JPH07172143A - 車両用空調装置の送風量制御装置 - Google Patents
車両用空調装置の送風量制御装置Info
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- JPH07172143A JPH07172143A JP34445393A JP34445393A JPH07172143A JP H07172143 A JPH07172143 A JP H07172143A JP 34445393 A JP34445393 A JP 34445393A JP 34445393 A JP34445393 A JP 34445393A JP H07172143 A JPH07172143 A JP H07172143A
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- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 claims abstract description 24
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 20
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 10
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 5
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
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- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 description 1
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- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 空調起動時の風量の吹き上がり量を乗員の好
みに合った風量になるように学習し、起動時に風量をわ
ざわざ変更する煩わしさをなくした車両用空調装置の送
風量制御装置を提供する。 【構成】 環境設定(温度設定)が変更された時の環境
状態(外気温、日射量)と風量変化に基づいて車室に供
給する送風量の上限を学習し、以後同じ環境状態では学
習された上限風量の範囲内で風量制御を行う。最大風量
を必要とする空調起動時において、風量の上限特性を乗
員の好みに合った最適特性に変更できる。
みに合った風量になるように学習し、起動時に風量をわ
ざわざ変更する煩わしさをなくした車両用空調装置の送
風量制御装置を提供する。 【構成】 環境設定(温度設定)が変更された時の環境
状態(外気温、日射量)と風量変化に基づいて車室に供
給する送風量の上限を学習し、以後同じ環境状態では学
習された上限風量の範囲内で風量制御を行う。最大風量
を必要とする空調起動時において、風量の上限特性を乗
員の好みに合った最適特性に変更できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両用空調装置の空
調起動時における送風量制御、即ち、送風量の上限を制
御する装置に関する。
調起動時における送風量制御、即ち、送風量の上限を制
御する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】送風量制御をおこなうものとしては、特
開昭61−142617号公報に示されるように、暖房
モード時に送風機の最大値を外気温度に応じて制限する
ものや、特開昭62−101614号公報に示されるよ
うに、外気温度が所定の範囲内にある場合に、風量を所
定の割合で減少させるようにしたもの等が公知となって
いる。これらは、いずれも、暖房または冷房起動時にお
ける風量が乗員の期待に対して必要以上に高いものとな
らないよう、自動制御時の最大風量を外気温に応じて制
限をかけるようにしたものである。
開昭61−142617号公報に示されるように、暖房
モード時に送風機の最大値を外気温度に応じて制限する
ものや、特開昭62−101614号公報に示されるよ
うに、外気温度が所定の範囲内にある場合に、風量を所
定の割合で減少させるようにしたもの等が公知となって
いる。これらは、いずれも、暖房または冷房起動時にお
ける風量が乗員の期待に対して必要以上に高いものとな
らないよう、自動制御時の最大風量を外気温に応じて制
限をかけるようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
外気温に応じた最大風量の制限量は、予め決められた一
義的なマップ(ROMに記憶されたデータ)に基づいて
決定されるので、あらゆる乗員が満足するものとは限ら
ず、風量の増加を欲する人や、ブロアの作動音を気にし
て風量の減少を欲する人等のように、乗員の好みに合っ
た風量を必ずしも供給できるわけではなかった。
外気温に応じた最大風量の制限量は、予め決められた一
義的なマップ(ROMに記憶されたデータ)に基づいて
決定されるので、あらゆる乗員が満足するものとは限ら
ず、風量の増加を欲する人や、ブロアの作動音を気にし
て風量の減少を欲する人等のように、乗員の好みに合っ
た風量を必ずしも供給できるわけではなかった。
【0004】そこで、この発明においては、起動時の風
量の吹き上がり量を学習し、乗員の好みに合った風量が
自動的に得られるようにし、起動時に風量をわざわざ変
更する煩わしさをなくした車両用空調装置の送風量制御
装置を提供することを課題としている。
量の吹き上がり量を学習し、乗員の好みに合った風量が
自動的に得られるようにし、起動時に風量をわざわざ変
更する煩わしさをなくした車両用空調装置の送風量制御
装置を提供することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】しかして、この発明の要
旨とするところは、図1に示すように、環境設定を変更
する環境設定変更手段200と、環境状態を検出する環
境状態検出手段210と、前記環境設定及び前記環境状
態に応じて空調機器の制御用信号を演算する制御用信号
演算手段220と、前記制御用信号に基づいて自動制御
用送風量を演算するオート風量演算手段230と、最大
風量を制限する所定の最大風量制限特性から前記環境状
態に応じて最大風量を制限する制限値を演算する風量上
限制限手段240と、前記風量上限制限手段で演算され
た制限値を風量上限とする範囲で前記オート風量演算手
段で演算された送風量が得られるように送風機7の回転
を駆動制御する駆動制御手段250と、前記環境設定が
変更された場合に、変化した送風量を演算する変更風量
演算手段260と、前記環境設定が変更された時の環境
状態を学習する環境状態認識手段270と、前記環境状
態認識手段270で認識された環境状態に対して、前記
変更風量演算手段260で演算された変更風量に基づき
前記所定の最大風量制限特性を変更する制限風量学習手
段280とを具備することにある。
旨とするところは、図1に示すように、環境設定を変更
する環境設定変更手段200と、環境状態を検出する環
境状態検出手段210と、前記環境設定及び前記環境状
態に応じて空調機器の制御用信号を演算する制御用信号
演算手段220と、前記制御用信号に基づいて自動制御
用送風量を演算するオート風量演算手段230と、最大
風量を制限する所定の最大風量制限特性から前記環境状
態に応じて最大風量を制限する制限値を演算する風量上
限制限手段240と、前記風量上限制限手段で演算され
た制限値を風量上限とする範囲で前記オート風量演算手
段で演算された送風量が得られるように送風機7の回転
を駆動制御する駆動制御手段250と、前記環境設定が
変更された場合に、変化した送風量を演算する変更風量
演算手段260と、前記環境設定が変更された時の環境
状態を学習する環境状態認識手段270と、前記環境状
態認識手段270で認識された環境状態に対して、前記
変更風量演算手段260で演算された変更風量に基づき
前記所定の最大風量制限特性を変更する制限風量学習手
段280とを具備することにある。
【0006】
【作用】したがって、オート風量演算手段で演算された
自動制御用送風量の上限は、通常においては風量上限制
限手段によって制限されるが、環境設定変更手段によっ
て環境設定が変更された場合には、変更風量演算手段で
演算された変更風量とその時の環境に基づいて制限すべ
き上限の特性を変更するので、乗員が現行の風量制御状
態が気に入らず、環境設定を変更すれば、その時の環境
状態が認識されて設定変更に見合った風量状態に変えら
れ、以後その環境状態の下では変更された上限風量の範
囲内で風量制御がおこなわれる。即ち、風量の上限特性
が環境設定変更される都度学習されて各人の好みに合っ
た特性に変更されることになり、そのため、上記課題を
達成することができるものである。
自動制御用送風量の上限は、通常においては風量上限制
限手段によって制限されるが、環境設定変更手段によっ
て環境設定が変更された場合には、変更風量演算手段で
演算された変更風量とその時の環境に基づいて制限すべ
き上限の特性を変更するので、乗員が現行の風量制御状
態が気に入らず、環境設定を変更すれば、その時の環境
状態が認識されて設定変更に見合った風量状態に変えら
れ、以後その環境状態の下では変更された上限風量の範
囲内で風量制御がおこなわれる。即ち、風量の上限特性
が環境設定変更される都度学習されて各人の好みに合っ
た特性に変更されることになり、そのため、上記課題を
達成することができるものである。
【0007】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面により説明す
る。
る。
【0008】図2において、車両用空調装置は、空調ダ
クト1の最上流側にインテ−クドア切替装置2が設けら
れ、このインテ−クドア切替装置2は内気入口3と外気
入口4とが分かれた部分に内外気切替ドア5が配置さ
れ、この内外気切替ドア5をアクチュエ−タにより操作
して空調ダクト1内に導入する空気を内気と外気とに選
択し、所望の吸入モ−ドが得られるようになっている。
クト1の最上流側にインテ−クドア切替装置2が設けら
れ、このインテ−クドア切替装置2は内気入口3と外気
入口4とが分かれた部分に内外気切替ドア5が配置さ
れ、この内外気切替ドア5をアクチュエ−タにより操作
して空調ダクト1内に導入する空気を内気と外気とに選
択し、所望の吸入モ−ドが得られるようになっている。
【0009】送風機7は、空調ダクト1内に空気を吸い
込んで下流側に送風するもので、この送風機7の後方に
はエバポレ−タ8が配置されている。このエバポレ−タ
8は、コンプレッサ、コンデンサ、レシ−バタンク、エ
クスパンションバルブと共に配管結合されて冷凍サイク
ルを構成している。
込んで下流側に送風するもので、この送風機7の後方に
はエバポレ−タ8が配置されている。このエバポレ−タ
8は、コンプレッサ、コンデンサ、レシ−バタンク、エ
クスパンションバルブと共に配管結合されて冷凍サイク
ルを構成している。
【0010】前記エバポレ−タ8の後方には、ヒ−タコ
ア9が配置され、このヒ−タコア9の上流側にはエアミ
ックスドア10が設けられており、エアミックスドア1
0の開度をアクチュエ−タにより調節することで、前記
ヒ−タコア9を通過する空気とヒ−タコア9をバイバス
する空気との割合が変えられるようになっている。
ア9が配置され、このヒ−タコア9の上流側にはエアミ
ックスドア10が設けられており、エアミックスドア1
0の開度をアクチュエ−タにより調節することで、前記
ヒ−タコア9を通過する空気とヒ−タコア9をバイバス
する空気との割合が変えられるようになっている。
【0011】そして、前記空調ダクト1の最下流側は、
デフロスト吹出口12、ベント吹出口13、及び足元吹
出口14を介して車室に開口し、それぞれの吹出口12
〜14の分かれた部分に設けられたモ−ドドア15a,
15bをアクチュエ−タで開閉制御することで吹出モ−
ドが変更できるようになっている。
デフロスト吹出口12、ベント吹出口13、及び足元吹
出口14を介して車室に開口し、それぞれの吹出口12
〜14の分かれた部分に設けられたモ−ドドア15a,
15bをアクチュエ−タで開閉制御することで吹出モ−
ドが変更できるようになっている。
【0012】そして、前記各種ドア5,10,15a,
15b、送風機7のモ−タ7aは、コントロールユニッ
ト39からの信号に基づいて制御される。このコントロ
ールユニット39は、前記送風機等を駆動制御する駆動
回路40a〜40d、この駆動回路40a〜40dを制
御するマイクロコンピュータ41、このマイクロコンピ
ュータ41に信号を入力するA/D変換器42及びマル
チプレクサ(MPX)43等から構成された入力回路等
を有して成る周知のもので、マイクロコンピュータ41
は、中央演算処理(CPU)、ROM、RAM等を備え
ている。コントロールユニット39の入力回路には、車
室内温度Trを検出する車室内温度検出センサ42から
の信号の他に、外気温Tamを検出する外気温検出センサ
43からの信号、日射量Qsを検出する日射センサ44
からの信号、車室内の設定温度Tset を調節する温度設
定器45からの信号等が入力されるようになっている。
また、マイクロコンピュータ41には、送風量等をマニ
ュアル設定する操作パネル46からの信号が入力される
ようになっている。
15b、送風機7のモ−タ7aは、コントロールユニッ
ト39からの信号に基づいて制御される。このコントロ
ールユニット39は、前記送風機等を駆動制御する駆動
回路40a〜40d、この駆動回路40a〜40dを制
御するマイクロコンピュータ41、このマイクロコンピ
ュータ41に信号を入力するA/D変換器42及びマル
チプレクサ(MPX)43等から構成された入力回路等
を有して成る周知のもので、マイクロコンピュータ41
は、中央演算処理(CPU)、ROM、RAM等を備え
ている。コントロールユニット39の入力回路には、車
室内温度Trを検出する車室内温度検出センサ42から
の信号の他に、外気温Tamを検出する外気温検出センサ
43からの信号、日射量Qsを検出する日射センサ44
からの信号、車室内の設定温度Tset を調節する温度設
定器45からの信号等が入力されるようになっている。
また、マイクロコンピュータ41には、送風量等をマニ
ュアル設定する操作パネル46からの信号が入力される
ようになっている。
【0013】図3において、前記コントロールユニット
39による空調制御例がフローチャートとして示され、
以下これについて説明すると、コントロールユニット3
9は、ステップ50において、車室内温度Tr、外気温
Tam、日射量Qs、設定温度Tset 等の各種信号を入力
し、次のステップ52において、下記する数式(1)に
基づき、各空調機器を制御する基準信号として総合信号
Tを演算する。
39による空調制御例がフローチャートとして示され、
以下これについて説明すると、コントロールユニット3
9は、ステップ50において、車室内温度Tr、外気温
Tam、日射量Qs、設定温度Tset 等の各種信号を入力
し、次のステップ52において、下記する数式(1)に
基づき、各空調機器を制御する基準信号として総合信号
Tを演算する。
【0014】
【数式1】T=(Tr −25)+Kam(Tam−25)+
Ks ・Qs −Kset (Tset −25)+C
Ks ・Qs −Kset (Tset −25)+C
【0015】ここで、Kam、Ks 、Kset は、外気温の
項、日射量の項、設定温度の項にそれぞれ付加されるゲ
インであり、Cは補正項である。
項、日射量の項、設定温度の項にそれぞれ付加されるゲ
インであり、Cは補正項である。
【0016】ステップ54においては、図5に示す特性
が得られるように、総合信号Tに基づいて送風機7に供
給する自動制御用風量(オート風量:BAUTO)を駆動電
圧の形で求める。この特性自体は周知のもので、Tの中
間域においては送風量が小さく、中間域からTが大きく
ずれるほど送風量が大きくなる。また、Tが非常に高く
なる例えば夏期等での運転起動時においては、送風量が
HIよりも大きいMAX−HIの状態となる。
が得られるように、総合信号Tに基づいて送風機7に供
給する自動制御用風量(オート風量:BAUTO)を駆動電
圧の形で求める。この特性自体は周知のもので、Tの中
間域においては送風量が小さく、中間域からTが大きく
ずれるほど送風量が大きくなる。また、Tが非常に高く
なる例えば夏期等での運転起動時においては、送風量が
HIよりも大きいMAX−HIの状態となる。
【0017】次のステップ56においては、図5で示す
特性の最大風量(MAX HIまたはHI)を、図6
(a)に示す特性が得られるように、外気温度Tam及び
日射量Qs に応じて制限する制限風量(BLIMIT )を送
風機駆動電圧の形で求める。この制限風量(BLIMIT )
は、外気温度(Tam)の中間域において大きく制限さ
れ、中間域からTamが大きくずれるほど制限量が小さく
なっており、実線は日射量が所定量以下である場合の制
限特性を、一点鎖線は日射が所定量以上ある場合の制限
特性をそれぞれ示している。日射量が大きい場合は、小
さい場合に比べて車室内への供給風量が多く要求される
ので、図から明らかなように、日射量が大きい場合の最
大風量は日射が小さい場合より大きく制限されないよう
になっている。
特性の最大風量(MAX HIまたはHI)を、図6
(a)に示す特性が得られるように、外気温度Tam及び
日射量Qs に応じて制限する制限風量(BLIMIT )を送
風機駆動電圧の形で求める。この制限風量(BLIMIT )
は、外気温度(Tam)の中間域において大きく制限さ
れ、中間域からTamが大きくずれるほど制限量が小さく
なっており、実線は日射量が所定量以下である場合の制
限特性を、一点鎖線は日射が所定量以上ある場合の制限
特性をそれぞれ示している。日射量が大きい場合は、小
さい場合に比べて車室内への供給風量が多く要求される
ので、図から明らかなように、日射量が大きい場合の最
大風量は日射が小さい場合より大きく制限されないよう
になっている。
【0018】以上の演算が終わると、ステップ58にお
いて、空調モードがオートモードであるか否かを判定す
る。オートモードでないと判定された場合(NO)に
は、送風量を手動設定するマニュアルモード状態にある
ので、設定風量を操作パネル46上で設定されたマニュ
アル設定値にセットし(ステップ62)、その設定風量
に対応する送風機駆動電圧(VB)を送風機7のモータ
7aに出力する(ステップ64)。
いて、空調モードがオートモードであるか否かを判定す
る。オートモードでないと判定された場合(NO)に
は、送風量を手動設定するマニュアルモード状態にある
ので、設定風量を操作パネル46上で設定されたマニュ
アル設定値にセットし(ステップ62)、その設定風量
に対応する送風機駆動電圧(VB)を送風機7のモータ
7aに出力する(ステップ64)。
【0019】ステップ58において、オートモードであ
ると判定された場合(YES)には、ステップ60に進
んで温度設定器45を操作することによって温度設定が
変更されたか否かを判定する。温度設定器が操作されて
いなければ、ステップ66へ進み、ステップ54で演算
されたBAUTOと、ステップ56で演算されたBLIMITを
比較し、BAUTO>BLIMIT であれば、ステップ68へ進
んでBLIMIT を送風機駆動電圧(VB)とし、BAUTO≦
BLIMIT であれば、ステップ70へ進んでBAUTOをVB
とする。即ち、BAUTOで得られた送風機駆動電圧をB
LIMIT の範囲内で出力するために、BAUTOとBLIMIT と
のうち小さい方を駆動電圧として出力する。
ると判定された場合(YES)には、ステップ60に進
んで温度設定器45を操作することによって温度設定が
変更されたか否かを判定する。温度設定器が操作されて
いなければ、ステップ66へ進み、ステップ54で演算
されたBAUTOと、ステップ56で演算されたBLIMITを
比較し、BAUTO>BLIMIT であれば、ステップ68へ進
んでBLIMIT を送風機駆動電圧(VB)とし、BAUTO≦
BLIMIT であれば、ステップ70へ進んでBAUTOをVB
とする。即ち、BAUTOで得られた送風機駆動電圧をB
LIMIT の範囲内で出力するために、BAUTOとBLIMIT と
のうち小さい方を駆動電圧として出力する。
【0020】これに対して、ステップ60において、温
度設定が変更されたと判定された場合には、ステップ7
2へ進み、設定変更時の環境状態を認識してその環境状
態でのBLIMIT 特性を変更する。その後、ステップ66
へ進み、上記と同様の制御を行う。
度設定が変更されたと判定された場合には、ステップ7
2へ進み、設定変更時の環境状態を認識してその環境状
態でのBLIMIT 特性を変更する。その後、ステップ66
へ進み、上記と同様の制御を行う。
【0021】前記ステップ72のBLIMIT の特性を変更
する具体的処理ルーチン例が図4に示され、マイクロコ
ンピュータ41は、ステップ80において、温度設定変
更前の送風量に対して、温度設定変更後の送風量がどの
くらい変化したのかを温度設定変更時の風量変更量(Δ
B)として演算する。また、ステップ82において、温
度設定器45を変更した時点での外気温度と日射量を検
知しておく。
する具体的処理ルーチン例が図4に示され、マイクロコ
ンピュータ41は、ステップ80において、温度設定変
更前の送風量に対して、温度設定変更後の送風量がどの
くらい変化したのかを温度設定変更時の風量変更量(Δ
B)として演算する。また、ステップ82において、温
度設定器45を変更した時点での外気温度と日射量を検
知しておく。
【0022】その後、ステップ84において、変更され
た設定温度によって図5から得られたBAUTOと、ステッ
プ56で算出されたBLIMIT とを比較し、BAUTO≦B
LIMITであれば、BLIMIT の特性を変更せずにこのルー
チンを抜け、BAUTO>BLIMITであれば、ステップ86
へ進み、温調制御に日射の影響を考慮しなければならな
いほど日射量Qsが大きいか否かを所定値Q0 より大き
いか否かによって判定する。
た設定温度によって図5から得られたBAUTOと、ステッ
プ56で算出されたBLIMIT とを比較し、BAUTO≦B
LIMITであれば、BLIMIT の特性を変更せずにこのルー
チンを抜け、BAUTO>BLIMITであれば、ステップ86
へ進み、温調制御に日射の影響を考慮しなければならな
いほど日射量Qsが大きいか否かを所定値Q0 より大き
いか否かによって判定する。
【0023】ステップ86によってQs>Q0 であると
判定された場合には、ステップ88へ進み、前記ステッ
プ80で演算された風量変更量(ΔB)が増加方向であ
るのか、減少方向であるのかを判定する。増加方向の変
更であれば、ステップ90へ進み、図6(a)に示すB
LIMIT マップの変更量を、前記ステップ80で演算され
た風量変更量に学習係数α(0<α≦1)を乗じた正の
値として算出する。また、風量変更方向が減少方向であ
れば、ステップ92へ進み、図6(a)に示すBLIMIT
マップの変更量を、前記ステップ80で演算された風量
変更量に学習係数β(0<β≦1)を乗じた負の値とし
て算出する。
判定された場合には、ステップ88へ進み、前記ステッ
プ80で演算された風量変更量(ΔB)が増加方向であ
るのか、減少方向であるのかを判定する。増加方向の変
更であれば、ステップ90へ進み、図6(a)に示すB
LIMIT マップの変更量を、前記ステップ80で演算され
た風量変更量に学習係数α(0<α≦1)を乗じた正の
値として算出する。また、風量変更方向が減少方向であ
れば、ステップ92へ進み、図6(a)に示すBLIMIT
マップの変更量を、前記ステップ80で演算された風量
変更量に学習係数β(0<β≦1)を乗じた負の値とし
て算出する。
【0024】そして、ステップ94において、前記ステ
ップ90または92で算出されたBLIMIT の変更量を日
射量が大きい時(日射量が所定量以上である時)の変更
量として、図6(a)に示す一点鎖線のBLIMIT マップ
に加算し、変更する。
ップ90または92で算出されたBLIMIT の変更量を日
射量が大きい時(日射量が所定量以上である時)の変更
量として、図6(a)に示す一点鎖線のBLIMIT マップ
に加算し、変更する。
【0025】また、ステップ86によってQs≦Q0 で
あると判定された場合には、ステップ96へ進み、前記
ステップ80で演算された風量変更量(ΔB)が増加方
向であるのか、減少方向であるのかを判定する。増加方
向の変更であれば、ステップ98へ進み、図6(a)に
示すBLIMIT マップの変更量を、前記ステップ80で演
算された風量変更量に学習係数γ(0<γ≦1)を乗じ
た正の値として算出する。また、風量変更方向が減少方
向であれば、ステップ100へ進み、図6(a)に示す
BLIMIT マップの変更量を、前記ステップ80で演算さ
れた風量変更量に学習係数δ(0<δ≦1)を乗じた負
の値として算出する。
あると判定された場合には、ステップ96へ進み、前記
ステップ80で演算された風量変更量(ΔB)が増加方
向であるのか、減少方向であるのかを判定する。増加方
向の変更であれば、ステップ98へ進み、図6(a)に
示すBLIMIT マップの変更量を、前記ステップ80で演
算された風量変更量に学習係数γ(0<γ≦1)を乗じ
た正の値として算出する。また、風量変更方向が減少方
向であれば、ステップ100へ進み、図6(a)に示す
BLIMIT マップの変更量を、前記ステップ80で演算さ
れた風量変更量に学習係数δ(0<δ≦1)を乗じた負
の値として算出する。
【0026】そして、ステップ102において、前記ス
テップ98または100で算出されたBLIMIT の変更量
を日射量が小さい時(日射量が所定量以下である時)の
変更量として、図6(a)に示す実線のBLIMIT マップ
に加算し、変更する。
テップ98または100で算出されたBLIMIT の変更量
を日射量が小さい時(日射量が所定量以下である時)の
変更量として、図6(a)に示す実線のBLIMIT マップ
に加算し、変更する。
【0027】ここで、学習係数α、β、γ、δは、乗員
が温度設定器45によって設定変更した際の風量変更量
をそのまま用いると、その時の乗員の健康状態や気分、
操作ミス等により、本来の乗員の好みと異なった学習を
してしまう虞れがあるので、設定変更量に重み付けをし
て徐々に乗員の好みにBLIMIT の特性を近づけるための
ものである。尚、上記制御処理では、変更を徐々に行う
ことによって所望の特性に近づけるものであるが、同一
条件時に同じ設定変更を数回にわたって行った場合に所
望の特性へ一気に変更するようにしてもよい。
が温度設定器45によって設定変更した際の風量変更量
をそのまま用いると、その時の乗員の健康状態や気分、
操作ミス等により、本来の乗員の好みと異なった学習を
してしまう虞れがあるので、設定変更量に重み付けをし
て徐々に乗員の好みにBLIMIT の特性を近づけるための
ものである。尚、上記制御処理では、変更を徐々に行う
ことによって所望の特性に近づけるものであるが、同一
条件時に同じ設定変更を数回にわたって行った場合に所
望の特性へ一気に変更するようにしてもよい。
【0028】しかして、上述の処理によれば、温度設定
器45の変更によって空調状態の変更があれば、その変
更量に所定の重み付けをした量に応じて図6(a)の制
限風量マップが変更されるので、例えば図6(b)のよ
うに、乗員固有の最適空調感が得られる特性に変更され
る。即ち、夏期や冬期等の空調起動時での風量吹き上が
り量が最大となる場合に、温度設定が変更されたらその
時の環境状態を学習し、再び同じ環境状態になった場合
には補正された風量吹き上がり量にするので、乗員が温
度設定を変更しなくても済むようになる。また、日射が
ある場合とない場合とで制限風量の変更量を異ならせて
いるので、例えば、日射が有る場合にのみ乗員が設定変
更を頻繁に行う場合は、図6(a)で示された一点鎖線
の特性線のみが変更されることになり、日射の有無のそ
れぞれに対してきめ細かく各人の好みを反映させること
ができる。
器45の変更によって空調状態の変更があれば、その変
更量に所定の重み付けをした量に応じて図6(a)の制
限風量マップが変更されるので、例えば図6(b)のよ
うに、乗員固有の最適空調感が得られる特性に変更され
る。即ち、夏期や冬期等の空調起動時での風量吹き上が
り量が最大となる場合に、温度設定が変更されたらその
時の環境状態を学習し、再び同じ環境状態になった場合
には補正された風量吹き上がり量にするので、乗員が温
度設定を変更しなくても済むようになる。また、日射が
ある場合とない場合とで制限風量の変更量を異ならせて
いるので、例えば、日射が有る場合にのみ乗員が設定変
更を頻繁に行う場合は、図6(a)で示された一点鎖線
の特性線のみが変更されることになり、日射の有無のそ
れぞれに対してきめ細かく各人の好みを反映させること
ができる。
【0029】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
風量の最大風量制限特性が環境設定を変更する都度学習
されて変更されるので、最大風量を必要とする空調起動
時においては、乗員の好みに合った風量が自動的に得ら
れるようになり、起動時に風量をわざわざ変更する煩わ
しさがなくなるものである。
風量の最大風量制限特性が環境設定を変更する都度学習
されて変更されるので、最大風量を必要とする空調起動
時においては、乗員の好みに合った風量が自動的に得ら
れるようになり、起動時に風量をわざわざ変更する煩わ
しさがなくなるものである。
【図1】図1は、この発明を示す機能ブロック図であ
る。
る。
【図2】図2は、車両用空調装置の概略構成を示す図で
ある。
ある。
【図3】図3は、コントロールユニットによる送風量制
御例を示すフローチャートである。
御例を示すフローチャートである。
【図4】図4は、図3のステップ70に示すBLIMIT 特
性の変更処理ルーチン例を示すフローチャートである。
性の変更処理ルーチン例を示すフローチャートである。
【図5】図5は、総合信号Tと送風量との関係を示す特
性線図である。
性線図である。
【図6】図6は、制限風量(BLIMIT )の特性を示す線
図であり、図6(a)は、コントロールユニットが基準
制限風量として記憶しているマップ例であり、図6
(b)は、学習した後の制限風量を示すマップ例であ
る。
図であり、図6(a)は、コントロールユニットが基準
制限風量として記憶しているマップ例であり、図6
(b)は、学習した後の制限風量を示すマップ例であ
る。
7 送風機 200 環境設定変更手段(45−温度設定器) 210 環境状態検出手段(42−車室内温度検出セン
サ、43−外気温検出センサ、44−日射センサ) 220 制御用信号演算手段 230 オート風量演算手段 240 風量上限制御手段 250 駆動制御手段 260 変更風量演算手段 270 環境状態学習手段 280 制限風量学習手段
サ、43−外気温検出センサ、44−日射センサ) 220 制御用信号演算手段 230 オート風量演算手段 240 風量上限制御手段 250 駆動制御手段 260 変更風量演算手段 270 環境状態学習手段 280 制限風量学習手段
Claims (1)
- 【請求項1】 環境設定を変更する環境設定変更手段
と、 環境状態を検出する環境状態検出手段と、 前記環境設定及び前記環境状態に応じて空調機器の制御
用信号を演算する制御用信号演算手段と、 前記制御用信号に基づいて自動制御用送風量を演算する
オート風量演算手段と、 最大風量を制限する所定の最大風量制限特性から前記環
境状態に応じて最大風量を制限する制限値を演算する風
量上限制限手段と、 前記風量上限制限手段で演算された制限値を風量上限と
する範囲で前記オート風量演算手段で演算された送風量
が得られるように送風機の回転を駆動制御する駆動制御
手段と、 前記環境設定が変更された場合に、変化した送風量を演
算する変更風量演算手段と、 前記環境設定が変更された時の環境状態を認識する環境
状態認識手段と、 前記環境状態認識手段で認識された環境状態に対して、
前記変更風量演算手段で演算された変更風量に基づき前
記所定の最大風量制限特性を変更する制限風量学習手段
と、を具備することを特徴とする車両用空調装置の送風
量制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34445393A JPH07172143A (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | 車両用空調装置の送風量制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34445393A JPH07172143A (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | 車両用空調装置の送風量制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07172143A true JPH07172143A (ja) | 1995-07-11 |
Family
ID=18369388
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34445393A Pending JPH07172143A (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | 車両用空調装置の送風量制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07172143A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6498958B1 (en) | 1999-02-05 | 2002-12-24 | Denso Corporation | Apparatus and method for calculating an air-conditioning system controlled variable |
| JP2019093921A (ja) * | 2017-11-23 | 2019-06-20 | 株式会社デンソー | 空調音の快音化装置 |
-
1993
- 1993-12-17 JP JP34445393A patent/JPH07172143A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6498958B1 (en) | 1999-02-05 | 2002-12-24 | Denso Corporation | Apparatus and method for calculating an air-conditioning system controlled variable |
| JP2019093921A (ja) * | 2017-11-23 | 2019-06-20 | 株式会社デンソー | 空調音の快音化装置 |
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