JPH07181090A - 荷重センサ基板及び荷重センサ - Google Patents

荷重センサ基板及び荷重センサ

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JPH07181090A
JPH07181090A JP6287122A JP28712294A JPH07181090A JP H07181090 A JPH07181090 A JP H07181090A JP 6287122 A JP6287122 A JP 6287122A JP 28712294 A JP28712294 A JP 28712294A JP H07181090 A JPH07181090 A JP H07181090A
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JP
Japan
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load sensor
strain gauge
load
pin
sensor substrate
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JP6287122A
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English (en)
Inventor
Kazuyuki Nabeoka
和之 鍋岡
Taku Murakami
卓 村上
Masami Kitsunai
雅美 橘内
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
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Priority to TW84111261A priority patent/TW295622B/zh
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L1/00Measuring force or stress, in general
    • G01L1/20Measuring force or stress, in general by measuring variations in ohmic resistance of solid materials or of electrically-conductive fluids; by making use of electrokinetic cells, i.e. liquid-containing cells wherein an electrical potential is produced or varied upon the application of stress
    • G01L1/22Measuring force or stress, in general by measuring variations in ohmic resistance of solid materials or of electrically-conductive fluids; by making use of electrokinetic cells, i.e. liquid-containing cells wherein an electrical potential is produced or varied upon the application of stress using resistance strain gauges

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 高強度、高測定精度、かつ簡素な構造の荷重
センサ基板及び荷重センサを提供する。 【構成】 歪ゲージ30を組み込んだ円板10をピン等
の構造体に埋め込み、その表面を完全に元通りした荷重
センサ。また、この荷重センサにおいて、元通りした
後、表面硬化処理されてなる荷重センサ。また、上記荷
重センサにおいて、アンプ基板をセンサ部近傍に装着し
た荷重センサ。他方、円板10において、なだらかな形
状を有する切り欠き孔20を備えると共に、孔間の隙間
に歪ゲージ30を設置した荷重センサ基板。また、この
荷重センサ基板において、円板をステンレス製とし、こ
の円板上に薄膜歪ゲージを設置した荷重センサ基板。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高強度、高測定精度、
かつ簡素な構造の荷重センサ基板及び荷重センサに関す
る。
【0002】
【従来の技術】機械構造部材に加わる荷重の測定は、設
計上、制御上重要である。測定には通常、歪ゲージを使
ったブリッジを用いる。歪ゲージは、可撓性の樹脂基板
の一面(又は両面)に線ゲージや箔ゲージを設置し、他
面に接着剤を施したものが殆どであり、接着剤側の面を
被測定部材に貼付して使用する。
【0003】例えば、ピン連結した部材間に加わる荷重
を測定するピン形荷重センサは、ピンに歪ゲージを組み
込んだものであり、次のようなものが知られる。 (1)ピン外面に凹部を設け、凹部内に歪ゲージを貼付
したもの (2)筒形ピンの内面に歪ゲージを貼付したもの (3)ピン両端面に凹部を設け、凹部内に、歪感度部に
歪ゲージを貼付してなる部材を挿入し、さらに栓したも
の(例えば特開昭61ー145426号参照)
【0004】上記ピン形荷重センサによる荷重測定は、
ピンに加わった荷重に基づき生じた剪断歪を歪ゲージの
抵抗変化で受け、この抵抗変化によるブリッジの出力電
圧を荷重に換算して行う。従って、歪ゲージはその感度
方向を剪断力に基づく主応力方向に合わせて貼付するの
が普通である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、機械構造部
材に加わる荷重測定のための荷重センサは、例えば上記
ピン形荷重センサで分かるように、単に測定精度ばかり
でなく、それ自体の強度が高いことが重要である。しか
るに上記従来例のピン形荷重センサには次の問題があ
る。
【0006】(1)のピン形荷重センサは、凹部が応力
集中部となるため、ピン強度が低くなる。これを高強度
化するにはピン径を太くすればよいが、このようにする
と、測定精度が低下する。また歪ゲージが露出している
ため、取り付けは容易だが、歪ゲージが剥がれ易く、ま
た損傷し易いので短寿命となる。
【0007】(2)のピン形荷重センサは、筒厚を厚く
すると、高強度となるが、測定精度は低くなる。また歪
ゲージは筒内に取付けられるため、取付け難く、かつ上
記(1)のピン形荷重センサほどでないにせよ、剥がれ
易ので短寿命である。
【0008】(3)のピン形荷重センサは、高強度かつ
高測定精度であるが、挿入部材や栓など、部品点数が多
く、また構造が複雑である。
【0009】本発明は、上記従来技術の問題点に着目
し、高強度、高測定精度、かつ簡素な構造の荷重センサ
基板及び荷重センサを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1発明なる荷重センサは、歪ゲージを組み込んだ
円板をピン等の構造体に埋め込み、その表面を完全に元
通りしてなることを特徴としている。
【0011】また、第2発明なる荷重センサは、上記第
1発明なる荷重センサにおいて、元通りした後、表面硬
化処理されてなることを特徴としている。
【0012】また、第3発明なる荷重センサは、上記第
1発明又は第2発明なる荷重センサにおいて、アンプ基
板70をセンサ部近傍に装着したことを特徴としてい
る。
【0013】また、第4発明なる荷重センサ基板は、円
板において、なだらかな形状を有する切り欠き孔を備え
ると共に、孔間の隙間に歪ゲージを設置してなる構成を
特徴とする荷重センサ基板。
【0014】また、第5発明なる荷重センサ基板は、第
4発明なる荷重センサ基板において、円板をステンレス
製とし、この円板上に薄膜歪ゲージを設置してなること
を特徴としている。
【0015】また、第6発明なる荷重センサ基板は、図
1(a)、(b)を参照して説明すれば、金属製の円板
10において、円板中心Ooを交点とする直交軸L1、
L2に対し互いに線対象な4つの小孔20を設けると共
に、相隣合う小孔20間の直交軸L1、L2上に、円板
10から絶縁され、かつ感度方向が直交軸L1、L2方
向とされた歪ゲージ30を設置してなることを特徴とし
ている。
【0016】また、第7発明なる荷重センサ基板は、図
示しないが、金属製の十字形板において、交差部の端面
をなだらかに成形すると共に、長手部の面上に、十字形
板から絶縁され、かつ感度方向がこの長手部の長手方向
とされた歪ゲージ30を設置してなることを特徴として
もよい。
【0017】また、第8発明なる荷重センサは、図2
(a)、(b)及び図3(a)〜(c)を参照して説明
すれば、部材400、500間をピン連結するピン30
0において、部材400、500間に加わった荷重Fに
基づく剪断力が発生する部位Pに凹部320を設け、凹
部320内に、前記請求項6或いは7記載の荷重センサ
基板をその感度方向が前記剪断力に基づく主応力方向と
なるように固設し、さらに栓330でピン300と一体
的になるように栓をし、また凹部320内からピン30
0外へ向けて歪ゲージ30のリード線60を導くリード
孔310を設けたことを特徴としている。
【0018】
【作用】上記荷重センサ基板及び荷重センサの作用を一
括説明する。荷重Fが部材400、500間に加わる
と、これらの継ぎ目位置に対応するピン300の部位P
に剪断力が生ずる。そして部位Pに直交方向の主応力が
生ずる。他方、荷重センサ基板は、円板であれ、十字形
板であれ、歪ゲージ30を、その感度方向が互いに直交
するように設置してある。そこで、このような荷重セン
サ基板を、その歪ゲージ30の感度方向が前記主応力方
向に合うように、ピン300に取り付ける。このように
すると、荷重Fを高精度で測定できる。ところがこのま
までは、ピン強度は変わらないが、歪ゲージ30が露出
するので短寿命となる。そこで、部位Pに凹部320を
設け、この凹部320内に、先ず荷重センサ基板を溶接
などで固設し、その後、ピン300と一体的になるよう
に、栓330をする。尚、歪ゲージ30からのリード線
60は、凹部320内からピン300外へ向けて設けた
リード孔310に導く。このように荷重センサによれ
ば、高強度、高測定精度、かつ簡素な構造の荷重センサ
基板及び荷重センサとなる。
【0019】
【実施例】荷重センサ基板100の実施例を図1に示
す。図1(a)〜(c)に示すように、ステンレス製円
板10には、円板中心Ooを交点とする直交軸L1、L
2に対して互いに線対象(言い換えれば、中心Ooで9
0度位相して点対象)な4つの小孔20(21〜24)
が設けてある。そして、互いに隣合う小孔(21と2
2、22と23、23と24、24と21)間の直交軸
L1、L2上に、円板10から絶縁され、かつ感度方向
が直交軸L1、L2方向と一致する薄膜歪ゲージ30
(31〜34)がそれぞれパターニングされている。他
領域には、各薄膜歪ゲージ30(31〜34)間をブリ
ッジ接続するための電極40(41〜44)がパターニ
ングされている。
【0020】小孔20は、応力集中を阻止するための孔
である。小孔20は、円形が理想的であるが、応力集中
を阻止できればよく、円形でなくとも、例えば長孔、半
孔、おにぎり状の孔のように、なだらかな形状であれば
何でもよい。なだらかな形状であれば、円板10でな
く、交差部の端面をなだらかに成形した例えば略十字形
板であってもよい。
【0021】薄膜歪ゲージ30(31〜34)と電極4
0(41〜44)とのブリッジパターンは、例えば図1
(e)で示す全ブリッジとしてある。このパターニング
は、図1(d)に示すように、例えば円板10上にSi
O2製の絶縁膜51と、蒸着による半導体薄膜でなる歪
ゲージ30と、アルミニウムの蒸着でなる薄膜電極40
と、SiNx製の保護膜52とをこの順で積層したもの
である。尚、図1(e)中の符号eはブリッジへの印加
電圧を示し、符号Eはブリッジの出力電圧を示す。各電
極40(41〜44)にはリード線60(61〜64)
が夫々半田付けされている。
【0022】他の実施例として、図示しないが、歪ゲー
ジ30や電極40の数は、荷重センサ基板100の用途
(つまり、剪断力、垂直力、捩じり力(尚、捩じり力を
測定する場合は、荷重センサと言うより、トルクセンサ
と言える)などの測定目的)ごとに、また許容誤差、両
面設置、片面設置、外部抵抗の有無、前記全ブリッジ、
半ブリッジ、直列ブリッジ、並列ブリッジ、電算処理の
内容等の構成ごとに、各種アレンジできる。次に、実施
例の効果を述べる。
【0023】(1)次のような理由によって測定精度が
向上する。 (イ)円板10に4つの小孔20を備えたため、また略
十字形板などでは交差部をなだらかな形状としたため、
応力集中が起こりにくい。このため、測定精度が向上す
る。 (ロ)小孔20間の半径方向が伸縮部となるため、応力
異方性が顕著となる。このため、測定精度が向上する。 (ハ)基板が板であるため、荷重が直ちに歪へと変化す
る。このため、測定精度が向上する。 (ニ)円板10や略十字形板を金属製としたので、歪ゲ
ージ30や電極40を薄膜化できる。このような薄膜歪
ゲージは、そもそも線ゲージや泊ゲージと比較し数倍の
測定精度を備える。尚、歪ゲージ30は、薄膜歪ゲージ
に限る必要はなく、線ゲージや箔ゲージでもよい。
【0024】(2)歪ゲージ30を薄膜化すると、荷重
センサ基板を小形化できる。また、薄膜ゲージは、線ゲ
ージや泊ゲージと異なり、外部からの振動や機械的損傷
力に対し耐力がある。尚、前述の通り、歪ゲージ30
は、薄膜歪ゲージに限る必要はなく、線ゲージや箔ゲー
ジでもよい。
【0025】(3)円板10や略十字形板を金属製とし
たので、この荷重センサ基板100をピンや鋼板など被
測定体に溶接や冷しばめなどで直接固着できる。
【0026】次に、上記実施例なる荷重センサ基板10
0を用いた荷重センサの実施例を、ピン連結された部材
400、500間に加わる荷重Fを測定するためのピン
形荷重センサで説明する。
【0027】第1実施例を図2に示す。ピン300はS
C材であり、固定部材400と、回転部材500とをピ
ン連結した片持ち支持である。ピン300には、図2
(a)、(b)に示すように、図示下方へほぼ一定方向
の荷重Fが加わっている。そして、この荷重Fに基づく
剪断力が発生する部位P(部材400、500の継ぎ
目)に、歪ゲージ30の感度方向が剪断力に基づく主応
力方向と一致するように、1個の上記実施例なる荷重セ
ンサ基板100gが埋設固定されている。
【0028】部位Pには、図3(a)に示すように、3
段のザグリ穴(以下、凹部320とする)が設けてあ
り、図3(b)に示すように、2段目322の底部に荷
重センサ基板100gが外周を溶接されて固設してあ
る。そして、1段目323には、図3(c)に示すよう
に、SC材製の盲栓330が嵌め込まれ、外周溶接され
ている。そして、この盲栓330はピン300の表面と
共に高周波焼入れされて表面硬化層350を備え、その
後、研磨してある。従って、外観上は普通のピンと何ら
変わるところがない。尚、3段目311の底には、図2
(a)〜(c)に示すように、メインリード孔312を
介してアンプ基板70を格納した室313に連通するサ
ブリード孔311を設けてあり、このリード孔310
(311、312)を介してピン形荷重センサ100g
からのリード線60(61〜64)がアンプ基板70に
接続されている。アンプ基板70からのリード線は、外
置きの図示しない演算器に接続され、この演算器で荷重
Fが算出される。
【0029】尚、凹部320は、上記のように、3段に
限定される必要はなく、多断、2段、1段、又はテーパ
穴などでもよい。また盲栓330の裏面にも凹部を設
け、この凹部内に荷重センサ基板100gの外周を溶接
固定し、この盲栓330をピン300の凹部320内に
嵌め込み外周溶接してもよい(このような構成も、前記
特許請求の範囲の記載に含まれるものとする)。また図
2(a)では、サブリード孔311はピン300に垂直
掘りとしたが、ピン300の強度上、斜め掘りとするの
が好ましい。尚、本第1実施例のブリッジは、図2
(c)のように、結線する。
【0030】第2実施例を図4に示す。ピン300は、
部材500に対して両持ち支持となっており、荷重Fに
基づく剪断力が生ずる図示左右の部位P1、P2に、そ
れぞれ2個の荷重センサ基板100b、100c、10
0f、100gが上記図3の要領で埋設固定されてい
る。即ち、部位P1には、荷重センサ基板100b、1
00cが図示表裏にそれぞれ1個ずつ埋設してある。他
方、位置P2には、荷重センサ基板100f、100g
が上記同様図示表裏にそれぞれ1個ずつ埋設してある。
尚、第2実施例のブリッジ例は、後述する第4実施例の
図7(c)の複数ブリッジで説明すれば、ブリッジ20
3、204及びアンプ基板72を除いた回路となる。
【0031】第3実施例を図5に示す。図5(a)に示
すように、両持ち支持である点は、上記第2実施例と同
じである。但し、部位P1の図示表側には荷重センサ基
板100cが、他方、部位P2の図示裏側には荷重セン
サ基板100fが埋設してある。第3実施例のブリッジ
の第1例を図6(b)に、第2例を(c)に示す。これ
らブリッジ例は、いずれも各荷重センサ基板100c、
100fのブリッジを並列接続し、両出力を平均化させ
ている。
【0032】第4実施例を図6に示す。このピン300
も、図6(a)、(b)に示すように、上記第2実施例
及び第3実施例と同様に両持ち支持である。剪断力が生
ずる図示左右の部位P1、P2には、8つの荷重センサ
基板100a〜100hが前記図3の要領で埋設固定さ
れている。即ち、部位P1には、荷重センサ基板100
a〜100dが図示上下表裏にそれぞれ1個ずつ埋設固
定されている。他方、位置P2には、荷重センサ基板1
00e〜100hが図示上下表裏にそれぞれ1個ずつ埋
設されている。
【0033】図7(c)は第4実施例のブリッジ例であ
る。図7(a)は、図6(b)の模式図である。図7
(b1)〜(b8)は、図7(a)に埋設固定した8個
の荷重センサ基板100a〜100hの各歪ゲージ30
である。
【0034】第4実施例の作用及び効果を、図8を参照
し、第1実施例及び第2実施例と比較しつつ説明する。
【0035】図8(a)には、2つの荷重センサ基板1
00b、100cが、円板中心Ooが荷重Fに基づくピ
ン300の曲げ中立平面Coと一致するように、かつ各
歪ゲージ30が中立平面Coから45度回転した位置と
なるように、埋設固定してある。例えばダンプトラック
のサスペンションシリンダの取付けピンのように、ピン
に対する荷重F(車体重量)方向が一定であるときは、
曲げ中立平面Coも一定であるため、荷重センサ基板は
1個でもよい(即ち、第1実施例)。詳しくは、歪ゲー
ジ30が曲げ中立平面Coに対して互いに対象に配置さ
れているため、荷重Fに基づき中立平面Coの反荷重F
側に生ずる引張応力同士が相殺され、かつ荷重Fに基づ
き中立平面Coの荷重F側に生ずる圧縮応力同士が相殺
されるように、ブリッジを構成できるためである。従っ
て、荷重Fによる剪断力で生じた主応力だけを検出でき
る。これにより、荷重Fを高精度で測定できる。
【0036】ところが、例えば油圧式掘削機の旋回台と
ブーム、ブームとアーム又はアームとバケットのよう
に、ピンに対する荷重Fの方向が変化するときは、図8
(b)に示すように、荷重センサ基板100b、100
cの位置Coが、荷重Fに基づく真の曲げ中立平面C1
から回転角θだけずれるようになる。このため、上記第
1実施例のように、荷重センサ基板100が只1個だけ
では、荷重Fを正確に測定することができない。但し、
荷重Fの方向変動が余り大きくなく、これによる測定誤
差も許容範囲内とされるときは、図8(a)に示すよう
に(即ち、第2実施例及び第3実施例のように)、2つ
の荷重センサ基板100b、100cの各歪ゲージ30
を、荷重Fに基づく曲げによる引張応力同士を相殺し、
かつ圧縮応力同士を相殺するブリッジとする必要があ
り、このようにすれば、誤差はあるが、荷重Fによる剪
断力のみ測定できる。尚、誤差は、荷重Fの方向変化が
大きくなる程(即ち、図示θが大きくなる程)、測定値
が小さくなることから生ずる誤差である)不都合があ
る。従って、例えば予め15%(−30°<θ<+30
°)の誤差での使用を許容範囲とするような場合に好適
である。
【0037】即ち、第4実施例は、第2実施例及び第3
実施例において、荷重Fの方向変化が測定誤差として無
視できないとき、又は正確に測定したい場合に好適であ
る。図8(c)に示すように、荷重センサ基板100
c、100bには、荷重Fによる剪断力のcosθに基
づく主応力が測定される。他方、荷重センサ基板100
a、100bには剪断力のsinθに基づく主応力が測
定される。従って、図7(c)のブリッジに示すよう
に、両出力E1、E2をマイコン600で演算させるこ
とにより、荷重Fを正確に出力することができる。尚、
この場合でも、ブリッジは、図7(c)のブリッジに示
すように、荷重Fに基づく曲げによる引張応力同士を相
殺し、かつ圧縮応力同士を相殺するブリッジとする必要
がある。即ち、第4実施例によれば、荷重Fの方向変化
に依らず、高精度に荷重Fを測定することができるよう
になる。
【0038】尚、第4実施例の態様例として、2つの荷
重センサ基板だけでも、荷重Fの方向変化に対応でき
る。図6(a)、(b)において、例えば図示左の荷重
センサ基板100aと100b、また例えば図示右の荷
重センサ基板100eと100g、また例えば図示左右
の荷重センサ基板100aと100gのように、互いに
90度位相した2つの荷重センサ基板を備えた荷重セン
サである。
【0039】他の実施例を説明する。上記実施例では図
示左右に同じ数の荷重センサ基板100を埋設したが、
左右等荷重(F1=F2)であるならば、片側だけの埋
設でよい。尚、目的精度によっては、左右の荷重センサ
基板100の数が異なっても構わない。第2実施例及び
第4実施例では、2つのブリッジ(201と202、2
03と204)を直列接続し、かつ極性を同じくして加
算形としたが、前述の通り、目的によっては、並列ブリ
ッジ、直列、交直流電源ブリッジ等、適宜準備できる。
【0040】他の実施例を説明する。上記実施例のピン
形荷重センサでは、荷重センサ基板100を部材40
0、500の継ぎ目(部位P1、P2)に配置したが、
実際は、これら部位P1、P2は極めて狭いのが普通で
ある。このような場合は、例えば次に示すような荷重セ
ンサ基板とし、かつこれを配置した荷重センサとするの
がよい。 (1)図9(a)に示すように、図示左右の荷重センサ
基板100c、100fのそれぞれの図示左側の歪ゲー
ジ33c、34c、33f、34fだけが部位P1、P
2となるように、両荷重センサ基板100c、100f
を図示右側へ寄せる。 (2)図9(b)に示すように、図示左側の荷重センサ
基板100cの図示左側の歪ゲージ33c、34cだけ
が部位P1となるように、荷重センサ基板100cを図
示右側へ寄せる。逆に、図示右側の荷重センサ基板10
0fの図示右側の歪ゲージ31f、32fだけが部位P
2となるように、荷重センサ基板100fを図示左側へ
寄せる。 (3)図9(c)に示すように、図示左側の荷重センサ
基板100cの図示右側の歪ゲージ31c、32cだけ
が部位P1となるように、荷重センサ基板100cを図
示左側へ寄せる。逆に、図示右側の荷重センサ基板10
0fの図示左側の歪ゲージ33f、34fだけが部位P
2となるように、荷重センサ基板100fを図示右側へ
寄せる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係わる荷重
センサ基板によれば、4つの小孔であれ、端面がなだら
かな交差部であれ、これらが応力集中を緩和するため、
また板材であるので荷重による歪みが現れ易いため、測
定精度が高くなる。さらに、金属製であるため、歪ゲー
ジを、測定精度が高くかつ小型化が容易な薄膜式の歪ゲ
ージとすることもできる。また、金属製の被測定体に対
し、溶接や冷しばめ等により容易に固設できる。
【0042】他方、本発明に係わる荷重センサによれ
ば、荷重による剪断力が生ずる部位に設けた凹部内に上
記荷重センサ基板をその感度方向が前記剪断力に基づく
主応力方向と一致するように配設したため、負荷を高感
度かつ高精度で測定できる。しかも、荷重センサ基板を
埋設したため、ピンなどの強度低下が少ない。また歪ゲ
ージが露出しないため、長寿命である。使用部品は、ピ
ンなど、栓及び上記荷重センサ基板だけであり、簡素で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】荷重センサ基板の実施例であり、(a)、
(b)は正面図、(c)は(b)のA−A断面図、
(d)は(b)のB−B断面図、(e)はブリッジであ
る。
【図2】荷重センサの第1実施例であり、(a)は側面
断面図、(b)は組立正面図、(c)はブリッジであ
る。
【図3】荷重センサ基板を荷重センサに埋設固定する手
順図であり、(a)は第1工程、(b)は第2工程、
(c)は最終工程を示す図である。
【図4】荷重センサの第2実施例であり、(a)は側面
断面図、(b)は組立正面断面図である。
【図5】荷重センサの第3実施例であり、(a)は正面
図、(b)、(c)はブリッジである。
【図6】荷重センサの第4実施例であり、(a)は側面
図、(b)は組立正面断面図である。
【図7】荷重センサの第4実施例のブリッジであり、
(a)は荷重センサ基板の配置図、(b1)〜(b8)
は各荷重センサ基板の歪センサの図、(c)のブリッジ
である。
【図8】荷重センサの第4実施例の作用及を説明する図
であり、(a)は負荷方向が一定であるとき、(b)は
負荷方向が変化するとき、(c)は負荷の合成を示す図
である。
【図9】荷重センサの他の実施例図であり、(a)は2
つの荷重センサ基板を片方へ寄せた形式、(b)は2つ
の荷重センサ基板を中側へ寄せた形式、(c)は2つの
荷重センサ基板を外側へ寄せた形式の図である。
【符号の説明】
100…荷重センサ基板、10…円板、L1、L2…直
交軸、20(21〜24)…小孔、30(31〜34)
…歪ゲージ、40(41〜44)…電極、60(61〜
64)…リード線、300…ピン、310…リード孔、
320…凹部、330…栓、400、500…部材、C
…ピン中心(ピン軸心)、Co…ピンの曲げ中立平面、
Oo…円板中心、F…荷重、P(P1、P2)…剪断力
発生部位。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 歪ゲージを組み込んだ円板をピン等の構
    造体に埋め込み、その表面を完全に元通りしてなること
    を特徴とする荷重センサ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の荷重センサにおいて、元
    通りした後、表面硬化処理されてなることを特徴とする
    荷重センサ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の荷重センサにおい
    て、アンプ基板をセンサ部近傍に装着したことを特徴と
    する荷重センサ。
  4. 【請求項4】 円板において、なだらかな形状を有する
    切り欠き孔を備えると共に、孔間の隙間に歪ゲージを設
    置してなる構成を特徴とする荷重センサ基板。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の荷重センサ基板におい
    て、円板をステンレス製とし、この円板上に薄膜歪ゲー
    ジを設置してなることを特徴とする荷重センサ基板。
  6. 【請求項6】 金属製の円板(10)において、円板中心(O
    o)を交点とする直交軸(L1,L2) に対し互いに線対象な4
    つの小孔(20)を設けると共に、相隣合う小孔(20)間の直
    交軸(L1,L2) 上に、円板(10)から絶縁され、かつ感度方
    向が直交軸(L1,L2) 方向とされた歪ゲージ(30)を設置し
    てなることを特徴とする荷重センサ基板。
  7. 【請求項7】 金属製の十字形板において、交差部の端
    面をなだらかに成形すると共に、長手部の面上に、十字
    形板から絶縁され、かつ感度方向がこの長手部の長手方
    向とされた歪ゲージ(30)を設置してなることを特徴とす
    る荷重センサ基板。
  8. 【請求項8】 部材(400,500) 間をピン連結するピン(3
    00) において、部材(400,500) 間に加わった荷重(F) に
    基づく剪断力が発生する部位(P) に凹部(320) を設け、
    凹部(320) 内に、前記請求項6或いは7記載の荷重セン
    サ基板をその感度方向が前記剪断力に基づく主応力方向
    となるように固設し、さらに栓(330)でピン(300) と一
    体的になるように栓をし、また凹部(320) 内からピン(3
    00) 外へ向けて歪ゲージ(30)のリード線(60)を導くリー
    ド孔(310) を設けたことを特徴とする荷重センサ。
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