JPH07182003A - 電子制御のフェイルセーフ装置 - Google Patents

電子制御のフェイルセーフ装置

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JPH07182003A
JPH07182003A JP5328566A JP32856693A JPH07182003A JP H07182003 A JPH07182003 A JP H07182003A JP 5328566 A JP5328566 A JP 5328566A JP 32856693 A JP32856693 A JP 32856693A JP H07182003 A JPH07182003 A JP H07182003A
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pulse
cpu
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pulse voltage
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Yoshinori Ogiso
好典 小木曽
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Kayaba Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 CPUの異常時にシステムを安全側へ導くフ
ェイルセーフ装置において、信頼性の向上とコストの低
下を実現するため、少ない部品点数でCPUのパルス出
力端子の故障にも対処できるようにする。 【構成】 正常時に所定周期のパルスを出力するフェイ
ルセーフ用のプログラムを持つCPU5と、そのパルス
電圧を充電して出力をほぼ一定に保つパルス電圧充電回
路10と、CPU5の制御対象としての電動アクチュエ
ータ1への電源をオンーオフするリレーRYと、パルス
電圧充電回路10の出力に応じて電源のリレーRYを制
御するリレー駆動回路4とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は電子制御のフェイルセ
ーフ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、車両の電動パワーステアリング
システムにおいては、ハンドルの操作力をパワーアシス
トする電動モータと、ハンドルの操舵角を検出する舵角
センサを備え、マイクロコンピュータなどで構成される
コントロールユニットにより、舵角センサの検出信号に
基づいて電動モータの駆動を電子制御するようになって
いるが、コントロールユニットの制御プログラムが何ら
かの原因で暴走する場合などに備え、システムを安全側
へ導くためのフェイルセーフ装置として、図5のように
構成したものが知られている。
【0003】1はハンドルの操作力をパワーアシストす
る電動モータ、その駆動回路2にリレーRYを備える電
源オンーオフ回路3と、トランジスタTR1と抵抗R1
構成されるリレー駆動回路4が設けられる。5はモータ
駆動回路2をハンドルの操舵角に応じて制御するCPU
で、CPU5には電動モータ1の制御用プログラムに加
えて、そのフェイルセーフ用プログラムが納められる。
CPU5のパルスを監視するのがウオッチドックタイマ
6で、CPUの異常時にパルスの停止を検出すると、C
PU5にリセットパルスを出力する。7はパルス出力端
子、8はパルス入力端子、9はリレー駆動端子を示す。
【0004】フェイルセーフ用プログラムはCPUの正
常時にパルス出力端子7からウオッチドックタイマ6へ
所定周期のパルスを出力すると共に、リレー駆動端子9
に5ボルトの電圧を掛けてトランジスタTRIのベースへ
電流IBを供給するが、CPUに異常が発生するとウオ
ッチドックタイマ6へのパルスを停止すると共に、ウオ
ッチドックタイマ6のリセットパルスでリレー駆動端子
の電圧を0ボルトに落としてトランジスタTR1へのベー
ス電流IBを断つようになっている。
【0005】したがって、ウオッチドックタイマ6のリ
セットパルスでコントロールユニット5がトランジスタ
R1へのベース電流IBを停止すると、リレー電流IRY
のオフでモータ駆動回路2への電源が遮断されるため、
制御用プログラムが暴走してもモータ1は作動せず、マ
ニュアルステアリングで安全に車両の操舵を続けること
ができる。図6はリレー駆動電圧VOUTとベース電流IB
とリレー電流IRYとの関係を表す作動特性図である。
【0006】なお、ウオッチドックタイマとしては実開
平1ー100239号公報にその回路構成が開示されて
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来例ではパルス入力端子8やリレー駆動端子9などが
故障する場合、トランジスタTR1のベース電流IBが流
れ続ける可能性があり、モータ1の電源を遮断できずに
システムを安全側へ導けないという不具合があった。ま
た、ウオッチドックタイマ6を含めて多くの部品が必要
なため、コストの高騰を招くばかりでなく、フェイルセ
ーフ自体が装置の故障を起こしやすく、高い信頼性はそ
れ程期待できないという問題点もあった。なお、フェイ
ルセーフ装置をIC化する例も見られるが、IC自体が
高価でコスト的に採用が難しい。
【0008】この発明はこのような問題点を考慮してな
されたもので、低コストで信頼性の高いフェイルセーフ
装置の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】そのため、正常時に所定
周期のパルスを出力するフェイルセーフ用のプログラム
を持つCPUと、そのパルス電圧を充電して出力をほぼ
一定に保つパルス電圧充電回路と、CPUの制御対象と
しての電動アクチュエータへの電源をオンーオフするリ
レーと、パルス電圧充電回路の出力に応じて電源のリレ
ーを制御するリレー駆動回路とを備える。
【0010】
【作用】通常時はCPUから所定周期のパルスが出力さ
れるので、パルス電圧充電回路の働きにより出力がほぼ
一定に保たれ、リレー駆動回路が継続して作動するた
め、電源のリレーはオン状態に維持される。したがっ
て、CPUの制御に基づいて電動アクチュエータは正常
に作動することになる。
【0011】CPUの制御プログラムやパルス出力端子
に異常や故障が発生すると、CPUから所定周期のパル
スは出力されず、パルスがオフのままになるか、パルス
の周期が非常に長くなるが、その間はパルスのオンが長
く継続してもパルス電圧充電回路の充電が行われず、そ
の出力が落ちるので、リレー駆動回路が電源のリレーを
オフするため、システムの安全側へ電源アクチュエータ
の電源を確実に遮断できる。
【0012】
【実施例】図1は車両の電動パワーステアリングシステ
ムへの適用例を示すもので、1はハンドルの操作力をパ
ワーアシストする電動モータ、その駆動回路2を制御す
るのがCPU5で、ハンドルの操舵角に応じた電動モー
タ1の駆動を指令する制御用プログラムに加えて、その
異常に備えるフェイルセーフ用プログラムが納められ
る。フエイルセーフ用プログラムはCPU5の正常時に
所定周期のパルスを出力すると共に、モータ制御用プロ
グラムに異常が発生するとパルスの出力を停止するよう
になっている。
【0013】モータ駆動回路2にはリレーRYを備える
電源オンーオフ回路3と、トランジスタTRIおよび抵抗
1で構成されるリレー駆動回路4が設けられる。リレ
ー駆動回路4のトタンジスタTR1をオンーオフ制御する
のがパルス電圧充電回路10で、CPU5のパルス出力
端子7の電圧をリレー駆動回路4の入力電圧となるよう
に接続される。パルス電圧充電回路10はCPU5のパ
ルス電圧を充電して正常時の出力(リレー駆動電圧V
OUTに相当する)をほぼ一定に保つもので、コンデンサ
1,C2とダイオードD1,D2ドおよび抵抗R2で構成さ
れる。
【0014】図2〜図4はパルス電圧V'OUTにダイオー
ド電圧VD1とコンデンサ電圧VC2を加えて、これらとベ
ース電流IBおよびリレー電流IRYとの関係を表す作動
特性図で、CPU5のパルス出力端子7がこの場合、0
ボルトから5ボルトに変化すると、電流は抵抗R2→コ
ンデンサC1→ダイオードD2→抵抗R1へと流れ、トラ
ンジスタTR1がベース電流IBを受けてオンする。その
際、コンデンサC2へも電流が流れるため、コンデンサ
2は充電され、その電圧Vc2が上昇する。
【0015】所定時間の経過後にパルス出力端子7が5
ボルトから0ボルトに変化すると、ダイオードD1→コ
ンデンサC1→抵抗R2へ電流ID1が流れるため、コンデ
ンサC1は一気に放電され、次のパルス出力に備える。
これと同時に、コンデンサC2から抵抗R1へ向けて放電
が行われ、ベース電流IBが続けて流れるため、トラン
ジスタTR1はオン状態に保持される。
【0016】このように、パルス出力端子7の電圧V'
OUTが所定周期の変化を繰り返すことで、トランジスタ
R1にベース電流IBが継続して流れ、電動モータ1の
電源オンーオフ回路3はリレーRYの作動でオン状態に
維持されるため、CPU5の制御プログラムに基づく電
動モータ1の正常なパワーステアリング機能が発揮され
るのである。
【0017】CPU5は制御プログラムに異常が発生す
ると、図2で表すようにパルス出力を停止するので、そ
の間はパルス出力端子が0ボルトに固定の故障発生時と
同じく、抵抗R2→コンデンサC1→ダイオードD2→抵
抗R1への電流が流れないから、コンデンサC1の充放電
も行われず、トランジスタTR1へのベース電流IBが断
たれるため、リレーRYがオフして電動モータ1への電
源供給を遮断する。したがって、以後はマニュアルステ
アリングで安全に車両の操舵を続けることができる。
【0018】CPU5のパルス出力端子7に故障が発生
し、図3で表すように断線やパルス電圧が0ボルトに固
定された場合は、上記と同様にリレーRYがオフする。
さらに、図4で表すようにパルス電圧が5ボルトに固定
されることもあるが、コンデンサC1の充電容量が満杯
になると、電流がコンデンサC1で遮断され、パルス電
圧でダイオードD1→コンデンサC1→抵抗R2への電流
D1がせき止められるから、コンデンサC1は放電され
ず、ダイオード電圧VD1が次第に低下するため、コンデ
ンサC2の放電が終われば、トランジスタTR1へのベー
ス電流が断たれ、リレーRYをオフする。つまり、パル
ス出力端子7の故障についても、制御プログラムの異常
時と同様に電動モータ1の電源オンーオフ回路3を安全
側へ確実に遮断できる。
【0019】構造的にもウオッチドックタイマの省略に
より部品点数が減るので、コストの低下と信頼性の向上
を実現できる。また、CPU5のパルス出力端子7を従
来技術のリレー駆動端子9と同様に利用するので、従来
技術のリセットパルスの入力端子8やリレー駆動端子9
の故障に備える必要もなく、またパルス出力端子7の故
障や断線があったとしても、良好なフェイルセーフ機能
を容易に確保することができる。
【0020】
【発明の効果】以上要するにこの発明によれば、正常時
に所定周期のパルスを出力するフェイルセーフ用のプロ
グラムを持つCPUと、そのパルス電圧を充電して出力
をほぼ一定に保つパルス電圧充電回路と、CPUの制御
対象としての電動アクチュエータへの電源をオンーオフ
するリレーと、パルス電圧充電回路の出力に応じて電源
のリレーを制御するリレー駆動回路とを備えたので、C
PUのパルス出力端子に故障が発生しても、システムを
安全側に導くことが可能になる。また、ウオッチドック
タイマが不要で部品点数が減るのに加えて、CPUのパ
ルス出力端子をリレー駆動端子として利用するので、高
い信頼性のフェイルセーフ機能を低コストで容易に実現
できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す構成図である。
【図2】パルス電圧充電回路およびリレー駆動回路の作
動特性図である。
【図3】パルス電圧充電回路およびリレー駆動回路の作
動特性図である。
【図4】パルス電圧充電回路およびリレー駆動回路の作
動特性図である。
【図5】従来例を説明する構成図である。
【図6】リレー駆動回路の作動特性図である。
【符号の説明】
1 パワーステアリング用の電動モータ 2 モータ駆動回路 3 電源オンーオフ回路 4 リレー駆動回路 5 CPU 7 パルス出力端子 10 パルス電圧充電回路 RY リレー TR1 トランジスタ R1,R2 抵抗 C1,C2 コンデンサ D1,D2 ダイオード

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正常時に所定周期のパルスを出力するフ
    ェイルセーフ用のプログラムを持つCPUと、そのパル
    ス電圧を充電して出力をほぼ一定に保つパルス電圧充電
    回路と、CPUの制御対象としての電動アクチュエータ
    への電源をオンーオフするリレーと、パルス電圧充電回
    路の出力に応じて電源のリレーを制御するリレー駆動回
    路とを備えたことを特徴とする電子制御のフェイルセー
    フ装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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