JPH07180118A - 高架式建造物における桁裏面の被覆用ルーバーおよびルーバーパネル - Google Patents
高架式建造物における桁裏面の被覆用ルーバーおよびルーバーパネルInfo
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- JPH07180118A JPH07180118A JP33355293A JP33355293A JPH07180118A JP H07180118 A JPH07180118 A JP H07180118A JP 33355293 A JP33355293 A JP 33355293A JP 33355293 A JP33355293 A JP 33355293A JP H07180118 A JPH07180118 A JP H07180118A
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Landscapes
- Devices Affording Protection Of Roads Or Walls For Sound Insulation (AREA)
- Bridges Or Land Bridges (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 重量の増大、コストの上昇を抑制しながら、
騒音の吸収効率、および吸収音域を向上できる高架式建
造物のルーバーおよびルーバーパネルを提供する。 【構成】 複数本のルーバー構成部材6Aを互いに並行し
て吸音用開口部8 を形成するように配設し、前記開口部
8 を閉塞して前記ルーバー構成部材6A間に吸音材10を設
けているとともに、高架式建造物1 の桁裏面1aとの間に
空気層11を形成しかつ該裏面1aを覆って装着されてい
る。また、複数本のルーバー構成部材6Aを互いに並行し
て吸音用開口部8 を形成するように配設し、前記開口部
8 を閉塞して前記ルーバー構成部材6A間に吸音材10を設
けているとともに、前記ルーバー構成部材6Aの長手方向
と交差して複数本のつなぎ部材を配設し、該つなぎ部材
で前記複数本のルーバー構成部材6Aを互いに接合してパ
ネルとしている。
騒音の吸収効率、および吸収音域を向上できる高架式建
造物のルーバーおよびルーバーパネルを提供する。 【構成】 複数本のルーバー構成部材6Aを互いに並行し
て吸音用開口部8 を形成するように配設し、前記開口部
8 を閉塞して前記ルーバー構成部材6A間に吸音材10を設
けているとともに、高架式建造物1 の桁裏面1aとの間に
空気層11を形成しかつ該裏面1aを覆って装着されてい
る。また、複数本のルーバー構成部材6Aを互いに並行し
て吸音用開口部8 を形成するように配設し、前記開口部
8 を閉塞して前記ルーバー構成部材6A間に吸音材10を設
けているとともに、前記ルーバー構成部材6Aの長手方向
と交差して複数本のつなぎ部材を配設し、該つなぎ部材
で前記複数本のルーバー構成部材6Aを互いに接合してパ
ネルとしている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高架式道路、鉄道等の
高架式建造物における桁裏面の被覆用ルーバーおよびル
ーバーパネルに関する。
高架式建造物における桁裏面の被覆用ルーバーおよびル
ーバーパネルに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば高架式高速道路を建設する場合、
図11に示すように、橋台3 を介して構築された高架道
路1 の高架下を一般道路2 として利用したり、あるいは
公園や駐車場等の公共施設として利用する場合がある。
ところで上記高架道路1 の桁裏面1aを露出させた状態に
すると、美観が損なわれるという問題や鳩の糞による公
害の問題があり、また一般道路2 を走行する自動車から
の騒音が反響するという問題がある。
図11に示すように、橋台3 を介して構築された高架道
路1 の高架下を一般道路2 として利用したり、あるいは
公園や駐車場等の公共施設として利用する場合がある。
ところで上記高架道路1 の桁裏面1aを露出させた状態に
すると、美観が損なわれるという問題や鳩の糞による公
害の問題があり、また一般道路2 を走行する自動車から
の騒音が反響するという問題がある。
【0003】このような美観や鳩公害の問題を改善する
ために、従来、図11〜図13に示すようなルーバーが
採用されている。このルーバー30は鉄、アルミ、チタン
等の金属からなる例えば断面くさび状に形成した長尺中
空のルーバー構成部材30A を、高架道路桁裏面1aに吊設
された梁部材31に、道路の幅方向に並列配置するととも
に、この各ルーバー構成部材30A 間の隙間tが50mm以下
となるようボルト締め固定した構造となっている。これ
により美観の向上、および鳩の侵入防止を図っている。
ために、従来、図11〜図13に示すようなルーバーが
採用されている。このルーバー30は鉄、アルミ、チタン
等の金属からなる例えば断面くさび状に形成した長尺中
空のルーバー構成部材30A を、高架道路桁裏面1aに吊設
された梁部材31に、道路の幅方向に並列配置するととも
に、この各ルーバー構成部材30A 間の隙間tが50mm以下
となるようボルト締め固定した構造となっている。これ
により美観の向上、および鳩の侵入防止を図っている。
【0004】また、上記ルーバー構成部材30A 自体は吸
音特性を持っていないことから騒音対策については、従
来、上記ルーバー30上部の梁部材31間にグラスウール32
からなる吸音材を敷設し、これにより一般道路2 からの
騒音を吸収して反響を防止するようにしている。この場
合、上記グラスウール32が風等により吹き上がるのを抑
制するために、該グラスウール32上側と点検用歩廊のグ
レーチング34との間に固定用発泡スチロール板33を配設
している。
音特性を持っていないことから騒音対策については、従
来、上記ルーバー30上部の梁部材31間にグラスウール32
からなる吸音材を敷設し、これにより一般道路2 からの
騒音を吸収して反響を防止するようにしている。この場
合、上記グラスウール32が風等により吹き上がるのを抑
制するために、該グラスウール32上側と点検用歩廊のグ
レーチング34との間に固定用発泡スチロール板33を配設
している。
【0005】一方、実開平4−99708号公報には、
ルーバー本体内に吸音材を充填するとともに、該本体の
下面に吸音用開口部を形成し、これによりルーバー自体
に吸音特性を付与したものが提案されている。
ルーバー本体内に吸音材を充填するとともに、該本体の
下面に吸音用開口部を形成し、これによりルーバー自体
に吸音特性を付与したものが提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のルーバー上部の梁部材に吸音材を敷設したり、ルーバ
ー内に吸音材を充填したりする構造では、何れにおいて
も騒音の吸音効率が低く、騒音対策が不充分となってい
るという問題があり、この点での改善が要請されてい
る。
のルーバー上部の梁部材に吸音材を敷設したり、ルーバ
ー内に吸音材を充填したりする構造では、何れにおいて
も騒音の吸音効率が低く、騒音対策が不充分となってい
るという問題があり、この点での改善が要請されてい
る。
【0007】また、上記従来公報のルーバーでは、その
構造上ルーバー開口幅がルーバー同士の間隔に対して狭
く、低周波音域等での吸収特性が低く、吸収音域が狭い
という問題がある。ここで、吸収音域を拡大するには上
記ルーバーの開口幅を大きくすることが考えられる。し
かし、このようにするとルーバーが大型化し、重量の増
大および材料コストの上昇を招くことから限界がある。
また、各ルーバー構成部材の配置間隔を密にして開口率
をアップさせることが考えられるが、この場合も材料、
施工コストの上昇を招くという問題が生じる。
構造上ルーバー開口幅がルーバー同士の間隔に対して狭
く、低周波音域等での吸収特性が低く、吸収音域が狭い
という問題がある。ここで、吸収音域を拡大するには上
記ルーバーの開口幅を大きくすることが考えられる。し
かし、このようにするとルーバーが大型化し、重量の増
大および材料コストの上昇を招くことから限界がある。
また、各ルーバー構成部材の配置間隔を密にして開口率
をアップさせることが考えられるが、この場合も材料、
施工コストの上昇を招くという問題が生じる。
【0008】また、従来の桁裏面被覆用ルーバーは、空
中で複数本のルーバー構成部材を取付け用受梁に一本づ
つ取付け、その後ルーバーより上面の調製骨組に吸音材
を全面敷設するのが通例であったため施工に長期間を必
要とし、街路の交通規制期間も長くなるという弊害があ
った。更に、ルーバー構成部材の間は、吸音のため一定
のすき間を設ける必要があり、構造各部を点検の際ルー
バー上を直接歩行できないという不便さがあった。
中で複数本のルーバー構成部材を取付け用受梁に一本づ
つ取付け、その後ルーバーより上面の調製骨組に吸音材
を全面敷設するのが通例であったため施工に長期間を必
要とし、街路の交通規制期間も長くなるという弊害があ
った。更に、ルーバー構成部材の間は、吸音のため一定
のすき間を設ける必要があり、構造各部を点検の際ルー
バー上を直接歩行できないという不便さがあった。
【0009】そこで本発明は、上記従来の問題点を解決
するためになされたもので、吸音効率を向上して騒音対
策を確実に行なうことができ、かつ重量の増大およびコ
ストの上昇を回避しながら吸音用開口率を大きくして吸
収音域を拡大できる高架式建造物における桁裏面の被覆
用ルーバーを提供することを第1の目的としている。更
に、本発明は前記目的に加えて、構築施工期間を短期に
できるとともに、構築後における点検等にも有利なルー
バーパネルを提供することが第2の目的である。
するためになされたもので、吸音効率を向上して騒音対
策を確実に行なうことができ、かつ重量の増大およびコ
ストの上昇を回避しながら吸音用開口率を大きくして吸
収音域を拡大できる高架式建造物における桁裏面の被覆
用ルーバーを提供することを第1の目的としている。更
に、本発明は前記目的に加えて、構築施工期間を短期に
できるとともに、構築後における点検等にも有利なルー
バーパネルを提供することが第2の目的である。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述した第1
の目的を達成するために、次の技術的手段を講じてい
る。すなわち、請求項1に係る本発明のルーバーは、複
数本のルーバー構成部材6Aを互いに並行して吸音用開口
部8 を形成するように配設し、前記開口部8 を閉塞して
前記ルーバー構成部材6A間に吸音材10を設けているとと
もに、高架式建造物1 の桁裏面1aとの間に空気層11を形
成しかつ該裏面1aを覆って装着されていることを特徴と
するものである。
の目的を達成するために、次の技術的手段を講じてい
る。すなわち、請求項1に係る本発明のルーバーは、複
数本のルーバー構成部材6Aを互いに並行して吸音用開口
部8 を形成するように配設し、前記開口部8 を閉塞して
前記ルーバー構成部材6A間に吸音材10を設けているとと
もに、高架式建造物1 の桁裏面1aとの間に空気層11を形
成しかつ該裏面1aを覆って装着されていることを特徴と
するものである。
【0011】また、請求項2に係る本発明のルーバー
は、前記ルーバー構成部材6Aの上部に、梁部材5 に対す
る取付け部6cを備えていることを特徴とするものであ
る。更に、前述した第2の目的を達成するための請求項
3に係る本発明のルーバーパネルは、複数本のルーバー
構成部材6Aを互いに並行して吸音用開口部8 を形成する
ように配設し、前記開口部8 を閉塞して前記ルーバー構
成部材6A間に吸音材10を設けているとともに、前記ルー
バー構成部材6Aの長手方向と交差して複数本のつなぎ部
材18を配設し、該つなぎ部材18で前記複数本のルーバー
構成部材6Aを互いに接合してパネルとしていることを特
徴とするものである。
は、前記ルーバー構成部材6Aの上部に、梁部材5 に対す
る取付け部6cを備えていることを特徴とするものであ
る。更に、前述した第2の目的を達成するための請求項
3に係る本発明のルーバーパネルは、複数本のルーバー
構成部材6Aを互いに並行して吸音用開口部8 を形成する
ように配設し、前記開口部8 を閉塞して前記ルーバー構
成部材6A間に吸音材10を設けているとともに、前記ルー
バー構成部材6Aの長手方向と交差して複数本のつなぎ部
材18を配設し、該つなぎ部材18で前記複数本のルーバー
構成部材6Aを互いに接合してパネルとしていることを特
徴とするものである。
【0012】また、請求項4に係る本発明のルーバーパ
ネルは、前記吸音材10の上面を、有孔板による枠体21で
補強していることを特徴とするものである。更に、請求
項5に係る本発明のルーバーパネルは、該ルーバーパネ
ル17を梁部材5 に対する複数の取付け部19をつなぎ部材
18に備え、該取付け部19は前記ルーバーパネル17の架設
誤差の補正部19A を備え、前記取付け部19を介して高架
式建造物1 の桁裏面1aとの間に空気層11を形成しかつ該
裏面1aを覆って装着されていることを特徴とするもので
ある。
ネルは、前記吸音材10の上面を、有孔板による枠体21で
補強していることを特徴とするものである。更に、請求
項5に係る本発明のルーバーパネルは、該ルーバーパネ
ル17を梁部材5 に対する複数の取付け部19をつなぎ部材
18に備え、該取付け部19は前記ルーバーパネル17の架設
誤差の補正部19A を備え、前記取付け部19を介して高架
式建造物1 の桁裏面1aとの間に空気層11を形成しかつ該
裏面1aを覆って装着されていることを特徴とするもので
ある。
【0013】また、請求項6に係る本発明のルーバーお
よびルーバーパネルは、開口部8 の幅をルーバー構成部
材6Aの取付間隔の30%以上としていることを特徴とする
ものである。
よびルーバーパネルは、開口部8 の幅をルーバー構成部
材6Aの取付間隔の30%以上としていることを特徴とする
ものである。
【0014】
【作用】本発明に係る高架式建造物における桁裏面の被
覆用ルーバー6 によれば、各ルーバー構成部材6A間の吸
音用開口部8 に吸音材10を配設し、該吸音材10の上部に
空気層11を設けたので、上記開口部8 を経た音は吸音材
10内に進入する際に吸収されるとともに、桁裏面1aにて
反転して再度吸音材10から出る際にも吸収されることか
ら、従来の吸音材を敷設したり、充填したりしただけの
構造に比べて吸音効率を向上でき、それだけ騒音対策を
確実に行えることができる。
覆用ルーバー6 によれば、各ルーバー構成部材6A間の吸
音用開口部8 に吸音材10を配設し、該吸音材10の上部に
空気層11を設けたので、上記開口部8 を経た音は吸音材
10内に進入する際に吸収されるとともに、桁裏面1aにて
反転して再度吸音材10から出る際にも吸収されることか
ら、従来の吸音材を敷設したり、充填したりしただけの
構造に比べて吸音効率を向上でき、それだけ騒音対策を
確実に行えることができる。
【0015】また、上記ルーバー構成部材6A間を吸音用
開口部8 としたので、上記従来のルーバー自体に吸音用
開口を設けたものに比べて、各ルーバー構成部材6Aの間
隔を選択することによって開口率を任意に設定すること
ができ、重量の増大や材料コストの上昇の問題を回避し
ながら、従来では限界があった低周波音域での吸音特性
を向上でき、吸収音域を拡大できる。また、上記開口率
を30%以上としたのでこの点からも吸音効率を向上でき
る。
開口部8 としたので、上記従来のルーバー自体に吸音用
開口を設けたものに比べて、各ルーバー構成部材6Aの間
隔を選択することによって開口率を任意に設定すること
ができ、重量の増大や材料コストの上昇の問題を回避し
ながら、従来では限界があった低周波音域での吸音特性
を向上でき、吸収音域を拡大できる。また、上記開口率
を30%以上としたのでこの点からも吸音効率を向上でき
る。
【0016】さらに本発明に係るルーバー6 によれば、
上記吸音材10の配置位置をルーバー構成部材6A間の上下
方向において任意に設定することが可能となるので、こ
れにより上記空気層11の厚さを変化させることができ、
吸音効率、および吸収周波音域をさらに向上できる。ま
た、本発明に係るルーバーパネル17によれば、施工期間
が短期で済むし、高架式建造物が高架道路のときは、交
通規制期間を短くできる。
上記吸音材10の配置位置をルーバー構成部材6A間の上下
方向において任意に設定することが可能となるので、こ
れにより上記空気層11の厚さを変化させることができ、
吸音効率、および吸収周波音域をさらに向上できる。ま
た、本発明に係るルーバーパネル17によれば、施工期間
が短期で済むし、高架式建造物が高架道路のときは、交
通規制期間を短くできる。
【0017】更に、本発明に係るルーバーパネル17によ
れば、吸音材10の上面に有孔板よりなる枠体21を設けて
いることから、吸音効率を低下させることなく、構築後
の点検用歩廊にすることができる。また、本発明に係る
ルーバーパネル17によれば、該パネル17の架設誤差を補
正する補正部19A を取付け部19に備えていることから、
該パネル17を施工現場で取付ける際の作業上が向上し、
正確にかつ強固に構築することができる。
れば、吸音材10の上面に有孔板よりなる枠体21を設けて
いることから、吸音効率を低下させることなく、構築後
の点検用歩廊にすることができる。また、本発明に係る
ルーバーパネル17によれば、該パネル17の架設誤差を補
正する補正部19A を取付け部19に備えていることから、
該パネル17を施工現場で取付ける際の作業上が向上し、
正確にかつ強固に構築することができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を参照しつつ説明
する。図1および図2は本発明の第1実施例による高架
式建造物における桁裏面の被覆用ルーバーを説明するた
めの図である。本実施例では、上述の高架式高速道路に
適用した場合を例にとって説明する。
する。図1および図2は本発明の第1実施例による高架
式建造物における桁裏面の被覆用ルーバーを説明するた
めの図である。本実施例では、上述の高架式高速道路に
適用した場合を例にとって説明する。
【0019】本実施例が適用された高架式高速道路は、
図2に示すように、一般道路2 上に橋台3 を所定間隔ご
とに立設し、この橋台3 間に橋梁4 ・・を介して高速道
路1を架け渡して配置したものである。上記各橋梁4 に
は支持部材5aを介して梁部材5 が吊設されており、該梁
部材5は高速道路1 の道路幅方向に延び、かつ走行方向
に所定間隔を設けて配設されている。
図2に示すように、一般道路2 上に橋台3 を所定間隔ご
とに立設し、この橋台3 間に橋梁4 ・・を介して高速道
路1を架け渡して配置したものである。上記各橋梁4 に
は支持部材5aを介して梁部材5 が吊設されており、該梁
部材5は高速道路1 の道路幅方向に延び、かつ走行方向
に所定間隔を設けて配設されている。
【0020】そして上記梁部材15の下面には本実施例の
特徴をなすルーバー6 が配設されている。このルーバー
6 は上記高速道路1 の走行方向に延び、かつ道路幅方向
に所定間隔を開けて並行して配置されている複数本のル
ーバー構成部材6Aよりなっている。また上記高速道路1
の左右側面桁下1aと梁部材5 との間には側面カバー5bが
配設されており、これにより桁下1a内への鳩の侵入を防
止している。
特徴をなすルーバー6 が配設されている。このルーバー
6 は上記高速道路1 の走行方向に延び、かつ道路幅方向
に所定間隔を開けて並行して配置されている複数本のル
ーバー構成部材6Aよりなっている。また上記高速道路1
の左右側面桁下1aと梁部材5 との間には側面カバー5bが
配設されており、これにより桁下1a内への鳩の侵入を防
止している。
【0021】上記ルーバー構成部材6Aは、難燃性および
耐候性を有する不飽和ポリエステル、ビニルエステル、
フェノールなどよりなる合成樹脂またはアルミ合金、鋼
などの金属あるいはこれらの複合材料よりなっていて、
実施例では、図1に示すように、断面大略王字形に形成
されたFRP製のもので、高さ 100mm、厚さ 5mmの縦壁
6aの上端に幅60mmの上壁6bが一体に形成され、該上壁6b
に長手方向の凹溝とされた受け部6cが一体形成されてい
る。この受け部6cには取付ボルト7 の頭部が長手方向に
揺動自在でかつ回転不能に嵌挿されており、このルーバ
ー構成部材6Aは上記ボルト7 により上記梁部材5 に締結
されていることから、受け部6cは梁部材5 に対する取付
け部とされている。
耐候性を有する不飽和ポリエステル、ビニルエステル、
フェノールなどよりなる合成樹脂またはアルミ合金、鋼
などの金属あるいはこれらの複合材料よりなっていて、
実施例では、図1に示すように、断面大略王字形に形成
されたFRP製のもので、高さ 100mm、厚さ 5mmの縦壁
6aの上端に幅60mmの上壁6bが一体に形成され、該上壁6b
に長手方向の凹溝とされた受け部6cが一体形成されてい
る。この受け部6cには取付ボルト7 の頭部が長手方向に
揺動自在でかつ回転不能に嵌挿されており、このルーバ
ー構成部材6Aは上記ボルト7 により上記梁部材5 に締結
されていることから、受け部6cは梁部材5 に対する取付
け部とされている。
【0022】また上記縦壁6aの下端には幅 100mmの景観
用下壁6dが一体形成されている。この下壁6dは、図2に
示すように、一般道路2 の歩道から見上げた時に各下壁
6dが略連続面をなすように見え、これにより美観の向上
を図っている。さらに上記縦壁6aの上壁6bと下壁6dとの
中間部には幅60mmの支持壁6eが一体に形成されており、
この支持壁6eにより上記ルーバー構成部材6A間には高さ
50mmの上段部と高さ25mmの下段部に区分けされた吸音材
10の取付け部が構成されている。
用下壁6dが一体形成されている。この下壁6dは、図2に
示すように、一般道路2 の歩道から見上げた時に各下壁
6dが略連続面をなすように見え、これにより美観の向上
を図っている。さらに上記縦壁6aの上壁6bと下壁6dとの
中間部には幅60mmの支持壁6eが一体に形成されており、
この支持壁6eにより上記ルーバー構成部材6A間には高さ
50mmの上段部と高さ25mmの下段部に区分けされた吸音材
10の取付け部が構成されている。
【0023】上記各ルーバー構成部材6Aの下壁6dの間隔
が吸音用開口部8 となっており、この開口部8 の開口幅
yは上記下壁6dの幅xと同一寸法の 100mmに設定されて
いる。これにより上記開口部8 の開口率、即ち、y/
(x+y)×100 %は50%に設定されている。上記各ル
ーバー構成部材6A間の開口部8 はグラスウール、発泡ウ
レタンあるいは連続気泡を有する金属系材料等よりなる
吸音材10で閉塞されている。図示の実施例では、開口部
8 の長手方向に延びるグラスウールからなる厚さ50mmの
吸音材10であり、この吸音材10は上記各ルーバー構成部
材6Aの支持壁6e間に架け渡して配設されており、該支持
壁6eと上壁6bとで挟持されている。
が吸音用開口部8 となっており、この開口部8 の開口幅
yは上記下壁6dの幅xと同一寸法の 100mmに設定されて
いる。これにより上記開口部8 の開口率、即ち、y/
(x+y)×100 %は50%に設定されている。上記各ル
ーバー構成部材6A間の開口部8 はグラスウール、発泡ウ
レタンあるいは連続気泡を有する金属系材料等よりなる
吸音材10で閉塞されている。図示の実施例では、開口部
8 の長手方向に延びるグラスウールからなる厚さ50mmの
吸音材10であり、この吸音材10は上記各ルーバー構成部
材6Aの支持壁6e間に架け渡して配設されており、該支持
壁6eと上壁6bとで挟持されている。
【0024】そして上記吸音材10の上側には背後空気層
11が形成されており、この空気層11の厚さは上記吸音材
10の上面から高速道路桁下1aの下面までの寸法となって
いる。なお、上記梁部材5 の上端面部分に図示しない点
検用歩廊の足場板を敷設した場合は、この足場板までが
空気層11の厚さとなる。次に本実施例の作用効果につい
て説明する。
11が形成されており、この空気層11の厚さは上記吸音材
10の上面から高速道路桁下1aの下面までの寸法となって
いる。なお、上記梁部材5 の上端面部分に図示しない点
検用歩廊の足場板を敷設した場合は、この足場板までが
空気層11の厚さとなる。次に本実施例の作用効果につい
て説明する。
【0025】本実施例のルーバー6 は、高速道路1 の桁
下 (桁裏面)1a の美観の向上を図るとともに鳩の侵入を
防止し、かつ一般道路2 の走行自動車からの桁裏面1aで
の騒音反響を防止するためのものである。この場合、上
記各ルーバー構成部材6A間の開口部8 から入った騒音は
吸音材10に侵入する際に吸収され、さらに桁裏面1aで反
転し、該空気層11から再度吸音材10を通って外部に出る
際にも吸収されることとなる。
下 (桁裏面)1a の美観の向上を図るとともに鳩の侵入を
防止し、かつ一般道路2 の走行自動車からの桁裏面1aで
の騒音反響を防止するためのものである。この場合、上
記各ルーバー構成部材6A間の開口部8 から入った騒音は
吸音材10に侵入する際に吸収され、さらに桁裏面1aで反
転し、該空気層11から再度吸音材10を通って外部に出る
際にも吸収されることとなる。
【0026】このように本実施例によれば、桁裏面1aと
の間に空気層11を形成してルーバー6 を装着したので、
下方からの騒音は開口部8 から入るときと出るときの2
度に渡って吸収されることとなり、従来公報ルーバー
(実開平4−99708号)の構造に比べて吸音効率を
向上でき、騒音対策を確実に行なうことができる。また
上記空気層11はこれの厚さ、容積においても充分に確保
することができ、この点からも吸音効率の向上が図れ
る。
の間に空気層11を形成してルーバー6 を装着したので、
下方からの騒音は開口部8 から入るときと出るときの2
度に渡って吸収されることとなり、従来公報ルーバー
(実開平4−99708号)の構造に比べて吸音効率を
向上でき、騒音対策を確実に行なうことができる。また
上記空気層11はこれの厚さ、容積においても充分に確保
することができ、この点からも吸音効率の向上が図れ
る。
【0027】また上記各ルーバー構成部材6Aの上部に梁
部材5 に対する取付け部6cを設け、この取付け部6cを介
して取付けボルト7 によって梁部材5 に間隔を有して配
設し、その間隔を吸音用開口部8 とし、該開口部8 の開
口率を50%としたので、後述する実験例からも明らかな
ように、従来では困難であった低周波数での吸収音域を
大幅に向上でき、しかも上記ルーバー構成部材6Aの間隔
を適宜設定するだけで開口率を任意に設定でき、重量の
増大やコストの上昇の問題を回避できる。ここで、上記
開口部8 の幅y寸法は、鳩の侵入を避け、下方の道路か
ら見上げた時の美観上 150mm以下、望ましくは 100mm以
下にするのが望ましい。
部材5 に対する取付け部6cを設け、この取付け部6cを介
して取付けボルト7 によって梁部材5 に間隔を有して配
設し、その間隔を吸音用開口部8 とし、該開口部8 の開
口率を50%としたので、後述する実験例からも明らかな
ように、従来では困難であった低周波数での吸収音域を
大幅に向上でき、しかも上記ルーバー構成部材6Aの間隔
を適宜設定するだけで開口率を任意に設定でき、重量の
増大やコストの上昇の問題を回避できる。ここで、上記
開口部8 の幅y寸法は、鳩の侵入を避け、下方の道路か
ら見上げた時の美観上 150mm以下、望ましくは 100mm以
下にするのが望ましい。
【0028】さらに本実施例では、上記ルーバー構成部
材6Aに吸音材10の取付け位置を上段, 下段に変え得る支
持壁6eを形成したので、空気層11の厚さ、容積、あるい
は吸音材の厚さを変化させることができ、吸音効率の向
上を図りながら、設置場所、環境等に対応した吸収周波
数帯域に設定することが可能となり、それだけ用途を拡
大できる。
材6Aに吸音材10の取付け位置を上段, 下段に変え得る支
持壁6eを形成したので、空気層11の厚さ、容積、あるい
は吸音材の厚さを変化させることができ、吸音効率の向
上を図りながら、設置場所、環境等に対応した吸収周波
数帯域に設定することが可能となり、それだけ用途を拡
大できる。
【0029】図3は、本発明に係るルーバー6 の効果を
確認するために行った実験結果を示す。図中、曲線Aは
ルーバー内に吸音材を充填し、該ルーバーの開口率を20
〜25%とした上述の従来公報の場合の吸音率である。ま
た曲線Bはルーバー内に吸音材を充填するとともに、該
吸音材とルーバー内上壁との間に厚さ25mmの空気層を形
成し、該ルーバーの開口率を50%とした比較例の場合の
吸音率である。そして曲線Cは本実施例構造の空気層の
厚さを2500mmとした場合の吸音率である。なお、曲線D
は理想的な吸音率である。
確認するために行った実験結果を示す。図中、曲線Aは
ルーバー内に吸音材を充填し、該ルーバーの開口率を20
〜25%とした上述の従来公報の場合の吸音率である。ま
た曲線Bはルーバー内に吸音材を充填するとともに、該
吸音材とルーバー内上壁との間に厚さ25mmの空気層を形
成し、該ルーバーの開口率を50%とした比較例の場合の
吸音率である。そして曲線Cは本実施例構造の空気層の
厚さを2500mmとした場合の吸音率である。なお、曲線D
は理想的な吸音率である。
【0030】図3からも明らかなように、ルーバー内に
吸音材を充填した従来構造(曲線A)では、周波数の略
全域にわたって吸音率が低く騒音対策が不充分となって
いる。一方、ルーバー内に空気層を形成し、開口率を50
%にした比較例構造 (曲線B) の場合は、従来構造に比
べて吸音率は向上しているものの低周波数域での吸音率
は低い。これに対して本実施例構造 (曲線C) の場合
は、周波数の略全域にわたって吸音率が向上しており、
理想的な吸音率 (曲線D) に近接していることがわか
る。
吸音材を充填した従来構造(曲線A)では、周波数の略
全域にわたって吸音率が低く騒音対策が不充分となって
いる。一方、ルーバー内に空気層を形成し、開口率を50
%にした比較例構造 (曲線B) の場合は、従来構造に比
べて吸音率は向上しているものの低周波数域での吸音率
は低い。これに対して本実施例構造 (曲線C) の場合
は、周波数の略全域にわたって吸音率が向上しており、
理想的な吸音率 (曲線D) に近接していることがわか
る。
【0031】図4および図5は、上記本発明のルーバー
6 の第2・3実施例を示す。図4の第2実施例はルーバ
ー構成部材15は長手方向に延びる一対の縦壁15a,15a を
平行に形成し、各縦壁15a の外側にそれぞれ上壁15b 、
下壁15d 、および支持壁15eを有し、一対の縦壁15a を
取付け部15f でつないで一体形成して構成した例であ
る。また図5のルーバー構成部材16は上部に取付け部16
A を有して中空断面形状に形成した例であり、このよう
に中空断面形状とすることにより、中実断面に比較して
軽量にできつつ捻じりに強くできる。また、図示のよう
にフラット面16Bと弯曲部16C とを形成することによ
り、図2で示したと同様にフラット面16B が略連続面を
なすように見えるとともに、直下から目視したときは、
弯曲部16C によってソフト感を付与できる。
6 の第2・3実施例を示す。図4の第2実施例はルーバ
ー構成部材15は長手方向に延びる一対の縦壁15a,15a を
平行に形成し、各縦壁15a の外側にそれぞれ上壁15b 、
下壁15d 、および支持壁15eを有し、一対の縦壁15a を
取付け部15f でつないで一体形成して構成した例であ
る。また図5のルーバー構成部材16は上部に取付け部16
A を有して中空断面形状に形成した例であり、このよう
に中空断面形状とすることにより、中実断面に比較して
軽量にできつつ捻じりに強くできる。また、図示のよう
にフラット面16Bと弯曲部16C とを形成することによ
り、図2で示したと同様にフラット面16B が略連続面を
なすように見えるとともに、直下から目視したときは、
弯曲部16C によってソフト感を付与できる。
【0032】図6〜図10は本発明に係るルーバーパネ
ル17の実施例を示している。図6〜図8に示す第1実施
例に係るパネル17は、図5で示した中空断面構造とされ
た複数本のルーバー構成部材16を互いに並行して吸音用
開口部8 を形成するように配設し、該開口部8 を閉塞し
て前記ルーバー構成部材16間に吸音材10を設けていると
ともに、前記ルーバー構成部材16の長手方向と交差して
複数本のつなぎ部材18を配設し、該つなぎ部材18を前記
複数本のルーバー構成部材16の取付け部16A にスライド
ボルトV等で工場等によって接合することで図6で示す
如くパネル化したものである。
ル17の実施例を示している。図6〜図8に示す第1実施
例に係るパネル17は、図5で示した中空断面構造とされ
た複数本のルーバー構成部材16を互いに並行して吸音用
開口部8 を形成するように配設し、該開口部8 を閉塞し
て前記ルーバー構成部材16間に吸音材10を設けていると
ともに、前記ルーバー構成部材16の長手方向と交差して
複数本のつなぎ部材18を配設し、該つなぎ部材18を前記
複数本のルーバー構成部材16の取付け部16A にスライド
ボルトV等で工場等によって接合することで図6で示す
如くパネル化したものである。
【0033】つなぎ部材18は、受梁部材5 の通り線上に
位置しているアングル型鋼で例示する第1つなぎ部材18
A と該部材18A 間に配設されているFRP製、金属製の
フラットバーで例示する第2つなぎ部材18B よりなって
おり、第1つなぎ部材18A の両端には図8で示す如く三
次元方向に調整自在な取付け部19が備えられて、鈑桁20
に架設誤差を吸収し得る補正部19A を有している。
位置しているアングル型鋼で例示する第1つなぎ部材18
A と該部材18A 間に配設されているFRP製、金属製の
フラットバーで例示する第2つなぎ部材18B よりなって
おり、第1つなぎ部材18A の両端には図8で示す如く三
次元方向に調整自在な取付け部19が備えられて、鈑桁20
に架設誤差を吸収し得る補正部19A を有している。
【0034】即ち、ルーバーパネル17は桁裏面との間に
空気層11を有して取付け部19を介して鈑桁20に装着され
ていて補正部19A によって三次元方向の架設誤差を吸収
し得るものである。取付け部19はブラケット金物19B よ
りなっていて、補正部19A は水平方向の長孔19C と垂直
方向の長孔19D およびこれらに挿通して締結されるボル
ト19E 等からなっている。
空気層11を有して取付け部19を介して鈑桁20に装着され
ていて補正部19A によって三次元方向の架設誤差を吸収
し得るものである。取付け部19はブラケット金物19B よ
りなっていて、補正部19A は水平方向の長孔19C と垂直
方向の長孔19D およびこれらに挿通して締結されるボル
ト19E 等からなっている。
【0035】更に、開口部8 を閉塞して配設された吸音
材10上には、有孔板よりなるボックス形状の枠体21が嵌
合状に備えられていて吸音材10を補強しており、ルーバ
ーパネル17を取付け部19によって高架建造物の桁裏面に
空気層11を形成して装着したとき、前記枠体21が点検用
等のための歩廊とされている。図9および図10はルー
バーパネル17の第2実施例を示しており、図1を参照し
て既述した構造のルーバー構成部材6 の開口部8 を吸音
材10で閉塞し、つなぎ部材18で部材6 の取付け部6Cにス
ライドボルトVを締結することで互いに接合してパネル
化したものであり、この第2実施例のルーバーパネル17
も、補正部を有する取付け部19によって桁裏面1aとの間
に空気層11を形成して装着される。
材10上には、有孔板よりなるボックス形状の枠体21が嵌
合状に備えられていて吸音材10を補強しており、ルーバ
ーパネル17を取付け部19によって高架建造物の桁裏面に
空気層11を形成して装着したとき、前記枠体21が点検用
等のための歩廊とされている。図9および図10はルー
バーパネル17の第2実施例を示しており、図1を参照し
て既述した構造のルーバー構成部材6 の開口部8 を吸音
材10で閉塞し、つなぎ部材18で部材6 の取付け部6Cにス
ライドボルトVを締結することで互いに接合してパネル
化したものであり、この第2実施例のルーバーパネル17
も、補正部を有する取付け部19によって桁裏面1aとの間
に空気層11を形成して装着される。
【0036】更に、ルーバーパネル17の第1・2実施例
において、ルーバー構成部材6,16は不飽和ポリエステ
ル、ビニルエステル、フェノールなどの合成樹脂または
アルミ合金、鋼などの金属材料で構成できるし、吸音材
10は、グラスウール等で構成することができ、また、開
口部幅Yは取付け間隔 (X+Y) の30%以上、望ましく
は50%以上とされている。
において、ルーバー構成部材6,16は不飽和ポリエステ
ル、ビニルエステル、フェノールなどの合成樹脂または
アルミ合金、鋼などの金属材料で構成できるし、吸音材
10は、グラスウール等で構成することができ、また、開
口部幅Yは取付け間隔 (X+Y) の30%以上、望ましく
は50%以上とされている。
【0037】更に、第1・2実施例のルーバーパネル17
の両端部には、図6および図9で示す盲蓋17A を装着す
ることが望ましい。また、上記実施例では、高架式高速
道路のルーバー又はルーバーパネルを例にとって説明し
たが、本発明は、例えば高架式鉄道、橋梁、あるいは駅
構内、工場内等の高架式建造物に広く適用できる。
の両端部には、図6および図9で示す盲蓋17A を装着す
ることが望ましい。また、上記実施例では、高架式高速
道路のルーバー又はルーバーパネルを例にとって説明し
たが、本発明は、例えば高架式鉄道、橋梁、あるいは駅
構内、工場内等の高架式建造物に広く適用できる。
【0038】更に、ルーバー構成部材6,15,16 は、吸音
材を保持するものであればよくデザイン、形状等は自由
である。また、ルーバー構成部材6,15,16 、吸音材10、
枠体21は、これらを塗装等によって彩色して景観性を向
上することもできるし、枠体21を歩廊としたときは、装
着 (架設) 後の塗装用作業台として空気層11の高さを充
分に確保して有利となる。
材を保持するものであればよくデザイン、形状等は自由
である。また、ルーバー構成部材6,15,16 、吸音材10、
枠体21は、これらを塗装等によって彩色して景観性を向
上することもできるし、枠体21を歩廊としたときは、装
着 (架設) 後の塗装用作業台として空気層11の高さを充
分に確保して有利となる。
【0039】更に、枠体21としては、有孔板であればよ
く、多数の孔を有する制振鋼板、エキステンションメタ
ル、多数の孔を有する硬質樹脂板およびこれのサンドイ
ッチ構造材等であってもよい。また、本発明実施例によ
るルーバーパネル17の大きさは、建造物の裏面に応じて
工場にて生産され、工場から現場への輸送もパネルとし
て行えて有利となる。
く、多数の孔を有する制振鋼板、エキステンションメタ
ル、多数の孔を有する硬質樹脂板およびこれのサンドイ
ッチ構造材等であってもよい。また、本発明実施例によ
るルーバーパネル17の大きさは、建造物の裏面に応じて
工場にて生産され、工場から現場への輸送もパネルとし
て行えて有利となる。
【0040】
【発明の効果】以上詳述した通り本発明に係るルーバー
によれば、重量の増大およびコストの上昇を回避しなが
ら、吸音効率を向上できるとともに、吸収音域を拡大で
き、騒音対策を確実に行える効果がある。また、本発明
に係るルーバーパネルによれば、前述の作用効果に加え
て、現場施工期間を短縮化して装着できるし、装着も正
確かつ堅牢にできるとともに装着後の点検等の作業空間
も増大できる。
によれば、重量の増大およびコストの上昇を回避しなが
ら、吸音効率を向上できるとともに、吸収音域を拡大で
き、騒音対策を確実に行える効果がある。また、本発明
に係るルーバーパネルによれば、前述の作用効果に加え
て、現場施工期間を短縮化して装着できるし、装着も正
確かつ堅牢にできるとともに装着後の点検等の作業空間
も増大できる。
【図1】本発明の第1実施例によるルーバーを説明する
ための横断面図である。
ための横断面図である。
【図2】上記実施例のルーバーが適用された一般的な高
架式高速道路を示す概略図である。
架式高速道路を示す概略図である。
【図3】上記実施例の実験結果を示す周波数−吸音率特
性図である。
性図である。
【図4】第2実施例によるルーバーを示す横断面図であ
る。
る。
【図5】第3実施例によるルーバーを示す横断面図であ
る。
る。
【図6】本発明の第1実施例によるルーバーパネルの斜
視図である。
視図である。
【図7】上記実施例のルーバーパネルの要部断面図であ
る。
る。
【図8】上記実施例のルーバーパネルの装着状態を示す
要部の斜視図である。
要部の斜視図である。
【図9】本発明の第2実施例によるルーバーパネルの斜
視図である。
視図である。
【図10】上記実施例のルーバーパネルの横断面図であ
る。
る。
【図11】従来のルーバーが適用された高架式道路の概
略図である。
略図である。
【図12】従来のルーバーを示す横断面図である。
【図13】従来のルーバーを示す縦断面図である。
【符号の説明】 1 高速道路(高架式建造物) 1a 桁裏面 6,15 ルーバー 8 吸音用開口部 10 吸音材 11 空気層 17 ルーバーパネル 19 取付け部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉村 登志雄 兵庫県神戸市西区高塚台1丁目5番5号 株式会社神戸製鋼所神戸総合技術研究所内 (72)発明者 沢田 三郎 兵庫県神戸市中央区脇浜町1丁目3番18号 株式会戸製鋼所 神戸本社内 (72)発明者 桂 央也 兵庫県神戸市中央区脇浜町1丁目3番18号 株式会戸製鋼所 神戸本社内 (72)発明者 沖 泰宏 兵庫県神戸市中央区脇浜町1丁目3番18号 株式会戸製鋼所 神戸本社内 (72)発明者 加藤 隆一郎 兵庫県神戸市中央区脇浜町1丁目3番18号 株式会戸製鋼所 神戸本社内
Claims (6)
- 【請求項1】 複数本のルーバー構成部材(6A)を互いに
並行して吸音用開口部(8) を形成するように配設し、前
記開口部(8) を閉塞して前記ルーバー構成部材(6A)間に
吸音材(10)を設けているとともに、高架式建造物(1) の
桁裏面(1a)との間に空気層(11)を形成しかつ該裏面(1a)
を覆って装着されていることを特徴とする高架式建造物
における桁裏面の被覆用ルーバー。 - 【請求項2】 ルーバー構成部材(6A)の上部に、梁部材
(5) に対する取付け部(6c)を備えていることを特徴とす
る請求項1記載の高架式建造物における桁裏面の被覆用
ルーバー。 - 【請求項3】 複数本のルーバー構成部材(6A)を互いに
並行して吸音用開口部(8) を形成するように配設し、前
記開口部(8) を閉塞して前記ルーバー構成部材(6A)間に
吸音材(10)を設けているとともに、前記ルーバー構成部
材(6A)の長手方向と交差して複数本のつなぎ部材(18)を
配設し、該つなぎ部材(18)で前記複数本のルーバー構成
部材(6A)を互いに接合してパネルとしていることを特徴
とする高架式建造物における桁裏面の被覆用ルーバーパ
ネル。 - 【請求項4】 吸音材(10)の上面を、有孔板による枠体
(21)で補強していることを特徴とする請求項3に記載の
高架式建造物における桁裏面の被覆用ルーバーパネル。 - 【請求項5】 ルーバーパネル(17)を梁部材(5) に対す
る複数の取付け部(19)をつなぎ部材(18)に備え、該取付
け部(19)は前記ルーバーパネル(17)の架設誤差の補正部
(19A) を備え、前記取付け部(19)を介して高架式建造物
(1) の桁裏面(1a)との間に空気層(11)を形成しかつ該裏
面(1a)を覆って装着されていることを特徴とする請求項
3又は4に記載の高架式建造物における桁裏面の被覆用
ルーバーパネル。 - 【請求項6】 開口部(8) の幅をルーバー構成部材(6A)
の取付間隔の30%以上としていることを特徴とする請求
項1又は3に記載の高架式建造物における桁裏面の被覆
用ルーバーおよびルーバーパネル。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28109893 | 1993-11-10 | ||
| JP5-281098 | 1993-11-10 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07180118A true JPH07180118A (ja) | 1995-07-18 |
Family
ID=17634317
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33355293A Pending JPH07180118A (ja) | 1993-11-10 | 1993-12-27 | 高架式建造物における桁裏面の被覆用ルーバーおよびルーバーパネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07180118A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0770984A3 (en) * | 1995-10-23 | 1997-06-04 | KABUSHIKI KAISHA KOBE SEIKO SHO also known as Kobe Steel Ltd. | Vibration-damping section with sound absorbing material |
| JP2013049986A (ja) * | 2011-08-31 | 2013-03-14 | Ihi Infrastructure Systems Co Ltd | 吸音システム |
| JP2015045212A (ja) * | 2013-07-29 | 2015-03-12 | Jfeシビル株式会社 | 既設橋脚の耐震補強構造及び新設の橋脚構造 |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP33355293A patent/JPH07180118A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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