JPH07178351A - ゴム・プラスチック廃棄物の静電選別装置 - Google Patents
ゴム・プラスチック廃棄物の静電選別装置Info
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- JPH07178351A JPH07178351A JP32552993A JP32552993A JPH07178351A JP H07178351 A JPH07178351 A JP H07178351A JP 32552993 A JP32552993 A JP 32552993A JP 32552993 A JP32552993 A JP 32552993A JP H07178351 A JPH07178351 A JP H07178351A
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Classifications
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
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-
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Landscapes
- Electrostatic Separation (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電線・ケーブルの製造時などに生じるゴム・
プラスチック廃棄物を、材料の種類別に精度良く選別す
ることができ、かつ廃水処理等を必要とせず安価な選別
装置を提供する。 【構成】 本発明の静電選別装置においては、破砕され
たゴム・プラスチック廃棄物2を供給するホッパー3
に、モーター10により駆動され、撹拌の際の摩擦によ
り絶縁材料を帯電させる撹拌機11が接続されており、
撹拌機11の端部は小径落下孔12を経て落下管13に
接続されている。そして落下管13の中間部に、直流高
電圧が印加された平行平板電極14が対向配置されてお
り、帯電した廃棄物粒子が、落下途中で平行平板電極1
4間に生じた直流電界により静電気力を受け、反対側の
極性の電極側へ引寄せられて分けられるようになってい
る。
プラスチック廃棄物を、材料の種類別に精度良く選別す
ることができ、かつ廃水処理等を必要とせず安価な選別
装置を提供する。 【構成】 本発明の静電選別装置においては、破砕され
たゴム・プラスチック廃棄物2を供給するホッパー3
に、モーター10により駆動され、撹拌の際の摩擦によ
り絶縁材料を帯電させる撹拌機11が接続されており、
撹拌機11の端部は小径落下孔12を経て落下管13に
接続されている。そして落下管13の中間部に、直流高
電圧が印加された平行平板電極14が対向配置されてお
り、帯電した廃棄物粒子が、落下途中で平行平板電極1
4間に生じた直流電界により静電気力を受け、反対側の
極性の電極側へ引寄せられて分けられるようになってい
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電線・ケーブルの製造
時や使用後などに生じるゴム・プラスチック廃棄物を、
静電気を利用して、導電性材料と絶縁性材料とにあるい
は絶縁材料の種類別に選別する装置に関する。
時や使用後などに生じるゴム・プラスチック廃棄物を、
静電気を利用して、導電性材料と絶縁性材料とにあるい
は絶縁材料の種類別に選別する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年電線・ケーブルの分野では、製造時
や使用後などに発生する大量の電線・ケーブル廃棄物を
破砕し、振動と風力を利用した比重選別法により銅を分
離回収し(ナゲットシステム)、銅を回収した残りを、
産業廃棄物として主に埋立て処理している。すなわち、
電線・ケーブルの廃棄物から銅を回収した残りには、少
量の銅の残留が認められたり導電性ポリエチレン(P
E)が混在する場合もあるが、ポリ塩化ビニル(PV
C)、ポリエチレン(PE)等の被覆材料がほとんどを
占め、これらを選別する有効な方法がないため、産業廃
棄物として埋立て処分されているのが現状であった。
や使用後などに発生する大量の電線・ケーブル廃棄物を
破砕し、振動と風力を利用した比重選別法により銅を分
離回収し(ナゲットシステム)、銅を回収した残りを、
産業廃棄物として主に埋立て処理している。すなわち、
電線・ケーブルの廃棄物から銅を回収した残りには、少
量の銅の残留が認められたり導電性ポリエチレン(P
E)が混在する場合もあるが、ポリ塩化ビニル(PV
C)、ポリエチレン(PE)等の被覆材料がほとんどを
占め、これらを選別する有効な方法がないため、産業廃
棄物として埋立て処分されているのが現状であった。
【0003】ちなみに、電線・ケーブルの被覆材以外の
ゴム・プラスチック破砕物の選別には、風力選別や流動
層選別のような乾式の比重選別方法、または浮沈選別や
遠心力選別のような湿式の比重選別方法が使用されてい
るが、これらの方法のうちで乾式比重選別法を、前記し
た電線・ケーブルのゴム・プラスチック廃棄物の選別に
使用する場合には、比重別、重量別、サイズ別などの選
別には有効であるが、同形状のゴム・プラスチック破砕
物同士の選別精度を上げることが難しいという問題があ
った。また、湿式比重選別法のうちで浮沈選別法は、ポ
リオレフィン系プラスチックとそれ以外のプラスチック
とを選別する場合には有効であるが、選別に使用した廃
水の処理を必要とするという問題があり、さらにハイド
ロサイクロンによる遠心力選別法は、仕様、運転条件に
より適用範囲を広くとれる反面、装置が高価で廃水処理
を必要とするという問題があった。
ゴム・プラスチック破砕物の選別には、風力選別や流動
層選別のような乾式の比重選別方法、または浮沈選別や
遠心力選別のような湿式の比重選別方法が使用されてい
るが、これらの方法のうちで乾式比重選別法を、前記し
た電線・ケーブルのゴム・プラスチック廃棄物の選別に
使用する場合には、比重別、重量別、サイズ別などの選
別には有効であるが、同形状のゴム・プラスチック破砕
物同士の選別精度を上げることが難しいという問題があ
った。また、湿式比重選別法のうちで浮沈選別法は、ポ
リオレフィン系プラスチックとそれ以外のプラスチック
とを選別する場合には有効であるが、選別に使用した廃
水の処理を必要とするという問題があり、さらにハイド
ロサイクロンによる遠心力選別法は、仕様、運転条件に
より適用範囲を広くとれる反面、装置が高価で廃水処理
を必要とするという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように資源の再利
用や環境保全の観点から、電線・ケーブル被覆材の廃棄
物に限らず一般のゴム・プラスチック廃棄物の選別と回
収が求められているが、従来からのゴム・プラスチック
破砕物の選別技術は、環境に与える影響や種類別の選別
精度の点で未だ十分ではなかった。
用や環境保全の観点から、電線・ケーブル被覆材の廃棄
物に限らず一般のゴム・プラスチック廃棄物の選別と回
収が求められているが、従来からのゴム・プラスチック
破砕物の選別技術は、環境に与える影響や種類別の選別
精度の点で未だ十分ではなかった。
【0005】本発明はこれらの問題を解決するためにな
されたもので、電線・ケーブルの製造時や使用後に生じ
るゴム・プラスチックを主とする廃棄物を、材料の種類
別に精度良く選別することができ、かつ廃水処理等を必
要としない安価な装置を提供することを目的とする。
されたもので、電線・ケーブルの製造時や使用後に生じ
るゴム・プラスチックを主とする廃棄物を、材料の種類
別に精度良く選別することができ、かつ廃水処理等を必
要としない安価な装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のゴム・プラスチ
ック廃棄物の静電選別装置は、ゴム・プラスチック廃棄
物を供給する手段と、前記供給手段の供給口に接続され
た連続搬送手段と、前記ゴム・プラスチック廃棄物に電
荷を帯びさせる帯電手段と、前記搬送手段により搬送さ
れ前記帯電手段により帯電されたゴム・プラスチック廃
棄物を落下させる手段と、前記落下手段により落下しつ
つあるゴム・プラスチック廃棄物に対して、静電的な力
を加え、帯電の有無および電荷の種類に応じて落下方向
を変更させる手段と、前記静電気力印加手段の下方に並
置された複数の回収容器とを備えてなることを特徴とす
る。
ック廃棄物の静電選別装置は、ゴム・プラスチック廃棄
物を供給する手段と、前記供給手段の供給口に接続され
た連続搬送手段と、前記ゴム・プラスチック廃棄物に電
荷を帯びさせる帯電手段と、前記搬送手段により搬送さ
れ前記帯電手段により帯電されたゴム・プラスチック廃
棄物を落下させる手段と、前記落下手段により落下しつ
つあるゴム・プラスチック廃棄物に対して、静電的な力
を加え、帯電の有無および電荷の種類に応じて落下方向
を変更させる手段と、前記静電気力印加手段の下方に並
置された複数の回収容器とを備えてなることを特徴とす
る。
【0007】本発明の選別対象とされるゴム・プラスチ
ック廃棄物としては、PE、ポリプロピレン、エチレン
−プロピレンコポリマー等の各種オレフィン系ポリマ
ー、PVC、ブチルゴム、スチレン−ブタジエンゴム等
の絶縁材料の混合物があげられる他、さらに導電性PE
等の導電性ゴム・プラスチックが混合されていても良
い。本発明においては、このようなゴム・プラスチック
廃棄物を、予め公知の破砕手段により粗粒状乃至粉末状
に破砕したものを使用する。
ック廃棄物としては、PE、ポリプロピレン、エチレン
−プロピレンコポリマー等の各種オレフィン系ポリマ
ー、PVC、ブチルゴム、スチレン−ブタジエンゴム等
の絶縁材料の混合物があげられる他、さらに導電性PE
等の導電性ゴム・プラスチックが混合されていても良
い。本発明においては、このようなゴム・プラスチック
廃棄物を、予め公知の破砕手段により粗粒状乃至粉末状
に破砕したものを使用する。
【0008】また本発明において、前記したように破砕
されたゴム・プラスチック廃棄物に電荷を帯びさせる手
段としては、例えば針状電極とその他の電極との間に高
電圧を印加し、針状電極の先端部からコロナ放電を引起
こすことにより帯電させる手段や、高電圧を印加し、誘
電分極を利用して帯電させる方法や、あるいは絶縁材料
の混合物を撹拌し摩擦により帯電させる手段などが採ら
れる。
されたゴム・プラスチック廃棄物に電荷を帯びさせる手
段としては、例えば針状電極とその他の電極との間に高
電圧を印加し、針状電極の先端部からコロナ放電を引起
こすことにより帯電させる手段や、高電圧を印加し、誘
電分極を利用して帯電させる方法や、あるいは絶縁材料
の混合物を撹拌し摩擦により帯電させる手段などが採ら
れる。
【0009】
【作用】本発明のゴム・プラスチック廃棄物の静電選別
装置によれば、予め公知の手段により粗粒状乃至粉末状
に破砕されたゴム・プラスチック廃棄物が、連続搬送手
段に供給され、その搬送過程であるいは搬送後に帯電手
段により、例えば材料の種類に応じて異なる符号の電荷
を帯びさせられた後、落下に向う。そして、落下過程に
おいて、これらの帯電したゴム・プラスチック廃棄物
に、帯電の有無や電荷の種類に応じて異なる静電的な力
が加えられ、落下方向が変えられる。その結果、帯電さ
れた電荷の種類ごとに異なる落下の道筋を経て、対応す
る回収容器内に到達し回収される。したがって、ゴム・
プラスチック廃棄物を構成材料の種類別に効率的に選別
することができ、かつ選別精度も向上させることができ
る。
装置によれば、予め公知の手段により粗粒状乃至粉末状
に破砕されたゴム・プラスチック廃棄物が、連続搬送手
段に供給され、その搬送過程であるいは搬送後に帯電手
段により、例えば材料の種類に応じて異なる符号の電荷
を帯びさせられた後、落下に向う。そして、落下過程に
おいて、これらの帯電したゴム・プラスチック廃棄物
に、帯電の有無や電荷の種類に応じて異なる静電的な力
が加えられ、落下方向が変えられる。その結果、帯電さ
れた電荷の種類ごとに異なる落下の道筋を経て、対応す
る回収容器内に到達し回収される。したがって、ゴム・
プラスチック廃棄物を構成材料の種類別に効率的に選別
することができ、かつ選別精度も向上させることができ
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。図1は、本発明に係るゴム・プラスチック廃棄物の
静電選別装置の一実施例を概略的に示す構成図である。
る。図1は、本発明に係るゴム・プラスチック廃棄物の
静電選別装置の一実施例を概略的に示す構成図である。
【0011】図1において符号1は、収容物に振動を与
えて一定量ずつ水平方向に搬送する振動搬送装置を示
し、その入口側端部には、電線・ケーブル廃棄物を破砕
し銅を分離回収した残りのゴム・プラスチック廃棄物2
を供給するホッパー3が接続されている。また、この振
動搬送装置1の出口側端部には、搬送されてきたゴム・
プラスチック廃棄物2をコロナ放電により帯電させるた
めの装置が配置されている。すなわち、この帯電装置
は、円筒状の電極面が振動搬送装置1の搬送路の延長線
上に位置するように配設された回転電極4と、その僅か
に上方に、先端部が回転電極4の電極面と対向するよう
に配置された針状電極5とから成り、回転電極4は接地
されている。そして、針状電極5と回転電極4との間に
直流高電圧を印加し、針状電極5の先端部でコロナ放電
を発生させるようになっている。さらに、このような帯
電装置の回転電極4電極面の下方(接線方向)には、複
数の回収容器6が並べて配置されており、さらに回転電
極4の下部には、その電極面に吸着されたまま移送され
るゴム・プラスチック廃棄物を掻き落とすためのブラシ
7が、接触配置されている。なお、図中符号8は、安全
確保のために帯電装置等を被包する絶縁カバーを示し、
9は装置を電気的に操作するための操作盤を示す。 こ
のように構成される静電選別装置においては、ホッパー
3から供給された粒子状などのゴム・プラスチック廃棄
物2が、振動搬送装置1により一定の速度で水平方向に
搬送された後、回転電極4の電極面を経て下方に落下す
る。ところが、この回転電極4と対向配置された針状電
極5の先端部ではコロナ放電が起こっているので、放電
の結果生じた高電圧側の極性と同じ極性の気体イオン
が、搬送されてきたゴム・プラスチック廃棄物2に付着
し、その結果ゴム・プラスチック廃棄物2は同じ極性に
帯電する。そして、このように帯電したゴム・プラスチ
ック廃棄物2が回転電極4の電極面に達すると、導電性
の粒子と絶縁性の粒子とではその後の落下挙動が異な
る。すなわち、導電性粒子では帯電された電荷が接地さ
れた回転電極4を伝って直ちに逃げてしまうため、回転
電極4の電極面上を早々に滑り落ちて、最も前方に配置
された回収容器6aの中に落下する。これに対して、絶
縁性の粒子では電荷が逃げることなく帯電したままであ
り、この電荷と回転電極4との間の静電気力により、回
転電極4の電極面に吸着される。そして、回転電極4の
回転にしたがって周方向に移送され、重力の方が静電気
力より大きくなった地点で下方に落下し、前記導電性粒
子の回収容器6aより後方に配置された回収容器6bの
中に落下する。さらに、ゴム・プラスチック廃棄物2粒
子が絶縁性で十分に小さい場合には、回転電極4の下部
でも静電気力の方が重力より大きくなるため、粒子は回
転電極4に吸着されたままで落下することがないが、こ
れは最終的にブラシ7により掻き落とされ、回収容器6
cの中に落下する。このようにして、ゴム・プラスチッ
ク廃棄物2の中の導電性粒子と絶縁性粒子とが、効率的
にかつ精度良く選別され回収される。なお、回収容器6
aと6cとの間にさらに回収小容器6bを配置すること
が好ましいが、その場合には、回収小容器6bの中に導
電性粒子と絶縁性粒子の両方が混じり合って落下するこ
とになり、ホッパー3に戻し再度選別することにより、
さらに選別精度を上げることができる。
えて一定量ずつ水平方向に搬送する振動搬送装置を示
し、その入口側端部には、電線・ケーブル廃棄物を破砕
し銅を分離回収した残りのゴム・プラスチック廃棄物2
を供給するホッパー3が接続されている。また、この振
動搬送装置1の出口側端部には、搬送されてきたゴム・
プラスチック廃棄物2をコロナ放電により帯電させるた
めの装置が配置されている。すなわち、この帯電装置
は、円筒状の電極面が振動搬送装置1の搬送路の延長線
上に位置するように配設された回転電極4と、その僅か
に上方に、先端部が回転電極4の電極面と対向するよう
に配置された針状電極5とから成り、回転電極4は接地
されている。そして、針状電極5と回転電極4との間に
直流高電圧を印加し、針状電極5の先端部でコロナ放電
を発生させるようになっている。さらに、このような帯
電装置の回転電極4電極面の下方(接線方向)には、複
数の回収容器6が並べて配置されており、さらに回転電
極4の下部には、その電極面に吸着されたまま移送され
るゴム・プラスチック廃棄物を掻き落とすためのブラシ
7が、接触配置されている。なお、図中符号8は、安全
確保のために帯電装置等を被包する絶縁カバーを示し、
9は装置を電気的に操作するための操作盤を示す。 こ
のように構成される静電選別装置においては、ホッパー
3から供給された粒子状などのゴム・プラスチック廃棄
物2が、振動搬送装置1により一定の速度で水平方向に
搬送された後、回転電極4の電極面を経て下方に落下す
る。ところが、この回転電極4と対向配置された針状電
極5の先端部ではコロナ放電が起こっているので、放電
の結果生じた高電圧側の極性と同じ極性の気体イオン
が、搬送されてきたゴム・プラスチック廃棄物2に付着
し、その結果ゴム・プラスチック廃棄物2は同じ極性に
帯電する。そして、このように帯電したゴム・プラスチ
ック廃棄物2が回転電極4の電極面に達すると、導電性
の粒子と絶縁性の粒子とではその後の落下挙動が異な
る。すなわち、導電性粒子では帯電された電荷が接地さ
れた回転電極4を伝って直ちに逃げてしまうため、回転
電極4の電極面上を早々に滑り落ちて、最も前方に配置
された回収容器6aの中に落下する。これに対して、絶
縁性の粒子では電荷が逃げることなく帯電したままであ
り、この電荷と回転電極4との間の静電気力により、回
転電極4の電極面に吸着される。そして、回転電極4の
回転にしたがって周方向に移送され、重力の方が静電気
力より大きくなった地点で下方に落下し、前記導電性粒
子の回収容器6aより後方に配置された回収容器6bの
中に落下する。さらに、ゴム・プラスチック廃棄物2粒
子が絶縁性で十分に小さい場合には、回転電極4の下部
でも静電気力の方が重力より大きくなるため、粒子は回
転電極4に吸着されたままで落下することがないが、こ
れは最終的にブラシ7により掻き落とされ、回収容器6
cの中に落下する。このようにして、ゴム・プラスチッ
ク廃棄物2の中の導電性粒子と絶縁性粒子とが、効率的
にかつ精度良く選別され回収される。なお、回収容器6
aと6cとの間にさらに回収小容器6bを配置すること
が好ましいが、その場合には、回収小容器6bの中に導
電性粒子と絶縁性粒子の両方が混じり合って落下するこ
とになり、ホッパー3に戻し再度選別することにより、
さらに選別精度を上げることができる。
【0012】次に、本発明の別の実施例について説明す
る。図2は、電線・ケーブルのゴム・プラスチック廃棄
物を、PVC、PEなど絶縁材料の種類別に選別する装
置の一例を示し、この装置においては、破砕された粒子
状などのゴム・プラスチック廃棄物2を供給するホッパ
ー3の供給口に、モーター10により駆動される撹拌機
11が接続されている。また、この撹拌機11の出口側
端部は、小径の落下孔12を経て落下管13に接続さ
れ、落下管13の中間部には、平行平板電極14が落下
路を挟んで対向配置されている。そして、これらの平板
電極14間には直流高電圧が印加され、電極間に一様な
直流電界が発生するようになっている。さらに落下管1
3の底部には、複数の回収容器6が隣接して並置されて
いる。
る。図2は、電線・ケーブルのゴム・プラスチック廃棄
物を、PVC、PEなど絶縁材料の種類別に選別する装
置の一例を示し、この装置においては、破砕された粒子
状などのゴム・プラスチック廃棄物2を供給するホッパ
ー3の供給口に、モーター10により駆動される撹拌機
11が接続されている。また、この撹拌機11の出口側
端部は、小径の落下孔12を経て落下管13に接続さ
れ、落下管13の中間部には、平行平板電極14が落下
路を挟んで対向配置されている。そして、これらの平板
電極14間には直流高電圧が印加され、電極間に一様な
直流電界が発生するようになっている。さらに落下管1
3の底部には、複数の回収容器6が隣接して並置されて
いる。
【0013】このように構成される実施例の装置におい
ては、ホッパー3を経て撹拌機11に供給された粒子状
などのゴム・プラスチック廃棄物2が、撹拌機11内で
激しく撹拌され、相互の摩擦により絶縁材料の種類別に
異なる符号の電荷を帯びた後、小径落下孔12を通り一
定の速度で落下管13内を落下する。そして、このよう
に帯電したゴム・プラスチック廃棄物2粒子は、落下途
中で平行平板電極14間に生じた直流電界により静電気
力を受け、正に帯電した粒子は負電極側へ負に帯電した
粒子は正電極側へそれぞれ引寄せられ、各電極に近い位
置に配設された回収容器6の中に落下する。したがっ
て、例えばPVCとPEの混合物からなるゴム・プラス
チック廃棄物2を選別する場合には、正電極に近い回収
容器6dには摩擦により負に帯電したPVC粒子が、負
電極に近い回収容器6eには正に帯電したPE粒子がそ
れぞれ集まることになり、絶縁材料の種類に応じて精度
の高い選別がなされる。
ては、ホッパー3を経て撹拌機11に供給された粒子状
などのゴム・プラスチック廃棄物2が、撹拌機11内で
激しく撹拌され、相互の摩擦により絶縁材料の種類別に
異なる符号の電荷を帯びた後、小径落下孔12を通り一
定の速度で落下管13内を落下する。そして、このよう
に帯電したゴム・プラスチック廃棄物2粒子は、落下途
中で平行平板電極14間に生じた直流電界により静電気
力を受け、正に帯電した粒子は負電極側へ負に帯電した
粒子は正電極側へそれぞれ引寄せられ、各電極に近い位
置に配設された回収容器6の中に落下する。したがっ
て、例えばPVCとPEの混合物からなるゴム・プラス
チック廃棄物2を選別する場合には、正電極に近い回収
容器6dには摩擦により負に帯電したPVC粒子が、負
電極に近い回収容器6eには正に帯電したPE粒子がそ
れぞれ集まることになり、絶縁材料の種類に応じて精度
の高い選別がなされる。
【0014】次に、実施例の装置を用いてゴム・プラス
チック廃棄物の選別を行った具体的実験例を示す。
チック廃棄物の選別を行った具体的実験例を示す。
【0015】まず、ゴム・プラスチック廃棄物の供試物
として、導電性PE粒子と絶縁性PE粒子との 50:50
(重量比)の混合物(実験例1)と、導電性PE粒子と
PVC粒子との 50:50の混合物(実験例2)、および導
電性PE粒子とPE粒子とPVC粒子との各 1/3重量ず
つの混合物(実験例3)を用意し、これらの供試物を図
1に示す装置のホッパーにそれぞれに供給した。そし
て、針状電極5に Kvの直流高電圧を印加して先端部
でコロナ放電を発生させ、高圧電極側受け皿(回収容器
6a)と中間の受け皿(回収容器6b)、および接地電
極側受け皿(回収容器6c)の各容器に回収された各粒
子の割合を測定した。
として、導電性PE粒子と絶縁性PE粒子との 50:50
(重量比)の混合物(実験例1)と、導電性PE粒子と
PVC粒子との 50:50の混合物(実験例2)、および導
電性PE粒子とPE粒子とPVC粒子との各 1/3重量ず
つの混合物(実験例3)を用意し、これらの供試物を図
1に示す装置のホッパーにそれぞれに供給した。そし
て、針状電極5に Kvの直流高電圧を印加して先端部
でコロナ放電を発生させ、高圧電極側受け皿(回収容器
6a)と中間の受け皿(回収容器6b)、および接地電
極側受け皿(回収容器6c)の各容器に回収された各粒
子の割合を測定した。
【0016】測定結果を表1に示す。
【0017】
【表1】 表1から、供試物に含まれる導電性粒子と絶縁性粒子と
が高い精度で選別されていることがわかった。
が高い精度で選別されていることがわかった。
【0018】また、図2に示す装置をさらに簡易化した
図3に示す装置を使用し、PE粒子とPVC粒子を 50:
50の重量比で混合したものの選別を行った(実験例
4)。すなわち、この混合物をホッパー3に入れ、ホッ
パー3内で撹拌し相互の摩擦により帯電させた後、落下
速度緩和のために屈曲部を形成した細径のPVCパイプ
15を通過させ、緩慢な速度で落下させた。次いで、P
VCパイプ15の下方に配置された、50Kvの直流高電圧
が印加された平行平板電極14間を落下させ、正電極
(接地電極)および負電極(高圧電極)に近く配置され
た2つの回収容器6d、6eにそれぞれ回収した。そし
て、各容器に回収されたPE粒子とPVC粒子との割合
をそれぞれ測定した。
図3に示す装置を使用し、PE粒子とPVC粒子を 50:
50の重量比で混合したものの選別を行った(実験例
4)。すなわち、この混合物をホッパー3に入れ、ホッ
パー3内で撹拌し相互の摩擦により帯電させた後、落下
速度緩和のために屈曲部を形成した細径のPVCパイプ
15を通過させ、緩慢な速度で落下させた。次いで、P
VCパイプ15の下方に配置された、50Kvの直流高電圧
が印加された平行平板電極14間を落下させ、正電極
(接地電極)および負電極(高圧電極)に近く配置され
た2つの回収容器6d、6eにそれぞれ回収した。そし
て、各容器に回収されたPE粒子とPVC粒子との割合
をそれぞれ測定した。
【0019】測定結果を表2に示す。
【0020】
【表2】 表2から、供試物に含まれるPE粒子とPVC粒子とが
高い精度で選別されていることがわかった。
高い精度で選別されていることがわかった。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る装置に
よれば、電線・ケーブルの製造時などに生じるゴム・プ
ラスチック廃棄物が、導電性の有無や材料の種類別に効
率的にかつ精度良く選別されるので、資源の回収並びに
再利用を図ることができる。また、廃水処理を必要とし
ないなど、周囲環境に与える影響が小さい。
よれば、電線・ケーブルの製造時などに生じるゴム・プ
ラスチック廃棄物が、導電性の有無や材料の種類別に効
率的にかつ精度良く選別されるので、資源の回収並びに
再利用を図ることができる。また、廃水処理を必要とし
ないなど、周囲環境に与える影響が小さい。
【図1】本発明に係るゴム・プラスチック廃棄物の静電
選別装置の一実施例を概略的に示す構成図。
選別装置の一実施例を概略的に示す構成図。
【図2】本発明に係る静電選別装置の別の実施例を概略
的に示す構成図。
的に示す構成図。
【図3】本発明の具体的実験例に使用する静電選別装置
を概略的に示す構成図。
を概略的に示す構成図。
1………振動搬送装置 2………ゴム・プラスチ
ック廃棄物 3………ホッパー 4………回転電極 5………針状電極 6………回収容器 7………ブラシ 8………絶縁カバー 9………操作盤 10………モーター 11………撹拌機 12………小径落下孔1 13………落下管 14………平行平板電極 15………細径PVCパイプ
ック廃棄物 3………ホッパー 4………回転電極 5………針状電極 6………回収容器 7………ブラシ 8………絶縁カバー 9………操作盤 10………モーター 11………撹拌機 12………小径落下孔1 13………落下管 14………平行平板電極 15………細径PVCパイプ
Claims (2)
- 【請求項1】 ゴム・プラスチック廃棄物を供給する手
段と、前記供給手段の供給口に接続された連続搬送手段
と、前記ゴム・プラスチック廃棄物に電荷を帯びさせる
帯電手段と、前記搬送手段により搬送され前記帯電手段
により帯電されたゴム・プラスチック廃棄物を落下させ
る手段と、前記落下手段により落下しつつあるゴム・プ
ラスチック廃棄物に対して、水平方向に静電的な力を加
え、帯電の有無および電荷の種類に応じて落下方向を変
更させる手段と、前記静電気力印加手段の下方に並置さ
れた複数の回収容器とを備えてなることを特徴とするゴ
ム・プラスチック廃棄物の静電選別装置。 - 【請求項2】 コロナ放電あるいは静電分極により、破
砕され粒状になったプラスチック廃棄物に帯電させ、導
電性粒子(金属、導電性ポリエチレンなど)と絶縁性粒
子に選別し、引き続いて、摩擦帯電により絶縁性粒子を
絶縁材料の種類別に選別する静電選別装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32552993A JPH07178351A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | ゴム・プラスチック廃棄物の静電選別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32552993A JPH07178351A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | ゴム・プラスチック廃棄物の静電選別装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07178351A true JPH07178351A (ja) | 1995-07-18 |
Family
ID=18177898
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32552993A Pending JPH07178351A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | ゴム・プラスチック廃棄物の静電選別装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07178351A (ja) |
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19522147A1 (de) * | 1995-06-19 | 1997-01-02 | Hamos Elektronik Gmbh | Vorrichtung zum elektrostatischen Sortieren von Gemischen aus Teilchen unterschiedlicher Kunststoffe |
| WO2000027535A1 (en) * | 1998-11-05 | 2000-05-18 | Hitachi Zosen Corporation | Triboelectrification device |
| WO2000027536A1 (en) * | 1998-11-05 | 2000-05-18 | Hitachi Zosen Corporation | Selector |
| WO2000027534A1 (en) * | 1998-11-05 | 2000-05-18 | Hitachi Zosen Corporation | Plastic separator |
| WO2000029119A1 (en) * | 1998-11-18 | 2000-05-25 | Hitachi Zosen Corporation | Method of separating plastic |
| WO2000076669A1 (en) * | 1999-06-11 | 2000-12-21 | Hitachi Zosen Corporation | Method and apparatus for separating plastic |
| WO2001052998A1 (en) * | 2000-01-21 | 2001-07-26 | The University Of Western Ontario | Tribocharging and electrostatic separation of mixed electrically insulating particles |
| JP2002059082A (ja) * | 2000-08-17 | 2002-02-26 | Mitsubishi Electric Corp | 再利用可能プラスチック生産方法及び装置 |
| WO2005024854A1 (en) * | 2003-09-09 | 2005-03-17 | Korea Institute Of Geoscience And Mineral Resources | Electrostatic separation system for removal of fine metal from plastic |
| KR100485814B1 (ko) * | 2002-07-11 | 2005-04-28 | 한국지질자원연구원 | 혼합 플라스틱 정전분리장치용 전극판의 배치구조 |
| KR100916727B1 (ko) * | 2009-04-20 | 2009-09-14 | 류연진 | 폐 스크랩 재생 방법 및 장치 |
| JP2010119911A (ja) * | 2008-11-17 | 2010-06-03 | Mitsubishi Electric Corp | 静電選別方法および静電選別装置 |
| JP2016533264A (ja) * | 2013-11-20 | 2016-10-27 | コリア インスティチュート オブ ジオサイエンス アンド ミネラル リソースズ | Absとpsの混合廃プラスチック材質分離のための摩擦荷電型静電選別方法 |
| CN109130004A (zh) * | 2018-08-07 | 2019-01-04 | 天津金派英克莱自行车股份有限公司 | 一种电动自行车轮胎生产工艺 |
| WO2023063454A1 (ko) * | 2021-10-15 | 2023-04-20 | 김현군 | 전도성 미세입자 분리 선별장치 |
| CN118269266A (zh) * | 2024-05-31 | 2024-07-02 | 山东科力华电磁设备有限公司 | 一种橡胶与塑料混料分选设备 |
-
1993
- 1993-12-24 JP JP32552993A patent/JPH07178351A/ja active Pending
Cited By (20)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN118269266A (zh) * | 2024-05-31 | 2024-07-02 | 山东科力华电磁设备有限公司 | 一种橡胶与塑料混料分选设备 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030722 |