JPH07180480A - シールド掘削装置 - Google Patents

シールド掘削装置

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JPH07180480A
JPH07180480A JP34567393A JP34567393A JPH07180480A JP H07180480 A JPH07180480 A JP H07180480A JP 34567393 A JP34567393 A JP 34567393A JP 34567393 A JP34567393 A JP 34567393A JP H07180480 A JPH07180480 A JP H07180480A
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JP
Japan
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rotating body
joint
shield
mud
drive shaft
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Application number
JP34567393A
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English (en)
Inventor
Yasutsugu Kanamori
康継 金森
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Sakai Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sakai Heavy Industries Ltd
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  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 継手部で迂回しない泥水路を設け、しかも大
きな推進力を伝達できる継手部を備えたシールド掘削装
置を提供する。 【構成】 先導体(10)に設けた回転体(2)を駆動
して対象物を破砕し、破砕した対象物を排出手段で搬出
しつつ掘削推進するシールド掘削装置において、回転体
(2)の駆動軸(110,111)は少なくとも1ヶ以
上の継手角θを有する継手部(62)と、前記駆動軸
(110,111)及び継手部(62)の軸中心部を通
り回転体(2)に連通する泥水路(104)を設けたこ
とを特徴とするシールド掘削装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、先導体に設けた回転体
を駆動して対象物を破砕し、破砕した対象物を排出手段
で搬出しつつ掘削推進するシールド掘削装置に関する。
【0002】
【従来の技術】管掘削推進工法ではシールド掘削装置が
用いられる。シールド掘削装置は、一般に最前部に先導
体(シールド体ともいう)を有し、先導体に設けた回転
体の作動により地盤を穿孔する構成になっている。先導
体の後方には、掘削の進行状況に合わせて管が挿入され
る。通常は先導体の直後に誘導管又は直接ヒューム管が
挿入される。これらの管は、後方に設定されたジャッキ
の推進力によって前進する。
【0003】発進坑から到着坑まで掘削して次々にヒュ
ーム管を挿入し、最後にシールド体あるいは誘導管を回
収すればヒューム管の埋設が完了する。
【0004】回転体のカッターで削り取られた被掘削物
は、回転体とケーシングの間を通過し、誘導管及びヒュ
ーム管の内部に設けられた排出手段によって図示しない
ジャッキ側まで搬送され、ヒューム管の外に排出され
る。
【0005】後方ジャッキからの推進力は、複数個の継
手部を有する駆動軸を介して回転体に伝動される。これ
らの継手は、フレキシブル性が要求されるため、一般に
等速継手が使用されている。回転体の後方部には方向制
御用のレーザターゲットが配置されており、特にこれの
スペースを確保するために、駆動軸の複数個の継手部
で、複数の継手角をもって傾斜させ、収容スペースを確
保して設置されている場合が多い。
【0006】また、送排泥水に関しては、滞水砂層での
地山バランスを保持するために、送排泥水ポンプの回転
数の調整を行い、それにより圧力調整と泥水の粘性度調
整を行っている。例えば、特に地下水位の高いところで
は、送泥ポンプの回転数を上げ、一方では排泥ポンプの
回転数を下げることで送泥水圧を高くしている。又、地
山の空隙が多く崩壊性のある地層に於いては泥水粘性度
を高めて、地山バランスの保持を行っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
駆動軸に複数個の等速継手を使用し且つ継手角を有して
駆動している方式では砂礫地等で大きな掘削力を必要と
する際には充分なトルクが伝達されず、能力が制限され
るなどの問題がある。又、等速継手では継手部を含み泥
水路を形成することが不可能で、前記継手部を回転する
迂回路を設定しているが、コスト高とシール面の不具合
を誘発するなどの問題がある。
【0008】又、従来の送排泥水システムでは、滞水、
空隙等の土壊変化に対応し、前述の如く送排泥ポンプの
回転数を変化させて、圧力調整すると、これに伴い地上
のプラントでの送排泥水量も変化し、粘性も変化する事
になり、これらの圧力、粘性の相互バランスを得ること
は非常に困難等がある。これは、切羽面での目詰め剤等
の圧力バランスの調整に影響する問題がある。
【0009】本発明はこれに鑑み、駆動軸に強力なトル
ク伝達と推進力を確保すると共に泥水圧の圧力調整との
関連を考慮することなく、送泥ポンプ単独に粘性度管理
のみで可能とするためになされたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】先導体(10)に設けた
回転体(2)を駆動して対象物を破砕し、破砕した対象
物を排出手段で搬出しつつ掘削推進するシールド掘削装
置において、回転体(2)の駆動軸(110,111)
は少なくとも1ヶ以上の継手角θを有する継手部(6
2)と、前記駆動軸(110,111)及び継手部(6
2)の軸中心部を通り回転体(2)に連通する泥水路
(104)を設けたことを特徴とするシールド掘削装置
を要旨としている。
【0011】
【作用】上記構成によれば、請求項1の構成の中で請求
項2、3で述べた構成にすることによって、砂礫掘削時
の大きな駆動力を必要とする時に、大きな駆動トルクで
フレキシブルに回転体を駆動することにより容易に掘削
が可能であり、同時にレーザターゲット収容スペースが
充分に確保される。先導体先端の方向修正部は、例えば
4本のシリンダにより、ヘッド角を制御する構成であ
り、駆動軸継手部の球面状摺動部及びフレキシブル性を
有する継手部外周部により、容易に方向制御ができると
共にカッタヘッドの方向変化が発生する場合でもこれに
連結された駆動軸もフレキシブルに反応し追随すること
ができる。
【0012】更に駆動軸の軸心部を通る泥水路を送排泥
の循環経路とは別に設置したことにより目詰材の希釈が
なく、一定の粘性度を保持することが可能となり、地山
の安定(切羽の安定)と共に作業効率の向上が図られ
る。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1、2は本発明の主に礫用のシールド掘削装置
の好適な実施例を示す概念図であり、それぞれシールド
掘削装置の前方部分及び後方部分を示している。図3
は、図1のシールド掘削装置の先端部を示す端面図であ
る。
【0014】シールド掘削装置は、先導体10、誘導管
(延長管ともいう)20、ヒューム管30、及び図示し
ない発信台、油圧ユニット、操作装置、レーザ発振機、
処理装置等から構成されている。
【0015】先導体10は図3に示すように、シールド
本体1、回転体2、固定ガイド4、羽根組立体6、外周
リング8を有している。回転体2は、礫用刃先、礫用カ
ッターもしくは回転クラッシャ部ともいう。固定ガイド
4は外側コーンともいう。
【0016】シールド本体1は好ましくは円筒形もしく
は円管形である。シールド本体1の内周面には、リング
状のサポートを介して固定ガイド4が固定されている。
この固定ガイド4は円錐形、特に切頭円錐形状であり、
横断面は円形に形成されている。つまり固定ガイド4
は、掘削方向もしくは推進方向すなわち前方に向けて直
径が次第に大きくなるように形成されている。
【0017】固定ガイド4はシールド本体1内に同軸状
に配置されている。固定ガイド4の内面には、硬化肉盛
部18が好ましくはらせん状に設けられている。固定ガ
イド4はたとえばS45Cで作られており、硬化肉盛部
18は周知の硬化肉盛材料で作られている。
【0018】回転体2の後端部分は、接続部材21に接
続されている。この接続部材21は図示しない周知の回
転駆動源に接続されている。回転駆動源の駆動により、
回転体2はたとえば1分間に15回転する。回転体2
は、好ましくは横断面がほぼ正六角形であるが、その他
の多角形であってもよい。回転体2の軸方向の先端部1
1は尖っている。
【0019】回転体2は第1傾斜部24と第2傾斜部2
6を有している。第1傾斜部24と回転軸芯の成す角度
は好ましくは5°以上30°以下であり、最も好ましく
は10°前後である。第2傾斜部26と回転軸心の成す
角度は、好ましくは10〜15°である。
【0020】第1傾斜部24の傾斜は、固定ガイド4の
傾斜と逆方向である。つまり第1傾斜部24は推進方向
に向けて直径が次第に小さくなるように形成されてい
る。第2傾斜部26の傾斜は、固定ガイド4の傾斜と同
方向である。つまり第2傾斜部26は推進方向に向けて
直径が次第に大きくなるように形成されている。固定ガ
イド4の先端大径部と第1傾斜部24の先端部分の半径
方向間隔はたとえば100mm以上あけるようにする。ま
た固定ガイド4の後端小径部と第2傾斜部26の後端部
分の半径方向間隔はたとえば約30mmに設定する。
【0021】固定ガイド4と回転体2の間には、礫や玉
石100の破砕用空間28が形成されている。破砕用空
間28は、固定ガイド4と第1傾斜部24の間に形成さ
れた前方部分と、固定ガイド4と第2傾斜部26の間に
形成された後方部分から成る。前方部分は推進方向に拡
大されている。後方部分は間隔が一定である。
【0022】図3に示すように、回転体2には突起状の
チップ30が多数設けられている。チップ30は例えば
銀ろう付けで固定されている。回転体2の第1傾斜部2
4と第2傾斜部26は、例えばS45C相当の材料で作
られており、チップ30は超硬合金や、緻密質セラミッ
ク等のように磨耗や衝撃に強い材料で作られている。
【0023】回転体2の先端部11側には羽根組立体6
が設けられている。羽根組立体6は、図1に示すよう
に、3つの羽根を有する。図3では2つの羽根32,3
4のみが見えている。3つの羽根は、回転体2を中心に
して120°ごとに配置されている。羽根は、回転体2
の回転中心に対して例えば10°傾けてある。この3つ
の羽根32、34を回転軸の回りに回転することによ
り、掘削した対象物を後方の破砕用空間28に押しやる
ことができる。羽根には細長い硬化肉盛部38が複数本
設けられている。また羽根の前端面には摩耗を防ぐため
に超硬チップ48が取付けられている。3つの羽根3
2,34は外周リング8と一体的に結合されている。羽
根の各内端は、回転体2に固定されている。従って、3
つの羽根32,34、回転体2および外周リング8は一
体で回転する。
【0024】図3で示されているように、回転体2の軸
心上には泥水路120が形成されていて、回転体2の先
端部11には泥水路120に連通する幾つかの泥水噴出
孔121が設けられている。この泥水路120に水を流
して掘削時に回転体2やその他の冷却を行い、しかもこ
の泥水を被破砕対象物の泥水式排出に役立てることがで
きる。この泥水路120は、切羽への目詰め剤の供給に
も用いられる。目詰め剤を供給して、切羽の圧力バラン
スをとるのである。
【0025】外周リング8は図3に示すようにシールド
本体1とほぼ同じか、それよりも少し大きい外径を有し
ている。外周リング8の幅及び軸方向長さは、シールド
本体1の方向制御に役立つ。外周リング8の前端面には
超硬チップ50がほぼ一定の間隔で設けられている。ま
た外周リング8の前端面には2つの超硬チップ50の間
に硬化肉盛部59が一定間隔で設けられている。
【0026】外周リング8の外周面には一連のV字形の
硬化肉盛部52が設けられている。これらの硬化肉盛部
52はV字形の開き角度が、例えば互いに60°に設定
されている。
【0027】回転体2の後端には、破砕された対象物を
搬送するためのらせん状のスクリューオーガ61(スク
リューコンベアともいう)が連結されている。回転体2
とスクリューオーガ61は、前記回転駆動源によって一
体的に回転する。スクリューオーガ61の周囲には内筒
管81が配置されていて、破砕された対象物は、スクリ
ューオーガ61の推進力によって内筒管81内を後方に
移動する。
【0028】先導体10の後方には、誘導管20が連結
されている。誘導管20の外壁69の径は、先導体10
のシールド本体1の外径と大体同じか僅かに小さい。誘
導管20の前方よりには数本、例えば4本のシリンダ6
3が配置されている。シリンダ63のロッド先端は、シ
ールド本体1の後部壁に固定されている。
【0029】誘導管20の軸心部には内筒管81とスク
リューオーガ61が設けられ、破砕した礫等が内筒管内
を後方に排出されている。スクリューオーガ61は複数
個の小さな継手角を有する継手部62を介し、先導体1
0を駆動しており、スクリューオーガの最後端部Aの軸
心部は内筒管81と共に誘導管20の軸心に対して、複
数個の継手角の累積された相当分寸法が偏心されて設置
されている。
【0030】図3を参照して継手部62について説明す
る。
【0031】継手部62は駆動軸110と111をある
小さな継手角θをもって接続して連結しており、軸方向
の大きな推進力及び駆動トルクを伝動すると共に大きな
荷重にも耐えられる構成となっている。
【0032】駆動軸110、111はそれぞれ内側軸部
92、94と外側軸部93、95から構成されている。
駆動軸110の内側軸部92と外側軸部93は内側軸部
92を嵌入後、溶接にて固着されており、同様に駆動軸
111も内側と外側軸部は溶接固定されている。そして
外側軸部93、95には一連のスクリューオーガ61が
溶接にて固着されている。内側軸部92、94の軸心に
は泥水路104が画成されている。
【0033】泥水路104は(後述するように)継手部
62の軸心と軸方向に開口し、連通しており、図2に示
す回転体2の切羽先端の噴出孔121まで連通してい
る。
【0034】継手部62は、球面軸受101,102、
かみ合い継手105、フレキシブルパイプ103を有し
ている。球面軸受101,102は、一方の駆動軸11
0の内側軸部92と他方の駆動軸111の外側軸部95
の間に設けられている。
【0035】内側軸部92の端部は段状に細くなってい
て、その細径部の先端に軸受部材114が固定ナット1
06によって固定されている。固定ナット106の軸芯
上には泥水路が形成されており、これは駆動軸の泥水路
104に連通している。固定ナット106の頂部は球面
になっている。また、固定ナット106の頂部に対向す
る内側軸部94の端面も球面になっている。その球面上
には溝が形成され、溝内にOリングが配置されている。
Oリングは、固定ナット106の頂上部と密に係合し球
面軸受部への泥水進入を防止している。軸受部材114
の外周面は、半径rの球面になっている。内側軸部92
の段部つまり肩部は、半径Rの球面102bになってい
る。
【0036】外側軸部95の内側には、筒状の軸受部材
112が溶接にて固定されている。軸受部材112の自
由端面は、半径Rの球面102aになっている。球面1
02aは、内側軸部92の肩部の球面102bと共に球
面軸受102を構成している。球面軸受102は主に軸
方向の荷重を受ける。軸受部材112の内側中間部に
は、別の軸受部材113が配置されている。軸受部材1
13の内面は半径rの球面になっていて、軸受部材11
4と共に球面軸受101を構成している。球面軸受10
1は主に継手部の中心点を支持すると共に半径方向の荷
重を受ける。2つの球面軸受101と102の中心Oは
一致している。2つの球面軸受101と102の軸受面
は、軸芯を含まず軸芯の周りに配置される。
【0037】かみ合い継手105は、いわゆるドグクラ
ッチと同様に角形のつめを形成しており、外側軸部93
と95の接続部に設けられている。すなわち、外側軸部
93と95の端面には複数の角形の歯形状の突出部が形
成されていて、それらが緩く係合しているのである。か
み合い継手105によって、一方の駆動軸111から他
方の駆動軸110に強力なトルクで回転が伝えられ、し
かも継手部62のフレキシブル性は維持される。なお、
かみ合い継手105は軸方向の力は伝達しない。
【0038】継手部62の外側軸部93と95のそれぞ
れかみ合い継手部105の外周部には球面軸受部への泥
水等の侵入を防止するためのフレキシブルパイプ103
が配置されている。フレキシブルパイプ103は外側に
フレキシビリティを保持するために外周部に角形の溝を
形成した鋼材による強度部材103bが配置され、且つ
強度部材103bの内側にはゴム部材103aが接着さ
れている。更に軸方向の両端部には支持部材103cが
固着されフレキシブルパイプ103の軸方向の移動を防
止している。
【0039】このような構成になっているので、シリン
ダ63のロッドを伸縮させることによって、先導体10
の進行方向を変えることができる。また、誘導管20の
中ほどにある継手部62も前述の継手部62と同様の構
成になっている。
【0040】誘導管20の中間部分にはバルブ64と傾
斜計65が配置されている。
【0041】誘導管20の後方よりには、前述した送排
泥水装置70が設けられている。送排泥水装置70は、
送泥パイプ71、排泥パイプ72、送排泥水室73で形
成されている。送排泥水室73は、2枚の壁部材76
a、76bによって画成されている。送排泥水室73の
前方壁部材76aの近くには送泥パイプ71の開口71
aが配置されている。送排泥水室73の後方壁部材76
bの近くには排泥パイプ72の開口72aが配置されて
いる。なお、図1では送泥パイプ71の大部分は他の部
材の裏側にあり破線で示されている。
【0042】スクリューオーガ61と内筒管81の後端
部分は、前方壁部材76aを貫通している。従って、ス
クリューオーガ61により搬送された砂礫等の被破砕物
は、スクリューオーガ61と内筒管81の後端部から送
排泥水室73内に送られる。送排泥水室73は、前述し
たようにスクリューオーガ61と内筒管81に通じてい
る以外は密閉されている。送排泥水室73内の圧力調整
は、送排泥ポンプの回転数を調整することで行う。
【0043】送泥パイプ71と排泥パイプ72はそれぞ
れ、地上の処理装置(図示せず)まで達している。処理
装置は、排泥パイプ72によって搬送されてきた砂礫を
取り除き、泥水の粘性を調整槽において管理した後で、
泥水を再び送泥パイプ71に送る構成になっている。
【0044】送排泥水室73の上部にはレーザターゲッ
ト66が設けられている。レーザターゲット66は、レ
ーザ発振器と協働する構成になっていて、先導体10の
進路制御に利用される。
【0045】前方壁部材76aを貫通したスクリューオ
ーガ61は、継手部62を介して駆動軸に連結されてい
る。この駆動軸は、前記回転駆動源に連結されている。
【0046】誘導管20の後端部には、滑材送り管74
の滑材吹出口74aが配置されている。滑材送り管74
は地上の制御装置まで達している。滑材は、滑材吹出口
74aから先導体と土壌の間に圧送排出され、両者間の
摩擦を軽減する。また、ヒューム管と土壌の間の摩擦も
軽減する。
【0047】誘導管20の後端には、ヒューム管30が
接続されている。ヒューム管30は、掘削が進むにつれ
て次々に継ぎ足される。これらのヒューム管30の軸芯
上には回転軸が配置され、その周りには送泥パイプ7
1、排泥パイプ72及び滑材送り管74が一体になって
配置されている。その一体物の下部には、複数の車輪7
5が設けられている。
【0048】次に上述したシールド掘削装置の動作を説
明する。
【0049】図示しない回転駆動源を駆動すると駆動軸
を介して、回転体2、外周リング8、3枚の羽根32,
34及びスクリューオーガ61が、たとえば1分間に1
5回転する。シールド本体1に対して例えば油圧ジャッ
キのような装置(図示せず)により図1の推進方向に推
力を与えると、外周リング8と羽根32,34の回転力
と推力で、礫層や砂礫層が大きく破砕される。このとき
3つの羽根32,34が傾斜して回転しているので、玉
石100を含む掘削した土砂等は後方の回転体2の方に
押し込まれる。また外周リング8が回転するので、掘削
時にシールド体1の安定性があり、進みやすく、掘削方
向制御が容易である。
【0050】玉石100や土砂等は図1の破砕用空間2
8の前方部分に入る。すでに述べたように回転体2に取
り付けられた回転体2は横断面が多角形、特に正六角形
になっている。このため、押込められてきた玉石100
は、横断面が円形の固定ガイド4との間で必然的に回転
方向に圧壊破砕力を受ける。すなわちチップ30と硬化
肉盛部18の間ではさまれた玉石100が、間隔の狭ば
まったところでチップ30と硬化肉盛部18により実質
的に点破砕されるのである。このように回転体2の各面
に配列された超硬のチップ30と固定ガイド4の円錐面
にらせん状に配列された硬化肉盛部18の間で玉石10
0が破砕される。しかも回転体2の第1傾斜部24と固
定ガイド4の間隔は徐々に小さくなっているので、玉石
は、固定ガイド4の硬化肉盛部18と回転体2のチップ
30で徐々に細かく破砕される。そして第2傾斜部26
のチップ30と案内部4の硬化肉盛部18のところの後
方部分においてさらに細かく破砕され、微小な被破砕礫
になる。
【0051】ここで得られた被破砕礫やその他の土砂等
は回転体2の水穴から供給される(泥)水と共に、内筒
管81内をスクリューオーガ61によって後方に移動す
る。破砕礫や土砂は、誘導体20内をスクリューオーガ
61によって搬送され、送排泥水室73内に送られる。
送排泥水室73内では、破砕礫や土砂が、送泥パイプ7
1によって送られてきた泥水と混合され、排泥パイプ7
2によって吸い出される。
【0052】泥水と混合された破砕礫や土砂は、排泥パ
イプ72を通って地上の処理装置に送られる。そして、
サイクロンや振動ふるいで振分けされた砂礫が取り除か
れる。泥水は、調整槽において粘性を管理され、送泥ポ
ンプ71により送排泥水室73内に送られて循環する。
【0053】駆動軸の継手部62においては、球面軸受
102が主に軸方向の荷重を受け、球面軸受101は主
に半径方向の荷重を受ける。また、たわみ継手105に
よって、一方の駆動軸111から他方の駆動軸110に
回転が伝えられる。継手部62は前述の通りフレキシブ
ル性を有している。さらに、継手部62においては、泥
水路104が継手部62を迂回せずに軸心部をほぼ真直
ぐな経路で連通する構成になっているので、シールの面
でも何ら問題はない。
【0054】ターゲット66による上下、左右位置とと
もに、傾斜計65によって先導体10の姿勢を計測して
地上監視装置に表示すると共に、先導体10の進行方向
を正しく制御する。
【0055】
【発明の効果】請求項1の構成において請求項2、3の
構成を採用することによって、砂礫掘削時の大きな駆動
力を必要とする時でも、大きな駆動トルクでフレキシブ
ルに回転体を駆動することにより容易に掘削が可能であ
り、同時にレーザターゲット収容スペースが充分に確保
される。先導体先端の方向修正部は、4本のシリンダに
より、ヘッド角を制御する構成であり、駆動軸継手部の
球面状摺動部及びフレキシブル性を有する継手部外周部
により、容易に方向制御ができると共にカッタヘッドの
方向変化が発生する場合でもこれに連結された駆動軸も
フレキシブルに反応し追随することができる。
【0056】また、駆動軸の軸心部を通る泥水路を送排
泥の循環経路とは別に設置したことにより目詰材の希釈
がなく、一定の粘性度を保持することが可能となり、地
山の安定(切羽の安定)と共に作業効率の向上が図られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシールド掘削装置の実施例を示す概念
図。
【図2】図1の先導体を示す端面図。
【図3】図1のシールド掘削装置における継手部を示す
断面図。
【符号の説明】
1 シールド本体 2 回転体 4 固定ガイド 6 羽根組立体 8 外周リング 10 先導体 20 誘導体 61 スクリューオーガ 62 継手部 63 シリンダ 66 ターゲット 70 送排泥水装置 71 送泥パイプ 72 排泥パイプ 73 送排泥水室 76 壁部材 80 ヒューム管 81 内筒管 100 玉石

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先導体(10)に設けた回転体(2)を
    駆動して対象物を破砕し、破砕した対象物を排出手段で
    搬出しつつ掘削推進するシールド掘削装置において、回
    転体(2)の駆動軸(110,111)は少なくとも1
    ヶ以上の継手角θを有する継手部(62)と、前記駆動
    軸(110,111)及び継手部(62)の軸中心部を
    通り回転体(2)に連通する泥水路(104)を設けた
    ことを特徴とするシールド掘削装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のシールド掘削装置におい
    て、前記継手部(62)は、回転体(2)に回転力を伝
    動するかみ合い継手部(105)と、回転体への推進力
    に係る第一球面軸受(102)と、継手角θと第一球面
    軸受(102)の中心点であり、且つ軸心の支持に係る
    第二球面軸受(101)から構成されていることを特徴
    とするシールド掘削装置
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載のシールド掘
    削措置において、前記かみ合い継手部(105)の外周
    部は、内側に円筒状のゴム部材(103a)と、これの
    外周部に嵌着する強度部材(103b)と、これらの両
    端部を前記かみ合い継手部(105)に固着するリング
    状の支持部材(103a)から構成されていることを特
    徴とするシールド掘削装置。
JP34567393A 1993-12-22 1993-12-22 シールド掘削装置 Pending JPH07180480A (ja)

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