JPH07172771A - ホイール式クレーンのジブ張出し、格納方法および同装置 - Google Patents
ホイール式クレーンのジブ張出し、格納方法および同装置Info
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- JPH07172771A JPH07172771A JP32453993A JP32453993A JPH07172771A JP H07172771 A JPH07172771 A JP H07172771A JP 32453993 A JP32453993 A JP 32453993A JP 32453993 A JP32453993 A JP 32453993A JP H07172771 A JPH07172771 A JP H07172771A
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- 230000008859 change Effects 0.000 claims description 21
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 abstract description 15
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- 238000004804 winding Methods 0.000 description 6
- 238000004873 anchoring Methods 0.000 description 2
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- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
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- Jib Cranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ジブの格納位置と垂下位置との間での振出
し、引寄せ操作をクレーンウィンチおよび専用ウィンチ
を使用しないで行い、かつ、ロープの過巻によるジブ係
留機構の損傷を防止する。 【構成】 ジブ操作ロープ11を、ブーム1の基本ブー
ム1aに設けた先端側ガイドシーブ15、ジブ引寄せシ
ーブ14、ブーム起伏シリンダ6のシリンダチューブ6
aに設けた基端側ガイドシーブ16に通し、一端をジブ
2の先端部に、他端をブーム起伏シリンダ6のシリンダ
チューブ6aにそれぞれ止め付け、ブーム1の起伏動作
によるジブ引寄せシーブ14と基端側ガイドシーブ16
の距離Dの変化を利用してジブ2を格納位置と垂下位置
との間で移動させるようにした。
し、引寄せ操作をクレーンウィンチおよび専用ウィンチ
を使用しないで行い、かつ、ロープの過巻によるジブ係
留機構の損傷を防止する。 【構成】 ジブ操作ロープ11を、ブーム1の基本ブー
ム1aに設けた先端側ガイドシーブ15、ジブ引寄せシ
ーブ14、ブーム起伏シリンダ6のシリンダチューブ6
aに設けた基端側ガイドシーブ16に通し、一端をジブ
2の先端部に、他端をブーム起伏シリンダ6のシリンダ
チューブ6aにそれぞれ止め付け、ブーム1の起伏動作
によるジブ引寄せシーブ14と基端側ガイドシーブ16
の距離Dの変化を利用してジブ2を格納位置と垂下位置
との間で移動させるようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はジブ張出し、格納時に、
ジブをブームへの格納位置とブーム先端から垂下する垂
下位置との間で移動させるジブ振出し、引寄せ手段を改
良したホイール式クレーンのジブ張出し、格納方法およ
び同装置に関するものである。
ジブをブームへの格納位置とブーム先端から垂下する垂
下位置との間で移動させるジブ振出し、引寄せ手段を改
良したホイール式クレーンのジブ張出し、格納方法およ
び同装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ジブの格納方式として、ジブをブ
ームの側面に格納する横抱き方式と、ジブをブームの下
面に格納する下抱き方式が公知である。
ームの側面に格納する横抱き方式と、ジブをブームの下
面に格納する下抱き方式が公知である。
【0003】横抱き方式を例にとって、ジブ張出し、格
納の手順、操作を簡単に説明すると、図8に示すよう
に、ジブ2の基端部一側をブーム1の先端部一側に連結
した状態で、この連結点を支点として、ジブ2を仮想線
で示す格納位置から実線で示す垂下位置まで振出す振出
し工程、この垂下状態でジブ2をジブ長さ方向の軸線X
まわりに図矢印イ方向にほぼ270°捻転させて、ジブ
基端の他側部をブーム先端部の他側に係合させる捻転工
程、この捻転後にジブ2を前方に振上げる振上げ工程を
経てジブ2をブーム先端に張出し、これと逆の手順でジ
ブ2をブーム側面に格納するようにしている。
納の手順、操作を簡単に説明すると、図8に示すよう
に、ジブ2の基端部一側をブーム1の先端部一側に連結
した状態で、この連結点を支点として、ジブ2を仮想線
で示す格納位置から実線で示す垂下位置まで振出す振出
し工程、この垂下状態でジブ2をジブ長さ方向の軸線X
まわりに図矢印イ方向にほぼ270°捻転させて、ジブ
基端の他側部をブーム先端部の他側に係合させる捻転工
程、この捻転後にジブ2を前方に振上げる振上げ工程を
経てジブ2をブーム先端に張出し、これと逆の手順でジ
ブ2をブーム側面に格納するようにしている。
【0004】従来、上記のようにジブ2を、張出し時に
は格納位置から垂下位置まで振出し、格納時にはこの逆
に引寄せる手段として、 図示しないクレーン作業用の補巻ウィンチ(クレー
ン本体の上部旋回体またはブーム1に設置されている)
から引出した補巻ロープ3をブーム先端→ジブ先端→ブ
ーム基部(またはここからさらに折り返してジブ先端部
まで)に亘る経路で掛け通し、このロープ3を巻戻しま
たは巻取ることにより、ジブ2を振出し、または引寄せ
る手段、 特開平5−155585号公報に示されているよう
に、ブームに振出し、引寄せ専用のウィンチを設置し、
このウィンチから引出したジブ操作ロープの巻戻し、巻
取り操作によってジブを振出し、引寄せる手段 が公知となっている。
は格納位置から垂下位置まで振出し、格納時にはこの逆
に引寄せる手段として、 図示しないクレーン作業用の補巻ウィンチ(クレー
ン本体の上部旋回体またはブーム1に設置されている)
から引出した補巻ロープ3をブーム先端→ジブ先端→ブ
ーム基部(またはここからさらに折り返してジブ先端部
まで)に亘る経路で掛け通し、このロープ3を巻戻しま
たは巻取ることにより、ジブ2を振出し、または引寄せ
る手段、 特開平5−155585号公報に示されているよう
に、ブームに振出し、引寄せ専用のウィンチを設置し、
このウィンチから引出したジブ操作ロープの巻戻し、巻
取り操作によってジブを振出し、引寄せる手段 が公知となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、のクレー
ンウィンチと補巻ロープ3を利用する方式によると、補
巻ロープ3の巻取り量とジブ引寄せ量の関係が特定され
ず、同ロープ3の巻過ぎによって、ジブ2を格納位置で
ブーム1に係留固定するための係留機構が損傷するおそ
れがある。
ンウィンチと補巻ロープ3を利用する方式によると、補
巻ロープ3の巻取り量とジブ引寄せ量の関係が特定され
ず、同ロープ3の巻過ぎによって、ジブ2を格納位置で
ブーム1に係留固定するための係留機構が損傷するおそ
れがある。
【0006】そこで、これを防止するために、係留機構
の強度を高くとる結果、同機構が本来の機能からみて必
要以上に大形、大重量となっていた。
の強度を高くとる結果、同機構が本来の機能からみて必
要以上に大形、大重量となっていた。
【0007】一方、専用ウィンチを用いる場合には、ウ
ィンチ駆動力(ラインプル)を適当な大きさに設定する
ことによって上記問題を解決できるが、コストおよび重
量面で不利となる。
ィンチ駆動力(ラインプル)を適当な大きさに設定する
ことによって上記問題を解決できるが、コストおよび重
量面で不利となる。
【0008】そこで本発明は、ジブ振出し、引寄せ操作
をクレーンウィンチおよび専用ウィンチを使用しないで
行うことができるとともに、ロープの過巻によるジブ係
留機構の損傷を防止することができるホイール式クレー
ンのジブ張出し、格納方法および同装置を提供するもの
である。
をクレーンウィンチおよび専用ウィンチを使用しないで
行うことができるとともに、ロープの過巻によるジブ係
留機構の損傷を防止することができるホイール式クレー
ンのジブ張出し、格納方法および同装置を提供するもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ジブ
の基端部をブーム先端部に連結し、ジブを、この連結点
を支点として、張出し時にはブームへの格納位置から垂
下位置まで振出し、格納時には、上記垂下位置から格納
位置に引寄せるホイール式クレーンにおいて、ジブ操作
ロープを、ブームの起伏動作に応じて互いの間の距離が
変化する二点のうちの一方を経由して一端を他方の点
に、他端を上記ジブにそれぞれ止め付け、このジブ操作
ロープの上記二点間の距離の変化分によってジブを上記
格納位置と垂下位置との間で移動させるものである。
の基端部をブーム先端部に連結し、ジブを、この連結点
を支点として、張出し時にはブームへの格納位置から垂
下位置まで振出し、格納時には、上記垂下位置から格納
位置に引寄せるホイール式クレーンにおいて、ジブ操作
ロープを、ブームの起伏動作に応じて互いの間の距離が
変化する二点のうちの一方を経由して一端を他方の点
に、他端を上記ジブにそれぞれ止め付け、このジブ操作
ロープの上記二点間の距離の変化分によってジブを上記
格納位置と垂下位置との間で移動させるものである。
【0010】請求項2の発明は、ジブの基端部をブーム
先端部に連結し、ジブを、この連結点を支点として、張
出し時にはブームへの格納位置から垂下位置まで振出
し、格納時には、上記垂下位置から格納位置に引寄せる
ホイール式クレーンにおいて、ブームにジブ引寄せシー
ブ、ジブに先端側ロープ止着部がそれぞれ設けられると
ともに、上記ブームとクレーン本体の上部旋回体との間
に設けられてブームを起伏させるブーム起伏シリンダに
基端側ロープ止着部が設けられ、かつ、上記ジブ引寄せ
シーブを通って一端が上記先端側ロープ止着部に、他端
が基端側ロープ止着部にそれぞれ止め付けられるジブ操
作ロープを具備するものである。
先端部に連結し、ジブを、この連結点を支点として、張
出し時にはブームへの格納位置から垂下位置まで振出
し、格納時には、上記垂下位置から格納位置に引寄せる
ホイール式クレーンにおいて、ブームにジブ引寄せシー
ブ、ジブに先端側ロープ止着部がそれぞれ設けられると
ともに、上記ブームとクレーン本体の上部旋回体との間
に設けられてブームを起伏させるブーム起伏シリンダに
基端側ロープ止着部が設けられ、かつ、上記ジブ引寄せ
シーブを通って一端が上記先端側ロープ止着部に、他端
が基端側ロープ止着部にそれぞれ止め付けられるジブ操
作ロープを具備するものである。
【0011】請求項3の発明は、請求項2の構成におい
て、ジブ引寄せシーブと先端側ロープ止着部との間でジ
ブ操作ロープをガイドする先端側ガイドシーブが、ジブ
格納状態でのジブよりもブーム背面側の位置においてブ
ームに設けられたものである。
て、ジブ引寄せシーブと先端側ロープ止着部との間でジ
ブ操作ロープをガイドする先端側ガイドシーブが、ジブ
格納状態でのジブよりもブーム背面側の位置においてブ
ームに設けられたものである。
【0012】請求項4の発明は、請求項2または3の構
成において、ジブ引寄せシーブと基端側ロープ止着部と
の間でジブ操作ロープをガイドする基端側ガイドシーブ
がブーム起伏シリンダに設けられたものである。
成において、ジブ引寄せシーブと基端側ロープ止着部と
の間でジブ操作ロープをガイドする基端側ガイドシーブ
がブーム起伏シリンダに設けられたものである。
【0013】請求項5の発明は、請求項2乃至4のいず
れかの構成において、基端側ロープ止着部が、ブーム起
伏シリンダに代えて、クレーン本体の上部旋回体に設け
られたものである。
れかの構成において、基端側ロープ止着部が、ブーム起
伏シリンダに代えて、クレーン本体の上部旋回体に設け
られたものである。
【0014】請求項6の発明は、請求項1乃至5のいず
れかの構成において、ブームに対するブーム起伏シリン
ダの取付部分にジブ引寄せシーブが設けられたものであ
る。
れかの構成において、ブームに対するブーム起伏シリン
ダの取付部分にジブ引寄せシーブが設けられたものであ
る。
【0015】
【作用】上記構成によると、ブームの起伏動作によって
ジブ操作ロープの中間経由点(請求項2〜6のジブ引寄
せシーブ)と基端側ロープ止着部との間の距離が変化
し、この変化量だけ、中間経由点と先端側ロープ止着部
との間のロープ長さが変化するため、ジブが格納位置と
垂下位置との間で移動する。
ジブ操作ロープの中間経由点(請求項2〜6のジブ引寄
せシーブ)と基端側ロープ止着部との間の距離が変化
し、この変化量だけ、中間経由点と先端側ロープ止着部
との間のロープ長さが変化するため、ジブが格納位置と
垂下位置との間で移動する。
【0016】このように、ブームの起伏動作を利用して
ジブ操作ロープを駆動し、ジブの振出し、引寄せ作用を
行うため、クレーンウィンチおよび専用ウィンチのいず
れも不要となる。
ジブ操作ロープを駆動し、ジブの振出し、引寄せ作用を
行うため、クレーンウィンチおよび専用ウィンチのいず
れも不要となる。
【0017】また、ジブを格納位置と垂下位置との間で
移動させるのに必要なロープ長さの変化量と、この変化
量を得るためのブームの起伏角度は予め簡単に特定でき
るため、ブームをこの角度範囲で起伏動作させることに
より、ジブを必要以上に引寄せること、すなわちジブ操
作ロープの過巻を防止することができる。このため、ジ
ブ係留機構の損傷のおそれがなくなる。
移動させるのに必要なロープ長さの変化量と、この変化
量を得るためのブームの起伏角度は予め簡単に特定でき
るため、ブームをこの角度範囲で起伏動作させることに
より、ジブを必要以上に引寄せること、すなわちジブ操
作ロープの過巻を防止することができる。このため、ジ
ブ係留機構の損傷のおそれがなくなる。
【0018】さらに、請求項3の構成によると、先端側
ガイドシーブが、ジブ格納状態におけるジブよりもブー
ム背面側の位置に設けられているため、この先端側ガイ
ドシーブによってジブの引寄せ作用を確保しながら、ジ
ブ引寄せシーブをこの先端側ガイドシーブよりもブーム
下面側、すなわち、ブーム起立状態での同シーブと基端
側ロープ止着点の距離が小さくなる位置に設けることが
できる。
ガイドシーブが、ジブ格納状態におけるジブよりもブー
ム背面側の位置に設けられているため、この先端側ガイ
ドシーブによってジブの引寄せ作用を確保しながら、ジ
ブ引寄せシーブをこの先端側ガイドシーブよりもブーム
下面側、すなわち、ブーム起立状態での同シーブと基端
側ロープ止着点の距離が小さくなる位置に設けることが
できる。
【0019】従って、ブーム起伏動作によるジブ引寄せ
シーブと基端側ロープ止着点の距離の変化量を大きくと
ることができるため、ジブの振出し、引寄せに必要なブ
ーム起伏角度が小さくてすむ(狭い場所で迅速にジブの
振出し、引寄せ作用を行うことができる)。
シーブと基端側ロープ止着点の距離の変化量を大きくと
ることができるため、ジブの振出し、引寄せに必要なブ
ーム起伏角度が小さくてすむ(狭い場所で迅速にジブの
振出し、引寄せ作用を行うことができる)。
【0020】また、請求項4の構成によると、基端側ガ
イドシーブを設けることによって、基端側ロープ止着点
をブーム起伏シリンダのフット側(低い位置)に位置さ
せることができるため、この基端側ロープ止着点の着脱
作業が容易となる。
イドシーブを設けることによって、基端側ロープ止着点
をブーム起伏シリンダのフット側(低い位置)に位置さ
せることができるため、この基端側ロープ止着点の着脱
作業が容易となる。
【0021】さらに、請求項5の構成によると、ブーム
起伏動作に応じた基端側ガイドシーブと基端側ロープ止
着点との距離の変化がジブ振出し、引寄せ作用に加えら
れるため、ロープ長さの変化量が大きくなる。このた
め、ジブ振出し、引寄せに要するブーム起伏角度がより
小さくてすむ。
起伏動作に応じた基端側ガイドシーブと基端側ロープ止
着点との距離の変化がジブ振出し、引寄せ作用に加えら
れるため、ロープ長さの変化量が大きくなる。このた
め、ジブ振出し、引寄せに要するブーム起伏角度がより
小さくてすむ。
【0022】一方、請求項6の構成によると、ジブ引寄
せシーブと基端側ロープ止着点との距離が、ブーム起立
状態で大きく、ブーム倒伏状態で小さくなる。すなわ
ち、ブームを起立させることによってジブ引寄せ作用が
行われ、ブームを倒伏させることによってジブ振出し作
用が行われる。
せシーブと基端側ロープ止着点との距離が、ブーム起立
状態で大きく、ブーム倒伏状態で小さくなる。すなわ
ち、ブームを起立させることによってジブ引寄せ作用が
行われ、ブームを倒伏させることによってジブ振出し作
用が行われる。
【0023】このため、ジブを振出し後、捻転させて張
出す方式をとる場合に、ジブ振出し時のブーム角度状態
のまま(ブームを倒さないで)、次の捻転工程に迅速に
移行することが可能となる。
出す方式をとる場合に、ジブ振出し時のブーム角度状態
のまま(ブームを倒さないで)、次の捻転工程に迅速に
移行することが可能となる。
【0024】
【実施例】本発明の実施例を図1〜図7によって説明す
る。
る。
【0025】第1実施例(図1,2参照) 図1において、Lはクレーン本体の下部走行体、Uは上
部旋回体、4はこの上部旋回体のフレーム(旋回フレー
ム)で、この旋回フレーム4にブーム1の基端部が水平
なブームフットピン5によって起伏自在に取付けられ、
このブーム1と旋回フレーム4との間にブーム起伏シリ
ンダ6が取付けられている。
部旋回体、4はこの上部旋回体のフレーム(旋回フレー
ム)で、この旋回フレーム4にブーム1の基端部が水平
なブームフットピン5によって起伏自在に取付けられ、
このブーム1と旋回フレーム4との間にブーム起伏シリ
ンダ6が取付けられている。
【0026】このブーム起伏シリンダ6は、シリンダチ
ューブ6aの基端部が旋回フレーム4に、ピストンロッ
ド6bの先端部が基本ブーム1aの下面にそれぞれ水平
なシリンダ取付軸6c,6dによって回動可能に取付け
られている。
ューブ6aの基端部が旋回フレーム4に、ピストンロッ
ド6bの先端部が基本ブーム1aの下面にそれぞれ水平
なシリンダ取付軸6c,6dによって回動可能に取付け
られている。
【0027】ブーム1は、基本ブーム1aと複数段の可
動ブーム1b…とによって伸縮自在に構成され、先端部
(最上段可動ブーム1bの先端部=ブームヘッド)1c
の左右両側面にジブ取付軸7(片側のみを示す)が水平
に突設されている。
動ブーム1b…とによって伸縮自在に構成され、先端部
(最上段可動ブーム1bの先端部=ブームヘッド)1c
の左右両側面にジブ取付軸7(片側のみを示す)が水平
に突設されている。
【0028】一方、ジブ2には、基端部片側にジブ長さ
方向の軸まわりに回転自在な二股状の可動ジブフット
8、反対側に同じく二股状の固定ジブフット9がそれぞ
れ設けられている。
方向の軸まわりに回転自在な二股状の可動ジブフット
8、反対側に同じく二股状の固定ジブフット9がそれぞ
れ設けられている。
【0029】ジブ2は、ジブ作業時には、図1の仮想線
Aで示すように両側ジブフット8,9が両側ジブ取付軸
7に係合連結された状態でブーム先端に張出され、ジブ
作業終了後は仮想線Aの位置から下方に垂下され、次い
で実線で示す状態までほぼ270°捻転された後、仮想
線Bで示すようにブーム側に引寄せられて基本ブーム1
aの側面に竪置き格納される。
Aで示すように両側ジブフット8,9が両側ジブ取付軸
7に係合連結された状態でブーム先端に張出され、ジブ
作業終了後は仮想線Aの位置から下方に垂下され、次い
で実線で示す状態までほぼ270°捻転された後、仮想
線Bで示すようにブーム側に引寄せられて基本ブーム1
aの側面に竪置き格納される。
【0030】なお、ジブ2は、この格納位置で、図示し
ない公知のジブ係留機構によって基端部および先端部が
基本ブーム1aに係留固定される。
ない公知のジブ係留機構によって基端部および先端部が
基本ブーム1aに係留固定される。
【0031】また、旋回フレーム4に、ジブ格納状態で
ブーム1が最大倒伏状態にセットされたときに、ジブ2
の先端部を下側から突き上げるように支持するジブ先端
支持部材10が設けられている。
ブーム1が最大倒伏状態にセットされたときに、ジブ2
の先端部を下側から突き上げるように支持するジブ先端
支持部材10が設けられている。
【0032】次に、ジブ2を、格納時には図1実線の垂
下位置から仮想線Bの格納位置まで引寄せ、張出し時に
は逆に格納位置から垂下位置まで振り出すジブ振出し、
引寄せ機構を図2を併用して説明する。
下位置から仮想線Bの格納位置まで引寄せ、張出し時に
は逆に格納位置から垂下位置まで振り出すジブ振出し、
引寄せ機構を図2を併用して説明する。
【0033】ジブ先端部と、ブーム起伏シリンダ6にお
けるシリンダチューブ6aの中間先端寄りの位置に、そ
れぞれジブ操作ロープ11の両端が止め付けられる先端
側お基端側ロープ止着具12,13が設けられるととも
に、基本ブーム1aの中間部側面(ジブ2が格納される
側面)にジブ引寄せシーブ14と先端側ガイドシーブ1
5、ブーム起伏シリンダ6におけるシリンダチューブ6
aの先端部に基端側ガイドシーブ16がそれぞれ水平軸
まわりに回転自在に設けられている。
けるシリンダチューブ6aの中間先端寄りの位置に、そ
れぞれジブ操作ロープ11の両端が止め付けられる先端
側お基端側ロープ止着具12,13が設けられるととも
に、基本ブーム1aの中間部側面(ジブ2が格納される
側面)にジブ引寄せシーブ14と先端側ガイドシーブ1
5、ブーム起伏シリンダ6におけるシリンダチューブ6
aの先端部に基端側ガイドシーブ16がそれぞれ水平軸
まわりに回転自在に設けられている。
【0034】ジブ引寄せシーブ14は、基本ブーム側面
におけるブーム倒伏状態での上下方向中間やや下方寄り
の位置に、ブーム側ガイドシーブ15はこのジブ引寄せ
シーブ14よりも上方で、かつ、ジブ格納状態でジブ先
端部よりも上位となる位置にそれぞれ取付けられてい
る。
におけるブーム倒伏状態での上下方向中間やや下方寄り
の位置に、ブーム側ガイドシーブ15はこのジブ引寄せ
シーブ14よりも上方で、かつ、ジブ格納状態でジブ先
端部よりも上位となる位置にそれぞれ取付けられてい
る。
【0035】ジブ操作ロープ11は、ジブ張出しに際し
て、図1仮想線Bおよび図2仮想線の状態で一端が先端
側ロープ止着具12に止め付けられ、先端側ガイドシー
ブ15、ジブ引寄せシーブ14、基端側ガイドシーブ1
6を経由して他端が基端側ロープ止着具13に止め付け
られる。
て、図1仮想線Bおよび図2仮想線の状態で一端が先端
側ロープ止着具12に止め付けられ、先端側ガイドシー
ブ15、ジブ引寄せシーブ14、基端側ガイドシーブ1
6を経由して他端が基端側ロープ止着具13に止め付け
られる。
【0036】このとき、ジブ2の可動ジブフット8が片
側ジブ取付軸7に係合連結され、かつ、ジブ係留機構に
よるジブ固定が解除される。
側ジブ取付軸7に係合連結され、かつ、ジブ係留機構に
よるジブ固定が解除される。
【0037】この状態でブーム1を図1,2実線で示す
角度位置まで起立させると、ブーム1の起伏支点(ブー
ムフットピン5)と、ブーム起伏動作に伴って回動する
ブーム起伏シリンダ6の回動支点(シリンダチューブ側
の取付軸6c)が異なることにより、ブーム1が起き上
がるに連れてジブ引寄せシーブ14と基端側ガイドシー
ブ16との距離(以下、シーブ間距離という)Dが漸次
小さくなる。
角度位置まで起立させると、ブーム1の起伏支点(ブー
ムフットピン5)と、ブーム起伏動作に伴って回動する
ブーム起伏シリンダ6の回動支点(シリンダチューブ側
の取付軸6c)が異なることにより、ブーム1が起き上
がるに連れてジブ引寄せシーブ14と基端側ガイドシー
ブ16との距離(以下、シーブ間距離という)Dが漸次
小さくなる。
【0038】従って、このシーブ間距離Dの縮小分(ジ
ブ引寄せシーブ14と基端側ロープ止着点との間のロー
プ長さの縮小分)だけ、ジブ操作ロープ11が先端側に
繰り出されることにより、ジブ2がブームヘッド1aと
の係合連結点(ジブ取付軸7)を支点として自動的に振
出され、所定のブーム角度で実線の垂下姿勢となる。
ブ引寄せシーブ14と基端側ロープ止着点との間のロー
プ長さの縮小分)だけ、ジブ操作ロープ11が先端側に
繰り出されることにより、ジブ2がブームヘッド1aと
の係合連結点(ジブ取付軸7)を支点として自動的に振
出され、所定のブーム角度で実線の垂下姿勢となる。
【0039】この後、ジブ操作ロープ11の基端側を基
端側ロープ止着具13から取り外し、ジブ先端部に手が
届く角度までブーム1を倒した状態で、ジブ操作ロープ
11の先端側を先端側ロープ止着具12から外し(ある
いは同ロープ11をジブ先端部の邪魔にならない位置に
巻付けておくか、適当な芯体に巻付けてジブ先端部に保
持しておいてもよい)、次のジブ捻転工程に移行する。
端側ロープ止着具13から取り外し、ジブ先端部に手が
届く角度までブーム1を倒した状態で、ジブ操作ロープ
11の先端側を先端側ロープ止着具12から外し(ある
いは同ロープ11をジブ先端部の邪魔にならない位置に
巻付けておくか、適当な芯体に巻付けてジブ先端部に保
持しておいてもよい)、次のジブ捻転工程に移行する。
【0040】一方、ジブ格納時には、図実線のジブ垂下
状態からブーム1を倒伏させることにより、上記振出し
時と逆にシーブ間距離Dが漸増するため、ジブ操作ロー
プ11が基端側に引っ張られてジブ2がブーム側に引寄
せられ、ブーム倒伏状態でジブ2が基本ブーム1aの側
面に格納される。
状態からブーム1を倒伏させることにより、上記振出し
時と逆にシーブ間距離Dが漸増するため、ジブ操作ロー
プ11が基端側に引っ張られてジブ2がブーム側に引寄
せられ、ブーム倒伏状態でジブ2が基本ブーム1aの側
面に格納される。
【0041】すなわち、図1,2実線と仮想線のブーム
角度範囲でこのようなジブ振出し、引寄せ作用が行われ
るように、ロープ長さ、シーブ位置等が設定されてい
る。
角度範囲でこのようなジブ振出し、引寄せ作用が行われ
るように、ロープ長さ、シーブ位置等が設定されてい
る。
【0042】このように、ブーム1の起伏動作を利用し
てジブ操作ロープ11を駆動し、ジブ2の振出し、引寄
せ作用を行うため、クレーンウィンチおよび専用ウィン
チのいずれもが不要となる。
てジブ操作ロープ11を駆動し、ジブ2の振出し、引寄
せ作用を行うため、クレーンウィンチおよび専用ウィン
チのいずれもが不要となる。
【0043】また、ジブ2を格納位置と垂下位置との間
で移動させるのに必要なシーブ間距離(ロープ長さ)の
変化量と、この変化量を得るためのブーム1の起伏角度
は予め簡単に特定できるため、ブーム1をこの角度範囲
で起伏動作させることにより、ジブ2が必要以上に引寄
せられてジブ係留機構が損傷するというおそれがなくな
る。
で移動させるのに必要なシーブ間距離(ロープ長さ)の
変化量と、この変化量を得るためのブーム1の起伏角度
は予め簡単に特定できるため、ブーム1をこの角度範囲
で起伏動作させることにより、ジブ2が必要以上に引寄
せられてジブ係留機構が損傷するというおそれがなくな
る。
【0044】一方、先端側ガイドシーブ15が、ジブ格
納状態におけるジブ2よりも上方(ブーム背面側)の位
置に設けられているため、この先端側ガイドシーブ15
によってジブ引寄せ作用を確保しながら、ジブ引寄せシ
ーブ14をこの先端側ガイドシーブ15よりも下方(ブ
ーム下面側)、すなわちブーム起立状態でシーブ間距離
Dがより小さくなる位置に設けることができる。
納状態におけるジブ2よりも上方(ブーム背面側)の位
置に設けられているため、この先端側ガイドシーブ15
によってジブ引寄せ作用を確保しながら、ジブ引寄せシ
ーブ14をこの先端側ガイドシーブ15よりも下方(ブ
ーム下面側)、すなわちブーム起立状態でシーブ間距離
Dがより小さくなる位置に設けることができる。
【0045】従って、ブーム起伏動作によるシーブ間距
離D距離の変化量を大きくとることができるため、ジブ
2の振出し、引寄せに必要なブーム起伏角度が小さくて
すむ。このため、狭い場所で迅速にジブ2の振出し、引
寄せ作用を行うことができる。
離D距離の変化量を大きくとることができるため、ジブ
2の振出し、引寄せに必要なブーム起伏角度が小さくて
すむ。このため、狭い場所で迅速にジブ2の振出し、引
寄せ作用を行うことができる。
【0046】また、基端側ガイドシーブ16を設けたこ
とにより、基端側ロープ止着点をブーム起伏シリンダ6
のフット側(作業者の手が届き易い位置)に位置させる
ことができるため、この基端側ロープ止着点の着脱作業
が容易となる。
とにより、基端側ロープ止着点をブーム起伏シリンダ6
のフット側(作業者の手が届き易い位置)に位置させる
ことができるため、この基端側ロープ止着点の着脱作業
が容易となる。
【0047】なお、ジブ操作ロープ11の伸び等によっ
てジブ引寄せ量が不足することが考えられるが、前記し
たようにジブ格納状態で、旋回フレーム4に設けられた
ジブ先端支持部材10によってジブ2が下側から突き上
げられるため、仮に引寄せ量の不足が生じても、この突
き上げ作用によってジブ2が所定の格納位置に位置修正
される。
てジブ引寄せ量が不足することが考えられるが、前記し
たようにジブ格納状態で、旋回フレーム4に設けられた
ジブ先端支持部材10によってジブ2が下側から突き上
げられるため、仮に引寄せ量の不足が生じても、この突
き上げ作用によってジブ2が所定の格納位置に位置修正
される。
【0048】第2実施例(図3参照) 第1実施例との相違点のみを説明する。
【0049】第2実施例では、旋回フレーム4に基端側
ロープ止着具17が設けられ、ジブ操作ロープ11の基
端側が同止着具17に止め付けられるようになってい
る。
ロープ止着具17が設けられ、ジブ操作ロープ11の基
端側が同止着具17に止め付けられるようになってい
る。
【0050】この構成によると、ブーム1の起伏動作に
よってシーブ間距離Dだけでなく、基端側ガイドシーブ
16と基端側ロープ止着点との距離dも変化するため、
前記ロープ長さの変化量が大きくなる。
よってシーブ間距離Dだけでなく、基端側ガイドシーブ
16と基端側ロープ止着点との距離dも変化するため、
前記ロープ長さの変化量が大きくなる。
【0051】従って、ジブ振出し、引寄せに必要なブー
ム起伏角度が第1実施例の場合よりも小さくてすむ。
ム起伏角度が第1実施例の場合よりも小さくてすむ。
【0052】第3実施例(図4,5参照) 第3実施例では、ジブ引寄せシーブ14が、基本ブーム
1aに対するブーム起伏シリンダ6の取付点(ピストン
ロッド6bの取付軸6d)に設けられ、同シリンダ6の
伸縮(ブーム起伏)動作によりシーブ間距離Dが変化す
る構成となっている。
1aに対するブーム起伏シリンダ6の取付点(ピストン
ロッド6bの取付軸6d)に設けられ、同シリンダ6の
伸縮(ブーム起伏)動作によりシーブ間距離Dが変化す
る構成となっている。
【0053】この構成によると、シーブ間距離Dが、第
1および第2両実施例とは逆に、ブーム起立時に大き
く、ブーム倒伏時に小さくなり、ブーム起立動作によっ
てジブ引寄せ作用が行われ、ある角度までのブーム倒伏
動作によってジブ振出し作用が行われる。
1および第2両実施例とは逆に、ブーム起立時に大き
く、ブーム倒伏時に小さくなり、ブーム起立動作によっ
てジブ引寄せ作用が行われ、ある角度までのブーム倒伏
動作によってジブ振出し作用が行われる。
【0054】このため、ジブ振出し後、ブーム1を倒す
までもなく、そのブーム角度状態のまま、次の捻転工程
に移行することができる。
までもなく、そのブーム角度状態のまま、次の捻転工程
に移行することができる。
【0055】なお、この構成の場合、シーブ間距離Dの
変化量が小さいため、ジブ操作ロープ11をジブ引寄せ
シーブ14と基端側ガイドシーブ16との間で複数回掛
け回す必要がある。また、ブーム起立でジブ引寄せのた
め、この引寄せ状態で、次にブーム1を倒してジブ2を
係留するまでの間、ジブ2を格納位置に保持するための
自動ジブ係留機構を設ける必要がある。
変化量が小さいため、ジブ操作ロープ11をジブ引寄せ
シーブ14と基端側ガイドシーブ16との間で複数回掛
け回す必要がある。また、ブーム起立でジブ引寄せのた
め、この引寄せ状態で、次にブーム1を倒してジブ2を
係留するまでの間、ジブ2を格納位置に保持するための
自動ジブ係留機構を設ける必要がある。
【0056】第4実施例(図6参照) 第4実施例は、ジブ2をブーム下面に格納するジブ下抱
き格納方式をとるクレーンへの適用例を示している。図
では第1実施例のロープ掛け構成をとっており、第1実
施例と同一部分には同一符号を付している。
き格納方式をとるクレーンへの適用例を示している。図
では第1実施例のロープ掛け構成をとっており、第1実
施例と同一部分には同一符号を付している。
【0057】ジブ下抱き方式の場合、ジブ2は、両側固
定ジブフット18(片側のみ示す)が両側ジブ取付軸7
に係合連結された状態で垂下された後、前上方に振り上
げられてブーム先端に張出される。
定ジブフット18(片側のみ示す)が両側ジブ取付軸7
に係合連結された状態で垂下された後、前上方に振り上
げられてブーム先端に張出される。
【0058】第1〜第3各実施例のジブ横抱き方式の場
合、ジブ2が振出し、引寄せ途中で捻転するおそれがあ
るため、ジブ2にこの捻転方向と逆方向のモーメントを
作用させながら振出し、引寄せる必要がある。そして、
この反捻転モーメントを大きくとるために、先端側ロー
プ止着具12をジブ先端部に設けることとなる。
合、ジブ2が振出し、引寄せ途中で捻転するおそれがあ
るため、ジブ2にこの捻転方向と逆方向のモーメントを
作用させながら振出し、引寄せる必要がある。そして、
この反捻転モーメントを大きくとるために、先端側ロー
プ止着具12をジブ先端部に設けることとなる。
【0059】これに対し、ジブ下抱き方式の場合、ジブ
2が振出し、引寄せの途中で捻転するおそれがないた
め、先端側ロープ止着具12を図示のようにジブ基端側
に設けることが可能となる。
2が振出し、引寄せの途中で捻転するおそれがないた
め、先端側ロープ止着具12を図示のようにジブ基端側
に設けることが可能となる。
【0060】これにより、ジブ振出し、引寄せのために
必要なロープ長さの変化量が小さくてすむため、図示の
ようにブーム起伏シリンダ6の全長が短い(シーブ間距
離Dの変化量が小さい)クレーンにも対応することがで
きる。
必要なロープ長さの変化量が小さくてすむため、図示の
ようにブーム起伏シリンダ6の全長が短い(シーブ間距
離Dの変化量が小さい)クレーンにも対応することがで
きる。
【0061】ところで、上記各実施例では、ジブ操作ロ
ープ11の基端側止着点を、ロープ基端の着脱時に作業
者の手が届き易いように低い位置(ブーム起伏シリンダ
6のシリンダチューブ中間位置または旋回フレーム4)
に設定したが、この問題が解決されれば、基端側ガイド
シーブ16を省略し、同シーブ取付位置をロープ基端側
の止着点としてもよい。
ープ11の基端側止着点を、ロープ基端の着脱時に作業
者の手が届き易いように低い位置(ブーム起伏シリンダ
6のシリンダチューブ中間位置または旋回フレーム4)
に設定したが、この問題が解決されれば、基端側ガイド
シーブ16を省略し、同シーブ取付位置をロープ基端側
の止着点としてもよい。
【0062】第5実施例(図7参照) 第5実施例では、旋回フレーム4に基端側ロープ止着具
としてのブラケット19が上向きに取付けられ、ジブ2
の先端側ロープ止着具12、先端側ガイドシーブ15、
ジブ引寄せシーブ14の経路で通されたジブ操作ロープ
11の基端部が、ブーム起伏シリンダ6を一切通らずに
このブラケット19に止着されるように構成されてい
る。
としてのブラケット19が上向きに取付けられ、ジブ2
の先端側ロープ止着具12、先端側ガイドシーブ15、
ジブ引寄せシーブ14の経路で通されたジブ操作ロープ
11の基端部が、ブーム起伏シリンダ6を一切通らずに
このブラケット19に止着されるように構成されてい
る。
【0063】なお、ブラケット19は旋回フレーム4に
対して、同フレーム上方に突出する張出し位置と、倒伏
姿勢で同フレーム4に格納される格納位置との間で水平
軸まわりに回動可能に取付けられ、ジブ張出し、格納作
業時以外は、邪魔にならないように格納されるようにな
っている。
対して、同フレーム上方に突出する張出し位置と、倒伏
姿勢で同フレーム4に格納される格納位置との間で水平
軸まわりに回動可能に取付けられ、ジブ張出し、格納作
業時以外は、邪魔にならないように格納されるようにな
っている。
【0064】この構成によると、ブーム1の起伏動作に
伴ってジブ引寄せシーブ14とこの基端側ロープ止着点
との間の距離Dが変化し、この距離Dの変化によってジ
ブ2の振出し、引寄せ作用が行われる。
伴ってジブ引寄せシーブ14とこの基端側ロープ止着点
との間の距離Dが変化し、この距離Dの変化によってジ
ブ2の振出し、引寄せ作用が行われる。
【0065】なお、この第5実施例の変形例として、ブ
ラケット19に折り返しシーブを設け、ジブ操作ロープ
11の基端部を同シーブを介して旋回フレーム4に止め
付けてもよい。
ラケット19に折り返しシーブを設け、ジブ操作ロープ
11の基端部を同シーブを介して旋回フレーム4に止め
付けてもよい。
【0066】また、第5実施例では、ジブ下抱き格納方
式をとるクレーンを例にとっているが、同実施例の構成
はジブ横抱き格納方式をとるクレーンにも適用すること
ができる。
式をとるクレーンを例にとっているが、同実施例の構成
はジブ横抱き格納方式をとるクレーンにも適用すること
ができる。
【0067】
【発明の効果】上記のように本発明によるときは、ブー
ムの起伏動作を利用してジブの振出し、引寄せ作用を行
うようにしたから、クレーンウィンチおよび専用ウィン
チのいずれもが不要となる。
ムの起伏動作を利用してジブの振出し、引寄せ作用を行
うようにしたから、クレーンウィンチおよび専用ウィン
チのいずれもが不要となる。
【0068】また、ジブを格納位置と垂下位置との間で
移動させるのに必要なロープ長さの変化量と、この変化
量を得るためのブームの起伏角度は予め簡単に特定でき
るため、ブームをこの角度範囲で起伏動作させることに
より、ジブを必要以上に引寄せること、すなわちジブ操
作ロープの過巻によるジブ係留機構の損傷を防止するこ
とができる。
移動させるのに必要なロープ長さの変化量と、この変化
量を得るためのブームの起伏角度は予め簡単に特定でき
るため、ブームをこの角度範囲で起伏動作させることに
より、ジブを必要以上に引寄せること、すなわちジブ操
作ロープの過巻によるジブ係留機構の損傷を防止するこ
とができる。
【0069】このため、係留機構の強度を同機構本来の
機能からみて必要以上に高くとる必要がなくなり、同機
構を小形、軽量化することができる。
機能からみて必要以上に高くとる必要がなくなり、同機
構を小形、軽量化することができる。
【0070】一方、専用ウィンチを用いる場合と比較し
て、コストおよび重量面で格段に有利となる。
て、コストおよび重量面で格段に有利となる。
【0071】さらに、請求項3の発明によると、先端側
ガイドシーブが、ジブ格納状態におけるジブよりもブー
ム背面側の位置に設けられているため、この先端側ガイ
ドシーブによってジブの引寄せ作用を確保しながら、ジ
ブ引寄せシーブをこの先端側ガイドシーブよりもブーム
下面側、すなわち、ブーム起立状態での同シーブと基端
側ロープ止着点の距離が小さくなる位置に設けることが
できる。
ガイドシーブが、ジブ格納状態におけるジブよりもブー
ム背面側の位置に設けられているため、この先端側ガイ
ドシーブによってジブの引寄せ作用を確保しながら、ジ
ブ引寄せシーブをこの先端側ガイドシーブよりもブーム
下面側、すなわち、ブーム起立状態での同シーブと基端
側ロープ止着点の距離が小さくなる位置に設けることが
できる。
【0072】従って、ブーム起伏動作によるジブ引寄せ
シーブと基端側ロープ止着点の距離の変化量を大きくと
ることができるため、ジブの振出し、引寄せに必要なブ
ーム起伏角度が小さくてすみ、狭い場所で迅速にジブの
振出し、引寄せ作用を行うことができる。
シーブと基端側ロープ止着点の距離の変化量を大きくと
ることができるため、ジブの振出し、引寄せに必要なブ
ーム起伏角度が小さくてすみ、狭い場所で迅速にジブの
振出し、引寄せ作用を行うことができる。
【0073】また、請求項4の発明によると、基端側ガ
イドシーブを設けることによって、基端側ロープ止着点
をブーム起伏シリンダのフット側(低い位置)に位置さ
せることができるため、この基端側ロープ止着点の着脱
作業が容易となる。
イドシーブを設けることによって、基端側ロープ止着点
をブーム起伏シリンダのフット側(低い位置)に位置さ
せることができるため、この基端側ロープ止着点の着脱
作業が容易となる。
【0074】さらに、請求項5の発明によると、ブーム
起伏動作に応じた基端側ガイドシーブと基端側ロープ止
着点との距離の変化がジブ振出し、引寄せ作用に加えら
れるため、ロープ長さの変化量が大きくなる。このた
め、ジブ振出し、引寄せに要するブーム起伏角度がより
小さくてすむ。
起伏動作に応じた基端側ガイドシーブと基端側ロープ止
着点との距離の変化がジブ振出し、引寄せ作用に加えら
れるため、ロープ長さの変化量が大きくなる。このた
め、ジブ振出し、引寄せに要するブーム起伏角度がより
小さくてすむ。
【0075】一方、請求項6の発明によると、ジブ引寄
せシーブと基端側ロープ止着点との距離が、ブーム起立
状態で大きく、ブーム倒伏状態で小さくなる。すなわ
ち、ブームを起立させることによってジブ引寄せ作用が
行われ、ブームを倒伏させることによってジブ振出し作
用が行われる。
せシーブと基端側ロープ止着点との距離が、ブーム起立
状態で大きく、ブーム倒伏状態で小さくなる。すなわ
ち、ブームを起立させることによってジブ引寄せ作用が
行われ、ブームを倒伏させることによってジブ振出し作
用が行われる。
【0076】このため、ジブを振出し後、捻転させて張
出す方式をとる場合に、ジブ振出し時のブーム角度状態
のまま(ブームを倒さないで)、次の捻転工程に迅速に
移行することが可能となる。
出す方式をとる場合に、ジブ振出し時のブーム角度状態
のまま(ブームを倒さないで)、次の捻転工程に迅速に
移行することが可能となる。
【図1】本発明の第1実施例を示すクレーン全体の概略
側面図である。
側面図である。
【図2】図1の一部拡大図である。
【図3】本発明の第2実施例を示す図2相当図である。
【図4】本発明の第3実施例を示すジブ引寄せ状態の図
2相当図である。
2相当図である。
【図5】同実施例におけるジブ振出し状態の図2相当図
である。
である。
【図6】本発明の第4実施例を示す概略側面図である。
【図7】本発明の第5実施例を示す概略側面図である。
【図8】従来技術とその問題点を説明するための概略側
面図である。
面図である。
1 ブーム 2 ジブ 4 上部旋回体の旋回フレーム 6 ブーム起伏シリンダ 7 ブーム先端のジブ取付軸 8,9 ジブ基端のジブフット 11 ジブ操作ロープ 12 先端側ロープ止着具 13 基端側ロープ止着具 14 ジブ引寄せシーブ 15 先端側ガイドシーブ 16 基端側ガイドシーブ 19 基端側ロープ止着具としてのブラケット
Claims (6)
- 【請求項1】 ジブの基端部をブーム先端部に連結し、
ジブを、この連結点を支点として、張出し時にはブーム
への格納位置から垂下位置まで振出し、格納時には、上
記垂下位置から格納位置に引寄せるホイール式クレーン
において、ジブ操作ロープを、ブームの起伏動作に応じ
て互いの間の距離が変化する二点のうちの一方を経由し
て一端を他方の点に、他端を上記ジブにそれぞれ止め付
け、このジブ操作ロープの上記二点間の距離の変化分に
よってジブを上記格納位置と垂下位置との間で移動させ
ることを特徴とするホイール式クレーンのジブ張出し、
格納方法。 - 【請求項2】 ジブの基端部をブーム先端部に連結し、
ジブを、この連結点を支点として、張出し時にはブーム
への格納位置から垂下位置まで振出し、格納時には、上
記垂下位置から格納位置に引寄せるホイール式クレーン
において、ブームにジブ引寄せシーブ、ジブに先端側ロ
ープ止着部がそれぞれ設けられるとともに、上記ブーム
とクレーン本体の上部旋回体との間に設けられてブーム
を起伏させるブーム起伏シリンダに基端側ロープ止着部
が設けられ、かつ、上記ジブ引寄せシーブを通って一端
が上記先端側ロープ止着部に、他端が基端側ロープ止着
部にそれぞれ止め付けられるジブ操作ロープを具備する
ことを特徴とするホイール式クレーンのジブ張出し、格
納装置。 - 【請求項3】 請求項2記載のホイール式クレーンのジ
ブ張出し、格納装置において、ジブ引寄せシーブと先端
側ロープ止着部との間でジブ操作ロープをガイドする先
端側ガイドシーブが、ジブ格納状態でのジブよりもブー
ム背面側の位置においてブームに設けられたことを特徴
とするホイール式クレーンのジブ張出し、格納装置。 - 【請求項4】 請求項2または3記載のホイール式クレ
ーンのジブ張出し、格納装置において、ジブ引寄せシー
ブと基端側ロープ止着部との間でジブ操作ロープをガイ
ドする基端側ガイドシーブがブーム起伏シリンダに設け
られたことを特徴とするホイール式クレーンのジブ張出
し、格納装置。 - 【請求項5】 請求項2乃至4のいずれかに記載のホイ
ール式クレーンのジブ張出し、格納装置において、基端
側ロープ止着部が、ブーム起伏シリンダに代えて、クレ
ーン本体の上部旋回体に設けられたことを特徴とするホ
イール式クレーンのジブ張出し、格納装置。 - 【請求項6】 請求項2乃至5のいずれかに記載のホイ
ール式クレーンのジブ張出し、格納装置において、ブー
ムに対するブーム起伏シリンダの取付部分にジブ引寄せ
シーブが設けられたことを特徴とするホイール式クレー
ンのジブ張出し、格納装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32453993A JPH07172771A (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | ホイール式クレーンのジブ張出し、格納方法および同装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32453993A JPH07172771A (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | ホイール式クレーンのジブ張出し、格納方法および同装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07172771A true JPH07172771A (ja) | 1995-07-11 |
Family
ID=18166936
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32453993A Pending JPH07172771A (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | ホイール式クレーンのジブ張出し、格納方法および同装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07172771A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105858496A (zh) * | 2016-05-25 | 2016-08-17 | 国网河南省电力公司济源供电公司 | 一种高压电计量箱起升装置 |
-
1993
- 1993-12-22 JP JP32453993A patent/JPH07172771A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105858496A (zh) * | 2016-05-25 | 2016-08-17 | 国网河南省电力公司济源供电公司 | 一种高压电计量箱起升装置 |
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