JPH0717043B2 - 食品包装用袋 - Google Patents
食品包装用袋Info
- Publication number
- JPH0717043B2 JPH0717043B2 JP2109344A JP10934490A JPH0717043B2 JP H0717043 B2 JPH0717043 B2 JP H0717043B2 JP 2109344 A JP2109344 A JP 2109344A JP 10934490 A JP10934490 A JP 10934490A JP H0717043 B2 JPH0717043 B2 JP H0717043B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- ethylene
- copolymer
- propylene
- food packaging
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Bag Frames (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、食品包装用袋に関する。
根菜類や果物等の重量物を包装するための包装用袋とし
て、ポリエチレンフィルムや未延伸ポリプロピレンフィ
ルム等のフィルムからなるものが知られている。ところ
が、これらのフィルムは、防曇性及び透明性が良好でな
く、食品の包装用フィルムに適したものとは言えない。
そこで、ポリエチレンフィルム等に代えて、防曇性及び
透明性の良好な延伸ポリエチレンフィルムを用いた食品
包装用袋が提案されている。
て、ポリエチレンフィルムや未延伸ポリプロピレンフィ
ルム等のフィルムからなるものが知られている。ところ
が、これらのフィルムは、防曇性及び透明性が良好でな
く、食品の包装用フィルムに適したものとは言えない。
そこで、ポリエチレンフィルム等に代えて、防曇性及び
透明性の良好な延伸ポリエチレンフィルムを用いた食品
包装用袋が提案されている。
延伸ポリエチレンフィルムからなる前記従来のフィルム
を用いた食品包装用袋は、フィルムの溶断シール強度が
弱いため、重量物を収容すると溶断シール部が裂けやす
い。
を用いた食品包装用袋は、フィルムの溶断シール強度が
弱いため、重量物を収容すると溶断シール部が裂けやす
い。
本発明の目的は、溶断シール強度及び防曇性の良好な食
品包装用袋を提供することにある。
品包装用袋を提供することにある。
本発明の食品包装用袋は、次のA)〜E)の要件を備え
ている。
ている。
A)ポリプロピレン系樹脂層と、エチレン−プロピレン
共重合体、エチレン−ブテン共重合体、プロピレン−ブ
テン共重合体、エチレン−プロピレン−ブテン3元共重
合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−メタ
アクリル酸共重合体およびエチレン−メタアクリル酸メ
チル共重合体から選ばれた少なくとも1種の共重合体か
らなるオレフィン共重合体系樹脂層とが積層され、2軸
延伸されたフィルムからなる。
共重合体、エチレン−ブテン共重合体、プロピレン−ブ
テン共重合体、エチレン−プロピレン−ブテン3元共重
合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−メタ
アクリル酸共重合体およびエチレン−メタアクリル酸メ
チル共重合体から選ばれた少なくとも1種の共重合体か
らなるオレフィン共重合体系樹脂層とが積層され、2軸
延伸されたフィルムからなる。
B)防曇剤がポリプロピレン系樹脂層に添加されてい
る。
る。
C)フィルムの複屈折率が8×10-3〜15×10-3に設定さ
れている。
れている。
D)オレフィン共重合体系樹脂層の厚みが0.2〜0.8μm
に設定されている。
に設定されている。
E)底側の折り畳み部と、両側の溶断シール部とを備え
ている。
ている。
******* 本発明の食品包装用袋に使用されるフィルムは、ポリプ
ロピレン系樹脂層の片面または両面にオレフィン共重合
体系樹脂層が積層された2軸延伸フィルムである。
ロピレン系樹脂層の片面または両面にオレフィン共重合
体系樹脂層が積層された2軸延伸フィルムである。
本発明に用いられるポリプロピレン系樹脂としては、ポ
リプロピレン樹脂と、エチレン−プロピレン共重合体,
ブテン−プロピレン共重合体,エチレン−ブテン−プロ
ピレン共重合体等のプロピレンと他のオレフィンとの共
重合体樹脂とを例示することができる。前記ポリプロピ
レン系共重合体樹脂としては、ランダム共重合体、ブロ
ック共重合体のいずれの共重合体が用いられてもよい。
また、前記ポリプロピレン系樹脂は、それぞれ単独で用
いられてもよいし2種以上混合して用いられてもよい。
さらに、プロピレン以外のオレフィンの単独重合体また
は共重合体が混合されていてもよい。なお、本発明に用
いられるポリプロピレン系樹脂は、ポリプロピレンの占
める割合が80重量%以上のものが好ましい。また、ポリ
プロピレン系樹脂は、メルトフローレート(MFR)が1
〜5のものが好ましい。ここで、MFRは、JIS−K6760の
E法に従って測定した値である。
リプロピレン樹脂と、エチレン−プロピレン共重合体,
ブテン−プロピレン共重合体,エチレン−ブテン−プロ
ピレン共重合体等のプロピレンと他のオレフィンとの共
重合体樹脂とを例示することができる。前記ポリプロピ
レン系共重合体樹脂としては、ランダム共重合体、ブロ
ック共重合体のいずれの共重合体が用いられてもよい。
また、前記ポリプロピレン系樹脂は、それぞれ単独で用
いられてもよいし2種以上混合して用いられてもよい。
さらに、プロピレン以外のオレフィンの単独重合体また
は共重合体が混合されていてもよい。なお、本発明に用
いられるポリプロピレン系樹脂は、ポリプロピレンの占
める割合が80重量%以上のものが好ましい。また、ポリ
プロピレン系樹脂は、メルトフローレート(MFR)が1
〜5のものが好ましい。ここで、MFRは、JIS−K6760の
E法に従って測定した値である。
前記ポリプロピレン系樹脂には、防曇剤が添加されてい
る。防曇剤としては、N−アシルアミノ酸またはその
塩、アルキルエーテルカルボン酸塩等の陰イオン界面活
性剤、脂肪族アミン塩,脂肪族4級アンモニウム塩等の
陽イオン界面活性剤、カルボキシベタイン,イミダゾリ
ニウムベタイン,アミノカルボン酸塩等の両性界面活性
剤、非イオン界面活性剤、及びフッ素系界面活性剤を例
示することができる。このうち、非イオン界面活性剤と
しては、ポリオキシエチレンアルキエーテル,ポリオキ
シエチレン2級アルコールエーテル等のエーテル型、ポ
リオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル,ポリオキ
シエチレンソルビタン脂肪酸エステル等のエーテルエス
テル型、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル,脂肪
酸モノグリセリド,ソルビタン脂肪酸エステル等のエス
テル型、その他脂肪酸アルカノールアミド,ポリオキシ
エチレン脂肪酸アミド、ポリオキシエチレンアルキルア
ミン、アルキルアミンオキサイド等を使用することがで
きる。前記防曇剤は、それぞれ単独で用いてもよいし2
種以上を混合して用いてもよい。なお、防曇剤は、両性
界面活性剤、非イオン界面活性剤、またはこれらの同種
または異種の混合物が特に好ましい。
る。防曇剤としては、N−アシルアミノ酸またはその
塩、アルキルエーテルカルボン酸塩等の陰イオン界面活
性剤、脂肪族アミン塩,脂肪族4級アンモニウム塩等の
陽イオン界面活性剤、カルボキシベタイン,イミダゾリ
ニウムベタイン,アミノカルボン酸塩等の両性界面活性
剤、非イオン界面活性剤、及びフッ素系界面活性剤を例
示することができる。このうち、非イオン界面活性剤と
しては、ポリオキシエチレンアルキエーテル,ポリオキ
シエチレン2級アルコールエーテル等のエーテル型、ポ
リオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル,ポリオキ
シエチレンソルビタン脂肪酸エステル等のエーテルエス
テル型、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル,脂肪
酸モノグリセリド,ソルビタン脂肪酸エステル等のエス
テル型、その他脂肪酸アルカノールアミド,ポリオキシ
エチレン脂肪酸アミド、ポリオキシエチレンアルキルア
ミン、アルキルアミンオキサイド等を使用することがで
きる。前記防曇剤は、それぞれ単独で用いてもよいし2
種以上を混合して用いてもよい。なお、防曇剤は、両性
界面活性剤、非イオン界面活性剤、またはこれらの同種
または異種の混合物が特に好ましい。
防曇剤の添加量は、ポリプロピレン系樹脂100重量部に
対し0.1〜1.5重量部が好ましく、さらに0.5〜1.0重量部
が好ましい。添加量が0.5重量部未満の場合は、良好な
防曇性が得られない。逆に1.5重量部を越えると、フィ
ルムがべたつき、またフィルムの耐ブロッキング性や溶
断シール強度が悪化する。
対し0.1〜1.5重量部が好ましく、さらに0.5〜1.0重量部
が好ましい。添加量が0.5重量部未満の場合は、良好な
防曇性が得られない。逆に1.5重量部を越えると、フィ
ルムがべたつき、またフィルムの耐ブロッキング性や溶
断シール強度が悪化する。
なお、ポリプロピレン系樹脂には、熱安定剤、造核剤、
酸化防止剤、滑剤、紫外線吸収剤等の第3成分が本発明
の目的を損なわない範囲で添加されていてもよい。
酸化防止剤、滑剤、紫外線吸収剤等の第3成分が本発明
の目的を損なわない範囲で添加されていてもよい。
本発明に用いられるオレフィン共重合体系樹脂として
は、オレフィン共重合体樹脂及びこれとオレフィンの単
独重合体樹脂との混合物を例示できる。オレフィン共重
合体樹脂としては、たとえばエチレン−プロピレン共重
合体、エチレン−ブテン共重合体、プロピレン−ブテン
共重合体、エチレン−プロピレン−ブテン3元共重合
体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−メタア
クリル酸共重合体、エチレン−メタアクリル酸メチル共
重合体等から選ばれた少なくとも1種の共重合体を挙げ
ることができる。また、これらの共重合体に混合される
オレフィンの単独重合体樹脂としては、ポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリブテン等を例示することができ
る。前オレフィン共重合体及びオレフィン単独重合体
は、それぞれ単独で用いられてもよいし、2種以上混合
して用いられてもよい。
は、オレフィン共重合体樹脂及びこれとオレフィンの単
独重合体樹脂との混合物を例示できる。オレフィン共重
合体樹脂としては、たとえばエチレン−プロピレン共重
合体、エチレン−ブテン共重合体、プロピレン−ブテン
共重合体、エチレン−プロピレン−ブテン3元共重合
体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−メタア
クリル酸共重合体、エチレン−メタアクリル酸メチル共
重合体等から選ばれた少なくとも1種の共重合体を挙げ
ることができる。また、これらの共重合体に混合される
オレフィンの単独重合体樹脂としては、ポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリブテン等を例示することができ
る。前オレフィン共重合体及びオレフィン単独重合体
は、それぞれ単独で用いられてもよいし、2種以上混合
して用いられてもよい。
オレフィン共重合体系樹脂として特に好ましいものは、
エチレン−プロピレン共重合体とプロピレン−ブテン共
重合体との混合物及びエチレン−プロピレン−ブテン3
元共重合体である。特に、エチレン含有量が1〜15重量
%、ブテン含有量が2〜25重量%のものが好ましい。ま
た、オレフィン共重合体系樹脂のMFRは、6〜15が好ま
しく、さらに7〜10が好ましい。ここで、MFRの値は、
ポリプロピレン系樹脂と同じくJIS−K6760のE法に従っ
て測定した値である。MFRの値が前記範囲内にあるとき
は、オレフィン共重合体系樹脂とポリプロピレン系樹脂
層との積層をより均一に行うことができる。
エチレン−プロピレン共重合体とプロピレン−ブテン共
重合体との混合物及びエチレン−プロピレン−ブテン3
元共重合体である。特に、エチレン含有量が1〜15重量
%、ブテン含有量が2〜25重量%のものが好ましい。ま
た、オレフィン共重合体系樹脂のMFRは、6〜15が好ま
しく、さらに7〜10が好ましい。ここで、MFRの値は、
ポリプロピレン系樹脂と同じくJIS−K6760のE法に従っ
て測定した値である。MFRの値が前記範囲内にあるとき
は、オレフィン共重合体系樹脂とポリプロピレン系樹脂
層との積層をより均一に行うことができる。
なお、オレフィン共重合体系樹脂には、上述の防曇剤が
添加されていてもよい。また、本発明の目的を損なわな
い範囲で、熱安定剤、造核剤、酸化防止剤、滑剤、紫外
線吸収剤等が添加されていてもよい。
添加されていてもよい。また、本発明の目的を損なわな
い範囲で、熱安定剤、造核剤、酸化防止剤、滑剤、紫外
線吸収剤等が添加されていてもよい。
本発明の食品包装用袋に使用されるフィルムは、複屈折
率(Δn)が8×1010-3〜15×10-3、好ましくは9×10
-3〜12×10-3に設定されている。Δnが8×10-3未満の
場合は、厚みむらが多く、腰の弱いフィルムとなる。逆
に15×10-3を超える場合は、溶断シール強度が低く、防
曇性の悪いフィルムとなる。また、Δnの値が前記範囲
内の場合は、オレフィン共重合体系樹脂層の厚さを後述
の範囲に均一に設定しやすい。なお、本発明でいう複屈
折率とは、フィルムマウント液としてサリチル酸メチル
を使用したアツベ屈折率計によりフィルムの長手方向屈
折率(ny)と幅方向屈折率(nx)とを測定し、次の式に
より求めたものである。
率(Δn)が8×1010-3〜15×10-3、好ましくは9×10
-3〜12×10-3に設定されている。Δnが8×10-3未満の
場合は、厚みむらが多く、腰の弱いフィルムとなる。逆
に15×10-3を超える場合は、溶断シール強度が低く、防
曇性の悪いフィルムとなる。また、Δnの値が前記範囲
内の場合は、オレフィン共重合体系樹脂層の厚さを後述
の範囲に均一に設定しやすい。なお、本発明でいう複屈
折率とは、フィルムマウント液としてサリチル酸メチル
を使用したアツベ屈折率計によりフィルムの長手方向屈
折率(ny)と幅方向屈折率(nx)とを測定し、次の式に
より求めたものである。
Δn=nx−ny 次に、本発明の食品包装用袋に使用されるフィルムの製
造方法の一例について説明する。ここでは、共押出法に
よる製造方法について説明する。
造方法の一例について説明する。ここでは、共押出法に
よる製造方法について説明する。
ポリプロピレン系樹脂とオレフィン共重合体系樹脂とそ
れぞれ用意し、両樹脂を別個の押出機に供給する。そし
て、両樹脂を230〜300℃で溶融押し出しし、30〜80℃の
冷却ドラムに巻き付けて冷却することにより積層樹脂フ
ィルムを作成する。次に、得られた積層樹脂フィルムを
100〜145℃で3〜7倍長手方向(製膜方向)に延伸し、
1軸延伸フィルムとする。さらに1軸延伸されたフィル
ムを150〜185℃で横方向に9〜13倍に延伸し、2軸延伸
された成膜用フィルムを製造する。なお、延伸倍率は、
面積倍率で35〜60倍に設定されるのが好ましい。得られ
た製袋用フィルムは、所望により一定温度下で熱処理さ
れ、その後両面にコロナ放電処理が施される。
れぞれ用意し、両樹脂を別個の押出機に供給する。そし
て、両樹脂を230〜300℃で溶融押し出しし、30〜80℃の
冷却ドラムに巻き付けて冷却することにより積層樹脂フ
ィルムを作成する。次に、得られた積層樹脂フィルムを
100〜145℃で3〜7倍長手方向(製膜方向)に延伸し、
1軸延伸フィルムとする。さらに1軸延伸されたフィル
ムを150〜185℃で横方向に9〜13倍に延伸し、2軸延伸
された成膜用フィルムを製造する。なお、延伸倍率は、
面積倍率で35〜60倍に設定されるのが好ましい。得られ
た製袋用フィルムは、所望により一定温度下で熱処理さ
れ、その後両面にコロナ放電処理が施される。
なお、ポリプロピレン系樹脂とオレフィン共重合体系樹
脂層との積層方法は、共押出法に限られず、ポリプロピ
レン系樹脂フィルムを1軸または2軸延伸した後にオレ
フィン共重合体系樹脂を押出積層する方法が採用されて
もよい。また、積層フィルムの延伸処理は、逐次延伸に
限られず、同時延伸により行われてもよい。
脂層との積層方法は、共押出法に限られず、ポリプロピ
レン系樹脂フィルムを1軸または2軸延伸した後にオレ
フィン共重合体系樹脂を押出積層する方法が採用されて
もよい。また、積層フィルムの延伸処理は、逐次延伸に
限られず、同時延伸により行われてもよい。
上述のような製造方法により製造されたフィルムの厚み
は、10〜25μm程度が好ましい。このうち、オレフィン
共重合体系樹脂層の厚みは、ポリプロピレン系樹脂層の
厚みにかかわらず、0.2〜0.8μmに設定される。オレフ
ィン共重合体系樹脂層の厚みが0.2μm未満の場合は、
良好な溶断シール強度及び防曇性が得られない。逆に0.
8μmを越える場合は、溶断シール強度が劣ったものと
なる。なお、フィルム全体の厚み及びオレフィン共重合
体系樹脂層の厚みは、フィルムをOsO4及びRuO4で染色し
て超薄片に切断し、電子顕微鏡で観察して測定した値で
ある。
は、10〜25μm程度が好ましい。このうち、オレフィン
共重合体系樹脂層の厚みは、ポリプロピレン系樹脂層の
厚みにかかわらず、0.2〜0.8μmに設定される。オレフ
ィン共重合体系樹脂層の厚みが0.2μm未満の場合は、
良好な溶断シール強度及び防曇性が得られない。逆に0.
8μmを越える場合は、溶断シール強度が劣ったものと
なる。なお、フィルム全体の厚み及びオレフィン共重合
体系樹脂層の厚みは、フィルムをOsO4及びRuO4で染色し
て超薄片に切断し、電子顕微鏡で観察して測定した値で
ある。
本発明の食品包装用袋に使用されるフィルムは、たとえ
ば芯材に巻き取られ、ロール状で提供される。
ば芯材に巻き取られ、ロール状で提供される。
本発明の食品包装用袋は、底側の折り畳み部と、両側の
溶断シール部とを備えている。その製造方法の一例を第
1A図、第1B図及び第2図を参照して説明する。
溶断シール部とを備えている。その製造方法の一例を第
1A図、第1B図及び第2図を参照して説明する。
まず、第1A図に示すように、フィルム1を中心線Cで2
つ折りにし、第1B図に示す状態とする。この場合、フィ
ルム1の折り畳み部2を充分に加圧しておく。
つ折りにし、第1B図に示す状態とする。この場合、フィ
ルム1の折り畳み部2を充分に加圧しておく。
次に、折り畳まれたフィルム1を、第1B図に一点鎖線で
示すように、長手方向に一定の間隔で溶断していく。溶
断は、たとえばシールバーを用いて行うことができる。
示すように、長手方向に一定の間隔で溶断していく。溶
断は、たとえばシールバーを用いて行うことができる。
溶断されたフィルム1は、第2図に示すような食品包装
用袋3となる。この袋3は、もとのフィルム1の長手方
向(第2図矢印方向)の両端が溶断シールされており、
また折り畳み部2が底部になっている。この袋3は、た
とえばジャガイモや玉葱等の根菜類や果物等の重量物を
包装するのに用いられる。
用袋3となる。この袋3は、もとのフィルム1の長手方
向(第2図矢印方向)の両端が溶断シールされており、
また折り畳み部2が底部になっている。この袋3は、た
とえばジャガイモや玉葱等の根菜類や果物等の重量物を
包装するのに用いられる。
本発明の食品包装用袋は、上述のような積層フィルムか
らなり、底側の折り畳み部と両側の溶断シール部とを備
えている。このため、本発明によれば、溶断シール性及
び防曇性が良好になり、側部の強度が高く、水分を含ん
だ重量物である食品の収容に適した包装用袋を実現でき
る。
らなり、底側の折り畳み部と両側の溶断シール部とを備
えている。このため、本発明によれば、溶断シール性及
び防曇性が良好になり、側部の強度が高く、水分を含ん
だ重量物である食品の収容に適した包装用袋を実現でき
る。
実施例1,2 ポリプロピレン系樹脂として、グリセリンエステル0.4
重量%とジエタノールアミド0.2重量%とを添加した、M
FR2.0のポリプロピレン樹脂を用意した。また、オレフ
ィン共重合体系樹脂として、4重量%のエチレンを含む
エチレン−プロピレン共重合体60重量%と、20重量%の
ブテンを含むブテン−プロピレン共重合体40重量%との
混合物(MFR=9.0)を用意した。そして、両樹脂を別個
の押出機に供給し、280℃で共押出しすることにより、
両樹脂が積層された未延伸フィルムを製造した。
重量%とジエタノールアミド0.2重量%とを添加した、M
FR2.0のポリプロピレン樹脂を用意した。また、オレフ
ィン共重合体系樹脂として、4重量%のエチレンを含む
エチレン−プロピレン共重合体60重量%と、20重量%の
ブテンを含むブテン−プロピレン共重合体40重量%との
混合物(MFR=9.0)を用意した。そして、両樹脂を別個
の押出機に供給し、280℃で共押出しすることにより、
両樹脂が積層された未延伸フィルムを製造した。
得られた未延伸フィルムを長手方向に136℃で4.3倍延伸
した。また、フィルムを冷却した後予熱加熱して横方向
に170℃で10倍延伸し、2軸延伸製袋用フィルムを製造
した。得られた2軸延伸製袋用フィルムの両面にコロナ
放電処理を施した。
した。また、フィルムを冷却した後予熱加熱して横方向
に170℃で10倍延伸し、2軸延伸製袋用フィルムを製造
した。得られた2軸延伸製袋用フィルムの両面にコロナ
放電処理を施した。
実施例3 ポリプロピレン系樹脂として、ラウリン酸ジエタノール
アミド0.2重量%とカルボキシ両面活性剤0.4重量%とを
含む、MFR2.5のポリプロピレン樹脂を用意した。また、
オレフィン共重合体系樹脂として、エチレン1.5重量%
とブテン14重量%を含むMFR8.2のエチレン−プロピレン
−ブテン共重合体を用意した。そして、両樹脂を別個の
押出機に供給し、実施例1と同一の条件で2軸延伸製袋
用フィルムを製造した。ただし、未延伸フィルムの長手
方向の延伸条件は、130℃で4.8倍に変更した。
アミド0.2重量%とカルボキシ両面活性剤0.4重量%とを
含む、MFR2.5のポリプロピレン樹脂を用意した。また、
オレフィン共重合体系樹脂として、エチレン1.5重量%
とブテン14重量%を含むMFR8.2のエチレン−プロピレン
−ブテン共重合体を用意した。そして、両樹脂を別個の
押出機に供給し、実施例1と同一の条件で2軸延伸製袋
用フィルムを製造した。ただし、未延伸フィルムの長手
方向の延伸条件は、130℃で4.8倍に変更した。
比較例1 実施例1で用いたポリプロピレン系樹脂を用い、単膜の
製袋用フィルムを製造した。なお、延伸処理条件等は、
実施例と同じに設定した。
製袋用フィルムを製造した。なお、延伸処理条件等は、
実施例と同じに設定した。
比較例2 実施例3で用いたのと同じ樹脂を用い、実施例3と同じ
条件で実施例3よりも厚手のオレフィン共重合体系樹脂
層を備えた製袋用フィルムを製造した。
条件で実施例3よりも厚手のオレフィン共重合体系樹脂
層を備えた製袋用フィルムを製造した。
比較例3,4 実施例1で用いたのと同じ樹脂を用い、実施例1と同じ
条件で製袋用フィルムを製造した。但し、長手方向の延
伸倍率は5倍に設定した。
条件で製袋用フィルムを製造した。但し、長手方向の延
伸倍率は5倍に設定した。
各実施例及び各比較例について複屈折率や溶断シール強
度等のフィルム特性を調べた。結果を第1表に示す。な
お、フィルム特性の評価方法及び基準は次の通りであ
る。
度等のフィルム特性を調べた。結果を第1表に示す。な
お、フィルム特性の評価方法及び基準は次の通りであ
る。
溶断シール強度 310℃の溶断シールバーを備えた製袋機を用いて60個/
分で製袋し、得られた各袋のシール部分の溶断シール強
度(kg/cm)を測定してその値を平均した。値の高いも
のほど溶断シール性が良好である。
分で製袋し、得られた各袋のシール部分の溶断シール強
度(kg/cm)を測定してその値を平均した。値の高いも
のほど溶断シール性が良好である。
表面固有抵抗 フィルムの表面比抵抗に基づいて測定した。表面比抵抗
とは、JIS−C2330の体積抵抗率試験に準じて測定した、
フィルムの単位面積の電気抵抗をいう。表面比抵抗
(RS)は、主電極と対電極(いずれも環状の電極)の間
に試料フィルムを配置し、両電極間に印加した電圧
(V)と、これによってフィルム表面に流れた電流
(IS)との比(RS=V/IS)を求めることにより測定し
た。表面固有抵抗は、得られた表面比抵抗(RS)に基づ
いて、次の式により求めた。
とは、JIS−C2330の体積抵抗率試験に準じて測定した、
フィルムの単位面積の電気抵抗をいう。表面比抵抗
(RS)は、主電極と対電極(いずれも環状の電極)の間
に試料フィルムを配置し、両電極間に印加した電圧
(V)と、これによってフィルム表面に流れた電流
(IS)との比(RS=V/IS)を求めることにより測定し
た。表面固有抵抗は、得られた表面比抵抗(RS)に基づ
いて、次の式により求めた。
表面固有抵抗=π(D+d)RS/(D−d)式中、dは
主電極の外径(cm)を、Dは対電極の内径(cm)をそれ
ぞれ示す。なお、表面比抵抗は、超絶縁計(川口電機製
作所製R−503)と常温測定箱(同P−601)とを用いて
測定した。
主電極の外径(cm)を、Dは対電極の内径(cm)をそれ
ぞれ示す。なお、表面比抵抗は、超絶縁計(川口電機製
作所製R−503)と常温測定箱(同P−601)とを用いて
測定した。
防曇性 200ccのビーカーに20℃の水を200cc入れ、このビーカー
を試験対象となるフィルムで密封して5℃の冷蔵庫中に
置き、60分後にフィルムの表面状態を調べた。
を試験対象となるフィルムで密封して5℃の冷蔵庫中に
置き、60分後にフィルムの表面状態を調べた。
○:フィルムに付着した水滴の広がりが良く、 フィルム全面が均一に漏れている。
×:フィルム全体に細かい水滴が付着している。
第1A図及び第1B図はそれぞれ本発明の食品包装用袋の製
造工程を示す平面図、第2図は前記工程で製造された食
品包装用袋の平面図である。 1……フィルム。 3……食品包装用袋。
造工程を示す平面図、第2図は前記工程で製造された食
品包装用袋の平面図である。 1……フィルム。 3……食品包装用袋。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−60745(JP,A) 特開 平1−103442(JP,A) 特開 昭63−31755(JP,A) 特開 昭53−128685(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】防曇剤が添加されたポリプロピレン系樹脂
層と、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−ブテ
ン共重合体、プロピレン−ブテン共重合体、エチレン−
プロピレン−ブテン3元共重合体、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体、エチレン−メタアクリル酸共重合体および
エチレン−メタアクリル酸メチル共重合体から選ばれた
少なくとも1種の共重合体からなり、厚みが0.2〜0.8μ
mに設定されているオレフィン共重合体系樹脂層とが積
層され、2軸延伸され、かつ、複屈折率が8×10-3〜15
×10-3に設定されているフィルムからなり、 底側の折り畳み部と、両側の溶断シール部とを備えた、 食品包装用袋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2109344A JPH0717043B2 (ja) | 1990-04-24 | 1990-04-24 | 食品包装用袋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2109344A JPH0717043B2 (ja) | 1990-04-24 | 1990-04-24 | 食品包装用袋 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH047149A JPH047149A (ja) | 1992-01-10 |
| JPH0717043B2 true JPH0717043B2 (ja) | 1995-03-01 |
Family
ID=14507847
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2109344A Expired - Lifetime JPH0717043B2 (ja) | 1990-04-24 | 1990-04-24 | 食品包装用袋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0717043B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62164369A (ja) * | 1986-01-15 | 1987-07-21 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | デイザ画像の縮小方法 |
| JPS62164367A (ja) * | 1986-01-15 | 1987-07-21 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 2値画像の縮小方法 |
| IT1269174B (it) * | 1994-01-11 | 1997-03-21 | Grace W R & Co | Pellicola dotata di elevate proprieta' anti-condensa metodo per confezionare prodotti ad alto contenuto di umidita' e prodotti cosi' confezionati |
| US5766772A (en) * | 1994-01-11 | 1998-06-16 | W. R. Grace & Co.-Conn. | Anti-fog film, method of packaging products having high moisture content and products thus packaged |
| US8162022B2 (en) | 2008-10-03 | 2012-04-24 | Nike, Inc. | Method of customizing an article and apparatus |
| US9585438B2 (en) | 2013-02-22 | 2017-03-07 | Nike, Inc. | System and method for forming an article |
| US9259877B2 (en) | 2013-02-22 | 2016-02-16 | Nike, Inc. | System and method for applying heat and pressure to three-dimensional articles |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6031673B2 (ja) * | 1977-04-15 | 1985-07-23 | 東レ株式会社 | 三層積層ポリプロピレンフイルム |
| DE3624543A1 (de) * | 1986-07-19 | 1988-01-21 | Wolff Walsrode Ag | Heisssiegelbare mehrschichtfolien aus polyolefinen |
| JPH085174B2 (ja) * | 1987-10-19 | 1996-01-24 | 三井石油化学工業株式会社 | ポリプロピレン複合積層成形体 |
| JP2668799B2 (ja) * | 1988-08-26 | 1997-10-27 | 三菱化学株式会社 | 二軸延伸複層フイルム |
-
1990
- 1990-04-24 JP JP2109344A patent/JPH0717043B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH047149A (ja) | 1992-01-10 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| DD284642A5 (de) | Heisssiegelbare mehrschichtfolien aus polyolefinen | |
| JP2011162667A (ja) | 易引裂き性ポリプロピレン系未延伸フィルムおよびその積層体 | |
| JP6281950B2 (ja) | ポリオレフィン系無延伸多層フィルム | |
| JPH0717043B2 (ja) | 食品包装用袋 | |
| JP3628406B2 (ja) | 二軸延伸ポリプロピレンフィルム | |
| JP2964581B2 (ja) | 高速製袋可能な鮮度保持用包装フィルム | |
| JP2005144725A (ja) | ポリオレフィン系多層シュリンクフィルム | |
| JPH0725157B2 (ja) | 食品包装用袋 | |
| JP5545627B2 (ja) | ポリオレフィン系薄膜多層シュリンクフィルム | |
| JPH07329260A (ja) | ヒートシーラブル延伸積層フィルム | |
| JP4239079B2 (ja) | ヒートシール性積層ポリプロピレン系樹脂フイルム及び包装体 | |
| JPH07232417A (ja) | ポリオレフィン系熱収縮性積層フィルムおよびその製 造方法 | |
| JP2611418B2 (ja) | 食品包装用防曇性フィルム | |
| JPS6140176B2 (ja) | ||
| JP4025419B2 (ja) | 多層フィルム | |
| JPH07117193A (ja) | 製袋用フイルム | |
| JP4721925B2 (ja) | ストレッチシュリンク積層フィルム及びその製造方法 | |
| JP5068130B2 (ja) | ポリオレフィン系多層シュリンクフィルム及び包装方法 | |
| JP7742812B2 (ja) | ポリエチレン系樹脂多層発泡シート及びその製造方法 | |
| JP7519153B2 (ja) | 溶断シール用二軸延伸ポリプロピレン系フィルム | |
| JP3859808B2 (ja) | ポリオレフィン系多層熱収縮性フィルム | |
| JPH0618472Y2 (ja) | おにぎり包装用フィルム及び材料 | |
| JP3789539B2 (ja) | 多層シュリンクフィルム | |
| JP3493474B2 (ja) | ポリオレフィン系熱収縮性多層フィルム | |
| JPH07232416A (ja) | ポリオレフィン系熱収縮性積層フィルムおよびその製 造方法 |