JPH0717818B2 - 強化熱可塑性ポリエステル樹脂組成物 - Google Patents

強化熱可塑性ポリエステル樹脂組成物

Info

Publication number
JPH0717818B2
JPH0717818B2 JP62260979A JP26097987A JPH0717818B2 JP H0717818 B2 JPH0717818 B2 JP H0717818B2 JP 62260979 A JP62260979 A JP 62260979A JP 26097987 A JP26097987 A JP 26097987A JP H0717818 B2 JPH0717818 B2 JP H0717818B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
copolymer
ethylene
thermoplastic polyester
acid
resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62260979A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01103649A (ja
Inventor
清一 中村
起一 米谷
元旦 立松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
Priority to JP62260979A priority Critical patent/JPH0717818B2/ja
Publication of JPH01103649A publication Critical patent/JPH01103649A/ja
Publication of JPH0717818B2 publication Critical patent/JPH0717818B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は機械的性質および熱的特性がすぐれ、特に耐冷
熱サイクル性がすぐれた成形品を得ることができる新規
な充填剤を含有した強化されたポリエステル樹脂組成物
に関するものである。
〈従来の技術〉 ポリエチレンテレフタレートやポリブチレンテレフタレ
ートに代表される熱可塑性ポリエステル樹脂は機械的特
性、耐熱性、耐薬品性、耐候性などにすぐれ、さらに強
化材および充填剤を添加することで強度や剛性が大巾に
向上し、電機、自動車、建材などの分野に広く用いられ
ている。これらのうち特に繊維状強化材(例えばガラス
繊維、炭素繊維、金属繊維など)およびウィスカ状強化
材(例えばアルミナウィスカ、炭化珪素ウィスカ、チタ
ン酸カリウムウィスカなど)などで強化された熱可塑性
ポリエステル樹脂は金属部品などをインサート成形した
成形品として、その強靭性により各種の工業用機能部品
として使用されている。しかし、金属部品などをインサ
ートした成形品では熱的なショック(冷−熱くり返しに
よる熱的衝撃)で金属と樹脂の熱膨脹率の差により金属
と樹脂の接触部から樹脂に亀裂が発生し破壊するという
欠点があった。これらを改良する手段としては強化材の
表面をカップリング剤(例えばシラン系、チタネート
系、ジルコアルミネート系などのカップリング剤)で処
理し、強化材と樹脂との親和力を向上せしめる方法、熱
可塑性ポリエステルにエポキシ化合物などを添加し、熱
可塑性ポリエステルとインサート金属部品間の接着性を
向上せしめる方法、熱可塑性ポリエステルにゴム成分を
ブレンドし樹脂の耐衝撃性を向上せしめる方法などが知
られている。
一方、ポリエチレンテレフタレートに粒状の酸化チタン
を配合することが特公昭46−7180号公報、特開昭51−28
141号公報および特開昭61−72050号公報に開示されてい
る。
〈本発明が解決しようとする問題点〉 しかしながら、前記強化材の表面をカップリング剤で処
理する方法および熱可塑性ポリエステルにエポキシ化合
物などを添加する方法は、耐冷熱サイクル性に対する改
良効果が乏しく、前記熱可塑性ポリエステルにゴム成分
をブレンドする方法はある程度の耐冷熱サイクル性が得
られるものの不十分であるばかりか耐熱性や剛性が低下
し実質的に有効なレベルに達しないという問題点があっ
た。
また、ポリエチレンテレフタレートに粒状の酸化チタン
を配合した場合も金属部品などをインサートした成形品
では熱的なショックで金属と樹脂の接触部から樹脂に亀
裂が発生し破壊するという問題がある。
本発明は、このような問題点を解決することを目的に機
械的特性、耐熱性が良好で特に耐冷熱サイクル性にすぐ
れた強化された熱可塑性ポリエステル樹脂組成物を得る
べく鋭意研究の結果本発明に到達した。
〈問題点を解決するための手段〉 すなわち本発明は、熱可塑性ポリエステル100重量部に
対し、針状酸化チタン1〜250重量部を含有してなる強
化熱可塑性ポリエステル樹脂組成物を提供するものであ
る。本発明で用いる熱可塑性ポリエステルとはジカルボ
ン酸(あるいは、そのエステル形成性誘導体)とジオー
ル(あるいは、そのエステル形成性誘導体)とを主成分
とする縮合反応により得られる重合体ないしは共重合体
である。上記ジカルボン酸としてはテレフタル酸、イソ
フタル酸、フタル酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、
1,5−ナフタレンジカルボン酸、ビス(p−カルボキシ
フェニル)メタン、アントラセンジカルボン酸、4,4′
−ジフェニルエーテルジカルボン酸、5−ナトリウムス
ルホイソフタル酸などの芳香族ジカルボン酸、アジピン
酸、セバシン酸、アゼライン酸、ドデカンジオン酸など
の脂肪族ジカルボン酸、1,3−シクロヘキサンジカルボ
ン酸、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸などの脂環式
ジカルボン酸およびこれらのエステル形成性誘導体など
が挙げられる。また、ジオール成分としては炭素数2〜
20の脂肪族グリコールすなわち、エチレングリコール、
プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、ネオペ
ンチルグリコール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキ
サンジオール、デカメチレングリコール、シクロヘキサ
ンジメタノール、シクロヘキサンジオールなど、あるい
は分子量400〜6,000の長鎖グリコール、すなわちポリエ
チレングリコール、ポリ−1,3−プロピレングリコー
ル、ポリテトラメチレングリコールなどおよびこれらの
エステル形成性誘導体が挙げられる。これらの重合体な
いしは共重合体の好ましい具体例としては、ポリブチレ
ンテレフタレート、ポリブチレン(テレフタレート/イ
ソフタレート)、ポリブチレン(テレフタレート/アジ
ペート)、ポリブチレン(テレフタレート/セバケー
ト)ポリブチレン(テレフタレート/デカンジカルボキ
シート)、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン
(テレフタレート/イソフタレート)、ポリエチレン
(テレフタレート/アジペート、ポリブチレン(テレフ
タレート/5−ナトリウムスルホイソフタレート)、ポリ
エチレン(テレフタレート/5−ナトリウムイソフタレー
ト)などが挙げられ、ポリエステル樹脂組成物の成形性
からポリブチレンテレフタレート、ポリブチレン(テレ
フタレート/アジペート)、ポリブチレン(テレフタレ
ート/デカンジカルボキシレート)、ポリエチレンテレ
フタレート、ポリエチレン(テレフタレート/アジペー
ト)などが特に好ましく使用される。またこれら熱可塑
性ポリエステルは0.5%のo−クロロフェノール溶液25
℃で測定したときの固有粘度が0.36〜1.60、とくに0.52
〜1.35の範囲にあるものが好適である。固有粘度が0.36
未満では機械的特性が不良であり、また、固有粘度1.60
を越えると成形性が不良になり、いずれも好ましくな
い。本発明に用いる酸化チタンは従来の顔料用として多
用されている粒状の酸化チタンとは異なり、針状のもの
であり、短軸の平均径が0.01〜0.5μm、長軸の長さが
0.05〜20μmの範囲で長軸の長さ/短軸の平均径(/
d)が3〜200の針状を有した酸化チタンが好ましい。該
針状酸化チタンは/dが10以上が好ましく、また/dが
30以上のものがさらに好ましい。/dが3未満では顔料
用の粒状酸化チタンと同様、耐冷熱サイクル性改良効果
が乏しく、また平均の/dが200を超えると、熱可塑性
ポリエステル樹脂の溶融時の流動性が不良になるので好
ましくない。該針状酸化チタンの添加量は熱可塑性ポリ
エステルに対し1〜250重量部、好ましくは3〜150重量
部、さらに好ましくは6〜100重量部である。添加量が
1重量部未満では耐冷熱サイクル性の改良効果が期待で
きず、250重量部を超えると耐衝撃性が低下して好まし
くない。また、該針状酸化チタンはその表面をカップリ
ング剤(例えばシラン系カップリング剤、ジルコアルミ
ネート系カップリング剤、チタネート系カップリング剤
など)で処理してもちいることもできる。本発明の組成
物から得られる成形品が極めてすぐれた耐冷熱サイクル
性を発揮する原理はまだ十分に解明されていないが、針
状酸化チタンと熱可塑性ポリエステルの界面の親和性
が、ガラス繊維やチタン酸カリウムの場合より格段にす
ぐれているので熱的なショックによってガラス繊維やチ
タン酸カリウムの場合に比較し強化材と樹脂との界面で
の破壊が起りにくく、このため耐冷熱サイクル性がすぐ
れているものと推定している。また本発明の組成物に
は、種々のゴム成分を併用することにより耐冷熱サイク
ル性をさらに改良することができる。このようなゴム成
分としては特に、(i)α−オレフィンとエポキシ基含
有不飽和単量体とからなるエポキシ基含有共重合体 (ii)エチレンと炭素数3以上のα−オレフィンからな
る未変性エチレン系共重合体に対し、0.01〜10重量%の
不飽和カルボン酸またはその誘導体をグラフト反応させ
て得た変性エチレン系共重合体(iii)水添または未水
添の共役ジエンと芳香族ビニルのブロック共重合体また
は該ブロック共重合体に0.01〜10重量%の不飽和カルボ
ン酸またはその誘導体をグラフトして得た変性ブロック
共重合体などが好ましく使用できる。これらゴム成分の
具体例を挙げると(i)のエポキシ基含有共重合体の好
ましい例としては、エチレン/メタクリル酸グリシジル
共重合体、エチレン/酢酸ビニル/メタクリル酸グリシ
ジル共重合、エチレン/メタクリル酸メチル/メタクリ
ル酸グリシジル共重合体、エチレン/アクリル酸グリシ
ジル共重合体、エチレン/酢酸ビニル/メタクリル酸グ
リシジル共重合体、エチレン/グリシジルエーテル共重
合体などが挙げられ、中でもエチレン/メタクリル酸グ
リシジル共重合体が最も好ましい。さらに、(i)のエ
ポキシ基含有共重合体とともに、エチレンと炭素数3以
上のα−オレフィンよりなるエチレン系共重合体および
/またはエチレン、炭素数3以上のα−オレフィンおよ
び非共役ジエンからなるジエン系共重合体を併用すれ
ば、耐衝撃性をより改良することができる。これらの共
重合体の具体例としてはエチレン/プロピレン共重合
体、エチレン/ブテン−1共重合体、エチレン/ペンテ
ン−1共重合体、エチレン/プロピレン/ブテン−1共
重合体、エチレン/プロピレン/5−エチリデン−2−ノ
ルボ−ネン共重合体、エチレン/プロピレン/1,4−ヘキ
サジエン共重合体、エチレン/プロピレン/ジシクロペ
ンタンジエン共重合体などであり、中でもエチレン/プ
ロピレン共重合体およびエチレン/ブテン−1共重合体
が好ましい。また、前記(ii)の変性エチレン系共重合
体としてはエチレン/プロピレン共重合体、エチレン/
ブテン−1共重合体、エチレン/プロピレン/ジシクロ
ペンタジエン共重合体、エチレン/プロピレン/5−エチ
リデン−2−ノルボ−ネン共重合体などの未変性エチレ
ン系共重合体に不飽和カルボン酸またはその誘導体、例
えば、マレイン酸、フマル酸、アクリル酸グリシジル、
メタクリル酸グリシジル、エタクリル酸グリシジル、イ
タコン酸ジクリシジル、シトラコン酸ジグリシジル、ブ
テンジカルボン酸ジグリシジル、テトラヒドロフタル酸
ジグリシジル、無水マレイン酸、無水イタコン酸、無水
シトラコン酸、マレイン酸イミド、イタコン酸イミド、
シトラコン酸イミドなど特に、メタクリル酸グリシジ
ル、無水マレイン酸、無水イタコン酸、マレイン酸イミ
ドなどをグラフト反応させた変性エチレン共重合体など
が好ましく挙げられ、具体例としては、無水マレイン酸
グラフトエチレン/プロピレン共重合体、無水マレイン
酸グラフトエチレン/ブテン−1共重合体、メタクリル
酸グリシジルグラフトエチレン/プロピレン共重合体、
メタクリル酸グリシジルグラフトエチレン/ブテン−1
共重合体などが好ましい。また前記(iii)のブロック
共重合体としては1,3−ブタジエン、イソプレン、1,3−
ペンタジエンなどでの共役ジエンとスチレン、α−メチ
ルスチレン、o−メチルスチレン、p−メチルスチレ
ン、1,3−ジメチルスチレン、ビニルナフタレンなどの
芳香族ビニル炭化水素からなる水添およびブロック共重
合体であり、うち好ましい具体例は水添または未水添の
スチレン/ブタジエン/スチレントリブロック共重合
体、水添または未水添のスチレン/イソプレン/スチレ
ントリブロック共重合体などであり中でも耐熱性の点か
らスチレン/ブタジエン/スチレントリブロック水添共
重合体がより好ましく用いられる。また変性ブロック共
重合体は上記ブロック共重合体を(ii)の変性エチレン
系共重合体の項で挙げたのと同様、不飽和カルボン酸お
よびその誘導体をグラフト反応させたものが特に好まし
く使用できる。本発明の組成物には、本発明の効果を損
なわない範囲で針状酸化チタン以外の強化材および充填
剤、例えばガラス繊維、炭素繊維、金属繊維、炭化珪素
ウィスカ、チタン酸カリウムウィスカ、石こう繊維、マ
イカ、タルク、珪酸カルシウム(ワラステナイト)、カ
オリン、クレー、硫酸カルシウム、炭酸カルシウム、酸
化珪素、酸化チタン(粒状)などを併用することもでき
る。本発明の組成物には熱可塑性ポリエステルの核剤
(例えば、ステアリン酸ナトリウム、ステアリン酸バリ
ウム、モンタン酸ナトリウム、モンタン酸バリウム、モ
ンタン酸エステルの部分ナトリウム塩あるいはバリウム
塩、安息香酸ナトリウム、テレまたはイソフタル酸ナト
リウムあるいはバリウム塩などの有機カルボン酸金属
塩、アイオノマー、タルクなど)また、結晶化促進剤
(例えばポリエチレングリコール、ポリエチレングリコ
ールジベンゾエート、ネオペンチルグリコールジベンゾ
エート、ポリエチレングリコールビス(2−エチルヘキ
サノエート)などのポリアルキレングリコール誘導体や
安息香酸エステル、ポリラクトン類、N−置換トルエン
スルホンアミドなど)を併用することもできる。本発明
の組成物には他の各種の添加剤、例えばモンタン酸ワッ
クス、ポリエチレンワックス、シリコーンオイルなどの
離型剤、難燃剤、熱安定剤、紫外線吸収剤、顔料、染料
など添加することができる。また少量の他の熱可塑性樹
脂(例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレ
ン、アクリル樹脂、フッ素樹脂、ポリアミド、ポリアセ
タール、ポリカーボネート、ポリスルホン、ポリフェニ
レンスルフィド、ポリフェニレンオキサイドなど)、熱
硬化性樹脂(例えばフェノール樹脂、メラミン樹脂、ポ
リエステル樹脂、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂な
ど)、軟質熱可塑性樹脂(例えばエチレン/酢ビ共重合
体、ポリエステルエラストマーなど)を添加することも
できる。本発明の組成物の製造方法は特に限定されるも
のではないが、例えば、熱可塑性ポリエステル、針状酸
化チタンおよび必要により他の添加物を一緒に配合した
原料をスクリュー型押出機に供給し溶融混練する方法、
またスクリュー型押出機にまず熱可塑性ポリエステルを
供給して溶融し、他の供給口より針状酸化チタンを供給
して混練し、さらに他の供給口より他の添加物を供給混
練する方法など適宜採用することができる。本発明の強
化熱可塑性ポリエステル樹脂組成物は射出成形、押出成
形、吹込み成形、真空成形などの任意の成形方法により
望み成形品にすることができる。
〈実施例〉 以下実施例を挙げて本発明の効果をさらに説明する。な
お、実施例中の部は重量部をまた、略記号は次のものを
意味する。
PET:ポリエチレンテレフタレート PBT:ポリブチレンテレフタレート BSL:ステアリン酸バリウム NPG−DB:ネオペンチルグリコールジベンゾエート 実施例1〜3,比較例1〜11 固有粘度が0.83のポリブチレンテレフタレート100重量
部に対し、第1表に示した各種の強化材あるいは充填剤
を第1表の割合に配合し、250℃に設定した40mmφの1
軸スクリューを有したベント付き押出機により溶融混練
してペレットとした。得られた組成物のペレットを130
℃で5時間乾燥後、250℃に設定した型締圧力75tのスク
リューインライン型射出成形機を用い金型温度80℃にお
いて、インサート金具を着装した冷熱サイクルテスト用
成形品を成形し、この成形品に130℃×1時間→−40℃
×1時間の冷熱くり返し衝撃をあたえ成形品にクラック
が生ずるまでの冷熱くり返し回数を求め耐冷熱サイクル
性を評価した。第1図は上記成形品の平面図であり、第
2図は同成形品の断面図である。成形品は円筒形のイン
サート金具1および樹脂部2からなり、インサート金具
1の全面が樹脂部2で被覆されており、成形品上面は金
型内でインサート金具1を支持していた支持具による孔
3が形成されている。また、上記乾燥ペレットを250℃
に設定した型締圧力50tのスクリューインライン射出成
形機を用い、金型温度80℃において1/2″巾Izod衝撃試
験片および曲げ試験片(1/2″×1/4″×5″)を成形し
た。得られた試験片をもちいてIzod衝撃試験(ASTM D2
56に準拠)および曲げ試験(ASTM D790に準拠)を行
い、機的的特性を評価した。また、成形品の外観を目視
により観察した。結果を第1表に示した。針状酸化チタ
ンを配合したポリブチレンテレフタレートの耐冷熱サイ
クル性は他の強化材や充填剤を配合したポリブチレンテ
レフタレートよりすぐれていることが第1表より明らか
である。
実施例4〜6、比較例12〜22 固有粘度が0.60のポリエチレンテレフタレート100重量
部に対し、第2表に示した各種の強化材あるいは充填剤
およびポリエチレンテレフタレートの結晶核剤と結晶化
促進剤としてそれぞれステアリン酸バリウムとネオペン
チルグリコールジベンゾエートを第2表に示す割合に配
合し、280℃に設定した40φの1軸スクリューを有した
ベント付き押出機により溶融混練してペレットとした。
得られた組成物のペレットを150℃で5時間乾燥後280℃
に設定した型締圧力75tのスクリューインライン型射出
成形機を用いて金型温度130℃において実施例1と同様
に冷熱サイクルテスト用成形品および機械的特性評価用
試験片を成形し、次いで耐冷熱サイクル性、機械的特性
および成形品外観を評価した。結果を第2表に示した。
針状酸化チタンを配合したポリエチレンテレフタレート
の耐冷熱サイクル性は他の強化材や充填剤を配合したポ
リエチレンテレフタレートによりすぐれていることが第
2表より明らかである。
〈発明の効果〉 本発明の組成物より得られる成形品は機械的性質および
熱的特性、特に耐冷熱サイクル性がすぐれているので自
動車部品などの機能部品として有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例で成形した成形品の平面図であり、第2
図は同成形品の断面図である。 1……インサート金具 2……樹脂部分 3……孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱可塑性ポリエステル100重量部に対し、
    針状酸化チタン1〜250重量部を含有してなる強化熱可
    塑性ポリエステル樹脂組成物。
JP62260979A 1987-10-15 1987-10-15 強化熱可塑性ポリエステル樹脂組成物 Expired - Lifetime JPH0717818B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62260979A JPH0717818B2 (ja) 1987-10-15 1987-10-15 強化熱可塑性ポリエステル樹脂組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62260979A JPH0717818B2 (ja) 1987-10-15 1987-10-15 強化熱可塑性ポリエステル樹脂組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01103649A JPH01103649A (ja) 1989-04-20
JPH0717818B2 true JPH0717818B2 (ja) 1995-03-01

Family

ID=17355393

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62260979A Expired - Lifetime JPH0717818B2 (ja) 1987-10-15 1987-10-15 強化熱可塑性ポリエステル樹脂組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0717818B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3077948B2 (ja) * 1991-12-27 2000-08-21 日本ジーイープラスチックス株式会社 樹脂組成物
JPH0680874A (ja) * 1992-08-31 1994-03-22 Nippon G Ii Plast Kk 熱可塑性ポリエステルエラストマー樹脂組成物
CN112679917B (zh) * 2020-12-09 2022-11-25 中广核瑞胜发(厦门)新材料有限公司 适用于全遮光灯具的耐冷热高强度高韧性pbt复合材料及其制备和应用

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL7105691A (en) * 1971-04-27 1971-07-26 Rutile filler for plastics
JPS5722913A (en) * 1980-07-17 1982-02-06 Nissan Motor Co Ltd Apparatus for sealing attaching face of slide door guide rail
JPS6121914A (ja) * 1984-07-06 1986-01-30 Kubota Ltd チタン化合物繊維の製造方法
JPS6136333A (ja) * 1984-07-27 1986-02-21 Kubota Ltd 合成樹脂組成物

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01103649A (ja) 1989-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4280949A (en) Modified polyester compositions containing mineral filler
US4337192A (en) Thermoplastic molding composition having improved warp resistance and process for preparing the same
EP0115015A1 (en) Linear low density polyethylene impact modifier for thermoplastic polyesters
EP0110222A1 (en) Thermoplastic polyester - linear low density polyethylene molding compositions
JP3605957B2 (ja) 強化ポリエステル樹脂組成物およびその成形品
US4267286A (en) Modified polyester compositions
EP0105388A1 (en) Modified thermoplastic polyester molding compositions and articles molded therefrom
US4322333A (en) Reinforced PBT-copolyaromatic/aliphatic block copolyesters
JPH064757B2 (ja) ポリエステル樹脂組成物の製造方法
JPH0717818B2 (ja) 強化熱可塑性ポリエステル樹脂組成物
CN112513181A (zh) 热塑性聚酯树脂组合物及其成型品
JPH04335058A (ja) インサート成形品用熱可塑性ポリエステル樹脂組成物
JP3291790B2 (ja) ポリエステル樹脂組成物
US4369282A (en) Modified polyester compositions
JP3355742B2 (ja) 強化樹脂組成物およびその成形品
JP2006117907A (ja) 熱可塑性樹脂組成物およびその製造方法
JPH0576501B2 (ja)
WO1980001385A1 (en) Thermoplastic molding compositions
JPH07188519A (ja) 強化樹脂組成物およびその成形品
JPS63245427A (ja) 耐衝撃性ポリエステル樹脂組成物
JPH0940852A (ja) ポリエステル樹脂組成物およびその成形品
JP3475503B2 (ja) 樹脂組成物
JPH11310692A (ja) コネクター成形用樹脂材料
AU613376B2 (en) Impact modified polyester compositions with improved heat resistance
JPH0710947B2 (ja) 芳香族ポリエステル組成物