JPH07179854A - 軟弱土の固化材および軟弱土の改良方法 - Google Patents
軟弱土の固化材および軟弱土の改良方法Info
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- JPH07179854A JPH07179854A JP35478693A JP35478693A JPH07179854A JP H07179854 A JPH07179854 A JP H07179854A JP 35478693 A JP35478693 A JP 35478693A JP 35478693 A JP35478693 A JP 35478693A JP H07179854 A JPH07179854 A JP H07179854A
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- Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 改良後の土のpH値を、ほぼ中性領域で改良
することができる固化材およびその固化材を使用した改
良方法を提供する。 【構成】 対象土を中性領域で固化する軟弱土の固化材
であって、無水石膏および/または半水石膏を80重量
%以上、硫酸基を有する各種の無機塩類およびリン酸二
水素一カリウムの1種以上を15重量%以下含有するこ
とを特徴とする軟弱土の固化材。および前述固化材に、
水酸化マグネシウム、塩化マグネシウム、および塩化カ
ルシウムの1種以上を0.01〜10重量%添加するこ
とを特徴とする軟弱土の固化材。また、消石灰およびセ
メントの1種以上を2重量%以下添加することを特徴と
する軟弱土の固化材。さらに当該固化材を使用した軟弱
土の改良方法。
することができる固化材およびその固化材を使用した改
良方法を提供する。 【構成】 対象土を中性領域で固化する軟弱土の固化材
であって、無水石膏および/または半水石膏を80重量
%以上、硫酸基を有する各種の無機塩類およびリン酸二
水素一カリウムの1種以上を15重量%以下含有するこ
とを特徴とする軟弱土の固化材。および前述固化材に、
水酸化マグネシウム、塩化マグネシウム、および塩化カ
ルシウムの1種以上を0.01〜10重量%添加するこ
とを特徴とする軟弱土の固化材。また、消石灰およびセ
メントの1種以上を2重量%以下添加することを特徴と
する軟弱土の固化材。さらに当該固化材を使用した軟弱
土の改良方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種石膏を主材とし
て、対象土を中性領域で固化する軟弱土の固化材および
当該固化材を用いた軟弱土の改良方法に関するものであ
る。
て、対象土を中性領域で固化する軟弱土の固化材および
当該固化材を用いた軟弱土の改良方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】軟弱土や汚泥などの改良や固化処理に
は、古くは生石灰を使用したもの、現在ではそのほかに
高炉水砕スラグ、セメント、消石灰、フライアッシュ等
を利用したものが広く用いられており、当該固化材とセ
メントミルクの混合物もしくはセメントとの混合物を粉
体のまま軟弱土や汚泥内へ混入して、攪拌混合すること
により固化・改良処理を行うものである。当該固化材
は、水と接触することで固化材自体の化学反応(主にポ
ゾラン反応)に依る水硬性もしくは軟弱土や汚泥中の粘
土成分との化学反応(主にポゾラン反応)に依る水硬性
が発揮されると共に緻密な水和組織を形成して固化・改
良強度を高めるものである。
は、古くは生石灰を使用したもの、現在ではそのほかに
高炉水砕スラグ、セメント、消石灰、フライアッシュ等
を利用したものが広く用いられており、当該固化材とセ
メントミルクの混合物もしくはセメントとの混合物を粉
体のまま軟弱土や汚泥内へ混入して、攪拌混合すること
により固化・改良処理を行うものである。当該固化材
は、水と接触することで固化材自体の化学反応(主にポ
ゾラン反応)に依る水硬性もしくは軟弱土や汚泥中の粘
土成分との化学反応(主にポゾラン反応)に依る水硬性
が発揮されると共に緻密な水和組織を形成して固化・改
良強度を高めるものである。
【0003】しかし当該固化材に代表される生石灰、セ
メント、消石灰等はそれ自体のpH値がいずれも12以
上であり非常に高いアルカリ性を示す。よって当該固化
材を使用した場合、改良後の土は高アルカリを有するよ
うになることから、地下水や雨水等による高いアルカリ
性の浸出水が周辺環境へ与える影響や植生に関する諸問
題、特に最近の問題として産業廃棄物に類似した扱いと
なることから改良土の再利用への制限等が挙げられる。
また、対象土が有機物を含有する場合などは、当該固化
材の硬化反応の主体であるポゾラン反応が著しく阻害さ
れる(主に有機物のアルカリ抽出成分に依るものとされ
ている。)ことから十分な固化強度が得られない。従っ
て、設計強度を満足するためには多量の固化材を必要と
することから、更に高いアルカリ性を示すようになり、
また固化・改良処理費の増加を招くという悪循環とな
る。
メント、消石灰等はそれ自体のpH値がいずれも12以
上であり非常に高いアルカリ性を示す。よって当該固化
材を使用した場合、改良後の土は高アルカリを有するよ
うになることから、地下水や雨水等による高いアルカリ
性の浸出水が周辺環境へ与える影響や植生に関する諸問
題、特に最近の問題として産業廃棄物に類似した扱いと
なることから改良土の再利用への制限等が挙げられる。
また、対象土が有機物を含有する場合などは、当該固化
材の硬化反応の主体であるポゾラン反応が著しく阻害さ
れる(主に有機物のアルカリ抽出成分に依るものとされ
ている。)ことから十分な固化強度が得られない。従っ
て、設計強度を満足するためには多量の固化材を必要と
することから、更に高いアルカリ性を示すようになり、
また固化・改良処理費の増加を招くという悪循環とな
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、軟弱土の改良方法において、使用する固化材の高
いアルカリ性に依って、改良後の土が高いアルカリ性
を示す。対象土中に含有される有機物から、固化材の
高いアルカリ性のもとで抽出する成分によって、固化材
の硬化反応の主である化学反応(ポゾラン反応)が著し
く阻害されるために固化強度が低下する。改良後の土
が高いアルカリ性を示すことにより、改良後の植生に大
きな影響を与える。以上のような事項に依って改良が良
好に行えない点、および改良することによって土に好ま
しくない性質が付与される点である。
点は、軟弱土の改良方法において、使用する固化材の高
いアルカリ性に依って、改良後の土が高いアルカリ性
を示す。対象土中に含有される有機物から、固化材の
高いアルカリ性のもとで抽出する成分によって、固化材
の硬化反応の主である化学反応(ポゾラン反応)が著し
く阻害されるために固化強度が低下する。改良後の土
が高いアルカリ性を示すことにより、改良後の植生に大
きな影響を与える。以上のような事項に依って改良が良
好に行えない点、および改良することによって土に好ま
しくない性質が付与される点である。
【0005】本発明は、対象土のpH値を中性領域で固
化することができ、かつ有機物を含有したような軟弱土
も効果的に改良することを目的とする。
化することができ、かつ有機物を含有したような軟弱土
も効果的に改良することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、対象土を中性
領域で固化する軟弱土の固化材であって、無水石膏およ
び/または半水石膏を80重量%以上、硫酸基を有する
各種の無機塩類およびリン酸二水素カリウムの1種以上
を15重量%以下含有したものである。(請求項1)。
領域で固化する軟弱土の固化材であって、無水石膏およ
び/または半水石膏を80重量%以上、硫酸基を有する
各種の無機塩類およびリン酸二水素カリウムの1種以上
を15重量%以下含有したものである。(請求項1)。
【0007】また、この軟弱土の固化材に、水酸化マグ
ネシウム、塩化マグネシウムおよび塩化カルシウムの1
種以上を0.1〜10重量%添加したもの(請求項
2)、消石灰およびセメントの1種以上を2重量%以下
添加したものである(請求項3)。
ネシウム、塩化マグネシウムおよび塩化カルシウムの1
種以上を0.1〜10重量%添加したもの(請求項
2)、消石灰およびセメントの1種以上を2重量%以下
添加したものである(請求項3)。
【0008】さらにこれらの固化材を、対象土に粉体混
合して軟弱土を改良するものである(請求項4)。
合して軟弱土を改良するものである(請求項4)。
【0009】主材としての石膏は、無水石膏および/ま
たは半水石膏を80重量%以上、好ましくは90重量%
以上使用し、その粉末度はブレーン2000cm2/g
以上、初期強度および水和反応率の向上のために好まし
くは、微粉化することによって出来得る限り粉末度を高
くすること(ブレーン5000cm2/g以上)が有効
である。また、各種の副産石膏(リン酸石膏、石膏ボー
ド用の半水石膏屑など)や天然石膏を使用することによ
り、材料費の低価格化および資源の有効利用も行える。
たは半水石膏を80重量%以上、好ましくは90重量%
以上使用し、その粉末度はブレーン2000cm2/g
以上、初期強度および水和反応率の向上のために好まし
くは、微粉化することによって出来得る限り粉末度を高
くすること(ブレーン5000cm2/g以上)が有効
である。また、各種の副産石膏(リン酸石膏、石膏ボー
ド用の半水石膏屑など)や天然石膏を使用することによ
り、材料費の低価格化および資源の有効利用も行える。
【0010】無機塩類としては、硫酸基を有する硫酸カ
リウム、硫酸アルミニウム、硫酸アンモニウム、硫酸ナ
トリウム、カリミョウバン、ナトリウムミョウバンやリ
ン酸二水素カリウムなどを15重量%以下添加する。急
激に反応を促進させることによって初期強度を得るため
には、無機塩類の添加量を多くする事が有効であるが、
水和反応の過程で、副塩であるシンゲナイトを生成して
しまい、初期以降の時間の経過による強度の増加は鈍化
し、強度劣化を生じる事もある。すなわち添加量を単純
に増やした場合、添加量の増加に見合う固化強度の増加
がみられないのみならず、強度劣化を生じる上に材料費
の高価格化を招く恐れがある。
リウム、硫酸アルミニウム、硫酸アンモニウム、硫酸ナ
トリウム、カリミョウバン、ナトリウムミョウバンやリ
ン酸二水素カリウムなどを15重量%以下添加する。急
激に反応を促進させることによって初期強度を得るため
には、無機塩類の添加量を多くする事が有効であるが、
水和反応の過程で、副塩であるシンゲナイトを生成して
しまい、初期以降の時間の経過による強度の増加は鈍化
し、強度劣化を生じる事もある。すなわち添加量を単純
に増やした場合、添加量の増加に見合う固化強度の増加
がみられないのみならず、強度劣化を生じる上に材料費
の高価格化を招く恐れがある。
【0011】固化強度からみた場合、対象土に依って作
用に多少の変動はあるが、硫酸カリウム、硫酸アルミニ
ウムの添加量は0.01〜5重量%程度、硫酸アンモニ
ウムでは0.5重量%程度、硫酸ナトリウム、カリミョ
ウバン、ナトリウムミョウバンやリン酸二水素カリウム
では0.1〜5重量%程度が好ましい。しかし、初期強
度を優先した場合、前記のように添加量を増加させるこ
とが有効であるが、3倍を越えると強度の低下が著し
い。従って添加量の上限は15重量%以下とする。
用に多少の変動はあるが、硫酸カリウム、硫酸アルミニ
ウムの添加量は0.01〜5重量%程度、硫酸アンモニ
ウムでは0.5重量%程度、硫酸ナトリウム、カリミョ
ウバン、ナトリウムミョウバンやリン酸二水素カリウム
では0.1〜5重量%程度が好ましい。しかし、初期強
度を優先した場合、前記のように添加量を増加させるこ
とが有効であるが、3倍を越えると強度の低下が著し
い。従って添加量の上限は15重量%以下とする。
【0012】無機塩類として、肥料効果を有する材料で
ある硫酸カリウム、硫酸アンモニウム、リン酸二水素カ
リウムなどを使用することにより、固化材に肥料効果を
付与する事が出来る。さらにこれらの中には肥料用とし
て安価に入手可能なものが多いので固化材費の低価格化
が望める。
ある硫酸カリウム、硫酸アンモニウム、リン酸二水素カ
リウムなどを使用することにより、固化材に肥料効果を
付与する事が出来る。さらにこれらの中には肥料用とし
て安価に入手可能なものが多いので固化材費の低価格化
が望める。
【0013】水酸化マグネシウム、塩化マグネシウムお
よび塩化カルシウムの様な対象土中の有機物との錯体形
成能の高い材料を添加する事に依って、この材料が優先
的に対象土中の有機物と錯体を形成し、水和する石膏量
の減少が抑えられる事により、本来の固化強度が低下す
るのを抑制する事が可能である。
よび塩化カルシウムの様な対象土中の有機物との錯体形
成能の高い材料を添加する事に依って、この材料が優先
的に対象土中の有機物と錯体を形成し、水和する石膏量
の減少が抑えられる事により、本来の固化強度が低下す
るのを抑制する事が可能である。
【0014】請求項2に係る材料の軟弱土の固化材に対
する添加量は、水酸化マグネシウムの場合、添加量を増
やすほど固化強度は上昇するが、それに伴って改良後の
土のpH値も9を越え中性領域を逸脱してしまうことか
ら10重量%以下となる。塩化マグネシウムの場合、添
加量を増やすほど固化強度が増加するが、それに伴って
改良後の土のpH値が6を下回ってしまい中性領域を逸
脱してしまうことから10重量%以下となる。塩化カル
シウムの場合、pH値の上昇に対して添加量はあまり影
響しないが、固化強度に関しては添加量が10重量%を
越えると請求項1の無機塩類と同様の作用が生じる事か
ら10重量%以下となる。
する添加量は、水酸化マグネシウムの場合、添加量を増
やすほど固化強度は上昇するが、それに伴って改良後の
土のpH値も9を越え中性領域を逸脱してしまうことか
ら10重量%以下となる。塩化マグネシウムの場合、添
加量を増やすほど固化強度が増加するが、それに伴って
改良後の土のpH値が6を下回ってしまい中性領域を逸
脱してしまうことから10重量%以下となる。塩化カル
シウムの場合、pH値の上昇に対して添加量はあまり影
響しないが、固化強度に関しては添加量が10重量%を
越えると請求項1の無機塩類と同様の作用が生じる事か
ら10重量%以下となる。
【0015】請求項3に係る材料の軟弱土の固化材に対
する添加量は、消石灰、セメントともに添加量を増やす
ほど固化強度は上昇するが、材料自体のpH値が非常に
高いために、改良後の土のpH値も中性領域をはるかに
逸脱してしまうことから2重量%以下となる。
する添加量は、消石灰、セメントともに添加量を増やす
ほど固化強度は上昇するが、材料自体のpH値が非常に
高いために、改良後の土のpH値も中性領域をはるかに
逸脱してしまうことから2重量%以下となる。
【0016】請求項4に係る軟弱土の改良方法におい
て、対象土に対する混合方法としては、スラリー状態で
添加すると、この中に含まれる水によって改良土の含水
比が増え、強度が低下してしまうために粉体混合によっ
て行う事が望ましい。また、フィルタープレス、遠心力
脱水装置などによる脱水処理を行う前に添加し、脱水す
る事により固化強度を高めることができる。
て、対象土に対する混合方法としては、スラリー状態で
添加すると、この中に含まれる水によって改良土の含水
比が増え、強度が低下してしまうために粉体混合によっ
て行う事が望ましい。また、フィルタープレス、遠心力
脱水装置などによる脱水処理を行う前に添加し、脱水す
る事により固化強度を高めることができる。
【0017】
【作用】本発明に係る固化材においては、それ自体のp
H値がほぼ中性領域にある石膏を主材とする事から、対
象土をほぼ中性領域において改良することが可能であ
る。
H値がほぼ中性領域にある石膏を主材とする事から、対
象土をほぼ中性領域において改良することが可能であ
る。
【0018】本発明に係る固化材において、主材である
石膏に反応促進材として硫酸基を有する各種の無機塩類
およびリン酸二水素カリウムの1種以上を添加すること
により、さらに改良効果を向上させることができる。こ
れは、石膏の溶解度を上昇させる効果、および硫酸基を
有する材料においては添加成分が溶解し、硫酸基の反応
系中における存在量が増加することにより、見かけ上の
石膏の溶解度が上がった様な状態になり、水和反応が促
進されるためである。
石膏に反応促進材として硫酸基を有する各種の無機塩類
およびリン酸二水素カリウムの1種以上を添加すること
により、さらに改良効果を向上させることができる。こ
れは、石膏の溶解度を上昇させる効果、および硫酸基を
有する材料においては添加成分が溶解し、硫酸基の反応
系中における存在量が増加することにより、見かけ上の
石膏の溶解度が上がった様な状態になり、水和反応が促
進されるためである。
【0019】本発明に係る請求項2に於いて、固化材に
水酸化マグネシウム、塩化マグネシウムおよび塩化カル
シウムの1種以上を添加することにより、固化強度が向
上するのは、この様な対象土中の有機物との錯体形成能
の大きい材料を添加する事に依って、この材料が優先的
に対象土中の有機物と錯体を形成し、水和する石膏量の
減少が抑えられる事により、本来の固化強度が低下する
のを抑制する事ができる為である。
水酸化マグネシウム、塩化マグネシウムおよび塩化カル
シウムの1種以上を添加することにより、固化強度が向
上するのは、この様な対象土中の有機物との錯体形成能
の大きい材料を添加する事に依って、この材料が優先的
に対象土中の有機物と錯体を形成し、水和する石膏量の
減少が抑えられる事により、本来の固化強度が低下する
のを抑制する事ができる為である。
【0020】本発明の請求項3において、固化材に水酸
化カルシウムおよびセメントの1種以上を添加すること
により、固化強度が向上するのは、この材料のポゾラン
反応が強度の向上を促したためである。
化カルシウムおよびセメントの1種以上を添加すること
により、固化強度が向上するのは、この材料のポゾラン
反応が強度の向上を促したためである。
【0021】本発明の請求項4に関わる軟弱土の改良方
法に於いて、粉体混合によって行うことで、スラリー混
合のように改良土の含水比が増えることがないので、混
合による強度の低下がない。
法に於いて、粉体混合によって行うことで、スラリー混
合のように改良土の含水比が増えることがないので、混
合による強度の低下がない。
【0022】
試験例1)無水石膏と各種の硫酸基を有する無機塩類と
を配合比を変えて試製した軟弱土の固化材について、水
と混錬した供試体の強度試験およびpH試験を行った結
果を表1に示す。無機塩類の添加量は、主材である無水
石膏に対する外割りの添加率として示してある。また、
水固化材比はいずれも45%で実施したものである。
を配合比を変えて試製した軟弱土の固化材について、水
と混錬した供試体の強度試験およびpH試験を行った結
果を表1に示す。無機塩類の添加量は、主材である無水
石膏に対する外割りの添加率として示してある。また、
水固化材比はいずれも45%で実施したものである。
【0023】
【表1】
【0024】試験例2)半水石膏と各種の無機塩類等か
ら成る軟弱土の固化材の、試料土に対する固化性能試験
の結果を表2に示す。無機塩類等の添加量は、主材であ
る半水石膏に対する外割りの添加率であり、固化材の使
用量は試料対象土1m3当たりに粉体混合した量であ
る。試料対象土としては、シルト質砂に分類される土を
使用し、当該固化材を混合したものを供試体として試験
を行った。消石灰の量が多すぎると、改良後の土のpH
値があがり、好ましくないという結果が表中からうかが
える。
ら成る軟弱土の固化材の、試料土に対する固化性能試験
の結果を表2に示す。無機塩類等の添加量は、主材であ
る半水石膏に対する外割りの添加率であり、固化材の使
用量は試料対象土1m3当たりに粉体混合した量であ
る。試料対象土としては、シルト質砂に分類される土を
使用し、当該固化材を混合したものを供試体として試験
を行った。消石灰の量が多すぎると、改良後の土のpH
値があがり、好ましくないという結果が表中からうかが
える。
【0025】
【表2】
【0026】試験例3)軟弱土の改良方法のうち、脱水
処理との併用に於ける試験例を表3に示す。試料対象土
としてシルト質砂に分類される土を使用し、固化材を2
00kg/m3の割合で粉体混合した後に、荷重による
圧密に依って脱水処理を行い含水比を下げ、含水比と強
度との関係を試験したものである。
処理との併用に於ける試験例を表3に示す。試料対象土
としてシルト質砂に分類される土を使用し、固化材を2
00kg/m3の割合で粉体混合した後に、荷重による
圧密に依って脱水処理を行い含水比を下げ、含水比と強
度との関係を試験したものである。
【0027】
【表3】
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の固化材を
用いて軟弱土を改良することによりpH値の低い改良土
が得られ、従来の固化材を用いた場合の諸問題を解決
し、有効利用の可能性の高い改良土を提供することがで
きる。
用いて軟弱土を改良することによりpH値の低い改良土
が得られ、従来の固化材を用いた場合の諸問題を解決
し、有効利用の可能性の高い改良土を提供することがで
きる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 晃一 千葉県佐倉市大作二丁目4番2号 小野田 セメント株式会社中央研究所内
Claims (4)
- 【請求項1】対象土を中性領域で固化する軟弱土の固化
材であって、無水石膏および/または半水石膏を80重
量%以上、硫酸基を有する各種の無機塩類およびリン酸
二水素カリウムの1種以上を15重量%以下含有するこ
とを特徴とする軟弱土の固化材。 - 【請求項2】水酸化マグネシウム、塩化マグネシウムお
よび塩化カルシウムの1種以上を0.01〜10重量%
添加したことを特徴とする請求項1に記載の軟弱土の固
化材。 - 【請求項3】消石灰、セメントの1種以上を2重量%以
下添加したことを特徴とする請求項1または2に記載の
軟弱土の固化材。 - 【請求項4】請求項1ないし3のいずれかに記載の軟弱
土の固化材を、対象土に粉体混合することを特徴とする
軟弱土の改良方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35478693A JPH07179854A (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 軟弱土の固化材および軟弱土の改良方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35478693A JPH07179854A (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 軟弱土の固化材および軟弱土の改良方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07179854A true JPH07179854A (ja) | 1995-07-18 |
Family
ID=18439901
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35478693A Pending JPH07179854A (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 軟弱土の固化材および軟弱土の改良方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07179854A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006225475A (ja) * | 2005-02-16 | 2006-08-31 | Komurisu:Kk | 固化材及びその固化材を使用した土壌の固化改良方法 |
| JP2009214083A (ja) * | 2008-03-13 | 2009-09-24 | Institute Of National Colleges Of Technology Japan | 土壌固化剤及び土壌の固化方法 |
| JP2012072301A (ja) * | 2010-09-29 | 2012-04-12 | Tachibana Material Co Ltd | 土質改良固化材 |
| KR101332201B1 (ko) * | 2012-03-28 | 2013-11-22 | (주)티엔지 | 현지토 고화 촉진 조성물 |
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1993
- 1993-12-22 JP JP35478693A patent/JPH07179854A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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