第2の電極のそれぞれを半導体基
板を挟んでほぼ対向配置したものであり、これらの各電
極がインダクタ導体として機能するとともにこれら各電
極間に分布定数的にキャパシタが形成される点は請求項
1のLC素子と全く同様に考えることができる。従っ
て、請求項2のLC素子によれば、広い帯域にわたって
良好な減衰特性を有するとともに、製造容易および基板
の一部として形成することが可能となる。
巻き形状の第1および第2の電極のそれぞれを半導体基
板を挟んでほぼ対向配置したものであり、これらの各電
極がインダクタ導体として機能するとともにこれら各電
極間に分布定数的にキャパシタが形成される点は請求項
1のLC素子と全く同様に考えることができる。従っ
て、請求項2のLC素子によれば、広い帯域にわたって
良好な減衰特性を有するとともに、製造容易および基板
の一部として形成することが可能となる。
【0031】また、請求項3のLC素子では、第1の電
極に対応する位置に予めキャリアが注入されている。一
般に、上述した請求項1および2のLC素子はMOS構
造を有しているため、ゲートとして機能する第1あるい
は第2の電極に所定の電圧を印加しているときに半導体
基板表面に反転領域が発生し、さらにこの反転領域の回
りには空乏層が形成される。従って、この反転領域およ
び空乏層の有無により第1および第2の電極間に形成さ
れるキャパシタンスの値が変化することになるが、半導
体表面に予めキャリアを注入しておくことにより、この
反転領域および空乏層が形成されるタイミングをずらし
てLC素子の特性を変更することができる。
極に対応する位置に予めキャリアが注入されている。一
般に、上述した請求項1および2のLC素子はMOS構
造を有しているため、ゲートとして機能する第1あるい
は第2の電極に所定の電圧を印加しているときに半導体
基板表面に反転領域が発生し、さらにこの反転領域の回
りには空乏層が形成される。従って、この反転領域およ
び空乏層の有無により第1および第2の電極間に形成さ
れるキャパシタンスの値が変化することになるが、半導
体表面に予めキャリアを注入しておくことにより、この
反転領域および空乏層が形成されるタイミングをずらし
てLC素子の特性を変更することができる。
【0032】また、請求項4のLC素子では、第1およ
び第2の電極のいずれか一方を短く形成しており、この
場合であっても同様に、長さが異なる第1および第2の
電極のそれぞれはインダクタとして機能し、これらの電
極間には半導体基板と絶縁層を挟んで形成されるキャパ
シタが分布定数的に存在する。したがって、このLC素
子は広い帯域にわたって良好な減衰特性を有するととも
に、製造が容易であり基板の一部として形成することが
可能であるという効果がある。
び第2の電極のいずれか一方を短く形成しており、この
場合であっても同様に、長さが異なる第1および第2の
電極のそれぞれはインダクタとして機能し、これらの電
極間には半導体基板と絶縁層を挟んで形成されるキャパ
シタが分布定数的に存在する。したがって、このLC素
子は広い帯域にわたって良好な減衰特性を有するととも
に、製造が容易であり基板の一部として形成することが
可能であるという効果がある。
【0033】また、請求項5のLC素子では、上述した
各LC素子(請求項2のLC素子を除く)がn領域ある
いはp領域からなる単一層を利用して形成されていたの
に対し、第1および第2の電極に沿って渦巻き形状の反
転層であるn領域あるいはp領域が形成された半導体基
板を用いている点が異なっている。すなわち、この場合
には周回数が異なる第1および第2の電極同士は、半導
体基板内のnpn構造あるいはpnp構造を介して接続
されることになり、良好なアイソレーションを行うこと
ができる。従って、平行して形成された1組の第1およ
び第2の電極の間にのみ分布定数的にキャパシタが形成
される状態を容易につくることができ、このLC素子は
広い帯域にわたって良好な減衰特性を有することができ
る。
各LC素子(請求項2のLC素子を除く)がn領域ある
いはp領域からなる単一層を利用して形成されていたの
に対し、第1および第2の電極に沿って渦巻き形状の反
転層であるn領域あるいはp領域が形成された半導体基
板を用いている点が異なっている。すなわち、この場合
には周回数が異なる第1および第2の電極同士は、半導
体基板内のnpn構造あるいはpnp構造を介して接続
されることになり、良好なアイソレーションを行うこと
ができる。従って、平行して形成された1組の第1およ
び第2の電極の間にのみ分布定数的にキャパシタが形成
される状態を容易につくることができ、このLC素子は
広い帯域にわたって良好な減衰特性を有することができ
る。
【0034】また、請求項6のLC素子では、上述した
各LC素子(請求項1のLC素子を除く)に比べると、
半導体基板内であって第1及び第2の電極の各周回部分
の合間に反転層が形成されている点が異なっている。す
なわち、この反転層を形成することにより、渦巻き形状
の第1及び第2の電極の半径方向にnpn構造あるいは
pnp構造となるため、第1及び第2の電極に対応する
半導体基板内の周回部分同士について良好なアイソレー
ションを行うことができる。従って、対向して配置され
た1組の第1および第2の電極の間にのみ分布定数的に
キャパシタが形成される状態を容易につくることがで
き、このLC素子は広い帯域にわたって良好な減衰特性
を有することができる。
各LC素子(請求項1のLC素子を除く)に比べると、
半導体基板内であって第1及び第2の電極の各周回部分
の合間に反転層が形成されている点が異なっている。す
なわち、この反転層を形成することにより、渦巻き形状
の第1及び第2の電極の半径方向にnpn構造あるいは
pnp構造となるため、第1及び第2の電極に対応する
半導体基板内の周回部分同士について良好なアイソレー
ションを行うことができる。従って、対向して配置され
た1組の第1および第2の電極の間にのみ分布定数的に
キャパシタが形成される状態を容易につくることがで
き、このLC素子は広い帯域にわたって良好な減衰特性
を有することができる。
【0035】また、請求項7のLC素子では、第1ある
いは第2の電極を複数の電極片に分割するとともにこれ
ら各電極片の一部を電気的に接続して使用する。この場
合には、各電極片の自己インダクタンスが小さくなり、
この各電極片の自己インダクタンスの影響が少ない分布
定数型のLC素子となる。
いは第2の電極を複数の電極片に分割するとともにこれ
ら各電極片の一部を電気的に接続して使用する。この場
合には、各電極片の自己インダクタンスが小さくなり、
この各電極片の自己インダクタンスの影響が少ない分布
定数型のLC素子となる。
【0036】また、請求項8のLC素子では、第1およ
び第2の電極のいずれか一方の両端付近のそれぞれに接
続される第1および第2の入出力電極を設けるととも
に、第1および第2の電極のいずれか他方の一方端近傍
にアース電極を設けることにより、渦巻き形状の一方の
電極が信号入出力路として使用される3端子型のLC素
子を容易に形成することができる。
び第2の電極のいずれか一方の両端付近のそれぞれに接
続される第1および第2の入出力電極を設けるととも
に、第1および第2の電極のいずれか他方の一方端近傍
にアース電極を設けることにより、渦巻き形状の一方の
電極が信号入出力路として使用される3端子型のLC素
子を容易に形成することができる。
【0037】また、請求項9のLC素子では、上述した
第1および第2の電極のいずれか他方の両端近傍にも第
3および第4の入出力電極を設けており、渦巻き形状の
2つの電極の両方が信号入出力路として使用される4端
子コモンモード型のLC素子を容易に形成することがで
きる。
第1および第2の電極のいずれか他方の両端近傍にも第
3および第4の入出力電極を設けており、渦巻き形状の
2つの電極の両方が信号入出力路として使用される4端
子コモンモード型のLC素子を容易に形成することがで
きる。
【0038】また、請求項10のLC素子では、第1お
よび第2の電極に印加する電圧を可変に設定することに
より、すなわちこれら2つの電極間の電位差を変更する
ことにより、半導体表面に反転層を発生、あるいは発生
した反転層を消滅させている。上述したように、反転層
の外周には空乏層が形成されるため、反転層を発生させ
るか否かによって渦巻き形状の2つの電極間のキャパシ
タンスも変化することになり、必要に応じて減衰特性を
切り替えることができる。
よび第2の電極に印加する電圧を可変に設定することに
より、すなわちこれら2つの電極間の電位差を変更する
ことにより、半導体表面に反転層を発生、あるいは発生
した反転層を消滅させている。上述したように、反転層
の外周には空乏層が形成されるため、反転層を発生させ
るか否かによって渦巻き形状の2つの電極間のキャパシ
タンスも変化することになり、必要に応じて減衰特性を
切り替えることができる。
【0039】また、請求項11の半導体装置では、上述
した各請求項のLC素子を基板の一部に、信号ラインあ
るいは電源ラインに挿入するように形成している。これ
により、半導体基板上の他の部品と一体的に製造するこ
とができ、製造が容易になるとともに後工程における部
品の組み付け作業が不要となる。
した各請求項のLC素子を基板の一部に、信号ラインあ
るいは電源ラインに挿入するように形成している。これ
により、半導体基板上の他の部品と一体的に製造するこ
とができ、製造が容易になるとともに後工程における部
品の組み付け作業が不要となる。
【0040】また、請求項12のLC素子は、上述した
請求項1〜7のいずれかのLC素子を、半導体基板上に
形成した後に化学液相法により全表面に絶縁膜を形成す
る。その後、この絶縁膜の一部にエッチングやレーザ光
照射により孔をあけ、この孔に半田を盛ることにより端
子付けが行われる。したがって、表面実装型のLC素子
を簡単に製造することができ、表面実装型とすることに
よりこのLC素子の組み付け作業も容易となる。
請求項1〜7のいずれかのLC素子を、半導体基板上に
形成した後に化学液相法により全表面に絶縁膜を形成す
る。その後、この絶縁膜の一部にエッチングやレーザ光
照射により孔をあけ、この孔に半田を盛ることにより端
子付けが行われる。したがって、表面実装型のLC素子
を簡単に製造することができ、表面実装型とすることに
よりこのLC素子の組み付け作業も容易となる。
【0041】また、請求項13のLC素子では、第1お
よび第2の電極の少なくとも一方に保護回路が接続され
ており、これらの電極に対して過電圧が印加されると、
動作電源ライン側あるいは筐体アース側にバイパス電流
が流れ、第1および第2の電極と半導体基板との間の絶
縁破壊を防止することができる。
よび第2の電極の少なくとも一方に保護回路が接続され
ており、これらの電極に対して過電圧が印加されると、
動作電源ライン側あるいは筐体アース側にバイパス電流
が流れ、第1および第2の電極と半導体基板との間の絶
縁破壊を防止することができる。
【0042】
【実施例】以下、本発明を適用した一実施例のLC素子
について図面を参照しながら具体的に説明する。
について図面を参照しながら具体的に説明する。
【0043】第1実施例 図1は、本発明を適用した第1実施例のLC素子の平面
図である。また、図2は図1のA−A線拡大断面図、図
3は図1のB−B線拡大断面図、図4は図1のC−C線
拡大断面図、図5は図1のD−D線拡大断面図である。
図である。また、図2は図1のA−A線拡大断面図、図
3は図1のB−B線拡大断面図、図4は図1のC−C線
拡大断面図、図5は図1のD−D線拡大断面図である。
【0044】これらの図に示すように、本実施例のLC
素子100は、半導体基板であるp型シリコン基板(p
−Si基板)30の一方の面側に形成された第1の電極
10および第2の電極26と、p−Si基板30の一方
の面側に形成された絶縁層28を含んでいる。
素子100は、半導体基板であるp型シリコン基板(p
−Si基板)30の一方の面側に形成された第1の電極
10および第2の電極26と、p−Si基板30の一方
の面側に形成された絶縁層28を含んでいる。
【0045】第1および第2の電極10,26のそれぞ
れは、例えばアルミニウムや銅あるいは金の薄膜を蒸着
することにより、あるいは拡散またはイオン注入でPを
多量にドープすることにより形成する。
れは、例えばアルミニウムや銅あるいは金の薄膜を蒸着
することにより、あるいは拡散またはイオン注入でPを
多量にドープすることにより形成する。
【0046】絶縁層28は、p−Si基板30の表面に
おいて、このp−Si基板30とゲート10とを絶縁す
るためのものである。図2(A)に示すように、第2の
電極26を除くp−Si基板30の全表面がこの絶縁層
28によって覆われており(あるいは第1の電極10に
対応する部分にのみ絶縁層28を形成するようにしても
よい)、さらにこの絶縁層28の表面に上述した第1の
電極10が形成される。この絶縁層28は、例えばPを
添加したSiO2 (P−ガラス)によって形成されてい
る。
おいて、このp−Si基板30とゲート10とを絶縁す
るためのものである。図2(A)に示すように、第2の
電極26を除くp−Si基板30の全表面がこの絶縁層
28によって覆われており(あるいは第1の電極10に
対応する部分にのみ絶縁層28を形成するようにしても
よい)、さらにこの絶縁層28の表面に上述した第1の
電極10が形成される。この絶縁層28は、例えばPを
添加したSiO2 (P−ガラス)によって形成されてい
る。
【0047】また、上述した第1の電極10とほぼ平行
であって、ほぼ同心状に第2の電極26が形成されてい
る。この第2の電極26と第1の電極10との間に所定
の電圧を印加することにより、第1の電極10に対向す
るp−Si基板30の表面にn型の反転領域22が形成
されるようになっている。
であって、ほぼ同心状に第2の電極26が形成されてい
る。この第2の電極26と第1の電極10との間に所定
の電圧を印加することにより、第1の電極10に対向す
るp−Si基板30の表面にn型の反転領域22が形成
されるようになっている。
【0048】また、上述した第1の電極10および第2
の電極26のそれぞれには、図1,3,4に示すよう
に、アース電極16および入出力電極18,20が接続
されている。
の電極26のそれぞれには、図1,3,4に示すよう
に、アース電極16および入出力電極18,20が接続
されている。
【0049】上述したように、本実施例のLC素子10
0は、第1の電極10と絶縁層28とp−Si基板30
とからなるMOS構造あるいはMIS構造を有してお
り、p−Si基板30の表面に予めキャリアが注入され
ていないエンハンスメント型の構造を有しているものと
すれば、第1の電極10に正の電圧が印加されたときに
初めて反転領域22が形成されることになる。
0は、第1の電極10と絶縁層28とp−Si基板30
とからなるMOS構造あるいはMIS構造を有してお
り、p−Si基板30の表面に予めキャリアが注入され
ていないエンハンスメント型の構造を有しているものと
すれば、第1の電極10に正の電圧が印加されたときに
初めて反転領域22が形成されることになる。
【0050】図2(A)および(B)は、反転領域が形
成される状態を示す図である。第1の電極10に対し
て、すなわち第1の電極10に接続された入出力電極1
8,20に所定の正電圧(アース電極16に印加する電
圧に対して正電圧)が印加されていない状態では、同図
(A)に示すようにp−Si基板30の表面には反転領
域22が現われない。
成される状態を示す図である。第1の電極10に対し
て、すなわち第1の電極10に接続された入出力電極1
8,20に所定の正電圧(アース電極16に印加する電
圧に対して正電圧)が印加されていない状態では、同図
(A)に示すようにp−Si基板30の表面には反転領
域22が現われない。
【0051】ところが、第1の電極10に対して所定の
正電圧を印加すると、図2(B)に示すように、第1の
電極10に対応するp−Si基板30の表面付近にn領
域からなる反転領域22が出現する。また、p−Si基
板30の内部であってこの反転領域22の外側には、第
1の電極10に印加された正電圧によって正孔が排除さ
れた空乏層32が形成される。したがって、反転領域2
2が現れた場合には、この空乏層32を挟んで反転領域
22内の電子とp−Si基板30内の正孔とが対向して
配置され、キャパシタが形成される。しかも、このキャ
パシタは第1の電極10のほぼ全長にわたって形成され
るため、p−Si基板30に接続された第2の電極26
と第1の電極10との間には分布定数的にキャパシタが
形成され、絶縁層28を挟んで形成されるキャパシタと
この空乏層32を挟んで形成されるキャパシタとが直列
に接続されることになる。
正電圧を印加すると、図2(B)に示すように、第1の
電極10に対応するp−Si基板30の表面付近にn領
域からなる反転領域22が出現する。また、p−Si基
板30の内部であってこの反転領域22の外側には、第
1の電極10に印加された正電圧によって正孔が排除さ
れた空乏層32が形成される。したがって、反転領域2
2が現れた場合には、この空乏層32を挟んで反転領域
22内の電子とp−Si基板30内の正孔とが対向して
配置され、キャパシタが形成される。しかも、このキャ
パシタは第1の電極10のほぼ全長にわたって形成され
るため、p−Si基板30に接続された第2の電極26
と第1の電極10との間には分布定数的にキャパシタが
形成され、絶縁層28を挟んで形成されるキャパシタと
この空乏層32を挟んで形成されるキャパシタとが直列
に接続されることになる。
【0052】図6は、第1実施例のLC素子100の等
価回路を示す図である。同図(A)に示す等価回路は、
図2(A)に対応する回路であり、絶縁層28を挟んで
配置された第1の電極10とp−Si基板30との間
に、すなわちp−Si基板30に直接接続された第2電
極26と第1の電極10との間にキャパシタが形成され
た様子が示されている。
価回路を示す図である。同図(A)に示す等価回路は、
図2(A)に対応する回路であり、絶縁層28を挟んで
配置された第1の電極10とp−Si基板30との間
に、すなわちp−Si基板30に直接接続された第2電
極26と第1の電極10との間にキャパシタが形成され
た様子が示されている。
【0053】一般にp−Si基板30は比抵抗が大きい
ため、最も接近して配置された第1の電極10と第2の
電極26との間に形成されたキャパシタのキャパシタン
スに比べて、周回数が異なる第1の電極10と第2の電
極26との間に形成されたキャパシタのキャパシタンス
は極端に小さくなる。したがって、隣接して配置された
1組の電極10,26のみの間に分布定数的にキャパシ
タが形成されることになる。
ため、最も接近して配置された第1の電極10と第2の
電極26との間に形成されたキャパシタのキャパシタン
スに比べて、周回数が異なる第1の電極10と第2の電
極26との間に形成されたキャパシタのキャパシタンス
は極端に小さくなる。したがって、隣接して配置された
1組の電極10,26のみの間に分布定数的にキャパシ
タが形成されることになる。
【0054】また、同図(A)に示す回路は、第1の電
極10を信号の入出力路に用いるとともに、アース電極
16を接地した場合が示されており、3端子型の素子と
して機能するものである。
極10を信号の入出力路に用いるとともに、アース電極
16を接地した場合が示されており、3端子型の素子と
して機能するものである。
【0055】この場合には、第1の電極10がインダク
タンスL1を有するインダクタ導体として機能するとと
もに、第2の電極26がインダクタンスL2を有するイ
ンダクタ導体として機能する。また、上述したように、
これら2つのインダクタ導体間(第1および第2の電極
間)には所定のキャパシタンスCを有するキャパシタが
分布定数的に形成される。したがって、このLC素子1
00は従来の集中定数型の素子にはない優れた減衰特性
を発揮することができ、入出力電極18,20のいずれ
か一方から入力された信号からは所定の周波数成分のみ
が除去され他方から出力されるようになる。
タンスL1を有するインダクタ導体として機能するとと
もに、第2の電極26がインダクタンスL2を有するイ
ンダクタ導体として機能する。また、上述したように、
これら2つのインダクタ導体間(第1および第2の電極
間)には所定のキャパシタンスCを有するキャパシタが
分布定数的に形成される。したがって、このLC素子1
00は従来の集中定数型の素子にはない優れた減衰特性
を発揮することができ、入出力電極18,20のいずれ
か一方から入力された信号からは所定の周波数成分のみ
が除去され他方から出力されるようになる。
【0056】なお、同図(A)にはアース電極16を接
地する場合を示したが、このアース電極16を所定の電
位を有する電源に接続するようにしてもよい。
地する場合を示したが、このアース電極16を所定の電
位を有する電源に接続するようにしてもよい。
【0057】また、図6(B)は、入出力電極18とア
ース電極16との間に可変のバイアス電圧を印加するた
めの可変バイアス回路12を接続した場合の等価回路を
示すものである。上述したように、第1の電極10側に
所定の正電圧を印加した場合にp−Si基板30表面に
反転領域22および空乏層32が現れる。このため、同
図(B)に示すように、絶縁層28を挟んで形成される
キャパシタとこの空乏層32を挟んで形成されるキャパ
シタとが直列に接続される状態となり、同図(A)に示
す場合に比べると分布定数的に形成されるキャパシタの
キャパシタンスCが小さくなる。
ース電極16との間に可変のバイアス電圧を印加するた
めの可変バイアス回路12を接続した場合の等価回路を
示すものである。上述したように、第1の電極10側に
所定の正電圧を印加した場合にp−Si基板30表面に
反転領域22および空乏層32が現れる。このため、同
図(B)に示すように、絶縁層28を挟んで形成される
キャパシタとこの空乏層32を挟んで形成されるキャパ
シタとが直列に接続される状態となり、同図(A)に示
す場合に比べると分布定数的に形成されるキャパシタの
キャパシタンスCが小さくなる。
【0058】したがって、可変バイアス回路12によっ
て印加するバイアス電圧を切り替えることにより、第1
の電極10と第2の電極26との間に分布定数的に形成
されるキャパシタンスCも切り替わることになり、全体
としてLC素子100の減衰特性が変化することにな
る。
て印加するバイアス電圧を切り替えることにより、第1
の電極10と第2の電極26との間に分布定数的に形成
されるキャパシタンスCも切り替わることになり、全体
としてLC素子100の減衰特性が変化することにな
る。
【0059】なお、同図(B)では可変バイアス回路1
2を追加することにより第2の電極26よりも第1の電
極10に印加される電圧レベルの方を高く設定する場合
を説明したが、可変バイアス回路12を追加せずに、入
出力電極18に入力される信号の平均電圧レベル自体を
アース電極16に印加する電圧よりも高く保つようにし
てもよい。
2を追加することにより第2の電極26よりも第1の電
極10に印加される電圧レベルの方を高く設定する場合
を説明したが、可変バイアス回路12を追加せずに、入
出力電極18に入力される信号の平均電圧レベル自体を
アース電極16に印加する電圧よりも高く保つようにし
てもよい。
【0060】次に、本実施例のLC素子100の製造工
程について説明する。
程について説明する。
【0061】(1)酸化膜の形成:まず最初に、p−Si
基板30の表面を熱酸化することにより、酸化膜(Si
O2 )を形成する。
基板30の表面を熱酸化することにより、酸化膜(Si
O2 )を形成する。
【0062】(2)第1の領域に対応する部分の除去:次
に、第1の電極10を形成したい部分の酸化膜を除去す
ることにより開口部を形成する。本実施例のLC素子1
00の場合は、第1の電極10を渦巻き形状に形成する
必要があるため、このゲート領域開口部の形成も渦巻き
形状になるように行われる。このようにして第1の電極
10に対応する部分のp−Si基板30が露出すること
になる。
に、第1の電極10を形成したい部分の酸化膜を除去す
ることにより開口部を形成する。本実施例のLC素子1
00の場合は、第1の電極10を渦巻き形状に形成する
必要があるため、このゲート領域開口部の形成も渦巻き
形状になるように行われる。このようにして第1の電極
10に対応する部分のp−Si基板30が露出すること
になる。
【0063】(3)第1の電極の形成:次に、このように
して部分的に露出したp−Si基板30に対して新しい
酸化膜、すなわち絶縁層28の形成を行なう。
して部分的に露出したp−Si基板30に対して新しい
酸化膜、すなわち絶縁層28の形成を行なう。
【0064】(4)第1の電極およびその他の電極の形
成:次に、例えばアルミニウムを蒸着することにより第
1の電極10を形成するとともに、この第1の電極に接
続される入出力電極18,20を形成する。
成:次に、例えばアルミニウムを蒸着することにより第
1の電極10を形成するとともに、この第1の電極に接
続される入出力電極18,20を形成する。
【0065】なお、上述した(2)〜(4)の工程に前後し
て、あるいは(2)〜(4)の工程と並行して第2の電極2
6に対応する部分の窓あけを行ない、この第2の電極2
6およびそれに接続されるアース電極16の形成を行な
う。
て、あるいは(2)〜(4)の工程と並行して第2の電極2
6に対応する部分の窓あけを行ない、この第2の電極2
6およびそれに接続されるアース電極16の形成を行な
う。
【0066】(5)絶縁層の形成:最後に、全面にP−ガ
ラスを付着させた後、加熱して平滑な表面を形成する。
ラスを付着させた後、加熱して平滑な表面を形成する。
【0067】このようにしてLC素子100を製造する
工程は、基本的には通常のMOS・FETを製造する工
程と類似しており、あるいは通常のMOS・FETを製
造する工程を簡略化したものである。したがって、製造
そのものは、フォトマスクの形状を変更したり、一般の
MOS・FETを製造する工程の順序を一部変更するこ
とにより対応することができ、そのため一般のMOS・
FETやバイポーラトランジスタと同一基板上に形成す
ることも可能となる。したがって、ICやLSIの一部
として形成することができ、これらの部品の一部として
形成した場合には、後工程における部品の組み付け作業
を省略することができる。
工程は、基本的には通常のMOS・FETを製造する工
程と類似しており、あるいは通常のMOS・FETを製
造する工程を簡略化したものである。したがって、製造
そのものは、フォトマスクの形状を変更したり、一般の
MOS・FETを製造する工程の順序を一部変更するこ
とにより対応することができ、そのため一般のMOS・
FETやバイポーラトランジスタと同一基板上に形成す
ることも可能となる。したがって、ICやLSIの一部
として形成することができ、これらの部品の一部として
形成した場合には、後工程における部品の組み付け作業
を省略することができる。
【0068】このように、本実施例のLC素子100
は、第1の電極10および第2の電極26のそれぞれが
インダクタを形成するとともに、これら第1の電極10
と第2の電極26との間には分布定数的にキャパシタが
形成される。したがって、第2の電極26の一方端に設
けられたアース電極16を接地あるいは固定電位に接続
するとともに、第1の電極10を信号の入出力路として
用いた場合には、入力された信号に対して広い帯域で良
好な減衰特性を有するLC素子となる。
は、第1の電極10および第2の電極26のそれぞれが
インダクタを形成するとともに、これら第1の電極10
と第2の電極26との間には分布定数的にキャパシタが
形成される。したがって、第2の電極26の一方端に設
けられたアース電極16を接地あるいは固定電位に接続
するとともに、第1の電極10を信号の入出力路として
用いた場合には、入力された信号に対して広い帯域で良
好な減衰特性を有するLC素子となる。
【0069】また、上述したようにこのLC素子100
は、一般のMOS・FET等の製造技術を応用して製造
することができるため、製造が容易であり小型化等にも
適している。また、半導体基板の一部としてLC素子を
製造した場合には、他の部品との配線も同時に行なうこ
とができ、後工程における組み付け作業等が不要とな
る。
は、一般のMOS・FET等の製造技術を応用して製造
することができるため、製造が容易であり小型化等にも
適している。また、半導体基板の一部としてLC素子を
製造した場合には、他の部品との配線も同時に行なうこ
とができ、後工程における組み付け作業等が不要とな
る。
【0070】また、本実施例のLC素子100は、第1
の電極10に印加するバイアス電圧を変えて、第1の電
極10に対向する位置に反転領域22を発生させ、ある
いはこの発生させた反転領域22を消滅させることによ
り、第1の電極10と第2の電極26との間に分布定数
的に形成されるキャパシタのキャパシタンスを切り替え
ることができ、LC素子100の全体の周波数特性を調
整あるいは変更することができる。
の電極10に印加するバイアス電圧を変えて、第1の電
極10に対向する位置に反転領域22を発生させ、ある
いはこの発生させた反転領域22を消滅させることによ
り、第1の電極10と第2の電極26との間に分布定数
的に形成されるキャパシタのキャパシタンスを切り替え
ることができ、LC素子100の全体の周波数特性を調
整あるいは変更することができる。
【0071】なお、上述した第1実施例は、第1の電極
10を信号の入出力路として用いたが、第2の電極26
を信号の入出力路として用いるようにしてもよい。すな
わち、図7に示すように、第2の電極26の両端に入出
力電極18,20を接続することによりこの第2の電極
26を信号の入出力路として用いるとともに、第1の電
極10の一方端にアース電極16を接続し、このアース
電極16を接地あるいは固定電位に接続する。このよう
にした場合には、接地あるいは固定電位に接続される第
1の電極10に対向する位置に反転領域22が形成され
ることになるが、図6(B)に示したように2つのキャ
パシタが直列に接続される状態に変わりはなく、入出力
電極18とアース電極16との相対的電位を変えること
によりLC素子100全体としての周波数特性を変える
ことができる点も同じである。
10を信号の入出力路として用いたが、第2の電極26
を信号の入出力路として用いるようにしてもよい。すな
わち、図7に示すように、第2の電極26の両端に入出
力電極18,20を接続することによりこの第2の電極
26を信号の入出力路として用いるとともに、第1の電
極10の一方端にアース電極16を接続し、このアース
電極16を接地あるいは固定電位に接続する。このよう
にした場合には、接地あるいは固定電位に接続される第
1の電極10に対向する位置に反転領域22が形成され
ることになるが、図6(B)に示したように2つのキャ
パシタが直列に接続される状態に変わりはなく、入出力
電極18とアース電極16との相対的電位を変えること
によりLC素子100全体としての周波数特性を変える
ことができる点も同じである。
【0072】図8は、第2の電極26をp−Si基板3
0の反対の面(裏面)側に第1の電極10にほぼ対向す
るように配置した場合の変形例を示す図である。また、
図9は図8のA−A線拡大断面を示す図であり、図2に
対応するものである。図10は、第2の電極26の両端
に入出力電極18,20を接続することによりこの第2
の電極26を信号の入出力路として用いるとともに、第
1の電極10の一方端にアース電極16を接続し、この
アース電極16を接地あるいは固定電位に接続する場合
の変形例を示す図であり、図7に対応するものである。
0の反対の面(裏面)側に第1の電極10にほぼ対向す
るように配置した場合の変形例を示す図である。また、
図9は図8のA−A線拡大断面を示す図であり、図2に
対応するものである。図10は、第2の電極26の両端
に入出力電極18,20を接続することによりこの第2
の電極26を信号の入出力路として用いるとともに、第
1の電極10の一方端にアース電極16を接続し、この
アース電極16を接地あるいは固定電位に接続する場合
の変形例を示す図であり、図7に対応するものである。
【0073】このように、渦巻き形状の2つの電極1
0,26をほぼ対向させて配置した場合であっても、図
1あるいは図7に示したLC素子100と同様に、第1
および第2の電極10,26のそれぞれがインダクタと
して機能するとともに、これらの間に分布定数的にキャ
パシタが形成されることに変わりはなく、良好な周波数
特性を有するとともに製造容易等の利点を有することに
なる。
0,26をほぼ対向させて配置した場合であっても、図
1あるいは図7に示したLC素子100と同様に、第1
および第2の電極10,26のそれぞれがインダクタと
して機能するとともに、これらの間に分布定数的にキャ
パシタが形成されることに変わりはなく、良好な周波数
特性を有するとともに製造容易等の利点を有することに
なる。
【0074】第2実施例 次に、本発明の第2実施例のLC素子について、図面を
参照しながら具体的に説明する。
参照しながら具体的に説明する。
【0075】上述した第1実施例のLC素子100は、
第1の電極10と第2の電極26とがほぼ全長にわたっ
て平行に、すなわちほぼ同一の長さに形成されたもので
あるが、本実施例のLC素子200は、図1等に示した
第2の電極26を約1ターン分短くした点に特徴があ
る。
第1の電極10と第2の電極26とがほぼ全長にわたっ
て平行に、すなわちほぼ同一の長さに形成されたもので
あるが、本実施例のLC素子200は、図1等に示した
第2の電極26を約1ターン分短くした点に特徴があ
る。
【0076】図11は、第2の実施例のLC素子200
の平面図である。図11に示すように、第2の電極26
の一部を省略した場合であっても、短くなった第2の電
極26とそれよりも長い第1の電極10とにより形成さ
れる各インダクタと、これら第1の電極10と第2の電
極26とにより形成されるキャパシタとが分布定数的に
形成されるため、図1に示した第1実施例のLC素子1
00と同様に良好な減衰特性を有することになる。
の平面図である。図11に示すように、第2の電極26
の一部を省略した場合であっても、短くなった第2の電
極26とそれよりも長い第1の電極10とにより形成さ
れる各インダクタと、これら第1の電極10と第2の電
極26とにより形成されるキャパシタとが分布定数的に
形成されるため、図1に示した第1実施例のLC素子1
00と同様に良好な減衰特性を有することになる。
【0077】図12は、本実施例のLC素子200の等
価回路を示す図である。同図に示すように、第2の電極
26のターン数が少くなった分だけインダクタンスL3
も小さくなり、これに対応して分布定数的に存在するキ
ャパシタンスC1も小さくなる。
価回路を示す図である。同図に示すように、第2の電極
26のターン数が少くなった分だけインダクタンスL3
も小さくなり、これに対応して分布定数的に存在するキ
ャパシタンスC1も小さくなる。
【0078】また、第1の電極10に印加する電圧(入
出力電極18に印加するバイアス電圧)を変えることに
より、第1の電極10とターン数を短くした第2の電極
26との間に形成されるキャパシタンスも変化し、LC
素子200の減衰特性を可変に制御できる点は上述した
第1実施例のLC素子100と同様である。
出力電極18に印加するバイアス電圧)を変えることに
より、第1の電極10とターン数を短くした第2の電極
26との間に形成されるキャパシタンスも変化し、LC
素子200の減衰特性を可変に制御できる点は上述した
第1実施例のLC素子100と同様である。
【0079】このように、本実施例のLC素子200
は、第1の電極10とこの第1の電極10より短い第2
の電極26とによりインダクタとキャパシタが分布定数
的に形成され、良好な減衰特性をもった素子として機能
することができる。
は、第1の電極10とこの第1の電極10より短い第2
の電極26とによりインダクタとキャパシタが分布定数
的に形成され、良好な減衰特性をもった素子として機能
することができる。
【0080】また、LC素子200を半導体製造技術を
利用して製造できる点や、LSI等の一部として形成す
ることができるとともに、この場合には後工程における
配線処理を省略できる点、第1の電極10に印加する相
対的な電圧を変えることにより周波数特性を変更できる
点等については上述した第1実施例のLC素子100と
同じである。
利用して製造できる点や、LSI等の一部として形成す
ることができるとともに、この場合には後工程における
配線処理を省略できる点、第1の電極10に印加する相
対的な電圧を変えることにより周波数特性を変更できる
点等については上述した第1実施例のLC素子100と
同じである。
【0081】なお、本実施例のLC素子200は、第1
の電極10を信号の入出力路として用いたが、第2の電
極26を信号の入出力路として用い、第1の電極10側
を接地あるいは固定電位に接続するようにしてもよい。
の電極10を信号の入出力路として用いたが、第2の電
極26を信号の入出力路として用い、第1の電極10側
を接地あるいは固定電位に接続するようにしてもよい。
【0082】図13は、第2の電極26を信号の入出力
路として使用する場合の変形例を示す図であり、第1実
施例の図7に対応するものである。この場合は、第2の
電極26の両端に入出力電極18,20を接続するとと
もに、第1の電極10の一方端にアース用電極16を接
続する。
路として使用する場合の変形例を示す図であり、第1実
施例の図7に対応するものである。この場合は、第2の
電極26の両端に入出力電極18,20を接続するとと
もに、第1の電極10の一方端にアース用電極16を接
続する。
【0083】このような場合であっても、短い第1の電
極10と長い第2の電極26とがそれぞれインダクタと
して機能するとともに、これらの間に分布定数的にキャ
パシタが形成されるため、図11に示すLC素子200
と同様に良好な減衰特性が得られる。
極10と長い第2の電極26とがそれぞれインダクタと
して機能するとともに、これらの間に分布定数的にキャ
パシタが形成されるため、図11に示すLC素子200
と同様に良好な減衰特性が得られる。
【0084】図14は、第2の電極26をp−Si基板
30の反対の面側に第1の電極10にほぼ対向するよう
に配置した場合の変形例を示す図である。また、図15
は第2の電極26の両端に入出力電極18,20を接続
することによりこの第2の電極26を信号の入出力路と
して用いるとともに、第1の電極10の一方端にアース
電極16を接続し、このアース電極16を接地あるいは
固定電位に接続する場合の変形例を示す図である。
30の反対の面側に第1の電極10にほぼ対向するよう
に配置した場合の変形例を示す図である。また、図15
は第2の電極26の両端に入出力電極18,20を接続
することによりこの第2の電極26を信号の入出力路と
して用いるとともに、第1の電極10の一方端にアース
電極16を接続し、このアース電極16を接地あるいは
固定電位に接続する場合の変形例を示す図である。
【0085】このように、渦巻き形状で長さが異なる2
つの電極10,26をほぼ対向させて配置した場合であ
っても、図11あるいは図13に示したLC素子200
と同様に、第1および第2の電極10,26のそれぞれ
がインダクタとして機能するとともに、これらの間に分
布定数的にキャパシタが形成されることに変わりはな
く、良好な周波数特性を有するとともに製造容易等の利
点を有することになる。
つの電極10,26をほぼ対向させて配置した場合であ
っても、図11あるいは図13に示したLC素子200
と同様に、第1および第2の電極10,26のそれぞれ
がインダクタとして機能するとともに、これらの間に分
布定数的にキャパシタが形成されることに変わりはな
く、良好な周波数特性を有するとともに製造容易等の利
点を有することになる。
【0086】第3実施例 次に、本発明の第3実施例のLC素子300について、
図面を参照しながら具体的に説明する。
図面を参照しながら具体的に説明する。
【0087】上述した第1実施例のLC素子100およ
び第2実施例のLC素子200は、3端子のノーマルモ
ード型素子として機能するものであるが、本実施例のL
C素子300は、4端子型のコモンモード型素子として
機能するように形成されている点に特徴がある。
び第2実施例のLC素子200は、3端子のノーマルモ
ード型素子として機能するものであるが、本実施例のL
C素子300は、4端子型のコモンモード型素子として
機能するように形成されている点に特徴がある。
【0088】図16は、第3実施例のLC素子の平面図
である。同図に示すように、第3実施例のLC素子30
0は、第2の電極26の両端に入出力電極36,38が
設けられており、この点が図1に示したLC素子100
と異なっている。
である。同図に示すように、第3実施例のLC素子30
0は、第2の電極26の両端に入出力電極36,38が
設けられており、この点が図1に示したLC素子100
と異なっている。
【0089】図17は、第3実施例のLC素子の等価回
路を示す図である。同図に示すように、2つの入出力電
極18,20の間に形成された第1の電極10がインダ
クタンスL1を有するインダクタとして機能するととも
に、2つの入出力電極36,38間に形成された第2の
電極26がインダクタンスL2を有するインダクタとし
て機能する。しかも、これら第1および第2の電極1
0,26がそれぞれ信号の入出力路として使用されると
ともに、これらの間には第1実施例のLC素子100と
同様にキャパシンタンスCを有するキャパシタが分布定
数的に形成される。
路を示す図である。同図に示すように、2つの入出力電
極18,20の間に形成された第1の電極10がインダ
クタンスL1を有するインダクタとして機能するととも
に、2つの入出力電極36,38間に形成された第2の
電極26がインダクタンスL2を有するインダクタとし
て機能する。しかも、これら第1および第2の電極1
0,26がそれぞれ信号の入出力路として使用されると
ともに、これらの間には第1実施例のLC素子100と
同様にキャパシンタンスCを有するキャパシタが分布定
数的に形成される。
【0090】このように、本実施例のLC素子300
は、第1の電極10のみならず第2の電極26の両端に
も2つの入出力電極36,38を設けることにより、良
好な減衰特性をもった4端子コモンモード型素子として
機能することができる。また、入出力電極18,36間
に印加するバイアス電圧、あるいはこれらに入力する信
号の平均電圧差を変えることにより、第1の電極10と
第2の電極26との間に分布定数的に形成されるキャパ
シタのキャパシタンスCとを変えることでき、LC素子
300全体の減衰特性を可変に制御することができる。
は、第1の電極10のみならず第2の電極26の両端に
も2つの入出力電極36,38を設けることにより、良
好な減衰特性をもった4端子コモンモード型素子として
機能することができる。また、入出力電極18,36間
に印加するバイアス電圧、あるいはこれらに入力する信
号の平均電圧差を変えることにより、第1の電極10と
第2の電極26との間に分布定数的に形成されるキャパ
シタのキャパシタンスCとを変えることでき、LC素子
300全体の減衰特性を可変に制御することができる。
【0091】図18は、第2の電極26をp−Si基板
30の反対の面側に第1の電極10にほぼ対向するよう
に配置した場合の変形例を示す図である。
30の反対の面側に第1の電極10にほぼ対向するよう
に配置した場合の変形例を示す図である。
【0092】このように、渦巻き形状の2つの電極1
0,26をほぼ対向させて配置した場合であっても、図
16に示したLC素子300と同様に、第1および第2
の電極10,26のそれぞれがインダクタとして機能
し、これらの間に分布定数的にキャパシタが形成される
4端子コモンモード型素子とすることができ、良好な周
波数特性を有するとともに製造容易等の利点を有するこ
とになる。
0,26をほぼ対向させて配置した場合であっても、図
16に示したLC素子300と同様に、第1および第2
の電極10,26のそれぞれがインダクタとして機能
し、これらの間に分布定数的にキャパシタが形成される
4端子コモンモード型素子とすることができ、良好な周
波数特性を有するとともに製造容易等の利点を有するこ
とになる。
【0093】第4実施例 次に、本発明の第4実施例のLC素子について、図面を
参照しながら具体的に説明する。
参照しながら具体的に説明する。
【0094】上述した各実施例のLC素子100,20
0,300のそれぞれは、第2の電極26を1本の導体
で形成していたが、本実施例LC素子400はこの第2
の電極26を複数の(例えば3本の)分割電極片26−
1,26−2,26−3に分割した点に特徴がある。
0,300のそれぞれは、第2の電極26を1本の導体
で形成していたが、本実施例LC素子400はこの第2
の電極26を複数の(例えば3本の)分割電極片26−
1,26−2,26−3に分割した点に特徴がある。
【0095】図19は、第4実施例のLC素子の平面図
である。同図に示すように、第4実施例のLC素子40
0は、図1に示したLC素子100に用いられている第
2の電極26を3本の分割電極片26−1,26−2,
26−3に置き換えた構造を有している。全体として渦
巻き形状を有するこれらの分割電極片26−1〜26−
3のそれぞれにはアース電極16が接続されており、3
つのアース電極16を接地することにより、各分割電極
片26−1〜26−3のそれぞれによって形成されるイ
ンダクタの一部が接地される。あるいは3つのアース電
極16を固定電位の電源に接続することにより、各分割
電極片26−1〜26−3のそれぞれによって形成され
るインダクタの一部がこの固定電位となる。
である。同図に示すように、第4実施例のLC素子40
0は、図1に示したLC素子100に用いられている第
2の電極26を3本の分割電極片26−1,26−2,
26−3に置き換えた構造を有している。全体として渦
巻き形状を有するこれらの分割電極片26−1〜26−
3のそれぞれにはアース電極16が接続されており、3
つのアース電極16を接地することにより、各分割電極
片26−1〜26−3のそれぞれによって形成されるイ
ンダクタの一部が接地される。あるいは3つのアース電
極16を固定電位の電源に接続することにより、各分割
電極片26−1〜26−3のそれぞれによって形成され
るインダクタの一部がこの固定電位となる。
【0096】図20は、第4実施例のLC素子400の
等価回路を示す図である。同図に示すように、第1の電
極10の全体がインダクタンスL1を有するインダクタ
として機能するとともに、各分割電極片26−1,26
−2,26−3のそれぞれがインダクタンスL3,L
4,L5を有するインダクタとして機能する。そして、
第1の電極10と各分割電極片26−1〜26−3とが
キャパシンタスC2,C3,C4を有するキャパシタと
して機能し、しかもこれらのキャパシタが分布定数的に
形成される。
等価回路を示す図である。同図に示すように、第1の電
極10の全体がインダクタンスL1を有するインダクタ
として機能するとともに、各分割電極片26−1,26
−2,26−3のそれぞれがインダクタンスL3,L
4,L5を有するインダクタとして機能する。そして、
第1の電極10と各分割電極片26−1〜26−3とが
キャパシンタスC2,C3,C4を有するキャパシタと
して機能し、しかもこれらのキャパシタが分布定数的に
形成される。
【0097】本実施例のLC素子400は、各分割電極
片26−1,26−2,26−3の自己インダクタンス
L3,L4,L5が小さくなる。したがって、これらの
自己インダクタンスによるLC素子400全体の特性へ
の影響は小さくなり、第1の電極10に対応して形成さ
れるチャネル22が有するインダクタンスL1と分布定
数的に形成されるキャパシンタスC2,C3,C4とに
よってLC素子400全体の特性がほぼ決定されること
になる。
片26−1,26−2,26−3の自己インダクタンス
L3,L4,L5が小さくなる。したがって、これらの
自己インダクタンスによるLC素子400全体の特性へ
の影響は小さくなり、第1の電極10に対応して形成さ
れるチャネル22が有するインダクタンスL1と分布定
数的に形成されるキャパシンタスC2,C3,C4とに
よってLC素子400全体の特性がほぼ決定されること
になる。
【0098】また、入出力電極18とアース電極16と
の間に印加するバイアス電圧、あるいは入出力電極18
に入力する信号の平均電圧レベルを変えることにより、
第1の電極10と第2の電極26との間に分布定数的に
形成されるキャパシタのキャパシタンスCとを変えるこ
とでき、LC素子300全体の減衰特性を可変に制御す
ることができる。
の間に印加するバイアス電圧、あるいは入出力電極18
に入力する信号の平均電圧レベルを変えることにより、
第1の電極10と第2の電極26との間に分布定数的に
形成されるキャパシタのキャパシタンスCとを変えるこ
とでき、LC素子300全体の減衰特性を可変に制御す
ることができる。
【0099】なお、図19に平面構造を示した本実施例
のLC素子400は、第1の電極10を信号の入出力路
として用いるとともに第2の電極26を3分割したが、
これとは反対に第2の電極26を信号の入出力路として
用いるとともに第1の電極10側を複数に分割するよう
にしてもよい。この場合には、複数に分割された第1の
電極10のそれぞれにアース電極16を接続するととも
に、第2の電極26の両端付近に入出力電極18,20
を接続すればよい。
のLC素子400は、第1の電極10を信号の入出力路
として用いるとともに第2の電極26を3分割したが、
これとは反対に第2の電極26を信号の入出力路として
用いるとともに第1の電極10側を複数に分割するよう
にしてもよい。この場合には、複数に分割された第1の
電極10のそれぞれにアース電極16を接続するととも
に、第2の電極26の両端付近に入出力電極18,20
を接続すればよい。
【0100】図21は、3本の分割電極片26−1,2
6−2,26−3をp−Si基板30の反対の面側に第
1の電極10にほぼ対向するように配置した場合の変形
例を示す図である。
6−2,26−3をp−Si基板30の反対の面側に第
1の電極10にほぼ対向するように配置した場合の変形
例を示す図である。
【0101】このように、渦巻き形状の第1の電極10
と3本の分割電極片26−1,26−2,26−3とを
ほぼ対向させて配置した場合であっても、図19に示し
たLC素子400と同様に、第1の電極10および各分
割電極片26−1,26−2,26−3のそれぞれがイ
ンダクタとして機能するとともに、これらの間に分布定
数的にキャパシタが形成されることに変わりはなく、良
好な周波数特性を有するとともに製造容易等の利点を有
することになる。
と3本の分割電極片26−1,26−2,26−3とを
ほぼ対向させて配置した場合であっても、図19に示し
たLC素子400と同様に、第1の電極10および各分
割電極片26−1,26−2,26−3のそれぞれがイ
ンダクタとして機能するとともに、これらの間に分布定
数的にキャパシタが形成されることに変わりはなく、良
好な周波数特性を有するとともに製造容易等の利点を有
することになる。
【0102】その他の実施例 次に、本発明のその他の実施例に係るLC素子につい
て、図面を参照しながら具体的に説明する。
て、図面を参照しながら具体的に説明する。
【0103】図22および図23は、化学液相法を用い
て端子付けを行なう場合の概略を示す図である。図22
は図1等に対応する本実施例のLC素子500の平面図
であり、同図に示すように、LC素子500の第1の電
極10および第2の電極26両端あるいは一方端にはア
ース電極16や入出力電極18,20が設けられていな
い。
て端子付けを行なう場合の概略を示す図である。図22
は図1等に対応する本実施例のLC素子500の平面図
であり、同図に示すように、LC素子500の第1の電
極10および第2の電極26両端あるいは一方端にはア
ース電極16や入出力電極18,20が設けられていな
い。
【0104】このような形状を有する第1および第2の
電極10,26を含む半導体基板を1個のLC素子50
0ごとに切り離した後に、図23に図22のE−E線断
面を示すように、個別に切り離されたチップ(素子)の
全表面に化学液相法により絶縁膜としてシリコン酸化膜
40を形成する。その後、エッチングにより第1および
第2の電極10,26の一方端上のシリコン酸化膜40
を除去して孔をあけ、その孔を半田42で表面に盛り上
がる程度に封じることにより、突出した半田42をプリ
ント配線基板のランド等と直接接触させることができ
る。したがって、表面実装する場合には好都合となる。
電極10,26を含む半導体基板を1個のLC素子50
0ごとに切り離した後に、図23に図22のE−E線断
面を示すように、個別に切り離されたチップ(素子)の
全表面に化学液相法により絶縁膜としてシリコン酸化膜
40を形成する。その後、エッチングにより第1および
第2の電極10,26の一方端上のシリコン酸化膜40
を除去して孔をあけ、その孔を半田42で表面に盛り上
がる程度に封じることにより、突出した半田42をプリ
ント配線基板のランド等と直接接触させることができ
る。したがって、表面実装する場合には好都合となる。
【0105】なお、素子表面の保護膜に合成樹脂等の他
の絶縁材料を使用してもよく、保護膜の穿孔にレーザ光
線を利用してもよい。また、図23に示すように第1の
電極10と第2の電極26の高さが同じになるように各
電極の膜厚を調整することにより突出した半田42の高
さもほぼ同一となるため、表面実装に際してさらに好都
合となる。
の絶縁材料を使用してもよく、保護膜の穿孔にレーザ光
線を利用してもよい。また、図23に示すように第1の
電極10と第2の電極26の高さが同じになるように各
電極の膜厚を調整することにより突出した半田42の高
さもほぼ同一となるため、表面実装に際してさらに好都
合となる。
【0106】図24は、上述した各実施例のLC素子1
00等をLSI等の一部として形成する場合の説明図で
ある。同図に示したように、半導体チップ46上の各種
信号あるいは電源のライン48に上述した各LC素子1
00等を挿入する形で組み込む。特に、上述した各実施
例のLC素子100等は、半導体チップ46上に各種回
路を形成する工程において同時に製造することができる
ため、後工程における配線処理等が不要になるといった
利点がある。
00等をLSI等の一部として形成する場合の説明図で
ある。同図に示したように、半導体チップ46上の各種
信号あるいは電源のライン48に上述した各LC素子1
00等を挿入する形で組み込む。特に、上述した各実施
例のLC素子100等は、半導体チップ46上に各種回
路を形成する工程において同時に製造することができる
ため、後工程における配線処理等が不要になるといった
利点がある。
【0107】次に、上述したLC素子を実際の回路の一
部として使用する場合の一例について説明する。
部として使用する場合の一例について説明する。
【0108】例えば、上述した第1および第2の電極1
0,26のそれぞれは、小型化等を考慮して線幅を細く
すると高抵抗となり、入出力電極18,20間で信号レ
ベルの減衰が生じる。そのため、実際にLC素子100
等を回路の一部として使用する場合には、出力側に高入
力インピーダンスのバッファを接続することにより実用
的な構成となる。
0,26のそれぞれは、小型化等を考慮して線幅を細く
すると高抵抗となり、入出力電極18,20間で信号レ
ベルの減衰が生じる。そのため、実際にLC素子100
等を回路の一部として使用する場合には、出力側に高入
力インピーダンスのバッファを接続することにより実用
的な構成となる。
【0109】図25は、出力側にバッファを接続した例
を示す図である。同図(A)は、バッファとしてMOS
・FETと抵抗とからなるソースホロワ回路50を用い
た場合を示している。このソースホロワ回路50を構成
するMOS・FETは上述した各実施例のLC素子10
0等と同じMOS構造を有しているため、このソースホ
ロワ回路50を含めた全体をLC素子として一体的に形
成することができる。
を示す図である。同図(A)は、バッファとしてMOS
・FETと抵抗とからなるソースホロワ回路50を用い
た場合を示している。このソースホロワ回路50を構成
するMOS・FETは上述した各実施例のLC素子10
0等と同じMOS構造を有しているため、このソースホ
ロワ回路50を含めた全体をLC素子として一体的に形
成することができる。
【0110】また、同図(B)は、バッファとして2つ
のバイポーラトランジスタと抵抗からなるエミッタホロ
ワ回路52を用いた場合を示している。バイポーラトラ
ンジスタは、LC素子100等を構成するp−Si基板
30を利用して形成することが可能であるため、このエ
ミッタホロワ回路52を含めた全体をLC素子として一
体的に形成することができる。
のバイポーラトランジスタと抵抗からなるエミッタホロ
ワ回路52を用いた場合を示している。バイポーラトラ
ンジスタは、LC素子100等を構成するp−Si基板
30を利用して形成することが可能であるため、このエ
ミッタホロワ回路52を含めた全体をLC素子として一
体的に形成することができる。
【0111】このように出力側にバッファを設けること
により、LC素子100等のインダクタ部分(第1の電
極10あるいは第2の電極26)によって減衰した信号
レベルが増幅によって復元されて、SN比が良好な出力
信号を得ることが可能になる。
により、LC素子100等のインダクタ部分(第1の電
極10あるいは第2の電極26)によって減衰した信号
レベルが増幅によって復元されて、SN比が良好な出力
信号を得ることが可能になる。
【0112】図26は、出力側にレベル変換回路を接続
した例を示す図である。同図(A)は、レベル変換回路
として2つのエミッタホロワ回路54,56を直列に接
続した場合を示している。同図(B)は、レベル変換回
路として2つのソースホロワ回路58,60を直列に接
続した場合を示している。
した例を示す図である。同図(A)は、レベル変換回路
として2つのエミッタホロワ回路54,56を直列に接
続した場合を示している。同図(B)は、レベル変換回
路として2つのソースホロワ回路58,60を直列に接
続した場合を示している。
【0113】このように、出力側にレベル変換回路を接
続することにより、LC素子100等のインダクタ部分
によって減衰した信号レベルが増幅されるとともに、所
定のレベル変換あるいはレベル補正を容易に行なうこと
ができる。
続することにより、LC素子100等のインダクタ部分
によって減衰した信号レベルが増幅されるとともに、所
定のレベル変換あるいはレベル補正を容易に行なうこと
ができる。
【0114】なお、これらのレベル変換回路をLC素子
100等と同一の基板に一体的に形成することができる
点は、上述したバッファの場合と同じである。
100等と同一の基板に一体的に形成することができる
点は、上述したバッファの場合と同じである。
【0115】図27は、上述した各実施例のLC素子1
00等に入力保護回路を追加した場合の構成の一例を示
す図である。MOS構造を有する各実施例のLC素子1
00等は、第1の電極10に静電気によって発生する高
電圧が印加されると、第1の電極10とp−Si基板3
0との間に介在する絶縁層28が破壊される。したがっ
て、この静電気による絶縁層28の破壊を防止するため
に保護回路が必要となる。
00等に入力保護回路を追加した場合の構成の一例を示
す図である。MOS構造を有する各実施例のLC素子1
00等は、第1の電極10に静電気によって発生する高
電圧が印加されると、第1の電極10とp−Si基板3
0との間に介在する絶縁層28が破壊される。したがっ
て、この静電気による絶縁層28の破壊を防止するため
に保護回路が必要となる。
【0116】同図に示す保護回路は、ともに複数のダイ
オードと抵抗とにより構成されており、電極10に高電
圧が印加されると、動作電源ライン側あるいは筐体アー
ス側に電流がバイパスされるようになっている。特に同
図(A)の回路では数100V、同図(B)の回路では
1000〜2000Vの静電耐量があり、使用環境等に
応じて使用する保護回路を適宜選択することができる。
オードと抵抗とにより構成されており、電極10に高電
圧が印加されると、動作電源ライン側あるいは筐体アー
ス側に電流がバイパスされるようになっている。特に同
図(A)の回路では数100V、同図(B)の回路では
1000〜2000Vの静電耐量があり、使用環境等に
応じて使用する保護回路を適宜選択することができる。
【0117】なお、本発明は上記各実施例に限定される
ものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施
が可能である。
ものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施
が可能である。
【0118】例えば、上述した各実施例は、第1の電極
10に所定の正電圧(バイアス電圧)が印加されたとき
に初めて反転領域22が形成されるようにしたが、図1
等に示した反転領域22の位置に予めキャリア(n型不
純物あるいはp型不純物)を注入するようにしてもよ
い。これにより、第1の電極10に所定の正電圧を印加
すると反転領域22が消滅し、あるいは反転領域22が
発生あるいは消滅する第1の電極10に対する電圧レベ
ルを変更することができる。
10に所定の正電圧(バイアス電圧)が印加されたとき
に初めて反転領域22が形成されるようにしたが、図1
等に示した反転領域22の位置に予めキャリア(n型不
純物あるいはp型不純物)を注入するようにしてもよ
い。これにより、第1の電極10に所定の正電圧を印加
すると反転領域22が消滅し、あるいは反転領域22が
発生あるいは消滅する第1の電極10に対する電圧レベ
ルを変更することができる。
【0119】また、上述した各実施例においては、p−
Si基板30の表面に第2の電極26を直接接触させて
形成するとともに、第1の電極10を絶縁層28を介在
させて形成するようにしたが、第1および第2の電極1
0,26の両方を絶縁層28の表面に形成するようにし
てもよい。
Si基板30の表面に第2の電極26を直接接触させて
形成するとともに、第1の電極10を絶縁層28を介在
させて形成するようにしたが、第1および第2の電極1
0,26の両方を絶縁層28の表面に形成するようにし
てもよい。
【0120】また、第1および第2の電極10,26を
ほぼ同一面に配置した各実施例のLC素子100等は、
p領域の単一層からなる基板上に第1および第2の電極
10,26等を形成するようにしたが、これらの電極に
沿ってほぼ渦巻き形状の反転層を形成することにより隣
接する電極10,26同士のアイソレーションを確実に
行なうようにしてもよい。
ほぼ同一面に配置した各実施例のLC素子100等は、
p領域の単一層からなる基板上に第1および第2の電極
10,26等を形成するようにしたが、これらの電極に
沿ってほぼ渦巻き形状の反転層を形成することにより隣
接する電極10,26同士のアイソレーションを確実に
行なうようにしてもよい。
【0121】図28は、第1および第2の電極10,2
6にほぼ沿って渦巻き形状の反転層66を形成した場合
の断面構造を示す図であり、上述した図2に対応するも
のである。すなわち、n- 領域からなる基板64の一部
に、第1および第2の電極10,26に対応した渦巻き
形状のp領域からなる反転層66を形成する。第1の電
極10に印加される電圧と第2の電極26に印加される
電圧との差が大きい場合には、同図(B)に示すように
反転層66内に反転領域22(およびその外周部に空乏
層)が形成され、差が小さい場合には同図(A)に示す
ようにこの反転領域22が形成されない。したがって、
この反転領域22の有無により、分布定数的に形成され
るキャパシタのキャパシタンスを切り替えることができ
る点は上述した各実施例のLC素子と同じである。
6にほぼ沿って渦巻き形状の反転層66を形成した場合
の断面構造を示す図であり、上述した図2に対応するも
のである。すなわち、n- 領域からなる基板64の一部
に、第1および第2の電極10,26に対応した渦巻き
形状のp領域からなる反転層66を形成する。第1の電
極10に印加される電圧と第2の電極26に印加される
電圧との差が大きい場合には、同図(B)に示すように
反転層66内に反転領域22(およびその外周部に空乏
層)が形成され、差が小さい場合には同図(A)に示す
ようにこの反転領域22が形成されない。したがって、
この反転領域22の有無により、分布定数的に形成され
るキャパシタのキャパシタンスを切り替えることができ
る点は上述した各実施例のLC素子と同じである。
【0122】また、同図(A)にその一部を示すよう
に、周回数が異なる第1および第2の電極10,26同
士についてみると、基板64の内部にpnp構造が形成
されるため、周回数が異なる第1および第2の電極1
0,26間が相互に電気的に分離され、最も接近した第
1の電極10と第2の電極26との間に確実に分布定数
的なキャパシタが形成されるようになる。
に、周回数が異なる第1および第2の電極10,26同
士についてみると、基板64の内部にpnp構造が形成
されるため、周回数が異なる第1および第2の電極1
0,26間が相互に電気的に分離され、最も接近した第
1の電極10と第2の電極26との間に確実に分布定数
的なキャパシタが形成されるようになる。
【0123】また、第1および第2の電極10,26を
p−Si基板30の両面に対向して配置した各実施例の
LC素子100等は、p領域の単一層からなる基板を挟
んで第1および第2の電極10,26等を形成したもの
であるが、これらの電極10,26の各周回部分の合間
に渦巻き形状の反転層を形成することにより、電極1
0,26の各周回部分同士のアイソレーションを確実に
行なうようにしてもよい。
p−Si基板30の両面に対向して配置した各実施例の
LC素子100等は、p領域の単一層からなる基板を挟
んで第1および第2の電極10,26等を形成したもの
であるが、これらの電極10,26の各周回部分の合間
に渦巻き形状の反転層を形成することにより、電極1
0,26の各周回部分同士のアイソレーションを確実に
行なうようにしてもよい。
【0124】図29は、第1および第2の電極10,2
6の各周回部分の合間に渦巻き形状の反転層を形成した
場合の断面構造を示す図であり、上述した図7に対応す
るものである。すなわち、同図に示すように、p−Si
基板30の一部にn領域74からなる渦巻き形状の反転
層を形成する。このような構造を有するLC素子におい
て、周回部分が異なる第2の電極26に接続されたp−
Si基板30同士に着目すると、間にn領域74が形成
されているためpnp構造となって電気的に分離されて
おり、確実にアイソレーションを行うことができる。
6の各周回部分の合間に渦巻き形状の反転層を形成した
場合の断面構造を示す図であり、上述した図7に対応す
るものである。すなわち、同図に示すように、p−Si
基板30の一部にn領域74からなる渦巻き形状の反転
層を形成する。このような構造を有するLC素子におい
て、周回部分が異なる第2の電極26に接続されたp−
Si基板30同士に着目すると、間にn領域74が形成
されているためpnp構造となって電気的に分離されて
おり、確実にアイソレーションを行うことができる。
【0125】また、実際にウエハの状態にあるp−Si
基板30を利用して各実施例のLC素子100等を製造
する場合には、p−Si基板30の比抵抗が一般の金属
に比べて高いことを考慮して、p−Si基板30の厚み
をウエハの状態よりも薄くする必要がある。また、一般
にはn型ウエハの方が入手し易いことを考慮して、図3
0に示すような構造としてもよい。
基板30を利用して各実施例のLC素子100等を製造
する場合には、p−Si基板30の比抵抗が一般の金属
に比べて高いことを考慮して、p−Si基板30の厚み
をウエハの状態よりも薄くする必要がある。また、一般
にはn型ウエハの方が入手し易いことを考慮して、図3
0に示すような構造としてもよい。
【0126】すなわち、同図(A)に示すように、n−
Si基板76の一方の面に渦巻き形状のエッチングを行
い、このエッチングを行った部分に第1あるいは第2の
電極10,26を形成する。また、同図(B)に示すよ
うに、n−Si基板76の一部に第1及び第2の電極1
0,26のそれぞれにほぼ沿うようにp+ 領域78を形
成し、その後n−Si基板76の裏面側であって第2の
電極26に対応する部分のエッチングを行い、最後に第
1及び第2の電極10,26を形成する。
Si基板76の一方の面に渦巻き形状のエッチングを行
い、このエッチングを行った部分に第1あるいは第2の
電極10,26を形成する。また、同図(B)に示すよ
うに、n−Si基板76の一部に第1及び第2の電極1
0,26のそれぞれにほぼ沿うようにp+ 領域78を形
成し、その後n−Si基板76の裏面側であって第2の
電極26に対応する部分のエッチングを行い、最後に第
1及び第2の電極10,26を形成する。
【0127】また、上述した各実施例においては、ほぼ
円形の渦巻き形状を有する第1および第2の電極10,
26を考えたが、全体として渦巻き形状を有していれ
ば、四角形やその他の渦巻き形状であってもよい。
円形の渦巻き形状を有する第1および第2の電極10,
26を考えたが、全体として渦巻き形状を有していれ
ば、四角形やその他の渦巻き形状であってもよい。
【0128】また、上述した各実施例においては、LC
素子100等をLSI等の一部として形成できる点を効
果としてあげたが、必ずしもLSI等の一部として形成
する必要はなく、半導体基板上にLC素子100等を形
成した後に入出力電極18,20,アース電極16のそ
れぞれに端子付けを行なって、あるいは図23に示した
ような化学液相法を利用して端子付けを行なって、単体
の素子として形成するようにしてもよい。この場合に
は、同一の半導体基板上に複数個のLC素子100等を
同時に形成し、その後半導体基板を切り離して各LC素
子等に端子付けを行なうようにすれば、容易に大量生産
が可能となる。
素子100等をLSI等の一部として形成できる点を効
果としてあげたが、必ずしもLSI等の一部として形成
する必要はなく、半導体基板上にLC素子100等を形
成した後に入出力電極18,20,アース電極16のそ
れぞれに端子付けを行なって、あるいは図23に示した
ような化学液相法を利用して端子付けを行なって、単体
の素子として形成するようにしてもよい。この場合に
は、同一の半導体基板上に複数個のLC素子100等を
同時に形成し、その後半導体基板を切り離して各LC素
子等に端子付けを行なうようにすれば、容易に大量生産
が可能となる。
【0129】また、上述した各実施例においては、第2
の電極26の外周側の一方端にアース電極16を接続す
るようにしたが、このアース電極16は内周側の一方端
に設けるようにしてもよい。また、必ずしも入出力電極
18,20およびアース電極16は最端部に設ける必要
なく、周波数特性を検討した後に必要に応じてその取り
付け位置をずらすようにしてもよい。
の電極26の外周側の一方端にアース電極16を接続す
るようにしたが、このアース電極16は内周側の一方端
に設けるようにしてもよい。また、必ずしも入出力電極
18,20およびアース電極16は最端部に設ける必要
なく、周波数特性を検討した後に必要に応じてその取り
付け位置をずらすようにしてもよい。
【0130】また、上述した各実施例のLC素子100
等はp−Si基板30を利用して形成する場合を例にと
り説明したが、ゲルマニウム等の他の種類の半導体を用
いる場合や、アモルファスシリコン等の非晶質材料を用
いるようにしてもよい。
等はp−Si基板30を利用して形成する場合を例にと
り説明したが、ゲルマニウム等の他の種類の半導体を用
いる場合や、アモルファスシリコン等の非晶質材料を用
いるようにしてもよい。
【0131】
【発明の効果】上述したように、請求項1および2の発
明によれば、渦巻き形状の第1あるいは第2の電極の一
方端に入力された信号は、分布定数的に存在するインダ
クタおよびキャパシタを介して伝搬される際に、広い帯
域にわたり良好な減衰特性が得られる。また、このLC
素子は、半導体基板表面に絶縁層と渦巻き形状の第1お
よび第2の電極を形成することにより製造することがで
き、製造が非常に容易となる。また、このLC素子は、
半導体基板に形成されるため、ICやLSIの一部とし
て形成することも可能であり、このような部品の一部と
して形成した場合には、後工程における部品の組み付け
作業を省略することができる。
明によれば、渦巻き形状の第1あるいは第2の電極の一
方端に入力された信号は、分布定数的に存在するインダ
クタおよびキャパシタを介して伝搬される際に、広い帯
域にわたり良好な減衰特性が得られる。また、このLC
素子は、半導体基板表面に絶縁層と渦巻き形状の第1お
よび第2の電極を形成することにより製造することがで
き、製造が非常に容易となる。また、このLC素子は、
半導体基板に形成されるため、ICやLSIの一部とし
て形成することも可能であり、このような部品の一部と
して形成した場合には、後工程における部品の組み付け
作業を省略することができる。
【0132】また、請求項3の発明によれば、半導体表
面に予めキャリアを注入しておくことにより半導体表面
に反転領域および空乏層が形成されるタイミングをずら
してLC素子の特性を変更することができる。
面に予めキャリアを注入しておくことにより半導体表面
に反転領域および空乏層が形成されるタイミングをずら
してLC素子の特性を変更することができる。
【0133】また、請求項4の発明によれば、第1およ
び第2の電極のいずれか一方が短く形成されており、こ
の場合であっても同様に広い帯域にわたって良好な減衰
特性が得られ、かつ、製造が容易であり基板の一部とし
て形成することが可能である。
び第2の電極のいずれか一方が短く形成されており、こ
の場合であっても同様に広い帯域にわたって良好な減衰
特性が得られ、かつ、製造が容易であり基板の一部とし
て形成することが可能である。
【0134】また、請求項5の発明によれば、第1およ
び第2の電極に沿って渦巻き形状の反転層が形成されて
いるため、平行して形成された1組の第1および第2の
電極の間にのみ分布定数的にキャパシタが形成される状
態を容易につくることができ、広い帯域にわたって良好
な減衰特性を有することができる。
び第2の電極に沿って渦巻き形状の反転層が形成されて
いるため、平行して形成された1組の第1および第2の
電極の間にのみ分布定数的にキャパシタが形成される状
態を容易につくることができ、広い帯域にわたって良好
な減衰特性を有することができる。
【0135】また、請求項6の発明によれば、半導体基
板内であって第1及び第2の電極の各周回部分の合間に
反転層が形成されているため、第1及び第2の電極に対
応する半導体基板内の周回部分同士について良好なアイ
ソレーションを行うことができ、広い帯域にわたって良
好な減衰特性を有することができる。
板内であって第1及び第2の電極の各周回部分の合間に
反転層が形成されているため、第1及び第2の電極に対
応する半導体基板内の周回部分同士について良好なアイ
ソレーションを行うことができ、広い帯域にわたって良
好な減衰特性を有することができる。
【0136】また、請求項7の発明によれば、第1ある
いは第2の電極を複数の電極片に分割されており、各電
極片の自己インダクタンスの影響を少なくすることがで
きる。
いは第2の電極を複数の電極片に分割されており、各電
極片の自己インダクタンスの影響を少なくすることがで
きる。
【0137】また、請求項8の発明によれば、第1およ
び第2の電極のいずれか一方の両端近傍に第1および第
2の入出力電極を設けるとともに、他方の一方端近傍に
アース電極を設けており、渦巻き形状の一方の電極が信
号入出力路として使用される3端子型のLC素子を容易
に形成することができる。
び第2の電極のいずれか一方の両端近傍に第1および第
2の入出力電極を設けるとともに、他方の一方端近傍に
アース電極を設けており、渦巻き形状の一方の電極が信
号入出力路として使用される3端子型のLC素子を容易
に形成することができる。
【0138】また、請求項9の発明によれば、第1およ
び第2の電極の両方の両端近傍に第1〜第4の入出力電
極を設けており、渦巻き形状の2つの電極の両方が信号
入出力路として使用される4端子コモンモード型のLC
素子を容易に形成することができる。
び第2の電極の両方の両端近傍に第1〜第4の入出力電
極を設けており、渦巻き形状の2つの電極の両方が信号
入出力路として使用される4端子コモンモード型のLC
素子を容易に形成することができる。
【0139】また、請求項10の発明によれば、第1お
よび第2の電極に印加する電圧を可変に設定することに
より、半導体表面に反転層を発生、あるいは発生した反
転層を消滅させており、必要に応じて減衰特性を切り替
えることができる。
よび第2の電極に印加する電圧を可変に設定することに
より、半導体表面に反転層を発生、あるいは発生した反
転層を消滅させており、必要に応じて減衰特性を切り替
えることができる。
【0140】また、請求項11の発明によれば、LC素
子を基板の一部に、信号ラインあるいは電源ラインに挿
入するように形成しており、半導体基板上の他の部品と
一体的に製造することができ、製造が容易になるととも
に後工程における部品の組み付け作業が不要となる。
子を基板の一部に、信号ラインあるいは電源ラインに挿
入するように形成しており、半導体基板上の他の部品と
一体的に製造することができ、製造が容易になるととも
に後工程における部品の組み付け作業が不要となる。
【0141】また、請求項12の発明によれば、上述し
たLC素子を半導体基板上に形成した後に化学液相法に
より全表面に絶縁膜を形成し、孔開けした後にこの孔に
半田を盛ることにより端子付けが行われており、表面実
装型のLC素子を簡単に製造することができ、表面実装
型とすることによりこのLC素子の組み付け作業も容易
となる。
たLC素子を半導体基板上に形成した後に化学液相法に
より全表面に絶縁膜を形成し、孔開けした後にこの孔に
半田を盛ることにより端子付けが行われており、表面実
装型のLC素子を簡単に製造することができ、表面実装
型とすることによりこのLC素子の組み付け作業も容易
となる。
【0142】また、請求項13の発明によれば、第1お
よび第2の電極の少なくとも一方に保護回路が接続され
ており、これらの電極に対して過電圧が印加された場合
の各電極と半導体基板との間の絶縁破壊を防止すること
ができる。
よび第2の電極の少なくとも一方に保護回路が接続され
ており、これらの電極に対して過電圧が印加された場合
の各電極と半導体基板との間の絶縁破壊を防止すること
ができる。
【図1】本発明を適用した第1実施例のLC素子の平面
図である。
図である。
【図2】図1のA−A線拡大断面図である。
【図3】図1のB−B線拡大断面図である。
【図4】図1のC−C線拡大断面図である。
【図5】図1のD−D線拡大断面図である。
【図6】第1実施例のLC素子の等価回路を示す図であ
る。
る。
【図7】第1実施例のLC素子の変形例を示す図であ
る。
る。
【図8】第1実施例のLC素子の変形例を示す図であ
る。
る。
【図9】図8のA−A線拡大断面図である。
【図10】第1実施例のLC素子の変形例を示す図であ
る。
る。
【図11】第2実施例のLC素子の平面図である。
【図12】第2実施例のLC素子の等価回路を示す図で
ある。
ある。
【図13】第2実施例のLC素子の変形例を示す図であ
る。
る。
【図14】第2実施例のLC素子の変形例を示す図であ
る。
る。
【図15】第2実施例のLC素子の変形例を示す図であ
る。
る。
【図16】第3実施例のLC素子の平面図である。
【図17】第3実施例のLC素子の等価回路を示す図で
ある。
ある。
【図18】第3実施例のLC素子の変形例を示す図であ
る。
る。
【図19】第4実施例のLC素子の平面図である。
【図20】第4実施例のLC素子の等価回路を示す図で
ある。
ある。
【図21】第4実施例のLC素子の変形例を示す図であ
る。
る。
【図22】化学液相法を用いて端子付けを行なう場合の
概略を示す図である。
概略を示す図である。
【図23】化学液相法を用いて端子付けを行なう場合の
概略を示す図である。
概略を示す図である。
【図24】各実施例のLC素子をLSI等の一部として
形成する場合の説明図である。
形成する場合の説明図である。
【図25】各実施例のLC素子の出力側にバッファを接
続した例を示す図である。
続した例を示す図である。
【図26】各実施例のLC素子の出力側にレベル変換回
路を接続した例を示す図である。
路を接続した例を示す図である。
【図27】各実施例のLC素子の入力側に保護回路を接
続した例を示す図である。
続した例を示す図である。
【図28】半導体基板表面に渦巻き形状の反転層を形成
した場合の断面構造を示す図である。
した場合の断面構造を示す図である。
【図29】半導体基板内部の電極の合間に渦巻き形状の
反転層を形成した場合の断面構造を示す図である。
反転層を形成した場合の断面構造を示す図である。
【図30】基板の一部をエッチングする場合の部分的断
面を示す図である。
面を示す図である。
10 第1の電極 12 可変バイアス回路 16 アース電極 18,20 入出力電極 22 反転領域 26 第2の電極 28 絶縁層 30 p−Si基板 32 空乏層
Claims (13)
- 【請求項1】 n領域あるいはp領域のいずれか一方の
単一層が表面側に形成された半導体基板と、 前記半導体基板上に形成された渦巻き形状の第1の電極
と、 渦巻き形状の前記第1の電極に対して、ほぼ同一平面内
であってほぼ同心状で隣接して形成された渦巻き形状の
第2の電極と、 渦巻き形状の前記第1および第2の電極の少なくとも一
方と、前記半導体基板との間に形成された絶縁層と、 を備え、渦巻き形状の前記第1の電極と前記第2の電極
のそれぞれによって形成されるインダクタと、これらの
間に形成されるキャパシタとが分布定数的に存在し、渦
巻き形状の前記第1の電極および前記第2の電極の少な
くとも一方を信号入出力路として用いることを特徴とす
るLC素子。 - 【請求項2】 半導体基板の一方の面側に形成された渦
巻き形状の第1の電極と、 前記半導体基板の他方の面側に形成され、渦巻き形状の
前記第1の電極とほぼ対向する位置に形成された渦巻き
形状の第2の電極と、 渦巻き形状の前記第1および第2の電極の少なくとも一
方と前記半導体基板との間に形成された絶縁層と、 を備え、渦巻き形状の前記第1の電極と前記第2の電極
のそれぞれによって形成されるインダクタと、これらの
間に形成されるキャパシタとが分布定数的に存在し、渦
巻き形状の前記第1の電極および前記第2の電極の少な
くとも一方を信号入出力路として用いることを特徴とす
るLC素子。 - 【請求項3】 請求項1又は2において、 前記半導体基板表面であって渦巻き形状の前記第1の電
極に対応する位置に、予めキャリアを注入することを特
徴とするLC素子。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかにおいて、 渦巻き形状の前記第1の電極に対して、前記第2の電極
の長さを長くあるいは短く設定することにより、これら
第1および第2の電極を部分的に対応させることを特徴
とするLC素子。 - 【請求項5】 請求項1,3,4のいずれかにおいて、 前記半導体基板に代えて、渦巻き形状の前記第1および
第2の電極に沿って渦巻き形状のn領域あるいはp領域
からなる反転層が形成された半導体基板を用いることを
特徴とするLC素子。 - 【請求項6】 請求項2〜4のいずれかにおいて、 前記半導体基板に代えて、渦巻き形状の前記第1および
第2の電極の各周回部分の間に渦巻き形状のn領域ある
いはp領域からなる反転層が形成された半導体基板を用
いることを特徴とするLC素子。 - 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかにおいて、 渦巻き形状の前記第1および第2の電極のいずれか一方
を複数に分割し、分割された複数の電極片のそれぞれの
一部を電気的に接続することを特徴とするLC素子。 - 【請求項8】 請求項1〜6のいずれかにおいて、 渦巻き形状の前記第1および第2の電極の一方の両端付
近のそれぞれに電気的に接続された第1および第2の入
出力電極と、 渦巻き形状の前記第1および第2の電極の他方の一方端
付近に電気的に接続されたアース電極と、 を有し、前記第1および第2の入出力電極のいずれか一
方から信号を入力し、他方から信号を出力するととも
に、前記アース電極を固定電位の電源に接続あるいは接
地することを特徴とするLC素子。 - 【請求項9】 請求項1〜6のいずれかにおいて、 渦巻き形状の前記第1および第2の電極の一方の両端付
近のそれぞれに電気的に接続された第1および第2の入
出力電極と、 渦巻き形状の前記第1および第2の電極の他方の両端付
近のそれぞれに電気的に接続された第3および第4の入
出力電極と、 を有し、渦巻き形状の前記第1の電極と前記第2の電極
の両方を信号入出力路とするコモンモード型の素子とし
て用いられることを特徴とするLC素子。 - 【請求項10】 請求項1〜9のいずれかにおいて、 渦巻き形状の前記第1の電極および前記第2の電極のそ
れぞれに印加する電圧を可変に設定することにより、渦
巻き形状の前記第1の電極あるいは前記第2の電極の少
なくとも一方に対応した前記半導体基板表面の位置に渦
巻き形状の反転領域を発生させ、あるいは発生したこの
反転領域を消滅させることを特徴とするLC素子。 - 【請求項11】 請求項1〜10のいずれかのLC素子
を基板の一部として形成し、渦巻き形状の前記第1の電
極および前記第2の電極の少なくとも一方を信号ライン
あるいは電源ラインに挿入して一体成形したことを特徴
とする半導体装置。 - 【請求項12】 請求項1〜7のいずれかにおいて、 全表面に化学液相法により絶縁膜を形成し、この絶縁膜
の一部をエッチングあるいはレーザ光照射によって除去
して孔をあけ、その孔を半田で表面に盛り上がる程度に
封じることにより端子付けを行うことを特徴とするLC
素子。 - 【請求項13】 請求項1〜7のいずれかにおいて、 渦巻き形状の前記第1および第2の電極の少なくとも一
方に過電圧を動作電源ライン側あるいはアース側にバイ
パスさせる保護回路を設けたことを特徴とするLC素
子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34284693A JP3419525B2 (ja) | 1993-12-15 | 1993-12-15 | Lc素子及び半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34284693A JP3419525B2 (ja) | 1993-12-15 | 1993-12-15 | Lc素子及び半導体装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07169920A true JPH07169920A (ja) | 1995-07-04 |
| JP3419525B2 JP3419525B2 (ja) | 2003-06-23 |
Family
ID=18356951
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34284693A Expired - Fee Related JP3419525B2 (ja) | 1993-12-15 | 1993-12-15 | Lc素子及び半導体装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3419525B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0936312A (ja) * | 1995-07-18 | 1997-02-07 | Nec Corp | インダクタンス素子およびその製造方法 |
| JP2002231435A (ja) * | 2001-02-06 | 2002-08-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 誘導加熱装置用加熱コイル |
| JP2002231436A (ja) * | 2001-02-06 | 2002-08-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 誘導加熱装置用加熱コイル |
| JP2005528819A (ja) * | 2002-02-22 | 2005-09-22 | アリゾナ ボード オブ リージェンツ | 無線およびワイヤレスのアプリケーションのためのオンチップ変圧器を使ったフィルタの集積化 |
| WO2007129384A1 (ja) * | 2006-05-01 | 2007-11-15 | Niigata Seimitsu Co., Ltd. | Lcノイズフィルタ |
-
1993
- 1993-12-15 JP JP34284693A patent/JP3419525B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0936312A (ja) * | 1995-07-18 | 1997-02-07 | Nec Corp | インダクタンス素子およびその製造方法 |
| JP2002231435A (ja) * | 2001-02-06 | 2002-08-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 誘導加熱装置用加熱コイル |
| JP2002231436A (ja) * | 2001-02-06 | 2002-08-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 誘導加熱装置用加熱コイル |
| JP2005528819A (ja) * | 2002-02-22 | 2005-09-22 | アリゾナ ボード オブ リージェンツ | 無線およびワイヤレスのアプリケーションのためのオンチップ変圧器を使ったフィルタの集積化 |
| WO2007129384A1 (ja) * | 2006-05-01 | 2007-11-15 | Niigata Seimitsu Co., Ltd. | Lcノイズフィルタ |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3419525B2 (ja) | 2003-06-23 |
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