JPH07181182A - リポタンパク質含有試料の処理法 - Google Patents

リポタンパク質含有試料の処理法

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JPH07181182A
JPH07181182A JP6245147A JP24514794A JPH07181182A JP H07181182 A JPH07181182 A JP H07181182A JP 6245147 A JP6245147 A JP 6245147A JP 24514794 A JP24514794 A JP 24514794A JP H07181182 A JPH07181182 A JP H07181182A
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amino acid
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JP6245147A
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Ewald Dr Molinari
エーヴァルト・モリナリ
Peter Pichler
ペーター・ピヒラー
Hartmut Dr Lang
ハルトムート・ラング
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Oesterreichisches Institut fuer Haemoderivate
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Immuno AG
Immuno AG fuer Chemisch Medizinische Produkte
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/92Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing involving lipids, e.g. cholesterol, lipoproteins, or their receptors

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 免疫応答に影響を及ぼすことなく生物学的試
料の濁りを減少または除去する方法を提供する。 【構成】 アミノ酸および測定すべき抗原に対する抗体
を含有する希釈緩衝液からなることを特徴とする、リポ
タンパク質含有試料を処理するためおよびイムノアッセ
イによって抗原を測定するための試料調製剤、および該
試料調製剤の調製用キット。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リポタンパク質含有試
料のためのおよび抗原をイムノアッセイするための試料
調製剤、並びに該試料調製剤の調製用キットに関する。
本発明はさらに、イムノアッセイによる抗原の測定方法
並びに生物学的試料(たとえば、血液または血漿試料)
の濁りを減少または除去する方法に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】リポ
タンパク質は、極性脂質およびアポタンパク質A−1、
A−2、A−4、B−48、B−100、CおよびEの
鞘により取り囲まれた疎水性脂質(コレステロール、コ
レステロールエステル、トリグセライド)のコアを有す
る粒子である。リポタンパク質は、一方で疎水性の高い
脂質を可溶化するとともに、他方で特定の細胞や組織上
のある種の脂質の移動を制御するシグナルを有してい
る。リポタンパク質は、異なる密度のクラスに分類され
る:キロミクロン、VLDL(超低密度リポタンパク
質)、IDL(中密度リポタンパク質)、LDL(低密
度リポタンパク質)およびHDL(高密度リポタンパク
質)。
【0003】そのタンパク質部分に基づき、リポタンパ
ク質は電気泳動において異なる移動度を示し、β−リポ
タンパク質、プレβ−リポタンパク質およびα−リポタ
ンパク質に分類される。LP−Xは、ホスファチドとコ
レステロールエステルとから大部分を構成される病的リ
ポタンパク質である。Lp(a)は、動脈硬化過程に関
与する別のリポタンパク質である。Lp(a)の構造は
LDL粒子の構造に由来する。Lp(a)は、高度にグ
リコシル化したアポリポタンパク質(a)にジスルフィ
ド結合によって結合したLDL粒子である。Lp(a)
は、粒子間および粒子内の両方において脂質およびタン
パク質組成の不均一性を示す。Lp(a)は、動脈硬化
に対する遺伝的に決定された独立の危険因子を構成す
る。
【0004】血液や血漿試料などの生物学的液体中のリ
ポタンパク質の測定は、心臓および循環器疾患の危険の
決定のための予防的医学検査の過程において、およびリ
ポタンパク質含量を制御する治療分野においてもその重
要性を増してきている。一般に、リポタンパク質はイム
ノアッセイによって測定される。この目的のため、測定
すべきリポタンパク質に対する抗体を用い、生成した複
合体をアッセイする。この場合に生成した免疫複合体の
検出は、光学的方法、たとえば試料の濁度の増加を検出
することにより行われる。アッセイの感度を最大とする
ため、可能な限り透明な試料溶液を用いることが光学的
試験の必要条件である。
【0005】血清が本来有する濁りは、主として脂血症
または高リポタンパク血症の血清の場合に問題となる。
というのは、そのような濁りは、脂血症の程度が低い場
合でもわずかの量のリポタンパク質を検出することが不
可能となるからである。それゆえ、たとえば、比濁計に
よりまたは濁度測定により測定される免疫沈降物の検出
は、試料物質が本来有する濁りによってかなり妨害され
る。
【0006】とりわけLp(a)の濁度測定は、とりわ
け試料が本来有する濁り(キロミクロン、トリグリセラ
イド)が大きい場合および凍結乾燥した後に再び解凍し
た試料の場合に、粒子のサイズおよび構造の不均一性の
ために幾度も困難に直面する。そのような試料では誤っ
て高いLp(a)濃度がしばしば検出される。同様の困
難はLp(a)の比濁計による測定の場合にも生じる。
従って、血清の濁りを除去することは、とりわけリポタ
ンパク質の測定のための臨床分析において極めて重要で
ある。
【0007】溶液によって示される濁りの通常の測定手
段はLSU(光散乱単位(light scattering unit))
である。一般に、340nmおよび1cmの行路長にて
比濁計で測定した場合に70LSU以上のシグナルが測
定されたなら溶液は濁っているとみなされる。70LS
Uまたはそれ以上での抗原−抗体反応の測定は、明らか
に誤りである。臨床分析のためには、試料は好ましくは
30〜40LSUの範囲の最大濁度を有するべきであ
る。脂血症試料の妨害性の濁りを除去するため、たとえ
ばリパーゼ処理または高スピード遠心分離がClinica
Chimica Acta(135(1983)203〜208)
で推奨されている。しかしながら、界面活性剤は絶対に
使用すべきでない。というのは、界面活性剤は試料が本
来有する濁りを確かに除去するが、免疫化学的応答もま
た大きく低下する結果となるからである。ポリエチレン
グリコールは免疫化学的応答の反応促進剤として提唱さ
れている。
【0008】とりわけ脂血症試料の場合に、もともと透
明な血清の凍結乾燥とその後の再構成の手順のため、コ
ントロール血清の凍結乾燥において濁りが生じる。濁り
を防御するための予防手段として、EP−014192
2号はコントロール血清の凍結乾燥前に界面活性剤およ
びプロリンを添加することを提唱している。血清をプロ
リンおよびデオキシコール酸ナトリウムと混合し、凍結
乾燥する。凍結乾燥物を再構成した後、透明な血清は濁
らないことがわかった。コントロール血清を安定化する
場合には通常透明な血清を用いないので、溶液の清澄
化、すなわち界面活性剤/プロリンによる濁りの減少は
行うことができなかった。
【0009】EP−0058959号はまた、凍結乾燥
および再構成後も透明なままのコントロール血清を調製
するための種々の添加物について言及している。凝集の
状態の変化によって引き起こされる濁りを防止するため
の試薬として、例えばメタノール、アラニン、トリエチ
レングリコール、バリン、アセテート、ラクテートまた
は2−ヒドロキシメチル酪酸ナトリウムなどの有機非糖
様物質が示唆されている。しかしながら、EP−005
8959号もまた、リポタンパク質含量の妨害されない
測定を実行できるような仕方でアッセイすべき試料を処
理する方法については開示していない。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、一方で
生物学的液体が本来有している可能性のある濁りを減少
または除去し、他方で可能な限り誤りなく試料中の抗原
の分析を行うことのできる技術を提供することにある。
本発明に従い、この目的は、試料処理のために試料の濁
りを減少または除去するアミノ酸を含有する製剤であっ
て、測定すべき抗原(好ましくはリポタンパク質)に対
する抗体による該抗原の免疫化学的測定には影響を与え
ないような製剤によって達成される。本発明による製剤
は、有利にも反応促進剤、たとえばポリエチレングリコ
ールを含有する。アミノ酸は、好ましくは0.05〜3
M、最も好ましくは0.1〜0.5Mの濃度にて緩衝媒体
中に含まれる。試料の前処理の如何にかかわらず、なか
でもプロリンが脂血症試料または濁った試料の濁りを除
くのに極めて適していることが示された。
【0011】好ましい態様の本発明の製剤は、リポタン
パク質に対する抗体を含有しており、イムノアッセイに
よって該リポタンパク質を測定するのに用いられる。た
とえば、本発明の製剤はLp(a)をアッセイするのに
用いられ、その場合、該製剤はLp(a)抗体、好まし
くはLp(a)抗血清を含有する。本発明の製剤は、市
販の試薬または試薬成分を修飾することによって簡単な
仕方で調製することができる。本発明の製剤は、試料が
以前に急速冷凍されたか、冷却状態で貯蔵されたか、ま
たは新たに解凍されたかに拘わらず、試料中の好ましく
はリポタンパク質の妨害されない測定を可能とする。そ
のような試料として、リポタンパク質を含有するために
光学的に濁った血液、血清または血漿試料などの生物学
的液体を特に適用することができる。
【0012】驚くべきことに、本発明の製剤はたとえば
Lp(a)の測定感度を実質的に増加させ、このこと
は、得られる結果が非常に適切な参照法によって同時に
確かめることができる。血清調製剤にプロリンを添加す
ると、血清試料のブランクの値が低くなり、抗体添加時
との吸光度における比濁計で測定した差違が増加する。
本発明の製剤におけるアミノ酸、とりわけプロリンの有
利な効果は、アミノ酸が一般に、凍結乾燥したコントロ
ール血清の濁りの生成を予防するためだけに界面活性剤
とともに提唱されてきたがそのような混合物(界面活性
剤)の試料への添加はイムノアッセイを妨害すると考え
られるので、一層驚くべきものである。さらに、そのよ
うな試料は凍結乾燥されることがなく、それゆえ凍結乾
燥および再構成の間にそのような混合物によって生成さ
れる濁りを防ぐ必要がない。
【0013】本発明の製剤を用いた場合、抗原を妨害さ
れずに免疫化学的に測定できるように試料を界面活性剤
と混合しないことも有利である。本発明の製剤または該
製剤を調製するためのキット並びに該キットの成分は、
有利にも界面活性剤を実質的に含んでいない。溶液は約
0.01%未満の界面活性剤含量を有する場合には、
「実質的に」界面活性剤を含まないとみなされる。0.
05%を越える界面活性剤含量の溶液で行うイムノアッ
セイは、界面活性剤によって明らかに誤りとなり、得ら
れる測定結果はもはや適切でない。
【0014】本発明による製剤を少なくとも2つの成分
からなるキットとして提供することが有利であることが
示された。それゆえ、アミノ酸および所望なら反応促進
剤を緩衝物質の存在下で第一成分中で利用できるように
し、第二成分にはアッセイすべき抗原に対する抗体が含
まれる。別の態様によれば、本発明はイムノアッセイに
よる抗原の測定方法に関し、該方法において、イムノア
ッセイによって測定すべき試料にアミノ酸を加え、アッ
セイすべき該抗原に対する抗体を試料中に引き続きまた
は同時に導入し、ついで生成した抗体−抗原複合体を測
定する。
【0015】本発明の他の態様は、濁った生物学的液体
の濁りを減少または除去する方法に関し、該方法は濁っ
た該生物学的液体にアミノ酸を加えることを特徴とす
る。それゆえ、試料液体を処理する方法が同時に提供さ
れる。本発明の方法において、アミノ酸として好ましく
はプロリンを用いる。本発明の方法は、血液試料または
血漿試料並びにイムノアッセイにより抗原を測定する濁
ったリポタンパク質含有試料に用いるのが好ましい。
【0016】本発明の別の態様は、生物学的液体、とり
わけイムノアッセイにより測定するために提供される抗
原を含む濁ったリポタンパク質含有試料の濁りを減少ま
たは除去するためのアミノ酸、とりわけプロリンの使
用、並びに好ましくはイムノアッセイによる抗原の測定
のために提供される試料におけるリポタンパク質含有試
料を処理するためのアミノ酸、とりわけプロリンの使用
に関する。
【0017】
【実施例】つぎに、本発明を以下に実施例によりさらに
詳しく説明するが、本発明はこれらに限定されるもので
はない。これら実施例は、有効な実施処方に従い(ヒツ
ジの抗ヒトLp(a)、参照標準ヒトLp(a)、正常
コントロールヒトLp(a))、イムノ・アクチエンゲ
ゼルシャフトの個々の市販試薬を適当に修飾することに
よる血清試料中のLp(a)の測定を説明する。吸光度
の差異は光度計または自動分析器により検出し、実施例
においてはCOBAMSIRA装置(ホフマン−ラロシ
ュ)により表示された。
【0018】実施例1:吸光度の検量曲線 種々の濃度のLp(a)を含有する一連のLp(a)溶
液の吸光度を測定し、検量曲線を確立した。一つのLp
(a)含有試料に、プロリン(0.1モル/l)を添加
するかまたは添加せず、1×PBS(1×PBS:10
mM Na/Kリン酸、0.8%NaCl、0.2%HC
l、pH7.2)および4%PEGを含有する希釈緩衝
液、および5分後にLp(a)抗体溶液を加えた。図1
Aではプロリン(0.1モル/l)を希釈媒体中に添加
した場合の吸光度の検量曲線を、図1Bではプロリンを
添加しない場合の同曲線を示す。
【0019】明らかなように、最高のLp(a)濃度
(すなわち、108mg/dl)を有する検量体は0.
09の割合の吸光度を有するのに対して、プロリン
(0.1モル/l)を添加した希釈媒体中の同検量体は
0.125の割合を示した。それゆえ、プロリンを添加
することにより反応シグナルは増強される。この場合の
割合は、希釈緩衝液を混合したときの測定シグナルを差
し引いた後の抗原−抗体反応の測定シグナルを最初の溶
液のものと対比したものに対応する。さらに、検量曲線
は希釈媒体中に添加しない場合には高濃度側で平になる
のに対して(図1B)、図1Aに示す曲線は直線状にな
ることが検量曲線から明らかである。
【0020】実施例2:プレインキュベーションしたL
p(a)の測定 本来的に高い濁度を有する血清試料を、プロリン(0.
1モル/l)を含有する希釈緩衝液とともに5分間イン
キュベートする。この後、Lp(a)抗体を加える。吸
光度を340nmの波長にて測定し、時間単位に対して
プロットする(図2A)。同じアッセイを希釈緩衝液中
にプロリンを添加せずに行った(図2B)。これから、
血清試料のブランク値に対応する吸光度は0.36(添
加せず)から0.24(プロリン添加)に下げることが
できることが明らかである。
【0021】プロリンを添加した混合物の反応経過にお
ける抗体添加時点からの吸光度の差異(図2A)は、プ
ロリンを添加しない混合物における場合(図2B)に比
べて200%大きい。それゆえ、プロリンを含有する混
合物では103.3mg/dlのLp(a)濃度が計算
されるが、同時に、プロリンを含有しない混合物では1
9.2mg/dlの誤って低い値が計算される。一般
に、30未満のLp(a)濃度は正常であるとされ、そ
れを越える値は病的であるとみなされる。それゆえ、本
実施例の場合、該試料は通常の測定法に基づいた場合は
「正常」(19.2mg/dl)とみなされるが、正確
な濃度(本発明の方法により測定)は明らかに病的値を
構成している。
【0022】実施例3:プレインキュベーションしたL
p(a)の測定 実施例2と同様にして、試料のLp(a)含量をLp
(a)抗体を添加することにより濁度測定により測定し
た。図2Aおよび2Bと同じ反応経過を、最大Lp
(a)濃度(=108mg/dl)の検量体を用いて図
3Aおよび3Bに示す。本実施例においても、0.1モ
ル/lのプロリンを添加することにより反応シグナル
(添加せず、図3B)を50%増強することができた。
【0023】実施例4:新鮮な試料と解凍した試料との
相関 上記のように、解凍した試料物質の濁りのため、凍結乾
燥した後に解凍した血清は新たに試験する試料に比べて
Lp(a)の濁度測定に不一致が生じた。本発明の製剤
にプロリンを混合することにより得られる改善を、以下
の実施例において示す。25の血清試料のパネルをアリ
コートし、その一部を採血したのと同じ日にアッセイ
し、残りを凍結乾燥した。後者のアリコートを翌日に解
凍し、その後アッセイした。
【0024】プロリンを用いずに行ったアッセイの結果
を図4Aに示す。新たに試験した試料と解凍した試料と
の相関はR=0.908であり、一次式はy=1.01+
0.88xであった。平行アッセイにおいて、プロリン
を用いた解凍試料を測定した。新たに試験した試料との
比較を図4Bに示す。相関はR=0.972に改善さ
れ、y=3.52+1.09xなる一次式も傾き1を有す
る理想値との一致における顕著な改善を示した。
【0025】実施例5:電気免疫拡散法によるLp
(a)の測定 電気免疫拡散法は、Lp(a)の免疫学的測定の標準法
である。実施例4で使用した凍結乾燥および解凍試料を
電気免疫拡散法でも平行アッセイで試験した(ローレル
(Laurell)、Anal.Biochem.15(1966)、4
5による方法)。図5Aにおいて、プロリンを用いずに
濁度測定した結果を電気免疫拡散法により測定した結果
と比較してある。相関はR=0.918であり、電気免
疫拡散法の曲線の一次式はy=1.95+0.54xであ
った(濁度測定の一次式はy=1.01+0.88x:図
4A)。それゆえ、得られた結果に関して、これら2つ
の方法において明瞭な差異が認められる。プロリンを添
加することにより、相関係数がR=0.989に上昇す
るのみならず、一次式y=3.34+0.92xも両方法
の殆ど完全な一致を示していた(図5B)(プロリンの
存在下での濁度測定の一次式はy=3.52+1.09
x;図4B)。
【図面の簡単な説明】
【図1】 プロリンを添加した場合(図1A)および添
加しない場合(図1B)のLp(a)の濃度に対して吸
光度をプロットした検量曲線。
【図2】 本来的に濁度の高い血清試料をプロリンとと
もにプレインキュベートした場合(図2A)およびしな
かった場合(図2B)の340nmにおける吸光度を経
時的にプロットしたグラフ。
【図3】 本来的に濁度の高い血清試料をプロリンとと
もにプレインキュベートした場合(図3A)およびしな
かった場合(図3B)の吸光度を濁度測定により測定し
て経時的にプロットしたグラフ。
【図4】 プロリンを添加した場合(図4A)および添
加しない場合(図4B)の新たな試料と解凍した試料と
におけるLp(a)の濁度測定の相関を示すグラフ。
【図5】 プロリンを添加した場合(図5A)および添
加しない場合(図5B)の新たな試料と解凍した試料と
におけるLp(a)の電気免疫拡散法による測定の相関
を示すグラフ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハルトムート・ラング オーストリア、アー−2560グリレンベル ク、シュタインホーフシュトラーセ15番

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アミノ酸および測定すべき抗原に対する
    抗体を含有する希釈緩衝液からなることを特徴とする、
    リポタンパク質含有試料を処理するためおよびイムノア
    ッセイによって抗原を測定するための試料調製剤。
  2. 【請求項2】 該希釈緩衝液がさらに反応促進剤を含有
    する請求項1に記載の試料調製剤。
  3. 【請求項3】 アミノ酸および測定すべきリポタンパク
    質に対する抗体を含有する希釈緩衝液からなることを特
    徴とする、リポタンパク質含有試料を処理するためおよ
    びイムノアッセイによってリポタンパク質を測定するた
    めの試料調製剤。
  4. 【請求項4】 該希釈緩衝液がさらに反応促進剤を含有
    する請求項3に記載の試料調製剤。
  5. 【請求項5】 アミノ酸およびLp(a)に対する抗体
    を含有する希釈緩衝液からなることを特徴とする、Lp
    (a)含有試料を処理するためおよびイムノアッセイに
    よってLp(a)を測定するための試料調製剤。
  6. 【請求項6】 該希釈緩衝液がさらに反応促進剤を含有
    する請求項5に記載の試料調製剤。
  7. 【請求項7】 該アミノ酸の濃度が0.05〜3Mであ
    る請求項1、3または5に記載の試料調製剤。
  8. 【請求項8】 該濃度が0.1〜0.5Mである請求項7
    に記載の試料調製剤。
  9. 【請求項9】 該アミノ酸がプロリンである請求項1、
    3または5に記載の試料調製剤。
  10. 【請求項10】 該反応促進剤がポリエチレングリコー
    ルである請求項2、4または6に記載の試料調製剤。
  11. 【請求項11】 (a)緩衝物質およびアミノ酸を含有
    する第一試料調製剤成分、および(b)イムノアッセイ
    によって測定すべき抗原に対する抗体を含有する第二試
    料調製剤成分からなることを特徴とする、リポタンパク
    質含有試料を処理するためおよびイムノアッセイによっ
    て抗原を測定するための試料調製剤の調製用キット。
  12. 【請求項12】 該第一試料調製剤成分がさらに反応促
    進剤を含有する請求項11に記載のキット。
  13. 【請求項13】 該アミノ酸が該第一試料調製剤成分中
    に0.05〜3Mの濃度で含有される請求項11に記載
    のキット。
  14. 【請求項14】 該濃度が0.1〜0.5Mである請求項
    13に記載のキット。
  15. 【請求項15】 該アミノ酸がプロリンである請求項1
    1に記載のキット。
  16. 【請求項16】 該第一試料調製剤成分が該反応促進剤
    としてポリエチレングリコールを含有する請求項12に
    記載のキット。
  17. 【請求項17】 該第二試料調製剤成分がリポタンパク
    質に対する抗体を含有する請求項11に記載のキット。
  18. 【請求項18】 該第二試料調製剤成分がLp(a)に
    対する抗体を含有する請求項11に記載のキット。
  19. 【請求項19】 緩衝物質およびアミノ酸を含有するこ
    とを特徴とする、リポタンパク質含有試料を処理するた
    めおよびイムノアッセイによって抗原を測定するための
    キットを構成する成分。
  20. 【請求項20】 さらに反応促進剤を含有する請求項1
    9に記載の成分。
  21. 【請求項21】 該アミノ酸が0.05〜3Mの濃度で
    含有される請求項19に記載の成分。
  22. 【請求項22】 該濃度が0.1〜0.5Mである請求項
    21に記載の成分。
  23. 【請求項23】 該アミノ酸がプロリンである請求項1
    9に記載の成分。
  24. 【請求項24】 該反応促進剤がポリエチレングリコー
    ルである請求項20に記載の成分。
  25. 【請求項25】 (a)イムノアッセイにより測定すべ
    き試料を用意し、(b)該試料にアミノ酸を混合し、
    (c)該試料中にイムノアッセイにより測定すべき抗原
    に対する抗体を導入して抗体−抗原複合体を生成させ、
    ついで(d)該抗体−抗原複合体の量を測定することを
    特徴とする、イムノアッセイによる抗原の測定方法。
  26. 【請求項26】 該抗体が該アミノ酸の後に導入される
    請求項25に記載の方法。
  27. 【請求項27】 該抗体が該アミノ酸と同時に導入され
    る請求項25に記載の方法。
  28. 【請求項28】 該アミノ酸がプロリンである請求項2
    5に記載の方法。
  29. 【請求項29】 該試料が血液試料、血清試料および血
    漿試料よりなる群から選ばれる請求項25に記載の方
    法。
  30. 【請求項30】 該試料がリポタンパク質を含有するた
    めに光学的に濁っている請求項29に記載の方法。
  31. 【請求項31】 アミノ酸を試料に加えることを特徴と
    する、濁った生物学的試料の濁りを減少または除去する
    方法。
  32. 【請求項32】 該アミノ酸がプロリンである請求項3
    1に記載の方法。
  33. 【請求項33】 該試料が血液試料、血清試料および血
    漿試料よりなる群から選ばれる請求項31に記載の方
    法。
  34. 【請求項34】 該試料がリポタンパク質を含有するた
    めに光学的に濁っている請求項33に記載の方法。
  35. 【請求項35】 アミノ酸を試料に加えることを特徴と
    する、リポタンパク質含有試料の処理方法。
  36. 【請求項36】 該アミノ酸がプロリンである請求項3
    5に記載の方法。
  37. 【請求項37】 該試料がイムノアッセイによる抗原の
    測定のために提供される請求項35に記載の方法。
  38. 【請求項38】 アミノ酸を試料に加えることを特徴と
    する、リポタンパク質を含有する生物学的液体の濁りを
    減少または除去する方法。
  39. 【請求項39】 該アミノ酸がプロリンである請求項3
    8に記載の方法。
  40. 【請求項40】 該生物学的液体がイムノアッセイによ
    る抗原の測定のために提供される請求項38に記載の方
    法。
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