JPH0717882A - ジフルオロメタンの製造方法 - Google Patents
ジフルオロメタンの製造方法Info
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- JPH0717882A JPH0717882A JP5191942A JP19194293A JPH0717882A JP H0717882 A JPH0717882 A JP H0717882A JP 5191942 A JP5191942 A JP 5191942A JP 19194293 A JP19194293 A JP 19194293A JP H0717882 A JPH0717882 A JP H0717882A
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 ジクロロメタン(HCC−30)をSbClxFy
(但し、x+y=5、1≦y≦3である。)で表される
アンチモン触媒の存在下にフッ酸と液相で反応させる第
1工程と;次いで、反応生成物中のクロロフルオロメタ
ン(HCFC−31)を単独で触媒の存在下に液相又は
気相で反応させることと触媒の存在下にフッ化水素と気
相で反応させることとの一方を行う第2工程と;を有す
るジフルオロメタン(HFC−32)の製造方法。 【効果】 触媒による腐食性を低下させ、反応温度等の
反応条件を緩和でき、コスト、収率の面で有利なHFC
−32の製造方法を提供することができる。
(但し、x+y=5、1≦y≦3である。)で表される
アンチモン触媒の存在下にフッ酸と液相で反応させる第
1工程と;次いで、反応生成物中のクロロフルオロメタ
ン(HCFC−31)を単独で触媒の存在下に液相又は
気相で反応させることと触媒の存在下にフッ化水素と気
相で反応させることとの一方を行う第2工程と;を有す
るジフルオロメタン(HFC−32)の製造方法。 【効果】 触媒による腐食性を低下させ、反応温度等の
反応条件を緩和でき、コスト、収率の面で有利なHFC
−32の製造方法を提供することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フロンガスの代替品と
して有用であって冷媒等としての用途が期待されている
ジフルオロメタン(以下、HFC−32と称する。)の
製造方法に関するものである。
して有用であって冷媒等としての用途が期待されている
ジフルオロメタン(以下、HFC−32と称する。)の
製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】HFC−32の製造方法としては、例え
ば、ジクロロメタンのフッ素化反応(DE−1020968 、米
国特許第2749374 及び 2749375号 、米国特許第364454
5 号、米国特許第4147733 号、特開昭59−225132、2310
29及び231030号など)、クロロジフルオロメタンまたは
ジクロロジフルオロメタンの還元反応(EP−508660 Al
など)に記載された方法が知られている。
ば、ジクロロメタンのフッ素化反応(DE−1020968 、米
国特許第2749374 及び 2749375号 、米国特許第364454
5 号、米国特許第4147733 号、特開昭59−225132、2310
29及び231030号など)、クロロジフルオロメタンまたは
ジクロロジフルオロメタンの還元反応(EP−508660 Al
など)に記載された方法が知られている。
【0003】これらの公知のHFC−32の製造方法に
よれば、液相フッ素化反応として、SbF3を触媒とし、ジ
クロロメタンと塩素及び過剰のフッ化水素とを、 120℃
から150℃の反応温度、40気圧から50気圧の反応圧力で
反応させている(DE−1020968 など)。また、Sb(V)
を含むSbCl3 と塩素にジクロロメタンとフッ酸を 120℃
で反応させる方法もある(米国特許第2749374 及び2749
375 号など)。
よれば、液相フッ素化反応として、SbF3を触媒とし、ジ
クロロメタンと塩素及び過剰のフッ化水素とを、 120℃
から150℃の反応温度、40気圧から50気圧の反応圧力で
反応させている(DE−1020968 など)。また、Sb(V)
を含むSbCl3 と塩素にジクロロメタンとフッ酸を 120℃
で反応させる方法もある(米国特許第2749374 及び2749
375 号など)。
【0004】また、気相フッ素化反応は、ジクロロメタ
ンとフッ酸とを酸化クロムなどの触媒を用いて 320℃か
ら 400℃の範囲で反応させたものである(特開昭59−22
5132、231029及び231030号など)。
ンとフッ酸とを酸化クロムなどの触媒を用いて 320℃か
ら 400℃の範囲で反応させたものである(特開昭59−22
5132、231029及び231030号など)。
【0005】更に、還元反応として、PdまたはPd+ VII
Ia族金属を活性炭に担持した触媒を用いた水素還元反応
を行っている(EP−508660 Al)。
Ia族金属を活性炭に担持した触媒を用いた水素還元反応
を行っている(EP−508660 Al)。
【0006】上記した公知の液相フッ素化反応でジクロ
ロメタン(以下、HCC−30と称する。)よりHFC
−32を効率よく合成するには、アンチモン(V)触媒
(SbClxFy)のy値を約5に、かつ反応温度を80℃以上に
する必要がある。しかし、この触媒の組成では、腐食性
が非常に強いため、反応器材質の選定が困難となってく
る。
ロメタン(以下、HCC−30と称する。)よりHFC
−32を効率よく合成するには、アンチモン(V)触媒
(SbClxFy)のy値を約5に、かつ反応温度を80℃以上に
する必要がある。しかし、この触媒の組成では、腐食性
が非常に強いため、反応器材質の選定が困難となってく
る。
【0007】また、気相反応では、反応器が大きくな
り、かつ反応温度を高くする必要があるため、コスト及
び副生成物の問題が生ずる。さらに、反応の性質上、反
応器の大きさに比例してHFC−32を得ることが困難
である。
り、かつ反応温度を高くする必要があるため、コスト及
び副生成物の問題が生ずる。さらに、反応の性質上、反
応器の大きさに比例してHFC−32を得ることが困難
である。
【0008】更に、クロロジフルオロメタンの還元反応
では、クロロジフルオロメタンは還元されにくく、か
つ、転化率を上げるために反応温度を高くすると、選択
率の低下を招く。ジクロロジフルオロメタンでは、それ
自身が規制フロンであるため、近い将来に生産されなく
なるという欠点を持つ。
では、クロロジフルオロメタンは還元されにくく、か
つ、転化率を上げるために反応温度を高くすると、選択
率の低下を招く。ジクロロジフルオロメタンでは、それ
自身が規制フロンであるため、近い将来に生産されなく
なるという欠点を持つ。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、触媒
による腐食性を低下させ、反応温度等の反応条件を緩和
でき、コスト、収率の面で有利なHFC−32の製造方
法を提供することにある。
による腐食性を低下させ、反応温度等の反応条件を緩和
でき、コスト、収率の面で有利なHFC−32の製造方
法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記の問題
を解決するために、まず、アンチモン(V)触媒(SbCl
xFy)のy値を低く(3以下)した状態でHCC−30を
反応させ(以下、第1工程と称する。)、このときに生
じたクロロフルオロメタン(以下、HCFC−31と称
する。)をさらにフッ素化反応させて(以下、第2工程
と称する。)、HFC−32を得る方法を見出した。
を解決するために、まず、アンチモン(V)触媒(SbCl
xFy)のy値を低く(3以下)した状態でHCC−30を
反応させ(以下、第1工程と称する。)、このときに生
じたクロロフルオロメタン(以下、HCFC−31と称
する。)をさらにフッ素化反応させて(以下、第2工程
と称する。)、HFC−32を得る方法を見出した。
【0011】即ち、本発明は、ジクロロメタン(HCC
−30)をSbClxFy(但し、x+y=5、1≦y≦3であ
る。)で表されるアンチモン触媒の存在下にフッ化水素
と液相で反応させてクロロフルオロメタン(HCFC−
31)を得る第1工程と;次いで、反応生成物中のHC
FC−31を単独で液相又は気相で触媒と接触させるこ
と、又は、反応生成物中のHCFC−31をフッ化水素
と気相で触媒の存在下に接触させることによって、ジフ
ルオロメタン(HFC−32)を得る第2工程と;から
なるHFC−32の製造方法に係るものである。
−30)をSbClxFy(但し、x+y=5、1≦y≦3であ
る。)で表されるアンチモン触媒の存在下にフッ化水素
と液相で反応させてクロロフルオロメタン(HCFC−
31)を得る第1工程と;次いで、反応生成物中のHC
FC−31を単独で液相又は気相で触媒と接触させるこ
と、又は、反応生成物中のHCFC−31をフッ化水素
と気相で触媒の存在下に接触させることによって、ジフ
ルオロメタン(HFC−32)を得る第2工程と;から
なるHFC−32の製造方法に係るものである。
【0012】本発明の方法によれば、HFC−32の製
造プロセスを主として上記の第1工程及び第2工程の2
段階に分け、第1工程(液相フッ素化反応)を腐食性の
弱い条件で、即ち、上記アンチモン触媒のフッ素の割合
を1≦y≦3と小さくして行うことを特徴としている。
これによって、反応器材質の制約を軽減し、その材質選
定が容易となり、従って既存の反応器を使用することが
できる。
造プロセスを主として上記の第1工程及び第2工程の2
段階に分け、第1工程(液相フッ素化反応)を腐食性の
弱い条件で、即ち、上記アンチモン触媒のフッ素の割合
を1≦y≦3と小さくして行うことを特徴としている。
これによって、反応器材質の制約を軽減し、その材質選
定が容易となり、従って既存の反応器を使用することが
できる。
【0013】また、第2工程での反応、つまりHCFC
−31のフッ素化反応をフッ化水素(HF)を用いて気
相で行う場合は、HCC−30とHFを気相中のみで反
応させ、HFC−32を生成させる場合に比べて、より
緩和された反応条件(例えば、より低い反応温度)を採
用できる。結果として触媒寿命を長く保てるとともに、
気相反応器を小さくすることができ、副生成物も減少さ
せることができる。
−31のフッ素化反応をフッ化水素(HF)を用いて気
相で行う場合は、HCC−30とHFを気相中のみで反
応させ、HFC−32を生成させる場合に比べて、より
緩和された反応条件(例えば、より低い反応温度)を採
用できる。結果として触媒寿命を長く保てるとともに、
気相反応器を小さくすることができ、副生成物も減少さ
せることができる。
【0014】さらに、第2工程でのHCFC−31のフ
ッ素化反応は、HFの非存在下で(即ち、HCFC−3
1単独で)気相又は液相で反応させてHFC−32を得
ることができるので、プロセス上や、触媒寿命、反応器
材質、反応条件の点で有利となる。
ッ素化反応は、HFの非存在下で(即ち、HCFC−3
1単独で)気相又は液相で反応させてHFC−32を得
ることができるので、プロセス上や、触媒寿命、反応器
材質、反応条件の点で有利となる。
【0015】本発明の方法に基づくHFC−32の製造
工程の一例を示すと、図1に示す通りである。
工程の一例を示すと、図1に示す通りである。
【0016】本発明によるHCC−30のフッ素化反応
の1例として、次のようなプロセスが挙げられる。
の1例として、次のようなプロセスが挙げられる。
【0017】第1工程の反応器内にアンチモン触媒を調
製してHCC−30とHFを連続的に仕込み、反応出口
より生成ガスを抜き出す。この際、未反応HCC−30
の反応器からの放出を防止するために、反応圧力を調節
すること又は出口側に蒸留塔を設けること、或いはその
両方を行うことがよい。
製してHCC−30とHFを連続的に仕込み、反応出口
より生成ガスを抜き出す。この際、未反応HCC−30
の反応器からの放出を防止するために、反応圧力を調節
すること又は出口側に蒸留塔を設けること、或いはその
両方を行うことがよい。
【0018】第1工程の出口ガス(主として、HFC−
32、HCFC−31及びHCl からなる。)から蒸留塔
でHFC−32とHCl を分離することが望ましい。この
時、残りのガスはそのまま第1工程に戻して反応させて
もよいが、本発明では、残りのガス(主としてHCFC
−31とHF)からHCFC−31を分離し、第2工程
で、HCFC−31を気相または液相で触媒の存在下に
不均化反応させてHFC−32を生成させるか、或いは
HF量を調整して気相でHCFC−31をフッ素化反応
させてHFC−32を生成させることが特徴的である。
生成されたHFC−32は分離する。
32、HCFC−31及びHCl からなる。)から蒸留塔
でHFC−32とHCl を分離することが望ましい。この
時、残りのガスはそのまま第1工程に戻して反応させて
もよいが、本発明では、残りのガス(主としてHCFC
−31とHF)からHCFC−31を分離し、第2工程
で、HCFC−31を気相または液相で触媒の存在下に
不均化反応させてHFC−32を生成させるか、或いは
HF量を調整して気相でHCFC−31をフッ素化反応
させてHFC−32を生成させることが特徴的である。
生成されたHFC−32は分離する。
【0019】そして、上記の不均化反応で生成したHC
C−30は第1工程に、未反応のHCFC−31は第1
工程又は第2工程に戻せばよい。また、後者の場合(H
CFC−31のHFによる気相フッ素化)も同様であ
る。
C−30は第1工程に、未反応のHCFC−31は第1
工程又は第2工程に戻せばよい。また、後者の場合(H
CFC−31のHFによる気相フッ素化)も同様であ
る。
【0020】第1工程のアンチモン触媒(SbClxFy)は、
少なくともx+y=5の組成の触媒(5価のアンチモ
ン)を含み、1≦y≦3とする。この触媒の調製方法と
しては、SbCl5 とHF又はSbCl5 とSbF5を反応させて
も、SbF3とCl2 を反応させてもよい。
少なくともx+y=5の組成の触媒(5価のアンチモ
ン)を含み、1≦y≦3とする。この触媒の調製方法と
しては、SbCl5 とHF又はSbCl5 とSbF5を反応させて
も、SbF3とCl2 を反応させてもよい。
【0021】第1工程での反応温度は、40から150 ℃、
好ましくは60から120 ℃で行うのがよい。また、反応圧
力は2から80kG、好ましくは3から20kGで行うのがよ
い。反応温度、圧力は、HCC−30から少なくともH
CFC−31が生成するものであればよいが、この反応
条件でHFC−32が生成しても何ら支障はない。
好ましくは60から120 ℃で行うのがよい。また、反応圧
力は2から80kG、好ましくは3から20kGで行うのがよ
い。反応温度、圧力は、HCC−30から少なくともH
CFC−31が生成するものであればよいが、この反応
条件でHFC−32が生成しても何ら支障はない。
【0022】次に、第1工程から得られたHCFC−3
1及びHF(HFは外部から添加してもよい。)もしく
はHCFC−31単独を第2工程において触媒を用いて
気相反応させる。HCFC−31とHFを反応させた場
合は、副生物のうち少なくともHCC−30は液相フッ
素化反応(第1工程)に戻し、未反応のHCFC−31
は再び気相反応を行わせる。HCFC−31単独で反応
する場合は、気相又は液相でHCC−30とHFC−3
2に不均化させ、HFC−32を得る。この時に副生す
るHCC−30は液相フッ素化反応(第1工程)に戻せ
ばよい。
1及びHF(HFは外部から添加してもよい。)もしく
はHCFC−31単独を第2工程において触媒を用いて
気相反応させる。HCFC−31とHFを反応させた場
合は、副生物のうち少なくともHCC−30は液相フッ
素化反応(第1工程)に戻し、未反応のHCFC−31
は再び気相反応を行わせる。HCFC−31単独で反応
する場合は、気相又は液相でHCC−30とHFC−3
2に不均化させ、HFC−32を得る。この時に副生す
るHCC−30は液相フッ素化反応(第1工程)に戻せ
ばよい。
【0023】HCFC−31の気相反応は、HCC−3
0のそれと比べて反応温度を下げることができるため、
触媒寿命を長くし、副生成物を減少させることができ
る。
0のそれと比べて反応温度を下げることができるため、
触媒寿命を長くし、副生成物を減少させることができ
る。
【0024】この気相反応に使用する触媒は、表面積が
好ましくは 170m2/g以上、 300m2/g以下である酸化
クロム、クロムオキシフルオライド、酸化アルミニウ
ム、アルミニウムフルオライド及び塩化フッ化アルミニ
ウム(AlClxFy)から選ばれた少なくとも1種、もしくは
それを担体に担持したものを用いればよい。
好ましくは 170m2/g以上、 300m2/g以下である酸化
クロム、クロムオキシフルオライド、酸化アルミニウ
ム、アルミニウムフルオライド及び塩化フッ化アルミニ
ウム(AlClxFy)から選ばれた少なくとも1種、もしくは
それを担体に担持したものを用いればよい。
【0025】第2工程のHCFC−31単独の反応を液
相で行う場合、使用する触媒は、上記以外にも、AlC
l3 、ZrCl4 、TiCl4 などの金属塩化物系のルイス酸
や、それらのCl原子の一部をF原子に置換した化合物な
どの少なくとも1種、或いはそれを担体に担持したもの
が使用できる。その時の反応温度は10℃から100 ℃が好
ましい。
相で行う場合、使用する触媒は、上記以外にも、AlC
l3 、ZrCl4 、TiCl4 などの金属塩化物系のルイス酸
や、それらのCl原子の一部をF原子に置換した化合物な
どの少なくとも1種、或いはそれを担体に担持したもの
が使用できる。その時の反応温度は10℃から100 ℃が好
ましい。
【0026】第2工程の気相反応温度は、 100℃から35
0 ℃で、好ましくは 120℃から250℃で行うのがよい。
反応圧力は0kGから10kGで行うのがよい。また、HF/
HCFC−31比は0から20がよく、より好ましくは0
から8である。
0 ℃で、好ましくは 120℃から250℃で行うのがよい。
反応圧力は0kGから10kGで行うのがよい。また、HF/
HCFC−31比は0から20がよく、より好ましくは0
から8である。
【0027】
【発明の作用効果】本発明の方法によれば、HFC−3
2の製造に際し、HCC−30とフッ酸との反応を第1
工程(液相フッ素化反応)において腐食性の弱い条件で
(即ち、Sb(V)ClxFy触媒のフッ素の割合を1≦y≦3と
小さくして)行うので、反応器材質の制約を軽減し、そ
の材質選定が容易となり、従って既存の反応器を使用す
ることができる。
2の製造に際し、HCC−30とフッ酸との反応を第1
工程(液相フッ素化反応)において腐食性の弱い条件で
(即ち、Sb(V)ClxFy触媒のフッ素の割合を1≦y≦3と
小さくして)行うので、反応器材質の制約を軽減し、そ
の材質選定が容易となり、従って既存の反応器を使用す
ることができる。
【0028】また、第1工程で得られるHCFC−31
のフッ素化反応を第2工程においてHFを用いて気相で
行うので、HCC−30の気相中のみでのフッ素化と比
べて、より緩和された反応条件(例えば、より低い反応
温度)を採用でき、結果として触媒寿命を長く保てると
ともに、気相反応器を小さくすることができ、副生成物
も減少させることができる。
のフッ素化反応を第2工程においてHFを用いて気相で
行うので、HCC−30の気相中のみでのフッ素化と比
べて、より緩和された反応条件(例えば、より低い反応
温度)を採用でき、結果として触媒寿命を長く保てると
ともに、気相反応器を小さくすることができ、副生成物
も減少させることができる。
【0029】さらに、第2工程でのHCFC−31のフ
ッ素化反応は、HFの非存在下で(即ち、HCFC−31
単独で)気相又は液相で行えるので、プロセス上や、触
媒寿命、反応器材質、反応条件の点で有利にHFC−3
2を得ることができる。
ッ素化反応は、HFの非存在下で(即ち、HCFC−31
単独で)気相又は液相で行えるので、プロセス上や、触
媒寿命、反応器材質、反応条件の点で有利にHFC−3
2を得ることができる。
【0030】
【実施例】以下、本発明の実施例について更に詳細に説
明するが、以下の実施例は本発明を限定するものではな
く、その技術的思想に基いて種々に変形可能である。
明するが、以下の実施例は本発明を限定するものではな
く、その技術的思想に基いて種々に変形可能である。
【0031】実施例1 蒸留塔付きの 500mlハステロイ製オートクレーブにSbCl
5 598g(2mol)とフッ酸 120g(6mol)を仕込み、80
℃に加熱して、SbCl2F3 を生成し、発生するHCl を系外
に抜き出した。
5 598g(2mol)とフッ酸 120g(6mol)を仕込み、80
℃に加熱して、SbCl2F3 を生成し、発生するHCl を系外
に抜き出した。
【0032】そこに、HCC−30 0.65g/min (7.6
mmol/min)及びフッ酸 0.3g/min(15.2mmol/min)をポ
ンプで仕込んでいった。反応圧力を10kGに保ちながら、
系内のガスを徐々に抜き出し、そのうちHFC−32と
HCl を分離した。
mmol/min)及びフッ酸 0.3g/min(15.2mmol/min)をポ
ンプで仕込んでいった。反応圧力を10kGに保ちながら、
系内のガスを徐々に抜き出し、そのうちHFC−32と
HCl を分離した。
【0033】残りのガスからHFを分離して、HCFC
−31を80cc/min の割合で、酸化クロム8gを充填し
て 150℃に加熱した20Aハステロイ反応器に流通した。
この反応器の出口ガスとして、下記の成分を得た。HF
C−32の収率は比較的良好であった。
−31を80cc/min の割合で、酸化クロム8gを充填し
て 150℃に加熱した20Aハステロイ反応器に流通した。
この反応器の出口ガスとして、下記の成分を得た。HF
C−32の収率は比較的良好であった。
【0034】HCC−30 35.6cc/min HCFC−31 8.8cc/min HFC−32 35.6cc/min
【0035】実施例2 実施例1と同様に液相反応(第1工程)を行い、反応圧
力を10kGに保ちながら系内のガスを徐々に抜き出し、そ
のうちHFC−32と塩酸を分離した。残りのガスであ
るHCFC−31とHFをそれぞれ 100cc/min 、 300
cc/min の割合に調整し、酸化クロム5gを充填して 2
10℃に加熱した20Aハステロイ反応器に流通した。この
反応器の出口ガスとして、下記の成分を得た。HFC−
32の収率はかなり向上した。
力を10kGに保ちながら系内のガスを徐々に抜き出し、そ
のうちHFC−32と塩酸を分離した。残りのガスであ
るHCFC−31とHFをそれぞれ 100cc/min 、 300
cc/min の割合に調整し、酸化クロム5gを充填して 2
10℃に加熱した20Aハステロイ反応器に流通した。この
反応器の出口ガスとして、下記の成分を得た。HFC−
32の収率はかなり向上した。
【0036】HCC−30 6.9cc/min HCFC−31 12.0cc/min HFC−32 81.1cc/min
【0037】実施例3 蒸留塔付きの 500mlハステロイ製オートクレーブにSbCl
5 598g(2mol)とフッ酸 120g(6mol)を仕込み、80
℃に加熱して発生するHCl を系外に抜き出し、SbCl2F3
組成の触媒を生成させた。
5 598g(2mol)とフッ酸 120g(6mol)を仕込み、80
℃に加熱して発生するHCl を系外に抜き出し、SbCl2F3
組成の触媒を生成させた。
【0038】そこに、HCC−30 0.65g/min (7.6
mmol/min)及びフッ酸 0.3g/min(15.2mmol/min)をポ
ンプで仕込んでいった。反応圧力を10kGに保ちながら、
系内のガスを徐々に抜き出し、そのうちHFC−32と
塩酸を分離した。
mmol/min)及びフッ酸 0.3g/min(15.2mmol/min)をポ
ンプで仕込んでいった。反応圧力を10kGに保ちながら、
系内のガスを徐々に抜き出し、そのうちHFC−32と
塩酸を分離した。
【0039】残りのガスからHFを分離して、凝縮させ
たHCFC−31 50g(0.73mol)を、200ml オートク
レーブに塩化フッ化アルミニウム 2.5gとともに仕込
み、室温で10時間攪拌した。反応生成物として下記の成
分を得た。この例でも、HFC−32の収率は比較的良
好であった。
たHCFC−31 50g(0.73mol)を、200ml オートク
レーブに塩化フッ化アルミニウム 2.5gとともに仕込
み、室温で10時間攪拌した。反応生成物として下記の成
分を得た。この例でも、HFC−32の収率は比較的良
好であった。
【0040】HCC−30 29.5g HCFC−31 2.5g HFC−32 18g
【図1】本発明の方法に基づくHFC−32(ジフルオ
ロメタン)の製造工程の一例を示すフロー図である。
ロメタン)の製造工程の一例を示すフロー図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C07B 61/00 300 C09K 5/04
Claims (10)
- 【請求項1】 ジクロロメタンをSbClxFy(但し、x+y
=5、1≦y≦3である。)で表されるアンチモン触媒
の存在下にフッ化水素と液相で反応させてクロロフルオ
ロメタンを得る第1工程と;次いで、反応生成物中のク
ロロフルオロメタンを単独で液相又は気相で触媒と接触
させること、又は、反応生成物中のクロロフルオロメタ
ンをフッ化水素と気相で触媒の存在下に接触させること
によって、ジフルオロメタンを得る第2工程と;からな
るジフルオロメタンの製造方法。 - 【請求項2】 第2工程におけるクロロフルオロメタン
とフッ化水素との接触における触媒が、酸化クロム、ク
ロムオキシフルオライド、酸化アルミニウム、アルミニ
ウムフルオライド及び塩化フッ化アルミニウムから選ば
れた少なくとも1種、或いはそれを担体に担持したもの
からなっている、請求項1に記載した製造方法。 - 【請求項3】 第2工程におけるクロロフルオロメタン
の気相反応においてフッ化水素とクロロフルオロメタン
との比がモル比で(0〜20):1である、請求項1又は
2に記載した製造方法。 - 【請求項4】 第1工程の液相反応器から、反応生成物
のうち少なくともクロロフルオロメタン、ジフルオロメ
タン及び塩酸を抜き出し、これらのうちジフルオロメタ
ンと塩酸を分離し、クロロフルオロメタンを気相または
液相でフッ素化する、請求項1〜3のいずれか1項に記
載した製造方法。 - 【請求項5】 第1工程の液相反応器からの抜き出しガ
スに含まれるフッ化水素を除去若しくは同伴したまま、
さらにフッ化水素を外部から加えて第2工程でクロロフ
ルオロメタンを気相でフッ素化する、請求項1〜4のい
ずれか1項に記載した製造方法。 - 【請求項6】 第2工程の気相又は液相反応器からの反
応生成物のうち、ジフルオロメタンを分離し、クロロフ
ルオロメタンを第1工程又は第2工程の気相又は液相反
応器に、ジクロロメタンを第1工程の液相反応器に戻
す、請求項1〜5のいずれか1項に記載した製造方法。 - 【請求項7】 第1工程の液相反応の反応温度が40℃か
ら 150℃であり、第2工程の気相反応の反応温度が 100
℃から 350℃である、請求項1〜6のいずれか1項に記
載した製造方法。 - 【請求項8】 第1工程の液相反応の反応圧力が2kGか
ら80kGであり、第2工程の気相反応の反応圧力が0kGか
ら10kGである、請求項1〜7のいずれか1項に記載した
製造方法。 - 【請求項9】 第1工程の液相反応器から抜き出したク
ロロフルオロメタンを触媒の存在下に単独で反応させ、
ジフルオロメタンを製造する、請求項4〜8のいずれか
1項に記載した製造方法。 - 【請求項10】 触媒が、表面積が 170m2/g以上、 300
m2/g以下である酸化クロム、クロムオキシフルオライ
ド、酸化アルミニウム、アルミニウムフルオライド、塩
化フッ化アルミニウム、金属塩化物系のルイス酸及びこ
のルイス酸の塩素原子の一部をフッ素原子に置換した化
合物から選ばれた少なくとも1種、或いはそれを担体に
担持したものからなっている、請求項9に記載した製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5191942A JPH0717882A (ja) | 1993-07-05 | 1993-07-05 | ジフルオロメタンの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5191942A JPH0717882A (ja) | 1993-07-05 | 1993-07-05 | ジフルオロメタンの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0717882A true JPH0717882A (ja) | 1995-01-20 |
Family
ID=16283025
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5191942A Pending JPH0717882A (ja) | 1993-07-05 | 1993-07-05 | ジフルオロメタンの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0717882A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1995015937A1 (en) * | 1993-12-09 | 1995-06-15 | Daikin Industries, Ltd. | Process for producing difluoromethane and 1,1,1,2-tetrafluoroethane |
| WO1995035271A1 (en) * | 1994-06-20 | 1995-12-28 | Daikin Industries, Ltd. | Process for producing difluoromethane |
| WO1996001241A1 (en) * | 1994-07-01 | 1996-01-18 | Daikin Industries, Ltd. | Process for producing difluoromethane |
| EP1542949A4 (en) * | 2002-07-10 | 2006-05-17 | Srf Ltd | PROCESS FOR PREPARING DIFLUOROMETHANE |
| JPWO2005026090A1 (ja) * | 2003-09-10 | 2006-11-16 | 昭和電工株式会社 | ハイドロフルオロカーボンの製造方法、その製品およびその用途 |
-
1993
- 1993-07-05 JP JP5191942A patent/JPH0717882A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1995015937A1 (en) * | 1993-12-09 | 1995-06-15 | Daikin Industries, Ltd. | Process for producing difluoromethane and 1,1,1,2-tetrafluoroethane |
| US5849963A (en) * | 1993-12-09 | 1998-12-15 | Daikin Industries, Ltd. | Method for producing difluoromethane and 1,1,1,2-tetrafluoroethane |
| WO1995035271A1 (en) * | 1994-06-20 | 1995-12-28 | Daikin Industries, Ltd. | Process for producing difluoromethane |
| AU697434B2 (en) * | 1994-06-20 | 1998-10-08 | Daikin Industries, Ltd. | Process for the preparation of difluoromethane |
| WO1996001241A1 (en) * | 1994-07-01 | 1996-01-18 | Daikin Industries, Ltd. | Process for producing difluoromethane |
| US6407296B1 (en) | 1994-07-01 | 2002-06-18 | Daikin Industries Ltd. | Process for producing difluoromethane |
| EP1542949A4 (en) * | 2002-07-10 | 2006-05-17 | Srf Ltd | PROCESS FOR PREPARING DIFLUOROMETHANE |
| JPWO2005026090A1 (ja) * | 2003-09-10 | 2006-11-16 | 昭和電工株式会社 | ハイドロフルオロカーボンの製造方法、その製品およびその用途 |
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