JPH0717281Y2 - 内視鏡のバルーン装置 - Google Patents
内視鏡のバルーン装置Info
- Publication number
- JPH0717281Y2 JPH0717281Y2 JP1989081188U JP8118889U JPH0717281Y2 JP H0717281 Y2 JPH0717281 Y2 JP H0717281Y2 JP 1989081188 U JP1989081188 U JP 1989081188U JP 8118889 U JP8118889 U JP 8118889U JP H0717281 Y2 JPH0717281 Y2 JP H0717281Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluid
- balloon
- balloon body
- endoscope
- attached
- Prior art date
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- Laser Surgery Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、内視鏡を用いて体内の患部等にレーザビーム
を照射する際等において、挿入部の先端部に装着される
バルーン装置に関するものである。
を照射する際等において、挿入部の先端部に装着される
バルーン装置に関するものである。
[従来の技術] 内視鏡を用いて行われる治療として、レーザメスを用
い、レーザビームによる熱の作用で、出血部分を熱凝固
させたり、無血手術を行ったりすることがある。このレ
ーザビームを患部に照射するために、処理具挿通チャン
ネルが用いられ、レーザプローブをこの処理具挿通チャ
ンネル内に挿通させて、挿入部の先端からレーザビーム
の出射端を覗かせて、患部に向けてレーザ焼灼を行う。
この焼灼時において蒸気や煙等が充満してレーザビーム
が散乱することになって、照射むらが発生したり、また
炭化物がレーザ出射端に付着する等の不都合があるため
に、レーザプローブを外部に露出させないように構成す
る必要がある。このために、内視鏡の挿入部を体内に挿
入する前に、その挿入部の先端部分に予めラテックス等
のような透明可撓性容袋からなるバルーンを装着するよ
うにしている。
い、レーザビームによる熱の作用で、出血部分を熱凝固
させたり、無血手術を行ったりすることがある。このレ
ーザビームを患部に照射するために、処理具挿通チャン
ネルが用いられ、レーザプローブをこの処理具挿通チャ
ンネル内に挿通させて、挿入部の先端からレーザビーム
の出射端を覗かせて、患部に向けてレーザ焼灼を行う。
この焼灼時において蒸気や煙等が充満してレーザビーム
が散乱することになって、照射むらが発生したり、また
炭化物がレーザ出射端に付着する等の不都合があるため
に、レーザプローブを外部に露出させないように構成す
る必要がある。このために、内視鏡の挿入部を体内に挿
入する前に、その挿入部の先端部分に予めラテックス等
のような透明可撓性容袋からなるバルーンを装着するよ
うにしている。
また、バルーンは狭窄体腔管内において十分な観察視野
を確保するためにも用いれられている。即ち、挿入部を
体腔管内に位置させて、バルーンを膨出させれば、体腔
管が押し広げられて、該挿入部の先端に設けた観察窓を
体腔壁から離間させることができるようになる。
を確保するためにも用いれられている。即ち、挿入部を
体腔管内に位置させて、バルーンを膨出させれば、体腔
管が押し広げられて、該挿入部の先端に設けた観察窓を
体腔壁から離間させることができるようになる。
而して、従来技術によるバルーンは、挿入部の先端に直
接被着させるようになっており、挿入部を体内における
所定の部位にまで送り込んだ状態で、送気送水管を介し
て水,空気等の流体を圧送してバルーンを膨出させるよ
うにしていた。
接被着させるようになっており、挿入部を体内における
所定の部位にまで送り込んだ状態で、送気送水管を介し
て水,空気等の流体を圧送してバルーンを膨出させるよ
うにしていた。
[考案が解決しようとする課題] ところで、バルーンを膨出させるために、送気送水管か
ら流体を供給するようにした場合には、該バルーンを必
要量だけ膨出させるのに長い時間を必要とし、またその
膨出量のコントロールが困難であるという問題点がある
だけでなく、バルーン内に供給された流体を滞留させて
おくと、該バルーン内の流体の温度が上昇することにな
るので、体腔壁を焼灼する際に発生する熱が狭い部分
で、しかも体皮部分に集中するので、この部分がすぐに
炭化してしまい、体皮下の深部まで焼灼を行うことがで
きないという問題点がある。
ら流体を供給するようにした場合には、該バルーンを必
要量だけ膨出させるのに長い時間を必要とし、またその
膨出量のコントロールが困難であるという問題点がある
だけでなく、バルーン内に供給された流体を滞留させて
おくと、該バルーン内の流体の温度が上昇することにな
るので、体腔壁を焼灼する際に発生する熱が狭い部分
で、しかも体皮部分に集中するので、この部分がすぐに
炭化してしまい、体皮下の深部まで焼灼を行うことがで
きないという問題点がある。
本考案は叙上の点に鑑みてなされたものであって、その
目的とするところは、バルーン内に供給した流体を円滑
に循環できるようにした内視鏡のバルーン装置を提供す
ることにある。
目的とするところは、バルーン内に供給した流体を円滑
に循環できるようにした内視鏡のバルーン装置を提供す
ることにある。
[課題を解決するための手段] 前述した目的を達成するために、本考案は、内視鏡の挿
入部に設けた処理具挿通チャンネルを介してレーザプロ
ーブを挿入し、このレーザプローブからレーザビームを
患部等に照射するためのものであって、前記挿入部の先
端における先端硬質部には、リング状の連結部材を着脱
可能に装着し、該連結部材のリング部には透明板を装着
すると共に、その外面には透明可撓性容袋からなるバル
ーン本体を装着して、該バルーン本体と、連結部材と、
透明板とによって密閉室を形成し、該密閉室内で流体を
潅流させるために、流体供給口及び流体排出口を密閉室
に開口させ、前記レーザプローブから出射されるレーザ
ビームは、この密閉室からなる導光部を介して照射され
るように構成したことをその特徴とするものである。
入部に設けた処理具挿通チャンネルを介してレーザプロ
ーブを挿入し、このレーザプローブからレーザビームを
患部等に照射するためのものであって、前記挿入部の先
端における先端硬質部には、リング状の連結部材を着脱
可能に装着し、該連結部材のリング部には透明板を装着
すると共に、その外面には透明可撓性容袋からなるバル
ーン本体を装着して、該バルーン本体と、連結部材と、
透明板とによって密閉室を形成し、該密閉室内で流体を
潅流させるために、流体供給口及び流体排出口を密閉室
に開口させ、前記レーザプローブから出射されるレーザ
ビームは、この密閉室からなる導光部を介して照射され
るように構成したことをその特徴とするものである。
[作用] このような構成を採用することにより、例えば、レーザ
プローブを用いる場合には、予めバルーン装置を内視鏡
の挿入部における先端部に装着するようにしておく。ま
た、流体供給口にはバルーン本体を膨出させるための流
体を供給する流体供給管を接続し、この流体供給管を、
挿入部に沿うようにして本体操作部側に延在させるよう
にする。一方、流体排出口には前述した流体供給管と同
様に挿入部に沿うように延在させて流体排出管を接続す
るか、または逆止弁を装着して、バルーン本体の内部か
ら外部に向けて流体の排出は許すが、逆流は防止するよ
うにしておく。
プローブを用いる場合には、予めバルーン装置を内視鏡
の挿入部における先端部に装着するようにしておく。ま
た、流体供給口にはバルーン本体を膨出させるための流
体を供給する流体供給管を接続し、この流体供給管を、
挿入部に沿うようにして本体操作部側に延在させるよう
にする。一方、流体排出口には前述した流体供給管と同
様に挿入部に沿うように延在させて流体排出管を接続す
るか、または逆止弁を装着して、バルーン本体の内部か
ら外部に向けて流体の排出は許すが、逆流は防止するよ
うにしておく。
この状態で、挿入部を体内に挿入して治療を行う部位に
まで導いて、流体供給管から流体を供給すれば、流体供
給口からバルーン本体内に流体の供給が行われて、該バ
ルーン本体を膨出させることができるようになる。そし
て、バルーン本体がある程度膨出すると、流体排出口か
ら流体の排出が行われることになる。そこで、レーザプ
ローブを処置具挿通チャンネルに挿通させて、透明板の
手前からレーザビームを出射させれば、バルーン本体
と、連結部材と、透明板とにより形成された密閉室が導
光部となって、この導光部を介して患部にレーザビーム
が照射される。そして、このレーザを用いた治療を行っ
ている間中流体の供給を継続することによって、バルー
ン本体内においては流体の灌流が行われることになっ
て、体腔壁をレーザ焼灼に適切な温度状態に保持するこ
とができるようになる。また、流体排出口に流体排出管
を接続させるようになし、この流体排出管における流体
の排出量をコントロールすれば、バルーン本体の膨出量
を制御することができるようになる。
まで導いて、流体供給管から流体を供給すれば、流体供
給口からバルーン本体内に流体の供給が行われて、該バ
ルーン本体を膨出させることができるようになる。そし
て、バルーン本体がある程度膨出すると、流体排出口か
ら流体の排出が行われることになる。そこで、レーザプ
ローブを処置具挿通チャンネルに挿通させて、透明板の
手前からレーザビームを出射させれば、バルーン本体
と、連結部材と、透明板とにより形成された密閉室が導
光部となって、この導光部を介して患部にレーザビーム
が照射される。そして、このレーザを用いた治療を行っ
ている間中流体の供給を継続することによって、バルー
ン本体内においては流体の灌流が行われることになっ
て、体腔壁をレーザ焼灼に適切な温度状態に保持するこ
とができるようになる。また、流体排出口に流体排出管
を接続させるようになし、この流体排出管における流体
の排出量をコントロールすれば、バルーン本体の膨出量
を制御することができるようになる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
る。
まず、第1図に内視鏡の挿入部の先端部にバルーン装置
を装着した状態の断面を、第2図にその外観を、また第
3図には使用状態の説明図をそれぞれ示す。
を装着した状態の断面を、第2図にその外観を、また第
3図には使用状態の説明図をそれぞれ示す。
図中において、1は内視鏡の挿入部を示し、該挿入部1
の先端硬質部1aには照明窓,観察窓等と共に処置具挿通
チャンネル2が設けられちる。また、この先端硬質部1a
の外周部にはねじ部3が設けられている。そして、バル
ーン装置10は、この先端硬質部1aのねじ部3に螺合せし
められるようになっている。
の先端硬質部1aには照明窓,観察窓等と共に処置具挿通
チャンネル2が設けられちる。また、この先端硬質部1a
の外周部にはねじ部3が設けられている。そして、バル
ーン装置10は、この先端硬質部1aのねじ部3に螺合せし
められるようになっている。
ここで、バルーン装置10は、先端硬質部1aのねじ部3に
螺合するねじ部11aを内面に設けた連結リング11を有
し、該連結リング11にはその前面部に透明ガラス板12が
装着されるようになっており、この透明ガラス板12の装
着部の周りは、シール材を充填する等によって気密状態
に保たれている。そして、該連結リング11の外周側には
凹溝13が形成されており、該凹溝13には、ラテックス等
のように透明な可撓性容袋で構成したバルーン本体14の
端部が止着されるようになっている。このバルーン本体
14を固定するために、凹溝13にはゴムリング15が嵌着さ
れるようになっている。
螺合するねじ部11aを内面に設けた連結リング11を有
し、該連結リング11にはその前面部に透明ガラス板12が
装着されるようになっており、この透明ガラス板12の装
着部の周りは、シール材を充填する等によって気密状態
に保たれている。そして、該連結リング11の外周側には
凹溝13が形成されており、該凹溝13には、ラテックス等
のように透明な可撓性容袋で構成したバルーン本体14の
端部が止着されるようになっている。このバルーン本体
14を固定するために、凹溝13にはゴムリング15が嵌着さ
れるようになっている。
このように構成することにより、連結リング11における
透明ガラス板12を装着した部位とバルーン本体14との間
は密閉された空間となり、常時においては、バルーン本
体14が収縮して、第1図に仮想線で示した状態となって
おり、このバルーン本体14内に水,空気等の流体を供給
したときには、同図に実線で示したように、膨出せしめ
られるようになっている。
透明ガラス板12を装着した部位とバルーン本体14との間
は密閉された空間となり、常時においては、バルーン本
体14が収縮して、第1図に仮想線で示した状態となって
おり、このバルーン本体14内に水,空気等の流体を供給
したときには、同図に実線で示したように、膨出せしめ
られるようになっている。
ここで、このバルーン本体14内に水等からなる流体を循
環させることができるようになっている。この流体の循
環を可能ならしめるために、連結リング11には流体供給
口16と流体排出口17とが形成されている。そして、これ
ら流体供給口16及び流体排出口17には連結パイプ18,19
が接続されており、これら連結パイプ18,19にはそれぞ
れ送水ポンプに接続した流体供給チューブ20,タンクに
接続した流体排出チューブ21が接続されている。さら
に、これら各チューブ20,21を束ねるために、挿入部1
の途中位置には束ね具22が適宜数設けられている。
環させることができるようになっている。この流体の循
環を可能ならしめるために、連結リング11には流体供給
口16と流体排出口17とが形成されている。そして、これ
ら流体供給口16及び流体排出口17には連結パイプ18,19
が接続されており、これら連結パイプ18,19にはそれぞ
れ送水ポンプに接続した流体供給チューブ20,タンクに
接続した流体排出チューブ21が接続されている。さら
に、これら各チューブ20,21を束ねるために、挿入部1
の途中位置には束ね具22が適宜数設けられている。
本実施例は前述のように構成されるもので、内視鏡の挿
入部1を患者の体内に挿入するに際しては、まずバルー
ン本体14を連結リング11に装着してなるバルーン装置10
を先端硬質部1aに取り付ける。この状態においては、先
端硬質部1aの前面は透明ガラス板12とバルーン本体14が
設けられているが、これらはいずれも透明な部材である
ために、この先端硬質部1aの先端面に設けた観察窓を介
しての観察視野が妨げられることはない。
入部1を患者の体内に挿入するに際しては、まずバルー
ン本体14を連結リング11に装着してなるバルーン装置10
を先端硬質部1aに取り付ける。この状態においては、先
端硬質部1aの前面は透明ガラス板12とバルーン本体14が
設けられているが、これらはいずれも透明な部材である
ために、この先端硬質部1aの先端面に設けた観察窓を介
しての観察視野が妨げられることはない。
而して、狭い体腔管内において観察視野を確保するため
に、バルーン本体14を膨出させるには、流体供給チュー
ブ20から連結パイプ18を介して流体供給口16に給水す
る。これによって、体腔管が押し広げられて、広い観察
視野を得るとができる。ここで、流体供給チューブ20は
送気送水管より太径に形成することができるので、バル
ーン本体14内への流体の供給を迅速かつ効率滴に行うこ
とができる。なお、この観察視野を確保するためにバル
ーン本体14を膨出させる場合には、必ずしも流体の循環
を行う必要がなく、従って、流体排出チューブ21を閉鎖
させておけばよい。
に、バルーン本体14を膨出させるには、流体供給チュー
ブ20から連結パイプ18を介して流体供給口16に給水す
る。これによって、体腔管が押し広げられて、広い観察
視野を得るとができる。ここで、流体供給チューブ20は
送気送水管より太径に形成することができるので、バル
ーン本体14内への流体の供給を迅速かつ効率滴に行うこ
とができる。なお、この観察視野を確保するためにバル
ーン本体14を膨出させる場合には、必ずしも流体の循環
を行う必要がなく、従って、流体排出チューブ21を閉鎖
させておけばよい。
一方、バルーン本体14の膨出は、この外、処置具挿通チ
ャンネル2を介して挿入されるレーザプローブ23によっ
て患部の熱凝固や無血手術等を行う場合にも行われる。
この場合には、バルーン本体14内に供給した水を灌流さ
せるために、流体供給チューブ20を介してバルーン本体
14内に流体を供給すると共に、流体排出チューブ21を介
して該バルーン本体14内の流体を排出する。これによっ
て、バルーン本体14内の流体によって、体腔壁における
レーザ焼灼を行うべき部位をレーザ焼灼に最適な状態に
保持することができる。従って、この状態で、レーザプ
ローブ23の出射端23aをバルーン装置10の透明ガラス12
に接触乃至近接する位置にまで延在させる。而して、レ
ーザプローブ23がバルーン本体14に直接的に接触する
と、薄膜の可撓性容袋からなるバルーン本体14が損傷し
てしまうが、このバルーン本体14の内側には、透明ガラ
ス12が配置されているので、レーザプローブ23を処置具
挿通チャンネル2から不用意に突出させたとしても、直
接バルーン本体14に接触することがなく、このバルーン
本体14の保護が図られる。ここで、レーザプローブ23の
出射端23aからレーザビームBを患部に向けて出射する
際に、バルーン本体14の内部が導光部として機能し、し
かもこの導光部内は潅流が行われるから、適切な潅流に
よってバルーン本体14内の流体の温度制御が行われるよ
うになって、焼灼時における熱の吸収・分散が図られ
て、体腔壁の表面近傍が早期に炭化してしまうようなこ
とがなくなり、より深い部位にまでの広い範囲にわたっ
て焼灼を行うことができる。この結果、患部の熱凝固,
無血手術等の操作を効率的に行うことができるようにな
る。
ャンネル2を介して挿入されるレーザプローブ23によっ
て患部の熱凝固や無血手術等を行う場合にも行われる。
この場合には、バルーン本体14内に供給した水を灌流さ
せるために、流体供給チューブ20を介してバルーン本体
14内に流体を供給すると共に、流体排出チューブ21を介
して該バルーン本体14内の流体を排出する。これによっ
て、バルーン本体14内の流体によって、体腔壁における
レーザ焼灼を行うべき部位をレーザ焼灼に最適な状態に
保持することができる。従って、この状態で、レーザプ
ローブ23の出射端23aをバルーン装置10の透明ガラス12
に接触乃至近接する位置にまで延在させる。而して、レ
ーザプローブ23がバルーン本体14に直接的に接触する
と、薄膜の可撓性容袋からなるバルーン本体14が損傷し
てしまうが、このバルーン本体14の内側には、透明ガラ
ス12が配置されているので、レーザプローブ23を処置具
挿通チャンネル2から不用意に突出させたとしても、直
接バルーン本体14に接触することがなく、このバルーン
本体14の保護が図られる。ここで、レーザプローブ23の
出射端23aからレーザビームBを患部に向けて出射する
際に、バルーン本体14の内部が導光部として機能し、し
かもこの導光部内は潅流が行われるから、適切な潅流に
よってバルーン本体14内の流体の温度制御が行われるよ
うになって、焼灼時における熱の吸収・分散が図られ
て、体腔壁の表面近傍が早期に炭化してしまうようなこ
とがなくなり、より深い部位にまでの広い範囲にわたっ
て焼灼を行うことができる。この結果、患部の熱凝固,
無血手術等の操作を効率的に行うことができるようにな
る。
なお、図面に仮想線で示したように、連結リング11の側
部における透明ガラス板12の配設位置よりねじ部11a側
に位置させて開口24を設けるようにすれば、送気送水や
吸引等を行うことができるようになる。また、流体排出
口17には必ずしも流体排出チューブ21を接続する必要は
なく、例えばバルーン本体14内が所定の圧力状態となっ
たときにのみ、該バルーン本体14内の流体を外部に排出
することができる逆止弁を設ける構成としてもよい。さ
らに、バルーン装置10の挿入部1への連結は、ねじ結合
によるものだけでなく、バヨネット機構,スナップアク
ション機構等を用いることもできる。
部における透明ガラス板12の配設位置よりねじ部11a側
に位置させて開口24を設けるようにすれば、送気送水や
吸引等を行うことができるようになる。また、流体排出
口17には必ずしも流体排出チューブ21を接続する必要は
なく、例えばバルーン本体14内が所定の圧力状態となっ
たときにのみ、該バルーン本体14内の流体を外部に排出
することができる逆止弁を設ける構成としてもよい。さ
らに、バルーン装置10の挿入部1への連結は、ねじ結合
によるものだけでなく、バヨネット機構,スナップアク
ション機構等を用いることもできる。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案に係るバルーン装置は、内
視鏡の挿入部における先端硬質部に着脱可能に装着され
て、レーザビームの導光部として機能するものであり、
このバルーン装置は、連結部材のリング部に透明板を装
着し、またこの連結部材の外面に透明可撓性容袋からな
るバルーン本体を被着させて、バルーン本体と透明板と
の間に形成される密閉室に流体の給排を行う流体供給口
及び流体排出口を設ける構成としたので、レーザメス等
を用いた治療等を行う際に形成されるレーザビームの導
光部には、流体供給口から供給した流体を滞留させるこ
となく、適度な潅流を行うことにより導光部の温度を管
理することできるようになり、レーザメスによる治療等
の際に、熱の吸収・分散が図られて、体腔壁の早期の炭
化,蒸散を防止することができ、体皮下の深部にまで適
度な焼灼熱が得られ、広い範囲で、しかもより深い部分
にまで焼灼を行うことができるので極めて有利であるだ
けでなく、処置具挿通チャンネルに直接対面するのは透
明板であり、脆弱な薄膜の可撓性容袋からなるバルーン
本体はこの透明板の前方に配置されているから、レーザ
プローブを処置具挿通チャンネルから突出させたとき
に、誤ってレーザプローブの先端でバルーン本体を破損
させる等といった不都合を生じることがなく、さらには
送気送水管を介してバルーン本体内に流体を供給する場
合に比較して、より効率的に流体の供給を行うことがで
き、しかもバルーン本体の膨出量をコントロールするこ
とができる等の効果を奏する。
視鏡の挿入部における先端硬質部に着脱可能に装着され
て、レーザビームの導光部として機能するものであり、
このバルーン装置は、連結部材のリング部に透明板を装
着し、またこの連結部材の外面に透明可撓性容袋からな
るバルーン本体を被着させて、バルーン本体と透明板と
の間に形成される密閉室に流体の給排を行う流体供給口
及び流体排出口を設ける構成としたので、レーザメス等
を用いた治療等を行う際に形成されるレーザビームの導
光部には、流体供給口から供給した流体を滞留させるこ
となく、適度な潅流を行うことにより導光部の温度を管
理することできるようになり、レーザメスによる治療等
の際に、熱の吸収・分散が図られて、体腔壁の早期の炭
化,蒸散を防止することができ、体皮下の深部にまで適
度な焼灼熱が得られ、広い範囲で、しかもより深い部分
にまで焼灼を行うことができるので極めて有利であるだ
けでなく、処置具挿通チャンネルに直接対面するのは透
明板であり、脆弱な薄膜の可撓性容袋からなるバルーン
本体はこの透明板の前方に配置されているから、レーザ
プローブを処置具挿通チャンネルから突出させたとき
に、誤ってレーザプローブの先端でバルーン本体を破損
させる等といった不都合を生じることがなく、さらには
送気送水管を介してバルーン本体内に流体を供給する場
合に比較して、より効率的に流体の供給を行うことがで
き、しかもバルーン本体の膨出量をコントロールするこ
とができる等の効果を奏する。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は内視鏡
の挿入部の先端部にバルーン装置を装着した状態の断面
図、第2図はその外観図、第3図は使用状態の説明図で
ある。 1:挿入部、1a:先端硬質部、2:処置具挿通チャンネル、
3:ねじ部、10:バルーン装置、11:連結リング、11a:ねじ
部、12:透明ガラス板、13:凹溝、14:バルーン本体、15:
ゴムリング、16:流体供給口、17:流体排出口、18,19:連
結パイプ、20:流体供給チューブ、21:流体排出チュー
ブ、23:レーザプローブ、23a:出射端。
の挿入部の先端部にバルーン装置を装着した状態の断面
図、第2図はその外観図、第3図は使用状態の説明図で
ある。 1:挿入部、1a:先端硬質部、2:処置具挿通チャンネル、
3:ねじ部、10:バルーン装置、11:連結リング、11a:ねじ
部、12:透明ガラス板、13:凹溝、14:バルーン本体、15:
ゴムリング、16:流体供給口、17:流体排出口、18,19:連
結パイプ、20:流体供給チューブ、21:流体排出チュー
ブ、23:レーザプローブ、23a:出射端。
Claims (1)
- 【請求項1】内視鏡の挿入部に設けた処置具挿通チャン
ネルを介してレーザプローブを挿入し、このレーザプロ
ーブからレーザビームを患部等に照射するためのものに
おいて、前記挿入部の先端における先端硬質部には、リ
ング状の連結部材を着脱可能に装着し、該連結部材のリ
ング部には透明板を装着すると共に、その外面には透明
可撓性容袋からなるバルーン本体を装着して、該バルー
ン本体と、連結部材と、透明板とによって密閉室を形成
し、該密閉室内で流体を潅流させるために、流体供給口
及び流体排出口を密閉室に開口させ、前記レーザプロー
ブから出射されるレーザビームは、この密閉室からなる
導光部を介して照射されるように構成したことを特徴と
する内視鏡のバルーン装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989081188U JPH0717281Y2 (ja) | 1989-07-12 | 1989-07-12 | 内視鏡のバルーン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989081188U JPH0717281Y2 (ja) | 1989-07-12 | 1989-07-12 | 内視鏡のバルーン装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0321301U JPH0321301U (ja) | 1991-03-04 |
| JPH0717281Y2 true JPH0717281Y2 (ja) | 1995-04-26 |
Family
ID=31626903
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989081188U Expired - Lifetime JPH0717281Y2 (ja) | 1989-07-12 | 1989-07-12 | 内視鏡のバルーン装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0717281Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4986223B2 (ja) * | 2007-03-07 | 2012-07-25 | Hoya株式会社 | 内視鏡用先端キャップ及び内視鏡 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59171528A (ja) * | 1983-03-17 | 1984-09-28 | 住友電気工業株式会社 | 光フアイバセンサ先端部の構造 |
| JPS59224808A (ja) * | 1983-06-03 | 1984-12-17 | Sumitomo Electric Ind Ltd | バル−ン付センサ |
| JPH0690Y2 (ja) * | 1987-05-07 | 1994-01-05 | オリンパス光学工業株式会社 | 超音波診断装置 |
-
1989
- 1989-07-12 JP JP1989081188U patent/JPH0717281Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0321301U (ja) | 1991-03-04 |
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