JPH071818A - 孔版式製版印刷装置 - Google Patents
孔版式製版印刷装置Info
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- JPH071818A JPH071818A JP14350393A JP14350393A JPH071818A JP H071818 A JPH071818 A JP H071818A JP 14350393 A JP14350393 A JP 14350393A JP 14350393 A JP14350393 A JP 14350393A JP H071818 A JPH071818 A JP H071818A
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Landscapes
- Manufacture Or Reproduction Of Printing Formes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 実質的に熱可塑性合成樹脂フィルムから成る
マスタをマスタ係止手段に確実に搬送することができ、
版抜けのない孔版式製版印刷装置を提供する。 【構成】 マスタ10を貯蔵するマスタ貯蔵手段30
と、多孔性円筒状の版胴1の外周面に設けられていて、
マスタの一端をクランプするマスタ係止手段40と、印
刷画像情報に基づいてマスタを穿孔製版するサーマルヘ
ッド11及びこれにマスタを押圧しながらマスタ係止手
段へ搬送するプラテンローラ12から成る製版手段50
と、該製版手段とマスタ係止手段との間のマスタ搬送路
Pに設けられていて、マスタを切断するマスタ切断手段
60とを有する孔版式製版印刷装置において、製版手段
50とマスタ切断手段60との間のマスタ搬送路Pに、
マスタの先端部を熱成形するマスタ先端部加熱成形手段
70を設けた。
マスタをマスタ係止手段に確実に搬送することができ、
版抜けのない孔版式製版印刷装置を提供する。 【構成】 マスタ10を貯蔵するマスタ貯蔵手段30
と、多孔性円筒状の版胴1の外周面に設けられていて、
マスタの一端をクランプするマスタ係止手段40と、印
刷画像情報に基づいてマスタを穿孔製版するサーマルヘ
ッド11及びこれにマスタを押圧しながらマスタ係止手
段へ搬送するプラテンローラ12から成る製版手段50
と、該製版手段とマスタ係止手段との間のマスタ搬送路
Pに設けられていて、マスタを切断するマスタ切断手段
60とを有する孔版式製版印刷装置において、製版手段
50とマスタ切断手段60との間のマスタ搬送路Pに、
マスタの先端部を熱成形するマスタ先端部加熱成形手段
70を設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サーマルヘッド等で穿
孔製版した感熱性孔版印刷用のマスタを版胴のマスタ係
止手段に搬送する孔版式製版印刷装置に関するものであ
る。
孔製版した感熱性孔版印刷用のマスタを版胴のマスタ係
止手段に搬送する孔版式製版印刷装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より簡便な印刷方式としてデジタル
式孔版印刷機が知られており、これは、微細発熱素子が
一列に並んだサーマルヘッドをプラテンローラを用いて
感熱孔版マスタに押圧させ、パルス的にサーマルヘッド
の発熱素子に通電し発熱させながら感熱孔版マスタを搬
送させることで、印刷画像情報に基づいて熱溶融穿孔さ
せた後、感熱孔版マスタを自動搬送して多孔性円筒状の
版胴の外周面に自動的に巻き付け、その感熱孔版マスタ
に対してプレスローラ等の押圧手段で印刷用紙を連続的
に押し付けてその穿孔部分からインキを通過させ印刷用
紙に転移させることで印刷画像が形成される。このよう
な孔版印刷機に用いられる感熱孔版マスタは、非常に薄
いポリエステル等の熱可塑性合成樹脂フィルム(以下、
単に「フィルム」という)と、インキ通過性の多孔質の
可撓性の支持体として合成繊維や和紙、或いは和紙及び
合成繊維を混抄したものとを貼り合わせたラミネート構
造となっていて、通常、フィルムの表面にはサーマルヘ
ッド表面との融着を防止するため及び帯電を防止するた
めにオーバーコート層が形成されている。
式孔版印刷機が知られており、これは、微細発熱素子が
一列に並んだサーマルヘッドをプラテンローラを用いて
感熱孔版マスタに押圧させ、パルス的にサーマルヘッド
の発熱素子に通電し発熱させながら感熱孔版マスタを搬
送させることで、印刷画像情報に基づいて熱溶融穿孔さ
せた後、感熱孔版マスタを自動搬送して多孔性円筒状の
版胴の外周面に自動的に巻き付け、その感熱孔版マスタ
に対してプレスローラ等の押圧手段で印刷用紙を連続的
に押し付けてその穿孔部分からインキを通過させ印刷用
紙に転移させることで印刷画像が形成される。このよう
な孔版印刷機に用いられる感熱孔版マスタは、非常に薄
いポリエステル等の熱可塑性合成樹脂フィルム(以下、
単に「フィルム」という)と、インキ通過性の多孔質の
可撓性の支持体として合成繊維や和紙、或いは和紙及び
合成繊維を混抄したものとを貼り合わせたラミネート構
造となっていて、通常、フィルムの表面にはサーマルヘ
ッド表面との融着を防止するため及び帯電を防止するた
めにオーバーコート層が形成されている。
【0003】上記用途に用いられる感熱孔版マスタは、
その支持体として和紙等を使用しているため和紙繊維が
絡み合った部分においてはインキの通過が阻害されイン
キが印刷用紙に転移せずに、ベタ部に繊維模様が表われ
る俗に言う繊維目の不具合や、文字や細線等の画像部で
かすれる不具合が発生する。そこで、支持体となる和紙
等を削除した実質的にフィルムのみから成る感熱性孔版
印刷用のマスタ(以下、単に「マスタ」という)を使用
して印刷を行うようにすることで、繊維目のない印刷が
可能となり、マスタの低コスト化や排版時のインキ消費
量の低減等が図れる。
その支持体として和紙等を使用しているため和紙繊維が
絡み合った部分においてはインキの通過が阻害されイン
キが印刷用紙に転移せずに、ベタ部に繊維模様が表われ
る俗に言う繊維目の不具合や、文字や細線等の画像部で
かすれる不具合が発生する。そこで、支持体となる和紙
等を削除した実質的にフィルムのみから成る感熱性孔版
印刷用のマスタ(以下、単に「マスタ」という)を使用
して印刷を行うようにすることで、繊維目のない印刷が
可能となり、マスタの低コスト化や排版時のインキ消費
量の低減等が図れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のラミ
ネート構造の感熱孔版マスタの厚みが約40〜50μm
であったのに対して、実質的にフィルムのみから成るマ
スタの場合にはサーマルヘッドで熱溶融穿孔するための
厚さが約2〜8μmと非常に薄くなってしまうため、そ
の搬送において多くの不具合を発生させてしまう。例え
ば、マスタにしわを発生させること、フイルム材質自体
が高絶縁体であるため静電気を帯びやすく搬送ローラ対
に簡単に巻き付いたり、案内部材に貼り付いたりするこ
とでジャム等が多発してしまい、マスタのクランプ手段
まで確実に搬送できない。
ネート構造の感熱孔版マスタの厚みが約40〜50μm
であったのに対して、実質的にフィルムのみから成るマ
スタの場合にはサーマルヘッドで熱溶融穿孔するための
厚さが約2〜8μmと非常に薄くなってしまうため、そ
の搬送において多くの不具合を発生させてしまう。例え
ば、マスタにしわを発生させること、フイルム材質自体
が高絶縁体であるため静電気を帯びやすく搬送ローラ対
に簡単に巻き付いたり、案内部材に貼り付いたりするこ
とでジャム等が多発してしまい、マスタのクランプ手段
まで確実に搬送できない。
【0005】このように、実質的にフィルムのみから成
るマスタでは、印刷に使用し難いことからそのフィルム
に上述したような和紙等のインキ通過性の多孔質の可撓
性シートを貼り合わせたり、或いはフィルムを厚くして
フィルムの強度を上げて搬送性を良くしている。しか
し、フィルムを厚くした場合には、サーマルヘッド等の
発熱体素子の温度を上げないと穿孔できなくなるためサ
ーマルヘッドの耐久性が著しく低下したり、またフィル
ムの厚みがあり過ぎると穿孔できない不具合が発生する
と共にコストが大幅にアップする。
るマスタでは、印刷に使用し難いことからそのフィルム
に上述したような和紙等のインキ通過性の多孔質の可撓
性シートを貼り合わせたり、或いはフィルムを厚くして
フィルムの強度を上げて搬送性を良くしている。しか
し、フィルムを厚くした場合には、サーマルヘッド等の
発熱体素子の温度を上げないと穿孔できなくなるためサ
ーマルヘッドの耐久性が著しく低下したり、またフィル
ムの厚みがあり過ぎると穿孔できない不具合が発生する
と共にコストが大幅にアップする。
【0006】従来、上記不具合の解消を図った本格的な
技術は未だないが、例えば特公昭62−2997号公報
に示されているように、送風機の風によって感熱孔版マ
スタの先端部を付勢して搬送する技術が提案されてい
る。
技術は未だないが、例えば特公昭62−2997号公報
に示されているように、送風機の風によって感熱孔版マ
スタの先端部を付勢して搬送する技術が提案されてい
る。
【0007】しかしながら、上記技術においては、従来
の感熱孔版マスタのように腰が強い場合には送風機によ
りマスタ係止手段(クランプ手段)への送り込みがある
程度期待できるが、実質的にフィルムのみから成るマス
タのようにその腰が弱い場合には、マスタ先端部が暴れ
て(フラッター)クランプミスを引き起こしたり、マス
タ係止手段でマスタ先端部を係止するときに折り込み・
折り返しが生じてそこからしわが発生する問題がある。
またマスタの厚さが非常に薄いこと及びフィルムから成
るためにクランプ時の摩擦力が低下し、印刷時にプレス
ローラが版胴に押圧する衝撃によって生じるマスタ係止
手段からのマスタのずれ(「版抜け」と呼ばれ、最悪の
場合はマスタが抜けてしまう)が発生しやすくなる問題
がある。
の感熱孔版マスタのように腰が強い場合には送風機によ
りマスタ係止手段(クランプ手段)への送り込みがある
程度期待できるが、実質的にフィルムのみから成るマス
タのようにその腰が弱い場合には、マスタ先端部が暴れ
て(フラッター)クランプミスを引き起こしたり、マス
タ係止手段でマスタ先端部を係止するときに折り込み・
折り返しが生じてそこからしわが発生する問題がある。
またマスタの厚さが非常に薄いこと及びフィルムから成
るためにクランプ時の摩擦力が低下し、印刷時にプレス
ローラが版胴に押圧する衝撃によって生じるマスタ係止
手段からのマスタのずれ(「版抜け」と呼ばれ、最悪の
場合はマスタが抜けてしまう)が発生しやすくなる問題
がある。
【0008】したがって、本発明はかかる問題点を解決
するために、実質的にフィルムから成るマスタを、マス
タ係止手段に確実に搬送することができ、版抜けのない
孔版式製版印刷装置を提供することを目的とする。
するために、実質的にフィルムから成るマスタを、マス
タ係止手段に確実に搬送することができ、版抜けのない
孔版式製版印刷装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
実質的に熱可塑性合成樹脂フィルムから成る感熱性孔版
印刷用のロール状のマスタを貯蔵するマスタ貯蔵手段
と、多孔性円筒状の版胴の外周面に設けられていて、上
記マスタの一端をクランプするマスタ係止手段と、印刷
画像情報に基づいて上記マスタを穿孔製版するサーマル
ヘッド及びこれに上記マスタを押圧しながら上記マスタ
係止手段へ搬送するプラテンローラから成る製版手段
と、該製版手段と上記マスタ係止手段との間のマスタ搬
送路に設けられていて、上記マスタを切断するマスタ切
断手段とを有する孔版式製版印刷装置において、上記製
版手段と上記マスタ切断手段との間のマスタ搬送路に、
上記マスタの先端部を熱成形するマスタ先端部加熱成形
手段を設けた構成としている。
実質的に熱可塑性合成樹脂フィルムから成る感熱性孔版
印刷用のロール状のマスタを貯蔵するマスタ貯蔵手段
と、多孔性円筒状の版胴の外周面に設けられていて、上
記マスタの一端をクランプするマスタ係止手段と、印刷
画像情報に基づいて上記マスタを穿孔製版するサーマル
ヘッド及びこれに上記マスタを押圧しながら上記マスタ
係止手段へ搬送するプラテンローラから成る製版手段
と、該製版手段と上記マスタ係止手段との間のマスタ搬
送路に設けられていて、上記マスタを切断するマスタ切
断手段とを有する孔版式製版印刷装置において、上記製
版手段と上記マスタ切断手段との間のマスタ搬送路に、
上記マスタの先端部を熱成形するマスタ先端部加熱成形
手段を設けた構成としている。
【0010】ここで、マスタの先端部を熱成形すると
は、マスタの先端部のフィルムを加熱溶融させて元のフ
ィルム厚よりも厚い熱硬化した部分を形成すること、或
いはマスタの先端部のフィルムを加熱収縮させて元のフ
ィルム厚に復元しない状態の、相対的に元のフィルム厚
よりも厚い熱硬化した部分を形成することをいう。
は、マスタの先端部のフィルムを加熱溶融させて元のフ
ィルム厚よりも厚い熱硬化した部分を形成すること、或
いはマスタの先端部のフィルムを加熱収縮させて元のフ
ィルム厚に復元しない状態の、相対的に元のフィルム厚
よりも厚い熱硬化した部分を形成することをいう。
【0011】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
孔版式製版印刷装置において、上記マスタ先端部加熱成
形手段は、上記マスタの先端部を熱成形するための、互
いに接離自在、かつ、回動自在な一対の熱ローラと、該
熱ローラ対と上記製版手段との間のマスタ搬送路に配設
された、上記マスタの先端部に波状部分を形成して、該
先端部を蓄積する一対のガイド板を有するマスタ先端部
蓄積要素とから成り、製版時に、上記熱ローラ対が一定
期間停止又は逆回転して上記マスタの先端部を上記マス
タ先端部蓄積要素内に収納し、その後に上記プラテンロ
ーラが一定期間上記マスタを搬送した後、上記熱ローラ
対が一定期間正回転して上記マスタの先端部を熱成形
し、この後に上記熱ローラ対が互いに離隔する。
孔版式製版印刷装置において、上記マスタ先端部加熱成
形手段は、上記マスタの先端部を熱成形するための、互
いに接離自在、かつ、回動自在な一対の熱ローラと、該
熱ローラ対と上記製版手段との間のマスタ搬送路に配設
された、上記マスタの先端部に波状部分を形成して、該
先端部を蓄積する一対のガイド板を有するマスタ先端部
蓄積要素とから成り、製版時に、上記熱ローラ対が一定
期間停止又は逆回転して上記マスタの先端部を上記マス
タ先端部蓄積要素内に収納し、その後に上記プラテンロ
ーラが一定期間上記マスタを搬送した後、上記熱ローラ
対が一定期間正回転して上記マスタの先端部を熱成形
し、この後に上記熱ローラ対が互いに離隔する。
【0012】
【作用】請求項1記載の発明によれば、製版手段とマス
タ切断手段との間のマスタ搬送路に設けられたマスタ先
端部加熱成形手段により、マスタの先端部が熱成形され
る。
タ切断手段との間のマスタ搬送路に設けられたマスタ先
端部加熱成形手段により、マスタの先端部が熱成形され
る。
【0013】請求項2記載の発明によれば、製版時に、
マスタの先端部が、熱ローラ対が一定期間逆回転される
ことによりマスタ先端部蓄積要素としての一対のガイド
板内に収納されて波状部分が形成され、その後にプラテ
ンローラにより一定期間搬送された後、熱ローラ対が一
定期間正回転されることにより熱成形される。この後に
熱ローラ対が互いに離隔されて、熱成形されたマスタの
先端部が搬送される。
マスタの先端部が、熱ローラ対が一定期間逆回転される
ことによりマスタ先端部蓄積要素としての一対のガイド
板内に収納されて波状部分が形成され、その後にプラテ
ンローラにより一定期間搬送された後、熱ローラ対が一
定期間正回転されることにより熱成形される。この後に
熱ローラ対が互いに離隔されて、熱成形されたマスタの
先端部が搬送される。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【0015】(実施例1)図1において、符号100は
孔版印刷機における孔版式製版印刷装置を示す。孔版式
製版印刷装置100は、実質的に熱可塑性合成樹脂フィ
ルムのみから成る感熱性孔版印刷用のロール状のマスタ
10を貯蔵するマスタ貯蔵手段30と、多孔性円筒状の
版胴1の外周面に設けられていて、マスタ10の一端を
クランプするマスタ係止手段40と、印刷画像情報に基
づいてマスタ10を穿孔製版するサーマルヘッド11及
びこれにマスタ10を押圧しながらマスタ係止手段40
へ搬送するプラテンローラ12から成る製版手段50
と、この製版手段50とマスタ係止手段40との間のマ
スタ搬送路Pに設けられていて、マスタ10を切断する
マスタ切断手段60と、製版手段50とマスタ切断手段
50との間のマスタ搬送路Pに設けられた、マスタ10
の先端部を熱成形するマスタ先端部加熱成形手段70と
から主に構成されている。
孔版印刷機における孔版式製版印刷装置を示す。孔版式
製版印刷装置100は、実質的に熱可塑性合成樹脂フィ
ルムのみから成る感熱性孔版印刷用のロール状のマスタ
10を貯蔵するマスタ貯蔵手段30と、多孔性円筒状の
版胴1の外周面に設けられていて、マスタ10の一端を
クランプするマスタ係止手段40と、印刷画像情報に基
づいてマスタ10を穿孔製版するサーマルヘッド11及
びこれにマスタ10を押圧しながらマスタ係止手段40
へ搬送するプラテンローラ12から成る製版手段50
と、この製版手段50とマスタ係止手段40との間のマ
スタ搬送路Pに設けられていて、マスタ10を切断する
マスタ切断手段60と、製版手段50とマスタ切断手段
50との間のマスタ搬送路Pに設けられた、マスタ10
の先端部を熱成形するマスタ先端部加熱成形手段70と
から主に構成されている。
【0016】ここで、実質的に熱可塑性合成樹脂フィル
ムのみから成る感熱性孔版印刷用のマスタ(以下、単に
「マスタ」という)とは、マスタが熱可塑性合成樹脂フ
ィルムのみから成るものの他、熱可塑性合成樹脂フィル
ムに帯電防止剤等の微量成分を含有して成るもの、さら
には熱可塑性合成樹脂フィルムの両主面、すなわち表面
又は裏面のうち少なくとも一方に、オーバーコート層等
の薄膜層を1層又は複数層形成して成るものを含む。ま
たマスタの先端部を熱成形するとは、マスタの先端部の
フィルムを加熱溶融させて元のフィルム厚よりも厚い熱
硬化した部分を形成すること、或いはマスタの先端部の
フィルムを加熱収縮させて元のフィルム厚に復元しない
状態の、相対的に元のフィルム厚よりも厚い熱硬化した
部分を形成することをいう。
ムのみから成る感熱性孔版印刷用のマスタ(以下、単に
「マスタ」という)とは、マスタが熱可塑性合成樹脂フ
ィルムのみから成るものの他、熱可塑性合成樹脂フィル
ムに帯電防止剤等の微量成分を含有して成るもの、さら
には熱可塑性合成樹脂フィルムの両主面、すなわち表面
又は裏面のうち少なくとも一方に、オーバーコート層等
の薄膜層を1層又は複数層形成して成るものを含む。ま
たマスタの先端部を熱成形するとは、マスタの先端部の
フィルムを加熱溶融させて元のフィルム厚よりも厚い熱
硬化した部分を形成すること、或いはマスタの先端部の
フィルムを加熱収縮させて元のフィルム厚に復元しない
状態の、相対的に元のフィルム厚よりも厚い熱硬化した
部分を形成することをいう。
【0017】マスタ10は、合成樹脂製の芯管30sに
巻き付けられてマスタロール9を形成しており、マスタ
ロール9は図示しない孔版印刷機の側板に設けられた軸
30sに矢印A方向に繰り出し可能に支持されている。
巻き付けられてマスタロール9を形成しており、マスタ
ロール9は図示しない孔版印刷機の側板に設けられた軸
30sに矢印A方向に繰り出し可能に支持されている。
【0018】版胴1は、その内周面を形成する多孔性で
円筒状の支持体層1aと、その支持体層の外周面に巻き
付けられたメッシュスクリーン層との2層構造になって
いる(図1には支持体層のみを示す)。支持体層1a
は、例えばステンレスでできていて、マスタ係止手段4
0及びその周辺部を除く部分に、インキ通過性の多数の
図示しない開孔が開けられている。版胴1は後述するイ
ンキパイプ7を兼ねる回転中心軸の周りに回転可能に支
持されていて、図示しないモータによって矢印B方向
(時計回り方向)に回転駆動される。版胴1はマスタ係
止手段40が図に示す右横向きの状態、すなわち給版位
置において停止されるようになっている。
円筒状の支持体層1aと、その支持体層の外周面に巻き
付けられたメッシュスクリーン層との2層構造になって
いる(図1には支持体層のみを示す)。支持体層1a
は、例えばステンレスでできていて、マスタ係止手段4
0及びその周辺部を除く部分に、インキ通過性の多数の
図示しない開孔が開けられている。版胴1は後述するイ
ンキパイプ7を兼ねる回転中心軸の周りに回転可能に支
持されていて、図示しないモータによって矢印B方向
(時計回り方向)に回転駆動される。版胴1はマスタ係
止手段40が図に示す右横向きの状態、すなわち給版位
置において停止されるようになっている。
【0019】マスタ係止手段40は、支持体層1aの外
周面の一部分にその軸線方向と平行に延在して設けられ
た、磁性体製のステージ部2と、このステージ部2の母
線に対して平行に設けられた枢軸3aと、枢軸3aに回
動自在に取り付けられステージ部2の平面部に対して開
閉自在なクランパ3とから構成されている。図3
(a),(b)に示すように、クランパ3は、枢軸3a
に取り付けられたバックヨーク3b及びバックヨーク3
bに固定された永久磁石部3cから構成されていて、永
久磁石部3cとステージ部2との間で磁路を形成し、そ
の磁気的吸引力でマスタ10の先端部に形成された熱成
形部分10h(後述する)を挾持するようになってい
る。クランパ3は図示しない開閉装置により駆動力を伝
達され回動されるようになっている。永久磁石部3c
は、例えばゴム磁石や合成樹脂磁石でできている。バッ
クヨーク3bの一側面と、永久磁石部3c及び枢軸3a
とで囲まれた空間には、マスタ10の熱成形部分10h
を挾み付けて抜け止めするための抜け止め凹部3dが形
成されている。抜け止め凹部3dは熱成形部分10hの
厚みを含めた形状に対応して設定されている。
周面の一部分にその軸線方向と平行に延在して設けられ
た、磁性体製のステージ部2と、このステージ部2の母
線に対して平行に設けられた枢軸3aと、枢軸3aに回
動自在に取り付けられステージ部2の平面部に対して開
閉自在なクランパ3とから構成されている。図3
(a),(b)に示すように、クランパ3は、枢軸3a
に取り付けられたバックヨーク3b及びバックヨーク3
bに固定された永久磁石部3cから構成されていて、永
久磁石部3cとステージ部2との間で磁路を形成し、そ
の磁気的吸引力でマスタ10の先端部に形成された熱成
形部分10h(後述する)を挾持するようになってい
る。クランパ3は図示しない開閉装置により駆動力を伝
達され回動されるようになっている。永久磁石部3c
は、例えばゴム磁石や合成樹脂磁石でできている。バッ
クヨーク3bの一側面と、永久磁石部3c及び枢軸3a
とで囲まれた空間には、マスタ10の熱成形部分10h
を挾み付けて抜け止めするための抜け止め凹部3dが形
成されている。抜け止め凹部3dは熱成形部分10hの
厚みを含めた形状に対応して設定されている。
【0020】図1において、プラテンローラ12はその
軸12sを図示しない側板に回転自在に支持されてお
り、図示しないステッピングモータにより所定の速度で
矢印A方向(反時計回り方向)に回転駆動される。
軸12sを図示しない側板に回転自在に支持されてお
り、図示しないステッピングモータにより所定の速度で
矢印A方向(反時計回り方向)に回転駆動される。
【0021】サーマルヘッド11は、プラテンローラ1
2と平行に延在していて、図示しない接離機構によっ
て、プラテンローラ12に接離自在に設けられている。
サーマルヘッド11は、図示しない原稿読取部のA/D
変換部及び製版制御部(共に図示せず)で処理されて送
出されるデジタル画像信号に基づきマスタ10を選択的
に溶融し穿孔する周知の機能を有する。
2と平行に延在していて、図示しない接離機構によっ
て、プラテンローラ12に接離自在に設けられている。
サーマルヘッド11は、図示しない原稿読取部のA/D
変換部及び製版制御部(共に図示せず)で処理されて送
出されるデジタル画像信号に基づきマスタ10を選択的
に溶融し穿孔する周知の機能を有する。
【0022】図1又は図4に示すように、マスタ切断手
段60は、マスタ10を横切る方向に延在していて、そ
の両端部において電気絶縁性のホルダ15aによりそれ
ぞれ支持された発熱線15bと、発熱線15bを受け入
れると共に絶縁ホルダ15aを嵌入させるための嵌入孔
15hが形成されたホルダ受け台15cとで構成されて
いる。ホルダ15aは、昇降モータを有する揺動駆動手
段(共に図示せず)により揺動自在に支持されている。
発熱線15bは、例えば耐熱高離型性の被膜としてテフ
ロン(商品名)等のフッ素樹脂被膜がその表面にコーテ
ィングされたニクロム線でできており、その両端が図示
しない電力供給源に接続されている。
段60は、マスタ10を横切る方向に延在していて、そ
の両端部において電気絶縁性のホルダ15aによりそれ
ぞれ支持された発熱線15bと、発熱線15bを受け入
れると共に絶縁ホルダ15aを嵌入させるための嵌入孔
15hが形成されたホルダ受け台15cとで構成されて
いる。ホルダ15aは、昇降モータを有する揺動駆動手
段(共に図示せず)により揺動自在に支持されている。
発熱線15bは、例えば耐熱高離型性の被膜としてテフ
ロン(商品名)等のフッ素樹脂被膜がその表面にコーテ
ィングされたニクロム線でできており、その両端が図示
しない電力供給源に接続されている。
【0023】図1又は図2に示すように、製版手段50
とマスタ切断手段60との間のマスタ搬送路Pには、マ
スタ10の先端部を熱成形するための、互いに接離自
在、かつ、回動自在な一対の熱ローラ14a,14bが
配設されている。熱ローラ対14a,14bは、中空軸
の内部に加熱ヒータ(図示せず)を有する金属製のロー
ラでできていて、各外周表面には、例えば耐熱高離型性
の被膜としてテフロン(商品名)等のフッ素樹脂被膜が
コーティングされており、過度の加熱によりマスタ10
が溶融して付着するのが防止されている。熱ローラ対1
4a,14bの内部には図示を省略した加熱ヒータが電
気絶縁的、かつ、熱伝導可能な状態で内蔵されている。
熱ローラ対14a,14bは、これらの各軸の両端部を
回動自在に支持する図示しない各アームにそれぞれ支持
されていて、その図示しない各アームの各両端部には熱
ローラ対14a,14bを互いに圧接する向きに付勢す
る引張りばね(図示せず)が係止されている。上記構成
及び各アーム(図示せず)の中央部に配設された図示し
ないソレノイドから成る駆動装置により、熱ローラ対1
4a,14bは、マスタ10を介して互いに圧接しマス
タ10の先端部を熱成形する熱成形位置(図中実線で示
す)と、互いに離隔した非熱成形位置(図中仮想線で示
す)との間に選択的に接離自在となっている。
とマスタ切断手段60との間のマスタ搬送路Pには、マ
スタ10の先端部を熱成形するための、互いに接離自
在、かつ、回動自在な一対の熱ローラ14a,14bが
配設されている。熱ローラ対14a,14bは、中空軸
の内部に加熱ヒータ(図示せず)を有する金属製のロー
ラでできていて、各外周表面には、例えば耐熱高離型性
の被膜としてテフロン(商品名)等のフッ素樹脂被膜が
コーティングされており、過度の加熱によりマスタ10
が溶融して付着するのが防止されている。熱ローラ対1
4a,14bの内部には図示を省略した加熱ヒータが電
気絶縁的、かつ、熱伝導可能な状態で内蔵されている。
熱ローラ対14a,14bは、これらの各軸の両端部を
回動自在に支持する図示しない各アームにそれぞれ支持
されていて、その図示しない各アームの各両端部には熱
ローラ対14a,14bを互いに圧接する向きに付勢す
る引張りばね(図示せず)が係止されている。上記構成
及び各アーム(図示せず)の中央部に配設された図示し
ないソレノイドから成る駆動装置により、熱ローラ対1
4a,14bは、マスタ10を介して互いに圧接しマス
タ10の先端部を熱成形する熱成形位置(図中実線で示
す)と、互いに離隔した非熱成形位置(図中仮想線で示
す)との間に選択的に接離自在となっている。
【0024】熱ローラ対14a,14bと製版手段50
との間のマスタ搬送路Pには、マスタ10の先端部に波
状部分10wを形成して波状部分10wを蓄積するため
の、マスタ先端部蓄積要素13としての一対の上ガイド
板13a及び下ガイド板13bがそれぞれ図示しない側
板に取り付けられている。下ガイド板13bはプラテン
ローラ12の最上面の高さと略同じ高さで水平状態に配
設されている。一方、図2に拡大して示すように、上ガ
イド板13aは、熱ローラ対14a,14b側の下ガイ
ド板13bの一側端との間に小開口hを形成し、また製
版手段50側の下ガイド板13bの他側端との間に大開
口Hを形成しつつ、下ガイド板13bに対してその他側
端が図において上向きに傾斜した所定の角度をもって設
けられている。上ガイド板13a及び下ガイド板13b
の、マスタ10と接触する各内壁表面には、例えば耐熱
高離型性の被膜としてテフロン(商品名)等のフッ素樹
脂被膜がコーティングされていて、マスタ10と接触す
るときの滑りが良いようになっている。
との間のマスタ搬送路Pには、マスタ10の先端部に波
状部分10wを形成して波状部分10wを蓄積するため
の、マスタ先端部蓄積要素13としての一対の上ガイド
板13a及び下ガイド板13bがそれぞれ図示しない側
板に取り付けられている。下ガイド板13bはプラテン
ローラ12の最上面の高さと略同じ高さで水平状態に配
設されている。一方、図2に拡大して示すように、上ガ
イド板13aは、熱ローラ対14a,14b側の下ガイ
ド板13bの一側端との間に小開口hを形成し、また製
版手段50側の下ガイド板13bの他側端との間に大開
口Hを形成しつつ、下ガイド板13bに対してその他側
端が図において上向きに傾斜した所定の角度をもって設
けられている。上ガイド板13a及び下ガイド板13b
の、マスタ10と接触する各内壁表面には、例えば耐熱
高離型性の被膜としてテフロン(商品名)等のフッ素樹
脂被膜がコーティングされていて、マスタ10と接触す
るときの滑りが良いようになっている。
【0025】マスタ先端部加熱成形手段70は、熱ロー
ラ対14a,14bと、マスタ先端部蓄積要素13とし
ての一対の上ガイド板13a及び下ガイド板13bとか
ら構成されている。
ラ対14a,14bと、マスタ先端部蓄積要素13とし
ての一対の上ガイド板13a及び下ガイド板13bとか
ら構成されている。
【0026】図1に示すように、マスタ切断手段60の
マスタ搬送路の下流側には、プラテンローラ12により
搬送されて来たマスタ10をマスタ係止手段40に搬送
するための、搬送手段80としての一対の送りローラ1
6a,16bが回転可能に配設されている。送りローラ
対16a,16bのマスタ搬送路の下流側には、送りロ
ーラ対16a,16bにより搬送されて来たマスタ10
をマスタ係止手段40のステージ部2とクランパ3との
間に導くためのマスタ案内板17が、鉛直下向きに配置
されている。
マスタ搬送路の下流側には、プラテンローラ12により
搬送されて来たマスタ10をマスタ係止手段40に搬送
するための、搬送手段80としての一対の送りローラ1
6a,16bが回転可能に配設されている。送りローラ
対16a,16bのマスタ搬送路の下流側には、送りロ
ーラ対16a,16bにより搬送されて来たマスタ10
をマスタ係止手段40のステージ部2とクランパ3との
間に導くためのマスタ案内板17が、鉛直下向きに配置
されている。
【0027】版胴1の内部には、版胴1と同期して矢印
B方向に回転され版胴1の内周面にインキを供給するイ
ンキローラ4と、インキローラ4とわずかな間隙を置い
て平行に配置され、インキローラ4との間にインキ溜り
6を形成するドクタローラ5と、インキ溜り6へインキ
を供給するインキパイプ7とが配置されている。ここ
で、インキローラ4、ドクタローラ5及びインキパイプ
7がインキ供給装置を構成する。インキローラ4に対向
する版胴1の外周面の下方近傍には、上下に揺動し印刷
用紙25を版胴1に押し付けるプレスローラ8が配置さ
れている。
B方向に回転され版胴1の内周面にインキを供給するイ
ンキローラ4と、インキローラ4とわずかな間隙を置い
て平行に配置され、インキローラ4との間にインキ溜り
6を形成するドクタローラ5と、インキ溜り6へインキ
を供給するインキパイプ7とが配置されている。ここ
で、インキローラ4、ドクタローラ5及びインキパイプ
7がインキ供給装置を構成する。インキローラ4に対向
する版胴1の外周面の下方近傍には、上下に揺動し印刷
用紙25を版胴1に押し付けるプレスローラ8が配置さ
れている。
【0028】孔版式製版印刷装置100の下方には給紙
装置200が配置されている。給紙装置200は、プレ
スローラ8へ所定のタイミングで印刷用紙25を送るレ
ジストローラ対26a,26bと、給紙台27に載置さ
れている印刷用紙25を配紙する配紙ローラ28と、配
紙ローラ28に圧接していて印刷用紙25を1枚に分離
する分離ローラ29とで構成されている。
装置200が配置されている。給紙装置200は、プレ
スローラ8へ所定のタイミングで印刷用紙25を送るレ
ジストローラ対26a,26bと、給紙台27に載置さ
れている印刷用紙25を配紙する配紙ローラ28と、配
紙ローラ28に圧接していて印刷用紙25を1枚に分離
する分離ローラ29とで構成されている。
【0029】給紙装置200の図において左側には排紙
装置400が配設されている。排紙装置400は、印刷
された図示しない印刷済の印刷用紙を順次積載する排紙
トレイ30と、版胴1の外周面の近傍に配置され印刷済
の印刷用紙(図示せず)を版胴1から剥離する剥し爪3
1とを有する。
装置400が配設されている。排紙装置400は、印刷
された図示しない印刷済の印刷用紙を順次積載する排紙
トレイ30と、版胴1の外周面の近傍に配置され印刷済
の印刷用紙(図示せず)を版胴1から剥離する剥し爪3
1とを有する。
【0030】排紙装置400の上方には排版装置300
が配設されている。排版装置300は、版胴1の外周面
から剥離された使用済のマスタ(図示せず)を収容する
排版ボックス32と、使用済のマスタ(図示せず)を版
胴1の外周面から剥離、移送する排版ローラ33,34
とを有する。
が配設されている。排版装置300は、版胴1の外周面
から剥離された使用済のマスタ(図示せず)を収容する
排版ボックス32と、使用済のマスタ(図示せず)を版
胴1の外周面から剥離、移送する排版ローラ33,34
とを有する。
【0031】(実施例1の作用)次に、この孔版印刷機
の動作について、図1乃至図6及び図14に示すタイミ
ングチャートを併用しながら以下に記す。図1におい
て、版胴1は所定の給版位置でクランパ3を開放した状
態で停止している。製版前の初期状態において、マスタ
10の先端は、マスタ切断手段60の直前、すなわち熱
ローラ対14a,14bよりもわずかに下流側の位置に
おいて待機している。この時、熱ローラ対14a,14
bは互いに接触した状態で、かつ、その図示しない加熱
ヒータが予熱されている状態にある。そして図示しない
製版スタートキーを押すことにより製版開始の指令が送
出されると、熱ローラ対14a,14bは、予熱状態に
ある図示しない加熱ヒータがオンされ、マスタ10の先
端部10fをマスタ先端部蓄積要素13内に引き込む角
度分、すなわち一定期間の引き戻し時間T1だけ図2に
破線で示す矢印方向に逆回転される。したがって、マス
タ10の先端部10fはその小開口部hからマスタ先端
部蓄積要素13の中に逆搬送される。この時、プラテン
ローラ12はその回転を停止したままである。マスタ1
0の先端部10fがマスタ先端部蓄積要素13内に引き
込まれた時点で、熱ローラ対14a,14bの逆回転は
停止され、一方プラテンローラ12が矢印A方向に正回
転(CCW)され始め、この動作が一定期間のマスタ蓄
積時間T2だけ継続されることによりマスタ10の先端
部10fの一定長だけがマスタ先端部蓄積要素13内に
押し込まれる。したがって、上記したマスタ先端部蓄積
要素13の構成とこの動作によって、マスタ先端部蓄積
要素13内においてマスタ10の先端部10fが過剰送
りされて波状部分10wが形成されることとなり、その
波状部分10wがマスタ先端部蓄積要素13内に蓄積さ
れる。次いで、プラテンローラ12の回転によりマスタ
10の波状部分10wが、プラテンローラ12の回転に
よりその波状のうねり形状を有しつつマスタ先端部蓄積
要素13の小開口部hから押し出される。これと同時
に、プラテンローラ12のマスタ蓄積時間T2の正回転
後に、所定の温度に昇温された熱ローラ対14a,14
bが図2に実線で示す矢印方向に正回転され、マスタ1
0の波状部分10wを溶融しつつ熱成形された熱成形部
分10h(図3(a),(b)及び図6に梨地状部分と
して示す)を形成しながら一定圧力でマスタ切断手段6
0側に順次押し出される。
の動作について、図1乃至図6及び図14に示すタイミ
ングチャートを併用しながら以下に記す。図1におい
て、版胴1は所定の給版位置でクランパ3を開放した状
態で停止している。製版前の初期状態において、マスタ
10の先端は、マスタ切断手段60の直前、すなわち熱
ローラ対14a,14bよりもわずかに下流側の位置に
おいて待機している。この時、熱ローラ対14a,14
bは互いに接触した状態で、かつ、その図示しない加熱
ヒータが予熱されている状態にある。そして図示しない
製版スタートキーを押すことにより製版開始の指令が送
出されると、熱ローラ対14a,14bは、予熱状態に
ある図示しない加熱ヒータがオンされ、マスタ10の先
端部10fをマスタ先端部蓄積要素13内に引き込む角
度分、すなわち一定期間の引き戻し時間T1だけ図2に
破線で示す矢印方向に逆回転される。したがって、マス
タ10の先端部10fはその小開口部hからマスタ先端
部蓄積要素13の中に逆搬送される。この時、プラテン
ローラ12はその回転を停止したままである。マスタ1
0の先端部10fがマスタ先端部蓄積要素13内に引き
込まれた時点で、熱ローラ対14a,14bの逆回転は
停止され、一方プラテンローラ12が矢印A方向に正回
転(CCW)され始め、この動作が一定期間のマスタ蓄
積時間T2だけ継続されることによりマスタ10の先端
部10fの一定長だけがマスタ先端部蓄積要素13内に
押し込まれる。したがって、上記したマスタ先端部蓄積
要素13の構成とこの動作によって、マスタ先端部蓄積
要素13内においてマスタ10の先端部10fが過剰送
りされて波状部分10wが形成されることとなり、その
波状部分10wがマスタ先端部蓄積要素13内に蓄積さ
れる。次いで、プラテンローラ12の回転によりマスタ
10の波状部分10wが、プラテンローラ12の回転に
よりその波状のうねり形状を有しつつマスタ先端部蓄積
要素13の小開口部hから押し出される。これと同時
に、プラテンローラ12のマスタ蓄積時間T2の正回転
後に、所定の温度に昇温された熱ローラ対14a,14
bが図2に実線で示す矢印方向に正回転され、マスタ1
0の波状部分10wを溶融しつつ熱成形された熱成形部
分10h(図3(a),(b)及び図6に梨地状部分と
して示す)を形成しながら一定圧力でマスタ切断手段6
0側に順次押し出される。
【0032】このようにして、マスタ先端部蓄積要素1
3内に押し込められていたマスタ10の波状部分10w
が、熱ローラ対14a,14bの回転搬送により、順
次、一定の厚さに熱硬化され所定の腰の強さが付与され
た熱成形部分10h(図3(a),(b)及び図6に梨
地状部分として示す)が形成され、マスタ切断手段60
のマスタ搬送路Pの下流側に押し出され搬送される。熱
ローラ対14a,14bの一定期間の熱成形時間T3に
わたる正回転後、マスタ10の波状部分10wがマスタ
先端部蓄積要素13内から排出され終えると、熱ローラ
対14a,14bの図示しない加熱ヒータがオフされ、
熱ローラ対14a,14bは図示しない駆動装置により
互いに離隔されマスタ10との接触状態が図1に仮想線
で示す非熱成形位置を占めて解除される。そしてマスタ
10の熱成形部分10hは、送りローラ対16a,16
bに搬送されつつマスタ案内板17に案内されて図1の
給版位置で待機している拡開したクランパ3とステージ
部2との間にその自重により下降して行き、抜け止め凹
部3dに収納されて、マスタ10の先端部がマスタ係止
手段40により所定のタイミングで確実にクランプされ
る(図3(a),(b)参照)。送りローラ対16a,
16bによるマスタ10の熱成形部分10hの搬送時
は、熱成形部分10hがマスタ10の他の部分よりも厚
く熱硬化されているので、送りローラ対16a,16b
への静電気による巻き付きは発生しにくくなっている。
3内に押し込められていたマスタ10の波状部分10w
が、熱ローラ対14a,14bの回転搬送により、順
次、一定の厚さに熱硬化され所定の腰の強さが付与され
た熱成形部分10h(図3(a),(b)及び図6に梨
地状部分として示す)が形成され、マスタ切断手段60
のマスタ搬送路Pの下流側に押し出され搬送される。熱
ローラ対14a,14bの一定期間の熱成形時間T3に
わたる正回転後、マスタ10の波状部分10wがマスタ
先端部蓄積要素13内から排出され終えると、熱ローラ
対14a,14bの図示しない加熱ヒータがオフされ、
熱ローラ対14a,14bは図示しない駆動装置により
互いに離隔されマスタ10との接触状態が図1に仮想線
で示す非熱成形位置を占めて解除される。そしてマスタ
10の熱成形部分10hは、送りローラ対16a,16
bに搬送されつつマスタ案内板17に案内されて図1の
給版位置で待機している拡開したクランパ3とステージ
部2との間にその自重により下降して行き、抜け止め凹
部3dに収納されて、マスタ10の先端部がマスタ係止
手段40により所定のタイミングで確実にクランプされ
る(図3(a),(b)参照)。送りローラ対16a,
16bによるマスタ10の熱成形部分10hの搬送時
は、熱成形部分10hがマスタ10の他の部分よりも厚
く熱硬化されているので、送りローラ対16a,16b
への静電気による巻き付きは発生しにくくなっている。
【0033】上述した動作と並行して、熱ローラ対14
a,14bの熱成形時間T3にわたる正回転後、図1に
おいて、共に図示しないA/D変換部及び製版制御部に
て処理されて送出されるデジタル画像信号によって、マ
スタ10を挾んでプラテンローラ12に圧接しているサ
ーマルヘッド11の発熱素子が選択的に発熱され、マス
タ10が選択的に溶融され穿孔され始める。マスタ係止
手段40による熱成形部分10hのクランプ後、版胴1
は図1の矢印B方向にプラテンローラ12の搬送速度と
実質的に同一の周速度で回転されることにより、マスタ
10がその外周面に巻き付けられていく。
a,14bの熱成形時間T3にわたる正回転後、図1に
おいて、共に図示しないA/D変換部及び製版制御部に
て処理されて送出されるデジタル画像信号によって、マ
スタ10を挾んでプラテンローラ12に圧接しているサ
ーマルヘッド11の発熱素子が選択的に発熱され、マス
タ10が選択的に溶融され穿孔され始める。マスタ係止
手段40による熱成形部分10hのクランプ後、版胴1
は図1の矢印B方向にプラテンローラ12の搬送速度と
実質的に同一の周速度で回転されることにより、マスタ
10がその外周面に巻き付けられていく。
【0034】製版終了後、熱ローラ対14a,14bは
再び接触して熱成形位置を占めてマスタ10を保持する
と、図示しない電力供給源から発熱線15bに通電され
て発熱線15bが発熱する。そして同時に、信号指令が
図示しない揺動駆動手段の昇降モータに送出されること
により発熱線15b及び絶縁ホルダ15aが下降され、
絶縁ホルダ15aが嵌入口15hに嵌入されると共に、
所定温度に昇温された発熱線15bによりマスタ10の
後端部が溶断される。次いで、図示しない昇降モータの
さらなる回転によって発熱線15b及び絶縁ホルダ15
aが上昇される。
再び接触して熱成形位置を占めてマスタ10を保持する
と、図示しない電力供給源から発熱線15bに通電され
て発熱線15bが発熱する。そして同時に、信号指令が
図示しない揺動駆動手段の昇降モータに送出されること
により発熱線15b及び絶縁ホルダ15aが下降され、
絶縁ホルダ15aが嵌入口15hに嵌入されると共に、
所定温度に昇温された発熱線15bによりマスタ10の
後端部が溶断される。次いで、図示しない昇降モータの
さらなる回転によって発熱線15b及び絶縁ホルダ15
aが上昇される。
【0035】このマスタ10の後端部の溶断の直後に、
プラテンローラ12の回転が停止される。そして溶断さ
れた製版済みのマスタ10の後端が版胴1の外周面に完
全に巻き取られた段階で製版は終了する。
プラテンローラ12の回転が停止される。そして溶断さ
れた製版済みのマスタ10の後端が版胴1の外周面に完
全に巻き取られた段階で製版は終了する。
【0036】製版済みのマスタ10が版胴1の外周面に
巻装された後、印刷工程が開始される。先ず、図1にお
いて、給紙台27に載置されている印刷用紙25は、配
紙ローラ28と分離ローラ29とにより一枚ずつレジス
トローラ対26a,26bへ向けて搬送される。搬送さ
れてくる印刷用紙25は、レジストローラ対26a,2
6bにより版胴1の回転と同期した所定のタイミングで
版胴1とプレスローラ8との間に挿入される。そして、
版胴1の外周面から離間していたプレスローラ8が上方
に移動し、矢印B方向に回転する版胴1の外周面に巻装
された製版済みのマスタ10に印刷用紙25が押圧され
ることにより、インキが版胴1の図示しない開孔部分か
ら製版済みのマスタ10の穿孔部分を通過し、印刷用紙
25の表面に転移されて印刷される。なお、この時、イ
ンキローラ4も版胴1の回転方向と同一方向に回転し、
インキを版胴1の内周面に供給する。そして、印刷され
た印刷用紙25は剥し爪31によって版胴1の外周面か
ら剥離され排紙トレイ30に排出されて、最初の1枚目
の印刷により、いわゆる版付けが終了する。次に上記動
作と同様の動作により所定枚数の印刷が順次連続的に行
われる。
巻装された後、印刷工程が開始される。先ず、図1にお
いて、給紙台27に載置されている印刷用紙25は、配
紙ローラ28と分離ローラ29とにより一枚ずつレジス
トローラ対26a,26bへ向けて搬送される。搬送さ
れてくる印刷用紙25は、レジストローラ対26a,2
6bにより版胴1の回転と同期した所定のタイミングで
版胴1とプレスローラ8との間に挿入される。そして、
版胴1の外周面から離間していたプレスローラ8が上方
に移動し、矢印B方向に回転する版胴1の外周面に巻装
された製版済みのマスタ10に印刷用紙25が押圧され
ることにより、インキが版胴1の図示しない開孔部分か
ら製版済みのマスタ10の穿孔部分を通過し、印刷用紙
25の表面に転移されて印刷される。なお、この時、イ
ンキローラ4も版胴1の回転方向と同一方向に回転し、
インキを版胴1の内周面に供給する。そして、印刷され
た印刷用紙25は剥し爪31によって版胴1の外周面か
ら剥離され排紙トレイ30に排出されて、最初の1枚目
の印刷により、いわゆる版付けが終了する。次に上記動
作と同様の動作により所定枚数の印刷が順次連続的に行
われる。
【0037】印刷を終了し次の原稿の画像を印刷すると
きには、新たに製版済みのマスタ(図示せず)を版胴1
の外周面に巻装する前に、先に使用した使用済のマスタ
(図示せず)を版胴1の外周面から剥離する。この際、
版胴1は矢印B方向に回転し、クランパ3が排版ローラ
33を過ぎた位置で停止し、クランパ3が開放される。
クランパ3の開放と同時に排版ローラ33、34がそれ
ぞれ図中矢印方向へ回転を開始し、排版ローラ33が図
中の実線の位置より仮想線の位置へ移動し、版胴1の外
周面の図示しない使用済のマスタの先端部に圧接して剥
離を開始する。この時、版胴1は、排版ローラ33、3
4の周速度と略等しい周速度で矢印B方向への回転を再
開する。版胴1の外周面から剥離された使用済のマスタ
(図示せず)は排版ボックス32内へ廃棄される。その
後、版胴1は、図1に示す給版位置で停止し、クランパ
3を開いて給版待機状態となる。
きには、新たに製版済みのマスタ(図示せず)を版胴1
の外周面に巻装する前に、先に使用した使用済のマスタ
(図示せず)を版胴1の外周面から剥離する。この際、
版胴1は矢印B方向に回転し、クランパ3が排版ローラ
33を過ぎた位置で停止し、クランパ3が開放される。
クランパ3の開放と同時に排版ローラ33、34がそれ
ぞれ図中矢印方向へ回転を開始し、排版ローラ33が図
中の実線の位置より仮想線の位置へ移動し、版胴1の外
周面の図示しない使用済のマスタの先端部に圧接して剥
離を開始する。この時、版胴1は、排版ローラ33、3
4の周速度と略等しい周速度で矢印B方向への回転を再
開する。版胴1の外周面から剥離された使用済のマスタ
(図示せず)は排版ボックス32内へ廃棄される。その
後、版胴1は、図1に示す給版位置で停止し、クランパ
3を開いて給版待機状態となる。
【0038】以上述べたように、実施例1によれば、製
版手段50とマスタ切断手段60との間のマスタ搬送路
Pに設けられたマスタ先端部加熱成形手段70により、
マスタの先端部が熱成形された、一定の厚みに熱硬化し
た一定長さの熱成形部分10hが形成されるので、マス
タ10に静電気が発生しても送りローラ対16a,16
bに貼り付くようなことはなくなり、またマスタ10の
いわゆる腰が強くなって送りローラ対16a,16bに
簡単に巻き付くということもなくなり、したがってジャ
ムの発生が少なくなり、マスタ係止手段40まで確実に
搬送することができる。また製版手段50とマスタ切断
手段60との間のマスタ切断手段60の寄りのマスタ搬
送路Pに、マスタ先端部加熱成形手段70の熱ローラ対
14a,14bを設けたことにより、マスタ10の先端
部を一時的に保持することができ、マスタ切断手段60
によるマスタ10の切断時の保持、次回の製版までの保
持が可能となり、給版動作を確実に実行することができ
る。またマスタ係止手段40には熱成形部分10hの厚
み及びその長さを含めた形状に対応して設定された抜け
止め凹部3dが形成され、マスタ10の熱成形部分10
hが抜け止め凹部3dまで挿入され係止されるので、マ
スタ係止手段におけるマスタずれ、いわゆる版抜けも発
生しにくくなるという利点がある。
版手段50とマスタ切断手段60との間のマスタ搬送路
Pに設けられたマスタ先端部加熱成形手段70により、
マスタの先端部が熱成形された、一定の厚みに熱硬化し
た一定長さの熱成形部分10hが形成されるので、マス
タ10に静電気が発生しても送りローラ対16a,16
bに貼り付くようなことはなくなり、またマスタ10の
いわゆる腰が強くなって送りローラ対16a,16bに
簡単に巻き付くということもなくなり、したがってジャ
ムの発生が少なくなり、マスタ係止手段40まで確実に
搬送することができる。また製版手段50とマスタ切断
手段60との間のマスタ切断手段60の寄りのマスタ搬
送路Pに、マスタ先端部加熱成形手段70の熱ローラ対
14a,14bを設けたことにより、マスタ10の先端
部を一時的に保持することができ、マスタ切断手段60
によるマスタ10の切断時の保持、次回の製版までの保
持が可能となり、給版動作を確実に実行することができ
る。またマスタ係止手段40には熱成形部分10hの厚
み及びその長さを含めた形状に対応して設定された抜け
止め凹部3dが形成され、マスタ10の熱成形部分10
hが抜け止め凹部3dまで挿入され係止されるので、マ
スタ係止手段におけるマスタずれ、いわゆる版抜けも発
生しにくくなるという利点がある。
【0039】図7及び図8に変形実施例を示す。この変
形実施例は、図1乃至図6及び図14に示した実施例1
と同一の構成を有する構成要素には同一の符号が符して
ある。この変形実施例は、実施例1の搬送手段80を搬
送手段80Aに代えたことのみ相違する。搬送手段80
Aは、吸着搬送ベルト18cに設けられた多数の通風孔
18hと、吸着搬送ベルト18cの両端面開口を塞ぐ左
遮蔽板18Lと、吸着搬送ベルト18cの一側部に位置
する通風孔18hを塞ぐ右遮蔽板18Rと、右遮蔽板1
8Rに設けられていて吸着搬送ベルト18c内部の空気
aを吸引するための吸引口18wと、吸引口18wに対
向する部位に取り付けられている吸引用ダクト20a、
吸引用ダクト20aの一端部に取り付けられた吸引用フ
ァン20b及び吸引用ファン20bを回転駆動して吸着
搬送ベルト18c内の空気aの吸引を行う図示しないフ
ァンモータとから成る空気吸引手段20とを有する構成
のみが相違する。
形実施例は、図1乃至図6及び図14に示した実施例1
と同一の構成を有する構成要素には同一の符号が符して
ある。この変形実施例は、実施例1の搬送手段80を搬
送手段80Aに代えたことのみ相違する。搬送手段80
Aは、吸着搬送ベルト18cに設けられた多数の通風孔
18hと、吸着搬送ベルト18cの両端面開口を塞ぐ左
遮蔽板18Lと、吸着搬送ベルト18cの一側部に位置
する通風孔18hを塞ぐ右遮蔽板18Rと、右遮蔽板1
8Rに設けられていて吸着搬送ベルト18c内部の空気
aを吸引するための吸引口18wと、吸引口18wに対
向する部位に取り付けられている吸引用ダクト20a、
吸引用ダクト20aの一端部に取り付けられた吸引用フ
ァン20b及び吸引用ファン20bを回転駆動して吸着
搬送ベルト18c内の空気aの吸引を行う図示しないフ
ァンモータとから成る空気吸引手段20とを有する構成
のみが相違する。
【0040】次に、この変形実施例の動作について、実
施例1に対して相違する点のみを説明する。クランパ3
によるマスタ10の熱成形部分10hのクランプが完了
するまでは、搬送手段80Aの動作は停止される。クラ
ンパ3によるマスタ10の熱成形部分10hのクランプ
完了直後に、吸引用ファン20bが図示しないファンモ
ータにより回転駆動されることにより通風孔18h、吸
引口18w及び吸引用ダクト20aを介し吸着搬送ベル
ト18c内部の空気aが吸引されて、吸着搬送ベルト1
8c内部が負圧となる。したがって、マスタ10は吸着
搬送ベルト18c表面に吸い付けられながら搬送ローラ
対18a,18bが回転駆動されることにより搬送さ
れ、版胴1の回転に伴うマスタ10の版胴1の外周面へ
の巻き付け時には、吸着搬送ベルト18cとマスタ10
との間に摩擦力が発生する。この摩擦力によりマスタ1
0に所定の張力が与えられながら、マスタ10は版胴1
の外周面に巻き付けられる。そしてマスタ切断手段60
の発熱線15bによるマスタ10の後端部溶断動作の一
定時間経過後にプラテンローラ12の回転が停止され
る。そして、搬送手段80Aの動作が停止され、溶断さ
れたマスタ10の後端が版胴1の外周面に完全に巻き取
られた段階で製版は終了する。なお、マスタ10を版胴
1の外周面に巻き付けるとき、版胴1の周速度がベルト
18cの搬送速度よりもわずかに速くなるように設定し
てあり、上記所定の張力が付与される。
施例1に対して相違する点のみを説明する。クランパ3
によるマスタ10の熱成形部分10hのクランプが完了
するまでは、搬送手段80Aの動作は停止される。クラ
ンパ3によるマスタ10の熱成形部分10hのクランプ
完了直後に、吸引用ファン20bが図示しないファンモ
ータにより回転駆動されることにより通風孔18h、吸
引口18w及び吸引用ダクト20aを介し吸着搬送ベル
ト18c内部の空気aが吸引されて、吸着搬送ベルト1
8c内部が負圧となる。したがって、マスタ10は吸着
搬送ベルト18c表面に吸い付けられながら搬送ローラ
対18a,18bが回転駆動されることにより搬送さ
れ、版胴1の回転に伴うマスタ10の版胴1の外周面へ
の巻き付け時には、吸着搬送ベルト18cとマスタ10
との間に摩擦力が発生する。この摩擦力によりマスタ1
0に所定の張力が与えられながら、マスタ10は版胴1
の外周面に巻き付けられる。そしてマスタ切断手段60
の発熱線15bによるマスタ10の後端部溶断動作の一
定時間経過後にプラテンローラ12の回転が停止され
る。そして、搬送手段80Aの動作が停止され、溶断さ
れたマスタ10の後端が版胴1の外周面に完全に巻き取
られた段階で製版は終了する。なお、マスタ10を版胴
1の外周面に巻き付けるとき、版胴1の周速度がベルト
18cの搬送速度よりもわずかに速くなるように設定し
てあり、上記所定の張力が付与される。
【0041】図7及び図8に示した変形実施例によれ
ば、上記実施例1の利点に加えて、マスタ10を搬送手
段80Aの空気吸引手段20で吸引しつつマスタ係止手
段40まで確実に搬送できること、及びクランプ完了直
後にマスタ10を吸引した状態で版胴1に巻装し、マス
タ10に搬送方向の所定の張力が与えられて版胴1の外
周面に弛みやしわ等を発生することなく巻装できる利点
がある。
ば、上記実施例1の利点に加えて、マスタ10を搬送手
段80Aの空気吸引手段20で吸引しつつマスタ係止手
段40まで確実に搬送できること、及びクランプ完了直
後にマスタ10を吸引した状態で版胴1に巻装し、マス
タ10に搬送方向の所定の張力が与えられて版胴1の外
周面に弛みやしわ等を発生することなく巻装できる利点
がある。
【0042】(実施例2)図9、図10及び図15に別
の実施例2を示す。この実施例2に示す孔版式製版印刷
装置100Aは、実施例1のマスタ先端部加熱成形手段
70をマスタ先端部加熱成形手段70Aに代えたことの
み相違する。図9に示すように、マスタ先端部加熱成形
手段70Aは、製版手段50とマスタ切断手段60との
間のマスタ搬送路Pの上流側に設けられた、マスタ10
の搬送をガイドするための上下一対の案内板23a,2
3bと、製版手段50とマスタ切断手段60との間のマ
スタ搬送路Pの下流側に設けられた、マスタ10の先端
部のマスタ搬送路Pの下流側への搬送を一時遮断するた
めのマスタ堤要素としてのマスタ遮断部材22と、上下
一対の案内板23a,23bとマスタ遮断部材22との
間のマスタ搬送路Pに設けられた、マスタ10の先端部
を熱成形し熱成形部分10jを形成するための、接離自
在な上下一対の熱成形部材21a,21bとを有する。
の実施例2を示す。この実施例2に示す孔版式製版印刷
装置100Aは、実施例1のマスタ先端部加熱成形手段
70をマスタ先端部加熱成形手段70Aに代えたことの
み相違する。図9に示すように、マスタ先端部加熱成形
手段70Aは、製版手段50とマスタ切断手段60との
間のマスタ搬送路Pの上流側に設けられた、マスタ10
の搬送をガイドするための上下一対の案内板23a,2
3bと、製版手段50とマスタ切断手段60との間のマ
スタ搬送路Pの下流側に設けられた、マスタ10の先端
部のマスタ搬送路Pの下流側への搬送を一時遮断するた
めのマスタ堤要素としてのマスタ遮断部材22と、上下
一対の案内板23a,23bとマスタ遮断部材22との
間のマスタ搬送路Pに設けられた、マスタ10の先端部
を熱成形し熱成形部分10jを形成するための、接離自
在な上下一対の熱成形部材21a,21bとを有する。
【0043】マスタ遮断部材22は、いずれも図示を省
略した、図示しない孔版印刷機の側板に固設された、マ
スタ遮断部材22の上端部に係止されオン時に上向きに
吸引するソレノイドと、マスタ遮断部材22の下端部に
係止され常に下向きに付勢するばねとから成る昇降移動
機構(図示せず)により、マスタ10の先端部を遮断す
る遮断位置(図中実線で示す)とマスタ10の先端部を
マスタ搬送路Pの下流側に開放する非遮断位置(図中仮
想線で示す)とに選択的に昇降移動自在となっている。
マスタ遮断部材22は、例えば、接地された金属板や帯
電防止処理をされたプラスチック板でできている。
略した、図示しない孔版印刷機の側板に固設された、マ
スタ遮断部材22の上端部に係止されオン時に上向きに
吸引するソレノイドと、マスタ遮断部材22の下端部に
係止され常に下向きに付勢するばねとから成る昇降移動
機構(図示せず)により、マスタ10の先端部を遮断す
る遮断位置(図中実線で示す)とマスタ10の先端部を
マスタ搬送路Pの下流側に開放する非遮断位置(図中仮
想線で示す)とに選択的に昇降移動自在となっている。
マスタ遮断部材22は、例えば、接地された金属板や帯
電防止処理をされたプラスチック板でできている。
【0044】下熱成形部材21bは、上熱成形部材21
aの鋸刃状の押圧部21c(後述する)に互いに噛み合
う鋸刃状部21dが形成されていて、図示しない孔版印
刷機の側板に固設されている。上熱成形部材21aに
は、その内部に電気ヒータ21hが電気絶縁的、かつ、
熱伝導可能な状態で内蔵されており、またその下端面に
はマスタ10を介して下熱成形部材21bの鋸刃状部2
1dと噛み合う鋸刃状の押圧部21cが形成されてい
る。上熱成形部材21aは、自身の上端にその一端が係
止され他端が図示しない孔版印刷機の側板に係止され
た、下熱成形部材21bから離隔する向きに付勢された
図示しない引張りばねと、図示しない孔版印刷機の側板
に回転自在に支持され上熱成形部材21aの上端面に摺
接するカム及びこのカムを回転駆動するモータ(共に図
示せず)とから成る昇降変位機構により、マスタ10の
先端部を熱成形する熱成形位置(図中実線で示し、マス
タ10を介して押圧部21cと鋸刃状部21dとが互い
に噛み合う位置)と下熱成形部材21bからマスタ10
の先端部を蓄積し得る距離に離隔する非熱成形蓄積位置
(図中仮想線で示す)とに選択的に変位自在となってい
る。上下一対の熱成形部材21a,21bのマスタ10
を介して接触する押圧部21c及び鋸刃状部21dの各
表面には、例えば耐熱高離型性の被膜としてテフロン
(商品名)等のフッ素樹脂被膜がコーティングされてい
て過度の加熱によりマスタ10が溶融して付着するのが
防止されている。上熱成形部材21a及び下熱成形部材
21bは、例えば、アルミニウム等の金属でできてい
る。
aの鋸刃状の押圧部21c(後述する)に互いに噛み合
う鋸刃状部21dが形成されていて、図示しない孔版印
刷機の側板に固設されている。上熱成形部材21aに
は、その内部に電気ヒータ21hが電気絶縁的、かつ、
熱伝導可能な状態で内蔵されており、またその下端面に
はマスタ10を介して下熱成形部材21bの鋸刃状部2
1dと噛み合う鋸刃状の押圧部21cが形成されてい
る。上熱成形部材21aは、自身の上端にその一端が係
止され他端が図示しない孔版印刷機の側板に係止され
た、下熱成形部材21bから離隔する向きに付勢された
図示しない引張りばねと、図示しない孔版印刷機の側板
に回転自在に支持され上熱成形部材21aの上端面に摺
接するカム及びこのカムを回転駆動するモータ(共に図
示せず)とから成る昇降変位機構により、マスタ10の
先端部を熱成形する熱成形位置(図中実線で示し、マス
タ10を介して押圧部21cと鋸刃状部21dとが互い
に噛み合う位置)と下熱成形部材21bからマスタ10
の先端部を蓄積し得る距離に離隔する非熱成形蓄積位置
(図中仮想線で示す)とに選択的に変位自在となってい
る。上下一対の熱成形部材21a,21bのマスタ10
を介して接触する押圧部21c及び鋸刃状部21dの各
表面には、例えば耐熱高離型性の被膜としてテフロン
(商品名)等のフッ素樹脂被膜がコーティングされてい
て過度の加熱によりマスタ10が溶融して付着するのが
防止されている。上熱成形部材21a及び下熱成形部材
21bは、例えば、アルミニウム等の金属でできてい
る。
【0045】(実施例2の作用)次に、この孔版印刷機
の動作について図9、図10及び図15に示すタイミン
グチャートを併用しながら以下に記す。図9において、
製版前の初期状態において、上熱成形部材21aは下熱
成形部材21bから離隔した非熱成形蓄積位置を占めた
状態で待機していて、その電気ヒータ21hが予熱され
ている状態にある。またマスタ遮断部材22も図中仮想
線で示す非遮断位置を占めた状態にある。図示しない製
版スタートキーを押すことにより製版開始の指令が送出
されると、プラテンローラ12は、一定期間の引き戻し
時間T1だけ逆回転(図中A方向と逆の時計回り方向)
されることによりマスタ10の先端部を図9に示すマス
タ遮断部材22の位置より引き戻した状態で回転停止さ
れる。次いで、マスタ遮断部材22は昇降移動機構(図
示せず)の動作によりマスタ10の先端部を遮断する遮
断位置(図中実線で示す)に上昇移動される。この時同
時に、プラテンローラ12は一定期間の過剰送り時間T
2だけ正回転(図中A方向)され、マスタ10の先端部
の搬送がマスタ遮断部材22により遮断され、下熱成形
部材21bから離隔し非熱成形蓄積位置を占めた上熱成
形部材21aとの間に、図9に示すようなマスタ10の
先端部の過剰送りにより折り返された波状重合部分10
wjが形成される。
の動作について図9、図10及び図15に示すタイミン
グチャートを併用しながら以下に記す。図9において、
製版前の初期状態において、上熱成形部材21aは下熱
成形部材21bから離隔した非熱成形蓄積位置を占めた
状態で待機していて、その電気ヒータ21hが予熱され
ている状態にある。またマスタ遮断部材22も図中仮想
線で示す非遮断位置を占めた状態にある。図示しない製
版スタートキーを押すことにより製版開始の指令が送出
されると、プラテンローラ12は、一定期間の引き戻し
時間T1だけ逆回転(図中A方向と逆の時計回り方向)
されることによりマスタ10の先端部を図9に示すマス
タ遮断部材22の位置より引き戻した状態で回転停止さ
れる。次いで、マスタ遮断部材22は昇降移動機構(図
示せず)の動作によりマスタ10の先端部を遮断する遮
断位置(図中実線で示す)に上昇移動される。この時同
時に、プラテンローラ12は一定期間の過剰送り時間T
2だけ正回転(図中A方向)され、マスタ10の先端部
の搬送がマスタ遮断部材22により遮断され、下熱成形
部材21bから離隔し非熱成形蓄積位置を占めた上熱成
形部材21aとの間に、図9に示すようなマスタ10の
先端部の過剰送りにより折り返された波状重合部分10
wjが形成される。
【0046】次いで、所定の温度に昇温した上熱成形部
材21aが非熱成形蓄積位置から下降して来て熱成形位
置を占め、マスタ10の先端部の波状重合部分10wj
を介して下熱成形部材21bに一定期間の熱成形時間T
3だけ押圧熱成形し、これにより波状重合部分10wj
が溶融されてマスタ10の先端部に熱成形された鋸刃状
の熱成形部分10j(図10に誇張拡大した梨地状部分
で示す)が形成される。次いで、マスタ遮断部材22が
下降して非遮断位置を占めると共に、上熱成形部材21
aが電気ヒータ21hをオフして下熱成形部材21bか
ら離隔し、非熱成形蓄積位置を占める。このようにし
て、マスタ10の熱成形部分10jは、プラテンローラ
12が再び正回転され製版開始されることによりマスタ
搬送路Pの下流側へ搬送されていく。以降の動作は、実
施例1の動作と同じであるため省略する。
材21aが非熱成形蓄積位置から下降して来て熱成形位
置を占め、マスタ10の先端部の波状重合部分10wj
を介して下熱成形部材21bに一定期間の熱成形時間T
3だけ押圧熱成形し、これにより波状重合部分10wj
が溶融されてマスタ10の先端部に熱成形された鋸刃状
の熱成形部分10j(図10に誇張拡大した梨地状部分
で示す)が形成される。次いで、マスタ遮断部材22が
下降して非遮断位置を占めると共に、上熱成形部材21
aが電気ヒータ21hをオフして下熱成形部材21bか
ら離隔し、非熱成形蓄積位置を占める。このようにし
て、マスタ10の熱成形部分10jは、プラテンローラ
12が再び正回転され製版開始されることによりマスタ
搬送路Pの下流側へ搬送されていく。以降の動作は、実
施例1の動作と同じであるため省略する。
【0047】なお、一対の熱成形部材の上下端面の形状
は、実施例2の鋸刃状の押圧部21c及び鋸刃状部21
dに限らず、少なくとも一方が鋸刃状、或いは両方共平
坦であっても良い。
は、実施例2の鋸刃状の押圧部21c及び鋸刃状部21
dに限らず、少なくとも一方が鋸刃状、或いは両方共平
坦であっても良い。
【0048】また実施例2においては、その搬送手段8
0に代えて、図7及び図8に示した変形実施例の搬送手
段80Aを採用しても良いことは言うまでもない。
0に代えて、図7及び図8に示した変形実施例の搬送手
段80Aを採用しても良いことは言うまでもない。
【0049】また実施例2においては、マスタ遮断部材
22を含めた作用によりマスタ10の先端部に過剰送り
部分を形成したが、図9に示す実施例2の構成からこの
マスタ遮断部材22を除去してマスタ10の先端部に過
剰送り部分を形成しないで、上下一対の上熱成形部材2
1a及び下熱成形部材21bによりマスタ10の先端部
に熱成形された、熱収縮により硬化した山形状の熱成形
部分を形成しても良い。 以上述べたように、実施例2
によれば、製版手段50とマスタ切断手段60との間の
マスタ搬送路Pに設けられたマスタ先端部加熱成形手段
70Aにより、マスタの先端部が熱成形された、一定の
厚みに熱硬化した一定長さの熱成形部分10jが形成さ
れるので、マスタ10に静電気が発生しても送りローラ
対16a,16bに貼り付くようなことはなくなり、ま
たマスタ10のいわゆる腰が強くなって送りローラ対1
6a,16bに簡単に巻き付くということもなくなり、
したがってジャムの発生が少なくなり、マスタ係止手段
40まで確実に搬送することができる。
22を含めた作用によりマスタ10の先端部に過剰送り
部分を形成したが、図9に示す実施例2の構成からこの
マスタ遮断部材22を除去してマスタ10の先端部に過
剰送り部分を形成しないで、上下一対の上熱成形部材2
1a及び下熱成形部材21bによりマスタ10の先端部
に熱成形された、熱収縮により硬化した山形状の熱成形
部分を形成しても良い。 以上述べたように、実施例2
によれば、製版手段50とマスタ切断手段60との間の
マスタ搬送路Pに設けられたマスタ先端部加熱成形手段
70Aにより、マスタの先端部が熱成形された、一定の
厚みに熱硬化した一定長さの熱成形部分10jが形成さ
れるので、マスタ10に静電気が発生しても送りローラ
対16a,16bに貼り付くようなことはなくなり、ま
たマスタ10のいわゆる腰が強くなって送りローラ対1
6a,16bに簡単に巻き付くということもなくなり、
したがってジャムの発生が少なくなり、マスタ係止手段
40まで確実に搬送することができる。
【0050】(実施例3)図11及び図12に別の実施
例3を示す。この実施例3に示す孔版式製版印刷装置1
00Bは、実施例1に対して、マスタ先端部加熱成形手
段70に代えてマスタ先端部加熱成形手段70Bとした
こと、製版手段50からマスタ先端部加熱成形手段70
Bまでのマスタ搬送路Pに代えてマスタ搬送路Prとし
たこと、切断手段60に代えて切断手段60Aとしたこ
と及びマスタ案内板17を除去して送りローラ対16
a,16bをマスタ係止手段40に近接させたことのみ
相違する。
例3を示す。この実施例3に示す孔版式製版印刷装置1
00Bは、実施例1に対して、マスタ先端部加熱成形手
段70に代えてマスタ先端部加熱成形手段70Bとした
こと、製版手段50からマスタ先端部加熱成形手段70
Bまでのマスタ搬送路Pに代えてマスタ搬送路Prとし
たこと、切断手段60に代えて切断手段60Aとしたこ
と及びマスタ案内板17を除去して送りローラ対16
a,16bをマスタ係止手段40に近接させたことのみ
相違する。
【0051】マスタ搬送路Prは、マスタ10が自重で
鉛直下方に降下するように図において左斜め下に傾斜さ
れた製版手段50と、マスタ先端部加熱成形手段70B
との間に形成されている。製版手段50の下方近傍のマ
スタ搬送路Prには、実施例1と同一の構成を有する熱
ローラ対14a,14bが配設されている。マスタ搬送
路Prを挾んで熱ローラ対14a,14bと対向する位
置には、マスタ10の先端部を熱ローラ対14a,14
bのニップ部に押込み熱成形させるための押込み板35
を有するマスタ押込み手段38が配設されている。押込
み板35は、熱ローラ対14a,14bの軸と平行に延
在して設けられていて、図示しない孔版印刷機の機枠に
植設されたピン36の周りに回動自在に支持されてい
る。押込み板35の自由端にはマスタ押込み部35fが
形成されており、またその基端にはプランジャ37pを
介してソレノイド37が図示しない孔版印刷機の機枠に
固設されている。
鉛直下方に降下するように図において左斜め下に傾斜さ
れた製版手段50と、マスタ先端部加熱成形手段70B
との間に形成されている。製版手段50の下方近傍のマ
スタ搬送路Prには、実施例1と同一の構成を有する熱
ローラ対14a,14bが配設されている。マスタ搬送
路Prを挾んで熱ローラ対14a,14bと対向する位
置には、マスタ10の先端部を熱ローラ対14a,14
bのニップ部に押込み熱成形させるための押込み板35
を有するマスタ押込み手段38が配設されている。押込
み板35は、熱ローラ対14a,14bの軸と平行に延
在して設けられていて、図示しない孔版印刷機の機枠に
植設されたピン36の周りに回動自在に支持されてい
る。押込み板35の自由端にはマスタ押込み部35fが
形成されており、またその基端にはプランジャ37pを
介してソレノイド37が図示しない孔版印刷機の機枠に
固設されている。
【0052】マスタ切断手段60Aは、マスタ10を所
定の位置で切断するための回転刃15rを有するカッタ
モータ15Aと、カッタモータ15Aを支持すると共に
カッタモータ15Aをマスタ搬送路Pと直交するマスタ
10の幅方向に移送する図示しない移送機構と、マスタ
搬送路Pの下方近傍に設けられ回転刃15rを導くため
の上下方向に段を成す案内板23c,23dとを有す
る。上記図示しない移送機構は、例えば、図示しない孔
版印刷機の側板に固設されたレールと、カッタモータ1
5Aに付設され回転刃15rと連動して動作する自走機
構とから成る。カッタモータ15Aは、通常、マスタ搬
送路Pの片側においてマスタ10の搬送を妨げないよう
に待機している。
定の位置で切断するための回転刃15rを有するカッタ
モータ15Aと、カッタモータ15Aを支持すると共に
カッタモータ15Aをマスタ搬送路Pと直交するマスタ
10の幅方向に移送する図示しない移送機構と、マスタ
搬送路Pの下方近傍に設けられ回転刃15rを導くため
の上下方向に段を成す案内板23c,23dとを有す
る。上記図示しない移送機構は、例えば、図示しない孔
版印刷機の側板に固設されたレールと、カッタモータ1
5Aに付設され回転刃15rと連動して動作する自走機
構とから成る。カッタモータ15Aは、通常、マスタ搬
送路Pの片側においてマスタ10の搬送を妨げないよう
に待機している。
【0053】(実施例3の作用)次に、この孔版印刷機
の動作について、図11及び図12を参照しながら実施
例1の動作と相違する点のみ以下に記す。図11におい
て、図示しない製版スタートキーを押すことにより製版
開始の指令が送出されると、プラテンローラ12は、図
中A方向に回転されることによりマスタ10の先端部を
熱ローラ対14a,14bの図において右側の近傍に降
下させ搬送する。この時、熱ローラ対14a,14bは
熱成形位置を占め接触していて予熱状態にある。次い
で、マスタ10の先端部が所定長さ降下された時に、ソ
レノイド37がオンされプランジャ37pが図12に示
すX方向に吸引されることにより、押込み板35のマス
タ押込み部35fが、ピン36を中心として図11に示
す両矢印Cの反時計回り方向に回動されてマスタ10の
先端部に当接し、マスタ10の先端部を熱ローラ対14
a,14bのニップ部に向けて押し込む。この時、所定
の温度に昇温した熱ローラ対14a,14bの回転搬送
により、マスタ10の先端部の2枚重ね部が押圧され熱
融着されて、熱成形された熱成形部分10kが形成され
る。以降の中間の動作は図1と同じであるためその説明
を省略する。製版終了後、熱ローラ対14a,14bが
再び熱成形位置を占めてマスタ10を保持すると、カッ
タモータ15Aに通電され図示しない移送機構により、
カッタモータ15Aがマスタ10の幅方向にその回転刃
15rを回転しながら横断することにより、マスタ10
の後端部が切断される。このマスタ10の後端部の切断
の直後に、プラテンローラ12の回転が停止される。そ
して切断された製版済みのマスタ10の後端が版胴1の
外周面に完全に巻き取られた段階で製版は終了する。
の動作について、図11及び図12を参照しながら実施
例1の動作と相違する点のみ以下に記す。図11におい
て、図示しない製版スタートキーを押すことにより製版
開始の指令が送出されると、プラテンローラ12は、図
中A方向に回転されることによりマスタ10の先端部を
熱ローラ対14a,14bの図において右側の近傍に降
下させ搬送する。この時、熱ローラ対14a,14bは
熱成形位置を占め接触していて予熱状態にある。次い
で、マスタ10の先端部が所定長さ降下された時に、ソ
レノイド37がオンされプランジャ37pが図12に示
すX方向に吸引されることにより、押込み板35のマス
タ押込み部35fが、ピン36を中心として図11に示
す両矢印Cの反時計回り方向に回動されてマスタ10の
先端部に当接し、マスタ10の先端部を熱ローラ対14
a,14bのニップ部に向けて押し込む。この時、所定
の温度に昇温した熱ローラ対14a,14bの回転搬送
により、マスタ10の先端部の2枚重ね部が押圧され熱
融着されて、熱成形された熱成形部分10kが形成され
る。以降の中間の動作は図1と同じであるためその説明
を省略する。製版終了後、熱ローラ対14a,14bが
再び熱成形位置を占めてマスタ10を保持すると、カッ
タモータ15Aに通電され図示しない移送機構により、
カッタモータ15Aがマスタ10の幅方向にその回転刃
15rを回転しながら横断することにより、マスタ10
の後端部が切断される。このマスタ10の後端部の切断
の直後に、プラテンローラ12の回転が停止される。そ
して切断された製版済みのマスタ10の後端が版胴1の
外周面に完全に巻き取られた段階で製版は終了する。
【0054】以上述べたように、実施例3によれば、製
版手段50とマスタ切断手段60Aとの間のマスタ搬送
路Pに設けられたマスタ先端部加熱成形手段70Bによ
り、マスタの先端部が熱成形された、一定の厚みに熱硬
化した一定長さの熱成形部分10kが形成されるので、
マスタ10に静電気が発生しても送りローラ対16a,
16bに貼り付くようなことはなくなり、またマスタ1
0のいわゆる腰が強くなって送りローラ対16a,16
bに簡単に巻き付くということもなくなり、したがって
ジャムの発生が少なくなり、マスタ係止手段40まで確
実に搬送することができる。
版手段50とマスタ切断手段60Aとの間のマスタ搬送
路Pに設けられたマスタ先端部加熱成形手段70Bによ
り、マスタの先端部が熱成形された、一定の厚みに熱硬
化した一定長さの熱成形部分10kが形成されるので、
マスタ10に静電気が発生しても送りローラ対16a,
16bに貼り付くようなことはなくなり、またマスタ1
0のいわゆる腰が強くなって送りローラ対16a,16
bに簡単に巻き付くということもなくなり、したがって
ジャムの発生が少なくなり、マスタ係止手段40まで確
実に搬送することができる。
【0055】図13に実施例3の変形実施例を示す。こ
の変形実施例は、実施例3のマスタ先端部加熱成形手段
70Bの熱ローラ対14a,14bに代えて、各内部に
電気ヒータを内蔵するヒートギア対14c,14dを有
するマスタ先端部加熱成形手段70Cとしたことのみ相
違する。所定の温度に昇温したヒートギア対14c,1
4dの回転搬送により、マスタ10の先端部の2枚重ね
部が押圧され熱融着されて、熱成形された凹凸歯形状の
熱成形部分10mが形成される。
の変形実施例は、実施例3のマスタ先端部加熱成形手段
70Bの熱ローラ対14a,14bに代えて、各内部に
電気ヒータを内蔵するヒートギア対14c,14dを有
するマスタ先端部加熱成形手段70Cとしたことのみ相
違する。所定の温度に昇温したヒートギア対14c,1
4dの回転搬送により、マスタ10の先端部の2枚重ね
部が押圧され熱融着されて、熱成形された凹凸歯形状の
熱成形部分10mが形成される。
【0056】以上述べたように、実施例3の変形実施例
によれば、製版手段50とマスタ切断手段60Aとの間
のマスタ搬送路Prに設けられたマスタ先端部加熱成形
手段70Cにより、マスタの先端部が熱成形された、一
定の厚みに熱硬化した一定長さの熱成形部分10mが形
成されるので、マスタ10に静電気が発生しても送りロ
ーラ対16a,16bに貼り付くようなことはなくな
り、またマスタ10のいわゆる腰が強くなって送りロー
ラ対16a,16bに簡単に巻き付くということもなく
なり、したがってジャムの発生が少なくなり、マスタ係
止手段40まで確実に搬送することができる。
によれば、製版手段50とマスタ切断手段60Aとの間
のマスタ搬送路Prに設けられたマスタ先端部加熱成形
手段70Cにより、マスタの先端部が熱成形された、一
定の厚みに熱硬化した一定長さの熱成形部分10mが形
成されるので、マスタ10に静電気が発生しても送りロ
ーラ対16a,16bに貼り付くようなことはなくな
り、またマスタ10のいわゆる腰が強くなって送りロー
ラ対16a,16bに簡単に巻き付くということもなく
なり、したがってジャムの発生が少なくなり、マスタ係
止手段40まで確実に搬送することができる。
【0057】なお、実施例1の動作は、上述した動作に
限らず以下の動作であっても良い。すなわち、前の給版
が終了した後、熱ローラ対14a,14b、プラテンロ
ーラ12が逆回転してマスタ10の先端部をマスタ切断
手段60から熱ローラ対14a,14bのニップ部まで
引き戻しておく。次の製版開始時には、熱ローラ対14
a,14bを停止した状態でプラテンローラ12でマス
タ10の先端部を所定量送ってマスタ蓄積要素13内に
マスタ10を収納する。
限らず以下の動作であっても良い。すなわち、前の給版
が終了した後、熱ローラ対14a,14b、プラテンロ
ーラ12が逆回転してマスタ10の先端部をマスタ切断
手段60から熱ローラ対14a,14bのニップ部まで
引き戻しておく。次の製版開始時には、熱ローラ対14
a,14bを停止した状態でプラテンローラ12でマス
タ10の先端部を所定量送ってマスタ蓄積要素13内に
マスタ10を収納する。
【0058】また実施例1、図7及び図8に示した変形
実施例、並びに実施例3のマスタ先端部加熱成形手段7
0,70Bを構成する熱ローラ対14a,14bは、こ
れに限らず、例えばローラに内蔵された揮発性液体をヒ
ータで加熱するタイプのいわゆるヒートローラ対や、或
いはローラの部分周面のみを加熱するストライプ状の加
熱成形面を有するローラ対のようなものでも良い。すな
わち、本発明は、製版手段とマスタ切断手段との間のマ
スタ搬送路に、マスタの先端部を熱成形するマスタ先端
部加熱成形手段を設けた構成であれば良い。
実施例、並びに実施例3のマスタ先端部加熱成形手段7
0,70Bを構成する熱ローラ対14a,14bは、こ
れに限らず、例えばローラに内蔵された揮発性液体をヒ
ータで加熱するタイプのいわゆるヒートローラ対や、或
いはローラの部分周面のみを加熱するストライプ状の加
熱成形面を有するローラ対のようなものでも良い。すな
わち、本発明は、製版手段とマスタ切断手段との間のマ
スタ搬送路に、マスタの先端部を熱成形するマスタ先端
部加熱成形手段を設けた構成であれば良い。
【0059】また実施例1乃至実施例3において、マス
タ切断手段60をマスタ切断手段60Aに、或いは反対
にマスタ切断手段60Aをマスタ切断手段60に代えて
構成しても良い。
タ切断手段60をマスタ切断手段60Aに、或いは反対
にマスタ切断手段60Aをマスタ切断手段60に代えて
構成しても良い。
【0060】また実施例1乃至実施例3のマスタ係止手
段40によるマスタ10の熱成形部分10h,10j,
10k,10mのクランプは、上記実施例に限らず、従
来と同様にステージ部2とクランパ3の永久磁石部3c
との間でクランプしても良いことは言うまでもない。
段40によるマスタ10の熱成形部分10h,10j,
10k,10mのクランプは、上記実施例に限らず、従
来と同様にステージ部2とクランパ3の永久磁石部3c
との間でクランプしても良いことは言うまでもない。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
製版手段とマスタ切断手段との間のマスタ搬送路に設け
られたマスタ先端部加熱成形手段により、マスタの先端
部が熱成形されるので、マスタに静電気が発生しても送
りローラ対等の搬送手段に貼り付くようなことはなくな
り、またマスタのいわゆる腰が強くなって送りローラ対
等の搬送手段に簡単に巻き付くということもなくなり、
したがってジャムの発生が少なくなり、マスタ係止手段
まで確実に搬送することができる。また製版手段とマス
タ切断手段との間のマスタ搬送路に、マスタ先端部加熱
成形手段を設けたことにより、マスタの先端部を一時的
に保持することができる。また熱成形されたマスタの先
端部がマスタ係止手段により係止されるので、マスタの
ずれ、いわゆる版抜けを防止することができる。
製版手段とマスタ切断手段との間のマスタ搬送路に設け
られたマスタ先端部加熱成形手段により、マスタの先端
部が熱成形されるので、マスタに静電気が発生しても送
りローラ対等の搬送手段に貼り付くようなことはなくな
り、またマスタのいわゆる腰が強くなって送りローラ対
等の搬送手段に簡単に巻き付くということもなくなり、
したがってジャムの発生が少なくなり、マスタ係止手段
まで確実に搬送することができる。また製版手段とマス
タ切断手段との間のマスタ搬送路に、マスタ先端部加熱
成形手段を設けたことにより、マスタの先端部を一時的
に保持することができる。また熱成形されたマスタの先
端部がマスタ係止手段により係止されるので、マスタの
ずれ、いわゆる版抜けを防止することができる。
【図1】本発明の一実施例を適用した孔版印刷機の構成
を示す側面図である。
を示す側面図である。
【図2】図1の孔版式製版印刷装置の要部を示す拡大側
面図である。
面図である。
【図3】図3(a),(b)は、図1において、マスタ
の先端部が実質的に熱成形された状態及びこの部分をマ
スタ係止手段により係止する状態をそれぞれ示す要部の
側面図である。
の先端部が実質的に熱成形された状態及びこの部分をマ
スタ係止手段により係止する状態をそれぞれ示す要部の
側面図である。
【図4】図1のマスタ切断手段の構成を示す斜視図であ
る。
る。
【図5】図1の孔版式製版印刷装置によりマスタの先端
部に形成された波状部分を誇張拡大して示す斜視図であ
る。
部に形成された波状部分を誇張拡大して示す斜視図であ
る。
【図6】図1の孔版式製版印刷装置によりマスタの先端
部に形成された熱成形部分を誇張拡大して示す斜視図で
ある。
部に形成された熱成形部分を誇張拡大して示す斜視図で
ある。
【図7】図1の変形実施例を示す孔版式製版印刷装置の
要部側面図である。
要部側面図である。
【図8】図7の孔版式製版印刷装置の搬送手段を示す拡
大断面図である。
大断面図である。
【図9】本発明の別の実施例を示す孔版式製版印刷装置
の要部側面図である。
の要部側面図である。
【図10】図9の孔版式製版印刷装置によりマスタの先
端部に形成された熱成形部分を誇張拡大して示す斜視図
である。
端部に形成された熱成形部分を誇張拡大して示す斜視図
である。
【図11】本発明のさらに別の実施例を示す孔版式製版
印刷装置の要部側面図である。
印刷装置の要部側面図である。
【図12】図11の孔版式製版印刷装置の要部を示す拡
大側面図である。
大側面図である。
【図13】図11の孔版式製版印刷装置の変形実施例を
示す要部側面図である。
示す要部側面図である。
【図14】図1の孔版式製版印刷装置の動作を示すタイ
ミングチャートである。
ミングチャートである。
【図15】図9の孔版式製版印刷装置の動作を示すタイ
ミングチャートである。
ミングチャートである。
1 版胴 2 ステージ部 3 クランパ 10 感熱性孔版印刷用のマスタ 10h,10j,10k,10m マスタの先端部に形
成された熱成形部分 10w マスタの先端部に形成された波状部分 11 サーマルヘッド 12 プラテンローラ 13 マスタ先端部加熱成形手段を構成するマスタ蓄積
要素 13a,13b マスタ蓄積要素としての上ガイド板、
下ガイド板 14a,14b マスタ先端部加熱成形手段を構成する
熱ローラ対 30 マスタ貯蔵手段 40 マスタ係止手段 50 製版手段 60,60A マスタ切断手段 70,70A,70B,70C マスタ先端部加熱成形
手段 80,80A 搬送手段 100,100A,100B 孔版式製版印刷装置
成された熱成形部分 10w マスタの先端部に形成された波状部分 11 サーマルヘッド 12 プラテンローラ 13 マスタ先端部加熱成形手段を構成するマスタ蓄積
要素 13a,13b マスタ蓄積要素としての上ガイド板、
下ガイド板 14a,14b マスタ先端部加熱成形手段を構成する
熱ローラ対 30 マスタ貯蔵手段 40 マスタ係止手段 50 製版手段 60,60A マスタ切断手段 70,70A,70B,70C マスタ先端部加熱成形
手段 80,80A 搬送手段 100,100A,100B 孔版式製版印刷装置
Claims (2)
- 【請求項1】実質的に熱可塑性合成樹脂フィルムから成
る感熱性孔版印刷用のロール状のマスタを貯蔵するマス
タ貯蔵手段と、多孔性円筒状の版胴の外周面に設けられ
ていて、上記マスタの一端をクランプするマスタ係止手
段と、印刷画像情報に基づいて上記マスタを穿孔製版す
るサーマルヘッド及びこれに上記マスタを押圧しながら
上記マスタ係止手段へ搬送するプラテンローラから成る
製版手段と、該製版手段と上記マスタ係止手段との間の
マスタ搬送路に設けられていて、上記マスタを切断する
マスタ切断手段とを有する孔版式製版印刷装置におい
て、 上記製版手段と上記マスタ切断手段との間のマスタ搬送
路に、上記マスタの先端部を熱成形するマスタ先端部加
熱成形手段を設けたことを特徴とする孔版式製版印刷装
置。 - 【請求項2】請求項1記載の孔版式製版印刷装置におい
て、 上記マスタ先端部加熱成形手段は、上記マスタの先端部
を熱成形するための、互いに接離自在、かつ、回動自在
な一対の熱ローラと、該熱ローラ対と上記製版手段との
間のマスタ搬送路に配設された、上記マスタの先端部に
波状部分を形成して、該先端部を蓄積する一対のガイド
板を有するマスタ先端部蓄積要素とから成り、 製版時に、上記熱ローラ対が一定期間停止又は逆回転し
て上記マスタの先端部を上記マスタ先端部蓄積要素内に
収納し、その後に上記プラテンローラが一定期間上記マ
スタを搬送した後、上記熱ローラ対が一定期間正回転し
て上記マスタの先端部を熱成形し、この後に上記熱ロー
ラ対が互いに離隔することを特徴とする孔版式製版印刷
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14350393A JPH071818A (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | 孔版式製版印刷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14350393A JPH071818A (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | 孔版式製版印刷装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH071818A true JPH071818A (ja) | 1995-01-06 |
Family
ID=15340245
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14350393A Pending JPH071818A (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | 孔版式製版印刷装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH071818A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006182004A (ja) * | 2004-12-03 | 2006-07-13 | Duplo Seiko Corp | 孔版印刷機の給版装置 |
-
1993
- 1993-06-15 JP JP14350393A patent/JPH071818A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006182004A (ja) * | 2004-12-03 | 2006-07-13 | Duplo Seiko Corp | 孔版印刷機の給版装置 |
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