JPH07172315A - サイドフレーム及びこれを使用した鉄道車両台車 - Google Patents
サイドフレーム及びこれを使用した鉄道車両台車Info
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- JPH07172315A JPH07172315A JP6239191A JP23919194A JPH07172315A JP H07172315 A JPH07172315 A JP H07172315A JP 6239191 A JP6239191 A JP 6239191A JP 23919194 A JP23919194 A JP 23919194A JP H07172315 A JPH07172315 A JP H07172315A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B61—RAILWAYS
- B61F—RAIL VEHICLE SUSPENSIONS, e.g. UNDERFRAMES, BOGIES OR ARRANGEMENTS OF WHEEL AXLES; RAIL VEHICLES FOR USE ON TRACKS OF DIFFERENT WIDTH; PREVENTING DERAILING OF RAIL VEHICLES; WHEEL GUARDS, OBSTRUCTION REMOVERS OR THE LIKE FOR RAIL VEHICLES
- B61F11/00—Rail vehicles characterised by rail-engaging elements other than wheels, e.g. balls
-
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- B61F5/00—Constructional details of bogies; Connections between bogies and vehicle underframes; Arrangements or devices for adjusting or allowing self-adjustment of wheel axles or bogies when rounding curves
- B61F5/50—Other details
- B61F5/52—Bogie frames
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Emergency Lowering Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 鉄道車両台車用サイドフレームを軽量化す
る。 【構成】 鉄道車両台車10で、サイドフレーム20、
24の重量を軽減する手段として中実の一体構造の断面
I−ビーム形状に形成する。I−ビームの中実の上部フ
ランジは典型的な底部圧縮部材に対応する。上部30及
び底部フランジ40を連結する中実の垂直ウェブ50は
代表的で、このウェブは上部又は底部部材で吸収される
べき力を吸収する。この特徴のためサイドフレームは軽
量となり、しかも上部及び底部部材は寸法的に小型に鋳
造できるから構造的に強固になる。重量軽減を更に利用
するため、I−ビーム形状は中央部から端部に向けて厚
さが構造的に傾斜し、この傾斜はサイドフレームが受け
る荷重に対応する。この開放したI−ビーム外観のため
信頼性の高い検査が可能で、鋳造用中子の使用個数が減
少するため鋳造物の品質が向上する。
る。 【構成】 鉄道車両台車10で、サイドフレーム20、
24の重量を軽減する手段として中実の一体構造の断面
I−ビーム形状に形成する。I−ビームの中実の上部フ
ランジは典型的な底部圧縮部材に対応する。上部30及
び底部フランジ40を連結する中実の垂直ウェブ50は
代表的で、このウェブは上部又は底部部材で吸収される
べき力を吸収する。この特徴のためサイドフレームは軽
量となり、しかも上部及び底部部材は寸法的に小型に鋳
造できるから構造的に強固になる。重量軽減を更に利用
するため、I−ビーム形状は中央部から端部に向けて厚
さが構造的に傾斜し、この傾斜はサイドフレームが受け
る荷重に対応する。この開放したI−ビーム外観のため
信頼性の高い検査が可能で、鋳造用中子の使用個数が減
少するため鋳造物の品質が向上する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、改良された鉄道車両
(レールカー)の台車、特に一対のサイドフレームとボ
ルスタによって構成される3部品貨車台車の軽量側ば
り、即ちサイドフレームに関連する。
(レールカー)の台車、特に一対のサイドフレームとボ
ルスタによって構成される3部品貨車台車の軽量側ば
り、即ちサイドフレームに関連する。
【0002】
【従来の技術】アメリカ合衆国において多用されている
貨車構造は、3部品台車として知られている。3部品台
車は車輪付構造体で軌道上に配置され、通常2台の台車
が各鉄道車両の車体の前後に使用される。用語「3部
品」は、車輪とレールに平行に配置された2個のサイド
フレームと、サイドフレーム間を横断して配置される1
個のボルスタを有する台車を意味する。鉄道車両の重量
は、通常、ボルスタの中央に連結されたセンタープレー
トで支持される。
貨車構造は、3部品台車として知られている。3部品台
車は車輪付構造体で軌道上に配置され、通常2台の台車
が各鉄道車両の車体の前後に使用される。用語「3部
品」は、車輪とレールに平行に配置された2個のサイド
フレームと、サイドフレーム間を横断して配置される1
個のボルスタを有する台車を意味する。鉄道車両の重量
は、通常、ボルスタの中央に連結されたセンタープレー
トで支持される。
【0003】各鋳鋼製サイドフレームは通常、単一の鋳
造品で、両端に、受台あご、即ちペデスタルジョーを有
する細長い、上部圧縮部材に連結された細長い底部引張
部材を有する。ペデスタルジョーは、一定間隔離れたサ
イドフレーム間を横断して伸びる車輪軸受を支持する。
通常、縦方向に離れた一対の内部支柱が上部部材及び底
部部材を垂直に連結し、台車ボルスタを収容するボルス
タ開口部を形成する。ボルスタは通常、単一の鋳鋼部品
として構成され、ボルスタの両端部はサイドフレームの
ボルスタ開口部内に伸びる。ボルスタの両端部は、底部
引張部材から突出する水平延長板上に配置されたばね群
によって支持される。
造品で、両端に、受台あご、即ちペデスタルジョーを有
する細長い、上部圧縮部材に連結された細長い底部引張
部材を有する。ペデスタルジョーは、一定間隔離れたサ
イドフレーム間を横断して伸びる車輪軸受を支持する。
通常、縦方向に離れた一対の内部支柱が上部部材及び底
部部材を垂直に連結し、台車ボルスタを収容するボルス
タ開口部を形成する。ボルスタは通常、単一の鋳鋼部品
として構成され、ボルスタの両端部はサイドフレームの
ボルスタ開口部内に伸びる。ボルスタの両端部は、底部
引張部材から突出する水平延長板上に配置されたばね群
によって支持される。
【0004】鉄道車両台車は苛酷な環境、即ち静的負荷
が増幅される環境で作動されかつ車両及び車両の最大積
載荷重並びに車両自身の重量を支持しなければならない
ため、構造的に強固に製造される。台車自身は、レール
に加えられる全自重の大部分を占める重量を有する強力
な構造部品である。通常、レールは軌条の信頼性と摩耗
条件に関連する鉄道によって規制され、荷主が鉄道車両
に信頼を置く製品の最大品質は、車体の重量及び台車に
よって影響を受ける。従って、台車構成部品の重量軽減
は車両の支持性能の向上に役立つ。
が増幅される環境で作動されかつ車両及び車両の最大積
載荷重並びに車両自身の重量を支持しなければならない
ため、構造的に強固に製造される。台車自身は、レール
に加えられる全自重の大部分を占める重量を有する強力
な構造部品である。通常、レールは軌条の信頼性と摩耗
条件に関連する鉄道によって規制され、荷主が鉄道車両
に信頼を置く製品の最大品質は、車体の重量及び台車に
よって影響を受ける。従って、台車構成部品の重量軽減
は車両の支持性能の向上に役立つ。
【0005】初期の鋳鋼台車設計者は、サイドフレーム
の重量軽減ため、数種型式の断面形状を考案したが、
「開放」断面を開発することはできなかった。事実、こ
の方面の研究は成功せず、今日までアメリカ鉄道協会
(AAR)は開放断面サイドフレームを禁止している。
3部品台車形状に現在使用されている鋳鋼サイドフレー
ムは箱型又はC型断面を有する。箱型又はC型断面のサ
イドフレームの製造には、多くの中子、即ちコアを鋳造
工程で使用しなければならない。多くのコアを使用する
と、製造コストの増大の原因となるのみならず、融解金
属を注入する通路が複雑なとなりまた注入工程が複雑に
なる欠点がある。
の重量軽減ため、数種型式の断面形状を考案したが、
「開放」断面を開発することはできなかった。事実、こ
の方面の研究は成功せず、今日までアメリカ鉄道協会
(AAR)は開放断面サイドフレームを禁止している。
3部品台車形状に現在使用されている鋳鋼サイドフレー
ムは箱型又はC型断面を有する。箱型又はC型断面のサ
イドフレームの製造には、多くの中子、即ちコアを鋳造
工程で使用しなければならない。多くのコアを使用する
と、製造コストの増大の原因となるのみならず、融解金
属を注入する通路が複雑なとなりまた注入工程が複雑に
なる欠点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】その後、鋳造サイドフ
レームに代わる革命的に軽量の組立式サイドフレームが
開発された。しかし、組立式サイドフレームに溶接部を
形成するため、疲労寿命が短縮され、組立式サイドフレ
ームは、鋳造サイドフレームに比べて動作寿命が短いこ
とが判明した。組立式サイドフレームが短い使用期間の
ため、鋳鋼サイドフレームに対する研究が継続された
が、疲労寿命を改善するために、サイドフレームの一部
の断面厚を増加することが必要となったが、これは明ら
かに否定的要因である。
レームに代わる革命的に軽量の組立式サイドフレームが
開発された。しかし、組立式サイドフレームに溶接部を
形成するため、疲労寿命が短縮され、組立式サイドフレ
ームは、鋳造サイドフレームに比べて動作寿命が短いこ
とが判明した。組立式サイドフレームが短い使用期間の
ため、鋳鋼サイドフレームに対する研究が継続された
が、疲労寿命を改善するために、サイドフレームの一部
の断面厚を増加することが必要となったが、これは明ら
かに否定的要因である。
【0007】軽量でしかも強固なサイドフレームの開発
を妨害する別の問題は、鋳鋼サイドフレームの構造的開
発は費用がかかり、最近のコンピュータの発達以前には
高価な鋳造物(パターン)の製造及び試験サンプル注入
後に初めてサイドフレーム上の荷重通路を評価できたか
らである。通常、上記の製造工程は1個の試験用の部品
を作る前に数個のサンプルを鋳造する必要がある。サイ
ドフレームの構造的完全性を予測する荷重試験は費用が
かかり、証明を目的として鉄道協会(AAR)で公式に
承認された機械は僅かしか存在せず、その一つはイリノ
イ州のグラナイトシテイにあるエーエスエフ(ASF)
研究所製のものである。しかも全種類の開発段階の終了
後、鉄道協会(AAR)は設計変更を承認しなければな
らない。この方法は複雑な設計変更に対して数ケ月又は
数年を要する。従って、貨車台車の設計分野では、鉄道
工業での改良が緩慢であることは驚くには当らない。こ
れらの障害にも拘らず、新規な分析工具及びコストを低
下する純粋な要求が切実に存在する。
を妨害する別の問題は、鋳鋼サイドフレームの構造的開
発は費用がかかり、最近のコンピュータの発達以前には
高価な鋳造物(パターン)の製造及び試験サンプル注入
後に初めてサイドフレーム上の荷重通路を評価できたか
らである。通常、上記の製造工程は1個の試験用の部品
を作る前に数個のサンプルを鋳造する必要がある。サイ
ドフレームの構造的完全性を予測する荷重試験は費用が
かかり、証明を目的として鉄道協会(AAR)で公式に
承認された機械は僅かしか存在せず、その一つはイリノ
イ州のグラナイトシテイにあるエーエスエフ(ASF)
研究所製のものである。しかも全種類の開発段階の終了
後、鉄道協会(AAR)は設計変更を承認しなければな
らない。この方法は複雑な設計変更に対して数ケ月又は
数年を要する。従って、貨車台車の設計分野では、鉄道
工業での改良が緩慢であることは驚くには当らない。こ
れらの障害にも拘らず、新規な分析工具及びコストを低
下する純粋な要求が切実に存在する。
【0008】しかし、コンピュータ技術の長足の進歩に
伴う優れた工業的分析により、設計者は技術開発に挑戦
することが可能になり、従来のものより軽量でかつ実際
に強固な車両部材の設計が可能となった。最新の車両技
術によれば車両の輸送性能の最大化に向けて注意を集中
すると共に、鉄道車両の構成要素で重量を軽減すること
によりエネルギ消費を節約することができる。
伴う優れた工業的分析により、設計者は技術開発に挑戦
することが可能になり、従来のものより軽量でかつ実際
に強固な車両部材の設計が可能となった。最新の車両技
術によれば車両の輸送性能の最大化に向けて注意を集中
すると共に、鉄道車両の構成要素で重量を軽減すること
によりエネルギ消費を節約することができる。
【0009】従って、本発明の目的は、材料を効果的に
利用して鋳造により重量を軽減し、強度対重量比の増加
を実現できる鉄道車両台車サイドフレームを提供するこ
とにある。
利用して鋳造により重量を軽減し、強度対重量比の増加
を実現できる鉄道車両台車サイドフレームを提供するこ
とにある。
【0010】本発明の他の一目的は、重量を軽減すると
共に、重要区域への応力集中を回避できる鉄道車両台車
用サイドフレームを提供することにある。
共に、重要区域への応力集中を回避できる鉄道車両台車
用サイドフレームを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明による鉄道車両台
車用軽量鋳造サイドフレームは、下向きに突出する受台
あごをそれぞれ有する第1端部と第2端部を含みかつ縦
方向に細長い中実の上部圧縮部材を構成しかつ水平に配
置される中実の上部フランジと、前方部、後方部、この
間の中間部を有する中実の底部引張部材を構成しかつ水
平に配置される中実の底部フランジと、上部フランジと
底部フランジとを連結する前方垂直支柱及び後方垂直支
柱並びに及び前方垂直支柱と後方垂直支柱との間にボル
スタ開口部を形成すると共に、サイドフレーム中間部に
開放部を含みかつ一対の側辺を有するほぼ中実の垂直ウ
ェブとが設けられる。底部引張部材の中間部は上部圧縮
部材とほぼ平行である。底部引張部材の前方部は上方に
伸びる中実の傾斜分を有しかつ第1屈曲点を形成する。
底部引張部材の後方部は上方に伸びる中実の傾斜部を有
しかつ各受台あごで上部圧縮部材端部に連結される。鉄
道車両の最大積載荷重を支持する比較的軽量で全体にほ
ぼ中実のI−ビーム断面形状を有する開放構造で形成さ
れかつ縦軸、前端、後端及びこの間の中間部を有する。
車用軽量鋳造サイドフレームは、下向きに突出する受台
あごをそれぞれ有する第1端部と第2端部を含みかつ縦
方向に細長い中実の上部圧縮部材を構成しかつ水平に配
置される中実の上部フランジと、前方部、後方部、この
間の中間部を有する中実の底部引張部材を構成しかつ水
平に配置される中実の底部フランジと、上部フランジと
底部フランジとを連結する前方垂直支柱及び後方垂直支
柱並びに及び前方垂直支柱と後方垂直支柱との間にボル
スタ開口部を形成すると共に、サイドフレーム中間部に
開放部を含みかつ一対の側辺を有するほぼ中実の垂直ウ
ェブとが設けられる。底部引張部材の中間部は上部圧縮
部材とほぼ平行である。底部引張部材の前方部は上方に
伸びる中実の傾斜分を有しかつ第1屈曲点を形成する。
底部引張部材の後方部は上方に伸びる中実の傾斜部を有
しかつ各受台あごで上部圧縮部材端部に連結される。鉄
道車両の最大積載荷重を支持する比較的軽量で全体にほ
ぼ中実のI−ビーム断面形状を有する開放構造で形成さ
れかつ縦軸、前端、後端及びこの間の中間部を有する。
【0012】上部フランジは、上部圧縮部材が受ける静
的及び動的荷重に従って縦軸に沿って傾斜した断面厚を
有する。上部フランジの断面厚はその中央部近くで約
1.75cmで、受台あご近くでは約1.27cmで、上
記断面厚は中央部から受台あごに向けて次第に減少し、
前方垂直支柱から後方垂直支柱までの上部フランジの中
央部までの断面厚は連続的に約1.75cmである。中
実底部フランジは、底部圧縮部材が受ける静的及び動的
荷重に従ってその縦軸に沿って傾斜した断面厚を有す
る。底部フランジの断面厚は中央部近くで約1.9cm
で、受台あご近くでは約1.57cmで、上記断面厚は
中央部から受台あごに向かって次第に減少し、前方垂直
支柱から後方垂直支柱までの底部フランジの断面厚は連
続的に約1.9cmである。
的及び動的荷重に従って縦軸に沿って傾斜した断面厚を
有する。上部フランジの断面厚はその中央部近くで約
1.75cmで、受台あご近くでは約1.27cmで、上
記断面厚は中央部から受台あごに向けて次第に減少し、
前方垂直支柱から後方垂直支柱までの上部フランジの中
央部までの断面厚は連続的に約1.75cmである。中
実底部フランジは、底部圧縮部材が受ける静的及び動的
荷重に従ってその縦軸に沿って傾斜した断面厚を有す
る。底部フランジの断面厚は中央部近くで約1.9cm
で、受台あご近くでは約1.57cmで、上記断面厚は
中央部から受台あごに向かって次第に減少し、前方垂直
支柱から後方垂直支柱までの底部フランジの断面厚は連
続的に約1.9cmである。
【0013】垂直ウェブは、垂直ウェブが受ける静的及
び動的負荷に従ってその縦軸に沿って傾斜した断面厚を
有する。中実ウェブの断面厚は中央部の近くで約1.9
cmで、受台あごの近くでは1.57cmで、上記断面
厚は中央部から受台あごまで次第に減少する。垂直ウェ
ブは少なくとも2個の、縦方向に離れた肉抜き穴を有
し、肉抜き穴の一つはボルスタ開口部の前方に一定距離
離れて配置され、肉抜き穴の他の一つはボルスタ開口部
の後方縦方向に同一距離離れて配置される。各肉抜き穴
は上部フランジから垂直に等距離離れて配置され、各肉
抜き穴は水平上縁部、垂直側縁部及び傾斜側縁部で形成
され、水平上縁部、垂直側縁部及び傾斜側縁部は相互に
連結されてほぼ三角形を形成する。各肉抜き穴は各肉抜
き穴の周囲に断面係数を維持するための補強用リップを
含む連続した周縁部を有する。補強用リップは、垂直ウ
ェブが受ける静的荷重に従って各肉抜き穴の周囲の断面
厚が変化する。垂直側部上の補強用リップは上部及び傾
斜部よりも厚い。サイドフレームのI−ビーム形状は、
管状断面を有するサイドフレームに比較して小数の鋳造
用中子を使用して連続的に鋳造される。I−ビームの上
部及び底部フランジは、底部フランジと垂直ウェブとの
連結位置に単純な半径曲線の面取り材料を含む。I−ビ
ームの垂直ウェブと支柱は、前方垂直支柱及び後方垂直
支柱と垂直ウェブとの連結位置に単純な半径曲線の面取
り材料を含む。上部フランジは中央部と受台あごとの間
で十分に傾斜する寸法幅を有する。上部フランジは、中
央部で約21.6cmから受台あごで約9.5cmまで幅
が傾斜する。各受台あご及び第1及び第2屈曲点の間で
垂直ウェブの各側辺に垂直に取付けられかつ垂直ウェブ
のねじれを阻止するウェブ補強装置が設けられる。垂直
ウェブの各側辺に水平に取付けられかつ前方垂直及び後
方垂直柱を補強するウェブ補強装置が設けられる。最大
積載荷重対重量比が約11対1である。開放した各垂直
ウェブの側辺及び上部フランジ、底部フランジ及び傾斜
フランジ並びに各受台あごを検査のため観察できる。鋳
造欠陥の原因となる鋳造用中子を減少して、高温金属流
動の乱流を減少する。鋳造欠陥の原因となる中子の数を
減少して、鋳造応力を減少する。
び動的負荷に従ってその縦軸に沿って傾斜した断面厚を
有する。中実ウェブの断面厚は中央部の近くで約1.9
cmで、受台あごの近くでは1.57cmで、上記断面
厚は中央部から受台あごまで次第に減少する。垂直ウェ
ブは少なくとも2個の、縦方向に離れた肉抜き穴を有
し、肉抜き穴の一つはボルスタ開口部の前方に一定距離
離れて配置され、肉抜き穴の他の一つはボルスタ開口部
の後方縦方向に同一距離離れて配置される。各肉抜き穴
は上部フランジから垂直に等距離離れて配置され、各肉
抜き穴は水平上縁部、垂直側縁部及び傾斜側縁部で形成
され、水平上縁部、垂直側縁部及び傾斜側縁部は相互に
連結されてほぼ三角形を形成する。各肉抜き穴は各肉抜
き穴の周囲に断面係数を維持するための補強用リップを
含む連続した周縁部を有する。補強用リップは、垂直ウ
ェブが受ける静的荷重に従って各肉抜き穴の周囲の断面
厚が変化する。垂直側部上の補強用リップは上部及び傾
斜部よりも厚い。サイドフレームのI−ビーム形状は、
管状断面を有するサイドフレームに比較して小数の鋳造
用中子を使用して連続的に鋳造される。I−ビームの上
部及び底部フランジは、底部フランジと垂直ウェブとの
連結位置に単純な半径曲線の面取り材料を含む。I−ビ
ームの垂直ウェブと支柱は、前方垂直支柱及び後方垂直
支柱と垂直ウェブとの連結位置に単純な半径曲線の面取
り材料を含む。上部フランジは中央部と受台あごとの間
で十分に傾斜する寸法幅を有する。上部フランジは、中
央部で約21.6cmから受台あごで約9.5cmまで幅
が傾斜する。各受台あご及び第1及び第2屈曲点の間で
垂直ウェブの各側辺に垂直に取付けられかつ垂直ウェブ
のねじれを阻止するウェブ補強装置が設けられる。垂直
ウェブの各側辺に水平に取付けられかつ前方垂直及び後
方垂直柱を補強するウェブ補強装置が設けられる。最大
積載荷重対重量比が約11対1である。開放した各垂直
ウェブの側辺及び上部フランジ、底部フランジ及び傾斜
フランジ並びに各受台あごを検査のため観察できる。鋳
造欠陥の原因となる鋳造用中子を減少して、高温金属流
動の乱流を減少する。鋳造欠陥の原因となる中子の数を
減少して、鋳造応力を減少する。
【0014】本発明による鉄道車両台車は、縦軸を有し
かつ横方向に離れてその間に輪軸が装着される一対のサ
イドフレームを含み、各サイドフレームは前方部、後方
部及び中央部を有し、サイドフレームの中央部は横方向
に伸びるボルスタを収容するボルスタ開口部を形成す
る。サイドフレームは比較的軽量でかつ車両の最大積載
荷重を移動する開放構造を有する。各サイドフレーム
は、中実でかつ水平に配置された上部フランジと、中実
でかつ水平に配置された底部フランジと、上部フランジ
と底部フランジとを連結するほぼ中実の垂直ウェブで構
成されかつ開放したほぼ中実でI−ビーム断面形状を有
する。上部フランジは、上部フランジが受ける静的及び
動的負荷に一致して縦軸に沿って傾斜した断面厚を有す
る。中実の底部フランジは、底部フランジが受ける静的
及び動的荷重に一致して縦軸に沿って傾斜する。ほぼ中
実の垂直ウェブは、受ける静的及び動的荷重に一致して
縦軸に沿って傾斜する断面厚を有する。
かつ横方向に離れてその間に輪軸が装着される一対のサ
イドフレームを含み、各サイドフレームは前方部、後方
部及び中央部を有し、サイドフレームの中央部は横方向
に伸びるボルスタを収容するボルスタ開口部を形成す
る。サイドフレームは比較的軽量でかつ車両の最大積載
荷重を移動する開放構造を有する。各サイドフレーム
は、中実でかつ水平に配置された上部フランジと、中実
でかつ水平に配置された底部フランジと、上部フランジ
と底部フランジとを連結するほぼ中実の垂直ウェブで構
成されかつ開放したほぼ中実でI−ビーム断面形状を有
する。上部フランジは、上部フランジが受ける静的及び
動的負荷に一致して縦軸に沿って傾斜した断面厚を有す
る。中実の底部フランジは、底部フランジが受ける静的
及び動的荷重に一致して縦軸に沿って傾斜する。ほぼ中
実の垂直ウェブは、受ける静的及び動的荷重に一致して
縦軸に沿って傾斜する断面厚を有する。
【0015】
【作用】本発明は、サイドフレームの基礎的設計に、特
殊のI‐断面形状と垂直ウェブを与えることによって上
記の目的を達成するものである。ウェブの一部は重量軽
減のため除去されるが、I−ビーム形状の鋳造体のフラ
ンジは外縁上に十分な半径が与えられる。この大きい半
径は連続表面を融和し、融解金属を鋳造物内に「押湯す
る」効果を与える。この改良された押湯効果は応力集中
を防止し、急激な局部的変化で発生する疲労問題を軽減
し、所要金属量、鋳造時間及び従来の鋳造法に伴う仕上
労働力を軽減する。また、上記の大きい半径のため、フ
ランジがウェブに接する位置で鋳型から鋳造物(パター
ン)を容易に取出すことができる。
殊のI‐断面形状と垂直ウェブを与えることによって上
記の目的を達成するものである。ウェブの一部は重量軽
減のため除去されるが、I−ビーム形状の鋳造体のフラ
ンジは外縁上に十分な半径が与えられる。この大きい半
径は連続表面を融和し、融解金属を鋳造物内に「押湯す
る」効果を与える。この改良された押湯効果は応力集中
を防止し、急激な局部的変化で発生する疲労問題を軽減
し、所要金属量、鋳造時間及び従来の鋳造法に伴う仕上
労働力を軽減する。また、上記の大きい半径のため、フ
ランジがウェブに接する位置で鋳型から鋳造物(パター
ン)を容易に取出すことができる。
【0016】本発明は、従来のサイドフレームの閉鎖し
た管状構造に比較して試験性能が増加することを理解す
ることが非常に重要である。一体であるが「開放した」
I−ビーム構造のため、全サイドフレーム表面は明瞭な
開放状態で示されるから検査が容易である。従来のサイ
ドフレームでは、閉鎖構造の設計は、内側表面は明瞭な
視察が行われず、肉眼で検査することができない。本発
明の中実なI−ビーム設計によれば、鋳造直後に鋳造欠
陥と表面不規則性は検出でき、使用前に修理することが
可能である。本発明の中実で開放型の設計は、使用後の
疲労割れの徴候に対しては肉眼観察及び非破壊的に容易
に検査できる利点がある。全表面を肉眼で観察できるか
ら、破壊的故障を発生することなく線路の動作安全性を
保持する早期検出の問題を解決することができる。
た管状構造に比較して試験性能が増加することを理解す
ることが非常に重要である。一体であるが「開放した」
I−ビーム構造のため、全サイドフレーム表面は明瞭な
開放状態で示されるから検査が容易である。従来のサイ
ドフレームでは、閉鎖構造の設計は、内側表面は明瞭な
視察が行われず、肉眼で検査することができない。本発
明の中実なI−ビーム設計によれば、鋳造直後に鋳造欠
陥と表面不規則性は検出でき、使用前に修理することが
可能である。本発明の中実で開放型の設計は、使用後の
疲労割れの徴候に対しては肉眼観察及び非破壊的に容易
に検査できる利点がある。全表面を肉眼で観察できるか
ら、破壊的故障を発生することなく線路の動作安全性を
保持する早期検出の問題を解決することができる。
【0017】中実で開放型の本発明のサイドフレーム
は、生産コスト、仕上コスト、輸送コスト及び使用中の
作動コストに大きな影響を与える経済的利点がある。例
えば、中実のI−ビーム設計のサイドフレームは鋳造コ
アに必要な数を18から6に減少できる。コアの数が少
なければ材料と労働コストを節約できかつ鋳型を通る金
属の流れが速いため生産鋳造時間を短縮でき、複雑な湾
曲部と折り返し部が少ないから金属の流れが更に円滑に
なる。また、コアを省略することにより品質低下に関連
する鋳造問題を減少することができる。サイドフレーム
の疲労寿命に大きな影響を与える鋳造による応力発生
は、制限的コアポートで発生する鋳造乱流が事実上除去
されるからほとんど防止される。コアが少数になると鋳
造寸法はより均一になるから鋳型冷却時間もより均一に
なり、熱間割れや冷却時に発生する応力を防止する。
は、生産コスト、仕上コスト、輸送コスト及び使用中の
作動コストに大きな影響を与える経済的利点がある。例
えば、中実のI−ビーム設計のサイドフレームは鋳造コ
アに必要な数を18から6に減少できる。コアの数が少
なければ材料と労働コストを節約できかつ鋳型を通る金
属の流れが速いため生産鋳造時間を短縮でき、複雑な湾
曲部と折り返し部が少ないから金属の流れが更に円滑に
なる。また、コアを省略することにより品質低下に関連
する鋳造問題を減少することができる。サイドフレーム
の疲労寿命に大きな影響を与える鋳造による応力発生
は、制限的コアポートで発生する鋳造乱流が事実上除去
されるからほとんど防止される。コアが少数になると鋳
造寸法はより均一になるから鋳型冷却時間もより均一に
なり、熱間割れや冷却時に発生する応力を防止する。
【0018】鋳造作業での大きなコスト低下のほかに、
本発明のサイドフレームを鋳型から分離したとき、コア
間を洩れる金属によって形成される突起(スプルー)の
数が減少し、仕上げ時間は大幅に減少される。また、サ
イドフレームのほぼ全面が外部に開放され、外部から容
易に到達できない表面はないから、仕上げ用溶接量は減
少し、各サイドフレームは修理と使用の機会が保証さ
れ、たとえ仕上げ用溶接量が多量であり到達が困難と判
定されても、スクラップにすることはない。
本発明のサイドフレームを鋳型から分離したとき、コア
間を洩れる金属によって形成される突起(スプルー)の
数が減少し、仕上げ時間は大幅に減少される。また、サ
イドフレームのほぼ全面が外部に開放され、外部から容
易に到達できない表面はないから、仕上げ用溶接量は減
少し、各サイドフレームは修理と使用の機会が保証さ
れ、たとえ仕上げ用溶接量が多量であり到達が困難と判
定されても、スクラップにすることはない。
【0019】上記の大きな経済的生産費節減のほかに、
本発明の新規なサイドフレーム設計は、各サイドフレー
ムの重量が従来のサイドフレームよりも約90−112
kg軽量のため、輸送費を節約できる。従って更に仕上
げ加工したサイドフレームを各線路に出荷して輸送コス
トを減少できる。また、軽量の台車アセンブリによって
得られる重量軽減を負荷される余分の有料荷重の対応利
得に変換することによって、単位距離当たりの経営費も
節約できる。これは、重量軽減によって最大積載荷重が
増大すれば、燃料節約にもなる。
本発明の新規なサイドフレーム設計は、各サイドフレー
ムの重量が従来のサイドフレームよりも約90−112
kg軽量のため、輸送費を節約できる。従って更に仕上
げ加工したサイドフレームを各線路に出荷して輸送コス
トを減少できる。また、軽量の台車アセンブリによって
得られる重量軽減を負荷される余分の有料荷重の対応利
得に変換することによって、単位距離当たりの経営費も
節約できる。これは、重量軽減によって最大積載荷重が
増大すれば、燃料節約にもなる。
【0020】約言すると、本発明では総ての非重要区域
の金属を軽減してサイドフレームの重量を軽減するこ
と、及び鋳造過程で使用するコアの数を減少すること、
コアの数を減少して、鋳造に伴う融解金属供給過程及び
凝固過程を改良することができる。サイドフレームに関
連する試験又は使用問題の大部分は鋳造欠陥又は設計に
よる応力集中の結果であるから、本発明は疲労亀裂を発
生する鋳造欠陥を減少して軽量で堅固なサイドフレーム
を製造することができる。サイドフレームは疲労問題を
起こし易い構造体であるから、疲労発生区域のいかなる
改良も良好な鋳造によって得られる。複雑性の少ない流
動パターンはある区域に集中して鋳造欠陥を生ずる応力
を減少するから、高温亀裂の可能性を低下しかつサイド
フレームの疲労寿命を延長する。
の金属を軽減してサイドフレームの重量を軽減するこ
と、及び鋳造過程で使用するコアの数を減少すること、
コアの数を減少して、鋳造に伴う融解金属供給過程及び
凝固過程を改良することができる。サイドフレームに関
連する試験又は使用問題の大部分は鋳造欠陥又は設計に
よる応力集中の結果であるから、本発明は疲労亀裂を発
生する鋳造欠陥を減少して軽量で堅固なサイドフレーム
を製造することができる。サイドフレームは疲労問題を
起こし易い構造体であるから、疲労発生区域のいかなる
改良も良好な鋳造によって得られる。複雑性の少ない流
動パターンはある区域に集中して鋳造欠陥を生ずる応力
を減少するから、高温亀裂の可能性を低下しかつサイド
フレームの疲労寿命を延長する。
【0021】
【実施例】以下、図7に示す従来のサイドフレームと共
に、本発明によるサイドフレームの実施例を図1〜図1
2について説明する。
に、本発明によるサイドフレームの実施例を図1〜図1
2について説明する。
【0022】図1は鉄道工業に共通の鉄道車両の台車1
0を示す。台車10は一般に車両の長さ方向の縦方向に
間隔をあけて配置される一対の輪軸12を含み、各輪軸
12は車軸18と、標準の方法で車軸18の両端に取付
けられかつ横方向に間隔をあけて配置された車輪22と
を有する。
0を示す。台車10は一般に車両の長さ方向の縦方向に
間隔をあけて配置される一対の輪軸12を含み、各輪軸
12は車軸18と、標準の方法で車軸18の両端に取付
けられかつ横方向に間隔をあけて配置された車輪22と
を有する。
【0023】横方向に間隔をあけて配置された一対のサ
イドフレーム20、24は車軸12上に装着される。サ
イドフレーム20、24はそれぞれボルスタ16の端部
を支持する開口部26を有し、ボルスタ16はボルスタ
開口部26内に配置されたばねセット14上に支持され
る。ボルスタ16は各サイドフレーム20、24の間に
伸び出し、鉄道車両の重量を支持する。ボルスタ16
は、垂直方向に運動すると、サイドフレーム20、24
の底部のばねシート板25に取付けられたばねセット1
4の弾力により上方に付勢される。基本的に標準構造を
備えたボルスタ16の詳細な説明は省略する。
イドフレーム20、24は車軸12上に装着される。サ
イドフレーム20、24はそれぞれボルスタ16の端部
を支持する開口部26を有し、ボルスタ16はボルスタ
開口部26内に配置されたばねセット14上に支持され
る。ボルスタ16は各サイドフレーム20、24の間に
伸び出し、鉄道車両の重量を支持する。ボルスタ16
は、垂直方向に運動すると、サイドフレーム20、24
の底部のばねシート板25に取付けられたばねセット1
4の弾力により上方に付勢される。基本的に標準構造を
備えたボルスタ16の詳細な説明は省略する。
【0024】サイドフレーム20、24の主な破損原因
は、サイドフレーム20、24を形成する鋳造金属の湾
曲隅部及び不規則形状部、例えば急激な断面減少部、鋳
造品の傷、急激な湾曲部、段差部並びに鋳型及びコアの
砂孔表面のきず跡形状に主に集中する張力誘因ストレス
に伴う金属疲労に起因することは業界で公知である。金
属中の鋳造用中子押えもストレス集中の他の一因であ
る。鋳型の型枠内にコア要素を正確な位置に保持し、コ
アと鋳型表面との間に正しい間隔をとって最終鋳造物に
所望の金属厚を得るため、小型の金属製スペーサからな
る中子押えは業界で公知である。理想的には、中子押え
は完全に融解して鋳造金属と区別ができなくなるもので
あるが、多くの場合完全には融解せず、鋳造で発生する
応力蓄積の原因になる。コアの数を減少すると、中子押
えの数を減少することができる。
は、サイドフレーム20、24を形成する鋳造金属の湾
曲隅部及び不規則形状部、例えば急激な断面減少部、鋳
造品の傷、急激な湾曲部、段差部並びに鋳型及びコアの
砂孔表面のきず跡形状に主に集中する張力誘因ストレス
に伴う金属疲労に起因することは業界で公知である。金
属中の鋳造用中子押えもストレス集中の他の一因であ
る。鋳型の型枠内にコア要素を正確な位置に保持し、コ
アと鋳型表面との間に正しい間隔をとって最終鋳造物に
所望の金属厚を得るため、小型の金属製スペーサからな
る中子押えは業界で公知である。理想的には、中子押え
は完全に融解して鋳造金属と区別ができなくなるもので
あるが、多くの場合完全には融解せず、鋳造で発生する
応力蓄積の原因になる。コアの数を減少すると、中子押
えの数を減少することができる。
【0025】前記のように、サイドフレームの圧縮応力
及び引張応力の問題を議論する歴史的設計考察は、主と
して、重量を度外視して上部及び底部部材の断面厚を増
加するものであった。これに対して、本発明のサイドフ
レームでは、総ての3部品台車に共通の静的荷重及び動
的荷重の問題を分析して、軽量の金属を使用するため、
本発明のサイドフレームはほぼ全面が外部に開放し、し
かも強固なI−ビームによって構成される。
及び引張応力の問題を議論する歴史的設計考察は、主と
して、重量を度外視して上部及び底部部材の断面厚を増
加するものであった。これに対して、本発明のサイドフ
レームでは、総ての3部品台車に共通の静的荷重及び動
的荷重の問題を分析して、軽量の金属を使用するため、
本発明のサイドフレームはほぼ全面が外部に開放し、し
かも強固なI−ビームによって構成される。
【0026】同一部材であるサイドフレーム20、24
の一つについて詳述するが、詳細な説明の前に、この新
規なサイドフレームは実際には特殊設計のI−ビームで
あるが、普通に認識されているサイドフレームの形状を
保持する。図2〜図4について説明すると、本発明の特
徴を有するサイドフレーム20は台車10の長手方向に
伸びる強固な上部圧縮部材となる上部フランジ30と、
同様に台車の長手方向に伸びる強固な底部引張部材とな
る底部フランジ40とを有する。垂直ウェブ50は上部
フランジ30と底部フランジ40との間に伸び、上部フ
ランジ30と底部フランジ40とを連結し、I−ビーム
としてサイドフレーム20の全体の構造的形状を形成す
る。更に詳細に示す図2では、底部引張部材フランジ4
0は上部圧縮部材30とほぼ平行な中央部を有し、この
中央部は、各サイドフレーム端部29、31で底部フラ
ンジ40を上部フランジ30に一体に連結するため上方
に伸びる強固な斜めのフランジ60、70からなる前方
部と後方部とを有する。サイドフレーム20のフランジ
30、40、60及び70は1個の連続したフランジ部
材として構成されるが、上部フランジ30は運動中圧縮
荷重を受け、下方フランジ40は引張荷重を受ける。従
来のサイドフレームでは、上部圧縮部材及び底部引張部
材を直接連結する垂直支柱80、90は構造的支持力と
サイドフレーム20の構造完全性を増加すると共に、ボ
ルスタ開口部26を形成するため使用された。しかし本
発明では、垂直支柱80、90は上部圧縮部材及び底部
引張部材の間で十分には伸び出さず、ボルスタ開口部2
6を形成する。むしろ、支柱80と90は上部フランジ
部材30から垂直下方にばね座板25まで伸び、中心の
U型構造部を形成する。各垂直支柱80、90は上部フ
ランジ30に一体に連結されるから、ばね材板25は中
間荷重を有する単純支持ビームと同様に懸垂され、ま
た、垂直支柱80、90、特にばね座板25に対して安
定性と強度を与えるため、底部支持支柱120は直接連
結板25を垂直ウェブ50と底部フランジ40に連結す
る。同様に、垂直支柱80、90を垂直ウェブ50に連
結する支柱補強用リブ85、95が垂直支柱80、90
に設けられる。底部支持支柱120と補強用リブ85、
95の機能は後述する。
の一つについて詳述するが、詳細な説明の前に、この新
規なサイドフレームは実際には特殊設計のI−ビームで
あるが、普通に認識されているサイドフレームの形状を
保持する。図2〜図4について説明すると、本発明の特
徴を有するサイドフレーム20は台車10の長手方向に
伸びる強固な上部圧縮部材となる上部フランジ30と、
同様に台車の長手方向に伸びる強固な底部引張部材とな
る底部フランジ40とを有する。垂直ウェブ50は上部
フランジ30と底部フランジ40との間に伸び、上部フ
ランジ30と底部フランジ40とを連結し、I−ビーム
としてサイドフレーム20の全体の構造的形状を形成す
る。更に詳細に示す図2では、底部引張部材フランジ4
0は上部圧縮部材30とほぼ平行な中央部を有し、この
中央部は、各サイドフレーム端部29、31で底部フラ
ンジ40を上部フランジ30に一体に連結するため上方
に伸びる強固な斜めのフランジ60、70からなる前方
部と後方部とを有する。サイドフレーム20のフランジ
30、40、60及び70は1個の連続したフランジ部
材として構成されるが、上部フランジ30は運動中圧縮
荷重を受け、下方フランジ40は引張荷重を受ける。従
来のサイドフレームでは、上部圧縮部材及び底部引張部
材を直接連結する垂直支柱80、90は構造的支持力と
サイドフレーム20の構造完全性を増加すると共に、ボ
ルスタ開口部26を形成するため使用された。しかし本
発明では、垂直支柱80、90は上部圧縮部材及び底部
引張部材の間で十分には伸び出さず、ボルスタ開口部2
6を形成する。むしろ、支柱80と90は上部フランジ
部材30から垂直下方にばね座板25まで伸び、中心の
U型構造部を形成する。各垂直支柱80、90は上部フ
ランジ30に一体に連結されるから、ばね材板25は中
間荷重を有する単純支持ビームと同様に懸垂され、ま
た、垂直支柱80、90、特にばね座板25に対して安
定性と強度を与えるため、底部支持支柱120は直接連
結板25を垂直ウェブ50と底部フランジ40に連結す
る。同様に、垂直支柱80、90を垂直ウェブ50に連
結する支柱補強用リブ85、95が垂直支柱80、90
に設けられる。底部支持支柱120と補強用リブ85、
95の機能は後述する。
【0027】図2は、サイドフレーム20の両端29と
31の両端から下方に伸びる受台あご35を示す。受台
あご35が形成された部分では上部フランジ30のフラ
ンジと底部フランジ40のフランジとが構造的に一体に
連結される。受台あご35の構造的強度を増加するた
め、受台あご35から下方に垂下するL型ブラケット6
5が設けられる。各ブラケット65を付加することによ
って、鉄道車両の車軸18を収容する車軸収容用開口部
が受台あご35に形成される。図示のように、受台あご
35の天井45は、垂直ウェブ50に連結して支持され
るため、受台あご補強用ガセット55が設けられる。図
2に示すように、ブレークビームガイド130が設けら
れる。ブレークビームガイド130は、鉄道車両を停止
する時に車軸12に力を加えるため使用されるブレーキ
ビームを保持するため、サイドフレーム20の内側のみ
に形成される。ガイド130は僅かに下方に傾斜する勾
配を有し、一端で底部引張部材である斜めのフランジ6
0、70に、また、他端で垂直支柱80、90に連結す
る。ガイド130の内側はウェブ50に連結するから、
サイドフレーム中央部の構造的支持力が増加される。
31の両端から下方に伸びる受台あご35を示す。受台
あご35が形成された部分では上部フランジ30のフラ
ンジと底部フランジ40のフランジとが構造的に一体に
連結される。受台あご35の構造的強度を増加するた
め、受台あご35から下方に垂下するL型ブラケット6
5が設けられる。各ブラケット65を付加することによ
って、鉄道車両の車軸18を収容する車軸収容用開口部
が受台あご35に形成される。図示のように、受台あご
35の天井45は、垂直ウェブ50に連結して支持され
るため、受台あご補強用ガセット55が設けられる。図
2に示すように、ブレークビームガイド130が設けら
れる。ブレークビームガイド130は、鉄道車両を停止
する時に車軸12に力を加えるため使用されるブレーキ
ビームを保持するため、サイドフレーム20の内側のみ
に形成される。ガイド130は僅かに下方に傾斜する勾
配を有し、一端で底部引張部材である斜めのフランジ6
0、70に、また、他端で垂直支柱80、90に連結す
る。ガイド130の内側はウェブ50に連結するから、
サイドフレーム中央部の構造的支持力が増加される。
【0028】再び図2に戻つて説明すると、垂直ウェブ
50は、サイドフレーム20の重量を軽減するため、サ
イドフレーム20の両端に一対の肉抜き穴200を有す
る。肉抜き穴200は応力集積点として作用することは
公知であるが、本発明では肉抜き穴200の周囲に比較
的高い断面係数を維持するため、軽量化用の肉抜き穴2
00の全周縁185にリップ170が垂直ウェブ50に
設けられる。従って、リップ170は肉抜き穴200と
サイドフレーム20の構造強度を増加し、周期的屈曲応
力の発生に起因する疲労割れに対する抵抗を増加する。
しかし、断面係数を最大限にすると共に、付加すべき金
属量を最小限にする手段として、リップ170は周辺縁
部185の回りに一定の断面厚を維持するものではな
い。図9〜図12に示すように、各肉抜き穴200は圧
力対重量を認識して構成される第1隅部X、第2隅部Y
及び第3隅部Zを有する。圧力対重量の認識では、肉抜
き穴垂直縁182はサイドフレーム20の中央部に近
く、上部の水平縁部184又は鈍角縁部186よりも大
きな応力を受ける。これらの応力に対応するため、垂直
縁182に最大の応力が蓄積される隅部X、Yには隅部
Zよりも重いリップが設けられ、隅部Zはサイドフレー
ム中央部から最も離れた位置にあり、応力はあまり大き
くない。図10に示すように、隅部XとYは切断線C−
Cで示すような断面厚を有し、一方隅部Zは切断線B−
Bで示す断面厚を有する。図11と図12に示すよう
に、リップ170は切断線C−Cで示す断面に対しては
大きい。重量を軽減する手段として、隅部Zは小さい荷
重力を受けるから、隅部XとYに比べて断面積が小さ
い。隅部XとYは垂直縁部182も同じ断面を有する
が、これらの隅部の間でテーパ状に傾斜する。
50は、サイドフレーム20の重量を軽減するため、サ
イドフレーム20の両端に一対の肉抜き穴200を有す
る。肉抜き穴200は応力集積点として作用することは
公知であるが、本発明では肉抜き穴200の周囲に比較
的高い断面係数を維持するため、軽量化用の肉抜き穴2
00の全周縁185にリップ170が垂直ウェブ50に
設けられる。従って、リップ170は肉抜き穴200と
サイドフレーム20の構造強度を増加し、周期的屈曲応
力の発生に起因する疲労割れに対する抵抗を増加する。
しかし、断面係数を最大限にすると共に、付加すべき金
属量を最小限にする手段として、リップ170は周辺縁
部185の回りに一定の断面厚を維持するものではな
い。図9〜図12に示すように、各肉抜き穴200は圧
力対重量を認識して構成される第1隅部X、第2隅部Y
及び第3隅部Zを有する。圧力対重量の認識では、肉抜
き穴垂直縁182はサイドフレーム20の中央部に近
く、上部の水平縁部184又は鈍角縁部186よりも大
きな応力を受ける。これらの応力に対応するため、垂直
縁182に最大の応力が蓄積される隅部X、Yには隅部
Zよりも重いリップが設けられ、隅部Zはサイドフレー
ム中央部から最も離れた位置にあり、応力はあまり大き
くない。図10に示すように、隅部XとYは切断線C−
Cで示すような断面厚を有し、一方隅部Zは切断線B−
Bで示す断面厚を有する。図11と図12に示すよう
に、リップ170は切断線C−Cで示す断面に対しては
大きい。重量を軽減する手段として、隅部Zは小さい荷
重力を受けるから、隅部XとYに比べて断面積が小さ
い。隅部XとYは垂直縁部182も同じ断面を有する
が、これらの隅部の間でテーパ状に傾斜する。
【0029】金属質量対局部的荷重応力に関する厳密か
つ詳細な検討はサイドフレーム設計の全体に対して行わ
れた。例えば、最大の応力は中央部に発生し、受台あご
35に対する距離に比例して小さくなるから、全体の構
造は両端29、31では中央部ほど構造的に大型にする
必要はないことは公知である。図3と図4に示すよう
に、上部フランジ30及び底部フランジ40は、中央部
及び垂直支柱80、90の近くの点から、重量を軽減す
る受台あご35に向けて外側に傾斜、即ちテーパ状とな
るように意識的に設計されている。また、図示のように
上部フランジ30及び底部フランジ40の幅「E」印の
中央部分では約21.6cmから「F」印の受台あご3
5の端部で約9.5cmまで減少する。中央部の幅は従
来のものより僅かに大きいが、両端29、31の幅はか
なり小さく、上部フランジ30と底部フランジ40は従
来の寸法規格に従って作られたI−ビーム型サイドフレ
ームよりも軽量である。
つ詳細な検討はサイドフレーム設計の全体に対して行わ
れた。例えば、最大の応力は中央部に発生し、受台あご
35に対する距離に比例して小さくなるから、全体の構
造は両端29、31では中央部ほど構造的に大型にする
必要はないことは公知である。図3と図4に示すよう
に、上部フランジ30及び底部フランジ40は、中央部
及び垂直支柱80、90の近くの点から、重量を軽減す
る受台あご35に向けて外側に傾斜、即ちテーパ状とな
るように意識的に設計されている。また、図示のように
上部フランジ30及び底部フランジ40の幅「E」印の
中央部分では約21.6cmから「F」印の受台あご3
5の端部で約9.5cmまで減少する。中央部の幅は従
来のものより僅かに大きいが、両端29、31の幅はか
なり小さく、上部フランジ30と底部フランジ40は従
来の寸法規格に従って作られたI−ビーム型サイドフレ
ームよりも軽量である。
【0030】上記と同じ認識により、垂直ウェブ50も
中央部と両端部29、31との間の重量軽減性の利点を
利用して構成される。図6では垂直ウェブ50は垂直支
柱80、90の直後の区域の中央部で約1.9cm の断
面厚を有する。この全般的区域では、垂直ウェブ50
は、ボルスタ16とばねセット14とばね座板25との
間の相互作用によってサイドフレーム中央部に加えられ
る構造的に大きい屈曲力とねじれ力を処理しなければな
らない。しかし、図3及び図4に示すように、垂直ウェ
ブ50の断面厚は、サイドフレーム中央部「E」から、
外力があまり大きくない受台あご35の「F」に向けて
傾斜する。即ち、ウェブ50の断面区域は受台あご35
で約1.3cm で、中央部の断面区域は約1.9cmで
ある。
中央部と両端部29、31との間の重量軽減性の利点を
利用して構成される。図6では垂直ウェブ50は垂直支
柱80、90の直後の区域の中央部で約1.9cm の断
面厚を有する。この全般的区域では、垂直ウェブ50
は、ボルスタ16とばねセット14とばね座板25との
間の相互作用によってサイドフレーム中央部に加えられ
る構造的に大きい屈曲力とねじれ力を処理しなければな
らない。しかし、図3及び図4に示すように、垂直ウェ
ブ50の断面厚は、サイドフレーム中央部「E」から、
外力があまり大きくない受台あご35の「F」に向けて
傾斜する。即ち、ウェブ50の断面区域は受台あご35
で約1.3cm で、中央部の断面区域は約1.9cmで
ある。
【0031】構造的強度を低下せずに金属質量を減少し
たサイドフレーム上の別の区域は、ばね座板25の直下
の区域である。図5と図7とを比較すると、図5の底部
引張部材フランジ40は、従来の図7の設計より表面区
域がはるかに小さいことは明らかである。図5はばね2
5と一体に組合ってサイドフレーム中央部に特殊の構造
であるI−ビーム状構造を形成する状態を示す。このI
−ビーム状構造は上部フランジ30として有効にばね板
25を使用し、図示のように、上部フランジ30は底部
フランジ40より横方向に先方に伸び出している。ま
た、図示のように、ばねタブ27は底部フランジ40よ
り広い位置で荷重支持ばねセット14(図面省略)を支
持する。図7に示す従来のサイドフレームでは、連続し
た中空の箱型底部引張部材40’はブレース125’を
有するベース支持構造体の外側にあるばねセットに加わ
る荷重によって発生する曲げモーメントを処理し、更に
外側のばね板縁部の屈曲を防止することができた。しか
し本発明ではI−ビーム設計は軽量であるから、構造的
強度を維持するためには同じ力を僅かに厚いばね座板を
通して伝達すべきであることを認識している。3個の下
部支持支柱120はばね板25の屈曲を阻止し、ばね板
25から底部フランジ40と垂直ウェブ50に力を伝達
する。下部支持支柱120は、外側ばね座縁部を底部フ
ランジ40の外側縁に連結する後退外縁122を有す
る。このように、サイドフレーム20の構造的重量を更
に軽減することができる。図2に示すように、従来では
通常4個の支柱を使用したのに対し、僅かに3個の支持
支柱120が使用される。
たサイドフレーム上の別の区域は、ばね座板25の直下
の区域である。図5と図7とを比較すると、図5の底部
引張部材フランジ40は、従来の図7の設計より表面区
域がはるかに小さいことは明らかである。図5はばね2
5と一体に組合ってサイドフレーム中央部に特殊の構造
であるI−ビーム状構造を形成する状態を示す。このI
−ビーム状構造は上部フランジ30として有効にばね板
25を使用し、図示のように、上部フランジ30は底部
フランジ40より横方向に先方に伸び出している。ま
た、図示のように、ばねタブ27は底部フランジ40よ
り広い位置で荷重支持ばねセット14(図面省略)を支
持する。図7に示す従来のサイドフレームでは、連続し
た中空の箱型底部引張部材40’はブレース125’を
有するベース支持構造体の外側にあるばねセットに加わ
る荷重によって発生する曲げモーメントを処理し、更に
外側のばね板縁部の屈曲を防止することができた。しか
し本発明ではI−ビーム設計は軽量であるから、構造的
強度を維持するためには同じ力を僅かに厚いばね座板を
通して伝達すべきであることを認識している。3個の下
部支持支柱120はばね板25の屈曲を阻止し、ばね板
25から底部フランジ40と垂直ウェブ50に力を伝達
する。下部支持支柱120は、外側ばね座縁部を底部フ
ランジ40の外側縁に連結する後退外縁122を有す
る。このように、サイドフレーム20の構造的重量を更
に軽減することができる。図2に示すように、従来では
通常4個の支柱を使用したのに対し、僅かに3個の支持
支柱120が使用される。
【0032】垂直支柱80と90との間の上部圧縮部材
区域の中央部も重量減少の設計がされている。前記のよ
うに、従来技術の引張部材は閉鎖した箱型の中空フレー
ムの構造的断面形状を有し、この全上部圧縮部材は類似
の構造的形状を有する。しかし、本発明の下部中央部は
下部支持支柱120の追加によって構造的に補強される
から、垂直支柱間の上部中央部も又補強しなければなら
ない。図5と図7とを比較すると、図5の上部フランジ
30は図7の形状と非常に類似するように見える。しか
し本発明は「開放」形状を有し、検査目的のための観察
用通路が設けられ、この区域の金属質量にも同時減少が
実現されている。図2及び図3に示すように、上部圧縮
フランジ30の各外側縁38、39は、支柱80と90
との間に伸び出して横棒37によって縦方向の中央点で
相互に連結された下向きの一対の側面パネル34、36
を有する。凹部140は開放し、ボルスタ摩擦シュー
(図面省略)を収容する空間を与える。各摩擦シュー凹
部140は、側面パネル34から側面パネル36まで、
及び垂直支柱80、90から横棒37まで横方向に伸び
出して全区域を解放する。各側面パネル34と36、及
び横棒37はサイドフレーム中央部に対する構造的支持
力を増加し、曲げとねじり力に対する抵抗力を増加す
る。従来のサイドフレームも摩擦シュー凹部を有する
が、上部部材は中空の管状構造体で構成されたので、サ
イドフレームに余分の重量が増加し、又この閉鎖した管
状構造ではこの区域の目視検査が殆ど不可能である。
区域の中央部も重量減少の設計がされている。前記のよ
うに、従来技術の引張部材は閉鎖した箱型の中空フレー
ムの構造的断面形状を有し、この全上部圧縮部材は類似
の構造的形状を有する。しかし、本発明の下部中央部は
下部支持支柱120の追加によって構造的に補強される
から、垂直支柱間の上部中央部も又補強しなければなら
ない。図5と図7とを比較すると、図5の上部フランジ
30は図7の形状と非常に類似するように見える。しか
し本発明は「開放」形状を有し、検査目的のための観察
用通路が設けられ、この区域の金属質量にも同時減少が
実現されている。図2及び図3に示すように、上部圧縮
フランジ30の各外側縁38、39は、支柱80と90
との間に伸び出して横棒37によって縦方向の中央点で
相互に連結された下向きの一対の側面パネル34、36
を有する。凹部140は開放し、ボルスタ摩擦シュー
(図面省略)を収容する空間を与える。各摩擦シュー凹
部140は、側面パネル34から側面パネル36まで、
及び垂直支柱80、90から横棒37まで横方向に伸び
出して全区域を解放する。各側面パネル34と36、及
び横棒37はサイドフレーム中央部に対する構造的支持
力を増加し、曲げとねじり力に対する抵抗力を増加す
る。従来のサイドフレームも摩擦シュー凹部を有する
が、上部部材は中空の管状構造体で構成されたので、サ
イドフレームに余分の重量が増加し、又この閉鎖した管
状構造ではこの区域の目視検査が殆ど不可能である。
【0033】
【発明の効果】本発明による鉄道車両台車用サイドフレ
ームでは、軽量化されかつ重要部分での応力が軽減さ
れ、寿命を延長することができる。
ームでは、軽量化されかつ重要部分での応力が軽減さ
れ、寿命を延長することができる。
【図1】 鉄道用台車の斜視図
【図2】 本発明による台車サイドフレームの正面図
【図3】 図1のサイドフレームの上面図
【図4】 図1のサイドフレームの底面図
【図5】 図2の中央部の5−5線に沿う断面図
【図6】 図5の6−6線に沿う部分的断面図
【図7】 図2の5−5線で限定される基準区域に沿う
従来のサイドフレームの断面図
従来のサイドフレームの断面図
【図8】 図2の8−8線に沿う断面図
【図9】 図2の9−9線に沿う断面図
【図10】 ウェーブ開口部の肉抜き穴の部分的側面図
【図11】 図10のB−B線に沿う断面図
【図12】 図10のC−C線に沿う断面図
10..台車、12..輪軸、14..ばねセット、1
6..ボルスタ、18..車軸、20、24..サイド
フレーム、25..ばね座板、35..受台あご、4
0..底部引張部材フランジ、50..垂直ウェブ、1
30..ガイド、200..肉抜き穴、
6..ボルスタ、18..車軸、20、24..サイド
フレーム、25..ばね座板、35..受台あご、4
0..底部引張部材フランジ、50..垂直ウェブ、1
30..ガイド、200..肉抜き穴、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ドナルド・ジェイ・マールバラ アメリカ合衆国60048イリノイ州リバティ ビル、セント・ウイリアム・ドライブ 1213 (72)発明者 ラミ・ブイ・ナサール アメリカ合衆国60610イリノイ州シカゴ、 イースト・オハイオ 420
Claims (26)
- 【請求項1】 下向きに突出する受台あごをそれぞれ有
する第1端部と第2端部を含みかつ縦方向に細長い中実
の上部圧縮部材を構成しかつ水平に配置される中実の上
部フランジと、 前方部、後方部、この間の中間部を有する中実の底部引
張部材を構成しかつ水平に配置される中実の底部フラン
ジと、 上部フランジと底部フランジとを連結する前方垂直支柱
及び後方垂直支柱並びに及び前方垂直支柱と後方垂直支
柱との間にボルスタ開口部を形成すると共に、サイドフ
レーム中間部に開放部を含みかつ一対の側辺を有するほ
ぼ中実の垂直ウェブとを含み、 底部引張部材の中間部は上部圧縮部材とほぼ平行であ
り、 底部引張部材の前方部は上方に伸びる中実の傾斜分を有
しかつ第1屈曲点を形成し、 底部引張部材の後方部は上方に伸びる中実の傾斜部を有
しかつ各受台あごで上部圧縮部材端部に連結され、 鉄道車両の最大積載荷重を支持する比較的軽量で全体に
ほぼ中実のI−ビーム断面形状を有する開放構造で形成
されかつ縦軸、前端、後端及びこの間の中間部を有する
ことを特徴とする鉄道車両台車用軽量鋳造サイドフレー
ム。 - 【請求項2】 上部フランジは、上部圧縮部材が受ける
静的及び動的荷重に従って縦軸に沿って傾斜した断面厚
を有する請求項1に記載の軽量サイドフレーム。 - 【請求項3】 上部フランジの断面厚はその中央部近く
で約1.75cmで、受台あご近くでは約1.27cm
で、上記断面厚は中央部から受台あごに向けて次第に減
少し、前方垂直支柱から後方垂直支柱までの上部フラン
ジの中央部までの断面厚は連続的に約1.75cmであ
る請求項2に記載の軽量サイドフレーム。 - 【請求項4】 中実底部フランジは、底部圧縮部材が受
ける静的及び動的荷重に従ってその縦軸に沿って傾斜し
た断面厚を有する請求項2に記載の軽量サイドフレー
ム。 - 【請求項5】 底部フランジの断面厚は中央部近くで約
1.9cmで、受台あご近くでは約1.57cmで、上記
断面厚は中央部から受台あごに向かって次第に減少し、
前方垂直支柱から後方垂直支柱までの底部フランジの断
面厚は連続的に約1.9cmである請求項4に記載の軽
量サイドフレーム。 - 【請求項6】 垂直ウェブは、垂直ウェブが受ける静的
及び動的負荷に従ってその縦軸に沿って傾斜した断面厚
を有する請求項1に記載の軽量サイドフレーム。 - 【請求項7】 中実ウェブの断面厚は中央部の近くで約
1.9cmで、受台あごの近くでは1.57cmで、上記
断面厚は中央部から受台あごまで次第に減少する請求項
6に記載の軽量サイドフレーム。 - 【請求項8】 垂直ウェブは少なくとも2個の、縦方向
に離れた肉抜き穴を有し、肉抜き穴の一つはボルスタ開
口部の前方に一定距離離れて配置され、肉抜き穴の他の
一つはボルスタ開口部の後方縦方向に同一距離離れて配
置され、各肉抜き穴は上部フランジから垂直に等距離離
れて配置され、各肉抜き穴は水平上縁部、垂直側縁部及
び傾斜側縁部で形成され、水平上縁部、垂直側縁部及び
傾斜側縁部は相互に連結されてほぼ三角形を形成する請
求項7に記載の軽量サイドフレーム。 - 【請求項9】 各肉抜き穴は各肉抜き穴の周囲に断面係
数を維持するための補強用リップを含む連続した周縁部
を有する請求項8に記載の軽量サイドフレーム。 - 【請求項10】 補強用リップは、垂直ウェブが受ける
静的荷重に従って各肉抜き穴の周囲の断面厚が変化する
請求項9に記載の軽量サイドフレーム。 - 【請求項11】 垂直側部上の補強用リップは上部及び
傾斜部よりも厚い請求項10に記載の軽量サイドフレー
ム。 - 【請求項12】 サイドフレームのI−ビーム形状は、
管状断面を有するサイドフレームに比較して小数の鋳造
用中子を使用して連続的に鋳造される請求項11に記載
の軽量サイドフレーム。 - 【請求項13】 I−ビームの上部及び底部フランジ
は、底部フランジと垂直ウェブとの連結位置に単純な半
径曲線の面取り材料を含む請求項12に記載の軽量サイ
ドフレーム。 - 【請求項14】 I−ビームの垂直ウェブと支柱は、前
方垂直支柱及び後方垂直支柱と垂直ウェブとの連結位置
に単純な半径曲線の面取り材料を含む請求項13に記載
の軽量サイドフレーム。 - 【請求項15】 上部フランジは中央部と受台あごとの
間で十分に傾斜する寸法幅を有する請求項14に記載の
軽量サイドフレーム。 - 【請求項16】 上部フランジは、中央部で約21.6
cmから受台あごで約9.5cmまで幅が傾斜する請求
項15に記載の軽量サイドフレーム。 - 【請求項17】 各受台あご及び第1及び第2屈曲点の
間で垂直ウェブの各側辺に垂直に取付けられかつ垂直ウ
ェブのねじれを阻止するウェブ補強装置を含む請求項1
4に記載の軽量サイドフレーム。 - 【請求項18】 垂直ウェブの各側辺に水平に取付けら
れかつ前方垂直及び後方垂直柱を補強するウェブ補強装
置を含む請求項17に記載の軽量サイドフレーム。 - 【請求項19】 最大積載荷重対重量比が約11対1で
ある請求項16に記載の軽量サイドフレーム。 - 【請求項20】 開放した各垂直ウェブの側辺及び上部
フランジ、底部フランジ及び傾斜フランジ並びに各受台
あごを検査のため観察できる請求項1に記載の軽量サイ
ドフレーム。 - 【請求項21】 鋳造欠陥の原因となる鋳造用中子を減
少して、高温金属流動の乱流を減少する請求項12に記
載の軽量サイドフレーム。 - 【請求項22】 鋳造欠陥の原因となる中子の数を減少
して、鋳造応力を減少する請求項19に記載の軽量サイ
ドフレーム。 - 【請求項23】 縦軸を有しかつ横方向に離れてその間
に輪軸が装着される一対のサイドフレームを含み、各サ
イドフレームは前方部、後方部及び中央部を有し、サイ
ドフレームの中央部は横方向に伸びるボルスタを収容す
るボルスタ開口部を形成する鉄道車両台車において、 サイドフレームは比較的軽量でかつ車両の最大積載荷重
を移動する開放構造を有し、 各サイドフレームは、中実でかつ水平に配置された上部
フランジと、中実でかつ水平に配置された底部フランジ
と、上部フランジと底部フランジとを連結するほぼ中実
の垂直ウェブで構成されかつ開放したほぼ中実でI−ビ
ーム断面形状を有することを特徴とする鉄道車両台車。 - 【請求項24】 上部フランジは、上部フランジが受け
る静的及び動的負荷に一致して縦軸に沿って傾斜した断
面厚を有する請求項23に記載の鉄道車両台車。 - 【請求項25】 中実の底部フランジは、底部フランジ
が受ける静的及び動的荷重に一致して縦軸に沿って傾斜
する断面厚を有する請求項24に記載の鉄道車両台車。 - 【請求項26】 ほぼ中実の垂直ウェブは、受ける静的
及び動的荷重に一致して縦軸に沿って傾斜する断面厚を
有する請求項25に記載の鉄道車両台車。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US08/131,143 US5410968A (en) | 1993-10-04 | 1993-10-04 | Lightweight fatigue resistant railcar truck sideframe with tapering I-beam construction |
| US131143 | 1993-10-04 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07172315A true JPH07172315A (ja) | 1995-07-11 |
Family
ID=22448087
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6239191A Pending JPH07172315A (ja) | 1993-10-04 | 1994-10-03 | サイドフレーム及びこれを使用した鉄道車両台車 |
Country Status (13)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5410968A (ja) |
| EP (1) | EP0646511B1 (ja) |
| JP (1) | JPH07172315A (ja) |
| KR (1) | KR950011257A (ja) |
| CN (1) | CN1107431A (ja) |
| AU (1) | AU670887B2 (ja) |
| BR (1) | BR9403781A (ja) |
| CA (1) | CA2126888C (ja) |
| DE (1) | DE69415255T2 (ja) |
| NZ (1) | NZ260706A (ja) |
| RU (1) | RU2116921C1 (ja) |
| ZA (1) | ZA945000B (ja) |
| ZW (1) | ZW7894A1 (ja) |
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