JPH07182310A - 構造解析方法及び装置 - Google Patents

構造解析方法及び装置

Info

Publication number
JPH07182310A
JPH07182310A JP32802593A JP32802593A JPH07182310A JP H07182310 A JPH07182310 A JP H07182310A JP 32802593 A JP32802593 A JP 32802593A JP 32802593 A JP32802593 A JP 32802593A JP H07182310 A JPH07182310 A JP H07182310A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
approximate solution
updating
solution
acceleration coefficient
coefficient
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP32802593A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Yoneda
弘 米田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP32802593A priority Critical patent/JPH07182310A/ja
Publication of JPH07182310A publication Critical patent/JPH07182310A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Complex Calculations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】解析処理の反復過程における解の収束速度を加
速し、計算時間を短縮することを可能とした構造解析方
法及び装置を提供することを目的とする。 【構成】解析対象である領域に近似解の初期値を設定
し、これを複数の部分構造に分けて外部記憶装置4に格
納する(ステップS1及び2)。本例ではi番目の部分
構造は2i-2、2i-1及び2iの領域を有し、各領域のデータ
は外部記憶装置4より読み出されて主記憶部に格納され
る。そして、ステップS4〜S8において第i番目の部
分構造について近似解を求める。特に、ステップS6で
は加速係数による加速処理がなされる。そして、全部分
構造についての処理が終了すると収束判定が行われ、近
似解が収束するまで上記の処理を反復する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、解析領域を部分構造に
分割し、部分構造ごとに解析を実行し、得られた解を順
次修正して、全構造の解を求める構造解析方法及び装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】構造解析,電場解析などの各種の場を計
算するためには、偏微分方程式を解くことになる。これ
らの解法としては、一般には有限要素法や差分法などの
数値計算法か用いられる。これらの数値計算法は偏微分
方程式を離散化することによって連立1次方程式を導く
ものであり、最終的には連立1次方程式を解く必要があ
る。
【0003】連立1次方程式を解く方法としては、大き
くわけて直接法と反復法がある。直接法の代表的なもの
としては、ガウス消去法があるが、バンド幅がひろがる
場合には連立1次方程式の係数を格納する記憶容量が増
大するという欠点がある。
【0004】一方、反復法としては、SOR法やCG法
などがある。反復法は、直接法と異なり、連立1次方程
式の係数のみを記憶すればよいため、必要となる記憶容
量がバンド幅に依存せず、直接法よりも少なくてよいと
いう利点がある。
【0005】ところで、連立1次方程式の規模がある程
度大きくなると、演算を処理するコンピュータの記憶容
量が不足するようになる。そこで、それよりも大きな規
模の方程式を解くためには、外部記憶装置つまりディス
クメモリなどのアクセス時間のかかる記憶装置を使用し
なくてはならない。しかし、単純に外部記憶装置を使用
すると、主記憶装置(即ち半導体記憶装置)に比べて、
アクセス時間が比較にならない程増大する。そのため、
処理に要する時間が膨大となるため、現実的な時間内で
処理を終えることができない。そこで、方程式解法の手
順を変更して、外部記憶との入出力回数を減らす工夫が
なされている。ただし、直接法については、そのような
改善手法が提案されているが、反復法についてはそのよ
うな改善手法は知られていない。
【0006】そこで、反復法を用いて、かつ外部記憶を
使用することも可能な効率的な方法として、部分構造法
が提案されている。この部分構造法では、解析領域を複
数の部分構造に分け、各部分構造毎に解析を行い、得ら
れる解が収束するまで繰り返すものである。ここで、部
分構造の規模は、その部分構造単独で計算を行う時に必
要な記憶容量が演算を処理するコンピュータの主記憶に
格納できる範囲に設定される。このため、本部分構造法
では、各部分構造内における演算処理を主記憶内で実行
することがでるようになる。
【0007】このように、部分構造法では、演算処理が
アクセス時間の短い主記憶で行われるので、処理が速
い。また、外部記憶との入出力は部分構造毎に集中的に
行われるので、外部記憶へのアクセス回数が少なく、効
率的である。更に、個々の部分構造内での連立1次方程
式の解法には直接法と反復法のどちらでも用いることが
できる、などの利点を有する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
一般的な部分構造法においては、解の収束性に問題があ
った。つまり、部分構造法による演算手順においては、
部分構造の計算が順次繰り返され、各部分画像毎に方程
式を満たす解を得るわけであるが、全解析領域にわたっ
て方程式を満たす解を得るまでには、多大の量の繰り返
しを必要とする場合がある。
【0009】図11は、一般的な部分構造法による反復
回数と解の収束との関係の一例を表す図である。同図
で、横軸は反復回数を、縦軸は近似解の値を示す。この
例では、解の初期値として真値に近い値が設定されてい
るが、反復とともにいったん真値から離れ、その後、真
値に近づいてゆくという傾向をみせるが、真値に近づく
速度は極めて遅い。同図から、演算の反復を繰り返せ
ば、十分真値に近い解を得られるものと予想されるが、
そのためには多大な反復回数を必要とし、現実的ではな
く実際には使用できない。
【0010】当然、収束速度は与えられた解析条件によ
って異なるものであるが、一般的には図11で示したよ
うな傾向を示す。また、比較的収束の速いような場合で
あっても、より速く収束することが望ましいことは言う
までもない。
【0011】以上説明したように、一般的な部分構造法
においては、解の収束が遅く、与えられた解析条件によ
っては多大な反復回数を要する場合があり、このため、 計算時間(解を得るまでの時間)が長く、効率的では
ない. 計算時間が長すぎて、実際的な時間の範囲で解を得る
ことができず、役に立たない. という問題がある。
【0012】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
のであり、解析処理の反復過程における解の収束速度を
加速し、計算時間を短縮することを可能とした構造解析
方法及び装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明による構造解析方法は、解析対象の領域につ
いて与えられた解析条件に対する近似解を発生して数値
解析を行う構造解析方法であって、加速係数及び近似解
の設定入力を行う入力工程と、前記解析対象の領域を複
数の領域に分割して得られた部分領域の各々について、
前記解析条件及び設定された近似解に基づいて独立に近
似解を発生する発生工程と、前記発生工程で発生された
近似解を前記入力工程で入力された加速係数に基づいて
更に解の収束方向へ更新する更新工程と、前記更新工程
により得られた値を新たに近似解として設定する設定工
程とを備え、近似解が所定の範囲に収束するまで前記発
生工程、更新工程及び設定工程を反復することを特徴と
する。
【0014】又、上記の目的を達成する本発明の構造解
析装置は、解析対象の領域について与えられた解析条件
に対する近似解を発生して数値解析を行う構造解析装置
であって、加速係数及び近似解の設定入力を行う入力手
段と、前記解析対象の領域を複数の領域に分割して得ら
れた部分領域の各々について、前記解析条件及び設定さ
れた近似解に基づいて独立に近似解を発生する発生手段
と、前記発生手段で発生された近似解を前記入力手段で
入力された加速係数に基づいて解の収束方向へ更新する
更新手段と、前記更新手段により得られた値を新たな近
似解として設定する設定手段とを備え、近似解が所定の
範囲に収束するまで前記発生手段、更新手段及び設定手
段による処理を反復することを特徴とする。
【0015】
【作用】上記の構成により、部分領域毎に反復して近似
解を発生し、発生した近似解を設定された加速係数によ
り更に解の収束方向へ更新することで、解の収束速度を
向上する。
【0016】
【実施例】以下に添付の図面を参照して本発明の好適な
実施例を説明する。
【0017】<実施例1>図1は実施例1の構造解析装
置の概略の制御構成を表すブロック図である。同図にお
いて、1はCPUであり、本構造解析装置における各種
制御を行う。2はROMであり、CPU1が実行する各
種制御プログラムやデータを格納する。図2により後述
するフローチャートで表される制御プログラムもROM
2に格納されている。3はRAMであり、CPU1が各
種制御を実行する際の作業領域を提供する。RAM3
は、主記憶部3a、カウンタ3b,加速係数3cを有す
る。尚、各部の機能については後述する。
【0018】4は外部記憶装置であり、例えばハードデ
ィスクで構成される。外部記憶装置4には、部分構造に
関するデータが格納される。5は入力部であり、CPU
1に対して各種コマンドやデータの入力を行う。6は表
示部であり、CPU1の制御により各種の表示を行う。
【0019】次に、本実施例1における構造解析の処理
手順を説明する。図2は実施例1の構造解析の手順を表
すフローチャートである。又、図3は、解析領域を部分
構造に分割した状態の一例を表す図である。同図では、
2次元的に示しているが、3次元的な領域でも同様であ
る。また、同図では部分構造の数が3の場合を示してい
るが、部分構造の数が違っても以下に説明する手順と同
様に処理することができる。
【0020】まず、解析すべき問題として、図3で示さ
れるa−b−l−k−aの領域内である方程式が定義さ
れているものとする。この方程式を解くにあたって、解
析領域を複数個の部分構造に分割する。図3の解析領域
の例では、3つの部分構造からなり、各部分構造は、領
域+領域,領域+領域+領域,領域+領域
からなる。このうち、領域,領域は部分構造間の
重複部分となっている。尚、1つの部分構造の規模は、
その部分構造を単独で計算を行う時に必要な記憶容量が
所定の範囲に納まるように決める。
【0021】次に、解析領域に与えられた方程式を解く
過程を図2のフローチャートを参照して説明する。
【0022】まず、ステップS1において、解析領域の
全体に、解の初期値を設定する。この初期値は、固定境
界条件を満たすものであればよい。続くステップS2に
おいて、これらの初期値を外部記憶装置4に格納する。
尚、各初期値は図3の〜の各領域にわけて格納す
る。
【0023】ステップS3において、RAM3のカウン
タ3bをリセットし、内容を1にセットする。尚、図2
においてはカウンタ3bの内容をiで示す。以後、ステ
ップS4以降の処理において、各部分構造毎の解析が行
われる。
【0024】ステップS4では、第i番目の部分構造の
データを外部記憶装置4から読み込み、これをRAM3
の主記憶部3aに格納する。図3の如き部分構造の構成
では、第i部分構造に対しては領域2i−2、領域2i
−1及び領域2iのデータが必要となる。例えばi=2
であれば第2部分構造が解析の対象となり、領域、領
域及び領域のデータが読み出されて主記憶部3aに
格納される。
【0025】ステップS5では、第i番目の部分構造に
ついて、固定境界(図3の第2部分構造についていえ
ば、c−i,d−j)上と部分構造の境界(同じく、c
−d,i−j)上の値を固定して、方程式をたて、新た
な近似解を得る。ステップS6では、先のステップS5
で得れた解に対して加速処理を行う。そして、加速処理
を行った解を外部記憶装置3へ格納し、各領域の記憶内
容を書き換える。尚、ステップS6の加速処理について
は後述する。
【0026】ステップS8において、i(カウンタ3
b)を更新する。そしてステップS9において、全ての
部分構造について上述のステップS4〜ステップS7ま
での処理が終了したかどうかをiの値によって判定す
る。全ての部分構造について処理が終了していなければ
次の部分構造の処理を行うべくステップS4へ戻る。一
方、全ての部分構造について処理が終了していればステ
ップS10へ進み、収束判定を行う。収束判定では、得
られた解が全ての解析領域(図3ではa−b−l−k−
a、つまり領域〜)で矛盾なく方程式を満たしてい
るかどうかを判定するものである。例えば、前回の反復
計算の結果と今回の反復計算の結果、近似解の変動が所
定の範囲に収束しているかどうかを判定する。そして、
収束していなければ、ステップS3へ戻り、再度第1部
分構造の処理から繰り返す。尚、この繰り返しにおいて
は、先のステップS7で格納された各領域の値が用いら
れる。一方、ステップS10において解が収束していれ
ば本処理を終了する。この時点で、外部記憶装置3内に
格納されているデータが解となる。
【0027】以上の方法は、部分構造に分けて、主記憶
に読み出して処理を行うので、少ない主記憶容量で処理
が可能であると共に、外部記憶装置への効率的なアクセ
スによる処理時間の短縮が達成される。更に、本実施例
1においては、加速処理を行うことにより解の収束が高
速化され、計算時間が短縮される。以下に加速処理につ
いて説明する。
【0028】第i番目の部分構造において、新しく計算
で得られた近似解をv(n) とし、加速処理を行った後の
近似解をV(n) で表わした時、両者の関係は、 V(n) =V(n-1) +α(v(n) −V(n-1) ) …(1) ただし、V(n-1) :前回に記憶されていた値 α :加速係数 で与えられる。
【0029】(1)式によると、一般的な部分構造法は
α=1の場合に相当する。ここで、収束を加速するため
には、加速係数αを1より大きい値に設定する。即ち、
入力部5を用いて加速係数を入力し、これを加速係数3
cに格納する。
【0030】図4は本実施例1による効果を説明する図
である。図4に示された収束傾向は、上述の図11にお
いて用いられたのと同じ問題について、本実施例の手法
を適用したものである。図4には、加速係数αが1.5
と1.8の2種類について、反復回数と解の変化とを示
している。両者とも図11の従来例に比べて収束が速い
ことが明かである。また、加速係数αが1.8の場合
は、一度真値を行きすぎるが、最終的にはα=1.5の
場合と同じ程度の反復回数で収束している。
【0031】図5は図11及び図4で示した収束傾向を
数値で示す図である。加速係数αが1.0つまり一般的
な部分構造法では、反復回数が50回でも2%近い誤差
があるが、本実施例では30回以下で誤差が0.5%以
下となっており、収束速度が向上していることが確認で
きる。特に、一般的な部分構造法では誤差2%の状態か
ら更に解を改善しようとした場合に、多大な反復回数が
必要となる点に注意すべきである。これは図11が示す
ように解の収束速度が遅いためである。従って、ある程
度小さな誤差レベルの近似解を得ようとする場合、一般
的な手法では計算量,計算時間とも極端に増大すること
になる。このため、図5に示す誤差の差以上に一般的な
手法と本実施例1の手法との差は大きい。つまり、本実
施例1における加速効果は極めて大きいことに着目すべ
きである。
【0032】次に、加速係数の値について更に説明をす
る。当然ながら、本実施例1によって得られる加速効果
は、加速係数に依存する。図2で示した例でも、α=
1.5とα=1.8とで効果に差が生じている。一般に
加速効果を得るためには、加速係数が1より大きい必要
がある。加速係数が大きい程、加速効果は大きいが、あ
る程度以上大きくなると、図2の加速係数1.8のよう
に解の修正にゆきすぎが生じる。このゆきすぎが大きす
ぎると、解の修正が良好になされず、収束解を得るため
に要する反復回数はかえって増加したり、場合によって
は収束しない場合も生じる。このように、加速係数の値
として望ましい範囲には制約があり、とくに、1.0≦
α<2.0であることが望ましい。特に図4の解析例で
は、1.5≦α≦1.8の範囲に最適な加速係数がある
ものと推定される。加速係数の設定方法としては、何種
類かの加速係数について試し計算を行い、その中から最
も適切と考えられる値を採用し、これを入力部5より入
力すればよい。
【0033】<実施例2>次に実施例2を説明する。本
実施例2における部分構造解析装置の構成及び処理手順
は、実施例1と同様(図1及び図2)である。実施例1
では全ての部分構造に同一の加速係数を使用していた
が、本実施例2では各部分構造に別個の加速係数を使用
する点が異なる。各部分構造毎に定められた加速係数を
全て同じ値とすれば、実施例1と同じになるが、少なく
とも2種類以上の異った加速係数を用いた場合には、実
施例1とは異る効果を得ることができ、収束をさらに速
くすることができる。
【0034】つまり、図4の解析結果の例では、加速係
数の値によって収束の仕方が異なることを示している
が、加速係数と収束の仕方の関係は、場の条件等によっ
て異なる。加速係数と収束の仕方の関係は多くの条件に
依存するが、特に求めようとする場の分布と、部分構造
のつながり部分との関係が大きく影響する。従って、個
々の部分構造にとって最適な加速係数の値は、各々異っ
た値となる場合が多い。よって、各部分構造に適した加
速係数の値を使用した方が、全ての部分構造に同じ値の
加速係数を用いた場合に比べて収束が速くなる。即ち、
実施例2は実施例1よりもさらに収束性を向上するとい
う効果がある。
【0035】ここで、実施例1及び実施例2で用いられ
る加速係数の求め方について説明を加える。
【0036】加速係数は1.0〜2.0の範囲にその最
適値があるとする。この加速係数の値が最適値から離れ
て小さい場合には加速効果が小さくなる。又、逆に加速
係数の値が大きすぎる場合は解の修正にゆきすぎが生
じ、解を得るのに要する反復回数が増加する。そして、
場合によっては、余計に時間がかかったり、解が振動し
て正解が得られなかったりするなど逆効果となる。従っ
て、加速係数の値は、最適値もしくはその近傍に設定す
る必要がある。
【0037】加速係数の最適値を求める1つの方法とし
ては、加速係数のいくつかの値について、反復法の計算
を行い、その結果が最も良好な値を選択するという方法
がある。
【0038】又、ガウス・ザイデル法を用いて自動的に
加速係数を求めるようにしてもよい。本手法によれば、
まず、解くべき連立1時方程式をマトリクス表示で表
す。即ち、 (−[E]+[D]−[F]){x}={b} …(2) 但し、−[E]:係数行列のうちの下三角行列 [D]:係数行列のうちの対三角行列 −[F]:係数行列のうちの上三角行列 となる。又、ガウス・ザイデル法の計算手順は、マトリ
クス表示により以下のように示される。即ち、 {x}(k+1) =[D]-1({b}+[E]{x}(k+1) +[F]{x}(k)) …(3 ) となり、ここで、{x}の添え字(k+1) 及び(k) は、
{x}がその反復回における値であることを示す(例え
ば、{x}(k) はk回目の反復における値)。
【0039】又、加速係数を用いた場合の加速手順は {x}(k+1) ={x}(k) +α({X}(k+1) −{x}(k) ) …(4) 但し、 α:加速係数 {X}(k+1) :反復計算で求められた値 {x}(k+1) :加速された値 で与えられる。
【0040】このとき、加速係数αを求めるにあたっ
て、{x}(k+1) と{x}(k) との関係を導くと、 {x}(k+1)= ([D]−α[E])-1{(1−α)[D]+α[F]}{x}(k) +α([D]−α[E])-1{b} …(5 ) となる。
【0041】上記の式(5)は{x}についての漸化式
になっている。収束の速さは、{x}(k) の係数の絶対
値が小さいほど速い。そこで、加速係数αの最適値は、
上式の{x}(k) の係数の絶対値を最小にするものであ
る。即ちこのようなαを求めてこれを加速係数として用
いればよい。
【0042】更に、先に示した実施例1及び2では、加
速係数の値として1.0以上の値を使用しているが、
1.0以下の値も使用できる。この場合、加速係数は収
束速度を減速する。したがって、加速効果は得られな
い。しかし、計算しようとする系が不安定、もしくは部
分構造反復に対して過敏な場合が存在する。このような
場合には、加速係数が1.0の場合においても計算過程
が不安定となり、収束解を良好に得られない場合があ
る。そこで、加速係数を1.0以下に設定することによ
り、計算過程を安定し、結果として速く収束解が得られ
る。このような場合を考慮すると、加速係数αは、0<
α<2.0の範囲にあることが望ましい。
【0043】以上説明したように、上記実施例1及び実
施例2では、部分構造毎の解析処理に、加速処理を追加
することにより、 所定の精度の解を得るのに要する反復回数を少なくで
きるため、計算量及び計算時間を大幅に短縮できる 従来法では計算時間がかかりすぎるために、達成でき
なかった計算精度が実施例1及び2の方法によって実現
可能となる 上記実施例1及び2における加速処理は複雑なもので
はなく、この処理に要する計算量は無視しうるものであ
る。また、一般的な構造解析法の処理手順をそのまま適
用することができ、微少な変更により著しい計算時間の
短縮が達成できるという効果が得られる。
【0044】<実施例3>上記実施例1及び実施例2で
は、予め求めた加速係数を設定して加速処理を行う。最
適な加速係数の算出方法については上述したが、いくつ
かの加速係数を用いて反復法を実行し最適な加速係数を
得る方法では、1つの計算に対して、複数回の反復計算
を行うことになり、解を速く求めるという目的に沿わな
い場合がある。
【0045】又、ガウス・ザイデル法を例とした手法で
は、複雑な計算手順と多大な計算時間が必要となる。こ
の対策として、簡便な近似手法を用いてもよいが、解く
べき方程式が特定の性質を有するものに限られてしまう
上に、計算量そのものはそれほど減少しない。更に、上
述した手法では、反復計算の過程が漸化式の形式で表現
できる手法にしか適用することができない。しかし、部
分構造法などの反復法では、その計算手順を漸化式で表
現することが困難な場合が多い。
【0046】即ち、現状では、 反復法の計算手順が漸化式で表現できるものに限られ
る 方程式が特定の性質を有するもの以外では、最適値を
求める計算量が膨大となり、加速係数の最適値を求める
メリットはない 加速係数の最適値を求める簡便法がある場合において
も、そのための計算手順がなお複雑であったり、計算量
が多くなる場合があるという問題がある。従って、本実
施例3では、解析処理における解の収束速度を向上する
ための係数の値を自動的に適切に設定し、計算時間を更
に短縮することを可能とした構造解析装置について説明
する。
【0047】本実施例3における構造解析装置は、加速
係数の初期値としてある値を設定しておき、その後の反
復計算による近似解の変化に基づいて加速係数を増加も
しくは減少させていく。これにより、反復計算の過程に
おいて加速係数の値を最適値に設定していくものであ
る。本実施例3の構造解析装置も上記実施例1(図1)
と同様の構成を有するものであり、ここでは詳細な説明
を省略する。
【0048】図6は、実施例3の構造解析手順を示すフ
ローチャートである。本手順は、上述の実施例1で説明
した処理過程に、加速係数の自動設定手順を組み込んだ
ものである。図6において、RAM3に設けられたカウ
ンタ3dは、反復処理の過程において、少なくとも前回
と今回の処理について値が増加した近似解の数を格納す
るものである。
【0049】ステップS21において、加速係数として
所定の初期値を設定する。次にステップS22におい
て、RAM3に設けられたカウンタ3dの内容Nをゼロ
(N=0)にセットする。本カウンタ(N)は反復処理
の過程において、新たに得られた値(新値と称する)が
前回の値(前値と称する)よりも増加した解の数をカウ
ントする。
【0050】ステップS23においては、解の計算を行
う。即ち、外部記憶装置4に格納されている解の値(前
回の計算で得られた解x(k) を用い、反復法の手順に従
って新しい解x(k+1) を求める。このとき、反復法の計
算内容は、使用する反復法の種類によって異なる。又、
実施例1と同様に加速処理を行う。よって、解の前値x
(k) と新値X(k+1) 及び加速係数αから、加速された修
正解x(k+1) は、 x(k+1) =x(k) +α(X(k+1) −x(k) ) …(5) で表される。そして、ステップS24において、こうし
て得られた修正解x(k+1 ) を外部記憶装置4に格納し、
前値x(k) を書き換える。尚、ステップS23及びステ
ップS24で用いられる反復計算方法は、上述の実施例
1の如く部分構造毎に分けて行ってもよいし、全解析領
域について反復計算を行ってもよい。
【0051】ステップS25では、得られた修正解の前
値に対する増減を判断し、解が増加している場合はカウ
ンタ3dのカウント値Nをインクリメントする。このよ
うにして、全ての未知数について、解の増加した数をカ
ウントし、これをカウンタ3dに格納する。尚、このカ
ウント処理は、ステップS24にて修正解x(k+1) を外
部記憶装置4に格納する際に実行される。
【0052】次に、ステップS26〜ステップS28お
いて、カウンタNの値に基づいて加速係数の設定の更新
を行う。まず、ステップS26において、前回の処理に
おけるカウンタの値(カウンタの前値と称する)N0 を
読み出し、今回のカウンタの値NのN0 に対する変化量
を評価する(ステップS27)。そして、この評価に基
づいて新たに加速係数αを設定する(ステップS2
8)。ここで、加速係数αの再設定は、 |(N−N0 )/N| ≧ 0.1 ならば αn =α
−0.1 |(N−N0 )/N| < 0.1 ならば αn =α
+0.1 但し、 αn ≧1.99 ならば αn =1.99 αn <1.0 ならば αn =1.0 に従って行う。
【0053】ステップS29では、今回のカウント数N
をN0 としてカウンタ3dに格納する。そして、反復計
算における解の収束を判定する。ここで、解が収束して
いなければステップS22へ戻り、上述の処理を繰り返
す。位っぽい、解が収束していれば、本反復計算を終了
する。
【0054】以上説明したような処理により、本実施例
3においては、初期値として最適値から離れた加速係数
が設定されても、何回か上述の処理が繰り返された後に
は最適値に近い速度係数が自動的に設定される。
【0055】本実施例3の効果を図7及び図8を用いて
説明する。図7及び図8は反復法として部分構造法を用
いた場合の反復回数と解の修正量との関係を表すもので
ある。尚、部分構造法は、一般に反復過程を漸化式の形
に表現するのが難しいものである。
【0056】まず、図8は加速係数αを1.0に固定し
た場合(即ち一般的な手法による反復計算を用いた場
合)の処理の反復回数と解の修正量との関係を表す図で
ある。解の修正量は反復回数と共に緩やかに減少してお
り、その程度はおよそ−0.35dB/回である。
【0057】一方、図7は本実施例3による処理の反復
回数と解の修正量との関係を表す図である。ここで、加
速係数の初期値は1.0としてある。同図によれば、反
復の初期における修正量は大きいが、反復回数が10回
を過ぎたあたりから、修正量は大きく減少している。こ
れは、そのあたりで、加速係数が最適値に近くなったこ
とを示している。後半における修正量の減少の程度は−
2dB/回であり、加速係数を1.0に固定した場合と
比べて5〜6倍の速度で解が収束しているのがわかる。
以上より、本実施例3によれば、加速係数が適切に設定
されていることが確認できる。
【0058】しかし、解の修正量だけでは解の精度を直
接に評価することができない。そこで、解の値を比較し
た結果を図9に示す。図9は30回の反復処理後の近似
解の誤差を示す図である。これによると、加速係数が
1.0で固定の場合(加速処理を行わず一般的な手法を
適用した場合)には13%の誤差があるが、加速係数を
1.5,1.8に固定した場合(実施例1の手法)は誤
差が非常に小さい。したがって、このあたりに加速係数
の最適値が存在すると考えられる。本実施例3における
反復処理の結果もこれらと同程度の誤差となっており、
加速係数が適切に設定されていることが確認される。
【0059】尚、上述のステップS28における加速係
数の再設定では、増加する解の数の変化が10%を越え
るかどうかを判断基準として加速係数の増減を行ってい
る。しかしながら、この判断基準はこれに限るものでは
なく、ある程度解析対象である問題に依存するものであ
る。そこで、この判断基準について更に解説する。
【0060】まず、本実施例3の基本的な考え方は、
「反復計算において解が順調に収束する過程において
は、解は単調に変化するはずである」というところにあ
る。つまり、増える方向に修正されるものは上方にある
解に向かって増え続け、減る方向に修正されるものは下
方にある解に向かって減り続ける。しかし、この過程に
加速係数を導入した結果、加速しすぎた場合には解の行
き過ぎが発生し、後戻りを始める解が生じる。つまり、
値を増加、もしくは減少する解の数が変化する。このよ
うな場合には加速係数を減少させる必要がある。逆に、
単調な変換を続けている場合には更に加速できる余地が
あると考えられる。
【0061】このような考え方のもとでは、加速係数の
増減を行う判定基準となる増加もしくは減少する未知数
の変動分は零でよいことになる。しかし、実際には、こ
の条件は厳しすぎる。図10は反復処理において値が増
加した近似解の割合を表す図であり、横軸に反復回数
を、縦軸に増加未知数の変化率をとっている。但し、加
速係数は1.0で固定である。図10をみると、全く加
速されていないにもかかわらず、増加未知数の変化率は
1〜10%の範囲となっている。この結果から変化率が
10%程度以下であれば、収束過程は順調であるとみな
してよいと考えられる。もちろんこれらの傾向は問題に
依存するので、一般的には2〜15%の範囲に判定基準
を設けるのが望ましい。加速の収束性に重大な悪影響を
及ぼす問題の場合には、加速係数を小さい値に設定すべ
きである。
【0062】また、加速係数の変更量も、本実施例では
0.1としているが、これも問題に依存する。この変更
量を小さくすると、加速係数の調整の精度は向上するが
修正に時間がかかる。加速係数の変更量は,0.05〜
0.2の範囲に設定するのが望ましい。ここで、確実性
を重視するならば、変更量は小さく設定すべきである。
【0063】更に、加速係数の初期値であるが、これは
小さめに設定することが望ましい。反復の初期では、収
束過程が安定しておらず、一時的に加速しすぎになる可
能性があり、このために収束が遅れることがあるからで
ある。図9に示された初期値が1.5の場合の収束結果
はこのことを表している。
【0064】以上説明したように、本実施例3によれ
ば、 加速係数が自動的に最適値に設定されるので、収束が
速く計算が効率的である. 加速係数の自動設定に要する計算手続きが簡単で、そ
れに要する計算量も極めて少ない. 反復法の種類によらず適用できるため、反復法の手続
きを漸化式で表現できないものにも同様に適用できる. 方程式に特定の性質を要求しない. という効果が得られる。即ち、本実施例3は、度のよう
な反復法に対しても簡単に適用でき、上述のような効果
を得ることができる。
【0065】尚、本実施例3では実施例1で説明した部
分構造法による反復法を用いているがこれに限られるも
のではなく、他のいかなる反復法でも適用することがで
きる。更に、実施例2の手法と組み合わせて、部分構造
毎に異なるαを自動設定していくようにしてもよい。
【0066】<実施例4>次に、上述の実施例3の変形
例として実施例4について説明する。本実施例の計算過
程は、実施例3(図6)と同じであり、ここでは詳細な
説明を省略し、実施例4の特徴的な部分のみ説明する。
【0067】実施例4では、ステップS28における加
速係数の再設定の方法が異なる。実施例4における加速
係数の再設定は、 |(N−N0)/N|≧0.1 ならば ωn=ω−0.
1 0.1>|(N−N0)/N|≧0.05 ならば ωn
=ω 0.05>|(N−N0)/N| ならば ωn=ω+
0.1 ただし、 ωn≧1.99 ならば ωn=1.99 ωn<1.0 ならば ωn=1.0 ここで、 N :今回の反復で解の値が増加した未知数の数 N0 :前回の反復で解の値が増加した未知数の数 ω :今回の加速係数の値 ωn :再設定された加速係数の値 に基づいて行う。
【0068】実施例3のステップS28における加速係
数の再設定においては、増加させるか減少させるかのい
ずれかであったが、本実施例4では、加速係数を変化さ
せない場合を設けた。実施例3では加速係数の再設定方
法として、加速係数を増加させるか減少させるかのどち
らかであったために、加速係数が最適値の近傍にあって
も、加速係数の値は常に変化しなければならなかった。
このため、特に、加速係数の修正幅が大きい場合には、
収束性のスムーズさに欠け、収束の速度に支障を来す場
合が生じる。一方、実施例4によれば、より滑らかな収
束性が実現され、収束の確実性が向上する。
【0069】<実施例5>更に、実施例3の他の変形例
として実施例5について説明する。本実施例5において
も実施例3(図6)と同様の処理手順が用いられる。本
実施例5のステップS28における加速係数の再設定は
以下のように行う。
【0070】即ち、 ωn =ω+Δω 但し、 0≦|(N−N0)/N|≦0.075 のときΔ
ω=(0.15−2×|(N−N0)/N|)×(2−
ω) 0.075<|(N−N0)/N|≦0.15 の
とき、Δω=0.15−2×|(N−N0)/N| 0.15<|(N−N0)/N| のとき、Δω=
−0.15 ωn ≧ 1.999 ならば ωn =1.999 ωn < 1.0 ならば ωn =1.0 ここで、 N :今回の反復処理で解の値が増加した未知数の数 N0 :前回の反復処理で解の値が増加した未知数の数 ω :今回の加速係数の値 ωn :再設定された加速係数の値 Δω:加速係数の変更量 に基づいて加速係数の再設定が行われる。
【0071】以上のようにして加速係数の再設定を行う
ので、上述の実施例3及び実施例4と比べて次のような
効果を生ずる。
【0072】即ち、 加速係数が最適値から離れているときは、加速係数の
修正幅が大きく設定されるため、加速係数を速く最適値
に近づけることができる. 最適値の近傍では、加速係数の変更量が小さくなるの
で、最適値付近における加速係数の変動によって収束過
程が乱れることがない. 上記実施例3及び実施例4では、加速係数の変更量を
固定量としていたために、とびとびの値にしか設定でき
ず、美調整ができない。このため、収束性が加速係数の
値に敏感で、最適な加速係数の値の範囲が狭い問題に対
しては加速係数を最適値に正しく設定できない場合があ
る。しかるに、本実施例5では、加速係数の変更幅が連
続的に異なった値となり得るため、加速係数をより最適
値に近い値に設定することが可能となる. 加速係数が2.0に近い場合は、加速係数の増分量を
小さくしているため、加速係数が大きくなり過ぎること
による収束過程の乱れを防止できる。又、一般に加速係
数の最適値がが2.0に近いほど最適値の範囲が狭くな
るが、本実施例では2.0の近傍ほど細かい刻み幅で加
速係数を修正することができ、より正確な設定が可能で
ある.という効果を有する。
【0073】以上のように、本実施例5では、実施例3
及び実施例4に比べてより確実な収束を実現し、収束速
度も速いという効果を有する。
【0074】尚、加速係数の再設定の方法としては、更
に各種の変形が可能であることは言うまでもない。
【0075】以上説明したように、上記実施例3乃至5
によれば、反復法において解の値が増加する未知数の数
の変化に応じて、加速係数の値を修正することが可能と
なるので、 任意の問題に対して最適な加速係数が設定されるため
収束速度が向上する. 反復法の種類によらず適用できる. 方程式の性質によらず適用できる. 最適な加速係数を求めるための手続きが簡単で、それ
に要する計算時間も極めて少ない. という効果が得られる。
【0076】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても1つの機器からなる装置に適用し
ても良い。また、本発明はシステム或いは装置に本発明
により規定される処理を実行させるプログラムを供給す
ることによって達成される場合にも適用できることはい
うまでもない。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、解
析処理の反復過程における解の収束速度を加速し、計算
時間を短縮することが可能となる。
【0078】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の構造解析装置の概略の制御構成を表
すブロック図である。
【図2】実施例1の構造解析の手順を表すフローチャー
トである。
【図3】解析領域を部分構造に分割した状態の一例を表
す図である。
【図4】本実施例1による効果を説明する図である。
【図5】図11及び図4で示した収束傾向を数値で示す
図である。
【図6】実施例3の構造解析手順を示すフローチャート
である。
【図7】本実施例3による処理の反復回数と解の修正量
との関係を表す図である。
【図8】加速係数αを1.0に固定した場合の処理の反
復回数と解の修正量との関係を表す図である。
【図9】30回の反復処理後における近似解の誤差を示
す図である。
【図10】反復処理において値が増加した近似解の割合
を表す図である。
【図11】一般的な部分構造法による反復回数と解の収
束との関係の一例を表す図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 RAM 4 外部記憶装置 5 入力部 6 表示部 7 システムバス

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 解析対象の領域について与えられた解析
    条件に対する近似解を発生して数値解析を行う構造解析
    方法であって、 加速係数及び近似解の設定入力を行う入力工程と、 前記解析対象の領域を複数の領域に分割して得られた部
    分領域の各々について、前記解析条件及び設定された近
    似解に基づいて独立に近似解を発生する発生工程と、 前記発生工程で発生された近似解を前記入力工程で入力
    された加速係数に基づいて更に解の収束方向へ更新する
    更新工程と、 前記更新工程により得られた値を新たに近似解として設
    定する設定工程とを備え、 近似解が所定の範囲に収束するまで前記発生工程、更新
    工程及び設定工程を反復することを特徴とする構造解析
    方法。
  2. 【請求項2】 前記設定工程は、 V(n) =V(n-1) +α(v(n) −V(n-1) ) ただし、v(n) は今回の計算で求めた近似解 V(n-1) は前回の設定値 V(n) は新しく設定する値 αは加速係数 により新たに近似解を設定することを特徴とする請求項
    1に記載の構造解析方法。
  3. 【請求項3】 前記加速係数αが、1.0≦α<2.0
    の範囲にあることを特徴とする請求項2に記載の構造解
    析方法。
  4. 【請求項4】 前記更新工程において、前記部分領域毎
    に独立して設定された加速係数が用いられることを特徴
    とする請求項1乃至3のいずれかに記載の構造解析方
    法。
  5. 【請求項5】 解析対象の領域について与えられた解析
    条件に対する近似解を発生して数値解析を行う構造解析
    装置であって、 加速係数及び近似解の設定入力を行う入力手段と、 前記解析対象の領域を複数の領域に分割して得られた部
    分領域の各々について、前記解析条件及び設定された近
    似解に基づいて独立に近似解を発生する発生手段と、 前記発生手段で発生された近似解を前記入力手段で入力
    された加速係数に基づいて解の収束方向へ更新する更新
    手段と、 前記更新手段により得られた値を新たな近似解として設
    定する設定手段とを備え、 近似解が所定の範囲に収束するまで前記発生手段、更新
    手段及び設定手段による処理を反復することを特徴とす
    る構造解析装置。
  6. 【請求項6】 前記更新手段において、前記部分領域毎
    に独立して設定された加速係数が用いられることを特徴
    とする請求項5に記載の構造解析装置。
  7. 【請求項7】 解析対象の領域について与えられた解析
    条件に対する近似解を発生して数値解析を行う構造解析
    方法であって、 第1近似解及び解析条件に基づいて前記領域における新
    たな近似解を発生する発生工程と、 設定された加速係数に基づいて前記発生工程で発生した
    近似解を収束方向に更新し、これを第2近似解として設
    定する設定工程と、 前記第2近似解の前記第1近似解に対する変化量に基づ
    いて、前記加速係数の更新を行う第1更新工程と、 前記第1近似解を前記第2近似解で更新する第2更新工
    程とを備え、 前記発生工程、設定工程、第1更新工程及び第2更新工
    程を近似解が所定の範囲に収束するまで反復することを
    特徴とする構造解析方法。
  8. 【請求項8】 前記第1更新工程は、 前記第2近似解が有する解の値のうち前記第1近似解が
    有する解よりも値が増加した解の数を計数する計数工程
    と、 前記計数工程の計数結果に基づいて前記加速係数を更新
    する係数更新工程とを備えることを特徴とする請求項7
    に記載の構造解析方法。
  9. 【請求項9】 前記第1更新工程における係数更新工程
    は、前記係数工程の係数の結果、値が増加した解の数が
    所定数以下の場合に前記加速係数を所定量増加し、値が
    増加した解の数が所定数よりも多い場合は前記加速係数
    を所定量減少することを特徴とする請求項8に記載の構
    造解析方法。
  10. 【請求項10】 前記第1更新工程における係数更新工
    程は、前記係数工程の係数の結果、値が増加した解の数
    が第1の所定数よりも小さい場合に前記加速係数を所定
    量増加し、値が増加した解の数が第2の所定数よりも大
    きい場合に前記加速係数を所定量減少し、前記第2の所
    定数は前記第1の所定数よりも大きく、値が増加した解
    の数が前記第1及び第2の所定数の間にあるときは前記
    加速係数の増減を行わないことを特徴とする請求項8に
    記載の構造解析方法。
  11. 【請求項11】 前記第1更新工程における係数更新工
    程は、前記係数工程により得られる値が増加した解の数
    により前記加速係数の増減を決定するとともに、値が増
    加した解の数に基づいてその増減量を設定して前記加速
    係数の更新を行うことを特徴とする請求項8に記載の構
    造解析方法。
  12. 【請求項12】 前記発生工程は、前記領域を複数の部
    分領域に分け、該部分領域毎に第1近似解及び解析条件
    に基づいて前記領域における新たな近似解を発生するこ
    とを特徴とする請求項7に記載の構造解析方法。
  13. 【請求項13】 解析対象の領域について与えられた解
    析条件に対する近似解を発生して数値解析を行う構造解
    析装置であって、 第1近似解及び解析条件に基づいて前記領域における新
    たな近似解を発生する発生手段と、 設定された加速係数に基づいて前記発生手段で発生した
    近似解を収束方向に更新し、これを第2近似解として設
    定する設定手段と、 前記第2近似解の前記第1近似解に対する変化量に基づ
    いて、前記加速係数の更新を行う第1更新手段と、 前記第1近似解を前記第2近似解で更新する第2更新手
    段とを備え、 前記発生手段、設定手段、第1更新手段及び第2更新手
    段を近似解が所定の範囲に収束するまで反復することを
    特徴とする構造解析装置。
  14. 【請求項14】 前記第1更新手段は、 前記第2近似解が有する解の値のうち前記第1近似解が
    有する解よりも値が増加した解の数を計数する計数手段
    と、 前記計数手段の計数結果に基づいて前記加速係数を更新
    する係数更新工手段とを備えることを特徴とする請求項
    13に記載の構造解析装置。
JP32802593A 1993-12-24 1993-12-24 構造解析方法及び装置 Withdrawn JPH07182310A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32802593A JPH07182310A (ja) 1993-12-24 1993-12-24 構造解析方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32802593A JPH07182310A (ja) 1993-12-24 1993-12-24 構造解析方法及び装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07182310A true JPH07182310A (ja) 1995-07-21

Family

ID=18205684

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32802593A Withdrawn JPH07182310A (ja) 1993-12-24 1993-12-24 構造解析方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07182310A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1153366A (ja) * 1997-07-31 1999-02-26 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 施設検索方法
JP2005148799A (ja) * 2003-11-11 2005-06-09 Fujitsu Ltd 情報処理方法、サービス時間導出方法、及び処理ユニット数調整方法
JP2011013031A (ja) * 2009-06-30 2011-01-20 Toshiba Corp 到来方向推定装置
JP2014206833A (ja) * 2013-04-11 2014-10-30 富士通株式会社 熱流体解析プログラム、情報処理装置および熱流体解析方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1153366A (ja) * 1997-07-31 1999-02-26 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 施設検索方法
JP2005148799A (ja) * 2003-11-11 2005-06-09 Fujitsu Ltd 情報処理方法、サービス時間導出方法、及び処理ユニット数調整方法
JP2011013031A (ja) * 2009-06-30 2011-01-20 Toshiba Corp 到来方向推定装置
JP2014206833A (ja) * 2013-04-11 2014-10-30 富士通株式会社 熱流体解析プログラム、情報処理装置および熱流体解析方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3910212B2 (ja) 範囲制御を使用した多変数予想コントローラにおいて変数の最適スケーリングを行う方法
US20200372340A1 (en) Neural network parameter optimization method and neural network computing method and apparatus suitable for hardware implementation
JPH076232A (ja) ベツィエスプラインを描写するようにハイブリッドフォワード相違プロセスを行うシステム及び方法
US20090048813A1 (en) Simulation method and simulation program
WO2023202355A1 (zh) 一种基于边界面塑性模型的土体状态数据计算方法及装置
EP0538035B1 (en) A system for designing a placement of a placement element
US5257200A (en) Optimization system
EP4250185B1 (en) Quantum calculation control program, quantum calculation control method, and information processing device
US6914602B2 (en) Approximating gradients with offset midpoints
JP7555429B2 (ja) 学習率がニアゼロである場合の勾配降下法
KR20240087565A (ko) 노이즈 대리 기반 통합 가상 양자화 방법 및 장치
CN119047603A (zh) 一种学习模型算法中超参数的优化方法、装置及存储介质
CN118709260A (zh) 基于灰狼优化算法的缆索吊装扣挂一体化设计方法及设备
US20060129351A1 (en) Information processing apparatus and method for solving simultaneous linear equations
JP2007053836A (ja) 臨界故障除去時間算出方法、臨界故障除去時間算出プログラム、及び記録媒体
JP3181018B2 (ja) 気象予測装置
CN113936189A (zh) 一种自适应的信赖域半径校正方法
CN114996634A (zh) 一种压力参考点的隐式处理方法、设备及介质
EP4641455A1 (en) Information processing program, information processing method, and information processing device
JP2003248671A (ja) 非線形最適解探索装置
JP7279507B2 (ja) 情報処理装置、情報処理プログラム及び制御方法
JPH07160307A (ja) コントローラ
CN114614490A (zh) 无功电压控制方法和装置、介质以及计算装置
CN118410261B (zh) 通量雅可比矩阵更新频率调整方法、装置、设备及介质
JPH0763643A (ja) 流体解析装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010306