JPH0718043Y2 - 車載用cdプレーヤのディスク誤挿入防止装置 - Google Patents

車載用cdプレーヤのディスク誤挿入防止装置

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JPH0718043Y2
JPH0718043Y2 JP11149188U JP11149188U JPH0718043Y2 JP H0718043 Y2 JPH0718043 Y2 JP H0718043Y2 JP 11149188 U JP11149188 U JP 11149188U JP 11149188 U JP11149188 U JP 11149188U JP H0718043 Y2 JPH0718043 Y2 JP H0718043Y2
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disc
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player
frame
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正徳 杉原
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、プレーヤ中にディスクが挿入されているにも
拘らず、誤って別のディスクを挿入することを防止する
ようにした車載用CDプレーヤのディスク誤挿入防止装置
に関する。
〔従来の技術〕
従来、車載用CDプレーヤには、ケーシングのドライバ側
の面にディスク挿入口を設け、このディスク挿入口に可
動蓋を設けてディスク挿入口を開閉自在としたものがあ
る。そして、前記可動蓋はディスクをプレーヤ中のター
ンテーブルに係合する位置まで搬送するローディング機
構と連動して動作する。
一般に、車載用CDプレーヤは、その取付位置が制約され
るためコンパクトに形成する必要があり、ディスクを、
プレーヤ中の所定位置まで水平方向に挿入してフローテ
ィング機構を備えた支持フレームに保持してターンテー
ブルに係合せしめるときに、ディスクの後端と前記ディ
スク挿入口すなわち可動蓋間には十分なスペースを形成
し得ない。
〔考案が解決しようとする課題〕
車載用CDプレーヤは車両の走行中に使用するため振動が
激しく、しかも前記ターンテーブルを保持している支持
フレームもケーシングに対してフローティング機構を介
して支持されているので、挿入されたディスクが不安定
となりがちであり、ディスクがスピンドル上に完全にク
ランプされる前に可動蓋が閉じると、ディスクが可動蓋
に衝突して破損したり、プレーヤ中の種々の機構を故障
させたりするおそれがあった。
本考案は、かかる点に鑑み、車両が激しく振動してもプ
レーヤ中に挿入されているディスクが可動蓋に衝突して
ディスクが破損したり、このディスクの可動蓋への衝突
に起因してプレーヤ中の種々の機構に故障が生じないよ
うな車載CDプレーヤのディスク誤挿入防止装置を提供す
ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
そこで、本考案は、プレーヤのディスク挿入口近傍にデ
ィスク挿入口を開閉するための可動蓋を設け、この可動
蓋の開放時にディスクをプレーヤ内に挿入し、ディスク
がプレーヤ内の所定位置に到達したときに、クランパア
ームを動作させてターンテーブル上にディスクを固定し
ターンテーブルを回転させて記録再生するようにした車
載CDプレーヤにおいて、前記可動蓋をフレームに対して
可動蓋開閉腕を介して揺動自在に設け、この可動蓋開閉
腕に作動部材を連結せしめ、この作動部材は前記クラン
パアームのディスクのクランプ動作に連動し、クランパ
アームがディスクをクランプした後に前記可動蓋開閉腕
を揺動させて可動蓋をディスク挿入口の閉鎖位置に移動
せしめるようにした。
〔作用〕
プレーヤのディスク挿入口近傍に可動蓋を可動蓋開閉腕
を介して揺動自在に設け、この可動蓋開閉腕にクランパ
アームのディスクのクランプ動作と連動して動作する作
動部材を設け、この作動部材は前記クランパアームがデ
ィスクをクランプする前には前記可動蓋を開放位置に静
止させたままとし、クランパアームがディスクをクラン
プした後に前記可動蓋開閉腕を揺動させて可動蓋を閉鎖
位置に揺動せしめるようにした。これにより、ディスク
がローディング動作中の不安定な状態にあるときに可動
蓋がディスク挿入口を閉鎖することがなくなり、ディス
クが可動蓋に衝突して破損することが確実に防止され
る。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本考案の一実施例について説明す
る。
第1図において、本考案が適用された車載用CDプレーヤ
Mはケーシング1を有し、このケーシング1の前面には
ディスクDをプレーヤ内に挿入するためのディスク挿入
口Oが形成されている。前記ケーシング1内にはフレー
ム2が収納され、このフレーム2は左右の側板2a,2bと
天板2cを備えている。このフレーム2には、第2図に示
すような再生装置を搭載した支持フレーム3が支持さ
れ、この支持フレーム3にターンテーブル4が取付けら
れ、このターンテーブル4がスピンドルモータ5によっ
て回転される。前記支持フレーム3の後部には揺動自在
に三角形のクランパアーム6が設けられ、その三角形の
頂点に位置する部分には円形のクランパ7が取付けら
れ、このクランパ7はそれが下降したときにディスクD
の上面中心部をターンテーブル4上に押えてディスクD
をクランプする。
前記フレーム1の右側板2aの前部にはディスクをプレー
ヤ内に搬送するためのローディング機構8が設けられる
とともに、フレーム2の後部には前記スピンドルモータ
5等が保持された支持フレーム3を固定するためのロッ
ク機構9が設けられている。
一方、前記右側板2aとは反対側の左側板2bには第3図に
示すような可動蓋開閉機構10および前記支持フレーム3
を固定するためのロック機構11が設けられている。前記
可動蓋開閉機構10はケーシング1の前面のディスク挿入
口Oの内側を揺動して挿入口Oの開閉を行なう挿入口O
のほぼ全長に亘って伸びる細長い可動蓋12を揺動させる
ものである。
前記支持フレーム3は第2図に示すように、その左側面
に側板3aを有し、この側板3aには2つのロックピン13,1
4が間隔を配して外方に突出するとともに、支持フレー
ム3の右側面後部には耳板3bを有し、この耳板3bからは
外方にロックピン15が突出し、これらロックピン13〜15
は後述するロック機構9,11によってプレーヤの再生時以
外はロックされるようになっている。また、前記支持フ
レーム3の前部の左右に突出したピン20,21は、フレー
ム2に固着したダンパ16,17によって緩衝的に支持され
るとともに、支持フレーム3の後部の左右に突出したピ
ン22,23はフレーム2に固着されたダンパ18,19によって
それぞれ緩衝的に支持されている。更に、支持フレーム
3は適宜の位置に設けられた吊持ばね28,29等によって
フレーム2の天板2cに吊持される。前記後部のピン22,2
3の先端は支持フレーム3の耳板24,25に取付けられ、こ
のピン22,23には前記クランプアーム6の後部左右端が
枢着され、前記クランプアーム6の図上左側にはクラン
パアーム6を下方に揺動するように付勢するための引張
ばね26が設けられ、この引張ばね26の一端は支持フレー
ム3に固着され、その他端は前記クランパアーム6に固
着されている。一方、クランパアーム6の中心部にも小
さな引張ばね27の下端が取付けられ、この引張ばね27の
上端はフレーム2の天板2cに固着されて、クランパアー
ム6を介してフレーム3を上方に付勢している。
前記クランパアーム6の図上右端部に沿ってクランパア
ーム6と一体にクランパアームの上下揺動運動を規制す
るための規制アーム30が伸びており、この規制アーム30
の先端には水平な係止片30aが形成され(第2、4
図)、係止片30aは第4図に示すローディングアーム40
の先端部分に設けられたストッパピン41と協働する。
前記ローディングアーム40は、第4図に示すように前記
フレーム2の右側板2aの先端にピン42により枢着され、
このローディングアーム40はフレーム2の幅方向に細長
く伸びるローディングガイド板43の右側端に設けられ、
ローディングガイド板43の上をディスクDが案内され
る。このローディングアーム40の後側には駆動ローディ
ングローラ44の一端が回転自在に設けられ、このローラ
44は、この上方位置のフレーム2に設けられた従動ロー
ラ45(第1図)と協働してディスクDを搬送する。
前記ローディングガイド板43のローディングアーム40と
は反対側端には第3図に示すように可動蓋作動アーム46
がそれと一体的に形成され、このアーム46には前記駆動
ローディングローラ44の他端が回転自在に支持されてい
る。また、ローディングガイド板43のローディングアー
ム40側の下側には(第4図)、可逆ローディングモータ
50が設けられ、このローディングモータ50の回転軸51は
アーム40を貫通してその先端に駆動スプロケット52を備
えており、この駆動スプロケット52の回転は歯車機構53
に伝達される。この歯車機構53は遊星歯車機構54を含
み、この遊星歯車機構54は、腕55の後端に取付けられた
遊星(第1)歯車56を有し、この遊星歯車56は大径部56
aと小径部56bを有し、この大径部56aが第2歯車57の小
径部57bに噛合し、前記小径部56bは、これと対向してフ
レーム2の右側板2aに垂直方向に固着された弧状歯車形
成体58の弧状歯車部58aと協働する。前記第2歯車57は
ピン60に固着され、このピン60の内側には前記ローディ
ングローラ44が固着され、このローディングローラ44は
第2歯車57の回転に伴って回転する。前記腕55は前記ピ
ン60に枢着され、第2歯車57が図上時計方向に回転する
と、遊星歯車56は、腕55をピン60を中心として時計方向
に回動させようとし、遊星歯車56の小径部56bは前記弧
状歯車部58aに噛合しようとする。前記第2歯車57の大
径部57aは、第3歯車59の小径部59bと噛合し、更にこの
第3歯車59の大径部59aは第4歯車61の小径部61bに噛合
し、この第4歯車の大径部61aが前記ローディングモー
タ50の駆動スプロケット52に噛合している。なお、前記
腕55の前端にはピン55aが内側に突出し、このピン55aは
ローディングアーム40に形成された長穴40aに係合し、
これにより腕55の揺動範囲が制限される。
前記遊星歯車56の裏側には、第5図に示すようにローデ
ィングアーム下降機構をなす、前記ローディングアーム
40の下方への揺動を規制する規制カム片70がその下端の
ピン71を中心としてフレーム2の右側板2aに揺動可能に
枢着され、この規制カム片70は第6図に示すローディン
グアーム下降機構の一部をなすリンク機構72によって動
作される。すなわち、このリンク機構72は、第1図にも
示すように、ディスクDが所定位置まで挿入されたとき
に、ディスクDの先端に当接する検知ピン73を備えた第
1リンク74を有している。この第1リンク74はフレーム
2の天板2cに取付けられたピン75に枢着され、この第1
リンク74はピン76を介してフレーム2の側板上面に沿っ
て伸びる第2リンク77の後端に枢着され、この第2リン
ク77の前端が前記規制カム片70の上端に枢着されてい
る。なお、第2リンク77は長穴78,79を有し、これら長
穴78,79にフレーム2に固定されたガイドピン80,81がそ
れぞれ係合して第2リンクを右側板2aに沿ってガイドす
るとともに、この第2リンク77は引張スプリング200に
よってフレーム2の後側に付勢されている。
前記規制カム片70の上部には凹部82が形成され、この凹
部82には遊星歯車のピン56cが出入自在となっており、
ディスクDの先端が検出ピン73に当接して前記リンク機
構72が動作してリンク77がフレームの前方向にスライド
したときに、規制カム片70が第5図の矢印方向に揺動し
て遊星歯車ピン56cを解放する。
第4図において、前述したように、前記ローディングア
ーム40の後部には、ストップピン41が設けられ、このス
トップピン41が前記クランパアームの規制アーム30の先
端の係止片30aに当接してクランパアーム6の下降を規
制している。また、ローディングアーム40の後部突出腕
83には連結ピン84が取付けられ、この連結ピン84は枢着
ピン85によりフレーム2の右側板2aに枢着された変換ア
ーム86の一端の深溝87が係合している。前記変換アーム
86の他端には作動ピン187が取付けられ、この作動ピン1
87はロックレバー88を右側板2aの前後方向に摺動させる
ものである。前記ロックレバー88はその中央に開口89を
有し、この開口89の前端には狭い凹部89aが形成され、
この凹部89a内に前記支持フレーム3(第2図)から突
出するロックピン15が出入自在とされる。前記ロックレ
バー88の前端には弧状のガイド辺91およびこのガイド辺
91と連続する係止凹部90が形成され、前記変換アーム86
が図上反時計方向に揺動したときにその作動ピン187が
ガイド辺91に沿って揺動して係止凹部90内に入りロック
レバー88をフレームの前方向に移動せしめる。逆にその
状態から変換アーム86が時計方向に揺動したときには作
動ピン187はロックレバー88を後方にスライドさせる。
なお、ロックレバー88の後端には長穴92が設けられ、こ
の長穴92には右側板2aに固定されたガイドピン93が係合
し、ロックレバー88はその後端部に取付けられた引張ば
ね94によって後側に付勢されている。
なお、前記変換アーム86の中央下部には鉤形のガイド穴
95が設けられ、このガイド穴95にはロックアーム96の一
端に設けられたピン97が係合し、このロックアーム96は
くの字状に形成され、その中心部はピン98によって右側
板2aに枢着され、その後端は鉤形に形成されてロックア
ーム96の揺動によりロックピン15を解放したり固定した
りする。また、前記変換アーム86のピン85とローディン
グアーム40の後部突出腕83に取付けられた連結ピン84と
の間には捩りばね100が設けられ、この捩りばね100は前
記連結ピン84、すなわち、ローディングアーム40の後部
突出腕83を変換アーム86のピン85から離間せしめるよう
な力を付与している。そして、前記変換アーム86、ロッ
クレバー88およびロックアーム96等がロックピン15のロ
ック機構9を構成している。
次に本考案の要旨である可動蓋12を開閉するための可動
蓋開閉機構10およびこれと連動する支持フレーム3のロ
ックピン13,14(第2図)のロック機構について第3
図,第7図および第8図を参照して説明する。
前記可動蓋12の左側板2b側の開閉腕12aの中央部は固定
ピン110を介して左側板2bに枢着され、開閉腕12aの下端
鉤形部12bには可動蓋12を開放位置に付勢しておくため
の引張ばね111の一端が取付けられ、引張ばね111の他端
は左側板2bに固着された取付板413に固着されている。
前記可動蓋開閉板12aの中間部分には長穴112が形成さ
れ、この長穴112には揺動腕113の前端のピン114が係合
し、この揺動腕113は枢着ピン115によって左側板2bに枢
着され、その後端はローディングガイド板43の左側辺に
一体的に形成されるとともに駆動ローディングローラ44
を回転自在に支持するための可動蓋作動アーム46と協働
し、このアームの上端中央部からは外側に作動突起46a
が突出している。前記可動蓋作動アーム46の後端と左側
板2b間には捩りばね120が設けられ、この捩りばねは第
3図の状態ではアーム46を上方(時計方向)に付勢する
が、第12図のようにアーム46の後端が下降したときには
それを下方(反時計方向)に付勢する。
また、前記可動蓋作動アーム46に対して前記ロックピン
14をロックするためのロック機構11が連動し、このロッ
ク機構11は回転ロック部材121を有し、この回転ロック
部材121はピン122によって左側板2bに枢着されるととも
に第1作動片121aとこれに一体的に連なる第2作動片12
1bを有している。前記第1作動片121aは可動蓋12が開放
位置にあるときには上方に伸びているとともに係止溝12
3を有し、この係止溝123に前記可動蓋作動アーム46が下
降したときにそれに固着された作動ピン46bが挿入され
て回転ロック部材121を図上時計方向に回転させる。ま
た、前記第2作動片121bは、鳥の口ばし状をなしてその
弧状内辺がロックピン14を押えて支持フレーム3をロッ
クするようになっているとともにその折曲部分に作動ピ
ン121cを有している。この作動ピン121cは第8図に示す
ように、ロック板130の上辺に形成された凹所130aに常
に係合しており、ロック板130は前記第2作動片121bの
揺動に伴って左側板2bに沿って前後にスライドするとと
もに、その中央部に開口131を有している。この開口131
の前端にはロックピン14が挿入される狭いロック凹部13
1aが設けられ、前記ロックピン14は左側板2bの開口133
の中央部から外部に突出している。前記ロック板130の
後端にはロック凹部134が形成され、ロック板130が第8
図に示すような後側位置にあるときにはロックピン14が
ロック凹部131aおよび第2作動片121bによってロックさ
れるとともにロックピン13がロック凹部134によってロ
ックされている。
なお、第7図に示すように前記可動蓋開閉腕12aの上方
には可動蓋12がディスク挿入口Oを閉鎖しているとき
に、新たなディスクが挿入された場合に、それを検知し
て警報を発する警報機構150が設けられ、この警報機構1
50は上下に対向して設けられた2枚のバネ片151,151を
有し、このバネ片151は検知部152から伸びている。検知
部152は、両バネ片151の先端の接点151a,151a同士が接
触した状態から2つの接点が離れたときに警報を発する
ように回路構成されている。
次に作用について説明する。
今、第1図においてケーシング1のディスク挿入口Oか
らディスクDをプレーヤ内に挿入したとすると天板2c前
部に設けられたセンサSがディスクDの挿入を検知して
ローディングモータ50を回転させる。このときには、前
記可動蓋12は第3図に示すように上方の開放位置にある
とともに支持フレーム3の可動蓋開閉機構10と連動する
ロック機構11は第8図に示すようにロックピン13,14を
ロックしているロック位置にある。更に、前記ローディ
ング機構8は第4図に示すように第1歯車(遊星歯車)
56が上方に位置して、駆動ローディングローラ44とこれ
と協働する従動ローディングローラ45とが近接して挿入
されたディスクDをプレーヤ内に搬送し得る状態にあ
る。前記ローディング機構8と連動するロック機構9は
ロックピン15をロックしているロック位置をとる。
なお、このとき、前記クランパアーム6は、第2図およ
び第4図に示すように規制アーム30の先端がローディン
グアーム40のストッパピン41に当接してその下降を妨げ
られているので上方位置にあり、クランパ7はターンテ
ーブル4上から十分上方に開いてディスクDを受入れる
態勢にある。
このように、再生機構を支持する支持フレーム3をロッ
クした状態で2つのローディングローラ44,45によって
ディスクDがフレーム2内に挿入され、挿入されたディ
スクDの先端が第6図に示すように検知ピン73に当接し
て第1リンク74を図上時計方向に回動させる。これによ
り第2リンク77がフレーム22の前側に引張スプリング20
0を伸ばしながらスライドして、第5図に示すように規
制カム片70をフレーム2の前側に倒して遊星歯車56のピ
ン56cを解放する。前記ローディングモータ50の正転に
より前記第3歯車59は第4図に示すように反時計方向に
回転して第2歯車57を時計方向に回転せしめるが、この
とき第3歯車59は第2歯車57の軸60に弛く取付けられた
遊星歯車56の腕55を時計方向に回動せしめて遊星歯車56
を下降せしめる。このとき、前記腕55の回動はその前端
のピン55aと長穴40aとの係合により一定範囲に制限さ
れ、第3歯車59の回転が先ず腕55を図上時計方向に回動
させ、腕55の回動が停止されると第2歯車57、遊星歯車
56がその回転軸(ピン60,56a)の回りに回転する。前記
腕55の回動により遊星歯車56の小径部56bは弧状歯車形
成体58の弧状歯車部58aに噛合する。これにより遊星歯
車56は弧状歯車部58aに沿って下降するので、これに伴
ってローディングアーム40自体も図上時計方向に回動す
る。このとき、駆動ローディングローラ44も従動ローデ
ィングローラ45から離れてディスクDを解放しながら下
降するとともにクランパアーム6の規制アーム30も図上
反時計方向に回動して下降する。前記遊星歯車56の中間
下降位置において第11図に示すようにディスクDは自重
及び引張ばね26の力で落下してターンテーブル4上に載
置され、その上にクランパ7が被さってディスクDをク
ランプする。このときに前記遊星歯車のピン56cは第5
図に示すように規制カム片70のカム面70aに当接してい
るので、前記リンク機構72の第2リンク77はフレーム2
の前方に引張られ、これにより第1リンク74は第6図に
示す位置から更に時計方向に回動した位置をとる。した
がって、ディスクDの回転時に検知ピン73がその回転を
邪魔することがない。
更に、遊星歯車56の下降とともに、ローディングアーム
40の先端に連結ピン84を介して連結されている変換アー
ム86も図上反時計方向に回動し、遊星歯車56が最下位近
傍まで下降すると、捩りばね100の作用によって変換ア
ーム86とローディングアーム40が限界点を越えて急速に
互いに反発する方向に回動して第10図の状態をとる。す
なわち、ロックレバー88は前方にスライドするととも
に、ロックアーム96はピン97が鉤形開口95に沿って摺動
することにより図上時計方向に回動してロックピン15を
解放する。
これらのローディング機構8の動作に伴って前記可動蓋
開閉機構10およびロック機構11が動作するが、次にこれ
らの動作について説明する。
前記ローディングアーム40の下方への回動に伴って、こ
れとローディングガイド板43を介して一体的に連結され
た可動蓋作動部材の一部を形成する可動蓋作動アーム46
も下方に回動する(第11図)。この可動蓋作動アーム46
が第11図に示す位置まで下降すると(このとき、ディス
クDはターンテーブル54とクランパ7によってクランプ
される)、アーム46の上面に形成された作動突起46aが
揺動腕113の後端部に当接する。更に、第11図の状態か
ら遊星歯車56が更に下降すると可動蓋作動アーム46も下
降し、第12図に示すように揺動腕113も図上反時計方向
に大きく回動してその前端が大きく上昇する。これによ
って、可動蓋開閉腕12aが図上時計方向に回動し、引張
ばね111を伸ばしながら可動蓋12がディスク挿入口Oを
閉鎖する閉鎖位置に移動する。
前記可動蓋作動アーム46が下降すると、そのピン46bが
回転ロック部材121の係止溝123に係合して回転ロック部
材121を図上時計方向に回動せしめ、アーム46が最下位
の位置まで回動すると、第9図の状態となる。すなわ
ち、この状態では前記回転ロック部材121の第1作動片1
21a、および第2作動片121bはほぼ水平に伸び第2作動
片121bはロックピン14から離れる。前記回転ロック部材
121の第2作動片121bが時計方向に回動すると、そのピ
ン121cがロック板130に係合していることによりロック
板130も第8図の状態から図上右側(フレーム2の前
側)に水平にスライドしてロック凹部131a,134をロック
ピン14,13からそれぞれ離間せしめる。これらロックピ
ン13,14の解放は、前記反対側のロックピン15のロック
機構9の解放動作と同期して行なわれ、これら全てのロ
ック機構9,11の解放により、再生装置を保持した支持フ
レーム3,4の各ダンバ16〜19および吊持ばね28,29等によ
ってフレーム2にフローティング状態で支持されること
になる。こうして、再生動作の準備が完了しスピンドル
モータ5が回転しディスクDが回転を開始し図示しない
読取りヘッドがディスクDの半径方向に移動しつつ再生
が行なわれる。
このように、クランパアーム6のクランパ7とターンテ
ーブル4とで、挿入されたディスクDを完全にクランプ
した後に、再生装置を支持した支持フレーム3の各ロッ
クピンを解放するロック解除動作と同期して可動蓋12の
ディスク挿入口Oの閉動作を行えば、ディスクDがプレ
ーヤ内に挿入されて不安定な状態のままで可動蓋12が動
作することが確実に避けられ、車両の走行中の振動によ
り挿入されたディスクDが可動蓋12に衝突して破損する
ことがなく、これによるディスクの詰まりも有効に防止
できる。
なお、前記揺動腕113が動作して可動蓋12を閉鎖位置に
回動せしめたときには、第13図に示すように、警報機構
50の接触バネ片151の2つの接点151aは接触する。この
状態で、もし、第14図に示すように、別のディスクD1が
ディスク挿入口Oから挿入されたときには、ディスクD1
の先端が可動蓋12の係止部12bに当接して開閉アーム12a
を図上反時計方向に回動させようとし、これにより揺動
腕113は下側の接触片151から離れる。このとき、検知部
152はブザー、ランプ等の警報装置を動作させる。
なお、ディスク挿入口Oには上下にフェルトf1,f2が設
けられ、このフェルトf1,f2はディスクDがその間を通
過するときその面を拭うとともに、プレーヤ内部への塵
埃の侵入を防止する。また、フェルトは挿入口Oの下側
だけに設けてもほぼ同様の効果を有する。
なお、再生終了後にディスクDをプレーヤ外に排出する
ときには、ローディングモータ50を逆転させて、遊星歯
車56を上昇させ、ローディングアーム40、可動蓋12、可
動蓋作動アーム46を前述と反対方向に揺動させれば、各
部材が反対動作を行ってクランパアーム6がディスクD
を解放するとともに各ロック機構が作用して支持フレー
ム3がロックされ、ローディングローラ44,45の逆転に
よりディスクDはディスク挿入口Oから排出される。
次に、本考案の他の実施例を第15乃至第17図を参照して
説明する。なお、前述の実施例と同一部分については、
同一番号を符して説明を省略する。
前記可動蓋は開閉腕12aに連結され、この開閉腕12aの下
端は揺動腕300の前端に枢着され、揺動腕300はその後端
に開口300aを有するとともにコイルスプリング301によ
って図上時計方向に回動するように付勢されている。一
方、引張ばね26によって下方に付勢されたクランパアー
ム6の先端には係止片6aが設けられ、この係止片6aが図
示しない適宜の手段により上下動する作動ピン302に当
接している。作動ピン302が第16図に示すように下降す
ると、クランパアーム6も下降してターンテーブル4と
クランパ7間でディスクDをクランプした後に作動ピン
302が揺動腕300の開口300aの下辺に当接してそれを図上
反時計方向に揺動させて可動蓋12を閉鎖位置に回動せし
める。なお、この実施例においても、第17図に示すよう
に揺動腕300の前端と可動蓋開閉腕12aの下端との連結点
上方に前述と同様の警報装置150が設けられる。
〔考案の効果〕
本考案は、プレーヤ内にディスクを挿入し、所定位置に
おいてクランパアームのクランパとこれと協働するター
ンテーブルとでディスクを完全にクランプした後にプレ
ーヤ入口近傍に揺動自在に設けた可動蓋をディスク挿入
口を閉鎖する閉鎖位置に揺動せしめるようにしたので、
走行時の振動の激しい時でも、ディスクがプレーヤ内で
クランパにより完全にクランプされる不安定な状態で可
動蓋が閉鎖位置をとることがなくなり、ディスクの可動
蓋への衝突およびディスクのプレーヤ内での詰まり、更
にはディスクの送り不良に由来する種々の故障が避けら
れるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のディスク誤挿入防止装置を適用したプ
レーヤの斜視図、第2図は再生装置を搭載した支持フレ
ームの斜視図、第3図は可動蓋開閉機構の斜視図、第4
図はローディング機構の斜視図、第5図はローディング
アームの下降機構の説明図、第6図はローディングアー
ムの下降機構のためのリンク機構の平面図、第7図は可
動蓋開閉機構の側面図、第8図は可動蓋開閉機構と連動
する支持フレームのロック機構の一部切欠斜視図、第9
図は第8図のロック機構のロック解放時の側面図、第10
図はローディングアームと連動する支持フレームのロッ
ク機構のロック解放時の側面図、第11図は第7図の可動
蓋開閉機構が動作する前のクランプアームのクランパに
よるディスクのクランプ完了状態を示す側面図、第12図
は可動蓋開閉機構の可動蓋が閉鎖位置をとったときの側
面図、第13図は警報機構の非作動時の側面図、第14図は
警報機構の作動時の側面図、第15図は本考案の他の実施
例を示す可動蓋開閉機構の可動蓋の開放時の概略図、第
16図は第15図の可動蓋開閉機構の可動蓋の閉鎖時の概略
作用説明図、第17図は第15図に示した可動蓋開閉機構に
連動して設けられる警報装置の配置図である。 1…ケーシング、2…フレーム、3…支持フレーム、4
…ターンテーブル、6…クランパアーム、7…クラン
パ、8…ローディング機構、9…ロック機構、10…可動
蓋開閉機構、11…ロック機構、30…規制アーム、44,45
…ローディングローラ、46…可動蓋作動アーム、56…遊
星歯車、58…弧状歯車形成体、113…揺動腕、121…回転
ロック部材、130…ロック板。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−52401(JP,A) 特開 昭59−144072(JP,A) 実開 昭58−65676(JP,U) 実開 昭62−7659(JP,U)

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プレーヤのディスク挿入口近傍にディスク
    挿入口を開閉するための可動蓋を設け、この可動蓋の開
    放時にディスクをプレーヤ内に挿入し、ディスクがプレ
    ーヤ内の所定位置に到達したときに、クランパアームを
    動作させてターンテーブル上にディスクを固定しターン
    テーブルを回転させて記録を再生するようにした車載用
    CDプレーヤにおいて、前記可動蓋をフレームに対して可
    動蓋開閉腕を介して揺動自在に取付け、この可動蓋開閉
    腕に作動部材を連結せしめ、この作動部材は前記クラン
    パアームのディスクのクランプ動作に連動して動作し、
    クランパアームがディスクをクランプした後に前記可動
    蓋開閉腕を揺動して可動蓋をディスク挿入口の閉鎖位置
    に揺動せしめることを特徴とする車載用CDプレーヤのデ
    ィスク誤挿入防止装置。
  2. 【請求項2】前記作動部材は、挿入されたディスクがプ
    レーヤ内の所定位置に達した後に下降するローディング
    アームに連結された可動蓋作動アームを有し、この可動
    蓋作動アームは前記ローディングアームと同期して下降
    し、前記ローディングアームの下降に同期して前記クラ
    ンパアームも下降し、前記可動蓋作動アームは、クラン
    パアームがディスクをクランプする位置まで下降した後
    に前記可動蓋開閉腕に連結された揺動部材を動作せしめ
    ることを特徴とする請求項1記載の車載用CDプレーヤの
    ディスク誤挿入防止装置。
  3. 【請求項3】前記可動蓋作動アームはフレームの一側板
    に枢着されるとともに、前記ローディングアームはフレ
    ームの他側板に枢着され、前記可動蓋作動アームはフレ
    ームの幅方向に伸びるローディングガイド板を介してロ
    ーディングアームに連結され、記録再生装置を支持する
    支持フレームがダンパーを介して前記フレームに支持さ
    れ、前記可動蓋作動アームの動作に応じて前記支持フレ
    ームを前記フレームにロックするロック機構が動作する
    ことを特徴とする請求項2記載の車載用CDプレーヤのデ
    ィスク誤挿入防止装置。
JP11149188U 1987-09-12 1988-08-25 車載用cdプレーヤのディスク誤挿入防止装置 Expired - Lifetime JPH0718043Y2 (ja)

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JP62-139802 1987-09-12
JP13980287 1987-09-12
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JPH01116946U JPH01116946U (ja) 1989-08-07
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