JPH071795Y2 - 浸漬型基板洗浄装置 - Google Patents
浸漬型基板洗浄装置Info
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- JPH071795Y2 JPH071795Y2 JP1991079854U JP7985491U JPH071795Y2 JP H071795 Y2 JPH071795 Y2 JP H071795Y2 JP 1991079854 U JP1991079854 U JP 1991079854U JP 7985491 U JP7985491 U JP 7985491U JP H071795 Y2 JPH071795 Y2 JP H071795Y2
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- cleaning liquid
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- straightening
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、半導体基板や液晶用
ガラス基板等の薄板状被処理基板(以下単に基板と称す
る)を洗浄処理するのに用いられる浸漬型の基板洗浄装
置に関するものである。
ガラス基板等の薄板状被処理基板(以下単に基板と称す
る)を洗浄処理するのに用いられる浸漬型の基板洗浄装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の装置としては、従来より例えば
本出願人の提案に係る実開平2−76837号公報に開
示され、図10に示すもの(以下従来例1という)、あ
るいは特開平1−184925号公報に開示され、図1
1にもの(以下従来例2という)が知られている。
本出願人の提案に係る実開平2−76837号公報に開
示され、図10に示すもの(以下従来例1という)、あ
るいは特開平1−184925号公報に開示され、図1
1にもの(以下従来例2という)が知られている。
【0003】従来例1は図10に示すように、石英材料
で形成した処理槽102の内部を整流多孔板104で上
下に仕切り、下部に洗浄液供給部3Aを、上部に洗浄処
理部3Bを区画形成し、洗浄液供給部3Aより洗浄液を
供給して洗浄処理部3Bに貯溜するとともに、整流多孔
板104により洗浄液の上昇流を形成して処理槽102
の上辺部よりオーバーフローさせ、複数の被処理基板W
を直立状に整列して収容したキャリア105を洗浄処理
部3Bの洗浄液中に浸漬して、キャリア載置台110上
に載置し、洗浄液の上昇流で基板を洗浄するように構成
されている。なお、キャリア105は図示しない自動搬
送ロボットによって自動搬送され、また、オーバーフロ
ーした洗浄液は廃液槽101を介して回収され、精製し
て再利用される。
で形成した処理槽102の内部を整流多孔板104で上
下に仕切り、下部に洗浄液供給部3Aを、上部に洗浄処
理部3Bを区画形成し、洗浄液供給部3Aより洗浄液を
供給して洗浄処理部3Bに貯溜するとともに、整流多孔
板104により洗浄液の上昇流を形成して処理槽102
の上辺部よりオーバーフローさせ、複数の被処理基板W
を直立状に整列して収容したキャリア105を洗浄処理
部3Bの洗浄液中に浸漬して、キャリア載置台110上
に載置し、洗浄液の上昇流で基板を洗浄するように構成
されている。なお、キャリア105は図示しない自動搬
送ロボットによって自動搬送され、また、オーバーフロ
ーした洗浄液は廃液槽101を介して回収され、精製し
て再利用される。
【0004】従来例2は図11に示すように、上記従来
例1(図10)において、キャリア載置台110を介さ
ずにキャリア105を直接整流多孔板104上に載置す
るとともに、洗浄処理部3Bは正面視でその側壁2の上
部が内側に向けて突設され、突設部2aとキャリア10
5の外側との間の上昇流を減じ、キャリア105内によ
り多く上昇流を流すように構成されている。なお、同図
中の符号5aはキャリア側壁の開口である。
例1(図10)において、キャリア載置台110を介さ
ずにキャリア105を直接整流多孔板104上に載置す
るとともに、洗浄処理部3Bは正面視でその側壁2の上
部が内側に向けて突設され、突設部2aとキャリア10
5の外側との間の上昇流を減じ、キャリア105内によ
り多く上昇流を流すように構成されている。なお、同図
中の符号5aはキャリア側壁の開口である。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】一般にこの種の浸漬型
基板洗浄装置ではプロセス中で発生し、前処理工程で基
板に付着した処理液及び塵粒子を速やかに処理槽外に排
出し、基板表面に再付着するのを防止しなければならな
い。しかるに、上記従来例1及び従来例2ともに、洗浄
処理の迅速性に欠けるという難点があった。それは以下
のような理由によるものと考えられる。図12及び図1
3はそれぞれ従来例1及び従来例2の流速ベクトル図で
あり、それぞれ左右の対称性を考慮して左半部のみを示
す。即ち、従来例1は、図12に示すように、処理槽の
102の側壁2とキャリア105の側壁との間の3カ所
に渦流Q1〜Q3が発生し、この渦流が洗浄液を停溜さ
せ、塵粒子等の迅速な排出を妨げている。
基板洗浄装置ではプロセス中で発生し、前処理工程で基
板に付着した処理液及び塵粒子を速やかに処理槽外に排
出し、基板表面に再付着するのを防止しなければならな
い。しかるに、上記従来例1及び従来例2ともに、洗浄
処理の迅速性に欠けるという難点があった。それは以下
のような理由によるものと考えられる。図12及び図1
3はそれぞれ従来例1及び従来例2の流速ベクトル図で
あり、それぞれ左右の対称性を考慮して左半部のみを示
す。即ち、従来例1は、図12に示すように、処理槽の
102の側壁2とキャリア105の側壁との間の3カ所
に渦流Q1〜Q3が発生し、この渦流が洗浄液を停溜さ
せ、塵粒子等の迅速な排出を妨げている。
【0006】また、従来例2は、図13に示すように、
3カ所に渦流Q4〜Q6が発生し、同様に塵粒子等の迅速
な排出を妨げている。本考案はこのような事情を考慮
し、鋭意研究の結果なされたもので、上記渦流の発生を
極力抑制して、洗浄処理の迅速性を一層向上させること
を技術課題とする。
3カ所に渦流Q4〜Q6が発生し、同様に塵粒子等の迅速
な排出を妨げている。本考案はこのような事情を考慮
し、鋭意研究の結果なされたもので、上記渦流の発生を
極力抑制して、洗浄処理の迅速性を一層向上させること
を技術課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は上記課題を解決
するものとして、以下のように構成される。請求項1の
考案は、処理槽の内部を整流多孔板で上下に仕切り、下
部に洗浄液供給部を、その上方に洗浄処理部を区画形成
し、洗浄液供給部より洗浄液を供給し、整流多孔板を介
して洗浄処理部に洗浄液の上昇流を形成して処理槽の上
辺部よりオーバーフローさせ、洗浄液を貯溜した洗浄処
理部内に、複数の被処理基板を直立状に整列して浸漬
し、洗浄液の上昇流で基板を洗浄するように構成した浸
漬型基板洗浄装置において、洗浄処理部は平面視では矩
形状をなし、正面視又は側面視のいずれか一方では、処
理槽の側壁の少なくとも上部が外側へ向けて20度以下
の広がり形状をなし、側壁と被処理基板との間に洗浄液
の上昇整流を生ずる狭部隙間を形成したことを特徴とす
るものである。
するものとして、以下のように構成される。請求項1の
考案は、処理槽の内部を整流多孔板で上下に仕切り、下
部に洗浄液供給部を、その上方に洗浄処理部を区画形成
し、洗浄液供給部より洗浄液を供給し、整流多孔板を介
して洗浄処理部に洗浄液の上昇流を形成して処理槽の上
辺部よりオーバーフローさせ、洗浄液を貯溜した洗浄処
理部内に、複数の被処理基板を直立状に整列して浸漬
し、洗浄液の上昇流で基板を洗浄するように構成した浸
漬型基板洗浄装置において、洗浄処理部は平面視では矩
形状をなし、正面視又は側面視のいずれか一方では、処
理槽の側壁の少なくとも上部が外側へ向けて20度以下
の広がり形状をなし、側壁と被処理基板との間に洗浄液
の上昇整流を生ずる狭部隙間を形成したことを特徴とす
るものである。
【0008】請求項2の考案は、処理槽の内部を整流多
孔板で上下に仕切り、下部に洗浄液供給部を、その上方
に洗浄処理部を区画形成し、洗浄液供給部より洗浄液を
供給し、整流多孔板を介して洗浄処理部に洗浄液の上昇
流を形成して処理槽の上辺部よりオーバーフローさせ、
複数の被処理基板を直立状に整列して収容したキャリア
を、洗浄液を貯溜した洗浄処理部内に浸漬し、洗浄液の
上昇流で基板を洗浄するように構成した浸漬型基板洗浄
装置において、キャリアを整流多孔板より少なくとも2
0mm以上上方へ離間配置可能に支持するとともに、その
断面外形が流線形をなす整流杆を、キャリアの下端部の
下側に沿って配置したことを特徴とするものである。
孔板で上下に仕切り、下部に洗浄液供給部を、その上方
に洗浄処理部を区画形成し、洗浄液供給部より洗浄液を
供給し、整流多孔板を介して洗浄処理部に洗浄液の上昇
流を形成して処理槽の上辺部よりオーバーフローさせ、
複数の被処理基板を直立状に整列して収容したキャリア
を、洗浄液を貯溜した洗浄処理部内に浸漬し、洗浄液の
上昇流で基板を洗浄するように構成した浸漬型基板洗浄
装置において、キャリアを整流多孔板より少なくとも2
0mm以上上方へ離間配置可能に支持するとともに、その
断面外形が流線形をなす整流杆を、キャリアの下端部の
下側に沿って配置したことを特徴とするものである。
【0009】請求項3の考案は、処理槽の内部を整流多
孔板で上下に仕切り、下部に洗浄液供給部を、その上方
に洗浄処理部を区画形成し、洗浄液供給部より洗浄液を
供給し、整流多孔板を介して洗浄処理部に洗浄液の上昇
流を形成して処理槽の上辺部よりオーバーフローさせ、
洗浄液を貯溜した洗浄処理部内に、複数の被処理基板を
直立状に整列して浸漬し、洗浄液の上昇流で基板を洗浄
するように構成した浸漬型基板洗浄装置において、被処
理基板を整流多孔板より少なくとも20mm以上上方へ離
間配置可能に支持するとともに、被処理基板の保持杆の
下端の断面外形が流線形をなすように形成したことを特
徴とするものである。
孔板で上下に仕切り、下部に洗浄液供給部を、その上方
に洗浄処理部を区画形成し、洗浄液供給部より洗浄液を
供給し、整流多孔板を介して洗浄処理部に洗浄液の上昇
流を形成して処理槽の上辺部よりオーバーフローさせ、
洗浄液を貯溜した洗浄処理部内に、複数の被処理基板を
直立状に整列して浸漬し、洗浄液の上昇流で基板を洗浄
するように構成した浸漬型基板洗浄装置において、被処
理基板を整流多孔板より少なくとも20mm以上上方へ離
間配置可能に支持するとともに、被処理基板の保持杆の
下端の断面外形が流線形をなすように形成したことを特
徴とするものである。
【0010】
【作用】請求項1の考案では、洗浄処理部の側壁と被処
理基板との間に狭部隙間が形成されていることから、狭
部隙間の上昇速度が速くなり、例えば図5及び図6に示
すように、従来例1(図12)で生じていた渦流Q1〜
Q3がなくなる。そして側壁の上部2aが外側へ向けて
20度以下の広がり形状をなすよう形成されていること
から、図6で示すように、従来例2(図13)で生じて
いた渦流Q4・Q6や搬送ロボットの挟持スペース部で生
じていた渦流Q5がなくなる。これにより洗浄処理部内
において洗浄液の均一な上昇整流が形成され、渦流や停
溜部は生じない。
理基板との間に狭部隙間が形成されていることから、狭
部隙間の上昇速度が速くなり、例えば図5及び図6に示
すように、従来例1(図12)で生じていた渦流Q1〜
Q3がなくなる。そして側壁の上部2aが外側へ向けて
20度以下の広がり形状をなすよう形成されていること
から、図6で示すように、従来例2(図13)で生じて
いた渦流Q4・Q6や搬送ロボットの挟持スペース部で生
じていた渦流Q5がなくなる。これにより洗浄処理部内
において洗浄液の均一な上昇整流が形成され、渦流や停
溜部は生じない。
【0011】請求項2の考案では、キャリアを整流多孔
板より少なくとも20mm以上上方に離間配置しているの
で、例えば図4に示すように整流多孔板4の直ぐ上で生
ずる渦流qの影響を受けることはなく、上昇整流によっ
て基板の洗浄がなされることになる。また、断面外形が
流線形をなす整流杆11をキャリアの下端部5bの下側
に沿って配置していることから、キャリアの下端近傍に
渦流や停溜部が生ずるのを回避することができる。
板より少なくとも20mm以上上方に離間配置しているの
で、例えば図4に示すように整流多孔板4の直ぐ上で生
ずる渦流qの影響を受けることはなく、上昇整流によっ
て基板の洗浄がなされることになる。また、断面外形が
流線形をなす整流杆11をキャリアの下端部5bの下側
に沿って配置していることから、キャリアの下端近傍に
渦流や停溜部が生ずるのを回避することができる。
【0012】請求項3の考案では、被処理基板を整流多
孔板より少なくとも20mm以上上方に離間配置している
ので、例えば図4に示すように整流多孔板4の直ぐ上で
生ずる渦流qの影響を受けることはなく、上昇整流によ
って基板の洗浄がなされることになる。また、被処理基
板の保持杆の下端の断面外形が流線形であるため、被処
理基板の保持杆の下端では渦流の発生を回避することが
できる。
孔板より少なくとも20mm以上上方に離間配置している
ので、例えば図4に示すように整流多孔板4の直ぐ上で
生ずる渦流qの影響を受けることはなく、上昇整流によ
って基板の洗浄がなされることになる。また、被処理基
板の保持杆の下端の断面外形が流線形であるため、被処
理基板の保持杆の下端では渦流の発生を回避することが
できる。
【0013】
【実施例】以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は本考案の第1の実施例に係る浸漬型基板洗浄
装置の縦断正面図、図2はその縦断側面図である。この
実施例装置は、図示しない排液槽内に石英製処理槽2を
配置し、処理槽2の内部を整流多孔板4で上下に仕切
り、下部に洗浄液供給部3Aを、その上方に洗浄処理部
3Bを区画形成し、複数の被処理基板Wを直立状に整列
して収容したキャリア5を自動搬送ロボット6で、洗浄
処理部3B内に浸漬し、洗浄液供給部3Aより純水洗浄
液7を供給し、整流多孔板4を介して上昇流を形成して
処理槽2の上辺部よりオーバーフローさせ、純水洗浄液
の上昇流で基板Wを洗浄するように構成されている。
る。図1は本考案の第1の実施例に係る浸漬型基板洗浄
装置の縦断正面図、図2はその縦断側面図である。この
実施例装置は、図示しない排液槽内に石英製処理槽2を
配置し、処理槽2の内部を整流多孔板4で上下に仕切
り、下部に洗浄液供給部3Aを、その上方に洗浄処理部
3Bを区画形成し、複数の被処理基板Wを直立状に整列
して収容したキャリア5を自動搬送ロボット6で、洗浄
処理部3B内に浸漬し、洗浄液供給部3Aより純水洗浄
液7を供給し、整流多孔板4を介して上昇流を形成して
処理槽2の上辺部よりオーバーフローさせ、純水洗浄液
の上昇流で基板Wを洗浄するように構成されている。
【0014】洗浄液供給部3Aには2本の給液管8・8
が配管され、その給液管8の下面には液吐出孔8aが等
ピッチであけられており、この給液管8を介して純水洗
浄液7を供給するようになっている。上記整流多孔板4
は下側の洗浄液供給部3A内を一定の正圧にして、所定
温度の純水洗浄液7及び必要に応じてそこへ供給される
N2ガス等の上昇流を均一な整流に形成するものであ
り、整流孔4aはキャリア5内の基板Wが位置する直径
幅に対応する部分では密に、その外側では疎となるよう
に直径約1mmの円孔が千鳥配置(図3)にあけられてい
る。
が配管され、その給液管8の下面には液吐出孔8aが等
ピッチであけられており、この給液管8を介して純水洗
浄液7を供給するようになっている。上記整流多孔板4
は下側の洗浄液供給部3A内を一定の正圧にして、所定
温度の純水洗浄液7及び必要に応じてそこへ供給される
N2ガス等の上昇流を均一な整流に形成するものであ
り、整流孔4aはキャリア5内の基板Wが位置する直径
幅に対応する部分では密に、その外側では疎となるよう
に直径約1mmの円孔が千鳥配置(図3)にあけられてい
る。
【0015】上記洗浄処理部3Bは平面視では矩形状に
形成され、正面視及び側面視では処理槽2の側壁の上部
2aが外側へ向けて20度以下の広がり形状をなし、側
壁の下部2bが垂直形状をなし、垂直側壁2bとキャリ
ア5の外壁との間に洗浄液の上昇整流を生ずる狭部隙間
Dが形成されている。この狭部隙間Dによって、従来例
1(図12)で生じていた渦流Q1〜Q3をなくして上昇
整流を形成させ(図5及び図6参照)、側壁上部2aを
外側へ向けてゆるやかに広げることにより、図13で生
じていた自動搬送ロボット6挟持用スペースに渦流Q5
が生じないようにしてある(図6参照)。
形成され、正面視及び側面視では処理槽2の側壁の上部
2aが外側へ向けて20度以下の広がり形状をなし、側
壁の下部2bが垂直形状をなし、垂直側壁2bとキャリ
ア5の外壁との間に洗浄液の上昇整流を生ずる狭部隙間
Dが形成されている。この狭部隙間Dによって、従来例
1(図12)で生じていた渦流Q1〜Q3をなくして上昇
整流を形成させ(図5及び図6参照)、側壁上部2aを
外側へ向けてゆるやかに広げることにより、図13で生
じていた自動搬送ロボット6挟持用スペースに渦流Q5
が生じないようにしてある(図6参照)。
【0016】なお、整流多孔板4の周縁部には上記狭部
隙間に対置させて整流孔4bがあけられており、この整
流孔4bによって狭部隙間Dを上昇する整流Rが形成さ
れ、この上昇整流Rによって、基板相互間を通過した液
流がカセット外へまわり込まないようにしてある。
隙間に対置させて整流孔4bがあけられており、この整
流孔4bによって狭部隙間Dを上昇する整流Rが形成さ
れ、この上昇整流Rによって、基板相互間を通過した液
流がカセット外へまわり込まないようにしてある。
【0017】上記整流多孔板4の上側には、キャリア5
の載置台10が着脱自在に設けられている。この載置台
10は、断面が円形の整流杆11を縦横に組み合わせて
構成され、整流杆11がキャリア5の下端部5bの真下
に位置するように、キャリア位置決め部材12が整流杆
11に固設され、また、キャリア5を整流多孔板4より
少なくとも20mm以上上方に離間して支持するように構
成されている。これにより、図4に示すように、整流多
孔板4の直ぐ上で生ずる渦流qの影響を受けず、また、
キャリア5の下端部5bの近傍に渦流や停溜部が生ずる
のを回避することができる。
の載置台10が着脱自在に設けられている。この載置台
10は、断面が円形の整流杆11を縦横に組み合わせて
構成され、整流杆11がキャリア5の下端部5bの真下
に位置するように、キャリア位置決め部材12が整流杆
11に固設され、また、キャリア5を整流多孔板4より
少なくとも20mm以上上方に離間して支持するように構
成されている。これにより、図4に示すように、整流多
孔板4の直ぐ上で生ずる渦流qの影響を受けず、また、
キャリア5の下端部5bの近傍に渦流や停溜部が生ずる
のを回避することができる。
【0018】上記整流杆11は円形に限らず、断面外形
が渦流を生じない流線形を有するものであれば良い。ま
た、図4に示すように、キャリア5の下端部5bと整流
杆11との間に洗浄液が流通できる隙間dを設けるのが
望ましく、図2中の符号13はこの隙間dを形成するた
めのスペーサである。なお、整流杆11の断面外形が流
線形の場合、スペーサ13を省略することもできる。ま
た、自動搬送用ロボット6でキャリア5を浸漬保持した
まま、基板を洗浄する場合には、位置決め部材12及び
整流杆11のみ設け、上記載置台10は必ずしも必要で
ない。
が渦流を生じない流線形を有するものであれば良い。ま
た、図4に示すように、キャリア5の下端部5bと整流
杆11との間に洗浄液が流通できる隙間dを設けるのが
望ましく、図2中の符号13はこの隙間dを形成するた
めのスペーサである。なお、整流杆11の断面外形が流
線形の場合、スペーサ13を省略することもできる。ま
た、自動搬送用ロボット6でキャリア5を浸漬保持した
まま、基板を洗浄する場合には、位置決め部材12及び
整流杆11のみ設け、上記載置台10は必ずしも必要で
ない。
【0019】図7は図2の処理槽をさらに改良した第2
の実施例を示す縦断側面図である。即ち、図2のように
処理槽2内に2組のキャリア5を浸漬した場合、当該キ
ャリア5・5の隙間S0に仮想線で示すように、処理液
7の逆流又は渦流qが発生することがある。そこで本実
施例では、図7で示すようにキャリア5・5の隙間にス
ペーサ20を立設配置して流路を狭めることにより、キ
ャリア5とスペーサ20との隙間に上昇流Fを形成さ
せ、上記逆流又は渦流qの発生を回避するようにしたも
のである。なお、スペーサ20の形状は流路を狭めるも
のであれば、単なるプレートでも良い。また、上記逆流
qを回避するために、スペーサ20の上端はなるべく水
面付近に延出するのが望ましい。
の実施例を示す縦断側面図である。即ち、図2のように
処理槽2内に2組のキャリア5を浸漬した場合、当該キ
ャリア5・5の隙間S0に仮想線で示すように、処理液
7の逆流又は渦流qが発生することがある。そこで本実
施例では、図7で示すようにキャリア5・5の隙間にス
ペーサ20を立設配置して流路を狭めることにより、キ
ャリア5とスペーサ20との隙間に上昇流Fを形成さ
せ、上記逆流又は渦流qの発生を回避するようにしたも
のである。なお、スペーサ20の形状は流路を狭めるも
のであれば、単なるプレートでも良い。また、上記逆流
qを回避するために、スペーサ20の上端はなるべく水
面付近に延出するのが望ましい。
【0020】図8は図1の処理槽をさらに変形した第3
の実施例を示す縦断正面図である。この実施例は、いわ
ゆるキャリアレスタイプの処理槽2を用いるものであ
り、前記キャリア5を介在させずに自動搬送用ロボット
6の一対のアームチャック6a・6aで複数の基板Wを
直接チャックして整流多孔板4上の一対の保持杆30・
30に浸漬保持させ、洗浄液供給部3A内に装填したフ
ィルタカートリッジ10を介して、純水洗浄液7の均一
な上昇流を供給して処理槽2の上辺部よりオーバーフロ
ーさせ、純水洗浄液の上昇流で基板Wを洗浄するように
構成されている。
の実施例を示す縦断正面図である。この実施例は、いわ
ゆるキャリアレスタイプの処理槽2を用いるものであ
り、前記キャリア5を介在させずに自動搬送用ロボット
6の一対のアームチャック6a・6aで複数の基板Wを
直接チャックして整流多孔板4上の一対の保持杆30・
30に浸漬保持させ、洗浄液供給部3A内に装填したフ
ィルタカートリッジ10を介して、純水洗浄液7の均一
な上昇流を供給して処理槽2の上辺部よりオーバーフロ
ーさせ、純水洗浄液の上昇流で基板Wを洗浄するように
構成されている。
【0021】この処理槽2は洗浄液供給部3Aを構成す
る下部処理槽2Aと洗浄処理部3Bを構成する上部処理
槽2Bとから成り、メンテナンスの便宜を考慮して両者
は分離可能に組み付けられ、フィルタカートリッジ10
を適宜交換し得るように構成されている。
る下部処理槽2Aと洗浄処理部3Bを構成する上部処理
槽2Bとから成り、メンテナンスの便宜を考慮して両者
は分離可能に組み付けられ、フィルタカートリッジ10
を適宜交換し得るように構成されている。
【0022】上記フィルタカートリッジ10は図8で示
すように、フランジ基枠11に炉材としてメンブランフ
ィルタ12を波形をなすように横設して多数のサポータ
13…で上下方向より支持するとともに、メンブランフ
ィルタ12を洗浄液供給部3Aの上方間口の全域に亙り
敷設して成り、給液管8より圧送されてくる洗浄液7の
速度圧を十分に分散させて均一な上昇流を形成するよう
に構成されている。上記一対の保持杆30・30は整流
多孔板4上に離間配置され、前後方向に所定ピッチで形
成された多数の基板保持溝(図示せず)により、複数の
被処理基板Wを直立状に整列保持するように構成されて
いる。
すように、フランジ基枠11に炉材としてメンブランフ
ィルタ12を波形をなすように横設して多数のサポータ
13…で上下方向より支持するとともに、メンブランフ
ィルタ12を洗浄液供給部3Aの上方間口の全域に亙り
敷設して成り、給液管8より圧送されてくる洗浄液7の
速度圧を十分に分散させて均一な上昇流を形成するよう
に構成されている。上記一対の保持杆30・30は整流
多孔板4上に離間配置され、前後方向に所定ピッチで形
成された多数の基板保持溝(図示せず)により、複数の
被処理基板Wを直立状に整列保持するように構成されて
いる。
【0023】図9は上記図8の処理槽をさらに変形した
第4の実施例を示す縦断正面図である。この実施例は、
前記整流多孔板4を排除するとともに、保持杆30を処
理槽2の上縁部より支持具31で吊り下げて浸漬配置
し、この保持杆30で複数の基板Wを浸漬保持するよう
に構成したものである。ここで、保持杆30の下端部は
流線形をなすように形成され、処理液7の上昇流の抵抗
を無くして渦流の発生を防止するように構成されてい
る。なお、洗浄液供給部3A内に装填したフィルタカー
トリッジ10の上縁から基板Wの下縁までの距離Hは、
前記同様20〜30mmに設定されている。
第4の実施例を示す縦断正面図である。この実施例は、
前記整流多孔板4を排除するとともに、保持杆30を処
理槽2の上縁部より支持具31で吊り下げて浸漬配置
し、この保持杆30で複数の基板Wを浸漬保持するよう
に構成したものである。ここで、保持杆30の下端部は
流線形をなすように形成され、処理液7の上昇流の抵抗
を無くして渦流の発生を防止するように構成されてい
る。なお、洗浄液供給部3A内に装填したフィルタカー
トリッジ10の上縁から基板Wの下縁までの距離Hは、
前記同様20〜30mmに設定されている。
【0024】
【考案の効果】以上の説明で明らかなように、本考案で
は次のような効果を奏する。 イ.請求項1の考案では、洗浄処理部の側壁と基板との
間に狭部隙間が形成され、かつ、側壁の少なくとも上部
が外側へ向けて20度以下の広がり形状に形成されてい
るので、洗浄処理部内において、洗浄液の均一な上昇流
が形成され、従来例のような渦流や停溜部は生じない。
これにより迅速な洗浄処理をなすことができる。 ロ.請求項2に記載の考案では、キャリアを整流多孔板
より少なくとも20mm以上上方に離間配置し、断面外形
が流線形をなす整流杆をキャリアの下端縁の下側に沿っ
て配置していることから、整流多孔板の直ぐ上で生ずる
渦流の影響を受けず、また、キャリアの下端部近傍に渦
流や停溜部が生ずるのを回避することができる。これに
より均一な上昇流が形成され、一層迅速な洗浄処理をな
すことができる。 ハ.請求項3に記載の考案では、基板を整流多孔板より
少なくとも20mm以上上方に離間配置し、その下端の断
面外形が流線形をな基板保持杆を配置していることか
ら、整流多孔板の直ぐ上で生ずる渦流の影響を受けず、
また、基板保持杆の下端部近傍に渦流や停溜部が生ずる
のを回避することができる。これにより均一な上昇流が
形成され、一層迅速な洗浄処理をなすことができる。
は次のような効果を奏する。 イ.請求項1の考案では、洗浄処理部の側壁と基板との
間に狭部隙間が形成され、かつ、側壁の少なくとも上部
が外側へ向けて20度以下の広がり形状に形成されてい
るので、洗浄処理部内において、洗浄液の均一な上昇流
が形成され、従来例のような渦流や停溜部は生じない。
これにより迅速な洗浄処理をなすことができる。 ロ.請求項2に記載の考案では、キャリアを整流多孔板
より少なくとも20mm以上上方に離間配置し、断面外形
が流線形をなす整流杆をキャリアの下端縁の下側に沿っ
て配置していることから、整流多孔板の直ぐ上で生ずる
渦流の影響を受けず、また、キャリアの下端部近傍に渦
流や停溜部が生ずるのを回避することができる。これに
より均一な上昇流が形成され、一層迅速な洗浄処理をな
すことができる。 ハ.請求項3に記載の考案では、基板を整流多孔板より
少なくとも20mm以上上方に離間配置し、その下端の断
面外形が流線形をな基板保持杆を配置していることか
ら、整流多孔板の直ぐ上で生ずる渦流の影響を受けず、
また、基板保持杆の下端部近傍に渦流や停溜部が生ずる
のを回避することができる。これにより均一な上昇流が
形成され、一層迅速な洗浄処理をなすことができる。
【図1】本考案の第1の実施例に係る浸漬型基板洗浄装
置の縦断正面図である。
置の縦断正面図である。
【図2】本考案の第1の実施例に係る浸漬型基板洗浄装
置の縦断側面図である。
置の縦断側面図である。
【図3】整流多孔板の要部平面図である。
【図4】整流多孔板及び整流杆の作用説明図である。
【図5】洗浄処理部側壁の上部が段差状に広がっている
場合の流速ベクトル図である。
場合の流速ベクトル図である。
【図6】本考案の第1の実施例に係る流速ベクトル図で
ある。
ある。
【図7】図2の処理槽をさらに改良した第2の実施例を
示す縦断側面図である。
示す縦断側面図である。
【図8】図1の処理槽をさらに改良した第3の実施例を
示す縦断側面図である。
示す縦断側面図である。
【図9】図1の処理槽をさらに変形した第4の実施例を
示す縦断側面図である。
示す縦断側面図である。
【図10】従来例1の第1図相当図である。
【図11】従来例2の第1図相当図である。
【図12】従来例1に係る流速ベクトル図である。
【図13】従来例2に係る流速ベクトル図である。
2…処理槽、2a…処理槽の側壁上部、2b…処理槽の
側壁下部、3A…洗浄液供給部、3B…洗浄処理部、4
…整流多孔板、5…キャリア、5b…キャリアの下端
部、7…洗浄液、11…整流杆、30…基板保持杆、W
…基板、D…狭部隙間。
側壁下部、3A…洗浄液供給部、3B…洗浄処理部、4
…整流多孔板、5…キャリア、5b…キャリアの下端
部、7…洗浄液、11…整流杆、30…基板保持杆、W
…基板、D…狭部隙間。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 杉原 一男 滋賀県彦根市高宮町480番地の1 大日本 スクリーン製造株式会社 彦根地区事業所 内 (72)考案者 松永 実信 京都府京都市伏見区羽束師古川町322番地 大日本スクリーン製造株式会社 洛西工 場内 (72)考案者 寺嶋 幸三 京都府京都市伏見区羽束師古川町322番地 大日本スクリーン製造株式会社 洛西工 場内 (56)参考文献 特開 昭61−125136(JP,A) 特開 昭63−271937(JP,A)
Claims (3)
- 【請求項1】 処理槽の内部を整流多孔板で上下に仕切
り、下部に洗浄液供給部を、その上方に洗浄処理部を区
画形成し、洗浄液供給部より洗浄液を供給し、整流多孔
板を介して洗浄処理部に洗浄液の上昇流を形成して処理
槽の上辺部よりオーバーフローさせ、洗浄液を貯溜した
洗浄処理部内に、複数の被処理基板を直立状に整列して
浸漬し、洗浄液の上昇流で基板を洗浄するように構成し
た浸漬型基板洗浄装置において、洗浄処理部は平面視で
は矩形状をなし、正面視又は側面視のいずれか一方で
は、処理槽の側壁の少なくとも上部が外側へ向けて20
度以下の広がり形状をなし、側壁と被処理基板との間に
洗浄液の上昇整流を生ずる狭部隙間を形成したことを特
徴とする浸漬型基板洗浄装置。 - 【請求項2】 処理槽の内部を整流多孔板で上下に仕切
り、下部に洗浄液供給部を、その上方に洗浄処理部を区
画形成し、洗浄液供給部より洗浄液を供給し、整流多孔
板を介して洗浄処理部に洗浄液の上昇流を形成して処理
槽の上辺部よりオーバーフローさせ、複数の被処理基板
を直立状に整列して収容したキャリアを、洗浄液を貯溜
した洗浄処理部内に浸漬し、洗浄液の上昇流で基板を洗
浄するように構成した浸漬型基板洗浄装置において、キ
ャリアを整流多孔板より少なくとも20mm以上上方へ離
間配置可能に支持するとともに、その断面外形が流線形
をなす整流杆を、キャリアの下端縁の下側に沿って配置
したことを特徴とする浸漬型基板洗浄装置。 - 【請求項3】 処理槽の内部を整流多孔板で上下に仕切
り、下部に洗浄液供給部を、その上方に洗浄処理部を区
画形成し、洗浄液供給部より洗浄液を供給し、整流多孔
板を介して洗浄処理部に洗浄液の上昇流を形成して処理
槽の上辺部よりオーバーフローさせ、洗浄液を貯溜した
洗浄処理部内に、複数の被処理基板を直立状に整列して
浸漬し、洗浄液の上昇流で基板を洗浄するように構成し
た浸漬型基板洗浄装置において、被処理基板を整流多孔
板より少なくとも20mm以上上方へ離間配置可能に支持
するとともに、被処理基板の保持杆の下端の断面外形が
流線形をなすように形成したことを特徴とする浸漬型基
板洗浄装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991079854U JPH071795Y2 (ja) | 1990-09-10 | 1991-09-05 | 浸漬型基板洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2-95381 | 1990-09-10 | ||
| JP9538190 | 1990-09-10 | ||
| JP1991079854U JPH071795Y2 (ja) | 1990-09-10 | 1991-09-05 | 浸漬型基板洗浄装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0497336U JPH0497336U (ja) | 1992-08-24 |
| JPH071795Y2 true JPH071795Y2 (ja) | 1995-01-18 |
Family
ID=31948714
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991079854U Expired - Lifetime JPH071795Y2 (ja) | 1990-09-10 | 1991-09-05 | 浸漬型基板洗浄装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH071795Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2872895B2 (ja) * | 1993-10-05 | 1999-03-24 | 株式会社カイジョー | 基板保持カセット |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61125136A (ja) * | 1984-11-22 | 1986-06-12 | Hitachi Ltd | 処理槽 |
| JPS63271937A (ja) * | 1987-04-28 | 1988-11-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 洗浄装置 |
| JPH0650982Y2 (ja) * | 1988-11-30 | 1994-12-21 | 大日本スクリーン製造株式会社 | 浸漬型基板処理装置 |
-
1991
- 1991-09-05 JP JP1991079854U patent/JPH071795Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0497336U (ja) | 1992-08-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |