JPH0718208U - 整準装置 - Google Patents

整準装置

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JPH0718208U
JPH0718208U JP5440693U JP5440693U JPH0718208U JP H0718208 U JPH0718208 U JP H0718208U JP 5440693 U JP5440693 U JP 5440693U JP 5440693 U JP5440693 U JP 5440693U JP H0718208 U JPH0718208 U JP H0718208U
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賢治 藤井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンパクトで剛性の高い整準装置を提供す
る。 【構成】 互に重り合い、且つ水平回転可能な2個又は
2個以上の楔形状をなす傾斜調整部材4、5が、台座1
を基盤2に対し可変の傾斜角度を以て支持する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は整準装置に関するものである。更に詳しくは、測量機を装着しその姿 勢を鉛直に補正するための整準装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、建設の分野では技能工不足、高齢化といった労働者問題を解決するため の省人化機械や、非熟練者でも容易に熟練工並みの作業が可能な自動化機械の開 発が盛んに行われている。 このような建設分野において使用される測量機についても、前記要求は同様で あり、測量機が専門家だけの使用に止まらず、未経験者にも容易に使用が可能と なる簡便な機能の製品や、測量機の知識を殆ど必要としない機器等が普及しつつ ある。 従来の整準装置には、実開平4−79209号公報に記載されているように、 整準装置の台座部に傾斜角検出手段を有し、整準機能の自動化による整準作業の 簡便化が図られているものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような整準装置においては、傾斜角度を調整するための駆 動手段の傾斜調節用支持脚や連結手段の支点脚は押さえ板により保持されている 。押さえ板に剛性を持たせると、駆動手段に過負荷がかかり、特に低温環境で傾 斜調節用支持脚を回すための回転トルクが過大となり整準動作に不具合が生ずる という問題があった。他方、押さえ板の剛性を低くすると整準装置全体の剛性が 低くなり、精度の維持が困難になるという問題があった。
【0004】 本考案は上記の課題に鑑み、コンパクトで剛性の高い整準装置を提供すること を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、 測量機本体が装着される台座と、前記台座に対向する基盤と、前 記台座を前記基盤に対し可変の傾斜角度を以て支持する支持手段とを具備し、前 記傾斜角度を変更して前記測量機本体を整準する整準装置において、前記台座と 前記基盤の相互の水平回転を阻止する阻止手段を具備し、前記支持手段は互に重 り合い、且つ水平回転可能な2個又は2個以上の楔形状をなす傾斜調整部材から なるものである。
【0006】 又、 前記整準装置は更に、前記傾斜調整部材を駆動し前記傾斜角度を変更す る傾斜角度変更手段と、前記傾斜角度変更手段を制御する制御手段と、前記測量 機本体の鉛直方向に対する傾きを検出する傾きセンサとを具備し、前記傾きセン サの検出する傾きに基づき、前記傾斜角度を変更して前記測量機本体を整準する ものである。
【0007】 前記台座と前記傾斜調整部材との間、前記2個又は2個以上の傾斜調整部材の 相互間、及び前記傾斜調整部材と前記基盤との間にそれぞれ転がり軸受部材が設 けられているものが好ましい。
【0008】 前記傾斜角度変更手段は、前記台座と前記傾斜調整部材との間、前記2個又は 2個以上の傾斜調整部材の相互間、及び前記傾斜調整部材と前記基盤との間の何 れか2箇所又は2箇所以上に設けられた超音波モータからなるものが望ましい。
【0009】
【作用】
互に重り合い、且つ水平回転可能な2個又は2個以上の楔形状をなす傾斜調整 部材が、台座を基盤に対し可変の傾斜角度を以て支持する。
【0010】
【実施例】
本考案の第1の実施例を図1〜図3により説明する。図1は本考案の第1の実 施例の縦断面図、図2は側面図、及び図3は電気ブロックである。 測量機本体を装着するための台座1は三脚等に固定される基盤2に支持手段3 によって支持されている。支持手段3は楔形状をした裁頭円筒形状の傾斜調整部 材4、5とから構成されている。傾斜調整部材4、5の円筒外周に突起部4a、 5aが設けられ、突起部4a、5aには歯車6、7がそれぞれ形成されている。
【0011】 台座1、傾斜調整部材4、傾斜調整部材5及び基盤2は互いに水平回転可能で あり、且つ転がり軸受8、9、10がそれぞれ台座1と傾斜調整部材4、傾斜調 整部材5と傾斜調整部材4及び傾斜調整部材5と基盤2との間に嵌挿されている 。 台座1に固設されたモータ11の軸には小歯車12が固設され、小歯車12は 歯車6と係合している。又基盤2に固設されたモータ(不図示)の軸には小歯車 (不図示)が固設され、小歯車(不図示)は歯車7と係合している。
【0012】 台座1には傾きセンサ13が固設されている。傾きセンサ13は台座1に装着 された測量機本体14の水平面に対する二次元的な傾きを検出し、傾きに関する 情報を出力する。傾きセンサ13は、直交する2方向に設けられた一次元的な傾 きを検出する2個のセンサ13a、13bを組合わせたものであるが、1個の二 次元的な傾き検出可能なセンサを使用しても良い。
【0013】 図2に示すように、台座1には接続部材21が固設され、接続部材21の先端 部には回転阻止部材22が固設されている。基盤2には制限部材23が固設され 、制限部材23には案内溝24が穿設されている。回転阻止部材22は案内溝2 4に摺動可能に係合していて、台座1は基盤2に対し上下方向には移動可能であ るが、基盤2との水平回転は阻止される。
【0014】 図3に示すように、制御部15はCPU17及びモ−タ駆動回路18a、18 bからなっている。入力装置の操作部16は自動整準指令をCPU17に入力す る装置であり、所定の整準状態が得られるとCPU17から操作部16に停止の 指令が発せられる。傾斜角度出力回路13c、13dはセンサ13a、13bで 得られた傾斜角度の検出信号をCPU17に出力する回路である。モ−タ駆動回 路18a、18bはCPU17の演算結果に従ってモ−タ11、11aをそれぞ れ駆動する回路である。
【0015】 次に動作について説明する。 先ず、測量機14を整準装置の台座1に装着固定し、三脚の脚頭上に基盤2を 固定する。三脚の脚頭上面ができるだけ水平に近くなるように、三脚の脚を調整 しながら三脚を設置するが、それでも整準装置には傾きが発生する。整準装置が 傾いているとそれに従い、三脚の上に装着された測量機は傾いた状態で設置され る。操作部16を操作して整準開始の指令を入力すると、センサ13a、13b は測量機の傾斜角度を検出する。この検出信号は傾斜角度出力回路13c、13 dから制御部15のCPU部17に出力される。
【0016】 CPU部17は検出信号から得られる傾斜角度及び傾斜方向の情報に基づいて 予め設定された方式に従って演算を行う。演算結果に従ってモ−タ駆動回路18 a、18bからは、モ−タ11、11aのそれぞれにモータ回転数及びモータ回 転方向を指示する制御信号が出力される。モ−タ11、11aが制御信号に従っ て駆動されると、モータ11、11aの回転はそれぞれ、小歯車12、12a及 び歯車6、7を介して傾斜調整部材4、5に伝達される。傾斜調整部材4、5は それぞれ整準装置の中心19を回転中心として右回転または左回転を行う。この 間台座1及び基盤2は台座1側の回転阻止部材22が基盤2側の案内溝24に嵌 合していて、相互の水平回転は阻止されている。
【0017】 傾斜調整部材4、5の楔角度をそれぞれθ1 、θ2 とすると、最大傾斜調整角 度θMAX は、θMAX =θ1 +θ2 、最小傾斜調整角度θMIN は、θMIN =θ1 − θ2 (θ1 >θ2 )で与えられる。実際はθMIN =0とする必要があるから、θ 1 =θ2 =θ、θMAX =2θである。このようにして傾斜調整部材4、5により 0〜2θの間で傾斜調整が可能である。
【0018】 モ−タ11、11aによる傾斜調整部材4、5の相対的回転により、所要の傾 斜調整角度が得られ、更にモ−タ11、11aにより台座1の傾き方向に両傾斜 調整部材4、5の傾斜調整角度の方向を一致させるように回転すれば、測量機1 4の姿勢が鉛直状態となり、整準は完了する。CPU17により傾斜調整角度の 大きさと方向とを直ちに、傾斜調整部材4、5をモ−タ11、11aにより回転 して調整することができることは言うまでもない。
【0019】 測量機14の姿勢が鉛直状態となると、センサ13a、13bの傾きがない旨 の情報が傾斜角度出力回路13c、13dから発信され、CPU17は整準が完 了したことを認識する。そして、モ−タ駆動回路18a、18bからは、モ−タ 11a、11bのそれぞれに停止の制御信号が出力される。停止の制御信号が出 力されると操作部16の整準開始の指令が解除される。
【0020】 第4図は本考案の第2の実施例の縦断面図である。 測量機本体を装着するための台座31は三脚等に固定される基盤32に支持手 段33によって支持されている。支持手段33は楔形状をした裁頭円筒形状の傾 斜調整部材34、35とから構成されている。 台座31、傾斜調整部材34、傾斜調整部材35及び基盤32は互いに水平回 転可能である。台座31と傾斜調整部材34との間に超音波モータを構成する圧 電体36と弾性体37が圧接された駆動部材、及び傾斜調節部材35と基盤32 との間に超音波モータを構成するための圧電体38と弾性体39が圧接された駆 動部材がそれぞれ嵌挿されている。又傾斜調整部材34、35相互間には転がり 軸受40が嵌挿されている。
【0021】 また、傾きセンサ41が台座31に固設されて、台座31に装着された測量機 本体の水平面に対する二次元的な傾きを検出する。 一方、台座31には部材42を介して回転阻止部材44が固設され、基盤32 に形成された制限部材43によって、台座31の水平回転は阻止されている。 その他の部分に関しては第1の実施例と同様であるので説明の詳述は省略する 。
【0022】 第1及び第2の実施例において、支持手段は台座及び基盤とほぼ同じ位の面積 で且つ厚さが薄いから、嵩張ることがなく、又台座及び基盤と支持手段の接触面 積が大きく確保されるから整準装置全体の剛性を高めることが可能となる。
【0023】 又、台座と傾斜調整部材との間、2個又は2個以上の傾斜調整部材の相互間、 及び傾斜調整部材と基盤との間にそれぞれ転がり軸受部材が設けられていて各部 材間の接触面積が大きくても、動作が円滑に行われる。
【0024】 又、第2の実施例においては、傾斜角度変更手段が超音波モータで構成されて おり、超音波モータが占める空間は小さいから整準装置全体の更なるコンパクト 化が実現している。
【0025】 尚第1及び第2の実施例において、傾斜調整部材を手動で回転し、整準操作を 行うことができることは言うまでもない。
【0026】
【考案の効果】
本考案によれば、支持手段は台座及び基盤とほぼ同じ位の面積で且つ厚さが薄 いから、嵩張ることがなく、又台座及び基盤と支持手段の接触面積が大きく確保 されるから整準装置全体の剛性を高めることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例にかかる装置の縦断面図。
【図2】本考案の第1実施例にかかる装置の側面図。
【図3】本考案の第1実施例にかかる装置に用いられる
電気回路のブロック図。
【図4】本考案の第2実施例にかかる装置の縦断面図。
【符号の説明】
1、31・・・・台座 2、32・・・・基盤 3、33・・・・支持手段 14・・・・・・測量機 6、7・・・・・歯車 8、9、10・・転がり軸受 11、11a・・モータ 12、12a・・小歯車 13・・・・・・傾きセンサ 13a:13b・センサ 15・・・・・・制御部 36、38・・・圧電体 37、39・・・弾性体

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】測量機本体が装着される台座と、前記台座
    に対向する基盤と、前記台座を前記基盤に対し可変の傾
    斜角度を以て支持する支持手段とを具備し、前記傾斜角
    度を変更して前記測量機本体を整準する整準装置におい
    て、 前記台座と前記基盤の相互の水平回転を阻止する阻止手
    段を具備し、前記支持手段は互に重なり合い、且つ水平
    回転可能な2個又は2個以上の楔形状をなす傾斜調整部
    材からなることを特徴とする整準装置。
  2. 【請求項2】前記整準装置は更に、前記傾斜調整部材を
    駆動し前記傾斜角度を変更する傾斜角度変更手段と、前
    記傾斜角度変更手段を制御する制御手段と、前記測量機
    本体の鉛直方向に対する傾きを検出する傾きセンサとを
    具備し、前記傾きセンサの検出する傾きに基づき、前記
    傾斜角度を変更して前記測量機本体を整準することを特
    徴とする請求項1に記載された整準装置。
  3. 【請求項3】前記台座と前記傾斜調整部材との間、前記
    2個又は2個以上の傾斜調整部材の相互間、及び前記傾
    斜調整部材と前記基盤との間にそれぞれ転がり軸受部材
    が設けられていることを特徴とする請求項2に記載され
    た整準装置。
  4. 【請求項4】前記傾斜角度変更手段は、前記台座と前記
    傾斜調整部材との間、前記2個又は2個以上の傾斜調整
    部材の相互間、及び前記傾斜調整部材と前記基盤との間
    の何れか2箇所又は2箇所以上に設けられた超音波モー
    タからなることを特徴とする請求項2又は3に記載され
    た整準装置。
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