JPH0717838B2 - 複合有機誘電体 - Google Patents
複合有機誘電体Info
- Publication number
- JPH0717838B2 JPH0717838B2 JP12929686A JP12929686A JPH0717838B2 JP H0717838 B2 JPH0717838 B2 JP H0717838B2 JP 12929686 A JP12929686 A JP 12929686A JP 12929686 A JP12929686 A JP 12929686A JP H0717838 B2 JPH0717838 B2 JP H0717838B2
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- organic
- dielectric
- polymer
- conjugated
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、誘電率の良好な新規な複合有機誘電体に関す
る。
る。
従来、高分子化合物の誘電率を高める方法として、チタ
ン酸バリウム等の高誘電率のセラミック誘電体を添加し
て、該高分子化合物よりも高い誘電率を有する組成物を
得る方法は知られている(特開昭53−88198、同53−138
448、同58−166609、同60−107204号等)。
ン酸バリウム等の高誘電率のセラミック誘電体を添加し
て、該高分子化合物よりも高い誘電率を有する組成物を
得る方法は知られている(特開昭53−88198、同53−138
448、同58−166609、同60−107204号等)。
一方、軽量化や賦形性の面で有利な有機化合物誘電体、
例えば、テトラシアノキノジメタン錯塩を添加する方法
も知られている(特開昭51−62840、同57−40807、同57
−16415、同57−187356号等)。
例えば、テトラシアノキノジメタン錯塩を添加する方法
も知られている(特開昭51−62840、同57−40807、同57
−16415、同57−187356号等)。
しかしながら、これら従来の誘電体組成物で用いる誘電
体は、一般に微粒子であるため二次凝集を起こしやすい
ほか、そもそも高分子化合物との相溶性が悪いため、得
られる誘電体組成物は、構成成分の誘電体粒子が本来有
する誘電特性を十分発揮し得ていない。
体は、一般に微粒子であるため二次凝集を起こしやすい
ほか、そもそも高分子化合物との相溶性が悪いため、得
られる誘電体組成物は、構成成分の誘電体粒子が本来有
する誘電特性を十分発揮し得ていない。
本発明は、有機化合物誘電体が高分子化合物中へ相溶性
がよく、かつ均一に混和して有機化合物誘電体が本来有
する誘電特性を十分ひき出すべく、両者間に有機共役系
高分子を存在させることにより、この目的を達成して為
されたものである。
がよく、かつ均一に混和して有機化合物誘電体が本来有
する誘電特性を十分ひき出すべく、両者間に有機共役系
高分子を存在させることにより、この目的を達成して為
されたものである。
即ち、本発明は、「非共役系有機高分子と有機化合物誘
電体粒子との間に有機共役系高分子が少なくとも部分的
に存在している構成からなることを特徴とする複合有機
誘電体」である。
電体粒子との間に有機共役系高分子が少なくとも部分的
に存在している構成からなることを特徴とする複合有機
誘電体」である。
本発明の複合誘電体は、有機化合物誘電体が二次凝集少
なく均一に分散しているため、良好な誘電特性を発揮す
る。これにより、一般コンデンサー用のほか光起電力の
太陽電池用など広い範囲の応用が期待される。
なく均一に分散しているため、良好な誘電特性を発揮す
る。これにより、一般コンデンサー用のほか光起電力の
太陽電池用など広い範囲の応用が期待される。
本発明で使用する非共役系有機高分子は、ポリオレフィ
ン(エチレン重合体、プロピレン重合体、ポリ−4−メ
チルペンテン−1、ポリブデン−1等の単独または共重
合体でワックスも含まれる)、熱可塑性ポリエステル
(ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタ
レート等、低分子量物も含む)、ポリカーボネート、ポ
リスチレン、ポリアクリロニトリル、ポリスチレン、ハ
ロカーボン重合体(ポリフッ化ビニル、ポリ塩化ビニ
ル、ポリ塩化ビニリデン)、ポリメチルメタクリレート
などの熱可塑性高分子のほか、エポキシ樹脂、不飽和ポ
リエステルなどの熱硬化性高分子が挙げられる。これら
は2種以上併用してもよい。
ン(エチレン重合体、プロピレン重合体、ポリ−4−メ
チルペンテン−1、ポリブデン−1等の単独または共重
合体でワックスも含まれる)、熱可塑性ポリエステル
(ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタ
レート等、低分子量物も含む)、ポリカーボネート、ポ
リスチレン、ポリアクリロニトリル、ポリスチレン、ハ
ロカーボン重合体(ポリフッ化ビニル、ポリ塩化ビニ
ル、ポリ塩化ビニリデン)、ポリメチルメタクリレート
などの熱可塑性高分子のほか、エポキシ樹脂、不飽和ポ
リエステルなどの熱硬化性高分子が挙げられる。これら
は2種以上併用してもよい。
分散性、相溶性のほか、接着性、帯電性、着色性などの
他の機能をも要求される場合は、各種のグラフトまたは
ブロック共重合体を用いることも構わない。特に色素等
の特徴を同時に期待する場合は、光透過性の高い高分子
が選ばれる。また、後に架橋させることもできる。
他の機能をも要求される場合は、各種のグラフトまたは
ブロック共重合体を用いることも構わない。特に色素等
の特徴を同時に期待する場合は、光透過性の高い高分子
が選ばれる。また、後に架橋させることもできる。
次に、本発明で使用する有機化合物誘電体は粒子状のも
のである。大きさは用途によって異なるが最終的に上記
高分子と複合化するため、あまり大きくない方が良い。
好ましくは20μ以下、さらに好ましくは10μ以下、特に
好ましくは5μ以下である。具体的な例としては、例え
ば誘電性有機顔料がある。これには銅フタロシアニンの
ような金属フタロシアニン、無金属フタロシアニン等の
シアン顔料;クロロダイアンブルーのようなアゾ顔料;
あるいはクリプトシアニン、シアニンのようなシアニン
顔料などがある。特に安定性の点からフタロシアニン顔
料が好ましい。またテトラシアノキノジメタン塩(TCNQ
塩)、あるいはポリ(ビニルピリジニウム)−(TCNQ)
−やポリ(1−メチル−2−ビニルピリジニウム)−
(TCNQ)2 -のような高分子−TCNQ塩なども使用できる。
さらに、ポリフッ化ビニリデンや液晶ポリエステルなど
の強い配向性を持つ高分子も用いられる。
のである。大きさは用途によって異なるが最終的に上記
高分子と複合化するため、あまり大きくない方が良い。
好ましくは20μ以下、さらに好ましくは10μ以下、特に
好ましくは5μ以下である。具体的な例としては、例え
ば誘電性有機顔料がある。これには銅フタロシアニンの
ような金属フタロシアニン、無金属フタロシアニン等の
シアン顔料;クロロダイアンブルーのようなアゾ顔料;
あるいはクリプトシアニン、シアニンのようなシアニン
顔料などがある。特に安定性の点からフタロシアニン顔
料が好ましい。またテトラシアノキノジメタン塩(TCNQ
塩)、あるいはポリ(ビニルピリジニウム)−(TCNQ)
−やポリ(1−メチル−2−ビニルピリジニウム)−
(TCNQ)2 -のような高分子−TCNQ塩なども使用できる。
さらに、ポリフッ化ビニリデンや液晶ポリエステルなど
の強い配向性を持つ高分子も用いられる。
特に強い配向を持ち、安定な結晶微粒子となるものが好
ましい。そのような物は、例えば、 のような通常用いられる芳香族ポリエステルまたはコポ
リエステルの微粒子化物(m,nは2以上の整数)があ
る。
ましい。そのような物は、例えば、 のような通常用いられる芳香族ポリエステルまたはコポ
リエステルの微粒子化物(m,nは2以上の整数)があ
る。
また、本発明で使用する有機共役系高分子としては、ポ
リピロール、ポリチオフェン、ポリフラン、ポリアニリ
ン、ポリアセチレン、ポリフェニレンスルフィド、ポリ
ジアセチレン等がある。これら有機共役系高分子の電気
伝導率を調整するために、通常、FeCl3,AsF5,BF4,I3等
のドーパントを添加するが、これを用いなくてもよい。
リピロール、ポリチオフェン、ポリフラン、ポリアニリ
ン、ポリアセチレン、ポリフェニレンスルフィド、ポリ
ジアセチレン等がある。これら有機共役系高分子の電気
伝導率を調整するために、通常、FeCl3,AsF5,BF4,I3等
のドーパントを添加するが、これを用いなくてもよい。
有機共役系高分子を非共役系有機高分子と有機化合物誘
電体粒子との間に存在させる方法は種々あるが、例え
ば、有機化合物誘電体粒子の表面に有機共役系高分子を
付着させてから、これを非共役系有機高分子と複合体す
る方法、または、三者を一緒に配合して複合化し、結果
として有機共役系高分子が有機化合物誘電体粒子の表面
に集まるように、有機共役系高分子の非共役系有機高分
子に対する親和性よりも有機化合物誘電体粒子に対する
親和性の方が大きくなるように選択する方法を採用する
ことができる。
電体粒子との間に存在させる方法は種々あるが、例え
ば、有機化合物誘電体粒子の表面に有機共役系高分子を
付着させてから、これを非共役系有機高分子と複合体す
る方法、または、三者を一緒に配合して複合化し、結果
として有機共役系高分子が有機化合物誘電体粒子の表面
に集まるように、有機共役系高分子の非共役系有機高分
子に対する親和性よりも有機化合物誘電体粒子に対する
親和性の方が大きくなるように選択する方法を採用する
ことができる。
ここで、有機共役系高分子を有機化合物誘電体粒子の表
面に付着させる方法としては、有機化合物誘電体粒子
を懸濁させた溶媒中に有機共役系高分子を溶かし、その
後溶剤を除去する方法、有機共役系高分子を蒸着して
該誘電体粒子表面に付着させる方法、有機化合物誘電
体粒子の表面に重合開始剤を付着させ、その有機共役系
単量体を接触、重合させる方法などである。これらの方
法で最も好ましいのはの方法である。
面に付着させる方法としては、有機化合物誘電体粒子
を懸濁させた溶媒中に有機共役系高分子を溶かし、その
後溶剤を除去する方法、有機共役系高分子を蒸着して
該誘電体粒子表面に付着させる方法、有機化合物誘電
体粒子の表面に重合開始剤を付着させ、その有機共役系
単量体を接触、重合させる方法などである。これらの方
法で最も好ましいのはの方法である。
複合体は、非共役有機高分子がマトリクス相となる程の
多量でも構わず、また、有機化合物誘電体粒子が大部分
を構成し、それら粒子間を保持できる接着機能を有する
程度の量の非共役有機高分子がバインダーとして存在す
るものであってもよい。
多量でも構わず、また、有機化合物誘電体粒子が大部分
を構成し、それら粒子間を保持できる接着機能を有する
程度の量の非共役有機高分子がバインダーとして存在す
るものであってもよい。
有機化合物誘電体粒子の量は、希望の誘電特性により選
択し得るが、0.1重量%以上、特に1重量%以上が好ま
しい。
択し得るが、0.1重量%以上、特に1重量%以上が好ま
しい。
また、有機共役系高分子の量は、該誘電体粒子に対して
0.1〜90重量%、特に0.2〜50重量%が好ましい。
0.1〜90重量%、特に0.2〜50重量%が好ましい。
複合化は、非共役有機高分子が熱可塑性の場合は通常の
混練法または溶液混合後に乾燥する方法により、また、
熱硬化性の場合は混合後に硬化させる方法により行なう
ことができる。
混練法または溶液混合後に乾燥する方法により、また、
熱硬化性の場合は混合後に硬化させる方法により行なう
ことができる。
実施例1 平均粒径約12μの銅フタロシアニンをジェット粉砕機で
平均粒径約1μに粉砕した後、真空乾燥器にて50℃で8
時間乾燥した。この銅フタロシアニン60gを500cc三つ口
フラスコに投入し、さらにFeCl33gを溶解したメタノー
ル200ccを投入して窒素雰囲気下、室温で2時間十分に
撹拌混合した。次に、これからメタノールを除去し、さ
らに真空乾燥器にて50℃で12時間乾燥した。これにn−
ヘプタン250ccを投入して懸濁させ、窒素雰囲気下でピ
ロール25gを滴下しつつ80℃で3時間反応させた。反応
終了後冷却してメタノールを加えた。沈澱物を過し、
さらにメタノールで洗浄した。過物を乾燥して生成物
63gを得た。このものを30重量部とポリメチルメタクリ
レート70重量部をブラベンダープラストミルにて200℃
で5分間混練して複合誘電体を得た。このものの誘電率
を測定したところ、100Hzで4.7、1kHzで4.3、10kHzで4.
0であった。
平均粒径約1μに粉砕した後、真空乾燥器にて50℃で8
時間乾燥した。この銅フタロシアニン60gを500cc三つ口
フラスコに投入し、さらにFeCl33gを溶解したメタノー
ル200ccを投入して窒素雰囲気下、室温で2時間十分に
撹拌混合した。次に、これからメタノールを除去し、さ
らに真空乾燥器にて50℃で12時間乾燥した。これにn−
ヘプタン250ccを投入して懸濁させ、窒素雰囲気下でピ
ロール25gを滴下しつつ80℃で3時間反応させた。反応
終了後冷却してメタノールを加えた。沈澱物を過し、
さらにメタノールで洗浄した。過物を乾燥して生成物
63gを得た。このものを30重量部とポリメチルメタクリ
レート70重量部をブラベンダープラストミルにて200℃
で5分間混練して複合誘電体を得た。このものの誘電率
を測定したところ、100Hzで4.7、1kHzで4.3、10kHzで4.
0であった。
なお、上記反応生成物の誘電率は100Hzで3.6、1kHzで3.
0、10kHzで2.8であった。
0、10kHzで2.8であった。
比較例1 実施例1において、銅フタロシアニン粒子をピロール重
合することなく、同様にして複合誘電体を得た。このも
のの誘電率は100Hzで3.5、1kHzで3.2、10kHzで3.1であ
った。
合することなく、同様にして複合誘電体を得た。このも
のの誘電率は100Hzで3.5、1kHzで3.2、10kHzで3.1であ
った。
Claims (1)
- 【請求項1】非共役系有機高分子と有機化合物誘電体粒
子との間に有機共役系高分子が少なくとも部分的に存在
している構成からなることを特徴とする複合有機誘電
体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12929686A JPH0717838B2 (ja) | 1986-06-05 | 1986-06-05 | 複合有機誘電体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12929686A JPH0717838B2 (ja) | 1986-06-05 | 1986-06-05 | 複合有機誘電体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62285953A JPS62285953A (ja) | 1987-12-11 |
| JPH0717838B2 true JPH0717838B2 (ja) | 1995-03-01 |
Family
ID=15006061
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12929686A Expired - Fee Related JPH0717838B2 (ja) | 1986-06-05 | 1986-06-05 | 複合有機誘電体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0717838B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| NL9101750A (nl) * | 1991-10-21 | 1993-05-17 | Dsm Nv | Polymeersamenstelling. |
-
1986
- 1986-06-05 JP JP12929686A patent/JPH0717838B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62285953A (ja) | 1987-12-11 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |