JPH07179337A - アルキルーフェノキシアルキルアミン誘導体を有効成分とする抗血栓剤 - Google Patents

アルキルーフェノキシアルキルアミン誘導体を有効成分とする抗血栓剤

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JPH07179337A
JPH07179337A JP6233064A JP23306494A JPH07179337A JP H07179337 A JPH07179337 A JP H07179337A JP 6233064 A JP6233064 A JP 6233064A JP 23306494 A JP23306494 A JP 23306494A JP H07179337 A JPH07179337 A JP H07179337A
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alkyl
methyl
pyrrolidinyl
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Pending
Application number
JP6233064A
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English (en)
Inventor
Koichi Fujimoto
光一 藤本
Naoki Tanaka
直樹 田中
Fumitoshi Asai
史敏 浅井
Fukumi Ito
福美 伊藤
Hiroyuki Koike
博之 小池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】一般式(I) [式中、R1 :C1 −C12アルキル基,式 −A−R3
基(式中、R3 :C3−C7 シクロアルキル基,置換さ
れたC3 −C7 シクロアルキル基;A:C2 −C6 アル
キレン基,置換されてたC2 −C6 アルキレン基);R
2 :式 −B−NR45 基など(式中、R4 ,R5
H,C1 −C4 アルキル基,置換されたC1−C4 アル
キル基,結合している窒素原子と共に3乃至6員環状ヘ
テロシクリル基;B:C2 −C5 アルキレン基,式 −
CH2 CH(OR6 )CH2 −基(式中、R6 :H,C
1 −C5 アルカノイル基,置換されたC2 −C5 アルカ
ノイル基,C6 −C10アリールアシル基)を示す]を有
するアルキルーフェノキシアルキルアミン誘導体又はそ
の薬理上許容される塩を有効成分とする抗血栓剤。 【効果】この化合物は、強力かつ選択的なセロトニン2
受容体拮抗作用を有し、循環器系疾患の治療及び予防に
有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、すぐれたセロトニン2
受容体拮抗作用を有するアルキルーフェノキシアルキル
アミン誘導体又はその薬理上許容される塩を有効成分と
する抗血栓剤に関する。
【0003】
【従来の技術】セロトニンは、古典的にはオータコイド
に分類され、神経伝達物質としても知られており、生体
内において種々の受容体を介して多彩な生理作用を示
す。このセロトニンの受容体には、種々のサブタイプが
存在することが知られているが、循環系においては、血
管内皮細胞や血小板にセロトニン2受容体に分類される
受容体が分布し、血管の収縮や血小板の凝集に深くかか
わっており(例えば、エス・ジェイ・ペロウトカ等,フ
ェデレーション・プロシーディング,42巻,第213頁(19
83 年):S. J. Peroutka et. al., Fed. Proc., 42, 213
(1983))、その拮抗薬は、血管の収縮の防止や血小板の
凝集阻止に役立つ。現在セロトニン2受容体拮抗薬とし
て、ケタンセリンが知られているが(例えば、ジェイ・
アイ・エス・ロバートソン,カレント・オピニオン・イ
ン・カルディオロジー,3 巻,第702頁(1988 年):J. I.
S. Robertson, Curr. Opinion Cardiol., 3, 702(198
8))、この薬剤はアドレナリンα1 拮抗薬として開発さ
れたもので、強い降圧作用を有するという欠点を有す
る。また、最近セロトニン2受容体拮抗作用を有する血
小板の凝集阻止剤として、MCI-9042等が報告されている
が(例えば、ジャーナル・オブ・メディシナル・ケミス
トリー,第35巻,第189 頁,(1992 年) :J. Med.Che
m., 35, 189(1992)) 、これらは、アドレナリンα1
抗作用は示さないが、セロトニン2受容体拮抗作用も十
分でない。そこで、臨床上の効果を得るためには、強力
かつ選択的なセロトニン2受容体拮抗作用を有する薬剤
の開発が望まれていた。
【0004】
【化2】
【0005】また、フェノキシアルキルアミン誘導体
は、例えば、以下の化合物A、B等が抗ヒスタミン作用
を有することが知られている[特公昭52−14号公
報、ジャーナル・オブ・メディシナル・ケミストリー,
第20巻,第1317頁(1977年):J. Med. Che
m., 20, 1317(1977) 等]。
【0006】
【化3】
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等は、長年に
亙り、一連のフェノキシアルキルアミン誘導体を合成
し、これらの薬理作用を検討してきた。その結果、MCI-
9042と構造をかなり異にするアルキルーフェノキシアル
キルアミン誘導体がアドレナリンα1 拮抗作用を示さ
ず、かつ強力なセロトニン2受容体拮抗作用を有し、血
小板の凝集を阻害し、循環器系疾患の治療及び予防剤と
して有用であることを見出し、本発明を完成するに至っ
た。
【0008】
【発明の構成】
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の有効成分である
アルキルーフェノキシアルキルアミン誘導体は、一般
式、
【0010】
【化4】
【0011】を有する。
【0012】上記式中、R1 は、C1 −C12アルキル基
又は式 −A−R3 (式中、R3 は、C3 −C7 シクロ
アルキル基又はヒドロキシ、C1 −C4 アルコキシ若し
くはハロゲンで置換されたC3 −C7 シクロアルキル基
を示し、Aは、C2 −C6 アルキレン基又はヒドロキシ
若しくはハロゲンで置換されてたC2 −C6 アルキレン
基を示す。)を有する基を示し、R2 は、式 −B−N
45 [式中、R4 及びR5 は、同一または異なっ
て、水素原子、C1 −C4 アルキル基又はヒドロキシ、
ジ−C1 −C4 アルキルアミノ若しくはC6 −C10アリ
ールで置換されたC1 −C4 アルキル基を示すか或は、
結合している窒素原子と共に、窒素、酸素若しくは硫黄
原子を含む3乃至6員環状ヘテロシクリル基を示し、B
は、C2 −C5 アルキレン基又は式 −CH2 CH(O
6 )CH2 −(式中、R6 は、水素原子、C1 −C5
アルカノイル基、カルボキシで置換されたC2 −C5
ルカノイル基又はC6 −C10アリールアシル基を示
す。)を有する基を示す。]を有する基又は式 −D−
7 (式中、R7 は、窒素、酸素若しくは硫黄原子を含
む5乃至6員環状飽和ヘテロシクリル基を示し、Dは、
単結合又はC1 −C4 アルキレン基を示す。但し、R7
のヘテロシクリル基は、結合手をその環状の炭素原子上
に有する。)を有する基を示す。
【0013】R1 のC1 −C12アルキル基は、例えば、
メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イ
ソブチル、s−ブチル、t−ブチル、ペンチル、1−メ
チルブチル、2−メチルブチル、3−メチルブチル、
1,1−ジメチルプロピル、1,2−ジメチルプロピ
ル、2,2−ジメチルプロピル、2−エチルプロピル、
ヘキシル、1−メチルペンチル、2−メチルペンチル、
3−メチルペンチル、4−メチルペンチル、3,3−ジ
メチルブチル、ヘプチル、1−メチルヘキシル、2−メ
チルヘキシル、3−メチルヘキシル、4−メチルヘキシ
ル、5−メチルヘキシル、3−エチルペンチル、オクチ
ル、3−メチルヘプチル、4−メチルヘプチル、5−メ
チルヘプチル、6−メチルヘプチル、3−エチルヘキシ
ル、4−エチルヘキシル、3−プロピンペンチル、ノニ
ル、3−メチルオクチル、3−エチルヘキシル、3−プ
ロピヘキシル、デシル、ウンデシル又はドデシル基であ
り得、好適には、C4 −C10アルキル基であり、更に好
適には、C5 −C8 アルキル基であり、更により好適に
は、3−メチルブチル、ヘキシル、3−メチルペンチ
ル、4−メチルペンチル、ヘプチル、3−メチルヘキシ
ル、4−メチルヘキシル、5−メチルヘキシル、3−エ
チルペンチル、オクチル、3−エチルヘキシル又は4−
エチルヘキシル基であり、特に好適には、4−メチルペ
ンチル基である。
【0014】R3 のC3 −C7 シクロアルキル基は、例
えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチ
ル、シクロヘキシル又はシクロヘプチル基であり得、好
適には、シクロペンチル又はシクロヘキシル基である。
【0015】R3 に含まれるC1 −C4 アルコキシ基
は、例えば、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプ
ロポキシ、ブトキシ、イソブトキシ、s−ブトキシ又は
t−ブトキシ基であり得、好適には、メトキシ又はエト
キシ基であり、特に好適には、メトキシ基である。
【0016】R3 又はA等に含まれるハロゲン原子は、
例えば、弗素、塩素、臭素、沃素原子であり得、好適に
は、弗素又は塩素原子である。
【0017】R3 のヒドロキシ、C1 −C4 アルコキシ
若しくはハロゲンで置換されたC3−C7 シクロアルキ
ル基は、例えば、2−ヒドロキシシクロプロピル、2−
フルオロシクロプロピル、3−ヒドロキシシクロブチ
ル、3−フルオロシクロブチル、3−クロロシクロブチ
ル、3−メトキシシクロブチル、3−ヒドロキシシクロ
ペンチル、3−フルオロシクロペンチル、3−クロロシ
クロペンチル、3−メトキシシクロペンチル、3−エト
キシシクロペンチル、3−若しくは4−ヒドロキシシク
ロヘキシル、3−若しくは4−フルオロシクロヘキシ
ル、3−若しくは4−クロロシクロヘキシル、3−若し
くは4−メトキシシクロヘキシル、3−若しくは4−エ
トキシシクロヘキシル、3−若しくは4−プロポキシシ
クロヘキシル、3−若しくは4−ブトキシシクロヘキシ
ル、3−ヒドロキシシクロヘプチル、3−フルオロシク
ロヘプチル又は3−メトキシシクロヘプチル基であり
得、好適には、3−ヒドロキシシクロペンチル、3−フ
ルオロシクロペンチル、3−メトキシシクロペンチル、
3−若しくは4−ヒドロキシシクロヘキシル、3−若し
くは4−フルオロシクロヘキシル、3−若しくは4−ク
ロロシクロヘキシル、3−若しくは4−メトキシシクロ
ヘキシル又は3−若しくは4−エトキシシクロヘキシル
基であり、特に好適には、3−メトキシシクロペンチル
又は3−若しくは4−メトキシシクロヘキシル基であ
る。
【0018】AのC2 −C6 アルキレン基は、例えば、
エチレン、プロピレン、トリメチレン、テトラメチレ
ン、ペンタメチレン又はヘキサメチレン基であり得、好
適には、C2 −C4 アルキレン基であり、特に好適に
は、エチレン基である。
【0019】Aのヒドロキシ又はハロゲンで置換された
2 −C6 アルキレン基は、例えば、2−ヒドロキシエ
チレン、2−フルオロエチレン、2−クロロエチレン、
2−ブロモエチレン、2−ヨードエチレン、3−ヒドロ
キシトリメチレン、3−クロロトリメチレン、4−ヒド
ロキシテトラメチレン、4−クロロテトラメチレン、5
−ヒドロキシペンタメチレン、5−クロロペンタメチレ
ン、6−ヒドロキシヘキサメチレン又は6−クロロヘキ
サメチレン基であり得、好適には、2−ヒドロキシエチ
レン、2−フルオロエチレン、2−クロロエチレン、2
−ブロモエチレン、2−ヨードエチレン、3−ヒドロキ
シトリメチレン、3−クロロトリメチレン、4−ヒドロ
キシテトラメチレン又は4−クロロテトラメチレン基で
あり、更に好適には、2−ヒドロキシエチレン、2−フ
ルオロエチレン、2−クロロエチレン又は2−ブロモエ
チレン基であり、特に好適には、2−クロロエチレン基
である。
【0020】R4 、R5 等の又はR4 、R5 等に含まれ
るのC1 −C4 アルキル基は、例えば、メチル、エチ
ル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、s
−ブチル又はt−ブチル基であり得、好適には、メチル
又はエチル基であり、特に好適には、メチル基である。
【0021】R4 及びR5 に含まれるC6 −C10アリー
ル基又はR6 のC6 −C10アリールアシル基のアリール
部分は、フェニル又はナフチル基であり得、好適にはフ
ェニル基である。また、環上には、置換基を有してもよ
く、それらは、前述のC1 −C4 アルキル基、C1 −C
4 アルコキシ基、ハロゲン原子又はニトロ基であり得、
好適には、メチル基、メトキシ基、弗素原子又は塩素原
子である。
【0022】R4 及びR5 のヒドロキシ、ジーC1 −C
4 アルキルアミノ若しくはC6 −C10アリールで置換さ
れたC1 −C4 アルキル基は、例えば、2−ヒドロキシ
エチル、3−ヒドロキシプロピル、4−ヒドロキシブチ
ル、2−(N,Nージメチルアミノ)エチル、2−
(N,Nージエチルアミノ)エチル、3−(N,Nージ
メチルアミノ)プロピル、ベンジル、フェネチル、3−
フェニルプロピル、4−フェニルブチル、ジフェニルメ
チル、1−ナフチルメチル又は2−ナフチルメチル基で
あり得、好適には、2−ヒドロキシエチル、3−ヒドロ
キシプロピル、2−(N,Nージメチルアミノ)エチル
ベンジル又はフェネチル基であり、更に好適には、2−
ヒドロキシエチル、2−(N,Nージメチルアミノ)エ
チル又はベンジル基である。
【0023】R4 及びR5 が結合している窒素原子と共
に形成する、窒素、酸素若しくは硫黄原子を含む3乃至
6員環状ヘテロシクリル基は、例えば、1−アジリジニ
ル、1−アゼチジニル、1−ピロリジニル、1−ピペリ
ジニル、1−ピペラジニル、4−モルホリニル、4−チ
オモルホリニル、1−イミダゾリジニル、1−ピラゾリ
ジニル、1−トリアジニル又は1−テトラゾリジニル基
であり得、好適には、1−アゼチジニル、1−ピロリジ
ニル、1−ピペリジニル、1−ピペラジニル、4−モル
ホリニル、4−チオモルホリニル、1−イミダゾリジニ
ル又は1−ピラゾリジニル基であり、更に好適には、1
−ピロリジニル、1−ピペリジニル、1−ピペラジニ
ル、4−モルホリニル又は1−イミダゾリジニル基であ
る。また、ヘテロ環上の炭素原子またはピペラジニル基
の4位には、置換基を有してもよく、それらは、ヒドロ
キシ(ヘテロ環上の炭素原子のみ)、前述のC1 −C4
アルキル基、ヒドロキシーC1 −C4 アルキル基又はC
6 −C10アリール基であり得、好適には、ヒドロキシ
(ヘテロ環上の炭素原子のみ)、メチル、エチル、ヒド
ロキシエチル又はフェニル基である。その具体例は、例
えば、4−フェニルピペラジノ、4−メチルピペラジ
ノ、4−フェニルピペリジノ、4−メチルピペリジノ又
は4−ヒドロキシピペリジノ基である。
【0024】BのC2 −C5 アルキレン基は、例えば、
エチレン、プロピレン、トリメチレン、テトラメチレン
又はペンタメチレン基であり得、好適には、エチレン又
はトリメチレン基である。
【0025】R6 のC1 −C5 アルカノイル基は、例え
ば、ホルミル、アセチル、プロピオニル、ブチリル、イ
ソブチリル、バレリル又はピバロイル基であり得、好適
には、アセチル又はプロピオニル基である。
【0026】R6 のカルボキシで置換されたC2 −C5
アルカノイル基は、例えば、スクシニル、グルタリル、
アジポイル又はピメロイル基であり得、好適には、スク
シニル又はグルタリル基である。
【0027】R7 の窒素、酸素若しくは硫黄原子を含む
5乃至6員環状飽和ヘテロシクリル基は、例えば、ピロ
リジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、モルホリニル
又は、チオモルホリニル基であり得、好適には、ピロリ
ジニル、ピペリジニル、モルホリニル又はチオモルホリ
ニル基であり、更に好適には、ピロリジニル、ピペリジ
ニル又はモルホリニル基である。また、環上には、置換
基を有してもよく、それらは、炭素原子上の置換基とし
て、前述のC1 −C4 アルキル基、ヒドロキシ基、前述
のC1 −C4 アルコキシ基、C1 −C5 アルカノイルオ
キシ基(該基のアルカノイル部分は、前述したものを示
す。)、カルボキシで置換されたC2 −C5 アルカノイ
ルオキシ基(該基のアルカノイル部分は、前述したもの
を示す。)、カルバモイルオキシ基又はモノーC1 −C
4 アルキル若しくはジーC1 −C4 アルキルカルバモイ
ルオキシ基(該基のアルキル部分は、前述したものを示
す。)であり得、好適には、メチル、エチル、ヒドロキ
シ、メトキシ、エトキシ、アセチルオキシ、プロピオニ
ルオキシ、スクシニルオキシ、グルタリルオキシ、カル
バモイルオキシ、N−メチルカルバモイルオキシ、N−
エチルカルバモイルオキシ基、N,N−ジメチルカルバ
モイルオキシ又はN,N−ジエチルカルバモイルオキシ
基であり、更に好適には、メチル、ヒドロキシ、アセチ
ルオキシ、スクシニルオキシ、カルバモイルオキシ又は
N,N−ジメチルカルバモイルオキシ基であり、また、
窒素原子上の置換基として、前述のC1 −C4 アルキル
基であり得、好適には、メチル又はエチル基である。
【0028】また、R7 の窒素、酸素若しくは硫黄原子
を含む5乃至6員環状飽和ヘテロシクリル基の具体的な
ものは、例えば、ピロリジニル、1−メチルピロリジニ
ル、1−エチルピロリジニル、1−プロピルピロリジニ
ル、1−イソプロピルピロリジニル、1−ブチルピロリ
ジニル、ヒドロキシピロリジニル、メトキシピロリジニ
ル、エトキシピロリジニル、プロポキシピロリジニル、
イソプロポキシピロリジニル、ブトキシピロリジニル、
ホルミルオキシピロリジニル、アセチルオキシピロリジ
ニル、プロピオニルオキシピロリジニル、ブチリルオキ
シピロリジニル、ピバロイルオキシピロリジニル、バレ
リルオキシピロリジニル、(スクシノイルオキシ)ピロ
リジニル、(グルタロイルオキシ)ピロリジニル、(カ
ルバモイルオキシ)ピロリジニル、(N−メチルカルバ
モイルオキシ)ピロリジニル、(N−エチルカルバモイ
ルオキシ)ピロリジニル、(N,N−ジメチルカルバモ
イルオキシ)ピロリジニル、(N,N−ジエチルカルバ
モイルオキシ)ピロリジニル、(N−メチル−N−エチ
ルカルバモイルオキシ)ピロリジニル、1−メチル−ヒ
ドロキシピロリジニル、1−メチル−メトキシピロリジ
ニル、1−メチル−エトキシピロリジニル、1−メチル
−アセチルオキシピロリジニル、1−メチル−プロピオ
ニルオキシピロリジニル、1−メチル−(スクシノイル
オキシ)ピロリジニル、1−メチル−(グルタロイルオ
キシ)ピロリジニル、1−メチル−(カルバモイルオキ
シ)ピロリジニル、1−メチル−(N−メチルカルバモ
イルオキシ)ピロリジニル、1−メチル−(N−エチル
カルバモイルオキシ)ピロリジニル、1−メチル−
(N,N−ジメチルカルバモイルオキシ)ピロリジニ
ル、1−メチル−(N,N−ジエチルカルバモイルオキ
シ)ピロリジニル、1−メチル−(N−メチル−N−エ
チルカルバモイルオキシ)ピロリジニル、1−エチル−
ヒドロキシピロリジニル、1−エチル−メトキシピロリ
ジニル、1−エチル−アセトキシピロリジニル、1−エ
チル−(スクシノイルオキシ)ピロリジニル、ピペリジ
ニル、1−メチルピペリジニル、1−エチルピペリジニ
ル、1−プロピルピペリジニル、1−イソプロピルピペ
リジニル、1−ブチルピペリジニル、ヒドロキシピペリ
ジニル、メトキシピペリジニル、エトキシピペリジニ
ル、アセチルオキシピペリジニル、プロピオニルオキシ
ピペリジニル、スクシノイルオキシピペリジニル、グル
タロイルオキシピペリジニル、カルバモイルオキシピペ
リジニル、(N−メチルカルバモイルオキシ)ピペリジ
ニル、(N−エチルカルバモイルオキシ)ピペリジニ
ル、(N,N−ジメチルカルバモイルオキシ)ピペリジ
ニル、1−メチル−(N−メチル−N−エチルカルバモ
イルオキシ)ピペリジニル、1−メチル−ヒドロキシピ
ペリジニル、1−メチル−メトキシピペリジニル、1−
メチル−エトキシピペリジニル、1−メチル−アセチル
オキシピペリジニル、1−メチル−プロピオニルオキシ
ピペリジニル、1−メチル−(スクシノイルオキシ)ピ
ペリジニル、1−メチル−(N−メチルカルバモイルオ
キシ)ピペリジニル、1−メチル−カルバモイルオキシ
ピペリジニル、1−メチル−(N−エチルカルバモイル
オキシ)ピペリジニル、1−メチル−(N,N−ジメチ
ルカルバモイルオキシ)ピペリジニル、1−メチル−
(N−メチル−N−エチルカルバモイルオキシ)ピペリ
ジニル、1−エチル−ヒドロキシピペリジニル、1−エ
チル−メトキシピペリジニル、1−エチル−エトキシピ
ペリジニル、1−エチル−アセトキシピペリジニル、1
−エチル−スクシノイルオキシピペリジニル、ピペラジ
ニル、1,4−ジメチルピペラジニル、モルホリニル、
4−メチルモルホリニル、4−エチルモルホリニル、4
−プロピルモルホリニル、4−イソプロピルモルホリニ
ル、4−ブチルモルホリニル、チオモルホリニル、4−
メチルチオモルホリニル、4−エチルチオモルホリニ
ル、4−プロピルチオモルホリニル、4−イソプロピル
チオモルホリニル又は4−ブチルチオモルホリニル基で
あり得、好適には、ピロリジニル、1−メチルピロリジ
ニル、1−エチルピロリジニル、4−ヒドロキシ−2−
ピロリジニル、4−メトキシ−2−ピロリジニル、4−
ホルミルオキシ−2−ピロリジニル、4−アセチルオキ
シ−2−ピロリジニル、4−ピバロイルオキシ−2−ピ
ロリジニル、4−バレリルオキシ−2−ピロリジニル、
4−(スクシノイルオキシ)−2−ピロリジニル、4−
(グルタロイルオキシ)−2−ピロリジニル、4−(カ
ルバモイルオキシ)−2−ピロリジニル、4−(N−メ
チルカルバモイルオキシ)−2−ピロリジニル、4−
(N,N−ジメチルカルバモイルオキシ)−2−ピロリ
ジニル、4−(N−メチル−N−エチルカルバモイルオ
キシ)−2−ピロリジニル、1−メチル−4−ヒドロキ
シ−2−ピロリジニル、1−メチル−4−メトキシ−2
−ピロリジニル、1−メチル−4−アセチルオキシ−2
−ピロリジニル、1−メチル−4−スクシノイルオキシ
−2−ピロリジニル、1−メチル−4−グルタロイルオ
キシ−2−ピロリジニル、1−メチル−4−(カルバモ
イルオキシ)−2−ピロリジニル、1−メチル−4−
(N−メチルカルバモイルオキシ)−2−ピロリジニ
ル、1−メチル−4−(N,N−ジメチルカルバモイル
オキシ)−2−ピロリジニル、1−メチル−4−(N−
メチル−N−エチルカルバモイルオキシ)−2−ピロリ
ジニル、1−エチル−4−ヒドロキシ−2−ピロリジニ
ル、1−エチル−4−メトキシ−2−ピロリジニル、1
−エチル−4−アセトキシ−2−ピロリジニル、1−エ
チル−4−スクシノイルオキシ−2−ピロリジニル、ピ
ペリジニル、1−メチルピペリジニル、1−エチルピペ
リジニル、ヒドロキシピペリジニル、メトキシピペリジ
ニル、アセチルオキシピペリジニル、スクシノイルオキ
シピペリジニル、グルタロイルオキシピペリジニル、カ
ルバモイルオキシピペリジニル、(N−メチルカルバモ
イルオキシ)ピペリジニル、(N,N−ジメチルカルバ
モイルオキシ)ピペリジニル、(N−メチル−N−エチ
ルカルバモイルオキシ)ピペリジニル、1−メチル−ヒ
ドロキシピペリジニル、1−メチル−メトキシピペリジ
ニル、1−メチル−アセチルオキシピペリジニル、1−
メチル−(スクシノイルオキシ)ピペリジニル、1−メ
チル−カルバモイルオキシピペリジニル、1−メチル−
(N−メチルカルバモイルオキシ)ピペリジニル、1−
メチル−(N,N−ジメチルカルバモイルオキシ)ピペ
リジニル、1−エチル−ヒドロキシピペリジニル、1−
エチル−メトキシピペリジニル、1−エチル−アセトキ
シピペリジニル、1−エチル−スクシノイルオキシピペ
リジニル、ピペラジニル、1,4−ジメチルピペラジニ
ル、モルホリニル、4−メチルモルホリニル、4−エチ
ルモルホリニル、4−プロピルモルホリニル、4−イソ
プロピルモルホリニル、4−ブチルモルホリニル、チオ
モルホリニル、4−メチルチオモルホリニル、4−エチ
ルチオモルホリニル、4−プロピルチオモルホリニル、
4−イソプロピルチオモルホリニル又は4−ブチルチオ
モルホリニル基であり、更に好適には、ピロリジニル、
1−メチル−2−ピロリジニル、1−メチル−3−ピロ
リジニル、4−ヒドロキシ−2−ピロリジニル、4−メ
トキシ−2−ピロリジニル、4−アセチルオキシ−2−
ピロリジニル、4−(スクシノイルオキシ)−2−ピロ
リジニル、4−(グルタロイルオキシ)−2−ピロリジ
ニル、4−(カルバモイルオキシ)−2−ピロリジニ
ル、4−(N−メチルカルバモイルオキシ)−2−ピロ
リジニル、4−(N,N−ジメチルカルバモイルオキ
シ)−2−ピロリジニル、1−メチル−4−ヒドロキシ
−2−ピロリジニル、1−メチル−4−メトキシ−2−
ピロリジニル、1−メチル−4−アセチルオキシ−2−
ピロリジニル、1−メチル−4−スクシノイルオキシピ
ロリジニル、1−メチル−4−グルタロイルオキシ−2
−ピロリジニル、1−メチル−4−カルバモイルオキシ
−2−ピロリジニル、1−メチル−4−(N−メチルカ
ルバモイルオキシ)−2−ピロリジニル、1−メチル−
4−(N,N−ジメチルカルバモイルオキシ)−2−ピ
ロリジニル、1−エチル−4−ヒドロキシ−2−ピロリ
ジニル、1−エチル−4−アセトキシ−2−ピロリジニ
ル、1−エチル−4−スクシノイルオキシ−2−ピロリ
ジニル、2−ピペリジニル、3−ピペリジニル、4−ピ
ペリジニル、1−メチル−2−ピペリジニル、1−メチ
ル−3−ピペリジニル、1−メチル−4−ピペリジニ
ル、ピペラジニル、1,4−ジメチルピペラジニル、2
−モルホリニル、4−メチル−2−モルホリニル、4−
エチル−2−モルホリニル、2−チオモルホリニル又は
4−メチル−2−チオモルホリニル基であり、更により
好適には、2−ピロリジニル、3−ピロリジニル、1−
メチル−2−ピロリジニル、4−ヒドロキシ−2−ピロ
リジニル、4−メトキシ−2−ピロリジニル、4−アセ
チルオキシ−2−ピロリジニル、4−(スクシノイルオ
キシ)−2−ピロリジニル、4−(カルバモイルオキ
シ)−2−ピロリジニル、4−(N,N−ジメチルカル
バモイルオキシ)−2−ピロリジニル、1−メチル−4
−ヒドロキシ−2−ピロリジニル、1−メチル−4−メ
トキシ−2−ピロリジニル、1−メチル−4−アセチル
オキシ−2−ピロリジニル、1−メチル−4−スクシノ
イルオキシ−2−ピロリジニル、1−メチル−4−カル
バモイルオキシ−2−ピロリジニル、1−メチル−4−
(N,N−ジメチルカルバモイルオキシ)−2−ピロリ
ジニル、2−ピペリジニル、3−ピペリジニル、4−ピ
ペリジニル、1−メチル−2−ピペリジニル、1−メチ
ル−3−ピペリジニル、1−メチル−4−ピペリジニ
ル、2−モルホリニル、4−メチル−2−モルホリニル
又は2−チオモルホリニル基であり、特に好適には、2
−ピロリジニル、1−メチル−2−ピロリジニル、4−
ヒドロキシ−2−ピロリジニル、4−メトキシ−2−ピ
ロリジニル、4−アセチルオキシ−2−ピロリジニル、
4−(スクシノイルオキシ)−2−ピロリジニル、4−
(カルバモイルオキシ)−2−ピロリジニル、1−メチ
ル−4−ヒドロキシ−2−ピロリジニル、1−メチル−
4−スクシノイルオキシ−2−ピロリジニル、2−ピペ
リジニル、3−ピペリジニル、4−ピペリジニル、1−
メチル−2−ピペリジニル、1−メチル−3−ピペリジ
ニル、1−メチル−4−ピペリジニル、2−モルホリニ
ル又は4−メチル−2−モルホリニル基である。
【0029】DのC1 −C4 アルキレン基は、例えば、
メチレン、エチレン、プロピレン、トリメチレン又はテ
トラメチレン基であり得、好適には、メチレン又はエチ
レン基である。
【0030】また、本発明の有効成分である化合物
(I)のうち、Bが式−CH2 CH(OR6 )−CH2
−(式中、R6 は前述したものと同意義を示す。)であ
る化合物又はR7 が、窒素、酸素若しくは硫黄原子を含
む5乃至6員環状飽和ヘテロシクリル基(但し、1−メ
チルピペリジニルを除く。)である化合物(好適には、
ピロリジニル、1−メチルピロリジニル、ヒドロキシー
1−メチルピロリジニル、ピペリジニル、モルホリニ
ル、4−メチルモルホリニル又はチオモルホリニル基で
あり、更に好適には、2−ピロリジニル、1−メチル−
2−ピロリジニル、4−ヒドロキシー1−メチル−2−
ピロリジニル、2−モルホリニル又は4−メチル−2−
モルホリニル基である。)は新規である。
【0031】本発明の有効成分である化合物(I)は、
常法に従って酸と処理することより、相当する薬理上許
容し得る酸付加塩に変えることができる。このような酸
付加塩の例としては、例えば、塩酸、臭化水素酸、硫
酸、リン酸等の無機酸、酢酸、安息香酸、シュウ酸、マ
レイン酸、フマル酸、酒石酸、クエン酸等の有機酸、メ
タンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、p−トルエンス
ルホン酸等の等スルホン酸による付加塩があげられる。
更に、化合物(I)の分子内に不斉炭炭素が存在する場
合は、ラセミ体および光学活性体を包含する。
【0032】一般式(I)を有する化合物において、好
適には、(1)R1 が、C4 −C10アルキル基である化
合物、(2)R1 が、C5 −C8 アルキル基である化合
物、(3)R1 が、式 −A−R3 (式中、R3 は、C
3 −C7 シクロアルキル基又はヒドロキシ、メトキシ、
エトキシ、フルオロ若しくはクロロで置換されたC5
6 シクロアルキル基を示し、Aは、C2 −C4 アルキ
レン基又はヒドロキシ、フルオロ、クロロ若しくはブロ
モで置換されたC2 −C4 アルキレン基を示す。)を有
する基である化合物、(4)R1 が、式 −A−R3
(式中、R3 は、C5 −C6 シクロアルキル基又はメト
キシで置換されたC5 −C6 シクロアルキル基を示し、
Aは、C2 −C4アルキレン基、2−ヒドロキシエチレ
ン基、2−フルオロエチレン基、2−クロロエチレン基
又は2−ブロモエチレン基を示す。)を有する基である
化合物、(5)R1 が、式 −A−R3 (式中、R3
は、C5 −C6 シクロアルキル基又はメトキシで置換さ
れたC5 −C6 シクロアルキル基を示し、Aは、エチレ
ン基又は2−クロロエチレン基を示す。)を有する基で
ある化合物、(6)R1 が、式 −A−R3 (式中、R
3 は、C5 −C6 シクロアルキル基又はメトキシで3位
が置換されたC6 シクロアルキル基を示し、Aは、エチ
レン基又は2−クロロエチレン基を示す。)を有する基
である化合物、(7)R1 が、式 −A−R3 (式中、
3 は、C6 シクロアルキル基又はメトキシで3位が置
換されたC6 シクロアルキル基を示し、Aは、エチレン
基又は2−クロロエチレン基を示す。)を有する基であ
る化合物、(8)R2 が、式 −B−NR45 [式
中、R4 及びR5 は、同一又は異なって、水素原子、C
1 −C4 アルキル基、ベンジル基、フエネチル基、2−
ヒドロキシエチル基、3−ヒドロキシプロピル基、2−
(N,N−ジメチルアミノ)エチル基又は3−(N,N
−ジメチルアミノ)プロピル基を示すか或は、結合して
いる窒素原子と共に、1−ピロリジニル、1−ピペリジ
ニル、4−ヒドロキシ−1−ピペリジニル、4−モルホ
リニル、4−メチル−1−ピペラジニル、4−エチル−
1−ピペラジニル、4−フェニル−1−ピペラジニル、
1−イミダゾリル、1−ピラゾリル又は1−トリアゾリ
ル基を示し、Bは、C2 −C5 アルキレン基又は式−CH
2CH(OR6)CH2-(式中、R6 は、水素原子、C1 −C5
ルカノイル基、カルボキシで置換されたC2 −C5 アル
カノイル基又はC6 −C10アリールアシル基を示す。)
を有する基を示す。]を有する基である化合物、(9)
2 が、式 −B−NR45 [式中、R4 及びR5
は、同一又は異なって、水素原子、メチル基、エチル
基、ベンジル基又はヒドロキシエチル基を示すか或は、
結合している窒素原子と共に、1−ピロリジニル、1−
ピペリジニル、4−ヒドロキシ−1−ピペリジニル、4
−モルホリニル、4−メチル−1−ピペラジニル、4−
フェニル−1−ピペラジニル又は1−イミダゾリル基を
示し、Bは、C2 −C5 アルキレン基又は式−CH2CH(OR
6)CH2-(式中、R6 は、水素原子、C1 −C5 アルカノ
イル基、カルボキシで置換されたC2 −C5 アルカノイ
ル基又はC6 −C10アリールアシル基を示す。)を有す
る基を示す。]を有する基である化合物、(10)B
が、C2 −C4 アルキレン基又は式−CH2CH(OR6)CH2-
(式中、R6 は、水素原子、アセチル基、プロピオニル
基、スクシニル基又はグルタロイル基を示す。)を有す
る基である化合物、(11)Bが、エチレン基、トリメ
チレン基又は式−CH2CH(OR6)CH2-(式中、R6 は、水素
原子、アセチル基又はスクシニル基を示す。)を有する
基である化合物、(12)R2 が、式 −D−R7 (式
中、R7 は、ピロリジニル、ピペリジニル、モルホリニ
ル又はチオモルホリニル基を示し、その炭素原子上の置
換基がC1−C4 アルキル基、ヒドロキシ基、C1 −C4
アルコキシ基、アセトキシ基、プロピオニル基、スク
シニルオキシ基、グルタリルオキシ基、カルバモイルオ
キシ基、N−メチルカルバモイルオキシ基、N−エチル
カルバモイルオキシ基、N,N−ジメチルカルバモイル
オキシ基又はN,N−ジエチルカルバモイルオキシ基で
あり、窒素原子上の置換基がC1 −C4 アルキル基であ
り、Dは、単結合又はC1 −C4 アルキレン基を示
す。)を有する基である化合物、(13)R2 が、式
−D−R7 (式中、R7 は、ピロリジニル、ピペリジニ
ル、モルホリニル又はチオモルホリニル基を示し、その
炭素原子上の置換基がメチル基、エチル基、ヒドロキシ
基、メトキシ基、エトキシ基、アセトキシ基、プロピオ
ニル基、スクシニルオキシ基、グルタリルオキシ基、カ
ルバモイルオキシ基、N−メチルカルバモイルオキシ
基、N−エチルカルバモイルオキシ基、N,N−ジメチ
ルカルバモイルオキシ基又はN,N−ジエチルカルバモ
イルオキシ基であり、窒素原子上の置換基がメチル基又
はエチル基であり、Dは、単結合又はC1 −C4 アルキ
レン基を示す。)を有する基である化合物、(14)R
2 が、式 −D−R7 (式中、R7 は、ピロリジニル、
1−メチルピロリジニル、ヒドロキシー1−メチルピロ
リジニル、ピペリジニル、1−メチルピペリジニル、モ
ルホリニル、4−メチルモルホリニル又はチオモルホリ
ニル基を示し、Dは、単結合又はC1 −C4 アルキレン
基を示す。)を有する基である化合物、(15)R2
が、式 −D−R7 (式中、R7 は、2−ピロリジニ
ル、1−メチル−2−ピロリジニル、4−ヒドロキシー
1−メチル−2−ピロリジニル、2−ピペリジニル、1
−メチル−2−ピペリジニル、2−モルホリニル、4−
メチル−2−モルホリニル又は2−チオモルホリニル基
を示し、Dは、単結合又はC1−C4 アルキレン基を示
す。)を有する基である化合物、(16)Dが、単結
合、エチレン基又はトリメチレン基である化合物をあげ
ることができる。また、(1)−(7)及び(8)−
(16)からなる群から選択されたものを任意に組合せ
たものも好適である。一般式(I)における好適な化合
物として、次の表1に示す化合物を具体的に例示するこ
とができる。
【0033】
【化5】
【0034】
【表1】 ─────────────────────────────────── 例示化合物 R12 番号(No.) ─────────────────────────────────── 1 (CH2)3Me CH2CH2NMe2 2 (CH2)3Me CH2CH2NEt2 3 (CH2)3Me CH2CH2CH2NMe2 4 (CH2)3Me CH2CH(OH)CH2NMe2 5 (CH2)3Me CH2CH(OH)CH2(1-Pip) 6 (CH2)3Me CH2CH2(2-Pyr) 7 (CH2)3Me CH2CH2(1-Me-2-Pyr) 8 (CH2)3Me CH2CH2(2-Pip) 9 (CH2)3Me CH2CH2(1-Me-2-Pip) 10 (CH2)3Me CH2(3-Pip) 11 (CH2)3Me CH2(1-Me-3-Pip) 12 (CH2)3Me CH2(1-Et-3-Pip) 13 (CH2)3Me CH2(2-Mor) 14 (CH2)3Me CH2(4-Me-2-Mor) 15 (CH2)3Me 4-Pip 16 (CH2)3Me 1-Me-4-Pip 17 CH2CH(Me)2 CH2CH2NMe2 18 CH2CH(Me)2 CH2CH2CH2NMe2 19 CH2CH(Me)2 CH2CH2CH2NEt2 20 CH2CH(Me)2 CH2CH2CH2NPr2 21 CH2CH(Me)2 CH2CH(OH)CH2NMe2 22 CH2CH(Me)2 CH2CH(OH)CH2(4-OH-1-Pip) 23 CH2CH(Me)2 CH2CH(OH)CH2(4-Me-1-Pir) 24 CH2CH(Me)2 CH2CH2(2-Pyr) 25 CH2CH(Me)2 CH2CH2(1-Me-2-Pyr) 26 CH2CH(Me)2 CH2CH2(1-Et-2-Pyr) 27 CH2CH(Me)2 CH2CH2(1-Me-2-Pip) 28 CH2CH(Me)2 CH2CH2(1-Et-2-Pip) 29 CH2CH(Me)2 CH2(3-Pip) 30 CH2CH(Me)2 CH2(1-Me-3-Pip) 31 CH2CH(Me)2 CH2CH2(1-Me-4-OH-2-Pyr) 32 CH2CH(Me)2 CH2(2-Mor) 33 CH2CH(Me)2 CH2(4-Me-2-Mor) 34 CH2CH(Me)2 CH2(1-Me-4-Pip) 35 CH2CH(Me)2 CH2(1-Et-4-Pip) 36 CH(Me)Et CH2CH2NMe2 37 CH(Me)Et CH2CH2N(Me)Et 38 CH(Me)Et CH2CH2CH2NMe2 39 CH(Me)Et CH2CH(OH)CH2NMe2 40 CH(Me)Et CH2CH(OH)CH2N(CH2CH2OH)2 41 CH(Me)Et CH2CH(OH)CH2(4-Ph-1-Pir) 42 CH(Me)Et CH2CH(OH)CH2(1-Pir) 43 CH(Me)Et CH2CH2(2-Pyr) 44 CH(Me)Et CH2CH2(1-Me-2-Pyr) 45 CH(Me)Et CH2CH2(2-Pip) 46 CH(Me)Et CH2CH2(1-Me-2-Pip) 47 CH(Me)Et CH2(3-Pip) 48 CH(Me)Et CH2(1-Me-3-Pip) 49 CH(Me)Et CH2(1-Et-3-Pip) 50 CH(Me)Et 4-Pip 51 CH(Me)Et 1-Pr-4-Pip 52 CH(Me)Et CH2(2-Mor) 53 CH(Me)Et CH2(4-Me-2-Mor) 54 (CH2)4Me CH2CH2NMe2 55 (CH2)4Me CH2CH2NPr2 56 (CH2)4Me CH2CH2CH2NMe2 57 (CH2)4Me CH2CH2CH2N(Me)Et 58 (CH2)4Me CH2CH(OH)CH2NMe2 59 (CH2)4Me CH2CH(OH)CH2NEt2 60 (CH2)4Me CH2CH(OH)CH2(1-Pyr) 61 (CH2)4Me CH2CH(OH)CH2(4-Mor) 62 (CH2)4Me CH2CH2(2-Pyr) 63 (CH2)4Me CH2CH2(1-Me-2-Pyr) 64 (CH2)4Me CH2CH2(2-Pip) 65 (CH2)4Me CH2CH2(1-Me-2-Pip) 66 (CH2)4Me CH2(3-Pip) 67 (CH2)4Me (1-Me-3-Pip) 68 (CH2)4Me 4-Pip 69 (CH2)4Me CH2CH2(1-Me-4-Pip) 70 (CH2)4Me 1-Me-4-Pip 71 (CH2)4Me CH2(2-Mor) 72 (CH2)4Me CH2(4-Me-2-Mor) 73 (CH2)2CHMe2 CH2CH2NMe2 74 (CH2)2CHMe2 CH2CH2CH2NMe2 75 (CH2)2CHMe2 CH2CH(OH)CH2NMe2 76 (CH2)2CHMe2 CH2CH(OH)CH2(1-Pyr) 77 (CH2)2CHMe2 CH2CH(OH)CH2(1-Pip) 78 (CH2)2CHMe2 CH2CH(OH)CH2(4-OH-1-Pip) 79 (CH2)2CHMe2 CH2CH(OH)CH2(4-Et-1-Pir) 80 (CH2)2CHMe2 CH2CH(OH)CH2(4-CH2CH2OH-1-Pir) 81 (CH2)2CHMe2 CH2CH2CH2N(Me)CH2CH2OH 82 (CH2)2CHMe2 CH2CH2(2-Pyr) 83 (CH2)2CHMe2 CH2CH2(1-Me-2-Pyr) 84 (CH2)2CHMe2 CH2CH2(2-Pip) 85 (CH2)2CHMe2 CH2CH2CH2(1-Me-2-Pyr) 86 (CH2)2CHMe2 CH2CH2(1-Me-2-Pip) 87 (CH2)2CHMe2 CH2(3-Pip) 88 (CH2)2CHMe2 CH2(1-Me-3-Pip) 89 (CH2)2CHMe2 1-Me-4-Pip 90 (CH2)2CHMe2 CH2(2-Mor) 91 (CH2)2CHMe2 CH2(4-Me-2-Mor) 92 (CH2)5Me CH2CH2NMe2 93 (CH2)5Me CH2CH2CH2NMe2 94 (CH2)5Me CH2CH(OH)CH2NMe2 95 (CH2)5Me CH2CH(OH)CH2(1-Pip) 96 (CH2)5Me CH2CH2(1-Me-2-Pyr) 97 (CH2)5Me CH2CH2(1-Me-4-OH-2-Pyr) 98 (CH2)5Me CH2CH2(1-Me-2-Pip) 99 (CH2)5Me CH2CH2CH2(1-Me-2-Pip) 100 (CH2)5Me CH2(1-Me-3-Pip) 101 (CH2)5Me CH2(1-Me-4-Pip) 102 (CH2)5Me 1-Me-4-Pip 103 (CH2)5Me CH2(4-Me-2-Mor) 104 (CH2)3CH(Me)2 CH2CH2NMe2 105 (CH2)3CH(Me)2 CH2CH2CH2NMe2 106 (CH2)3CH(Me)2 CH2CH(OH)CH2NMe2 107 (CH2)3CH(Me)2 CH2CH(OH)CH2(1-Pip) 108 (CH2)3CH(Me)2 CH2CH2(1-Me-2-Pyr) 109 (CH2)3CH(Me)2 CH2CH2(1-Me-2-Pip) 110 (CH2)3CH(Me)2 CH2(1-Me-3-Pip) 111 (CH2)3CH(Me)2 1-Me-4-Pip 112 (CH2)3CH(Me)2 CH2(4-Me-2-Mor) 113 (CH2)3CH(Me)2 CH2CH2(1-Me-4-OH-2-Pyr) 114 (CH2)2CH(Me)Et CH2CH2NMe2 115 (CH2)2CH(Me)Et CH2CH2CH2NMe2 116 (CH2)2CH(Me)Et CH2CH(OH)CH2NMe2 117 (CH2)2CH(Me)Et CH2CH2(1-Me-2-Pyr) 118 (CH2)2CH(Me)Et CH2CH2(1-Me-2-Pip) 119 (CH2)2CH(Me)Et CH2(1-Me-3-Pip) 120 (CH2)2CH(Me)Et 1-Me-4-Pip 121 (CH2)2CH(Me)Et CH2(4-Me-2-Mor) 122 (CH2)6Me CH2CH2NMe2 123 (CH2)6Me CH2CH2CH2NMe2 124 (CH2)6Me CH2CH(OH)CH2NMe2 125 (CH2)6Me CH2CH2(1-Me-2-Pyr) 126 (CH2)6Me CH2CH2(1-Me-2-Pip) 127 (CH2)6Me CH2(1-Me-3-Pip) 128 (CH2)6Me 1-Me-4-Pip 129 (CH2)6Me CH2(4-Me-2-Mor) 130 (CH2)4CHMe2 CH2CH2NMe2 131 (CH2)4CHMe2 CH2CH2CH2NMe2 132 (CH2)4CHMe2 CH2CH(OH)CH2NMe2 133 (CH2)4CHMe2 CH2CH2(1-Me-2-Pyr) 134 (CH2)4CHMe2 CH2CH2(1-Me-2-Pip) 135 (CH2)4CHMe2 CH2(1-Me-3-Pip) 136 (CH2)4CHMe2 1-Me-4-Pip 137 (CH2)4CHMe2 CH2(4-Me-2-Mor) 138 (CH2)3CH(Me)Et CH2CH2NMe2 139 (CH2)3CH(Me)Et CH2CH2CH2NMe2 140 (CH2)3CH(Me)Et CH2CH(OH)CH2NMe2 141 (CH2)3CH(Me)Et CH2CH2(1-Me-2-Pyr) 142 (CH2)3CH(Me)Et CH2CH2(1-Me-2-Pip) 143 (CH2)3CH(Me)Et CH2(1-Me-3-Pip) 144 (CH2)3CH(Me)Et 1-Me-4-Pip 145 (CH2)3CH(Me)Et CH2(4-Me-2-Mor) 146 (CH2)2CHEt2 CH2CH2NMe2 147 (CH2)2CHEt2 CH2CH2CH2NMe2 148 (CH2)2CHEt2 CH2CH(OH)CH2NMe2 149 (CH2)2CHEt2 CH2CH2(1-Me-2-Pyr) 150 (CH2)2CHEt2 CH2CH2(1-Me-2-Pip) 151 (CH2)2CHEt2 1-Me-4-Pip 152 (CH2)2CHEt2 CH2(4-Me-2-Mor) 153 (CH2)2CH(Me)Pr CH2CH2NMe2 154 (CH2)2CH(Me)Pr CH2CH2CH2NMe2 155 (CH2)2CH(Me)Pr CH2CH2(1-Me-2-Pyr) 156 (CH2)2CH(Me)Pr CH2CH2(1-Me-2-Pip) 157 (CH2)2CH(Me)Pr CH2(4-Me-2-Mor) 158 (CH2)7Me CH2CH2NMe 159 (CH2)7Me CH2CH2CH2NMe2 160 (CH2)7Me CH2CH2(1-Me-2-Pyr) 161 (CH2)7Me CH2CH2(1-Me-2-Pip) 162 (CH2)7Me CH2(4-Me-2-Mor) 163 (CH2)5CHMe2 CH2CH2NMe2 164 (CH2)5CHMe2 CH2CH2CH2NMe2 165 (CH2)5CHMe2 CH2CH2(1-Me-2-Pyr) 166 (CH2)5CHMe2 CH2CH2(1-Me-2-Pip) 167 (CH2)5CHMe2 CH2(4-Me-2-Mor) 168 (CH2)4CH(Me)Et CH2CH2CH2NMe2 169 (CH2)4CH(Me)Et CH2CH(OH)CH2NMe2 170 (CH2)4CH(Me)Et CH2CH2(1-Me-2-Pyr) 171 (CH2)4CH(Me)Et CH2CH2(1-Me-2-Pip) 172 (CH2)4CH(Me)Et CH2(4-Me-2-Mor) 173 (CH2)3CHEt2 CH2CH2CH2NMe2 174 (CH2)3CHEt2 CH2CH(OH)CH2NEt2 175 (CH2)3CHEt2 CH2CH2(1-Me-2-Pyr) 176 (CH2)3CHEt2 CH2CH2(1-Me-2-Pip) 177 (CH2)3CHEt2 CH2(4-Me-2-Mor) 178 (CH2)3CH(Me)Pr CH2CH2CH2NMe2 179 (CH2)3CH(Me)Pr CH2CH2(1-Me-2-Pyr) 180 (CH2)3CH(Me)Pr CH2CH2(1-Me-2-Pip) 181 (CH2)3CH(Me)Pr CH2(1-Me-3-Pip) 182 (CH2)2CH(Et)Pr CH2CH2CH2NMe2 183 (CH2)2CH(Et)Pr CH2CH2(1-Me-2-Pyr) 184 (CH2)2CH(Et)Pr CH2CH2(1-Me-2-Pip) 185 (CH2)2CH(Et)Pr CH2(4-Me-2-Mor) 186 (CH2)2-c-Pn CH2CH2NMe2 187 (CH2)2-c-Pn CH2CH2NEt2 188 (CH2)2-c-Pn CH2CH2CH2NMe2 189 (CH2)2-c-Pn CH2CH(OH)CH2NMe2 190 (CH2)2-c-Pn CH2CH(OH)CH2NEt2 191 (CH2)2-c-Pn CH2CH(OH)CH2(1-Pyr) 192 (CH2)2-c-Pn CH2CH(OH)CH2(1-Pip) 193 (CH2)2-c-Pn CH2CH2(2-Pyr) 194 (CH2)2-c-Pn CH2CH2(1-Me-2-Pyr) 195 (CH2)2-c-Pn CH2CH2(2-Pip) 196 (CH2)2-c-Pn CH2CH2(1-Me-2-Pip) 197 (CH2)2-c-Pn CH2(3-Pip) 198 (CH2)2-c-Pn CH2(1-Me-3-Pip) 199 (CH2)2-c-Pn CH2CH2CH2(1-Me-2-Pyr) 200 (CH2)2-c-Pn CH2(2-Mor) 201 (CH2)2-c-Pn CH2(4-Me-2-Mor) 202 (CH2)2-c-Pn 1-Me-4-Pip 203 (CH2)2-c-Hx CH2CH2NMe2 204 (CH2)2-c-Hx CH2CH2NEt2 205 (CH2)2-c-Hx CH2CH2CH2NMe2 206 (CH2)2-c-Hx CH2CH2CH2NEt2 207 (CH2)2-c-Hx CH2CH(OH)CH2NMe2 208 (CH2)2-c-Hx CH2CH(OH)CH2NEt2 209 (CH2)2-c-Hx CH2CH(OH)CH2(1-Pyr) 210 (CH2)2-c-Hx CH2CH(OH)CH2(1-Pip) 211 (CH2)2-c-Hx CH2CH(OH)CH2(4-OH-1-Pip) 212 (CH2)2-c-Hx CH2CH(OH)CH2(4-Ph-1-Pir) 213 (CH2)2-c-Hx CH2CH(OH)CH2(4-Et-1-Pir) 214 (CH2)2-c-Hx CH2CH2(2-Pyr) 215 (CH2)2-c-Hx CH2CH2(1-Me-2-Pyr) 216 (CH2)2-c-Hx CH2CH2(1-Me-4-OH-2-Pyr) 217 (CH2)2-c-Hx CH2CH2CH2(1-Me-2-Pyr) 218 (CH2)2-c-Hx CH2CH2(2-Pip) 219 (CH2)2-c-Hx CH2CH2(1-Me-2-Pip) 220 (CH2)2-c-Hx CH2CH2(1-Et-2-Pip) 221 (CH2)2-c-Hx CH2(3-Pip) 222 (CH2)2-c-Hx CH2(1-Me-3-Pip) 223 (CH2)2-c-Hx 4-Pip 224 (CH2)2-c-Hx 1-Me-4-Pip 225 (CH2)2-c-Hx CH2(2-Mor) 226 (CH2)2-c-Hx CH2(4-Me-2-Mor) 227 (CH2)2-c-Hx CH2(4-Et-2-Mor) 228 (CH2)8Me CH2CH2CH2NMe2 229 (CH2)8Me CH2CH2(1-Me-2-Pyr) 230 (CH2)8Me CH2CH2(1-Me-2-Pip) 231 (CH2)8Me CH2(4-Me-2-Mor) 232 (CH2)9Me CH2CH2CH2NMe2 233 (CH2)9Me CH2CH(OH)CH2NMe2 234 (CH2)9Me CH2CH2(1-Me-2-Pyr) 235 (CH2)9Me CH2(4-Me-2-Mor) 236 (CH2)10Me CH2CH2CH2NMe2 237 (CH2)10Me CH2CH2(1-Me-2-Pyr) 238 (CH2)10Me CH2CH2(1-Me-2-Pip) 239 (CH2)10Me CH2(4-Me-2-Mor) 240 (CH2)11Me CH2CH2CH2NMe2 241 (CH2)11Me CH2CH2(1-Me-2-Pyr) 242 (CH2)11Me CH2CH2(1-Me-2-Pip) 243 (CH2)11Me CH2(1-Me-3-Pip) 244 (CH2)11Me CH2(4-Me-2-Mor) 245 (CH2)2-(3-OMe-c-Hx) CH2CH2CH2NMe2 246 (CH2)2-(3-OMe-c-Hx) CH2CH(OH)CH2NMe2 247 (CH2)2-(3-OMe-c-Hx) CH2CH2(1-Me-2-Pyr) 248 (CH2)2-(3-OMe-c-Hx) CH2CH2(1-Me-4-OH-2-Pyr) 249 (CH2)2-(3-OMe-c-Hx) CH2CH2CH2(1-Me-2-Pyr) 250 (CH2)2-(3-OMe-c-Hx) CH2CH2(1-Me-2-Pip) 251 (CH2)2-(3-OMe-c-Hx) CH2(1-Me-3-Pip) 252 (CH2)2-(3-OMe-c-Hx) 1-Me-4-Pip 253 (CH2)2-(3-OMe-c-Hx) CH2(2-Mor) 254 (CH2)2-(3-OMe-c-Hx) CH2(4-Me-2-Mor) 255 CH2CH(Cl)-c-Hx CH2CH2NEt2 256 CH2CH(Cl)-c-Hx CH2CH2CH2NMe2 257 CH2CH(Cl)-c-Hx CH2CH(OH)CH2NMe2 258 CH2CH(Cl)-c-Hx CH2CH2(1-Me-2-Pyr) 259 CH2CH(Cl)-c-Hx CH2CH2(1-Me-2-Pip) 260 CH2CH(Cl)-c-Hx CH2(1-Me-3-Pip) 261 CH2CH(Cl)-c-Hx 1-Me-4-Pip 262 CH2CH(Cl)-c-Hx CH2(4-Me-2-Mor) ─────────────────────────────────── 上記表1において、略号は以下の基を示す。
【0035】Et :エチル基 c-Hx:シクロヘキシル基 Me:メチル基 Mor :モルホリニル基 Ph :フェニル基 c-Pn:シクロペンチル基 Pip :ピペリジニル基 Pir :ピペラジニル基 Pr :プロピル基 Pyr :ピロリジニル基。
【0036】又、上記表1において、好適には、化合物
番号No. 7、11、63、67、74、75、76、8
3、86、88、89、91、96、97、100、1
02、105、106、108、110、111、11
7、119、120、123、125、127、12
8、147、148、149、150、151、15
2、186、187、188、189、194、19
6、198、201、202、203、204、20
5、206、207、209、215、216、21
9、222、224、225、226、245、24
6、247、248、250、251、252、25
4、256、257、258、259、260、261
又は262の化合物をあげることができ、更に好適に
は、化合物番号No. 74、75、83、88、89、9
1、96、97、100、102、105、108、1
10、111、119、120、123、149、15
1、152、186、188、189、194、19
6、198、201、202、203、205、20
7、209、215、216、222、224、22
5、226、245、246、247、248、25
1、252、254、256、257、258、26
0、261又は262の化合物をあげることができ、更
により好適には、化合物番号No. 83、88、96、9
7、100、105、108、110、123、14
9、151、194、198、201、202、20
7、209、215、216、222、224、22
5、226、247、248、251、252、25
4、257、258、260、261又は262の化合
物をあげることができ、特に好適には、化合物番号No.
105:N,N−ジメチル−3−[2−(4−メチルペ
ンチル)フェノキシ]プロピルアミン、化合物番号No.
194:2−[2−[2−(2−シクロペンチルエチ
ル)フェノキシ]エチル]−1−メチルピロリジン、化
合物番号No. 198:3−[2−(2−シクロペンチル
エチル)フェノキシメチル]−1−メチルピペリジン、
化合物番号No. 207:3−[2−(2−シクロヘキシ
ルエチル)フェノキシ]−1−(N,N−ジメチルアミ
ノ)−2−プロパノール、化合物番号No. 215:2−
[2−[2−(2−シクロヘキシルエチル)フェノキ
シ]エチル]−1−メチルピロリジン、化合物番号No.
222:3−[2−(2−シクロヘキシルエチル)フェ
ノキシメチル]−1−メチルピペリジン、化合物番号N
o. 226:2−[2−(2−シクロヘキシルエチル)
フェノキシメチル]−4−メチルモルホリン、化合物番
号No. 247:2−[2−[2−[2−(3−メトキシ
シクロヘキシル)エチル]フェノキシ]エチル]−1−
メチルピロリジン、化合物番号No. 257:3−[2−
(2−クロロ−2−シクロヘキシルエチル)フェノキ
シ]−1−(N,N−ジメチルアミノ)−2−プロパノ
ール、化合物番号No. 258:2−[2−[2−(2−
クロロ−2−シクロヘキシルエチル)フェノキシ]エチ
ル]−1−メチルピロリジン又は 化合物番号No. 260:3−[2−(2−クロロ−2−
シクロヘキシルエチル)フェノキシメチル]−1−メチ
ルピペリジンの化合物をあげることができる。
【0037】更に又、精神病の治療剤として、特に好適
には、化合物番号No. 105:N,N−ジメチル−3−
[2−(4−メチルペンチル)フェノキシ]プロピルア
ミン、化合物番号No. 123:N,N−ジメチル−3−
(2−ヘプチルフェノキシ)プロピルアミン、化合物番
号No. 215:2−[2−[2−(2−シクロヘキシル
エチル)フェノキシ]エチル]−1−メチルピロリジン
又は 化合物番号No. 225:2−[2−(2−シクロヘキシ
ルエチル)フェノキシメチル]モルホリンの化合物をあ
げることができる。
【0038】本発明の有効成分である一般式(I)を有
する化合物は、以下の方法に従って容易に製造される。
【0039】
【化6】
【0040】
【化7】
【0041】
【化8】
【0042】上記式中、R1 、R4 、R5 、R6 、R7
及びDは、前述したものと同意義を示し、R1aは、ヒド
ロキシが保護されいてもよいヒドロキシである他、R1
と同意義を示し、R4a及びR5aは、それぞれ、ヒドロキ
シが保護されていてもよいヒドロキシである他、R4
びR5 と同意義を示し、R7aは、ヘテロシクリル環の炭
素原子上の置換基がC1 −C4 アルキル基、C1 −C4
アルコキシ基又は保護されたヒドロキシ基であり、ヘテ
ロシクリル環の窒素原子が保護されている他、R7 と同
意義を示し、B’は、C2 −C5 アルキレン基を示し、
Zは、ヒドロキシ基、ハロゲン原子(好適には、塩素、
臭素又は沃素原子)、C1 −C4 アルカンスルホニルオ
キシ基又はC6 −C10アリールスルホニルオキシ基を示
す。
【0043】R4a、R5a及びR7aのヒドロキシ基の保護
基は、例えば、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロピ
ラニル基のような環状エーテル基、メトキシメチル基、
メトキシメトキシメチル基、C6 - C10アリール−メチ
ル基、C6 - C10アリール−メチルオキシカルボニル基
であり得、好適には、テトラヒドロピラニル、メトキシ
メチル、ベンジル、p−メトキシベンジル、p−ブロム
ベンジル、p−ニトロベンジル、ベンジルオキシカルボ
ニル、p−メトキシベンジルオキシカルボニル、p−ブ
ロムベンジルオキシカルボニル又はp−ニトロベンジル
オキシカルボニル基である。
【0044】R7aのヘテロシクリル環の窒素原子の保護
基は、例えば、C1 −C4 アルコキシカルボニル基、C
6 - C10アリール−メチル基、C6 - C10アリール−メ
トキシカルボニル基であり得、好適には、t−ブトキシ
カルボニル、ベンジル、p−メトキシベンジル、p−ブ
ロムベンジル、p−ニトロベンジル、ベンジルオキシカ
ルボニル、p−メトキシベンジルオキシカルボニル、p
−ブロムベンジルオキシカルボニル又はp−ニトロベン
ジルオキシカルボニル基である。
【0045】A法は、化合物(I) において、R2 が式
−B’−NR45 (式中、B’、R4 及びR5 は、前
述したものと同意義を示す。)を有する化合物(Ia)製造
する方法である。第A1工程は、一般式(Ia') を有する
化合物を製造する工程で、一般式(II)を有する化合物と
一般式(III) を有する化合物を反応させることにより達
成される。
【0046】Zがハロゲン原子、C1 −C4 アルカンス
ルホニルオキシ基又はC6 −C10アリールスルホニルオ
キシ基を示す場合、本反応は、不活性溶剤中、塩基の存
在下に行われる。
【0047】使用される塩基は、好適には、炭酸ナトリ
ウム,炭酸カリウムのようなアルカリ金属炭酸塩、重炭
酸ナトリウム、重炭酸カリウムのようなアルカリ金属重
炭酸塩、弗化ナトリウム、弗化カリウムのようなアルカ
リ金属弗化塩、水素化ナトリウム、水素化カリウム、水
素化リチウムのようなアルカリ金属水素化物、ナトリウ
ムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウムt−ブ
トキシド、リチウムメトキシドのようなアルカリ金属ア
ルコキシド又はピリジン、ピコリン、トリエチルアミ
ン、N−メチルモルホリン、4−ジメチルアミノピリジ
ンのような有機アミンであり得、さらに好適には、アル
カリ金属炭酸塩、アルカリ金属弗化塩、アルカリ金属水
素化物又はアルカリ金属アルコキシドである。
【0048】使用される不活性溶剤は、反応に関与しな
ければ、特に制限されず、例えば、ヘキサン、ベンゼ
ン,トルエンのような炭化水素類、ジクロルメタン、ク
ロロホルム、1,2−ジクロルエタンのようなハロゲン
化炭化水素類、エーテル、テトラヒドロフラン,ジオキ
サンのようなエーテル類、アセトン、メチルエチルケト
ンのようなケトン類、アセトニトリルのようなニトリル
類、N,N−ジメチルアセトアミド,N,N−ジメチル
ホルムアミド,N−メチル−2−ピロリジノン、ヘキサ
メチルホスホルアミドのようなアミド類又はジメチルス
ルホキシドのようなスルホキシド類又はこれらの混合溶
剤であり得、好適には、エーテル類、ケトン類、アミド
類又はスルホキシド類である。反応温度は、原料化合物
(II)および(III) 、溶剤並びに塩基の種類により異なる
が、通常0℃乃至100℃(好適には、10℃乃至80
℃)であり、反応時間は、反応温度等により異なるが、
30分間乃至48時間(好適には1乃至24時間)であ
る。
【0049】Zがヒドロキシ基を示す場合、本反応は、
不活性溶剤中、トリフェニルホスフィン及びアゾジカル
ボン酸メチル、アゾジカルボン酸エチルのようなアゾジ
カルボン酸エステルの存在下に行われる。この場合、R
1a、R4a及びR5aに含まれるヒドロキシは、保護されて
いることが好ましい。
【0050】使用される不活性溶剤は、上記と同様なも
のをあげることができるが、好適には、芳香族炭化水素
類、ハロゲン化炭化水素類又はエーテル類である。反応
温度は、原料化合物(II)および(III) 、溶剤並びに塩基
の種類により異なるが、通常−20℃乃至100℃(好
適には、10℃乃至80℃)であり、反応時間は、反応
温度等により異なるが、30分間乃至48時間(好適に
は1乃至24時間)である。
【0051】反応終了後、本反応の目的化合物(Ia')
は、常法に従って、反応混合物から採取される。例え
ば、不溶物が存在する場合は、適宜濾去して、溶剤を減
圧留去することによって又は溶剤を減圧留去した後、残
留物に水を加え、酢酸エチルのような水不混和性有機溶
媒で抽出し、無水硫酸マグネシウム等で乾燥後、溶媒を
留去することにより得ることができ、必要ならば、常
法、例えば、再結晶、カラムクロマトグラフィー等でさ
らに精製することができる。
【0052】第A2工程は、所望により行う工程であ
り、反応(a):R1a、R4a及び/又はR5aに含まれる
ヒドロキシの保護基を除去する反応を含む。
【0053】反応(a):反応(a)におけるR1a、R
4a及び/又はR5aに含まれるヒドロキシの保護基を除去
する反応は、保護基の種類により異なり、有機合成化学
でよく知られている方法で行われる。また、保護基の種
類と除去の条件を選択することにより、R1a、R4a及び
/又はR5aに含まれる保護基を選択的に除去することが
できる。ヒドロキシ基の保護基がアリールーメチル基ま
たはアリールーメトキシカルボニル基である場合には、
不活性溶剤(好適には、メタノ−ル、エタノ−ル、イソ
プロパノ−ルのようなアルコ−ル類、ジエチルエ−テ
ル、テトラヒドロフラン、ジオキサンのようなエ−テル
類、トルエン、ベンゼン、キシレンのような芳香族炭化
水素類、ヘキサン、シクロヘキサンのような脂肪族炭化
水素類、酢酸エチル、酢酸ブチルのようなエステル類、
酢酸のような脂肪酸類又はこれらの有機溶剤と水との混
合溶剤)中、接触還元触媒(好適には、パラジウムー炭
素、ラネ−ニッケル、酸化白金、白金黒、ロジウム−酸
化アルミニウム、トリフェニルホスフィン−塩化ロジウ
ム、パラジウム−硫酸バリウム等)の存在下、相当する
化合物を水素(通常1 乃至10気圧、好適には、1 乃至3
気圧)と反応することにより行われる。反応温度および
反応時間は、通常0℃乃至100℃(好適には、20℃
乃至80℃)および30分間乃至48時間(好適には1
乃至24時間)である。
【0054】ヒドロキシ基の保護基がメトキシメチル
基、メトキシメトキシメチル基又は環状エーテル基であ
る場合には、例えば、不活性溶剤(ヘキサン、ベンゼン
のような炭化水素類、塩化メチレン、クロロホルムのよ
うなハロゲン化炭化水素類、酢酸エチルのようなエステ
ル類、アセトン、メチルエチルケトンのようなケトン
類、メタノ−ル、エタノ−ルのようなアルコ−ル類、エ
ーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサンのようなエ−
テル類又はこれらの有機溶剤と水との混合溶剤であり、
好適には、エステル類、エーテル類、ハロゲン化炭化水
素類である。)中、相当する化合物を酸(例えば、塩化
水素、硝酸、塩酸、硫酸のような無機酸、酢酸、トリフ
ルオロ酢酸、メタンスルホン酸、p-トルエンスルホン酸
のような有機酸、三弗化ホウ素のようなルイス酸、ダウ
エックス50W のような強酸性の陽イオン交換樹脂等であ
り、好適には、無機酸及び有機酸であり、更に好適に
は、塩酸、硫酸、トリフルオロ酢酸である。)と反応す
ることにより行われる。反応温度および反応時間は、通
常−10℃乃至100℃(好適には、−5℃乃至50
℃)および5分間乃至48時間(好適には30分間乃至
10時間)である。
【0055】反応終了後、本反応の目的化合物は、常法
に従って反応混合物から採取される。例えば、反応混合
物を適宜中和し、又、不溶物が存在する場合には濾過に
より除去した後、酢酸エチルのような水と混和しない有
機溶媒を加え、水洗後、溶剤を留去することによって得
られる。得られた目的化合物は必要ならば、常法、例え
ば再結晶、再沈殿又はクロマトグラフィ−等によって更
に精製できる。
【0056】B法は、化合物(I) において、R2 が式
−CH2CH(OR6)CH2 −NR45 (式中、R4 、R5 及び
6 は、前述したものと同意義を示す。)を有する化合
物(Ib)製造する方法である。第B1工程は、一般式(V)
を有する化合物を製造する工程で、一般式(II)を有する
化合物と一般式(IV)を有する化合物を反応させることに
より達成され、本反応は、前記A法第A1工程と同様に
行われる。
【0057】第B2工程は、一般式(Ib') を有する化合
物を製造する工程で、不活性溶剤中、一般式(V) を有す
る化合物と一般式(VI)を有する化合物を反応させること
により達成される。
【0058】使用される不活性溶剤は、反応に関与しな
ければ、特に制限されず、例えば、ヘキサン、ベンゼ
ン,トルエンのような炭化水素類、ジクロルメタン、ク
ロロホルム、1,2−ジクロルエタンのようなハロゲン
化炭化水素類、エーテル、テトラヒドロフラン,ジオキ
サンのようなエーテル類、酢酸エチルのようなエステル
類、アセトン、メチルエチルケトンのようなケトン類、
アセトニトリルのようなニトリル類、N,N−ジメチル
アセトアミド,N,N−ジメチルホルムアミド,N−メ
チル−2−ピロリジノン、ヘキサメチルホスホルアミド
のようなアミド類、ジメチルスルホキシドのようなスル
ホキシド類、水又はこれらの混合溶剤であり得、好適に
は、エーテル類、エステル類、ケトン類、アミド類、ス
ルホキシド類、水又はこれらの混合溶剤である。反応温
度は、原料化合物(V) および(VI)、溶剤並びに塩基の種
類により異なるが、通常0℃乃至100℃(好適には、
20℃乃至80℃)であり、反応時間は、反応温度等に
より異なるが、30分間乃至48時間(好適には1乃至
24時間)である。
【0059】反応終了後、本反応の目的化合物(Ib')
は、常法に従って、反応混合物から採取される。例え
ば、溶剤を減圧留去することによって又は溶剤を減圧留
去した後、残留物に水を加え、酢酸エチルのような水不
混和性有機溶媒で抽出し、無水硫酸マグネシウム等で乾
燥後、溶媒を留去することにより得ることができ、必要
ならば、常法、例えば、再結晶、カラムクロマトグラフ
ィー等でさらに精製することができる。
【0060】第B3工程は、所望により行う工程であ
り、 反応(a):第B2工程により生成したヒドロキシ基を
アシル化する反応及び 反応(b):R1a、R4a及び/又はR5aに含まれるヒド
ロキシの保護基を除去する反応を含み、適宜順序変えて
行われる。
【0061】反応(a):反応(a)におけるヒドロキ
シの基アシル化反応は、有機合成化学で周知の方法によ
り行われる。この場合、R1a、R4a及びR5aに含まれる
ヒドロキシは、保護されていることが好ましい。例え
ば、不活性溶剤(好適には、ベンゼン、トルエンのよう
な芳香族炭化水素類、ジクロルメタン、クロロホルムの
ようなハロゲン化炭化水素,酢酸エチルのようなエステ
ル類、テトラヒドロフラン,ジオキサンのようなエーテ
ル類、アセトン、メチルエチルケトンのようなケトン類
又はN,N−ジメチルアセトアミドのようなアミド類)
中、塩基存在又は不存在下(塩基は、好適には、トリエ
チルアミン、ピリジン、ジエチルイソプロピルアミン、
4−ジメチルアミノピリジンのような有機三級アミン
類)存在下、アセチルクロライド、プロピオニルクロラ
イド、ブチリルブロマイド、バレリルクロライド、ピバ
ロイルクロライドのようなC2 −C5 アルカノイルハラ
イド、ギ酸と酢酸の混合酸無水物、無水酢酸、無水プロ
ピオン酸、無水バレリル酸、無水ピバリン酸のようなC
2 −C6 カルボン酸無水物、無水コハク酸、無水グルタ
ル酸、無水アジピン酸のような環状酸無水物を反応させ
ることにより行われる。反応温度は、0℃乃至120℃
(好適には、0℃乃至80℃)であり、反応時間は、1
乃至24時間(好適には、1乃至16時間)である。
【0062】反応終了後、反応生成物は、常法により反
応混合物から採取することができ、例えば、前述したA
法の第A1工程の化合物を採取する方法と同様の操作に
より行われる。
【0063】反応(b) 反応(b)におけるR1a、R4a及び/又はR5aに含まれ
るヒドロキシの保護基を除去する反応は、前述したA法
の第A2工程の反応(a)と同様に行われる。C法は、
化合物(I) において、R2 が式 −D−R7 (式中、R
7 及びDは、前述したものと同意義を示す。)を有する
化合物(Ic)製造する方法である。
【0064】第C1工程は、一般式(Ic') を有する化合
物を製造する工程で、一般式(II)を有する化合物と一般
式(VII) を有する化合物を反応させることにより達成さ
れ、本反応は、前記A法第A1工程と同様に行われる。
【0065】第C2工程は、所望により行う工程であ
り、 反応(a):R1a又は/及びR7aに含まれるヒドロキシ
の保護基を除去する反応 反応(b):反応(a)により生成したR7 に含まれる
ヒドロキシ基をアルキル化、アシル化又はカルバモイル
化する反応 反応(c):R7aに含まれる窒素原子の保護基を除去す
る反応 反応(d):R7aに含まれるアルコキシカルボニル基を
メチル基に又はアルカノイル基をアルキル基に変換する
反応及び 反応(e):R7aに含まれる=NH基をアルキルする反
応を含み、適宜順序変えて行われる。
【0066】反応(a):反応(a)におけるR1a又は
/及びR7aに含まれるヒドロキシの保護基を除去する反
応は、前記第A2工程の反応(a)と同様に行なわれ
る。
【0067】反応(b):反応(b)におけるヒドロキ
シ基をアルキル化、アシル化又はカルバモイル化する反
応は、塩基の存在下に、アルキル化、アシル化又はカル
バモイル化剤を作用させて、前記第B3工程の反応
(a)と同様に行なわれる。
【0068】使用されるアルキル化、アシル化又はカル
バモイル化剤としては、ヨウ化メチル、ヨウ化エチル、
ヨウ化プロピル、ヨウ化ブチルのようなC1 −C4 アル
キルハライド、アセチルクロライド、プロピオニルクロ
ライド、ブチリルブロマイド、バレリルクロライド、ピ
バロイルクロライドのようなC2 −C5 アルカノイルハ
ライド、ギ酸と酢酸の混合酸無水物、無水酢酸、無水プ
ロピオン酸、無水バレリル酸、無水ピバリン酸のような
2 −C6 カルボン酸無水物、無水コハク酸、無水グル
タル酸、無水アジピン酸のような環状酸無水物、イソシ
アン酸、メチルイソシアネート、エチルイソシアネー
ト、プロピルイソシアネート、ブチルイソシアネートの
ようなC1 −C4 アルキルイソシアネート、N,N−ジ
メチルカルバモイルクロリド、N,N−ジエチルカルバ
モイルクロリド、N,N−ジプロピルカルバモイルクロ
リド、N,N−ジブチルカルバモイルクロリドのような
ジ−アルキルカルバモイルハライドを挙げることができ
る。
【0069】又、使用される塩基としては、炭酸ナトリ
ウム、炭酸カリウムのようなアルカリ金属炭酸塩;弗化
ナトリウム、弗化カリウムのようなアルカリ金属弗化
物;水素化ナトリウムのような水素化アルカリ金属また
はトリエチルアミン、ピリジン、ジエチルイソプロピル
アミン、4−ジメチルアミノピリジンのような有機三級
アミン類を挙げることができる。
【0070】反応(c):反応(c)におけるR7aに含
まれる窒素原子の保護基を除去する反応は、保護基の種
類により異なり、有機合成化学でよく知られている方法
で行われる。
【0071】窒素原子の保護基がアリールーメチル基又
はアリールーメトキシカルボニル基である場合には、前
記第A2工程の反応(a)のヒドロキシの保護基がアリ
ールーメチル基である場合の除去反応と同様に行なわれ
る。
【0072】窒素原子の保護基がt−ブトキシカルボニ
ル基である場合には、前記第A2工程の反応(a)のヒ
ドロキシの保護基がメトキシメチル基等である場合の除
去反応と同様に行なわれる。
【0073】さらに、窒素原子の保護基がアルコキシカ
ルボニル残基である場合には、不活性溶剤(好適には、
メタノール、エタノールのようなアルコール類、テトラ
ヒドロフラン、ジオキサンのようなエーテル類、水また
は水と上記有機溶剤との混合溶剤)中、塩基(好適に
は、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ムのようなアルカリ金属水酸化物または炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウムのようなアルカリ金属炭酸塩)と、反
応させ、加水分解によって、相当する保護基が除去され
る。
【0074】反応温度および反応時間は、溶媒等により
異なるが、通常0℃乃至100℃(好適には室温乃至6
0℃)および1時間乃至24時間(好適には1時間乃至
16時間)である。反応終了後、反応生成物は、常法に
より反応混合物から採取することができ、例えば、前述
したA法の第A1工程の化合物を採取する方法と同様の
操作により行われる。
【0075】反応(d):反応(d)におけるR7aに含
まれるアルコキシカルボニル基をメチル基に又はアルカ
ノイル基をアルキル基に変換する反応は、不活性溶剤
(好適には、エーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ンのようなエーテル類)中、還元剤(好適には、水素化
リチウムアルミニウム、水素化ジイソブチルアルミニウ
ムのような水素化アルミニウム化合物、水素化ホウ素ナ
トリウムのような水素化ホウ素アルカリ金属又はボラン
のような水素化ホウ素化合物)と、反応させることによ
って行なわれる。
【0076】反応温度および反応時間は、溶媒等により
異なるが、通常0℃乃至100℃(好適には室温乃至8
0℃)および30分間乃至24時間(好適には1時間乃
至16時間)である。
【0077】反応終了後、反応生成物は、常法により反
応混合物から採取することができ、例えば、前述したA
法の第A1工程の化合物を採取する方法と同様の操作に
より行われる。
【0078】反応(e):反応(e)におけるR7aに含
まれる=NH基をアルキル化する反応は、アルキル化剤
として、ヨウ化メチル、ヨウ化エチル、ヨウ化プロピ
ル、ヨウ化ブチルのようなC1 −C4 アルキルハライド
を、塩基(例えば、炭酸カリウム、炭酸ナトリウムのよ
うなアルカリ金属炭酸塩;水素化ナトリウムのような水
素化アルカリ金属)の存在下に作用させて、前記第B3
工程の反応(a)と同様に行なわれる。
【0079】また、化合物(I)は、常法に従って、酸
で処理することによって薬理上許容し得る塩に変換する
ことができる。例えば、不活性溶剤(好適には、エーテ
ル、テトラヒドロフラン、ジオキサンのようなエーテル
類、メタノール、エタノールのようなアルコール類、メ
チレンクロリド、クロロホルムのようなハロゲン化炭化
水素類)中、相当する酸と室温で5分間乃至1時間反応
させ、溶剤を減圧で留去することによって得ることがで
きる。また、酸性の樹脂カラム(例えば、CM−セファ
デックスC−25等)に化合物(I)又はその酸付加塩
を吸着させ、希塩酸を溶出することによって、塩酸塩を
得ることができる。A−C法の原料化合物(II)は、公知
であるか公知の方法に従って製造される(例えば、特開
昭55-20740号公報、特開平-304022 号公報等)。
【0080】
【発明の効果】本発明の前記一般式(I)を有する化合
物は、すぐれた、選択的なセロトニン2受容体の拮抗薬
である。従って、血管内皮細胞や血小板に分布するセロ
トニン2受容体を遮断し、血小版の凝集を抑制し、血管
収縮を抑制し、血栓の生成を阻害して、循環器系疾患、
例えば、不整脈、狭心症、心筋梗塞などの虚血性心疾
患、脳梗塞、くも膜下出血後の血管攣縮のような脳血管
障害、レイノー症、バージャー病のような末梢循環障害
などの治療、再発予防に有用である。
【0081】また、製造例2、3、8および13等の化
合物は、ドパミン2受容体に対しても強く結合し、セロ
トニン2受容体拮抗作用を合わせ持つことから、副作用
の弱い精神病(分裂病)の治療薬として有用である。
【0082】本発明の化合物(I)およびその薬理上許
容される塩類を抗血栓剤又は分裂病の治療薬として使用
する場合には、それ自体あるいは適宜の薬理学的に許容
される担体、賦形剤、希釈剤等と混合し、散剤、顆粒
剤、錠剤、カプセル剤、注射剤等の医薬組成物として経
口的または非経口的に投与することができる。投与量は
対象疾患の状態、患者の状態、年齢、投与方法等によっ
て異なるが、例えば、経口投与の場合には1回当り1〜
1000mg(好ましくは10〜500mg)を、静脈
内投与の場合には1回当り0.1 〜500mg(好ましく
は、1〜300mg)を1日当り1乃至3回症状に応じ
て投与することが望ましい。以下に試験例、製造例、参
考例及び製剤例を示し本発明をさらに詳細に説明する
が、本発明の範囲は、これらに限定されるものではな
い。
【0083】
【実施例】
試験例1 血管収縮実験 平滑筋収縮反応は、Van Neutenら(J. Pharmacol. Exp.
Ther., 218, 217-230, 1981) の方法によって行った。
体重約500gのSD系雄性ラットを放血致死後、尾動
脈を摘出した。動脈は付帯組織を除去したのち、(2×
20mm)のラセン標本を作製した。この標本を、Tyor
ode 液10mlを含む37℃に保温したマグヌス管内に
懸垂し、混合ガス(95%O2 ,5%CO2 )を通気し
て1時間放置した後、実験に用いた。初期張力として0.
5 gを負荷し、張力をトランスジューサーを用いて等尺
性に記録した。血管収縮薬としてセロトニン2受容体に
対してはセロトニン3x10-6M、アドレナリα1 受容
体に対してはフェニレフリン1x10-6Mをマグヌス管
内に添加し、収縮反応が安定した後に各被検液を累積的
に添加し、最後にパパベリン10-4Mを添加した。被検
薬添加前に張力を100%とし、パパベリン添加5分後
の張力を0%とした。張力を50%まで低下するに要す
る被検薬の濃度をIC50値とし、最小二乗法回帰直線に
より算出した。好ましい化合物の結果を表2に示す。
【0084】
【表2】 ─────────────────────────────── 化合物 IC50 nM セロトニン2 アドレナリンα1 ─────────────────────────────── 製造例 5の化合物 10 > 5,000 製造例 6の化合物 23 > 5,000 製造例 7の化合物 11 4,900 製造例 9の化合物 24 > 5,000 ─────────────────────────────── 。
【0085】試験例2 受容体結合実験 Leysenら(Mol. Pharmacol., 21,301-314,1982)の方法に
準じて行った。雄性ウイスター系ラット(体重280−
320g)を使用した。断頭後、摘出した大脳皮質およ
び線条体をドライアイスで凍結し、測定まで−80℃で
保存した。セロトニン受容体には大脳皮質を、ドパミン
受容体には線条体を用いた。膜標品の調製は、凍結した
脳組織を50mM Tris-HCl緩衝液(pH7.7)でホモジ
ナイズ(Polytron PT-20) 後、49,000gで10分
間遠心した。沈澱をTris緩衝液に懸濁し、再度遠心した
後、沈澱をTris緩衝液に懸濁した。得られた膜標品は、
タンパク定量後、Tris緩衝液で0.57mg/protein/ml
になるよう調製し、−80℃で保存した。受容体結合実
験は 3H−ligand 50μlと試験化合物(DMSOに
溶解) 10μlを入れた試験管に膜標品440μlを加えて反
応を開始した。30℃で1時間インキュベーションした
後、反応をWhatman GF/Bグラスフィルターにて減圧
濾過することにより停止させた。氷冷したTris緩衝液
(4mlx2回)でフィルターを洗浄後、ACS−II
を加えて液体シンチレーションカウンターでフィルター
の放射活性を計測した。非特異的結合は20μMアトロ
ピンにより求めた。被検薬物存在下の結合率より結合抑
制率(%)を求め、結合を50%抑制するに要する濃度
をIC50値とし、最小二乗法回帰直線より求めた。好ま
しい化合物の結果を表3に示す。
【0086】
【表3】 ─────────────────────────────── 化合物 IC50,nM/ml セロトニン2 ドパミン2 ─────────────────────────────── 製造例 2の化合物 22 147 製造例 3の化合物 35 95 製造例 8の化合物 38 153 製造例 13の化合物 29 119 ─────────────────────────────── 。
【0087】製造例1 1−(N,N−ジメチルアミノ)−3−[2−(3−メ
チルブチル)フェノキシ]−2−プロパノール塩酸塩 (1a)2−[2−(3−メチルブチル)フェノキシメ
チル]オキシラン 2−(3−メチルブチル)フェノール493mgをN,N
−ジメチルアセトアミド20mlに溶解し、氷冷撹拌下に
カリウムt−ブトキシド336mgを加え、暗色の溶液を
得た。同温撹拌下にエピクロルヒドリン616mgを加え
た後、冷却浴をはずして、24時間撹拌した。反応液に
酢酸エチル50mlを加え、振り混ぜ、有機層を分離し、
減圧濃縮して油状物を得た。これをシリカゲルを用いる
カラムクロマトグラフィー処理(溶出溶剤:ヘキサン/
酢酸エチル=9/1)して、標記化合物250mgを油状
物として得た。 (1b)1−(N,N−ジメチルアミノ)−3−[2−
(3−メチルブチル)フェノキシ]−2−プロパノール
塩酸塩 (1a)で得た2−[2−(3−メチルブチル)フェノ
キシメチル]オキシラン250mgをテトラヒドロフラン
20mlに溶解し、50%ジメチルアミン水溶液10mlを
加えて、室温に4時間静置した。溶媒を減圧除去した
後、得られた油状物をシリカゲルを用いるカラムクロマ
トグラフィー処理(溶出溶剤:塩化メチレン/メタノー
ル=5/1)して、1−(N,N−ジメチルアミノ)−
3−[2−(3−メチルブチル)フェノキシ]−2−プ
ロパノール210mgを油状物として得た。これを酢酸エ
チルに溶解し、4規定塩化水素−ジオキサン溶液0.2ml
を加えて、室温に静置した。生じた結晶を濾取し、乾燥
して、標記化合物210.9mg を無色結晶として得た。 融点:113−114℃。 NMR スペクトル(270MHz,CDCl3) δppm:0.94(6H,d,J=6.
6Hz), 1.35-1.7(3H,m), 2.5-2.65(2H,m), 2.99(6H,s),
3.25-3.5(2H,m), 3.9-4.05(1H,m), 4.15-4.25(1H,m),
4.55-4.7(1H,m), 6.8-7.0(2H,m), 7.1-7.2(2H,m) 。
【0088】製造例2 N,N−ジメチル−3−[2−(4−メチルペンチル)
フェノキシ]プロピルアミン塩酸塩 2−(4−メチルペンチル)フェノール890mg、トリ
フェニルホスフィン3.93gおよびジメチルアミノプロパ
ノール1.55gを塩化メチレン100mlに溶解し、氷冷撹
拌下にアゾジカルボン酸ジエチル2.61gの塩化メチレン
10ml溶液を滴下した。氷浴をはずして、室温で3時間
撹拌した後、減圧濃縮して得た残渣に水と酢酸エチルを
加え、振り混ぜ、有機層を分離した。有機層を脱水した
後、、減圧濃縮した。酢酸エチルとヘキサンの混合物
(1:2)を加え、不溶物を濾去した後、溶媒を除去し
て油状残渣を得た。これをシリカゲルを用いるカラムク
ロマトグラフィー処理(溶出溶剤:塩化メチレン/メタ
ノール=20/1)して、N,N−ジメチル−[2−
(4−メチルペンチル)フェノキシ]プロピルアミン6
54mgを油状物として得た。これを酢酸エチル10mlに
溶解し、4規定塩化水素−ジオキサン溶液1mlを加え
た。溶媒を減圧除去した後、四塩化炭素10mlに溶解
し、静置すると結晶が析出した。これを濾取し、乾燥し
て標記化合物450mgを無色吸湿性の固体として得た。 融点:115−116℃。 NMR スペクトル(270MHz,CDCl3) δppm:0.88(6H,d,J=6.
6Hz), 1.15-1.3(2H,m), 1.5-1.65(3H,m), 2.35-2.5(2H,
m), 2.55(2H,t,J=7.9Hz), 2.87(6H,s), 3.2-3.3(2H,m),
4.10(2H,t,J=5.6Hz), 6.81(1H,d,J=7.9Hz), 6.91(1H,
t,J=7.9Hz),7.1-7.2(2H,m) 。
【0089】製造例3 N,N−ジメチル−3−(2−ヘプチルフェノキシ)プ
ロピルアミン塩酸塩 2−ヘプチルフェノール0.96g、トリフェニルホスフィ
ン3.92g及びジメチルアミノプロパノール1.55gを塩化
メチレン100ml中、アゾジカルボン酸ジエチル2.61g
を用いて製造例2と同様に反応し、抽出し、後処理して
油状の粗物質を得た。これをシリカゲルを用いるカラム
クロマトグラフィー処理(溶出溶剤:塩化メチレン/メ
タノール=20/1)し、N,N−ジメチル−3−(2
−ヘプチルフェノキシ)プロピルアミン889mgを油状
物として得た。これを少量の酢酸エチルに溶解し、4規
定塩化水素−ジオキサン溶液1.5ml を加えた後、減圧濃
縮した。得られた固体を四塩化炭素に溶解し、ペンタン
を加えて、析出した固体を濾取した。さらにこれを乾燥
して無色粉状の標記化合物を932mg得た。 融点:81−82℃。 NMR スペクトル(270MHz,CDCl3) δppm:0.88(3H,t,J=6.
9Hz), 1.2-1.4(8H,m),1.5-1.65(2H,m), 2.35-2.5(2H,
m), 2.58(2H,t,J=7.6Hz), 2.83(6H,s), 3.2-3.3(2H,m),
4.10(2H,t,J=5.6Hz), 6.81(1H,d,J=7.9Hz), 6.90(1H,
t,J=7.6Hz), 7.1-7.2(2H,m) 。
【0090】製造例4 2−[2−[2−(2−シクロペンチルエチル)フェノ
キシ]エチル]−1−メチルピロリジン塩酸塩 2−(2−シクロペンチル)エチルフェノール475.8mg
をN,N−ジメチルアセトアミド20mlに溶解し、氷冷
撹拌下にカリウムt−ブトキシド561mgを加えて溶解
した。これに、同温撹拌下2−(2−クロルエチル)−
1−メチルピロリジン塩酸塩460mgを加えた。反応液
を室温で1時間撹拌し、次いで55℃で5時間撹拌した
後、酢酸エチルと水を加え、振り混ぜ、有機層を分離し
た。有機層を食塩水で洗浄した後、脱水し、減圧濃縮し
て油状物を得た。これをシリカゲルを用いるカラムクロ
マトグラフィー処理(溶出溶剤:塩化メチレン/メタノ
ール=20/1)し、2−[2−[2−(2−シクロペ
ンチルエチル)フェノキシ]エチル]−1−メチルピロ
リジン430mgを無色油状物として得た。これを酢酸エ
チル10mlに溶解し、4規定塩化水素−ジオキサン溶液
0.5ml を加えて静置し、析出した結晶を濾取し、乾燥し
て、標記化合物290mgを無色結晶として得た。 融点:131−132℃。 NMR スペクトル(270MHz,CDCl3) δppm:1.0-1.25(2H,
m), 1.4-1.9(11H,m),2.0-2.7(7H,m), 2.85(3H,s), 3.3-
3.6(1H,m), 3.9-4.1(2H,m), 4.2-4.35(1H,m),6.82(1H,
d,J=7.9Hz), 6.91(1H,t,J=6.9Hz), 7.1-7.25(2H,m)。
【0091】製造例5 3−[2−(2−シクロヘキシルエチル)フェノキシ]
−1−(N,N−ジメチルアミノ)−2−プロパノール
塩酸塩 (5a)2−[2−(2−シクロヘキシルエチル)フェ
ノキシメチル]オキシラン 2−(2−シクロヘキシルエチル)フェノール284m
g、トリフェニルホスフィン1.09gおよびグリシドール
313mgを塩化メチレン9mlに溶解し、これにアゾジカ
ルボン酸ジエチル730mgを加え、室温で1.5 時間撹拌
した後、食塩水と酢酸エチルを加えて抽出した。抽出層
を脱水し、減圧濃縮して得た油状物をシリカゲルを用い
るカラムクロマトグラフィー処理(溶出溶剤:ヘキサン
/酢酸エチル=10/1)して、標記化合物172mgを
無色油状物として得た。 (5b)3−[2−(2−シクロヘキシルエチル)フェ
ノキシ]−1−(N,N−ジメチルアミノ)−2−プロ
パノール塩酸塩 (5a)で得た2−[2−(2−シクロヘキシルエチ
ル)フェノキシメチル]オキシラン168mgをテトラヒ
ドロフラン5mlに溶解し、50%ジメチルアミン水溶液
0.7ml を加え、室温で20時間静置した。溶媒を減圧除
去し、残渣をカラムクロマトグラフィー(カラム:シリ
カゲル;溶出溶剤:塩化メチレン/メタノール=10/
1)で精製して、無色油状物160mgを得た。これをジ
オキサンに溶解し、4規定塩化水素−ジオキサン溶液0.
2ml を加えた後、減圧濃縮し、標記化合物177mgを無
色固体として得た。 融点:122−124℃。 NMR スペクトル(270MHz,CDCl3) δppm:0.8-1.8(13H,
m), 2.57(2H,t,J=7.9Hz), 2.97(6H,s), 3.2-3.4(2H,m),
3.94(1H,t,J=9.2Hz), 4.18(1H,dd,J=4.6 および9.2H
z), 4.55-4.7(1H,m), 6.28(1H,d,J=7.3Hz), 6.91(1H,t,
J=7.3Hz), 7.1-7.2(2H,m)。
【0092】製造例6 3−[2−(2−クロロ−2−シクロヘキシルエチル)
フェノキシ]−1−(N,N−ジメチルアミノ)−2−
プロパノール塩酸塩 (6a)2−[2−(2−クロル−2−シクロヘキシル
エチル)フェノキシメチル]オキシラン 2−(2−クロル−2−シクロヘキシルエチル)フェノ
ール230mg、トリフェニルホスフィン379mg、グリ
シドール112mgおよびアゾジカルボン酸ジエチル25
4mgを用い、塩化メチレン6ml中で製造例(5a)と同
様に反応し、カラムクロマトグラフィー(カラム:シリ
カゲル;溶出溶剤:ヘキサン/酢酸エチル=10/1)
で精製して、標記化合物88mgを無色油状物として得
た。 (6b)3−[2−(2−クロル−2−シクロヘキシル
エチル)フェノキシ]−1−(N,N−ジメチルアミ
ノ)−2−プロパノール塩酸塩 (6a)で得た2−[2−(2−クロロ−2−シクロヘ
キシルエチル)フェノキシメチル]オキシラン80mgを
テトラヒドロフラン3ml中、50%ジメチルアミン水溶
液0.6ml を加えて、製造例(5b)と同様に反応し、カ
ラムクロマトグラフィー(カラム:シリカゲル;溶出溶
剤:塩化メチレン/メタノール=10/1)で精製し
て、無色油状物99mgを得た。これを製造例(5b)と
同様にジオキサン3ml中、4規定塩化水素−ジオキサン
溶液0.11mlと処理して、標記化合物108mgを無色固体
として得た。 融点:92−93℃。 NMR スペクトル(270MHz,CDCl3) δppm:1.0-2.0(11H,
m), 2.98(6H,s), 3.05(2H,d,J=7.3Hz), 3.2-3.5(2H,m),
3.96(1H,q,J=8.6Hz), 4.05-4.15(1H,m), 4.20(1H,dd,J
=4.6および9.2Hz), 4.55-4.7(1H,m), 6.86(1H,d,J=7.6H
z), 6.94(1H,t,J=7.6Hz), 7.14(1H,d,J=7.6Hz), 7.23(1
H,t,J=7.6Hz)。
【0093】製造例7 2−[2−[2−(2−シクロヘキシルエチル)フェノ
キシ]エチル]−1−メチルピロリジン塩酸塩 2−(2−シクロヘキシルエチル)フェノール500m
g、2−(2−クロルエチル)−1−メチルピロリジン
塩酸塩530mgおよびカリウムt−ブトキシド604mg
を用い、N,N−ジメチルアセトアミド10ml中で製造
例4と同様に反応し、抽出し、カラムクロマトグラフィ
ー(カラム:シリカゲル;溶出溶剤:塩化メチレン/メ
タノール=10/1)で精製して、無色油状物350mg
を得た。これをジオキサン4mlに溶解し、4規定塩化水
素−ジオキサン溶液0.83mlを加えて、減圧濃縮した。得
られた油状物を酢酸エチルに溶解し室温に静置すると結
晶が析出したので、これを濾取し、乾燥して、標記化合
物243mgを無色結晶として得た。 融点:101−102℃。 NMR スペクトル(270MHz,CDCl3) δppm:0.85-1.05(2H,
m), 1.05-1.4(4H,m),1.4-1.5(2H,m), 1.6-1.9(5H,m),
1.95-2.2(2H,m), 2.2-2.7(6H,m), 2.8-3.0(1H,m), 2.86
(3H,s), 3.3-3.55(1H,m), 3.85-4.1(2H,m), 4.2-4.3(1
H,m), 6.83(1H,d,J=8Hz), 6.92(1H,t,J=7.4Hz), 7.1-7.
25(2H,m)。
【0094】製造例8 2−[2−(2−シクロヘキシルエチル)フェノキシメ
チル]モルホリン塩酸塩 (8a)4−t−ブトキシカルボニル−2−[2−(2
−シクロヘキシルエチル)フェノキシメチル]モルホリ
ン 2−(2−シクロヘキシルエチル)フェノール1.01g、
4−t−ブトキシカルボニル−2−p−トルエンスルホ
ニルオキシメチルモルホリン2.37gおよびカリウムt−
ブトキシド824mgを用い、N,N−ジメチルアセトア
ミド30ml中で製造例4と同様に反応し、抽出し、カラ
ムクロマトグラフィー(カラム:シリカゲル;溶出溶
剤:ヘキサン/酢酸エチル=5/1)で精製して、無色
油状の標記化合物1.99gを得た。 NMR スペクトル(270MHz,CDCl3) δppm:0.85-1.05(2H,
m), 1.1-1.9(11H,m),1.48(9H,s), 2.65-2.75(2H,m), 2.
8-3.1(2H,m), 3.5-3.7(1H,m), 3.75-4.2(6H,m), 6.81(1
H,d,J=8.6Hz), 6.89(1H,t,J=7.9Hz), 7.1-7.2(2H,m) 。 (8b)2−[2−(2−シクロヘキシルエチル)フェ
ノキシメチル]モルホリン塩酸塩 (8a)で得た4−t−ブトキシカルボニル−2−[2
−(2−シクロヘキシルエチル)フェノキシメチル]モ
ルホリン1gをジオキサン5mlに溶解し、4規定塩化水
素−ジオキサン溶液5mlを室温で加え、2時間30分静
置した。溶媒を留去し、得られた油状物を酢酸エチル2
0mlに溶解し静置すると結晶が析出した。これを濾取
し、乾燥して、標記化合物519mgを無色の結晶として
得た。 融点:130−131℃。 NMR スペクトル(270MHz,CDCl3) δppm:0.85-1.05(2H,
m), 1.1-1.4(4H,m),1.4-1.5(2H,m), 1.6-1.85(5H,m),
2.59(2H,dd,J=7.9 および8.6Hz), 3.0-3.25(2H,m), 3.3
9(1H,d,J=12.5Hz), 3.50(1H,d,J=11.2Hz), 4.0-4.2(4H,
m), 4.3-4.4(1H,m), 6.78(1H,d,J=7.9Hz), 6.91(1H,t,J
=7.6Hz), 7.1-7.2(2H,m) 。
【0095】製造例9 2−[2−(2−シクロヘキシルエチル)フェノキシメ
チル]−4−メチルモルホリン塩酸塩 製造例(8a)で得た4−t−ブトキシカルボニル−2
−[2−(2−シクロヘキシルエチル)フェノキシメチ
ル]モルホリン910mgをテトラヒドロフラン15mlに
溶解し、水素化アルミニウムリチウム257mgのテトラ
ヒドロフラン25mlの懸濁液中に冷却下に滴下した。こ
れを3時間加熱還流した後、氷冷し、硫酸ナトリウム1
0水和物を加えて、過剰の水素化物を分解した。不溶物
を濾去し、濾液を減圧濃縮して、残渣をカラムクロマト
グラフィー(カラム:シリカゲル;溶出溶剤:塩化メチ
レン/メタノール=10/1)で精製して、無色油状物
670mgを得た。これをジオキサン5mlに溶解し、4規
定塩化水素−ジオキサン溶液1.5ml を加えて、減圧濃縮
した。得られた油状物を酢酸エチル20mlに溶解し、室
温に静置すると結晶が析出したので、これを濾取し、乾
燥して、標記化合物402mgを無色結晶として得た。 融点:121−123℃。 NMR スペクトル(270MHz,CDCl3) δppm:0.85-1.05(2H,
m), 1.1-1.9(11H,m),2.60(2H,t,J=7.6Hz), 2.8-3.0(1H,
m), 2.85(3H,s), 3.03(1H,t,J=11.2Hz), 3.3-3.6(2H,
m), 4.0-4.2(3H,m), 4.40(1H,t,J=11.9Hz), 4.5-4.7(1
H,m), 6.80(1H,d,J=7.9Hz), 6.92(1H,d,J=7.9Hz), 7.1-
7.2(2H,m) 。
【0096】製造例10 トランス−2−[2−[2−[2−(3−メトキシシク
ロヘキシル)エチル]フェノキシ]エチル]−1−メチ
ルピロリジン塩酸塩 トランス−2−[2−(3−メトキシシクロヘキシル)
エチル]フェノール334.5mg 、2−(2−クロルエチ
ル)−1−メチルピロリジン塩酸塩450mgおよびカリ
ウムt−ブトキシド540mgを用い、N,N−ジメチル
アセトアミド8ml中で製造例4と同様に反応し、抽出
し、カラムクロマトグラフィー(カラム:シリカゲル;
溶出溶剤:塩化メチレン/メタノール=10/1)で精
製して、無色油状物271mgを得た。これをジオキサン
5mlに溶解し、4規定塩化水素−ジオキサン溶液0.56ml
を加えた後、減圧濃縮し無色固体を得た。これをエーテ
ル中で粉砕し、濾取し、洗浄して、標記化合物208mg
を得た。 融点:87−89℃。 NMR スペクトル(270MHz,CDCl3) δppm:0.9-1.95(11H,
m), 1.95-2.6(8H,m),2.5-2.9(1H,m), 2.68(3H,s), 3.29
(3H,s), 3.3-3.5(2H,m), 3.85-4.0(2H,m),4.2-4.3(1H,
m), 6.8(1H,d,J=8.6Hz), 6.9(1H,t,J=7.3Hz), 7.1-7.2
(2H,m)。
【0097】製造例11 シス−2−[2−[2−[2−(3−メトキシシクロヘ
キシル)エチル]フェノキシ]エチル]−1−メチルピ
ロリジン塩酸塩 シス−2−[2−(3−メトキシシクロヘキシル)エチ
ル]フェノール400mg、2−(2−クロルエチル)−
1−メチルピロリジン塩酸塩471mgおよびカリウムt
−ブトキシド575mgを用い、N,N−ジメチルアセト
アミド20ml中で製造例4と同様に反応し、抽出し、カ
ラムクロマトグラフィー(カラム:シリカゲル;溶出溶
剤:塩化メチレン/メタノール=10/1)で精製し
た。カラムクロマトグラフィーにより、2つの分画に分
離され、それぞれからピロリジン環の2位の不斉炭素に
よる異性体A(324mg)とB(158mg)が無色油状
物として得られた。異性体A320mgをジオキサン3ml
に溶解し、4規定塩化水素−ジオキサン溶液0.69mlを加
え、減圧濃縮し、エーテルを用いて再結晶して、シス−
2−[2−[2−[2−(3−メトキシシクロヘキシ
ル)エチル]フェノキシ]エチル]−1−メチルピロリ
ジンの異性体Aの塩酸塩206mgを得た。 融点:89−92℃。 NMR スペクトル(270MHz,CDCl3) δppm:0.8-1.9(9H,m),
2.0-2.25(4H,m),2.25-2.45(2H,m), 2.45-2.7(4H,m),
2.8-3.0(1H,m), 2.87(3H,s), 3.05-3.2(1H,m), 3.3-3.5
(1H,m), 3.35(3H,s), 3.85-4.1(2H,m), 4.2-4.3(1H,m),
6.80(1H,d,J=7.9Hz), 6.90(1H,t,J=6.9Hz), 7.1-7.2(2
H,m) 。 異性体B152mgをジオキサン3mlに溶解し、4規定塩
化水素−ジオキサン溶液0.33mlを加えて減圧濃縮し、こ
れをエーテルで再結晶してシス−2−[2−[2−[2
−(3−メトキシシクロヘキシル)エチル]フェノキ
シ]エチル]−1−メチルピロリジンの極性のより高い
異性体Bの塩酸塩107mgを無色粉状物として得た。 融点:85−88℃。 NMR スペクトル(270MHz,CDCl3) δppm:0.8-1.9(9H,m),
2.0-2.25(4H,m),2.25-2.45(2H,m), 2.45-2.7(4H,m),
2.8-3.0(1H,m), 2.87(3H,s), 3.05-3.2(1H,m), 3.3-3.5
(1H,m), 3.35(3H,s), 3.85-4.1(2H,m), 4.2-4.3(1H,m),
6.80(1H,d,J=7.9Hz), 6.90(1H,t,J=6.9Hz), 7.1-7.2(2
H,m) 。
【0098】製造例12 シス−2−[2−[2−(3−メトキシシクロヘキシ
ル)エチル]フェノキシメチル]−4−メチルモルホリ
ン塩酸塩 (12a)シス−4−t−ブトキシカルボニル−2−
[2−(3−メトキシシクロヘキシル)エチル]フェノ
キシメチル]モルホリン シス−2−[2−(3−メトキシシクロヘキシル)エチ
ル]フェノール441.7mg、4−t−ブトキシカルボニル
−2−p−トルエンスルホニルオキシメチルモルホリン
1050mgおよびカリウムt−ブトキシド317mgを用い、
N,N−ジメチルアセトアミド20ml中で製造例4と同
様に反応し、抽出し、カラムクロマトグラフィー(カラ
ム:シリカゲル;溶出溶剤:ヘキサン/酢酸エチル=4
/1)で精製し、無色油状の標記化合物800mgを得
た。 NMR スペクトル(270MHz,CDCl3) δppm:0.75-0.95(2H,
m), 0.95-1.6(5H,m),1.48(9H,s), 1.7-1.85(2H,m), 2.0
-2.2(2H,m), 2.5-2.75(2H,m), 2.8-3.2(3H,m),3.35(3H,
s), 3.5-3.7(1H,m), 3.75-4.0(4H,m), 4.0-4.2(2H,m),
6.81(1H,d,J=8.6Hz), 6.89(1H,t,J=7.9Hz), 7.1-7.2(2
H,m) 。 (12b)シス−2−[2−[2−(3−メトキシシク
ロヘキシル)エチル]フェノキシメチル]−4−メチル
モルホリン塩酸塩 (12a)で得たシス−4−t−ブトキシカルボニル−
2−[2−(3−シクロヘキシル)エチル]フェノキシ
メチル]モルホリン462mg、水素化アルミニウムリチ
ウム121mgおよびテトラヒドロフラン25mlを用いて
製造例9と同様に反応し、処理し、カラムクロマトグラ
フィー(カラム:シリカゲル;溶出溶剤:塩化メチレン
/メタノール=6/1)で精製して、無色油状物320
mgを得た。これをジオキサン3mlに溶解し、4規定塩化
水素−ジオキサン溶液0.67mlを加えて濃縮した。得られ
た油状物を酢酸エチル10mlに溶解し、室温に静置する
と結晶が析出した。これを濾取し、乾燥して、標記化合
物130mgを無色結晶として得た。 融点:150−153℃。 NMR スペクトル(270MHz,CDCl3) δppm:0.8-1.1(3H,m),
1.1-1.9(6H,m), 2.1-2.3(2H,m), 2.45-2.8(2H,m), 2.8
7(3H,s), 2.9-3.25(3H,m), 3.35(3H,s), 3.3-3.6(2H,
m), 4.0-4.2(3H,m), 4.39(1H,t,J=12.5Hz), 4.5-4.65(1
H,m), 6.80(1H,d,J=7.9Hz), 6.93(1H,t,J=7.6Hz), 7.1-
7.2(2H,m) 。
【0099】製造例13 (S)−2−[2−[2−(2−シクロヘキシルエチ
ル)フェノキシ]エチル]−1−メチルピロリジン塩酸
塩 (13a)(S)−2−[2−[2−(2−シクロヘキ
シルエチル)フェノキシ]エチル]−1−エトキシカル
ボニルピロリジン 2−(2−シクロヘキシルエチル)フェノール133m
g、(S)−1−エトキシカルボニル−2−(2−p−
トルエンスルホニルオキシエチル)ピロリジン244mg
およびカリウムt−ブトキシド80mgを用い、N,N−
ジメチルアセトアミド10ml中で製造例4と同様に反応
し、抽出し、カラムクロマトグラフィー(カラム:シリ
カゲル;溶出溶剤:ヘキサン/酢酸エチル=5/1)で
精製して、標記化合物181mgを無色油状物として得
た。 NMR スペクトル(270MHz,CDCl3) δppm:0.8-1.05(2H,
m), 1.1-1.4(7H,m), 1.4-1.55(2H,m), 1.55-2.1(10H,
m), 2.1-2.4(1H,m), 2.55-2.7(2H,m), 3.3-3.6(2H,m),
3.9-4.2(3H,m), 4.12(2H,q,J=7.3Hz), 6.75-6.95(2H,
m), 7.1-7.2(2H,m) 。 (13b)(S)−2−[2−[2−(2−シクロヘキ
シルエチル)フェノキシ]エチル]−1−メチルピロリ
ジン塩酸塩 (13a)で得た(S)−2−[2−[2−(2−シク
ロヘキシルエチル)フェノキシ]エチル]−1−エトキ
シカルボニルピロリジン181mgをテトラヒドロフラン
5mlに溶解し、水素化アルミニウムリチウム55.3mgのテ
トラヒドロフラン5ml懸濁液に室温で滴下し、1時間加
熱還流した。冷却し、製造例9と同様に後処理した後、
カラムクロマトグラフィー(カラム:シリカゲル;溶出
溶剤:塩化メチレン/メタノール=6/1)で精製し、
油状物137mgを得た。これをジオキサン4mlに溶解し
て、4規定塩化水素−ジオキサン溶液0.33mlを加えて減
圧濃縮した。得られた油状物を少量の酢酸エチルに溶解
し、ヘキサンを加え、にごりの出る直前に止めて、静置
すると結晶が析出した。これを濾取し、乾燥して、標記
化合物106mgを無色結晶として得た。 融点:103−105℃。 [α]D =−18.4°(C=1.29, メタノール)。 NMR スペクトル(270MHz,CDCl3) δppm:0.8-1.05(2H,
m), 1.05-1.4(4H,m),1.4-1.5(2H,m), 1.5-1.9(5H,m),
1.95-2.2(2H,m), 2.2-2.45(2H,m), 2.45-2.7(4H,m), 2.
75-2.95(1H,m), 2.85(3H,s), 3.3-3.55(1H,m), 3.85-4.
1(2H,m), 4.2-4.3(1H,m), 6.82(1H,d,J=8Hz), 6.91(1H,
t,J=7.3Hz), 7.1-7.2(2H,m) 。
【0100】製造例14 (R)−2−[2−[2−(2−シクロヘキシルエチ
ル)フェノキシ]エチル]−1−メチルピロリジン塩酸
塩 (14a)(R)−2−[2−[2−(2−シクロヘキ
シルエチル)フェノキシ]エチル]−1−エトキシカル
ボニルピロリジン 2−(2−シクロヘキシルエチル)フェノール340m
g、(R)−1−エトキシカルボニル−2−(2−p−
トルエンスルホニルオキシエチル)ピロリジン625mg
およびカリウムt−ブトキシド205mgを用い、N,N
−ジメチルアセトアミド15ml中で製造例4と同様に反
応し、抽出し、カラムクロマトグラフィー(カラム:シ
リカゲル;溶出溶剤:ヘキサン/酢酸エチル=5/1)
で精製して、標記化合物591mgを無色油状物として得
た。 NMR スペクトル(270MHz,CDCl3) δppm:0.8-1.05(2H,
m), 1.05-1.4(7H,m),1.4-1.55(2H,m), 1.55-2.1(10H,
m), 2.1-2.4(1H,m), 2.55-2.7(2H,m), 3.3-3.6(2H,m),
3.9-4.2(3H,m), 4.12(2H,q,J=7.3Hz), 6.75-6.95(2H,
m), 7.1-7.2(2H,m)。 (14b)(R)−2−[2−[2−(2−シクロヘキ
シルエチル)フェノキシ]エチル]−1−メチルピロリ
ジン塩酸塩 (14a)で得た(R)−2−[2−[2−(2−シク
ロヘキシルエチル)フェノキシ]エチル]−1−エトキ
シカルボニルピロリジン570mg、水素化アルミニウム
174mgおよびテトラヒドロフラン20mlを用い、製造
例(13b)と同様に反応し、処理し、カラムクロマト
グラフィー(カラム:シリカゲル;溶出溶剤:塩化メチ
レン/メタノール=6/1)で精製して、油状物476
mgを得た。これを製造例(13b)と同様にジオキサン
中で、4規定塩化水素−ジオキサン溶液0.87mlを用い塩
酸塩とした後、減圧濃縮して得た油状物を酢酸エチルに
溶解した。室温に静置すると結晶が析出したので、これ
を濾取し、乾燥して標記化合物を無色結晶として290
mg得た。 融点:133−136℃。 [α]D =+18.8°(C=1.08, メタノール)。 NMR スペクトル(270MHz,CDCl3) δppm:0.8-1.05(2H,
m), 1.05-1.4(4H,m),1.4-1.5(2H,m), 1.5-1.9(5H,m),
1.95-2.2(2H,m), 2.2-2.45(2H,m), 2.45-2.7(4H,m), 2.
75-2.95(1H,m), 2.85(3H,s), 3.3-3.55(1H,m), 3.85-4.
1(2H,m), 4.2-4.3(1H,m), 6.82(1H,d,J=8Hz), 6.91(1H,
t,J=7.3Hz), 7.1-7.2(2H,m) 。
【0101】参考例1 2−ベンジルオキシベンジルトリフェニルホスホニウム
クロリド サリチルアルコール152gをN,N−ジメチルホルム
アミド600mlに溶解し、カリウムt−ブトキシド15
1gを氷冷撹拌下に加えた。室温で30分撹拌した後、
反応混合物中にベンジルブロミド160mlを滴下し、3
0〜40℃で2時間撹拌した。反応液を酢酸エチルと水
で分液し、さらに抽出液を食塩水で2回洗浄した後、脱
水し、減圧濃縮した。得られた油状物をヘキサン−酢酸
エチル(5:1)でシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー処理し2−ベンジルオキシベンジルアルコール228.5
g(収率87%)を無色油状物として得た。これをテト
ラヒドロフラン500mlに溶解し、氷冷下に塩化チオニ
ル85mlを滴下後、一夜室温に静置し、減圧濃縮して暗
色の油状物を得た。これをトルエンに溶解しカラムクロ
マトグラフィー用シリカゲル上で濾過し、脱色し、濾液
を減圧濃縮して黄色を帯びた油状物として2−ベンジル
オキシベンジルクロリドを得た。これを、さらに精製す
ることなくトルエン500mlに溶解し、トリフェニルホ
スフィン420gを加えて3時間加熱還流すると、次第
に白色不溶物が生じてきた。反応液を冷却した後、生じ
た沈澱を濾取し、洗浄し、乾燥して標記化合物539.9 g
(収率96%)を無色固体として得た。 NMR スペクトル(60MHz,CDCl3) δppm:4.46(2H,s), 5.28
(2H,d,J=14Hz), 6.5-8.0(24H,m)。
【0102】参考例2 2−(3−メチルブチル)フェノール イソブチルアルデヒド0.75gおよび2−ベンジルオキシ
ベンジルトリフェニルホスホニウムクロリド3.43gをア
セトニトリル100mlに加え、加熱撹拌下に1,8−ジ
アザビシクロ[5.4.0]ウンデサ−7−エン(DB
U)1.52gを滴下した。これを、さらに同温度で8時間
撹拌し、溶媒を減圧除去して、残渣に酢酸エチルと水を
加え、振り混ぜ、有機層を分離した。有機層を脱水した
後、減圧濃縮して得た残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー処理(溶出溶剤:ヘキサン/酢酸エチル=1
9/1)し、油状物1.43gを得た。これをエタノール1
00ml中、5%パラジウム−炭素触媒存在下に常温、常
圧(水素圧)で6時間水添した。触媒を濾去した後、濾
液を濃縮し、残渣をシリカゲルを用いるカラムクロマト
グラフィー処理(溶出溶剤:ヘキサン/酢酸エチル=9
/1)し、標記の化合物0.85gを無色油状物として得
た。 NMR スペクトル(60MHz,CDCl3) δppm:0.94(6H,d,J=6H
z), 1.0-1.8(3H,m), 2.4-2.8(2H,m), 4.71(1H,s,フェノ
ール性水酸基), 6.6-7.3(4H,m)。
【0103】参考例3 2−(4−メチルペンチル)フェノール イソバレルアルデヒド1.72g、2−ベンジルオキシベン
ジルトリフェニルホスホニウムクロリド9.9 gをアセト
ニトリル50ml中で1,8−ジアザビシクロ[5.4.
0]ウンデサ−7−エン3.04gを用いて参考例2と同様
に反応し、後処理し、カラムクロマトグラフィー(カラ
ム:シリカゲル;溶出溶剤:ヘキサン/酢酸エチル=1
9/1)で精製し、油状物4.92gを得た。これをエタノ
ール100ml中で、参考例2と同様に水添した後、カラ
ムクロマトグラフィー(カラム:シリカゲル;溶出溶
剤:ヘキサン/酢酸エチル=5/1)で精製して、標記
化合物2.79gを無色油状物として得た。 NMR スペクトル(60MHz,CDCl3) δppm:0.86(6H,d,J=6H
z), 1.0-2.0(5H,m),2.60(2H,t,J=7.5Hz), 4.68(1H,s,フ
ェノール性水酸基), 6.65-7.3(4H,m) 。
【0104】参考例4 2−ヘプチルフェノール ヘキサナール3g、2−ベンジルオキシベンジルトリフ
ェニルホスホニウムクロリド15gをアセトニトリル1
00ml中で、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウ
ンデサ−7−エン4.58gを用いて参考例2と同様に反応
し、処理し、カラムクロマトグラフィー(カラム:シリ
カゲル;溶出溶剤:ヘキサン/酢酸エチル=19/1)
で精製し、油状物7.58gを得た。これをエタノール10
0ml中で参考例2と同様に水添し、カラムクロマトグラ
フィー(カラム:シリカゲル;溶出溶剤:ヘキサン/酢
酸エチル=5/1)で精製して、標記化合物3.75gを無
色油状物として得た。 NMR スペクトル(60MHz,CDCl3) δppm:0.89(3H,t,J=7H
z), 1-2.0(10H,m), 2.61(2H,t,J=7.5Hz), 4.73(1H,s,フ
ェノール性水酸基), 6.65-7.3(4H,m) 。
【0105】参考例5 2−(2−シクロペンチルエチル)フェノール (5a)2−(2−ベンジルオキシフェニル)−1−シ
クロペンチルエチルクロリド マグネシムの薄片1.62gをテトラヒドロフラン50mlに
加え、加熱撹拌下にブロモシクロペンタン9.95gを滴下
し、さらに30分加熱還流して暗色の溶液を得た。冷却
後、この溶液を2−ベンジルオキシフェニルアセトアル
デヒド7.54gのテトラヒドロフラン70ml溶液に氷冷下
に滴下し、次いで室温で30分撹拌した。再び氷冷し、
飽和塩化アンモニウム水溶液を滴下し、分離した有機溶
媒層を減圧濃縮した。残渣をシリカゲルを用いるカラム
クロマトグラフィー処理(溶出溶剤:ヘキサン/酢酸エ
チル=5/1)して、2−(2−ベンジルオキシフェニ
ル)−1−シクロペンチルエタノール4.0 gを無色液体
として得た。このうち2.69gをテトラヒドロフラン30
mlに溶解し、氷冷撹拌下に塩化チオニル1.3 gを加え、
次いでトリエチルアミン1.1 gを滴下した。反応液を室
温とした後、一夜静置し、次いで減圧濃縮した。残渣に
酢酸エチルと水を加え、振り混ぜ、有機層を分離し、脱
水して、減圧濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ
ー(カラム:シリカゲル;溶出溶剤:ヘキサン/酢酸エ
チル=40/1)で精製して、標記化合物2.13gを無色
油状物として得た。 (5b)2−(2−シクロペンチルエチル)フェノール (5a)で得た2−(2−ベンジルオキシフェニル)−
1−シクロペンチルエチルクロリド2.13gをベンゼン2
0mlに溶解し、トリブチルチンヒドリド2gおよび2,
2′−アゾビスイソブチロニトリル少量を加え、60℃
で3時間加熱撹拌した。反応液を濃縮した後、カラムク
ロマトグラフィー(カラム:シリカゲル;溶出溶剤:ヘ
キサン/酢酸エチル=20/1)で精製し、油状物1.2
gを得た。これをエタノール20mlに溶解し、5%パラ
ジウム−炭素触媒100mgを用い、常圧(水素圧)、6
0℃で8時間還元した。触媒を濾去し、溶媒を留去し、
乾燥して、標記化合物476mgを無色油状物として得
た。 NMR スペクトル(270MHz,CDCl3) δppm:1.1-1.3(2H,m),
1.4-2.0(9H,m), 2.61(2H,t,J=7.9Hz), 4.69(1H,s,フェ
ノール性水酸基), 6.76(1H,d,J=7.9Hz), 6.86(1H,t,J=
7.6Hz), 7.05-7.2(2H,m)。
【0106】参考例6 2−(2−シクロヘキシルエチル)フェノール (6a)2−(2−ベンジルオキシフェニル)−1−シ
クロヘキシルエチルクロリド マグネシウムの薄片4.33gをテトラヒドロフラン350
mlに加え、これに2−ベンジルオキシベンジルクロリド
41.5gを加えて、2時間加熱還流した。これを冷却し、
シクロヘキサンカルボキシアルデヒド10gのテトラヒ
ドロフラン50ml溶液を氷冷下に滴下し、さらに氷冷下
で3時間撹拌した。これを参考例(5a)と同様に処理
し、残渣をカラムクロマトグラフィー(カラム:シリカ
ゲル;溶出溶剤:ヘキサン/酢酸エチル=5/1)で精
製して、2−(2−ベンジルオキシフェニル)−1−シ
クロヘキシルエタノール17.9gを無色油状物として得
た。このうち8.1 gをテトラヒドロフラン200mlに溶
解し、塩化チオニル3.89gおよびトリエチルアミン3.17
gを用いて参考例(5b)と同様に反応し、処理し、カ
ラムクロマトグラフィー(カラム:シリカゲル;溶出溶
剤:ヘキサン/酢酸エチル=40/1)で精製して、標
記化合物5.93gを無色油状物として得た。 (6b)2−(2−シクロヘキシルエチル)フェノール (6a)で得た2−(2−ベンジルオキシフェニル)−
1−シクロヘキシルエチルクロリド5.6 gをトルエン6
0mlに溶解し、トリブチルチンヒドリド5.95gおよび
2,2′−アゾビスイソブチロニトリル140mgを加え
て、1時間加熱還流した。溶媒を減圧除去し、残渣をカ
ラムクロマトグラフィー(カラム:シリカゲル;溶出溶
剤:ヘキサン/酢酸エチル=40/1)で精製して、無
色の油状物4.51gを得た。これをエタノール50ml中、
5%パラジウム−炭素450mgを触媒として用いて、1
気圧の水素圧下、60℃で4時間撹拌した。触媒を濾去
し、濾液を濃縮し、残渣をシリカゲルを用いるカラムク
ロマトグラフィー処理(溶出溶剤:ヘキサン/酢酸エチ
ル=10/1)して、標記化合物2.92gを無色固体とし
て得た。 NMR スペクトル(270MHz,CDCl3) δppm:0.85-1.9(13H,
m), 2.61(2H,t,J=7.9Hz), 4.74(1H,s, フェノール性水
酸基), 6.75(1H,d,J=7.9Hz), 6.86(1H,t,J=7.9Hz), 7.0
-7.2(2H,m)。
【0107】参考例7 2−(2−クロロ−2−シクロヘキシルエチル)フェノ
ール 参考例(6a)と同様にして得た2−(2−ベンジルオ
キシ)−1−シクロヘキシルエチルクロリド1.33gをエ
タノール30ml中、5%パラジウム−炭素100mgを用
い、1気圧の水素圧下、60℃で5時間撹拌すると2−
(2−クロロ−2−シクロヘキシルエチル)フェノール
と2−(2−シクロヘキシルエチル)フェノールの混合
物が得られた。これをシリカゲルを用いるカラムクロマ
トグラフィー処理(溶出溶剤:ヘキサン/酢酸エチル=
20/1)して、2−(2−クロロ−2−シクロヘキシ
ルエチル)フェノール245mgおよび2−(2−シクロ
ヘキシルエチル)フェノール447mgをそれぞれ無色固
体として得た。 2−(2−クロロ−2−シクロヘキシルエチル)フェノ
ールのNMR スペクトル(270MHz,CDCl3 )δppm:1.0
−2.0 (11H,m), 2.95(1H,dd,J=9.2 および13.9Hz),
3.16(1H,dd,J=4.0 および13.9Hz), 4.1-4.2(1H,m),
5.01(1H,s, フェノール性水酸基), 6.78(1H,d,J=8.6H
z), 6.90(1H,d,J=7.3Hz), 7.1 −7.2(2H,m) 。 2−(2−シクロヘキシルエチル)フェノールのNMR ス
ペクトル(270MHz,CDCl3 )は、参考例(6b)のも
のと一致した。
【0108】参考例8 トランス−2−[2−(3−メトキシシクロヘキシル)
エチル]フェノール (8a)トランス−2−ベンジルオキシフェニル−1−
(3−メトキシシクロヘキシル)エチルクロリド 2−ベンジルオキシベンジルクロリド3.81g、マグネシ
ウム398mg、トランス−3−メトキシシクロヘキサン
カルボキシアルデヒド2gおよびテトラヒドロフラン1
00mlを用い参考例(5a)と同様に反応し、処理し、
カラムクロマトグラフィー(カラム:シリカゲル;溶出
溶剤:ヘキサン/酢酸エチル=4/1)で精製して、油
状物2.31gを得た。これを参考例(5a)と同様にして
テトラヒドロフラン60ml中、塩化チオニル1.09gおよ
びトリエチルアミン0.94gを用いてクロル化し、抽出
し、カラムクロマトグラフィー(カラム:シリカゲル;
溶出溶剤:ヘキサン/酢酸エチル=10/1)で精製し
て、標記化合物1.50gを油状物として得た。 (8b)トランス−2−[2−(3−メトキシシクロヘ
キシル)エチル)フェノール 参考例(8a)で得たトランス−2−ベンジルオキシフ
ェニル−1−(3−メトキシシクロヘキシル)エチルク
ロリド1.14gを参考例(5b)と同様にして、トリブチ
ルチンヒドリド1.6 gと2,2′−アゾビスイソブチロ
ニトリル70mgを用い、トルエン20ml中で加熱し、生
成物をカラムクロマトグラフィー(カラム:シリカゲ
ル;溶出溶剤:ヘキサン/酢酸エチル=8/1)で精製
して、無色油状物1gを得た。このうち、510mgをエ
タノール20ml中、5%パラジウム−炭素を触媒として
用い、1気圧の水素圧下、60℃で3時間撹拌した。触
媒を濾去し、濾液を濃縮して、カラムクロマトグラフィ
ー(カラム:シリカゲル;溶出溶剤:ヘキサン/酢酸エ
チル=4/1)で精製して、標記化合物351mgを無色
油状物として得た。 NMR スペクトル(270MHz,CDCl3) δppm:0.9-2.0(11H,
m), 2.55-2.7(2H,m),3.31(3H,s), 3.45-3.6(1H,m), 4.8
8(1H,s,フェノール性水酸基), 6.75(1H,d,J=7.9Hz), 6.
86(1H,t,J=7.3Hz), 7.0-7.2(2H,m) 。
【0109】参考例9 シス−2−[2−(3−メトキシシクロヘキシル)エチ
ル]フェノール (9a)シス−2−ベンジルオキシフェニル−1−(3
−メトキシシクロヘキシル)エチルクロリド 2−ベンジルオキシベンジルクロリド16.5g、シス−3
−メトキシシクロヘキサンカルボキシアルデヒド5.19
g、マグネシウム1.73gおよびテトラヒドロフラン25
0mlを用い参考例(5a)と同様に反応し、処理し、カ
ラムクロマトグラフィー(カラム:シリカゲル;溶出溶
剤:ヘキサン/酢酸エチル=10/1)で精製し、油状
物7.19gを得た。このうち、7.03gをテトラヒドロフラ
ン50ml中、塩化チオニル6.18gおよびトリエチルアミ
ン3.19gを用いて参考例(5a)と同様に反応し、処理
し、カラムクロマトグラフィー(カラム:シリカゲル;
溶出溶剤:ヘキサン/酢酸エチル=10/1)で精製し
て、標記化合物2.41gを得た。 (9b)シス−2−[2−(3−メトキシシクロヘキシ
ル)エチル)フェノール参考例(9a)で得たシス−2
−ベンジルオキシフェニル−1−(3−メトキシシクロ
ヘキシル)エチルクロリド2.41gをトルエン30ml中で
トリブチルチンヒドリド2.35gおよび2,2′−アゾビ
スイソブチロニトリル110mgを用いて参考例(5b)
と同様に反応し、処理し、カラムクロマトグラフィー
(カラム:シリカゲル;溶出溶剤:ヘキサン/酢酸エチ
ル=8/1)で精製して、無色油状物1.3 gを得た。こ
れをエタノール25ml中、5%パラジウム−炭素を触媒
として用い、1気圧の水素圧下、55℃で4時間撹拌し
た。触媒を濾去した後、濾液を減圧濃縮し、カラムクロ
マトグラフィー(カラム:シリカゲル;溶出溶剤:ヘキ
サン/酢酸エチル=4/1)で精製して、標記化合物0.
91gを無色油状物として得た。 NMR スペクトル(270MHz,CDCl3) δppm:0.8-1.0(2H,m),
1.0-1.45(4H,m), 1.5-1.65(1H,m), 1.7-1.8(2H,m), 2.
0-2.2(2H,m), 2.6-2.7(2H,m), 3.05-3.2(1H,m),3.37(1
H,s), 4.98(1H,s, フェノール性水酸基), 6.75(1H,d,J=
7.9Hz), 6.86(1H,t,J=7.3Hz), 7.0-7.2(2H,m)。
【0110】製剤例1 カプセル剤 製造例5の化合物 20.0 mg 乳糖 158.7 トウモロコシデンプン 70.0 ステアリン酸マグネシウム 1.3 250 mg 上記処方の粉末を混合し、60メッシュのふるいを通し
た後、この粉末を250mgの3号ゼラチンカプセルに
入れ、カプセル剤とする。
【0111】製剤例2 錠剤 製造例5の化合物 20.0 mg 乳糖 154.0 トウモロコシデンプン 25.0 ステアリン酸マグネシウム 1.0 200 mg 上記処方の粉末を混合し、打錠機により打錠して、1錠
200mgの錠剤とする。
【0112】この錠剤は必要に応じて糖衣を施すことが
できる。
【0113】製剤例3 カプセル剤 製造例3の化合物 20.0 mg 乳糖 158.7 トウモロコシデンプン 70.0 ステアリン酸マグネシウム 1.3 250 mg 上記処方の粉末を混合し、60メッシュのふるいを通し
た後、この粉末を250mgの3号ゼラチンカプセルに
入れ、カプセル剤とする。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C07D 207/08 207/12 211/22 211/46 265/30 295/08 A Z (72)発明者 伊藤 福美 東京都品川区広町1丁目2番58号 三共株 式会社内 (72)発明者 小池 博之 東京都品川区広町1丁目2番58号 三共株 式会社内

Claims (47)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式 【化1】 [式中、R1 は、C1 −C12アルキル基又は式 −A−
    3 (式中、R3 は、C3 −C7 シクロアルキル基又は
    ヒドロキシ、C1 −C4 アルコキシ若しくはハロゲンで
    置換されたC3 −C7 シクロアルキル基を示し、Aは、
    2 −C6 アルキレン基又はヒドロキシ若しくはハロゲ
    ンで置換されたC2 −C6 アルキレン基を示す。)を有
    する基を示し、 R2 は、 式 −B−NR45 [式中、R4 及びR5 は、同一ま
    たは異なって、水素原子、C1 −C4 アルキル基又はヒ
    ドロキシ、ジ−C1 −C4 アルキルアミノ若しくはC6
    −C10アリールで置換されたC1 −C4 アルキル基を示
    すか或は、結合している窒素原子と共に、窒素、酸素若
    しくは硫黄原子を含む3乃至6員環状ヘテロシクリル基
    を示し、Bは、C2 −C5 アルキレン基又は式 −CH
    2 CH(OR6 )CH2 −(式中、R6 は、水素原子、
    1 −C5 アルカノイル基、カルボキシで置換されたC
    2 −C5 アルカノイル基又はC6 −C10アリールアシル
    基を示す。)を有する基を示す。]を有する基又は式
    −D−R7 (式中、R7 は、窒素、酸素若しくは硫黄原
    子を含む5乃至6員環状飽和ヘテロシクリル基を示し、
    Dは、単結合又はC1 −C4 アルキレン基を示す。但
    し、R7 のヘテロシクリル基は、結合手をその環状の炭
    素原子上に有する。)を有する基を示す。]を有するア
    ルキルーフェノキシアルキルアミン誘導体又はその薬理
    上許容される塩を有効成分とする抗血栓剤。
  2. 【請求項2】有効成分が、 R1 が、C4 −C10アルキル基であるアルキルーフェノ
    キシアルキルアミン誘導体又はその薬理上許容される塩
    である請求項1の抗血栓剤。
  3. 【請求項3】有効成分が、 R1 が、C5 −C8 アルキル基であるアルキルーフェノ
    キシアルキルアミン誘導体又はその薬理上許容される塩
    である請求項1の抗血栓剤。
  4. 【請求項4】有効成分が、 R1 が、式 −A−R3 (式中、R3 は、C3 −C7
    クロアルキル基又はヒドロキシ、メトキシ、エトキシ、
    フルオロ若しくはクロロで置換されたC5 −C6 シクロ
    アルキル基を示し、Aは、C2 −C4 アルキレン基又は
    ヒドロキシ、フルオロ、クロロ若しくはブロモで置換さ
    れたC2 −C4 アルキレン基を示す。)を有する基であ
    るアルキルーフェノキシアルキルアミン誘導体又はその
    薬理上許容される塩である請求項1の抗血栓剤。
  5. 【請求項5】有効成分が、 R1 が、式 −A−R3 (式中、R3 は、C5 −C6
    クロアルキル基又はメトキシで置換されたC5 −C6
    クロアルキル基を示し、Aは、C2 −C4 アルキレン
    基、2−ヒドロキシエチレン基、2−フルオロエチレン
    基、2−クロロエチレン基又は2−ブロモエチレン基を
    示す。)を有する基であるアルキルーフェノキシアルキ
    ルアミン誘導体又はその薬理上許容される塩である請求
    項1の抗血栓剤。
  6. 【請求項6】有効成分が、 R1 が、式 −A−R3 (式中、R3 は、C5 −C6
    クロアルキル基又はメトキシで置換されたC5 −C6
    クロアルキル基を示し、Aは、エチレン基又は2−クロ
    ロエチレン基を示す。)を有する基であるアルキルーフ
    ェノキシアルキルアミン誘導体又はその薬理上許容され
    る塩である請求項1の抗血栓剤。
  7. 【請求項7】有効成分が、 R1 が、式 −A−R3 (式中、R3 は、C5 −C6
    クロアルキル基又はメトキシで3位が置換されたC6
    クロアルキル基を示し、Aは、エチレン基又は2−クロ
    ロエチレン基を示す。)を有する基であるアルキルーフ
    ェノキシアルキルアミン誘導体又はその薬理上許容され
    る塩である請求項1の抗血栓剤。
  8. 【請求項8】有効成分が、 R1 が、式 −A−R3 (式中、R3 は、C6 シクロア
    ルキル基又はメトキシで3位が置換されたC6 シクロア
    ルキル基を示し、Aは、エチレン基又は2−クロロエチ
    レン基を示す。)を有する基であるアルキルーフェノキ
    シアルキルアミン誘導体又はその薬理上許容される塩で
    ある請求項1の抗血栓剤。
  9. 【請求項9】有効成分が、 R2 が、式 −B−NR45 [式中、R4 及びR5
    は、同一又は異なって、水素原子、C1 −C4 アルキル
    基、ベンジル基、フエネチル基、2−ヒドロキシエチル
    基、3−ヒドロキシプロピル基、2−(N,N−ジメチ
    ルアミノ)エチル基又は3−(N,N−ジメチルアミ
    ノ)プロピル基を示すか、或は結合している窒素原子と
    共に1−ピロリジニル、1−ピペリジニル、4−ヒドロ
    キシ−1−ピペリジニル、4−モルホリニル、4−メチ
    ル−1−ピペラジニル、4−エチル−1−ピペラジニ
    ル、4−フェニル−1−ピペラジニル、1−イミダゾリ
    ル、1−ピラゾリル又は1−トリアゾリル基を示し、B
    は、C2 −C5 アルキレン基又は式 −CH2 CH(O
    6 )CH2 −(式中、R6 は、水素原子、C1 −C5
    アルカノイル基、カルボキシで置換されたC2 −C5
    ルカノイル基又はC6 −C10アリールアシル基を示
    す。)を有する基を示す。]を有する基であるアルキル
    ーフェノキシアルキルアミン誘導体又はその薬理上許容
    される塩である請求項1の抗血栓剤。
  10. 【請求項10】有効成分が、 R2 が、式 −B−NR45 [式中、R4 及びR5
    は、同一又は異なって、水素原子、メチル基、エチル
    基、ベンジル基又はヒドロキシエチル基を示すか或は、
    結合している窒素原子と共に、1−ピロリジニル、1−
    ピペリジニル、4−ヒドロキシ−1−ピペリジニル、4
    −モルホリニル、4−メチル−1−ピペラジニル、4−
    フェニル−1−ピペラジニル又は1−イミダゾリル基を
    示し、Bは、C2 −C5 アルキレン基又は式 −CH2
    CH(OR6 )CH2 −(式中、R6は、水素原子、C1
    −C5 アルカノイル基、カルボキシで置換されたC2
    −C5アルカノイル基又はC6 −C10アリールアシル基
    を示す。)を有する基を示す。]を有する基であるアル
    キルーフェノキシアルキルアミン誘導体又はその薬理上
    許容される塩である請求項1の抗血栓剤。
  11. 【請求項11】有効成分が、 R2 が、式 −B−NR45 [式中、R4 及びR5
    は、同一又は異なって、水素原子、C1 −C4 アルキル
    基、ベンジル基、フエネチル基、2−ヒドロキシエチル
    基、3−ヒドロキシプロピル基、2−(N,N−ジメチ
    ルアミノ)エチル基又は3−(N,N−ジメチルアミ
    ノ)プロピル基を示すか或は、結合している窒素原子と
    共に、1−ピロリジニル、1−ピペリジニル、4−ヒド
    ロキシ−1−ピペリジニル、4−モルホリニル、4−メ
    チル−1−ピペラジニル、4−エチル−1−ピペラジニ
    ル、4−フェニル−1−ピペラジニル、1−イミダゾリ
    ル、1−ピラゾリル又は1−トリアゾリル基を示し、B
    は、C2 −C4 アルキレン基又は式−CH2CH(OR6)CH2-
    (式中、R6 は、水素原子、アセチル基、プロピオニル
    基、スクシニル基又はグルタロイル基を示す。)を有す
    る基を示す。]を有する基であるアルキルーフェノキシ
    アルキルアミン誘導体又はその薬理上許容される塩であ
    る請求項1の抗血栓剤。
  12. 【請求項12】有効成分が、 R2 が、式 −B−NR45 [式中、R4 及びR5
    は、同一又は異なって、水素原子、メチル基、エチル
    基、ベンジル基又はヒドロキシエチル基を示すか或は、
    結合している窒素原子と共に、1−ピロリジニル、1−
    ピペリジニル、4−ヒドロキシ−1−ピペリジニル、4
    −モルホリニル、4−メチル−1−ピペラジニル、4−
    フェニル−1−ピペラジニル又は1−イミダゾリル基を
    示し、Bは、エチレン基、トリメチレン基又は式−CH2C
    H(OR6)CH2-(式中、R6 は、水素原子、アセチル基又は
    スクシニル基を示す。)を有する基を示す。]を有する
    基であるアルキルーフェノキシアルキルアミン誘導体又
    はその薬理上許容される塩である請求項1の抗血栓剤。
  13. 【請求項13】有効成分が、 R2 が、式 −D−R7 (式中、R7 は、ピロリジニ
    ル、ピペリジニル、モルホリニル又はチオモルホリニル
    基を示し、その炭素原子上の置換基がC1 −C4アルキ
    ル基、ヒドロキシ基、C1 −C4 アルコキシ基、アセト
    キシ基、プロピオニル基、スクシニルオキシ基、グルタ
    リルオキシ基、カルバモイルオキシ基、N−メチルカル
    バモイルオキシ基、N−エチルカルバモイルオキシ基、
    N,N−ジメチルカルバモイルオキシ基又はN,N−ジ
    エチルカルバモイルオキシ基であり、窒素原子上の置換
    基がC1 −C4 アルキル基であり、Dは、単結合又はC
    1 −C4 アルキレン基を示す。)を有する基であるアル
    キルーフェノキシアルキルアミン誘導体又はその薬理上
    許容される塩である請求項1の抗血栓剤。
  14. 【請求項14】有効成分が、 R2 が、式 −D−R7 (式中、R7 は、ピロリジニ
    ル、ピペリジニル、モルホリニル又はチオモルホリニル
    基を示し、その炭素原子上の置換基がメチル基、エチル
    基、ヒドロキシ基、メトキシ基、エトキシ基、アセトキ
    シ基、プロピオニル基、スクシニルオキシ基、グルタリ
    ルオキシ基、カルバモイルオキシ基、N−メチルカルバ
    モイルオキシ基、N−エチルカルバモイルオキシ基、
    N,N−ジメチルカルバモイルオキシ基又はN,N−ジ
    エチルカルバモイルオキシ基であり、窒素原子上の置換
    基がメチル基又はエチル基であり、Dは、単結合又はC
    1 −C4 アルキレン基を示す。)を有する基であるアル
    キルーフェノキシアルキルアミン誘導体又はその薬理上
    許容される塩である請求項1の抗血栓剤。
  15. 【請求項15】有効成分が、 R2 が、式 −D−R7 (式中、R7 は、ピロリジニ
    ル、1−メチルピロリジニル、ヒドロキシー1−メチル
    ピロリジニル、ピペリジニル、1−メチルピペリジニ
    ル、モルホリニル、4−メチルモルホリニル又はチオモ
    ルホリニル基を示し、Dは、単結合又はC1 −C4 アル
    キレン基を示す。)を有する基であるアルキルーフェノ
    キシアルキルアミン誘導体又はその薬理上許容される塩
    である請求項1の抗血栓剤。
  16. 【請求項16】有効成分が、 R2 が、式 −D−R7 (式中、R7 は、2−ピロリジ
    ニル、1−メチル−2−ピロリジニル、4−ヒドロキシ
    ー1−メチル−2−ピロリジニル、2−ピペリジニル、
    1−メチル−2−ピペリジニル、2−モルホリニル、4
    −メチル−2−モルホリニル又は2−チオモルホリニル
    基を示し、Dは、単結合又はC1 −C4アルキレン基を
    示す。)を有する基であるアルキルーフェノキシアルキ
    ルアミン誘導体又はその薬理上許容される塩である請求
    項1の抗血栓剤。
  17. 【請求項17】有効成分が、 R2 が、式 −D−R7 (式中、R7 は、ピロリジニ
    ル、ピペリジニル、モルホリニル又はチオモルホリニル
    基を示し、その炭素原子上の置換基がC1 −C4アルキ
    ル基、ヒドロキシ基、C1 −C4 アルコキシ基、アセト
    キシ基、プロピオニル基、スクシニルオキシ基、グルタ
    リルオキシ基、カルバモイルオキシ基、N−メチルカル
    バモイルオキシ基、N−エチルカルバモイルオキシ基、
    N,N−ジメチルカルバモイルオキシ基又はN,N−ジ
    エチルカルバモイルオキシ基であり、窒素原子上の置換
    基がC1 −C4 アルキル基であり、Dは、単結合、エチ
    レン基又はトリメチレン基を示す。)を有する基である
    アルキルーフェノキシアルキルアミン誘導体又はその薬
    理上許容される塩である請求項1の抗血栓剤。
  18. 【請求項18】有効成分が、 R2 が、式 −D−R7 (式中、R7 は、ピロリジニ
    ル、ピペリジニル、モルホリニル又はチオモルホリニル
    基を示し、その炭素原子上の置換基がメチル基、エチル
    基、ヒドロキシ基、メトキシ基、エトキシ基、アセトキ
    シ基、プロピオニル基、スクシニルオキシ基、グルタリ
    ルオキシ基、カルバモイルオキシ基、N−メチルカルバ
    モイルオキシ基、N−エチルカルバモイルオキシ基、
    N,N−ジメチルカルバモイルオキシ基又はN,N−ジ
    エチルカルバモイルオキシ基であり、窒素原子上の置換
    基がメチル基又はエチル基であり、Dは、単結合、エチ
    レン基又はトリメチレン基を示す。)を有する基である
    アルキルーフェノキシアルキルアミン誘導体又はその薬
    理上許容される塩である請求項1の抗血栓剤。
  19. 【請求項19】有効成分が、 R2 が、式 −D−R7 (式中、R7 は、ピロリジニ
    ル、1−メチルピロリジニル、ヒドロキシー1−メチル
    ピロリジニル、ピペリジニル、1−メチルピペリジニ
    ル、モルホリニル、4−メチルモルホリニル又はチオモ
    ルホリニル基を示し、Dは、単結合、エチレン基又はト
    リメチレン基を示す。)を有する基であるアルキルーフ
    ェノキシアルキルアミン誘導体又はその薬理上許容され
    る塩である請求項1の抗血栓剤。
  20. 【請求項20】有効成分が、 R2 が、式 −D−R7 (式中、R7 は、2−ピロリジ
    ニル、1−メチル−2−ピロリジニル、4−ヒドロキシ
    ー1−メチル−2−ピロリジニル、2−ピペリジニル、
    1−メチル−2−ピペリジニル、2−モルホリニル、4
    −メチル−2−モルホリニル又は2−チオモルホリニル
    基を示し、Dは、単結合、エチレン基又はトリメチレン
    基を示す。)を有する基であるアルキルーフェノキシア
    ルキルアミン誘導体又はその薬理上許容される塩である
    請求項1の抗血栓剤。
  21. 【請求項21】有効成分が、 R1 が、C4 −C10アルキル基であり、 R2 が、式 −B−NR45 [式中、R4 及びR5
    は、同一又は異なって、水素原子、C1 −C4 アルキル
    基、ベンジル基、フエネチル基、2−ヒドロキシエチル
    基、3−ヒドロキシプロピル基、2−(N,N−ジメチ
    ルアミノ)エチル基又は3−(N,N−ジメチルアミ
    ノ)プロピル基を示すか或は、結合している窒素原子と
    共に、1−ピロリジニル、1−ピペリジニル、4−ヒド
    ロキシ−1−ピペリジニル、4−モルホリニル、4−メ
    チル−1−ピペラジニル、4−エチル−1−ピペラジニ
    ル、4−フェニル−1−ピペラジニル、1−イミダゾリ
    ル、1−ピラゾリル又は1−トリアゾリル基を示し、B
    は、C2 −C5 アルキレン基又は式 −CH2 CH(O
    6 )CH2 −(式中、R6 は、水素原子、C1 −C5
    アルカノイル基、カルボキシで置換されたC2 −C5
    ルカノイル基又はC6 −C10アリールアシル基を示
    す。)を有する基を示す。]を有する基であるアルキル
    ーフェノキシアルキルアミン誘導体又はその薬理上許容
    される塩である請求項1の抗血栓剤。
  22. 【請求項22】有効成分が、 R1 が、C4 −C10アルキル基であり、 R2 が、式 −B−NR45 [式中、R4 及びR5
    は、同一又は異なって、水素原子、メチル基、エチル
    基、ベンジル基又はヒドロキシエチル基を示すか或は、
    結合している窒素原子と共に、1−ピロリジニル、1−
    ピペリジニル、4−ヒドロキシ−1−ピペリジニル、4
    −モルホリニル、4−メチル−1−ピペラジニル、4−
    フェニル−1−ピペラジニル又は1−イミダゾリル基を
    示し、Bは、C2 −C5 アルキレン基又は式 −CH2
    CH(OR6 )CH2 −(式中、R6は、水素原子、C1
    −C5 アルカノイル基、カルボキシで置換されたC2
    −C5アルカノイル基又はC6 −C10アリールアシル基
    を示す。)を有する基を示す。]を有する基であるアル
    キルーフェノキシアルキルアミン誘導体又はその薬理上
    許容される塩である請求項1の抗血栓剤。
  23. 【請求項23】有効成分が、 R1 が、C5 −C8 アルキル基であり、 R2 が、式 −B−NR45 [式中、R4 及びR5
    は、同一又は異なって、水素原子、C1 −C4 アルキル
    基、ベンジル基、フエネチル基、2−ヒドロキシエチル
    基、3−ヒドロキシプロピル基、2−(N,N−ジメチ
    ルアミノ)エチル基又は3−(N,N−ジメチルアミ
    ノ)プロピル基を示すか或は、結合している窒素原子と
    共に、1−ピロリジニル、1−ピペリジニル、4−ヒド
    ロキシ−1−ピペリジニル、4−モルホリニル、4−メ
    チル−1−ピペラジニル、4−エチル−1−ピペラジニ
    ル、4−フェニル−1−ピペラジニル、1−イミダゾリ
    ル、1−ピラゾリル又は1−トリアゾリル基を示し、B
    は、C2 −C4 アルキレン基又は式−CH2CH(OR6)CH2-
    (式中、R6 は、水素原子、アセチル基、プロピオニル
    基、スクシニル基又はグルタロイル基を示す。)を有す
    る基を示す。]を有する基であるアルキルーフェノキシ
    アルキルアミン誘導体又はその薬理上許容される塩であ
    る請求項1の抗血栓剤。
  24. 【請求項24】有効成分が、 R1 が、C5 −C8 アルキル基であり、 R2 が、式 −B−NR45 [式中、R4 及びR5
    は、同一又は異なって、水素原子、メチル基、エチル
    基、ベンジル基又はヒドロキシエチル基を示すか或は、
    結合している窒素原子と共に、1−ピロリジニル、1−
    ピペリジニル、4−ヒドロキシ−1−ピペリジニル、4
    −モルホリニル、4−メチル−1−ピペラジニル、4−
    フェニル−1−ピペラジニル又は1−イミダゾリル基を
    示し、Bは、エチレン基、トリメチレン基又は式−CH2C
    H(OR6)CH2-(式中、R6 は、水素原子、アセチル基又は
    スクシニル基を示す。)を有する基を示す。]を有する
    基であるアルキルーフェノキシアルキルアミン誘導体又
    はその薬理上許容される塩である請求項1の抗血栓剤。
  25. 【請求項25】有効成分が、 R1 が、式 −A−R3 (式中、R3 は、C3 −C7
    クロアルキル基又はヒドロキシ、メトキシ、エトキシ、
    フルオロ若しくはクロロで置換されたC5 −C6 シクロ
    アルキル基を示し、Aは、C2 −C4 アルキレン基又は
    ヒドロキシ、フルオロ、クロロ若しくはブロモで置換さ
    れたC2 −C4 アルキレン基を示す。)を有する基であ
    り、 R2 が、式 −B−NR45 [式中、R4 及びR5
    は、同一又は異なって、水素原子、C1 −C4 アルキル
    基、ベンジル基、フエネチル基、2−ヒドロキシエチル
    基、3−ヒドロキシプロピル基、2−(N,N−ジメチ
    ルアミノ)エチル基又は3−(N,N−ジメチルアミ
    ノ)プロピル基を示すか或は、結合している窒素原子と
    共に、1−ピロリジニル、1−ピペリジニル、4−ヒド
    ロキシ−1−ピペリジニル、4−モルホリニル、4−メ
    チル−1−ピペラジニル、4−エチル−1−ピペラジニ
    ル、4−フェニル−1−ピペラジニル、1−イミダゾリ
    ル、1−ピラゾリル又は1−トリアゾリル基を示し、B
    は、C2 −C5 アルキレン基又は式 −CH2 CH(O
    6 )CH2 −(式中、R6 は、水素原子、C1 −C5
    アルカノイル基、カルボキシで置換されたC2 −C5
    ルカノイル基又はC6 −C10アリールアシル基を示
    す。)を有する基を示す。]を有する基であるアルキル
    ーフェノキシアルキルアミン誘導体又はその薬理上許容
    される塩である請求項1の抗血栓剤。
  26. 【請求項26】有効成分が、 R1 が、式 −A−R3 (式中、R3 は、C5 −C6
    クロアルキル基又はメトキシで置換されたC5 −C6
    クロアルキル基を示し、Aは、C2 −C4 アルキレン
    基、2−ヒドロキシエチレン基、2−フルオロエチレン
    基、2−クロロエチレン基又は2−ブロモエチレン基を
    示す。)を有する基であり、 R2 が、式 −B−NR45 [式中、R4 及びR5
    は、同一又は異なって、水素原子、メチル基、エチル
    基、ベンジル基又はヒドロキシエチル基を示すか或は、
    結合している窒素原子と共に、1−ピロリジニル、1−
    ピペリジニル、4−ヒドロキシ−1−ピペリジニル、4
    −モルホリニル、4−メチル−1−ピペラジニル、4−
    フェニル−1−ピペラジニル又は1−イミダゾリル基を
    示し、Bは、C2 −C5 アルキレン基又は式 −CH2
    CH(OR6 )CH2 −(式中、R6は、水素原子、C1
    −C5 アルカノイル基、カルボキシで置換されたC2
    −Cアルカノイル基又はC −C10アリールアシル
    基を示す。)を有する基を示す。]を有する基であるア
    ルキルーフェノキシアルキルアミン誘導体又はその薬理
    上許容される塩である請求項1の抗血栓剤。
  27. 【請求項27】有効成分が、 R1 が、式 −A−R3 (式中、R3 は、C5 −C6
    クロアルキル基又はメトキシで置換されたC5 −C6
    クロアルキル基を示し、Aは、エチレン基又は2−クロ
    ロエチレン基を示す。)を有する基であり、 R2 が、式 −B−NR45 [式中、R4 及びR5
    は、同一又は異なって、水素原子、C1 −C4 アルキル
    基、ベンジル基、フエネチル基、2−ヒドロキシエチル
    基、3−ヒドロキシプロピル基、2−(N,N−ジメチ
    ルアミノ)エチル基又は3−(N,N−ジメチルアミ
    ノ)プロピル基を示すか或は、結合している窒素原子と
    共に、1−ピロリジニル、1−ピペリジニル、4−ヒド
    ロキシ−1−ピペリジニル、4−モルホリニル、4−メ
    チル−1−ピペラジニル、4−エチル−1−ピペラジニ
    ル、4−フェニル−1−ピペラジニル、1−イミダゾリ
    ル、1−ピラゾリル又は1−トリアゾリル基を示し、B
    は、C2 −C4 アルキレン基又は式−CH2CH(OR6)CH2-
    (式中、R6 は、水素原子、アセチル基、プロピオニル
    基、スクシニル基又はグルタロイル基を示す。)を有す
    る基を示す。]を有する基であるアルキルーフェノキシ
    アルキルアミン誘導体又はその薬理上許容される塩であ
    る請求項1の抗血栓剤。
  28. 【請求項28】有効成分が、 R1 が、式 −A−R3 (式中、R3 は、C5 −C6
    クロアルキル基又はメトキシで3位が置換されたC6
    クロアルキル基を示し、Aは、エチレン基又は2−クロ
    ロエチレン基を示す。)を有する基であり、 R2 が、式 −B−NR45 [式中、R4 及びR5
    は、同一又は異なって、水素原子、メチル基、エチル
    基、ベンジル基又はヒドロキシエチル基を示すか或は、
    結合している窒素原子と共に、1−ピロリジニル、1−
    ピペリジニル、4−ヒドロキシ−1−ピペリジニル、4
    −モルホリニル、4−メチル−1−ピペラジニル、4−
    フェニル−1−ピペラジニル又は1−イミダゾリル基を
    示し、Bは、エチレン基、トリメチレン基又は式−CH2C
    H(OR6)CH2-(式中、R6 は、水素原子、アセチル基又は
    スクシニル基を示す。)を有する基を示す。]を有する
    基であるアルキルーフェノキシアルキルアミン誘導体又
    はその薬理上許容される塩である請求項1の抗血栓剤。
  29. 【請求項29】有効成分が、 R1 が、式 −A−R3 (式中、R3 は、C6 シクロア
    ルキル基又はメトキシで3位が置換されたC6 シクロア
    ルキル基を示し、Aは、エチレン基又は2−クロロエチ
    レン基を示す。)を有する基であり、 R2 が、式 −B−NR45 [式中、R4 及びR5
    は、同一又は異なって、水素原子、メチル基、エチル
    基、ベンジル基又はヒドロキシエチル基を示すか或は、
    結合している窒素原子と共に、1−ピロリジニル、1−
    ピペリジニル、4−ヒドロキシ−1−ピペリジニル、4
    −モルホリニル、4−メチル−1−ピペラジニル、4−
    フェニル−1−ピペラジニル又は1−イミダゾリル基を
    示し、Bは、エチレン基、トリメチレン基又は式−CH2C
    H(OR6)CH2-(式中、R6 は、水素原子、アセチル基又は
    スクシニル基を示す。)を有する基を示す。]を有する
    基であるアルキルーフェノキシアルキルアミン誘導体又
    はその薬理上許容される塩である請求項1の抗血栓剤。
  30. 【請求項30】有効成分が、 R1 が、C4 −C10アルキル基であり、 R2 が、式 −D−R7 (式中、R7 は、ピロリジニ
    ル、ピペリジニル、モルホリニル又はチオモルホリニル
    基を示し、その炭素原子上の置換基がC1 −C4アルキ
    ル基、ヒドロキシ基、C1 −C4 アルコキシ基、アセト
    キシ基、プロピオニル基、スクシニルオキシ基、グルタ
    リルオキシ基、カルバモイルオキシ基、N−メチルカル
    バモイルオキシ基、N−エチルカルバモイルオキシ基、
    N,N−ジメチルカルバモイルオキシ基又はN,N−ジ
    エチルカルバモイルオキシ基であり、窒素原子上の置換
    基がC1 −C4 アルキル基であり、Dは、単結合又はC
    1 −C4 アルキレン基を示す。)を有する基であるアル
    キルーフェノキシアルキルアミン誘導体又はその薬理上
    許容される塩である請求項1の抗血栓剤。
  31. 【請求項31】有効成分が、 R1 が、C4 −C10アルキル基であり、 R2 が、式 −D−R7 (式中、R7 は、ピロリジニ
    ル、ピペリジニル、モルホリニル又はチオモルホリニル
    基を示し、その炭素原子上の置換基がメチル基、エチル
    基、ヒドロキシ基、メトキシ基、エトキシ基、アセトキ
    シ基、プロピオニル基、スクシニルオキシ基、グルタリ
    ルオキシ基、カルバモイルオキシ基、N−メチルカルバ
    モイルオキシ基、N−エチルカルバモイルオキシ基、
    N,N−ジメチルカルバモイルオキシ基又はN,N−ジ
    エチルカルバモイルオキシ基であり、窒素原子上の置換
    基がメチル基又はエチル基であり、Dは、単結合又はC
    1 −C4 アルキレン基を示す。)を有する基であるアル
    キルーフェノキシアルキルアミン誘導体又はその薬理上
    許容される塩である請求項1の抗血栓剤。
  32. 【請求項32】有効成分が、 R1 が、C4 −C10アルキル基であり、 R2 が、式 −D−R7 (式中、R7 は、ピロリジニ
    ル、1−メチルピロリジニル、ヒドロキシー1−メチル
    ピロリジニル、ピペリジニル、1−メチルピペリジニ
    ル、モルホリニル、4−メチルモルホリニル又はチオモ
    ルホリニル基を示し、Dは、単結合又はC1 −C4 アル
    キレン基を示す。)を有する基であるアルキルーフェノ
    キシアルキルアミン誘導体又はその薬理上許容される塩
    である請求項1の抗血栓剤。
  33. 【請求項33】有効成分が、 R1 が、C4 −C10アルキル基であり、 R2 が、式 −D−R7 (式中、R7 は、2−ピロリジ
    ニル、1−メチル−2−ピロリジニル、4−ヒドロキシ
    ー1−メチル−2−ピロリジニル、2−ピペリジニル、
    1−メチル−2−ピペリジニル、2−モルホリニル、4
    −メチル−2−モルホリニル又は2−チオモルホリニル
    基を示し、Dは、単結合又はC1 −C4アルキレン基を
    示す。)を有する基であるアルキルーフェノキシアルキ
    ルアミン誘導体又はその薬理上許容される塩である請求
    項1の抗血栓剤。
  34. 【請求項34】有効成分が、 R1 が、C5 −C8 アルキル基であり、 R2 が、式 −D−R7 (式中、R7 は、ピロリジニ
    ル、ピペリジニル、モルホリニル又はチオモルホリニル
    基を示し、その炭素原子上の置換基がC1 −C4アルキ
    ル基、ヒドロキシ基、C1 −C4 アルコキシ基、アセト
    キシ基、プロピオニル基、スクシニルオキシ基、グルタ
    リルオキシ基、カルバモイルオキシ基、N−メチルカル
    バモイルオキシ基、N−エチルカルバモイルオキシ基、
    N,N−ジメチルカルバモイルオキシ基又はN,N−ジ
    エチルカルバモイルオキシ基であり、窒素原子上の置換
    基がC1 −C4 アルキル基であり、Dが、単結合、エチ
    レン基又はトリメチレン基を示す。)を有する基である
    アルキルーフェノキシアルキルアミン誘導体又はその薬
    理上許容される塩である請求項1の抗血栓剤。
  35. 【請求項35】有効成分が、 R1 が、C5 −C8 アルキル基であり、 R2 が、式 −D−R7 (式中、R7 は、ピロリジニ
    ル、ピペリジニル、モルホリニル又はチオモルホリニル
    基を示し、その炭素原子上の置換基がメチル基、エチル
    基、ヒドロキシ基、メトキシ基、エトキシ基、アセトキ
    シ基、プロピオニル基、スクシニルオキシ基、グルタリ
    ルオキシ基、カルバモイルオキシ基、N−メチルカルバ
    モイルオキシ基、N−エチルカルバモイルオキシ基、
    N,N−ジメチルカルバモイルオキシ基又はN,N−ジ
    エチルカルバモイルオキシ基であり、窒素原子上の置換
    基がメチル基又はエチル基であり、Dは、単結合、エチ
    レン基又はトリメチレン基を示す。)を有する基である
    アルキルーフェノキシアルキルアミン誘導体又はその薬
    理上許容される塩である請求項1の抗血栓剤。
  36. 【請求項36】有効成分が、 R1 が、C5 −C8 アルキル基であり、 R2 が、式 −D−R7 (式中、R7 は、ピロリジニ
    ル、1−メチルピロリジニル、ヒドロキシー1−メチル
    ピロリジニル、ピペリジニル、1−メチルピペリジニ
    ル、モルホリニル、4−メチルモルホリニル又はチオモ
    ルホリニル基を示し、Dは、単結合、エチレン基又はト
    リメチレン基を示す。)を有する基であるアルキルーフ
    ェノキシアルキルアミン誘導体又はその薬理上許容され
    る塩である請求項1の抗血栓剤。
  37. 【請求項37】有効成分が、 R1 が、C5 −C8 アルキル基であり、 R2 が、式 −D−R7 (式中、R7 は、2−ピロリジ
    ニル、1−メチル−2−ピロリジニル、4−ヒドロキシ
    ー1−メチル−2−ピロリジニル、2−ピペリジニル、
    1−メチル−2−ピペリジニル、2−モルホリニル、4
    −メチル−2−モルホリニル又は2−チオモルホリニル
    基を示し、Dは、単結合、エチレン基又はトリメチレン
    基を示す。)を有する基であるアルキルーフェノキシア
    ルキルアミン誘導体又はその薬理上許容される塩である
    請求項1の抗血栓剤。
  38. 【請求項38】有効成分が、 R1 が、式 −A−R3 (式中、R3 は、C3 −C7
    クロアルキル基又はヒドロキシ、メトキシ、エトキシ、
    フルオロ若しくはクロロで置換されたC5 −C6 シクロ
    アルキル基を示し、Aは、C2 −C4 アルキレン基又は
    ヒドロキシ、フルオロ、クロロ若しくはブロモで置換さ
    れたC2 −C4 アルキレン基を示す。)を有する基であ
    り、 R2 が、式 −D−R7 (式中、R7 は、ピロリジニ
    ル、ピペリジニル、モルホリニル又はチオモルホリニル
    基を示し、その炭素原子上の置換基がC1 −C4アルキ
    ル基、ヒドロキシ基、C1 −C4 アルコキシ基、アセト
    キシ基、プロピオニル基、スクシニルオキシ基、グルタ
    リルオキシ基、カルバモイルオキシ基、N−メチルカル
    バモイルオキシ基、N−エチルカルバモイルオキシ基、
    N,N−ジメチルカルバモイルオキシ基又はN,N−ジ
    エチルカルバモイルオキシ基であり、窒素原子上の置換
    基がC1 −C4 アルキル基であり、Dは、単結合又はC
    1 −C4 アルキレン基を示す。)を有する基であるアル
    キルーフェノキシアルキルアミン誘導体又はその薬理上
    許容される塩である請求項1の抗血栓剤。
  39. 【請求項39】有効成分が、 R1 が、式 −A−R3 (式中、R3 は、C3 −C7
    クロアルキル基又はヒドロキシ、メトキシ、エトキシ、
    フルオロ若しくはクロロで置換されたC5 −C6 シクロ
    アルキル基を示し、Aは、C2 −C4 アルキレン基又は
    ヒドロキシ、フルオロ、クロロ若しくはブロモで置換さ
    れたC2 −C4 アルキレン基を示す。)を有する基であ
    り、 R2 が、式 −D−R7 (式中、R7 は、ピロリジニ
    ル、ピペリジニル、モルホリニル又はチオモルホリニル
    基を示し、その炭素原子上の置換基がメチル基、エチル
    基、ヒドロキシ基、メトキシ基、エトキシ基、アセトキ
    シ基、プロピオニル基、スクシニルオキシ基、グルタリ
    ルオキシ基、カルバモイルオキシ基、N−メチルカルバ
    モイルオキシ基、N−エチルカルバモイルオキシ基、
    N,N−ジメチルカルバモイルオキシ基又はN,N−ジ
    エチルカルバモイルオキシ基であり、窒素原子上の置換
    基がメチル基又はエチル基であり、Dは、単結合又はC
    1 −C4 アルキレン基を示す。)を有する基であるアル
    キルーフェノキシアルキルアミン誘導体又はその薬理上
    許容される塩である請求項1の抗血栓剤。
  40. 【請求項40】有効成分が、 R1 が、式 −A−R3 (式中、R3 は、C5 −C6
    クロアルキル基又はメトキシで置換されたC5 −C6
    クロアルキル基を示し、Aは、C2 −C4 アルキレン
    基、2−ヒドロキシエチレン基、2−フルオロエチレン
    基、2−クロロエチレン基又は2−ブロモエチレン基を
    示す。)を有する基であり、 R2 が、式 −D−R7 (式中、R7 は、ピロリジニ
    ル、1−メチルピロリジニル、ヒドロキシー1−メチル
    ピロリジニル、ピペリジニル、1−メチルピペリジニ
    ル、モルホリニル、4−メチルモルホリニル又はチオモ
    ルホリニル基を示し、Dは、単結合又はC1 −C4 アル
    キレン基を示す。)を有する基であるアルキルーフェノ
    キシアルキルアミン誘導体又はその薬理上許容される塩
    である請求項1の抗血栓剤。
  41. 【請求項41】有効成分が、 R1 が、式 −A−R3 (式中、R3 は、C5 −C6
    クロアルキル基又はメトキシで置換されたC5 −C6
    クロアルキル基を示し、Aは、C2 −C4 アルキレン
    基、2−ヒドロキシエチレン基、2−フルオロエチレン
    基、2−クロロエチレン基又は2−ブロモエチレン基を
    示す。)を有する基であり、 R2 が、式 −D−R7 (式中、R7 は、2−ピロリジ
    ニル、1−メチル−2−ピロリジニル、4−ヒドロキシ
    ー1−メチル−2−ピロリジニル、2−ピペリジニル、
    1−メチル−2−ピペリジニル、2−モルホリニル、4
    −メチル−2−モルホリニル又は2−チオモルホリニル
    基を示し、Dは、単結合又はC1 −C4アルキレン基を
    示す。)を有する基であるアルキルーフェノキシアルキ
    ルアミン誘導体又はその薬理上許容される塩である請求
    項1の抗血栓剤。
  42. 【請求項42】有効成分が、 R1 が、式 −A−R3 (式中、R3 は、C5 −C6
    クロアルキル基又はメトキシで置換されたC5 −C6
    クロアルキル基を示し、Aは、エチレン基又は2−クロ
    ロエチレン基を示す。)を有する基であり、 R2 が、式 −D−R7 (式中、R7 は、ピロリジニ
    ル、ピペリジニル、モルホリニル又はチオモルホリニル
    基を示し、その炭素原子上の置換基がC1 −C4アルキ
    ル基、ヒドロキシ基、C1 −C4 アルコキシ基、アセト
    キシ基、プロピオニル基、スクシニルオキシ基、グルタ
    リルオキシ基、カルバモイルオキシ基、N−メチルカル
    バモイルオキシ基、N−エチルカルバモイルオキシ基、
    N,N−ジメチルカルバモイルオキシ基又はN,N−ジ
    エチルカルバモイルオキシ基であり、窒素原子上の置換
    基がC1 −C4 アルキル基であり、Dは、単結合、エチ
    レン基又はトリメチレン基を示す。)を有する基である
    アルキルーフェノキシアルキルアミン誘導体又はその薬
    理上許容される塩である請求項1の抗血栓剤。
  43. 【請求項43】有効成分が、 R1 が、式 −A−R3 (式中、R3 は、C5 −C6
    クロアルキル基又はメトキシで置換されたC5 −C6
    クロアルキル基を示し、Aは、エチレン基又は2−クロ
    ロエチレン基を示す。)を有する基であり、 R2 が、式 −D−R7 (式中、R7 は、ピロリジニ
    ル、ピペリジニル、モルホリニル又はチオモルホリニル
    基を示し、その炭素原子上の置換基がメチル基、エチル
    基、ヒドロキシ基、メトキシ基、エトキシ基、アセトキ
    シ基、プロピオニル基、スクシニルオキシ基、グルタリ
    ルオキシ基、カルバモイルオキシ基、N−メチルカルバ
    モイルオキシ基、N−エチルカルバモイルオキシ基、
    N,N−ジメチルカルバモイルオキシ基又はN,N−ジ
    エチルカルバモイルオキシ基を示し、窒素原子上の置換
    基がメチル基又はエチル基であり、Dは、単結合、エチ
    レン基又はトリメチレン基を示す。)を有する基である
    アルキルーフェノキシアルキルアミン誘導体又はその薬
    理上許容される塩である請求項1の抗血栓剤。
  44. 【請求項44】有効成分が、 R1 が、式 −A−R3 (式中、R3 は、C5 −C6
    クロアルキル基又はメトキシで3位が置換されたC6
    クロアルキル基を示し、Aは、エチレン基又は2−クロ
    ロエチレン基を示す。)を有する基であり、 R2 が、式 −D−R7 (式中、R7 は、ピロリジニ
    ル、1−メチルピロリジニル、ヒドロキシー1−メチル
    ピロリジニル、ピペリジニル、1−メチルピペリジニ
    ル、モルホリニル、4−メチルモルホリニル又はチオモ
    ルホリニルを示し、Dは、単結合、エチレン基又はトリ
    メチレン基を示す。)を有する基であるアルキルーフェ
    ノキシアルキルアミン誘導体又はその薬理上許容される
    塩である請求項1の抗血栓剤。
  45. 【請求項45】有効成分が、 R1 が、式 −A−R3 (式中、R3 は、C5 −C6
    クロアルキル基又はメトキシで3位が置換されたC6
    クロアルキル基を示し、Aは、エチレン基又は2−クロ
    ロエチレン基を示す。)を有する基であり、 R2 が、式 −D−R7 (式中、R7 は、2−ピロリジ
    ニル、1−メチル−2−ピロリジニル、4−ヒドロキシ
    ー1−メチル−2−ピロリジニル、2−ピベリジニル、
    1−メチル−2−ピペリジニル、2−モルホリニル、4
    −メチル−2−モルホリニル又は2−チオモルホリニル
    基を示し、Dは、単結合、エチレン基又はトリメチレン
    基を示す。)を有する基であるアルキルーフェノキシア
    ルキルアミン誘導体又はその薬理上許容される塩である
    請求項1の抗血栓剤。
  46. 【請求項46】有効成分が、 R1 が、式 −A−R3 (式中、R3 は、C6 シクロア
    ルキル基又はメトキシで3位が置換されたC6 シクロア
    ルキル基を示し、Aは、エチレン基又は2−クロロエチ
    レン基を示す。)を有する基であり、 R2 が、式 −D−R7 (式中、R7 は、2−ピロリジ
    ニル、1−メチル−2−ピロリジニル、4−ヒドロキシ
    ー1−メチル−2−ピロリジニル、2−ピペリジニル、
    1−メチル−2−ピペリジニル、2−モルホリニル、4
    −メチル−2−モルホリニル又は2−チオモルホリニル
    基を示し、Dは、単結合、エチレン基又はトリメチレン
    基を示す。)を有する基であるアルキルーフェノキシア
    ルキルアミン誘導体又はその薬理上許容される塩である
    請求項1の抗血栓剤。
  47. 【請求項47】有効成分が、 N,N−ジメチル−3−[2−(4−メチルペンチル)
    フェノキシ]プロピルアミン又はその薬理上許容される
    塩、 2−[2−[2−(2−シクロペンチルエチル)フェノ
    キシ]エチル]−1−メチルピロリジン又はその薬理上
    許容される塩、 3−[2−(2−シクロペンチルエチル)フェノキシメ
    チル]−1−メチルピペリジン又はその薬理上許容され
    る塩、 3−[2−(2−シクロヘキシルエチル)フェノキシ]
    −1−(N,N−ジメチルアミノ)−2−プロパノール
    又はその薬理上許容される塩、 2−[2−[2−(2−シクロヘキシルエチル)フェノ
    キシ]エチル]−1−メチルピロリジン又はその薬理上
    許容される塩、 3−[2−(2−シクロヘキシルエチル)フェノキシメ
    チル]−1−メチルピペリジン又はその薬理上許容され
    る塩、 2−[2−(2−シクロヘキシルエチル)フェノキシメ
    チル]−4−メチルモルホリン又はその薬理上許容され
    る塩、 2−[2−[2−[2−(3−メトキシシクロヘキシ
    ル)エチル]フェノキシ]エチル]−1−メチルピロリ
    ジン又はその薬理上許容される塩、 3−[2−(2−クロロ−2−シクロヘキシルエチル)
    フェノキシ]−1−(N,N−ジメチルアミノ)−2−
    プロパノール又はその薬理上許容される塩、 2−[2−[2−(2−クロロ−2−シクロヘキシルエ
    チル)フェノキシ]エチル]−1−メチルピロリジン又
    はその薬理上許容される塩或は 3−[2−(2−クロロ−2−シクロヘキシルエチル)
    フェノキシメチル]−1−メチルピペリジン又はその薬
    理上許容される塩である請求項1の抗血栓剤。
JP6233064A 1993-09-29 1994-09-28 アルキルーフェノキシアルキルアミン誘導体を有効成分とする抗血栓剤 Pending JPH07179337A (ja)

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