JPH07181247A - 物標追尾映像表示装置 - Google Patents

物標追尾映像表示装置

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JPH07181247A
JPH07181247A JP5325577A JP32557793A JPH07181247A JP H07181247 A JPH07181247 A JP H07181247A JP 5325577 A JP5325577 A JP 5325577A JP 32557793 A JP32557793 A JP 32557793A JP H07181247 A JPH07181247 A JP H07181247A
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JP5325577A
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Kazuo Okamoto
和男 岡本
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 クラッタによって相関する追尾情報が複数で
あっても、容易にクラッタによる追尾情報を判別して除
去又はクラッタ海域を識別表示できる物標追尾映像表示
装置を得ることを目的とする。 【構成】 相関データ数判定手段17が1画面分の複数
の追尾情報が記憶される毎に、複数相関かどうかを知ら
せ、複数相関のときは、予測ベクトル抽出手段19が相
関する両追尾情報どうしの予測ベクトルを最接近距離算
出手段21に出力し、最接近距離算出手段21がこの予
測ベクトルに基づいた最接近距離を求め、最接近距離判
定手段23が境界値以内かどうかを判定し、境界値以内
と判定したときは、クラッタ判定手段24が識別符号、
不安定追尾及び識別符号がないときは、その追尾情報を
クラッタによるものとしてデータ削除手段26により除
去させ、その後に、映像作成部28が記憶された1画面
分の複数の追尾情報に基づいた映像を表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は物標追尾映像表示装置に
関し、特にレーダで得られた映像の位置の相関より、ク
ラッタの映像を判断し、そのクラッタ映像を除去して表
示する物標追尾映像表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、レーダ映像を表示する場合、波
の映像である海面クラッタ、また雨の映像である降雨ク
ラッタなどは、物標の映像以外の不要な映像であるの
で、これらクラッタは除去して表示することが望まし
い。このため、例えば、レーダを用いた従来のクラッタ
除去機構をもった映像表示装置は、フィルタリングを行
い、入力した映像位置と前回又は過去の映像との位置相
関が得られる映像のみを表示すると共に、それ以外の映
像は物標以外の不要な映像として除去していた。このフ
ィルタリングは一般にカルマンフィルタが用いられてい
る。ここで、相関判定によりクラッタが除去される理由
を述べる。海面の波又は雨というのは、常に変動があ
り、この海面の波により発生するエコーというのは、ラ
ンダムに発生し、その映像位置というのも常にランダム
である。このため、位置相関をとると、位置相関がとら
れないことになるから海面クラッタ又は降雨クラッタが
除去される。
【0003】また、他の従来の映像表示装置は、海面反
射又は波あるいは雨によるエコーというのは物標からの
エコーと比較して信号レベルが低いものである。このよ
うな特性からエコー信号の入力レベルが所定以上であれ
ば、前回又は過去の映像と相関があるものとし、またエ
コー信号の入力レベルが所定以下であれば前回又は過去
の映像と相関がないものとして除去するクラッタ除去機
構を備えたものもある。そして、このようないずれかの
方式又は両方式を採用したクラッタ除去機構を備えて、
目標とする物標を追尾する追尾部を備えた映像表示装置
というのがある。
【0004】図10はレーダシステムを用いた従来の物
標追尾映像表示装置の概略構成図である。図において、
1は所定速度で回転するレーダアンテナ、3は送受信部
である。5はクラッタ除去部である。クラッタ除去部5
は送受信部3からの映像データを入力し、この映像デー
タが入力する毎に、この映像データの観測位置と記憶さ
れている映像データの前回又は過去の追尾情報に基づい
て、位置相関が得られる映像のみを出力する。つまり、
相関が得られない映像は物標以外の不要な映像として除
去していた。このフィルタリングは一般にカルマンフィ
ルタが用いられている。また、またエコー信号の入力レ
ベルが所定以下であれば前回又は過去の映像と相関がな
いものとして除去する。7は追尾部である。追尾部7は
クラッタ除去部5からの前回又は過去の映像と相関が取
れた映像データを順次入力し、この映像データの実測位
置と記憶されている相関が得られる前回求められた予測
位置に基づいて平滑位置を求めて記憶し、この平滑位置
と前回又は過去の追尾情報から次回の予測位置を求め、
物標の方向及び速度と次回の予測位置等の予測ベクトル
と平滑位置を追尾情報として記憶する。また、追尾部7
は連続して所定回相関した映像データについては追尾情
報に所定の識別符号を付加又はオペレータの入力により
識別符号が付加される(図示せず)。
【0005】9は追尾部7により求められた平滑位置、
次回の予測位置、予測ベクトル等の追尾情報が記憶され
るメモリ、11は前回又は過去の追尾情報が記憶される
メモリであり、例えばレーダアンテナ1の3回転分の情
報が記憶される。13は映像作成部である。映像作成部
13はメモリ9にレーダアンテナ1の一回転分の複数の
映像データに対応する追尾情報が記憶される毎に、その
追尾情報の平滑位置に所定のシンボルマークを作成する
と共に、予測ベクトルに基づいたベクトル符号を付加し
て表示部5に表示させる。
【0006】図11は追尾部の追尾処理の説明図であ
る。図において、Xp(n-1)は前回の平滑位置、XS(n)
前回求められた予測位置、XP(n)は平滑位置、XD(n)
実測位置、XS(n+1)は次回の予測位置、n はサンプル時
間、Xi(n)は観測位置である。つまり、tn-1 における
前回の平滑位置Xp(n-1)、tn における今回の平滑位置
P(n)、tn+1 における次回の平滑位置Xp(n+1)は、同
図のように示され、その追尾結果による予測ベクトルも
同図に示すようになる。図に示すように、従来はカルマ
ンフィルタに代表されるそのダイナミックスが差分式で
表わせることを用いて、今回の平滑位置XP(n)は、実測
位置XD(n)と前回求められた予測位置XS(n)との差であ
る予測誤差に基づいて求めていた。そして、上記のよう
な従来の装置は、クラッタ除去部5が送受信部3からの
映像データを入力し、この映像データが入力する毎に、
この映像データの観測位置とメモリ11の映像データの
前回又は過去の追尾情報に基づいて、位置相関が得られ
る映像のみを出力する。
【0007】また、またエコー信号の入力レベルが所定
以下であれば前回又は過去の映像と相関がないものとし
て除去する。次に、追尾部7はクラッタ除去部5からの
前回又は過去の映像と相関が取れた映像データのみを順
次入力し、この映像データの実測位置XD(n)とメモリ1
1の相関が得られる前回求められた予測位置XS(n)に基
づいて平滑位置XP(n)を求めてメモリ9に記憶し、この
平滑位置XP(n)と前回又は過去の追尾情報から次回の予
測位置XS(n+1)を求め、物標の方向及び速度と次回の予
測位置XS(n+1)等の予測ベクトルと平滑位置XP(n)を追
尾情報として記憶し、映像作成部13は上記説明のよう
に、所定映像を作成して表示させる。つまり、距離の相
関があったものについて、前記のように追尾処理するも
のである。従って、前記に示したクラッタの映像であっ
ても、例えば予め設定した距離以内の位置であれば、物
標と同様に追尾し表示していた。従って、例えば海面ク
ラッタ又は降雨クラッタによって複数の映像が得られた
場合は、それぞれの位置の距離差に基づいて相関を判定
するため、どれが相関しているかを特定できないことに
なる。
【0008】このため、例えば観測海域に強風が吹いて
いる場合等は、所々に大きな波が有ったりして、海面ク
ラッタが広範囲に渡って、複数発生したとしても、その
海面クラッタ内からは複数の近接エコーが得られるが上
記のように相関判定しているので、その海面クラッタ内
の不要エコーを除去できないことになる。このような現
象は、観測海域に強風が吹いている場合等は、表示画面
には、海面クラッタが広範囲に渡って表示される。ま
た、降雨の場合も同様である。図12は従来のクラッタ
除去された表示画面の説明図である。この場合は2つの
クラッタ範囲のみを示す。図において、A1 〜A3 は物
標の映像である。同図に示すように、物標の映像A1
3 の他に、クラッタによる映像も表示されている。こ
れは、上記の説明のように、それぞれの位置の距離差に
基づいて相関を判定するカルマンフィルタを用いるた
め、どれが相関しているかを特定できないことになって
表示されていた。このため、表示映像がクラッタによる
ものかどうかは経験豊なオペレータが判断して、海域を
監視していた。このような、物標と同様に追尾等して表
示してしまうという解決し得ない技術上の欠点を除去す
るため、従来技術ではクラッタ除去の為に例えば円偏波
を用いた降雨クラッタ対策や複数周波数を用いた海面ク
ラッタ対策が必要であった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のような物標追尾
映像表示装置は、映像が入力する毎に、その映像の位置
を求め、レーダアンテナが1回転する毎に、1回転分の
各映像の位置と前回又は過去の各映像の位置と相関をと
り、相関がない入力した映像は除去し、残った映像は前
回又は過去の各映像の位置と位置相関があったものとし
て表示させるものである。しかし、観測海域に強風又は
海域内に降雨がある場合等は、所々に大きな波又は所々
が降雨が有ったりして、海面クラッタ又は降雨クラッタ
が広範囲に渡って、複数発生し、その海面クラッタ又は
降雨クラッタ内からは複数の近接エコーが得られ、複数
相関していることになり、どれが相関しているかいない
かが分からなくなるため、その海面クラッタ内又は降雨
クラッタ内の多くの不要エコーは除去できずに、そのま
ま表示されてしまうという問題点があった。このような
ことは、相関判定のためにカルマンフィルタを用いてい
る以上どうしても、除去できないという問題点があっ
た。また、追尾においては、位置の相関が得られた場合
には、クラッタであっても物標と同様に追尾するため、
例えば物標がクラッタ海域に近接し、そのクラッタ内の
いずれかのエコーと相関が得られたときは、そのエコー
と物標のエコーの位置関係に基づいて、上記のように追
尾処理してしまう。このため、船舶の追尾で物標のエコ
ーとクラッタのエコーを取り違え追尾エラーとなるとい
う問題点があった。この位置の相関方式というのは、ダ
イナミックスが差分式で表わされていることから、過去
の測定データと計算データは計算のステップ毎に捨て去
ることができるというメリットがあって採用している。
つまり、位置の相関方式を採用している問題のほか、物
標追尾においてもカルマンフィルタで現在までの観測値
による現時点の予測位置と、それに対応して得た測定位
置とを基に位置を予測し追尾する限り、解決し得ない技
術上の問題点・欠点が有り技術的に満足できるものは得
られなかった。また、物標と同様に追尾等して表示して
しまうという解決し得ない技術上の問題点・欠点を除去
するため、従来技術ではクラッタ除去の為に例えば円偏
波を用いた降雨クラッタ対策や複数周波数を用いた海面
クラッタ対策が必要であったので、装置が複雑になって
高価になるという問題点があった。本発明は以上の問題
点を解決するためになされたもので、クラッタによって
相関する追尾情報が複数であっても、容易にクラッタに
よる追尾情報を判別して除去又はクラッタ海域を識別表
示できる物標追尾映像表示装置を得ることを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、レーダアン
テナの回転に伴って得られた物標データに基づいた実測
位置と前回求められた予測位置と比較し、位置の相関が
得られない場合は、その実測位置の物標データをクラッ
タとして除去し、また相関が得られたときは、その実測
位置の物標データを出力する第1のクラッタ除去部と、
第1のクラッタ除去部からの物標データの実測位置を入
力し、実測位置の入力毎に、実測位置と前回求められた
予測位置とに基づいて、平滑位置及び次回の予測位置ま
での予測ベクトルを求め、追尾情報として記憶し、実測
位置が所定回数連続して過去の追尾情報に相関していた
ときは、所定の識別符号をその追尾情報に付加する追尾
部と、追尾部によって、1画面分の複数の追尾情報が記
憶される毎に、複数の追尾情報どうしを相関比較し、複
数相関のときは、相関する両追尾情報どうしの予測ベク
トルを読み、両予測ベクトルに基づいて、最接近距離を
求め、最接近距離が境界値以内と判定したときは、識別
符号がなく、かつ不安定追尾であったとき、その追尾情
報をクラッタによるものとして除去する第2のクラッタ
除去部と、第2のクラッタ除去部が1画面分の追尾情報
についてクラッタ判定を終了する毎に、追尾部の追尾情
報を順次取出し、追尾情報に基づいて所定の映像を作成
して表示させる映像作成部とを備えたものである。ま
た、第2のクラッタ除去部が1画面分の追尾情報をクラ
ッタと判定する毎に、そのクラッタと判定した追尾情報
を種類毎に蓄積し、この蓄積した追尾情報の分散分布を
求め、分散分布の範囲をクラッタ海域として表示させる
クラッタ海域設定部とを備えたものである。また、第2
のクラッタ除去部に代えて、複数相関のときは、相関す
る両追尾情報毎に所定間隔の第1及び第2の船位誤差界
をそれぞれ求め、この第1及び第2の船位誤差界と両予
測ベクトルに基づいて、最接近する位置確率を求め、最
接近する位置確率の距離がありえるかどうかを判定し、
ありえないと判定したときは、識別符号がなく、かつ不
安定追尾であったときは、その追尾情報をクラッタによ
るものとして除去する第3のクラッタ除去部とを備えた
ものである。
【0011】
【作用】本発明においては、第1のクラッタ除去部がレ
ーダアンテナによって得られた物標データの実測位置と
前回求められた予測位置との位置の相関が得られない場
合は、その実測位置の物標データをクラッタとして除去
し、また相関が得られたときは、その実測位置の物標デ
ータを出力する。追尾部は実測位置の入力毎に、実測位
置と前回求められた予測位置とに基づいて、平滑位置及
び次回の予測位置までの予測ベクトルを求め、追尾情報
として記憶し、また実測位置が所定回数連続して過去の
追尾情報に相関していたときは、所定の識別符号をその
追尾情報に付加する。次に、第2のクラッタ除去部は、
追尾部によって、1画面分の複数の追尾情報が記憶され
る毎に、その追尾情報どうしを相関比較し、複数相関の
ときは、相関する両追尾情報どうしの予測ベクトルに基
づいた最接近距離が境界値以内かどうかを判定し、境界
値以内と判定したときは、識別符号があるかどうか及び
不安定追尾であったかどうかを判定し、識別符号がなく
不安定追尾であったときは、その追尾情報をクラッタに
よるものとして除去する。そして、映像作成部は、第2
のクラッタ除去部が1画面分の追尾情報についてクラッ
タ判定を終了する毎に、追尾部の追尾情報を順次取出
し、追尾情報に基づいて所定の映像を作成して表示させ
る。また、クラッタ海域設定部は第2のクラッタ除去部
が1画面分の追尾情報をクラッタと判定する毎に、その
クラッタと判定した追尾情報の分散分布を求め、分散分
布の範囲をクラッタ海域として表示させる。また、第2
のクラッタ除去部に代えて第3のクラッタ除去部を備え
たときは、第3のクラッタ除去部が追尾情報が複数相関
のときは、相関する両追尾情報毎の平滑位置を基準とし
た所定間隔の第1及び第2の船位誤差界をそれぞれ求
め、この第1及び第2の船位誤差界と両予測ベクトルに
基づいて、最接近する位置確率を求め、最接近する位置
確率の距離がありえるかどうかを判定し、ありえないと
判定したときは、識別符号がなく不安定追尾であったと
きは、その追尾情報をクラッタによるものとして除去す
る。
【0012】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例を示す概略構成
図である。図において、1〜11は上記従来と同様なも
のであるが、実施例との区別のためクラッタ除去部5は
第1のクラッタ除去部5としたものでる。15は第2の
クラッタ除去部である。第2のクラッタ除去部15は少
なくとも以下の構成を備えている。17は相関データ数
判定手段である。相関データ数判定手段17は、メモリ
9に一画面分の映像の追尾情報(平滑位置、次回の予測
位置、予測ベクトル、識別符号等)が記憶されると、そ
れらの追尾情報に基づいて、1種類に対して相関してい
るものが何個あるかを判定し、複数の映像データの追尾
情報が相関している場合は、後述する予測ベクトル抽出
手段に複数相関であることを知らせると共に、相関して
いる種類毎の一組の映像データの追尾情報を決め、その
メモリ9の両方の格納アドレスを知らせ、また相関して
いるのが少数のときは、メモリ9の追尾情報を所定の映
像にして表示させる。この相関の判断は上記従来のよう
に距離に基づいて判定している。
【0013】19は予測ベクトル抽出手段である。予測
ベクトル抽出手段19は、1画面分の映像データ中に相
関するものが複数存在することが知らせられると、その
種類毎の相関している両映像データの追尾情報の格納ア
ドレスが相関データ数判定手段17より順次出力される
毎に、その両格納アドレスの追尾情報の次回の予測位置
までの予測ベクトルをメモリ9より読取り出力する。ま
た、この予測ベクトルに相関の種類を付加して出力す
る。21は最接近距離算出手段である。最接近距離算出
手段21は予測ベクトル抽出手段19からの両予測ベク
トルが入力する毎に、その両予測ベクトルに基づいて映
像データの最接近距離を求めて出力する。また、1種類
の全ての相関映像データどうしの最接近距離が求まった
ときは、次の種類の相関映像データの予測ベクトルを予
測ベクトル抽出手段19より出力させる。
【0014】23は最接近距離判定手段である。最接近
距離判定手段23は、最接近距離算出手段21から相関
映像データどうしの最接近距離がメモリ22に記憶され
ている境界値以内か以外かを判定する。24はクラッタ
判定手段である。クラッタ判定手段24は、相関データ
数判定手段17からの判定結果を読み、判定結果が相関
映像データが複数と判定しているときは、その両方の相
関映像データのメモリ9の格納アドレスを一時記憶し、
この格納アドレスの追尾情報に識別符号があるかどうか
を判定し、またこの格納アドレスの追尾情報に対応する
メモリ11の前回又は過去の追尾情報より安定に追尾し
ていたものかを判定し、これらの判定結果と最接近距離
判定手段23の判定結果を対応させて記憶し、識別符号
有無判定結果、安定追尾判定結果、最接近距離判定結果
の組合わせに基づいて、相関データがクラッタかどうか
を判定し、クラッタと判定したものは、メモリ9の格納
アドレスを知らせる。また、一画面分の予測ベクトルを
抽出したことが知らせられ、1画面分についてクラッタ
を判定したときは、メモリ9の追尾情報に基づいた映像
を作成させる。
【0015】26はデータ削除手段である。データ削除
手段26はクラッタ判定部24がクラッタと判定した映
像データの格納アドレスの追尾情報を削除する。28は
映像作成部である。映像作成部28は相関データ抽出手
段17がメモリ9に記憶されている1画面分の追尾情報
は互いに相関がないとされたとき又はクラッタ判定手段
24が1画面分についてクラッタの判定が終了とされた
とき、メモリ9の一画面分の追尾情報に基づいた映像を
作成して表示部4に出力する。上記のように構成された
第1の実施例について以下に説明する。図2はメモリ9
に記憶されている追尾情報を説明する説明図である。メ
モリ9に記憶される追尾情報はコード化されて記憶され
ているが説明を容易にするために表示映像と同様にして
示す。また、同図は例えばレーダアンテナ1の所定回転
数分(1画面分)の追尾情報とする。図において、A
〜Aは船舶の識別符号である。同図に示すように、メ
モリ9には、追尾部7によって求められた1画面分の映
像データのは平滑位置XPi(n) 、次回の予測位置X
Si(n+1) 、予測ベクトルが記憶されている。また、同図
においては、識別符号が付加されていないものと1つを
除いてはクラッタ海域の映像データによる追尾情報とす
る。
【0016】このように、クラッタ海域の映像データに
よる追尾情報が存在するのは、上記従来技術で説明した
ように、第1のクラッタ除去部5は受信レベルの違いに
よりクラッタと判定して除去したり又は今回入力した映
像データと過去の映像データとの位置相関がない場合に
のみクラッタとして除去して追尾部7に出力している。
そして、クラッタ海域の映像というのは、ランダムであ
り、その出現場所もまちまちである。このため位置相関
をとっても、相関するものが複数あったりして、第1の
クラッタ除去部5では除去できなくなり、そのまま追尾
部7に出力され、追尾部7ではカルマンフィルタ等によ
り、今回の平滑位置XP(n)を実測位置XD(n)と前回求め
られた予測位置XS(n)との差である予測誤差に基づいて
求めるため、結果としてクラッタの映像であっても、例
えば予め設定した距離以内であれば、物標と同様に追尾
するため、メモリ9には図2に示すように追尾情報が記
憶される。
【0017】このため、本発明は、相関データ数判定手
段17が1画面分の追尾情報がメモリ9に記憶される毎
に、この1画面分の追尾情報に基づいて、相関している
ものが複数かどうかを判定し、複数のときその相関する
種類の追尾情報より1組の格納アドレスを予測ベクトル
抽出手段19に出力する。例えば図2を例にすると、同
図に示す点線アの組みの両方の追尾情報の格納アドレス
を出力したとする。次に、予測ベクトル抽出手段19
は、相関データが複数であることが知らせられると、入
力する両格納アドレスの追尾情報の予測ベクトルをメモ
リ9より抽出して最接近距離算出手段21に出力する。
最接近距離算出手段21はこの両予測ベクトルに基づい
て、所定時間当たり相対ベクトルを求めて最も近接する
距離を算出する。
【0018】図3は最接近距離算出手段の動作を説明す
る説明図である。同図に示すように、所定時間毎の両予
測ベクトルの相対ベクトル(図示せず)を求め、最も接
近距離を求める。アの場合は次回の予測位置において両
追尾映像データがもっと接近することになり、このとき
の距離を最接近距離として出力する。また、予測ベクト
ル抽出手段19が図2のイの組みの追尾情報の予測ベク
トルを抽出したときは、両予測ベクトルの所定時間当た
りの相対ベクトルを求めて行くと、イに示すa付近位置
で最も接近する。このa付近位置の距離を最接近距離と
して出力する。また、予測ベクトル抽出手段19が図2
のウの組みの追尾情報の予測ベクトルを抽出したとき、
つまり、一方がほとんど移動しないで停止しているもの
と、他方が移動しているものとの両予測ベクトルの所定
時間当たりの相対ベクトルを求めて行くと、ウに示すb
付近位置で最も接近する。このb付近位置の距離を最接
近距離として出力する。このように、停止しているもの
はクラッタ海域においては雨によるものが一般には多
い。
【0019】そして、最接近距離判定手段23は予め設
定されている境界値以内か又は以外かを判定し、その判
定結果を第2のクラッタ除去部24に出力する。この境
界値というのは例えば図3のウを例にすると、船舶長L
(なお、これは両船舶の長さの合計としても良い)と所
定のパラメータδを乗算したものであり、予め決めて設
定してもよいし、得られた映像データから求めて設定し
ておいてもよい。この考え方には、通常の船舶による物
標であれば、船舶というのは、衝突防止のために互いに
所定の距離を有して航行するものであるから最接近距離
というのも決められている。従って、境界値以内に接近
することは極めて少ない。また、第2のクラッタ判定手
段24は相関データ数判定手段17によって相関するも
のが複数と判定されると、相関していると判定された両
追尾情報の格納アドレスを入力して記憶し、この格納ア
ドレスの追尾情報に識別符号があるかどうかを判定し、
またこの格納アドレスの追尾情報に基づいて、メモリ1
1の過去の追尾情報を調べ安定して追尾しているかどう
かを判定して、それぞれの判定結果1組みにして記憶し
ている。そして、最接近距離判定手段23が判定した判
定結果も合わせて記憶し、これらの判定結果の組合わせ
に基づいて、クラッタかどうかを判定する。
【0020】図4はクラッタ判定手段の判定を説明する
説明図である。この場合は組合わせが複数あるが、代表
例のみを説明する。同図(a)に示すように、相関する
Aの追尾情報の格納アドレス、相関するBの追尾情報の
格納アドレス、Aの識別符号有無の判定結果、Bの識別
符号有無の判定結果、境界値の判定結果が対応して記憶
する。そして、(b)に示すようにAの格納アドレスd
A とし、そのAの識別符号が無し、Aが安定追尾であ
り、Bの格納アドレスdB とし、そのBの識別符号があ
り、Bが不安定追尾であり、両方の最接近距離が境界値
以内とされたときは、A及びBともクラッタではないと
判定する。また、(c)に示すように、Aの識別符号が
無し、Aが不安定追尾であり、Bは識別符号が有り、B
が不安定追尾であり、両方の最接近距離が境界値以内と
されたときは、両方が不安定であったとしてもBは識別
符号が付加されているため、クラッタと判定しないで、
Aのみをクラッタと判定する。つまり、A及びBとも予
測ベクトルがあったとしても、Aはクラッタによる追尾
情報であり、予測ベクトルまで求められていたことにな
る。
【0021】また、(d)に示すように、Aの識別符号
が無し、Aが不安定追尾であり、Bの識別符号が無、B
が不安定追尾であり、両方の最接近距離が境界値以内と
されたときは、ABともクラッタと判定する。このクラ
ッタと判定した格納アドレスをデータ削除手段26に出
力する。データ削除手段26はクラッタと判定した格納
アドレスが入力する毎に、メモリ9の追尾情報を削除す
る。なお、これはクラッタを示す印しを付けておいても
良い。そして、映像作成部28は1画面分のクラッタ判
定の処理が終了したことが知らせられると、メモリ9の
各追尾情報に基づいた映像を作成して表示部4に出力す
る。図5は第1の実施例による表示例の説明図である。
この場合は、上記のように識別符号が付加されている追
尾情報の映像と1つの追尾映像のみが船舶としているの
で、メモリ9に記憶された追尾情報はクラッタとして除
去され、A〜Aと真の船舶の追尾映像のみが表示さ
れる。また、クラッタを示す印しを付けて表示してもよ
い。
【0022】従って、オペレータは監視海域に大きな波
海域又は雨降海域があったとしても真の追尾物標を判断
できる。図6は第2の実施例の概略構成図である。図に
おいて、1〜28は上記と同様なものである。15は第
2のクラッタ除去部である。第2のクラッタ除去部15
はクラッタ海域設定手段30を有し、クラッタ海域設定
手段30がクラッタ判定手段24が判定した同種類のク
ラッタの追尾情報の格納アドレス(位置に対応してい
る)を蓄積し、この蓄積情報からクラッタ海域を求めて
設定し、映像作成部28に設定したクラッタ海域の範囲
を知らせる。従って、表示される映像というのは以下に
説明する映像となる。図7は第2の実施例の説明図であ
る。同図の(a)に示すように、クラッタ海域は点線の
範囲となっている。従って、(b)に示すように、クラ
ッタ海域に入っても、クラッタ映像は除去され、追尾し
ている船舶の映像のみが引続いて追尾されて表示されて
いく。
【0023】なお、上記第1及び第2の実施例では最接
近距離というのを例えば100m、200m等として求
めて、境界値と比較しているが、無次元の単位でもって
比較してもよい、この方式について以下に説明する。図
8は第2の実施例の概略構成図である。図において、1
〜28は上記と同様なものである。40は第3のクラッ
タ除去部であり、少なくとも以下の構成を備えている。
42は次回追尾情報抽出手段である。次回追尾情報抽出
手段42は相関データ数判定手段17がメモリ9に相関
する追尾情報が複数と判定されると、出力される追尾情
報の格納アドレスに基づいて、その次回の予測位置まで
の予測ベクトル及び前回求められた予測位置を次回追尾
情報として出力する。44は船位位置確率算出手段であ
る。船位位置確率算出手段44は予め基準の位置確率が
設定され、次回追尾情報抽出手段42からの次回追尾情
報より、前回求められた予測位置を基準として、予め設
定されている基準の位置確率に基づいて、所定間隔毎の
船位誤差界を求め、予測ベクトルとこの所定間隔毎の船
位誤差界に基づいて、所定時間当りの船舶が求められた
船位誤差界に位置する位置確率を求めて出力する。
【0024】また、船位誤差界というのは、測定された
船位について必要とする位置確率を保持するために要求
される範囲であり、この範囲のことを航海学においては
船位誤差界と呼び、その内部に保障する確率を位置確率
と呼ぶものである。46は確率距離差算出手段である。
確率距離差算出手段46は船位位置確率算出手段44に
よって求められた相関する追尾情報の所定時間当りの予
測ベクトルに基づいた船舶の位置確率を入力し、2つの
位置確率が揃ったとき、その位置確率差を求めてメモリ
48に順次記憶する。つまり、位置確率的な最接近距離
を求めたるものである。48は確率距離差判定手段であ
る。確率距離差判定手段48は確率距離差算出手段46
からの確率距離差をメモリ48に記憶されている過去の
確率距離差に基づいて、この確率距離差が衝突する危険
性があるかどうかを判定する。
【0025】上記のように構成された第3の実施例につ
いて説明する。図9は第3の実施例の確率距離差の判定
を説明する説明図である。この場合はAがほとんど移動
しないで、Bが移動しているものとして説明する。そし
て、予測ベクトルは両方の相対ベクトルで示す。図にお
いて、XSA(n) はAの前回求められた予測位置、XSB
(n) はBの前回求められた予測位置、p〜pはそれ
ぞれの船位誤差界における位置確率である。同図に示す
ように、船位位置確率算出手段34は、基準の位置確率
k (例えば50%)が予め設定され、測定された測位
誤差に基づいて、誤差が最少のものを取り出しA及びB
の測位誤差の標準偏差σを求め、それぞれ所定間隔毎の
船位誤差界を求める。この船位誤差界Rは以下の式に基
づいて求める。
【0026】
【数1】
【0027】
【数2】
【0028】これにより、A及びBの所定間隔の船位誤
差界の位置確率はp、p、p…であり、同図より
最もAとBが接近する確率距離はp−pである。こ
の確率距離差と過去の位置確率の差から衝突確率を求め
たり、もしくはこの隔離距離差がありえるかどうかを判
定するのである。そして、この隔離距離差がありえるか
どうかの判定は、BがAの50%の位置確率の円外にな
る確率は1−pであり、例えば、時刻tn-1 において円
内にある確率がPn-1 、時刻tn においては円内に入っ
た確率がPn 、時刻tn+1 においてはPn+1 とすると、
時刻tn に連続(2回)して円内に入った合成確率は、
n-1 ×Pn であり、さらに時刻tn +1に連続(3
回)、円内に入った合成確率はPn-1 ×Pn ×Pn+1
ある。
【0029】つまり、前記した予測位置誤差は減少し、
それを変換した確率値も同一傾向となる。また、前記の
ように円内に入る確率が向上するとすれば、逆に誤差円
の外となる確率は1−Pより逆の傾向となることが分か
る。(すなわち、n回連続して予測が外れていくことは
考えにくくなる) 試算例を示すと、誤差円が50%確率以上あるとする
と、この円外に位置が有る確率は50%未満となる。す
なわちこの状況が2回続く確率は0.5×0.5=0.
25より25%未満となる。同様に3回続く合成確率は
0.5×0.5×0.5=0.125より12.5%未
満となる。このことは予測位置誤差を確率に変換するこ
とで得られる情報で、また、過去のデータを捨て去るこ
とができると考えて処理するのでなく、必要数の蓄積を
して得ることができた情報である。
【0030】これは例えば、従来技術においてたとえ測
位の標準偏差の値に相当する距離をそのまま物理量の単
位で処理する限り、大小比較あるいは平均値で判断した
としても、予め設定した許容量範囲内であれば良しとす
るほかなかった。すなわちどの程度の信頼度であるかな
ど知り得なかった。これは、カルマンフィルタの特長を
活用すればするほど過去のデータは計算の一ステップ毎
に捨て去ったため、知り得ることができなかった。そこ
で、上記のような位置確率の演算、例えば差でもって、
衝突判定又は過去の確率差から求めた確率距離がある得
るかどうかを判定するのである。また、船舶というの
は、衝突の防止のために、互いに所定の間隔を有して航
行及び所定の回避航路等がある。
【0031】このようなことから、下記の式に基づいて
衝突確率を求める。
【数3】
【0032】この式3が示す意味は、衝突確率というの
は、一般に確率po より小さいことを示し、この確率p
o 未満以上になったとき衝突する可能性が高いことにな
る。そして、一般に船舶どうしがこのような確率p0
り小さいということは確率的に非常に小さいものであ
り、確率po 未満以上であれば、その映像をクラッタ海
域の映像として除去させる。(即ち、確率po が小さい
時は、船位誤差界が狭い時で互いに接近していることに
よる)このような処理を船位位置確率算出手段34、確
率距離差算出手段36及び確率距離差判定手段40が実
施する。そして、上記と同様にクラッタ判定手段24が
予め物標であることを指示あるいは過去の追尾の状況を
調べ物標であると判断したもの以外は、それらの追尾結
果を参照してクラッタと判断して除去する。従って、表
示された画面は上記の図5に示す映像となる。
【0033】なお、上記実施例に第2の実施例で説明し
たクラッタ海域設定手段を用いると上記図7に示すよう
になる。また、メモリ48には過去の確率距離差を記憶
するとしたが予め決められている位置確率差を記憶する
ようにしてもよい。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、1画面分
の複数の追尾情報が記憶される毎に、複数相関かどうか
を知らせ、複数相関のときは、相関する両追尾情報どう
しの予測ベクトルに基づいた最接近距離を求め、この最
接近距離が境界値以内、識別符号なし及び不安定追尾の
場合は、その追尾情報をクラッタによるものとして除去
させ、その後に、1画面分の複数の追尾情報に基づいた
映像を表示させるようにしたことにより、複数の追尾情
報がクラッタ海域のデータにより相関していても、クラ
ッタによる追尾情報のみが除去されて表示されるため、
オペレータはクラッタによる映像と船舶による映像とを
見誤ることがないという効果が得られている。また、ク
ラッタによる映像を除去するために、円偏波を用いる必
要がないために、構成が簡単となるので、装置が安価に
なるという効果が得られている。さらに、1画面分の追
尾情報がクラッタと判定される毎に、そのクラッタと判
定した追尾情報を種類毎に蓄積し、この蓄積した追尾情
報の分散分布の範囲をクラッタ海域として囲んで表示さ
せるようにしたので、オペレータは追尾船舶がクラッタ
海域に入るところか、クラッタ海域内か又はクラッタを
出たところかが一目で判断できるという効果が得られて
いる。さらに、複数相関のときは、相関する両追尾情報
毎に最接近する位置確率を求め、この接近した位置確率
の距離がありえるかどうかを判定し、ありえないと判定
したときは、識別符号がなく、かつ不安定追尾であった
場合に、その追尾情報をクラッタによるものとして除去
するようにしたので、判断基準の距離の単位が変わった
としても、単位に関係なくどのような単位であっても比
較判断できるという効果が得られている。また、過去の
データを全て捨て去ることができるとしていたが、これ
を確率の演算に変え、蓄積して処理したので、過去の情
報を考慮した判断ができるという効果が得られている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の概略構成図である。
【図2】メモリ9に記憶された追尾情報の説明図であ
る。
【図3】最接近距離算出手段の動作を説明する説明図で
ある。
【図4】クラッタ判定手段の判定を説明する説明図であ
る。
【図5】第1の実施例による表示例の説明図である。
【図6】本発明の第2の実施例の概略構成図である。
【図7】第2の実施例の説明図である。
【図8】本発明の第3の実施例の概略構成図である。
【図9】第3の実施例の確率距離差の判定を説明する説
明図である。
【図10】レーダシステムを用いた従来の物標追尾映像
表示装置の概略構成図である。
【図11】追尾部の追尾処理の説明図である。
【図12】従来のクラッタ除去された表示画面の説明図
である。
【符号の説明】
1 レーダアンテナ 3 送受信部 4 表示部 5 第1のクラッタ除去部 7 追尾部 15 第2のクラッタ除去部 17 相関データ数判定手段 19 予測ベクトル抽出手段 21 最接近距離算出手段 23 最接近距離判定手段 24 クラッタ判定手段 26 データ削除手段 28 映像作成部 30 クラッタ海域設定部 40 第3のクラッタ除去部 42 次回追尾情報抽出手段 44 船位位置確率算出手段 46 確率距離差算出手段 50 確率距離差判定手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーダアンテナの回転に伴って得られた
    物標データに基づいた実測位置と前回求められた予測位
    置と比較し、位置の相関が得られない場合は、その実測
    位置の物標データをクラッタとして除去し、また前記相
    関が得られたときは、その実測位置の物標データを出力
    する第1のクラッタ除去部と、 前記第1のクラッタ除去部からの物標データの実測位置
    を入力し、該実測位置の入力毎に、前記実測位置と前回
    求められた予測位置とに基づいて、平滑位置及び次回の
    予測位置までの予測ベクトルを求め、追尾情報として記
    憶し、前記実測位置が所定回数連続して過去の追尾情報
    に相関していたときは、所定の識別符号をその追尾情報
    に付加する追尾部と、 前記追尾部によって、1画面分の複数の追尾情報が記憶
    される毎に、前記複数の追尾情報どうしを相関比較し、
    複数相関のときは、相関する両追尾情報どうしの予測ベ
    クトルを読み、該両予測ベクトルに基づいて、最接近距
    離を求め、該最接近距離が境界値以内と判定したとき
    は、識別符号がなく、かつ不安定追尾であったとき、そ
    の追尾情報をクラッタによるものとして除去する第2の
    クラッタ除去部と、 前記第2のクラッタ除去部が1画面分の追尾情報につい
    てクラッタ判定を終了する毎に、前記追尾部の追尾情報
    を順次取出し、該追尾情報に基づいて所定の映像を作成
    して表示させる映像作成部とを有することを特徴とする
    物標追尾映像表示装置。
  2. 【請求項2】 前記第2のクラッタ除去部が1画面分の
    追尾情報をクラッタと判定する毎に、そのクラッタと判
    定した追尾情報を種類毎に蓄積し、この蓄積した追尾情
    報の分散分布を求め、該分散分布の範囲をクラッタ海域
    として表示させるクラッタ海域設定部とを有することを
    特徴とする特許請求の範囲1記載の物標追尾映像表示装
    置。
  3. 【請求項3】 前記第2のクラッタ除去部に代えて、前
    記複数相関のときは、相関する両追尾情報毎に所定間隔
    の第1及び第2の船位誤差界をそれぞれ求め、この第1
    及び第2の船位誤差界と前記両予測ベクトルに基づい
    て、最接近する位置確率を求め、該最接近する位置確率
    の距離がありえるかどうかを判定し、ありえないと判定
    したときは、識別符号がなく、かつ不安定追尾であった
    ときは、その追尾情報をクラッタによるものとして除去
    する第3のクラッタ除去部とを有することを特徴とする
    請求項1又は2記載の物標追尾映像表示装置。
JP5325577A 1993-12-24 1993-12-24 物標追尾映像表示装置 Pending JPH07181247A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006349603A (ja) * 2005-06-20 2006-12-28 Alpine Electronics Inc レーダ装置
JP2012008021A (ja) * 2010-06-25 2012-01-12 Japan Weather Association 監視装置、方法及びプログラム並びに監視システム

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