JPH07181282A - 再循環水入口ノズルの表面改質方法 - Google Patents
再循環水入口ノズルの表面改質方法Info
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- JPH07181282A JPH07181282A JP5326581A JP32658193A JPH07181282A JP H07181282 A JPH07181282 A JP H07181282A JP 5326581 A JP5326581 A JP 5326581A JP 32658193 A JP32658193 A JP 32658193A JP H07181282 A JPH07181282 A JP H07181282A
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- inlet nozzle
- recirculation water
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- recirculation
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
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- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
- Laser Beam Processing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】再循環水入口ノズルの溶接部内面を改質する方
法を提供する。 【構成】原子炉圧力容器内に設置されている蒸気乾燥
器、シュラウドヘッド兼気水分離器およびエルボを順に
取りはずしたのち、ジェットポンプ・ライザー管4内を
通してサーマルスリーブ5内に表面加工装置を設置す
る。この表面加工装置により内面の付着物等を削除した
のち表面加工装置を取り出す。引き続き上記と同様にし
て表面洗浄装置により洗浄し、その後上記と同様にして
レーザ表面改質装置により脱鋭敏化処理を行う。これに
より遠隔でのレーザ表面改質を行うことができ、被ばく
低減化とともにSCCに対する予防保全がはかれる。
法を提供する。 【構成】原子炉圧力容器内に設置されている蒸気乾燥
器、シュラウドヘッド兼気水分離器およびエルボを順に
取りはずしたのち、ジェットポンプ・ライザー管4内を
通してサーマルスリーブ5内に表面加工装置を設置す
る。この表面加工装置により内面の付着物等を削除した
のち表面加工装置を取り出す。引き続き上記と同様にし
て表面洗浄装置により洗浄し、その後上記と同様にして
レーザ表面改質装置により脱鋭敏化処理を行う。これに
より遠隔でのレーザ表面改質を行うことができ、被ばく
低減化とともにSCCに対する予防保全がはかれる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原子炉圧力容器再循環
水入口ノズル・セーフエンドとサーマルスリーブの溶接
部の粒界腐食や応力腐食割れに対する予防保全を目的と
して被処理面に遠隔操作でレーザ照射を施し被処理面の
表面改質処理を行う再循環水入口ノズルの表面改質方法
に関する。
水入口ノズル・セーフエンドとサーマルスリーブの溶接
部の粒界腐食や応力腐食割れに対する予防保全を目的と
して被処理面に遠隔操作でレーザ照射を施し被処理面の
表面改質処理を行う再循環水入口ノズルの表面改質方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】原子力発電プラントの原子炉圧力容器再
循環水入口ノズル・セーフエンドとサーマルスリーブの
溶接部の構成を図4および図5を用いて説明する。
循環水入口ノズル・セーフエンドとサーマルスリーブの
溶接部の構成を図4および図5を用いて説明する。
【0003】図4は沸騰水型原子炉の原子炉圧力容器1
内を概略的に示しており、図5は図4におけるジェット
ポンプライザー管4と再循環水入口ノズル7との近傍を
拡大して示している。図4中符号16はシュラウド、17は
炉心、18は制御棒駆動機構である。
内を概略的に示しており、図5は図4におけるジェット
ポンプライザー管4と再循環水入口ノズル7との近傍を
拡大して示している。図4中符号16はシュラウド、17は
炉心、18は制御棒駆動機構である。
【0004】原子炉圧力容器1内の炉水を強制的に再循
環させるために原子炉圧力容器1の周辺部にインレット
ミキサ2が配置されている。インレットミキサ2にエル
ボ3を介してつながるジェットポンプ・ライザー管4端
部のサーマルスリーブ5は図5に拡大して示すようにセ
ーフエンド6を介して再循環水入口ノズル7と接続して
いる。
環させるために原子炉圧力容器1の周辺部にインレット
ミキサ2が配置されている。インレットミキサ2にエル
ボ3を介してつながるジェットポンプ・ライザー管4端
部のサーマルスリーブ5は図5に拡大して示すようにセ
ーフエンド6を介して再循環水入口ノズル7と接続して
いる。
【0005】このセーフエンド6やサーマルスリーブ5
にはステンレス鋼が使用されている。一般にステンレス
鋼で炭素含有量の多いオーステナイト系ステンレス鋼を
溶接した場合、その熱影響部に粒界腐食や応力腐食割れ
(以下SCCと言う。)の原因のひとつであるクロム炭
化物の粒界析出が発生し、材料が鋭敏化する。
にはステンレス鋼が使用されている。一般にステンレス
鋼で炭素含有量の多いオーステナイト系ステンレス鋼を
溶接した場合、その熱影響部に粒界腐食や応力腐食割れ
(以下SCCと言う。)の原因のひとつであるクロム炭
化物の粒界析出が発生し、材料が鋭敏化する。
【0006】SCCに対する予防保全技術として、応力
改善による方法と材質改善による方法がある。溶接部の
応力改善方法として従来からショットピーニングや高周
波誘導加熱による応力緩和方法があり、溶接部の応力低
減に対し有効であることが示されている。
改善による方法と材質改善による方法がある。溶接部の
応力改善方法として従来からショットピーニングや高周
波誘導加熱による応力緩和方法があり、溶接部の応力低
減に対し有効であることが示されている。
【0007】また、溶接部の材質改善方法として粒界に
析出したクロム炭化物をマトリックス中に再固溶させる
ための部材の固溶化熱処理や溶融処理、あるいは水環境
に接する面を高耐食金属で覆うクラッディング方法があ
り、SCCに対し有効であることが示されている。
析出したクロム炭化物をマトリックス中に再固溶させる
ための部材の固溶化熱処理や溶融処理、あるいは水環境
に接する面を高耐食金属で覆うクラッディング方法があ
り、SCCに対し有効であることが示されている。
【0008】さらに、炭素量の多いオーステナイト系ス
テンレス鋼を炭素量の少ないオーステナイト系ステンレ
ス鋼に取り換えることにより材質を改善する方法があ
る。このうち、高周波誘導加熱による応力緩和方法とオ
ーステナイト系ステンレス鋼の取換え方法の適用が検討
されている。
テンレス鋼を炭素量の少ないオーステナイト系ステンレ
ス鋼に取り換えることにより材質を改善する方法があ
る。このうち、高周波誘導加熱による応力緩和方法とオ
ーステナイト系ステンレス鋼の取換え方法の適用が検討
されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前記被処理面に対し従
来のSCCに対する予防保全技術を適用する場合、原子
力プラントの被ばく低減の観点から遠隔操作性を考慮す
る必要がある。さらに、前記被処理面は原子炉圧力容器
の一部分であり、その構造は複雑であることより、従来
の予防保全技術では部分的な溶接部の表面改質処理は困
難を伴う。
来のSCCに対する予防保全技術を適用する場合、原子
力プラントの被ばく低減の観点から遠隔操作性を考慮す
る必要がある。さらに、前記被処理面は原子炉圧力容器
の一部分であり、その構造は複雑であることより、従来
の予防保全技術では部分的な溶接部の表面改質処理は困
難を伴う。
【0010】本発明は上記の課題を解決するためになさ
れたもので、構造的な複雑な原子炉圧力容器再循環水入
口ノズル・セーフエンドとサーマルスリーブの溶接部近
傍に遠隔操作にてレーザ照射を施し炉水に接するステン
レス鋼表面のクロム炭化物層あるいは粒界偏析部を消失
させ、材料の性能を回復させることにより予防保全を図
るための再循環水入口ノズルのレーザ表面改質方法を提
供することにある。
れたもので、構造的な複雑な原子炉圧力容器再循環水入
口ノズル・セーフエンドとサーマルスリーブの溶接部近
傍に遠隔操作にてレーザ照射を施し炉水に接するステン
レス鋼表面のクロム炭化物層あるいは粒界偏析部を消失
させ、材料の性能を回復させることにより予防保全を図
るための再循環水入口ノズルのレーザ表面改質方法を提
供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、原子炉圧力容
器内に設置されたシュラウド上に取り付けられた蒸気乾
燥器、シュラウドヘッド兼気水分離器等の機器を取り外
し、ついでジェットポンプ・ライザー管とインレットミ
キサを接続するエルボを取り外した後、前記ジェットポ
ンプ・ライザー管端部のトランジッションピースから表
面加工装置を挿入し、前記原子炉圧力容器に接続された
再循環水入口ノズル・セーフエンドと前記ジェットポン
プ・ライザー管に接続されたサーマルスリーブとの溶接
部近傍を表面加工した後、前記表面加工装置を取り出
し、前記再循環水入口ノズル・セーフエンドと前記サー
マルスリーブとの溶接部近傍の表面洗浄装置を前記トラ
ンジッションピースから挿入し、前記再循環水入口ノズ
ル・セーフエンドと前記サーマルスリーブとの溶接部近
傍の被処理面を洗浄した後、前記表面洗浄装置を取り出
し、この後、前記トランジッションピースからレーザ表
面改質装置を挿入し、前記被処理面に正しく設置した
後、前記被処理面に満たされた炉水を排水した後、前記
再循環水入口ノズル・セーフエンドと前記サーマルスリ
ーブとの溶接部近傍を表面改質した後、前記被処理面を
炉水を満たし、前記レード表面改質装置を取り出すこと
を特徴とする。
器内に設置されたシュラウド上に取り付けられた蒸気乾
燥器、シュラウドヘッド兼気水分離器等の機器を取り外
し、ついでジェットポンプ・ライザー管とインレットミ
キサを接続するエルボを取り外した後、前記ジェットポ
ンプ・ライザー管端部のトランジッションピースから表
面加工装置を挿入し、前記原子炉圧力容器に接続された
再循環水入口ノズル・セーフエンドと前記ジェットポン
プ・ライザー管に接続されたサーマルスリーブとの溶接
部近傍を表面加工した後、前記表面加工装置を取り出
し、前記再循環水入口ノズル・セーフエンドと前記サー
マルスリーブとの溶接部近傍の表面洗浄装置を前記トラ
ンジッションピースから挿入し、前記再循環水入口ノズ
ル・セーフエンドと前記サーマルスリーブとの溶接部近
傍の被処理面を洗浄した後、前記表面洗浄装置を取り出
し、この後、前記トランジッションピースからレーザ表
面改質装置を挿入し、前記被処理面に正しく設置した
後、前記被処理面に満たされた炉水を排水した後、前記
再循環水入口ノズル・セーフエンドと前記サーマルスリ
ーブとの溶接部近傍を表面改質した後、前記被処理面を
炉水を満たし、前記レード表面改質装置を取り出すこと
を特徴とする。
【0012】
【作用】本発明によれば、原子炉圧力容器再循環水入口
ノズル・サーマルスリーブとセーフエンドとの溶接部に
遠隔操作でレーザ表面改質が可能となる。また、炉水に
接する原子炉圧力容器再循環水入口ノズル・サーマルス
リーブとセーフエンドの溶接部に対し、レーザビームを
照射することにより粒界に析出していたクロム炭化物が
分解、再固溶することでオーステナイト系ステンレス鋼
本来の健全な金属組織あるいは急冷凝固組織となる。こ
れにより耐食性の優れた金属組織を得ることが可能とな
り、前記溶接部の予防保全が計られる。
ノズル・サーマルスリーブとセーフエンドとの溶接部に
遠隔操作でレーザ表面改質が可能となる。また、炉水に
接する原子炉圧力容器再循環水入口ノズル・サーマルス
リーブとセーフエンドの溶接部に対し、レーザビームを
照射することにより粒界に析出していたクロム炭化物が
分解、再固溶することでオーステナイト系ステンレス鋼
本来の健全な金属組織あるいは急冷凝固組織となる。こ
れにより耐食性の優れた金属組織を得ることが可能とな
り、前記溶接部の予防保全が計られる。
【0013】
【実施例】図1から図4を参照しながら本発明に係る再
循環水入口ノズルのレーザ表面改質方法の一実施例を説
明する。
循環水入口ノズルのレーザ表面改質方法の一実施例を説
明する。
【0014】図1は図4に示した沸騰水型原子炉におけ
る原子炉圧力容器1の上蓋を取り外して蒸気乾燥器8、
シュラウド兼気水分離器9およびシュラウド16を取り外
した状態で、原子炉圧力容器1内に炉水10が満たされて
いる。
る原子炉圧力容器1の上蓋を取り外して蒸気乾燥器8、
シュラウド兼気水分離器9およびシュラウド16を取り外
した状態で、原子炉圧力容器1内に炉水10が満たされて
いる。
【0015】本実施例は原子炉の定期検査中を例にとっ
て説明するものである。すなわち、定期検査中は図4に
おいて原子炉圧力容器1内に設置されたシュラウド16上
に取り付けられている蒸気乾燥器8、シュラウドヘッド
兼気水分離器9等の機器を取り外したのち、図1に示す
エルボ3を取り外す。
て説明するものである。すなわち、定期検査中は図4に
おいて原子炉圧力容器1内に設置されたシュラウド16上
に取り付けられている蒸気乾燥器8、シュラウドヘッド
兼気水分離器9等の機器を取り外したのち、図1に示す
エルボ3を取り外す。
【0016】図1において、原子炉圧力容器1内の炉水
10を強制的に再循環させる出口となるインレットミキサ
2が原子炉圧力容器1周辺部に配置され、このインレッ
トミキサ2にエルボ3を介してつながるジェットポンプ
・ライザー管4端部のサーマルスリーブ5はセーフエン
ド6を介して再循環水入口ノズル7と接続している。
10を強制的に再循環させる出口となるインレットミキサ
2が原子炉圧力容器1周辺部に配置され、このインレッ
トミキサ2にエルボ3を介してつながるジェットポンプ
・ライザー管4端部のサーマルスリーブ5はセーフエン
ド6を介して再循環水入口ノズル7と接続している。
【0017】図2および図3は表面加工装置11のジェッ
トポンプ・ライザー管4への挿入方法を説明するための
一部概略的に示す縦断面図で、図3は図2において表面
加工装置11がサーマルスリーブ5内に到達して固定され
た状態を示している。
トポンプ・ライザー管4への挿入方法を説明するための
一部概略的に示す縦断面図で、図3は図2において表面
加工装置11がサーマルスリーブ5内に到達して固定され
た状態を示している。
【0018】すなわち、図2においてエルボ3が取り外
され、セーフエンド6とサーマルスリーブ5との溶接部
近傍の被処理面を加工するための表面加工装置11がジェ
ットポンプ・ライザー管4端部のインレットミキサ12か
らジェットポンプ・ライザー管4内に挿入される。
され、セーフエンド6とサーマルスリーブ5との溶接部
近傍の被処理面を加工するための表面加工装置11がジェ
ットポンプ・ライザー管4端部のインレットミキサ12か
らジェットポンプ・ライザー管4内に挿入される。
【0019】挿入に際しては、前方および側方監視モニ
タ装置13により加工位置の確認が行われ、表面加工装置
11本体は図3に示したように被加工面に配置され、引き
続き固定脚14で表面加工装置11本体が配管内面に固定さ
れる。
タ装置13により加工位置の確認が行われ、表面加工装置
11本体は図3に示したように被加工面に配置され、引き
続き固定脚14で表面加工装置11本体が配管内面に固定さ
れる。
【0020】この後、被加工面の表面加工が図られ、同
時に前方および側方監視モニタ装置13により加工が確認
される。加工終了後、挿入時と逆の手順で表面加工装置
11が取り外される。表面加工方法はグラインダまたは回
転ブラシ等の表層面のみの研削能力を有する加工装置に
よって行う。
時に前方および側方監視モニタ装置13により加工が確認
される。加工終了後、挿入時と逆の手順で表面加工装置
11が取り外される。表面加工方法はグラインダまたは回
転ブラシ等の表層面のみの研削能力を有する加工装置に
よって行う。
【0021】表面洗浄装置11のジェットポンプ・ライザ
ー管4への挿入方法も表面加工装置11と同様に行われ
る。つまり、挿入に際しては、前方および側方監視モニ
タ装置13により洗浄位置の確認が行われ、表面洗浄装置
11本体が被洗浄面に配置され、引き続き固定脚14にて表
面洗浄装置11本体が配管内面に固定される。
ー管4への挿入方法も表面加工装置11と同様に行われ
る。つまり、挿入に際しては、前方および側方監視モニ
タ装置13により洗浄位置の確認が行われ、表面洗浄装置
11本体が被洗浄面に配置され、引き続き固定脚14にて表
面洗浄装置11本体が配管内面に固定される。
【0022】この後、被洗浄面の表面洗浄が図られ、同
時に前方および側方監視モニタ装置13により洗浄が確認
される。洗浄終了後、挿入時と逆の手順で表面洗浄装置
11が取り外される。
時に前方および側方監視モニタ装置13により洗浄が確認
される。洗浄終了後、挿入時と逆の手順で表面洗浄装置
11が取り外される。
【0023】表面洗浄方法はウォータ・ジェットによる
洗浄装置により行うか、または超音波による洗浄装置に
より行う。
洗浄装置により行うか、または超音波による洗浄装置に
より行う。
【0024】レーザ表面改質装置11のジェットポンプ・
ライザー管4への挿入方法も表面加工装置11と同様に行
われる。つまり、挿入に際しては、前方および側方監視
モニタ装置13により被照射位置の確認が行われ、レーザ
表面改質装置11本体が被照射面に配置され、引き続き固
定脚14にてレーザ表面改質装置11本体が配管内面に固定
される。
ライザー管4への挿入方法も表面加工装置11と同様に行
われる。つまり、挿入に際しては、前方および側方監視
モニタ装置13により被照射位置の確認が行われ、レーザ
表面改質装置11本体が被照射面に配置され、引き続き固
定脚14にてレーザ表面改質装置11本体が配管内面に固定
される。
【0025】表面改質方法はレーザ光を熱源として再循
環水入口ノズル7のセーフエンドノズル6とサーマルス
リーブ5との溶接部近傍を固溶化温度以上に加熱するレ
ーザ表面固溶化熱処理方法により行うか、またはレーザ
光を熱源として再循環水入口ノズル7のセーフエンドノ
ズル6とサーマルスリーブ5との溶接近傍を溶融温度以
上まで加熱するレーザ表面溶融法により行う。
環水入口ノズル7のセーフエンドノズル6とサーマルス
リーブ5との溶接部近傍を固溶化温度以上に加熱するレ
ーザ表面固溶化熱処理方法により行うか、またはレーザ
光を熱源として再循環水入口ノズル7のセーフエンドノ
ズル6とサーマルスリーブ5との溶接近傍を溶融温度以
上まで加熱するレーザ表面溶融法により行う。
【0026】この後、前記被処理面に満たされた炉水10
が取り除かれた後被照射面の表面改質が図られ、同時に
前方および側方監視モニタ装置13により表面改質が確認
される。施工終了後被照射部を炉水10で満したのち、挿
入時と逆の手順でレーザ表面改質装置11が取り外され
る。
が取り除かれた後被照射面の表面改質が図られ、同時に
前方および側方監視モニタ装置13により表面改質が確認
される。施工終了後被照射部を炉水10で満したのち、挿
入時と逆の手順でレーザ表面改質装置11が取り外され
る。
【0027】炉水の排除方法はトランジッションピース
12の直下まで炉水の水位を下げるとともに、ジェットポ
ンプ・ライザー管4内の炉水を排水するか、または表面
改質装置を設置した後、トランジッションピース12部を
付栓処理するとともにジェットポンプ・ライザー管4内
の炉水を排水する排除方法によるレーザ表面改質方法ま
たは局部排水機構を有するレーザ表面改質装置により行
う。
12の直下まで炉水の水位を下げるとともに、ジェットポ
ンプ・ライザー管4内の炉水を排水するか、または表面
改質装置を設置した後、トランジッションピース12部を
付栓処理するとともにジェットポンプ・ライザー管4内
の炉水を排水する排除方法によるレーザ表面改質方法ま
たは局部排水機構を有するレーザ表面改質装置により行
う。
【0028】本実施例に係るレーザ表面改質方法におい
て、表面洗浄処理、表面加工処理およびレーザ表面改質
処理はすべて遠隔地に設置された制御盤15で監視される
と共に制御盤15からの指示により作動する。
て、表面洗浄処理、表面加工処理およびレーザ表面改質
処理はすべて遠隔地に設置された制御盤15で監視される
と共に制御盤15からの指示により作動する。
【0029】しかして、上記実施例によれば、再循環水
入口ノズルの表面改質方法は、原子炉圧力容器1内に設
置されたシュラウド16上に取り付けられた蒸気乾燥器
8、シュラウドヘッド兼気水分離器9等の機器を取り外
し、さらに前記原子炉圧力容器1に設置されたジェット
ポンプ・ライザー管4とインレットミキサ2を接続する
エルボ3を取り外す。
入口ノズルの表面改質方法は、原子炉圧力容器1内に設
置されたシュラウド16上に取り付けられた蒸気乾燥器
8、シュラウドヘッド兼気水分離器9等の機器を取り外
し、さらに前記原子炉圧力容器1に設置されたジェット
ポンプ・ライザー管4とインレットミキサ2を接続する
エルボ3を取り外す。
【0030】この後、前記ジェットポンプ・ライザー管
4の端部のトランジッションピース12から表面加工装置
11を挿入し、前記原子炉圧力容器1に接続された再循環
水入口ノズル7のセーフエンド6と前記ジェットポンプ
・ライザー管4に接続されたサーマルスリーブ5との溶
接部近傍を表面加工する。
4の端部のトランジッションピース12から表面加工装置
11を挿入し、前記原子炉圧力容器1に接続された再循環
水入口ノズル7のセーフエンド6と前記ジェットポンプ
・ライザー管4に接続されたサーマルスリーブ5との溶
接部近傍を表面加工する。
【0031】その後、前記表面加工装置11を取り出し、
前記再循環水入口ノズル7のセーフエンド6と前記サー
マルスリーブ5との溶接部近傍の表面洗浄装置11を前記
ジェットポンプ・ライザー管4の端部に設置されたトラ
ンジッションピース12から挿入し、前記再循環水入口ノ
ズル7のセーフエンド6と前記サーマルスリーブ5との
溶接部近傍の被処理面を洗浄する。その後、前記表面洗
浄装置11を取り出す。つぎに、前記トランジッションピ
ース12からレーザ表面改質装置11を挿入し、前記被処理
面に正しく設置し、ついで前記被処理部に満たされた炉
水10を排水する。その後、前記再循環水入口ノズル7の
セーフエンド6と前記サーマルスリーブ5との溶接部近
傍を表面改質した後前記被処理面を炉水10で満たし、前
記レーザ表面改質装置11を取り出すことにより再循環水
入口ノズルの表面改質を計ることができる。
前記再循環水入口ノズル7のセーフエンド6と前記サー
マルスリーブ5との溶接部近傍の表面洗浄装置11を前記
ジェットポンプ・ライザー管4の端部に設置されたトラ
ンジッションピース12から挿入し、前記再循環水入口ノ
ズル7のセーフエンド6と前記サーマルスリーブ5との
溶接部近傍の被処理面を洗浄する。その後、前記表面洗
浄装置11を取り出す。つぎに、前記トランジッションピ
ース12からレーザ表面改質装置11を挿入し、前記被処理
面に正しく設置し、ついで前記被処理部に満たされた炉
水10を排水する。その後、前記再循環水入口ノズル7の
セーフエンド6と前記サーマルスリーブ5との溶接部近
傍を表面改質した後前記被処理面を炉水10で満たし、前
記レーザ表面改質装置11を取り出すことにより再循環水
入口ノズルの表面改質を計ることができる。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、原子炉圧力容器再循環
水入口ノズル・サーマルスリーブとセーフエンドとの溶
接部に遠隔操作でレーザ表面改質が可能となる。また、
炉水に接する原子炉圧力容器再循環水入口ノズル・サー
マルスリーブとセーフエンドの溶接部に対し、レーザ光
を照射することにより粒界に析出していたクロム炭化物
が分解、再固溶することでオーステナイト系ステンレス
鋼本来の健全な状態となる。これにより前記溶接部のS
CCに対する予防保全が計られる。
水入口ノズル・サーマルスリーブとセーフエンドとの溶
接部に遠隔操作でレーザ表面改質が可能となる。また、
炉水に接する原子炉圧力容器再循環水入口ノズル・サー
マルスリーブとセーフエンドの溶接部に対し、レーザ光
を照射することにより粒界に析出していたクロム炭化物
が分解、再固溶することでオーステナイト系ステンレス
鋼本来の健全な状態となる。これにより前記溶接部のS
CCに対する予防保全が計られる。
【図1】本発明に係る再循環水入口ノズルの表面改質方
法の一実施例を説明するための定期点検時の沸騰水型原
子炉圧力容器の構造を示す断面図。
法の一実施例を説明するための定期点検時の沸騰水型原
子炉圧力容器の構造を示す断面図。
【図2】図1において、ジェットポン・プライザー管内
に表面加工装置を挿入した状態を一部概略的に示す縦断
面図。
に表面加工装置を挿入した状態を一部概略的に示す縦断
面図。
【図3】図2において、表面加工装置をサーマルスリー
ブ内に固定した状態を一部概略的に示す縦断面図。
ブ内に固定した状態を一部概略的に示す縦断面図。
【図4】沸騰水型原子炉圧力容器の構造を一部概略的に
示す縦断面図。
示す縦断面図。
【図5】図4における再循環水入口ノズル近傍の構造を
示す縦断面図。
示す縦断面図。
1…原子炉圧力容器、2…インレットミキサ、3…エル
ボ、4…ジェットポンプ・ライザー管、5…サーマルス
リーブ、6…セーフエンド、7…再循環水入口ノズル、
8…蒸気乾燥器、9…シュラウドヘッド兼気水分離器、
10…炉水、11…表面加工装置又は表面洗浄装置又はレー
ザ表面改質装置、12…トランジッションピース、13…前
方および側方監視モニタ装置、14…固定脚、15…制御
盤、16…シュラウド、17…炉心、18…制御棒駆動機構。
ボ、4…ジェットポンプ・ライザー管、5…サーマルス
リーブ、6…セーフエンド、7…再循環水入口ノズル、
8…蒸気乾燥器、9…シュラウドヘッド兼気水分離器、
10…炉水、11…表面加工装置又は表面洗浄装置又はレー
ザ表面改質装置、12…トランジッションピース、13…前
方および側方監視モニタ装置、14…固定脚、15…制御
盤、16…シュラウド、17…炉心、18…制御棒駆動機構。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B24B 19/00 Z
Claims (5)
- 【請求項1】 原子炉圧力容器内に設置された蒸気乾燥
器、シュラウドヘッド兼気水分離器等の機器を取り外
し、ついでジェットポンプ・ライザー管とインレットミ
キサを接続するエルボを取り外した後、前記ジェットポ
ンプ・ライザー管端部のトランジッションピースから表
面加工装置を挿入し、前記原子炉圧力容器に接続された
再循環水入口ノズル・セーフエンドと、前記ジェットポ
ンプ・ライザー管に接続されたサーマルスリーブとの溶
接部近傍を表面加工した後、前記表面加工装置を取り出
し、前記再循環水入口ノズル・セーフエンドと前記サー
マルスリーブとの溶接部近傍の表面洗浄装置を前記トラ
ンジッションピースから挿入し、前記再循環水入口ノズ
ル・セーフエンドと前記サーマルスリーブとの溶接部近
傍の被処理面を洗浄した後、前記表面洗浄装置を取り出
し、この後前記トランジッションピースからレーザ表面
改質装置を挿入し、前記被処理面に正しく設置した後、
前記被処理面に満たされた炉水を排水した後、前記再循
環水入口ノズル・セーフエンドと前記サーマルスリーブ
との溶接部近傍を表面改質した後、前記被処理面を炉水
で満たし前記レーザ表面改質装置を取り出すことを特徴
とする再循環水入口ノズルの表面改質方法。 - 【請求項2】 前記表面加工はグラインダまたは回転ブ
ラシ等の表層面のみの研削能力を有する加工装置により
行うことを特徴とする請求項1記載の再循環水入口ノズ
ルの表面改質方法。 - 【請求項3】 前記表面洗浄はウォータ・ジェットによ
る洗浄装置により行うか、または超音波による洗浄装置
により行うことを特徴とする請求項1記載の再循環水入
口ノズルの表面改質方法。 - 【請求項4】 前記炉水の排除は前記トランジッション
ピース直下まで炉水の水位を下げると共に、前記ジェッ
トポンプ・ライザー管内の炉水を排水するか、または前
記表面改質装置を設置した後、前記トランジッションピ
ース部を付栓処理するとともに前記ジェットポンプ・ラ
イザー管内の炉水を排水する排除方法によるレーザ表面
改質方法、または局部排水機構を有するレーザ表面改質
装置により行うことを特徴とする請求項1記載の再循環
水入口ノズルの表面改質方法。 - 【請求項5】 前記レーザ光を熱源として前記再循環水
入口ノズルのセーフエンドと前記サーマルスリーブとの
溶接部近傍を固溶化温度以上に加熱するレーザ表面固溶
化熱処理法、または前記レーザ光を熱源として前記再循
環水入口ノズルのセーフエントと前記サーマルスリーブ
との溶接部近傍を溶融温度以上まで加熱するレーザ表面
溶融法により行うことを特徴とする請求項4記載の再循
環水入口ノズルの表面改質方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5326581A JPH07181282A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 再循環水入口ノズルの表面改質方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5326581A JPH07181282A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 再循環水入口ノズルの表面改質方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07181282A true JPH07181282A (ja) | 1995-07-21 |
Family
ID=18189419
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5326581A Pending JPH07181282A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 再循環水入口ノズルの表面改質方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07181282A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6163012A (en) * | 1996-09-27 | 2000-12-19 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Laser maintaining and repairing apparatus |
| JP2001099987A (ja) * | 1999-09-28 | 2001-04-13 | Toshiba Corp | 原子炉配管内レーザ研磨装置 |
| WO2007037328A1 (ja) * | 2005-09-29 | 2007-04-05 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | 流体混合領域を有する配管 |
| CN108554949A (zh) * | 2018-01-29 | 2018-09-21 | 天智羲王管道科技有限公司 | 一种高能镭射清理污水管道内壁系统 |
-
1993
- 1993-12-24 JP JP5326581A patent/JPH07181282A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6163012A (en) * | 1996-09-27 | 2000-12-19 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Laser maintaining and repairing apparatus |
| JP2001099987A (ja) * | 1999-09-28 | 2001-04-13 | Toshiba Corp | 原子炉配管内レーザ研磨装置 |
| WO2007037328A1 (ja) * | 2005-09-29 | 2007-04-05 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | 流体混合領域を有する配管 |
| US8011392B2 (en) | 2005-09-29 | 2011-09-06 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Piping having fluid-mixing region |
| CN108554949A (zh) * | 2018-01-29 | 2018-09-21 | 天智羲王管道科技有限公司 | 一种高能镭射清理污水管道内壁系统 |
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